JPH11275841A - ブラシレスdcモータ構造 - Google Patents

ブラシレスdcモータ構造

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Publication number
JPH11275841A
JPH11275841A JP7049598A JP7049598A JPH11275841A JP H11275841 A JPH11275841 A JP H11275841A JP 7049598 A JP7049598 A JP 7049598A JP 7049598 A JP7049598 A JP 7049598A JP H11275841 A JPH11275841 A JP H11275841A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hall sensor
insulating member
brushless
stator
rotor
Prior art date
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Pending
Application number
JP7049598A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyuki Kawakami
克之 川上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tamagawa Seiki Co Ltd filed Critical Tamagawa Seiki Co Ltd
Priority to JP7049598A priority Critical patent/JPH11275841A/ja
Publication of JPH11275841A publication Critical patent/JPH11275841A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のブラシレスDCモータ構造は、ステー
タに設けられた絶縁部材の側部にホールセンサを接着剤
等で取付けるため、この取付位置を一定とすることが難
しく、プリント基板を取付ける際のホールセンサの端子
とプリント基板のパターンとの位置合わせに調整が必要
で、組立能率が低下していた。 【解決手段】 本発明によるブラシレスDCモータ構造
は、ステータ(2)の絶縁部材(3)に取付窓(20)を設け、こ
の取付窓(20)内にホールセンサ(5)を設けているため、
端子(5a)の位置も一定となり、プリント基板(10)取付時
のパターンと端子(5a)との相対位置をプリント基板(10)
の位置調整なしで一致させることが可能となる構成であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブラシレスDCモ
ータ構造に関し、特に、ステータ巻線を絶縁する絶縁部
材に形成した取付窓にホールセンサを設けることによ
り、組立を容易化するための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種のブラシレ
スDCモータ構造としては、図3に示す構成が採用され
ていた。すなわち、図3において符号1で示されるもの
は全体形状が箱型をなすケーシングであり、このケーシ
ング1の側壁内には輪状のステータ2が固定されてい
る。このステータ2には、当業者間では絶縁キャップと
呼称されている樹脂成形品よりなる絶縁部材3を介して
複数相(U,V,W)のステータ巻線4が設けられてお
り、このステータ巻線4の内面側に位置する前記絶縁部
材3の内壁部3aには、ホールセンサ5が接着剤等によ
って取付けられている。
【0003】前記ケーシング1の軸心位置に設けられた
1対の軸受6,7には、ロータ8を有する回転軸9が回
転自在に設けられており、このロータ8は、ロータヨー
ク8aと複数のマグネット8bとから構成されている。
さらに、前記ケーシング1の一部として構成され軸受7
を保持する保持板1Aには、外部リード線10aを有す
るプリント基板10が接合されて取付ねじ11で固定さ
れていると共に、ホールセンサ5の端子5a(リード線
の場合もある)がプリント基板10に接続されている。
従って、ロータ8のマグネット8bに対峙するホールセ
ンサ5により、マグネット8bの位置すなわちロータ8
の回転位置を磁気的に検出して得た位置信号をプリント
基板10よりドライバ(図示せず)に取り込み、ステー
タ巻線4の各相を切換えて駆動することによりロータ8
が連続回転駆動される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のブラシレスDC
モータ構造は、以上のように構成されていたため、次の
ような課題が存在していた。すなわち、ステータ巻線の
コイルの位置がホールセンサの位置に対して任意に位置
決めできる。そのため、組立時においてホールセンサの
位置を治工具等により位置決めしても位置のバラツキが
発生し、プリント基板の位置を調整しなければホールセ
ンサの端子とプリント基板の端子接続位置とが合わず、
組立時間の短縮化が困難であった。また、ホールセンサ
の位置のバラツキにより相切換信号である位置信号の精
度も低下することになっていた。
【0005】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、ステータ巻線を絶縁する絶
縁部材に形成した取付窓にホールセンサを設けることに
より、組立を容易化するようにしたブラシレスDCモー
タ構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるブラシレス
DCモータ構造は、ケーシングに固定されたステータに
対し絶縁部材を介して複数相のステータ巻線を設け、前
記ケーシングに軸受を介して回転自在に設けたロータの
回転位置をホールセンサで検出し、このホールセンサか
らの位置信号により前記各ステータ巻線への駆動信号の
相切換を行うようにしたブラシレスDCモータ構造にお
いて、前記絶縁部材に形成された取付窓内に前記ホール
センサを設けた構成であり、さらに、前記ホールセンサ
の端子又はリード線が接続されるプリント基板は、前記
絶縁部材の位置決め用突部に接合している構成である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明によるブ
ラシレスDCモータ構造の好適な実施の形態について説
明する。なお、従来例と同一又は同等部分には同一符号
を用いて説明する。図1において符号1で示されるもの
は全体形状が箱型をなすケーシングであり、このケーシ
ング1の側壁内には輪状のステータ2が固定されてい
る。このステータ2には、当業者間では絶縁キャップと
呼称されている樹脂成形品よりなる輪状の絶縁部材3を
介して複数相(U,V,W)のステータ巻線4が設けら
れており、この絶縁部材3の前記ステータ巻線4の内側
位置にはこのステータ巻線4に隣接して孔又は凹部から
なる取付窓20には、ホールセンサ5が挿入して取付け
られている。
【0008】前記ケーシング1の軸心位置に設けられた
1対の軸受6,7には、ロータ8を有する回転軸9が回
転自在に設けられており、このロータ8はロータヨーク
8aと複数のマグネット8bとから構成されている。前
記絶縁部材3の端面に形成された輪状の位置決め用突部
3Aにはリード線10aを有するプリント基板10が接
合されて接着剤等により固定されている。さらに、この
プリント基板10のパターン部分には、前記ホールセン
サ5の端子5aが挿入して接続されている。さらに、前
記軸受7を保持する保持部7Aを有する蓋体7Bはケー
シング1に接合している。
【0009】従って、ロータ8のマグネット8bに対峙
するホールセンサ5により、マグネット8bの位置すな
わちロータ8の回転位置を磁気的に検出して得た位置信
号をプリント基板10のドライバ(図示せず)に取り込
み、ステータ巻線4の各相を切換えて駆動することによ
りロータ8が連続回転駆動される。
【0010】
【発明の効果】本発明によるブラシレスDCモータ構造
は、以上のように構成されているため、次のような効果
を得ることができる。すなわち、ステータの絶縁部材に
形成された取付窓内にホールセンサが挿入固定されてい
るため、絶縁部材上におけるホールセンサの取付位置が
常に一定となり、このホールセンサの端子の位置も一定
となり、プリント基板取付時のパターンと端子の位置が
何らの調整をすることなく一致し、組立が極めて容易と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるブラシレスDCモータ構造を示す
断面図である。
【図2】図1の要部を示す拡大断面図である。
【図3】従来のブラシレスDCモータ構造を示す断面図
である。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 ステータ 3 絶縁部材 4 ステータ巻線 5 ホールセンサ 6,7 軸受 5a 端子 10 プリント基板 3A 位置決め用突部 20 取付窓

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング(1)に固定されたステータ(2)
    に対し絶縁部材(3)を介して複数相のステータ巻線(4)を
    設け、前記ケーシング(1)に軸受(6,7)を介して回転自在
    に設けたロータ(8)の回転位置をホールセンサ(5)で検出
    し、このホールセンサ(5)からの位置信号により前記各
    ステータ巻線(4)への駆動信号の相切換を行うようにし
    たブラシレスDCモータ構造において、前記絶縁部材
    (3)に形成された取付窓(20)内に前記ホールセンサ(5)を
    設けたことを特徴とするブラシレスDCモータ構造。
  2. 【請求項2】 前記ホールセンサ(5)の端子(5a)又はリ
    ード線が接続されるプリント基板(10)は、前記絶縁部材
    (3)の位置決め用突部(3A)に接合していることを特徴と
    する請求項1記載のブラシレスDCモータ構造。
JP7049598A 1998-03-19 1998-03-19 ブラシレスdcモータ構造 Pending JPH11275841A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7049598A JPH11275841A (ja) 1998-03-19 1998-03-19 ブラシレスdcモータ構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP7049598A JPH11275841A (ja) 1998-03-19 1998-03-19 ブラシレスdcモータ構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11275841A true JPH11275841A (ja) 1999-10-08

Family

ID=13433172

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7049598A Pending JPH11275841A (ja) 1998-03-19 1998-03-19 ブラシレスdcモータ構造

Country Status (1)

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JP (1) JPH11275841A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100412363B1 (ko) * 2002-01-11 2003-12-31 엘지전자 주식회사 모터의 홀 센서 어셈블리
US7332840B2 (en) * 2004-02-02 2008-02-19 Hon Hai Precision Industry Co., Ltd. Fan motor with IC retention means

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100412363B1 (ko) * 2002-01-11 2003-12-31 엘지전자 주식회사 모터의 홀 센서 어셈블리
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