JPH11276011A - 鶏舎用死骸検出方法及び装置 - Google Patents

鶏舎用死骸検出方法及び装置

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JPH11276011A
JPH11276011A JP10101777A JP10177798A JPH11276011A JP H11276011 A JPH11276011 A JP H11276011A JP 10101777 A JP10101777 A JP 10101777A JP 10177798 A JP10177798 A JP 10177798A JP H11276011 A JPH11276011 A JP H11276011A
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carcass
chicken
cage
poultry house
detecting
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JP10101777A
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Jun Kubo
純 久保
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KUBO SYSTEMS KK
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KUBO SYSTEMS KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価且つ確実な死骸検出を行える、鶏舎用死
骸検出装置を得る。 【解決手段】 鶏舎1を構成するケージ2の配列方向に
沿って移動自在な移動部材を設ける。この移動部材には
反射型光センサ8を固定する。更に、光センサ8の検出
信号に基づいてケージ2内の死骸の有無を判断するマイ
クロコンピュータ11と、このマイクロコンピュータ1
1による判断を出力するディスプレー17と、を備え
る。上記マイクロコンピュータ11は、先ず、上記光セ
ンサ8から各ケージ2の鶏卵採取口9に向けて投射され
た光が被検出物で反射して受光部に戻るまでの時間であ
る検出信号を入力する。次いで、この検出信号に基づく
被検出物の凡その大きさを検出する。このようにして得
られた値と予め設定した基準値とを比較し、上記算出値
が上記基準値よりも大きい場合に、当該被検出物は鶏の
死骸であると判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明に係る鶏舎用死骸検
出方法及び装置は、鶏卵生産者等の養鶏業者が所有する
鶏舎において適用されるもので、例えば水平方向に多数
のケージを配設して成る鶏舎の上記ケージ内に、鶏の死
骸があるか否かを自動的に判断するのに利用する。
【0002】
【従来の技術】例えば、鶏卵生産者においては、効率良
く多数の鶏卵を生産可能とすべく、図4に示すように、
鶏舎1を構成するケージ2、2を水平方向(図4の矢印
A方向)及び奥行き方向(図4の矢印B方向)並びに垂
直方向(図4の矢印C方向)に多数配設し、限られたス
ペース内でより多くの鶏を飼育できるようにしている。
通常の場合、一のケージ2内には(ケージ2の大きさに
もよるが)、数羽乃至5、6羽の鶏を収容し飼育してい
る。図4に記載した鶏舎1の場合、上記水平方向に多数
のケージ2、2を配設するとともに、上記奥行き方向に
2列に重ねてケージ2、2を配設している。更に、上記
垂直方向にも3段に亙ってケージ2、2を配設してい
る。従って、この鶏舎1の場合、一度に多数の鶏を飼育
でき、限られたスペース内でより多くの鶏卵を生産可能
である。尚、上記ケージ2の下部前側には鶏卵採取口を
設けている。すなわち、ケージ2の下部前側には金網、
格子等を設けていない。これは、ケージ2内で産み落と
された鶏卵を採取する際の便宜を図るためである。
【0003】更に、近年においては、鶏卵生産に係る手
間を軽減すべく、鶏舎1に自動給餌装置を設けることも
普及している。上記自動給餌装置は、予め定められた一
定時間(例えば、5時間)ごとに、上記ケージ2、2の
下部前側に設けた給餌樋3、3に鶏の餌を自動的に供給
するものである。図5は、このような自動給餌装置の一
例を示している。以下、従来から知られた自動給餌装置
について、この図5を基に簡単に説明する。鶏舎1を構
成するケージ2、2の下部前側には、ケージ2、2の配
列方向に長い給餌樋3、3を設けている。更に、最上段
のケージ2、2の上方には、水平方向(図5の矢印D方
向)に亙るガイド4と、このガイド4に沿う移動自在な
移動部材5と、この移動部材5に固定された餌容器6
と、この餌容器6から一定量の餌を上記給餌樋3、3に
供給する給餌手段7、7と、上記一定時間間隔ごとに上
記移動部材5を移動させつつ上記餌容器6内の餌を給餌
樋3、3に送り出させるマイクロコンピュータ(MP
U)等の制御装置(図示せず)と、を備えている。図5
で符号7a、7aは、供給管である。このような自動給
餌装置においては、上記制御装置が上記一定時間間隔を
計測しており、該一定時間間隔ごとに上記移動部材5及
び給餌手段7、7を作動させて自動給餌を行う。これに
より、鶏卵生産に係る作業者等が一定時間ごとに給餌作
業を行う手間が軽減若しくは不要とされる。
【0004】尚、図示は省略したが、このような自動給
餌装置の他に、産み落とされた鶏卵を自動的に集め、出
荷工場等に送り出す自動集卵装置や、鶏舎1内の温度、
湿度、空気の流通等の環境条件を自動的に最適に整える
ようにした鶏舎管理装置も知られている。このような自
動集卵装置や鶏舎管理装置を設けることにより、上記作
業者等における大幅な負担軽減を図れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うな鶏舎1においては、多数の鶏を飼育でき、しかも、
上記自動給餌装置や鶏舎管理装置等を備えた場合には、
作業者等が鶏舎1内に立ち入る頻度を極力少なくできる
反面、次述するような不都合が存在する。すなわち、上
述したように各ケージ2、2内では、数羽乃至5、6羽
の鶏を飼育しているが、これらの鶏のうち1羽でも死ん
でしまうと、ケージ2内の環境が飼育に好ましいもので
なくなってしまう。何となれば、死骸が腐敗していく等
によりケージ2内の環境が汚染されたり、死骸が伝染性
の細菌を有する場合には当該伝染病の蔓延につながって
しまい、他の鶏の健康に支障をきたしてしまうからであ
る。特に、上記鶏舎管理装置を設置した鶏舎の場合、作
業者等が鶏舎内に立ち入る機会が著しく減少するため、
死んだ鶏の発見が遅れ、ケージ2内の環境汚染が進む傾
向となる。
【0006】このような不都合を解消するためには、作
業者等が鶏舎1内を巡回し、死んだ鶏がいないかどうか
を監視していれば良いが、このような作業者等による監
視は人件費の増大をもたらし、飼育コストが嵩む結果と
なるため、好ましくない。又、防犯システムで使用され
ているような監視カメラを設置し、この監視カメラによ
って、死んだ鶏がいないかどうかを監視することも考え
られるが、鶏舎1は多数のケージ2、2によって構成さ
れているため、多大な数の監視カメラが必要になり、作
業者による監視以上にコストが嵩んでしまう。
【0007】尚、実開平1−98562号公報には、鶏
の体温を感知する体温感知手段と、ケージ内の鶏自体を
検出する検出手段と、を備え、該検出手段が鶏を検出す
るにも拘わらず当該鶏の体温を体温感知手段が感知しな
い場合に、当該鶏は死んでいると判断する発明が記載さ
れている。しかしながら、上記公報に記載された発明に
おいては、鶏の死骸検出については実用上問題があり、
さほどの効果は上がらないと考えられる。すなわち、上
記公報に記載された発明は、給餌時にケージ2から頭を
出した鶏の数に応じて餌の量を適宜のものにする技術で
あって、副次的に死骸を検出するに過ぎない。通常、ケ
ージ2内では2羽乃至6羽程度の鶏を飼育するため、上
記公報記載の発明では上記体温感知手段と検出手段との
いずれもが、個々の鶏を特定することはできず、死んだ
鶏が存在するとしても当該鶏を検出し難い。更に、上記
公報に記載された発明の場合、体温感知手段として温度
センサを使用するが、この温度センサは高価であり、価
格面からも好ましいものではない。
【0008】この発明に係る鶏舎用死骸検出方法及び装
置は、上述のような不都合をいずれも解消し、多数のケ
ージを配設して成る鶏舎、特に上記自動給餌装置若しく
は鶏舎管理装置を備えた鶏舎であっても、作業者や監視
カメラによる監視等を行うことなく、鶏の死骸を自動的
に検出することのできる鶏舎用死骸検出方法及び装置を
提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る鶏舎用死
骸検出方法及び装置のうち、方法に係る発明は、請求項
1に記載したように、水平方向と垂直方向との少なくと
も一の方向に配列された複数のケージ内に鶏の死骸が存
在するか否かを検出するための鶏舎用死骸検出方法に関
する。このような請求項1に記載した鶏舎用死骸検出方
法においては、上記ケージの配列方向に沿って移動自在
な移動手段に設けられた反射型光センサが該配列方向に
沿って移動しつつ検出する、被検出物の凡その大きさに
対応する反射光の戻り時間に係る検出値が、予め設定し
た基準値(例えば、10cm乃至15cm程度)よりも
大きい場合に、当該被検出物は鶏の死骸であると判断す
る。
【0010】又、請求項2に記載した鶏舎用死骸検出方
法は、上記移動手段の往路における上記判断と、この移
動手段の復路における上記判断とを比較し、両方の判断
のいずれもが被検物は鶏の死骸であるとされた場合にの
み、当該被検出物は鶏の死骸であるとの最終判断を下す
ことを特徴とするものである。
【0011】次に、この発明に係る鶏舎用死骸検出方法
及び装置のうち、装置に係る発明は、請求項3に記載し
たように、水平方向と垂直方向との少なくとも一の方向
に配列された複数のケージ内に鶏の死骸が存在するか否
かを検出するための鶏舎用死骸検出装置に関する。この
ような請求項3に記載した鶏舎用死骸検出装置において
は、上記ケージの配列方向に沿って移動自在な少なくと
も一の移動手段と、この少なくとも一の移動手段に設け
られた少なくとも一の反射型光センサと、この光センサ
が上記移動手段とともに移動しつつ検出する、反射光の
戻り時間に係る検出信号に基づいて、ケージ内の鶏の死
骸の有無を判断する制御装置と、この制御装置による判
断を出力する出力手段と、を備えている。更に、上記制
御装置は、上記光センサの検出信号を入力する入力手段
と、この入力手段に入力された検出信号に基づく被検出
物の凡その大きさを検出する演算手段と、この演算手段
によって検出された値と予め設定した基準値とを比較
し、上記値が上記基準値よりも大きい場合に、当該被検
出物は鶏の死骸であると判断する判断手段と、を備えた
ものである。
【0012】又、請求項4に記載した鶏舎用死骸検出装
置は、上記移動装置を往復動自在とするとともに、上記
制御装置は、上記移動手段の往路における上記判断手段
の判断を記憶する記憶手段を設けており、該判断手段
は、上記記憶手段に記憶された判断と上記移動手段の復
路における判断とを比較する機能を有している。そし
て、この判断手段は、上記往路における判断と上記復路
における判断とを比較し、両方の判断のいずれもが被検
出物は鶏の死骸であるとされた場合にのみ、当該被検出
物は鶏の死骸であるとの最終判断を下すものとしてい
る。
【0013】上述したような鶏舎用死骸検出装置により
前述したような鶏舎用死骸検出方法を用いて、鶏舎内の
鶏の死骸を検出する際の作用は、次のとおりである。す
なわち、移動手段の移動ととともに移動する上記光セン
サからケージの下方前側に向けて出射した光線は、ケー
ジ内に存在する物体(被検出物)で反射して上記光セン
サを構成する受光部に戻ってくる。このため、検出信号
である反射光の戻り時間と上記移動手段の移動速度とに
より被検出物の大きさを算出できる。上記被検出物とし
ては、鶏の足、鶏卵、鶏の死骸が考えられる。これら
足、鶏卵、死骸のそれぞれで、光センサが検出する検出
信号(戻り時間)は異なってくる。例えば上記足の場
合、せいぜい1cm程度の幅しかないため戻り時間はご
く僅かなものである。これに対して、死骸が存在する場
合、この死骸は10数cm程度の幅を有するため、上記
戻り時間は長くなる。従って、上記光センサによる検出
信号に基づいて算出される被検出物の大きさが、予め設
定した(10cm程度の)基準値を上回るか否かを判断
し、上回った場合に死骸が存在すると判断する。更に、
請求項2或いは請求項4に記載した発明の場合、移動手
段の往路、復路の両方で死骸の検出を行い、往路、復路
いずれの場合も死骸ありと判断される場合にのみ、最終
的に死骸があると判断する。このため、誤検出が防止さ
れ、死骸の検出が確実に行われる。
【0014】尚、上記請求項4に記載の鶏舎用死骸検出
装置において、鶏舎が、水平方向に亙ってケージを配設
したものであるとともに、この配設方向に亙って自動集
卵装置が設けられたものである場合、請求項5に記載し
たように、この自動集卵装置による集卵によって、ケー
ジ内の複数の卵の存在に起因する誤検出を防止する構成
とすることができる。このように構成すれば、上記ケー
ジ内に複数の鶏卵が隣接して存在し、往路における上記
光センサによる被検出物の大きさが鶏の死骸と同程度で
あった場合でも、復路には、これら鶏卵は集卵されてい
るため、死骸と同程度の大きさの物体が検出されること
がない。このため、隣接して存在する鶏卵を死骸である
と誤検出することが防止され、死骸の検出を確実に行え
る。
【0015】又、鶏舎が、水平方向に亙ってケージを配
設したものであるとともに、上記配設方向に亙って設け
られた給餌用樋に沿う移動自在な自動給餌装置を設けて
成るものである場合、請求項6に記載したように、この
自動給餌装置を構成する移動部材に前記移動手段として
の機能を持たせることができる。このように構成すれ
ば、部品点数の削減とコストの低減とを図ることができ
る。更には、請求項7に記載したように、ケージの水平
方向端縁を検出する検出手段を設け、この検出手段によ
る検出結果と、上記光センサ及び制御装置による検出結
果と、によって鶏の死骸のあるケージを特定自在とする
こともできる。このように構成すれば、鶏の死骸を検出
した場合に、当該死骸の存在するケージを速かに特定で
き、当該死骸の除去作業等を迅速且つ円滑に行うことが
可能になる。上記検出手段としては、請求項8に記載し
たように、ケージの水平方向端縁に固設した磁石と、光
センサを固定した部材に設けられた、ホール素子等の磁
気センサと、から構成することができる。更に、請求項
9に記載したように、制御装置に、鶏の死骸を検出した
際の時間データ及び環境条件に係るデータを記憶自在な
外部記憶装置を設けても良い。このような外部記憶装置
を設ければ、蓄積されたデータをデータベース化でき、
鶏舎の管理に役立てることが可能になる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態例を
図面に基づいて説明する。本形態例に係る鶏舎用死骸検
出装置は、前記図4に示すような鶏舎1に設置し、ケー
ジ2、2内に鶏の死骸が存在するか否かを検出するもの
である。上記鶏舎1は、図4に示すように、水平方向、
奥行き方向、垂直方向の各方向に亙って複数のケージ
2、2が配設されている。尚、本形態例に係るケージ2
は、図1に示すように、鶏卵採取の便宜を図るために、
床面を傾斜させるとともに下部前側部分を前述したよう
に鶏卵採取口9としている。更に、これらケージ2、2
には、前述したような給餌樋3、3に沿って往復移動自
在な自動給餌装置(図5参照)が付設されている。本形
態例の場合、この自動給餌装置を構成する移動部材5の
供給管7a、7a(図5)に、本形態例に係る死骸検出
装置を構成する光センサ8、後述するホール素子18を
固定している。すなわち、上記移動部材5が、特許請求
の範囲に記載した、ケージの配列方向に沿って往復移動
自在な移動手段に相当する。更に、鶏舎1は、上記ケー
ジ2、2の水平方向に亙る配設方向(図1の矢印F方
向)に亙って鶏卵を採取自在な自動集卵装置(図示せ
ず)を設けている。この自動集卵装置は、従来から知ら
れたものを採用するため、詳細な説明は省略する。
【0017】上述したように、移動部材5に固定の部分
である供給管7a、7aのケージ2、2に対向する位置
には反射型光センサ8を固定している。この光センサ8
としては、従来から各種物品の検出等に使用されている
反射型の光電スイッチを採用できる。尚、このような反
射型の光電スイッチとしては、拡散反射型、狭視界拡散
反射型、限定距離反射型、レンズタイプ限定距離反射型
等、種々のものが知られている。これら各種光電スイッ
チは、それぞれに長所を有しており、いずれも採用可能
である。例えば、光センサ8として上記限定距離反射型
のものを採用すれば、被検出物の後方に位置する物体の
影響を極小にできるため、好ましく採用できる。特に、
オムロン社製の光センサで、製品番号「E3V3−D6
2−M3J」或いは「E3S−AD32」が、その価格
及び機能の面から好ましく使用できる。尚、上記光セン
サ8は駆動電源を必要とするが、この駆動電源は、乾電
池等を採用し、光センサ8とともに移動部材5に着脱自
在に設ける。或いは、商用電源を利用しても良い。この
場合は、十分に長いコードを移動部材5の移動の妨げに
ならないように(後述するケーブル10設置の際と同様
に)設ける。
【0018】ところで、鶏舎1内においては、多量の塵
芥が発生することが避けられない。そして、このような
塵芥によって、上記光センサ8の発光部及び受光部をそ
れぞれ構成する光学系のレンズが汚染されやすい。従っ
て、上記レンズは定期的に清掃する。尚、上述したよう
な光電スイッチのうち、上記「E3S−AD32」等に
あっては、自身のレンズが汚れたか否かを診断する、自
己診断機能を有する。このような自己診断を検出し、清
掃の要否を知らせるように構成することができる。
【0019】更に、この光センサ8から延出するケーブ
ル10は、この光センサ8の検出信号に基づいてケージ
2、2内に鶏の死骸が存在するか否かを判断するマイク
ロコンピュータ11に接続している。このようなケーブ
ル10を用いた装置は、容易且つ簡便に、しかも安価に
構成できる利点がある。その反面、光センサ8の移動時
に上記ケーブル10が当該光センサ8の移動を妨げない
ようにする必要がある。このための構成としては、ケー
ブル10の長さを十分なものとする他、光センサ8の移
動に伴うケーブル10の巻き取り及び繰り出しを自在と
した公知の巻き取り及び繰り出し装置を付設することが
考えられる。
【0020】上述した構成は、ケージ2、2の配列方向
に亙って適宜の数を設ける。例えば、図4に示す鶏舎1
であれば、下段、中段、上段の各階にそれぞれ設ける。
又、本形態例に係る装置の水平方向寸法に比較して鶏舎
1の水平方向寸法が長い場合、この装置を鶏舎1の水平
方向に複数設置する。
【0021】上記マイクロコンピュータ11は、特許請
求の範囲に記載した制御装置に相当するもので、図2に
示す各種手段を備えている。すなわち、このマイクロコ
ンピュータ11は、上記光センサ8から各ケージ2、2
の下方位置に設けた鶏卵採取用口9に向けて投射された
光が該光センサ8の受光部に戻るまでの戻り時間を、上
記ケーブル10を介して入力する信号入力インターフェ
ース回路13と、この信号入力インターフェース回路1
3に入力された検出信号に基づく被検出物の凡その大き
さを算出するとともに、この算出値と予め設定した基準
値とを比較し、上記算出値が上記基準値よりも大きいか
否かを判断して該検出値が該基準値よりも大きいと判断
した場合に、当該被検出物は鶏の死骸であると判断する
演算処理回路14と、光センサ8の往路における演算処
理回路14の判断を記憶するRAM15と、を設けてい
る。更に、上記演算処理回路14は、上記RAM15に
記憶された判断と上記復路における判断とを比較する機
能を有している。そして、この演算処理回路14は、上
記往路における判断と上記復路における判断とを比較
し、両方の判断のいずれもが、被検出物は鶏の死骸であ
るとされた場合にのみ、当該被検出物は鶏の死骸である
との最終判断を下すものとしている。更に、マイクロコ
ンピュータ11に接続したディスプレイ16に、上記最
終判断を表示させるようにしている。
【0022】本形態例の場合、上記信号入力インターフ
ェース回路13は、マイクロコンピュータ11に付設の
拡張ボード用コネクタに接続された拡張ボードにより構
成している。この信号入力インターフェース回路13が
特許請求の範囲に記載した入力手段をなす。又、演算処
理回路14は、マイクロコンピュータ11を構成するC
PUである。上記演算処理回路14が、特許請求の範囲
に記載した演算手段及び判断手段に相当する。更に、上
記RAM15が特許請求の範囲に記載した記憶手段であ
る。又、上記ディスプレイ16が特許請求の範囲に記載
した出力手段である。尚、上記RAM15或いは他の記
憶手段には、予め上記基準値を記憶させている。本形態
例の場合、この基準値として、うずくまった鶏の最小幅
寸法と考えられる10数cm(10cm乃至15cm)
を採用している。
【0023】更に、本形態例においては、ケージ2、2
の水平方向端縁Eを検出可能とすべく、各ケージ2、2
の水平方向端縁Fに永久磁石17を固設する。これとと
もに、上記移動部材5に固定の部分である供給管7a、
7aのケージ2、2と対向する位置にホール素子18を
固定している。上記ホール素子18から延出したケーブ
ル19は、上記光センサ8のケーブル10と同様、マイ
クロコンピュータ11の信号入力インターフェース回路
13に接続している。上記永久磁石17とホール素子1
8とが、特許請求の範囲に記載した、ケージの水平方向
端縁を検出する検出手段を構成する。尚、上記マイクロ
コンピュータ11には、外部記憶装置である、いわゆる
ハードディスク20が接続されている。このハードディ
スク20に、鶏の死骸を検出した際の時間データ及び温
度や湿度等の環境条件に係るデータを記憶させている。
上記時間データは、年月日や時刻を含むデータである。
上記環境条件とは、鶏舎1内の温度や湿度等を含む条件
である。これら各種データを記憶させるのは、上述した
ような各種データを蓄積し、別途データベース化して、
後の鶏舎の管理に役立てるためである。
【0024】上述したような本形態例に係る鶏舎用死骸
検出装置を用いて、鶏の死骸を検出する際の作用は、次
のとおりである。すなわち、上記光センサ8は、移動部
材5の移動に伴って移動しつつ光束をケージ2の下方前
側に形成した鶏卵採取口9に向けて出射する。そして、
ケージ2内に何かしら物体が存在する場合、上記光束
は、図3(A)に示すように、当該光センサ8の受光部
に戻ってくる。尚、上記図3(A)は、上記光束が鶏の
足で反射して当該光センサ8の受光部に戻ってきた例を
示している。上記物体としては、鶏の足、鶏卵、鶏の死
骸の3種類が考えられる。言い換えれば、光が光センサ
8の受光部に戻ってきた場合、光センサ8から出射した
光は、ケージ2内の鶏の足、或いは、鶏卵、若しくは、
死骸のいずれかで反射したものである。この際、図3
(B)に示すように、上記足、鶏卵、死骸のそれぞれ
で、戻り時間が異なってくる。例えば上記足の場合、せ
いぜい1cm程度の幅しかないため、同図の(イ)に示
すように、上記戻り時間はごく僅かなものである。これ
に対して、ケージ2内に鶏の死骸が存在する場合、この
死骸は10数cm程度の幅を有するため、同図の(ハ)
に示すように、上記戻り時間は長くなる。上記鶏卵の場
合は、同図(ロ)に示すように、これらの中間となる。
従って、上記戻り時間(と移動部材5の移動速度と)に
基づいて上記演算処理回路14が算出する被検出物の大
きさが、予め設定した10cm程度の基準値を上回るか
否かを該演算処理回路14が判断し、上回った場合に死
骸が存在すると判断する。
【0025】尚、本形態例の場合、上述のような判断
は、上記移動部材5が給餌樋3、3の一端から他端まで
移動する往路と、給餌樋3、3の他端から一端に移動す
るまでの復時と、のいずれにおいても行う。往路におけ
る判断は一時的に上記RAM15等に記憶させておき、
復時における判断が下された後、やはり演算処理回路1
4が両者の比較を行う。そして、往路、復路のいずれの
場合も死骸ありと判断した場合にのみ、最終的に死骸が
あると判断する。このため、死骸の検出が確実に行われ
る。
【0026】尚、上記ケージ2内の複数の鶏卵が互いに
隣接して存在する場合、これら鶏卵が死骸と誤検出され
る虞がある。しかしながら、本形態例の場合、前述した
自動集卵装置を備えているため、この自動集卵装置によ
る集卵により、これら鶏卵に起因する誤検出が防止され
る。すなわち、往路において、上記鶏卵に起因して死骸
ありと誤検出された場合でも、復時においては、上記自
動集卵装置により上記鶏卵は採取されているため、死骸
と考えられる大きさの被検出物は検出されない。従っ
て、演算処理回路14が下す最終判断は、死骸なし、で
ある。光センサ8の復路において鶏卵が産み落とされた
ような場合に誤検出が行われないことは、上述したとお
りである。このため、鶏の死骸の検出が正確に且つ確実
に行われる。
【0027】又、本形態例においては、光センサ8及び
ホール素子18を、上記給餌用樋3、3に沿う移動自在
な自動給餌装置を構成する移動部材5に設けているた
め、別途移動手段を設けた場合に比較して部品点数の削
減とコストの低減とを図ることができる。しかも、ケー
ジ2、2の水平方向端縁Eを検出する検出手段(永久磁
石17とホール素子18と)を設けているため、この検
出手段による検出結果と、前記光センサ8による死骸検
出結果と、によって鶏の死骸が存在するケージ2を特定
自在とすることもできる。このようなケージ2の端縁E
の検出方法としては、例えば、上記演算処理回路14が
永久磁石17の検出回数を積算し、上記光センサ8によ
る死骸検出時点における積算値によって一端から数えて
何番目のケージ2であるかを知る構成を採用できる。こ
のように構成することにより、鶏の死骸を検出した場合
に、当該死骸の存在するケージを速かに特定でき、当該
死骸の除去作業等を迅速且つ円滑に行うことが可能であ
る。
【0028】上述したように、本形態例に係る死骸検出
装置は、上記ケージ2、2の配列方向に沿って移動自在
な移動手段である移動部材5と、この移動部材5に固定
された反射型光センサ8と、を備え、この光センサ8か
ら各ケージ2、2の鶏卵採取口に向けて投射された光
が、該光センサ8の受光部に戻るまでの時間に基づい
て、被検出物の凡その大きさを検出し、この得られた値
が予め設定した基準値よりも大きい場合に、当該物体は
鶏の死骸であると判断する。特に、本形態例の場合、前
記移動部材5の往路における判断と、この移動部材5の
復路による判断とを比較し、両方の判断のいずれもが、
被検出物は鶏の死骸であるとされた場合にのみ、当該被
検出物が鶏の死骸であるとの最終判断を下す。このた
め、比較的安価に製造できるにも拘わらず、確実な死骸
検出が可能になる。
【0029】尚、上述した形態例においては、光センサ
8の検出信号をケーブル10により転送する例について
説明したが、上記ケーブル10を用いない構成とするこ
ともできる。すなわち、光センサ8の検出信号を無線に
よってマイクロコンピュータ11に転送する構成とする
ことができる。一例として、赤外線を利用した、いわゆ
るIrDAや、スペクトラム拡散方式のものを利用する
ことができる。上記スペクトラム拡散方式のものを採用
すれば、エラー率が低減し、信頼性が向上する。このよ
うに、無線転送を採用すれば、ケーブルを引きまわす等
の手間を省け、外観上も好ましいものになる。但し、価
格の面からは上記ケーブル10を採用する構成の方が好
ましい。いずれを採用するかは設計的に定める。
【0030】又、隣接して存在する鶏卵を、鶏の死骸と
誤って検出することをより一層防止するために、以下の
ような構成としても良い。すなわち、上記集卵装置に、
鶏卵を採取するための掻き手手段等の採取手段が備わっ
ており、この採取手段によって集卵するものの場合、当
該採取手段の動きを検出する。そして、この検出が確認
されたケージ内で、上記光センサ8及びマイクロコンピ
ュータ11によって死骸ありと判断された場合は、この
マイクロコンピュータ11は自身のこの判断を採用しな
いものとする。このように構成すれば、鶏卵の存在に基
づく誤検出を確実に防止することができる。
【0031】
【発明の効果】この発明に係る鶏舎用死骸検出方法及び
装置は、上述のように構成され作用するため、比較的安
価に製造できるにも拘わらず、確実な死骸検出を行え
る。この結果、鶏舎の自動化(自動給餌、自動鶏舎管
理)を一層推進でき、鶏卵生産者やブロイラ生産者等の
養鶏業者の作業負担の軽減を図ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態例を示す略図である。
【図2】同じく制御手段の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】同じく検出作用を説明するための図であり、
(A)は略説明図、(B)は検出信号を示す線図であ
る。
【図4】従来から知られている鶏舎を示す略斜視図であ
る。
【図5】従来から知られている自動給餌装置の要部を示
す略斜視図である。
【符号の説明】
1 鶏舎 2 ケージ 3 給餌樋 4 ガイド 5 移動部材 6 餌容器 7 給餌手段 8 光センサ 9 鶏卵採取口 10 ケーブル 11 マイクロコンピュータ 13 信号入力インターフェース回路 14 演算処理回路 15 RAM 16 ディスプレイ 17 永久磁石 18 ホール素子 19 ケーブル 20 ハードディスク E 端縁

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平方向と垂直方向との少なくとも一の
    方向に配列された複数のケージ内に鶏の死骸が存在する
    か否かを検出するための鶏舎用死骸検出方法であって、
    上記ケージの配列方向に沿って移動自在な移動手段に設
    けられた反射型光センサが該配列方向に沿って移動しつ
    つ検出する、被検出物の凡その大きさに対応する反射光
    の戻り時間に係る検出値が予め設定した基準値よりも大
    きい場合に、当該被検出物は鶏の死骸であると判断する
    ことを特徴とする、鶏舎用死骸検出方法。
  2. 【請求項2】 前記移動手段の往路における前記判断
    と、この移動手段の復路における判断とを比較し、両方
    の判断のいずれもが被検出物は鶏の死骸であるとされた
    場合にのみ、上記被検出物は鶏の死骸であるとの最終判
    断を下すことを特徴とする、請求項1に記載の鶏舎用死
    骸検出方法。
  3. 【請求項3】 水平方向と垂直方向との少なくとも一の
    方向に配列された複数のケージ内に鶏の死骸があるか否
    かを検出するための鶏舎用死骸検出装置であって、上記
    ケージの配列方向に沿って移動自在な少なくとも一の移
    動手段と、この少なくとも一の移動手段に設けられた少
    なくとも一の反射型光センサと、この光センサが上記移
    動手段とともに移動しつつ検出する、反射光の戻り時間
    に係る検出信号に基づいて、ケージ内の鶏の死骸の有無
    を判断する制御装置と、この制御装置による判断を出力
    する出力手段と、を備え、上記制御装置は、上記光セン
    サの検出信号を入力する入力手段と、この入力手段に入
    力された検出信号に基づく被検出物の凡その大きさを検
    出する演算手段と、この演算手段によって得られた値と
    予め設定した基準値とを比較し、上記値が上記基準値よ
    りも大きい場合に、当該被検出物は鶏の死骸であると判
    断する判断手段と、を備えたものであることを特徴とす
    る、鶏舎用死骸検出装置。
  4. 【請求項4】 前記移動手段を往復動自在とするととも
    に、前記制御装置は、上記移動手段の往路における前記
    判断手段の判断を記憶する記憶手段を設けており、該判
    断手段は、上記記憶手段に記憶された判断と上記移動手
    段の復路における判断とを比較する機能を有し、且つ、
    上記往路における判断と上記復路における判断とを比較
    して、両方の判断のいずれもが、被検出物は鶏の死骸で
    あるとされた場合にのみ、当該被検出物は鶏の死骸であ
    るとの最終判断を下すことを特徴とする、請求項3に記
    載の鶏舎用死骸検出装置。
  5. 【請求項5】 前記鶏舎は、前記ケージが水平方向に亙
    って配設されたものであるとともに、この配設方向に亙
    って自動集卵装置が設けられたものであり、この自動集
    卵装置による集卵によって、ケージ内の複数の卵の存在
    に起因する誤検出を防止したことを特徴とする、請求項
    4に記載の鶏舎用死骸検出装置。
  6. 【請求項6】 前記鶏舎は、前記ケージが水平方向に亙
    って配設されたものであるとともに、上記配設方向に亙
    って設けられた給餌用樋に沿う移動自在な自動給餌装置
    を設けて成るものであり、且つ、この自動給餌装置に前
    記移動手段としての機能を持たせたことを特徴とする、
    請求項3乃至請求項5のいずれかに記載の鶏舎用死骸検
    出装置。
  7. 【請求項7】 ケージの水平方向端縁を検出する検出手
    段を設け、この検出手段による検出結果と、前記光セン
    サ及び前記制御装置による死骸検出結果と、によって鶏
    の死骸のあるケージを特定自在としたことを特徴とす
    る、請求項3乃至請求項6のいずれかに記載の鶏舎用死
    骸検出装置。
  8. 【請求項8】 前記検出手段が、前記ケージの水平方向
    端縁に固設した磁石と、前記光センサを固定した部材に
    設けられた磁気センサと、から構成されるものであるこ
    とを特徴とする、請求項7に記載の鶏舎用死骸検出装
    置。
  9. 【請求項9】 前記制御装置に、鶏の死骸を検出した際
    の時間データ及び環境条件に係るデータを記憶自在な外
    部記憶装置を設けたことを特徴とする、請求項3乃至請
    求項8のいずれかに記載の鶏舎用死骸検出装置。
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