JPH11275286A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JPH11275286A
JPH11275286A JP10073638A JP7363898A JPH11275286A JP H11275286 A JPH11275286 A JP H11275286A JP 10073638 A JP10073638 A JP 10073638A JP 7363898 A JP7363898 A JP 7363898A JP H11275286 A JPH11275286 A JP H11275286A
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Toshitaka Osanai
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、外出先で画情報を受信したことを
速やかに知ることができる上に、画像メモリに蓄積され
た画情報を指定された転送先にそのまま迅速、かつ確実
に転送することができ、さらに、記録紙が無駄に消費さ
れるのを防止することができる通信装置を提供するもの
である。 【解決手段】 オペレータの不在時に留守モードを設定
し、この留守モード設定時に画情報を受信したとき、画
情報を画像メモリ8に蓄積した後、画情報を受信したこ
とをダイヤルメモリ11に格納された電話番号の携帯電話
5に報知し、携帯電話5から画情報の転送先を指定する
信号が入力したときに、指定された転送先のファクシミ
リ装置4に画情報を送信するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信装置に関し、
詳しくは、画情報を受信したことを即時に通信端末に報
告して指定された転送先に転送することができる通信装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時のファクシミリ装置等の通信装置に
あっては、オペレータの不在時等に画情報の受信が行な
われると、この画情報を指定された相手先の通信装置に
転送する機能を有するものがあり、このような機能を有
するファクシミリ装置として、例えば、実公平7−18
208号公報に記載されたようなものが知られている。
【0003】このものは、電話回線とファクシミリ装置
とを結合する入/出力部と、ファクシミリ送受信プログ
ラム等を記憶する記憶部と、ファクシミリ受信の記録印
字を行なう記録部と、送信原稿を読み取る読取部と、前
記入/出力部、記憶部、記憶部および読取部を夫々制御
する制御部と、を有し、電話回線を介しての指令により
前記記録部で印字した受信紙を送信口に移送すべく移動
する受信スタッカと、前記記憶部に記憶されている転送
先の電話番号を呼出してポーリング送信するポーリング
制御部を設けたものから構成されている。
【0004】このものは、外出先等の電話からファクシ
ミリ装置を呼出して画情報を受信したことが確認される
と、記録部で印字した受信紙を送信口に移送して読取部
で読み取った後、この画情報を転送先のファクシミリ装
置に転送するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のファクシミリ装置にあっては、受信があった
ことを外出先から確認しなければならないため、受信が
あったことを速やかに確認するためにはファクシミリ装
置に頻繁に電話をする必要があり、確認作業が大変煩わ
しいものとなってしまうとともに、確認のための電話を
しなければ受信があったことを確認することができない
上に、外出先から転送の指示を行なわないと受信した画
情報を受取ることができないため、受信した画情報を転
送先で速やかに、かつ確実に受取ることができないとい
う問題があった。
【0006】また、受信した画情報を一旦記録紙に記録
した後、転送先に転送する際にはこの記録紙を読取部に
より再度読み取って転送しなければならないため、画情
報が劣化する上に、送信元の記録紙が無駄に消費されて
しまうという問題があった。そこで本発明は、外出先で
画情報を受信したことを速やかに知ることができる上
に、画像メモリに蓄積された画情報を指定された転送先
にそのまま迅速、かつ確実に転送することができ、さら
に、記録紙が無駄に消費されるのを防止することができ
る通信装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するために、受信した画情報を一時的に
蓄積する画像メモリを有し、通信端末との間で信号の授
受を行なう通信装置において、不在時の留守モードを設
定する留守モード設定手段と、該留守モード設定時に画
情報を受信したとき、該画情報を前記画像メモリに蓄積
した後、画情報を受信したことを指定された通信端末に
報知する制御手段と、前記通信端末から画情報の転送先
を指定する信号が入力したときに、指定された転送先に
画情報を送信する転送手段と、を有することを特徴とし
ている。
【0008】その場合、通信装置に画情報の受信があっ
たことを通信端末に直ちに知らせることができる。この
とき、オペレータが携帯電話等の通信端末を持っている
と、外出先が一定の場所でない場合に、オペレータは最
寄の転送先のファクシミリ装置等を指定することによ
り、受信文書を迅速、かつ確実に受取ることができる。
また、画像メモリに蓄積された画情報をそのまま転送先
に転送することができるため、従来のように記録紙に記
録して再度読み取るのを不要にでき、送信元の通信端末
の記録紙が無駄に消費されるのを防止することができ
る。
【0009】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るために、請求項1記載の発明において、受信した画情
報を記録出力する記録出力手段を有し、前記制御手段
は、留守モード設定時に、前記画像メモリの容量が所定
値以下になったときに、受信した画情報を前記記録出力
手段によって記録出力した後、前記画像メモリ内に画情
報の一部を残して残りの部分を削除するとともに、該画
情報の一部を送信することを通信端末に報知し、前記転
送手段は、通信端末から画情報の転送先を指定する信号
が入力したときに、指定された転送先に画情報の一部を
送信することを特徴としている。
【0010】このようにしたのは、画像メモリがオーバ
フローすると、通信中であっても通信終了を強制的に実
施したり、次の通信を行なうことができない等の不具合
が発生するため、画像メモリがオーバーフローする前、
すなわち、画像メモリの容量が所定値以下になったとき
に、受信した画情報を記録出力して送信元から画情報を
再送信してもらうのを不要にして画情報を確実に受信す
るためである。
【0011】また、画像メモリがオーバーフローする場
合であっても、画情報の受信があったことを通信端末に
報知して、最低限の(一部の)受信画情報を転送先に送
信することにより、転送先からでも画情報の送信元の特
定を行なうことができるようにして、転送先で画情報を
迅速、かつ確実に得ることができる。請求項3記載の発
明は、上記課題を解決するために、請求項1または2記
載の発明において、前記制御手段は、前記通信端末に報
知の許可および不許可を指定する信号を出力し、前記転
送手段は、前記通信端末から報知の不許可が指定された
ときに、以後の画情報の受信時から前記通信端末に報知
するのを停止し、同一の転送先に画情報を転送すること
を特徴としている。
【0012】その場合、一定の転送先にオペレータが長
時間居る場合等には、通信装置から受信があったことを
報知するのを不要にしてそのまま画情報を転送すること
により、何回も報知を受けるのを不要にしつつ、転送先
で画情報を迅速、かつ確実に得ることができる。請求項
4記載の発明は、上記課題を解決するために、請求項3
記載の発明において、前記転送手段は、前記通知端末か
ら報知の不許可が指定されたときに、設定時間に達する
までに同一の転送先に画情報を転送するとともに、設定
時間を超えたときに、前記通信端末に報知の許可および
不許可を指定する信号を出力することを特徴としてい
る。
【0013】その場合、一定の転送先にオペレータが一
定時間(設定時間)居る場合等には、通信装置から受信
があったことを報知するのを不要にしてそのまま画情報
を転送することにより、何回も報知を受けるのを不要に
しつつ転送先で画情報を迅速、かつ確実に得ることがで
きる。また、オペレータが転送先を変更する場合であっ
ても、通信装置から受信があったことを通信端末に直ち
に知らせることができ、オペレータは最寄の転送先のフ
ァクシミリ装置等を指定することにより、受信文書を迅
速、かつ確実に受取ることができる。
【0014】請求項5記載の発明は、上記課題を解決す
るために、前記制御手段は、転送先の電話番号を音声に
よって通信端末に報知することを特徴としている。その
場合、転送先の電話番号を音声によって通信端末に報知
することにより、オペレータが転送先を確認することが
できる。このため、転送先を間違えてしまうのを防止す
ることができ、画情報を指定する転送先に迅速、かつ確
実に転送することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1〜3は本発明に係るファクシミ
リ装置の第1実施形態を示す図であり、請求項1または
5記載の発明に対応している。まず、構成を説明する。
図1において、1は本実施形態の通信装置を構成するフ
ァクシミリ装置であり、このファクシミリ装置1は一般
回線やISDN等の公衆網2を介して送信元のファクシ
ミリ装置3、転送先のファクシミリ装置4および通信端
末としての携帯電話5に接続されている。なお、通信端
末としては、携帯電話の他に一般の電話器、ポケットベ
ル等であっても良い。
【0016】図2はファクシミリ装置1、3、4の構成
を示す図であり、全て同様の構成であるため、ファクシ
ミリ装置1を中心に説明する。図2において、ファクシ
ミリ装置1は、網制御装置(以下、NCUという)6、
システム制御部7、画像メモリ8、記録部9、音声合成
部10、ダイヤルメモリ11、操作部12および読取部13から
構成されており、これら各装置6〜13はバス14によって
接続されている。
【0017】NCU6は公衆網2に接続され、公衆網2
との間で呼の接続・切断を行なうようになっている。シ
ステム制御部7は、ファクシミリ装置1全体を制御する
ものであり、CPU(Central Processing Unit)、R
OM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Mem
ory)等を有し、ROMに格納された制御プログラムをC
PUで実行することにより、ファクシミリ装置1として
のシーケンスを行なうとともに、本発明の各種制御を実
行するようになっている。
【0018】画像メモリ8は送信または受信される画情
報を一旦蓄積するものであり、ハードディスク、半導体
メモリ等から構成されている。記録部9はサーマル素子
を利用したサーマル記録装置が使用されており、記録部
9は受信した画情報を感熱記録素子に直接、あるいは、
普通記録紙にインクシートを介して間接的に画像を記録
するようになっている。また、この記録部9は感光体ド
ラムを有する電子写真方式のものであっても良い。音声
合成部10は所定の音声信号を作成して生成するもであ
る。
【0019】ダイヤルメモリ11は画情報の転送先の電話
番号および報知先の電話番号を格納しており、半導体メ
モリ等から構成されている。操作部12はファクシミリ装
置1を操作するためのスタートキー、テンキー等の各種
操作キーが設けられており、操作キーのキー操作によ
り、送受信命令等の各種命令が入力されるようになって
いる。また、操作部12には不在時に留守モードを設定す
る留守モードキーが設けられており、留守モード設定手
段を構成している。そして、この留守モードキーが操作
されると、留守モード時に画情報を受信したとき、シス
テム制御部7は画情報を画像メモリ8に蓄積した後、画
情報を受信したことダイヤルメモリ11に格納された電話
番号の携帯電話5に通知するようになっている。なお、
システム制御部7は制御手段を構成している。
【0020】システム制御部7は、この報知に際して、
音声合成部10に格納された転送先の電話番号を示す音声
によって携帯電話5に報知するようになっている。そし
て、システム制御部7は携帯電話5から画情報の転送先
を指定する信号が入力したときに、この電話番号がダイ
ヤルメモリ11に格納されていた場合には、ダイヤルメモ
リ11から電話番号を読み出し、また、格納されていない
場合には、この電話番号をダイヤルメモリ11に格納する
一方で、この電話番号の転送先に画像メモリ8に蓄積さ
れた画情報を読み出して送信するようになっている。こ
のシステム制御部7は転送手段も構成している。
【0021】読取部13はCCD(Charge Coupled Devic
e)を利用したイメージスキャナが利用されており、読
取部13は、システム制御部7からの指令によって原稿を
走査して原稿の画情報を読み取るようになっている。次
に、図3のフローチャートに基づいて画情報の転送方法
を説明する。なお、図3のフローチャートはシステム制
御部のROMに格納され、CPUによって実行されるプ
ログラムである。
【0022】オペレータは、外出する前に操作部12の留
守モードキーを操作して留守モードを設定することがで
きるとともに、転送先の電話番号を操作部12によって設
定することができる。まず、待機状態で送信元(発信
元)のファクシミリ装置3から画情報を受信すると(ス
テップS1、S2)、留守モードであるか否かを判別する
(ステップS3)。留守モードが設定されていないとき
には、受信した画情報を一旦画像メモリ8に蓄積した
後、記録部9によって記録出力する(ステップS4)。
【0023】次いで、記録出力が終了したか否かを判別
し(ステップS5)、記録出力が終了した場合には、受
信した記録済みのデータをクリアして(ステップS6)
ステップS1に戻る。一方、留守モードが設定されてい
る場合には、受信した画情報が画像メモリ8に蓄積され
ても記録部9を作動させずに、画像メモリ8に受信した
画情報を蓄積し、1通信分の画情報の受信が終了したか
否かを判別し(ステップS7)、終了した場合には、ダ
イヤルメモリ11から外出先の携帯電話5の電話番号を読
み出してNCU6によって発呼する(ステップS8)。
次いで、携帯電話5がオフフックして回線が接続される
と(ステップS9)、音声合成部10に格納された音声デ
ータを取り出して携帯電話5に対して音声通知する(ス
テップS10)。
【0024】この際に、例えば、「受信があります」と
いうアナウンスの後に、「予め格納されている転送先に
画情報を転送しますか」というアナウンスが行なわれ
る。この際、オペレータが携帯電話5を操作してDTM
F信号(Dual Tone Matrix Frequency)によって予め設
定されている転送先の番号に転送するか否かを判断し、
DTMF信号を送信する。
【0025】この信号を受けて、転送先の変更があるか
否かを判別し(ステップS11)、変更がない場合には、
そのまま転送するコマンドを入力する。次いで、ダイヤ
ルメモリ11に格納された転送先の電話番号を選択し(ス
テップS12)、音声信号で「転送先の電話番号は123
−4567でよろしいですか」とアナウンスが行なわ
れ、携帯電話5から入力したコマンドによって良いか否
かの判断を行ない(ステップS13)、良いという確認が
とれた場合には、受信連絡を終了する。
【0026】次いで、ダイヤルメモリ11に格納された転
送先のファクシミリ装置4を読み出してNCU6によっ
て公衆網2を発呼し(ステップS14、S15)、転送先の
ファクシミリ装置4に接続されると(ステップS16)、
画像メモリ8に蓄積された画情報の転送を開始し(ステ
ップS17)、転送が終了したときに(ステップS18)、
画像メモリ18内の転送済みの画情報を消去して(ステッ
プS19)、ステップS1に戻る。
【0027】一方、ステップS11で転送先の変更が行な
われる場合には、携帯電話5のオペレータが新規の転送
先を選択してその電話番号を入力し(ステップS20、S
21)、電話番号の入力が終了すると、音声合成部10に格
納された音声データを取り出して携帯電話5に対して確
認のための音声通知する(ステップS22)。この際に、
例えば、「変更された転送先の電話番号は123ー45
67です」というアナウンスの後に、「この転送先の番
号で正しいでしょうか」というアナウンスが行なわれ
る。
【0028】次いで、携帯電話からそれで良いという確
認のコマンドが入力したか否かを判別し(ステップS2
3)、良いという確認がとれた場合には、この電話番号
をダイヤルメモリ11に格納した後、ステップS14以降の
フローを実行してステップS1に戻る。このように本実
施形態では、オペレータの不在時に留守モードを設定
し、この留守モード設定時に画情報を受信したとき、画
情報を画像メモリ8に蓄積した後、画情報を受信したこ
とをダイヤルメモリ11に格納された電話番号の携帯電話
5に報知し、携帯電話5から画情報の転送先を指定する
信号が入力したときに、指定された転送先のファクシミ
リ装置4に画情報を送信するようにしたため、携帯電話
5に画情報の受信があったことを直ちに知らせることが
できる。このとき、オペレータが携帯電話5を持ってい
ると、外出先が一定の場所でない場合に、オペレータは
最寄の転送先のファクシミリ装置4を指定することによ
り、受信文書を迅速、かつ確実に受取ることができる。
【0029】また、画像メモリ8に蓄積された画情報を
そのまま転送先のファクシミリ装置4に転送することが
できるため、従来のように記録紙に記録して再度読み取
るのを不要にでき、送信元のファクシミリ装置3の記録
紙が無駄に消費されるのを防止することができる。ま
た、転送先の電話番号を音声によって携帯電話5に報知
しているため、オペレータが転送先を確認することがで
きる。このため、転送先を間違えてしまうのを防止する
ことができ、画情報を指定する転送先に迅速、かつ確実
に転送することができる。
【0030】図4は本発明に係るファクシミリ装置の第
2実施形態を示す図であり、請求項2または5記載の発
明に対応している。なお、本実施形態では、基本構成は
第1実施形態と同様であるため、その構成は図1、2を
用いて説明する。本実施形態では、記録部9が受信した
画情報を記録出力する記録出力手段を構成している。
【0031】また、システム制御部7は、留守モード設
定時に、画像メモリ8の容量mバイトが所定値nバイト
以下になったときに、受信した画情報を記録部9によっ
て記録出力し、記録部9によって画情報を記録出力した
後、画像メモリ8内に画情報の一部を残して残りの部分
を削除するとともに、画情報の一部を送信することを通
信端末に報知して転送先のファクシミリ装置4に送信す
るものである。
【0032】以下、図4のフローチャートに基づいて画
情報の転送方法を説明する。なお、図4のフローチャー
トはシステム制御部のROMに格納され、CPUによっ
て実行されるプログラムである。また、図4では第1実
施形態と同様の処理を行なうステップには同一ステップ
番号を付している。まず、待機状態で送信元(発信元)
のファクシミリ装置3から画情報を受信すると(ステッ
プS31、S32)、留守モードであるか否かを判別する
(ステップS33)。留守モードが設定されていない場合
には、受信した画情報を一旦画像メモリ8に蓄積した
後、記録部9によって記録する(ステップS34)。
【0033】次いで、記録が終了したか否かを判別し
(ステップS35)、記録が終了した場合には、受信した
記録済みのデータをクリアして(ステップS36)、ステ
ップS31に戻る。一方、留守モードが設定されている場
合には、画像データの残量がnバイト以上であるか否か
を判別し(ステップS37)、nバイト以上の場合には、
受信した画情報が画像メモリ8に蓄積されても記録部9
を作動させずに、受信した画情報を画像メモリ8に蓄積
し、1通信分の画情報の受信が終了したか否かを判別し
(ステップS42)、終了した場合には、ダイヤルメモリ
11から外出先の携帯電話5の電話番号を読み出してNC
U6によって発呼する(ステップS43)。
【0034】次いで、携帯電話5がオフフックして回線
が接続されると(ステップS44)、音声合成部10に格納
された音声データを取り出して携帯電話5に対して音声
通知する(ステップS45)。この際に、例えば、「受信
があります」というアナウンスの後に、「予め格納され
ている転送先に画情報を転送しますか」というアナウン
スが行なわれる。この際、オペレータが携帯電話5を操
作してDTMF信号によって予め設定されている転送先
の番号に転送するか否かを判断し、DTMF信号を送信
する。
【0035】この信号を受けて、転送先の変更があるか
否かを判別し(ステップS12)、以降は第1実施形態と
同様の処理を実行する。一方、ステップS37で画像メモ
リ8の残量がnバイト以下であるものと判断したときに
は、画像メモリ8がオーバーフローする危険性があるた
め、記録部9によって指定頁(例えば、第1頁)以外の
頁を記録出力し(ステップS38)、記録出力が終了した
か否かを判断して(ステップS39)、終了した場合に
は、画像メモリ8から記録済みの画情報をクリアした後
(ステップS40)、画像メモリ8に指定された頁の画情
報のみを格納する(ステップS41)。
【0036】次いで、1通信分の画情報の受信が終了し
たか否かを判別し(ステップS42)、終了した場合に
は、ダイヤルメモリ11から外出先の携帯電話5の電話番
号を読み出してNCU6によって発呼する(ステップS
43)。次いで、携帯電話5がオフフックして回線が接続
されると(ステップS44)、音声合成部10に格納された
音声データを取り出して携帯電話5に対して音声通知す
る(ステップS45)。
【0037】この際に、例えば、「メモリがオーバーフ
ローする危険があるのでデータを記録しました」という
アナウンスの後に、「予め格納されている転送先に1頁
目のデータのみを転送しますか」というアナウンスが行
なわれる。この際、オペレータが携帯電話5を操作して
DTMF信号によって予め設定されている転送先の番号
に転送するか否かを判断し、DTMF信号を送信する。
【0038】この信号を受けて、転送先の変更があるか
否かを判別し(ステップS12)、以降はステップS15〜
17では転送先のファクシミリ装置4に1頁目の画情報の
みを送信する。このように本実施形態では、留守モード
設定時に、画像メモリ8の容量mバイトが所定値nバイ
ト以下になったときに、受信した画情報を記録部9によ
って記録出力し、画情報を記録出力した後、画像メモリ
8内に1頁目の画情報を残して残りの部分を削除すると
ともに、1頁目の画情報を送信することを携帯電話5に
報知して転送先のファクシミリ装置4に1頁目の画情報
を送信するようにしたため、画像メモリ8がオーバフロ
ーして通信中であっても通信終了を強制的に実施した
り、次の通信を行なうことができない等の不具合が発生
するのを防止するために、画像メモリ8がオーバーフロ
ーする前に受信した画情報を記録出力して送信元のファ
クシミリ装置3から画情報を再送信してもらうのを不要
にして画情報を確実に受信することができる。
【0039】また、画像メモリがオーバーフローする場
合であっても、画情報の受信があったことを通信端末に
報知して、最低限の受信画情報を転送先のファクシミリ
装置4に送信することにより、転送先のファクシミリ装
置4からでも画情報の送信元の特定を行なうことがで
き、転送先のファクシミリ装置4で画情報を迅速、かつ
確実に得ることができる。
【0040】図5は本発明に係るファクシミリ装置の第
3実施形態を示す図であり、請求項3または5記載の発
明に対応している。なお、本実施形態では、基本構成は
第1実施形態と同様であるため、その構成は図1、2を
用いて説明する。本実施形態では、システム制御部7
が、携帯電話5に報知の許可および不許可を指定する信
号を出力するとともに、携帯電話5から報知の不許可が
指定されたときに、以後の画情報の受信時から携帯電話
5に報知を行なわずに同一の転送先のファクシミリ装置
4に画情報を転送するようにしたものである。
【0041】以下、図5のフローチャートに基づいて画
情報の転送方法を説明する。なお、図5のフローチャー
トはシステム制御部のROMに格納され、CPUによっ
て実行されるプログラムである。また、図5では第1実
施形態と同様の処理を行なうステップには同一ステップ
番号を付している。まず、待機状態で送信元(発信元)
のファクシミリ装置3から画情報を受信すると(ステッ
プS51、S52)、留守モードであるか否かを判別する
(ステップS33)。留守モードが設定されていない場合
には、受信した画情報を一旦画像メモリ8に蓄積した
後、記録部9によって記録する(ステップS54)。
【0042】次いで、記録が終了したか否かを判別し
(ステップS55)、記録が終了した場合には、受信した
記録済みのデータをクリアして(ステップS56)、ステ
ップS51に戻る。一方、留守モードが設定されている場
合には、1通信分の画情報の受信が終了したか否かを判
別し(ステップS57)、終了した場合には、フラグが1
であるか0であるかを判別する(ステップS58)。この
フラグは同一の転送先のファクシミリ装置に画情報を転
送するように指定した場合には1が立ち、異なる転送先
を指定した場合には0となる。
【0043】フラグが1の場合には、携帯電話を呼出さ
ずにステップS14以降の処理を実行して自動的に同一の
転送先のファクシミリ装置4に画情報を転送する。一
方、フラグが0の場合には、ダイヤルメモリ11から外出
先の携帯電話5の電話番号を読み出してNCU6によっ
て発呼する(ステップ59)。次いで、携帯電話5がオフ
フックして回線が接続されると(ステップS60)、音声
合成部10に格納された音声データを取り出して携帯電話
5に対して音声通知する(ステップS61)。
【0044】この際に、例えば、「受信があります」と
いうアナウンスの後に、「予め格納されている転送先に
画情報を転送しますか」というアナウンスが行なわれ
る。この際、オペレータが携帯電話5を操作してDTM
F信号によって予め設定されている転送先の番号に転送
するか否かを判断し、DTMF信号を送信する。この信
号を受けて、転送先の変更があるか否かを判別し(ステ
ップS62)、変更がない場合には、そのまま転送するコ
マンドを入力する。次いで、ダイヤルメモリ11に格納さ
れた転送先の電話番号を選択し(ステップS63)、音声
信号で「転送先の電話番号は123−4567でよろし
いですか」とアナウンスが行なわれ、携帯電話5から入
力したコマンドによって良いか否かの判断を行ない(ス
テップS64)、良いという確認がとれた場合には、次通
信以降同一の転送先に画情報を送るか否かを判断する
(ステップS65)。
【0045】この処理は音声合成部10に格納された音声
データを取り出して携帯電話5に対して音声通知、例え
ば、「以後同一の転送先に転送しますか」というアナウ
ンスを行ない、携帯電話5から同一であるか別であるの
かを示す信号が入力したことにより判断を行なう。な
お、音声信号によるアナウンスが許可および不許可を通
知する信号に相当する。
【0046】そして、同一である場合には、フラグ1を
立て、同一でない場合には、フラグを0にした後、ダイ
ヤルメモリ11に格納された転送先のファクシミリ装置4
を読み出してNCU6によって公衆網2を発呼し(ステ
ップS14、S15)、転送先のファクシミリ装置4に接続
されると(ステップS16)、画像メモリ8に蓄積された
画情報の転送を開始し(ステップS17)、転送が終了し
たときに(ステップS18)、画像メモリ18内の転送済み
の画情報を消去してステップS51に戻る。
【0047】一方、ステップS62で転送先の変更が行な
われる場合には、携帯電話5のオペレータが新規の転送
先を選択してその電話番号を入力し(ステップS68、S
69)、電話番号の入力が終了すると、音声合成部10に格
納された音声データを取り出して携帯電話5に対して確
認のための音声通知する(ステップS70)。この際に、
例えば、「変更された転送先の電話番号は123ー45
67です」というアナウンスの後に、「この転送先の番
号で正しいでしょうか」というアナウンスが行なわれ
る。
【0048】次いで、携帯電話からそれで良いという確
認のコマンドが入力したか否かを判別し(ステップS7
1)、良いという確認がとれた場合には、この電話番号
をダイヤルメモリ11に格納した後、次通信以降同一の転
送先に画情報を送るか否かを判断し(ステップS65)、
判断結果に基づいてステップS66以降のフローを実行す
る。
【0049】そして、ステップS66またはステップS67
によって置換されたフラグに基づいてステップS58の判
断を行ない、携帯電話5のオペレータに受信があったこ
とを報知せずに同一の転送先に画情報を送るか、オペレ
ータに受信があったことを報知した後、転送先の確認を
行なう制御を行なう。このように本実施形態では、携帯
電話5に報知の許可および不許可を指定する信号を出力
するとともに、携帯電話5から報知の不許可が指定され
たときに、以後の画情報の受信時から携帯電話5に報知
を行なわずに同一の転送先にファクシミリ装置4に画情
報を転送するようにしたため、一定の転送先にオペレー
タが長時間居る場合等には、ファクシミリ装置1から受
信があったことを報知するのを不要にしてそのまま画情
報を転送することにより、何回も報知を受けるのを不要
にしつつ、転送先で画情報を迅速、かつ確実に得ること
ができる。
【0050】なお、本実施形態では、同一の転送先に画
情報を転送する制御を解除するためには、操作部12に転
送制御解除キーを設けてこのキーを操作したり、留守モ
ードを解除すれば良い。図6は本発明に係るファクシミ
リ装置の第4実施形態を示す図であり、請求項4または
5記載の発明に対応している。なお、本実施形態では、
基本構成は第1実施形態と同様であるため、その構成は
図1、2を用いて説明する。
【0051】本実施形態では、システム制御部7が、携
帯電話5から報知の不許可が指定されたときに、設定時
間に達するまでに同一の転送先のファクシミリ装置に画
情報を転送するとともに、設定時間を超えたときに、携
帯電話5に報知の許可および不許可を指定する信号を出
力するものである。以下、図6のフローチャートに基づ
いて画情報の転送方法を説明する。
【0052】なお、図6のフローチャートはシステム制
御部のROMに格納され、CPUによって実行されるプ
ログラムである。また、図6では第1実施形態と同様の
処理を行なうステップには同一ステップ番号を付してい
る。まず、待機状態で送信元(発信元)のファクシミリ
装置3から画情報を受信すると(ステップS81、S8
2)、留守モードであるか否かを判別する(ステップS8
3)。留守モードが設定されていない場合には、受信し
た画情報を一旦画像メモリ8に蓄積した後、記録部9に
よって記録する(ステップS84)。
【0053】次いで、記録が終了したか否かを判別し
(ステップS85)、記録が終了した場合には、受信した
記録済みのデータをクリアしてステップS81に戻る(ス
テップS86)。一方、留守モードが設定されている場合
には、1通信分の画情報の受信が終了したか否かを判別
し(ステップS87)、終了した場合には、オペレータが
予め設定した制限時間(設定時間)内であるか否かを判
別する(ステップS88)。この制限時間は例えば、午後
12:00である場合には、1200というように指定
される。
【0054】そして、制限時間内であれば、携帯電話5
を呼出さずにステップS14以降の処理を実行して自動的
に同一の転送先のファクシミリ装置4に画情報を転送す
る。一方、制限時間を過ぎた場合には、ダイヤルメモリ
11から外出先の携帯電話5の電話番号を読み出してNC
U6によって発呼する(ステップ89)。次いで、携帯電
話5がオフフックして回線が接続されると(ステップS
90)、音声合成部10に格納された音声データを取り出し
て携帯電話5に対して音声通知する(ステップS91)。
【0055】この際に、例えば、「受信があります」と
いうアナウンスの後に、「予め格納されている転送先に
画情報を転送しますか」というアナウンスが行なわれ
る。この際、オペレータが携帯電話5を操作してDTM
F信号によって予め設定されている転送先の番号に転送
するか否かを判断し、DTMF信号を送信する。この信
号を受けて、転送先の変更があるか否かを判別し(ステ
ップS92)、変更がない場合には、そのまま転送するコ
マンドを入力する。次いで、ダイヤルメモリ11に格納さ
れた転送先の電話番号を選択し(ステップS93)、音声
信号で「転送先の電話番号は123−4567でよろし
いですか」とアナウンスを行なった後、「以後同一の転
送先に転送しますか」というアナウンスを行なう。
【0056】次いで、携帯電話5から入力したコマンド
によって良いか否かの判断を行ない(ステップS94)、
良いという確認がとれた場合には、制限時間の設定を実
施するか否かの判別を行なう(ステップS95)。この判
別に際しては、音声合成部10に格納された音声信号によ
って、「例えば、制限時間を設定しますか」とういアナ
ウンスを行なった後、携帯電話5から出力されたDTM
F信号によって制限時間の設定をするか否かの判断を行
なう。
【0057】そして、携帯電話5から制限時間の設定を
しないという信号が出力されると、この信号を受けて時
間制限を設定しないと判断した場合には、ステップS14
以降のフローを実行して自動的に指定された転送先に画
情報を送信する。また、携帯電話5がDTMF信号によ
って制限時間を設定するという信号を出力すると、この
信号を受けて音声合成部10で「何時何分まで制限します
か」という音声信号を取り出して携帯電話5に送信す
る。携帯電話からDTMF信号によって「1200」と
いう指定時間を示す信号が入力すると、この時間を設定
した後(ステップS96)、ステップS14以降のフローを
実行して自動的に指定された転送先に画情報を送信す
る。
【0058】また、ステップS92で転送先の変更が行な
われる場合には、携帯電話5のオペレータが新規の転送
先を選択してその電話番号を入力し(ステップS97、S
98)、電話番号の入力が終了すると、音声合成部10に格
納された音声データを取り出して携帯電話5に対して確
認のための音声通知する(ステップS99)。この際に、
例えば、「変更された転送先の電話番号は123ー45
67です」というアナウンスの後に、「この転送先の番
号で正しいでしょうか」というアナウンスが行なわれ
る。
【0059】次いで、携帯電話からそれで良いという確
認のコマンドが入力したか否かを判別し(ステップS10
0)、良いという確認がとれた場合には、この電話番号
をダイヤルメモリ11に格納する。また、この後、「以後
同一の転送先に転送しますか」というアナウンスが行な
われ、ステップS100で携帯電話からそれで良いという
確認のコマンドが入力したか否かを判別し、よれで良い
という確認がとれた場合には、制限時間の設定を実施す
るか否かの判別を行なう(ステップS95)。以後は、ス
テップS96以降の処理を実行する。
【0060】このように本実施形態では、携帯電話5か
ら報知の不許可が指定されたときに、設定時間に達する
までに同一の転送先のファクシミリ装置4に画情報を転
送するとともに、設定時間を超えたときに、携帯電話5
に報知の許可および不許可を指定するようにしたため、
一定の転送先にオペレータが一定時間(設定時間)居る
場合等には、ファクシミリ装置1から受信があったこと
を報知するのを不要にしてそのまま画情報を転送するこ
とにより、何回も報知を受けるのを不要にしつつ転送先
で画情報を迅速、かつ確実に得ることができる。
【0061】また、オペレータが転送先を変更する場合
であっても、ファクシミリ装置1から受信があったこと
を携帯電話5に直ちに知らせることができ、オペレータ
は最寄の転送先のファクシミリ装置4を指定することに
より、受信文書を迅速、かつ確実に受取ることができ
る。なお、本実施形態では、自動転送時間内に転送先の
電話番号の変更をしたいときには、ファクシミリ装置1
に対して携帯電話5からDTMF信号によって変更また
は取消しが可能である。
【0062】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、通信装置
に画情報の受信があったことを通信端末に直ちに知らせ
ることができる。このとき、オペレータが携帯電話等の
通信端末を持っていると、外出先が一定の場所でない場
合に、オペレータは最寄の転送先のファクシミリ装置等
を指定することにより、受信文書を迅速、かつ確実に受
取ることができる。
【0063】また、画像メモリに蓄積された画情報をそ
のまま転送先に転送することができるため、従来のよう
に記録紙に記録して再度読み取るのを不要にでき、送信
元の通信端末の記録紙が無駄に消費されるのを防止する
ことができる。請求項2記載の発明によれば、画像メモ
リがオーバフローすると、通信中であっても通信終了を
強制的に実施したり、次の通信を行なうことができない
等の不具合が発生するため、画像メモリがオーバーフロ
ーする前、すなわち、画像メモリの容量が所定値以下に
なったときに、受信した画情報を記録出力して送信元か
ら画情報を再送信してもらうのを不要にして画情報を確
実に受信するためである。
【0064】また、画像メモリがオーバーフローする場
合であっても、画情報の受信があったことを通信端末に
報知して、最低限の(一部の)受信画情報を転送先に送
信することにより、転送先からでも画情報の送信元の特
定を行なうことができるようにして、転送先で画情報を
迅速、かつ確実に得ることができる。請求項3記載の発
明によれば、一定の転送先にオペレータが長時間居る場
合等には、通信装置から受信があったことを報知するの
を不要にしてそのまま画情報を転送することにより、何
回も報知を受けるのを不要にしつつ、転送先で画情報を
迅速、かつ確実に得ることができる。請求項4記載の発
明によれば、一定の転送先にオペレータが一定時間(設
定時間)居る場合等には、通信装置から受信があったこ
とを報知するのを不要にしてそのまま画情報を転送する
ことにより、何回も報知を受けるのを不要にしつつ転送
先で画情報を迅速、かつ確実に得ることができる。
【0065】また、オペレータが転送先を変更する場合
であっても、通信装置から受信があったことを通信端末
に直ちに知らせることができ、オペレータは最寄の転送
先のファクシミリ装置等を指定することにより、受信文
書を迅速、かつ確実に受取ることができる。請求項5記
載の発明によれば、転送先の電話番号を音声によって通
信端末に報知することにより、オペレータが転送先を確
認することができる。このため、転送先を間違えてしま
うのを防止することができ、画情報を指定する転送先に
迅速、かつ確実に転送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通信装置の第1実施形態を示す図
であり、その通信システムの概念図である。
【図2】第1実施形態の通信装置の1例であるファクシ
ミリ装置のブロック図である。
【図3】第1実施形態の画情報の転送手順のフローチャ
ートである。
【図4】本発明に係る通信装置の第2実施形態を示す図
であり、その画情報の転送手順のフローチャートであ
る。
【図5】本発明に係る通信装置の第3実施形態を示す図
であり、その画情報の転送手順のフローチャートであ
る。
【図6】本発明に係る通信装置の第4実施形態を示す図
であり、その画情報の転送手順のフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 公衆網 3 送信元のファクシミリ装置 4 転送先のファクシミリ装置 5 携帯電話(通信端末) 6 NCU 7 システム制御部(制御手段、転送手段) 8 画像メモリ 9 記録部(記録出力手段) 10 音声合成部 11 ダイヤルメモリ 12 操作部(留守モード設定手段) 13 読取部 14 バス
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/32 H04B 7/26 109L

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信した画情報を一時的に蓄積する画像メ
    モリを有し、通信端末との間で信号の授受を行なう通信
    装置において、 不在時の留守モードを設定する留守モード設定手段と、 該留守モード設定時に画情報を受信したとき、該画情報
    を前記画像メモリに蓄積した後、画情報を受信したこと
    を指定された通信端末に報知する制御手段と、 前記通信端末から画情報の転送先を指定する信号が入力
    したときに、指定された転送先に画情報を送信する転送
    手段と、を有することを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】受信した画情報を記録出力する記録出力手
    段を有し、 前記制御手段は、留守モード設定時に、前記画像メモリ
    の容量が所定値以下になったときに、受信した画情報を
    前記記録出力手段によって記録出力した後、前記画像メ
    モリ内に画情報の一部を残して残りの部分を削除すると
    ともに、該画情報の一部を送信することを通信端末に報
    知し、 前記転送手段は、通信端末から画情報の転送先を指定す
    る信号が入力したときに、指定された転送先に画情報の
    一部を送信することを特徴とする請求項1記載の通信装
    置。
  3. 【請求項3】前記制御手段は、前記通信端末に報知の許
    可および不許可を指定する信号を出力し、 前記転送手段は、前記通信端末から報知の不許可が指定
    されたときに、以後の画情報の受信時から前記通信端末
    に報知するのを停止し、同一の転送先に画情報を転送す
    ることを特徴とする請求項1または2記載の通信装置。
  4. 【請求項4】前記転送手段は、前記通知端末から報知の
    不許可が指定されたときに、設定時間に達するまでに同
    一の転送先に画情報を転送するとともに、設定時間を超
    えたときに、前記通信端末に報知の許可および不許可を
    指定する信号を出力することを特徴とする請求項3記載
    の通信装置。
  5. 【請求項5】前記制御手段は、転送先の電話番号を音声
    によって通信端末に報知することを特徴とする請求項1
    〜4何れかに記載の通信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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