JPH1127739A - 基地局間接続装置 - Google Patents

基地局間接続装置

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JPH1127739A
JPH1127739A JP9180150A JP18015097A JPH1127739A JP H1127739 A JPH1127739 A JP H1127739A JP 9180150 A JP9180150 A JP 9180150A JP 18015097 A JP18015097 A JP 18015097A JP H1127739 A JPH1127739 A JP H1127739A
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JP
Japan
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circuit
signal
output
division multiplexing
frequency
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JP9180150A
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English (en)
Inventor
Tomoichi Hamada
倫一 濱田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルタの群遅延特性が通過周波数により異
なるため、ダイバーシチブランチ間で受信信号の遅延時
間に差が生じると、検波後選択ダイバーシチ方式ではフ
レームエラーレートが上昇する課題があった。 【解決手段】 受信装置の各ダイバーシチブランチにお
いて受信信号をCDMAにより拡散処理し前記各ダイバ
ーシチブランチ毎の多元化を行う符号分割多元化手段
と、多元化された前記各ダイバーシチブランチ出力を多
重化する多重化手段と、広帯域伝送路を介して前記多重
化されて送られてきた各ダイバーシチブランチ出力を同
一の周波数レンジで処理し、前記各ダイバーシチブラン
チ出力を逆拡散処理し元の受信信号を復調する復調装置
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ファイバケー
ブルによる無線信号のアナログ中継装置、主としてSC
M(サブキャリア分割多重)方式光アナログ伝送システ
ムに適用される基地局間接続装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、ダイバーシチ受信を行う従来の
基地局間接続装置の構成を示すブロック図であり、図に
おいて、1は送受信装置、2は光ファイバケーブルを用
いた光伝送路、3は変復調装置、4はベースバンド信号
処理部である。送受信装置1は複数のアンテナ101,
102および受信装置11と、送信装置15およびアン
テナスイッチ部151を備えている。110はアンテナ
101により受信した信号とアンテナ101から送信す
る信号との切り替えを行う送受信切替回路、112は帯
域フィルタ、113は低雑音増幅器、114はミキサ回
路、117はミキサ回路114で低雑音増幅器113か
らの出力信号に対し周波数変換を行うため前記ミキサ回
路114へ供給する局発信号を生成する第1局部発振回
路、115はミキサ回路114により周波数変換された
信号の内で所定帯域内の信号成分のみを選択してIF周
波数信号として出力する帯域フィルタ、116は該帯域
フィルタ115により出力された前記IF周波数信号を
増幅するIF周波数増幅回路である。
【0003】120はアンテナ102により受信した信
号とアンテナ102から送信する信号との切り替えを行
う送受信切替回路、122は帯域フィルタ、123は低
雑音増幅器、124はミキサ回路、127はミキサ回路
124で低雑音増幅器123からの出力信号に対し周波
数変換を行うため前記ミキサ回路124へ供給する局発
信号を生成する第2局部発振回路、125はミキサ回路
124により周波数変換された信号の内で所定帯域内の
信号成分のみを選択して前記帯域フィルタ115から出
力されたIF周波数信号とは異なる周波数のIF周波数
信号を出力する帯域フィルタ、126は該帯域フィルタ
125により出力された前記IF周波数信号を増幅する
IF周波数増幅回路である。14はIF周波数増幅回路
116とIF周波数増幅回路126とによりそれぞれ増
幅されたIF周波数信号を合成し光伝送路2へ出力する
ハイブリッド回路である。
【0004】光伝送路2において、211はハイブリッ
ド回路14から出力された電気信号を光信号へ変換する
変換回路、212は光ファイバケーブル、213は光信
号を電気信号へ変換する変換回路である。
【0005】251は光ファイバケーブルを介して送ら
れてきた光信号を電気信号へ変換する変換回路、252
は前記光ファイバケーブル、253は電気信号を光信号
へ変換して光ファイバケーブル252へ出力する変換回
路である。
【0006】変復調装置3において、30は電気信号に
変換されて変換回路213から出力された中間周波数信
号をそれぞれ帯域フィルタへ出力するハイブリッド回路
である。311はハイブリッド回路30により出力され
た中間周波数信号のうちの前記帯域フィルタ115から
出力されたIF周波数信号のみを所定の通過帯域を通過
させることで分離し選択する前記帯域フィルタ、312
はミキサ回路、314はミキサ回路312で帯域フィル
タ311の出力に対し周波数変換を行うため前記ミキサ
回路312へ供給する局発信号を生成する第3局部発振
回路、313はミキサ回路312で周波数変換された前
記帯域フィルタ311の出力を処理しアンテナ101に
より受信した信号を復調し出力する復調回路である。
【0007】321はハイブリッド回路30により出力
された中間周波数信号の内の前記帯域フィルタ125か
ら出力されたIF周波数信号のみを所定の通過帯域を通
過させることで分離し選択する帯域フィルタ、322は
ミキサ回路、324はミキサ回路322で帯域フィルタ
321の出力に対し周波数変換を行うため前記ミキサ回
路322へ供給する局発信号を生成する第4局部発振回
路、323はミキサ回路322で周波数変換された前記
帯域フィルタ321の出力を処理しアンテナ102によ
り受信した信号を復調し出力する復調回路である。4は
復調回路313,323から出力された信号のベースバ
ンド信号を処理するベースバンド信号処理部である。3
51はベースバンド信号処理部4から供給された信号を
発振回路352から出力された信号により変調する変調
回路である。
【0008】次に動作について説明する。この基地局間
接続装置では、受信装置11に接続された複数のアンテ
ナ101,102によって受信された各信号は、帯域フ
ィルタ112,122の通過帯域により選択された後、
低雑音増幅器113,123により増幅され、さらにミ
キサ回路114,124において局部発信回路117,
127から出力された局発信号とミキシングされる。そ
して、ミキサ回路114、フィルタ回路115からなる
周波数変換回路と、ミキサ回路124、フィルタ回路1
25からなる周波数変換回路とにより、それぞれ異なる
中間周波数に変換された後、ハイブリッド回路14によ
り合成され、光伝送路2を介して多重伝送を行い変復調
装置3へ伝送される。
【0009】変復調装置3では、帯域フイルタ311,
321によりそれぞれの受信信号を分離した後、帯域フ
イルタ311により分離された受信信号をミキサ回路3
12により再度、周波数変換し、また帯域フイルタ32
1により分離された受信信号をミキサ回路322により
再度、周波数変換する。そして、復調回路313,32
3により前記周波数変換された各受信信号を復調し、復
調した各受信信号をベースバンド信号処理部4へ入力す
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の基地局間接続装
置は以上のように構成されていたので、受信装置11と
変復調装置3との間の光伝送路2では、アンテナ101
で受信した受信信号とアンテナ102で受信した受信信
号との多重伝送が行われることになる。このため、前記
受信信号毎に異なる中間周波数を設定し前記受信信号間
の混信を防ぐ必要がある。しかしながら送受信装置1に
用いられる高周波部品、特に主要部品であるフィルタの
群遅延特性は通過周波数に依存すること、および製造ロ
ット毎のバラツキが大きいことなどにより、ダイバーシ
チブランチ間で受信信号の遅延時間に差が生じ、検波後
選択ダイバーシチ方式を採用するシステムにおいては、
ダイバーシチブランチ間の遅延時間差はフレームエラー
レートの上昇を招く課題があった。
【0011】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、各ダイバーシチブランチを同
一周波数により信号処理することで、前記各ダイバーシ
チブランチ間の構成部品の特性上のばらつきによる遅延
時間差を最小限に抑え、検波後選択ダイバーシチ方式を
採用した場合の前記遅延時間差によるフレーム誤りの上
昇を抑制でき、また、回路構成部品の種類を大幅に削減
することを可能にして、信頼性の向上および量産効果に
よるコストダウンも期待できる基地局間接続装置を得る
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る基地局間接続装置は、少なくとも2つ以上のダイバー
シチブランチにより受信信号を同一の周波数レンジで処
理する受信装置を有した送受信装置と、前記受信装置の
各ダイバーシチブランチにおいて前記受信信号をCDM
Aにより拡散処理し前記各ダイバーシチブランチ毎の多
元化を行う符号分割多元化手段と、該符号分割多元化手
段により多元化された前記各ダイバーシチブランチ出力
を多重化する多重化手段と、該多重化手段により多重化
された前記各ダイバーシチブランチ出力を伝送する広帯
域伝送路と、該広帯域伝送路を介して前記受信装置から
送られてきた前記各ダイバーシチブランチ出力を同一の
周波数レンジで処理するとともに、前記各ダイバーシチ
ブランチ出力を逆拡散処理して前記各ダイバーシチブラ
ンチ毎に元の受信信号を復調する復調装置を有した変復
調装置と、前記復調装置で復調した前記各ダイバーシチ
ブランチの受信信号をもとに送られてきたデータを抽出
するデータ処理部とを備えるようにしたものである。
【0013】請求項2記載の発明に係る基地局間接続装
置は、少なくとも2つ以上のダイバーシチブランチにお
いて所望の周波数レンジの受信信号を選択する受信信号
選択手段を受信装置が備え、符号分割多元化手段は、各
ダイバーシチブランチにおいて前記受信信号をCDMA
により拡散処理し前記各ダイバーシチブランチ毎の多元
化を行うようにしたものである。
【0014】請求項3記載の発明に係る基地局間接続装
置は、符号分割多元化手段により多元化された各ダイバ
ーシチブランチ出力に対し振幅制限を行う振幅制限回路
を備えるようにしたものである。
【0015】請求項4記載の発明に係る基地局間接続装
置は、受信信号選択手段により選択された所望の周波数
レンジの受信信号のレベルに応じて利得を自動的に調整
して増幅処理を行い、符号分割多元化手段へ出力する自
動利得調整回路を備えるようにしたものである。
【0016】請求項5記載の発明に係る基地局間接続装
置は、自動利得調整回路により利得を自動的に調整した
際の情報を広帯域伝送路を介してデータ処理部へ送る利
得調整データ送信手段を備えるようにしたものである。
【0017】請求項6記載の発明に係る基地局間接続装
置は、送受信装置に設けられた複数の受信装置と、各受
信装置毎にダイバーシチブランチにおける受信信号の周
波数帯域を他の受信装置とは異なるサブキャリア周波数
により異なった周波数帯域へ遷移させることで、周波数
分割多元化を実現する周波数分割多元化手段と、符号分
割多元化手段および前記周波数分割多元化手段により多
元化された各受信装置毎の各ダイバーシチブランチ出力
を多重化し広帯域伝送路へ出力する多重化手段とを有
し、復調装置は、前記広帯域伝送路を介して送られてき
た前記周波数分割多元化手段により多元化された前記各
受信装置毎の各ダイバーシチブランチ出力を同一の周波
数レンジをもとに選択して抽出する選択手段を備えるよ
うにしたものである。
【0018】請求項7記載の発明に係る基地局間接続装
置は、符号分割多元化手段において行われる拡散処理と
復調装置で行われる逆拡散処理とを同期させるための同
期手段を備えるようにしたものである。
【0019】請求項8記載の発明に係る基地局間接続装
置は、受信装置の符号分割多元化手段において行われる
拡散処理と復調装置で行われる逆拡散処理とに用いられ
るクロック信号を共通のクロック信号源から供給するク
ロック信号供給回路と、前記受信装置と前記復調装置間
の広帯域伝送路における時間遅延量を補正する遅延補正
手段とを同期手段が備えるようにしたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態に
ついて説明する。 実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1による
ダイバーシチ受信を行う基地局間接続装置の構成を示す
ブロック図である。図において、1は送受信装置、2は
光ファイバケーブルを用いた光伝送路(広帯域伝送
路)、3は変復調装置、4はベースバンド信号処理部
(データ処理部)である。送受信装置1は複数のアンテ
ナ101,102および受信装置21と、送信装置15
およびアンテナスイッチ部151を備えている。アンテ
ナ101とアンテナ102はダイバーシチ受信を行うア
ンテナであり、独立して変動するフェージィング波を受
信する。110はアンテナ101により受信した信号と
アンテナ101から送信する信号の切り替えを行う送受
信切替回路、401はアンテナ101で受信した受信信
号の受信帯域外の成分を除去する帯域フィルタ、402
は低雑音増幅器、408は低雑音増幅器402の出力に
対し拡散符号を乗算するミキサ回路(符号分割多元化手
段)、406は低雑音増幅器402からの出力信号に対
しCDMA(Code Division Multi
ple Access)を行うための拡散符号を生成す
る第1符号発生器(符号分割多元化手段)、409はミ
キサ回路408の出力を光変調に必要なレベルまで増幅
する増幅回路である。
【0021】120はアンテナ102により受信した信
号とアンテナ102から送信する信号の切り替えを行う
送受信切替回路である。411はアンテナ102で受信
した受信信号の受信帯域外の成分を除去する帯域フィル
タであり、前記帯域フィルタ401と同一な通過帯域を
有している。412は低雑音増幅器、418は低雑音増
幅器412の出力に対し拡散符号を乗算するミキサ回路
(符号分割多元化手段)、416は低雑音増幅器412
からの出力信号に対しCDMAを行うための前記拡散符
号を生成する第2符号発生器(符号分割多元化手段)、
419はミキサ回路418の出力を光変調に必要なレベ
ルまで増幅する増幅回路である。
【0022】14は増幅回路409と増幅回路419に
よりそれぞれ増幅された前記ミキサ回路408,418
の出力を合成するハイブリッド回路(多重化手段)であ
る。なお、以上の説明ではブランチ数を2として説明し
ているが、このブランチ数は2に限定されるものではな
い。
【0023】光伝送路2において、211はハイブリッ
ド回路14から出力された電気信号を光信号へ変換する
変換回路、212は光ファイバケーブル、213は光信
号を電気信号へ変換する変換回路である。
【0024】251は光ファイバケーブルを介して送ら
れてきた光信号を電気信号へ変換する変換回路、252
は前記光ファイバケーブル、253は電気信号を光信号
へ変換して光ファイバケーブル252へ出力する変換回
路である。
【0025】変復調装置3において、30は電気信号に
変換されて変換回路213から出力された信号をそれぞ
れミキサ回路501,511へ出力するハイブリッド回
路である。501はハイブリッド回路30から供給され
た信号を周波数変換するミキサ回路、502はミキサ回
路501の出力から所望の周波数帯域の信号を選択する
帯域フィルタ、503は帯域フィルタ502の出力を処
理しアンテナ101により受信した信号を復調し出力す
る復調回路である。504は逆拡散回路の一部を構成す
るミキサ回路、505は同様に逆拡散回路の一部を構成
する相関器、506は逆拡散符号を生成する第3符号発
生器である。
【0026】511はハイブリッド回路30から供給さ
れた信号を周波数変換するミキサ回路、512はミキサ
回路511の出力から所望の周波数帯域の信号を選択す
る帯域フィルタ、513は帯域フィルタ512の出力を
処理しアンテナ102により受信した信号を復調し出力
する復調回路である。514は逆拡散回路の一部を構成
するミキサ回路、515は同様に逆拡散回路の一部を構
成する相関器、516は逆拡散符号を生成する第4符号
発生器である。517はミキサ回路504,514へ局
部発振信号を出力する局部発振回路である。
【0027】4は復調回路503,513から出力され
た信号のベースバンド信号を処理するベースバンド信号
処理部である。351はベースバンド信号処理部4から
供給された信号を、発振回路352から出力された信号
により変調する変調回路である。
【0028】次に動作について説明する。この基地局間
接続装置では、アンテナ101で受信された受信信号は
送受信号切替回路110を経て受信装置21へ供給され
る。受信装置21では、帯域フィルタ401により受信
帯域外の成分を除去する。さらにこの受信帯域外の成分
が除去された受信信号は低雑音増幅器402で増幅され
た後、ミキサ回路408により第1符号発生器406が
発生した拡散符号と乗算される。この拡散符号を乗算さ
れた受信信号は、増幅回路409において光変調に必要
なレベルまで増幅され、ハイブリッド回路14へ出力さ
れる。
【0029】一方、アンテナ102で受信された受信信
号は送受信号切替回路120を経て受信装置21へ供給
される。受信装置21では、帯域フィルタ411により
受信帯域外の成分を除去する。さらにこの受信帯域外の
成分が除去された受信信号は低雑音増幅器412で増幅
された後、ミキサ回路418により第2符号発生器41
6が発生した拡散符号と乗算される。この拡散符号を乗
算された受信信号は、増幅回路419において光変調に
必要なレベルまで増幅され、ハイブリッド回路14へ出
力される。
【0030】ハイブリッド回路14では、増幅回路40
9から出力された信号と増幅回路419から出力された
信号とを合成し、光伝送路2へ出力する。この光伝送路
2へ出力された信号は変復調装置3へ入力される。
【0031】変復調装置3では、光伝送路2を介して受
信装置21から送られてきた信号はハイブリッド回路3
0によりミキサ回路501,511へ出力される。ミキ
サ回路501へ出力された信号は、局部発振回路517
およびミキサ回路501からなる周波数変換回路で所望
の受信信号を周波数変換し復調回路503が処理できる
周波数に周波数変換するとともに、帯域フィルタ502
により前記周波数変換した受信信号を選択し、復調回路
503へ出力する。そして、第3符号発生器506、相
関器505、ミキサ回路504からなる逆拡散回路によ
りアンテナ101の受信信号についてのダイバーシチブ
ランチの受信信号の分離も同時に行う。
【0032】一方また、ミキサ回路511へ出力された
信号は、局部発振回路517およびミキサ回路511か
らなる周波数変換回路で、所望の受信信号を周波数変換
し復調回路513が処理できる周波数に周波数変換する
とともに、帯域フィルタ512により前記周波数変換し
た受信信号を選択し、復調回路513へ出力する。そし
て、第4符号発生器516、相関器515、ミキサ回路
514からなる逆拡散回路によってアンテナ102の受
信信号についてのダイバーシチブランチの受信信号の分
離も同時に行う。
【0033】なお、符号分割多重化された信号を正確に
分離するためには、受信装置21側の第1符号発生器4
06,第2符号発生器416で発生した拡散符号と、変
復調装置3側で掛け算する第3符号発生器506,第4
符号発生器516で発生させた逆拡散符号との位相が一
致する必要がある。このため第3符号発生器506,第
4符号発生器516と、ミキサ回路504,514の間
に相関器505,515を設けて両者の位相差を常に一
定に保つ。受信装置21と変復調装置3との間の符号相
関は、帯域フィルタ502,512の出力振幅により検
出することが出来る。なお、復調装置31は、ハイブリ
ッド回路30などを介して複数組接続される構成であっ
ても良い。
【0034】以上のようにこの実施の形態1によれば、
アンテナ101による受信出力を処理するダイバーシチ
ブランチとアンテナ102による受信出力を処理するダ
イバーシチブランチを同一周波数をもとに信号処理する
回路で構成することが可能であり、前記各ダイバーシチ
ブランチ間の構成部品のばらつきによる遅延時間差を最
小限に抑えることが出来、検波後選択ダイバーシチ方式
を採用した場合の前記遅延時間差によるフレーム誤りの
上昇が抑制できる。また、回路の構成部品の種類も処理
する信号周波数の帯域が同一であることから削減でき、
この結果、信頼性の向上および量産効果によるコストダ
ウンも期待できる基地局間接続装置が得られる効果があ
る。
【0035】実施の形態2.図2は、この発明の実施の
形態2による基地局間接続装置の構成を示すブロック図
である。図2において図1と同一または相当の部分につ
いては同一符号を付してある。図において、551はシ
ンセサイザ回路の出力と低雑音増幅器402の出力とを
ミキシングするミキサ回路(受信信号選択手段)、55
3はアンテナ101とアンテナ102で受信した信号に
対し所望の周波数帯域の信号を選択するための前記シン
セサイザ回路(受信信号選択手段)、554はミキサ回
路551の出力に対し通過帯域の制限を行うことで前記
所望の受信信号のみを抽出し出力する帯域フィルタ、5
55は帯域フィルタ554の出力に対し第1符号発生器
406で生成した拡散符号を乗算するミキサ回路(符号
分割多元化手段)、557はミキサ回路555の出力を
増幅するIF周波数増幅回路である。558はシンセサ
イザ回路553の出力と低雑音増幅器412の出力とを
ミキシングするミキサ回路(受信信号選択手段)、55
9はミキサ回路558の出力に対し通過帯域の制限を行
うことで前記所望の受信信号のみを抽出し出力する帯域
フィルタ、560は帯域フィルタ559の出力に対し第
2符号発生器416で生成した拡散符号を乗算するミキ
サ回路(符号分割多元化手段)、561はミキサ回路5
60の出力を増幅するIF周波数増幅回路である。57
1はIF周波数増幅回路557の出力とIF周波数増幅
回路561の出力とを合成するハイブリッド回路であ
る。なお、以上の説明ではブランチ数を2として説明し
ているが、この実施の形態でも前記ブランチ数は2に限
定されるものではない。
【0036】次に動作について説明する。アンテナ10
1,102で受信された受信信号は送受信切替回路11
0,120を経て受信装置11へ供給される。受信装置
11では、送受信切替回路110を経て供給されたアン
テナ101の受信信号に対し、帯域フィルタ401によ
り受信帯域外の成分を除去し、低雑音増幅器402で増
幅した後、ミキサ回路551へ出力する。そして、ミキ
サ回路551、シンセサイザ回路553、帯域フィルタ
554からなる周波数変換回路により、所望の受信信号
のみ抽出すると同時に、アンテナ101の出力およびア
ンテナ102の出力に対する各ダイバーシチブランチ共
通のサブキャリア周波数に周波数変換した後、ミキサ回
路555により第1符号発生器406で発生した拡散符
号と乗算する。そして、このミキサ回路555で拡散符
号を乗算した受信信号をIF周波数増幅回路557によ
り光変調に必要なレベルまで増幅した後、ハイブリッド
回路571へ出力する。
【0037】また、受信装置11では送受信切替回路1
20を経て供給されたアンテナ102の受信信号に対
し、帯域フィルタ411により受信帯域外の成分を除去
し、低雑音増幅器412で増幅した後、ミキサ回路55
8へ出力する。そして、ミキサ回路558、シンセサイ
ザ回路553、帯域フィルタ559からなる周波数変換
回路により、所望の受信信号のみ抽出すると同時に、ア
ンテナ101の出力に対するダイバーシチブランチと共
通のサブキャリア周波数に周波数変換した後、ミキサ回
路560により第2符号発生器416で発生した拡散符
号と乗算する。そして、このミキサ回路560で拡散符
号を乗算した受信信号をIF周波数増幅回路561によ
り光変調に必要なレベルまで増幅した後、ハイブリッド
回路571へ出力する。
【0038】ハイブリッド回路571では、IF周波数
増幅回路557の出力とIF周波数増幅回路561の出
力とを合成し光伝送路2へ出力する。光伝送路2へ出力
された前記合成された信号は変復調装置3へ入力され
る。
【0039】変復調装置3では、ハイブリッド回路30
が前記合成された信号をミキサ回路501およびミキサ
回路511へ供給する。ミキサ回路501へ供給された
前記信号は、局部発信回路517、ミキサ回路501か
らなる周波数変換回路で復調回路503が処理できる周
波数に周波数変換されると同時に、第3符号発生器50
6、相関器505、ミキサ回路504からなる逆拡散回
路により、アンテナ101の出力に対するタイバーシチ
ブランチの受信信号を分離する。また、ハイブリッド回
路30からミキサ回路511へ供給された前記合成され
た信号は、局部発信回路517、ミキサ回路511から
なる周波数変換回路で復調回路513が処理できる周波
数に周波数変換されると同時に、第4符号発生器51
6、相関器515、ミキサ回路514からなる逆拡散回
路により、アンテナ102の出力に対するタイバーシチ
ブランチの受信信号を分離する。なお、相関器505,
515の動作は前記実施の形態1で説明した動作と同様
である。
【0040】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、アンテナ101とアンテナ102による受信出力か
らシンセサイザ回路553とミキサ回路551,558
により所望の周波数帯域の信号を選択することが出来、
さらにこれら信号を処理する各ダイバーシチブランチ
を、同一周波数をもとに信号処理する回路で構成するこ
とが可能であり、従って、前記各ダイバーシチブランチ
間の構成部品の特性上のばらつきによる遅延時間差を最
小限に抑えることが出来、検波後選択ダイバーシチ方式
を採用した場合の前記遅延時間差によるフレーム誤りの
上昇が抑制できる。また、あらかじめ所望の受信信号を
選択することにより、大きな拡散利得を必要とすること
なくダイバーシチブランチ間の遅延時間差を解消できる
効果がある。さらに、回路の構成部品の種類も処理する
信号周波数の帯域が同一であることから削減でき、この
結果、信頼性の向上および量産効果によるコストダウン
も期待できる基地局間接続装置が得られる効果がある。
【0041】実施の形態3.図3は、この発明の実施の
形態3による基地局間接続装置の構成を示すブロック図
である。図3において図2と同一または相当の部分につ
いては同一符号を付し説明を省略する。図において、6
01と602は振幅制限機能を有する増幅回路(振幅制
限回路)である。
【0042】次に動作について説明する。この実施の形
態の基地局間接続装置では、ミキサ回路555により第
1符号発生器406で生成された拡散符号が乗算された
受信信号は、振幅制限機能を有する増幅回路601によ
り増幅される際に振幅制限される。また、ミキサ回路5
60により第2符号発生器416で生成された拡散符号
が乗算された受信信号は、振幅制限機能を有する増幅回
路602により増幅される際に振幅制限される。従っ
て、この実施の形態3では、受信装置11への入力レベ
ルの変化幅が拡散利得以上になって、変復調装置3側で
分離不可能になるのを防止できる基地局間接続装置が得
られる効果がある。
【0043】実施の形態4.図4は、この発明の実施の
形態4による基地局間接続装置の構成を示すブロック図
である。図4において図2と同一または相当の部分につ
いては同一符号を付し説明を省略する。図において、6
11は帯域フィルタ554の出力レベルの大小に応じて
増幅する際のゲインを自動調整するAGC回路(自動利
得調整回路)、612は帯域フィルタ559の出力レベ
ルの大小に応じて増幅する際のゲインを自動調整するA
GC回路(自動利得調整回路)である。また、621は
AGC回路611,612において得られた受信信号強
度情報を光ファイバケーブル212へ出力し、ハイブリ
ッド回路571から光ファイバケーブル212へ出力さ
れる信号と多重化する受信信号強度情報多重化装置(利
得調整データ送信手段)、622は受信信号強度情報多
重化装置621により前記ハイブリッド回路571から
光ファイバケーブル212へ出力された信号に多重化さ
れた前記受信信号強度情報を分離し、ベースバンド信号
処理部4へ出力する受信信号強度情報分離装置(利得調
整データ送信手段)である。
【0044】次に動作について説明する。この実施の形
態の基地局間接続装置では、アンテナ101により受信
され受信装置11へ入力され帯域フィルタ554から出
力された信号は、AGC回路611により自動ゲイン調
整されて増幅された後、ミキサ回路555で拡散符号が
乗算される。また、アンテナ102により受信され受信
装置11へ入力され帯域フィルタ559から出力された
信号は、AGC回路612より自動ゲイン調整されて増
幅された後、ミキサ回路560で拡散符号が乗算され
る。
【0045】従って、この実施の形態4では、受信装置
11への入力信号レベルの変化幅が拡散利得以上になっ
て、変復調装置3側で分離不可能になるのを防止できる
基地局間接続装置が得られる効果がある。
【0046】実施の形態5.図5は、この発明の実施の
形態5による基地局間接続装置の構成を示すブロック図
である。図5において図2と同一または相当の部分につ
いては同一符号を付し説明を省略する。図において、1
1aは第1受信装置、11bは第2受信装置である。こ
れら第1受信装置11aと第2受信装置11bはそれぞ
れ異なった帯域の受信信号を処理する。711は送受信
切替回路110を経て供給されたアンテナ101の受信
信号を第1受信装置11aおよび第2受信装置11bへ
供給するハイブリッド回路、712は送受信切替回路1
20を経て供給されたアンテナ102の受信信号を第1
受信装置11aおよび第2受信装置11bへ供給するハ
イブリッド回路である。
【0047】第1受信装置11aにおいて、401aは
アンテナ101で受信した受信信号の内で所望の受信帯
域外の成分を除去する帯域フィルタ、402aは低雑音
増幅器、551aはシンセサイザ回路の出力と低雑音増
幅器402aの出力とをミキシングするミキサ回路(周
波数分割多元化手段)、553aは前記シンセサイザ回
路(周波数分割多元化手段)、554aはミキサ回路5
51aの出力に対し通過帯域の制限を行うことで所望の
受信信号のみを抽出し出力する帯域フィルタである。こ
の実施の形態ではシンセサイザ回路553aはサブキャ
リア周波数分割多重をCDMAに併用するために設けら
れている。406aは帯域フィルタ554aの出力に対
しCDMAを行うための拡散符号を生成する第1符号発
生器(符号分割多元化手段)、555aは帯域フィルタ
554aの出力に対し第1符号発生器406aで生成し
た拡散符号を乗算するミキサ回路(符号分割多元化手
段)、557aはミキサ回路555aの出力を増幅する
IF周波数増幅回路である。
【0048】411aはアンテナ102で受信した受信
信号の内で所望の受信帯域外の成分を除去する帯域フィ
ルタ、412aは低雑音増幅器、558aはシンセサイ
ザ回路553aの出力と低雑音増幅器412aの出力と
をミキシングするミキサ回路(周波数分割多元化手
段)、559aはミキサ回路558aの出力に対し通過
帯域の制限を行うことで所望の受信信号のみを抽出し出
力する帯域フィルタ、416aは帯域フィルタ559a
の出力に対しCDMAを行うための拡散符号を生成する
第2符号発生器(符号分割多元化手段)、560aは帯
域フィルタ559aの出力に対し第2符号発生器416
aで生成した拡散符号を乗算するミキサ回路(符号分割
多元化手段)、561aはミキサ回路560aの出力を
増幅するIF周波数増幅回路である。571aはIF周
波数増幅回路557aの出力とIF周波数増幅回路56
1aの出力とを合成するハイブリッド回路(多重化手
段)である。
【0049】第2受信装置11bにおいて、401bは
アンテナ101で受信した受信信号の内で所望の受信帯
域外の成分を除去する帯域フィルタ、402bは低雑音
増幅器、551bはシンセサイザ回路の出力と低雑音増
幅器402bの出力とをミキシングするミキサ回路(周
波数分割多元化手段)、553bは前記シンセサイザ回
路(周波数分割多元化手段)である。シンセサイザ回路
553bはサブキャリア周波数分割多重をCDMAに併
用するために設けられている。554bはミキサ回路5
51bの出力に対し通過帯域の制限を行うことで所望の
受信信号のみを抽出し出力する帯域フィルタ、406b
は帯域フィルタ554bの出力に対しCDMAを行うた
めの拡散符号を生成する第3符号発生器(符号分割多元
化手段)、555bは帯域フィルタ554bの出力に対
し第3符号発生器406bで生成した拡散符号を乗算す
るミキサ回路(符号分割多元化手段)、557bはミキ
サ回路555bの出力を増幅するIF周波数増幅回路で
ある。
【0050】411bはアンテナ102で受信した受信
信号の内で所望の受信帯域外の成分を除去する帯域フィ
ルタ、412bは低雑音増幅器、558bはシンセサイ
ザ回路553bの出力と低雑音増幅器412bの出力と
をミキシングするミキサ回路(周波数分割多元化手
段)、559bはミキサ回路558bの出力に対し通過
帯域の制限を行うことで所望の受信信号のみを抽出し出
力する帯域フィルタ、416bは帯域フィルタ559b
の出力に対しCDMAを行うための拡散符号を生成する
第4符号発生器(符号分割多元化手段)、560bは帯
域フィルタ559bの出力に対し第4符号発生器416
bで生成した拡散符号を乗算するミキサ回路(符号分割
多元化手段)、561bはミキサ回路560bの出力を
増幅するIF周波数増幅回路である。571bはIF周
波数増幅回路557bの出力とIF周波数増幅回路56
1bの出力とを合成するハイブリッド回路(多重化手
段)である。715はハイブリッド回路571aの出力
とハイブリッド回路571bの出力とを再合成するハイ
ブリッド回路(多重化手段)である。716は光伝送路
2を介して受信装置から送られてきた信号を2方向へ供
給するハイブリッド回路、717と718はハイブリッ
ド回路716から前記供給された信号をさらに2方向へ
それぞれ供給するハイブリッド回路である。
【0051】501aはハイブリッド回路717から供
給された信号を周波数変換するミキサ回路(選択手
段)、502aはミキサ回路501aの出力から所望の
周波数帯域(例えば、シンセサイザ回路553aと局部
発振回路517aがそれぞれ出力する信号周波数により
遷移された周波数帯域であるとともに第5符号発生器5
06a、相関器505a、ミキサ回路504aからなる
逆拡散回路により分離されたアンテナ101の受信信
号)の信号を選択する帯域フィルタ、503aは帯域フ
ィルタ502aの出力を処理しアンテナ101により受
信した信号を復調し出力する復調回路である。504a
は逆拡散回路の一部を構成するミキサ回路、505aは
同様に逆拡散回路の一部を構成する相関器、506aは
逆拡散符号を生成する第5符号発生器である。
【0052】511aはハイブリッド回路717から供
給された信号を周波数変換するミキサ回路(選択手
段)、512aはミキサ回路511aの出力から所望の
周波数帯域(例えば、シンセサイザ回路553aと局部
発振回路517aがそれぞれ出力する信号周波数により
遷移された周波数帯域であるとともに第6符号発生器5
16a、相関器515a、ミキサ回路514aからなる
逆拡散回路により分離されたアンテナ102の受信信
号)の信号を選択する帯域フィルタ、513aは帯域フ
ィルタ512aの出力を処理しアンテナ102により受
信した信号を復調し出力する復調回路である。514a
は逆拡散回路の一部を構成するミキサ回路、515aは
同様に逆拡散回路の一部を構成する相関器、516aは
逆拡散符号を生成する第6符号発生器である。517a
はミキサ回路504a,514aへ局部発振信号を出力
する局部発振回路(選択手段)である。
【0053】501bはハイブリッド回路718から供
給された信号を周波数変換するミキサ回路(選択手
段)、502bはミキサ回路501bの出力から所望の
周波数帯域(例えば、シンセサイザ回路553bと局部
発振回路517bがそれぞれ出力する信号周波数により
遷移された周波数帯域であるとともに第7符号発生器5
06b、相関器505b、ミキサ回路504bからなる
逆拡散回路により分離されたアンテナ101の受信信
号)の信号を選択する帯域フィルタ、503bは帯域フ
ィルタ502bの出力を処理しアンテナ101により受
信した信号を復調し出力する復調回路である。504b
は逆拡散回路の一部を構成するミキサ回路、505bは
同様に逆拡散回路の一部を構成する相関器、506bは
逆拡散符号を生成する第7符号発生器である。
【0054】511bはハイブリッド回路718から供
給された信号を周波数変換するミキサ回路(選択手
段)、512bはミキサ回路511bの出力から所望の
周波数帯域(例えば、シンセサイザ回路553bと局部
発振回路517bがそれぞれ出力する信号周波数により
遷移された周波数帯域であるとともに第8符号発生器5
16b、相関器515b、ミキサ回路514bからなる
逆拡散回路により分離されたアンテナ102の受信信
号)の信号を選択する帯域フィルタ、513bは帯域フ
ィルタ512bの出力を処理しアンテナ102により受
信した信号を復調し出力する復調回路である。514b
は逆拡散回路の一部を構成するミキサ回路、515bは
同様に逆拡散回路の一部を構成する相関器、516bは
逆拡散符号を生成する第8符号発生器である。517b
はミキサ回路504b,514bへ局部発振信号を出力
する局部発振回路(選択手段)である。
【0055】4aは復調回路503a,513aから出
力された信号のベースバンド信号を処理するベースバン
ド信号処理部、4bは復調回路503b,513bから
出力された信号のベースバンド信号を処理するベースバ
ンド信号処理部である。351aはベースバンド信号処
理部4aから供給された信号を、発振回路352aから
出力された信号により変調する変調回路、351bはベ
ースバンド信号処理部4bから供給された信号を、発振
回路352bから出力された信号により変調する変調回
路である。15aは前記変調回路351aにより変調さ
れた信号を送信するための送信装置、15bは前記変調
回路351bにより変調された信号を送信するための送
信装置、721は前記変調回路351aにより変調され
た信号と前記変調回路351bにより変調された信号を
合成するハイブリッド回路、722はハイブリッド回路
721により合成された前記信号を送信装置15aと送
信装置15bへ供給するハイブリッド回路である。
【0056】次に動作について説明する。この実施の形
態の基地局間接続装置では、アンテナ101により受信
された信号はハイブリッド回路711により受信装置1
1a,11bへ供給される。また、アンテナ102によ
り受信された信号はハイブリッド回路712により受信
装置11a,11bへ供給される。受信装置11a,1
1bではそれぞれ異なった帯域のダイバーシチ受信信号
を処理する。アンテナ101により受信され受信装置1
1aへ入力された信号は、シンセサイザ回路553が出
力するサブキャリア周波数により周波数遷移され、帯域
フィルタ554aの通過帯域により選択され帯域フィル
タ554aからミキサ回路555aへ出力される。また
アンテナ102により受信され受信装置11aへ入力さ
れた信号は、シンセサイザ回路553aが出力するサブ
キャリア周波数により周波数遷移され、帯域フィルタ5
59aの通過帯域により選択され帯域フィルタ559a
からミキサ回路560aへ出力される。
【0057】帯域フィルタ554aから出力された信号
は、ミキサ回路555aで第1符号発生器406aによ
り生成された拡散符号が乗算され、また、帯域フィルタ
559aから出力された信号は、ミキサ回路560aで
第2符号発生器416aにより生成された拡散符号が乗
算され、IF周波数増幅回路557a,561aでそれ
ぞれ増幅された前記拡散符号の乗算された信号はハイブ
リッド回路571aで合成される。
【0058】一方、アンテナ101により受信され受信
装置11bへ入力された信号は、シンセサイザ回路55
3bが出力する前記シンセサイザ回路553aのサブキ
ャリア周波数とは異なるサブキャリア周波数により周波
数遷移され、帯域フィルタ554bの通過帯域により選
択され帯域フィルタ554bからミキサ回路555bへ
出力される。またアンテナ102により受信され受信装
置11bへ入力された信号は、シンセサイザ回路553
bが出力する前記サブキャリア周波数により周波数遷移
され、帯域フィルタ559bの通過帯域により選択され
帯域フィルタ559bからミキサ回路560bへ出力さ
れる。
【0059】帯域フィルタ554bから出力された信号
は、ミキサ回路555bで第3符号発生器406bによ
り生成された拡散符号が乗算され、また、帯域フィルタ
559bから出力された信号は、ミキサ回路560bで
第4符号発生器416bにより生成された拡散符号が乗
算され、IF周波数増幅回路557b,561bでそれ
ぞれ増幅された前記拡散符号の乗算された信号はハイブ
リッド回路571bで合成される。
【0060】ハイブリッド回路571aで合成された前
記信号とハイブリッド回路571bで合成された前記信
号は、ハイブリッド回路715で再度合成され、光ファ
イバケーブル212へ出力される。光ファイバケーブル
212上では、受信装置11aで処理した受信信号と受
信装置11bで処理した受信信号とが周波数分割多重さ
れているとともに、各受信装置のダイバーシチブランチ
間の受信信号は符号分割多重化されている。
【0061】この場合、第1符号発生器406aで生成
された拡散符号と第2符号発生器416aで生成された
拡散符号のパターンは、アンテナ101の出力とアンテ
ナ102の出力に対するブランチ間の混信を防ぐために
異なったパターンである必要があり、また、第3符号発
生器406bで生成された拡散符号と第4符号発生器4
16bで生成された拡散符号のパターンも同様に異なっ
たパターンである必要があるが、第1符号発生器406
aと第3符号発生器406b、第2符号発生器416a
と第4符号発生器416bは、シンセサイザ回路553
aとシンセサイザ回路553bのサブキャリア周波数を
互に異なるようにして、ハイブリッド回路571aで合
成された信号の帯域とハイブリッド回路571bで合成
された信号の帯域とが異なるように周波数分割多重化
し、光伝送路2上で周波数分割による多重化をCDMA
に併用するので、共通した符号発生器を用いることが可
能である。
【0062】変復調装置3では、局部発振回路517a
が出力する信号周波数を、光伝送路2を介して送られて
きた前記信号に対しミキサ回路501a,511aで乗
算し、周波数分割多重化されている受信装置11aの受
信信号を帯域フィルタ502a,512aで選択する。
さらに、これと同時に第5符号発生器506a,第6符
号発生器516aで生成した逆拡散符号によりアンテナ
101,102の受信信号を分離し、ベースバンド信号
処理部4aへ出力する。
【0063】また、局部発振回路517bが出力する信
号周波数を、光伝送路2を介して送られてきた前記信号
に対しミキサ回路501b,511bで乗算し、周波数
分割多重化されている受信装置11bの受信信号を帯域
フィルタ502b,512bで選択する。さらに、これ
と同時に第7符号発生器506b,第8符号発生器51
6bで生成した逆拡散符号によりアンテナ101,10
2の受信信号を分離し、ベースバンド信号処理部4bへ
出力する。
【0064】なお、変復調装置3側で使用する逆拡散符
号は、変復調装置3側で復調しようとする信号に乗じら
れている拡散符号と同一符号であるため、変復調装置3
の第5符号発生器506a、第6符号発生器516aと
第7符号発生器506b、第8符号発生器516bとの
回路構成も同一に構成することが可能である。
【0065】以上のように、この実施の形態5では、ハ
イブリツド回路711,712を介して2系統の受信装
置11a,11bが接続されており、それぞれのサブキ
ャリア周波数を異なる値に設定することにより、各受信
装置の出力はサブキャリア周波数分割多重(SCM)方
式により混信することなく、受信装置11a,11bと
変復調装置3との間を光伝送路2により光伝送される。
従って、アンテナ101とアンテナ102による受信出
力からシンセサイザ回路553aとミキサ回路551
a,558aにより、またシンセサイザ回路553bと
ミキサ回路551b,558bにより所望の周波数帯域
に周波数分割多重化することが出来、さらにこれら信号
を処理する各ダイバーシチブランチを、同一周波数をも
とに信号処理する回路で構成することが可能であり、前
記各ダイバーシチブランチ間の構成部品の特性上のばら
つきによる遅延時間差を最小限に抑えることが出来、検
波後選択ダイバーシチ方式を採用した場合の前記遅延時
間差によるフレーム誤りの上昇が抑制できる。また、周
波数分割多重化をCDMAに併用することで受信装置1
1aの第1符号発生器406a、第2符号発生器416
aと受信装置11bの第3符号発生器406b、第4符
号発生器416bとの回路構成を同一に構成することが
可能になり回路の構成部品の種類も削減でき、この結
果、信頼性の向上および量産効果によるコストダウンも
期待できる基地局間接続装置が得られる効果がある。な
お、一組の光伝送路に対して、受信装置は、3組以上接
続されていても良い。またアンテナ装置も各受信装置毎
に設けられる構成であってもよい。
【0066】実施の形態6.図6は、この発明の実施の
形態6による基地局間接続装置の構成を示すブロック図
である。図6において図1と同一または相当の部分につ
いては同一符号を付し説明を省略する。図において、8
01はミキサ回路408へ供給する拡散符号をクロック
信号をもとに生成する第1符号発生器、802はミキサ
回路418へ供給する拡散符号をクロック信号をもとに
生成する第2符号発生器である。811はクロック信号
をもとに逆拡散符号を生成する第3符号発生器、812
はクロック信号をもとに逆拡散符号を生成する第4符号
発生器である。803は第3符号発生器811で生成さ
れた逆拡散符号を遅延させるディレイ回路(遅延補正手
段)、804は第4符号発生器812で生成された逆拡
散符号を遅延させるディレイ回路(遅延補正手段)であ
る。805は前記第1符号発生器801,第2符号発生
器802,第3符号発生器811,第4符号発生器81
2へ前記クロック信号を出力するクロック・タイミング
信号発振回路(クロック信号供給手段、同期手段)、8
06はクロック・タイミング信号発振回路805で生成
したクロック信号を光ファイバケーブル252へ出力す
るクロック信号挿入回路(クロック信号供給手段、同期
手段)、807は光ファイバケーブル252へ出力され
たクロック信号を検出し、前記第1符号発生器801,
第2第1符号発生器802へ出力するクロック信号検出
回路(クロック信号供給手段、同期手段)である。
【0067】次に動作について説明する。この実施の形
態の基地局間接続装置では、変復調装置3側に設けたク
ロック・タイミング信号発振回路805の出力するクロ
ック信号を、クロック信号挿入回路806が光ファイバ
ケーブル252へ出力する。クロック信号検出回路80
7は、前記光ファイバケーブル252へ出力されたクロ
ック信号を検出し第1符号発生器801と第2符号発生
器802へ供給する。第1符号発生器801と第2符号
発生器802では供給されたクロック信号をもとに拡散
符号を生成する。そして、第1符号発生器801で生成
された拡散符号はミキサ回路408へ、第2符号発生器
802で生成された拡散符号はミキサ回路418へ出力
される。
【0068】クロック・タイミング信号発振回路805
の出力するクロック信号は、第3符号発生器811およ
び第4符号発生器812へも供給される。第3符号発生
器811および第4符号発生器812は、供給されたク
ロック信号をもとに逆拡散符号を生成する。第3符号発
生器811で生成された逆拡散符号はディレイ回路80
3へ供給され、また第4符号発生器812で生成された
逆拡散符号はディレイ回路804へ供給される。ディレ
イ回路803は、第3符号発生器811から供給された
逆拡散符号を所定時間遅延させミキサ回路504へ出力
する。また、ディレイ回路804は、第3符号発生器8
12から供給された逆拡散符号を所定時間遅延させミキ
サ回路514へ出力する。
【0069】符号分割多重化された信号を変復調装置3
側で正確に分離するためには、受信装置21側の第1符
号発生器801,第2符号発生器802で発生した拡散
符号と、変復調装置3側において光ファイバケーブル2
12を介して受信した信号に掛け算する第3符号発生器
811,第4符号発生器812で発生させた逆拡散符号
との位相を一致させる必要があるが、この実施の形態6
では、第1符号発生器801,第2符号発生器802で
生成される拡散符号と第3符号発生器811,第4符号
発生器812で生成される逆拡散符号は、クロック・タ
イミング信号発振回路805で生成したクロック信号を
もとに生成されるため前記位相の一致は保証されること
になり、符号分割多重化された信号を変復調装置3側で
正確に分離することの出来る基地局間接続装置が得られ
る効果がある。また、複雑な回路構成の相関器を用いる
必要がないので装置構成上のコストの増加を抑制できる
基地局間接続装置が得られる効果もある。
【0070】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、受信装置
の各ダイバーシチブランチにおいて受信信号をCDMA
により拡散処理し前記各ダイバーシチブランチ毎の多元
化を行う符号分割多元化手段と、該符号分割多元化手段
により多元化された前記各ダイバーシチブランチ出力を
多重化する多重化手段と、多重化された前記各ダイバー
シチブランチ出力を伝送する広帯域伝送路と、該広帯域
伝送路を介して前記受信装置から送られてきた前記各ダ
イバーシチブランチ出力を同一の周波数レンジで処理す
るとともに、前記各ダイバーシチブランチ出力を逆拡散
処理して前記各ダイバーシチブランチ毎に元の受信信号
を復調する復調装置と、該復調装置で復調した前記各ダ
イバーシチブランチの受信信号をもとに送られてきたデ
ータを抽出するデータ処理部とを備えるように構成した
ので、符号分割多重化を行うことにより受信装置を構成
する素子の遅延特性に起因するダイバーシチブランチ間
の遅延時間差が解消でき、検波後選択ダイバーシチ方式
を採用した場合の前記遅延時間差によるフレーム誤りの
増加を抑制でき、また、回路構成部品の種類を削減する
ことを可能にして、信頼性の向上および量産効果による
コストダウンも期待できる効果がある。
【0071】請求項2記載の発明によれば、少なくとも
2つ以上のダイバーシチブランチにおいて所望の周波数
レンジの受信信号を選択する受信信号選択手段を受信装
置が備え、各ダイバーシチブランチにおいて符号分割多
元化手段が前記受信信号をCDMAにより拡散処理し前
記各ダイバーシチブランチ毎の多元化を行うように構成
したので、あらかじめ所望の受信信号を選択することに
より、大きな拡散利得を必要とすることなくダイバーシ
チブランチ間の遅延時間差を解消できる効果がある。
【0072】請求項3記載の発明によれば、符号分割多
元化手段により多元化された各ダイバーシチブランチ出
力に対し振幅制限を行う振幅制限回路を備えるように構
成したので、入力信号レベルが大きいときに振幅制限を
実施することにより、受信装置の出力信号か拡散利得の
上限を越えるの防止できる効果がある。
【0073】請求項4記載の発明によれば、受信信号選
択手段により選択された所望の周波数レンジの受信信号
のレベルに応じて利得を自動的に調整して増幅処理を行
い、符号分割多元化手段へ出力する自動利得調整回路を
備えるように構成したので、入力信号レベルが大きいと
きでも符号分割多元化手段への出力は安定したものとな
って、受信装置の出力信号が拡散利得の上限を越えるの
を防止でき、符号分割多重の際の拡散利得を小さく抑え
ることが可能になる効果がある。
【0074】請求項5記載の発明によれば、自動利得調
整回路により利得を自動的に調整した際の情報を広帯域
伝送路を介してデータ処理部へ送る利得調整データ送信
手段を備えるように構成したので、ダイバーシチ受信に
必要な受信信号の強度を示す情報を変復調装置側で検出
することが可能になり、前記情報を伝達する回路を設け
る必要がなくなり、信頼性の向上および量産効果による
コストダウンが期待できる効果がある。
【0075】請求項6記載の発明によれば、送受信装置
に設けられた受信装置毎に、ダイバーシチブランチにお
ける受信信号の周波数帯域を他の受信装置とは異なるサ
ブキャリア周波数により異なった周波数帯域へ遷移させ
ることで、周波数分割多元化を実現する周波数分割多元
化手段と、符号分割多元化手段および前記周波数分割多
元化手段により多元化された各受信装置毎の各ダイバー
シチブランチ出力を多重化し広帯域伝送路へ出力する多
重化手段とを有し、復調装置が、前記広帯域伝送路を介
して送られてきた前記周波数分割多元化手段により多元
化された前記各受信装置毎の各ダイバーシチブランチ出
力を同一の周波数レンジをもとに選択して抽出する選択
手段を備えるように構成したので、複数の受信装置と復
調装置との間を一つの光伝送路で中継する際に、受信装
置間で受信信号を周波数分割することにより各受信装置
の符号分割多元化手段では多重化符号の共通化が可能に
なるため、光伝送路上の多重数を容易に増加できる効果
がある。
【0076】請求項7記載の発明によれば、符号分割多
元化手段において行われる拡散処理と復調装置で行われ
る逆拡散処理とを同期させるための同期手段を備えるよ
うに構成したので、複雑な相関器を復調装置側へ設ける
必要がなくなり信頼性の向上および量産効果によるコス
トダウンが期待できる効果がある。
【0077】請求項8記載の発明によれば、受信装置の
符号分割多元化手段において行われる拡散処理と復調装
置で行われる逆拡散処理とに用いられるクロック信号を
共通のクロック信号源から供給するクロック信号供給手
段と、前記受信装置と前記復調装置間の広帯域伝送路に
おける時間遅延量を補正する遅延補正手段とを備えるよ
うに構成したので、複雑な相関器を復調装置側へ設ける
必要がなくなり信頼性の向上および量産効果によるコス
トダウンが期待できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の基地局間接続装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態2の基地局間接続装置
の構成を示すブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態3の基地局間接続装置
の構成を示すブロック図である。
【図4】 この発明の実施の形態4の基地局間接続装置
の構成を示すブロック図である。
【図5】 この発明の実施の形態5の基地局間接続装置
の構成を示すブロック図である。
【図6】 この発明の実施の形態6の基地局間接続装置
の構成を示すブロック図である。
【図7】 従来の基地局間接続装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 送受信装置、2 光伝送路(広帯域伝送路)、3
変復調装置、4 ベースバンド信号処理部(データ処理
部)、14,571a,571b,715 ハイブリッ
ド回路(多重化手段)、11,21,11a,11b
受信装置、31復調装置、408,418 ミキサ回路
(符号分割多元化手段)、406,406a 第1符号
発生器(符号分割多元化手段)、406b 第3符号発
生器(符号分割多元化手段)、416b 第4符号発生
器(符号分割多元化手段)、416,416a 第2符
号発生器(符号分割多元化手段)、501a,511
a,501b,511b ミキサ回路(選択手段)、5
17a,517b 局部発振回路(選択手段)、553
a,553b シンセサイザ回路(周波数分割多元化手
段)、551a,558a,551b,558b ミキ
サ回路(周波数分割多元化手段)、553 シンセサイ
ザ回路(受信信号選択手段)、551,558 ミキサ
回路(受信信号選択手段)、555,560,555
a,560a,555b,560b ミキサ回路(符号
分割多元化手段)、601,602 振幅制限機能を有
する増幅回路(振幅制限回路)、611,612 AG
C回路(自動利得調整回路)、621 受信信号強度情
報多重化装置(利得調整データ送信手段),622 受
信信号強度情報分離装置(利得調整データ送信手段)、
803,804 ディレイ回路(遅延補正手段)、80
5 クロック・タイミング信号発振回路(クロック信号
供給手段,同期手段)、806 クロック信号挿入回路
(クロック信号供給手段,同期手段)、807 クロッ
ク信号検出回路(クロック信号供給手段,同期手段)。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2つ以上のダイバーシチブラ
    ンチにより受信信号を同一の周波数レンジで処理する受
    信装置を有した送受信装置と、 前記受信装置の各ダイバーシチブランチにおいて前記受
    信信号をCDMAにより拡散処理し前記各ダイバーシチ
    ブランチ毎の多元化を行う符号分割多元化手段と、 該符号分割多元化手段により多元化された前記各ダイバ
    ーシチブランチ出力を多重化する多重化手段と、 該多重化手段により多重化された前記各ダイバーシチブ
    ランチ出力を伝送する広帯域伝送路と、 該広帯域伝送路を介して前記受信装置から送られてきた
    前記各ダイバーシチブランチ出力を同一の周波数レンジ
    で処理するとともに、前記各ダイバーシチブランチ出力
    を逆拡散処理して前記各ダイバーシチブランチ毎に元の
    受信信号を復調する復調装置を有した変復調装置と、 前記復調装置で復調した前記各ダイバーシチブランチの
    受信信号をもとに送られてきたデータを抽出するデータ
    処理部とを備えた基地局間接続装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも2つ以上のダイバーシチブラ
    ンチにおいて所望の周波数レンジの受信信号を選択する
    受信信号選択手段を受信装置が備え、 符号分割多元化手段は、各ダイバーシチブランチにおい
    て前記受信信号をCDMAにより拡散処理し前記各ダイ
    バーシチブランチ毎の多元化を行うことを特徴とする請
    求項1記載の基地局間接続装置。
  3. 【請求項3】 符号分割多元化手段により多元化された
    各ダイバーシチブランチ出力に対し振幅制限を行う振幅
    制限回路を備えていることを特徴とする請求項2記載の
    基地局間接続装置。
  4. 【請求項4】 受信信号選択手段により選択された所望
    の周波数レンジの受信信号のレベルに応じて利得を自動
    的に調整して増幅処理を行い、符号分割多元化手段へ出
    力する自動利得調整回路を備えていることを特徴とする
    請求項2記載の基地局間接続装置。
  5. 【請求項5】 自動利得調整回路により利得を自動的に
    調整した際の情報を広帯域伝送路を介してデータ処理部
    へ送る利得調整データ送信手段を備えていることを特徴
    とする請求項4記載の基地局間接続装置。
  6. 【請求項6】 送受信装置に設けられた複数の受信装置
    と、 各受信装置毎にダイバーシチブランチにおける受信信号
    の周波数帯域を他の受信装置とは異なるサブキャリア周
    波数により異なった周波数帯域へ遷移させることで、周
    波数分割多元化を実現する周波数分割多元化手段と、 符号分割多元化手段および前記周波数分割多元化手段に
    より多元化された各受信装置毎の各ダイバーシチブラン
    チ出力を多重化し広帯域伝送路へ出力する多重化手段と
    を有し、 復調装置は、前記広帯域伝送路を介して送られてきた前
    記周波数分割多元化手段により多元化された前記各受信
    装置毎の各ダイバーシチブランチ出力を同一の周波数レ
    ンジをもとに選択して抽出する選択手段を備えているこ
    とを特徴とする請求項1記載の基地局間接続装置。
  7. 【請求項7】 符号分割多元化手段において行われる拡
    散処理と復調装置で行われる逆拡散処理とを同期させる
    ための同期手段とを備えていることを特徴とする請求項
    1記載の基地局間接続装置。
  8. 【請求項8】 同期手段は、受信装置の符号分割多元化
    手段において行われる拡散処理と復調装置で行われる逆
    拡散処理とに用いられるクロック信号を共通のクロック
    信号源から供給するクロック信号供給手段と、 前記受信装置と前記復調装置間の広帯域伝送路における
    時間遅延量を補正する遅延補正手段とを備えていること
    を特徴とする請求項7記載の基地局間接続装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1056227A1 (en) * 1997-11-28 2000-11-29 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Multi-point optical link in a cellular radio system for CDMA signals
JP2008514135A (ja) * 2004-09-20 2008-05-01 パナソニック オートモーティブ システムズ カンパニー オブ アメリカ ディビジョン オブ パナソニック コーポレイション オブ ノース アメリカ 無線周波信号を受信および/または送信するための分散アーキテクチャを有する装置およびその分散アーキテクチャをインプリメントするための方法

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