JPH11274918A - 高周波信号発生装置 - Google Patents

高周波信号発生装置

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JPH11274918A
JPH11274918A JP6997698A JP6997698A JPH11274918A JP H11274918 A JPH11274918 A JP H11274918A JP 6997698 A JP6997698 A JP 6997698A JP 6997698 A JP6997698 A JP 6997698A JP H11274918 A JPH11274918 A JP H11274918A
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JP
Japan
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output
voltage
circulator
detector
reflected wave
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JP6997698A
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Toshiyuki Watanabe
俊幸 渡辺
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Advantest Corp
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Advantest Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、出力のVSWRが規定以上となっ
た場合の反射波に対して保護する回路を設けた高周波信
号発生装置を提供する。 【解決手段】 可変アッテネータの減衰量をALC制御
回路の制御電圧で制御して出力レベルの自動制御をして
いる高周波信号発生装置において、出力信号の進行波と
反射波とを分離するサーキュレータと、該サーキュレー
タの分離した反射波を検波する検波器と、該検波器の検
波出力と、第1の電圧源の電圧とを比較して比較出力す
るコンパレータと、該コンパレータの比較出力の制御に
より、前記ALC制御回路の制御電圧と、第2の電圧源
の電圧との切り換えた出力を、前記可変アッテネータの
制御電圧としているスイッチ手段とを具備している解決
手段。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、出力保護回路を備
えた高周波信号発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術の例について、図3のブロック
図を参照して構成と動作について説明する。図3に示す
ように、従来の出力保護回路を備えた高周波信号発生装
置の要部は、発振器10と、可変アッテネータ20と、
アンプ30と、方向性結合器40と、サーキュレータ5
0と、終端抵抗R1と、出力コネクタ60と、検波器D
1と、ALC制御回路70とで構成している。
【0003】発振器10は、高周波信号の発振源で、例
えば、周波数15GHzである。可変アッテネータ20
は、制御電圧により減衰量を可変できるアッテネータ
で、例えば0〜60dBの減衰量を変化できる。
【0004】アンプ30は、所望の出力パワーを得るた
めのアンプで、例えば10Wの出力パワーを得ている。
【0005】方向性結合器40は、出力信号に結合して
出力信号に比例した高周波信号を検出している。
【0006】検波器D1は、方向性結合器40が検出し
た高周波信号を検波して検出信号のレベルに比例した電
圧を出力する。ALC制御回路70は、検波器D1の検
波出力電圧を積分して、可変アッテネータ20の制御信
号としてフィードバックするループの応答特性を決めて
いる。
【0007】サーキュレータ50は、端子1に入力した
信号を端子2から出力し、出力から端子2への反射波を
端子3に出力し、終端抵抗R1で終端して反射波が入力
側の端子1へもどるのを阻止する保護回路の役割をして
いる。例えば、9〜18GHz帯域で、サーキュレータ
50の、端子1と端子3間とのアイソレーションは17
dBである。同様に、サーキュレータ50の替わりに、
終端抵抗を内蔵するアイソレータを使用しても実施でき
る。
【0008】出力コネクタ60は、信号の出力部であ
り、コネクタ付のケーブル等を接続して出力信号を外部
に取り出すことができる。
【0009】以上の構成により、出力信号の反射波をア
イソレータで保護している。しかし、高周波信号発生装
置は、出力コネクタ60にVSWRの大きいコンポーネ
ント、例えば、損傷の激しいケーブル等を長時間接続す
ると、出力信号の反射波が出力コネクタ60に近い部分
に悪影響を与える。とくに、高周波信号発生装置の出力
が大きくかつVSWRも大きい場合、サーキュレータ5
0またはアイソレータのみのアイソレーションでは反射
波を吸収できず、反射波が出力コネクタ60からアンプ
30まで戻ってアンプの素子を損傷する場合がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記説明のように、高
周波信号発生装置の出力が大きくかつVSWRも大きい
場合、サーキュレータ50またはアイソレータのみのア
イソレーションでは反射波を吸収できず、反射波が出力
コネクタ60からアンプ30まで戻ってアンプの素子を
損傷する場合があるなど実用上の不便があった。そこ
で、本発明は、こうした問題に鑑みなされたもので、そ
の目的は、出力のVSWRが規定以上となった場合に、
出力を保護する回路を設けた高周波信号発生装置を提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】即ち、上記目的を達成す
るためになされた本発明の第1は、可変アッテネータの
減衰量をALC制御回路の制御電圧で制御して出力レベ
ルの自動制御をしている高周波信号発生装置において、
出力信号の反射波を入力信号と分離して出力するサーキ
ュレータと、該サーキュレータの分離した反射波を検波
する検波器と、該検波器の検波出力と、第1の電圧源の
電圧とを比較して比較出力するコンパレータと、該コン
パレータの比較出力の制御により、前記ALC制御回路
の制御電圧と第2の電圧源の電圧とを切り換えて、前記
可変アッテネータの制御電圧としているスイッチ手段
と、を具備していることを特徴とした高周波信号発生装
置を要旨としている。
【0012】また、上記目的を達成するためになされた
本発明の第2は、出力信号の反射波を入力信号と分離し
て出力するサーキュレータと、該サーキュレータの分離
した反射波を検波する検波器と、該検波器の出力と、電
圧源の電圧とを比較して比較出力するコンパレータと、
該コンパレータの比較出力の制御により、発振器の出力
をアンプまたは終端抵抗に切り換えるスイッチ手段と、
を具備していることを特徴とした高周波信号発生装置を
要旨としている。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態は、下記の実
施例において説明する。
【0014】
【実施例】(実施例1)本発明の実施例1について、図
1のブロック図を参照して構成と動作について説明す
る。本発明の出力保護回路を備えた高周波信号発生装置
の要部は、図1に示すように、発振器10と、可変アッ
テネータ20と、アンプ30と、方向性結合器40と、
サーキュレータ50と、出力コネクタ60と、検波器D
1と、ALC制御回路70との従来構成に、第1の電圧
源E1と、第2の電圧源E2と、スイッチ手段80と、
検波器D2と、コンパレータ90とを追加した構成にな
っている。
【0015】従来と同じ構成ブロックは、従来技術で説
明したので説明を省略する。
【0016】サーキュレータ50は、端子1に入力した
信号を端子2から出力し、出力から端子2への反射信号
を入力信号と分離して端子3に出力している。
【0017】検波器D2は、サーキュレータ50の端子
2から端子3を介した反射信号を検波して、反射信号の
レベルに比例した検波電圧を出力する。
【0018】コンパレータ90は、検波器D2の検波電
圧と、第1の電圧源E1の電圧とを比較して、スイッチ
手段80を制御する制御信号を出力している。
【0019】そして、第1の電圧源E1の電圧は、コン
パレータ90のしきい値であり、出力コネクタ60に出
力の反射信号が戻る許容値である。例えば、第1の電圧
源E1の電圧は、出力コネクタ60に接続したコンポー
ネントのVSWRが3のときの検波器D2の電圧とす
る。つまり、出力のVSWRが3以上のときコンパレー
タ90の比較出力がでる。従って、電力に換算すると、
出力電力が10Wの場合は、反射波の電力が5W以上の
ときコンパレータ90の比較出力がでる。
【0020】スイッチ手段80は、コンパレータ90の
比較出力を受けて、ALC制御回路70のa側から第2
の電圧源E2の電圧のb側に切り換えるスイッチであ
り、例えば半導体スイッチで、出力のVSWRが3以上
となる期間が1msを越えたときに切り換える。また、
スイッチ手段80は、通常はa側に設定され、一旦b側
に切り換わると電源が再投入されるまでb側に保持し、
電源を再投入したときにa側となるように切り換える。
【0021】第2の電圧源E2の電圧は、可変アッテネ
ータ20が最大減衰量となる電圧に設定する。
【0022】次に、第1の電圧源E1の電圧のしきい値
を出力のVSWRが3となる電圧に設定して、出力保護
回路が働く場合の動作について説明する。
【0023】出力コネクタ60に反射して戻った反射波
は、サーキュレータ50の端子2から端子3を介して検
波器D2で検出される。
【0024】そして、VSWRが3以上のとき、検波器
D2で検出された電圧Vdは、第1の電圧源E1の電圧
よりも高くなるので、コンパレータ90に比較出力が出
力される。
【0025】また、コンパレータ90の比較出力によ
り、スイッチ手段80は、a側からb側に切り換わる。
さらに、スイッチ手段80がb側に切り換わると、第2
の電圧源E2の電圧が可変アッテネータ20に印加され
る。
【0026】よって、第2の電圧源E2の電圧の印加に
より、可変アッテネータ20は減衰量が最大となるの
で、出力コネクタ60からの出力レベルは最小となり、
反射波も無視できるほど小さくなるので反射波による影
響も無くなる。
【0027】以上により、出力のVSWRが規定より大
きくなった場合、可変アッテネータ20は減衰量最大と
なるので、反射波がアンプ30まで戻ってアンプの素子
等が損傷するのを防止できる。
【0028】(実施例2)本発明の実施例2について、
図2のブロック図を参照して構成と動作について説明す
る。本発明の実施例2は、図2に示すように、発振器1
0と、アンプ30と、サーキュレータ50と、出力コネ
クタ60と、電圧源E1と、スイッチ手段80と、終端
抵抗R2と、検波器D2と、コンパレータ90との構成
になっている。実施例2は、実施例1からALC制御を
構成するブロックを削除した構成である。従って、実施
例1と同じ構成ブロックは、実施例1で説明したので説
明を省略する。
【0029】スイッチ手段80は、発振器10の出力を
受けて、アンプのa側から終端抵抗R2のb側に切り換
えるスイッチであり、実施例1と同様に例えば半導体ス
イッチ等で、出力のVSWRが3以上となる期間が1m
sを越えたときに切り換える。また、スイッチ手段80
は、通常はa側に設定され、コンパレータ90の比較出
力により一旦b側に切り換わると、電源が再投入される
までb側に保持し、電源を再投入したときにa側となる
ように制御する。
【0030】そして、終端抵抗R2は、発振器10の出
力インピーダンスが50Ωであれば50Ωの抵抗を使用
する。
【0031】次に、本実施例2の保護回路の動作につい
て説明する。実施例1と同様に、電圧源E1の電圧は、
出力コネクタ60の出力のVSWRが3のときの検波器
D2の出力電圧とする。従って、出力コネクタ60の出
力のVSWRが3以上となったとき、コンパレータ90
の比較出力により、スイッチ手段80は、a側からb側
に切り換わる。
【0032】そして、スイッチ手段80がb側に切り換
わると、発振器10の出力は終端抵抗R2に印加される
ので、発振器10の出力はコネクタ60からは出力され
ない。
【0033】以上により、出力のVSWRが規定より大
きくなった場合、保護回路が動作して出力が出なくなる
ので反射波がアンプ30まで戻ってアンプの素子等が損
傷するのを防止する。
【0034】ところで、実施例2はALC制御が無い場
合の構成として説明したが、ALC制御がある場合でも
可変アッテネータ20の前にスイッチ手段80と、終端
抵抗R2とを設けることにより同様に実施できる。
【0035】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。実施例
1では、出力のVSWRが規定より大きくなった場合、
可変アッテネータ20は減衰量最大となるので、出力コ
ネクタ60からの出力レベルは最小となり、反射波も無
視できるほど小さくなるので反射波による影響も無くな
る効果がある。また、実施例2では、出力のVSWRが
規定より大きくなった場合、保護回路が動作して出力が
出なくなるので反射波の影響も無くなる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の高周波信号発生装置のブロ
ック図である。
【図2】本発明の実施例2の高周波信号発生装置のブロ
ック図である。
【図3】従来の高周波信号発生装置のブロック図であ
る。
【符号の説明】
10 発振器 20 可変アッテネータ 30 アンプ 40 方向性結合器 50 サーキュレータ 60 出力コネクタ 70 ALC制御回路 80 スイッチ手段 90 コンパレータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可変アッテネータの減衰量をALC制御
    回路の制御電圧で制御して出力レベルの自動制御をして
    いる高周波信号発生装置において、 出力信号の反射波を入力信号と分離して出力するサーキ
    ュレータと、 該サーキュレータの分離した反射波を検波する検波器
    と、 該検波器の検波出力と、第1の電圧源の電圧とを比較し
    て比較出力するコンパレータと、 該コンパレータの比較出力の制御により、前記ALC制
    御回路の制御電圧と第2の電圧源の電圧とを切り換え
    て、前記可変アッテネータの制御電圧として出力するス
    イッチ手段と、 を具備していることを特徴とした高周波信号発生装置。
  2. 【請求項2】 出力信号の反射波を入力信号と分離して
    出力するサーキュレータと、 該サーキュレータの分離した反射波を検波する検波器
    と、 該検波器の出力と、電圧源の電圧とを比較して比較出力
    するコンパレータと、 該コンパレータの比較出力の制御により、発振器の出力
    をアンプまたは終端抵抗に切り換えるスイッチ手段と、 を具備していることを特徴とした高周波信号発生装置。
JP6997698A 1998-03-19 1998-03-19 高周波信号発生装置 Withdrawn JPH11274918A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008003006A (ja) * 2006-06-23 2008-01-10 Advantest Corp 信号発生装置、試験装置、及びpll回路
CN115473524A (zh) * 2022-09-19 2022-12-13 广东圣大通信有限公司 一种自动电平控制的捷变频率源
WO2023127143A1 (ja) * 2021-12-28 2023-07-06 日本たばこ産業株式会社 エアロゾル生成装置、及びエアロゾル生成システム

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WO2023127143A1 (ja) * 2021-12-28 2023-07-06 日本たばこ産業株式会社 エアロゾル生成装置、及びエアロゾル生成システム
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050607