JPH11275625A - セルラシステム - Google Patents

セルラシステム

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JPH11275625A
JPH11275625A JP10079757A JP7975798A JPH11275625A JP H11275625 A JPH11275625 A JP H11275625A JP 10079757 A JP10079757 A JP 10079757A JP 7975798 A JP7975798 A JP 7975798A JP H11275625 A JPH11275625 A JP H11275625A
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cellular system
frequency carrier
carriers
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Kojiro Hamabe
孝二郎 濱辺
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W16/00Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
    • H04W16/02Resource partitioning among network components, e.g. reuse partitioning
    • H04W16/10Dynamic resource partitioning
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W16/00Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
    • H04W16/24Cell structures
    • H04W16/32Hierarchical cell structures

Abstract

(57)【要約】 【課題】 FDD方式を採用したセルラシステムにおい
て、上り回線と下り回線のトラヒックが非対称となる場
合に周波数キャリアを有効に利用する。 【解決手段】 2つの周波数帯域FB1とFB2にそれ
ぞれ複数の周波数キャリアが配置されており、マクロセ
ルの上り回線にはFB1より、下り回線にはFB2から
周波数キャリアを選択して配置する。一方、マイクロセ
ルの上り回線にはFB2より、下り回線にはFB1より
周波数キャリアを選択して配置する。それぞれの回線に
配置する周波数キャリアの数は、トラヒックに応じて決
定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基地局と移動局
が、上り方向と下り方向で別々の周波数キャリアを用い
て双方向の通信を行うFDD方式を用いる2種類のセル
からなるセルラシステムに関し、特に、マルチメディア
通信サービスを提供するために、上り方向と下り方向の
トラヒックが非対称となる場合や上り方向と下り方向の
周波数キャリアにおける伝送効率が非対称となるセルラ
システムにおける周波数キャリアの配置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、FDD(Frequency
Division Duplex)方式のセルラシステ
ムでは、基地局と移動局は、移動局から基地局に送信す
る上り方向と、基地局から移動局に送信する下り方向
に、別々の周波数キャリアを用いて、送信と受信を同時
に行うものとなっている。
【0003】特に、各基地局ごとに設けられた各々のセ
ル(通信エリア)では、配置された周波数キャリアを時
間的に分割したり、符号によって分割することにより、
1つの周波数キャリアに多数のチャネルを仮想的に設け
て、1つの周波数キャリアで多くの移動局と基地局との
間の通信を実現している。また、それぞれの周波数キャ
リアは、複数のセルにおいて同時に繰り返して利用する
ことによって、1つのセルにおいて使用可能な周波数キ
ャリアの数が多くなるようにしている。
【0004】一方、図3に示すように、半径1キロメー
トル程度以上の範囲をカバーするマクロセルの中に、半
径数百メートル程度以下の範囲をカバーするマイクロセ
ルを配置した階層構成のセルラシステムが用いられてい
る。図3は一般的な階層構成セルラシステムを示す概念
図であり、マクロセル基地局(BS)111〜114に
対応してマクロセル121〜124が設けられており、
各マクロセル121〜124には、それぞれマイクロセ
ル基地局(bs)131〜139に対応してマイクロセ
ル141〜149が設けられている。
【0005】マイクロセルは、移動局が集中し、マクロ
セルだけではトラヒックを収容できない場所に対して部
分的にトラヒックの収容能力を増強したり、マクロセル
の電波が届きにくい場所にも良好な品質の通信を提供す
るために配置される。特に、マクロセルと同じ帯域幅の
周波数キャリアをマイクロセルに配置すれば、マクロセ
ルと同程度のトラヒックを、面積が小さいマイクロセル
において収容できるため、トラヒックの需要が非常に高
い地域であっても、マイクロセルを配置することによっ
て、そのトラヒックを収容できる。
【0006】このような階層構成のセルラシステムにお
いては、マクロセルとマイクロセルに対して同一の周波
数キャリアを配置すると、マクロセルにおける基地局と
移動局の送信電力がマイクロセルにおける基地局と移動
局の送信電力に比べて大きいために、マクロセルからマ
イクロセルに強い干渉を与えてしまう。このため、マク
ロセルとマイクロセルに対しては、互いに異なる周波数
キャリアを配置している。
【0007】また、基地局の送受信装置は、図4に示す
ように、複数の受信回路と複数の送信回路が送受信共用
器を介してアンテナに接続される。移動局は、図5に示
すように、受信回路と送信回路をそれぞれ1つ備え、こ
れらが送受信共用器を介してアンテナに接続される。図
4はマクロセル基地局とマイクロセル基地局の送受信装
置の構成を示す概念図、図5は移動局の送受信装置の構
成を示す概念図である。
【0008】図4の例では、基地局の受信部440には
3つの受信回路が設けられており、また送信部450に
も3つの送信回路が設けられており、これらは送受信共
用器420を介してアンテナ410を共用している。こ
の送受信共用器420には、干渉波電力測定回路430
が接続されており、周囲の移動局から到来する干渉波の
受信電力が測定される。
【0009】また、図5の例では、移動局の受信回路5
40および送信回路550が、送受信共用器520を介
してアンテナ510を共用している。このように、基地
局と移動局においては、互いに周波数が異なる送信信号
と受信信号を分離する送受信共用器420,520を用
いるが、同時に送受信される送信信号と受信信号のレベ
ルには大きな差があるため、これらの信号を互いに十分
に分離しなければならない。
【0010】したがって、上り方向に用いる周波数キャ
リア群と下り方向に用いる周波数キャリア群の周波数間
隔は、同一の通信方向に用いる周波数キャリアの相互の
間隔よりも十分大きくとる必要がある。このため、FD
D方式では、送受信共用器において送受信信号を分離す
るのに必要な周波数間隔である保護帯域幅だけ離して配
置された2つの周波数帯域を用いて、一方の周波数帯域
を下り方向、他方の周波数帯域を上り方向に、それぞれ
専用に割り当てている。
【0011】さらに、先に述べたように、マクロセルと
マイクロセルには互いに異なる周波数キャリアを配置す
るため、従来、図6に示すような、周波数キャリア配置
が用いられている。図6は従来の周波数キャリア配置方
法を示す説明図である。この周波数キャリア配置では、
それぞれの方向に使用可能な周波数キャリアの数は一定
である。
【0012】通常、このように2つの周波数帯域FB
1,FB2の幅は等しく、下り方向と上り方向に使用可
能な周波数キャリアF11〜F16,F21〜26は同
数となる。したがって、FDD方式では、上り方向と下
り方向のトラヒックの割合が異なる場合に、トラヒック
が多い方向の周波数キャリアが不足する一方で、トラヒ
ックが少ない方向の周波数キャリアを十分に利用できな
いという問題があった。
【0013】また、上り方向と下り方向のトラヒックの
割合が同じであっても、上り方向と下り方向の周波数キ
ャリアの一方における伝送効率が他方よりも高い場合に
は、伝送効率が低い方向の周波数キャリアが不足し、反
対の方向の周波数キャリアが余り、全ての周波数キャリ
アを有効に利用できないという問題があった。
【0014】このような問題を解決する方法として、下
り方向の周波数キャリアの通過帯域を上り方向の周波数
キャリアの通過帯域よりも大きくし、各々の周波数帯域
に上りの周波数キャリアと下りの周波数キャリアを交互
に入れ替えて配置する方法が提案されている(例えば、
特開平8−275230号公報など参照)。
【0015】この方法によれば、各々の移動局に対し
て、上り方向と下り方向に互いに異なる周波数帯域から
周波数キャリアを割り当てることによって、送受信共用
器に必要な送受信信号の周波数間隔を確保しながら、下
り方向のトラヒックが上り方向のトラヒックよりも大き
な場合に、周波数帯域の利用効率を向上させることがで
きる。
【0016】しかし、この方法では、上り方向と下り方
向のトラヒックの割合や伝送効率を予測して、上り方向
と下り方向の周波数キャリアの通過帯域を予め決定しな
ければならない。そして、それぞれの通過帯域に合わせ
て基地局装置と移動局装置のそれぞれの送信機、受信機
を設計する必要があるが、特に、移動局の送信機と受信
機の構成は容易に変更できない。
【0017】このため、システムが提供する通信サービ
スの変化により、上り方向と下り方向のトラヒックの割
合が変化したり、技術の進歩によって上り方向と下り方
向の伝送効率が変化した場合、これら変化に応じて周波
数帯域の配分を容易に変更できず、周波数帯域の利用効
率が低下するという問題点がある。
【0018】したがって、上り方向と下り方向のトラヒ
ックの比率の予測が困難な場合や、将来の技術の進歩に
よって上り方向と下り回線の周波数帯域当たりの伝送効
率が変化した場合など、トラヒックに変化が生じた場合
でも、移動局の受信機の構成を変更することなく、周波
数キャリアの配置を変更するだけで、上り方向と下り方
向の必要性に応じて周波数資源を配分できるようにする
ことが課題となる。
【0019】このような問題を解決する方法として、図
7,図8に示すような周波数キャリアの非対称配置が考
えられる。図7は非対称な周波数キャリア配置方法例を
示す説明図、図8は非対称な周波数キャリア配置方法例
における位置による基地局のグループ分けを示す説明図
である。
【0020】この場合、図8に示すように、基地局をそ
の位置によって2つのグループBSG1、BSG2に分
ける。そして、図7に示すように、グループBSG1の
基地局は、下り/上り方向の周波数キャリアをそれぞれ
周波数帯域FB1、FB2から、例えば下り方向として
FB1の周波数キャリアF11〜F14、上り方向とし
てFB2の周波数キャリアF25,F26をそれぞれ選
択する。
【0021】一方、グループBSG2の基地局は、下り
/上りの方向の周波数キャリアを、それぞれをグループ
BSG1とは異なる周波数帯域から、例えば下り方向と
してFB2の周波数キャリアF21〜F24、上り方向
としてFB1の周波数キャリアF15,F16をそれぞ
れ選択する。
【0022】図8において、白丸と黒丸は基地局の位置
を示し、白丸はグループBSG1に属する基地局、黒丸
はグループBSG2に属する基地局である。この方法で
は、各々の基地局と移動局において、上り/下りの方向
の周波数キャリアの周波数間隔を保護帯域幅以上に離し
ながら、上り方向と下り方向に非対称に周波数キャリア
を配置することができる。
【0023】この方法を、マクロセルとマイクロセルの
間では異なる周波数キャリアを配置する必要を考慮しな
がら、マクロセルとマイクロセルからなる階層構成のセ
ルラシステムに適用すると、図9のような周波数キャリ
アの配置が考えられる。図9は階層構成セルラシステム
における非対称な周波数キャリア配置例を示す説明図で
ある。
【0024】この場合、マクロセル基地局グループ1で
は、上り方向として周波数帯域FB1の周波数キャリア
F11,F12を選択するとともに、下り方向として周
波数帯域FB2の周波数キャリアF23を選択し、マク
ロセル基地局グループ2では、上り方向として周波数帯
域FB2の周波数キャリアF21,F22を選択すると
ともに、下り方向として周波数帯域FB1の周波数キャ
リアF13を選択している。
【0025】また、マイクロセル基地局グループ1で
は、上り方向として周波数帯域FB1の周波数キャリア
F14,F15を選択するとともに、下り方向として周
波数帯域FB2の周波数キャリアF26を選択し、マイ
クロセル基地局グループ2では、上り方向として周波数
帯域FB2の周波数キャリアF24,F25を選択する
とともに、下り方向として周波数帯域FB1の周波数キ
ャリアF16を選択している。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】一般に、セルラシステ
ムにおいて、無線アクセス方式として符号分割多元接続
方式を採用した場合には、同一の周波数キャリアを全て
のセルに同時に配置して利用することが可能である。こ
れにより、マクロセルとマイクロセルの2つの階層から
なる階層構成のセルラシステムの場合、それぞれの階層
において、配置された周波数キャリアを全てのセルにお
いて同時に利用することができる。
【0027】しかし、階層構成のセルラシステムに対す
る周波数キャリア配置である図9に示した方法では、同
じ基地局グループに属する基地局の間においてのみ周波
数キャリアを同時に配置して利用することが可能であ
る。したがって、無線アクセス方式として符号分割多元
接続方式を採用した場合、マクロセルとマイクロセルの
それぞれの階層において、同じ基地局グループに属する
基地局の間に限って、同一の周波数キャリアを同時に利
用が可能となる。
【0028】これは、それぞれの階層において、基地局
が図8に示すように2つのグループに半々に分けられて
いるときに、各々の周波数キャリアが、半数のマクロセ
ルまたは半数のマイクロセルにおいてのみ同時に利用さ
れることを意味する。したがって、符号分割多元接続方
式を採用して、同一の周波数キャリアを全てのセルに配
置して利用する場合に比べると、図9に示した方法で
は、全体の周波数キャリアが一定である場合に、各セル
に配置可能な周波数キャリアの数は半分となるという問
題点があった。
【0029】また、図9に示した方法では、1つの周波
数キャリアにより収容できるトラヒックは、余り増加し
ない。符号分割多元接続方式では、同一セル内の基地局
と他の移動局との通信、および周囲の他のセルの基地局
と移動局の通信から受ける干渉波電力の総量によって、
1つの周波数キャリアを用いて収容できるトラヒックが
制限される。
【0030】しかし、同一周波数キャリアを使用するセ
ルを半分にしたとき、周囲の他のセルからの干渉波電力
は半分程度になるが、同一セル内からの干渉波電力は変
わらないので、干渉波電力の減少の割合は50パーセン
トより小さく、1つの周波数キャリア当たりの収容トラ
ヒックの増加は2倍よりも小さいため、1つの周波数キ
ャリアにより収容できるトラヒックは、余り増加しな
い。
【0031】したがって、図9に示すような、従来の階
層構成セルラシステムの周波数キャリア配置方法では、
セル当たりの周波数キャリア数と、周波数キャリア当た
りの収容トラヒックの積で与えられる、セル当たりで収
容できるトラヒックは減少し、セル当たりの周波数キャ
リアの利用効率が低下してしまうという問題点があっ
た。
【0032】本発明はこのような課題を解決するための
ものであり、各々の基地局において上り/下り方向の周
波数キャリアの周波数間隔を一定以上得られ、かつ、上
り/下り方向のトラヒックの比率などの変化に応じて、
周波数キャリアを再配置できるようにするとともに、周
波数キャリアの高い利用効率が得られる周波数キャリア
配置方法を提供することを目的としている。
【0033】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明によるセルラシステムは、それぞれ所
定の通信エリアを有する複数の第1の基地局、および複
数の第2の基地局と、任意の第1の基地局を介して通信
を行う複数の第1の移動局と、任意の第2の基地局を介
して通信を行う複数の第2の移動局とから構成され、こ
れら基地局から移動局への下り方向の通信および移動局
から基地局への上り方向の通信でそれぞれ用いる周波数
キャリアとして、互いに周波数が重複しないように配置
された第1および第2の周波数帯域のうち、そのいずれ
かに属する任意の周波数キャリアを選択して配置するセ
ルラシステムにおいて、第1および第2の周波数帯域を
互いに周波数が重複しないように配置し、第1の周波数
帯域に、1つ以上の周波数キャリアからなる第1の周波
数キャリア群と、この第1の周波数キャリア群とは異な
る1つ以上の周波数キャリアからなる第2の周波数キャ
リア群とを設けるととも、第2の周波数帯域に、1つ以
上の周波数キャリアからなる第3の周波数キャリア群
と、この第3の周波数キャリア群とは異なる1つ以上の
周波数キャリアからなる第4の周波数キャリア群とを設
け、第1の基地局は、第2の周波数キャリア群に属する
周波数キャリアを用いて上り方向の通信を行うととも
に、第3の周波数キャリア群に属する周波数キャリアを
用いて下り方向の通信を行い、第2の基地局は、第1の
周波数キャリア群に属する周波数キャリアを用いて下り
方向の通信を行うとともに、第4の周波数キャリア群に
属する周波数キャリアを用して上り方向の通信を行うよ
うにしたものである。
【0034】したがって、一方の周波数帯域(例えば第
1の周波数帯域)には、第1の基地局で下り方向に用い
られる周波数キャリア(第1の周波数キャリア群)と第
2の基地局の上り方向に用いられる周波数キャリア(第
2の周波数キャリア群)が配置される。また、他方の周
波数帯域(例えば第2の周波数帯域)には、第1の基地
局で上り方向に用いられる周波数キャリア(第3の周波
数キャリア群)と第2の基地局の下り方向に用いられる
周波数キャリア(第4の周波数キャリア群)が配置され
る。
【0035】また、下り方向または上り方向のいずれか
の通信方向でトラヒックが増加した場合は、その通信方
向に割り当てられている周波数キャリアの数を増加させ
るようにしたものである。また、下り方向または上り方
向のいずれかの通信方向で、周波数キャリア当たりのト
ラフィック容量が増加した場合は、その通信方向に割り
当てられている周波数キャリアの数を削減するようにし
たものである。
【0036】また、下り方向または上り方向のいずれか
の通信方向のトラヒックが増加した場合は、他方の通信
方向に割り当てられている所定数の周波数キャリアを、
一方の通信方向に配置替えするようにしたものである。
さらに、周波数キャリアの配置替えを行う場合は、配置
替え元の周波数キャリア群に属する周波数キャリアのう
ち、配置替え先の周波数キャリア群に隣接する周波数キ
ャリアを選択して配置替えするようにしたものである。
さらにまた、各周波数キャリア群は、周波数軸上で連接
する周波数キャリアから構成するようにしたものであ
る。
【0037】また、第1の基地局は、所定範囲の通信エ
リアを有するマクロセル基地局から構成し、第2の基地
局は、マクロセル基地局より狭い範囲を通信エリアとす
るマイクロセル基地局から構成するようにしたものであ
る。また、第1の移動局としても第2の移動局としても
使用できる移動局を備えるものである。また、第1の基
地局と第2の基地局は、それぞれ異なる通信システムに
属する基地局から構成するようにしたものである。
【0038】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。図3は一般的な階層構成セルラシステム
の概念図であり、本発明が適用されるセルラシステムを
示している。
【0039】この階層構成セルラシステムには、マクロ
セル基地局(BS)111〜114に対応してマクロセ
ル121〜124が設けられており、各マクロセル12
1〜124には、それぞれマイクロセル基地局(bs)
131〜139に対応してマイクロセル141〜149
が設けられている。また、マイクロセル141〜149
は、移動局の密度が高い場所に配置してある。
【0040】なお、図示しないが、各マクロセル121
〜124内およびマイクロセル141〜149内には、
多数の移動局が存在している。この場合、マクロセル1
21〜124は、マイクロセル141〜149に比べて
大きな送信電力で送信する。
【0041】また移動局も、マクロセル基地局(BS)
111〜114と接続するときにはマイクロセル基地局
(bs)131〜139に接続する場合に比べて大きな
電力で送信する。これにより、マクロセル基地局(B
S)111〜114は、マイクロセル基地局(bs)1
31〜139よりも広い範囲で移動局と通信を行う。
【0042】各マクロセル基地局およびマイクロセル基
地局の送受信装置は、いずれも同様の構成をとり、前述
の図4に示すように、干渉波電力測定回路430、複数
の受信回路440、および複数の送信回路450を備
え、これらは送受信共用器420を介して基地局用アン
テナ410に接続されている。また、移動局の送受信装
置は、前述の図5に示すように、受信回路540と送信
回路550が送受信共用器520を介して移動局用アン
テナ510に接続されている。
【0043】次に、図1を参照して、本発明の一実施の
形態による周波数キャリア配置方法について説明する。
図1は本発明の一実施の形態による周波数キャリア配置
方法を示す説明図である。
【0044】本実施の形態では、図1に示すように、2
つの周波数帯域FB1(第1の周波数帯域)および周波
数帯域FB2(第2の周波数帯域)を使用する。この2
つの周波数帯域は、送受信共用器420,520におい
て、受信信号と送信信号を分離するために必要な所定の
周波数間隔をとって配置されており、互いの周波数が重
複しないように配置されている。
【0045】それぞれの周波数帯域FB1,FB2に
は、複数の周波数キャリアが配置される。ここでは図1
に示すように、それぞれ6つの周波数キャリアが存在
し、周波数帯域FB1には、周波数が小さいものから順
に周波数キャリアF11〜F16が設けられており、周
波数帯域FB2には、周波数が小さいものから順に周波
数キャリアF21〜F26が設けられている。
【0046】また、マクロセル基地局とマイクロセル基
地局は、互いに異なる周波数帯域から上り方向に用いる
周波数キャリアを選択して配置し、下り方向に用いる周
波数キャリアは、それぞれが上り方向の周波数キャリア
を選択した周波数帯域とは別の周波数帯域から選択して
配置する。したがって、図1に示したように、マクロセ
ルの上り方向には周波数帯域FB1から周波数キャリア
を選択し、マイクロセルの上り方向にはマクロセルとは
異なる周波数帯域FB2から周波数キャリアを選択す
る。
【0047】同様にして、マクロセルの下り方向には、
マクロセルの上り方向(FB1)と異なる周波数帯域F
B2から周波数キャリアを選択し、マイクロセルの下り
方向には、マイクロセルの上り方向(FB2)とは異な
る周波数帯域FB1から周波数キャリアを選択する。こ
れにより、各々の基地局において、上り方向と下り方向
の周波数キャリアの周波数間隔が、送受信共用器42
0,520で分離可能な保護帯域幅以上となり、大きな
レベル差を有する送信信号と受信信号を十分に分離でき
るよう考慮されている。
【0048】本実施の形態では、無線アクセス方式とし
て符号分割多元接続方式を採用する。マクロセルとマイ
クロセルには別々の周波数キャリアを配置するが、符号
分割多元接続方式を採用しているため、全てのマクロセ
ルにおいて同一の周波数キャリアを同時に配置して利用
することが可能であり、同様にして、全てのマイクロセ
ルにおいても同一の周波数キャリアを同時に配置して利
用することが可能である。
【0049】以下、図1を参照して、本発明の動作につ
いて説明する。まず、この階層構成セルラシステムにお
いて、マクロセル内とマイクロセル内との間で移動局数
がほぼ同等で、それぞれのセルにおいて発生するトラヒ
ックも互いに等しく、また、上り方向に発生するトラヒ
ックは下り方向に発生するトラヒックと同じであり、上
り方向と下り方向との間で周波数キャリア当たりのトラ
ヒック容量が等しい場合を考える。
【0050】この場合、周波数帯域FB1とFB2に存
在する周波数キャリアの数は合計で12である。したが
って、マクロセルの上り/下り方向、マイクロセルの上
り/下り方向のそれぞれに3つずつ割り当てると、各セ
ルにおいて、全体のトラヒック容量の割合が発生するト
ラヒックの割合に等しくなる。また、全体のトラヒック
容量は、周波数キャリアの数と周波数キャリア当たりの
トラヒック容量との積で与えられる。
【0051】この例では、図1に示すように、全てのマ
クロセル121〜124に対して、周波数帯域FB1に
設けられた周波数キャリア群(第2の周波数キャリア
群)102すなわち周波数キャリアF14、F15、F
16を上り方向に配置し、周波数帯域FB2に設けられ
た周波数キャリア群(第3の周波数キャリア群)103
すなわち周波数キャリアF21、F22、F23を下り
方向に配置する。
【0052】また、全てのマイクロセル141〜149
に対して、周波数帯域FB2に設けられた周波数キャリ
ア群(第4の周波数キャリア群)104すなわち周波数
キャリアF24、F25、F26を上り方向に配置し、
周波数帯域FB1に設けられた周波数キャリア群(第1
の周波数キャリア群)101すなわち周波数キャリアF
11、F12、F13を下り方向に配置する。
【0053】そして、移動局の通信要求が発生したと
き、その移動局がマイクロセル内に存在する場合には、
そのマイクロセル基地局と接続して通信を行う。また、
その移動局がマイクロセル内に存在しない場合には、マ
クロセル基地局と接続して通信を行う。
【0054】各マクロセルおよびマイクロセルのそれぞ
れでは、そのセルに対応する基地局が備える干渉波電力
測定回路430(図4参照)により、それぞれのセルに
配置されている各周波数キャリアの周波数における受信
電力が測定される。そして、その受信電力が所定の値よ
り小さい周波数キャリアが存在する場合には、その周波
数キャリアを用いて新たな移動局との通信が開始され
る。
【0055】この周波数キャリア配置を、従来の周波数
キャリア配置の一つである図6と比較すると、マクロセ
ルおよびマイクロセルのそれぞれの上り/下り方向に配
置される周波数キャリアの数は、両者とも同一であり、
それぞれの周波数キャリアが全てのマクロセルまたはマ
イクロセルに配置されて同一の効率で利用される。した
がって、この場合、本発明の周波数キャリア配置は、従
来の図6の周波数キャリア配置と同等の周波数利用効率
となる。
【0056】また、従来の他の周波数キャリア配置であ
る図9では、マクロセルおよびマイクロセルのそれぞれ
において、上り/下り方向の周波数キャリアの数を等し
くできず、単純に比較できない。ここでは、1つの周波
数帯域に8つの周波数キャリアが存在する場合で上り/
下り方向の周波数キャリアの数を等しくした同様の配置
を考える。
【0057】この場合には、従来の配置方法によれば、
マクロセルに配置されたそれぞれの周波数キャリアは、
マクロセル基地局グループ1,グループ2の同一グルー
プに属するマクロセルでのみ同時に配置して使用が可能
である。また同様に、マイクロセルに配置されたそれぞ
れの周波数キャリアは、マイクロセル基地局グループ
1,グループ2の同一グループに属するマイクロセルで
のみ同時に配置して使用が可能である。
【0058】したがって、それぞれのセルに配置される
周波数キャリアの数は半分になるが、それぞれの周波数
キャリアに収容できるトラヒックは2倍よりも小さいた
め、それぞれのセルにおいて収容できるトラヒックは、
図1および図6の周波数キャリア配置に比べて小さくな
り、周波数キャリアの利用効率は低くなる。
【0059】次に、本発明の階層構成セルラシステムに
おいて、マクロセル内とマイクロセル内との間で移動局
数がほぼ同等で、各々のセルに発生するトラヒックも互
いに等しく、また、上り方向と下り方向との間の周波数
キャリア当たりのトラヒック容量は等しいが、下り方向
のトラヒックが増加して上り方向のトラヒックの2倍に
なった場合を考える。
【0060】この場合には、周波数帯域FB1とFB2
に存在する12の周波数キャリアのうち、マクロセルの
上り方向に2つ、マクロセルの下り方向に4つ、マイク
ロセルの上り方向に2つ、マイクロセルの下り方向に4
つ、それぞれ割り当てると、各セルにおいて、全体のト
ラヒック容量の割合が発生するトラヒックの割合に等し
くなる。
【0061】そこで、図1においてマクロセルの上り方
向に配置されていた周波数キャリアF14をマイクロセ
ルの下り方向に配置替えするとともに、マイクロセルの
上り方向に配置されていたF24をマクロセルの下り方
向に配置替えする。これにより、図2に示すように、全
てのマクロセル121〜124に対して、上り方向に周
波数帯域FB1の周波数キャリアF15、F16を周波
数キャリア群102として配置し、下り方向には周波数
帯域FB2の周波数キャリアF21〜F24を周波数キ
ャリア群103として配置する。
【0062】一方、全てのマイクロセル141〜149
に対して、上り方向に周波数帯域FB2の周波数キャリ
アF25、F26を周波数キャリア群104として配置
し、下り方向には周波数帯域FB1の周波数キャリアF
11〜F14を周波数キャリア群101として配置す
る。この周波数キャリアの配置替えでは、いずれの周波
数帯域FB1,FB2でも、周波数キャリア群102,
104のうち、周波数キャリア群101,103に隣接
するキャリア周波数が選択されて配置替えされる。
【0063】なお、移動局の通信要求が発生したときに
周波数キャリアを割り当てて通信を開始する方法は先に
説明した方法と同様である。このように基地局と移動局
の送受信機の構成を変更することなく、周波数キャリア
の配置を変更するだけで、上り方向と下り方向のうち一
方のトラヒック容量が他方よりも大きくなるように変更
できる。
【0064】この周波数キャリア配置を従来の周波数キ
ャリア配置の一つである図6と比較すると、図6では、
マクロセル、マイクロセルとも、下り方向において3つ
の周波数キャリアの収容トラヒックに等しいトラヒック
が発生すると、それ以上のトラヒックを下り方向に収容
できなくなるが、上り方向のトラヒックは下り方向の半
分であるので、上り方向では、3つの周波数キャリアの
トラヒック容量の半分しか使われないという無駄を生じ
る。
【0065】これに対して、図1の配置では、マクロセ
ル、マイクロセルとも、下り方向の収容トラヒックは、
4つの周波数キャリアの収容トラヒックに等しく、それ
に等しいトラヒックが発生したとき、上り方向では、下
り方向の半分のトラヒックが発生し、それを上りに配置
された2つの周波数キャリアを使って収容することがで
きる。
【0066】このように、下り方向で収容できるトラヒ
ックは、図2の配置では、図6の配置に比べて4/3倍
になっており、上り方向においても4/3倍のトラヒッ
クが収容できる。したがって、上り方向よりも下り方向
に多くの周波数キャリアを配置することで収容トラヒッ
クを増加できる。
【0067】一方、図9の配置では、発生したトラヒッ
クの割合と同じ割合で周波数キャリアを配置できるが、
先に説明したように、それぞれのセルに収容できるトラ
ヒックは少なく、それぞれの周波数キャリアの利用効率
が低下するため、図2の配置では図9の配置よりも高い
周波数利用効率が得られる。
【0068】次に、図2の配置をとっていたときに、マ
クロセル内とマイクロセル内との間で移動局数がほぼ同
等で、各々のセルに発生するトラヒックは互いに等し
く、また、上り方向に発生するトラヒックは下り方向に
発生するトラヒックとほぼ同じであるが、基地局におい
て新規技術を採用したことにより、上り方向の周波数キ
ャリア当たりのトラヒック容量が下り方向の2倍になっ
た場合を考える。
【0069】この場合には、周波数帯域FB1とFB2
に存在する12の周波数キャリアのうち、マクロセルの
上り方向に2つ、マクロセルの下り方向に4つ、マイク
ロセルの上り方向に2つ、マイクロセルの下り方向に4
つ、それぞれ割り当てると、各セルにおいて、全体のト
ラヒック容量の割合が発生するトラヒックの割合に等し
くなる。上記のような新規技術としては、基地局におい
て、他の移動局からの信号を抑圧する干渉キャンセラ技
術などが考えられる。
【0070】このような場合にも、下り方向のトラヒッ
クが上り方向のトラヒックの2倍になった場合と全く同
じように、図1においてマクロセルの上り方向に配置さ
れていた周波数キャリアF14をマイクロセルの下り方
向に変更し、図1においてマイクロセルの上り方向に配
置されていたF24をマクロセルの下り方向に変更する
ことによって、図2に示すように周波数キャリアを配置
する。
【0071】また、移動局の通信要求が発生したときに
周波数キャリアを割り当てて通信を開始する方法も同様
であり、受信電力が所定の値より小さくなる周波数キャ
リアが存在する場合には、新たな移動局と、その周波数
キャリアを用いて通信を開始する。ただし、その所定の
値は、干渉キャンセラを適用した方向においては、その
性能に応じた値とする。一般に、干渉キャンセラを適用
すると、干渉波の受信電力が大きくても通信が可能にな
るので、その所定の値は比較的大きな値となる。
【0072】このように、上り方向と下り方向のうち一
方において、1つの周波数キャリアの収容トラヒックが
変化した場合にも、基地局と移動局の送受信機の構成を
変更することなく、周波数キャリアの配置を変更するだ
けで、上り方向と下り方向の各セルにおける収容トラヒ
ック容量が互いに等しくなるように変更できる。
【0073】この周波数キャリア配置を従来の周波数キ
ャリア配置の一つである図6と比較すると、図6では、
マクロセル、マイクロセルとも、下り方向において3つ
の周波数キャリアの収容トラヒックに等しいトラヒック
が発生すると、それ以上のトラヒックを下り方向に収容
できなくなるが、上り方向では1つの周波数キャリアの
収容トラヒックは下り方向の2倍であるので、上り方向
では、3つの周波数キャリアのトラヒック容量の半分し
か使われないという無駄を生じる。
【0074】これに対して、図2の配置では、マクロセ
ル、マイクロセルとも、下り方向の収容トラヒックは、
4つの周波数キャリアの収容トラヒックに等しく、それ
に等しいトラヒックが発生したとき、上り方向では、下
り方向と同じトラヒックが発生するが、上り方向では1
つの周波数キャリアの収容トラヒックが下り方向の2倍
であるので、そのトラヒックを上りに配置された2つの
周波数キャリアを使って収容することができる。
【0075】このように、下り方向で収容できるトラヒ
ックが図2の配置では、図6の配置に比べて4/3倍に
なっており、上り方向でも4/3倍のトラヒックが収容
できる。したがって、上り方向よりも下り方向に多くの
周波数キャリアを配置することで全体の収容トラヒック
を増加できる。
【0076】一方、図9の配置では、先に説明したよう
に、それぞれのセルに収容できるトラヒックは少なく、
それぞれの周波数キャリアの利用効率が低下するため、
図2の配置では図9の配置よりも高い周波数利用効率が
得られる。
【0077】なお、以上の説明において、各周波数キャ
リアのうち、同一の周波数帯域に属する同一方向の通信
に用いられる周波数キャリア(すなわち同一周波数キャ
リア群に属する周波数キャリア)は、それぞれ周波数軸
上で連接配置されている場合を例に説明したが、これら
周波数キャリアが連接配置されていない場合であって
も、本発明を適用でき、前述と同様の作用効果が得られ
る。
【0078】通常、同一周波数帯域に属する周波数キャ
リア間の干渉を見た場合、同一通信方向に用いられる周
波数キャリア間、すなわち上り方向−上り方向間、ある
いは下り方向−下り方向間(以下、同方向キャリア境界
という)での干渉に比較して、異なる通信方向に用いら
れる周波数キャリア間、すなわち上り方向−下り方向間
(以下、逆方向キャリア境界という)での干渉の方が大
きい。
【0079】例えば、図1では、逆方向キャリア境界が
周波数キャリアF13,F14の間に存在する。ここ
で、周波数キャリアF13を用いて基地局からの下り方
向通信を行う移動局A(図示せず)の近傍に、周波数キ
ャリアF14を用いて基地局へ上り方向通信を行う移動
局B(図示せず)が存在する場合、移動局Bの周波数キ
ャリアF14が、あまり減衰することなく移動局Aで受
信されることになり、移動局Aの周波数キャリアF13
に対して大きな干渉が発生する。
【0080】したがって、同一の周波数帯域に属する同
一方向の通信に用いられる周波数キャリア(すなわち同
一周波数キャリア群に属する周波数キャリア)を、それ
ぞれ周波数軸上で連接配置することにより、逆方向キャ
リア境界の数を低減でき、これに起因する干渉による通
信効率の低下を抑制できる。また、同一周波数キャリア
群で、異なるセルに周波数キャリアを配置替えする場合
は、逆方向キャリア境界に最も近い周波数キャリアを配
置替えすることにより、逆方向キャリア境界数の増加を
回避でき、これに起因する干渉による通信効率の低下を
抑制できる。
【0081】また、以上の説明において、階層構成セル
ラシステムのマクロセルとマイクロセルとの間に適用し
た例について説明したが、これに限定されるものではな
く、異なるセルラシステムに属するセル間にも本発明を
適用できる。例えば、異なるオペレータ(サービス提供
者)のセルラシステムで同一の周波数帯域を共用する場
合にも、トラヒック変化などに応じて、前述したよう
な、周波数キャリアの再配置が必要とされうる。
【0082】この場合は、前述した実施の形態における
マクロセルを一方のセルラシステムに属するセル(第1
のセル)とみなし、マイクロセルを他方のセルラシステ
ムに属するセル(第2のセル)とみなすことにより、本
発明をそのまま適用することができ、前述と同様の作用
効果が得られる。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
上り方向と下り方向のトラヒックの比率の変化や、1つ
の周波数キャリアでのトラヒック変化に応じて、周波数
キャリアを再配置でき、かつ、例えばマクロセル基地局
とマイクロセル基地局のそれぞれの通信エリアで、ある
いは異なった通信システムに属する両基地局のそれぞれ
の通信エリアで、周波数キャリアを全てのセルにおいて
同時に利用できるため、高い周波数キャリアの利用効率
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態による周波数帯域と周
波数キャリアの配置を示す説明図である。
【図2】 本発明の一実施の形態による周波数帯域と周
波数キャリアの他の配置を示す説明図である。
【図3】 階層構成セルラシステムを示す概念図であ
る。
【図4】 マクロセル基地局とマイクロセル基地局の送
受信装置の構成を示す概念図である。
【図5】 移動局の送受信装置の構成を示す概念図であ
る。
【図6】 従来の周波数キャリア配置方法を示す説明図
である。
【図7】 非対称な周波数キャリア配置方法例を示す説
明図である。
【図8】 非対称な周波数キャリア配置方法例における
位置による基地局のグループ分けを示す説明図である。
【図9】 階層構成セルラシステムにおける非対称な周
波数キャリア配置方法例を示す説明図である。
【符号の説明】
FB1…周波数帯域(第1の周波数帯域),FB2…周
波数帯域(第2の周波数帯域)、F11〜F16,F2
1〜F26…周波数キャリア、101…周波数キャリア
群(第1の周波数キャリア群)、102…周波数キャリ
ア群(第2の周波数キャリア群)、103…周波数キャ
リア群(第3の周波数キャリア群)、104…周波数キ
ャリア群(第4の周波数キャリア群)、111〜114
…マクロセル基地局、121〜124…マクロセル、1
31〜139…マイクロセル基地局、141〜149…
マイクロセル、410…基地局用アンテナ、420…基
地局用送受信共用器、430…干渉波電力測定回路、4
40…基地局用受信回路、450…基地局用送信回路、
510…移動局用アンテナ、520…移動局用送受信共
用器、540…移動局用受信回路、550…移動局用送
信回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04J 1/00

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ所定の通信エリアを有する複数
    の第1の基地局、および複数の第2の基地局と、任意の
    第1の基地局を介して通信を行う複数の第1の移動局
    と、任意の第2の基地局を介して通信を行う複数の第2
    の移動局とから構成され、これら基地局から移動局への
    下り方向の通信および移動局から基地局への上り方向の
    通信でそれぞれ用いる周波数キャリアとして、互いに周
    波数が重複しないように配置された第1および第2の周
    波数帯域のうち、そのいずれかに属する任意の周波数キ
    ャリアを選択して配置するセルラシステムにおいて、 第1の周波数帯域に、1つ以上の周波数キャリアからな
    る第1の周波数キャリア群と、この第1の周波数キャリ
    ア群とは異なる1つ以上の周波数キャリアからなる第2
    の周波数キャリア群とを設けるととも、第2の周波数帯
    域に、1つ以上の周波数キャリアからなる第3の周波数
    キャリア群と、この第3の周波数キャリア群とは異なる
    1つ以上の周波数キャリアからなる第4の周波数キャリ
    ア群とを設け、 第1の基地局は、第2の周波数キャリア群に属する周波
    数キャリアを用いて上り方向の通信を行うとともに、第
    3の周波数キャリア群に属する周波数キャリアを用いて
    下り方向の通信を行い、 第2の基地局は、第1の周波数キャリア群に属する周波
    数キャリアを用いて下り方向の通信を行うとともに、第
    4の周波数キャリア群に属する周波数キャリアを用して
    上り方向の通信を行うことを特徴とするセルラシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のセルラシステムにおい
    て、 下り方向のトラヒックが増加した場合は、第1および第
    3の周波数キャリア群に属する周波数キャリアの数を増
    加させることを特徴とするセルラシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のセルラシステムにおい
    て、 上り方向のトラヒックが増加した場合は、第2および第
    4の周波数キャリア群に属する周波数キャリアの数を増
    加させることを特徴とするセルラシステム。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のセルラシステムにおい
    て、 下り方向の周波数キャリア当たりのトラヒック容量が増
    加した場合は、第1および第3の周波数キャリア群に属
    する周波数キャリアの数を削減することを特徴とするセ
    ルラシステム。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のセルラシステムにおい
    て、 上り方向の周波数キャリア当たりのトラヒック容量が増
    加した場合は、第2および第4の周波数キャリア群に属
    する周波数キャリアの数を削減することを特徴とするセ
    ルラシステム。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のセルラシステムにおい
    て、 下り方向のトラヒックが増加した場合は、第2および第
    4の周波数キャリア群に属する所定数の周波数キャリア
    を、それぞれ第1および第3の周波数キャリア群に配置
    替えすることを特徴とするセルラシステム。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のセルラシステムにおい
    て、 上り方向のトラヒックが増加した場合は、第1および第
    3の周波数キャリア群に属する所定数の周波数キャリア
    を、それぞれ第2および第4の周波数キャリア群に配置
    替えすることを特徴とするセルラシステム。
  8. 【請求項8】 請求項6または7記載のセルラシステム
    において、 配置替え元の周波数キャリア群に属する周波数キャリア
    のうち、配置替え先の周波数キャリア群に隣接する周波
    数キャリアを選択して配置替えすることを特徴とするセ
    ルラシステム。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8記載のセルラシステムにお
    いて、 各周波数キャリア群は、周波数軸上で連接する周波数キ
    ャリアからなることを特徴とするセルラシステム。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9記載のセルラシステムに
    おいて、 第1の基地局は、所定範囲の通信エリアを有するマクロ
    セル基地局からなり、第2の基地局は、マクロセル基地
    局より狭い範囲を通信エリアとするマイクロセル基地局
    からなることを特徴とするセルラシステム。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10記載のセルラシステム
    において、 第1の移動局としても第2の移動局としても使用できる
    移動局を備えることを特徴とするセルラシステム。
  12. 【請求項12】 請求項1〜9記載のセルラシステムに
    おいて、 第1の基地局と第2の基地局は、それぞれ異なる通信シ
    ステムに属することを特徴とするセルラシステム。
  13. 【請求項13】 それぞれ所定範囲を通信エリアとする
    複数のマクロセル基地局と、これらマクロセル基地局よ
    り狭い範囲を通信エリアとする複数のマイクロセル基地
    局と、これら任意の通信エリア内で対応する基地局を介
    して通信を行う複数の移動局とから構成され、これら基
    地局から移動局への下り方向の通信および移動局から基
    地局への上り方向の通信でそれぞれ用いる周波数キャリ
    アとして、互いに周波数が重複しないように配置された
    2つの周波数帯域のうち、そのいずれかに属する任意の
    周波数キャリアを選択して配置するセルラシステムにお
    いて、 マクロセル基地局およびマイクロセル基地局は、 互いに異なる周波数帯域から上り方向に用いる周波数キ
    ャリアをそれぞれ選択して配置するとともに、これら上
    り方向の周波数キャリアを選択した周波数帯域とは別の
    周波数帯域から下り方向に用いる周波数キャリアをそれ
    ぞれ選択して配置することを特徴とするセルラシステ
    ム。
  14. 【請求項14】 異なる通信システムに属しそれぞれ所
    定範囲を通信エリアトする2種類の基地局と、それぞれ
    の種類の基地局の通信エリア内で対応する基地局を介し
    て通信を行う2種類の移動局とから構成され、これら基
    地局から移動局への下り方向の通信および移動局から基
    地局への上り方向の通信でそれぞれ用いる周波数キャリ
    アとして、互いに周波数が重複しないように配置された
    2つの周波数帯域のうち、そのいずれかに属する任意の
    周波数キャリアを選択して配置するセルラシステムにお
    いて、 それぞれ2種類の基地局は、 互いに異なる周波数帯域から上り方向に用いる周波数キ
    ャリアをそれぞれ選択して配置するとともに、これら上
    り方向の周波数キャリアを選択した周波数帯域とは別の
    周波数帯域から下り方向に用いる周波数キャリアをそれ
    ぞれ選択して配置することを特徴とするセルラシステ
    ム。
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