JPH11276486A - 超音波検査装置用バルーン装置 - Google Patents

超音波検査装置用バルーン装置

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JPH11276486A
JPH11276486A JP9813598A JP9813598A JPH11276486A JP H11276486 A JPH11276486 A JP H11276486A JP 9813598 A JP9813598 A JP 9813598A JP 9813598 A JP9813598 A JP 9813598A JP H11276486 A JPH11276486 A JP H11276486A
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ultrasonic
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air
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バルーンの可撓膜内に超音波伝達媒体を供給
する流路と、弾性リングにより開閉される空気排出通路
を設けて、超音波プローブの内部に空気の排出通路を設
けることなく、バルーン内から容易に、しかも円滑かつ
確実に空気を排出できるようにする。 【解決手段】 バルーン装着装置30を構成するバルー
ン止着部材53の外周面に形成した凹溝からなる止着部
64からその端部にまで設けた外気連通溝66から構成
され、バルーンの弾性リングをバルーン止着部材53の
外周面において、止着部64より基端側の位置に乗り上
げさせて、リング保持部67の位置に保持すると、弾性
リング72,82を跨ぐようになり、バルーンの内部と
外気とがこの外気連通溝66を介して連通する状態に保
持されて空気の排出を行うことができ、弾性リングをリ
ング保持部67から止着部64に移行させると、外気連
通溝66が閉じられて、バルーンの内部と外気との連通
が遮断される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、体腔内等に挿入さ
れて超音波走査を行うための超音波検査装置において、
超音波振動子により送受信される超音波の減衰を抑制す
るために設けられるバルーン装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】超音波検査装置は、超音波振動子を備え
た超音波プローブと、超音波観測装置とから大略構成さ
れるものであり、超音波プローブを操作して検査を行う
べき部位に超音波振動子を対面させるように配置し、こ
の超音波振動子を駆動して体内等に向けて超音波パルス
を送信して、反射エコーを受信することによって超音波
走査が行われる。そして、超音波振動子で得た反射エコ
ー信号は超音波観測装置に取り込まれて、所定の信号処
理を行うことによりモニタ画面に超音波画像が表示され
る。
【0003】超音波プローブは、体表皮から超音波の送
受信を行うタイプのものに加えて、超音波プローブを体
内に挿入して、体腔内壁から超音波の送受信を行うよう
にしたものも実用化されている。このためには、体腔内
に挿入される可撓性コードの先端に超音波振動子を内装
した超音波走査部を連設するように構成する。また、可
撓性コードの基端部は超音波観測装置に接続されるが、
超音波プローブと超音波観測装置とは通常接離可能に連
結するように構成する。従って、可撓性コードの基端部
には超音波観測装置への接続コネクタが設けられる。
【0004】体腔内壁から直接超音波の送受信を行うよ
うに構成すると、患部等の超音波検査を行うべき部位の
至近位置で超音波の送受信を行うことができ、また超音
波を減衰させる体内脂肪層等の影響を排除できる等の利
点がある。超音波プローブを体内に挿入するに当って
は、超音波プローブ自体を直接体腔内に挿入するように
構成したものに加えて、ガイド手段を体腔内に挿入して
おき、超音波プローブをこのガイド手段にガイドさせて
体腔内に導くように構成したものもある。ここで、ガイ
ド手段として内視鏡を用いると、体腔内の内視鏡検査を
行って、患部等が発見された時に、この内視鏡による観
察下で超音波プローブによる走査操作を行える等のこと
から、体腔内の総合的な検査、診断を行える等の点で有
利である。この内視鏡をガイド手段として超音波プロー
ブを体腔内に挿入するに当っては、通常、鉗子等の処置
具を挿通するための処置具挿通チャンネルが利用され
る。
【0005】体腔内に直接挿入するタイプのものであ
れ、また内視鏡等をガイド手段として体腔内に挿入され
るタイプのものであれ、超音波走査を行う際に、超音波
振動子から体腔内壁に至るまでの超音波の送受信経路に
空気が介在していると送受信した超音波が著しく減衰す
るために、超音波伝達媒体を保持するバルーンが当音波
プローブに装着する構成としたものは従来から広く用い
られている。
【0006】バルーンはラテックス等のように伸縮性の
高い可撓膜からなり、このバルーンは袋状または筒状に
形成した可撓膜を有するものである。このバルーンは超
音波プローブにおける超音波振動子を設けた超音波走査
部を囲繞するように装着され、内部に脱気水等の超音波
伝達媒体を供給して膨出させることができる。バルーン
を超音波走査部に固定するために、その開口側端部、即
ち袋状のバルーンの場合には開口端が1箇所であるから
この部位に、また筒状に形成されている場合には、両端
の開口部に弾性リングを連設して設ける。この弾性リン
グはその弾性力により超音波走査部等に固定的に保持さ
せる。このために、弾性リングが止着される円環状の凹
溝を超音波走査部を構成するケーシングに設けて、この
凹溝に弾性リングを嵌着させるようにする。
【0007】バルーンの内部に超音波伝達媒体を供給し
て可撓膜を膨出させることから、バルーンには外向きの
圧力が作用する。従って、弾性リング締め付け力が作用
する状態で超音波走査部等に固定しなければ、バルーン
が超音波走査部から脱落してしまう。このために、弾性
リングの内径をそれが装着される凹溝の溝底径より小さ
くなし、その径差により所定の締め付け力を作用させる
ようになし、もってバルーンを安定した状態に保持する
ようにしている。
【0008】ここで、バルーンは、弾性リングを押し広
げるようにして超音波走査部に被せるように装着され
る。従って、バルーンを装着した時に、超音波走査部を
構成するケーシングとの間に空気が入り込むのを防止で
きない。バルーンの内部に空気が存在している状態で、
超音波伝達媒体をバルーン内に供給すると、気泡等が生
じることになる。従って、バルーンを装着した後に、そ
の内部から空気を排出しなければならない。前述したよ
うに、弾性リングはそれが装着される凹溝に強力に締め
付けるように装着されることから直接的に空気を排出す
ることはできない。このために、従来技術においては、
バルーンの内部に超音波伝達媒体を供給するための供給
通路に加えて、バルーン内から空気を排出するための排
出通路を設けるようになし、供給通路から超音波伝達媒
体を圧送すると共に、排出通路に負圧を作用させて、内
部の空気を排出するようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】超音波プローブは、そ
れ自体直接、または内視鏡等のガイド手段を介して体腔
内に挿入されるものであるから、その細径化が必要とな
る。特に、内視鏡をガイド手段とする場合には、内視鏡
の処置具挿通チャンネル内に挿通されることから、細径
化の要請は極めて強いものとなる。従って、バルーン内
に超音波伝達媒体を供給するための供給通路に加えて、
排出通路を設けるようにした場合には、超音波プローブ
の細径化を行えなくなってしまう。また、排出通路は吸
引源と接続するが、空気を排出した状態でこの排出通路
も超音波伝達媒体で充満させておかなければならない。
そして、少なくとも超音波検査が終了するまではこの排
出通路内に超音波伝達媒体を滞留させなければならず、
排出通路内に空気が僅かでも残存していると、超音波検
査を行っている時にバルーン内に逆流することもある等
の不都合も生じる。さらに、バルーン内の空気を排出す
るための操作は、超音波伝達媒体を供給しながら行うと
いうように、2つの操作の複合操作となり、また完全に
空気を排出するには、繰り返し吸引する必要がある等、
この空気の排出を行うための操作の操作性が悪いという
問題点もある。
【0010】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、空気の排出通路を設
けることなく、容易に、しかも円滑かつ確実にバルーン
内から空気を排出できるようにすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、超音波プローブの先端に設けられ、
先端キャップ内に超音波振動子を収納させた超音波走査
部と、この超音波走査部に少なくとも超音波振動子の配
置部分を覆うように装着され、可撓膜に少なくとも一端
側に弾性リングを設けたバルーンと、前記超音波走査部
に装着されたバルーンの可撓膜内に超音波伝達媒体を供
給する流路とを備えたバルーン装置であって、前記弾性
リングにより開閉される空気排出通路を備える構成とし
たことをその特徴とするものである。
【0012】弾性リングを止着するために凹溝を形成す
るが、この凹溝は超音波走査部を構成する先端キャップ
に設けることができる。この場合には、超音波伝達媒体
の流路は超音波プローブ内を通り先端キャップに開口さ
せるようになし、空気排出通路は凹溝を介してバルーン
の内部を外気に連通させる外気連通溝で形成し、弾性リ
ングがこの外気連通路形成部に乗り上げた状態ではバル
ーンの内部を外気と連通させ、この弾性リングを凹溝に
止着させると、バルーン内と外気との連通を遮断するよ
うに切り換え可能な構成とすることができる。また、超
音波プローブをプローブ挿通路の先端にバルーン止着部
を設けたバルーン装着装置に挿通させるように構成する
こともできる。この場合には、超音波伝達媒体の流路は
プローブ挿通路で形成し、またこのバルーン装着装置に
おけるバルーン止着部の外周部に弾性リングを止着する
凹溝が形成される。従って、空気排出通路はこの凹溝を
介してバルーンの内部を外気に連通させる外気連通溝で
形成し、弾性リングがこの外気連通路形成部に乗り上げ
た状態ではバルーンの内部を外気と連通させ、この弾性
リングを凹溝に係合させるとバルーン内と外気との連通
を遮断するように切り換え可能なとする。そして、いず
れの場合であっても、弾性リングをバルーンの内部を外
気と連通させる状態に保持可能なリング保持部を設ける
ようにすると、空気の排出をより容易に行えることにな
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明ずる。まず、図1に内視鏡をガイ
ドとして患者の体腔内に挿入される超音波検査装置とし
て構成したものを示す。図中において、1は内視鏡、1
0は超音波検査装置である。
【0014】内視鏡1は、術者が手で把持して操作を行
う本体操作部2に体腔内への挿入部3を連設し、また本
体操作部2からユニバーサルコード4が引き出されてい
る。挿入部3は、本体操作部2への連設部から大半の長
さ部分は挿入経路に沿って任意の方向に曲がる軟性部3
aであり、この軟性部3aにはアングル部3b及び先端
硬質部3cが順次連設されている。また、ユニバーサル
コード4は光源装置やプロセッサ等に着脱可能に接続さ
れるものであり、少なくとも光源装置からの照明光を伝
送するライトガイドが挿通されている。先端硬質部3c
の先端面(または先端側面)には、図示は省略するが照
明部及び観察部からなる内視鏡観察手段が装着されてお
り、また鉗子その他の処置具を挿通するための処置具挿
通チャンネル5の先端が開口している。処置具挿通チャ
ンネル5は、挿入部3から本体操作部2にまで延在され
ており、この本体操作部2に設けた処置具導入部6に接
続されている。
【0015】超音波検査装置10は、超音波プローブ1
1と、超音波信号処理を行って、超音波画像信号を生成
する超音波観測装置12とから大略構成され、超音波観
測装置12には超音波画像を表示するモニタ13が付設
される。超音波プローブ11は超音波観測装置12に中
継手段14を介して着脱可能に接続される。この中継手
段14は、走査駆動部14aとコード14b及び接続コ
ネクタ14cとから構成され、接続コネクタ14cは超
音波観測装置12に着脱可能に接続されるようになって
いる。走査駆動部14aは、超音波プローブ11の基端
部が着脱可能に接続されるものであり、超音波プローブ
11によりラジアル超音波走査を行うためのモータ及び
エンコーダを内蔵させている。また、走査駆動部14a
は、超音波観測装置12及びモニタ13が装着されてい
るラック15に連結したアーム16に支持されており、
このアーム16は外力を加えることによって任意の方向
に動くようになっている。
【0016】超音波プローブ11は内視鏡1の処置具挿
通チャンネル5を介して体腔内に挿入されるが、具体的
には、図2に示したように2つのタイプの超音波プロー
ブを挿通できるようになっている。これらはいずれもラ
ジアル走査を行えるようにしたものであって、符号20
で示した超音波プローブは、先端側から超音波走査部2
1,可撓性コード22及びコネクタ部23から構成さ
れ、超音波走査部21及び可撓性コード22は同じ外径
となっている。一方、符号30で示した超音波プローブ
は、同様に、先端側から超音波走査部31,可撓性コー
ド32及びコネクタ部33で構成されるが、超音波走査
部31は可撓性コード32より大径のものである。
【0017】そして、これら両超音波プローブ20,3
0は、共に可撓性コード22,32は処置具挿通チャン
ネル5より細径となっている。また、超音波プローブ2
0においては超音波走査部21が、超音波プローブ30
ではコネクタ部33が処置具挿通チャンネル5より細径
にされる。ただし、超音波プローブ20のコネクタ部2
3と、超音波プローブ30の超音波走査部31は必ずし
も処置具挿通チャンネル5より細くする必要はなく、従
って超音波プローブ30の超音波走査部31は内視鏡1
の挿入部3の体腔内等への挿入操作に支障を来さない範
囲で、できるだけ大径化させ、もって超音波の送受信特
性の向上を図ることができる。また、超音波プローブ2
0のコネクタ部23は、その強度等の観点から必要な太
さを持たせることができるが、説明の簡略化のために超
音波プローブ30のコネクタ部33と同じ構造としたも
のを示す。
【0018】図3に超音波プローブ20の超音波走査部
21の構成を示す。この図から明らかなように、超音波
走査部21は、可撓性コード22を構成するチューブ2
2aに連結した音響特性に優れた薄肉の先端キャップ2
4を有し、この先端キャップ24内には回転基台25が
設けられ、この回転基台25に超音波振動子26が装着
されている。そして、回転基台25には可撓性コード2
2のチューブ22a内に挿通させた密着コイルからなる
フレキシブルシャフト22bが接続されており、このフ
レキシブルシャフト22b内には超音波振動子26に接
続したケーブル27が挿通されている。
【0019】図4に超音波プローブ30における超音波
走査部31の構成を示す。この超音波走査部31は、可
撓性コード32を構成するチューブ32aの先端に音響
特性に優れた先端キャップ34を連結筒部35を介して
連設し、この先端キャップ34の内部に回転基台36が
配置されており、この回転基台36に超音波振動子37
が装着されている。回転基台36には回転軸36aが連
設されており、この回転軸35aには可撓性コード32
におけるチューブ32a内に挿通させて設けたフレキシ
ブルシャフト32bに連結され、このフレキシブルシャ
フト32bの内部には超音波振動子37に接続したケー
ブル38が挿通されている。そして、先端キャップ34
の先端面部分の肉厚を大きくして、この部位にバルーン
止着部39が形成されている。このバルーン止着部39
は、円環状の凹溝39aを形成することにより構成さ
れ、この凹溝39aにより先端側に円環状突条39bが
形成されることになる。
【0020】以上の超音波プローブ20,30におい
て、コネクタ部23,33は共通のものとして図5に示
す。この図から明らかなように、可撓性コードを40,
コネクタ部を41の符号を用いる。可撓性コード40
は、チューブ40aと、このチューブ40a内に挿通さ
せたフレキシブルシャフト40bとから構成され、内部
にケーブル42が挿通されている。
【0021】チューブ40aには硬質パイプ43が連結
されており、またフレキシブルシャフト40bの基端部
は回転部材を構成する回転駆動筒44に固着して設けら
れている。回転駆動筒44には第1の絶縁筒45が、さ
らに第1の絶縁筒45には導電筒46が、さらに先端に
は第2の絶縁筒47がねじ結合等の手段でそれぞれ連結
した設けられている。ケーブル42は回転駆動筒44,
第1の絶縁筒45を貫通して導電筒46内に延在されて
おり、この導電筒46内で芯線42aとシールド線42
bとに分離されている。そして、第2の絶縁筒47には
電極ピン48が設けられており、この電極ピン48には
芯線42aが接続され、またシールド線42bは導電筒
46に接続されている。従って、回転駆動筒44,第1
の絶縁筒45,導電筒46及び第2の絶縁筒47は中継
手段14の走査駆動部14aにおける回転軸とスプライ
ン等により相対回転不能に連結され、電極ピン48及び
導電筒46はこの回転軸に設けた一対の電極に接続され
る。
【0022】以上の構成を有するコネクタは走査駆動部
14aの回転軸に着脱可能に連結されて、この回転軸を
回転駆動することによって、超音波振動子を回転駆動し
てラジアル走査を行えることになる。そして、超音波振
動子に接続したケーブルは回転軸側と電気的に接続さ
れ、さらに回転軸にはロータリコネクタを介して超音波
観測装置12に電気的に接続される。以上の構成は周知
であるので、その図示及び詳細な説明は省略する。
【0023】超音波プローブ20,30は直接処置具挿
通チャンネル5内に挿通されるのではなく、処置具挿通
チャンネル5内にバルーン装着装置50を挿通させて、
このバルーン装着装置50に挿通される構成となってい
る。バルーン装着装置50は、図2及び図6から明らか
なように、給液機構部51と、可撓性チューブ52と、
バルーン止着部材53とから構成される。給液機構部5
1は超音波伝達媒体を供給する給液部を構成するもので
あって、ケーシング54内にプローブ挿通路55を設け
たものである。そして、このケーシング54の基端部は
中継手段14の走査駆動部14aに着脱可能に装着され
ることになる。また、この給液機構部51の側面部には
パイプ状の送液部56が突出するように設けられてお
り、この送液部56にはシリンジ等からなり、内部に脱
気水等の超音波伝達媒体を供給するための送液手段57
が着脱可能に接続されるようになっている。
【0024】可撓性チューブ52は可撓性のあるチュー
ブから構成され、その基端部には金属パイプ等からなる
接続パイプ58が接着等の手段で固着して設けられてお
り、この接続パイプ58は給液機構部51に着脱可能に
接続される。このために、給液機構部51には接続リン
グ59が螺合されており、この接続リング59はケーシ
ング54の先端部に設けたねじ部に螺合されるようにな
っており、この接続リング59内に押動管60が螺挿さ
れている。さらに、ケーシング54内には弾性部材から
なる固定用弾性リング61が設けられており、接続パイ
プ58を押動管60から固定用弾性リング61内に挿通
させて、接続リング59をケーシング54に螺合するこ
とによって、押動管60の先端が固定用弾性リング61
を押動変形させる結果、この固定用弾性リング61の内
径が縮小して、接続パイプ58に密着することになる。
この弾性挾持力により接続パイプ58が給液機構部51
に固定されると共に、その間のシール機能を発揮する。
また、プローブ挿通路55の内部ににおける送液部56
の接続位置より基端側には、Oリング62が装着され
て、超音波プローブ20,30が挿通されると、その可
撓性コード22,32の外面に当接することにより、当
該の部位がシールされる。
【0025】可撓性チューブ52の外径寸法は処置具挿
通チャンネル5の内径より小さくなっており、これによ
って可撓性チューブ52は処置具挿通チャンネル5内に
挿通できる。また、可撓性チューブ52の内径寸法は、
超音波プローブ20,30の可撓性コード22,32の
外径寸法より大きくなっており、その間に超音波伝達媒
体の供給用の通路が形成される。そして、可撓性チュー
ブ52の先端に連結したバルーン止着部材53は、所定
の厚みを有する円形の部材から構成され、その外径寸法
は処置具挿通チャンネル5より大きくなっており、内部
には挿通路63が穿設されている。この挿通路63は、
その可撓性チューブ52の連結部側は、可撓性チューブ
52の内径と実質的に同じ孔径となっているが、先端側
は連続的に拡径されたテーパ部63aとなっている。ま
た、バルーン止着部材53の外周面にはバルーンを止着
するための止着部64が形成されている。この止着部6
4は円環状の凹溝から構成される。そして、この止着部
64を形成した部位より先端側には、挿通路63側から
外周面に向けての連通孔65が1または複数箇所穿設さ
れている。
【0026】以上の構成を有するバルーン装着装置50
は、内視鏡1の処置具挿通チャンネル5に組み込んだ状
態にして内視鏡1の挿入部3を体腔内に挿入される。こ
のためには、締め付けリング60及び接続リング59に
よる可撓性チューブ52と給液機構部51とを分離した
状態で、可撓性チューブ52に連結した接続パイプ58
側を処置具挿通チャンネル5の先端側から挿入して、処
置具導入部6側から導出して給液機構部51を連結す
る。そして、バルーン止着部材53にバルーンを装着し
た状態で、超音波検査装置10を用いた超音波検査が行
われる。超音波観測装置12に接続される超音波プロー
ブとして、超音波プローブ20を用いる場合には図7に
示したようになり、また超音波プローブ30を用いる場
合には図8のようになる。
【0027】図7に示した超音波プローブ20を用いる
場合には、その超音波走査部21と可撓性コード22と
は同じ外径寸法であり、バルーン装着装置50の可撓性
チューブ52の内径より細いものであるから、バルーン
の止着部は超音波走査部21には設けない。また、内視
鏡1の挿入部3を体腔内に挿入した後に超音波プローブ
20を挿通させることができる。これに対して、超音波
プローブ30を用いる場合には、図8に示したように、
その超音波走査部31は処置具挿通チャンネル5より大
径になっているから、挿入部3を体腔内に挿入する前の
段階で超音波プローブ30を処置具挿通チャンネル5内
に装着したバルーン装着装置50に組み込んでおく。そ
して、超音波走査部31を構成する先端キャップ34に
はバルーン止着部39が設けられているから、バルーン
はバルーン装着装置50と先端キャップ34の先端との
間に掛け渡すようにして装着する。
【0028】超音波プローブ20を用いる場合と超音波
プローブ30を用いる場合とでは異なるバルーンを用い
る。超音波プローブ20の場合には、バルーン70を用
いる。このバルーン70はラテックス等の可撓膜71を
袋状に形成して、その開口端に弾性リング72を連設し
たものからなり、この弾性リング72はバルーン止着部
材53の止着部64に止着することによって、バルーン
装着装置50に装着する。超音波プローブ20は挿入部
3を体腔内に挿入する前の段階でバルーン装着装置50
の内部に挿通させても良いが、挿入部3を体腔内に挿入
した後に、必要に応じてバルーン装着装置50内に挿入
することもできる。
【0029】一方、超音波プローブ30を用いる場合に
は、前述したバルーン70を用いても良いが、超音波振
動子37ではラジアル走査を行うことから、膨張した状
態で先端キャップ34の外周面との間の間隔が全周にわ
たってほぼ均一な形状となるようにするためにバルーン
80を用いることができる。このバルーン80は、ラテ
ックス等の両端に弾性リング82,83を連設したもの
から構成される。そして、弾性リング82はバルーン止
着部材53の止着部64に止着され、また弾性リング8
3は超音波走査部31を構成する先端キャップ34に形
成した凹溝34aに止着する。従って、超音波プローブ
30を用いる場合には、挿入部3を体腔内に挿入する前
の段階でバルーン装着装置50と共に超音波プローブ3
0を組み込んでおく。
【0030】このように、バルーン止着部材53を用い
ることによって、超音波プローブ20を用いる場合には
バルーン70の弾性リング72をバルーン止着部材53
の止着部64に止着させることにより、超音波走査部2
1を構成する先端キャップ24が可撓膜71により完全
に覆われるようになる。また、超音波プローブ30を用
いる場合には、筒状に形成したバルーン80の弾性リン
グ82をバルーン止着部材53の止着部64に、また弾
性リング83を先端キャップ34に形成したバルーン止
着部39に止着することによって、先端キャップ34内
に設けた超音波振動子37を囲繞する状態に装着され
る。
【0031】以上の操作は、例えば手指で弾性リング7
1,82,83を拡径して、止着部64やバルーン止着
部39に止着するか、またはバルーン止着用の治具を用
いて行うこともできる。この止着時には、バルーン7
0,80と先端キャップ24,34の外面との間に空気
が入り込むのを防止できない。このために、バルーン7
0,80内から空気を排出する機構を備えている。この
機構は、バルーン止着部材53に設けた外気連通溝66
から構成される。
【0032】外気連通溝66は、バルーン止着部材53
の外周面に形成した1または複数の溝から構成され、こ
の外気連通溝66は止着部64を構成する凹溝から可撓
性チューブ52への連設側の端部に至るものである。こ
の外気連通溝66により止着部64は外気と連通できる
ようになっている。そして、この外気連通溝66の底部
は、少なくとも止着部64を構成する凹溝の溝底と同じ
か、それより浅くなっている。従って、図9及び図10
に示したように、バルーン70,80の弾性リング7
2,82をバルーン止着部材53の外周面において、止
着部64より基端側、即ち可撓性チューブ52への連設
側に乗り上げさせた状態では、弾性リング72,82を
跨ぐようになり、バルーン70,80の内部と外気とが
この外気連通溝66を介して連通する状態に保持され
る。また、この状態で弾性リング72,82を安定的に
保持するために、バルーン止着部材53の外周面には、
リング保持部67が設けられている。このリング保持部
67はバルーン止着部材53の外周面に形成した円環状
の凹部から構成されるが、リング保持部67は弾性リン
グ72,82を一時的に保持するためのものであるか
ら、その深さは極めて浅いものとなっている。
【0033】空気の排出機構をこのように構成すること
によって、超音波プローブ20,30を体腔内に挿入す
る前の段階で、送液手段57を送液部56に接続して、
プローブ挿通路55内に脱気水を供給することによりそ
れらに装着したバルーン70,80内から空気の排出す
ることができる。この空気の排出を行うに当っては、バ
ルーン70,80の弾性リング72,82はリング保持
部67上に配置する。これによって、バルーン70,8
0の内部は外気連通溝66を介して外気と連通した状態
に保持される。そこで、送液手段57から脱気水を供給
するが、バルーン70,80の内部に圧力が発生するこ
とはないので、脱気水は円滑かつ迅速に連通孔65を通
り、先端キャップ24,34とバルーン70,80との
間に流入する。この時に、内視鏡1の挿入部3を下方に
向けておくと、脱気水はバルーン70,80における可
撓膜71,81を押し広げるようにして溜められ、内部
に入り込んだ空気は上方、即ちバルーン止着部材53側
に移行する。このバルーン止着部材53には外気連通溝
66が形成されており、弾性リング72,82はこの外
気連通溝66を開放する状態になっているので、空気は
この外気連通溝66から円滑かつ確実に排出される。
【0034】バルーン70,80の内部から完全に空気
が排出されると、供給された脱気水が外気連通溝66か
ら流出し始めることになる。そこで、この段階で、図9
及び図10に矢印で示した方向に弾性リング72,82
を押動することにより、これら弾性リング72,82を
リング保持部67から止着部64に移行させる。このリ
ング保持部67は極めて浅い凹部からなるものであるか
ら、弾性リング72,82を軽い操作力で押動すること
によって、円滑にリング保持部67から脱出する。そし
て、止着部64に至ると、弾性リング72,82が収縮
して、この止着部64に嵌り込む。この結果、外気連通
溝66が閉じられて、バルーン70,80の内部と外気
との連通が遮断される。
【0035】ただし、このままの状態では、バルーン7
0,80の内部にはある程度脱気水が溜っている結果、
可撓膜71,81が膨出した状態となっている。そこ
で、送液手段57を反対方向に作動させて、バルーン7
0,80内の脱気水を吸引する。これによって、バルー
ン70,80内は完全に空気が排除され、かつ可撓膜7
1,81は先端キャップ24,34の外表面に密着した
収縮状態になる。従って、バルーン70,80は内視鏡
1の挿入部3が体腔内に挿入されるまではこの収縮状態
に保持する。
【0036】内視鏡1の挿入部3が所定の部位にまで導
かれて、内視鏡検査の結果、患部等のように超音波検査
を行うべき部位が発見された時には、送液手段57から
再び超音波伝達媒体としての脱気水を可撓性チューブ5
2内に供給する。これによって、可撓性チューブ52及
びバルーン止着部材53の挿通路63と可撓性コード2
2,32との間の隙間からバルーン止着部材53に設け
た連通孔65を介してバルーン70,80内に脱気水が
流入して、その可撓膜71,81が膨張する結果、可撓
膜71,81を体腔内壁に密着させることができる。こ
のバルーン70,80の内部からは、予め完全に空気が
排出されているので、バルーン70,80の可撓膜7
1,81内は脱気水のみで満たされる。この状態で超音
波振動子26,37を作動させることによって、所要の
部位の超音波検査を行う。この結果、超音波の送受信経
路には空気が介在することがないので、S/N比の高い
良質な超音波画像が得られる。
【0037】なお、バルーン装着装置50を超音波プロ
ーブ20と超音波プローブ30とに共用させるのではな
く、超音波プローブ30に専用のものとして構成した場
合には、図11に示したように、先端キャップ34に設
けたバルーン止着部39における円環状突条39bに外
気連通溝90を形成することができる。また、先端キャ
ップ34の先端面にリング保持部91を形成する。従っ
て、バルーン装着装置50におけるバルーン装着部材5
3の止着部64の部位には外気連通溝及びリング保持部
は必ずしも設ける必要はない。
【0038】さらに、超音波プローブとしては、図12
に示したように、挿入部101の先端に超音波振動子を
装着した超音波観測機構部102と、この超音波観測機
構部102の位置より基端側に対物レンズ103を設け
た内視鏡観察機構部104を設ける構成としたものがあ
る。この場合には、挿入部101の超音波観測機構部1
02における超音波振動子を設けた部位の前後に円環状
凹溝からなるバルーン止着部105,106を形成し、
またこの間の部位に開口する超音波伝達媒体の供給通路
107を開口させる。このように構成した場合には、装
着されるバルーンは、可撓膜81の両端に弾性リング8
2,83を設けたバルーン80とする。そして、例えば
基端側のバルーン止着部105に連なり、斜め上方に向
けた外気連通溝108を形成する。そして、外気連通溝
108の途中位置にリング保持部109を形成する。こ
のように構成しても、挿入部101に装着されたバルー
ン80からは、第1の実施の形態と同様に、実線の状態
にすれば空気の排出を行うことができ、仮想線で示した
状態にすると、バルーン80の内部と外気との連通が遮
断される。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のバルーン
装置は、バルーンの可撓膜内に超音波伝達媒体を供給す
る流路と、弾性リングにより開閉される空気排出通路を
備える構成としているので、超音波プローブの内部に空
気の排出通路を設けることなく、バルーン内から容易
に、しかも円滑かつ確実に空気を排出できる等の効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示すものであって、超
音波検査装置の超音波プローブを内視鏡に組み込んだ状
態の外観図である。
【図2】バルーン装着装置と、このバルーン装着装置に
組み込まれる2種類の超音波プローブとを示す平面図で
ある。
【図3】一つのタイプの超音波プローブの先端部分の断
面図である。
【図4】他のタイプの超音波プローブの先端部分の断面
図である。
【図5】超音波プローブの基端側の部分の断面図であ
る。
【図6】バルーン装着装置の断面図である。
【図7】図3の超音波プローブをバルーン装着装置と共
に内視鏡に組み込んで、バルーンを膨張させた状態を示
す断面図である。
【図8】図4の超音波プローブをバルーン装着装置と共
に内視鏡に組み込んで、バルーンを膨張させた状態を示
す断面図である。
【図9】図3の超音波プローブにバルーンを装着して空
気を排出している状態を示す作用説明図である。
【図10】図4の超音波プローブにバルーンを装着して
空気を排出している状態を示す作用説明図である。
【図11】本発明の他の実施の形態を示すものであっ
て、超音波プローブにバルーンを装着して空気を排出し
ている状態を示す作用説明図である。
【図12】本発明のさらに他の実施の形態を示すもので
あって、超音波プローブにバルーンを装着して空気を排
出している状態を示す作用説明図である。
【符号の説明】
1 内視鏡 5 処置具挿
通チャンネル 6 処置具導入部 10 超音波
検査装置 11,20,30 超音波プローブ 12 超音波
観測装置 14 中継手段 21,31
超音波走査部 22,32 可撓性コード 24,34
先端キャップ 34a 凹溝 26,37,
101 超音波振動子 50 バルーン装着装置 51 給液機
構部 52 可撓性チューブ 53 バルー
ン止着部材 54 ケーシング 55 プロー
ブ挿通路 56 送液部 64 止着部 65 貫通孔 66,90,
108 外気連通溝 67,91,109 リング保持部 70,80
バルーン 71,81 可撓膜 72,82,
83 弾性リング 100 挿入部 102 超音
波観測機構部 105,106 バルーン止着部 107 供給
通路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波プローブの先端に設けられ、先端
    キャップ内に超音波振動子を収納させた超音波走査部
    と、この超音波走査部に少なくとも超音波振動子の配置
    部分を覆うように装着され、可撓膜に少なくとも一端側
    に弾性リングを設けたバルーンと、前記超音波走査部に
    装着されたバルーンの可撓膜内に超音波伝達媒体を供給
    する流路とを備えたバルーン装置において、前記弾性リ
    ングにより開閉される空気排出通路を備える構成とした
    ことを特徴とする超音波検査装置用バルーン装置。
  2. 【請求項2】 前記超音波走査部を構成する先端キャッ
    プには、前記弾性リングが着脱可能に止着される円環状
    の凹溝が設けられ、また前記流路は前記超音波プローブ
    内を通り、先端キャップに開口するようになし、さらに
    前記空気排出通路はこの凹溝を介して前記バルーン内を
    外気に連通させる外気連通溝で形成し、前記弾性リング
    がこの外気連通路形成部に乗り上げた状態では前記バル
    ーンの内部を外気と連通させ、この弾性リングを前記凹
    溝に係合させると前記バルーン内と外気との連通を遮断
    するように切り換え可能な構成としたことを特徴とする
    請求項1記載の超音波検査装置用バルーン装置。
  3. 【請求項3】 前記超音波プローブをプローブ挿通路の
    先端にバルーン止着部を設けたバルーン装着装置に挿通
    させて設け、前記流路はこのプローブ挿通路で形成し、
    またこのバルーン装着装置におけるバルーン止着部の外
    周部に前記弾性リングを止着する凹溝を形成し、前記空
    気排出通路はこの凹溝を介して前記バルーン内を外気に
    連通させる外気連通溝で形成し、前記弾性リングがこの
    外気連通路形成部に乗り上げた状態では前記バルーンの
    内部を外気と連通させ、この弾性リングを前記凹溝に係
    合させると前記バルーン内と外気との連通を遮断するよ
    うに切り換え可能な構成としたことを特徴とする請求項
    1記載の超音波検査装置用バルーン装置。
  4. 【請求項4】 前記弾性リングを前記バルーンの内部を
    外気と連通させる状態に保持可能なリング保持部を備え
    る構成としたことを特徴とする請求項2または請求項3
    記載の超音波検査装置用バルーン装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006149482A (ja) * 2004-11-25 2006-06-15 Olympus Corp 超音波診断装置

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