JPH11276345A - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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Publication number
JPH11276345A
JPH11276345A JP8072898A JP8072898A JPH11276345A JP H11276345 A JPH11276345 A JP H11276345A JP 8072898 A JP8072898 A JP 8072898A JP 8072898 A JP8072898 A JP 8072898A JP H11276345 A JPH11276345 A JP H11276345A
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JP
Japan
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lid
main body
rice cooker
rib
inner pot
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Pending
Application number
JP8072898A
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English (en)
Inventor
Akihiko Saeki
昭彦 佐伯
Toshiaki Suzuki
利明 鈴木
Toshiro Hatanaka
敏郎 畑中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Home Tech Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11276345A publication Critical patent/JPH11276345A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 炊飯器のフタ部のヒンジ軸組立構造を簡略化
する。 【解決手段】 フタ部の外観を構成するフタ4のヒンジ
部に先端をU字形に切り欠いたU字リブ4−Aを構成
し、フタ部の内面側を構成するフタリング5のヒンジ部
に前記フタ4のリブの先端U字形切り欠き部に略直角と
なる方向にU字形に切り欠いたU字リブ5−Aを構成
し、このフタ4とフタリング5のそれぞれのリブ先端の
U字形切り欠き部は組み立てたときに、本体のヒンジ部
にセットされた軸9を保持するように位置し、このフタ
4とフタリング5の組み合わせによる軸穴と本体のヒン
ジ部の軸穴を貫通する軸棒でヒンジ部を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭等におい
て使用される炊飯器の蓋体の固定構造の改良に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の炊飯器について図に基づいて説明
する。図5、図6は従来例の構造断面図であり、第7図
は従来例の組立要領図を示すものである。図において1
01はソトワク、101−Aは本体ヒンジ部、101−
Bは本体軸穴、102は内釜、103は本体加熱装置、
104はフタ、104−Aはフタ軸穴、105はフタリ
ング、105−Aはフタリング軸穴、106はフタ加熱
装置、107は放熱板、108はフタパッキン、109
は軸ピンである。
【0003】内釜102に被調理物である米と水を入
れ、炊飯器本体に収納し、蓋体を閉めて炊飯を開始する
と、内釜102の下方に配設された本体加熱装置103
及び蓋体に配設されたフタ加熱装置106で加熱を行
い、加熱調理を行う。
【0004】蓋体は、炊飯器本体の外観を構成するソト
ワク101の上面後方に設けられた本体ヒンジ部101
−Aの本体軸穴101−Bに取り付けられた軸ピン10
9を軸に回動する。蓋体は、蓋体の外観を構成するフタ
104、上方からの加熱を行うフタ加熱装置106、こ
のフタ加熱装置106を取り付け蓋体の閉塞時に内釜1
02の上面開口部に対向するように設けられアルミニウ
ム板等で構成された放熱板107、蓋体の閉塞時に内釜
102の上端フランジ面の蒸気をシールするフタパッキ
ン108、このフタパッキン108を介し前記放熱板1
07をネジ止めで固定するフタリング105等で構成さ
れる。また、フタ104のフタ軸穴104−Aとフタリ
ング105のフタリング軸穴105−Aは、フタ104
とフタリング105を組み立てたときに、軸穴の中心が
ほぼ同じ位置になるように構成されている。組立時に
は、まず前述の蓋体の構成部品を組み立てて蓋体にして
おき、これを本体に取り付ける。このとき、図7に示す
ように本体ヒンジ部101−Aの本体軸穴101−B
と、前述の蓋体の軸穴の位置を合わせるようにしてお
き、軸ピン109を貫通させて組み立てる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような構成で
は、蓋体の取付時に軸ピンを蓋体の軸穴と本体軸穴とを
貫通させるようにして取り付けるため、手探りな状態で
軸ピンを取り付けなければならなく作業性が悪かった。
さらに、軸ピン取付後も軸ピンの抜け止めの加工を施さ
なくてはならない。
【0006】また、故障などにより部品の交換・点検を
するため、蓋体を分解するときも軸ピンを抜いて、本体
から蓋体を外してからでないと分解できなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の問題点
を解決するためのものであり、フタにU字形状に切り欠
いたリブを設け、このU字形状の切り欠き方向と直交す
る方向のU字形状切り欠き部を有するリブをフタリング
に設けておき、このフタとフタリングのリブのU字形状
の切り欠き部は組み合わせたときに、各々の切り欠き部
の終端のRの中心がほぼ同軸上になるような位置にして
おき、このRもほぼ同じ大きさになるようにするもので
ある。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は、上記のような構成にし
たことにより、蓋体の組立においてフタリングに放熱板
・フタパッキン等を取り付けるまでは従来と同じだが、
この状態から蓋体にせず、本体ヒンジ部の軸穴に貫通す
るように取り付けた軸ピンを、フタリングのリブのU字
形状の切り欠き部に挿入するようにしてフタリングを取
り付ける。このままの状態だとフタリングは軸ピンから
容易に外れてしまうが、フタをフタリングの取付方向と
直交する方向から取り付けると、フタのリブのU字形状
切り欠き部が、フタリングのリブのU字形状切り欠きに
対し、直交するようになっているので、フタリングの抜
け止め兼軸ピンの固定となり、蓋体の組立と取付が完了
する。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例を図を参照しながら説明す
る。図1、図2は実施例の構造断面図、図3、図4は蓋
体の組立要領図である。図において1はソトワク、1−
Aは本体ヒンジ部、1−Bは本体軸穴、2は内釜、3は
本体加熱装置、4はフタ、4−AはU字リブA、5はフ
タリング、5−AはU字リブB、5−Bは抜け止めリ
ブ、6はフタ加熱装置、7は放熱板、8はフタパッキ
ン、9は軸ピンである。
【0010】以下、蓋体の組立方法について説明する。
【0011】まず、シリコンゴムヒーターをアルミ箔と
両面テープで挟み込んだような構成のフタ加熱装置6
を、例えばアルミニウム板等をプレス加工で成形した放
熱板7に貼り付ける。樹脂成形部品であるフタリング5
と、フタ加熱装置6を貼り付けた放熱板7でフタパッキ
ン8を挟み込むようにしてネジ止めにて固定する。これ
をフタリングユニットとする。本体側はソトワク1の上
面後方の本体ヒンジ部1−Aの本体軸穴1−Bに軸ピン
9を貫通するように取り付けておく。この軸ピン9の長
さは、本体ヒンジ部1−Bの幅よりも20mm程度長く設
定しておく。このため本体軸穴1−Bに軸ピン9を取り
付けると、軸ピン9は本体ヒンジ部1−Aを貫通しては
み出してしまう。この軸ピン9のはみ出し量を左右ほぼ
同じくらい(約10mm)にしておく。ここに、前記のフ
タリングユニットを取り付ける。フタリング5には軸ピ
ン取り付け用に、U字形状に切り欠いたU字リブB5−
Aが左右対称な位置に設けてある。このフタリング5の
U字リブB5−AのU字形状切り欠き方向は図1のX方
向(製品を横から見て後方向)にしてある。フタリング
ユニットの取付方法は、図3に示すように、U字リブB
5−AのU字形状切り欠き部に、本体ヒンジ部1−Aに
貫通させてある軸ピン9を挿入するようにして行う。ま
た、左右のU字リブB5−Aの外側には、抜け止めリブ
5−Bが軸ピン9の長さより2〜3mm程度広い幅で設け
てあり、軸ピン9が左右方向にズレて抜け落ちないよう
になっている。
【0012】フタ4には、図1のY方向(製品を横から
見て下方向)にU字形状に切り欠かれたU字リブA4−
Aが設けてある。このフタ4のU字リブA4−Aとフタ
リング5のU字リブB5−AのU字形状切り欠き部の終
端の形状は、軸ピン9の半径より0.1mm〜0.3mm程度
大きいRにしておく。また、これらのU字形状切り欠き
部のRの中心は、フタ4とフタリング5を組み立てたと
きに軸ピン9の中心軸位置とほぼ同軸上になるような位
置にしておく。
【0013】前記フタリングユニットを本体に取り付け
た状態において、図4に示す様にこのU字リブA4−A
のU字形状切り欠き部に軸ピン9を挿入する様な方向か
ら取り付ける。この取付方向はフタリングユニットを本
体に取り付けた方向に対しほぼ垂直な方向となる。フタ
リングユニットとフタ4は容易に外れない様な方法で嵌
合し、蓋体の組立・取付は完了する。これで軸ピン9
は、フタ4のU字リブA4−Aとフタリング5のU字リ
ブB5−Bで直交する方向から保持される。また軸(左
右)方向には、フタリング5の抜け止めリブ5−Bがあ
るので、フタ4を外さない限り軸ピン9は外れなくな
る。
【0014】
【発明の効果】本発明は、上記のような構成としたこと
により、蓋体の取付時に手探りな状態で軸ピンを取り付
けなくとも軸ピンの位置を確認しながら作業が行えるの
で、作業性が向上する。さらに、蓋体の取付後もわざわ
ざ軸ピンの抜け止めの加工を施したりしなくてすむので
材料費・加工費の低減が計れ、コスト競争力が向上す
る。また、故障などにより部品の点検をするときも、フ
タを外すだけで、蓋体内部の点検が出来るので点検時の
作業性も良くなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す炊飯器の構造断面図で
ある。
【図2】同要部の部品断面図である。
【図3】同組立要領を示す斜視図である。
【図4】同組立要領を示す斜視図である。
【図5】従来例の炊飯器の構造断面図である。
【図6】同要部の部品断面図である。
【図7】同組立要領を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ソトワク 1−A 本体ヒンジ部 4 フタ 4−A U字リブA 5 フタリング 5−A U字リブB 5−B 抜け止めリブ 9 軸ピン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炊飯器本体と、炊飯器本体に収納される
    内釜と、炊飯器本体の内釜収納部の下方に配設された本
    体加熱装置と、炊飯器本体の上面の後方に配設された本
    体ヒンジ部と、本体ヒンジ部を貫通する軸ピンと、この
    軸ピンを軸に回動し閉塞時には内釜の上面開口部を覆う
    様に構成された蓋体とを有する炊飯器において、前記蓋
    体は、蓋体の外観を構成するフタ(4)と、閉塞時に内
    釜(2)の上端フランジ面に当接し蒸気のシールをする
    フタパッキン(8)と、炊飯・保温時に上方からの加熱
    を行うフタ加熱装置(6)と、フタ加熱装置(6)を取
    り付け閉塞時に内釜(2)の上面開口部に対向する様に
    配設された放熱板(7)と、この放熱板(7)とフタパ
    ッキン(8)を取り付け蓋体の内面側を構成するフタリ
    ング(15)とを有し、フタ(4)にU字形状に切り欠
    いたリブ(4−A)を設け、フタリング(5)にはフタ
    (4)のリブ(4−A)のU字形状切り欠き方向とは異
    なる方向にU字形状に切り欠いたリブ(5−A)を設け
    ておき、フタ(4)とフタリング(5)を組み合わせる
    ことによって、前記2つのリブが重なるようになり、2
    つのU字形状の切り欠き部によって出来る隙間(軸穴)
    で、軸ピン(9)を固定したことを特徴とする炊飯器。
JP8072898A 1998-03-27 1998-03-27 炊飯器 Pending JPH11276345A (ja)

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JP8072898A JPH11276345A (ja) 1998-03-27 1998-03-27 炊飯器

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ID=13726442

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JP8072898A Pending JPH11276345A (ja) 1998-03-27 1998-03-27 炊飯器

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JP (1) JPH11276345A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006094925A (ja) * 2004-09-28 2006-04-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 炊飯器
JP2008286483A (ja) * 2007-05-18 2008-11-27 Zojirushi Corp 液体容器
JP2014090786A (ja) * 2012-11-01 2014-05-19 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 炊飯器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006094925A (ja) * 2004-09-28 2006-04-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 炊飯器
JP2008286483A (ja) * 2007-05-18 2008-11-27 Zojirushi Corp 液体容器
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040302

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02