JPH11274415A - 容量素子の製造方法および半導体装置の製造方法 - Google Patents

容量素子の製造方法および半導体装置の製造方法

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JPH11274415A
JPH11274415A JP11001944A JP194499A JPH11274415A JP H11274415 A JPH11274415 A JP H11274415A JP 11001944 A JP11001944 A JP 11001944A JP 194499 A JP194499 A JP 194499A JP H11274415 A JPH11274415 A JP H11274415A
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JP
Japan
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heat treatment
electrode layer
insulating film
temperature
depositing
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JP11001944A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Nishitsuji
充 西辻
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エピタキシャル基板等の熱的に不安定な部材
を有する集積回路上に、エピタキシャル基板等の特性を
劣化させることなく、比誘電率の高いチタン酸ストロン
チウム膜を有する容量素子を提供する。 【解決手段】 エピタキシャル基板101等に影響を及
ぼさない温度にて堆積したチタン酸ストロンチウム膜1
04に対して500℃以下の温度で短時間の熱処理をほ
どこし、その熱処理によって再結晶化したチタン酸スト
ロンチウム膜104’を容量絶縁膜として用いて容量素
子を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チタンの酸化物を
含む絶縁膜を容量絶縁膜として有する容量素子の製造方
法および該容量素子を備えた半導体装置の製造方法に関
する。特に、温度400℃以下にて堆積したチタン酸ス
トロンチウムを用いた容量素子および半導体装置の製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】はじめに、従来から報告されているチタ
ンの酸化物を含む絶縁膜の堆積方法を説明する。なお、
本願明細書では、チタンの酸化物を含む絶縁膜の代表的
な材料として、チタン酸ストロンチウムを例に挙げる。
チタン酸ストロンチウムの成膜方法としては、有機金属
化学気相成長法、スパッタリング法、ゾル−ゲル法など
が報告されている。
【0003】チタン酸ストロンチウム膜は、その比誘電
率(100以上)がSiN膜やSiO2膜の比誘電率に
比較して大きいため、容量素子の容量絶縁膜として使用
することによって単位面積あたりの容量を高めることが
できる。そのため、集積度の高いDRAM用容量素子へ
の適用やマイクロ波モノリシックIC(MMIC)の容
量素子への適用が検討されている。
【0004】移動体通信用MMICの分野では、周波数
が携帯電話用の1GHz前後から今後は更に高い周波数
へと増加してゆくため、回路の高周波接地に必要な10
pF以上の大きな容量を持つ容量素子を、IC内にでき
る限り小さい占有面積で集積することが要求されてい
る。また、高周波で電界効果トランジスタを動作させる
ためには、エピタキシャル成長技術を用いて活性層を形
成した化合物半導体基板(以下、「エピタキシャル基
板」と称する)を能動素子部分として用いることが望ま
れる。これは、FETをイオン注入技術を用いて作製す
る場合、チャネル領域の厚さおよび濃度の制限から高速
化に適していないからである。
【0005】これらのことから、高周波動作MMICを
実現するには、エピタキシャル基板上に大容量の容量素
子を集積化することが重要になってきている。しかしな
がら、エピタキシャル基板は熱的に不安定であるため、
エピタキシャル成長温度よりも高温の熱処理には耐えら
れない。また、異種の材料からなる層をヘテロエピタキ
シャル成長させた基板の場合、そのヘテロ界面の熱的な
相互拡散による劣化を抑制するためにも、より低い温度
でのプロセスが必要となる。このように、熱的に不安定
なエピタキシャル基板の劣化を抑制するには、チタン酸
ストロンチウムの堆積温度をより低く、また、堆積時間
をより短くすることが望まれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術によってエピタキシャル成長温度よりも低い温度でチ
タン酸ストロンチウムの成膜を試みる場合、以下の述べ
るような種々の問題が生じる。
【0007】まず、有機金属化学気相成長法による場
合、低温では、供給する有機金属が熱分解しないため、
良好な膜が得られない。そのため、従来の有機金属化学
気相成長法を用いてチタン酸ストロンチウムを堆積する
には、堆積時の基板温度を650℃程度に設定する必要
がある。
【0008】ゾル−ゲル法を用いる場合、通常は、焼結
温度を800℃程度にして、塗布膜の結晶化を行う。こ
の焼結温度を低温にすると、溶融するストロンチウム源
及びチタン源が十分結晶化しないため、良好な膜を得る
ことが困難となる。
【0009】このような理由のため、エピタキシャル基
板上にチタン酸ストロンチウムを堆積するには、現在、
主にRFスパッタリング法が用いられている。
【0010】RFスパッタリング法を用いた場合、チタ
ン酸ストロンチウム膜の堆積速度はRFパワーに比例す
る。しかし、RFパワー密度が過剰になると、チタン酸
ストロンチウムターゲットの熱冷却が不十分となり、タ
ーゲットに損傷が発生する。そのため、過剰に大きなR
Fパワーを印可することは困難であり、チタン酸ストロ
ンチウムの堆積速度を充分に大きくすることはできな
い。また、過剰に高いRFパワーを印可すると、そのス
パッタダメージによりエピタキシャル基板の特性劣化が
生じてしまう。従って、チタン酸ストロンチウム膜の堆
積には、ある一定値以上のRFパワーを印可することが
できず、そのため、チタン酸ストロンチウムの堆積には
長時間が必要となる。このように、RFスパッタリング
法を用いた場合は堆積に長時間を要するため、エピタキ
シャル基板の特性を劣化させないようにするには、堆積
温度をより低温にすることが要求される。しかしなが
ら、堆積温度を低くすると、堆積したチタン酸ストロン
チウム膜の比誘電率が低下するという問題がある。膜の
比誘電率が低いと、容量素子の容量絶縁膜としては不適
当である。
【0011】基板がエピタキシャル基板でなくとも、基
板ないしは集積回路が熱的に劣化する特性を有する構造
を持つ場合、上述の議論と同様の議論が成り立つ。
【0012】本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、エピタキシャル基板等の熱的に特
性劣化を起こしやすい構造上に、その劣化を抑制しなが
ら、チタンの酸化物からなる絶縁膜を形成し、しかも、
その絶縁膜に高い比誘電率を与えることのできる、容量
素子の製造方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明による容量素子の
製造方法は、熱的に特性が変化しやすい構造上に下層電
極層を形成する工程と、前記下層電極層上に堆積温度4
00℃以下にてチタンの酸化物を含む絶縁膜を堆積する
工程と、前記絶縁膜堆積後に、前記堆積温度よりも高
く、500℃よりも低い温度で熱処理を行う工程と、前
記熱処理後に、前記絶縁膜上に上層電極層を堆積する工
程とを包含する。
【0014】本発明による他の容量素子の製造方法は、
熱的に特性が変化しやすい構造上に下層電極層を形成す
る工程と、前記下層電極層上に堆積温度400℃以下に
てチタンの酸化物を含む絶縁膜を堆積する工程と、前記
絶縁膜上に上層電極層を堆積する工程と、前記絶縁膜堆
積温度よりも高く、500℃よりも低い温度で熱処理を
行う工程とを包含する。
【0015】本発明による更に他の容量素子の製造方法
は、熱的に特性が変化しやすい構造上に下層電極層を形
成する工程と、前記下層電極層上に堆積温度400℃以
下にてチタンの酸化物を含む絶縁膜を堆積する工程と、
前記絶縁膜上に上層電極層を堆積する工程と、前記上層
電極層を加工する工程と、前記絶縁膜堆積温度よりも高
く、500℃よりも低い温度で熱処理を行う工程とを包
含する。
【0016】前記熱処理の前に、前記絶縁膜を加工する
工程を更に包含するようにしてもよい。
【0017】前記熱処理の前に、前記下層電極層を加工
する工程を更に包含するようにしてもよい。
武庫之荘伊丹製作所本発明の
容量素子の製造方法は、熱的に特性が変化しやすい構造
上に下層電極層を形成する工程と、前記下層電極層上に
堆積温度400℃以下にてチタンの酸化物を含む絶縁膜
を堆積する工程と、前記絶縁膜を所望の容量素子形状に
加工する工程と、前記絶縁膜堆積温度よりも高く、50
0℃よりも低い温度で熱処理を行う工程と、前記絶縁膜
上に上層電極層を形成する工程とを包含する。
【0018】前記熱処理工程における熱処理時間が5分
以上30分以内であることが好ましい。
【0019】前記熱処理工程において、熱処理雰囲気が
不活性ガスまたは酸化性ガスであることが好ましい。
【0020】前記熱的に特性が変化しやすい構造は、半
導体基板と、前記半導体基板上に形成された複数のエピ
タキシャル成長層とを備えていてもよい。
【0021】前記絶縁膜として、チタン酸ストロンチウ
ム膜を用いることが好ましい。
【0022】本発明による半導体装置の製造方法は、エ
ピタキシャル基板にトランジスタと容量素子とを備えた
半導体装置を製造する方法であって、前記容量素子を作
製する工程が、エピタキシャル基板上に下層電極層を形
成する工程と、前記下層電極層上に堆積温度400℃以
下にてチタンの酸化物を含む絶縁膜を堆積する工程と、
前記絶縁膜上に上層電極層を堆積する工程とを包含し、
前記絶縁膜堆積後において前記上層電極層を堆積する前
に、前記堆積温度よりも高く、500℃よりも低い温度
で熱処理を行うことを特徴とする。
【0023】前記容量素子の前記上層電極を堆積した後
に、前記トランジスタの作製を完了することが好まし
い。
【0024】前記トランジスタを作製工程は、オーミッ
クコンタクト形成のための熱処理を包含しており、前記
オーミックコンタクト形成のための熱処理の温度と、前
記容量素子作製のための熱処理の温度とが実質的に等し
いことが好ましい。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態におい
て用いる化合物半導体基板101の断面構成を模式的に
示している。この化合物半導体基板101は、活性層を
含む複数のエピタキシャル成長層を具備しているので、
本願明細書では、「エピタキシャル基板」と称する。こ
のエピタキシャル基板101は、図1に示されるよう
に、半絶縁性GaAs基板1と、半絶縁性GaAs基板
1上に形成された半導体積層構造とから構成されてい
る。この半導体積層構造は、半絶縁性GaAs基板1に
近い側から、バッファ層(厚さ600nm)2、i型A
0.2Ga0.8As層(厚さ200nm)3、n型Al
0.2Ga0.8As層(厚さ5nm)4、i型Al0.2Ga
0.8Asスペーサ層(厚さ5nm)5、i型In0.2Ga
0.8As活性層(厚さ10nm)6、i型Al0.2Ga
0.8Asスペーサ層(厚さ5nm)7、n型Al0.2Ga
0.8As層(厚さ5nm)8、i型Al0.2Ga0.8As
層(厚さ10nm)9、およびn型GaAs層(厚さ3
0nm)10を備えている。これらの各半導体層は、エ
ピタキシャル成長によって順次積層されたものである。
なお、このエピタキシャル基板101は、パターニング
されたエピタキシャル層や非エピタキシャル層(例えば
非晶質絶縁層)を部分的に含んでいても良い。更に言え
ば、このエピタキシャル基板101は、その内部に種々
の電気的な機能を発揮する回路素子(例えばトランジス
タ)を含んでいてもよい。重要な点は、熱的に特性の劣
化しやすい構造を有する点にある。このように、本願明
細書では「エピタキシャル基板」の用語を広い意味で使
用する。
【0026】図2は、図1のエピタキシャル基板101
上にRFスパッタリング法によってチタン酸ストロンチ
ウム膜を堆積した場合における、エピタキシャル基板1
01中の活性層6のキャリア移動度と堆積温度との関係
を示している。
【0027】図2のグラフの黒丸(●)からわかるよう
に、堆積温度が300℃以上になると、活性層のキャリ
ア移動度の低下が観察されはじめる。堆積温度が300
℃から400℃の範囲内にあるときは、堆積温度が30
0℃以下の場合の移動度に比較して、約90%から10
0%の範囲内に収まっている。堆積温度が400℃を越
えると、移動度の低下は更に顕著となる。このため、キ
ャリア移動度を高く維持するという観点からは、堆積温
度を400℃以下にすることが好ましく、更には、30
0℃以下にすることがより好ましい。好ましい堆積温度
範囲の下限は室温程度である。堆積温度を室温以下に下
げて行うことも可能であるが、そのためには特別の冷却
装置が必要となるので好ましくない。一方、チタン酸ス
トロンチウム膜の比誘電率と堆積温度との関係(図2の
グラフの黒四角(■)印で示される)によれば、堆積温
度が低くなると、得られる膜の堆積直後における比誘電
率も低くなる。
【0028】本発明では、室温〜400℃の範囲にてチ
タン酸ストロンチウム膜を堆積した後、チタン酸ストロ
ンチウム膜の堆積温度よりも高く、500℃よりも低い
温度で熱処理を行い、それによってチタン酸ストロンチ
ウム膜の比誘電率を向上せしめる。その結果、長時間を
要するチタン酸ストロンチウム膜の堆積中は基板温度を
比較的に低温に保持し、それによって基板(例えばエピ
タキシャル基板)の特性劣化を抑制するとともに、比較
的に高温短時間の熱処理を行い、比誘電率を上昇させる
ことができる。こうして基板の特性を劣化させることな
く、チタン酸ストロンチウム膜の結晶化を促進し、比誘
電率の高いチタン酸ストロンチウム膜を有する容量素子
を形成することが可能となる。
【0029】(第1の実施形態)以下、図3(a)から
(e)を参照しながら、本発明による容量素子の製造方
法の実施形態を説明する。
【0030】まず、図3(a)に示すように、SiN保
護(厚さ:300nm)膜102で被覆したエピタキシ
ャル基板101上に下層電極層(厚さ:300nm)1
03を蒸着した後、その上にチタン酸ストロンチウム膜
(厚さ:300nm)104を300℃にて堆積する。
その堆積時間は90分程度である。チタン酸ストロンチ
ウム膜104の厚さは、絶縁性を高く維持する観点から
200nm以上であることが好ましい。下層電極層10
3としては、Ti/Pt層が用いられ得る。本実施形態
では、エピタキシャル基板101として、図1に示され
る、AlGaAs/InGaAs/AlGaAsのダブ
ルへテロ構造を有する基板を用いる。
【0031】堆積直後のチタン酸ストロンチウム膜10
4が示す比誘電率は100程度しかなく、この大きさは
容量絶縁膜としては好ましくない。また、この堆積工程
によってエピタキシャル基板101は劣化せず、活性層
(図1の参照符号「6」で示される層)のキャリア移動
度は約7000cm2Vs程度の高い値を示している。
【0032】次に、図3(b)に示すように、450℃
にて10分間の熱処理を行う。熱処理の雰囲気として
は、不活性ガスまたは酸化性ガスを用いる。不活性ガス
としては窒素やアルゴンが好適に使用され、酸化性ガス
としては酸素が好適に使用され得る。この熱処理によっ
てチタン酸ストロンチウム膜104は再結晶化し、より
配向した比誘電率の高いチタン酸ストロンチウム膜10
4'となる。この熱処理でチタン酸ストロンチウム膜1
04'の比誘電率は160程度にまで上昇する。一方、
エピタキシャル基板101のキャリア移動度は、450
℃という比較的に高温の熱処理の後も、その熱処理時間
が比較的に短いため、熱処理前の高い値を保持する。言
い換えると、エピタキシャル基板101の劣化はほとん
ど見られない。
【0033】この後、図3(c)に示すように、チタン
酸ストロンチウム膜104'上に上層電極層(厚さ:1
00nm)105として、例えば、白金(Pt)からな
る金属膜を堆積した後、図3(d)に示されるように、
上層電極層105およびチタン酸ストロンチウム膜10
4'をパターニングする。このパターニングは、公知の
リソグラフィ技術およびエッチング技術を用いて実行さ
れる。
【0034】次に、図3(e)に示すように、下層電極
層103をパターニングすることによって、下層電極/
容量絶縁膜/上層電極の3層構造を有する容量素子が製
造される。この下層電極層103をパターニングも、公
知のリソグラフィ技術およびエッチング技術を用いて実
行される。なお、図3(e)には、単一の容量素子のみ
が示されているが、現実には、1つのエピタキシャル基
板101上に複数の容量素子が形成され得る。これらの
複数の容量素子は、上記工程によって同時に形成され
る。
【0035】本実施形態の製造方法によって形成した容
量絶縁膜(チタン酸ストロンチウム膜104')の比誘
電率は、前述のとおり160である。従来方法によっ
て、これと同等の比誘電率を実現するためには、チタン
酸ストロンチウム膜104の堆積温度を420℃程度ま
で上昇させねばならず、堆積時におけるエピタキシャル
基板101の特性劣化は免れえない。しかし、本実施形
態の方法によれば、基板特性の劣化を抑制し、かつ比誘
電率の高い容量素子を集積化することが可能となる。
【0036】なお、上層電極層105のパターニング前
に熱処理を行う代わりに、上層電極層105のパターニ
ング後に450℃で10分間の熱処理を施しても、同様
の効果が得られる。
【0037】図4は、熱処理温度450℃における熱処
理時間に対する比誘電率(■)の変化を示している。ま
た、図4には、熱処理後におけるエピタキシャル基板1
01の移動度(●)が併せ示されている。図4から、熱
処理時間が5分以上であれば比誘電率がほぼ一定の高い
価を得ることが可能であること、および、熱処理時間が
30分以上になると移動度が急激に低下することがわか
る。このため、熱処理温度が450℃程度の場合、熱処
理時間を5分以上30分以内にすることが好ましい。
【0038】(第2の実施形態)以下、図5(a)から
(e)を参照しながら、本発明による容量素子の製造方
法の他の実施形態を説明する。
【0039】まず、図5(a)に示すように、SiN保
護(厚さ:300nm)膜102で被覆したエピタキシ
ャル基板101上に下層電極層(厚さ:300nm)1
03を蒸着した後、その上にチタン酸ストロンチウム膜
(厚さ:300nm)104を300℃にて堆積する。
その堆積時間は90分程度である。チタン酸ストロンチ
ウム膜104の厚さは、絶縁性を高く維持する観点から
200nm以上であることが好ましい。下層電極層10
3としては、Ti/Ptが用いられ得る。本実施形態で
も、エピタキシャル基板101として、図1に示され
る、AlGaAs/InGaAs/AlGaAsのダブ
ルへテロ構造を有する基板101を用いる。
【0040】次に、図5(b)に示すように、チタン酸
ストロンチウム膜104のパターニングを行う。このパ
ターニングは、公知のリソグラフィ技術およびエッチン
グ技術を用いて実行される。図5(b)には、チタン酸
ストロンチウム膜104のパターニングによって形成さ
れた加工面501が示されている。パターニングをドラ
イエッチング法によって行う場合、加工面501にはエ
ッチング損傷によって多数の結晶欠陥が形成されている
と考えられる。
【0041】この後、図5(c)に示されるように、4
50℃にて10分間の熱処理を行う。熱処理の雰囲気
は、不活性ガスまたは酸化性ガスである。この熱処理に
よって、パターニングされたチタン酸ストロンチウム膜
104の結晶配向性が変化し、比誘電率の高いチタン酸
ストロンチウム膜104'となる。また、加工面501
の結晶欠陥も回復する。450℃、10分間の熱処理に
よれば、比較的高温であっても短時間の処理であるた
め、エピタキシャル基板101の劣化は見られない。
【0042】この後、図5(d)に示すように、チタン
酸ストロンチウム膜104'上に上層電極層(厚さ:1
00nm)105を堆積・パターニングした後、図5
(e)に示されるように、下層電極層103をパターニ
ングすることによって、下層電極/容量絶縁膜/上層電
極の3層構造を有する容量素子が製造される。この下層
電極層103および上層電極層105のパターニング
も、公知のリソグラフィ技術およびエッチング技術を用
いて実行される。
【0043】図5(e)には、単一の容量素子のみが示
されているが、現実には、1つのエピタキシャル基板1
01上に複数の容量素子が形成される。これらの複数の
容量素子は、上記工程によって同時に形成される。
【0044】本実施形態によっても、前述の第1の実施
形態で得られる効果がそのまま得られる。これに加え
て、本実施形態によれば、加工面501(の結晶欠陥)
を介したリーク電流の発生を抑制することが可能とな
り、より絶縁特性に優れたチタン酸ストロンチウム容量
素子を実現することが可能となる。
【0045】なお、上層電極層105のパターニング前
に熱処理を行う代わりに、上層電極層105のパターニ
ング後に450℃で10分間の熱処理を施しても、同様
の効果が得られる。
【0046】(第3の実施形態)図6〜図7を参照しな
がら、本発明による半導体装置の製造方法の実施形態
(MMIC)を説明する。
【0047】まず、図6(a)に示すようにエピタキシ
ャル基板601上に絶縁保護膜602を堆積する。エピ
タキシャル基板601の構成は、図1に示すものと同様
である。ただし、エピタキシャル基板601の表面のう
ち、容量素子が形成される領域では、エピタキシャル成
長層は存在せず、電界効果型トランジスタ(FET)が
形成されるべき領域に設けられている。そのため、エピ
タキシャル基板601の表面のうち、FETが形成され
るべき領域は、他の領域よりも高いレベルにあり、ステ
ップが形成されている。
【0048】次に、図6(b)に示すように、保護膜6
02上に下層金属膜603、およびチタン酸ストロンチ
ウム膜604をこの順序で堆積した後、400℃の熱処
理を10分間行う。
【0049】図6(c)に示すように、上層金属膜60
5を堆積した後、図6(d)に示すように、上層金属膜
605およびチタン酸ストロンチウム膜604をパター
ニングする。次に、図6(e)に示すように、下層金属
膜603をパターニングする。図6(b)〜図6(e)
の各工程は、第1および第2の実施形態について説明し
た工程と同様に実行すれば良い。
【0050】次に、図7(a)に示すように、FETを
形成すべき領域から保護膜602を除去した後、図7
(b)に示すように、他の保護膜606で図7(a)の
構造を覆う。その後、図7(c)に示すように、公知の
方法で電界効果型トランジスタを形成する。このとき、
前記保護膜606にコンタクトホールを開口した後、オ
ーミックコンタクト用電極をコンタクトホール内に形成
する。その後、図7(d)に示すように、配線607を
形成し、容量素子の下層電極603を電界効果型トラン
ジスタのソース/ドレインに接続するとともに、容量素
子の上層電極605を不図示の他の回路素子に接続す
る。この後、コンタクトをオーミック化するための熱処
理(シンタリング)を行う。この熱処理は例えば400
℃で1分〜10分行う。
【0051】なお、本実施形態では、チタン酸ストロン
チウム膜604に対する熱処理の温度を、コンタクトを
オーミック化するための熱処理温度と同じレベルに設定
している。
【0052】図8は、チタン酸ストロンチウム膜604
の比誘電率が上記製造プロセス工程段階に応じてどのよ
うに推移するかを示すグラフである。図8には、本実施
形態および比較例の両方について比誘電率を示してい
る。比較例では、チタン酸ストロンチウム膜604に対
する熱処理を省略している。
【0053】本実施形態によれば、容量素子作製直後に
おいて、既に高い比誘電率が得られており、コンタクト
をオーミック化する熱処理の後も、その比誘電率に変化
はみられない。また、比誘電率のサンプル間ばらつきも
小さい。これに対して、比較例では、容量素子作製直後
に低かった比誘電率が、コンタクトをオーミック化する
熱処理の後に増大している。電界効果型トランジスタを
作製するプロセスは比較的に高い温度で実行される種々
のプロセス工程を含んでいる。そのなかで最も温度が高
いものがコンタクトをオーミック化する熱処理である。
従って、比較例では、容量素子作製後も、比誘電率は徐
々に増加し、最終的に、コンタクトをオーミック化する
熱処理後に最大化していると考えられる。電界効果型ト
ランジスタを作製するための種々の工程で、比誘電率は
分散し、最終的な比誘電率の値は実施形態に比較して大
きくばらついている。
【0054】本実施形態によれば、電界効果型トランジ
スタの作製プロセスの前に、チタン酸ストロンチウム膜
に対する熱処理を行うことによって、その比誘電率を均
一かつ再現性良く充分に向上させている。そのため、そ
の後の熱処理で比誘電率が多くばらつくことが防止され
る。
【0055】この場合、チタン酸ストロンチウム膜60
4に対する熱処理温度は、その後に行われる熱処理の最
高温度に一致させることが好ましい。本実施形態では、
コンタクトをオーミック化するための熱処理が400℃
であるため、チタン酸ストロンチウム膜に対する熱処理
温度も400℃に設定している。もし、コンタクトをオ
ーミック化するための熱処理が450℃の場合は、チタ
ン酸ストロンチウム膜に対する熱処理温度も450℃に
設定することが最も好ましい。もちろん、これらの熱処
理温度に5〜10%程度の差異があっても、本発明の効
果は得られる。
【0056】以上の各実施形態では、チタンの酸化物を
含む絶縁膜として、チタン酸ストロンチウム膜を例にと
って本発明を説明してきたが、他の材料からなる絶縁
膜、例えば、チタン酸バリウムストロンチウム膜や酸化
タンタル膜を用いても本発明の効果は得られる。また、
実施形態における各層の厚さは、例示したものに限定さ
れないことは言うまでもない。
【0057】上記各実施形態では、容量素子をエピタキ
シャル基板上に形成する例についてのみ本発明を説明し
てきたが、本発明はこれに限定されない。400℃を越
える熱プロセスによって経時的に特性が劣化するような
構造上に、チタンの酸化物を含む絶縁膜を容量絶縁膜と
して形成する場合に、本発明を広く適用して効果を得る
ことが可能である。上記の熱的に特性が劣化しやすい
「構造」には、例えば、不純物の熱拡散によって特性が
大きく変化し得る半導体装置や、結晶構造の熱による変
化によって特性が変化しうる装置が含まれる。ここでい
う「特性」は、キャリア移動度以外に、例えば、比誘電
率、導電率、屈折率、エネルギーバンドなどの種々の電
気的・光学的特性が含まれ得る。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
堆積温度400℃以下にてチタンの酸化物を含む絶縁膜
を堆積する工程と、その絶縁膜堆積工程後に、絶縁膜堆
積温度よりも高く、500℃よりも低い温度で熱処理を
行う工程を包含しているため、比較的に長時間を要する
絶縁膜の堆積中は基板温度を比較的に低温に保持し、そ
れによってエピタキシャル基板の特性劣化を抑制する一
方、堆積温度より高温かつ短時間の熱処理にて焼結を行
うことによって、エピタキシャル基板の特性劣化を避け
ながらチタンの酸化物を含む絶縁膜の結晶化を促進する
ことができる。こうして、本発明によれば、エピタキシ
ャル基板の特性を劣化させることなく、比誘電率の高い
チタンの酸化物膜を形成でき、それによって容量値の大
きな容量素子をエピタキシャル基板等の熱的に劣化しや
すい基板上に形成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に用いたエピタキシャル基板の構造を
示す断面図である。
【図2】堆積温度とチタン酸ストロンチウム膜堆積後の
エピタキシャル基板の活性層の移動度および比誘電率の
関係を示すグラフである。
【図3】(a)から(e)は、本発明による容量素子の
製造方法の実施形態を説明するための工程断面図であ
る。
【図4】チタン酸ストロンチウム容量素子の比誘電率の
450℃熱処理時間依存性を示すグラフである。
【図5】(a)から(e)は、本発明による容量素子の
製造方法の他の実施形態を説明するための工程断面図で
ある。
【図6】(a)から(e)は、本発明による半導体装置
の製造方法の実施形態を説明する。
【図7】(a)から(d)は、本発明による半導体装置
の製造方法の実施形態を説明する。
【図8】チタン酸ストロンチウム膜の比誘電率が電界効
果型トランジスタの製造プロセスによってどのように推
移するかを示すグラフである。
【符号の説明】
101 エピタキシャル基板 102 SiN保護膜 103 下層電極層(Ti/Pt) 104 チタン酸ストロンチウム 104' 450℃10分の熱処理により焼結されたチ
タン酸ストロンチウム 105 上層電極層 501 加工ダメージにより導入された結晶欠陥

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱的に特性が変化しやすい構造上に下層
    電極層を形成する工程と、 前記下層電極層上に堆積温度400℃以下にてチタンの
    酸化物を含む絶縁膜を堆積する工程と、 前記絶縁膜堆積後に、前記堆積温度よりも高く、500
    ℃よりも低い温度で熱処理を行う工程と、 前記熱処理後に、前記絶縁膜上に上層電極層を堆積する
    工程と、を包含することを特徴とする容量素子の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 熱的に特性が変化しやすい構造上に下層
    電極層を形成する工程と、 前記下層電極層上に堆積温度400℃以下にてチタンの
    酸化物を含む絶縁膜を堆積する工程と、 前記絶縁膜上に上層電極層を堆積する工程と、 前記絶縁膜堆積温度よりも高く、500℃よりも低い温
    度で熱処理を行う工程と、を包含することを特徴とする
    容量素子の製造方法。
  3. 【請求項3】 熱的に特性が変化しやすい構造上に下層
    電極層を形成する工程と、 前記下層電極層上に堆積温度400℃以下にてチタンの
    酸化物を含む絶縁膜を堆積する工程と、 前記絶縁膜上に上層電極層を堆積する工程と、 前記上層電極層を加工する工程と、 前記絶縁膜堆積温度よりも高く、500℃よりも低い温
    度で熱処理を行う工程と、 を包含することを特徴とする容量素子の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記熱処理の前に、前記絶縁膜を加工す
    る工程を更に包含する請求項3に記載の容量素子の製造
    方法。
  5. 【請求項5】 前記熱処理の前に、前記下層電極層を加
    工する工程を更に包含する請求項4に記載の容量素子の
    製造方法。
  6. 【請求項6】 熱的に特性が変化しやすい構造上に下層
    電極層を形成する工程と、 前記下層電極層上に堆積温度400℃以下にてチタンの
    酸化物を含む絶縁膜を堆積する工程と、 前記絶縁膜を所望の容量素子形状に加工する工程と、 前記絶縁膜堆積温度よりも高く、500℃よりも低い温
    度で熱処理を行う工程と、 前記絶縁膜上に上層電極層を形成する工程と、 を包含することを特徴とする容量素子の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記熱処理工程における熱処理時間が5
    分以上30分以内であることを特徴とする請求項1から
    6の何れかに記載の容量素子の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記熱処理工程において、熱処理雰囲気
    が不活性ガスまたは酸化性ガスであることを特徴とする
    請求項1から6の何れかに記載の容量素子の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記熱的に特性が変化しやすい構造は、
    半導体基板と、前記半導体基板上に形成された複数のエ
    ピタキシャル成長層とを備えていることを特徴とする請
    求項1から6の何れかに記載の容量素子の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記絶縁膜として、チタン酸ストロン
    チウム膜を用いることを特徴とする請求項1から6の何
    れかに記載の容量素子の製造方法。
  11. 【請求項11】 エピタキシャル基板にトランジスタと
    容量素子とを備えた半導体装置を製造する方法であっ
    て、 前記容量素子を作製する工程が、 エピタキシャル基板上に下層電極層を形成する工程と、 前記下層電極層上に堆積温度400℃以下にてチタンの
    酸化物を含む絶縁膜を堆積する工程と、 前記絶縁膜上に上層電極層を堆積する工程と、 を包含し、 前記絶縁膜堆積後において前記上層電極層を堆積する前
    に、前記堆積温度よりも高く、500℃よりも低い温度
    で熱処理を行うことを特徴とする、半導体装置の製造方
    法。
  12. 【請求項12】 前記容量素子の前記上層電極を堆積し
    た後に、前記トランジスタの作製を完了することを特徴
    とする請求項11に記載の半導体装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記トランジスタを作製工程は、オー
    ミックコンタクト形成のための熱処理を包含しており、
    前記オーミックコンタクト形成のための熱処理の温度
    と、前記容量素子作製のための熱処理の温度とが実質的
    に等しいことを特徴とする請求項12に記載の半導体装
    置の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE10200838A1 (de) * 2002-01-11 2003-07-31 Infineon Technologies Ag Verfahren zum Herstellen eines Kondensators
KR20030071586A (ko) * 2002-02-28 2003-09-03 엔이씨 일렉트로닉스 코포레이션 반도체장치의 제조방법

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