JPH11277545A - スリーブピン不要金型 - Google Patents
スリーブピン不要金型Info
- Publication number
- JPH11277545A JPH11277545A JP10400598A JP10400598A JPH11277545A JP H11277545 A JPH11277545 A JP H11277545A JP 10400598 A JP10400598 A JP 10400598A JP 10400598 A JP10400598 A JP 10400598A JP H11277545 A JPH11277545 A JP H11277545A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core pin
- molding
- pin
- molded product
- stripper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、射出成形品を離型する際、細く長
い加工が困難で高価なスリーブピンを使用せずに、コス
トダウンを計りカジリを低減して生産性を向上すること
を目的としている。 【解決手段】 コアピン先端に密着している成形品後端
を係止するストリッパーブッシュをコアピン径方向から
開閉自在に配設し、開型時、該ストリッパーブッシュを
前進してコアピンを摺動可能に把持する如くし、コアピ
ンを成形品より引き抜いて成形品を落下させる如くした
スリーブピン不要金型。
い加工が困難で高価なスリーブピンを使用せずに、コス
トダウンを計りカジリを低減して生産性を向上すること
を目的としている。 【解決手段】 コアピン先端に密着している成形品後端
を係止するストリッパーブッシュをコアピン径方向から
開閉自在に配設し、開型時、該ストリッパーブッシュを
前進してコアピンを摺動可能に把持する如くし、コアピ
ンを成形品より引き抜いて成形品を落下させる如くした
スリーブピン不要金型。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、コアピン先端部に
密着している成形品をスリーブピンを使用せずに落下さ
せるようにしたスリーブピン不要金型に関する。
密着している成形品をスリーブピンを使用せずに落下さ
せるようにしたスリーブピン不要金型に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来図５に示す如く、可動側キャビテイ
１００に成形品１０１が堀込まれている場合に、コアピ
ン１０３外周に沿って摺動するスリーブピン１０４によ
って図６の如く成形品１０１後端面を押圧して成形品１
０１を突き出し離型していた。
１００に成形品１０１が堀込まれている場合に、コアピ
ン１０３外周に沿って摺動するスリーブピン１０４によ
って図６の如く成形品１０１後端面を押圧して成形品１
０１を突き出し離型していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、スリ
ーブピンは薄く長いパイプなので加工が困難で高価であ
り、突き出しによる摺動でカジリが発生して傷を生ずる
という問題点があった。
ーブピンは薄く長いパイプなので加工が困難で高価であ
り、突き出しによる摺動でカジリが発生して傷を生ずる
という問題点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決することを目的とし、コアピン先端に密着している成
形品後端を係止するストリッパーブッシュをコアピン径
方向から開閉自在に配設し、開型時、該ストリッパーブ
ッシュを前進してコアピンを摺動可能に把持する如く
し、コアピンを成形品より引き抜いて成形品を落下させ
ることを特徴とする。
決することを目的とし、コアピン先端に密着している成
形品後端を係止するストリッパーブッシュをコアピン径
方向から開閉自在に配設し、開型時、該ストリッパーブ
ッシュを前進してコアピンを摺動可能に把持する如く
し、コアピンを成形品より引き抜いて成形品を落下させ
ることを特徴とする。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図１、図２
に示した一実施例に基づいて詳細に説明する。１は固定
側キャビネット、２は可動側キャビネットである。コア
ピン３の先端に成形品４が射出成形され密着している。
５，５はコアピン３の径方向に摺動する１対のストリッ
パーブッシュで、図示しないシリンダーによって前後動
する。コアピン３は後端がスプリング６で付勢されてい
る。
に示した一実施例に基づいて詳細に説明する。１は固定
側キャビネット、２は可動側キャビネットである。コア
ピン３の先端に成形品４が射出成形され密着している。
５，５はコアピン３の径方向に摺動する１対のストリッ
パーブッシュで、図示しないシリンダーによって前後動
する。コアピン３は後端がスプリング６で付勢されてい
る。
【０００６】次に作用について説明する。成形後、図１
の可動型キャビネット２を開いて図２の如くする。次い
で、図３の如く１対のストリッパーブッシュ５，５を図
示しないシリンダーにより前進しコアピン３を摺動し得
るように把持する。次いで、コアピン３を図４の如く引
くと成形品４はストリッパーブッシュ５，５で後端が係
止されているのでコアピン３のみが成形品４から抜け出
るので、成形品４は図４の如く落下する。
の可動型キャビネット２を開いて図２の如くする。次い
で、図３の如く１対のストリッパーブッシュ５，５を図
示しないシリンダーにより前進しコアピン３を摺動し得
るように把持する。次いで、コアピン３を図４の如く引
くと成形品４はストリッパーブッシュ５，５で後端が係
止されているのでコアピン３のみが成形品４から抜け出
るので、成形品４は図４の如く落下する。
【０００７】
【発明の効果】本発明は、コアピン先端に密着している
成形品後端を係止するストリッパーブッシュをコアピン
径方向から開閉自在に配設し、開型時、該ストリッパー
ブッシュを前進してコアピンを摺動可能に把持する如く
し、コアピンを成形品より引き抜いて成形品を落下させ
る如くしてあるので、成形品をスリーブピンで押し出す
従来方法と異なり、本アイデアはスリーブピンを使用せ
ず、成形品をコアピンにより一度型から出した後、別駆
動のストリッパーブッシュでコアピンを把持してコアピ
ンを引き抜き成形品を離型することができ、高価なスリ
ーブピンの製作が不要でコストダウンになり、更に薄い
スリーブピンが摺動しないのでカジリが低減でき、生産
性が向上する。
成形品後端を係止するストリッパーブッシュをコアピン
径方向から開閉自在に配設し、開型時、該ストリッパー
ブッシュを前進してコアピンを摺動可能に把持する如く
し、コアピンを成形品より引き抜いて成形品を落下させ
る如くしてあるので、成形品をスリーブピンで押し出す
従来方法と異なり、本アイデアはスリーブピンを使用せ
ず、成形品をコアピンにより一度型から出した後、別駆
動のストリッパーブッシュでコアピンを把持してコアピ
ンを引き抜き成形品を離型することができ、高価なスリ
ーブピンの製作が不要でコストダウンになり、更に薄い
スリーブピンが摺動しないのでカジリが低減でき、生産
性が向上する。
【図１】本発明の一実施例で射出成形時の正断面図であ
る。
る。
【図２】図１の開型時正断面図である。
【図３】図２のコアピンをストリッパーブッシュが把持
する前の状態を示す正断面図である。
する前の状態を示す正断面図である。
【図４】図３のコアピンをストリッパーブッシュが把持
し、コアピンを成形品より抜き出した時の正断面図であ
る。
し、コアピンを成形品より抜き出した時の正断面図であ
る。
【図５】従来装置の射出成形時の正断面図である。
【図６】図５のスリーブピンを前進し、成形品を落下さ
せた時の正断面図である。
せた時の正断面図である。
１ 固定側キャビネット ２ 可動側キャビネット ３ コアピン ４ 成形品 ５ ストリッパーブッシュ ６ スプリング
Claims (1)
- 【請求項１】 コアピン先端に密着している成形品後端
を係止するストリッパーブッシュをコアピン径方向から
開閉自在に配設し、開型時、該ストリッパーブッシュを
前進してコアピンを摺動可能に把持する如くし、コアピ
ンを成形品より引き抜いて成形品を落下させる如くした
スリーブピン不要金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10400598A JPH11277545A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | スリーブピン不要金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10400598A JPH11277545A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | スリーブピン不要金型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11277545A true JPH11277545A (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=14369164
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10400598A Pending JPH11277545A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | スリーブピン不要金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11277545A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105856519A (zh) * | 2016-06-12 | 2016-08-17 | 浙江赛豪实业有限公司 | 一种导光条模具的二次抽芯结构 |
| CN114953365A (zh) * | 2022-07-29 | 2022-08-30 | 赫比(成都)精密塑胶制品有限公司 | 模具结构 |
-
1998
- 1998-03-31 JP JP10400598A patent/JPH11277545A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105856519A (zh) * | 2016-06-12 | 2016-08-17 | 浙江赛豪实业有限公司 | 一种导光条模具的二次抽芯结构 |
| CN105856519B (zh) * | 2016-06-12 | 2017-10-13 | 浙江赛豪实业有限公司 | 一种导光条模具的二次抽芯结构 |
| CN114953365A (zh) * | 2022-07-29 | 2022-08-30 | 赫比(成都)精密塑胶制品有限公司 | 模具结构 |
| CN114953365B (zh) * | 2022-07-29 | 2022-09-30 | 赫比(成都)精密塑胶制品有限公司 | 模具结构 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Effective date: 20041109 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 |