JPH11275058A - スペクトラム拡散通信装置 - Google Patents

スペクトラム拡散通信装置

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JPH11275058A
JPH11275058A JP10077243A JP7724398A JPH11275058A JP H11275058 A JPH11275058 A JP H11275058A JP 10077243 A JP10077243 A JP 10077243A JP 7724398 A JP7724398 A JP 7724398A JP H11275058 A JPH11275058 A JP H11275058A
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signal
frequency
spread
data
transmitter
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JP10077243A
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Kazuto Niwano
和人 庭野
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の周波数によって設定されたチャネルを
同時に用いた単一のスペクトラム拡散通信において、デ
ータ伝送速度を高速化し、複数チャネル中心周波数の発
生に必要な複数周波数発生手段での干渉を回避する。 【解決手段】 送信機TXでは、チャネルの中心周波数
の差に応じた正弦波形と拡散符号とが乗算された波形を
送信データに応じて発生し、送信周波数変換用ミキサ1
10で局発信号発生手段130(140)からのLO信
号と乗算することによりRF信号に周波数変換する。受
信機RXでは、周波数変換用受信ミキサ160で、送信
機と共用した局発信号発生手段130(140)からの
LO信号と乗算することにより周波数変換し、その後S
AW MF220でチャネル毎に逆拡散しデータを復調
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スペクトラム拡
散通信方式による、単一送受信機がマルチチャネル化さ
れた通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、スペクトラム拡散技術を用いた通
信システムとしては、日本では、主に無線LAN(Lo
cal Area Network)用として用いられ
る「小電力データ通信システムの無線局の無線設備」規
格(電波産業会 RCR STD−33A)が実用化さ
れている。
【0003】ここで、スペクトラム拡散技術を説明する
ために、図5を用いて原理動作を説明する。まず、送信
機TXに入力されたデータd(t)は、変調手段10に
おいて、例えば FSK(Frequency Shi
ft Keying)変調やQPSK(Quadrat
ure Phase Shift Keying)変調
など一般的に狭帯域変調と呼ばれる変調方法で局発信号
発生手段20からの局発(LO:LOcal)信号LO
(t)を変調する(これを情報変調と呼ぶ)。次に、情
報変調された信号c(t)は拡散手段30において、拡
散符号発生手段40からの拡散用符号PN(t)により
スペクトラム拡散され広帯域信号となり、この広帯域拡
散信号s(t)はアンテナ50から無線信号となって送
信される。拡散符号PN(t)の繰り返し周期はデータ
d(t)の伝送速度と同じに設定される。そして、送信
機TXから送信された信号は、受信機RXに到着するま
でに減衰や反射などを繰り返すことになる。
【0004】一方、受信器RXにおいては、アンテナ6
0で受信された無線信号s(r)は、逆拡散手段70に
おいて、受信用拡散符号発生手段80からの拡散符号P
N(r)により狭帯域信号信号c(r)に変換される。
この逆拡散動作を行なうのは、整合フィルタ(MF:M
ached Filter)によって行なわれる。さら
に、情報復調手段90において、受信局発信号発生手段
100からのLO信号LO(r)によってデータd
(r)が復調される。
【0005】スペクトラム拡散通信のより具体的な動作
例として、図6をもとに以下に説明する。ここでは、情
報変調としてBPSK(Binary Phase S
hiftKeying)変調を、スペクトラム拡散とし
てBPSK変調を行なうものとする。このBPSK変調
の様に、スペクトルを拡散させるべき信号にそれより広
帯域の信号を直接乗算させて拡散を実現させる方式を直
接拡散(DS:DirectSequence)方式と
呼ぶ。なお、図中のfIF、fLOなどは信号(または
その周波数)を意味する。
【0006】まず、送信機TXに入力したデータ信号
(ベースバンド信号:fBB)は、情報変調であるBP
SK変調を行なうためにミキサ10に入力される。電圧
制御発振器(以下、VCO:Voltage Cont
role Oscilator と呼ぶ)VCO1及び
位相同期ループ(PLL:Phase Locked
Loop)回路PLL1などから形成される局初信号発
生器20からのLO信号(fIF)をミキサ10におい
て乗算することにより、情報変調信号であるBPSK変
調信号が得られる。
【0007】次に、スペクトラム拡散手段であるミキサ
30へ入力した上記変調信号と拡散符号発生器40から
の拡散符号とが乗算されBPSK変調された後、周波数
変換手段であるミキサ110に入力される。拡散符号に
よる拡散は信号の帯域幅を広げるだけなので、入力信号
の中心周波数はfIFのままである。
【0008】さらに、VCO2及びPLL2などから形
成される局発信号発生器130からのLO信号(fL
O)と乗算されることにより、周波数fRF(=fIF
+fLO)の無線周波数(以下RFと呼ぶ)信号に周波
数変換される。その後、電力増幅器120により電力増
幅され、アンテナ50から送信される。
【0009】一方、受信機RXのアンテナ60で受信さ
れたRF信号は、RF増幅器150において増幅された
後、VCO4及びPLL4などからなる局発信号発生器
140からのLO信号(周波数fLO)と、周波数変換
手段であるミキサ160において乗算され中心周波数fI
F の信号に変換される。
【0010】次に、周波数変換された信号は逆拡散手段
(整合フィルタ動作)であるミキサ70において、拡散
符号発生器100からの拡散符号と乗算されることによ
り逆拡散され、情報変調信号になる。このとき、無線通
信路(チャネル)における送信機・受信機間の拡散符号
発生のタイミング(位相)のずれを補正するため、拡散
符号発生器80は同期制御回路170によって符号発生
のタイミングが制御される。逆拡散により情報変調信号
(BPSK変調信号)となった信号は、VCO3とPL
L3などからなる局発信号発生器100 からのLO信
号と、情報復調手段であるミキサ90において乗算され
ることにより元のベースバンド信号であるデータ信号と
なる。
【0011】以上、従来技術であるスペクトラム拡散通
信の動作について説明した。さて、拡散用の符号として
は一般に疑似雑音符号(PN符号と呼ばれる)が用いら
れることが多い。RCR STD−33Aにおいては符
号について特に規定は無いが、例えば米国規格であるI
EEE 802.11においては長さ11(単位:チッ
プ)のBarker符号が規定されている。また、無線
信号の周波数はRCR STD−33Aにおいては2.
4GHz帯の帯域幅26MHzが割り当てられている。
さらに、上記STD−33Aでは、スペクトラム拡散し
た無線周波数信号の帯域幅とデータの伝送速度との比
(拡散率)を10以上とる必要がある。
【0012】無線通信においては、無線通信路(チャネ
ル)特性の時間変動や、通信端末の移動による通信環境
の変化等のため、有線通信に用いられている複雑な変調
を用いることができない。また、帯域幅26MHzで拡
散率10を考えた場合(スペクトラム拡散により帯域は
2倍になるので)26÷2÷10=1.3MHz程度の
データの伝送速度(=2.6Mbps:QPSK変調を
情報変調として用いた場合)となる。余裕をとるために
信号の帯域幅を規格帯域幅より狭くする必要もあるた
め、スペクトラム拡散を用いた現在市販されている無線
LAN用製品(例えば、日本NCR社製WaveLA
N)の最高データ伝送速度の多くは2Mbpsとなって
いる。
【0013】これらの製品ではデータ伝送速度の確保を
優先しているため、26MHzの規格帯域幅内に通信チ
ャネルを一つしかとることができない。このため、無線
LANシステムのような多数の利用者(ユーザー)が使
用する場合(多元接続:Maltiple Acces
s)には一般に、複数のユーザーの送信無線信号が衝突
しないように衝突回避制御(CSMA/CA:Carr
ier Sense Maltiple Access
/CollisionAvoidance と呼ばれ
る)を行ない、一つのチャネルを同時使用しないように
している。CSMA/CAでは、他のユーザーが無線信
号を既に発してチャネルを使用しているかどうかを調べ
(Carrier Sense)、既に使用されている
場合には送信を待ち、送信が終了したのを確認した後に
送信を開始するようにしている(Collision
Avoidance)。送信機と受信機が離れている場
合には、送信してから受信するまでに時間がかかる(伝
搬遅延)ため、他の送信機が送信を開始したのを検出で
きずに送信を始めてしまう可能性がある。このため、ユ
ーザーの数が多くなりチャネルの使用頻度が大きくなる
と、衝突や再送信等でチャネルの実効的な伝送速度が低
下してしまうことになる。
【0014】一方、帯域幅を有効利用し多数のユーザー
が利用するための方法として近年携帯電話システムに用
いられてきている方法として、スペクトラム拡散を行な
うときに使用される拡散符号を複数用い、異なる符号同
士の干渉が少ないという性質を利用して同一周波数のチ
ャネルを使用するという符号分割多元接続(CDMA:
Code Division Maltiple Ac
cess)という方法がある。この場合には個々のユー
ザーの無線機に個別に符号を割り当てその符号を管理す
る必要があるため、システムが複雑になることやユーザ
ー管理用の装置が必要になるなどの問題があり、簡易に
通信網を構築できるという利点をもつ無線LANでは一
般には用いられていない。逆に言うと、無線LANでは
システム内で単一の符号を用いることでシステムや装置
の簡素化を図っている。
【0015】上記のように、無線LANではチャネルの
伝送速度を上げるために帯域幅全体を単一のチャネルと
して用い、簡素化のために同一符号を用いているため、
同時に複数ユーザーが使用することができず、また同時
に使用すると衝突が起こりデータの再送信が必要になる
など、システムの実効的な伝送速度が低下することにな
る。
【0016】この対策として、ユーザーの拡散符号は全
て同じものを用い、さらに、入力した信号の中心周波数
が、設定した中心周波数からデータ伝送速度で決まるあ
る周波数だけずれた信号に対しては出力がゼロになると
いう弾性表面波整合フィルタ(SAW MF:Surf
ace Acoustic Wave Matched
Filter)素子を受信機の逆拡散に用いて、周波
数の異なる他のチャネルの干渉を抑え、同じ規格帯域を
利用し最高9チャネルまで設定することで、待ち時間等
を減らし実効的な伝送速度を向上可能な方法がKDD研
究所の角谷らによって提案されている(1993年電子
情報通信学会春季大会A−207、又は1994年IE
EE 3rd. International sym
posium on Spread Spectrum
Techniques & Application
s,pp.314−318、1995年電子情報通信学
会基礎・境界ソサイエティ大会A−103、1996年
電子情報通信学会総合大会A−230、A−231を参
照。但し、IEEEのFig.3,及びA−103,A
−231の図1においては情報変調が省略されているこ
とに注意。)。なお、SAW MFを受信に用いた場合
には、符号パターンが予めSAW MF内部に設定され
ていること、このため符号発生のための同期回路80が
不要となる点が上記動作説明と異なっている。
【0017】この方法によると、他のユーザーは送信R
F信号の中心周波数設定のみを変えることで、同じ周波
数帯域を利用しても他のユーザーに干渉しない複数チャ
ネル化が可能となる。このため、チャネルの衝突検出や
衝突後の再送信などを減らすことができ実効伝送速度を
向上できるとともに、中心周波数の変更は一般に、装置
に内蔵される周波数変換用の局発信号回路で容易に可能
であるため、現行製品技術が利用できるという利点もあ
る。ただし、複数のチャネルの中から選択し個別に送信
側を設定する必要があるため、チャネル管理用の装置が
別途必要になるという欠点がある。
【0018】この方法の類似例として、上記と同様に、
中心周波数を一定値ずらしたチャネル設定と複数の受信
用SAW MFにより複数のチャネル設定を行なう方法
が昭和電線電纜の松本らによって提案されている(特開
平9−205386号公報)。この例では、送受信は、
中心周波数を一定値ずらした複数のチャネル設定の中か
ら一つのチャネルを選び(チャネルセレクト)行なわれ
る。しかし、複数のチャネル設定に対応するために、受
信側に、設定されたチャネルの数だけの受信用SAW
MFを内蔵している。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例において
は、現行無線LAN製品と同じように規格帯域幅と同程
度の帯域幅のチャネルを設定しチャネル当りのデータ伝
送速度を上げた状態においても、中心周波数をずらした
チャネルを別設定することで同じ規格帯域で複数のユー
ザーが使用できる。しかし、従来例(KDD)において
は、チャネルは複数設定されているが一つの通信(送信
器と受信器とからなるペア)において利用できるのは一
つのチャネルであり、帯域幅から決まるチャネル一つ分
のデータ伝送速度(例えば2Mbps)を超えることは
できない。また、従来例(昭和電線電纜)においては、
通信時に一つのチャネルしか使用しないにもかかわらず
受信側に複数チャネルに対応した複数のSAW MFが
必要となっているため、使用しない受信回路が無駄にな
っている。また、チャネルの複数化がデータ伝送速度に
反映しないという欠点がある。
【0020】ここで、従来例に述べた技術をそのまま用
い、設定された複数のチャネルを同時に使用し一つの通
信装置におけるデータ伝送速度を上げることを考える。
この場合には、送信側でも複数の中心周波数をもつRF
信号を発生させなければならない。通常RF信号の中心
周波数の設定には従来例で示したように周波数変換用L
O回路が用いられるので、送信機内に複数のLO回路を
存在させることになる。局発回路の周波数は2GHz前
後と高周波信号であることや、PLL回路(非線形フィ
ードバックループ回路)を構成していることから、回路
基板経由や電磁波放出などを通して相互干渉が起こし動
作が不安定になりやすいという面がある。しかも、設定
する中心周波数の間隔はデータ伝送速度と比例関係であ
るため、複数のLO信号周波数の相互作用(例えば3次
歪み)がデータ信号に干渉を起こし送信変調信号の特性
劣化等を引き起こすことになる。さらに、一般にPLL
回路は非線形アナログ回路であるためにIC一体化が難
しく、調整用の部品などをICの外につけることが多く
回路基板における実装面積(体積)が大きい。このた
め、複数のLO発振回路を干渉無く接近させ小型化を図
ることが困難であるという問題がある。
【0021】一方、発生する複数の周波数の間隔がある
基準周波数の倍数になっている場合の発生方法として、
(1)基準周波数とその高調波を発生するような発振源
を用い複数のフィルタでそれぞれを分離する、(2)基
準周波数を整数倍に変換する、といった方法が考えられ
ているが、(1)では複数の周波数選別能力の非常に高
い(Qが高い)フィルタを用いなくてはいけないため価
格が高いあるいは回路が複雑になるという欠点があり、
(2)では基準周波数の周波数ゆらぎ(位相ノイズ)も
整数倍されてしまい変調特性が悪化するという欠点があ
るため、採用することができない。
【0022】以上のように、従来例をそのまま応用した
のではでは、複数のLO発振回路間の干渉除去が難し
く、単一の通信(送信器あるいは受信器、または送・受
信器)においてデータ伝送の高速化・小型化が難しいと
いう欠点があった。
【0023】この発明は、この点を解決するために考究
されたもので、複数の周波数によって設定されたチャネ
ルの信号間の干渉を考慮すること無く、規格帯域幅を有
効利用したまま、単一のスペクトラム拡散通信において
データ伝送速度の高速化を可能にし、かつ小型化するこ
とを目的にする。また、複数チャネル中心周波数の設定
に必要な複数周波数発生を簡易・小型な装置で行なうこ
とを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の発明で
は、同一規格周波数帯域内にの無線通信路(チャネル)
を同時に用い、通信を行なうスペクトラム拡散通信装置
であって、受信機と送信機とからなり、局発信号発生手
段から発生された信号が、送信機において低い周波数の
送信信号を無線高周波信号(RF信号)に周波数変換す
るための局発信号用と、受信機において無線高周波信号
(RF信号)を低い周波数の受信信号に周波数変換する
ための局発信号用として兼用されており、かつ単一周波
数信号であり、また送信機においては、送信情報に対応
して、拡散用符号を乗算された前記チャネルの中心周波
数の差に応じて中心周波数が設定されたスペクトラム拡
散波形を表わすデータを発生する手段を含み、前記デー
タはアナログ変換手段によって波形に変換され、さら
に、受信機において、前記中心周波数の差に応じ設定さ
れた整合フィルタが受信用周波数変換のための手段の後
に接続するようにしたものである。
【0025】この発明の第2の発明では、前記第1の発
明において、送信情報のみに対応して、中心周波数の異
なるスペクトラム拡散波形を表わすデータを発生するよ
うにしたものである。
【0026】この発明の第3の発明では、前記第1の発
明において、送信情報と拡散符号との乗算データに対応
して、中心周波数の異なるスペクトラム拡散波形を表わ
すデータを発生するようにしたものである。
【0027】この発明の第4の発明では、前記第1の発
明において、各々に送受信機を実装し通信する複数のス
ペクトラム拡散通信装置において、可能なチャネル設定
の一部を送信機の、複数のスペクトラム拡散波形を表わ
すデータを発生する手段における中心周波数(チャネ
ル)の設定に用い、かつ、残りのチャネル設定を受信機
の中心周波数(チャネル)の設定に用い、さらに、各通
信装置の受信機では、自装置の送信機のチャネル設定に
対応する整合フィルタからの出力を使用しないことによ
り、通信装置間において同時双方向通信を可能とするよ
うにしたものである。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態の
例を示す。なお、同一または相当部位には同一符号、類
似部位には同一符号に添字を付す。
【0029】実施の形態1.この発明の通信装置の実施
の一形態の基本的なブロック図を図1に示し、以下にそ
の動作を説明する。なお、以下に記述する実施例におい
ては、従来技術の項の図で説明した情報変調・拡散変調
共にBPSK変調とした場合について説明する。
【0030】図1において、50は送信機用アンテナ、
110は送信周波数変換用ミキサ、210はデジタル/
アナログ変換器、200は差周波数拡散波形発生手段、
fIF1 ,fIF2 ,・・・・,fIFn はチャネルの中心周波数
差に対応したn個の信号(又はその中心周波数)、fRF
1 ,fRF2 ,・・・・,fRFn はn個のRF信号(又はその
中心周波数)、130(140)は局発信号発生手段で
ある。60は受信機用アンテナ、160は受信周波数変
換用ミキサである。220は弾性表面波整合フィルタす
なわちSAW MFを示すものであり、220aは弾性
表面波整合フィルタ1すなわちSAW MF1、220
bは弾性表面波整合フィルタ2すなわちSAW MF
2、220nは弾性表面波整合フィルタnすなわちSA
W MFnである。230は復調および並列/直列(P
arallelto Serial)変換器P/Sであ
る。符号末尾等のnは中心周波数が異なるように設定さ
れたチャネルの数を表わしている。
【0031】まず、送信機TXに入力したn個のデータ
の値に依存して、チャネルの中心周波数の差に対応した
正弦波形と拡散用符号とが乗算されたBPSK波形デー
タ(n多重されている)が、差周波数拡散波形発生手段
200から出力される。波形データはD/A210にて
アナログ波形に変換され(fIF1 ,fIF2 ,・・・・,fIF
n )、ミキサ110において局発信号発生手段130
(兼140)からのLO信号(fLO)によって周波数変
換され、n個のチャネルの中心周波数(fRF1 ,fRF2
,・・・・,fRFn ;fRF1 =fIF1 +fLOなど)に対応
したRF信号となってアンテナ50から送信される。一
方、アンテナ60において受信したnチャネル多重され
た無線信号は、局発信号発生手段130(兼140)か
らのLO信号(周波数fLO)によってミキサ160にお
いて周波数変換される。この局発信号発生手段140
は、送信機TXのミキサ110における局発信号発生手
段130と兼用され、同一単一周波数を発生する。周波
数変換された信号(中心周波数fIF1 ,fIF2 ,・・・・,
fIFn )は、その中心周波数をfIF1 ,fIF2 ,・・・・,
fIFn に設定されたn個のSAW MF(220a,2
20b,・・・・,220n)からなる整合フィルタに入力
されて逆拡散され、復調(P/S)手段230において
n個のデータに復調される。
【0032】実施の形態1によれば、複数の周波数によ
って設定されたチャネルの信号間の干渉を考慮すること
無く、規格帯域幅を有効利用したまま、単一のスペクト
ラム拡散通信においてデータ伝送速度を高速化を可能に
し、かつ小型化することができる。
【0033】実施の形態2.次に、この発明の上記実施
の形態1のさらに具体的な一形態の例を図2に示し、以
下に説明する。図2(a)において、50は送信機用ア
ンテナ、120は電力増幅器、110は送信周波数変換
用ミキサ、210はデジタル/アナログ変換器、200
は差周波数拡散波形発生手段、240は直列/並列変換
器(Sirial to Parallel)S/P、
250はスイッチ(Switch Matrix)、2
60は加算器Σ、270aは拡散波形ROMである。f
IF1 ,fIF2 ,・・・・,fIFn はチャネルの中心周波数差
に対応したn個の信号(又はその中心周波数)、fRF1
,fRF2 ,・・・・,fRFn はn個のRF信号(又はその
中心周波数)、130(140)は局発信号発生手段で
ある。受信機RXの部分は、図1と同じであるため省略
している。
【0034】まず、入力データはS/P変換器240に
おいて、チャネル数に対応するn個づつで分割され、ス
イッチ(Switch Matrix)250のコント
ロール(CTL)端子に入力される。図2(b)に示す
ように、BPSK変調は、データの1,0に対応した+
1,−1と正弦波とを乗算したものとして表わすことが
できるので、−1を掛けることは正弦波をデータのタイ
ミングで反転することと等価である。チャネル中心周波
数間隔に対応した正弦波(n個)と拡散符号とが各々乗
算された波形データ(n個)をROM270aに予め記
憶させておき、各々のデータに+1,−1を掛けたデー
タが出力されるように2×n個の端子を出す。波形RO
M270aからの正反に対応した2×n個のデータ端子
を、S/P変換されたn個のデータに応じてスイッチ2
50内で切り換え、出力端子と接続することにより、チ
ャネルに対応して中心周波数の異なるn個の拡散波形が
発生される。出力された波形データを加算器260で加
算することによりnチャネル分のスペクトラム拡散信号
が発生される。これ以降は、図1に示したのと同様にし
て、ミキサ110において周波数変換されRF信号とし
てアンテナ50から送信される。
【0035】実施の形態2によれば、複数の周波数によ
って設定されたチャネルの信号間の干渉を考慮すること
無く、規格帯域幅を有効利用したまま、単一のスペクト
ラム拡散通信においてデータ伝送速度を高速化を可能に
し、かつ小型化することができるとともに、この実施の
形態においては、スイッチ250の動作速度は送信機に
入力するデータの伝送速度のn分の1で良いという特徴
があり、高性能なスイッチ素子を必要としないので安価
な素子を用いることができるという効果もある。
【0036】実施の形態3.次に、この発明の通信装置
の実施の他の具体的な一形態を図3に示し、以下に説明
する。図3において、50は送信機用アンテナ、120
は電力増幅器、110は送信周波数変換用ミキサ、21
0はデジタル/アナログ変換器、200は差周波数拡散
波形発生手段、240は直列/並列変換器(Siria
l to Parallel)S/P、280は2進排
他論理和(即ち2進数の乗算に対応)器mod2、40
は拡散符号発生器、250はスイッチ(Switch
Matrix)、260は加算器Σ、270bは正弦波
形ROMである。fIF1 ,fIF2 ,・・・・,fIFn はチャ
ネルの中心周波数差に対応したn個の信号(又はその中
心周波数)、fRF1 ,fRF2 ,・・・・,fRFn はn個のR
F信号(又はその中心周波数)、130(140)は局
発信号発生手段である。受信機RXの部分は、図1と同
じであるため省略している。
【0037】まず、入力データはチャネル数に対応する
n個づつで分割されスイッチ(Switch Matr
ix)250の2進排他論理和(乗算)器280に入力
され、各々拡散符号発生器40からの符号と乗算される
(上記実施の形態2の項で説明した様に、BPSK変調
は1,0に対応した+1,−1の乗算として表わすこと
ができるので、n分の1のデータ速度と拡散符号周期と
が一致している場合には、そのままmod2をとること
で拡散できる)。次に、拡散符号と乗算されたデータを
スイッチ250のCTL端子に入力する。一方、ROM
にはチャネルの中心周波数の差に対応した正弦波の波形
データが予め記憶されており、極性の正・反に対応して
2×n個のデータが出力されスイッチ250に入力され
る。そして、波形データの正・反を拡散符号のタイミン
グで選択することによりnチャネル分のBPSK変調波
が出力される。出力された波形データを加算器260で
加算することによりnチャネル分のスペクトラム拡散信
号が発生される。これ以降は、図1に示す実施の形態1
と同様にミキサ110において周波数変換されRF信号
としてアンテナ50から送信される。
【0038】実施の形態3によれば、複数の周波数によ
って設定されたチャネルの信号間の干渉を考慮すること
無く、規格帯域幅を有効利用したまま、単一のスペクト
ラム拡散通信においてデータ伝送速度を高速化を可能に
し、かつ小型化することができるとともに、この実施の
形態においては、スイッチ250は図2に示した実施の
形態2の場合よりも「拡散符号の長さ」倍だけ高速の動
作が要求されるが、拡散符号を発生する回路はデジタル
回路内でつくることが可能であるから従って速度的に従
来技術で可能である。一方、ROMのデータとしては単
なる正弦波の(図2に示した場合よりも「拡散符号の長
さ」分の1の)データ量しか必要でないためROMの小
型化が図れるという効果がある。
【0039】実施の形態4.次に、この発明の通信シス
テムの実施の一形態の更に具体的な一形態を図4に示
し、以下に説明する。この実施の形態は、基本的には図
2に示す通信装置を2台(A,B)用いて相互に通信を
行なうものである。図2と異なるのは、チャネル設定手
段280とスイッチ(SW)290が実装されていると
いう点である。
【0040】まず、始めに通信を開始する通信装置Aの
送信機TXAでは、図2の実施例で説明したようにn個
のチャネルを用いて送信し、通信確立要求データを装置
Bに送ると同時に、受信機RXBのスイッチ290Aを
セットする。次に、装置Bはそれを受信し、要求受信確
認データを装置Aに送り通信を確立する。その後、装置
Aはチャネル設定手段280Aにおいてnチャネルのう
ち幾つ(m個:fRF1 ,fRF2 ,・・・・,fRFm )のチャ
ネルを自装置の送信に使用するかを設定し、その設定デ
ータを装置Bに送信する。装置Bでは、受信したチャネ
ル設定データを元に、m個のチャネルを受信機RXBの
設定に、残りのチャネル(n−m個:fRFm +1,fRF
m +2,・・・・,fRFn )の設定を送信機TXBの設定に
セットする。
【0041】このようにして、装置AからBへの通信に
はチャネル1からmまでが使用され、装置BからAへの
通信にはチャネルm+1からnまでが使用される。各々
の装置の受信機ではスイッチ290により、自装置から
の送信チャネルに対応する受信SAW MF(220)
の出力を復調手段230に取り込まないようにすること
により、必要な信号のみを復調することができる。以上
のようにして、通信する装置間で送信・受信用のチャネ
ルが設定されることにより、装置A,B間で送受同時通
信が可能になる。
【0042】実施の形態4によれば、通信する装置間で
送信・受信用のチャネルが設定されることにより、装置
A,B間で送受同時通信が可能になる。また、スイッチ
290は接続したままにすることで、自装置からの送信
信号をモニタすることが可能になるという効果もある。
この場合には、装置のSAW MFは全て使用されるの
で、装置の無駄が無いという効果もある。また、mの値
を通信データ量により変化させることにより、音声デー
タのようなデータ量の少ない情報から画像のようにデー
タ量の多い情報までダイナミックに制御して通信できる
という効果もある。
【0043】以上、中心周波数の異なる複数のチャネル
を同時に使用してデータ伝送速度を向上させた通信装置
においても、LO信号発生器を一つにし、中心周波数の
差を波形データとして吸収することで、相互干渉や装置
の増大を回避できる。
【0044】なお、この発明における実施の形態では、
BPSK変調の場合について示したが、QPSK変調や
FSK変調等に対しても、この発明を応用できることは
いうまでもない。
【0045】
【発明の効果】第1の発明によれば、複数の周波数によ
って設定されたチャネルの信号間の干渉を考慮すること
無く、規格帯域幅を有効利用したまま、単一のスペクト
ラム拡散通信においてデータ伝送速度を高速化を可能に
し、かつ小型化することができる。
【0046】第2の発明によれば、複数の周波数によっ
て設定されたチャネルの信号間の干渉を考慮すること無
く、規格帯域幅を有効利用したまま、単一のスペクトラ
ム拡散通信においてデータ伝送速度を高速化を可能に
し、かつ小型化することができるとともに、複数の中心
周波数の異なるスペクトラム拡散波形を表すデータを発
生させるためのスイッチの動作速度は送信機に入力する
データの伝送速度のn分の1で良いという特徴があり、
高性能なスイッチ素子を必要としないので安価な素子を
用いることができる。
【0047】第3の発明によれば、複数の周波数によっ
て設定されたチャネルの信号間の干渉を考慮すること無
く、規格帯域幅を有効利用したまま、単一のスペクトラ
ム拡散通信においてデータ伝送速度を高速化を可能に
し、かつ小型化することができるとともに、複数の中心
周波数の異なるスペクトラム拡散波形を表すデータを発
生させるためのスイッチは第2の発明の場合よりも「拡
散符号の長さ」倍だけ高速の動作が要求されるが、拡散
符号を発生する回路はデジタル回路内でつくることが可
能であるから速度的に従来技術で可能であり、しかも、
ROMのデータとしては単なる正弦波の(第2の発明の
場合よりも「拡散符号の長さ」分の1の)データ量しか
必要でないためROMの小型化が図れるという効果があ
る。
【0048】第4の発明によれば、複数の周波数によっ
て設定されたチャネルの信号間の干渉を考慮すること無
く、規格帯域幅を有効利用したまま、単一のスペクトラ
ム拡散通信においてデータ伝送速度を高速化を可能に
し、かつ小型化することができるとともに、通信する装
置間で送信・受信用のチャネルが設定されることによ
り、装置A,B間で送受同時通信が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の通信装置の実施の形態1における
基本的なブロック図を示した図である。
【図2】 この発明の通信装置の実施の形態2における
ブロック図を示した図である。
【図3】 この発明の通信装置の実施の形態3における
ブロック図を示した図である。
【図4】 この発明の通信装置の実施の形態4における
ブロック図を示した図である。
【図5】 従来例としてのスペクトラム拡散通信装置の
動作原理を示すブロック図を示した図である。
【図6】 従来例としてのスペクトラム拡散通信装置の
より詳しい例におけるブロック図を示した図である。
【符号の説明】
TX 送信機、RX 受信機、d(t) 送信データ信
号、LO(t) 送信用LO信号、c(t) 送信情報
変調信号、PN(t) 送信用拡散信号、S(t) 送
信スペクトラム拡散信号、d(r) 受信データ信号、
LO(r) 受信用LO信号、c(r) 受信情報変調
信号、PN(r) 受信用拡散信号、S(r) 受信ス
ペクトラム拡散信号、10 情報変調手段(または手段
としてのミキサ)、20,100,130,140 L
O信号発生手段、30 スペクトラム拡散手段(または
手段としてのミキサ)、40 (送信)拡散符号発生手
段、50 (送信)アンテナ 60 (受信)アンテ
ナ、70 逆拡散手段(または手段としてのミキサ)、
80 (受信)拡散符号発生手段、90 情報復調手段
(または手段としてのミキサ)、100 送・受信切り
換えスイッチ(SW)、fBB ベースバンド信号、fIF
拡散信号(中心周波数)、fRF RF信号(中心周波
数)、fLO LO信号(中心周波数) 110,160
周波数変換用ミキサ、120 送信用電力増幅器、1
50 受信用RF増幅器、170 拡散符号発生用同期
制御手段、200 差周波数・拡散波形データ発生手
段、210デジタル/アナログ変換器(D/A)、22
0a〜220n SAW MF、230 復調(並列/
直列変換:P/S)手段、240 (直列/並列変換:
S/P)手段、250 スイッチ(Switch Ma
trix)、260 加算器(Σ)、270a,270
b 波形データROM、280A,280B チャネル
設定手段、290A,290B スイッチSW。なお、
同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一規格周波数帯域内に複数の異なる中
    心周波数によって設定された複数の無線通信路(チャネ
    ル)を同時に用い、通信を行なうスペクトラム拡散通信
    装置であって、 受信機と送信機とからなり、 局発信号発生手段から発生された信号が、送信機におい
    て低い周波数の送信信号を無線高周波信号に周波数変換
    するための局発信号用と、受信機において無線高周波信
    号を低い周波数の受信信号に周波数変換するための局発
    信号用として兼用されており、かつ単一周波数信号であ
    り、 また送信機においては、送信情報に対応して、拡散用符
    号を乗算され前記チャネルの中心周波数の差に応じて中
    心周波数が設定されたスペクトラム拡散波形を表わすデ
    ータを発生する手段を含み、前記データはアナログ変換
    手段によって波形に変換され、 さらに、受信機において、前記中心周波数の差に応じて
    設定された整合フィルタが受信用周波数変換のための手
    段の後に接続されている、 ことを特徴とするスペクトラム拡散通信装置。
  2. 【請求項2】 送信情報のみに対応して、複数の中心周
    波数の異なるスペクトラム拡散波形を表わすデータを発
    生することを特徴とする、請求項1に記載のスペクトラ
    ム拡散通信装置。
  3. 【請求項3】 送信情報と拡散符号との乗算データに対
    応して、複数の中心周波数の異なるスペクトラム拡散波
    形を表わすデータを発生することを特徴とする、請求項
    1に記載のスペクトラム拡散通信装置。
  4. 【請求項4】 各々に送受信機を実装し通信する複数の
    スペクトラム拡散通信装置において、可能なチャネル設
    定の一部を送信機の、複数のスペクトラム拡散波形を表
    わすデータを発生する手段における中心周波数(チャネ
    ル)の設定に用い、かつ、残りのチャネル設定を受信機
    の中心周波数(チャネル)の設定に用い、さらに、各通
    信装置の受信機では、自装置の送信機のチャネル設定に
    対応する整合フィルタからの出力を使用しないことによ
    り、通信装置間において同時双方向通信を可能としてい
    ることを特徴とする請求項1に記載のスペクトラム拡散
    通信装置。
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