JPH11276238A - キャップ式毛髪乾燥及び薬液浸透促進装置 - Google Patents

キャップ式毛髪乾燥及び薬液浸透促進装置

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JPH11276238A
JPH11276238A JP10582198A JP10582198A JPH11276238A JP H11276238 A JPH11276238 A JP H11276238A JP 10582198 A JP10582198 A JP 10582198A JP 10582198 A JP10582198 A JP 10582198A JP H11276238 A JPH11276238 A JP H11276238A
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JP
Japan
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air
hair
wind tunnel
cap
tunnel body
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Application number
JP10582198A
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English (en)
Inventor
Yoshihiko Inamoto
喜彦 稲本
Katsuhiko Oi
克彦 大井
Kunihiko Oi
邦彦 大井
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  • Cleaning And Drying Hair (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気の吹付けが髪に均等に及ぶために、能率
的に自然乾燥となり、しかも、着用中において、両手が
他の用事に使い得るように空くことになるキャップ式毛
髪乾燥及び薬液浸透促進装置を提供する。 【解決手段】 頭髪をほゞ覆うとともに後ろへ逃す筒形
の風洞体の上端に空気取入れ用として風入冠部を突設し
た柔軟なヘッドキャップと、それに頭髪を乾燥する空気
を供給する温風送風器と、送風可能に温風送風器と風入
冠部とを接続する送風ホースとからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、洗髪の後に濡れた髪
を自然乾燥するために使用する家庭用または業務用のキ
ャップ式毛髪乾燥及び薬液浸透促進装置に関する。
【0002】
【従来の技術】洗髪の後に髪を乾かすには、一般的に、
櫛または手により髪を解きつつ、他方の手でハンドドラ
イヤーを操作しながら温風を吹き付けていたが、それで
は温風の吹付け範囲が狭いことから、隈無くハンドドラ
イヤーを操作することになるため、どうしても時間が掛
かり、能率性に欠けるという問題があった。
【0003】乾燥時間の短縮のために、ハンドドライヤ
ーの温風の温度を高く設定すると、高熱により髪を傷め
酷い時には色鮮やかであった髪が褪色するおそれもあ
り、特に、乾燥に時間が掛かる長い髪であると、乾きを
早く済ませるために、櫛の扱いに慎重さが欠けることに
なって、摩擦で髪を傷め枝毛となりやすかった。
【0004】また、両手を使うために、髪の乾燥に専念
する必要があり、合理的に他の仕事を平行してなし得な
かった。理容店では、パーマネント掛けや毛染めにおい
て頭に被せる乾燥促進機を用いているが、一般的にこれ
は単にヘルメット形(オープンタイプもある)であるこ
とから、長い髪をそのまま乾かすには後ろ髪が食み出て
乾燥できなく、丸め込むと密となって空気に触れなくな
り、乾燥が遅くなるという不都合があった。また、主に
加温による乾燥手段であることから、箇所により温度む
らがあり、温度差からパーマネントや毛染め等に掛かり
具合の違いが微妙に生じ、不体裁に違和感が生じる不都
合もあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような実情に鑑
みて、この発明は、空気の吹付けが髪に均等に及ぶため
に、能率的に自然乾燥となり、しかも、着用中におい
て、両手が他の用事に使い得るように空くことになるキ
ャップ式毛髪乾燥及び薬液浸透促進装置を提供すること
を目的とした。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は、頭髪をほゞ覆うとともに後ろへ逃す
筒形の風洞体の上端に空気取入れ用として風入冠部を突
設した柔軟なヘッドキャップと、それに頭髪を乾燥する
空気を供給する温風送風器と、送風可能に温風送風器と
風入冠部とを接続する送風ホースとからなることを特徴
とするキャップ式毛髪乾燥及び薬液浸透促進装置を提供
するものである。
【0007】上記の構成によれば、空気の圧力によりヘ
ッドキャップが風船のように膨らみ、その中が空洞とな
るために、頭髪が空気と触れやすく疎らになる。また、
風入冠部が頭髪に広く空気を行きわたらせる役目を果た
す。しかも、風洞体が単に頭髪を覆うだけでなく、頭髪
を風洞へ逃して粗となすため、乾燥中に髪を櫛や手で解
く必要がなく、温風送風器から送り込まれる空気が髪に
均等に触れることになり、能率的に自然乾燥される。ま
た、洗髪の後で櫛で軽く解きながら髪に薬液を塗布して
おけば、温風が均等に当たることから薬液が髪に深く浸
透する。
【0008】上記の構成に加えて、ヘッドキャップの風
洞体を通気性布地で、風入冠部を非通気性布地でそれぞ
れ形成し、送風ホースを柔軟な蛇腹で形成し、温風送風
器を椅子に備えてあると、目的の達成により有効であ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明においては、温風送風器
5の設置箇所を特に限定するものではなく、実施例の図
面に示すように、調髪椅子Qに装備してあると、使用に
好都合であり、また、業務用にも適するが、家庭用とし
ては、洗面台等の上に単に置ける温風送風器や、壁に取
り付ける温風送風器であっても良い。
【0010】また、ヘッドキャップ1の素材としては、
頭に荷重等の負担が余りかからないように、軽量且つ柔
軟であることが望ましく、殊に、実施例に記載の如く布
地が適している。また、風洞体2が通気性を有している
と、髪の乾燥が促進される。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のキャッ
プ式毛髪乾燥及び薬液浸透促進装置によれば、単に頭髪
を覆うだけでなく、頭髪を風洞へ逃して粗となすため、
髪を櫛や手で解く必要がなく、枝毛のように髪を傷める
ことがなくなる。また、送風器から送り込まれる空気が
髪に均等に触れることになるので、乾燥が能率的に促進
され、自然乾燥となるので、髪を傷めないばかりか、調
髪剤や毛染め液ののりが良くなり、奇麗に好ましく均等
化され、また、乾燥中においても両手使いでメイクアッ
プやナイト化粧等の他の作業も並行して可能であり、し
かも、色艶の良い奇麗な髪の仕上がりとなる等の優れた
効果を奏するものである。
【0012】加えて、コンパクトに仕舞うことができる
し、従来のものとは違って、構造が簡単であり、使用済
みとなっても粗大ごみとならないという利点もある。
【0013】
【実施例】次に、この発明を実施例の図面に基づいて説
明するが、これに限定されないことはいうまでもない。
【0014】図1および図2は、一実施例を示したもの
で、そのキャップ式毛髪乾燥及び薬液浸透促進装置P
は、調髪椅子Qとともに装備したもので、頭に被せる筒
形風洞体2の上に風入冠部3を突設したヘッドキャップ
1と、調髪椅子Qに備えた温風送風器5と、ヘッドキャ
ップ1と温風送風器5との間に介在させる送風ホース7
とからなっている。
【0015】風洞体2は、布団乾燥機に使用されている
ような通気性の布地で縫製されたもので、頭にすっぽり
被せて頭髪をほゞその中に納める大きさであるととも
に、後ろへ筒抜けになるように筒形部9が突設され、そ
れが先端に行くにつれて細く形成され、先端に排出口1
0が開口している。また、縁11が頭に締まるように、
額当りにマジックテープと称されるファスナーテープ1
2を取り付け、それで締め付けるようにしてある。
【0016】風入冠部3は、非通気性に加工処理された
布地により縫製され、且つ風洞体2に空気を送り込み得
るようにその内部へ開口して逢着してある。また、空気
を取り入れるために、前後両端に空気取入口13,13
を突設してあって、選択していずれか一方の空気取入口
13に送風ホース7が接続される。その接続を確実にす
るために、両方の空気取入口13,13に同じくマジッ
クテープと称されるファスナーバンド15が取り付けら
れている。なお、使用しない空気取入口13は栓によっ
て封じられる。
【0017】送風ホース7は、両端に接続口16,16
を有し、その間が伸縮自在な軟質の蛇腹となっている。
従って、背丈の違いによる頭の高さや、頭の動作に順応
し得る。
【0018】温風送風器5は、調髪椅子Qの背凭れの上
端部に取り付けられ、また、その操作盤17が肘掛けの
側面に取り付けられている。そこで、使用者が椅子に座
った状態で、操作盤17を操作しながら、風量、温度等
のオン、オフ、及び適当な調整をなしながら使用できる
ようになっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のキャップ式毛髪乾燥及び薬液浸透促
進装置を使用状態において示す側面図である。
【図2】同装置のうちのヘッドキャップを示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
P キャップ式毛髪乾燥及び薬液浸透促進装置 Q 椅子 1 ヘッドキャップ 2 風洞体 3 風入冠部 5 温風送風器 7 送風ホース
フロントページの続き (72)発明者 稲本 喜彦 富山県富山市向新庄町1丁目15番11−105 号 (72)発明者 大井 克彦 富山県富山市上富居45の4 セジュール上 富居B−201 (72)発明者 大井 邦彦 富山県富山市上富居45の4 セジュール上 富居B−201

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頭髪をほゞ覆うとともに後ろへ逃す筒形
    の風洞体の上端に空気取入れ用として風入冠部を突設し
    た柔軟なヘッドキャップと、それに頭髪を乾燥する空気
    を供給する温風送風器と、温風送風器と風入冠部とを接
    続する送風ホースとからなることを特徴とするキャップ
    式毛髪乾燥及び薬液浸透促進装置。
  2. 【請求項2】 ヘッドキャップの風洞体を通気性布地
    で、風入冠部を非通気性布地でそれぞれ形成し、送風ホ
    ースを柔軟な蛇腹で形成し、温風送風器を椅子に備えた
    ことを特徴とする請求項1記載のキャップ式毛髪乾燥及
    び薬液浸透促進装置。
JP10582198A 1998-03-31 1998-03-31 キャップ式毛髪乾燥及び薬液浸透促進装置 Pending JPH11276238A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10582198A JPH11276238A (ja) 1998-03-31 1998-03-31 キャップ式毛髪乾燥及び薬液浸透促進装置

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JP10582198A JPH11276238A (ja) 1998-03-31 1998-03-31 キャップ式毛髪乾燥及び薬液浸透促進装置

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JPH11276238A true JPH11276238A (ja) 1999-10-12

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ID=14417743

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JP10582198A Pending JPH11276238A (ja) 1998-03-31 1998-03-31 キャップ式毛髪乾燥及び薬液浸透促進装置

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JP (1) JPH11276238A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106307960A (zh) * 2016-11-17 2017-01-11 无限极(中国)有限公司 一种智能染发工具
CN112293911A (zh) * 2020-11-03 2021-02-02 马鞍山安慧智电子科技有限公司 一种自动头发吹干机

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106307960A (zh) * 2016-11-17 2017-01-11 无限极(中国)有限公司 一种智能染发工具
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