JPH1127621A - 画像データ記録装置とその方法、および、画像データ記録再生装置 - Google Patents

画像データ記録装置とその方法、および、画像データ記録再生装置

Info

Publication number
JPH1127621A
JPH1127621A JP9176882A JP17688297A JPH1127621A JP H1127621 A JPH1127621 A JP H1127621A JP 9176882 A JP9176882 A JP 9176882A JP 17688297 A JP17688297 A JP 17688297A JP H1127621 A JPH1127621 A JP H1127621A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
image data
reproducing
data
recorded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9176882A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasumasa Kodama
安正 児玉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP9176882A priority Critical patent/JPH1127621A/ja
Publication of JPH1127621A publication Critical patent/JPH1127621A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】RAIDを用いたビデオサーバにおいて、記録
時の信頼性の向上ができない。また記録領域を効率よく
使用できない。 【解決手段】ビデオサーバ1に入力されたビデオデータ
はエンコーダ10で圧縮符号化され、第1のRAID装
置20と第2のRAID装置30の両方に記録される。
第1のRAID装置20および第2のRAID装置30
の両方に適切に記録ができた時は、空き容量の少ない方
のRAID装置に記録されたビデオデータを消去し他方
のRAID装置に記録されたデータを実際の蓄積データ
として残す。いずれか一方のRAIDにのみ適切にビデ
オデータが記録された場合には、その適切に記録された
ビデオデータを実際の蓄積データとして残し、適切に記
録されなかった方のビデオデータは消去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばビデオデ
ータなどの画像データを、高い信頼性で、記録媒体を有
効に使用して記録することのできる画像データ記録装置
とその方法、および、そのように画像データを記録して
要求に応じて再生し出力する画像データ記録再生装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気ディスクの記録密度の向上は
目覚ましく、大容量化、低ビット価格化が急速に進んで
いる。その結果、膨大なデータ量となる動画像などの画
像データを磁気ディスクに格納して利用するシステムが
開発されている。多数の端末からのデータ要求に応じて
所望の画像データを各端末に送出する装置や、多数のチ
ャネルに順次画像データを送出する放送システムなどに
用いられる装置として、ランダムアクセスが可能で、複
数の画像データを同時に出力することのできる、このよ
うな磁気ディスクを用いたビデオサーバが好適である。
【0003】しかしながら、たとえば放送などに用いる
ビデオサーバを磁気ディスク装置(HDD)で構成する
場合を考えると、信頼性が十分ではなく、種々の工夫が
なされている。そのハードディスク装置の信頼性を向上
させる手法の例として、RAID(Redundant Arrays of
Inexpensive Disks) がある。RAIDは、複数のHD
Dを使って、単独のHDDよりも高い信頼性と性能を実
現する方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うなRAIDを用いてビデオサーバを構成しようとした
場合にもいくつかの問題が生じる。まず、RAIDは再
生時のディスクエラーを主にパリティーにより救済する
だけであるので、記録時に発生したエラーを救済するこ
とはできない。コンピュータのデータを記録するような
場合であれば、記録時にエラーが生じても再度記録を行
えばよいが、ビデオデータのようなリアルタイム性の要
求される信号においては、記録が適切に行われなかった
場合に復旧が非常に難しくなる場合があり、記録時の信
頼性を高めたいという要望がある。
【0005】そのような要望に答えることができ、ビデ
オサーバなどの画像データの記録再生装置に用いるのに
適したRAIDとして、RAIDを二重に設けたミラー
構成のRAIDがある。そのミラー構成のRAIDを用
いた画像記録再生装置について、図5を参照して説明す
る。図5に示す画像記録再生装置90においては、入力
されたビデオデータはエンコーダ91で符号化され、主
RAID装置92とミラーRAID装置93の両方に入
力され、この2つのRAID装置に共通に記録される。
そして、主RAID装置92が正常に動作している限り
は、この主RAID装置92に記録されているビデオデ
ータが要求に応じて再生され、適宜デコーダ94-1〜9
-nに出力される。
【0006】この画像記録再生装置90の動作の例を図
6に示す。画像記録再生装置90においては、たとえば
1秒を10等分した100msecのタイムスロットが
設定されており、このタイムスロットごとに記録、ベリ
ファイ、再生を行う。すなわち、最初の100msec
で記録処理を行い、次の100msecでベリファイ処
理を行い、残りの800msecで再生処理を行う。こ
の時、前述したように、記録処理およびベリファイ処理
は、主RAID装置92およびミラーRAID装置93
の両方が処理に係わるが、再生処理は、正常時には主R
AID装置92のみが行うことになる。
【0007】このような構成の画像記録再生装置90で
あれば、記録および再生のいかなる時点で主RAID装
置92またはミラーRAID装置93のいずれかに障害
が起きようとも、残った一方のRAID装置に記録され
ているビデオデータを用いて再生を行うことができるの
で、信頼性が向上する。
【0008】しかしながら、このようなミラー構成で
は、同一のデータを両方のRAIDに記録するために、
全記録容量の半分しか有効に使用されず、記録装置の使
用効率が悪くなるという問題がある。前述したように、
本来ビデオデータなどの画像データはデータ量が大きい
ため、ビデオサーバなどを構成する際には膨大な容量の
記録装置が必要となっている。したがって、このような
ミラーRAID構成による記録領域の使用効率の悪さは
問題であり、改善が望まれる。
【0009】したがって、本発明の目的は、たとえばビ
デオデータなどの画像データをHDD装置に記録する装
置において、記録時の信頼性を向上し、記録領域を効率
よく使用することのできる画像データ記録装置を提供す
ることにある。また本発明の他の目的は、たとえばビデ
オデータなどの画像データをHDD装置に記録する際
に、記録時の信頼性を向上し、記録領域を効率よく使用
することのできる画像データ記録方法を提供することに
ある。また本発明の他の目的は、たとえばビデオデータ
などの画像データを記録する際の記録時の信頼性を向上
し、記録領域を効率よく使用することができ、記録した
画像データを要求に応じて適切に再生出力することので
きる画像データ記録再生装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、複数のRAIDを、画像データを記録する際にはミ
ラーRAIDのような構成として機能し、記録が適切に
終了した後は、単なる容量拡大用の独立したRAIDと
して機能するように構成した。
【0011】したがって、本発明の画像データ記録装置
は、入力される画像データを各々記録する複数のたとえ
ばRAIDである記録再生手段と、前記複数の記録再生
手段各々において、前記記録が適切に行われたか否かを
検出する記録状態検出手段と、前記検出の結果に基づい
て、前記複数の記録再生手段の中のいずれか1つの記録
再生手段に記録されている前記適切に記録の行われた画
像データのみを蓄積データとして残し、前記複数の記録
再生手段の中の他の記録再生手段に記録された画像デー
タを消去する画像データ管理手段とを有する。
【0012】好適には、前記画像データ管理手段は、前
記検出の結果に基づいて、前記複数の記録再生手段より
前記画像データが適切に記録された記録再生手段を検出
する手段と、前記検出された記録が適切に行われた記録
再生手段より、最も空き容量の少ない記録再生手段を検
出する手段と、前記検出された最も空き容量の少ない記
録再生手段以外の前記記録再生手段に記録された前記画
像データを消去する手段とを有する。
【0013】また、本発明の画像データ記録方法は、入
力される画像データを符号化し、該符号化された画像デ
ータを複数の記録装置で各々記録し、前記複数の記録再
生装置各々において、前記記録が適切に行われたか否か
を検出し、前記検出の結果に基づいて、前記複数の記録
再生装置の中のいずれか1つの記録再生装置に記録され
ている前記適切に記録の行われたビデオデータのみを蓄
積データとして残し、前記複数の記録再生装置の中の他
の記録再生装置に記録されたビデオデータを消去する。
【0014】また、本発明の画像データ記録再生装置
は、入力される画像データを符号化する符号化手段と、
前記符号化された画像データを各々記録する複数の記録
再生手段と、前記複数の記録再生手段各々において、前
記記録が適切に行われたか否かを検出する記録状態検出
手段と、前記検出の結果に基づいて、前記複数の記録再
生手段の中のいずれか1つの記録再生手段に記録されて
いる前記適切に記録の行われた符号化画像データのみを
蓄積データとして残し、前記複数の記録再生手段の中の
他の記録再生手段に記録された符号化画像データを消去
する画像データ管理手段と、要求に応じて、前記複数の
記録再生手段のいずれかに蓄積されている前記符号化画
像データを再生する再生手段と、前記再生された符号化
画像データを復号化する復号化手段と、前記復号化され
た画像データを出力する出力手段とを有する。
【0015】好適には、前記再生手段は、前記複数の記
録再生手段に蓄積されている前記符号化画像データを要
求に応じて複数再生し、前記復号化手段は、前記再生さ
れた複数の符号化画像データを並列に復号化し、前記出
力手段は、前記復号化された前記複数の画像データを、
各々所定のチャネルの画像データとして出力する。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図1〜図
4を参照して説明する。本実施の形態においては、入力
されるビデオ信号を順次蓄積しておき、要求に応じて複
数チャネルに並列に出力するビデオサーバ1について説
明する。図1は、そのビデオサーバ1の構成を示すブロ
ック図である。ビデオサーバ1は、エンコーダ10、第
1のRAID装置20、第2のRAID装置30、n個
のデコーダ40-1〜40-nおよび制御部50を有する。
【0017】まず、ビデオサーバ1の各部の構成につい
て説明する。エンコーダ10は、ビデオサーバ1に適宜
入力されるビデオデータを、MPEG2(Moving Pictur
e coding Experts Groupによる高品質動画符号化方式)
を用いて圧縮符号化する。圧縮符号化されたビデオデー
タは、図示せぬ信号切り替え部を介して、通常、第1の
RAID装置20および第2のRAID装置30に並列
に入力され蓄積される。なお、要求によっては、圧縮符
号化されたビデオデータは、前記信号切り替え部を介し
て、後述するデコーダ40-1〜40-nの任意のデコーダ
40-i(i=1〜n)に直接出力される。
【0018】第1のRAID装置20および第2のRA
ID装置30は、各々が複数のハードディスク装置を有
する大容量の記録装置である。この第1のRAID装置
20および第2のRAID装置30は、データの記録時
には完全な二重化装置として機能する。すなわち、エン
コーダ10により圧縮符号化されたビデオデータは、こ
れら第1のRAID装置20および第2のRAID装置
30に共通に並列に入力され、各々記録される。一旦記
録が適切に行えた後は、一方の記録データのみを蓄積デ
ータとして保持し、他方の記録データを実質的に消去す
る。したがってこの時には、第1のRAID装置20お
よび第2のRAID装置30は各々独立した記録装置で
あってその各々の記録容量を有効に使用可能な装置とし
て機能する。
【0019】そして、要求に応じて、蓄積しているビデ
オデータを再生し、前述した図示せぬ信号切り替え部を
介して、後述するデコーダ40-1〜40-nの任意のデコ
ーダ40-i(i=1〜n)に出力する。この時、処理す
るビデオデータは圧縮されている上い第1のRAID装
置20および第2のRAID装置30の再生時間および
データ転送時間は十分速いので、出力されるビデオデー
タの再生時間の連続性を確保した範囲内で、第1のRA
ID装置20および第2のRAID装置30は各々同時
的に複数のデコーダ40-iに対して並列に複数のビデオ
データを再生出力することができる。なお、第1のRA
ID装置20および第2のRAID装置30のこれらの
動作は、制御部50により制御される。
【0020】この第1のRAID装置20および第2の
RAID装置30の構成について図2を参照して詳細に
説明する。なお、第2のRAID装置30は第1のRA
ID装置20と全く同じ構成なので、ここでは第1のR
AID装置20を用いてその構成を説明する。図2は、
第1のRAID装置20の詳細な構成を示すブロック図
である。第1のRAID装置20は、第1のバッファ
(BUFFER1)21、第1のスイッチ(SW1)2
2、パリティ処理部(PARITY)23、m個のSC
SIインターフェイス(SCSI−I/F)24-1〜2
-m、m個のハードディスク装置(HDD)25-1〜2
-m、第2のバッファ(BUFFER2)26、第2の
スイッチ(SW2)27および比較器(COMP)28
を有する。
【0021】まず、第1のRAID装置20の各部の構
成について説明する。第1のバッファ21は、入力され
たビデオデータを一時的に記憶する記憶手段である。
【0022】第1のスイッチ22は、第1のバッファ2
1に記憶されたビデオデータの出力先を選択するスイッ
チである。第1のスイッチ22は、第1のRAID装置
20内の図示せぬ制御部により選択され、第1のバッフ
ァ21に記憶されているビデオデータを、後述するハー
ドディスク装置25-1〜25-mに記録する際には端子a
に切り替えられ、ハードディスク装置25-1〜25-m
記録したデータのベリファイに用いる時には端子bに切
り替えられる。
【0023】パリティ処理部23は、ビデオデータを実
際にハードディスク装置25-1〜25-mに対して記録ま
たは再生する際に、パリティの付加、検査および除去の
処理を行う。具体的には、第1のスイッチ22を介して
入力されるビデオデータをハードディスク装置25-1
25-mに記録する際にパリティを付加する。また、ハー
ドディスク装置25-1〜25-mからビデオデータを読み
出した際に、付加されているパリティを用いてデータが
適切か否を検査する。そして、再生したデータが適切で
あった場合には、付加されていたパリティを除去して、
そのビデオデータを第2のバッファ26に出力する。
【0024】SCSI−I/F24-1〜24-mは、後述
するm個のハードディスク装置25-1〜25-mに各々対
応して設けられており、パリティ処理部23とm個のハ
ードディスク装置25-1〜25-mとの間のビデオデータ
の転送を行う。ハードディスク装置25-1〜25-mは、
各々がある程度のビデオデータを記録するのに十分な容
量を有する記録媒体であり、前述したSCSI−I/F
24-1〜24-mを介して入力されるビデオデータを記録
し、また、再生したビデオ出エアをSCSI−I/F2
-1〜24-mに出力する。
【0025】第2のバッファ26は、ハードディスク装
置25-1〜25-mで再生されパリティ処理部23を介し
て出力されたビデオデータを一時的に記憶する記憶手段
である。
【0026】第2のスイッチ27は、第2のバッファ2
6に記憶されたビデオデータの出力先を選択するスイッ
チである。第2のスイッチ27は、第1のRAID装置
20内の図示せぬ制御部により選択され、第2のバッフ
ァ26に記憶されているビデオデータを、ビデオサーバ
1より出力する際には端子aに切り替えられ、ハードデ
ィスク装置25-1〜25-mに記録したデータのベリファ
イに用いる時には端子bに切り替えられる。
【0027】比較器28は、ハードディスク装置25-1
〜25-mに記録したデータのベリファイ時に有効にな
り、第1のRAID装置20に入力されたビデオデータ
と、そのビデオデータをハードディスク装置25-1〜2
-mに記録し直ちに再生して得られたビデオデータとを
比較することにより、ビデオデータの記録が適切に行わ
れたか否かを検出する。具体的には、第1のスイッチ2
2より入力される第1のRAID装置20に入力され第
1のバッファ21に記憶されているビデオデータと、第
2のスイッチ27より入力されるハードディスク装置2
-1〜25-mより再生され第1のスイッチ22に記憶さ
れているビデオデータとをバイト単位に比較し、一連の
ビデオデータにおいて、それらの全てのデータが一致し
た場合には、ハードディスク装置25-1〜25-mにデー
タが適切に記録されたものとして、所定の一致信号をビ
デオサーバ1内の制御部50に出力する。
【0028】次に、第1のRAID装置20の動作につ
いて説明する。まず、第1のRAID装置20に入力さ
れたビデオデータは、第1のバッファ21に一旦記録さ
れた後に、第1のスイッチ22を介してパリティ処理部
23に入力され、パリティ処理部23で必要なパリティ
が付加されて、SCSI−I/F24-iを介して所望の
ハードディスク装置25-i(i=1〜m)に記録され
る。
【0029】記録処理が終了したら、直ちにベリファイ
動作を行う。すなわち、ビデオデータを記録したハード
ディスク装置25-iの記録と同じアドレスのデータを読
み出し、SCSI−I/F24-i、パリティ処理部23
を介して第2のバッファ26に一旦記録する。そして、
第1のスイッチ22を介して入力される第1のバッファ
21に記録されているデータと、第2のスイッチ27を
介して入力される第2のバッファ26に記録されている
データとを比較器28でバイトごとに比較し、その比較
結果をビデオサーバ1の制御部50に出力する。すなわ
ち、全てのデータが一致していた場合には、記録が適切
に行われたことを示す一致信号を、またいずれかのデー
タで不一致が生じた場合には、記録が適切ではないこと
を示す不一致信号を出力する。
【0030】また、記録されているデータの再生要求が
あった場合には、そのデータが記録されているハードデ
ィスク装置25-i(i=1〜m)よりその所望のデータ
を読み出し、SCSI−I/F24-i、パリティ処理部
23を介して第2のバッファ26に一旦記録する。そし
て、第1のスイッチ22を介して順次出力する。
【0031】引き続きビデオサーバ1の各構成部につい
て説明する。n個のデコーダ40-1〜40-nは、ビデオ
サーバ1のn個の出力チャネルに応じて設けられてお
り、各々、入力されたビデオデータをデコードして元の
ビデオデータに復元し、対応する出力チャネルより出力
する。各デコーダ40-i(i=1〜n)には、前述した
図示せぬ信号切り替え部を介して圧縮符号化ビデオデー
タが入力される。通常は、要求に応じて第1のRAID
装置20または第2のRAID装置30で再生されたビ
デオデータが入力されるが、要求によっては、エンコー
ダ10で圧縮符号化されたビデオデータが、前記信号切
り替え部を介して直接入力される場合もある。
【0032】制御部50は、ビデオサーバ1が所望の動
作を行うように、ビデオサーバ1の各部を制御する。ま
た、第1のRAID装置20および第2のRAID装置
30に記録されているビデオデータの管理を行う。制御
部50は、まず、入力されるビデオデータが第1のRA
ID装置20および第2のRAID装置30に適切に記
録されるように各部を制御する。その場合、制御部50
は前述し信号切り替え部を制御して、入力されエンコー
ダ10で圧縮符号化されたビデオデータを、第1のRA
ID装置20と第2のRAID装置30の両方に入力す
る。そして、各RAID装置20,30のベリファイ結
果に基づいて、適切に記録されたいずれか一方のRAI
D装置のデータのみを蓄積データとして残し、他方のR
AID装置のデータを消去するようなデータ管理を行
う。
【0033】このビデオサーバ1にビデオデータを記録
する際の制御部50の処理を、図3のフローチャートを
参照して詳細に説明する。まず、ビデオデータの記録処
理が開始されたら(ステップS0)、制御部50は第1
のRAID装置20および第2のRAID装置30の両
方に対して圧縮符号化データを入力し、データの記録を
指示する(ステップS1)。その結果、第1のRAID
装置20および第2のRAID装置30は、各々ビデオ
データの記録を行い、引き続きベリファイ動作を行い、
その結果を制御部50に戻してくる。
【0034】そこで制御部50は、まず第1のRAID
装置20のベリファイ結果(VERIFY1)に基づい
て、第1のRAID装置20におけるデータの記録が適
切に行えたか否かをチェックする(ステップS2)。第
1のRAID装置20に対するデータの記録が適切に行
えていた場合には、次に第2のRAID装置30のベリ
ファイ結果(VERIFY2)に基づいて、第2のRA
ID装置30におけるデータの記録が適切に行えたか否
かをチェックする(ステップS3)。
【0035】そして、第2のRAID装置30に対する
データの記録も適切に行えていた場合には、制御部50
は第1のRAID装置20と第2のRAID装置30の
記録領域の空き容量を調べ、空き容量の少ないRAID
装置を検出する(ステップS4)。そして、その空き容
量の少ない方のRAID装置に今回記録されたデータを
消去し(ステップS5)、データの記録処理を終了する
(ステップS6)。
【0036】ステップS3において、第2のRAID装
置30に対するデータの記録が適切に行えていなかった
場合には、制御部50はその第2のRAID装置30に
今回記録されたデータを消去し(ステップS7)、デー
タの記録処理を終了する(ステップS6)。また、ステ
ップS2において、第1のRAID装置20に対するデ
ータの記録が適切に行えていなかった場合には、次に第
2のRAID装置30のベリファイ結果(VERIFY
2)に基づいて、第2のRAID装置30におけるデー
タの記録が適切に行えたか否かをチェックする(ステッ
プS8)。
【0037】そして、第2のRAID装置30に対する
データの記録が適切に行えていた場合には、制御部50
第1のRAID装置20に今回記録されたデータを消去
し(ステップS9)、データの記録処理を終了する(ス
テップS6)。ステップS8において、第2のRAID
装置30に対するデータの記録も適切に行えていなかっ
た場合には、第1のRAID装置20と第2のRAID
装置30の両方に対してデータが適切に記録できなかっ
たことになるので、その旨の信号を表示あるいはさらに
上位の制御装置に出力した後に、異常終了する(ステッ
プS10)。
【0038】また制御部50は、ビデオサーバ1に蓄積
されているビデオデータ、すなわち、第1のRAID装
置20または第2のRAID装置30に記録されている
ビデオデータの出力要求があった場合には、その第1の
RAID装置20または第2のRAID装置30に記録
されているビデオデータが適切に再生され、デコードさ
れて出力されるように、ビデオサーバ1の各部を制御す
る。
【0039】次に、ビデオサーバ1の動作について図4
を参照して説明する。ビデオサーバ1に新たなビデオデ
ータが入力されると、エンコーダ10で圧縮符号化さ
れ、第1のRAID装置20と第2のRAID装置30
の両方に対して入力される。第1のRAID装置20お
よび第2のRAID装置30は、入力されたビデオデー
タを各々自装置内のハードディスク装置に記録し、記録
が終了したら直ちに記録が適切に行われたか否かを検査
するベリファイ動作を行い、その検査結果を制御部50
に出力する。
【0040】第1のRAID装置20および第2のRA
ID装置30の両方において適切にビデオデータが記録
された場合には、第1のRAID装置20と第2のRA
ID装置30の空き容量の少ない方のRAID装置に記
録されたビデオデータを消去し、他方のRAID装置に
記録されたビデオデータを実際の蓄積データとして残
す。第1のRAID装置20または第2のRAID装置
30のいずれか一方にのみ適切にビデオデータが記録さ
れた場合には、その適切に記録されたビデオデータを実
際の蓄積データとして残し、適切に記録されなかった方
のビデオデータは消去する。
【0041】また、第1のRAID装置20と第2のR
AID装置30の両方において適切にビデオデータが記
録されなかった場合には、何らかの致命的な異常が発生
していると考えられるので、その旨の表示を行ったり、
さらに上位の装置に通知するなどして記録再生処理を異
常終了する。そして、蓄積されているビデオデータを再
生する際には、第1のRAID装置20または第2のR
AID装置30のいずれか一方に記録されているそのビ
デオデータを再生し、デコーダ40-i(i=1〜n)で
復号化して所望の出力チャネルより出力する。
【0042】なお、前述した記録処理、ベリファイ処
理、再生出力処理は、一連の処理ごとに順に行われるも
のではなく、所定のデータ単位ごとに同時的、並列的に
行われるものである。本実施の形態のビデオサーバ1に
おけるこれらの処理のスケジューリングの状態を図4に
示す。図4に示すように、ビデオサーバ1においては、
1秒を10等分した100msecのタイムスロットが
設定されており、このタイムスロットごとに記録、ベリ
ファイ、再生を行う。すなわち、最初の100msec
で記録処理を行い、次の100msecでベリファイ処
理を行い、残りの800msecで再生処理を行う。し
たがって、最大で8チャネルに対して出力可能である。
【0043】そして、記録処理およびベリファイ処理
は、第1のRAID装置20および第2のRAID装置
30の両方が処理に係わるが、再生時には、再生するデ
ータを有する方のRAID装置のみが再生処理を行う。
換言すれば、再生時には、第1のRAID装置20と第
2のRAID装置30は完全に独立した蓄積媒体であ
り、各々要求に応じて記録しているビデオデータを再生
出力する。
【0044】このように、本実施の形態のビデオサーバ
1においては、入力されたビデオデータを記録する時
に、2つのRAID装置を完全な二重化装置として機能
させている。換言すれば、通常の主装置とミラー装置か
らなるRAID装置のような構成としている。したがっ
て、記録時にいずれかの装置においてエラーが発生した
としても片方の装置に適切に記録を行うことができ、デ
ータ記録時の信頼性を高くすることができる。
【0045】一方で、一度適切にデータが記録された後
は、2つのRAID装置は独立した装置であって、単な
る容量拡張のためのRAID装置として機能する。した
がって、2つのRAID装置分の記録容量にほぼ等しい
だけのビデオデータを蓄積することができる。また、再
生時には、図4を参照して説明したように、要求された
ビデオデータが記録されているRAID装置においてビ
デオデータが再生され出力される、換言すれば、両方の
RAID装置において適宜再生が行われる。したがっ
て、第1のRAID装置20と第2のRAID装置30
との負荷を均等にすることができシステムの信頼性が向
上する。また、出力チャネル数が増加してより多くのチ
ャネルに並列にビデオデータを出力しなければならない
場合などに好適である。
【0046】なお、本発明は本実施の形態に限られるも
のではなく、種々の改変が可能である。たとえば、本実
施の形態においては、ビデオサーバ1にはビデオデータ
が入力され、これをエンコーダ10においてMPEG2
により圧縮符号化していた。しかし、ビデオサーバ1で
処理可能なのはビデオデータに限られるものではない。
静止画像など、任意の画像データに対して同様に処理可
能である。また、エンコーダ10における圧縮符号化方
法もMPEG2に限られるものではなく、たとえばJP
EG(Joint Photographic Image coding Experts Grou
p による静止画帯域圧縮符号化方式)や、MPEG1な
ど、その他任意の圧縮符号化方法を用いてよい。
【0047】また、ビデオサーバ1は、第1のRAID
装置20および第2のRAID装置30の2つのRAI
D装置を有する構成としたが、3つ以上のRAID装置
を有する構成でもよい。また、各RAID装置の構成
も、図2に示したような例に限られるものではない。記
録データのベリファイ処理が可能であれば、任意の構成
のRAID装置を用いてよい。また、ビデオサーバ1の
動作も、図4に示したような100msecごとのタイ
ムスロットに基づいた処理に限られるものではなく、任
意のスケジューリング方法により処理してよい。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像データをHDD装置に記録する装置であって、記録
時の信頼性を向上し、記録領域を効率よく使用すること
のできる画像データ記録装置を提供することができる。
また、たとえばビデオデータなどの画像データをHDD
装置に記録する際に、記録時の信頼性を向上し、記録領
域を効率よく使用することのできる画像データ記録方法
を提供することができる。また、たとえばビデオデータ
などの画像データを記録する際の記録時の信頼性を向上
し、記録領域を効率よく使用することができ、記録した
画像データを要求に応じて適切に再生出力することので
きる画像データ記録再生装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のビデオサーバの構成を
示すブロック図である。
【図2】図1に示したビデオサーバの第1のRAID装
置の構成を示すブロック図である。
【図3】図1に示したビデオサーバにおける処理を説明
するためのフローチャートである。
【図4】図1に示したビデオサーバの動作を説明するた
めのタイムチャートである。
【図5】これまでの画像記録再生装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図6】図5に示した画像記録再生装置の動作を説明す
るためのタイムチャートである。
【符号の説明】
1…ビデオサーバ、10…エンコーダ、20…第1のR
AID装置、21…第1のバッファ、22…第1のスイ
ッチ、23…パリティ処理部、24-1〜24-m…SCS
I−I/F、25-1〜25-m…ハードディスク装置、2
6…第2のバッファ、27…第2のスイッチ、28…比
較器、30…第2のRAID装置、40-1〜40-n…デ
コーダ、50…制御部、90…画像記録再生装置、91
…エンコーダ、92…主RAID装置、93…ミラーR
AID装置、94-1〜94-n…デコーダ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 5/765 H04N 5/781 510J 5/781 5/91 Z 5/91

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力される画像データを各々記録する複数
    の記録再生手段と、 前記複数の記録再生手段各々において、前記記録が適切
    に行われたか否かを検出する記録状態検出手段と、 前記検出の結果に基づいて、前記複数の記録再生手段の
    中のいずれか1つの記録再生手段に記録されている前記
    適切に記録の行われた画像データのみを蓄積データとし
    て残し、前記複数の記録再生手段の中の他の記録再生手
    段に記録された画像データを消去する画像データ管理手
    段とを有する画像データ記録装置。
  2. 【請求項2】前記複数の記録再生手段の各々は、複数の
    ディスク装置を有するRAID(Redundant Arrays of I
    ndependent Disks) 装置であることを特徴とする請求項
    1記載の画像データ記録装置。
  3. 【請求項3】入力される画像データを符号化する符号化
    手段をさらに有し、 前記複数の記録再生手段は、前記符号化された画像デー
    タを各々記録する請求項1記載の画像データ記録装置。
  4. 【請求項4】前記画像データ管理手段は、 前記検出の結果に基づいて、前記複数の記録再生手段よ
    り前記画像データが適切に記録された記録再生手段を検
    出する手段と、 前記検出された記録が適切に行われた記録再生手段よ
    り、最も空き容量の少ない記録再生手段を検出する手段
    と、 前記検出された最も空き容量の少ない記録再生手段以外
    の前記記録再生手段に記録された前記画像データを消去
    する手段とを有する請求項1記載の画像データ記録装
    置。
  5. 【請求項5】入力される画像データを符号化し、 該符号化された画像データを複数の記録装置で各々記録
    し、 前記複数の記録再生装置各々において、前記記録が適切
    に行われたか否かを検出し、 前記検出の結果に基づいて、前記複数の記録再生装置の
    中のいずれか1つの記録再生装置に記録されている前記
    適切に記録の行われたビデオデータのみを蓄積データと
    して残し、前記複数の記録再生装置の中の他の記録再生
    装置に記録されたビデオデータを消去する画像データ記
    録方法。
  6. 【請求項6】前記複数の記録再生装置の中のいずれか1
    つの記録再生装置に記録されている前記適切に記録の行
    われたビデオデータのみを蓄積データとして残し、前記
    複数の記録再生装置の中の他の記録再生装置に記録され
    たビデオデータを消去する処理は、 前記検出の結果に基づいて、前記複数の記録再生手段よ
    り前記画像データが適切に記録された記録再生手段を検
    出し、 当該記録が適切に行われた記録再生手段より、最も空き
    容量の少ない記録再生手段を検出し、 当該検出された最も空き容量の少ない記録再生手段以外
    の前記記録再生手段に記録された前記画像データを消去
    することにより行う請求項5記載の画像データ記録方
    法。
  7. 【請求項7】入力される画像データを符号化する符号化
    手段と、 前記符号化された画像データを各々記録する複数の記録
    再生手段と、 前記複数の記録再生手段各々において、前記記録が適切
    に行われたか否かを検出する記録状態検出手段と、 前記検出の結果に基づいて、前記複数の記録再生手段の
    中のいずれか1つの記録再生手段に記録されている前記
    適切に記録の行われた符号化画像データのみを蓄積デー
    タとして残し、前記複数の記録再生手段の中の他の記録
    再生手段に記録された符号化画像データを消去する画像
    データ管理手段と、 要求に応じて、前記複数の記録再生手段のいずれかに蓄
    積されている前記符号化画像データを再生する再生手段
    と、 前記再生された符号化画像データを復号化する復号化手
    段と、 前記復号化された画像データを出力する出力手段とを有
    する画像データ記録再生装置。
  8. 【請求項8】前記再生手段は、前記複数の記録再生手段
    に蓄積されている前記符号化画像データを要求に応じて
    複数再生し、 前記復号化手段は、前記再生された複数の符号化画像デ
    ータを並列に復号化し、 前記出力手段は、前記復号化された前記複数の画像デー
    タを、各々所定のチャネルの画像データとして出力する
    請求項7記載の画像データ記録再生装置。
JP9176882A 1997-07-02 1997-07-02 画像データ記録装置とその方法、および、画像データ記録再生装置 Pending JPH1127621A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9176882A JPH1127621A (ja) 1997-07-02 1997-07-02 画像データ記録装置とその方法、および、画像データ記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9176882A JPH1127621A (ja) 1997-07-02 1997-07-02 画像データ記録装置とその方法、および、画像データ記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1127621A true JPH1127621A (ja) 1999-01-29

Family

ID=16021423

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9176882A Pending JPH1127621A (ja) 1997-07-02 1997-07-02 画像データ記録装置とその方法、および、画像データ記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1127621A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7199393B2 (en) 2003-10-21 2007-04-03 Samsung Electronics Co., Ltd. Photosensitive semiconductor nanocrystals, photosensitive composition comprising semiconductor nanocrystals and method for forming semiconductor nanocrystal pattern using the same

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7199393B2 (en) 2003-10-21 2007-04-03 Samsung Electronics Co., Ltd. Photosensitive semiconductor nanocrystals, photosensitive composition comprising semiconductor nanocrystals and method for forming semiconductor nanocrystal pattern using the same
US8911883B2 (en) 2003-10-21 2014-12-16 Samsung Electronics Co., Ltd. Photosensitive semiconductor nanocrystals, photosensitive composition comprising semiconductor nanocrystals and method for forming semiconductor nanocrystal pattern using the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6014766A (en) Digital signal reproduction apparatus
JP4265019B2 (ja) データ蓄積装置および方法、ならびに、データ送出装置および方法
JP4499193B2 (ja) 記録再生装置及び記録再生方法
US6301432B2 (en) Data recording/reproducing apparatus with a plurality of recording/reproducing units and capable of data recovery
US6185368B1 (en) Redundant disk array with real-time lost data reconstruction
US6697958B1 (en) Method and apparatus for driving a recording medium, method and system for recording and reproducing information, and information supplying medium
JP4851063B2 (ja) データ記録再生装置及びデータ記録再生方法
US6385392B1 (en) Data processing apparatus and data processing method
EP0992992A1 (en) Device and method for data output and device and method for data input/output
US20110231714A1 (en) Contents data recording apparatus and contents data recording method
JPH1127621A (ja) 画像データ記録装置とその方法、および、画像データ記録再生装置
CN1079568C (zh) 再现数字盒式磁带录像机的视频段的装置和方法
JPH1127611A (ja) 画像データ記録再生装置および画像データ記録方法
JPH07235151A (ja) 映像送出装置
JPH0738854A (ja) ディスク記録再生方法およびディスク記録再生装置
JP2001356883A (ja) データ記録/再生システム及びデータ記録/再生方法
JP3482971B2 (ja) 映像送出装置
JP2001177829A (ja) 動画像データの再生方法および動画画像データ再生装置
JPH07320418A (ja) データ再生装置
JP2005182657A (ja) データ記録再生装置及びデータ記録再生方法
JPH10334565A (ja) 信号供給装置
JPH10191255A (ja) 記録装置、再生装置、記録再生装置、並びに記録方法、再生方法、記録再生方法
JPH1093927A (ja) データ処理監視装置およびデータエラー検出方法
JPH1153845A (ja) 記録装置
JP2001125746A (ja) データ記録/再生システム、データ記録/再生装置及びデータ記録/再生方法