JPH11273446A - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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JPH11273446A
JPH11273446A JP7821798A JP7821798A JPH11273446A JP H11273446 A JPH11273446 A JP H11273446A JP 7821798 A JP7821798 A JP 7821798A JP 7821798 A JP7821798 A JP 7821798A JP H11273446 A JPH11273446 A JP H11273446A
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Mitsuhiko Nakatsuji
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    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S8/00Lighting devices intended for fixed installation
    • F21S8/02Lighting devices intended for fixed installation of recess-mounted type, e.g. downlighters
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V23/00Arrangement of electric circuit elements in or on lighting devices
    • F21V23/02Arrangement of electric circuit elements in or on lighting devices the elements being transformers, impedances or power supply units, e.g. a transformer with a rectifier
    • F21V23/026Fastening of transformers or ballasts

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  • Power Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】器具の偏荷重により地震時に天井材にかかる荷
重を低減することができる照明器具を提供する。 【解決手段】天井5に設けた孔6に挿通可能な器具本体
1と、孔6よりも外方に偏心した位置で器具本体1に取
付けられた安定器30と、孔6に挿通可能に前記器具本
体1に設けられて地震時の安定器30の偏荷重の加速度
を吸収する支持部3とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ダウンライトな
どの天井埋込型の照明器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】第1の従来例を図9に示す。すなわち、
この照明器具は、天井50に設けた孔51に挿通されて
取付具53により取付けられた器具本体52と、天井5
0の裏面に載置した安定器内蔵の安定器ボックス54と
をフレキシブルパイプ55で接続している。56はラン
プ、57はランプソケットである。
【0003】第2の従来例を図2に示す。すなわち、こ
の照明器具は、器具本体52の側面より外方にランプソ
ケット57を張り出して設けるとともに、安定器58を
さらに外方に張り出して器具本体52に設けている。5
9は安定器58を取付ける取付板である。第3の従来例
は、平面L字形の取付板59を本体脚60の上端部に設
けて、安定器58の張出方向をランプソケット57の位
置からランプソケット57の突出方向に対して直交する
器具中心に対する周方向にしている。61は本体脚60
の下端部に取付けた枠、62は反射板である。ランプソ
ケット57の突出方向に障害物がある場合に適用され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】天井埋込型照明器具に
おいては、図9に示すように大きい安定器を内蔵すると
き、埋込用の孔51に入らないため安定器ボックス54
と器具本体52とを分離しフレキシブルパイプ55で接
続している。しかし、器具が小型化されるに伴い、器具
本体52に安定器を内蔵できる大きさに安定器も小型化
されてきている。小型化の際に温度分布を均一化するた
めコンパウンドを充填したものもある。埋込高さの低い
器具を実現しようとすれば、図10および図11に示す
ように安定器58は器具本体52の器具中心軸より外側
に張り出したような位置に配置されることとなる。この
ような構造の場合、器具本体52には張り出した安定器
58による偏荷重がかかることになる。つまり、器具本
体52を固定している天井材に常に荷重がかけられてい
ることになる。偏荷重のかかる器具が数多くベースライ
トとして天井に取付けられているところに地震が生じる
と、凄まじい力が天井材にかかり、天井材が破損して天
井50ごと照明器具が落下するという事態になることが
予想される。
【0005】したがって、この発明の目的は、器具の偏
荷重により地震時に天井材にかかる荷重を低減すること
ができる照明器具を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の照明器具
は、天井に設けた孔に挿通可能な器具本体と、前記孔よ
りも外方に偏心した位置で前記器具本体に取付けられた
安定器と、前記孔に挿通可能に前記器具本体に設けられ
て地震時の前記安定器の偏荷重の加速度を吸収する支持
部とを備えたものである。
【0007】請求項1記載の照明器具によれば、安定器
が孔よりも外方に偏心することにより生じる器具の偏荷
重の地震による加速度を支持部により吸収するので天井
材にかかる荷重を低減することができる。請求項2記載
の照明器具は、請求項1において、前記支持部が前記器
具本体の側方に屈曲突出した突出部であり、前記安定器
は前記突出部の突出方向に配設されているものである。
【0008】請求項2記載の照明器具によれば、請求項
1と同様な効果である。請求項3記載の照明器具は、請
求項1において、前記支持部が前記器具本体の側方に屈
曲突出した突出部であり、前記安定器は前記突出部の突
出方向と反対方向に配設されているものである。請求項
3記載の照明器具によれば、請求項1と同様な効果であ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の第1の実施の形態を図
1および図2により説明する。すなわち、この天井埋込
型で安定器内蔵型の照明器具は、器具本体1と、支持部
3と、安定器30とを有する。器具本体1は天井5に設
けた孔6に挿通可能な構成である。実施の形態では、例
えば有天円筒形に形成しており、下端開口縁に外つば7
を形成し、側壁に複数の取付具8を設け、器具本体1を
天井5の孔6に通して孔6の下端縁部に外つば7を係止
し、取付具8を天井5の上面に係止して、器具本体1を
天井5に取付けている。また器具本体1の内面に設けた
係止部(図示せず)に例えばマジックばねを用いた枠支
持ばね20を摺動可能に係合し、枠支持ばね20を枠2
1に取付けて、枠21を器具本体1に対して上下動可能
に設け、枠21の上昇位置で外つば7を被覆している。
18は天部に設けた穴である。
【0010】この器具本体1に灯具2を設けている。灯
具2は、ランプソケット9を有して器具本体1内に首振
り可能に設けられるものである。すなわち、ランプソケ
ット9にランプ10が装着され、ランプソケット9をソ
ケット台12に取付けている。ソケット台12はランプ
10の外周を被覆する略筒状のカバー14の上端部にね
じ17により取付けられて器具本体1の穴18より上方
に突出し、ランプソケット9の後端部をソケット台12
の上端のソケット取付部12bの内面に取付けてランプ
ソケット9の前端部をカバー14内に向けている。ラン
プソケット9に装着されたランプ10の先端はカバー1
4を通り抜けてその下端部より下方に突出している。カ
バー14は両側の相対向位置に一対の軸受け凹部16を
設けている。コーン11は略円筒状であり、カバー14
の外周に遊嵌し下端部が枠21の内つば21bに載置さ
れ、枠21の立ち上がり部21aにガイドされて水平回
転自在になっている。このコーン11は軸受け凹部16
を軸支する軸部15を設けている。したがって、カバー
14を軸部15の回りに回動すると、ソケット台12に
取付けられたランプソケット9およびランプ10が例え
ば想像線のように首振りし、コーン11を枠21に対し
て水平回転すると、ランプ10が水平回転する。
【0011】安定器30は、孔6よりも外方に偏心した
位置で器具本体1に取付けられている。すなわち孔6よ
りも小さく孔6に挿通可能な大きさであり、器具中心軸
外側に張出した位置に配置され、偏重心で器具本体1に
取付けられている。実施の形態では、器具本体1の上端
部に設けられた略逆U字形のヨーク23の上端の天板部
4に安定器取付板31の基端部をねじ32により取付
け、安定器取付板31の中間部の下面に安定器30をね
じ33により取付けている。安定器取付板31の先端部
の下面には端子台26を取付けている。
【0012】支持部3は、孔6に挿通可能に器具本体1
に設けられて地震時の安定器30の偏荷重の加速度を吸
収するものであり、実施の形態では孔6に挿通可能に器
具本体1の外方に張り出して安定器30の偏荷重を受け
ている。具体的には器具本体1の側方に屈曲突出した突
出部とし、安定器30を支持部3の突出方向に配設して
いる。この支持部3は、孔6に挿通可能に器具本体1の
側方に張り出しているので灯具2を最大首振り角度に傾
斜したとき、ランプソケット9が内側に進入可能な構成
でもある。具体的にはヨーク23の一側部を3例えばく
の字形に折曲することにより支持部3を形成し、これに
より偏心荷重を吸収している。ヨーク23の一端部を器
具本体1の天部にねじにより取付け、支持部3のある他
端部を器具本体1の側面に取付けている。このため、支
持部3は器具本体1から側方の外方に突出しているが、
一部だけのため孔6を通して天井裏に挿通できる。また
ランプソケット9のあるソケット台12を支持部3の内
側に向けて灯具2を最大傾斜したとき灯具2が図1のよ
うに傾斜するので、器具本体1を小型化してもそれより
もソケット台12が外方に突出する角度にランプ10を
傾斜することができる。またヨーク23の幅方向は天井
裏に開口しているため、最大角度に傾斜した状態で器具
本体1を水平回転することができる。その範囲はヨーク
23の突出部3と対向する垂直壁25にソケット台12
の回動が規制される範囲であり、360度以下であるが
約180度を超える回転角度を確保できる。
【0013】27は端子台26と安定器30とランプソ
ケット9とを接続するリード線である。ヨーク23の上
端に形成されて安定器取付板31の基端部を取付ける天
板部4は、少なくともランプソケット9に塵埃が付着す
る面を覆う形状に形成し、また支持部3の上側傾斜部2
3aもソケット取付部12b上を覆っている。具体的に
は天板部4の平面形状は図2に示すように、ランプソケ
ット9の最大傾斜角度でソケット台12の側面の上部1
2aの水平回動軌跡を被覆する略円板形に形成してい
る。
【0014】このようにして、最大首振り角度に灯具2
を傾けたとき、ランプソケット9の側面を覆うソケット
台12の側面の上部12aがいかなる場合も器具上部か
らの投影面内に収める理由はつぎのとおりである。すな
わち、最大首振り角度に灯具2を傾けたとき、ランプ1
0の熱が器具の下方からの対流によりソケット台12の
上部12aに伝達され、上部12aは加熱されてかなり
高温となる。しかしランプソケット9のソケット取付部
12bはランプ10の熱伝導のみで対流の作用をほとん
ど受けないため、上部12aに比べると温度は低くな
る。よって、ソケット台12の側面の上部12aを器具
上方から覆っていれば高温部の露出により高温部に付着
する塵埃の焼け等を防ぐことができる。
【0015】この実施の形態によれば、安定器30が孔
6よりも外方に偏心することにより生じる器具の偏荷重
を、器具本体1の外方に張り出した支持部3により受け
るため、地震が発生しても偏荷重が支持部3に吸収でき
るので天井材にかかる荷重を低減することができる。こ
こで、第1の実施の形態の器具と、支持部3のない図1
2に示す比較形態の器具(共通部分に同一符号を付す)
の地震試験を行なった。上下方向の加振により天井5に
かかる加速度に対する器具本体1の応答倍率は図12の
器具が7、第1の実施の形態の器具が5であり、減少率
は比較形態を1として0.71、すなわち第1の実施の
形態の応答倍率は約29%低減されていることがわかっ
た。
【0016】また、安定器30の偏荷重はヨーク23の
支持部3にかかるので、灯具2には直接かからない。さ
らに、天井5の孔6に挿通可能な突出部3を設けたた
め、灯具2のランプソケット9が支持部3の内側に進入
することにより灯具2の首振り角度を大きくすることが
でき、しかも器具本体1を小型化することができる。ま
たランプソケット9に塵埃が付着する面を覆う天板部4
を設けたため、ランプソケット9の高温部に塵埃や水滴
が付着せず熱による塵埃の焼け等を防ぐことができる照
射方向可変型照明器具(ユニバーサルダウンライト)を
提供できる。
【0017】この発明の第2の実施の形態を図3および
図4により説明する。これは、第1の実施の形態におい
て、灯具2が首振りおよび水平回転をともにしない固定
された構成である。すなわち、ソケット台9は器具本体
1の天部のヨーク23の内側に取付けられ、かつ安定器
30の偏荷重が直接ランプソケット9にかからないよう
になっている。また第1の実施の形態のカバーはなく、
コーン11に代えて略円錐台筒状の反射板35をランプ
10の前端側の周囲に配置し、枠21に取付部材36に
より取付けている。
【0018】灯具2の首振りおよび水平回転の構成以外
の安定器30等の構成およびその作用効果は第1の実施
の形態と同様である。この発明の第3の実施の形態を図
5および図6に示す。すなわち、支持部3は器具本体1
の側方に例えばくの字形に屈曲突出した突出部であり、
安定器30は突出部の突出方向と反対方向に配設されて
いる形態であり、その他は第1の実施の形態と同様であ
る。
【0019】ただし、第1の実施の形態および第2の実
施の形態の支持部3が安定器30によって圧縮荷重を受
けていたのに対して、第3の実施の形態の支持部3は引
っ張り荷重を受ける。第3の実施の形態と図12に示す
比較形態の器具の地震試験を行なった。上下方向の加振
により天井にかかる加速度に対する器具本体1の応答倍
率は図12の器具が7、第1の実施の形態の器具が6で
あり、減少率は比較形態を1として0.86、すなわち
第3の実施の形態の応答倍率は約14%低減されること
がわかった。
【0020】また、第1の実施の形態と比較して、安定
器30とランプソケット9が近接しないので、お互いが
温度上昇することがない。また温度上昇しないことおよ
び支持部3が安定器30の配置の邪魔にならないことに
より安定器取付高さを低くすることができるので器具高
さを低減することができる。その他、第1の実施の形態
と同様な効果がある。
【0021】この発明の第4の実施の形態を図7および
図8に示す。これは、第3の実施の形態と同様に支持部
3は器具本体1の側方に屈曲突出した突出部であり、安
定器30は突出部の突出方向と反対方向に配設されてい
るものであって、しかも第2の実施の形態と同様に灯具
2が首振りおよび水平回転しない形態である。その他
は、第2の実施の形態および第3の実施の形態と同様で
ある。
【0022】なお、この発明における支持部は、安定器
による偏荷重の地震による加速度を吸収するものであ
り、実施の形態に示した外向きに突出する突出部に限ら
ず、内向きに突出する突出部や、蛇行状に形成された蛇
行状部など地震に対する偏荷重の緩衝作用をもつもので
あればよく、さらに安定器の偏荷重を受ける役目を兼用
するものもよい。
【0023】
【発明の効果】請求項1記載の照明器具によれば、安定
器が孔よりも外方に偏心することにより生じる器具の偏
荷重を、器具本体の外方に張り出した支持部により受け
るため、地震が発生しても偏荷重が支持部に吸収できる
ので天井材にかかる荷重を低減することができる。
【0024】請求項2記載の照明器具によれば、請求項
1と同様な効果である。請求項3記載の照明器具によれ
ば、請求項1と同様な効果である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態の部分断面側面図
である。
【図2】その平面図である。
【図3】第2の実施の形態の部分断面側面図である。
【図4】その平面図である。
【図5】第3の実施の形態の部分断面側面図である。
【図6】その平面図である。
【図7】第4の実施の形態の部分断面側面図である。
【図8】その平面図である。
【図9】第1の従来例の側面図である。
【図10】第2の従来例を示し、(a)は平面図、
(b)は側面図である。
【図11】第3の従来例を示し、(a)は平面図、
(b)は側面図である。
【図12】比較形態を示し、(a)は平面図、(b)は
側面図である。
【符号の説明】
1 器具本体 2 灯具 3 支持部 5 天井 6 孔 9 ランプソケット 30 安定器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井に設けた孔に挿通可能な器具本体
    と、前記孔よりも外方に偏心した位置で前記器具本体に
    取付けられた安定器と、前記孔に挿通可能に前記器具本
    体に設けられて地震時の前記安定器の偏荷重の加速度を
    吸収する支持部とを備えた照明器具。
  2. 【請求項2】 前記支持部は前記器具本体の側方に屈曲
    突出した突出部であり、前記安定器は前記突出部の突出
    方向に配設されている請求項1記載の照明器具。
  3. 【請求項3】 前記支持部は前記器具本体の側方に屈曲
    突出した突出部であり、前記安定器は前記突出部の突出
    方向と反対方向に配設されている請求項1記載の照明器
    具。
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