JPH11278427A - 製品包装方法およびその機械 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高精度の折り曲げを安価で高速度で行うこと
ができる包装方法および包装機械を提供することにあ
る。 【解決手段】 ブランク（３）が包装コンベア（７）の
第１座部（１０）に供給され、製品（５）が同じ包装コ
ンベア（７）の第２座部（１１）に供給され、各動作
が、２つの座部（１０，１１）の１つに、ブランクから
の製造組立品を作るために２つの座部（１０，１１）に
分け与えられることにより、包装材料のブランク（３）
に製品、例えば、煙草の集合体を包装する方法および機
械である。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、製品包装方法およ
びその機械に関する。

【０００２】

【従来の技術および発明が解決しようとする課題】以下
の記述において、参考文献は単に包装業界、特に、煙草
用の堅いヒンジ支持された蓋付きの箱を製造するための
煙草包装機械の例として作られており、完成した箱は、
通常、箔材料のシート内に包装された煙草の各集合体の
周囲に、板紙に予め折り目を付けたブランクを折り曲げ
て形成される。

【０００３】煙草包装業界において、煙草の集合体が連
続包装ホィールの座部の間を搬送されるように、ブラン
クが普通に煙草の各集合体の周囲に折り曲げられるステ
ップ操作包装機械は、我々にとって共通の仕方である。
特に、最初の折り曲げ操作は、ブランクが煙草の集合体
の周囲に実質的にＵ字形とされている間に、一のホィー
ルの一の座部から次のホィールの対応する座部に煙草の
集合体を搬送することにより、そして、集合体と次のホ
ィールの座部との間にブランクを置くことによって普通
に行われる。

【０００４】ステップ操作包装機械で、連続するホィー
ルの間に集合体を搬送することにより、各集合体の周囲
にブランクを折り曲げることは、２つの連続するホィー
ルの２つの対応する座部が、ホィールの連続操作工程間
で与えられた時間間隔のために相互に対向することを維
持するという点から見ると、機械的に言って、かなり簡
単である。しかしかながら、機能的にいって、前述のよ
うにブランクを折り曲げることは、最新型ステップ操作
包装機械の操作スピードを常に増大させることは時間間
隔を断続的に減少させ、そして、ブランクを破損した
り、あるいは、不正確に折り曲げたりするという可能性
を非常に増大させるという理由で、重大な欠点を有して
いる。

【０００５】連続包装機械で、連続ホィールの間に集合
体を搬送することによってブランクを折り曲げること
は、ほとんど操作問題はないが、各ホィールの各座部が
他のホィールの対応する座部に動的に関連し、移動可能
な座部から成る対の包装ホィールを必要とすることによ
り、機械の構造を非常に複雑にする。すなわち、折り曲
げ操作を行うために、２つの対応する座部は、一のホィ
ールの一方、および、次のホイールの他方、関連するホ
ィールにつれて２つの対応する座部の少なくとも一つを
移動させる間、与えられた時間の長さの間、相互に対向
することを維持しなければならない。

【０００６】本発明の目的は、一般的に、実行するのに
簡単で安価な包装方法を提供することであり、特に、連
続包装機械を使用する場合に、高精度の折り曲げ、およ
び、高速作業を同時に提供することである。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明よれば、包装コン
ベアの第１座部に第１シートを供給する工程と、同じ包
装コンベアの第２座部に製品を供給する工程と、第１シ
ート製組立品を、２つの前記座部の１つに、形成するた
めに２つの前記座部に各動作を振り分ける工程と、から
なる少なくとも包装材料からなる第１シート内に製品を
包装する方法が提供される。

【０００８】本発明はまた製品包装機械に関する。

【０００９】本発明によれば、包装コンベアと、前記第
１シートを受け取り、保持するために前記包装コンベア
に配置した少なくとも１つの第１座部と、前記製品を受
け取り、保持するために前記包装コンベアに配置した少
なくとも１つの第２座部と、第１シート製組立品を、２
つの前記座部の１つに、形成するために２つの前記座部
に各動作を振り分ける駆動手段と、からなる少なくとも
包装材料からなる第１シート内に製品を包装するための
機械が提供される。

【００１０】

【発明の実施の形態】本発明にかかる無限定の実施形態
が添付図面と関連して例として記載される。

【００１１】図１の番号１は、全体として堅い開閉蓋付
き箱２を製造するための煙草包装機械を示す。公知のよ
うに、箱２は、煙草の集合体５の周囲に、ブランク３お
よびカラー４を折り曲げて作られており、前記煙草の集
合体５は、通常、箔のシート６内に包まれ、かつ、通
常、２つの対向する実質的に平行な縦端部５ａを有する
伸びた６面体の形状を有する。

【００１２】包装機械１は連続的に作動し、図１の紙面
に対して垂直な軸８を中心として回転する包装ホィール
７からなるものであり、この包装ホィール７は公知の駆
動アセンブリ９によって軸８を中心として連続的に回転
する。包装ホィール７は、それぞれ１０および１１で示
した周辺座部の第１および第２整理番号から成り、そし
て、２つの隣接する各座部１１は座部１０の両側に配置
されている。

【００１３】最初に、各座部１０が、実質的に略Ｕ字形
に部分的に折り曲げられた各ブランク３を受け取って搬
送し、その後また、煙草の各集合体５および各カラー４
を受け取って搬送する間に、各座部１１が煙草の各集合
体５を受け取って搬送する。

【００１４】図２に示すように、各座部１０は各サポー
ト１２に形成されており、このサポート１２は、包装ホ
ィール７に組み付けられ、かつ、公知のカム駆動デバイ
ス(図示せず)によって与えられる動作原理に従って軸８
に平行な各軸１３を中心として揺動する。前記カム駆動
デバイスは、包装ホィール７が回転するにつれて軸８の
周囲に軸１３によって決められた各角位置のため、各軸
１３の周囲に所定の角位置をサポート１２に伝える。

【００１５】サポート１２は、包装ホィール７上で公知
の吸引デバイス(図示せず)に接続した幾つかの貫通孔１
５を有する基台１４と、この基台１４の両側で、かつ、
軸８に平行な２つの横壁１６と、で形成されている。各
横壁１６は各ロッカーアーム１７の第１アームを設けて
あり、各ロッカーアーム１７は、図２の点線および実線
によってそれぞれ表示されている開放状態および閉鎖状
態の間を、軸８に平行な各軸１８を中心とし、かつ、基
台１４について揺動するようにサポート１２にヒンジ支
持されている。意図するため、ロッカーアーム１７は、
軸８を中心とする包装ホィール７の回転によって作動
し、かつ、固定カムシステム(図示せず)に制御される公
知の各リンクブロック駆動デバイス２０に連結された第
２アーム１９から成る。

【００１６】ロッカーアーム１７が開放位置にセットさ
れている場合は、座部１０が基台１４の外表面と完全一
致するより短い平行面を備えた二等辺台形の形の中にセ
クションを有するので、座部１０の２つの横壁１６は基
台１４の外表面とで鈍角を形成している。逆に、ロッカ
ーアーム１７が閉鎖位置にセットされている場合は、座
部１０が煙草の集合体５のそれと実質的に同一の長方形
のセクションを有するので、座部１０の２つの横壁１６
は基台１４の外表面とで実質的に直角を形成している。

【００１７】図３に示すように、各第２座部１１は、軸
８に平行な軸２２を有する各ピン２１に関連付けられ、
そして、軸８に垂直でホィール７の一部を形成する２つ
のエンドプレート２３で対向する端部を支持されてい
る。各座部１１は、煙草の集合体５の対向する縦端部を
保持するための各把持デバイス２４によって形成されて
いる。前記把持デバイス２４は２本のロッカーアーム２
５からなり、ロッカーアーム２５のそれぞれは軸２２を
中心としてヒンジ支持され、同様に、ピン２１に対して
軸心方向にスライドし、かつ、回転するように組み付け
た中央スリーブ２６と、このスリーブ２６から半径方向
に延在する２本のアーム２７，２８とで形成されてい
る。

【００１８】各スリーブ２６の角位置および軸位置は、
ピン２１および接触スリーブ２６に対して回転可能で軸
心方向にスライド可能に組み付けられたスリーブ２６’
からなる各駆動制御デバイス２６ａによって制御されて
いる。スリーブ２６’は、スリーブ２６’から半径方向
に突出するとともに、軸２２に垂直な各軸を中心として
回転し、かつ、プレート２３と装置２６ａの形成部分と
の間に配置された固定カム３２の軌道３１に噛み合うタ
ペットローラ３０を、自由端に組み付けたアーム２９か
ら成る。更に、デバイス２６ａは、各スリーブ２６と各
スリーブ２６’との間の接触を維持するために公知の弾
性部材(図示せず)で形成されている。軌道３１は、軸８
を中心として座部１１の角位置において一緒に変化する
ピン２１に沿ってスリーブ２６の軸位置を制御するため
に軸８を中心として延在している。各アーム２７は、そ
の自由端部にコップ状の各ハーフシェル３３を組み付け
てあり、このハーフシェル３３は、各座部１１を形成す
るために他のロッカーアーム２５のアーム２７にハーフ
シェル３３を対向するように位置決めされており、煙草
の各集合体５の各縦端部５ａを受け入れるために提供さ
れる。各アーム２７は、ピン２１の軸２２を中心として
アーム２７を回転させることにより、ハーフシェル３３
がホィール７の回転方向のすぐ上流側で座部１０に噛み
合う抜き取り位置へ各ハーフシェル３３が移動できる長
さである。

【００１９】各スリーブ２６の駆動制御デバイス２６ａ
もまた、各軌道３５の内側で、軸２２に平行で、各軸を
中心として回転するようにアーム２８の自由端部に回転
方式で組み付けたタペットローラ３４からなり、各軌道
３５は、軸８を中心として座部１１の角位置で一緒に変
化するピン２１の軸２２を中心としてスリーブ２６の角
位置を制御するように軸８を中心として延在し、かつ、
カム３２に形成されている。

【００２０】カム３２の軌道３１は、ホィール７が軸８
を中心として回転するにつれ、各座部１１の２本のロッ
カアーム２５が、２つのハーフシェル３３が煙草の各集
合体５の長さよりも大きい距離だけ離れて各把持デバイ
ス２４を開放する位置と、２つのハーフシェル３３が、
軸８に平行に配置した各煙草の各集合体５を把持して保
持するために設け、かつ、各座部１１を形成して各把持
デバイス２４を閉鎖する位置との間を、各ピン２１の軸
２２に沿って移動するように形成されている。

【００２１】カム３２の軌道３５は、ホィール７が軸８
を中心として回転するにつれ、各座部１１の２本のロッ
カーアーム２５が、抜き取りステーション３６を通過し
て略環状経路Ｐに沿ってホィール７と一緒に進む各把持
デバイス２４が公知の供給ホィール３７から煙草の各集
合体を受け取る装填位置と、各把持デバイス２４がホィ
ール７の回転方向のすぐ上流側で座部１０の内側に各ハ
ーフシェル３３で位置決めされる抜き取り位置との間
を、各ピン２１の軸２２を中心として回転するように形
成されている。

【００２２】装填ステーション３６に加え、座部１０が
実質的に沿って進む経路Ｐもまた、各座部１０が幾つか
の搬送ヘッド４０からなる公知の供給ホィール３９から
各ブランク３を受け取る場合に、各ブランク３を搬送
し、装填ステーション３８で各座部１０に押しつけるそ
れぞれのために、他の装填ステーション３８を通過して
延在している。

【００２３】更に経路Ｐは、ホィール７が幾つかの搬送
ヘッド４３を備えた別の供給ホィール４２と協同する場
合に、略Ｕ字形に実質的に折り曲げた各カラー４を搬送
し、ステーション４１で各集合体５の上にカラー４を組
み付けるそれぞれのために、ステーション３６の反対側
に配置した別の装填ステーション４１を通過してステー
ション３８に延在している。

【００２４】また、経路Ｐは、各ブランクが各箱２を形
成するために各集合体５を中心として公知の方法（図示
せず）で緩やかに折り曲げられるステーション４１の下
流側に配置した少なくとも一つの折り曲げステーション
４４を通過し、さらに、公知の抜き取りホィール４７の
各搬送ヘッド４６によって各座部１０から公知の方法で
実質的に完成した箱２が連続的に抜き取られる抜き取り
ステーション４５を通過して延在している。

【００２５】今、包装機械１の操作は、一対の隣接した
対応する座部１０および１１(例えば、座部１１が包装
ホイール７の回転方向において座部１０に先導する一対
の隣接する座部１０および１１）、および、軸８を中心
として座部１１と一緒に進む座部１０が負荷ステーショ
ン３８に達した瞬間の時点について記載される。

【００２６】座部１０および１１が装填ステーション３
８を通過して進むにつれ、ホィール３９は、開放状態に
セットされている横壁１６、座部１０と同じ速度で、か
つ、調子を合わせて装填ステーション３８を、平坦な各
ブランク３と一緒に、搬送ヘッド４０を供給するために
それ自身の軸を中心として連続的に回転する。ステーシ
ョン３８で、ヘッド４０は、ブランク３が穴１５の吸引
によってＵ字形に折り曲げた形状を保持される基台１４
の外表面にブランク３の中央部を位置決めし、ブランク
３を略Ｕ字形にゆっくりと折り曲げるために座部１０に
ゆっくりと突き進む。

【００２７】座部１０および１１が装填ステーション３
６を通過するにつれ、ホィール３７は、座部１１と同一
速度で調子を合わせて装填ステーション３６を経て煙草
の集合体５を供給するため、それ自身の軸を中心として
連続的に回転する。ステーション３６で、集合体５は、
ホィール３７から集合体５を把持して取り出すために集
合体５の対向する縦端部５ａにゆっくりと接近し、か
つ、装填位置にセットされる把持デバイス２４のハーフ
シェル３３の間にゆっくりと挿入される。また、ステー
ション３６を通過する間、座部１０の横壁１６は開放状
態を維持する。

【００２８】座部１０および１１が装填ステーション３
６および４１の間を続いて進むにつれ、デバイス２６ａ
は把持デバイス２４および座部１１を装填位置から抜き
取り位置に動かし、これにより、２つのハーフシェル３
３が、各集合体５と一緒に、ブランク３が略Ｕ字形に折
り曲げられ、かつ、座部１１の内側にまだ存在する集合
体５を収納するブランク製組立品４８を形成するために
座部１０の内側に挿入される。

【００２９】把持デバイス２４が閉鎖位置にセットさ
れ、座部１０の横壁１６が開放位置にセットされている
ステーション４１を経て、組立品４８は、既に公知の方
法で略Ｕ字形に部分的に折り曲げられたカラー４の追加
によって完全となり、座部１０と同一速度で調子を合わ
せてステーション４１を通過する搬送ヘッド４３によ
り、ハーフシェル３３によって自由に残された集合体５
の中央部にゆっくりと組み付けられる。

【００３０】この時点で、座部１０の横壁１６が座部１
０の内側に各カラー４および集合体５を保持する閉鎖位
置に移動すると同時に、把持デバイス２４が開放され、
座部１０の内側に集合体５を残すように装填位置に移動
する。その後、組立品４８はホィール７によって折り曲
げステーション４４を通過して抜き取りステーション４
５に送られる。

【００３１】包装機械１は連続操作機械に有利であるけ
れども、また、包装ホィール７が連続的に、あるいは、
断続的に回転するかどうかにかかわらず、幾つかの構成
要素を減らすために前述のものを不連続の機械に適用
し、公知の機械では少なくとも２つの連続する包装ホィ
ールを必要とする包装ホィールの操作を一つの包装ホイ
ールの操作で行って提供し、これにより、一般的に機械
のサイズおよび価格が減少する。

【００３２】さらに、ホィール７の特別な構造、そし
て、ホィールそれ自身の各座部１０および１１内にブラ
ンク３および各集合体５を供給する可能性、および、座
部１０の内側に組立品４８を形成するために対応する座
部１０の内側に各座部１１を、ホィール７の上で、挿入
する可能性が、煙草の集合体５が各ブランク３の内側に
挿入される速度から実質的に独立したホィール７の進行
速度を提供する。

【００３３】他の実施形態において、座部１０が移動可
能であり、座部１１は包装ホィール７に対して固定され
ており、座部１１に搬送された煙草の集合体５は、第１
座部１０の移動によって座部１０に搬送されたブランク
３の内側に挿入される。

【００３４】図示しない別の実施形態では、両座部１
０，１１が包装ホィール７に関して移動可能であり、座
部１１に運ばれた煙草の集合体５は、座部１０，１１が
同時に移動することにより、座部１０に搬送されたブラ
ンク３の内側に挿入される。

【００３５】座部１０，１１は、実施形態で示したよう
に、包装ホィール７によって形成されるホィールの形状
内で包装コンベアに搬送されるけれども、エンドレスベ
ルトで構成され、特許ＷＯ９７／０３８７８号に記載さ
れているような他のタイプの包装コンベアを使用でき
る。

【００３６】煙草用の堅いヒンジ支持された蓋付き箱を
製造するために図示した実施形態において設計されてい
るけれども、包装機械１は、他の実施形態として、煙草
用の堅いヒンジ支持されていない蓋付き箱（この場合、
カラーが省かれている）、あるいは、煙草用の柔らかい
箱（この場合、カラーが省かれ、ブランクが包装材料の
シートに置き換わている）のような、他のタイプの箱を
製造できる。

【００３７】図示しない一の特別な実施形態において、
包装機械１はセロハン機械であり、この場合、カラーは
省かれ、ブランクはプラスチック包装材料からなるシー
トに置き換えられ、煙草の集合体５は煙草の箱に置き換
えられる。

【００３８】他の実施形態において、座部１０の移動壁
１６は固定壁に置き換えられ、集合体５は座部１０に関
連する吸引あるいは他の機械的手段によって単独で保持
される。

【００３９】また、別の実施形態において、座部１０の
横壁１６は、各軸１８を中心として回転することによっ
てではなく、単にそれら自身を平行に移動させることに
より、移動可能である。

【００４０】

【発明の効果】高精度の折り曲げを安価で高速度で行う
ことができる包装方法および包装機械が得られる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 明瞭にするために部品の動きを示す、本発明
の好ましい実施形態にかかる機械の概要部分正面図であ
る。

【図２】 図１における第１細部の斜め方向からの拡大
概要図である。

【図３】 図１における第２細部の斜め方向からの拡大
概要図である。

【符号の説明】

１ 包装機械 ２ 箱 ３ ブランク ４ カラー ５ 集合体 ６ シート ７ 包装ホィール ８ 軸 ９ 駆動アセンブリ １０ 座部 １１ 座部 １２ サポート １３ 軸 １４ 基台 １５ 貫通孔 １６ 横壁 １７ ロッカーアーム １８ 軸 ２０ 駆動デバイス ２１ ピン ２２ 軸 ２４ 把持デバイス ２５ ロッカーアーム ２６ スリーブ ２７ アーム ２８ アーム ３０ タペットローラ ３１ 軌道 ３３ ハーフシェル ３６ 抜き取りステーション ３７ ホィール ３８ 装填ステーション ３９ 供給ホィール ４０ 搬送ヘッド ４１ ステーション ４８ 組立品

Claims (24)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 包装コンベア（７）の第１座部（１０）
   に第１シート（３）を供給する工程と、同じ包装コンベ
   ア（７）の第２座部（１１）に製品（５）を供給する工
   程と、第１シート製組立品（４８）を、２つの前記座部
   （１０，１１）の１つに、形成するために２つの前記座
   部（１０，１１）に各動作を振り分ける工程と、からな
   る少なくとも包装材料からなる第１シート（３）内に製
   品を包装する方法。
2. 【請求項２】 前記第１シート（３）が、第１シート
   （３）が第１座部（１０）に供給されるにつれてほぼＵ
   字形となるように部分的に折り曲げられることを特徴と
   する請求項１に記載の方法。
3. 【請求項３】 前記組立品（４８）が、前記製品を受け
   取るための通常の装填位置から、前記第２座部（１１）
   が前記第１座部（１０）に噛み合う抜き取り位置への前
   記第２座部（１１）の移動によって形成されることを特
   徴とする請求項１または２に記載の方法。
4. 【請求項４】 前述の移動が、前記コンベア（７）と一
   緒に移動する軸（２２）を中心として前記第２座部（１
   １）を回転させることによって行われることを特徴とす
   る請求項３に記載の方法。
5. 【請求項５】 前記製品（５）が２つの対向する縦端部
   （５ａ）を有する長い製品であり、前述の各製品（５）
   が２つの前記縦端部（５ａ）を介して前述の各第２座部
   （１１）に噛み合うことを特徴とする請求項１ないし４
   のいずれか１項に記載の方法。
6. 【請求項６】 前記第１座部（１０）の内側に、前述の
   移動後に、前記製品（５）を解放し、前述の装填位置に
   第２座部（１１）を空で返還する別の工程を有すること
   を特徴とする請求項３に記載の方法。
7. 【請求項７】 前記製品（４８）に包装材料からなる第
   ２シート（４）をあてがう別の工程を有することを特徴
   とする請求項１ないし６のいずれか１項に記載の方法。
8. 【請求項８】 前記第２座部（１１）が前記抜き取り位
   置にある場合に、包装材料からなる第２シート（４）を
   前記組立品（４８）にあてがう別の工程を有することを
   特徴とする請求項３に記載の方法。
9. 【請求項９】 前記第１座部（１０）が、基台（１４）
   と、第１開放位置および第２閉鎖位置の間に移動可能な
   ２つの横壁（１６）とによって形成され、２つの前記横
   壁（１６）が、前記組立品（４８）の形成および前記第
   １シート（３）の供給中は前記第１開放位置で支持さ
   れ、その後、前記組立品（４８）を保持するために前記
   第２閉鎖位置に移動することを特徴とする請求項１ない
   し８のいずれか１項に記載の方法。
10. 【請求項１０】 ２つの前記横壁（１６）が第１開放位
    置にセットされている場合に、前記組立品（４８）に包
    装材料からなる第２シート（４）をあてがう別の工程を
    有することを特徴とする請求項９に記載の方法。
11. 【請求項１１】 包装材料からなる前記第１シート
    （３）がブランク（３）であり、前記製品（５）が煙草
    の集合体（５）からなることを特徴とする請求項１ない
    し１０のいずれか１項に記載の方法。
12. 【請求項１２】 包装材料からなる前記第１シート
    （３）がブランク（３）であり、前記第２シート（４）
    がカラー（４）であり、前記製品（５）が煙草の集合体
    （５）からなることを特徴とする請求項７，８または１
    ０のいずれか１項に記載の方法。
13. 【請求項１３】 前記製品（５）が、箔のシート（６）
    で包装された煙草の集合体（５）からなることを特徴と
    する請求項１ないし１２のいずれか１項に記載の方法。
14. 【請求項１４】 前記包装コンベア（７）が実質的に連
    続的に操作されることを特徴とする請求項１ないし１３
    のいずれか１項に記載の方法。
15. 【請求項１５】 前記包装コンベア（７）が固定軸
    （８）を中心として回転する包装ホイール（７）である
    ことを特徴とする請求項１ないし１４のいずれか１項に
    記載の方法。
16. 【請求項１６】 包装コンベア（７）と、前記第１シー
    ト（３）を受け取り、保持するために前記包装コンベア
    （７）に配置した少なくとも１つの第１座部（１０）
    と、前記製品（５）を受け取り、保持するために前記包
    装コンベア（７）に配置した少なくとも１つの第２座部
    （１１）と、第１シート製組立品（４８）を、２つの前
    記座部（１０，１１）の１つに、形成するために２つの
    前記座部（１０，１１）に各動作を振り分ける駆動手段
    （２６ａ）と、からなる少なくとも包装材料からなる第
    １シート（３）内に製品を包装するための機械。
17. 【請求項１７】 前記第１座部（１０）が前記包装コン
    ベア（７）に対して固定され、前記第２座部（１１）
    が、前記製品（５）を受け取るための普通の装填位置か
    ら、前記第２座部（１１）が前記第１座部（１０）に噛
    み合う抜き取り位置に、前記包装コンベア（７）につれ
    て移動可能であることを特徴とする請求項１６に記載の
    機械。
18. 【請求項１８】 前記第２座部（１１）が、包装コンベ
    ア（７）つれて移動する各軸（２２）を中心として回転
    するように前記包装コンベア（７）に組み付けられてい
    ることを特徴とする請求項１７に記載の機械。
19. 【請求項１９】 前記各第２座部（１１）のため、同様
    に２つの対向するハーフシェル（３３）からなる把持装
    置（２４）と、２つの前記ハーフシェル（３３）が各第
    ２座部（１１）を形成する閉鎖位置へ、および、閉鎖位
    置から２つの前記ハーフシェル（３３）を移動させるた
    めに２つの前記ハーフシェル（３３）に連結された駆動
    手段（２６ａ）と、からなることを特徴とする請求項１
    ８に記載の機械。
20. 【請求項２０】 前記第１座部（１０）が、前記第１シ
    ート（３）を取り付けるための第１装填ステーション
    （３８）、および、包装材料からなる第２シート（４）
    を取り付けるための次の第２装填ステーション（４１）
    を経由して延在する経路（Ｐ）に沿って、前記包装コン
    ベア（７）と一緒に移動できることを特徴とする請求項
    １６ないし１９のいずれか１項に記載の機械。
21. 【請求項２１】 前記第１座部（１０）が、基台（１
    ４）と、第１開放位置と第２閉鎖位置との間で、相互
    に、かつ、包装コンベア（７）につれて移動可能な横壁
    （１６）と、前記第１シート（３）の供給、および、前
    記組立品（４８）の形成の間、前記第１開放位置で２つ
    の前記横壁（１６）を保持するとともに、第１座部（１
    ０）の内側に前記組立品（４８）を支持するために前記
    第２閉鎖位置に２つの前記横壁（１６）を移動する作動
    手段（２０）と、からなることを特徴とする請求項１６
    ないし２０のいずれか１項に記載の機械。
22. 【請求項２２】 移動可能な前記横壁（１６）のそれぞ
    れが、前記基台（１４）とで、前記第１開放位置で鈍角
    を形成するとともに、前記第２閉鎖位置でほぼ直角を形
    成することを特徴とする請求項２１に記載の機械。
23. 【請求項２３】 前記包装コンベア（７）が、各固定軸
    （８）を中心として回転する包装ホィール（７）からな
    ることを特徴とする請求項１６ないし２２のいずれか１
    項に記載の機械。
24. 【請求項２４】 実質的，連続的に前記包装コンベア
    （７）を移動するための駆動手段（９）を備えているこ
    とを特徴とする請求項１６ないし２３のいずれか１項に
    記載の機械。