JP4472516B2 - 音声通信及びワイアレスネットワーキング標準をサポートする周波数シンセサイザ - Google Patents

音声通信及びワイアレスネットワーキング標準をサポートする周波数シンセサイザ Download PDF

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Description

この明細書は、ワイアレス通信に係り、特に、音声通信標準及びワイアレスネットワーキング標準をサポートするワイアレス通信装置に関する。
ワイアレスネットワークは、ワイアレス通信を介して計算装置が情報及びリソースを共有することを可能にする。ワイアレスネットワークにおいて使用される計算装置の例は、ラップトップ若しくはデスクトップコンピュータ、パーソナルディジタルアシスタンツ(PDAs)、セルラ無線電話及び衛星無線電話のような携帯電話、データターミナル、データ収集装置、パーソナルディジタルアシスタンツ(PDAs)及び他の携帯若しくは非携帯計算装置を含む。ワイアレスネットワーキングを容易にするために開発された標準の1つの広汎なファミリは、IEEE 802.11標準に示される。オリジナルのIEEE 802.11標準は、2.4−2.483ギガヘルツ(GHz)周波数帯域(以降、2.4GHz帯域)において毎秒1−2メガビット(Mbps)のデータ転送レートを提供する。しかしながら、オリジナルのIEEE 802.11標準に対する多数の拡張が、データ転送レートを増加させるための努力において開発されてきている。
IEEE 802.11b標準(時々、802.11ワイアレスフィデリティ(wireless fidelity)若しくは802.11Wi−Fiとして呼ばれる)は、IEEE 802.11標準の拡張であり、これは、2.4GHz帯域において11Mbps送信(5.5、2.0及び1.0Mbpsのフォールバック(fallback)を有する)を提供する。IEEE 802.11b標準は、1.0MBPS送信に対してバイナリフェーズシフトキーイング(BPSK)、及び2.0,5.5及び11.0Mbps送信に対してカドラチャフェーズシフトキーイング(QPSK)を利用する。コンプリメンタリコードキーイング(CCK)技術も、5.0及び11.0Mbps送信レートに対する2.4GHz帯域におけるマルチチャネルオペレーションを達成するために、IEEE 802.11b標準によって採用される。
IEEE 802.11g標準は、IEEE 802.11標準の他の拡張である。IEEE 802.11g標準は、2.4GHz周波数帯域において直交周波数分割マルチプレキシング(OFDM)を利用して、最大54Mbpsまでのレートでデータ送信を提供する。IEEE 802.11g標準も、802.11bネットワークを有する後方能力を提供した。IEEE 802.11a標準は、IEEE 802.11標準の拡張であり、これは、5GHz周波数帯域においてOFDMを利用して、最大54Mbpsまでのレートでデータ送信を提供する。これらの及び他のワイアレスネットワークが、開発されてきている。IEEE 802.11標準に対する追加の拡張は、他のWLAN標準と同様に、将来出現する可能性がある。
ワイアレスネットワークは、ワイアレス及び/若しくは有線ネットワークをインターフェースする1若しくはそれ以上のアクセスポイントを含む可能性がある。アクセスポイントも、他のアクセスポイントとワイアレスにインターフェースする可能性があり、ワイアレスネットワークの地理的な大きさを拡大する。さらに、ワイアレスルータは、ワイアレスネットワークにおいて使用される可能性があり、ワイアレスセッティング内でデータルーティング機能を実施し、そしてワイアレスネットワークのサイズをおそらく拡大する。時々、ワイアレスルータ及びアクセスポイントの両者が、比較的大きなワイアレスネットワーク環境を形成するために一緒に使用される。
ワイアレスネットワーキング標準をサポートするワイアレス通信装置は、音声通信に対して共通に使用される標準のような他の通信標準もサポートする可能性がある。音声通信標準は、1若しくはそれ以上の種々の変調技術に基づく可能性がある。例えば、周波数分割多元アクセス(FDMA)、時間分割多元アクセス(TDMA)、及び種々の拡散スペクトル技術である。ワイアレス音声通信において使用される1つの共通の拡散スペクトル技術は、コード分割多元アクセス(CDMA)信号変調である。CDMAにおいて、複数の通信は、拡散スペクトル高周波(RF)信号を介して同時に送信される。他のワイアレス通信システムは、異なる変調技術を使用する可能性がある。例えば、GSMシステムは、TDMAとFDMA変調技術の組み合わせを使用する。これらの技術は、それぞれ1.8GHz及び1.9GHzにおいて動作する、DCS1800及びPCS1900システムを含む、GSMシステムに関連する他のシステムにおいても使用される。
周波数シンセサイザは、ワイアレス通信装置内で共通に与えられて、RF信号受信及びRF信号送信を容易にする。例えば、RF信号受信の間に、RF信号は、一般にベースバンド信号にミックスダウンされる、これは、ディジタル値に変換され、そして復調されることが可能である。参照ウェーブフォームは、周波数シンセサイザによって生成され、そしてRFウェーブフォームとミックスされてベースバンド信号を発生する。RFウェーブフォームをベースバンドへ落とすミキシングのプロセスは、時々、ダウンコンバージョンプロセスとして呼ばれる。
周波数シンセサイザは、RF信号送信の間にも使用される。その場合には、ベースバンド信号は、RFへアップミックスされる(時々、アップコンバージョンプロセスとして呼ばれる)。アップコンバージョンプロセスの間に、周波数シンセサイザは、ワイアレス送信される前にベースバンド信号を用いて変調される、参照ウェーブフォームを生成する。例えば、参照ウェーブフォームは、位相固定ループ(PLL)によって決定される周波数を有する電圧制御されたオシレータ(VCO)によって生成される可能性がある。PLLに対するタイミング参照は、電圧制御され温度補償されたクリスタルオシレータ(VCTCXO)のような、高精度低周波数クリスタルオシレータである可能性がある。
音声通信標準に関連したRFウェーブフォームは、IEEE 802.11標準のようなワイアレスネットワーキング標準に関連したRFウェーブフォーム以外の異なる周波数を一般に有する。例えば、上記されたように、多くのIEEE 802.11標準は、2.4GHz帯域で動作する。音声通信標準は、一方で2.4GHz帯域と異なる周波数帯域、例えば、800MHz帯域、1800MHz帯域、若しくは1900MHz帯域、において一般に動作する。この理由のために、音声通信標準及びワイアレスネットワーキング標準の両者をサポートする従来のワイアレス通信装置は、異なる周波数シンセサイザを一般に利用して、異なる標準によって必要とされる周波数においてウェーブフォームを発生する。
[サマリー]
本開示は、音声通信標準及びワイアレスネットワーキング標準の両者をサポートするワイアレス通信装置において与えられることができる種々の技術を対象とする。特に、技術は、ワイアレス音声信号及びワイアレスデータ信号の送信及び受信に対して要求される異なる周波数において異なるウェーブフォームの発生を容易にする可能性がある。例えば、技術は、周波数シンセサイザを使用してワイアレス通信装置において第1のウェーブフォームを発生すること、ここで、第1のウェーブフォームは、音声通信標準に関連する周波数を有する、そして同一の周波数シンセサイザを使用してワイアレス通信装置において第2のウェーブフォームを生成すること、ここで、第2のウェーブフォームは、ワイアレスネットワーキング標準に関連する周波数を有する、を含む可能性がある。このような方法で、音声通信標準及びワイアレスネットワーキング標準の両者をサポートするワイアレス通信装置は、改善されおそらく単純化されることが可能である。種々の実施形態のさらなる詳細は、添付された図面及び以下の説明において示される。他の特徴、目的及び利点は、説明及び図面から、及び請求項から明らかにされる。
一般に、この開示は、ワイアレスデータ通信及びワイアレス音声通信の両者に関連した種々の信号プロセシングタスクを実施するために構成されたワイアレス通信装置(WCD)を説明する。この明細書では、ワイアレスデータ通信の用語は、IEEE 802.11標準、ブルートゥーススペシャルインタレストグループ(Bluetooth Special Interest Group)にしたがった標準、等の1つのようなワイアレスネットワーキング標準にしたがったワイアレス通信を呼ぶ。ワイアレス音声通信の用語は、TDMA,FDMA,CDMA、若しくはこれらの組み合わせのような変調技術を実行する、GSM,PCS,等のような標準を含む、無線電話によって共通に使用される音声通信標準にしたがったワイアレス通信を呼ぶ。
音声通信標準及びワイアレスネットワーキング標準の両者をサポートするWCDsは、ワイアレスネットワーキング標準にしたがって受信されたRF信号のプロセシング及びワイアレスネットワーキング標準にしたがって受信されたRF信号のプロセシングに対する同一のコンポーネントの全て若しくはいくつかを使用することによって単純化されることができる。RF信号の送信も、アナログ的な方法で単純化される可能性がある。例えば、以下に非常に詳細に概略を述べられたように、ワイアレス通信装置は、音声通信標準にしたがったRF信号の送信若しくは受信における使用のための第1のウェーブフォーム及びワイアレスネットワーキング標準にしたがったRF信号の送信若しくは受信における使用のための第2のウェーブフォームを発生できる周波数シンセサイザを含む可能性がある。
周波数シンセサイザは、別々の受信機若しくは送信機へ異なるウェーブフォームを与える可能性がある、若しくは、音声及びデータ標準の両者にしたがったRF信号の受信若しくは送信をサポートする統合された受信機若しくは送信機の統合された一部分である可能性がある。いずれの場合においても、WCDは、単純化されることができ、おそらくより少ないコンポーネントを必要とする。例えば、周波数シンセサイザは、1個の電圧再御されたオシレータ(VCO)及び1個の位相固定ループ(PLL)を与える可能性がある。分割器及び/若しくは乗算器は、異なる標準によって要求される異なる周波数でウェーブフォームを発生させるために与えられる可能性がある。
例として、周波数シンセサイザは、ワイアレス音声通信標準にしたがってRFウェーブフォームを受信すること若しくは送信することに使用するために800MHz帯域(869−894MHz)若しくは1900MHz帯域(1930−1990MHz)においてウェーブフォームを発生する可能性があり、ワイアレスネットワーキング標準にしたがってRFウェーブフォームを受信すること若しくは送信することに使用するために2.4GHz帯域(2412−2483MHz)においてウェーブフォームを発生する可能性がある。同じ原理が、他の周波数帯域においてウェーブフォームを発生するために適用される可能性もある。例えば、IEEE 802.11a標準をサポートするための5GHZ帯域、若しくは他の音声通信標準をサポートするための1800MHz帯域である。
周波数シンセサイザは、第1の周波数において第1の信号を生成する1個の電圧制御されたオシレータを与える可能性がある。電圧制御されたオシレータは、第1の信号に関する適切な周波数を選択するために位相固定ループによって同調される可能性がある。電圧制御されたオシレータは、周波数操作回路に接続される可能性がある。周波数操作回路は、異なる周波数において異なる信号を発生させるために分割器及び/若しくは乗算器を与える。1つの例では、第1の信号は、第2の信号を発生させるために分割される。その場合には、第2の信号は、第3の信号を発生させるために第1の信号によって掛け算されることができる。第2の信号は、音声通信標準にしたがってRF信号受信若しくは送信に対して使用されたウェーブフォームを具備する可能性があり、そして第3の信号は、ワイアレスネットワーキング標準にしたがってRF信号受信若しくは送信に対して使用されたウェーブフォームを具備する可能性がある。上記したように、電圧制御されたオシレータは、したがって、どちらのウェーブフォームが要求されるかに依存して、同調される可能性がある。電圧制御されたオシレータの要求される同調可能な範囲は、周波数操作回路のインプリメンテーションに対して削減されることができる。
他の1つの例では、電圧制御されたオシレータによって発生された第1の信号は、第3の信号を発生させるために第2の信号によって掛け算される、そして第3の信号は、乗算器にフィードバックされる第2の信号を発生させるために分割係数によって分割される。その場合には、第2の信号は、ワイアレスネットワーキング標準にしたがってRF信号受信若しくは送信に対して使用されるウェーブフォームを具備する可能性がある。
追加の技術も、ワイアレス音声通信標準及びワイアレスネットワーキング標準の両者がサポートされる場合に、どちらがWCDのアーキテクチャを単純化できるかを説明する。例えば、受信されたRFウェーブフォームからのベースバンド信号をミキシングすると、ベースバンド信号は、受信機からモデムへ送られる必要がある可能性がある。受信機からモデムへベースバンド信号を伝達するために同一のアナログ送信ラインを使用することによって、ベースバンド信号がワイアレス音声通信標準若しくはワイアレスネットワーキング標準のいずれに関係するかどうかに拘らず、アーキテクチャは、単純化されることができる。言い換えると、音声受信機及びデータ受信機は、共通のアナログ送信ラインを介してモデムに接続される。音声受信機が受信されたRFウェーブフォームからのベースバンド信号をミックスするのであれば、モデムのアナログ−ディジタル変換器へベースバンド信号を送信するために送信ラインを使用する。同様に、データ受信機が受信されたRFウェーブフォームからのベースバンド信号をミックスするのであれば、モデムのアナログ−ディジタル変換器へベースバンド信号を送信するために同一のアナログ送信ラインを使用する。このようにして、アーキテクチャは、音声通信標準及びワイアレスネットワーキング標準の両者をサポートするWCDにおいて単純化されることができる。
図1は、複数のワイアレス通信装置10A−10C、集合的にワイアレス通信装置10として呼ぶ、を含むワイアレス通信システム2を説明するブロック図である。ワイアレス通信装置(WCDs)10は、ワイアレスネットワーキングをサポートするために構成された任意の携帯計算装置である可能性がある。各装置は、ウィンドウズTM、マッキントッシュTM、ユニックス、若しくはリナックス環境で動作するデスクトップ若しくは携帯コンピュータ、パームTM、ウィンドウズCE、若しくは小さな携帯装置のための同様のオペレーティングシステム環境に基づいたパーソナルディジタルアシスタント(PDA)、若しくは携帯無線電話、対話式テレビ、ワイアレスデータ端末、ワイアレスデータ収集装置、インターネットキオスク、家庭環境のためのネットワーク対応装置、ワイアレスサーバ、及びその他のような他のワイアレス装置である可能性がある。
WCDs10は、ワイアレスデータ信号8A−8D(以降、ワイアレスデータ信号8)を介してワイアレス通信システム2中のデータを伝達する。特に、WCDs10は、ワイアレスネットワーキング標準、例えば、IEEE 802.11ファミリの標準中の1つの標準、により規定されたプロトコルのようなワイアレスプロトコルにしたがってデータを伝達する。データパケットの形式の変調されたワイアレスデータ信号8は、ワイアレスアクセスポイント11A及び11B(集合的にアクセスポイント11)によってそれぞれのWCDs10へ及びWCDsから送られる可能性がある。アクセスポイント11は、ローカルエリアネットワーク、ワイドエリアネットワーク、若しくはインターネットのようなグローバルネットワークのようなネットワーク14に有線接続を有する可能性がある。
ワイアレスネットワーキング標準をサポートすることに加えて、システム2中のWCDs10も、1若しくはそれ以上の音声通信標準をサポートするために構成される可能性がある。例えば、1若しくはそれ以上の基地局4は、CDMA技術、FDMA技術、TDMA技術、各種の統合された技術、及びその他のような音声通信技術を介してWCDs10へ音声信号9A−9E(集合的に音声信号9)を通信する可能性がある。例えば、1若しくはそれ以上のWCDs10は、1若しくはそれ以上のCDMA標準をサポートするために設計される可能性がある。例えば、(1)“TIA/EIA−95−B デュアルモードワイドバンド拡散スペクトルセルラシステムに関する移動局−基地局互換性標準”(IS−95標準)、(2)“TIA/EIA−98−C デュアルモードワイドバンド拡散スペクトルセルラ移動局に対する推奨最小標準”(IS−98標準)、(3)“第3世代パートナーシッププロジェクト”(3GPP)という名前のコンソーシアムにより提案された、ドキュメント番号3G TS 25.211、3G TS 25.212、3G TS 25.213、及び3G TS 25.214を含むドキュメントのセットに組み込まれた標準、(4)“第3世代パートナーシッププロジェクト2” (3GPP2)という名前のコンソーシアムにより提案された、“TR−45.5 cdma2000拡散スペクトルシステムに対する物理レイヤ標準”、“C.S0005−A cdma2000拡散スペクトルシステムに関する上位レイヤ(レイヤ3)シグナリング標準”、及び“C.S0024 CDMA2000 高レートパケットデータエアーインターフェース仕様”(CDMA2000標準)、(5)TIA/EIA−IS−856、“CDMA2000高レートパケットデータエアーインターフェース仕様”に文書化されたHDRシステム、及び(6)いくつかの他の標準である。付け加えると、WCDs10は、GSM標準、若しくは関連する標準、例えば、DCS1800及びPCS1900標準、のような他の標準をサポートするために設計される可能性がある。GSMシステムは、FDMA及びTDMA変調技術の組み合わせを採用する。WCDs10は、他のFDMA及びTDMA標準もサポートする可能性がある。
以下により詳細に概要を述べるように、1若しくはそれ以上のWCDs10は、単純化されたアーキテクチャを組み込んで、ワイアレスネットワーキング標準及び音声通信標準の両者をサポートする。特に、WCDs10は、同一の周波数シンセサイザを利用する可能性があり、ワイアレスネットワーキング標準及び音声通信標準にしたがった信号の送信及び受信に対するウェーブフォームを発生する。さらに、WCDs10は、ワイアレスネットワーキング標準及び音声通信標準に関連した信号の信号プロセシングの間に他の共通コンポーネントを使用する可能性がある。例えば、同一のアナログ送信ラインは、受信機がワイアレスデータ受信機若しくはワイアレス音声受信機のいずれであるかに拘らず受信機からモデムへベースバンド信号を伝達するために使用される可能性がある。WCD10のユーザは、オペレーションのモード、例えば、音声若しくはデータ、を選択する可能性があり、そしてWCD10のコンポーネントは、以下により詳細に概要を述べられたように構成されることができ、その結果、ワイアレス信号が、選択されたオペレーションのモードにしたがって、送信されそして受信されることができる。
図2は、ワイアレス通信システムの他の1のブロック図であり、そこでは、WCD10は、音声通信標準及びワイアレスネットワーキング標準をサポートする。示されたように、WCD10は、ワイアレスネットワーキング標準にしたがってワイアレスデータ信号8を送信でき、受信できる。特に、WCD10は、ワイアレスRF信号を受信する。そこでは、データは、ワイアレスネットワーキングに対して使用された変調スキームにしたがって変調される。例えば、IEEE 802.11bワイアレスネットワーキング標準にしたがった装置によって一般に実行されるBPSK若しくはQPSK変調スキーム、若しくはIEEE 802.11g若しくはIEEE 802.11aワイアレスネットワーキング標準にしたがった装置によって一般に実行されるOFDM変調スキームである。いずれの場合でも、データ信号8は、使用された変調スキームにしたがってエンコードされたデータパケットの形式を取る。データをパケットに分割することは、送信の間に失われた若しくは汚染された可能性があるそれらの個々のパケットだけを再送付するために送る側の装置をイネーブルすることを含む複数の利点を有する。ワイアレスネットワークは、代表的にリセンド−アンティル−アクノリッジ(承認されるまで再送信)プロトコルにしたがって動作する。そこでは、パケットは、アクセスポイント11からWCD10へ、WCD10がパケットの受信を承認するまで再送付される。アクセスポイント11は、ローカルエリアネットワーク、ワイドエリアネットワーク若しくはインターネットのようなグローバルネットワークのような、パケットに基づいたネットワーク14内でルータに有線接続を有する。
WCD10は、ワイアレス音声通信標準にしたがって音声信号9も送信し、受信できる。特にWCD10は、基地局4からワイアレスRF信号を受信する可能性があり、そこでは、データは、上記されたFDMA、TDMA若しくはCDMA変調スキームのような、ワイアレス音声通信に対して使用された変調スキームにしたがって変調される。基地局4(時々ベーストランシーバシステムとして呼ばれる)は、基地局コントローラ18に一般に接続され、基地局4とパブリックスイッチト電話ネットワーク(PSTN)13との間のインターフェースを与える。再び、WCD10は、ワイアレス音声信号9及びワイアレスデータ信号8がサポートされる場合に、アーキテクチャを単純化し、おそらく改善するために以下により詳細に概要を説明される1若しくはそれ以上の技術を与える。いずれの場合においても、WCD10のユーザは、オペレーションのモードを選択し、そしてWCD10のコンポーネントは、以下にさらに詳細に概要を説明されるように構成されることができる。
図3及び4は、それぞれRF信号受信及びRF信号送信の間、周波数シンセサイザ25A及び25Bを与えるワイアレス通信装置10のブロック図である。いずれの場合でも、周波数シンセサイザ25、すなわち、周波数シンセサイザ25A及び25B、は、以下に概要を述べる1若しくはそれ以上の技術を実行する可能性があり、ワイアレス通信装置10のオペレーションを改善する。
特に、ワイアレス通信装置(WCD)10は、ゼロ中間周波数(ゼロIF)アーキテクチャを与えるが、本明細書は、その点に限定されない。その場合には、WCD10は、入力RF信号を直接ベースバンド信号へ変換し、そして具体的には、RF信号を中間周波数(IF)信号に始めに変換しない。しかしながら、ここに説明された技術は、中間周波数(IF)部分をインプリメントするアーキテクチャを含む1若しくはそれ以上の周波数シンセサイザをインプリメントする任意のアーキテクチャに容易に適用可能である可能性があることを理解される。
図3に示されたように、WCD10は、入力RF信号を受信するアンテナ20を含む。例えば、入力RF信号は、音声信号、例えばCDMA基地局から送られたコード分割多元アクセス(CDMA)変調された信号、若しくはデータ信号、例えばIEEE 802.11ファミリの標準中のワイアレスネットワーキング標準にしたがって変調されたパケット、を具備する。アンテナ20によって受信された音声信号は、音声受信機22によって処理されることがでる、これに対してアンテナ20によって受信されたデータ信号は、データ受信機24によって処理されることができる。特に、受信機22,24は、低雑音増幅器(LNA)及び1若しくはそれ以上のフィルタを経由して受信された信号を渡す可能性がある。信号は、その後、ベースバンドへミックスダウンされる。特に、各受信機は、周波数シンセサイザ25Aによって生成された参照ウェーブフォームを受信するミキサを与える可能性がある。周波数シンセサイザ25Aは、異なる受信機22,24による使用に対して異なる周波数でウェーブフォームを発生させる可能性がある。
受信機は、アナログ送信ライン35Aと35B及びおそらくシリアルバス27Aと27Bを介してモジュレータ/デモジュレータ(modem)に接続される可能性がある。受信されたRFウェーブフォームをベースバンドにミックスダウンすると、ベースバンド信号は、それぞれのアナログ送信ライン35A,35Bを介してモデム26へ送られることができる。モデム26は、ベースバンド信号をディジタル値に変換し、復調を実施する可能性がある。本明細書では、用語モデムは、変調、復調、若しくは変調及び復調の両者を実施できるコンポーネント若しくはコンポーネントの集合を呼ぶ。
図4は、RF信号送信の間に実行されるコンポーネントを説明する、WCD10のブロック図である。その場合には、WCD10は、アナログ送信ライン45Aと45B及びおそらくシリアルバス47Aと47Bを介してモデム26に接続された異なる送信機32、34を与える可能性がある。例えば、音声送信機32は、音声通信標準にしたがって変調された音声信号を送信するために使用されることができ、これに対して、データ送信機34は、ワイアレスネットワーキング標準にしたがって変調されたデータパケットを送信するために使用されることができる。送信機32,34は、モデム26からベースバンド信号を受信して、共通周波数シンセサイザ25Bによって生成されたウェーブフォームを使用してベースバンド信号をRFへアップミックする可能性がある。再び、周波数シンセサイザ25Bは、異なる送信機32,34の両者による使用に対して異なる周波数でウェーブフォームを発生させる可能性がある。
図5は、統合音声/データ受信機を組み込んだWCD10を説明するブロック図である。統合音声/データ受信機は、音声通信標準及びワイアレスネットワーキング標準にしたがって信号を受信できる。その場合には、受信機52は、ワイアレス音声信号若しくはワイアレスネットワーキング標準にしたがって変調されたデータ信号であるとして受信した信号を識別する。周波数シンセサイザ25Cは、受信機52による使用に対して異なる周波数でウェーブフォームを発生させる可能性がある。特に、周波数シンセサイザ25Cは、受信した信号が音声通信標準にしたがって変調された音声信号である場合に、第1の周波数においてウェーブフォームを発生でき、そしてしかも、受信した信号がワイアレスネットワーキング標準にしたがって変調されたデータ信号である場合に、第2の周波数においてウェーブフォームを発生する。受信機52は、アナログ送信ライン55Aと55B及びおそらくシリアルバス57Aと57Bを介してモデム26に接続される可能性がある。
さらに他のインプリメンテーションでは、WCDは、統合音声/データ送信機を組み込む可能性がある。統合音声/データ送信機は、音声通信標準及びワイアレスネットワーキング標準にしたがって信号を送信できる。その場合には、周波数シンセサイザは、送信された信号が音声信号であるか若しくはデータ信号であるかに基づいて送信機による使用に対して異なる周波数においてウェーブフォームを発生させる可能性がある。いくつかの場合には、アンテナ20(図3−5)は、デュプレクサ(図示せず)に接続される可能性があり、これは、受信機及び送信機の両者に順に接続される。言い換えると、デュプレクサは、入力及び出力信号経路を異なるものにする可能性がある。単純化のために、しかしながら、デュプレクサは、図示されていない。いずれの場合でも、WCD10は、それぞれ第1及び第2の周波数において第1及び第2のウェーブフォームを発生する周波数シンセサイザを組み込む。そのようにして、同一の周波数シンセサイザは、ワイアレスネットワーキング標準したがったデータ通信及び音声通信標準にしたがった音声通信に対するウェーブフォームを発生させるために使用されることができる。その結果、複雑さの削減、より少ないコンポーネント及び電力消費の削減のような改善は、音声及びデータ標準をサポートするWCDの中で達成されることが可能である。
周波数シンセサイザ25は、図3に示されたように2つの別々の受信機に接続される、図4に示されたように2つの別々の送信機に接続される、図5に示されたように統合音声/データ受信機の部分として統合される、統合音声/データ送信機の部分として統合される、複数の送信機及び受信機に接続される、若しくは音声及びデータ信号の送信及び受信を実施する統合トランシーバに接続される可能性がある。いずれの場合でも、WCD10は、音声通信標準及びワイアレスネットワーキング標準の両者をサポートするために必要な異なるウェーブフォームを発生させるために、別々の周波数シンセサイザの必要性がないので、単純化されることができる。
図6は、音声受信機22及びデータ受信機24へウェーブフォームを与える周波数シンセサイザ25Aのブロック図である。音声受信機22は、音声通信標準にしたがって信号を受信し、データ受信機24は、ワイアレスネットワーキング標準にしたがって信号を受信する。図示されたように、音声受信機22は、RFVOICE信号をベースバンドにダウンコンバートするためにミキサ52Aを与える可能性がある。同様に、データ受信機24は、RFDATA信号をベースバンドにダウンコンバートするためにミキサ52Bを与える可能性がある。同様のコンポーネントは、ベースバンド信号をRFVOICE及びRFDATA信号にそれぞれアップコンバートするために送信機によって与えられる可能性がある。
図7は、周波数シンセサイザ25のより詳細なブロック図である。周波数シンセサイザ25は、上記した周波数シンセサイザ25A,25B若しくは25Cのいずれかに対応する可能性がある。この例では、しかしながら、周波数シンセサイザ25は、図3及び図6に示されたように音声及びデータ受信機を用いたインプリメンテーションの関係において説明される。
周波数シンセサイザ25は、電圧制御されたオシレータ(VOC)のような、オシレータ75を含む。位相固定ループ(PLL)72は、オシレータ75の周波数を制御するためにオシレータ75へ入力電圧信号を適用する。例えば、PLL72は、オシレータ75の出力を測定する可能性があり、おそらく出力周波数を低周波数高精度参照周波数、例えば温度補償されたクリスタルオシレータ(TCXO)により供給される、と比較するために周波数分割器を与える可能性がある。PLL72は、参照周波数とオシレータ75の出力との間の周波数差を測定し、周波数エラーを測定する可能性がある、そしてしたがって、オシレータ75への入力電圧を調整できる。PLL72によってオシレータ75へ供給された入力電圧は、オシレータ75を所望の出力周波数に同調させるために選択されることができる。希望に応じて、1若しくはそれ以上のループフィルタ(図示せず)も与えられる可能性がある。
周波数シンセサイザ25は、オシレータ75によって供給された信号から異なるウェーブフォームを発生させるために周波数操作回路74も含む。特に、周波数操作回路74の使用は、オシレータ75の必要な同調可能範囲を削減する可能性があり、それによって、インプリメンテーションを単純化し、そしておそらくインプリメンテーションコストを削減する。例えば、周波数操作回路74は、1若しくはそれ以上の分割器及び1若しくはそれ以上の乗算器を含む可能性がある。このようにして、周波数シンセサイザ25は、音声通信標準に関連した周波数で第1のウェーブフォームを、及びワイアレスネットワーキング標準に関連した周波数で第2のウェーブフォーム発生できる。図示されたように、周波数操作回路74は、ダウンコンバージョンプロセスにおける使用に対して固有の受信機にそれぞれのウェーブフォームを出力できる。
図8(a),(b),9及び10は、周波数シンセサイザ内のイグゼンプラリな周波数操作回路のより詳細なブロック図である。図8(a)において、オシレータ75は、1600MHz周波数帯域、すなわち、約1608及び1655.33MHz(1600MHz信号とも呼ばれる)に同調されて周波数操作回路へ信号を与える。周波数操作回路74は、804と827.67MHzとの間の周波数の信号を発生させるために1600MHz信号を2に分割するために分割器82Aを与える。
分割器82Aは、1つの時間ドメインにおいて動作すると見られる可能性がある。例えば、分割器82Aは、オシレータパルスの先頭及び終わりのエッジを計数するカウンタを含む可能性があり、整数の数のパルスが検出される各回毎にパルス信号を与える。図8に示された例では、分割器82Aの整数は、2でプログラムされる。1600MHz帯域(1600−1655.33)において振動する信号は、804と827.67MHzとの間で振動する信号を発生させるために分割器82Aに供給されることができる。
分割器82Aの出力は、乗算器81Aに供給されることができる。特に、乗算器81Aは、分割器82Aから804と827.67との間の範囲である信号を受信し、そして1600MHz帯域で振動しているオシレータ75によって発生された振動する信号を用いて分割された信号を掛け算する。掛け算の結果は、上位帯域信号、これは2.4GHz帯域、すなわち、2412と2483MHzとの間の周波数(2.4GHz信号とも呼ばれる)にある、及び下位帯域信号、これは804と827.67MHzとの間である、である。乗算器81Bは、しかしながら、上位帯域信号だけを出力するようにプログラムされることができる。この2.4GHz信号は、2.4GHz帯域において動作するワイアレスネットワーキング標準にしたがって変調されたRF信号をダウンコンバートすることでの使用に対してデータ受信機内のミキサへウェーブフォームとして与えられることができる。あるいは、2.4GHz信号は、ベースバンド信号を2.4GHzキャリア上へアップコンバートすることでの使用に対してデータ送信機内のミキサへウェーブフォームとして与えられることができる。
図8(b)は、図8(a)に示された同一の回路が、869と894MHzとの間(ここでは、800MHz信号と呼ばれる)で振動する信号を発生させるために、どのようにして使用される可能性があるかを示す。そのような800MHz信号は、GSMのような音声システムに対して使用される可能性がある。869と894MHzとの間で振動する信号を発生させるために、オシレータ75は、1738−1788MHz帯域に同調される可能性がある。オシレータ75の出力は、869と894MHzとの間で振動する信号を発生させるために分割器82Aへ供給されることができる。この800MHz信号は、800MHz帯域で動作するGSM標準にしたがって変調されたRF信号をダウンコンバーティングすることにおける使用のためにGSM音声受信機内のミキサへウェーブフォームとして与えられることができる。あるいは、800MHz信号は、ベースバンド信号を800MHzキャリアにアップコンバーティングすることにおける使用のためにGSM送信機内のミキサへウェーブフォームとして与えられることができる。分割器及び乗算器が与えられるので、オシレータ75の必要な同調範囲は、データ及び音声の両者が同一の周波数シンセサイザを使用してミックスされる場合に削減されることができる。所望の信号は、オシレータ75を同調させることによって及び分割器82Aの分割係数を選択することによって発生されることができる。
周波数操作回路74を与えることによって、オシレータ75の同調範囲は、2.4GHz帯域のデータ受信機に対するウェーブフォーム及び800MHz帯域、1800MHz帯域若しくは1900MHz帯域の音声受信機に対するウェーブフォームの発生をサポートするために、ほぼ1600MHzと1900MHzとの間のどこかである必要があるだけである可能性がある。1600MHzと1900MHzとの間のどこかである同調範囲は、非常に妥当なコストで与えられることができる。1600MHzと1900MHzとの間のどこかである限りは、範囲は、より小さくなる可能性がある。これより大きな同調可能範囲は、インプリメンテーションの観点からコスト的に禁止される可能性がある。
図8(a)及び(b)の例は、フィードフォワードループを与え、そこでは、分割器82Aの出力は、前方に供給され、オシレータ75によって発生された振動している信号と統合される。図9は、音声及びデータ標準にしたがって異なる受信機若しくは送信機による使用に対する異なるウェーブフォームを発生する他の方法を図示する。
図9の例では、周波数操作回路74Bは、フィードバックループを与える。その場合には、オシレータ75は、1600MHz帯域の周波数操作回路74Bへ信号を供給する。周波数操作回路74は、乗算器81Bを与える。例えば、乗算器81Bは、2.4GHz帯域の信号を発生させるためにオシレータ75によって供給された1600MHz信号を分割された信号で掛け算する。再び、乗算器81Bは、上位及び下位帯域信号を実際に発生させる可能性があるが、2.4GHz帯域にある上位帯域信号だけを出力するようにプログラムされることができる。2.4GHz信号は、ダウンコンバージョン若しくはアップコンバージョンプロセスにおける使用のために、データ受信機若しくは送信機上のミキサへウェーブフォームとして与えられることができる。さらに、2.4GHz信号は、分割器82Bへ供給される可能性がある。分割器82Bは、804及び827.67MHzの信号、これは乗算器81Bへフィードバックされる、を発生させるために2.4GHz信号を3で分割する。
他の例では、オシレータ75は、分割された信号が869−894MHz帯域で振動するために同調される可能性があり、その結果、800MHz帯域で動作する音声通信標準にしたがったダウンコンバージョン若しくはアップコンバージョンプロセスにおける使用のためにGSM受信機若しくは送信機上のミキサへウェーブフォームとして与えられることができる。再び、分割器及び乗算器を与えることによって、信号電圧制御されたオシレータ75は、種々の異なる周波数においてウェーブフォームを発生させるために使用されることができる。さらに、分割器及び乗算器は、オシレータ75の必要な同調範囲を減少させることを可能にする。これは、順にインプリメンテーションコストを減少できる。電圧制御されたオシレータ75を同調させることによって、及び分割器82の適切な分割係数を選択することによって、種々の異なる周波数で振動する信号は、生成されることができる。
例えば、1800MHz信号を発生させるために、オシレータ75は、1600MHz帯域に同調されることができ、そして周波数分割器は、8の周波数分割係数で、すなわち、200MHz帯域信号を発生させるために、構成される可能性がある。200MHz信号は、その後、1600MHz信号と掛け算されて1800MHz信号を得る。
図10は、1900MHz信号、すなわち、1930と1990MHzとの間で振動しているウェーブフォームは、PCS音声受信機若しくは送信機による使用のために発生される例を示す。その場合には、オシレータ75は、1715−1768MHz帯域に同調されることができる。1715−1768MHz信号は、分割器82Cによって8で分割されることができ、そしてその後、1900MHz帯域で振動する信号を発生させるために乗算器81Cを使用して1715−1768MHz信号で掛け算される。
分割器82の分割係数は、電圧制御されたオシレータ75の初期電圧と同様に、音声及びデータ通信に対する所望の周波数に対応する周波数を規定するために選択される可能性がある。分割器82の分割係数は、プログラム可能であり、種々の異なる周波数ウェーブフォームの発生に関して自由度を与える可能性がある。そのために、図10の回路は、図8(a)の回路と同じである可能性があり、分割器82のプログラム可能な分割係数は、2(分割器82A、図8(a))から8(分割器82C、図10)へ変更される。その場合に、分割器82は、分割器が動作する分割係数を規定するプログラム可能な入力を受信する可能性がある。いくつかの場合では、複数の乗算器若しくは複数の分割器が、いかなる周波数が要求されてもウェーブフォームを発生させるために与えられることができる。このような方法で、ワイアレス通信標準及びワイアレスネットワーキング標準の両者は、1個の電圧制御されたオシレータを有する1台の周波数シンセサイザを使用してサポートされることができる。そのような構成は、WCD10の複雑性を削減する可能性があり、追加のオシレータが避けられるため、電力を節約することも可能性がある。付け加えると、装置施設(real estate)の必要性及び製造コストも、いくつかの従来のWCDsと比較して削減される可能性がある。オシレータ75を同期させることによって、そして適切な分割係数を選択することによって、所望のウェーブフォームは、同じ周波数シンセサイザを使用して発生されることができる。さらに、複数の分割器及び乗算器のインプリメンテーションは、オシレータ75の必要な同調範囲を減少する可能性があり、これは、インプリメンテーションを単純化することができ、インプリメンテーションコストを削減することができる。
図11は、RF信号の受信の間にワイアレス通信装置において実行されることができる技術を説明するフロー図である。RF信号は、音声通信標準の信号若しくはワイアレスネットワーキング標準の信号のいずれかに対応する。図示されたように、WCD10は、RFウェーブフォームを受信して(101)、受信されたウェーブフォームがデータ信号若しくは音声信号のどちらに対応するかを決定する(102)。例えば、受信したRF信号の変調周波数が、異なる信号を区別するために測定される可能性がある。受信したRFウェーブフォームが音声通信標準にしたがって変調された音声信号に対応するならば、WCD10内の周波数シンセサイザ25は、第1のウェーブフォームを発生する(103)。例えば、周波数シンセサイザ25は、音声信号のダウンコンバージョンのために必要な周波数で第1のウェーブフォームを発生させるために、電圧制御されたオシレータ75及び周波数操作回路74を与える可能性がある。WCD10は、第1のウェーブフォームを使用して、音声ベースバンド信号を受信されたRFウェーブフォームからダウンコンバートする(104)。WCD10は、その後、ベースバンド信号を復調する(105)。
受信されたRFウェーブフォームがワイアレスネットワーキング標準にしたがって変調されたデータ信号に対応するならば、WCD10内の同一の周波数シンセサイザ25は、第2のウェーブフォームを発生する(106)。その場合には、周波数シンセサイザ25は、オシレータ75を同調し、適切な分割係数を選択する。周波数操作回路74は、データ信号のダウンコンバージョンのために必要な周波数で第2のウェーブフォームを発生させるために、電圧制御されたオシレータ75からの適切に同調された信号を操作する。WCD10は、第2のウェーブフォームを使用して、データベースバンド信号を受信したRFウェーブフォームからダウンコンバートする。WCD10は、その後、ベースバンド信号を復調する(105)。
図12は、図11の技術と類似する技術を説明するフロー図である。図12の技術は、RF信号の送信の間にワイアレス通信装置において実行されることができる。RF信号は、音声通信標準の信号若しくはワイアレスネットワーキング標準の信号のいずれかに対応する。図示されたように、WCD10の送信機は、モデム26からベースバンド信号を受信する(111)。例えば、異なる送信機32,34(図4)は、ベースバンド信号が音声通信標準若しくはワイアレスネットワーキング標準のいずれに対応するかに依存して、モデム26からベースバンド信号を受信する可能性がある(112)。ベースバンド信号が音声通信標準に対応するのであれば、WCD10内の周波数シンセサイザ25は、音声通信標準に関連する周波数を有する第1のキャリアウェーブフォームを発生する(113)。WCD10は、第1のキャリアウェーブフォームに音声ベースバンド信号をアップコンバートして(114)、変調されたキャリアを、例えば、基地局4へ送信する。
ベースバンド信号がワイアレスネットワーキング標準に対応するのであれば、WCD10内の周波数シンセサイザ25は、ワイアレスネットワーキング標準に関連する周波数を有する第2のキャリアウェーブフォームを発生する(116)。その場合には、WCD10は、音声ベースバンド信号を第2のキャリアウェーブフォームにアップコンバートして(117)、変調されたキャアリアを、例えば、アクセスポイント11へ送信する。
WCD10は、同一の周波数シンセサイザを使用することによって改善される若しくはおそらく単純化される可能性があり、音声通信標準にしたがったRF信号の送信若しくは受信における使用のための第1のウェーブフォーム、及びワイアレスネットワーキング標準にしたがったRF信号の送信若しくは受信における使用のための第2のウェーブフォームを発生する。WCD10は、追加のオシレータが避けられるので、電力を節約する可能性もある。付け加えると、装置施設の要求及び製造コストは、いくつかの従来のWCDsと比較して削減される可能性がある。
図13は、追加された実施形態にしたがったWCD10のブロック図である。そこでは、音声受信機及びデータ受信機は、同一のアナログ送信ラインを使用してモデムへアナログ信号を送信する。特に、図13に説明されように、WCD10の受信機22,24は、モデム26へI−及びQ−ベースバンド信号を送信する可能性がある。I−成分は、複素ウェーブフォームのイン−フェーズ成分と呼ばれ、これに対して、Q−成分は、複素ウェーブフォームのカドラチャ−フェーズ成分と呼ばれる。I−及びQ−ベースバンド信号を受信すると、モデム26は、アナログ−ディジタル変換器121を使用してベースバンド信号をディジタルサンプルに変換し、ディジタル電圧利得増幅器(DVGA)122を使用してベースバンド信号を拡大縮小し、そしてデモジュレーションユニット124を使用してベースバンド信号を復調する。
モデム26は、音声通信標準若しくはワイアレスネットワーキング標準に関連したベースバンド信号を復調するために構成されることができる。音声受信機22及びデータ受信機24は、アナログ送信ライン125A及び125Bの組を介してモデム26に接続される可能性がある。アナログ送信ラインは、それぞれの受信機22,24によって共用される。言い換えると、ベースバンド信号は、アナログ送信ライン125A及び125Bを介して音声受信機22からアナログ−ディジタル変換器121へ送られることができ、そして異なるベースバンド信号は、同じアナログ送信ライン125A及び125Bを介してデータ受信機24からアナログ−ディジタル変換器121へ送られることができる。このような方法で、WCD10のアーキテクチャは、ワイアレス音声通信標準及びワイアレスネットワーキング標準がサポートされる場合に、単純化されることができる。
ワイアレス通信装置の複数の技術及び実施形態が、説明されてきた。例えば、WCDのアーキテクチャを単純化する技術は、WCDが音声通信標準及びワイアレスネットワーキング標準の両者をサポートする場合の使用に関して説明されてきた。いずれにせよ、種々の他の変形が、本発明の精神及び範囲から逸脱しないでなされる可能性がある。したがって、これらの及び他の実施形態は、本発明の請求項の範囲内である。
図1は、ワイアレス通信システムを説明するブロック図であり、そこでは、ワイアレス通信装置(WCDs)は、ここで説明された1若しくはそれ以上の技術を実行することができる。 図2は、ワイアレス通信システムを説明するブロック図であり、そこでは、WCDは、音声通信標準及びワイアレスネットワーキング標準をサポートする。 図3は、音声通信標準及びワイアレスネットワーキング標準にしたがって信号を受信できるWCDを説明するブロック図である。 図4は、音声通信標準及びワイアレスネットワーキング標準にしたがって信号を送信できるWCDを説明するブロック図である。 図5は、音声通信標準及びワイアレスネットワーキング標準にしたがって信号を受信できる統合音声/データ受信機を組み込むWCDを説明するブロック図である。 図6は、音声通信標準にしたがって信号を受信する音声受信機及びワイアレスネットワーキング標準にしたがって信号を受信するデータ受信機へウェーブフォームを与える周波数シンセサイザのブロック図である。 図7は、周波数シンセサイザのより詳細なブロック図である。 図8(a)、(b)は、周波数シンセサイザ内のイグゼンプラリな周波数操作回路の詳細なブロック図である。 図9は、周波数シンセサイザ内のイグゼンプラリな周波数操作回路の詳細なブロック図である。 図10は、周波数シンセサイザ内のイグゼンプラリな周波数操作回路の詳細なブロック図である。 図11は、ワイアレス通信装置において実行されることができる技術を説明するフロー図である。 図12は、ワイアレス通信装置において実行されることができる技術を説明するフロー図である。 図13は、追加の実施形態にしたがったWCDのブロック図であり、そこでは、音声受信機及びデータ受信機は、同じアナログ送信ラインを使用してモデムへアナログ信号を送信する。
符号の説明
2…ワイアレス通信システム,4…基地局,8…ワイアレスデータ信号,9…ワイアレス音声信号,20…アンテナ,27…シリアルバス,35,45…アナログ送信ライン,75…オシレータ,81…乗算器,82…分割器。

Claims (21)

  1. ワイアレス通信装置において、周波数シンセサイザを使用して異なるワイアレス通信標準に関係付けられる周波数でウェーブフォームを発生するための方法、前記方法は、以下のステップを具備する:
    ウェーブフォームを受信し、前記ウェーブフォームが音声通信標準にしたがった信号である場合、前記周波数シンセサイザのオシレータにより第1の周波数の第1の信号を発生すること;
    分割器により、第1の選択された周波数分割係数を使用して前記第1の周波数の前記第1の信号を分割して、音声通信標準により使用するための周波数で第1のウェーブフォームを得ること、前記第1のウェーブフォームは、前記ワイアレス通信装置における前記音声通信標準にしたがった信号の送信又は受信においてキャリアとして使用される
    前記ウェーブフォームがワイアレスネットワーキング標準にしたがった信号である場合、前記周波数シンセサイザの前記オシレータにより第2の周波数の第2の信号を発生すること、ここにおいて、前記オシレータは、出力周波数を制御するための入力電圧を調整されることにより前記第1の周波数の前記第1の信号又は前記第2の周波数の前記第2の信号を発生する
    前記分割器により、第2の周波数分割係数を使用して前記第2の周波数の前記第2の信号を分割して、第3の信号を得ること;及び
    乗算器により、前記第2の信号を前記第3の信号で掛け算して、ワイアレスネットワーキング標準により使用するための周波数で第2のウェーブフォームを得ること、前記第2のウェーブフォームは、前記ワイアレス通信装置における前記ワイアレスネットワーキング標準にしたがった信号の送信又は受信においてキャリアとして使用される
  2. 請求項1の方法、ここで、前記第2のウェーブフォームの前記周波数は、IEEE 802.11標準に関する2.4GHz帯域にある。
  3. 請求項1の方法、ここで、前記第1のウェーブフォームの前記周波数は、以下のグループから選択された帯域にある:800MHz帯域、1800MHz帯域、及び1900MHz帯域。
  4. 請求項1の方法、ここで、前記第1及び第2のウェーブフォームは、参照ウェーブフォームを具備する、前記方法は、ベースバンド信号を用いて前記参照ウェーブフォームを変調することをさらに具備する。
  5. 請求項1の方法、ここで、前記第1及び第2のウェーブフォームは、参照ウェーブフォームを具備する、前記方法は、ダウンコンバージョンプロセスにおいて受信したRF信号からベースバンド信号を生成するために前記参照ウェーブフォームを使用することをさらに具備する。
  6. ワイアレス通信装置であって、以下を具備する:
    音声通信標準にしたがって変調されたRF信号を受信する第1の受信機;
    ワイアレスネットワーキング標準にしたがって変調されたRF信号を受信する第2の受信機;及び
    前記第1及び第2の受信機に接続された周波数シンセサイザ、前記周波数シンセサイザはオシレータ及び周波数操作回路を具備する、前記周波数シンセサイザは以下を実行するように構成される、
    前記第1の受信機が前記RF信号を受信した場合、前記オシレータを使用して第1の周波数の第1の信号を発生する、
    前記周波数操作回路を使用して、第1の選択された周波数分割係数により前記第1の周波数の前記第1の信号を分割して、前記音声通信標準により使用するための周波数で第1のウェーブフォームを得る、前記第1のウェーブフォームは、前記ワイアレス通信装置における前記音声通信標準にしたがった信号の送信又は受信においてキャリアとして使用される
    前記第2の受信機が前記RF信号を受信した場合、前記オシレータにより第2の周波数の第2の信号を発生する、ここにおいて、前記オシレータは、出力周波数を制御するための入力電圧を調整されることにより前記第1の周波数の前記第1の信号又は前記第2の周波数の前記第2の信号を発生する
    前記周波数操作回路を使用して、第2の周波数分割係数により前記第2の周波数の前記第2の信号を分割して、第3の信号を得る、及び
    前記周波数操作回路を使用して、前記第2の信号を前記第3の信号で掛け算して、前記ワイアレスネットワーキング標準により使用するための周波数で第2のウェーブフォームを得る、前記第2のウェーブフォームは、前記ワイアレス通信装置における前記ワイアレスネットワーキング標準にしたがった信号の送信又は受信においてキャリアとして使用される
    周波数シンセサイザである、ワイアレス通信装置。
  7. 請求項6のワイアレス通信装置、ここで、前記オシレータは、ほぼ1600と1900MHzとの間になる同調可能範囲を有する。
  8. 請求項7のワイアレス通信装置、ここで、前記周波数操作回路は、プログラム可能な分割器および乗算器を含む。
  9. 請求項6のワイアレス通信装置、ここで、前記第1の受信機及び前記第2の受信機は、別々の統合された回路である。
  10. 請求項6のワイアレス通信装置、ここで、前記第1の受信機及び前記第2の受信機は、1個の受信機として統合される。
  11. 請求項10のワイアレス通信装置、ここで、前記周波数シンセサイザは、前記1個の受信機の部分として統合される。
  12. ワイアレス通信装置であって、以下を具備する:
    音声通信標準にしたがって変調されたRF信号を送信する第1の送信機;
    ワイアレスネットワーキング標準にしたがって変調されたRF信号を送信する第2の送信機;及び
    前記第1及び第2の送信機に接続された周波数シンセサイザ、前記周波数シンセサイザはオシレータ及び周波数操作回路を具備し、前記周波数シンセサイザは以下を実行するように構成される、
    前記第1の送信機が前記RF信号を送信する場合、前記オシレータを使用して第1の周波数の第1の信号を発生する、
    前記周波数操作回路を使用して、第1の選択された周波数分割係数により前記第1の周波数の前記第1の信号を分割して、前記音声通信標準により使用するための周波数で第1のウェーブフォームを得る、前記第1のウェーブフォームは、前記ワイアレス通信装置における前記音声通信標準にしたがった信号の送信又は受信においてキャリアとして使用される
    前記第2の受信機が前記RF信号を送信する場合、前記オシレータを使用して第2の周波数の第2の信号を発生する、ここにおいて、前記オシレータは、出力周波数を制御するための入力電圧を調整されることにより前記第1の周波数の前記第1の信号又は前記第2の周波数の前記第2の信号を発生する
    前記周波数操作回路を使用して、第2の周波数分割係数により前記第2の周波数の前記第2の信号を分割して、第3の信号を得ること、及び
    前記周波数操作回路を使用して、前記第2の信号を前記第3の信号で掛け算して、前記ワイアレスネットワーキング標準により使用するための周波数で第2のウェーブフォームを得る、前記第2のウェーブフォームは、前記ワイアレス通信装置における前記ワイアレスネットワーキング標準にしたがった信号の送信又は受信においてキャリアとして使用される
    周波数シンセサイザである、ワイアレス通信装置
  13. 請求項12のワイアレス通信装置、ここで、前記周波数操作回路は、プログラム可能な分割器及び乗算器を含む。
  14. 周波数シンセサイザであって、以下を具備する:
    電圧制御されたオシレータ、及び
    周波数操作回路、
    ここにおいて、前記周波数シンセサイザは、以下のいずれかを実行するように構成される:
    受信したウェーブフォームが音声通信標準にしたがった信号である場合、前記電圧制御されたオシレータを使用して第1の周波数の第1の信号を発生し、そして前記周波数操作回路を使用して第1の選択された周波数分割係数により前記第1の周波数の前記第1の信号を分割して、前記音声通信標準により使用するための周波数で第1のウェーブフォームを得る、前記第1のウェーブフォームは、前記音声通信標準にしたがった信号の送信又は受信においてキャリアとして使用される、又は
    前記受信したウェーブフォームがワイアレスネットワーキング標準にしたがった信号である場合、前記電圧制御されたオシレータを使用して第2の周波数の第2の信号を発生し、前記周波数操作回路を使用して第2の周波数分割係数により前記第2の周波数の前記第2の信号を分割して第3の信号を得る、そして、前記第2の信号を前記第3の信号で掛け算して、前記ワイアレスネットワーキング標準により使用するための周波数で第2のウェーブフォームを得る、前記第2のウェーブフォームは、前記ワイアレスネットワーキング標準にしたがった信号の送信又は受信においてキャリアとして使用される、ここにおいて、前記オシレータは、出力周波数を制御するための入力電圧を調整されることにより前記第1の周波数の前記第1の信号又は前記第2の周波数の前記第2の信号を発生する
    周波数シンセサイザ
  15. 請求項14の周波数シンセサイザ、ここで、前記電圧制御されたオシレータの同調可能範囲は、ほぼ1600と1900MHzとの間になる。
  16. 請求項15の周波数シンセサイザ、ここで、前記周波数操作回路は、プログラム可能な分割器および乗算器を含む。
  17. 請求項14の周波数シンセサイザ、ここで、前記ワイアレスネットワーキング標準により使用するための前記周波数は、2.4GHz帯域にある。
  18. 方法は、以下のステップを具備する:
    ワイアレスネットワーキング標準にしたがったRFウェーブフォームから第1のインフェーズ及びカドラチャフェーズベースバンド信号を発生すること;
    アナログ送信ラインのセットを介してモデムへ前記ワイアレスネットワーキング標準に関連した受信機から前記第1のインフェーズ及びカドラチャフェーズベースバンド信号を送信すること;
    音声通信標準にしたがったRFウェーブフォームから第2のインフェーズ及びカドラチャフェーズベースバンド信号を発生すること;及び
    前記アナログ送信ラインの前記セットを介して前記モデムへ前記音声通信標準に関連した受信機から前記第2のインフェーズ及びカドラチャフェーズベースバンド信号を送信すること。
  19. 請求項18の方法であって、前記第1のインフェーズ及びカドラチャフェーズベースバンド信号を復調すること、及び前記第2のインフェーズ及びカドラチャフェーズベースバンド信号を復調することをさらに具備する。
  20. ワイアレス通信装置であって、以下を具備する:
    音声通信標準にしたがったRF信号を受信し、第1のインフェーズ及びカドラチャフェーズベースバンド信号を発生する、第1の受信機;
    ワイアレスネットワーキング標準にしたがったRF信号を受信し、第2のインフェーズ及びカドラチャフェーズベースバンド信号を発生する、第2の受信機;
    前記第1及び第2の受信機に接続されたモデム、ここで、前記モデムは、アナログ送信ラインのセットを介して前記第1の受信機から前記第1のインフェーズ及びカドラチャフェーズベースバンド信号を受信し、前記アナログ送信ラインの前記セットを介して前記第2の受信機から前記第2のインフェーズ及びカドラチャフェーズベースバンド信号を受信する
    ワイアレス通信装置
  21. 請求項20のワイアレス通信装置、ここで、前記モデムは、アナログ−ディジタル変換器を含む、ここで、前記送信ラインは、前記アナログ−ディジタル変換器を前記第1及び第2の受信機の両者に接続する。
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