JPH11275299A - 画像読取装置及び画像読取装置における動作指示通知方法 - Google Patents

画像読取装置及び画像読取装置における動作指示通知方法

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JPH11275299A
JPH11275299A JP10089589A JP8958998A JPH11275299A JP H11275299 A JPH11275299 A JP H11275299A JP 10089589 A JP10089589 A JP 10089589A JP 8958998 A JP8958998 A JP 8958998A JP H11275299 A JPH11275299 A JP H11275299A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のコンピュータや画像形成装置とネット
ワーク接続された画像読取装置のプログラムを変えるこ
となく、画像を受け取る側の各種のコンピュータや各種
の画像形成装置の各装置固有の様々な動作指示を、画像
読取装置側で行えるようにすること等を可能とした画像
読取装置及び画像読取装置における動作指示通知方法を
提供する。 【解決手段】 ネットワーク複写機は、画像を読取るス
キャナ部12と、外部装置の指定、操作手順情報に基づ
き外部装置の動作モードの設定を行う操作部6と、指定
した外部装置からの操作手順情報の入手、設定した外部
装置の動作モードを指定した外部装置への通知、スキャ
ナ部12で読取った画像データを指定した外部装置への
出力を外部通信回路4及びネットワーク3を介して行う
制御部5とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像を読み取ると
共に読み取った画像をホストコンピュータ或いは画像形
成装置に送出する画像読取装置及び画像読取装置におけ
る動作指示通知方法に係り、更に詳しくは、ネットワー
ク接続されたホストコンピュータに読み取った画像を送
るネットワークスキャン機能や、ネットワーク接続され
た画像形成装置に読み取った画像を送って形成するリモ
ートコピー機能を有する画像読取装置及び画像読取装置
における動作指示通知方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像読取装置で読み取った画像を
ネットワーク接続されたコンピュータに送出する、いわ
ゆるネットワークイメージスキャナでは、画像読取手段
とコンピュータは不特定に接続され、その動作指示は、
多くの場合、コンピュータ側から行っていた。また、一
部の装置では、画像読取装置の操作部を用いて動作指示
するものも存在するが、その場合、その操作手順情報
(操作フロー及び設定項目)は画像読取装置内のROM
等の不揮発性の記憶媒体にプログラムとして固定的に保
持され、それが使われていた。
【0003】また、従来、画像読取装置で読み取った画
像を画像形成装置で形成する、いわゆる複写機では、画
像読取手段と画像形成手段は固定的に一対一に接続さ
れ、その動作指示は画像読取手段の操作部を用いて行わ
れていた。その場合、その操作手順情報は画像読取装置
内のROM等の不揮発性の記憶媒体にプログラムとして
固定的に保持され、それが使われていた。
【0004】また、従来、画像読取装置で読み取った画
像を公衆回線を経由して遠方の画像形成装置で形成す
る、いわゆるFAX(ファクシミリ装置)では、画像読
取手段と画像形成手段は不特定に接続され、その動作指
示は画像読取手段の操作部を用いて行われていた。その
場合、その操作手順情報は画像読取装置内のROM等の
不揮発性の記憶媒体にプログラムとして固定的に保持さ
れ、それが使われていた。
【0005】これらの画像読取装置においては、読み取
り対象の原稿を画像読取装置にセットする必要があるた
め、原稿の読み取り前に操作者は画像読取装置の設置場
所まで来る必要がある。また、読み取り後も、原稿を引
き取るために画像読取装置の設置場所まで来る必要があ
る。よって、画像読取装置の動作指示は、画像読取装置
の操作部を用いて行うようにすると、原稿のセットに続
いて動作指示を行い、読み取り後に直ちに原稿を原稿を
持って戻れるため、便利である。実際、従来の複写機や
FAXでは、それらの操作部を用いて動作指示を行うよ
うにしている。
【0006】また、従来の複写機では、画像読取装置の
動作指示のみならず、画像形成装置の動作指示も、画像
読取装置の操作部を用いて指示するのが普通である。具
体的には、画像形成装置のどの給紙段から給紙するかと
か、何部コピーするかとか、両面プリントを行うかどう
かとか、どこに排紙するかとかである。これらの項目は
画像形成装置の機能によって変化し、例えば、給紙段が
3段の画像形成装置もあれば、2段の画像形成装置もあ
り、或いは両面プリント機能の有無等によっても変化す
る。しかし、従来の複写機では、画像読取装置と画像形
成装置は固定的に一対一に接続されるため、その画像形
成装置について指示すべき動作指示も固定的に決まって
いた。よって、予めその画像形成装置に対する動作指示
を操作者に行わせるプログラムを、画像読取装置内に固
定的に作り込んでおくことが可能であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】一方、上述した従来の
イメージスキャナやFAXにおいては、画像読取装置の
操作部を用いて、画像の受け手側であるコンピュータや
受信側FAXの動作指示をすることは行っておらず、特
に、各コンピュータや受信側FAX固有の動作指示を行
うことはできなかった。これは、画像を送る先のコンピ
ュータや受信側FAXが不特定であるため、それらに対
する動作指示を操作者に行わせるプログラムを、画像読
取装置内に予め作り込んでおくことができないためであ
る。
【0008】更に、画像読取装置で読み取った画像をネ
ットワーク接続された画像形成装置で形成する、ネット
ワーク複写機が提案されている。しかし、これにおいて
も、画像を送る先の画像形成装置が不特定であるため、
画像の受け手側である画像形成装置ごとに異なる動作指
示を行うことは困難であり、特に、各画像形成装置固有
の任意の動作指示を行うことは提案されていなかった。
【0009】このように、任意の相手とネットワーク接
続される画像読取装置においても、画像の受け手側であ
るコンピュータや受信側ネットワーク複写機固有の任意
の処理を、画像読取装置側で指定できるようになれば、
原稿を置きに来たときに一度に指示できるため操作性が
格段に向上する。しかしながら、従来は、上記のような
技術は未だ提供されていないという課題があった。
【0010】本発明は、上述した点に鑑みなされたもの
であり、複数のコンピュータや画像形成装置とネットワ
ーク接続された画像読取装置のプログラムを変えること
なく、画像を受け取る側の各種のコンピュータや各種の
画像形成装置の各装置固有の様々な動作指示を、画像読
取装置側で行えるようにすること等を可能とした画像読
取装置及び画像読取装置における動作指示通知方法を提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、画像読取手段を有し、複数の外
部装置とネットワークを介して通信可能な画像読取装置
であって、外部装置の動作モードの設定が可能な操作手
段と、指定した外部装置から取得した操作手順情報に基
づき前記操作手段で設定した外部装置の動作モードを指
定した外部装置に通知する通知手段と、前記画像読取手
段で読取った画像データを指定した外部装置に出力する
制御手段とを有することを特徴とする。
【0012】上記目的を達成するため、請求項2の発明
は、前記複数の外部装置のうち所望の外部装置を指定す
る指定手段と、指定した外部装置から操作手順情報を取
得する取得手段とを有することを特徴とする。
【0013】上記目的を達成するため、請求項3の発明
は、前記操作手順情報は、スクリプトで記述され、前記
制御手段は、前記スクリプトを解釈して前記操作手段に
表示すると共に前記スクリプトを解釈して前記操作手段
からの入力を受け付けることを特徴とする。
【0014】上記目的を達成するため、請求項4の発明
は、前記操作手順情報は、複数の定型画面のうち1つを
選択する定型画面識別情報及び定型画面に表示されるパ
ラメータ情報で記述され、前記制御手段は、前記選択さ
れた定型画面及びパラメータを前記操作手段に表示する
ことを特徴とする。
【0015】上記目的を達成するため、請求項5の発明
は、前記操作手順情報は、操作手段プログラムとして記
述され、前記制御手段は、前記操作手段プログラムを実
行して前記操作手段に表示すると共に前記操作手段から
の入力を受け付けることを特徴とする。
【0016】上記目的を達成するため、請求項6の発明
は、画像読取り時の画像読取装置自体の動作モードの設
定に用いる内部処理用操作手順情報を保持する内部処理
用保持手段を有し、前記内部処理用操作手順情報に基づ
き前記操作手段で前記動作モードの設定を行うことを特
徴とする。
【0017】上記目的を達成するため、請求項7の発明
は、前記操作手順情報及び前記内部処理用操作手順情報
は、同じ形式で記述されることを特徴とする。
【0018】上記目的を達成するため、請求項8の発明
は、前記画像読取手段で読取った画像データに基づき画
像形成を行う画像形成手段を有し、前記操作手段は、前
記画像形成手段で画像形成を行う複写処理の動作モード
の設定が可能であることを特徴とする。
【0019】上記目的を達成するため、請求項9の発明
は、複写処理用操作手順情報を保持する複写処理用保持
手段を有し、複写処理の動作モードの設定時には前記複
写処理用操作手順情報に基づき前記操作手段で前記動作
モードの設定を行うことを特徴とする。
【0020】上記目的を達成するため、請求項10の発
明は、前記操作手順情報及び前記複写処理用操作手順情
報は、同じ形式で記述されることを特徴とする。
【0021】上記目的を達成するため、請求項11の発
明は、外部装置から取得した操作手順情報を保持する外
部用保持手段を有し、前記指定手段で指定した外部装置
に対応する操作手順情報が前記外部用保持手段に保持さ
れている場合は該外部用保持手段の操作手順情報を用い
ることを特徴とする。
【0022】上記目的を達成するため、請求項12の発
明は、前記外部用保持手段は、外部装置の種別毎に操作
手順情報を保持し、前記指定手段で指定した外部装置の
種別に対応する操作手順情報が前記外部用保持手段に保
持されている場合は該外部用保持手段の操作手順情報を
用いることを特徴とする。
【0023】上記目的を達成するため、請求項13の発
明は、前記外部装置は、用紙上に画像を形成する画像形
成装置であり、該画像形成装置で行う画像形成の動作モ
ードを前記操作手順情報に基づき前記操作手段で設定す
ることを特徴とする。
【0024】上記目的を達成するため、請求項14の発
明は、前記通知手段は、前記操作手順情報に基づき前記
操作手段で設定した画像形成装置で行う画像形成の動作
モードを前記指定手段で指定した画像形成装置に通知す
ることを特徴とする。
【0025】上記目的を達成するため、請求項15の発
明は、前記動作モードの設定は、前記画像形成装置が有
する給紙段の指定を含むことを特徴とする。
【0026】上記目的を達成するため、請求項16の発
明は、前記動作モードの設定は、出力した画像データを
形成する部数の指定を含むことを特徴とする。
【0027】上記目的を達成するため、請求項17の発
明は、前記動作モードの設定は、前記画像形成装置にお
けるフィニッシング処理の指定を含むことを特徴とす
る。
【0028】上記目的を達成するため、請求項18の発
明は、前記動作モードの設定は、出力した画像データと
用紙との対応関係の指定を含むことを特徴とする。
【0029】上記目的を達成するため、請求項19の発
明は、前記動作モードの設定は、出力した画像データに
対し画像形成装置で行う画像処理の指定を含むことを特
徴とする。
【0030】上記目的を達成するため、請求項20の発
明は、前記外部装置は、画像データを保存する画像保存
装置であり、該画像保存装置で行う画像保存の動作モー
ドを前記操作手順情報に基づき前記操作手段で設定する
ことを特徴とする。
【0031】上記目的を達成するため、請求項21の発
明は、前記通知手段は、前記操作手順情報に基づき前記
操作手段で設定した画像保存装置で行う画像保存の動作
モードを前記指定手段で指定した画像保存装置に通知す
ることを特徴とする。
【0032】上記目的を達成するため、請求項22の発
明は、前記動作モードの設定は、画像保存時のファイル
フォーマットの指定を含むことを特徴とする。
【0033】上記目的を達成するため、請求項23の発
明は、前記動作モードの設定は、画像保存先の指定を含
むことを特徴とする。
【0034】上記目的を達成するため、請求項24の発
明は、画像読取手段を有し、画像形成装置と接続可能な
画像読取装置であって、画像形成装置で行う画像形成の
動作モードの設定が可能な操作手段と、画像形成装置か
ら取得した操作手順情報に基づき前記操作手段で設定し
た画像形成の動作モードを画像形成装置に通知する通知
手段と、前記画像読取手段で読取った画像データを画像
形成装置に出力し画像形成を行わせる制御手段とを有す
ることを特徴とする。
【0035】上記目的を達成するため、請求項25の発
明は、画像形成装置から操作手順情報を取得する取得手
段を有することを特徴とする。
【0036】上記目的を達成するため、請求項26の発
明は、前記操作手順情報は、スクリプトで記述され、前
記制御手段は、前記スクリプトを解釈して前記操作手段
に表示すると共に前記スクリプトを解釈して前記操作手
段からの入力を受け付けることを特徴とする。
【0037】上記目的を達成するため、請求項27の発
明は、前記操作手順情報は、複数の定型画面のうち1つ
を選択する定型画面識別情報及び定型画面に表示される
パラメータ情報で記述され、前記制御手段は、前記選択
された定型画面及びパラメータを前記操作手段に表示す
ることを特徴とする。
【0038】上記目的を達成するため、請求項28の発
明は、前記操作手順情報は、操作手段プログラムとして
記述され、前記制御手段は、前記操作手段プログラムを
実行して前記操作手段に表示すると共に前記操作手段か
らの入力を受け付けることを特徴とする。
【0039】上記目的を達成するため、請求項29の発
明は、画像読取り時の画像読取装置自体の動作モードの
設定に用いる内部処理用操作手順情報を保持する内部処
理用保持手段を有し、前記内部処理用操作手順情報に基
づき前記操作手段で前記動作モードの設定を行うことを
特徴とする。
【0040】上記目的を達成するため、請求項30の発
明は、前記操作手順情報及び前記内部処理用操作手順情
報は、同じ形式で記述されることを特徴とする。
【0041】上記目的を達成するため、請求項31の発
明は、前記動作モードの設定は、前記画像形成装置が有
する給紙段の指定を含むことを特徴とする。
【0042】上記目的を達成するため、請求項32の発
明は、前記動作モードの設定は、出力した画像データを
形成する部数の指定を含むことを特徴とする。
【0043】上記目的を達成するため、請求項33の発
明は、前記動作モードの設定は、前記画像形成装置にお
けるフィニッシング処理の指定を含むことを特徴とす
る。
【0044】上記目的を達成するため、請求項34の発
明は、前記動作モードの設定は、出力した画像データと
用紙との対応関係の指定を含むことを特徴とする。
【0045】上記目的を達成するため、請求項35の発
明は、前記動作モードの設定は、出力した画像データに
対し画像形成装置で行う画像処理の指定を含むことを特
徴とする。
【0046】上記目的を達成するため、請求項36の発
明は、前記制御手段は、画像データを複数のパケットに
より不連続に出力することを特徴とする。
【0047】上記目的を達成するため、請求項37の発
明は、前記制御手段は、画像データをネットワーク接続
された画像表示装置等の装置に出力可能であることを特
徴とする。
【0048】上記目的を達成するため、請求項38の発
明は、前記制御手段は、画像データをユーザIDと予め
対応付けられたネットワーク接続された装置に出力可能
であることを特徴とする。
【0049】上記目的を達成するため、請求項39の発
明は、前記スクリプトは、HTML等のスクリプトであ
ることを特徴とする。
【0050】上記目的を達成するため、請求項40の発
明は、前記フィニッシング処理とは、用紙を1部毎に並
べ替えるソート処理、ソートされた用紙をステープルす
るステープル処理、ソートされた用紙を糊付けして綴じ
る処理、ソートされた用紙を折る処理等であることを特
徴とする。
【0051】上記目的を達成するため、請求項41の発
明は、前記出力した画像データと用紙との対応関係と
は、用紙の表面及び裏面に各々画像を対応させる両面複
写、1枚の用紙に複数枚の画像を並べて対応させる複写
等を含むことを特徴とする。
【0052】上記目的を達成するため、請求項42の発
明は、フィルムプロジェクタ機能を有する複写機、フィ
ルムスキャナ、デジタルカメラ等に適用可能であること
を特徴とする。
【0053】上記目的を達成するため、請求項43の発
明は、ローカルエリアネットワークで接続されたシステ
ムに適用可能であることを特徴とする。
【0054】上記目的を達成するため、請求項44の発
明は、ワイドエリアネットワークで接続されたシステム
に適用可能であることを特徴とする。
【0055】上記目的を達成するため、請求項45の発
明は、インターネットを介して接続されたシステムに適
用可能であることを特徴とする。
【0056】上記目的を達成するため、請求項46の発
明は、画像読取ステップを有し、複数の外部装置とネッ
トワークを介して通信可能な画像読取装置における動作
指示通知方法であって、外部装置の動作モードの設定が
可能な操作ステップと、指定した外部装置から取得した
操作手順情報に基づき前記操作ステップで設定した外部
装置の動作モードを指定した外部装置に通知する通知ス
テップと、前記画像読取ステップで読取った画像データ
を指定した外部装置に出力する制御ステップとを有する
ことを特徴とする。
【0057】上記目的を達成するため、請求項47の発
明は、前記複数の外部装置のうち所望の外部装置を指定
する指定ステップと、指定した外部装置から操作手順情
報を取得する取得ステップとを有することを特徴とす
る。
【0058】上記目的を達成するため、請求項48の発
明は、前記操作手順情報は、スクリプトで記述され、前
記制御ステップでは、前記スクリプトを解釈して前記操
作ステップにより表示すると共に前記スクリプトを解釈
して前記操作ステップからの入力を受け付けることを特
徴とする。
【0059】上記目的を達成するため、請求項49の発
明は、前記操作手順情報は、複数の定型画面のうち1つ
を選択する定型画面識別情報及び定型画面に表示される
パラメータ情報で記述され、前記制御ステップでは、前
記選択された定型画面及びパラメータを前記操作ステッ
プにより表示することを特徴とする。
【0060】上記目的を達成するため、請求項50の発
明は、前記操作手順情報は、操作ステッププログラムと
して記述され、前記制御ステップでは、前記操作ステッ
ププログラムを実行して前記操作ステップにより表示す
ると共に前記操作ステップからの入力を受け付けること
を特徴とする。
【0061】上記目的を達成するため、請求項51の発
明は、画像読取り時の画像読取装置自体の動作モードの
設定に用いる内部処理用操作手順情報を保持する内部処
理用保持ステップを有し、前記内部処理用操作手順情報
に基づき前記操作ステップで前記動作モードの設定を行
うことを特徴とする。
【0062】上記目的を達成するため、請求項52の発
明は、前記操作手順情報及び前記内部処理用操作手順情
報は、同じ形式で記述されることを特徴とする。
【0063】上記目的を達成するため、請求項53の発
明は、前記画像読取ステップで読取った画像データに基
づき画像形成を行う画像形成ステップを有し、前記操作
ステップでは、前記画像形成ステップで画像形成を行う
複写処理の動作モードの設定が可能であることを特徴と
する。
【0064】上記目的を達成するため、請求項54の発
明は、複写処理用操作手順情報を保持する複写処理用保
持ステップを有し、複写処理の動作モードの設定時には
前記複写処理用操作手順情報に基づき前記操作ステップ
で前記動作モードの設定を行うことを特徴とする。
【0065】上記目的を達成するため、請求項55の発
明は、前記操作手順情報及び前記複写処理用操作手順情
報は、同じ形式で記述されることを特徴とする。
【0066】上記目的を達成するため、請求項56の発
明は、外部装置から取得した操作手順情報を保持する外
部用保持ステップを有し、前記指定ステップで指定した
外部装置に対応する操作手順情報が前記外部用保持ステ
ップで保持されている場合は該外部用保持ステップの操
作手順情報を用いることを特徴とする。
【0067】上記目的を達成するため、請求項57の発
明は、前記外部用保持ステップでは、外部装置の種別毎
に操作手順情報を保持し、前記指定ステップで指定した
外部装置の種別に対応する操作手順情報が前記外部用保
持ステップで保持されている場合は該外部用保持ステッ
プの操作手順情報を用いることを特徴とする。
【0068】上記目的を達成するため、請求項58の発
明は、前記外部装置は、用紙上に画像を形成する画像形
成装置であり、該画像形成装置で行う画像形成の動作モ
ードを前記操作手順情報に基づき前記操作ステップで設
定することを特徴とする。
【0069】上記目的を達成するため、請求項59の発
明は、前記通知ステップでは、前記操作手順情報に基づ
き前記操作ステップで設定した画像形成装置で行う画像
形成の動作モードを前記指定ステップで指定した画像形
成装置に通知することを特徴とする。
【0070】上記目的を達成するため、請求項60の発
明は、前記動作モードの設定は、前記画像形成装置が有
する給紙段の指定を含むことを特徴とする。
【0071】上記目的を達成するため、請求項61の発
明は、前記動作モードの設定は、出力した画像データを
形成する部数の指定を含むことを特徴とする。
【0072】上記目的を達成するため、請求項62の発
明は、前記動作モードの設定は、前記画像形成装置にお
けるフィニッシング処理の指定を含むことを特徴とす
る。
【0073】上記目的を達成するため、請求項63の発
明は、前記動作モードの設定は、出力した画像データと
用紙との対応関係の指定を含むことを特徴とする。
【0074】上記目的を達成するため、請求項64の発
明は、前記動作モードの設定は、出力した画像データに
対し画像形成装置で行う画像処理の指定を含むことを特
徴とする。
【0075】上記目的を達成するため、請求項65の発
明は、前記外部装置は、画像データを保存する画像保存
装置であり、該画像保存装置で行う画像保存の動作モー
ドを前記操作手順情報に基づき前記操作ステップで設定
することを特徴とする。
【0076】上記目的を達成するため、請求項66の発
明は、前記通知ステップでは、前記操作手順情報に基づ
き前記操作ステップで設定した画像保存装置で行う画像
保存の動作モードを前記指定ステップで指定した画像保
存装置に通知することを特徴とする。
【0077】上記目的を達成するため、請求項67の発
明は、前記動作モードの設定は、画像保存時のファイル
フォーマットの指定を含むことを特徴とする。
【0078】上記目的を達成するため、請求項68の発
明は、前記動作モードの設定は、画像保存先の指定を含
むことを特徴とする。
【0079】上記目的を達成するため、請求項69の発
明は、画像読取ステップを有し、画像形成装置と接続可
能な画像読取装置における動作指示通知方法であって、
画像形成装置で行う画像形成の動作モードの設定が可能
な操作ステップと、画像形成装置から取得した操作手順
情報に基づき前記操作ステップで設定した画像形成の動
作モードを画像形成装置に通知する通知ステップと、前
記画像読取ステップで読取った画像データを画像形成装
置に出力し画像形成を行わせる制御ステップとを有する
ことを特徴とする。
【0080】上記目的を達成するため、請求項70の発
明は、画像形成装置から操作手順情報を取得する取得ス
テップを有することを特徴とする。
【0081】上記目的を達成するため、請求項71の発
明は、前記操作手順情報は、スクリプトで記述され、前
記制御ステップでは、前記スクリプトを解釈して前記操
作ステップにより表示すると共に前記スクリプトを解釈
して前記操作ステップからの入力を受け付けることを特
徴とする。
【0082】上記目的を達成するため、請求項72の発
明は、前記操作手順情報は、複数の定型画面のうち1つ
を選択する定型画面識別情報及び定型画面に表示される
パラメータ情報で記述され、前記制御ステップでは、前
記選択された定型画面及びパラメータを前記操作ステッ
プにより表示することを特徴とする。
【0083】上記目的を達成するため、請求項73の発
明は、前記操作手順情報は、操作ステッププログラムと
して記述され、前記制御ステップでは、前記操作ステッ
ププログラムを実行して前記操作ステップにより表示す
ると共に前記操作ステップからの入力を受け付けること
を特徴とする。
【0084】上記目的を達成するため、請求項74の発
明は、画像読取り時の画像読取装置自体の動作モードの
設定に用いる内部処理用操作手順情報を保持する内部処
理用保持ステップを有し、前記内部処理用操作手順情報
に基づき前記操作ステップで前記動作モードの設定を行
うことを特徴とする。
【0085】上記目的を達成するため、請求項75の発
明は、前記操作手順情報及び前記内部処理用操作手順情
報は、同じ形式で記述されることを特徴とする。
【0086】上記目的を達成するため、請求項76の発
明は、前記動作モードの設定は、前記画像形成装置が有
する給紙段の指定を含むことを特徴とする。
【0087】上記目的を達成するため、請求項77の発
明は、前記動作モードの設定は、出力した画像データを
形成する部数の指定を含むことを特徴とする。
【0088】上記目的を達成するため、請求項78の発
明は、前記動作モードの設定は、前記画像形成装置にお
けるフィニッシング処理の指定を含むことを特徴とす
る。
【0089】上記目的を達成するため、請求項79の発
明は、前記動作モードの設定は、出力した画像データと
用紙との対応関係の指定を含むことを特徴とする。
【0090】上記目的を達成するため、請求項80の発
明は、前記動作モードの設定は、出力した画像データに
対し画像形成装置で行う画像処理の指定を含むことを特
徴とする。
【0091】上記目的を達成するため、請求項81の発
明は、前記制御ステップでは、画像データを複数のパケ
ットにより不連続に出力することを特徴とする。
【0092】上記目的を達成するため、請求項82の発
明は、前記制御ステップでは、画像データをネットワー
ク接続された画像表示装置等の装置に出力可能であるこ
とを特徴とする。
【0093】上記目的を達成するため、請求項83の発
明は、前記制御ステップでは、画像データをユーザID
と予め対応付けられたネットワーク接続された装置に出
力可能であることを特徴とする。
【0094】上記目的を達成するため、請求項84の発
明は、前記スクリプトは、HTML等のスクリプトであ
ることを特徴とする。
【0095】上記目的を達成するため、請求項85の発
明は、前記フィニッシング処理とは、用紙を1部毎に並
べ替えるソート処理、ソートされた用紙をステープルす
るステープル処理、ソートされた用紙を糊付けして綴じ
る処理、ソートされた用紙を折る処理等であることを特
徴とする。
【0096】上記目的を達成するため、請求項86の発
明は、前記出力した画像データと用紙との対応関係と
は、用紙の表面及び裏面に各々画像を対応させる両面複
写、1枚の用紙に複数枚の画像を並べて対応させる複写
等を含むことを特徴とする。
【0097】上記目的を達成するため、請求項87の発
明は、フィルムプロジェクタ機能を有する複写機、フィ
ルムスキャナ、デジタルカメラ等に適用可能であること
を特徴とする。
【0098】上記目的を達成するため、請求項88の発
明は、ローカルエリアネットワークで接続されたシステ
ムに適用可能であることを特徴とする。
【0099】上記目的を達成するため、請求項89の発
明は、ワイドエリアネットワークで接続されたシステム
に適用可能であることを特徴とする。
【0100】上記目的を達成するため、請求項90の発
明は、インターネットを介して接続されたシステムに適
用可能であることを特徴とする。
【0101】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0102】[1]第1の実施の形態 図2は本発明の第1の実施の形態に係る画像読取装置と
しての複数台のネットワーク複写機及び複数台のコンピ
ュータからなるシステムの構成を示すブロック図であ
る。本発明の第1の実施の形態に係るシステムは、ネッ
トワーク複写機1−1、ネットワーク複写機1−2、ネ
ットワーク複写機1−3、コンピュータ2−1、コンピ
ュータ2−2、コンピュータ2−3、コンピュータ2−
4が、ネットワーク3を介して接続された構成となって
いる。尚、図2に示す構成は一例であり、図示の構成に
限定されるものではない。
【0103】上記各部の機能を詳述すると、ネットワー
ク複写機(以下、複写機と略称する)1−1〜1−3
は、従来のスタンドアロン複写機としてのローカルコピ
ー機能の他に、スキャナとしての機能と、プリンタとし
ての機能と、ネットワークで接続された複写機間で複写
を行うリモートコピー機能も有する複合機である。複写
機1−1〜1−3は、他のコンピュータ2−1〜2−4
とネットワーク3を介して接続されている。
【0104】ネットワーク3は、例えばイーサネット
(米国ゼロックス、DEC、インテル三社が共同開発し
たバス構造のローカルエリアネットワーク)で構成され
ているが、複数台のコンピュータをネットワーク接続す
るものであれば、他のインタフェースでもよい。また、
ネットワーク3は、上記の如くローカルエリアネットワ
ークであり、あるフロアやビル内のコンピュータを接続
するのに使用される。図2の例では、破線から上半分の
各機器は例えばビルの4階、破線から下半分の各機器は
例えばビルの3階に配置されており、これら各機器を接
続するのに用いられる。
【0105】上記のようなネットワーク接続の場合、ネ
ットワーク上の各装置は固有のID番号またはシステム
名を持っている。このID番号またはシステム名により
自分と相手を識別することができる。但し、本実施形態
では、説明を簡単にするためにシステム名により各装置
を識別するものとして説明する。例えば、コンピュータ
2−1はシステム名がAであり、コンピュータ2−2は
システム名がBであるとする。
【0106】例えば複写機1−1をスタンドアロン複写
機として用いる場合には、操作者は原稿を持って複写機
1−1のところに行き複写作業を行い、原稿と複写結果
を持って戻る。一方、複写機1−1をプリンタとして用
いる場合には、操作者は自分のコンピュータからネット
ワーク3経由で複写機1−1にプリント用データを送
り、複写機1−1でプリントされたプリント結果を取り
に行く。
【0107】一方、複写機1−1をスキャナとして用い
る場合には、操作者は原稿を持って複写機1−1のとこ
ろに行き、複写機1−1の操作部を用いてスキャン作業
を行い、スキャンしたデータを自分のコンピュータに送
り、原稿を持って戻る。一方、複写機1−1をネットワ
ーク複写機として用いる場合には、操作者は原稿を持っ
て複写機1−1のところに行き複写作業を行い、原稿を
持って戻る。この場合、複写結果は例えば複写機1−2
に出力されるので、目的に応じて操作者自身が取りに行
ったり、或いはビルの4階に居る別の操作者が取りに行
く。
【0108】図1は本発明の第1の実施の形態に係る複
写機1−1の構成を示すブロック図である。図示の構成
は複写機1−1についてのものであるが、他の複写機1
−2、1−3も同様な構成である。複写機1−1は、外
部通信回路4、制御部5、操作部6、デジタイザ7、C
PUバス8、画像メモリ9、アドレス発生部10、スキ
ャナ部12、セレクタ13、画像処理部14、プリンタ
部15を備える構成となっている。図中11、16〜1
8はデータの流れを示す。
【0109】上記各部の機能を詳述すると、外部通信回
路4は、ネットワーク3を介して複写機1−1と他の装
置との間における信号の送受信を行う。制御部5は、複
写機各部の制御を行うものであり、後述のフローチャー
トに示す処理を制御する。操作部6は、後述する如く操
作者により種々の操作を行うためのものである。デジタ
イザ7は、後述する如く原稿上の領域を指定するための
ものである。CPUバス8は、各種信号が伝送される共
通信号路である。
【0110】画像メモリ9は、画像データを記憶する。
アドレス発生部10は、画像同期信号(図示略)を基
に、プリント時に画像データ11を読み出す場合と、ス
キャン時に画像データ18を書き込む場合の画像メモリ
9上のアドレスを発生する。スキャナ部12は、原稿台
(図示略)上に置かれた原稿から画像を読み取り、電気
信号に変換する。セレクタ13は、データの切り替えを
行う。画像処理部14は、画像データに対し様々なデジ
タル画像処理を行う。プリンタ部15は、画像データを
記録媒体に印刷する。
【0111】上記構成において、複写機1−1をスタン
ドアロン複写機として用いる場合には、原稿台(図示
略)上に置かれた原稿をスキャナ部12で読み取って電
気信号に変換し、セレクタ13を経由して画像処理部1
4で様々なデジタル画像処理を行い、プリンタ部15で
画像を形成する。
【0112】一方、複写機1−1をプリンタとして用い
る場合には、外部装置であるコンピュータ2(2−1〜
2−4)から送られてきたPDL(Page Description
Language:ページ記述言語)データは、外部通信回路
4、CPUバス8を経由して、制御部5の制御により画
像メモリ9にラスタ画像として展開される。次に、プリ
ンタ部15に起動がかけられ、画像メモリ9から読み出
された画像データ11は、セレクタ13、画像処理部1
4を経由してプリンタ部15に送られ画像形成が行われ
る。
【0113】一方、複写機1−1をスキャナとして用い
る場合には、原稿台(図示略)上に置かれた原稿をスキ
ャナ部12で読み取って電気信号に変換し、セレクタ1
3を経由して画像処理部14で様々なデジタル画像処理
を行い、画像処理された画像データ18は、画像メモリ
9にラスタ画像データとして書き込まれる。次に、画像
メモリ9から読み出されたラスタ画像データは、CPU
バス8、外部通信回路4を経由して、制御部5の制御に
より外部装置であるコンピュータ2(2−1〜2−4)
に送出される。本実施形態の場合、ラスタ画像データは
圧縮されないで送出されるが、圧縮して送出するように
してもよい。
【0114】一方、複写機1−1を読み取り側のネット
ワーク複写機として用いる場合には、スキャナとして用
いる場合と同様にして、画像データが外部装置である他
の複写機1−2や複写機1−3に送出される。但し、ス
キャナとして用いる場合と、読み取り側のネットワーク
複写機として用いる場合とでは、適用される機能が異な
るため、異なる処理となる。
【0115】例えば、複写機としては、拡大、縮小、ト
リミング、マスキング、センタ移動など多彩な機能が必
要であるが、スキャナとして用いる場合は、後でコンピ
ュータ側で自由に処理できるため、あまり必要でない。
また、複写機としては、画像形成側の複写機1−2また
は複写機1−3における給紙段や部数の指定等も複写機
1−1側の操作部で行う必要がある。
【0116】一方、複写機1−1を画像形成側のネット
ワーク複写機として用いる場合には、プリンタとして用
いる場合と同様にして、外部装置である他の複写機1−
2や複写機1−3から送られてきた画像データを受け取
り、画像形成が行われる。但し、プリンタとして用いる
場合と、画像形成側のネットワーク複写機として用いる
場合とでは、適用される機能が異なるため、異なる処理
となる。
【0117】例えば、プリンタの場合は、コンピュータ
からPDLデータを受け取ってそれをラスタ画像データ
に展開してプリントするが、画像形成側のネットワーク
複写機の場合は、読み取り側のネットワーク複写機から
ラスタ画像データを受け取ってプリントするという違い
がある。また、プリンタの場合は、コンピュータ側の処
理とプリンタ側の処理とは同期する必要はなく、バッチ
的に処理されるが、画像形成側のネットワーク複写機の
場合は、生産性を上げるためには読み取り側のネットワ
ーク複写機の読み取り動作と同期して画像形成を行う必
要があるという違いがある。
【0118】図3は複写機1の操作部6とデジタイザ7
の外観構成を示す説明図である。図3は複写機1の画像
読取部を上から見た図であり、手前に操作部6が配置さ
れ、原稿圧板上にデジタイザ7が配置される。操作部6
は、大型の液晶表示部24の他に、テンキー類25、キ
ャンセルキー26、OKキー27、スキャン設定開始キ
ー21、リモートコピー設定開始キー22、ローカルコ
ピー設定開始キー23等を装備している。液晶表示部2
4には任意の文字を表示することができ、ここに種々の
メッセージが表示され、対話的に操作を行うことができ
る。
【0119】一方、デジタイザ7は、デジタル複写機で
よく使われている装置であり、領域を指定するための装
置である。領域を指定するためには、先ず原稿を上向き
にして載置部28上に右上を突き当てた状態で置き、指
定したい矩形領域30の対角の2点をペン29で指定す
る。載置部28の内側には指定されたペン位置を検出す
る回路が配設されており、検出された座標を元に指定さ
れた領域情報を得ることができる構成となっている。図
3は原稿圧板を閉めた状態の図であり、実際の原稿読み
取り時には、この原稿圧板を開けて、この下に原稿を下
向きに左上を突き当てた状態で載置する。
【0120】図7〜図9は複写機1をスキャナとして使
用する場合の操作の流れの例を示すフローチャートであ
り、複写機1の操作部6内の液晶表示部24に表示され
るメッセージの流れである。先ず、複写機1の操作部6
内のスキャン設定開始キー21が押下されると、最初
に、ステップS31の画面が表示され、スキャンした画
像を送る送り先のコンピュータを選択する。この画面で
は、予め登録されているコンピュータを1〜4にリスト
表示し、その中から選択する。例えば1のAは上記図2
のコンピュータAに対応する。
【0121】本実施形態の場合は、実際のシステム名を
表示しているが、表示しきれない場合は短縮して表示す
るようにしてもよい。また、実際のシステム名とは別の
別名をつけ、その別名を表示するようにしてもよい。ス
テップS31の画面では説明の簡略化のため4つしかリ
スト表示していないが、スクロールしたり、ページ切り
替えしたり、グループ化を行うことにより、多くのリス
ト表示を行うことができる。選択は操作部6上のテンキ
ー25を用いて指示し、OKキー27を押下することで
確定する。
【0122】上記ステップS31の画面で一覧表示を選
択すると、ステップS32の画面に移り、現在ネットワ
ークに接続されているコンピュータの一覧が表示され、
そのうちからスキャンした画像を送る送り先のコンピュ
ータを選択する。現在ネットワークに接続されているコ
ンピュータを調べるためには、例えば、スキャンした画
像を受け取る機能を持っているかどうかの問い合わせ
を、ネットワークに接続されている全ての装置にブロー
ドキャスト(不特定多数に向けた通信)し、それに対す
る各装置の回答を調べることにより行う。
【0123】スキャンした画像を送る送り先のコンピュ
ータが決定すると、次に、ステップS33の画面に移
り、デジタイザ7を用いて原稿上の読み込みたいエリア
指定を行う。図8には図示していないが、デジタイザ7
を使わずに原稿台全面を読むようにしたり、A4やA3
等の定形サイズを読むようにしてもよい。次に、ステッ
プS34の画面では、読み込みたい画像タイプを指定す
る。本実施形態の場合、画像タイプには、フルカラーで
あるRGB24ビットタイプ、1画素が白黒8ビットで
構成される白黒多値、1画素が白黒1ビットで構成され
る白黒2値の3種類がある。
【0124】次に、ステップS35の画面では、読み取
り画像の解像度を指定する。本実施形態の画像読取部は
例えば400dpi(dot per inch)の読み
取り解像度を持ち、ステップS35の画面では400d
pi以下の解像度を指定することができる。400dp
i未満の解像度を指定した場合は、400dpiで読み
取った画像を画像処理部14で間引き縮小することによ
り、その解像度を実現する。この画面では、画像サイズ
も表示される。表示されるのは、画像の縦サイズ、横サ
イズ、及びトータル容量である。
【0125】これらのサイズは上記ステップS33の画
面で指定したエリアのサイズや、上記ステップS34の
画面で指定した画像タイプや、ステップS35の画面で
指定した解像度に応じて変化する。ステップS35の画
面では例えば72dpiで1024×1024画素のエ
リアをRGBタイプで読み取り、3Mバイト(1024
×1024×3)になることを示している。解像度を大
きくすると高解像度の画像が得られるが画像サイズも増
加し、保存する場合のディスク容量も増え、転送時間も
かかる。
【0126】次に、ステップS36の画面では、読み込
んだ後、コンピュータに保存する場合に、どのようなフ
ォーマットで保存するかを選択する。図中、生データ
は、読み込んだデータをそのままヘッダ等を付けずに保
存することを意味する。図中、TIFF(Tagged Image
File Format:モノクロ階調からカラーまでの画像デー
タを保存するためのフォーマット)形式やPICT(PI
CTure file format:Macintoshの標準グラフィックス
・データ・フォーマット)形式は、コンピュータの世界
でよく使われているフォーマットであり、画像サイズ等
の情報をヘッダ等の形で内包したフォーマットで保存す
ることを意味する。
【0127】図中、JPEG(Joint Photographic
Expert Group:同組織による画像圧縮方式)圧縮は、
標準的な圧縮方式の1つであるJPEG圧縮を行ってか
らコンピュータに保存することを意味する。図中、UN
IX(タイムシェアリングシステム用オペレーティング
システム)圧縮は、UNIXで標準的な圧縮方法で圧縮
を行ってからコンピュータに保存することを意味する。
画像のフォーマットにはこの他にも各種存在し説明は省
略するが、要するに、この画面では各種のフォーマット
のうちの1つを選択する。
【0128】次に、ステップS37の画面では、読み込
んだ後、コンピュータに保存する場合に、どこのディレ
クトリに保存するかを選択する。ステップS37の画面
では画像を説明の簡略化のため、5つのディレクトリの
中から選ぶ例を示しているが、スクロールすることによ
り多くのディレクトリの中から選んだり、或いは階層的
に選ぶようにしてもよい。
【0129】次に、ステップS38の画面では、保存す
るファイル名が表示され、スキャンを行うか否かの最終
指示画面となる。原稿を原稿台(図示略)に置いてスキ
ャンを指示することで画像の読み取りが開始され、指示
した領域、指示した画像タイプ、指示した解像度の画像
データが、指示したコンピュータに送られ、コンピュー
タ中の指示したディレクトリに指示したファイルフォー
マットで保存される。本実施形態ではファイル名は自動
的に生成され、接頭語「IMG」の後にスキャンした順
番にシリアル番号が付けられ、最後にファイルフォーマ
ットが生データであることを示す「.raw」が付けら
れる。
【0130】以上のステップS31の画面〜ステップS
38の画面のうち、ステップS36の画面とステップS
37の画面はスキャンした画像を受け取るコンピュータ
側での処理を指示するものである。各コンピュータに
は、生のラスタ画像データが送られ、コンピュータ側で
任意のフォーマットに変換されて、コンピュータ側の任
意のディレクトリに保存される。各コンピュータがどの
ような画像フォーマットを扱いうるかは、各コンピュー
タによって変化する。また、どのようなディレクトリ構
成かも、各コンピュータによって変化する。
【0131】よって、本実施形態では、ステップS36
の画面とステップS37の画面の操作手順情報を、各コ
ンピュータから得ることによって、各コンピュータ毎に
異なる処理を複写機(画像読取装置)側の操作部6で指
示可能としている。また、受信するコンピュータによっ
ては、これら以外にも指定すべき項目を必要とするもの
もありえるし、逆に、上記の一部の項目が不要なものも
ありえる。よって、コンピュータ側での処理を指示する
画面は幾つでもよく、また、その内容も後述するスクリ
プトで記述できる範囲内であれば任意でよい。
【0132】図10〜図12は複写機1(1−1、1−
2、1−3)をネットワーク複写機として使用する場合
の操作の流れの例を示すフローチャートである。先ず、
複写機1の操作部6内のリモートコピー設定開始キー2
2が押下されると、最初に、ステップS41の画面が表
示され、スキャンした画像を送る送り先のネットワーク
複写機を選択する。この画面では、予め登録されている
ネットワーク複写機を1〜4にリスト表示し、その中か
ら選択する。上記図7〜図9におけるスキャナとしての
送り先であるコンピュータと、図10〜図12における
ネットワーク複写機としての送り先であるネットワーク
複写機とは異なるため、異なる送り先が登録される。
【0133】上記ステップS41の画面で一覧表示を選
択すると、ステップS42の画面に移り、現在ネットワ
ークに接続されているネットワーク複写機の一覧が表示
されるため、そのうちからスキャンした画像を送る送り
先のネットワーク複写機を選択する。現在ネットワーク
に接続されているネットワーク複写機を調べるために
は、例えば、リモートコピー機能を持っているか否かの
問い合わせを、ネットワークに接続されている全ての装
置にブロードキャスト(不特定多数に向けた通信)し、
それに対する各装置の回答を調べることにより行う。
【0134】スキャンした画像を送る送り先のネットワ
ーク複写機が決定すると、次に、ステップS43の画面
に移り、プリントを行う送り先のネットワーク複写機の
給紙段を決定する。送り先の各複写機の給紙段の数や、
各給紙段にどのような用紙が入っているかは、各複写機
によって異なる。次に、ステップS44の画面では、送
り先のネットワーク複写機で形成する部数を指示する。
送り先の各複写機で形成可能な最大部数も各複写機によ
って異なる。
【0135】次に、ステップS45の画面では、送り先
のネットワーク複写機で行うフィニッシング処理を指示
する。フィニッシング処理とは、用紙上に画像を形成し
た後、その用紙に対して行われる後処理であり、1部ご
とに並べ替えるソート処理や、ソートされた用紙をステ
ープルするステープル処理、或いはソートされた用紙を
糊付けして綴じるバインド処理などを意味する。このフ
ィニッシング処理も送り先の各複写機ごとに異なる。
【0136】次に、ステップS46の画面では、ネット
ワークを経由して送る画像と用紙との対応関係を指示す
る。具体的には、用紙の表面と裏面にそれぞれ画像を対
応させる両面コピーや、1枚の用紙に4枚の画像を並べ
て対応させる4in1コピーなどを指示する。次に、ス
テップS47の画面では、送り先のネットワーク複写機
で行われる画像処理を指示する。送り先の各複写機で処
理可能な画像処理は各複写機ごとに異なる。
【0137】次に、ステップS48の画面では、リモー
トコピーを行うか否かの最終指示画面となる。原稿を原
稿台(図示略)に置いて開始を指示することで画像の読
み込みが開始され、読み込まれた画像データが指示した
ネットワーク複写機に送られ、指示したネットワーク複
写機において、指示した給紙段から給紙した用紙上に指
示した配置で指示した画像処理が施され、指示した部数
だけプリントされ、指示したフィニッシング処理が施さ
れる。
【0138】以上のステップS41の画面〜ステップS
48の画面のうち、ステップS43の画面〜ステップS
47の画面はスキャンした画像の送り先のネットワーク
複写機側の処理を指示するものである。送り先のネット
ワーク複写機には、ラスタ画像データが送られ用紙上に
形成される。送り先の各ネットワーク複写機が、どのよ
うな給紙段を装備しているかや、部数の上限や、どのよ
うなフィニッシング機能を持っているかや、両面や4i
n1機能を持っているかや、どのような画像処理機能を
持っているかは、各送り先のネットワーク複写機側によ
って変化する。
【0139】よって、本実施形態では、ステップS43
の画面〜ステップS47の画面の操作手順情報を、各送
り先のネットワーク複写機から得ることによって、各ネ
ットワーク複写機ごとに異なる処理を複写機(画像読取
装置)側の操作部6で指示可能としている。また、受信
するネットワーク複写機によっては、これら以外にも指
定すべき項目を必要とするものもありえるし、逆に、上
記の一部の項目が不要なものもありえる。よって、受信
するネットワーク複写機側での処理を指示する画面は幾
つでもよく、また、その内容も後述するスクリプトで記
述できる範囲内であれば任意でよい。
【0140】図13〜図14は複写機1(1−1、1−
2、1−3)をスタンドアロン複写機として使用する場
合の操作の流れの例を示すフローチャートである。先
ず、複写機1の操作部6内のローカルコピー設定開始キ
ー23が押下されると、最初に、ステップS51の画面
が表示され、複写機1自体のプリンタ部15の給紙段を
選択する。ローカルコピーの場合は、画像を形成するの
は複写機1自体のプリンタ部15であるため、送信先を
選ぶ必要はない。次に、ステップS52の画面では、プ
リンタ部15で画像形成する部数を指示する。次に、ス
テップS53の画面では、プリンタ部15で行うフィニ
ッシング処理を指示する。次に、ステップS54の画面
では、読み取った画像と用紙の対応関係を指示する。次
に、ステップS55の画面では、プリンタ部15で行わ
れる画像処理を指示する。次に、ステップS56の画面
では、プリンタ部15でカラーで画像形成を行うか、白
黒で画像形成を行うかのカラーモードを指示する。
【0141】次に、ステップS57の画面では、ローカ
ルコピーを行うか否かの最終指示画面となる。原稿を原
稿台(図示略)に置いて開始を指示することで画像の読
み込みが開始され、読み込まれた画像データが、複写機
1自体のプリンタ部15に送られ、プリンタ部15にお
いて、指示した給紙段から給紙した用紙上に指示した配
置で指示した画像処理が施され、指示したカラーモード
で指示した部数だけプリントされ、指示したフィニッシ
ング処理が施される。
【0142】以上のステップS51の画面〜ステップS
57の画面のうち、ステップS51の画面〜ステップS
56の画面はスキャンした画像を受け取る複写機1自体
のプリンタ部15の処理を指示するものである。プリン
タ部15には、ラスタ画像データが送られ用紙上に形成
される。複写機1自体のプリンタ部15が、どのような
給紙段を装備しているかや、部数の上限や、どのような
フィニッシング機能を持っているかや、両面や4in1
機能を持っているかや、どのような画像処理機能を持っ
ているかは予め分かっているので、従来例のように、操
作手順を操作部プログラムの形で複写機1自体に予め固
定的に作り込んでおくことは可能である。
【0143】しかし、本実施形態では、ネットワークコ
ピーの場合と同様、ステップS51の画面〜ステップS
56の画面の操作手順情報を、送り先の複写機1自体の
プリンタ部15から得る構成にしている。このように構
成することにより、ネットワークコピーの場合の処理
と、ローカルコピーの場合の処理を同じにすることがで
きるという効果がある。また、複写機1自体のプリンタ
部15だけを別のプリンタ部に入れ替えた場合にも、操
作部プログラムを変える必要がないという効果もある。
【0144】上記のように、複写機1の操作部6及び操
作部6内の液晶表示部24やテンキー25は、スキャン
時のモード指定を行う際にも使われ、また、ネットワー
ク複写機としてリモートコピーを行う場合のモード指定
にも兼用して使われ、また、スタンドアロン複写機とし
てローカルコピーを行う場合のモード指定にも兼用して
使われる。
【0145】図15〜図17は送り先のコンピュータや
ネットワーク複写機から得る操作手順情報を説明するた
めの図である。本実施形態では、操作手順情報は、スク
リプト(各種言語のソースプログラムと同様に処理手順
を記述したテキスト)形式で表現される。
【0146】先ず、図15は、上記図9のステップS3
6の画面とステップS37の画面に対応するスクリプト
である。L101はスクリプトの開始を意味し、L10
2は1つの画面の開始を意味する。次に、L103は画
面のタイトルを指示し、L104〜L108は5つの選
択肢を指示する。次に、L109は5つの選択肢を表示
した後、最小値1、最大値5の範囲内で数値入力を受け
付け、それを$Formatという変数に入れることを
指示する。次に、L110は画面の終わりを意味する。
L111〜L118も同様であり、この結果、ディレク
トリの選択番号が$Dirという変数に入る。そして、
L119がスクリプトの終わりを意味する。
【0147】複写機1の操作部プログラムは、上記図9
のステップS36の画面とステップS37の画面の表示
を行う場合、図15のスクリプトを所定のスクリプト解
釈プログラムにより解釈して画面表示を行い、キー入力
を受け付ける。具体的には、L103のように<Tit
le>タグの付いた部分を画面の上部にタイトルとして
表示し、また、L104のように<List>タグの付
いた部分を選択候補として表示する。次に、L109の
入力指示があると、テンキー25からの入力を受け付け
て、入力された値を画面上に表示し、OKキー27が押
下されたら、下限と上限をチェックして値を確定する。
そして、値が確定したら、次の画面に移って同様な処理
を行い、これをスクリプトの終わりまで繰り返す。
【0148】このように、スクリプト解釈プログラム
は、画面の構成や、画面の内容や、画面数や、画面遷移
の順番を気にする必要がない。よって、スクリプトの内
容を変えるだけで、スクリプト解釈プログラムを変える
ことなく、画面構成を変えたり、画面内容を変えたり、
画面数を変えたり、また画面遷移を変えることも可能と
なる。そして、以上のスクリプトは、送り先コンピュー
タから入手する構成のため、送り先コンピュータにおけ
る処理を指示するのに最適なスクリプトを送り先コンピ
ュータ側で自由に作ることができる。
【0149】次に、図16は、上記図10〜図12のス
テップS43の画面〜ステップS47の画面に対応する
スクリプトである。図16は上記図15と同じ形式のス
クリプトである。先ず、L202〜L208までが上記
図11のステップS43の画面に対応する。上記図10
〜図12の場合は、選択された送り先のネットワーク複
写機の給紙段が3つなので、この場合の選択肢の数は3
である。次に、L209〜L212までが上記図11の
ステップS44の画面に対応する。この場合、選択され
た送り先のネットワーク複写機で形成可能な最大部数
は、L211における入力値の最大値で表現され、L2
11の場合は99である。次に、上記図11のステップ
S45の画面と上記図12のステップS46の画面に対
応するスクリプトは記載を省略してある。次に、L21
3〜L219までが上記図12のステップS47の画面
に対応する。
【0150】以上のスクリプトは、送り先ネットワーク
複写機から入手する構成のため、送り先ネットワーク複
写機における処理を指示するのに最適なスクリプトを送
り先ネットワーク複写機側で自由に作ることができる。
【0151】次に、図17は、上記図13〜図14のス
テップS51の画面〜ステップS56の画面に対応する
スクリプトである。図17も上記図15や図16と同じ
形式のスクリプトである。先ず、L302〜L309ま
でが上記図13のステップS51の画面に対応する。複
写機1−1自体の画像形成部の給紙段は4つなので、こ
の場合の選択肢の数は4である。次に、L310〜L3
13までが上記図13のステップS52の画面に対応す
る。この場合、複写機1−1自体のプリンタ部15で形
成可能な最大部数は、L312における入力値の最大値
で表現され、L312の場合は1000である。
【0152】次に、上記図13〜図14のステップS5
3、ステップS54、ステップS55の画面に対応する
スクリプトは記載を省略してある。次に、L314〜L
319までが上記図14のステップS56の画面に対応
する。ちなみにステップS56の画面のカラー/白黒選
択は、上記図10〜12には存在しない。これは、複写
機1−1自体の画像形成部はカラー/白黒形成機能を持
っているが、上記図10〜図12で選択された送り先の
複写機は白黒形成機能しか持っていないためである。こ
のように、各送り先により画面構成が異なる場合もスク
リプトで吸収できる。
【0153】以上のスクリプトは、ネットワーク複写機
自体のプリンタ部15から入手する構成のため、ネット
ワーク複写機自体のプリンタ部を入れ替えた場合にも、
新しいプリンタ部における処理を指示するのに最適なス
クリプトが新しいプリンタ部から送られるため、プリン
タ部入れ替えに伴い操作部ソフトを変える必要はない。
【0154】以上のように、送り先のコンピュータ側の
動作モードや、送り先のネットワーク複写機側の動作モ
ードや、送り先の内部プリンタ側の動作モードは、それ
らの送り先から入手した操作手順情報(スクリプト)に
基づいて、操作部での設定が行われる。一方、本実施形
態では、複写機(画像読取装置)自体の動作モード、例
えば上記図8のステップS33の画面からステップS3
5の画面で設定される動作モードについても、複写機
(画像読取装置)自体が不図示の不揮発性メモリに保持
している不図示の内部処理用操作手順情報(スクリプ
ト)に基づいて操作部での設定が行われる。送り先から
入手した操作手順情報と、この内部処理用操作手順情報
は同じ形式のスクリプトで記述され、これにより、単一
のプログラムで両者を統一的に扱うことができるという
効果がある。
【0155】図18はネットワーク3上を流れるデータ
の様子を説明するための図である。説明を簡単にするた
めに簡単化してあるが、ネットワーク3上ではデータは
パケットと呼ばれる単位でやり取りされる。大きなデー
タは複数のパケットに分割されて送り出され、受信側が
それを元通りに組み立てる。また、複数の送信が時分割
的に並行して行われる。時分割はパケットを単位として
行われる。
【0156】例えば、図18では、先ず、61−1で複
写機SからコンピュータAにスキャンデータの1番目の
パケットが送られる。次いで、61−2ではコンピュー
タBから複写機Cへ別のプリント用パケットが送られ
る。次いで、61−3で複写機SからコンピュータAに
スキャンデータの2番目のパケットが送られる。同様
に、61−4、61−5では別のパケットが送られ、6
1−6で複写機SからコンピュータAにスキャンデータ
の3番目のパケットが送られる。
【0157】このようにして、見かけ上、複数の送信が
並列的に行われる。このようにすることにより、特定の
通信がネットワークを占有することを防ぐことができ
る。図18においては、説明の簡単化のために、複数の
送信が衝突した場合については記述していないが、通常
のネットワークプロトコルでは、そのような場合の対処
方法も規定されている。また、同様に、図18には記述
していないが、各パケットには、そのパケットの送信
元、送り先の情報、何番目のパケットか等の情報が含ま
れている。
【0158】図4〜図6は本発明の第1の実施の形態に
係るネットワーク複写機の制御の流れを示すフローチャ
ートである。先ず、複写機の電源を投入した後、ステッ
プS11では、ローカルコピー用の操作手順情報をスク
リプト形式で、内部のプリンタ部15から内部通信線
(図示略)を経由して入手する。画像読取部と内部のプ
リンタ部15とは電源投入後は固定的に一対一に接続さ
れるため、ローカルコピー用の操作手順情報は、電源投
入時に1回だけ入手すればよい。次に、ステップS12
で、上記図3の操作部6中のスキャン設定開始キー21
が押下されたか否かをチェックし、押下されている場合
はステップS13からステップS18でスキャン処理を
行う。
【0159】先ず、ステップS13では、上記図7〜図
8で説明したステップS31〜ステップS35に基づい
て、操作者が宛先である送り先コンピュータを指定し、
デジタイザ7を使って読み込みたいエリアを指定し、複
写機(画像読取装置)側で行われる処理のパラメータ
(画像タイプと解像度)を指定する。次いで、ステップ
S14で、送り先コンピュータからスキャン用の操作手
順情報をスクリプト形式で、ネットワーク3を経由して
入手する。入手するためのネットワークプロトコルは何
でもよく、例えば一般的に使われているftp(file
transfer protocol)プロトコル等でもよい。
【0160】次いで、ステップS15では、ステップS
14で入手した操作手順情報に基づき、例えば上記図9
で説明したステップS36〜ステップS37に従って、
操作者が送り先コンピュータ側で行われる処理の動作モ
ード(例えば保存ファイルフォーマットと保存ディレク
トリ)を指定する。次いで、上記図9のステップS38
の画面でスキャン開始が指示されると、ステップS16
で、原稿台上の、上記図8のステップS35の画面で指
示された領域の画像を読み込んで画像メモリ9に書き込
む。
【0161】このとき、ステップS35の画面で指示さ
れた解像度に応じたパラメータが画像処理部14内の拡
大縮小回路に設定され、それに応じて縮小がハード的に
行われ、解像度変換した画像が画像メモリ9に書き込ま
れる。また、スキャナ部12で読み取られる画像データ
はRGB24ドットのため、上記図8のステップS34
の画面で白黒多値や白黒2値が指示された場合には、画
像処理部14内の変換回路で所望の色空間に変換される
ように設定される。
【0162】次いで、ステップS17では、ステップS
15で指定された送り先コンピュータ側で行われる処理
の動作モードを送り先コンピュータに、ネットワーク3
を経由して送出する。具体的には、例えば上記図15の
スクリプトに応じて設定が行われた場合には、入力され
たフォーマット番号($Format)と保存ディレク
トリ番号($Dir)が送られる。次いで、ステップS
18では、画像メモリ9から画像データを読み出し、送
り先コンピュータに送出する。
【0163】送出は、上記図18で説明したように画像
データを複数のパケットに分割し、パケット単位に不連
続に行われる。画像データを受け取った送り先コンピュ
ータは、ステップS17で受信した動作モード(保存フ
ァイルフォーマットと保存ディレクトリ)で指示された
ディレクトリに、指示されたファイルフォーマットで保
存する。受信した画像データを、指示されたフォーマッ
トに変換する処理は送り先コンピュータ側で行われる。
【0164】ステップS12でスキャン設定開始キー2
1が押下されていない場合は、ステップS19で、上記
図3の操作部6中のリモートコピー設定開始キー22が
押下されたか否かをチェックし、押下されている場合は
ステップS20からステップS25でリモートコピー処
理を行う。
【0165】先ず、ステップS20では、上記図10で
説明したステップS41〜ステップS42の画面に基づ
いて、操作者が宛先である送り先ネットワーク複写機を
指定する。次いで、ステップS21で、送り先ネットワ
ーク複写機からリモートコピー用の操作手順情報をスク
リプト形式で、ネットワーク3を経由して入手する。入
手するためのネットワークプロトコルは何でもよく、例
えば一般的に使われている上記ftpプロトコル等でも
よい。次いで、ステップS22では、ステップS21で
入手した操作手順情報に基づき、例えば上記図11〜図
12のステップS43〜ステップS47に従って、操作
者が送り先ネットワーク複写機側で行われる処理の動作
モード(給紙段、部数、フィニッシング処理、両面/N
in1モード、画像処理)を指定する。
【0166】次いで、上記図12のステップS48の画
面でリモートコピー開始が指示されると、ステップS2
3で、原稿台上の画像を読み込んで画像メモリ9に書き
込む。次いで、ステップS24では、ステップS22で
指定された送り先ネットワーク複写機側で行われる処理
の動作モードを、送り先ネットワーク複写機にネットワ
ーク3を経由して送出する。具体的には、例えば上記図
16のスクリプトに応じて設定が行われた場合には、入
力された給紙段番号($Feeder)や部数($Co
pies)等が送られる。次いで、ステップS25で
は、画像メモリ9から画像データを読み出し、送り先ネ
ットワーク複写機に送出する。
【0167】送出は、上記図18で説明したように画像
データを複数のパケットに分割し、パケット単位に不連
続に行われる。画像データを受け取った送り先ネットワ
ーク複写機は、ステップS24で受信した動作モード
(給紙段、部数、フィニッシング処理、両面/Nin1
モード、画像処理)で指示された給紙段から給紙した用
紙上に、指示された配置で指示された画像処理を施し、
指示された部数だけプリントし、指示されたフィニッシ
ング処理を実行する。
【0168】ステップS19でリモートコピー設定開始
キー22が押下されていない場合は、ステップS26
で、上記図3の操作部6中のローカルコピー設定開始キ
ー23が押下されたか否かをチェックし、押下されてい
ない場合はステップS12に戻るが、押下されている場
合はステップS27からステップS29でローカルコピ
ー処理を行う。
【0169】先ず、ステップS27では、ステップS1
1で入手した操作手順情報に基づき、例えば上記図13
〜図14のステップS51〜ステップS56の画面に従
って、操作者が複写機1−1内のプリンタ部で行われる
処理の動作モード(給紙段、部数、フィニッシング処
理、両面/Nin1モード、画像処理、カラーモード)
を指定する。次いで、上記図14のステップS57の画
面でローカルコピー開始が指示されると、ステップS2
8で、ステップS27で指定された複写機1−1内のプ
リンタ部で行われる処理の動作モードを、プリンタ部1
5に内部通信線(図示略)を経由して送出する。具体的
には、例えば上記図17のスクリプトに応じて設定が行
われた場合には、入力された給紙段番号($Feede
r)や部数($Copies)等が送られる。
【0170】次いで、ステップS29では、スキャナ部
12とプリンタ部15とを同期して動作させることによ
り、スキャナ部12で読み込んだ画像データをプリンタ
部15で形成する、いわゆるローカルコピー動作を行
う。この場合、画像データは画像同期信号に同期して搬
送される、いわゆるビデオインタフェース形式で連続的
に行われる。画像データを受け取ったプリンタ部15
は、ステップS28で受信した動作モード(給紙段、部
数、フィニッシング処理、両面/Nin1モード、画像
処理、カラーモード)で指示された給紙段から給紙した
用紙上に、指示された配置で指示された画像処理を施
し、指示されたカラーモードで指示された部数だけプリ
ントし、指示されたフィニッシング処理を実行する。
【0171】本実施形態では、操作手順情報を、上記図
15〜図17に示したような、人間が可読できるアスキ
ー文字を用いたスクリプト形式で記述するようにした
が、これにより、各コンピュータに依存しない形で記述
できる利点と、人間が可読できるという利点も生じる。
但し、これを人間が可読できない形式のスクリプトにし
た場合も他の実施形態であり、この場合は、可読にする
場合よりも一般に転送や処理を高速化できる利点があ
る。
【0172】また、本実施形態では、説明の簡単化のた
め、上記図15〜図17で説明した簡易なスクリプトを
使用したが、これを例えば、現在インターネットで使わ
れているHTML(Hyper Text Markup Language)
で記述されたスクリプトを使用した場合も他の実施形態
である。
【0173】また、本実施形態では、ローカルコピー用
の操作手順情報をプリンタ部15から入手するようにし
たが、これを複写機(画像読取装置)内の制御部5に保
持するようにした場合も他の実施形態である。この場合
は、プリンタ部15から入手する時間が省略できるとい
う効果がある。
【0174】以上説明したように、本発明の第1の実施
の形態によれば、ネットワーク複写機は、画像を読み取
るスキャナ部12と、複数の外部装置のうち所望の外部
装置の指定、入手した操作手順情報に基づく外部装置の
動作モードの設定が可能な操作部6と、指定した外部装
置からの操作手順情報の入手、設定した外部装置の動作
モードを指定した外部装置への通知、スキャナ部12で
読み取った画像データを指定した外部装置への出力を外
部通信回路4及びネットワーク3を介して行う制御部5
とを有するため、下記のような効果を奏する。
【0175】上記の構成により、複数のコンピュータや
複数のネットワーク複写機(画像形成装置)等の外部装
置とネットワーク接続されたネットワーク複写機(画像
読取装置)において、ネットワーク複写機(画像読取装
置)のプログラムを変えることなく、画像を受け取る側
の各種のコンピュータや各種のネットワーク複写機(画
像形成装置)の各装置固有の様々な動作指示を、ネット
ワーク複写機(画像読取装置)側で行うことができると
いう効果がある。また、これに伴い、操作者がネットワ
ーク複写機(画像読取装置)とコンピュータやネットワ
ーク複写機(画像形成装置)の間を移動する回数を減ら
し、またネットワーク複写機(画像読取装置)を占有す
る時間を減らすことができるという効果がある。
【0176】また、上述した如く、操作手順情報を、人
間が可読できるアスキー文字を用いたスクリプト形式で
記述しているため、各コンピュータに依存しない形で記
述できると共に人間が可読できるという効果がある。更
に、操作手順情報を、人間が可読できない形式のスクリ
プトにした場合は、可読にする場合よりも一般に転送や
処理を高速化できるという効果がある。
【0177】[2]第2の実施の形態 本発明の第2の実施の形態は、上記第1の実施の形態と
は、装置構成と、操作手順情報を入手する方法のみが異
なっている。従って、本発明の第2の実施の形態では上
記第1の実施の形態との差異部分のみを説明する。
【0178】本発明の第2の実施の形態に係る画像読取
装置としての複数台のネットワーク複写機及び複数台の
コンピュータからなるシステムは、上記第1の実施の形
態と同様に、例えば、従来のスタンドアロン複写機とし
てのローカルコピー機能の他に、スキャナとしての機
能、プリンタとしての機能、ネットワーク接続されたネ
ットワーク複写機間でリモートコピー機能を持つ複合機
であるネットワーク複写機1−1〜ネットワーク複写機
1−3と、コンピュータ2−1〜コンピュータ2−4と
がネットワーク3を介して接続された構成となっている
(上記図2参照)。これらの構成については上記第1の
実施の形態で詳述したので説明を省略する。
【0179】図19は本発明の第2の実施の形態に係る
ネットワーク複写機1−1の構成を示すブロック図であ
る。第2の実施の形態が上記第1の実施の形態と第1に
異なる点は、ネットワーク複写機1−1が、ローカル複
写機63とコントローラ62という2つの装置から構成
されている点である。これ以外の構成は上記第1の実施
の形態と同様であるため、同一構成には同一符号を付し
説明を省略する。
【0180】即ち、スタンドアロンのローカルコピー機
能のみを用いるユーザの場合はローカル複写機63だけ
で構成し、スキャン機能、プリント機能、リモートコピ
ー機能も用いるユーザの場合はローカル複写機63にコ
ントローラ62を追加する構成となっている。このよう
に分離して構成したのは、ローカルコピー機能のみを使
う場合には画像メモリ9や外部通信回路4は不要であ
り、コストアップになるからである。
【0181】本実施形態の場合には、ローカル複写機6
3にローカルコピー機能用の操作部6が装備されてお
り、ここでスキャン機能、リモートコピー機能の指示も
行う構成となっているが、これを、コントローラ62に
も操作部を装備し、コントローラ側の操作部でスキャン
機能、リモートコピー機能の指示を行う構成にした場合
も他の実施形態である。
【0182】図20〜図22は本発明の第2の実施の形
態に係るネットワーク複写機の制御の流れを示すフロー
チャートである。図20〜図22に示す第2の実施の形
態に係る制御フローは、上記図4〜図6に示した第1の
実施の形態に係る制御フローと類似しているため、相違
点のみ説明する。
【0183】本発明の第2の実施の形態が上記第1の実
施の形態と第2に異なる点は、上記第1の実施の形態で
は、毎回、操作手順情報を送り先のコンピュータや、送
り先のネットワーク複写機から入手するようにしていた
が、第2の実施の形態の場合には、入手した操作手順情
報を、複写機(画像読取装置)内の制御部5内の保持領
域(図示略)に暫く保持することにより、毎回は入手し
ないようにした点である。
【0184】具体的には、先ず、スキャン処理のステッ
プS64において、ステップS63で指定された送り先
のコンピュータ用の操作手順情報(スクリプト)が、保
持領域に保持されているか否かチェックし、保持されて
いる場合は、ステップS65をスキップして、送り先の
コンピュータから入手を行わず、ステップS66では、
保持されていた操作手順情報を用いる。一方、保持され
ていない場合は、ステップS65で、送り先のコンピュ
ータから操作手順情報を新たに入手し、且つ保持領域に
書き込み、ステップS66では、新たに入手した操作手
順情報を用いる。リモートコピー処理の場合の、ステッ
プS71、ステップS72もステップS64、ステップ
S65と同様である。
【0185】このようにすることにより、毎回、操作手
順情報を入手する必要がなくなるため、ネットワーク上
の通信量を減らすことができるという効果があるし、ま
た、ステップS65やステップS72の処理を省略でき
るため、処理時間も短くできる。
【0186】操作手順情報の保持領域の大きさは、1つ
以上の操作手順情報が保持できれば任意であり、領域が
大きくなればなるほど、多くの送り先コンピュータや多
くの送り先ネットワーク複写機用の操作手順情報を保持
可能となる。また、新たに入手した操作手順情報を書き
込む場合に、空いている保持領域が不足した場合は、最
も古い操作手順情報から消去する。これにより、よく使
う装置の操作手順情報が保持されている確率を高くする
ことができる。
【0187】また、本実施形態の場合、保持領域には、
送り先コンピュータや送り先ネットワーク複写機の識別
情報と、その操作手順情報が対で保持され、各送り先装
置ごとに異なる操作手順情報を扱えるように構成してい
るが、これを、送り先装置のタイプと、その操作手順情
報を対で保持するように構成した場合も他の実施形態で
ある。
【0188】これは、給紙段の数や両面機能等の有無等
の構成が同一であれば、例えばA社のBという装置タイ
プのB1というネットワーク複写機と、A社のBという
装置タイプのB2というネットワーク複写機とでは、同
じ操作手順情報を用いることが可能なため、装置ごとに
操作手順情報を対応づけるのではなく、装置タイプごと
に対応づけるようにしたものである。この場合、B2に
リモートコピーを行う場合に、B1から入手した操作手
順情報が保持領域にあれば、B2から新たに入手する必
要はなくなるため、更に、ネットワーク上の通信量を減
らすことができるという効果があるし、また、ステップ
S65やステップS72の処理を省略できるため、処理
時間も短くできる。
【0189】以上の各実施形態では、送り先側の動作モ
ードの送出を、画像データの送出よりも前に行っている
が、これを同時に行うようにした場合や、また画像デー
タの送出の後に行うようにした場合も他の実施形態であ
る。
【0190】以上説明したように、本発明の第2の実施
の形態によれば、ネットワーク複写機は、画像を読み取
るスキャナ部12と、複数の外部装置のうち所望の外部
装置の指定、入手した操作手順情報に基づく外部装置の
動作モードの設定が可能な操作部6と、指定した外部装
置からの操作手順情報の入手、設定した外部装置の動作
モードを指定した外部装置への通知、スキャナ部12で
読み取った画像データを指定した外部装置への出力を外
部通信回路4及びネットワーク3を介して行う制御部5
とを有するため、下記のような効果を奏する。
【0191】上記の構成により、複数のコンピュータや
複数のネットワーク複写機(画像形成装置)等の外部装
置とネットワーク接続されたネットワーク複写機(画像
読取装置)において、ネットワーク複写機(画像読取装
置)のプログラムを変えることなく、画像を受け取る側
の各種のコンピュータや各種のネットワーク複写機(画
像形成装置)の各装置固有の様々な動作指示を、ネット
ワーク複写機(画像読取装置)側で行うことができると
いう効果がある。また、これに伴い、操作者がネットワ
ーク複写機(画像読取装置)とコンピュータやネットワ
ーク複写機(画像形成装置)の間を移動する回数を減ら
し、またネットワーク複写機(画像読取装置)を占有す
る時間を減らすことができるという効果がある。
【0192】また、外部装置から入手した操作手順情報
を、ネットワーク複写機(画像読取装置)の制御部5内
の保持領域に暫く保持する構成としているため、外部装
置から操作手順情報を毎回入手する必要がなくなるた
め、ネットワーク上の通信量を減らすことができると共
に処理時間も短くできるという効果がある。
【0193】また、操作手順情報の保持領域の大きさを
大きくすることで、多くの送り先コンピュータや多くの
送り先ネットワーク複写機用の操作手順情報を保持可能
となる効果がある。更に、新たに入手した操作手順情報
を書き込む場合に空いている保持領域が不足した場合
は、最も古い操作手順情報から消去することで、よく使
う装置の操作手順情報が保持されている確率を高くする
ことができるという効果がある。
【0194】また、保持領域に、送り先装置のタイプと
その操作手順情報を対で保持するように構成すること
で、同じ装置タイプのネットワーク複写機から入手した
操作手順情報が保持領域にあれば、同じ装置タイプの別
のネットワーク複写機から新たに入手する必要がなくな
るため、更に、ネットワーク上の通信量を減らすことが
できると共に処理時間も短くできるという効果がある。
【0195】また、ネットワーク複写機をローカル複写
機63及びコントローラ62に分離して構成すること
で、ローカルコピー機能のみを使う場合には画像メモリ
9や外部通信回路4が不要となり、コストの削減につな
がるという効果もある。
【0196】[3]第3の実施の形態 本発明の第3の実施の形態は、上記第1の実施の形態と
は、操作手順情報の形態と、そのやり取りのタイミング
のみが異なっている。従って、本発明の第3の実施の形
態では上記第1の実施の形態との差異部分のみを説明す
る。
【0197】本発明の第3の実施の形態に係る画像読取
装置としての複数台のネットワーク複写機及び複数台の
コンピュータからなるシステムは、上記第1の実施の形
態と同様に、例えば、従来のスタンドアロン複写機とし
てのローカルコピー機能の他に、スキャナとしての機
能、プリンタとしての機能、ネットワーク接続されたネ
ットワーク複写機間でリモートコピー機能を持つ複合機
であるネットワーク複写機1−1〜ネットワーク複写機
1−3と、コンピュータ2−1〜コンピュータ2−4と
がネットワーク3を介して接続された構成となっている
(上記図2参照)。また、ネットワーク複写機内部の構
成も上記第1の実施の形態と同様である(上記図1参
照)。これらの構成については上記第1の実施の形態で
詳述したので説明を省略する。
【0198】図23〜図24は本発明の第3の実施の形
態に係る操作画面の定型画面(テンプレート)を説明す
るための図である。先ず、図23は複数候補を1列に表
示し、その中から番号により1つを選択する場合の定型
画面71である。一番上にタイトル文字列が入り、その
下に複数候補が表示される。タイトル文字列や各複数候
補は各画面で可変である。この定型画面71は、第3の
実施の形態において、例えば上記図9のステップS36
の画面や上記図11のステップS43の画面を表示する
のに用いられる。次に、図24は複数候補を2列に表示
し、その中から番号により1つを選択する場合の定型画
面72である。この定型画面72は、例えば上記図9の
ステップS37の画面を表示するのに用いられる。
【0199】上記第1の実施の形態においては、操作手
順情報はスクリプト形式で記述され、それを操作部プロ
グラムが解釈して表示を行う構成であり、この方式は画
面構成の自由度が高いという特徴がある。
【0200】これに対し、本発明の第3の実施の形態で
は、操作手順情報は複数の定型画面のうちの1つを選択
する定型画面識別情報と、その定型画面に表示されるパ
ラメータにより記述され、それを操作部プログラムが解
釈して表示する構成となっている。この方式は、画面構
成が複数の定型画面に固定されるため、画面構成の自由
度は低くなるが、操作部プログラムが作り易いという特
徴がある。但し、本方式でも、画面構成の自由度は低く
なるが、画面の内容や画面数や画面遷移等は、送り先の
コンピュータや送り先のネットワーク複写機側で制御で
きるため、本発明の目的は達成できる。
【0201】図25〜図28は本発明の第3の実施の形
態に係る操作手順情報の形態を説明するための図であ
る。上記第1の実施の形態においては、操作手順情報は
スクリプト形式で記述され、実際の操作部表示を行う前
に一括して送り先のコンピュータやネットワーク複写機
から入手していた。換言すればバッチ処理的に行ってい
た。この方式は、一括して入手できるため処理が簡単で
あり、また、上記第2の実施の形態で行っているように
操作手順情報を保持し易いという特徴がある。
【0202】これに対し、本発明の第3の実施の形態で
は、実際の操作部表示を行うのに伴って、操作手順情報
を操作部リモート制御コマンド(以下、コマンドと略称
する)の形で逐次的に入手する構成となっている。即
ち、画面遷移に応じて必要な情報のみをコマンドの形式
で対話的に入手する方式であり、必要な部分の操作手順
情報のみをネットワーク経由で流せばよく、ネットワー
クの通信量を減らせるという特徴がある。
【0203】先ず、図25は上記図9のステップS36
の画面を表示する場合に、送り先のコンピュータから送
られてくるコマンド73と、それに対する画像読取装置
であるところのネットワーク複写機からの応答74であ
る。このコマンドの最初のフィールド73−1は、この
コマンドが画面表示を指示するコマンドであることを意
味する。次に、73−2は定型画面タイプとして、上記
図23で説明した定型画面を意味するタイプ1を指示す
るものである。次に、73−3は、タイトル文字列を指
示するものである。
【0204】次に、73−4は、以後の各候補文字列の
フィールドのサイズが24バイト(0×18)であるこ
とを示すものである。次に、73−5は、候補が5個で
あることを示すものである。73−6から73−10
は、各候補文字列を示すものである。ネットワーク複写
機の画像表示プログラムは、このコマンドを受け取る
と、上記図9のステップS36の画面を表示し、通常は
応答74として正常終了を示すACKを戻すが、何かエ
ラーがある場合はNAKを戻す。
【0205】次に、図26は上記図9のステップS36
の画面が表示されている状態で、数値入力を受け付ける
場合に、送り先のコマンドから送られてくるコマンド7
5と、それに対する画像読取装置であるところのネット
ワーク複写機からの応答76である。このコマンドの最
初のフィールド75−1は、このコマンドが数値入力を
指示するコマンドであることを意味する。次に、75−
2は定型画面タイプとして、上記図23で説明した定型
画面を意味するタイプ1を指示するものである。次に、
75−3は、数値入力の最小値を指示するものであり、
75−4は、数値入力の最大値を指示するものである。
ネットワーク複写機の画像表示プログラムは、このコマ
ンドを受け取ると、操作者からのテンキー25やOKキ
ー27を用いた数値入力を受け付け、応答76として入
力された数値を戻す。
【0206】次に、図27は上記図9のステップS37
の画面を表示する場合に、送り先のコンピュータから送
られてくるコマンド77と、それに対する応答78であ
る。この場合、77−2では定型画面タイプとして、上
記図24で説明した定型画面を意味するタイプ2を指示
する。他は図25と同様である。
【0207】次に、図28は上記図11のステップS4
3の画面を表示する場合に、送り先のネットワーク複写
機から送られてくるコマンド79と、それに対する応答
80である。この場合の定型画面タイプはタイプ1であ
り、候補数やパラメータは異なるものの、スキャン機能
の場合に送り先コンピュータから送られてくるコマンド
73と同じコマンドが使われる。また、同様に、ローカ
ルコピーの場合にプリンタ部15から送られてくるコマ
ンドも同じコマンドが使われる。よって、本実施形態の
場合も、操作部プログラムは、スキャン機能の場合にも
リモートコピー機能の場合にもローカルコピー機能の場
合にも区別することなく同じ処理で対応可能となる。
【0208】図29〜図31は本発明の第3の実施の形
態に係るネットワーク複写機の制御の流れを示すフロー
チャートである。図29〜図31に示す第3の実施の形
態に係る制御フローは、上記図4〜図6に示した第1の
実施の形態に係る制御フローと類似しているため、相違
点のみを説明する。
【0209】先ず、上記第1の実施の形態では、電源オ
ン時にローカルコピー用の操作手順情報をプリンタ部1
5から入手していたが、第3の実施の形態では、後述す
る如くローカルコピー関連の操作画面表示を行う時に入
手する。
【0210】次に、スキャン関連の設定において、上記
第1の実施の形態では、上記図5のステップS14で予
め操作手順情報を一括して入手し、それに基づいて動作
モードの設定を行っていたが、第3の実施の形態では、
ステップS83で相手先コンピュータから操作部リモー
ト制御コマンドを受信し、それに基づいてステップS8
4で動作モードの設定を行い、それを操作部のリモート
制御を終えるまで繰り返すようにしている。
【0211】リモートコピー関連の設定においても、ス
テップS90で相手先ネットワーク複写機から操作部リ
モート制御コマンドを受信し、それに基づいてステップ
S91で動作モードの設定を行い、それを操作部のリモ
ート制御を終えるまで繰り返すようにしている。また、
ローカルコピー関連の設定においても、ステップS96
で内部のプリンタ部15から操作部リモート制御コマン
ドを受信し、それに基づいてステップS97で動作モー
ドの設定を行い、それを操作部のリモート制御を終える
まで繰り返すようにしている。
【0212】次に、上記第1の実施の形態では、入手し
た操作手順情報を用いて設定された送り先のコンピュー
タや送り先のネットワーク複写機側の動作モードを、動
作モードの設定後に上記6図のステップS17やステッ
プS24で一括して送り先のコンピュータや送り先のネ
ットワーク複写機に送付していたが、第3の実施の形態
では、ステップS84やステップS91における操作部
リモート制御コマンドの処理時に、数値入力コマンドに
対する応答の形で逐次的に送付している点が異なる。
【0213】以上説明したように、本発明の第3の実施
の形態によれば、ネットワーク複写機は、画像を読み取
るスキャナ部12と、複数の外部装置のうち所望の外部
装置の指定、入手した操作手順情報に基づく外部装置の
動作モードの設定が可能な操作部6と、指定した外部装
置からの操作手順情報の入手、設定した外部装置の動作
モードを指定した外部装置への通知、スキャナ部12で
読み取った画像データを指定した外部装置への出力を外
部通信回路4及びネットワーク3を介して行う制御部5
とを有するため、下記のような効果を奏する。
【0214】上記の構成により、複数のコンピュータや
複数のネットワーク複写機(画像形成装置)等の外部装
置とネットワーク接続されたネットワーク複写機(画像
読取装置)において、ネットワーク複写機(画像読取装
置)のプログラムを変えることなく、画像を受け取る側
の各種のコンピュータや各種のネットワーク複写機(画
像形成装置)の各装置固有の様々な動作指示を、ネット
ワーク複写機(画像読取装置)側で行うことができると
いう効果がある。また、これに伴い、操作者がネットワ
ーク複写機(画像読取装置)とコンピュータやネットワ
ーク複写機(画像形成装置)の間を移動する回数を減ら
し、またネットワーク複写機(画像読取装置)を占有す
る時間を減らすことができるという効果がある。
【0215】また、操作手順情報を、複数の定型画面の
うちの1つを選択する定型画面識別情報と、その定型画
面に表示されるパラメータにより記述し、それを操作部
プログラムが解釈して表示する構成とすることで、画面
構成が複数の定型画面に固定されるため、操作部プログ
ラムが作り易いという効果がある。
【0216】上述した各実施形態では、複写機(画像読
取装置)側の解像度変換や色空間変換を画像処理部14
でハード的に行う構成としたが、これをソフト的に行う
ようにしてもよい。具体的には、画像メモリ9には最大
原稿サイズ分の画像を最大解像度でRGB24ビットで
書き込むようにし、画像メモリ9から画像データを読み
出し、送り先コンピュータに送出される時に、指定され
た領域、指定された画像タイプ、指定された解像度にな
るようにソフトにより変換を行うようにしてもよい。こ
の場合は、解像度を変えたデータが必要な場合に再スキ
ャンを行う必要がなくなるという利点を生じる。
【0217】また、上述した各実施形態では、原稿を全
てスキャンしてから画像データを送出するようにしてい
るが、原稿を複数のブロックに分割してブロック単位で
読み取りと送出を繰り返すようにしてもよいし、また同
時に並行して行ってもよい。
【0218】また、上述した各実施形態では、画像メモ
リ9を一時的なバッファとして使用しているが、画像メ
モリ9をハードディスク等で構成し、読み込んだ画像を
保持できるように構成してもよい。
【0219】また、上述した各実施形態では、ローカル
エリアネットワークで接続された画像読取装置であると
ころのネットワーク複写機とコンピュータについて説明
したが、ネットワーク接続されていれば、例えば、企業
における日本国内の各支店間を結ぶようなワイドエリア
ネットワークでもよい。この場合には、A支店のスキャ
ナから画像データをB支店のコンピュータやC支店のネ
ットワーク複写機に直接送り付けることが可能となる。
また、インターネット経由でネットワーク接続されてい
てもよい。
【0220】また、上述した各実施形態では、画像読取
装置として紙原稿を読み取る画像読取装置について説明
したが、これは画像データを入力する装置であれば何で
もよく、例えば、フィルムスキャナやデジタルカメラ等
でもよい。更に、複写機にフィルムプロジェクタ装置を
付加してフィルムスキャナ機能を実現した製品が存在す
るが、その種の製品の場合にも適用可能である。
【0221】また、上述した各実施形態では、操作手順
情報として、スクリプト形式や、定型画面番号とパラメ
ータとを指示する操作部リモート制御コマンド形式を用
いたが、高い自由度で画像読取装置側の操作部の操作手
順を記述できるものであれば他の形式でもよく、例え
ば、操作部プログラムそのものであってもよい。一般に
操作部プログラムを送るようにすると、機種依存等の欠
点を生じるが、これは例えばJava(HTML機能を
補うために米国サンマイクロシステムズ社が開発したプ
ログラミング言語)言語等の複数プラットホームで実行
可能な言語で記述すれば回避できる。
【0222】また、上述した各実施形態では、送り先の
装置を直接に明示的に指示したが、これを、ユーザID
を入力するようにし、そのユーザIDと予め対応付けさ
れた送り先に送るなど間接的に指示した場合も、本提案
の意図から外れるものではない。また、リモート複写機
において、必要な機能を選択し、その機能を満たす最も
近いリモート複写機を自動的に選ぶような場合も、必要
な機能を選択することにより、間接的に送り先のリモー
ト複写機を選んでいると言えるため、本提案の意図から
外れるものではない。
【0223】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用
してもよい。前述した実施形態の機能を実現するソフト
ウエアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、シス
テム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコ
ンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納
されたプログラムコードを読み出し実行することによっ
ても、達成されることは言うまでもない。
【0224】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。
【0225】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0226】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実
際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前
述した実施形態の機能が実現される場合も含まれること
は言うまでもない。
【0227】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0228】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の本発明
の画像読取装置によれば、画像読取手段を有し、複数の
外部装置とネットワークを介して通信可能な画像読取装
置であって、外部装置の動作モードの設定が可能な操作
手段と、指定した外部装置から取得した操作手順情報に
基づき前記操作手段で設定した外部装置の動作モードを
指定した外部装置に通知する通知手段と、前記画像読取
手段で読取った画像データを指定した外部装置に出力す
る制御手段とを有するため、次のような効果を奏する。
複数の外部装置(複数のコンピュータや画像形成装置)
とネットワーク接続された画像読取装置において、画像
読取装置のプログラムを変えることなく、画像を受け取
る側の外部装置(各種のコンピュータや各種の画像形成
装置)の各装置固有の様々な動作指示を、画像読取装置
側で行うことができるという効果がある。また、これに
伴い、操作者が画像読取装置と外部装置(コンピュータ
や画像形成装置)の間を移動する回数を減らすことがで
きると共に、画像読取装置を占有する時間を減らすこと
ができるという効果がある。請求項1の本発明は、具体
的には、ネットワークスキャナにおいて送り先のコンピ
ュータからHTML等のスクリプトを受け取り、それを
画像読取装置側のブラウザで操作部に表示して設定を行
うか、或いはネットワーク複写機において送り先のプリ
ンタから受け取るものである。
【0229】請求項2の本発明の画像読取装置によれ
ば、前記複数の外部装置のうち所望の外部装置を指定す
る指定手段と、指定した外部装置から操作手順情報を取
得する取得手段とを有するため、次のような効果を奏す
る。上記と同様に、画像読取装置のプログラムを変える
ことなく、画像を受け取る側の外部装置(各種のコンピ
ュータや各種の画像形成装置)の各装置固有の様々な動
作指示を、画像読取装置側で行うことができるという効
果がある。また、これに伴い、操作者が画像読取装置と
外部装置(コンピュータや画像形成装置)の間を移動す
る回数を減らすことができると共に、画像読取装置を占
有する時間を減らすことができるという効果がある。
【0230】請求項3の本発明の画像読取装置によれ
ば、前記操作手順情報は、スクリプトで記述され、前記
制御手段は、前記スクリプトを解釈して前記操作手段に
表示すると共に前記スクリプトを解釈して前記操作手段
からの入力を受け付けるため、次のような効果を奏す
る。操作手順情報を外部装置に依存しない形で記述でき
ると共に、操作手順情報はHTML等のスクリプトで記
述されるため、画像読取装置側はスクリプトの解釈ソフ
トだけあればよいという効果がある。
【0231】請求項4の本発明の画像読取装置によれ
ば、前記操作手順情報は、複数の定型画面のうち1つを
選択する定型画面識別情報及び定型画面に表示されるパ
ラメータ情報で記述され、前記制御手段は、前記選択さ
れた定型画面及びパラメータを前記操作手段に表示する
ため、次のような効果を奏する。操作手順情報は定型画
面種別と可変パラメータで記述されるため、画像読取装
置側は定型画面の表示ソフトだけあればよいという効果
がある。
【0232】請求項5の本発明の画像読取装置によれ
ば、前記操作手順情報は、操作手段プログラムとして記
述され、前記制御手段は、前記操作手段プログラムを実
行して前記操作手段に表示すると共に前記操作手段から
の入力を受け付けるため、次のような効果を奏する。操
作手順情報は操作プログラムの形で記述されるため、最
も自由度が高く、画面構成、画面内容、画面数、画面遷
移を変えることも可能になるという効果がある。
【0233】請求項6の本発明の画像読取装置によれ
ば、画像読取り時の画像読取装置自体の動作モードの設
定に用いる内部処理用操作手順情報を保持する内部処理
用保持手段を有し、前記内部処理用操作手順情報に基づ
き前記操作手段で前記動作モードの設定を行うため、次
のような効果を奏する。画像読取装置自体の動作モード
の設定を行うための内部処理用操作手順情報は画像読取
装置内に持つため、同じソフトで、画像読取装置自体の
設定画面も外部装置用の設定画面も表示できるという効
果がある。
【0234】請求項7の本発明の画像読取装置によれ
ば、前記操作手順情報及び前記内部処理用操作手順情報
は、同じ形式で記述されるため、次のような効果を奏す
る。操作手順情報の扱いが簡易化される等の効果があ
る。
【0235】請求項8の本発明の画像読取装置によれ
ば、前記画像読取手段で読取った画像データに基づき画
像形成を行う画像形成手段を有し、前記操作手段は、前
記画像形成手段で画像形成を行う複写処理の動作モード
の設定が可能であるため、次のような効果を奏する。複
写時の操作も同じ操作手段で行うため、操作手段の兼用
ができるという効果がある。
【0236】請求項9の本発明の画像読取装置によれ
ば、複写処理用操作手順情報を保持する複写処理用保持
手段を有し、複写処理の動作モードの設定時には前記複
写処理用操作手順情報に基づき前記操作手段で前記動作
モードの設定を行うため、次のような効果を奏する。複
写時の操作を行うための操作手順情報は画像読取装置内
に持つため、同じソフトで、画像読取装置用の操作画面
も複写機用の操作画面も扱えるという効果がある。
【0237】請求項10の本発明の画像読取装置によれ
ば、前記操作手順情報及び前記複写処理用操作手順情報
は、同じ形式で記述されるため、次のような効果を奏す
る。同じソフトで、画像読取装置用の操作画面も複写機
用の操作画面も扱えるという効果がある。
【0238】請求項11の本発明の画像読取装置によれ
ば、外部装置から取得した操作手順情報を保持する外部
用保持手段を有し、前記指定手段で指定した外部装置に
対応する操作手順情報が前記外部用保持手段に保持され
ている場合は該外部用保持手段の操作手順情報を用いる
ため、次のような効果を奏する。外部装置から操作手順
情報を毎回入手する必要がなくなるため、ネットワーク
上の通信量を減らすことができると共に処理時間も短く
できるという効果がある。
【0239】請求項12の本発明の画像読取装置によれ
ば、前記外部用保持手段は、外部装置の種別毎に操作手
順情報を保持し、前記指定手段で指定した外部装置の種
別に対応する操作手順情報が前記外部用保持手段に保持
されている場合は該外部用保持手段の操作手順情報を用
いるため、次のような効果を奏する。外部装置から操作
手順情報を毎回入手する必要がなくなるため、ネットワ
ーク上の通信量を減らすことができると共に処理時間も
短くできるという効果がある。
【0240】請求項13の本発明の画像読取装置によれ
ば、前記外部装置は、用紙上に画像を形成する画像形成
装置であり、該画像形成装置で行う画像形成の動作モー
ドを前記操作手順情報に基づき前記操作手段で設定する
ため、次のような効果を奏する。画像読取装置のプログ
ラムを変えることなく、画像を受け取る側の各種の画像
形成装置の各装置固有の様々な動作指示を、画像読取装
置側で行うことができるという効果がある。また、これ
に伴い、操作者が画像読取装置と画像形成装置の間を移
動する回数を減らすことができると共に、画像読取装置
を占有する時間を減らすことができるという効果があ
る。
【0241】請求項14の本発明の画像読取装置によれ
ば、前記通知手段は、前記操作手順情報に基づき前記操
作手段で設定した画像形成装置で行う画像形成の動作モ
ードを前記指定手段で指定した画像形成装置に通知する
ため、次のような効果を奏する。画像読取装置のプログ
ラムを変えることなく、画像を受け取る側の各種の画像
形成装置の各装置固有の様々な動作指示を、画像読取装
置側で行うことができるという効果がある。また、これ
に伴い、操作者が画像読取装置と画像形成装置の間を移
動する回数を減らすことができると共に、画像読取装置
を占有する時間を減らすことができるという効果があ
る。
【0242】請求項15の本発明の画像読取装置によれ
ば、前記動作モードの設定は、前記画像形成装置が有す
る給紙段の指定を含むため、次のような効果を奏する。
画像読取装置のプログラムを変えることなく、画像を受
け取る側の画像形成装置ごとに異なる給紙段の指定を、
画像読取装置側で行うことができるという効果がある。
また、これに伴い、操作者が画像読取装置と画像形成装
置の間を移動する回数を減らすことができると共に、画
像読取装置を占有する時間を減らすことができるという
効果がある。
【0243】請求項16の本発明の画像読取装置によれ
ば、前記動作モードの設定は、出力した画像データを形
成する部数の指定を含むため、次のような効果を奏す
る。画像読取装置のプログラムを変えることなく、画像
を受け取る側の画像形成装置により上限が異なる部数の
指定を、画像読取装置側で行うことができるという効果
がある。また、これに伴い、操作者が画像読取装置と画
像形成装置の間を移動する回数を減らすことができると
共に、画像読取装置を占有する時間を減らすことができ
るという効果がある。
【0244】請求項17の本発明の画像読取装置によれ
ば、前記動作モードの設定は、前記画像形成装置におけ
るフィニッシング処理の指定を含むため、次のような効
果を奏する。画像読取装置のプログラムを変えることな
く、画像を受け取る側の画像形成装置ごとに異なるフィ
ニッシング処理の指定を、画像読取装置側で行うことが
できるという効果がある。また、これに伴い、操作者が
画像読取装置と画像形成装置の間を移動する回数を減ら
すことができると共に、画像読取装置を占有する時間を
減らすことができるという効果がある。
【0245】請求項18の本発明の画像読取装置によれ
ば、前記動作モードの設定は、出力した画像データと用
紙との対応関係の指定を含むため、次のような効果を奏
する。画像を受け取る側の画像形成装置ごとに異なる画
像データと用紙との対応関係の指定を、画像読取装置側
で行うことができるという効果がある。また、これに伴
い、操作者が画像読取装置と画像形成装置の間を移動す
る回数を減らすことができると共に、画像読取装置を占
有する時間を減らすことができるという効果がある。
【0246】請求項19の本発明の画像読取装置によれ
ば、前記動作モードの設定は、出力した画像データに対
し画像形成装置で行う画像処理の指定を含むため、次の
ような効果を奏する。画像を受け取る側の画像形成装置
ごとに異なる画像処理の指定を、画像読取装置側で行う
ことができるという効果がある。また、これに伴い、操
作者が画像読取装置と画像形成装置の間を移動する回数
を減らすことができると共に、画像読取装置を占有する
時間を減らすことができるという効果がある。
【0247】請求項20の本発明の画像読取装置によれ
ば、前記外部装置は、画像データを保存する画像保存装
置であり、該画像保存装置で行う画像保存の動作モード
を前記操作手順情報に基づき前記操作手段で設定するた
め、次のような効果を奏する。画像読取装置のプログラ
ムを変えることなく、画像を受け取る側の各種の画像保
存装置の各装置固有の様々な動作指示を、画像読取装置
側で行うことができるという効果がある。また、これに
伴い、操作者が画像読取装置と画像保存装置の間を移動
する回数を減らすことができると共に、画像読取装置を
占有する時間を減らすことができるという効果がある。
【0248】請求項21の本発明の画像読取装置によれ
ば、前記通知手段は、前記操作手順情報に基づき前記操
作手段で設定した画像保存装置で行う画像保存の動作モ
ードを前記指定手段で指定した画像保存装置に通知する
ため、次のような効果を奏する。画像読取装置のプログ
ラムを変えることなく、画像を受け取る側の各種の画像
保存装置の各装置固有の様々な動作指示を、画像読取装
置側で行うことができるという効果がある。また、これ
に伴い、操作者が画像読取装置と画像保存装置の間を移
動する回数を減らすことができると共に、画像読取装置
を占有する時間を減らすことができるという効果があ
る。
【0249】請求項22の本発明の画像読取装置によれ
ば、前記動作モードの設定は、画像保存時のファイルフ
ォーマットの指定を含むため、次のような効果を奏す
る。画像を受け取る側の画像保存装置ごとに異なる画像
保存時のファイルフォーマットの指定を、画像読取装置
側で行うことができるという効果がある。また、これに
伴い、操作者が画像読取装置と画像保存装置の間を移動
する回数を減らすことができると共に、画像読取装置を
占有する時間を減らすことができるという効果がある。
【0250】請求項23の本発明の画像読取装置によれ
ば、前記動作モードの設定は、画像保存先の指定を含む
ため、次のような効果を奏する。画像を受け取る側の画
像保存装置ごとに異なる画像保存先の指定を、画像読取
装置側で行うことができるという効果がある。また、こ
れに伴い、操作者が画像読取装置と画像保存装置の間を
移動する回数を減らすことができると共に、画像読取装
置を占有する時間を減らすことができるという効果があ
る。
【0251】請求項24の本発明の画像読取装置によれ
ば、画像読取手段を有し、画像形成装置と接続可能な画
像読取装置であって、画像形成装置で行う画像形成の動
作モードの設定が可能な操作手段と、画像形成装置から
取得した操作手順情報に基づき前記操作手段で設定した
画像形成の動作モードを画像形成装置に通知する通知手
段と、前記画像読取手段で読取った画像データを画像形
成装置に出力し画像形成を行わせる制御手段とを有する
ため、次のような効果を奏する。画像形成装置とネット
ワーク接続された画像読取装置において、画像読取装置
のプログラムを変えることなく、画像を受け取る側の各
種の画像形成装置の各装置固有の様々な動作指示を、画
像読取装置側で行うことができるという効果がある。ま
た、これに伴い、操作者が画像読取装置と画像形成装置
の間を移動する回数を減らすことができると共に、画像
読取装置を占有する時間を減らすことができるという効
果がある。請求項24の本発明は、具体的には、複写機
がプリンタから操作手順情報を受け取り、それに基づい
て操作を行う。スタンドアロンの複写機でもプリンタ側
から受け取るようにすると、様々なプリンタを自由に接
続でき、またネットワークコピーやネットワークスキャ
ナの操作と同じ扱いにできる。
【0252】請求項25の本発明の画像読取装置によれ
ば、画像形成装置から操作手順情報を取得する取得手段
を有するため、次のような効果を奏する。上記と同様
に、画像読取装置のプログラムを変えることなく、画像
を受け取る側の各種の画像形成装置の各装置固有の様々
な動作指示を、画像読取装置側で行うことができるとい
う効果がある。また、これに伴い、操作者が画像読取装
置と画像形成装置の間を移動する回数を減らすことがで
きると共に、画像読取装置を占有する時間を減らすこと
ができるという効果がある。
【0253】請求項26の本発明の画像読取装置によれ
ば、前記操作手順情報は、スクリプトで記述され、前記
制御手段は、前記スクリプトを解釈して前記操作手段に
表示すると共に前記スクリプトを解釈して前記操作手段
からの入力を受け付けるため、次のような効果を奏す
る。操作手順情報を外部装置に依存しない形で記述でき
ると共に、操作手順情報はHTML等のスクリプトで記
述されるため、画像読取装置側はスクリプトの解釈ソフ
トだけあればよいという効果がある。
【0254】請求項27の本発明の画像読取装置によれ
ば、前記操作手順情報は、複数の定型画面のうち1つを
選択する定型画面識別情報及び定型画面に表示されるパ
ラメータ情報で記述され、前記制御手段は、前記選択さ
れた定型画面及びパラメータを前記操作手段に表示する
ため、次のような効果を奏する。操作手順情報は定型画
面種別と可変パラメータで記述されるため、画像読取装
置側は定型画面の表示ソフトだけあればよいという効果
がある。
【0255】請求項28の本発明の画像読取装置によれ
ば、前記操作手順情報は、操作手段プログラムとして記
述され、前記制御手段は、前記操作手段プログラムを実
行して前記操作手段に表示すると共に前記操作手段から
の入力を受け付けるため、次のような効果を奏する。操
作手順情報は操作プログラムの形で記述されるため、最
も自由度が高く、画面構成、画面内容、画面数、画面遷
移を変えることも可能になるという効果がある。
【0256】請求項29の本発明の画像読取装置によれ
ば、画像読取り時の画像読取装置自体の動作モードの設
定に用いる内部処理用操作手順情報を保持する内部処理
用保持手段を有し、前記内部処理用操作手順情報に基づ
き前記操作手段で前記動作モードの設定を行うため、次
のような効果を奏する。画像読取装置自体の動作モード
の設定を行うための内部処理用操作手順情報は画像読取
装置内に持つため、同じソフトで、画像読取装置自体の
設定画面も画像形成装置用の設定画面も表示できるとい
う効果がある。
【0257】請求項30の本発明の画像読取装置によれ
ば、前記操作手順情報及び前記内部処理用操作手順情報
は、同じ形式で記述されるため、次のような効果を奏す
る。操作手順情報の扱いが簡易化される等の効果があ
る。
【0258】請求項31の本発明の画像読取装置によれ
ば、前記動作モードの設定は、前記画像形成装置が有す
る給紙段の指定を含むため、次のような効果を奏する。
画像を受け取る側の画像形成装置ごとに異なる給紙段の
指定を、画像読取装置側で行うことができるという効果
がある。また、これに伴い、操作者が画像読取装置と画
像形成装置の間を移動する回数を減らすことができると
共に、画像読取装置を占有する時間を減らすことができ
るという効果がある。
【0259】請求項32の本発明の画像読取装置によれ
ば、前記動作モードの設定は、出力した画像データを形
成する部数の指定を含むため、次のような効果を奏す
る。画像を受け取る側の画像形成装置により上限が異な
る部数の指定を、画像読取装置側で行うことができると
いう効果がある。また、これに伴い、操作者が画像読取
装置と画像形成装置の間を移動する回数を減らすことが
できると共に、画像読取装置を占有する時間を減らすこ
とができるという効果がある。
【0260】請求項33の本発明の画像読取装置によれ
ば、前記動作モードの設定は、前記画像形成装置におけ
るフィニッシング処理の指定を含むため、次のような効
果を奏する。画像を受け取る側の画像形成装置ごとに異
なるフィニッシング処理の指定を、画像読取装置側で行
うことができるという効果がある。また、これに伴い、
操作者が画像読取装置と画像形成装置の間を移動する回
数を減らすことができると共に、画像読取装置を占有す
る時間を減らすことができるという効果がある。
【0261】請求項34の本発明の画像読取装置によれ
ば、前記動作モードの設定は、出力した画像データと用
紙との対応関係の指定を含むため、次のような効果を奏
する。画像を受け取る側の画像形成装置ごとに異なる画
像データと用紙との対応関係の指定を、画像読取装置側
で行うことができるという効果がある。また、これに伴
い、操作者が画像読取装置と画像形成装置の間を移動す
る回数を減らすことができると共に、画像読取装置を占
有する時間を減らすことができるという効果がある。
【0262】請求項35の本発明の画像読取装置によれ
ば、前記動作モードの設定は、出力した画像データに対
し画像形成装置で行う画像処理の指定を含むため、次の
ような効果を奏する。画像を受け取る側の画像形成装置
ごとに異なる画像処理の指定を、画像読取装置側で行う
ことができるという効果がある。また、これに伴い、操
作者が画像読取装置と画像形成装置の間を移動する回数
を減らすことができると共に、画像読取装置を占有する
時間を減らすことができるという効果がある。
【0263】請求項36の本発明の画像読取装置によれ
ば、前記制御手段は、画像データを複数のパケットによ
り不連続に出力するため、次のような効果を奏する。送
り先毎に変わりうる様々な送り先側の処理を画像読取装
置側で指定できるという効果がある。
【0264】請求項37の本発明の画像読取装置によれ
ば、前記制御手段は、画像データをネットワーク接続さ
れた画像表示装置等の装置に出力可能であるため、次の
ような効果を奏する。画像読取装置のプログラムを変え
ることなく、画像を受け取る側の画像表示装置等の外部
装置の各装置固有の様々な動作指示を、画像読取装置側
で行うことができるという効果がある。また、これに伴
い、操作者が画像読取装置と画像表示装置等の外部装置
の間を移動する回数を減らすことができると共に、画像
読取装置を占有する時間を減らすことができるという効
果がある。
【0265】請求項38の本発明の画像読取装置によれ
ば、前記制御手段は、画像データをユーザIDと予め対
応付けられたネットワーク接続された装置に出力可能で
あるため、次のような効果を奏する。ユーザIDの入力
により送り先を間接的に指示する場合でも、画像読取装
置のプログラムを変えることなく、画像を受け取る側の
各種の外部装置の各装置固有の様々な動作指示を、画像
読取装置側で行うことができるという効果がある。ま
た、これに伴い、操作者が画像読取装置と外部装置の間
を移動する回数を減らすことができると共に、画像読取
装置を占有する時間を減らすことができるという効果が
ある。
【0266】請求項39の本発明の画像読取装置によれ
ば、前記スクリプトは、HTML等のスクリプトである
ため、次のような効果を奏する。操作手順情報を外部装
置に依存しない形で記述できると共に、操作手順情報は
HTML等のスクリプトで記述されるため、画像読取装
置側はスクリプトの解釈ソフトだけあればよいという効
果がある。
【0267】請求項40の本発明の画像読取装置によれ
ば、前記フィニッシング処理とは、用紙を1部毎に並べ
替えるソート処理、ソートされた用紙をステープルする
ステープル処理、ソートされた用紙を糊付けして綴じる
処理、ソートされた用紙を折る処理等であるため、次の
ような効果を奏する。画像を受け取る側の画像形成装置
ごとに異なるフィニッシング処理、即ち、ソート処理や
ステープル処理やバインド処理等の指定を、画像読取装
置側で行うことができるという効果がある。また、これ
に伴い、操作者が画像読取装置と画像形成装置の間を移
動する回数を減らすことができると共に、画像読取装置
を占有する時間を減らすことができるという効果があ
る。
【0268】請求項41の本発明の画像読取装置によれ
ば、前記出力した画像データと用紙との対応関係とは、
用紙の表面及び裏面に各々画像を対応させる両面複写、
1枚の用紙に複数枚の画像を並べて対応させる複写等を
含むため、次のような効果を奏する。画像を受け取る側
の画像形成装置ごとに異なる両面複写等の指定を、画像
読取装置側で行うことができるという効果がある。ま
た、これに伴い、操作者が画像読取装置と画像形成装置
の間を移動する回数を減らすことができると共に、画像
読取装置を占有する時間を減らすことができるという効
果がある。
【0269】請求項42の本発明の画像読取装置によれ
ば、フィルムプロジェクタ機能を有する複写機、フィル
ムスキャナ、デジタルカメラ等に適用可能であるため、
次のような効果を奏する。フィルムプロジェクタ機能を
有する複写機、フィルムスキャナ、デジタルカメラ等が
ネットワーク接続されたシステムにおいても、これら複
写機等の装置のプログラムを変えることなく、画像を受
け取る側の外部装置(各種のコンピュータや各種の画像
形成装置)の各装置固有の様々な動作指示を、画像読取
装置側で行うことができるという効果がある。また、こ
れに伴い、操作者が上記複写機等の装置と外部装置(コ
ンピュータや画像形成装置)の間を移動する回数を減ら
すことができると共に、上記複写機等の装置を占有する
時間を減らすことができるという効果がある。
【0270】請求項43の本発明の画像読取装置によれ
ば、ローカルエリアネットワークで接続されたシステム
に適用可能であるため、次のような効果を奏する。ロー
カルエリアネットワークで接続されたシステムにおいて
も、画像読取装置のプログラムを変えることなく、画像
を受け取る側の外部装置(各種のコンピュータや各種の
画像形成装置)の各装置固有の様々な動作指示を、画像
読取装置側で行うことができるという効果がある。ま
た、これに伴い、操作者が画像読取装置と外部装置(コ
ンピュータや画像形成装置)の間を移動する回数を減ら
すことができると共に、画像読取装置を占有する時間を
減らすことができるという効果がある。
【0271】請求項44の本発明の画像読取装置によれ
ば、ワイドエリアネットワークで接続されたシステムに
適用可能であるため、次のような効果を奏する。ワイド
エリアネットワークで接続されたシステムにおいても、
画像読取装置のプログラムを変えることなく、画像を受
け取る側の外部装置(各種のコンピュータや各種の画像
形成装置)の各装置固有の様々な動作指示を、画像読取
装置側で行うことができるという効果がある。また、こ
れに伴い、操作者が画像読取装置と外部装置(コンピュ
ータや画像形成装置)の間を移動する回数を減らすこと
ができると共に、画像読取装置を占有する時間を減らす
ことができるという効果がある。
【0272】請求項45の本発明の画像読取装置によれ
ば、インターネットを介して接続されたシステムに適用
可能であるため、次のような効果を奏する。インターネ
ットを介して接続されたシステムにおいても、画像読取
装置のプログラムを変えることなく、画像を受け取る側
の外部装置(各種のコンピュータや各種の画像形成装
置)の各装置固有の様々な動作指示を、画像読取装置側
で行うことができるという効果がある。また、これに伴
い、操作者が画像読取装置と外部装置(コンピュータや
画像形成装置)の間を移動する回数を減らすことができ
ると共に、画像読取装置を占有する時間を減らすことが
できるという効果がある。
【0273】請求項46の本発明の画像読取装置におけ
る動作指示通知方法によれば、画像読取ステップを有
し、複数の外部装置とネットワークを介して通信可能な
画像読取装置における動作指示通知方法であって、外部
装置の動作モードの設定が可能な操作ステップと、指定
した外部装置から取得した操作手順情報に基づき前記操
作ステップで設定した外部装置の動作モードを指定した
外部装置に通知する通知ステップと、前記画像読取ステ
ップで読取った画像データを指定した外部装置に出力す
る制御ステップとを有するため、次のような効果を奏す
る。複数の外部装置(複数のコンピュータや画像形成装
置)とネットワーク接続された画像読取装置において、
画像読取装置のプログラムを変えることなく、画像を受
け取る側の外部装置(各種のコンピュータや各種の画像
形成装置)の各装置固有の様々な動作指示を、画像読取
装置側で行うことができるという効果がある。また、こ
れに伴い、操作者が画像読取装置と外部装置(コンピュ
ータや画像形成装置)の間を移動する回数を減らすこと
ができると共に、画像読取装置を占有する時間を減らす
ことができるという効果がある。
【0274】請求項47の本発明の画像読取装置におけ
る動作指示通知方法によれば、前記複数の外部装置のう
ち所望の外部装置を指定する指定ステップと、指定した
外部装置から操作手順情報を取得する取得ステップとを
有するため、次のような効果を奏する。上記と同様に、
画像読取装置のプログラムを変えることなく、画像を受
け取る側の外部装置(各種のコンピュータや各種の画像
形成装置)の各装置固有の様々な動作指示を、画像読取
装置側で行うことができるという効果がある。また、こ
れに伴い、操作者が画像読取装置と外部装置(コンピュ
ータや画像形成装置)の間を移動する回数を減らすこと
ができると共に、画像読取装置を占有する時間を減らす
ことができるという効果がある。
【0275】請求項48の本発明の画像読取装置におけ
る動作指示通知方法によれば、前記操作手順情報は、ス
クリプトで記述され、前記制御ステップでは、前記スク
リプトを解釈して前記操作ステップにより表示すると共
に前記スクリプトを解釈して前記操作ステップからの入
力を受け付けるため、次のような効果を奏する。操作手
順情報を外部装置に依存しない形で記述できると共に、
画像読取装置側はスクリプトの解釈ソフトだけあればよ
いという効果がある。
【0276】請求項49の本発明の画像読取装置におけ
る動作指示通知方法によれば、前記操作手順情報は、複
数の定型画面のうち1つを選択する定型画面識別情報及
び定型画面に表示されるパラメータ情報で記述され、前
記制御ステップでは、前記選択された定型画面及びパラ
メータを前記操作ステップにより表示するため、次のよ
うな効果を奏する。操作手順情報は定型画面種別と可変
パラメータで記述されるため、画像読取装置側は定型画
面の表示ソフトだけあればよいという効果がある。
【0277】請求項50の本発明の画像読取装置におけ
る動作指示通知方法によれば、前記操作手順情報は、操
作ステッププログラムとして記述され、前記制御ステッ
プでは、前記操作ステッププログラムを実行して前記操
作ステップにより表示すると共に前記操作ステップから
の入力を受け付けるため、次のような効果を奏する。操
作手順情報は操作プログラム自体の形で記述されるた
め、最も自由度が高く、画面構成、画面内容、画面数、
画面遷移を変えることも可能になるという効果がある。
【0278】請求項51の本発明の画像読取装置におけ
る動作指示通知方法によれば、画像読取り時の画像読取
装置自体の動作モードの設定に用いる内部処理用操作手
順情報を保持する内部処理用保持ステップを有し、前記
内部処理用操作手順情報に基づき前記操作ステップで前
記動作モードの設定を行うため、次のような効果を奏す
る。画像読取装置自体の動作モードの設定を行うための
内部処理用操作手順情報は画像読取装置内に持つため、
同じソフトで、画像読取装置自体の設定画面も外部装置
用の設定画面も表示できるという効果がある。
【0279】請求項52の本発明の画像読取装置におけ
る動作指示通知方法によれば、前記操作手順情報及び前
記内部処理用操作手順情報は、同じ形式で記述されるた
め、次のような効果を奏する。操作手順情報の扱いが簡
易化される等の効果がある。
【0280】請求項53の本発明の画像読取装置におけ
る動作指示通知方法によれば、前記画像読取ステップで
読取った画像データに基づき画像形成を行う画像形成ス
テップを有し、前記操作ステップでは、前記画像形成ス
テップで画像形成を行う複写処理の動作モードの設定が
可能であるため、次のような効果を奏する。複写時の操
作も同じ操作ステップで行うため、操作ステップの兼用
ができるという効果がある。
【0281】請求項54の本発明の画像読取装置におけ
る動作指示通知方法によれば、複写処理用操作手順情報
を保持する複写処理用保持ステップを有し、複写処理の
動作モードの設定時には前記複写処理用操作手順情報に
基づき前記操作ステップで前記動作モードの設定を行う
ため、次のような効果を奏する。複写時の操作を行うた
めの操作手順情報は画像読取装置内に持つため、同じソ
フトで、画像読取装置用の操作画面も複写機用の操作画
面も扱えるという効果がある。
【0282】請求項55の本発明の画像読取装置におけ
る動作指示通知方法によれば、前記操作手順情報及び前
記複写処理用操作手順情報は、同じ形式で記述されるた
め、次のような効果を奏する。同じソフトで、画像読取
装置用の操作画面も複写機用の操作画面も扱えるという
効果がある。
【0283】請求項56の本発明の画像読取装置におけ
る動作指示通知方法によれば、外部装置から取得した操
作手順情報を保持する外部用保持ステップを有し、前記
指定ステップで指定した外部装置に対応する操作手順情
報が前記外部用保持ステップで保持されている場合は該
外部用保持ステップの操作手順情報を用いるため、次の
ような効果を奏する。外部装置から操作手順情報を毎回
入手する必要がなくなるため、ネットワーク上の通信量
を減らすことができると共に処理時間も短くできるとい
う効果がある。
【0284】請求項57の本発明の画像読取装置におけ
る動作指示通知方法によれば、前記外部用保持ステップ
では、外部装置の種別毎に操作手順情報を保持し、前記
指定ステップで指定した外部装置の種別に対応する操作
手順情報が前記外部用保持ステップで保持されている場
合は該外部用保持ステップの操作手順情報を用いるた
め、次のような効果を奏する。外部装置から操作手順情
報を毎回入手する必要がなくなるため、ネットワーク上
の通信量を減らすことができると共に処理時間も短くで
きるという効果がある。
【0285】請求項58の本発明の画像読取装置におけ
る動作指示通知方法によれば、前記外部装置は、用紙上
に画像を形成する画像形成装置であり、該画像形成装置
で行う画像形成の動作モードを前記操作手順情報に基づ
き前記操作ステップで設定するため、次のような効果を
奏する。画像読取装置のプログラムを変えることなく、
画像を受け取る側の各種の画像形成装置の各装置固有の
様々な動作指示を、画像読取装置側で行うことができる
という効果がある。また、これに伴い、操作者が画像読
取装置と画像形成装置の間を移動する回数を減らすこと
ができると共に、画像読取装置を占有する時間を減らす
ことができるという効果がある。
【0286】請求項59の本発明の画像読取装置におけ
る動作指示通知方法によれば、前記通知ステップでは、
前記操作手順情報に基づき前記操作ステップで設定した
画像形成装置で行う画像形成の動作モードを前記指定ス
テップで指定した画像形成装置に通知するため、次のよ
うな効果を奏する。画像読取装置のプログラムを変える
ことなく、画像を受け取る側の各種の画像形成装置の各
装置固有の様々な動作指示を、画像読取装置側で行うこ
とができるという効果がある。また、これに伴い、操作
者が画像読取装置と画像形成装置の間を移動する回数を
減らすことができると共に、画像読取装置を占有する時
間を減らすことができるという効果がある。
【0287】請求項60の本発明の画像読取装置におけ
る動作指示通知方法によれば、前記動作モードの設定
は、前記画像形成装置が有する給紙段の指定を含むた
め、次のような効果を奏する。画像を受け取る側の画像
形成装置ごとに異なる給紙段の指定を、画像読取装置側
で行うことができるという効果がある。また、これに伴
い、操作者が画像読取装置と画像形成装置の間を移動す
る回数を減らすことができると共に、画像読取装置を占
有する時間を減らすことができるという効果がある。
【0288】請求項61の本発明の画像読取装置におけ
る動作指示通知方法によれば、前記動作モードの設定
は、出力した画像データを形成する部数の指定を含むた
め、次のような効果を奏する。画像を受け取る側の画像
形成装置により上限が異なる部数の指定を、画像読取装
置側で行うことができるという効果がある。また、これ
に伴い、操作者が画像読取装置と画像形成装置の間を移
動する回数を減らすことができると共に、画像読取装置
を占有する時間を減らすことができるという効果があ
る。
【0289】請求項62の本発明の画像読取装置におけ
る動作指示通知方法によれば、前記動作モードの設定
は、前記画像形成装置におけるフィニッシング処理の指
定を含むため、次のような効果を奏する。画像を受け取
る側の画像形成装置ごとに異なるフィニッシング処理の
指定を、画像読取装置側で行うことができるという効果
がある。また、これに伴い、操作者が画像読取装置と画
像形成装置の間を移動する回数を減らすことができると
共に、画像読取装置を占有する時間を減らすことができ
るという効果がある。
【0290】請求項63の本発明の画像読取装置におけ
る動作指示通知方法によれば、前記動作モードの設定
は、出力した画像データと用紙との対応関係の指定を含
むため、次のような効果を奏する。画像を受け取る側の
画像形成装置ごとに異なる画像データと用紙との対応関
係の指定を、画像読取装置側で行うことができるという
効果がある。また、これに伴い、操作者が画像読取装置
と画像形成装置の間を移動する回数を減らすことができ
ると共に、画像読取装置を占有する時間を減らすことが
できるという効果がある。
【0291】請求項64の本発明の画像読取装置におけ
る動作指示通知方法によれば、前記動作モードの設定
は、出力した画像データに対し画像形成装置で行う画像
処理の指定を含むため、次のような効果を奏する。画像
を受け取る側の画像形成装置ごとに異なる画像処理の指
定を、画像読取装置側で行うことができるという効果が
ある。また、これに伴い、操作者が画像読取装置と画像
形成装置の間を移動する回数を減らすことができると共
に、画像読取装置を占有する時間を減らすことができる
という効果がある。
【0292】請求項65の本発明の画像読取装置におけ
る動作指示通知方法によれば、前記外部装置は、画像デ
ータを保存する画像保存装置であり、該画像保存装置で
行う画像保存の動作モードを前記操作手順情報に基づき
前記操作ステップで設定するため、次のような効果を奏
する。画像読取装置のプログラムを変えることなく、画
像を受け取る側の各種の画像保存装置の各装置固有の様
々な動作指示を、画像読取装置側で行うことができると
いう効果がある。また、これに伴い、操作者が画像読取
装置と画像保存装置の間を移動する回数を減らすことが
できると共に、画像読取装置を占有する時間を減らすこ
とができるという効果がある。
【0293】請求項66の本発明の画像読取装置におけ
る動作指示通知方法によれば、前記通知ステップでは、
前記操作手順情報に基づき前記操作ステップで設定した
画像保存装置で行う画像保存の動作モードを前記指定ス
テップで指定した画像保存装置に通知するため、次のよ
うな効果を奏する。画像読取装置のプログラムを変える
ことなく、画像を受け取る側の各種の画像保存装置の各
装置固有の様々な動作指示を、画像読取装置側で行うこ
とができるという効果がある。また、これに伴い、操作
者が画像読取装置と画像保存装置の間を移動する回数を
減らすことができると共に、画像読取装置を占有する時
間を減らすことができるという効果がある。
【0294】請求項67の本発明の画像読取装置におけ
る動作指示通知方法によれば、前記動作モードの設定
は、画像保存時のファイルフォーマットの指定を含むた
め、次のような効果を奏する。画像を受け取る側の画像
保存装置ごとに異なる画像保存時のファイルフォーマッ
トの指定を、画像読取装置側で行うことができるという
効果がある。また、これに伴い、操作者が画像読取装置
と画像保存装置の間を移動する回数を減らすことができ
ると共に、画像読取装置を占有する時間を減らすことが
できるという効果がある。
【0295】請求項68の本発明の画像読取装置におけ
る動作指示通知方法によれば、前記動作モードの設定
は、画像保存先の指定を含むため、次のような効果を奏
する。画像を受け取る側の画像保存装置ごとに異なる画
像保存先の指定を、画像読取装置側で行うことができる
という効果がある。また、これに伴い、操作者が画像読
取装置と画像保存装置の間を移動する回数を減らすこと
ができると共に、画像読取装置を占有する時間を減らす
ことができるという効果がある。
【0296】請求項69の本発明の画像読取装置におけ
る動作指示通知方法によれば、画像読取ステップを有
し、画像形成装置と接続可能な画像読取装置における動
作指示通知方法であって、画像形成装置で行う画像形成
の動作モードの設定が可能な操作ステップと、画像形成
装置から取得した操作手順情報に基づき前記操作ステッ
プで設定した画像形成の動作モードを画像形成装置に通
知する通知ステップと、前記画像読取ステップで読取っ
た画像データを画像形成装置に出力し画像形成を行わせ
る制御ステップとを有するため、次のような効果を奏す
る。画像形成装置とネットワーク接続された画像読取装
置において、画像読取装置のプログラムを変えることな
く、画像を受け取る側の各種の画像形成装置の各装置固
有の様々な動作指示を、画像読取装置側で行うことがで
きるという効果がある。また、これに伴い、操作者が画
像読取装置と画像形成装置の間を移動する回数を減らす
ことができると共に、画像読取装置を占有する時間を減
らすことができるという効果がある。
【0297】請求項70の本発明の画像読取装置におけ
る動作指示通知方法によれば、画像形成装置から操作手
順情報を取得する取得ステップを有するため、次のよう
な効果を奏する。上記と同様に、画像読取装置のプログ
ラムを変えることなく、画像を受け取る側の各種の画像
形成装置の各装置固有の様々な動作指示を、画像読取装
置側で行うことができるという効果がある。また、これ
に伴い、操作者が画像読取装置と画像形成装置の間を移
動する回数を減らすことができると共に、画像読取装置
を占有する時間を減らすことができるという効果があ
る。
【0298】請求項71の本発明の画像読取装置におけ
る動作指示通知方法によれば、前記操作手順情報は、ス
クリプトで記述され、前記制御ステップでは、前記スク
リプトを解釈して前記操作ステップにより表示すると共
に前記スクリプトを解釈して前記操作ステップからの入
力を受け付けるため、次のような効果を奏する。操作手
順情報を画像形成装置に依存しない形で記述できると共
に、操作手順情報はHTML等のスクリプトで記述され
るため、画像読取装置側はスクリプトの解釈ソフトだけ
あればよいという効果がある。
【0299】請求項72の本発明の画像読取装置におけ
る動作指示通知方法によれば、前記操作手順情報は、複
数の定型画面のうち1つを選択する定型画面識別情報及
び定型画面に表示されるパラメータ情報で記述され、前
記制御ステップでは、前記選択された定型画面及びパラ
メータを前記操作ステップにより表示するため、次のよ
うな効果を奏する。操作手順情報は定型画面種別と可変
パラメータで記述されるため、画像読取装置側は定型画
面の表示ソフトだけあればよいという効果がある。
【0300】請求項73の本発明の画像読取装置におけ
る動作指示通知方法によれば、前記操作手順情報は、操
作ステッププログラムとして記述され、前記制御ステッ
プでは、前記操作ステッププログラムを実行して前記操
作ステップにより表示すると共に前記操作ステップから
の入力を受け付けるため、次のような効果を奏する。操
作手順情報は操作プログラムの形で記述されるため、最
も自由度が高く、画面構成、画面内容、画面数、画面遷
移を変えることも可能になるという効果がある。
【0301】請求項74の本発明の画像読取装置におけ
る動作指示通知方法によれば、画像読取り時の画像読取
装置自体の動作モードの設定に用いる内部処理用操作手
順情報を保持する内部処理用保持ステップを有し、前記
内部処理用操作手順情報に基づき前記操作ステップで前
記動作モードの設定を行うため、次のような効果を奏す
る。画像読取装置自体の動作モードの設定を行うための
内部処理用操作手順情報は画像読取装置内に持つため、
同じソフトで、画像読取装置自体の設定画面も画像形成
装置用の設定画面も表示できるという効果がある。
【0302】請求項75の本発明の画像読取装置におけ
る動作指示通知方法によれば、前記操作手順情報及び前
記内部処理用操作手順情報は、同じ形式で記述されるた
め、次のような効果を奏する。操作手順情報の扱いが簡
易化される等の効果がある。
【0303】請求項76の本発明の画像読取装置におけ
る動作指示通知方法によれば、前記動作モードの設定
は、前記画像形成装置が有する給紙段の指定を含むた
め、次のような効果を奏する。画像を受け取る側の画像
形成装置ごとに異なる給紙段の指定を、画像読取装置側
で行うことができるという効果がある。また、これに伴
い、操作者が画像読取装置と画像形成装置の間を移動す
る回数を減らすことができると共に、画像読取装置を占
有する時間を減らすことができるという効果がある。
【0304】請求項77の本発明の画像読取装置におけ
る動作指示通知方法によれば、前記動作モードの設定
は、出力した画像データを形成する部数の指定を含むた
め、次のような効果を奏する。画像を受け取る側の画像
形成装置により上限が異なる部数の指定を、画像読取装
置側で行うことができるという効果がある。また、これ
に伴い、操作者が画像読取装置と画像形成装置の間を移
動する回数を減らすことができると共に、画像読取装置
を占有する時間を減らすことができるという効果があ
る。
【0305】請求項78の本発明の画像読取装置におけ
る動作指示通知方法によれば、前記動作モードの設定
は、前記画像形成装置におけるフィニッシング処理の指
定を含むため、次のような効果を奏する。画像を受け取
る側の画像形成装置ごとに異なるフィニッシング処理の
指定を、画像読取装置側で行うことができるという効果
がある。また、これに伴い、操作者が画像読取装置と画
像形成装置の間を移動する回数を減らすことができると
共に、画像読取装置を占有する時間を減らすことができ
るという効果がある。
【0306】請求項79の本発明の画像読取装置におけ
る動作指示通知方法によれば、前記動作モードの設定
は、出力した画像データと用紙との対応関係の指定を含
むため、次のような効果を奏する。画像を受け取る側の
画像形成装置ごとに異なる画像データと用紙との対応関
係の指定を、画像読取装置側で行うことができるという
効果がある。また、これに伴い、操作者が画像読取装置
と画像形成装置の間を移動する回数を減らすことができ
ると共に、画像読取装置を占有する時間を減らすことが
できるという効果がある。
【0307】請求項80の本発明の画像読取装置におけ
る動作指示通知方法によれば、前記動作モードの設定
は、出力した画像データに対し画像形成装置で行う画像
処理の指定を含むため、次のような効果を奏する。画像
を受け取る側の画像形成装置ごとに異なる画像処理の指
定を、画像読取装置側で行うことができるという効果が
ある。また、これに伴い、操作者が画像読取装置と画像
形成装置の間を移動する回数を減らすことができると共
に、画像読取装置を占有する時間を減らすことができる
という効果がある。
【0308】請求項81の本発明の画像読取装置におけ
る動作指示通知方法によれば、前記制御ステップでは、
画像データを複数のパケットにより不連続に出力するた
め、次のような効果を奏する。送り先毎に変わりうる様
々な送り先側の処理を画像読取装置側で指定できるとい
う効果がある。
【0309】請求項82の本発明の画像読取装置におけ
る動作指示通知方法によれば、前記制御ステップでは、
画像データをネットワーク接続された画像表示装置等の
装置に出力可能であるため、次のような効果を奏する。
画像読取装置のプログラムを変えることなく、画像を受
け取る側の画像表示装置等の外部装置の各装置固有の様
々な動作指示を、画像読取装置側で行うことができると
いう効果がある。また、これに伴い、操作者が画像読取
装置と画像表示装置等の外部装置の間を移動する回数を
減らすことができると共に、画像読取装置を占有する時
間を減らすことができるという効果がある。
【0310】請求項83の本発明の画像読取装置におけ
る動作指示通知方法によれば、前記制御ステップでは、
画像データをユーザIDと予め対応付けられたネットワ
ーク接続された装置に出力可能であるため、次のような
効果を奏する。ユーザIDの入力により送り先を間接的
に指示する場合でも、画像読取装置のプログラムを変え
ることなく、画像を受け取る側の各種の外部装置の各装
置固有の様々な動作指示を、画像読取装置側で行うこと
ができるという効果がある。また、これに伴い、操作者
が画像読取装置と外部装置の間を移動する回数を減らす
ことができると共に、画像読取装置を占有する時間を減
らすことができるという効果がある。
【0311】請求項84の本発明の画像読取装置におけ
る動作指示通知方法によれば、前記スクリプトは、HT
ML等のスクリプトであるため、次のような効果を奏す
る。操作手順情報を外部装置に依存しない形で記述でき
ると共に、操作手順情報はHTML等のスクリプトで記
述されるため、画像読取装置側はスクリプトの解釈ソフ
トだけあればよいという効果がある。
【0312】請求項85の本発明の画像読取装置におけ
る動作指示通知方法によれば、前記フィニッシング処理
とは、用紙を1部毎に並べ替えるソート処理、ソートさ
れた用紙をステープルするステープル処理、ソートされ
た用紙を糊付けして綴じる処理、ソートされた用紙を折
る処理等であるため、次のような効果を奏する。画像を
受け取る側の画像形成装置ごとに異なるフィニッシング
処理、即ち、ソート処理やステープル処理やバインド処
理等の指定を、画像読取装置側で行うことができるとい
う効果がある。また、これに伴い、操作者が画像読取装
置と画像形成装置の間を移動する回数を減らすことがで
きると共に、画像読取装置を占有する時間を減らすこと
ができるという効果がある。
【0313】請求項86の本発明の画像読取装置におけ
る動作指示通知方法によれば、前記出力した画像データ
と用紙との対応関係とは、用紙の表面及び裏面に各々画
像を対応させる両面複写、1枚の用紙に複数枚の画像を
並べて対応させる複写等を含むため、次のような効果を
奏する。画像を受け取る側の画像形成装置ごとに異なる
両面複写等の指定を、画像読取装置側で行うことができ
るという効果がある。また、これに伴い、操作者が画像
読取装置と画像形成装置の間を移動する回数を減らすこ
とができると共に、画像読取装置を占有する時間を減ら
すことができるという効果がある。
【0314】請求項87の本発明の画像読取装置におけ
る動作指示通知方法によれば、フィルムプロジェクタ機
能を有する複写機、フィルムスキャナ、デジタルカメラ
等に適用可能であるため、次のような効果を奏する。フ
ィルムプロジェクタ機能を有する複写機、フィルムスキ
ャナ、デジタルカメラ等がネットワーク接続されたシス
テムにおいても、これら複写機等の装置のプログラムを
変えることなく、画像を受け取る側の外部装置(各種の
コンピュータや各種の画像形成装置)の各装置固有の様
々な動作指示を、画像読取装置側で行うことができると
いう効果がある。また、これに伴い、操作者が上記複写
機等の装置と外部装置(コンピュータや画像形成装置)
の間を移動する回数を減らすことができると共に、上記
複写機等の装置を占有する時間を減らすことができると
いう効果がある。
【0315】請求項88の本発明の画像読取装置におけ
る動作指示通知方法によれば、ローカルエリアネットワ
ークで接続されたシステムに適用可能であるため、次の
ような効果を奏する。ローカルエリアネットワークで接
続されたシステムにおいても、画像読取装置のプログラ
ムを変えることなく、画像を受け取る側の外部装置(各
種のコンピュータや各種の画像形成装置)の各装置固有
の様々な動作指示を、画像読取装置側で行うことができ
るという効果がある。また、これに伴い、操作者が画像
読取装置と外部装置(コンピュータや画像形成装置)の
間を移動する回数を減らすことができると共に、画像読
取装置を占有する時間を減らすことができるという効果
がある。
【0316】請求項89の本発明の画像読取装置におけ
る動作指示通知方法によれば、ワイドエリアネットワー
クで接続されたシステムに適用可能であるため、次のよ
うな効果を奏する。ワイドエリアネットワークで接続さ
れたシステムにおいても、画像読取装置のプログラムを
変えることなく、画像を受け取る側の外部装置(各種の
コンピュータや各種の画像形成装置)の各装置固有の様
々な動作指示を、画像読取装置側で行うことができると
いう効果がある。また、これに伴い、操作者が画像読取
装置と外部装置(コンピュータや画像形成装置)の間を
移動する回数を減らすことができると共に、画像読取装
置を占有する時間を減らすことができるという効果があ
る。
【0317】請求項90の本発明の画像読取装置におけ
る動作指示通知方法によれば、インターネットを介して
接続されたシステムに適用可能であるため、次のような
効果を奏する。インターネットを介して接続されたシス
テムにおいても、画像読取装置のプログラムを変えるこ
となく、画像を受け取る側の外部装置(各種のコンピュ
ータや各種の画像形成装置)の各装置固有の様々な動作
指示を、画像読取装置側で行うことができるという効果
がある。また、これに伴い、操作者が画像読取装置と外
部装置(コンピュータや画像形成装置)の間を移動する
回数を減らすことができると共に、画像読取装置を占有
する時間を減らすことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るネットワーク
複写機の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るネットワーク
複写機及びコンピュータを備えたシステムの構成を示す
ブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るネットワーク
複写機の操作部とデジタイザの外観構成を示す説明図で
ある。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るネットワーク
複写機の制御の流れを示すフローチャートである。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係るネットワーク
複写機の制御の流れを示すフローチャートである。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係るネットワーク
複写機の制御の流れを示すフローチャートである。
【図7】本発明の第1の実施の形態に係るネットワーク
複写機をスキャナとして使用する場合の操作の流れを示
すフローチャートである。
【図8】本発明の第1の実施の形態に係るネットワーク
複写機をスキャナとして使用する場合の操作の流れを示
すフローチャートである。
【図9】本発明の第1の実施の形態に係るネットワーク
複写機をスキャナとして使用する場合の操作の流れを示
すフローチャートである。
【図10】本発明の第1の実施の形態に係るネットワー
ク複写機をネットワーク複写機として使用する場合の操
作の流れを示すフローチャートである。
【図11】本発明の第1の実施の形態に係るネットワー
ク複写機をネットワーク複写機として使用する場合の操
作の流れを示すフローチャートである。
【図12】本発明の第1の実施の形態に係るネットワー
ク複写機をネットワーク複写機として使用する場合の操
作の流れを示すフローチャートである。
【図13】本発明の第1の実施の形態に係るネットワー
ク複写機をスタンドアロン複写機として使用する場合の
操作の流れを示すフローチャートである。
【図14】本発明の第1の実施の形態に係るネットワー
ク複写機をスタンドアロン複写機として使用する場合の
操作の流れを示すフローチャートである。
【図15】本発明の第1の実施の形態に係る送り先のコ
ンピュータやネットワーク複写機から得る操作手順情報
の説明図である。
【図16】本発明の第1の実施の形態に係る送り先のコ
ンピュータやネットワーク複写機から得る操作手順情報
の説明図である。
【図17】本発明の第1の実施の形態に係る送り先のコ
ンピュータやネットワーク複写機から得る操作手順情報
の説明図である。
【図18】本発明の第1の実施の形態に係るネットワー
ク上を流れるデータの様子を示す説明図である。
【図19】本発明の第2の実施の形態に係るネットワー
ク複写機の構成を示すブロック図である。
【図20】本発明の第2の実施の形態に係るネットワー
ク複写機の制御の流れを示すフローチャートである。
【図21】本発明の第2の実施の形態に係るネットワー
ク複写機の制御の流れを示すフローチャートである。
【図22】本発明の第2の実施の形態に係るネットワー
ク複写機の制御の流れを示すフローチャートである。
【図23】本発明の第3の実施の形態に係る操作画面の
定型画面(テンプレート)の説明図である。
【図24】本発明の第3の実施の形態に係る操作画面の
定型画面(テンプレート)の説明図である。
【図25】本発明の第3の実施の形態に係る操作手順情
報の形態の説明図である。
【図26】本発明の第3の実施の形態に係る操作手順情
報の形態の説明図である。
【図27】本発明の第3の実施の形態に係る操作手順情
報の形態の説明図である。
【図28】本発明の第3の実施の形態に係る操作手順情
報の形態の説明図である。
【図29】本発明の第3の実施の形態に係るネットワー
ク複写機の制御の流れを示すフローチャートである。
【図30】本発明の第3の実施の形態に係るネットワー
ク複写機の制御の流れを示すフローチャートである。
【図31】本発明の第3の実施の形態に係るネットワー
ク複写機の制御の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1−1、1−2、1−3 ネットワーク複写機 2−1、2−2、2−3、2−4 コンピュータ 3 ネットワーク 4 外部通信回路 5 制御部 7 デジタイザ 9 画像メモリ 12 スキャナ部 15 プリンタ部

Claims (90)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像読取手段を有し、複数の外部装置と
    ネットワークを介して通信可能な画像読取装置であっ
    て、 外部装置の動作モードの設定が可能な操作手段と、指定
    した外部装置から取得した操作手順情報に基づき前記操
    作手段で設定した外部装置の動作モードを指定した外部
    装置に通知する通知手段と、前記画像読取手段で読取っ
    た画像データを指定した外部装置に出力する制御手段と
    を有することを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の外部装置のうち所望の外部装
    置を指定する指定手段と、指定した外部装置から操作手
    順情報を取得する取得手段とを有することを特徴とする
    請求項1記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記操作手順情報は、スクリプトで記述
    され、前記制御手段は、前記スクリプトを解釈して前記
    操作手段に表示すると共に前記スクリプトを解釈して前
    記操作手段からの入力を受け付けることを特徴とする請
    求項1又は2記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記操作手順情報は、複数の定型画面の
    うち1つを選択する定型画面識別情報及び定型画面に表
    示されるパラメータ情報で記述され、前記制御手段は、
    前記選択された定型画面及びパラメータを前記操作手段
    に表示することを特徴とする請求項1又は2記載の画像
    読取装置。
  5. 【請求項5】 前記操作手順情報は、操作手段プログラ
    ムとして記述され、前記制御手段は、前記操作手段プロ
    グラムを実行して前記操作手段に表示すると共に前記操
    作手段からの入力を受け付けることを特徴とする請求項
    1又は2記載の画像読取装置。
  6. 【請求項6】 画像読取り時の画像読取装置自体の動作
    モードの設定に用いる内部処理用操作手順情報を保持す
    る内部処理用保持手段を有し、前記内部処理用操作手順
    情報に基づき前記操作手段で前記動作モードの設定を行
    うことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の画
    像読取装置。
  7. 【請求項7】 前記操作手順情報及び前記内部処理用操
    作手順情報は、同じ形式で記述されることを特徴とする
    請求項6記載の画像読取装置。
  8. 【請求項8】 前記画像読取手段で読取った画像データ
    に基づき画像形成を行う画像形成手段を有し、前記操作
    手段は、前記画像形成手段で画像形成を行う複写処理の
    動作モードの設定が可能であることを特徴とする請求項
    1乃至7の何れかに記載の画像読取装置。
  9. 【請求項9】 複写処理用操作手順情報を保持する複写
    処理用保持手段を有し、複写処理の動作モードの設定時
    には前記複写処理用操作手順情報に基づき前記操作手段
    で前記動作モードの設定を行うことを特徴とする請求項
    8記載の画像読取装置。
  10. 【請求項10】 前記操作手順情報及び前記複写処理用
    操作手順情報は、同じ形式で記述されることを特徴とす
    る請求項9記載の画像読取装置。
  11. 【請求項11】 外部装置から取得した操作手順情報を
    保持する外部用保持手段を有し、前記指定手段で指定し
    た外部装置に対応する操作手順情報が前記外部用保持手
    段に保持されている場合は該外部用保持手段の操作手順
    情報を用いることを特徴とする請求項1乃至10の何れ
    かに記載の画像読取装置。
  12. 【請求項12】 前記外部用保持手段は、外部装置の種
    別毎に操作手順情報を保持し、前記指定手段で指定した
    外部装置の種別に対応する操作手順情報が前記外部用保
    持手段に保持されている場合は該外部用保持手段の操作
    手順情報を用いることを特徴とする請求項11記載の画
    像読取装置。
  13. 【請求項13】 前記外部装置は、用紙上に画像を形成
    する画像形成装置であり、該画像形成装置で行う画像形
    成の動作モードを前記操作手順情報に基づき前記操作手
    段で設定することを特徴とする請求項1乃至12の何れ
    かに記載の画像読取装置。
  14. 【請求項14】 前記通知手段は、前記操作手順情報に
    基づき前記操作手段で設定した画像形成装置で行う画像
    形成の動作モードを前記指定手段で指定した画像形成装
    置に通知することを特徴とする請求項13記載の画像読
    取装置。
  15. 【請求項15】 前記動作モードの設定は、前記画像形
    成装置が有する給紙段の指定を含むことを特徴とする請
    求項13又は14記載の画像読取装置。
  16. 【請求項16】 前記動作モードの設定は、出力した画
    像データを形成する部数の指定を含むことを特徴とする
    請求項13又は14記載の画像読取装置。
  17. 【請求項17】 前記動作モードの設定は、前記画像形
    成装置におけるフィニッシング処理の指定を含むことを
    特徴とする請求項13又は14記載の画像読取装置。
  18. 【請求項18】 前記動作モードの設定は、出力した画
    像データと用紙との対応関係の指定を含むことを特徴と
    する請求項13又は14記載の画像読取装置。
  19. 【請求項19】 前記動作モードの設定は、出力した画
    像データに対し画像形成装置で行う画像処理の指定を含
    むことを特徴とする請求項13又は14記載の画像読取
    装置。
  20. 【請求項20】 前記外部装置は、画像データを保存す
    る画像保存装置であり、該画像保存装置で行う画像保存
    の動作モードを前記操作手順情報に基づき前記操作手段
    で設定することを特徴とする請求項1乃至12の何れか
    に記載の画像読取装置。
  21. 【請求項21】 前記通知手段は、前記操作手順情報に
    基づき前記操作手段で設定した画像保存装置で行う画像
    保存の動作モードを前記指定手段で指定した画像保存装
    置に通知することを特徴とする請求項20記載の画像読
    取装置。
  22. 【請求項22】 前記動作モードの設定は、画像保存時
    のファイルフォーマットの指定を含むことを特徴とする
    請求項20又は21記載の画像読取装置。
  23. 【請求項23】 前記動作モードの設定は、画像保存先
    の指定を含むことを特徴とする請求項20又は21記載
    の画像読取装置。
  24. 【請求項24】 画像読取手段を有し、画像形成装置と
    接続可能な画像読取装置であって、 画像形成装置で行う画像形成の動作モードの設定が可能
    な操作手段と、画像形成装置から取得した操作手順情報
    に基づき前記操作手段で設定した画像形成の動作モード
    を画像形成装置に通知する通知手段と、前記画像読取手
    段で読取った画像データを画像形成装置に出力し画像形
    成を行わせる制御手段とを有することを特徴とする画像
    読取装置。
  25. 【請求項25】 画像形成装置から操作手順情報を取得
    する取得手段を有することを特徴とする請求項24記載
    の画像読取装置。
  26. 【請求項26】 前記操作手順情報は、スクリプトで記
    述され、前記制御手段は、前記スクリプトを解釈して前
    記操作手段に表示すると共に前記スクリプトを解釈して
    前記操作手段からの入力を受け付けることを特徴とする
    請求項24又は25記載の画像読取装置。
  27. 【請求項27】 前記操作手順情報は、複数の定型画面
    のうち1つを選択する定型画面識別情報及び定型画面に
    表示されるパラメータ情報で記述され、前記制御手段
    は、前記選択された定型画面及びパラメータを前記操作
    手段に表示することを特徴とする請求項24又は25記
    載の画像読取装置。
  28. 【請求項28】 前記操作手順情報は、操作手段プログ
    ラムとして記述され、前記制御手段は、前記操作手段プ
    ログラムを実行して前記操作手段に表示すると共に前記
    操作手段からの入力を受け付けることを特徴とする請求
    項24又は25記載の画像読取装置。
  29. 【請求項29】 画像読取り時の画像読取装置自体の動
    作モードの設定に用いる内部処理用操作手順情報を保持
    する内部処理用保持手段を有し、前記内部処理用操作手
    順情報に基づき前記操作手段で前記動作モードの設定を
    行うことを特徴とする請求項24乃至28の何れかに記
    載の画像読取装置。
  30. 【請求項30】 前記操作手順情報及び前記内部処理用
    操作手順情報は、同じ形式で記述されることを特徴とす
    る請求項29記載の画像読取装置。
  31. 【請求項31】 前記動作モードの設定は、前記画像形
    成装置が有する給紙段の指定を含むことを特徴とする請
    求項24乃至30の何れかに記載の画像読取装置。
  32. 【請求項32】 前記動作モードの設定は、出力した画
    像データを形成する部数の指定を含むことを特徴とする
    請求項24乃至30の何れかに記載の画像読取装置。
  33. 【請求項33】 前記動作モードの設定は、前記画像形
    成装置におけるフィニッシング処理の指定を含むことを
    特徴とする請求項24乃至30の何れかに記載の画像読
    取装置。
  34. 【請求項34】 前記動作モードの設定は、出力した画
    像データと用紙との対応関係の指定を含むことを特徴と
    する請求項24乃至30の何れかに記載の画像読取装
    置。
  35. 【請求項35】 前記動作モードの設定は、出力した画
    像データに対し画像形成装置で行う画像処理の指定を含
    むことを特徴とする請求項24乃至30の何れかに記載
    の画像読取装置。
  36. 【請求項36】 前記制御手段は、画像データを複数の
    パケットにより不連続に出力することを特徴とする請求
    項1又は24記載の画像読取装置。
  37. 【請求項37】 前記制御手段は、画像データをネット
    ワーク接続された画像表示装置等の装置に出力可能であ
    ることを特徴とする請求項1又は24記載の画像読取装
    置。
  38. 【請求項38】 前記制御手段は、画像データをユーザ
    IDと予め対応付けられたネットワーク接続された装置
    に出力可能であることを特徴とする請求項1又は24記
    載の画像読取装置。
  39. 【請求項39】 前記スクリプトは、HTML等のスク
    リプトであることを特徴とする請求項3又は26記載の
    画像読取装置。
  40. 【請求項40】 前記フィニッシング処理とは、用紙を
    1部毎に並べ替えるソート処理、ソートされた用紙をス
    テープルするステープル処理、ソートされた用紙を糊付
    けして綴じる処理、ソートされた用紙を折る処理等であ
    ることを特徴とする請求項17又は33記載の画像読取
    装置。
  41. 【請求項41】 前記出力した画像データと用紙との対
    応関係とは、用紙の表面及び裏面に各々画像を対応させ
    る両面複写、1枚の用紙に複数枚の画像を並べて対応さ
    せる複写等を含むことを特徴とする請求項18又は34
    記載の画像読取装置。
  42. 【請求項42】 フィルムプロジェクタ機能を有する複
    写機、フィルムスキャナ、デジタルカメラ等に適用可能
    であることを特徴とする請求項1乃至41の何れかに記
    載の画像読取装置。
  43. 【請求項43】 ローカルエリアネットワークで接続さ
    れたシステムに適用可能であることを特徴とする請求項
    1乃至42の何れかに記載の画像読取装置。
  44. 【請求項44】 ワイドエリアネットワークで接続され
    たシステムに適用可能であることを特徴とする請求項1
    乃至42の何れかに記載の画像読取装置。
  45. 【請求項45】 インターネットを介して接続されたシ
    ステムに適用可能であることを特徴とする請求項1乃至
    42の何れかに記載の画像読取装置。
  46. 【請求項46】 画像読取ステップを有し、複数の外部
    装置とネットワークを介して通信可能な画像読取装置に
    おける動作指示通知方法であって、 外部装置の動作モードの設定が可能な操作ステップと、
    指定した外部装置から取得した操作手順情報に基づき前
    記操作ステップで設定した外部装置の動作モードを指定
    した外部装置に通知する通知ステップと、前記画像読取
    ステップで読取った画像データを指定した外部装置に出
    力する制御ステップとを有することを特徴とする画像読
    取装置における動作指示通知方法。
  47. 【請求項47】 前記複数の外部装置のうち所望の外部
    装置を指定する指定ステップと、指定した外部装置から
    操作手順情報を取得する取得ステップとを有することを
    特徴とする請求項46記載の画像読取装置における動作
    指示通知方法。
  48. 【請求項48】 前記操作手順情報は、スクリプトで記
    述され、前記制御ステップでは、前記スクリプトを解釈
    して前記操作ステップにより表示すると共に前記スクリ
    プトを解釈して前記操作ステップからの入力を受け付け
    ることを特徴とする請求項46又は47記載の画像読取
    装置における動作指示通知方法。
  49. 【請求項49】 前記操作手順情報は、複数の定型画面
    のうち1つを選択する定型画面識別情報及び定型画面に
    表示されるパラメータ情報で記述され、前記制御ステッ
    プでは、前記選択された定型画面及びパラメータを前記
    操作ステップにより表示することを特徴とする請求項4
    6又は47記載の画像読取装置における動作指示通知方
    法。
  50. 【請求項50】 前記操作手順情報は、操作ステッププ
    ログラムとして記述され、前記制御ステップでは、前記
    操作ステッププログラムを実行して前記操作ステップに
    より表示すると共に前記操作ステップからの入力を受け
    付けることを特徴とする請求項46又は47記載の画像
    読取装置における動作指示通知方法。
  51. 【請求項51】 画像読取り時の画像読取装置自体の動
    作モードの設定に用いる内部処理用操作手順情報を保持
    する内部処理用保持ステップを有し、前記内部処理用操
    作手順情報に基づき前記操作ステップで前記動作モード
    の設定を行うことを特徴とする請求項46乃至50の何
    れかに記載の画像読取装置における動作指示通知方法。
  52. 【請求項52】 前記操作手順情報及び前記内部処理用
    操作手順情報は、同じ形式で記述されることを特徴とす
    る請求項51記載の画像読取装置における動作指示通知
    方法。
  53. 【請求項53】 前記画像読取ステップで読取った画像
    データに基づき画像形成を行う画像形成ステップを有
    し、前記操作ステップでは、前記画像形成ステップで画
    像形成を行う複写処理の動作モードの設定が可能である
    ことを特徴とする請求項46乃至52の何れかに記載の
    画像読取装置における動作指示通知方法。
  54. 【請求項54】 複写処理用操作手順情報を保持する複
    写処理用保持ステップを有し、複写処理の動作モードの
    設定時には前記複写処理用操作手順情報に基づき前記操
    作ステップで前記動作モードの設定を行うことを特徴と
    する請求項53記載の画像読取装置における動作指示通
    知方法。
  55. 【請求項55】 前記操作手順情報及び前記複写処理用
    操作手順情報は、同じ形式で記述されることを特徴とす
    る請求項54記載の画像読取装置における動作指示通知
    方法。
  56. 【請求項56】 外部装置から取得した操作手順情報を
    保持する外部用保持ステップを有し、前記指定ステップ
    で指定した外部装置に対応する操作手順情報が前記外部
    用保持ステップで保持されている場合は該外部用保持ス
    テップの操作手順情報を用いることを特徴とする請求項
    46乃至55の何れかに記載の画像読取装置における動
    作指示通知方法。
  57. 【請求項57】 前記外部用保持ステップでは、外部装
    置の種別毎に操作手順情報を保持し、前記指定ステップ
    で指定した外部装置の種別に対応する操作手順情報が前
    記外部用保持ステップで保持されている場合は該外部用
    保持ステップの操作手順情報を用いることを特徴とする
    請求項56記載の画像読取装置における動作指示通知方
    法。
  58. 【請求項58】 前記外部装置は、用紙上に画像を形成
    する画像形成装置であり、該画像形成装置で行う画像形
    成の動作モードを前記操作手順情報に基づき前記操作ス
    テップで設定することを特徴とする請求項46乃至57
    の何れかに記載の画像読取装置における動作指示通知方
    法。
  59. 【請求項59】 前記通知ステップでは、前記操作手順
    情報に基づき前記操作ステップで設定した画像形成装置
    で行う画像形成の動作モードを前記指定ステップで指定
    した画像形成装置に通知することを特徴とする請求項5
    8記載の画像読取装置における動作指示通知方法。
  60. 【請求項60】 前記動作モードの設定は、前記画像形
    成装置が有する給紙段の指定を含むことを特徴とする請
    求項58又は59記載の画像読取装置における動作指示
    通知方法。
  61. 【請求項61】 前記動作モードの設定は、出力した画
    像データを形成する部数の指定を含むことを特徴とする
    請求項58又は59記載の画像読取装置における動作指
    示通知方法。
  62. 【請求項62】 前記動作モードの設定は、前記画像形
    成装置におけるフィニッシング処理の指定を含むことを
    特徴とする請求項58又は59記載の画像読取装置にお
    ける動作指示通知方法。
  63. 【請求項63】 前記動作モードの設定は、出力した画
    像データと用紙との対応関係の指定を含むことを特徴と
    する請求項58又は59記載の画像読取装置における動
    作指示通知方法。
  64. 【請求項64】 前記動作モードの設定は、出力した画
    像データに対し画像形成装置で行う画像処理の指定を含
    むことを特徴とする請求項58又は59記載の画像読取
    装置における動作指示通知方法。
  65. 【請求項65】 前記外部装置は、画像データを保存す
    る画像保存装置であり、該画像保存装置で行う画像保存
    の動作モードを前記操作手順情報に基づき前記操作ステ
    ップで設定することを特徴とする請求項46乃至57の
    何れかに記載の画像読取装置における動作指示通知方
    法。
  66. 【請求項66】 前記通知ステップでは、前記操作手順
    情報に基づき前記操作ステップで設定した画像保存装置
    で行う画像保存の動作モードを前記指定ステップで指定
    した画像保存装置に通知することを特徴とする請求項6
    5記載の画像読取装置における動作指示通知方法。
  67. 【請求項67】 前記動作モードの設定は、画像保存時
    のファイルフォーマットの指定を含むことを特徴とする
    請求項65又は66記載の画像読取装置における動作指
    示通知方法。
  68. 【請求項68】 前記動作モードの設定は、画像保存先
    の指定を含むことを特徴とする請求項65又は66記載
    の画像読取装置における動作指示通知方法。
  69. 【請求項69】 画像読取ステップを有し、画像形成装
    置と接続可能な画像読取装置における動作指示通知方法
    であって、 画像形成装置で行う画像形成の動作モードの設定が可能
    な操作ステップと、画像形成装置から取得した操作手順
    情報に基づき前記操作ステップで設定した画像形成の動
    作モードを画像形成装置に通知する通知ステップと、前
    記画像読取ステップで読取った画像データを画像形成装
    置に出力し画像形成を行わせる制御ステップとを有する
    ことを特徴とする画像読取装置における動作指示通知方
    法。
  70. 【請求項70】 画像形成装置から操作手順情報を取得
    する取得ステップを有することを特徴とする請求項69
    記載の画像読取装置における動作指示通知方法。
  71. 【請求項71】 前記操作手順情報は、スクリプトで記
    述され、前記制御ステップでは、前記スクリプトを解釈
    して前記操作ステップにより表示すると共に前記スクリ
    プトを解釈して前記操作ステップからの入力を受け付け
    ることを特徴とする請求項69又は70記載の画像読取
    装置における動作指示通知方法。
  72. 【請求項72】 前記操作手順情報は、複数の定型画面
    のうち1つを選択する定型画面識別情報及び定型画面に
    表示されるパラメータ情報で記述され、前記制御ステッ
    プでは、前記選択された定型画面及びパラメータを前記
    操作ステップにより表示することを特徴とする請求項6
    9又は70記載の画像読取装置における動作指示通知方
    法。
  73. 【請求項73】 前記操作手順情報は、操作ステッププ
    ログラムとして記述され、前記制御ステップでは、前記
    操作ステッププログラムを実行して前記操作ステップに
    より表示すると共に前記操作ステップからの入力を受け
    付けることを特徴とする請求項69又は70記載の画像
    読取装置における動作指示通知方法。
  74. 【請求項74】 画像読取り時の画像読取装置自体の動
    作モードの設定に用いる内部処理用操作手順情報を保持
    する内部処理用保持ステップを有し、前記内部処理用操
    作手順情報に基づき前記操作ステップで前記動作モード
    の設定を行うことを特徴とする請求項69乃至73の何
    れかに記載の画像読取装置における動作指示通知方法。
  75. 【請求項75】 前記操作手順情報及び前記内部処理用
    操作手順情報は、同じ形式で記述されることを特徴とす
    る請求項74記載の画像読取装置における動作指示通知
    方法。
  76. 【請求項76】 前記動作モードの設定は、前記画像形
    成装置が有する給紙段の指定を含むことを特徴とする請
    求項69乃至75の何れかに記載の画像読取装置におけ
    る動作指示通知方法。
  77. 【請求項77】 前記動作モードの設定は、出力した画
    像データを形成する部数の指定を含むことを特徴とする
    請求項69乃至75の何れかに記載の画像読取装置にお
    ける動作指示通知方法。
  78. 【請求項78】 前記動作モードの設定は、前記画像形
    成装置におけるフィニッシング処理の指定を含むことを
    特徴とする請求項69乃至75の何れかに記載の画像読
    取装置における動作指示通知方法。
  79. 【請求項79】 前記動作モードの設定は、出力した画
    像データと用紙との対応関係の指定を含むことを特徴と
    する請求項69乃至75の何れかに記載の画像読取装置
    における動作指示通知方法。
  80. 【請求項80】 前記動作モードの設定は、出力した画
    像データに対し画像形成装置で行う画像処理の指定を含
    むことを特徴とする請求項69乃至75の何れかに記載
    の画像読取装置における動作指示通知方法。
  81. 【請求項81】 前記制御ステップでは、画像データを
    複数のパケットにより不連続に出力することを特徴とす
    る請求項46又は69記載の画像読取装置における動作
    指示通知方法。
  82. 【請求項82】 前記制御ステップでは、画像データを
    ネットワーク接続された画像表示装置等の装置に出力可
    能であることを特徴とする請求項46又は69記載の画
    像読取装置における動作指示通知方法。
  83. 【請求項83】 前記制御ステップでは、画像データを
    ユーザIDと予め対応付けられたネットワーク接続され
    た装置に出力可能であることを特徴とする請求項46又
    は69記載の画像読取装置における動作指示通知方法。
  84. 【請求項84】 前記スクリプトは、HTML等のスク
    リプトであることを特徴とする請求項48又は71記載
    の画像読取装置における動作指示通知方法。
  85. 【請求項85】 前記フィニッシング処理とは、用紙を
    1部毎に並べ替えるソート処理、ソートされた用紙をス
    テープルするステープル処理、ソートされた用紙を糊付
    けして綴じる処理、ソートされた用紙を折る処理等であ
    ることを特徴とする請求項62又は78記載の画像読取
    装置における動作指示通知方法。
  86. 【請求項86】 前記出力した画像データと用紙との対
    応関係とは、用紙の表面及び裏面に各々画像を対応させ
    る両面複写、1枚の用紙に複数枚の画像を並べて対応さ
    せる複写等を含むことを特徴とする請求項63又は79
    記載の画像読取装置における動作指示通知方法。
  87. 【請求項87】 フィルムプロジェクタ機能を有する複
    写機、フィルムスキャナ、デジタルカメラ等に適用可能
    であることを特徴とする請求項46乃至86の何れかに
    記載の画像読取装置における動作指示通知方法。
  88. 【請求項88】 ローカルエリアネットワークで接続さ
    れたシステムに適用可能であることを特徴とする請求項
    46乃至87の何れかに記載の画像読取装置における動
    作指示通知方法。
  89. 【請求項89】 ワイドエリアネットワークで接続され
    たシステムに適用可能であることを特徴とする請求項4
    6乃至87の何れかに記載の画像読取装置における動作
    指示通知方法。
  90. 【請求項90】 インターネットを介して接続されたシ
    ステムに適用可能であることを特徴とする請求項46乃
    至87の何れかに記載の画像読取装置における動作指示
    通知方法。
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