JPH11272762A - オフラインデータの課金制御方法および装置 - Google Patents

オフラインデータの課金制御方法および装置

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JPH11272762A
JPH11272762A JP6972398A JP6972398A JPH11272762A JP H11272762 A JPH11272762 A JP H11272762A JP 6972398 A JP6972398 A JP 6972398A JP 6972398 A JP6972398 A JP 6972398A JP H11272762 A JPH11272762 A JP H11272762A
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Hideki Kuwamoto
英樹 桑本
Yoshikazu Amano
良和 天野
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】データの取得時間とデータの利用時間が異なる
オフラインデータ利用システムにおいて、課金や再生の
制限方法を、データの販売後に変更する。 【解決手段】販売端末、センタ装置、ユーザ端末からな
るオフラインデータ受配信システムにおいて、販売端末
で販売時点での課金方法を記録した課金制御データをセ
ンタ装置に記憶するとともに販売するデータに付加し、
ユーザ端末でデータの再生に際して、センタ装置から新
たな課金制御データをユーザ端末に通知する。また、販
売端末またはユーザ端末において、センタ装置内の課金
制御データを変更可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフラインデータ
の課金制御方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】文献調査、会社信用調査等のDB(Data
Base)の利用に始まったデータのオンライン利用では、
近年、インターネット、通信カラオケ、VOD(Video o
n Demand)等、多種多様なデータが取り扱われるように
なり、また、そのデータは数百バイトのテキストデータ
から数百メガバイトの映像データへと大容量化が進んで
いる。一方、通信回線の伝送速度も数百bpsから数メガb
psへと高速化が進んでいるが、映像データを始めとした
データの大容量化には追いついていない。そこで、特願
平9−255389号に記載されているように、大容量
の映像データはCD、DVDを始めとした光ディスク等
の大容量メディアに記録して予めユーザに販売または配
布し、その利用の可否、データの購入等の制御のみを利
用時に通信を介して行う方法が利用されはじめている。
この場合のデータに対する課金は、予め決められた基
準、つまり利用時間、利用回数等を基に行われるのが一
般的である。しかも、そのようなデータの配信サービス
において単一の課金基準が用いられる。
【0003】また、このようなデータのオフライン利用
は、光ディスク等のメディアに格納して配信する場合だ
けでなく、文字放送や衛星を用いて映像をホテルの映像
サーバへ配信する等、データを端末装置内に蓄積し、後
で利用する形態もある。これは、伝送容量の少ない通信
回線を介して更新頻度の少ない大容量データを送ること
だけが目的でなく、夜間等の通信回線のトラフィックが
少ない時間帯の利用、料金が低額な時間帯の利用、トラ
フィックや通信料金を考慮したデータの計画的配信・受
信に適したデータのオフライン利用等、様々な目的があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、以下
の問題点を解決することにある。
【0005】(1)多様な課金形態の実現が困難 利用するデータ本体を光ディスク等のオフラインメディ
アに記録して予めユーザに配るサービスの場合、オフラ
インメディアであるが故に、利用時期やユーザの状況
(ユーザの差別化)に応じたデータの利用時点での課
金、課金方法の変更が困難であった。
【0006】近年、様々な製品、サービスの販売は、し
烈な販売競争を通して、様々な形態で提供されるように
なった。特に利用金額や重要度に応じた顧客の差別化
は、預金量の多い顧客における銀行手数料の無料化や、
利用回数、距離の多い航空顧客における無料航空券の提
供などで著しい。映画等の映像データの販売においても
同一の傾向が予想される。
【0007】しかし、特にVCRカセットテープ、C
D、DVD等のオフラインメディアにおいては、従来、
データに対する課金の基準として、CD等のメディア単
位または映画、曲等のデータ単位、利用可能なデータの
部分単位、そして、その利用時間、利用時期、利用回数
が用いられていた。しかし、それらの基準はサービス毎
に固定であり、ユーザの累積利用時間、累積利用回数、
会員クラスの変更、キャンペーン期間)等によって課金
方法(再生時間、再生回数等の基準またはその単価)を
変えることが困難であった。
【0008】(2)完全な売切り形態の実現が困難 販売に伴うユーザの個人情報の保護に最も効果的方法
は、現金決済による商品の即時渡しであり、販売先とな
るユーザを特定不可能とすることにある。成人向け商品
等、一部のサービスにおいては、ユーザを特定不可能と
した場合のほうが、良好な販売実績を得られる場合があ
る。しかし、メディア内の一部データを販売する上記従
来文献に記載されているようなオフラインメディアで
は、顧客の管理が必須となるため、ユーザを不特定とし
た販売が困難であった。
【0009】本発明の目的は、これらの問題を解決する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】メディアまたはデータを
販売する販売端末、販売されたメディアまたはデータ、
販売先のユーザ、及び課金の形態を記憶するセンタ装
置、および販売されたメディアまたはデータの再生(利
用)をユーザが行うユーザ端末からなるオフラインデー
タ受配信システムにおいて、以下の手段を設ける。
【0011】センタ装置に記憶され、販売端末において
販売したデータの販売時点での課金方法を記録した第1
の課金制御データ。
【0012】メディアまたはデータに付加され、メディ
アまたはデータの再生に必要な処理を規定する第2の課
金制御データ。
【0013】センタ装置からユーザ端末に通知され、メ
ディアまたはデータの再生に必要な処理を規定する第3
の課金制御データ。
【0014】販売したメディアまたはデータを唯一に特
定するデータ識別子、販売先のユーザを唯一に特定する
ユーザID、及び第1の課金制御データをセンタ装置へ
登録し、第2の課金制御データをメディアまたはデータ
に付加する販売端末装置。
【0015】販売したメディアまたはデータを唯一に特
定するデータ識別子と、販売先のユーザを唯一に特定す
るユーザIDと、該メディアまたはデータに付加された
第2の課金制御データの対応関係を記憶し、かつ、ユー
ザ端末からの要求に基づき、第3の課金制御データをユ
ーザ端末に送信するセンタ装置。
【0016】データまたはメディアに付加された第2の
課金制御データに基づき、センタ装置からの第3の課金
制御データを取得し、第2および第3の課金制御データ
に基づいたデータまたはメディアの再生(取得)を行う
ユーザ端末。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明のオフラインデータ受配信
システムにおける一実施例であるマルチメディアデータ
販売システムに関して説明する。
【0018】(システム構成)マルチメディアデータ販
売システムのシステム構成に関して図1を用いて説明す
る。10は販売する一つ以上のマルチメディアデータを
格納したDVDである。20はDVD10を販売する際
に販売したDVD10の情報やそのDVDを購入したユ
ーザの情報を入力する販売端末である。30は販売され
たDVD10やそのユーザの情報を記憶し、販売端末2
0、ユーザ端末40を管理するセンタ装置である。40
はDVD10を購入したユーザがDVD10内に格納さ
れたマルチメディアデータを再生(DVDから読み出
し、利用)する端末である。DVD10には、マルチメ
ディアデータを格納したファイルや、スクランブル化さ
れたそれらマルチメディアデータの再生を制御する課金
制御データ等が格納される。また、DVD10はディス
クシリアル番号によって唯一に特定できる。10は、本
実施例ではDVDであるが、記憶メディアであれば、半
導体メモリ、磁気ディスク、光磁気ディスク、有機体メ
モリ等何であってもよい。販売端末20、センタ装置3
0、ユーザ端末40は互いに通信回線50で接続されて
いる。60はユーザカードであり、ユーザの認証に必要
なユーザIDとパスワード、DVD10内のデータの再
生に必要な課金制御データが記録される。なお、図1で
はセンタ装置30を設けたが、DVD10の販売を販売
側のみで管理する場合は、センタ装置30と販売端末2
0が一体となった構成も可能である。
【0019】(販売端末)販売端末の概要について図2
を用いて説明する。
【0020】販売端末20には、バーコードリーダ20
1、タッチパネル式顧客側ディスプレイ202、販売員
側ディスプレイ203、販売員キーボード204、IC
カードリーダライタ205、プリンタ206、DVDド
ライブ207が備えられている。また、販売端末20本
体は、これらの周辺機器201〜206を制御する入出
力制御部208、販売端末20内の様々な処理を行う処
理部209、処理に際して様々なデータを記憶する記憶
装置211、センタ装置30との通信を行う通信制御部
210がある。
【0021】販売端末20では、DVDを唯一に特定す
るDVDのシリアル番号、購入者を唯一に特定するユー
ザID、該DVD内に格納されているデータの内その時
点で販売されたデータを特定するデータIDを入力して
センタ装置30へ送信し、センタ装置30から各データ
の販売価格を受信してディスプレイ202に表示する。
そして、顧客に購入するデータを選択させ、その販売結
果をセンタ装置30に送信し、登録する。DVDのシリ
アル番号の入力はDVD本体または該DVDのパッケー
ジに記録されたバーコード印刷をバーコードリーダ20
1により読み取ることにより行う。また、DVDドライ
ブ207を販売端末に設け、DVDの再生によりDVD
上に光学または磁気記録された該DVDのシリアル番号
を読み取ることも可能である。
【0022】ユーザは、ICカードリーダライタ205
にユーザカード60をセットすることで、該ユーザカー
ド内に記録されているユーザIDを販売端末20へ入力
する。また、ユーザは、顧客側ディスプレイ202にお
いて、購入するデータを選択する。販売端末20は、D
VD内の販売されたデータをユーザ端末40で再生する
ための後に説明する課金制御データ500をセンタ装置
30から取得し、ICカードリーダライタ205にセッ
トされているユーザカード60に記録する。なお、ユー
ザがデータの購入に際してユーザカード60を携帯して
いない場合は、キーボード204によるユーザIDの入
力、プリンタ206による課金制御データ500の印刷
が可能である。なお、データの購入に際して、ユーザI
Dの入力は必須では無く、その場合、不特定ユーザとし
て取り扱われる。
【0023】また、DVD−RAMディスクが用いられ
る場合は、販売端末20のDVDドライブ207にDV
D−RAMディスクを接続し、課金制御コード500を
DVDに直接記録することが可能である。購入に際し
て、ユーザから販売側への料金を支払いする場合は、即
時現金決済、または、ユーザIDに基づいた当該ユーザ
へのクレジットカード決済等が利用される。
【0024】(ユーザ端末)ユーザ端末の概要について
図3を用いて説明する。
【0025】ユーザ端末40は、DVDドライブ40
7、ICカードリーダライタ402、ディスプレイ40
3、キーボード404が備えられている。また、ユーザ
端末40本体は、これらの周辺機器401〜407を制
御する入出力制御部408、ユーザ端末40内の様々な
処理を行う処理部409、様々な処理に関わるデータを
記憶する記憶装置411、センタ装置との通信を行う通
信制御部410がある。
【0026】ユーザ端末40では、ユーザがユーザカー
ド60をICカードリーダライタ402にセットするこ
とにより、ユーザカード60内のユーザID、パスワー
ド、課金制御データがユーザ端末40に入力される。そ
して、ユーザがキーボード404からユーザパスワード
を入力し、該パスワードがユーザカード60内のパスワ
ードと一致したならば、同じくユーザカード60内の課
金制御データに従ってDVD10内のユーザが購入した
データの再生が可能となる。なお、ユーザがデータの再
生に際してユーザカード60を携帯していない場合は、
キーボード404によるユーザID、パスワード、課金
制御データの入力が可能である。
【0027】また、ユーザが既に所持しているDVD1
0内の未購入のデータを新たに購入する場合、センタ装
置30へ新たな課金制御データ500を要求することに
より、ユーザ端末40で該課金制御データ500に従っ
て、新たなデータの再生が可能となる。
【0028】なお、購入に際して、ユーザから販売側へ
の料金を支払いする場合は、ユーザIDに基づいた当該
ユーザから販売端末IDを用いた販売者側へのクレジッ
トカード決済等が利用される。
【0029】(センタ装置)センタ装置の概要について
図4を用いて説明するセンタ装置30は、ディスプレイ
303、管理者キーボード304が備えられている。ま
た、センタ装置30本体は、これらの周辺機器303、
304を制御する入出力制御部308、センタ装置30
内の様々な処理を行う処理部309、販売端末20、ユ
ーザ端末40との通信を行う通信制御部310、様々な
処理や各ユーザ端末40、販売端末20、DVD10に
関わるデータ、購入者、販売者の情報を記憶するDB3
11がある。
【0030】センタ装置30は、DVDを唯一に特定す
るDVDのシリアル番号、購入者を唯一に特定するユー
ザID、該DVD内に格納されているデータの内その時
点で販売されたデータを特定するデータ番号、及び該デ
ータが販売された販売端末20を特定する販売端末ID
等を販売端末20から通信制御部308を介して受信
し、DB部311に記憶する。また、ユーザの購入実績
やキャンペーン期間等の条件に従ってデータの販売価格
を計算し、販売端末20またはユーザ端末40へ提供す
る。
【0031】また、センタ装置30は、ユーザ端末40
からの要求により、新たな課金制御データを生成し、該
ユーザ端末40へ送信することにより、ユーザ端末40
で該新たな課金制御データに対応する新たなデータの再
生が可能となる。
【0032】(課金制御データ)課金制御データについ
て図5を用いて説明する。
【0033】課金制御データは、ユーザの購入形態(購
入したデータの特定、再生回数等の制限)に従ってDV
Dの再生を制限する。
【0034】課金制御データ500には、DVDを唯一
に特定するディスクシリアル番号510、該DVDを購
入したユーザを唯一に特定するユーザID520、該D
VDを販売した販売端末を唯一に特定する販売端末ID
530、ユーザ端末を唯一に特定するユーザ端末ID5
21、及びユーザが購入したデータのデータ番号541
やそのファイル名、データの内容を説明するコメント5
43、該各データに対応する再生制限方法(累積再生回
数 累積再生時間、再生可能時間、再生可能期間)54
4〜547が記述されている。再生の制限を累積再生回
数で行う場合は累積再生回数制限値544が、累積再生
時間で行う場合は累積再生時間制限値545が、再生可
能時間で行う場合は再生可能時間制限値546が、再生
可能期間で行う場合は再生可能開始年月日時547aと
再生可能終了年月日日時が547bが記述される。な
お、541〜548のデータはDVD10内に格納され
ている各データ毎に記述されている。また、課金制御デ
ータ500は各DVD10毎に記憶されている。
【0035】課金制御データ500で、当該DVDまた
はデータにセンタ制御548が指定されている場合は、
ユーザ端末40でのデータの再生に際してセンタ装置3
0への接続が必須となる。
【0036】なお、この課金制御データ500は特定の
キーコードで解除可能な形で暗号化され、DVD10ま
たはユーザカード60に記録される。また、この課金制
御データ500は図5に示したようにレコード形式で記
述する場合以外に、プログラミング言語のようなスクリ
プト形式で記述することも考えられる。
【0037】なお、本実施例ではDVD内のデータの識
別にデータ番号を用いているが、ファイル名を用いても
良い。
【0038】(ユーザカード)ユーザカード60につい
て図6を用いて説明する。
【0039】ユーザカード60には、ICカード、磁気
カード等の記録再生メディアが用いられる。ユーザカー
ド60には、ユーザを唯一に特定するユーザID61
1、該ユーザの認証を行うためのパスワード612、該
ユーザカードの有効期限613、ディスクシリアル番号
620、課金制御データ640を記憶する。ディスクシ
リアル番号620は、ユーザカード60にどのDVD1
0の課金制御データ640が記録されているかを識別す
るためのものであり、一枚のユーザカード60に一つ以
上のDVDに関する情報620、640を記憶可能であ
る。課金制御データ640の内容に関しては、図5で説
明した課金制御データ500と同等である。
【0040】(ユーザ管理ファイル)ユーザ管理ファイ
ル700について図7を用いて説明する。
【0041】ユーザ管理ファイル700は、センタ装置
30のDB311に格納され、ユーザIDとパスワード
の対応関係や、各DVD毎の購入形態を各ユーザ別に記
録するものである。ユーザ管理ファイル700の内容お
よび構造711〜747は図6に示したユーザカード6
00内のデータ構造が、複数、つまりユーザ毎710に
格納された形となっている。但し、データの販売価格を
ユーザ別に変えるなどユーザを差別化したクラスを示す
ユーザクラス714が格納されている。
【0042】(データ販売ファイル)データ販売ファイ
ル750について図8を用いて説明する。
【0043】データ販売ファイル750は、センタ装置
30のDB311に格納され、DVD10内に記録され
ている各データの価格を記憶する。データ販売ファイル
750は、ディスクシリアル番号760、データ番号7
71、ファイル名782、および各再生制限方法(累積
再生回数 累積再生時間、再生可能時間、再生可能期
間)の単価784〜787がユーザクラス(A、B、
C、D)別に記録される。
【0044】なお、データ販売ファイルは、販売端末2
0がセンタ装置30とオフラインでデータの販売を行え
るように、販売端末20の記憶装置211内にも格納さ
れる場合がある。
【0045】(購入データ選択画面)購入データ選択画
面について図9を用いて説明する。
【0046】購入データ選択画面800は、販売端末2
0において、ユーザがDVD内の購入するデータを選択
するための画面である。購入選択画面800には、ユー
ザが購入しようとするDVD10内の各データについ
て、データ番号810、データ名820、各データの購
入形態830、購入予定金額の合計840が表示され
る。各データの購入形態830は、購入可能な各再生制
限方法(累積再生回数 累積再生時間、再生可能時間、
再生可能期間)について、その単価831と、ユーザが
入力する購入単位832と、そのデータの購入金額83
3が表示される。なお、データ名には該データのファイ
ル名が用いられる。
【0047】(契約変更画面)契約変更画面900につ
いて図10を用いて説明する。
【0048】契約変更画面900は、ユーザ端末40に
おいて、ユーザが所有しているDVD10内の未購入デ
ータを新規に購入したり、購入済のデータの購入形態を
変更する時、つまりそのDVDに関する契約形態を変更
する場合に用いる。契約変更画面900には、ユーザが
購入しようとするDVD10内の各データについて、デ
ータ番号910、データ名920、各データの購入形態
930、購入予定金額の合計940が表示される。各デ
ータの購入形態930は、購入可能な各再生制限方法
(累積再生回数 累積再生時間、再生可能時間、再生可
能期間)について、その単価931と、購入済の単位9
32と、そのデータの購入金額933が表示される。な
お、購入済の単位932に新たな購入単位を入力するこ
と、または、別の再生制限方法の購入単位932に入力
することにより契約の変更を行う。そして、購入予定金
額の合計940に、変更前の購入金額と変更後の購入金
額の差額が表示される。購入単位を減らしたりした場合
には、合計金額がマイナスとなり、ユーザが払い戻しを
受けることも可能である。
【0049】なお、この契約変更画面900は、販売端
末20における課金情報データ変更画面としても用いら
れる。
【0050】(販売価格変更画面)販売価格変更画面4
001、4002について図11、図12を用いて説明
する。
【0051】販売価格変更画面4001、4002は、
販売端末20において、特定のDVD10内のデータの
販売価格を変更するために用いる。まず、販売員は、販
売価格変更画面1(4001)を用いて自分の販売員と
してのユーザID4011とパスワード4012、およ
び販売価格を変更するDVD10のディスクシリアル番
号4013を入力する。次に販売価格変更画面2(40
02)を用いて、各データの販売価格の変更を行う。販
売価格変更画面2(4002)には、販売価格を変更し
ようとするDVD10内の各データについて、データ番
号4010、データ名4020、各データの購入形態4
030、ディスクシリアル番号4050が表示される。
各データの購入形態4030は、そのディスクに関して
販売可能な各再生制限方法(累積再生回数 累積再生時
間、再生可能時間、再生可能期間)について、その変更
前の単価4031を表示し、変更後の単価4032を入
力する。各データの販売可能な再生制限方法は、特定の
操作により、追加、削除が可能である。
【0052】(ユーザクラス変更画面)ユーザクラス変
更画面4101、4102について図13、図14を用
いて説明する。
【0053】ユーザクラス変更画面4101、4102
は、販売端末20において、特定のユーザのユーザクラ
スを変更するために用いる。まず、販売員は、ユーザク
ラス変更画面1(4101)を用いて自分の販売員とし
てのユーザID4111とパスワード4112、および
ユーザクラスを変更するユーザのユーザIDを入力す
る。次にユーザクラス変更画面2(4102)を用い
て、当該ユーザのユーザクラスの変更を行う。ユーザク
ラス変更画面2(4102)には、ユーザクラスを変更
しようとするユーザのユーザID4114と当該ユーザ
の現在のユーザクラス4115が表示され、変更後のユ
ーザクラス4116を入力する。
【0054】(再生データ選択画面)再生データ選択画
面5000について図15を用いて説明する。
【0055】再生データ選択画面5000は、ユーザが
ユーザ端末40において再生しようとするデータを選択
するために用いる。データ番号5010、データ名50
20、各データの購入形態5030が表示される。各デ
ータの購入形態5030には、購入した再生制限方法
(累積再生回数 累積再生時間、再生可能時間、再生可
能期間)5031と、その購入済の単位の内、その時点
で利用可能な残っている単位5032が表示される。な
お、データ名には該データのファイル名が用いられ、デ
ータの選択はデータ番号の入力5033により行う。
【0056】次に、以上で述べたシステム構成、データ
構造、画面仕様を用いた本実施例における各処理につい
て説明する。
【0057】(販売端末の処理) (1)販売処理 販売端末の販売処理について図16を用いて説明する。
【0058】販売端末20におけるDVD10の販売に
伴う処理は以下の手順で行う。
【0059】販売処理1000は、販売処理開始キーが
入力されると、顧客側ディスプレイ装置202に購入者
へユーザカード60をカードリーダ205へセットする
要求メッセージを表示し(1002)、ユーザカード6
0に格納されているユーザID611、パスワード61
2、有効期限613を読み出す(1003)。次に、顧
客側ディスプレイ装置202に購入者へパスワードの入
力を要求するメッセージを表示し(1004)、パスワ
ードの入力を受け付ける(1005)。そして、ユーザ
カード60から読み出したパスワード612との一致を
検査する(1006)。
【0060】顧客からユーザカード60が提示されない
場合は、顧客側ディスプレイ装置202に購入者へユー
ザIDの入力を要求するメッセージを表示し(103
0)、ユーザIDの入力を受け付ける(1031)。次
に、顧客側ディスプレイ装置202に購入者へパスワー
ドの入力を要求するメッセージを表示し(1041)、
パスワードの入力を受け付ける(1042)。そして、
センタ装置30に入力された該ユーザIDとパスワード
を送信し(1032)、センタ装置30において、セン
タ装置30のユーザ管理ファイル700に登録されてい
るユーザID711とパスワード712の対応関係の一
致を検査し、その結果をセンタ装置30から販売端末2
0へ送信する(1033)。
【0061】そして、ユーザIDとパスワードの対応が
不一致ならば、顧客側ディスプレイ装置202にパスワ
ードが不一致であるメッセージを表示する(100
7)。なお、ユーザIDを持たない場合は、ユーザID
として”9999”を入力することにより、不特定ユー
ザとして取り扱われる。不特定ユーザとしての取り扱い
は、該データを購入した該ユーザの事実を追跡不可能に
し、該ユーザの個人情報を保護することができる。
【0062】パスワードが一致したならば、販売処理1
000は、販売員側ディスプレイ装置203にDVD1
0のDVDドライブ207へのセットを要求するメッセ
ージを表示し(1020a)、DVDのディスクシリア
ル番号を読み取る(1021a)。販売端末20にDV
Dドライブ207が無い場合は(1034)、バーコー
ドリーダ201やキーボード204を用いた入力によ
り、DVD10のシリアル番号を入力する(1021
b)。
【0063】そして、センタ装置30へ販売端末を特定
する販売端末ID、購入者が入力したユーザID、DV
Dドライブ207にセットされているDVDのシリアル
番号を送信し(1008)、センタ装置30から各デー
タの購入形態別の販売金額を受信する(1009)。そ
して、顧客側ディスプレイ装置202に、図9に示した
購入するデータの番号と各データの購入形態の入力を要
求する購入データ選択画面800を、DVD10に格納
されている各データの名称820、各購入形態の販売金
額831の販売金額の一覧表として表示し(101
0)、データ番号810及び購入形態830の入力を受
け付ける(1011)。データ番号と購入形態の入力
は、終了が指示されるまで行われ、入力が行われるとと
もに購入予定金額が選択したデータの販売価格の合計8
40として表示される。センタ装置30に販売金額を問
い合わせるのは、ユーザの購入実績、販売者の販売実
績、販売地域、販売促進期間等によって販売金額が異な
る場合があるからである。
【0064】なお、販売金額をセンタ装置30へ問い合
わせない場合(オフライン処理)は(1035)、販売
端末40内の記憶装置211に記憶されているデータ販
売ファイル750から各データの販売金額を検索し(1
013)、各データの名称、各購入形態の販売金額の一
覧表として表示する(1010)。
【0065】次に、顧客が購入したデータのデータ番
号、購入形態をセンタ装置30へ送信する(101
5)。そして、センタ装置30から販売した各データの
購入形態に従って生成され、暗号化された課金制御デー
タ500を受信し(1016)、DVD10に記録する
(1018)。DVD10に記録できない場合は、暗号
化され課金制御データ500をユーザカードに記録する
(1020)。さらに、ユーザカードに記録できない場
合またはユーザがユーザカードを持っていない場合は、
販売端末のプリンタ装置206を用いて暗号化された課
金制御データ500の印刷を行う(1022)。
【0066】(2)販売価格変更処理 販売端末20における販売価格変更処理について図17
を用いて説明する。
【0067】販売価格変更処理1100は、販売価格変
更処理開始キーが入力されると、販売員側ディスプレイ
装置203に販売者のユーザID、パスワード、及びD
VDのディスクシリアル番号の入力を要求する図11に
示した販売価格変更画面1(4001)を表示し(11
01)、バーコードリーダ201やキーボード204を
用いた入力により、DVD10のディスクシリアル番号
を入力する(1102)。
【0068】そして、センタ装置30へ販売端末ID、
ユーザID、パスワード、及びDVDのシリアル番号を
送信する(1103)。センタ装置30では、センタ装
置30のユーザ管理ファイル700に登録されている販
売員のユーザID711とパスワード712の対応関係
の一致を検査し、その結果をセンタ装置30から販売端
末20へ送信する。販売価格変更処理1100は、その
パスワードの一致検査結果を受信し(1104)、ユー
ザIDとパスワードの対応関係が不一致ならば、販売員
側ディスプレイ装置202にパスワードが不一致である
メッセージを表示する(1105)。パスワードが一致
したならば、センタ装置30から変更前における各デー
タの購入形態別の販売金額を受信する(1106)。そ
して、販売員側ディスプレイ装置203に販売価格変更
をの入力を要求する図12に示した販売価格変更画面2
(4002)を、DVD10に格納されている各データ
の名称4020、各購入形態4030別の変更前の販売
金額4031の一覧表として表示し(1107)、変更
後の販売金額4032の入力を受け付ける(110
8)。入力は終了が指示されるまで行われる。次に、セ
ンタ装置30へ変更後における各データの購入形態別の
販売金額を送信する(1109)。センタ装置30で
は、受信した各データの購入形態別の販売金額へデータ
販売ファイル750の内容を更新する(3406)。
【0069】(3)ユーザクラス変更処理 販売端末20におけるユーザクラス変更処理について図
18を用いて説明する。
【0070】ユーザクラス変更処理1200は、ユーザ
クラス変更処理開始キーが入力されると、販売員側ディ
スプレイ装置203に販売者のユーザID、パスワー
ド、及びユーザクラスを変更するユーザのユーザIDの
入力を要求する図13に示すユーザクラス変更画面1
(4101)を表示し(1201)、それら4111〜
4113の入力を行う(1202)。そして、センタ装
置30へ販売端末ID、ユーザID、パスワード、変更
対象のユーザIDを送信する(1203)。センタ装置
30では、センタ装置30のユーザ管理ファイル700
に登録されている販売員のユーザID711とパスワー
ド712の対応関係の一致を検査し、その結果をセンタ
装置30から販売端末20へ送信する。ユーザクラス変
更処理1200は、そのユーザIDとパスワードの一致
検査結果を受信し(1204)、ユーザIDとパスワー
ドの対応関係が不一致ならば、販売員側ディスプレイ2
03にパスワードが不一致であるメッセージを表示する
(1205)。パスワードが一致したならば、センタ装
置30から変更前における当該ユーザのユーザクラスを
受信し(1206)、販売員側ディスプレイ装置203
にユーザクラスの変更の入力を要求する図14に示すユ
ーザクラス変更画面2(4102)を表示し(120
7)、新しいユーザクラス4116の入力を受け付ける
(1208)。次に、センタ装置30へ変更後における
各ユーザのユーザIDと新しいユーザクラスを送信する
(1209)。センタ装置30では、ユーザ管理ファイ
ル700において、受信したユーザID711のユーザ
クラス714を更新する。
【0071】(4)課金情報データ変更処理 販売端末20における課金情報データ変更について図1
9を用いて説明する。
【0072】課金制御データ500において、センタ制
御548が指定されている場合は、ユーザ端末40にお
けるデータの再生に際して、センタ装置30への接続が
必須となる。販売者、データの提供者が、そのデータの
再生に必要な条件、つまり課金制御データ500を必要
に応じて変更したい場合に指定される。センタ装置30
のDB311に登録されている課金制御データ500を
変更する指示は、販売端末20において行われる。
【0073】課金情報データ変更処理1300は、課金
情報データ変更処理開始キーが入力されると、販売員側
ディスプレイ装置203に販売者のユーザID、パスワ
ードの入力を要求するメッセージを表示し(130
1)、それらの入力を行う(1302)。そして、セン
タ装置30へ販売端末ID、ユーザID、パスワードを
送信する(1303)。センタ装置30では、センタ装
置30のDB311のユーザ管理ファイル700に登録
されている販売員のユーザID711とパスワード71
2の対応関係の一致を検査し、その結果をセンタ装置3
0から販売端末20へ送信する。課金制御データ変更処
理1300は、ユーザIDとパスワードの一致検査結果
を受信し(1304)、ユーザIDとパスワードの対応
関係が不一致ならば、販売員側ディスプレイ203にパ
スワードが不一致であるメッセージを表示する(130
5)。パスワードが一致したならば、センタ装置30か
ら変更前における当該ユーザの課金制御データを受信し
(1306)、販売員側ディスプレイ装置203に再生
制限方法(累積再生回数 累積再生時間、再生可能時
間、再生可能期間、販売後経過時間)の変更の入力を要
求する図10に示した契約変更画面900を表示し(1
307)、新しい再生制限方法の入力を受け付ける(1
308)。入力は終了が指示されるまで行われる。次
に、センタ装置30へ変更後における再生制限方法を送
信する(1309)。センタ装置30では、受信したユ
ーザIDに関して新しい再生制限方法に基づいた課金制
御データ500を生成し、当該ユーザのユーザ管理ファ
イル700の課金制御データデータ740を更新する。
【0074】(ユーザ端末の処理) (1)再生処理 ユーザ端末における再生処理について図20を用いて説
明する。
【0075】ユーザ端末処理1500は、DVDドライ
ブ407にDVD10がセットされると、DVD10に
記憶されている課金制御データ500を読み出し(15
01)、ユーザ端末40の記憶装置411内の課金制御
データ500として記憶する(1502)。そして、D
VD10に格納されている各データのデータ番号、デー
タ名称、再生制限方法(残りの再生可能回数、再生可能
時間等、無制限等)の一覧表と、再生するデータの番号
の入力を要求する再生データ選択画面5000をディス
プレイ403に表示する(1503)。再生するデータ
の番号5033がユーザにより入力されると(150
4)、該番号で指定されたデータが再生可能か否かを記
憶装置411に記憶された課金制御データ(累積再生回
数制限値、累積再生時間制限値、再生可能時間制限値、
再生可能開始年月日時と再生可能終了年月日日時、再生
可能終了日時)500に基づいて検査する(150
5)。再生可能である場合には、該データをスクランブ
ル解除キーを用いてデコードし、再生を行う(150
7)。また、同時に記憶装置411内の課金制御データ
500の書き換えを行う(1508)。そして、DVD
10のDVDドライブ407からの取り出しが指示され
たならば、記憶装置411内の課金制御データ500を
DVD10内の課金制御データ500に書き込み(15
12)、DVD10の課金制御データの更新を行う。
【0076】なお、DVD10が書き換え可能のDVD
−RAMでなく、書き換えが行えないDVD−ROMの
場合、課金制御データ500はユーザカード60に記憶
されている。よって、上述の処理1501〜1512の
DVD10からの課金制御データ500の読み出し、書
き込みはユーザカード60に対するものに置き換えられ
る。
【0077】課金制御データ500において、データに
センタ制御548が指定されている場合は、ユーザ端末
40におけるデータの再生に際して、センタ装置30へ
の接続が必須となる。販売者、データの提供者が、デー
タの購入形態、販売価格を必要に応じて変更したい場合
に指定される。つまり、ユーザ端末処理1500はセン
タ装置にユーザIDと端末IDを送信し(1509)、
それらのユーザIDと端末IDに対応するその時点での
課金制御データ500をセンタ装置30内のユーザ管理
ファイル700に格納されている課金制御データ740
から取得し、記憶装置411に記憶する(1510)。
そして、その課金制御データ500に基づき、再生の判
断を行う(1505)。
【0078】データの再生制限を累積再生回数で行う場
合は累積再生回数制限値を検査し、0でない場合に再生
可能となり、再生開始によって、デクリメントする。
【0079】データの再生制限を累積再生時間で行う場
合は累積再生時間制限値を検査し、0分でない場合に再
生可能となり、再生開始後、毎分毎にデクリメントす
る。
【0080】データの再生制限を再生可能時間で行う場
合は、データの先頭からの再生ポイントが再生可能時間
制限値に至るまで再生可能となる。この場合、再生可能
時間制限値の書き換えは行わない。
【0081】データの再生制限を再生可能期間で行う場
合は再生可能開始年月日時と再生可能終了年月日日時を
検査し、再生時が再生可能開始年月日時と再生可能終了
年月日日時の間に含まれる場合は再生可能となる。
【0082】データの再生制限を販売後経過時間で行う
場合は再生時が再生可能終了日時以前の場合は再生可能
となる。
【0083】(2)契約変更処理 ユーザ端末における契約変更処理について図21を用い
て説明する。
【0084】ユーザ端末40において、DVD10内の
データの内、未購入のデータの追加購入、購入形態の変
更(再生制限方法の変更)がユーザにより指示されたな
らば、ユーザ端末40は契約変更処理1600を行う。
契約変更処理1600は、販売端末20における販売処
理と類似の処理を行う。
【0085】契約変更処理1600は、契約変更キーが
入力されると、ディスプレイ403にユーザカードのカ
ードリーダへのセットを要求するメッセージを表示し
(1602)、ユーザカードに格納されているユーザI
D、パスワード、有効期限を読み出す(1603)。
【0086】次に、顧客側ディスプレイ装置202に購
入者へパスワードの入力を要求するメッセージを表示し
(1604)、パスワードの入力を受け付ける(160
5)。そして、ユーザカード60から読み出したパスワ
ード612との一致を検査する(1006)。
【0087】顧客からユーザカード60が提示されない
場合は、顧客側ディスプレイ装置202に購入者へユー
ザIDの入力を要求するメッセージを表示し(163
0)、ユーザIDの入力を受け付ける(1631)。次
に、顧客側ディスプレイ装置202に購入者へパスワー
ドの入力を要求するメッセージを表示し(1641)、
パスワードの入力を受け付ける(1642)。そして、
センタ装置30に入力された該ユーザIDとパスワード
を送信し(1032)、センタ装置30において、セン
タ装置30のユーザ管理ファイル700に登録されてい
るユーザID711とパスワード712の対応関係の一
致を検査し、その結果をセンタ装置30から販売端末2
0へ送信する(1633)。
【0088】そして、ユーザIDとパスワードの対応関
係が一致したならば、ディスプレイ403にDVD10
のDVDドライブ407へのセットを要求するメッセー
ジを表示し(1620)、DVD10のディスクシリア
ル番号を読み取る(1621)。そして、センタ装置3
0へユーザ端末ID、入力されたユーザID、DVDド
ライブ407にセットされているDVD10のディスク
シリアル番号または該DVD10に格納されているデー
タのデータ番号、課金制御データ500に記憶されてい
る購入者のユーザID520、販売端末ID530を送
信し(1608)、センタ装置30のDB311に格納
されているデータ販売ファイル750から各データの購
入形態別の販売金額を受信する(1609)。そして、
ディスプレイ403に購入するデータの番号と各データ
の購入形態の入力を要求する図10に示す契約変更画面
900を、DVD10に格納されている各データの名称
920、各購入形態の販売金額(購入済の購入形態との
差額)の一覧表930として表示し(1610)、デー
タ番号910と購入形態932の入力を受け付ける(1
611)。データ番号と購入形態の入力は、終了が指示
されるまで行われ、入力が行われるとともに予定金額9
40が表示される(2510)。 次に、購入したデー
タのデータ番号、購入形態をセンタ装置30へ送信する
(1615)。そして、センタ装置30では、販売した
各データとその購入形態に従って課金制御データ500
を生成し(1616)、暗号化し(1617)、ユーザ
端末40のDVDドライブ407にセットされているD
VD10に記録する(1618)。DVD10に記録で
きない場合は、暗号化された課金制御データ500をユ
ーザカード60に記録する(1620)。さらに、ユー
ザカード60に記録できない場合またはユーザがユーザ
カードを所持していない場合は、プリンタ406を用い
て暗号化された課金情データの印刷を行う(162
2)。
【0089】(センタ装置の処理)上述した販売端末2
0、ユーザ端末40の各処理1000〜1600に関わ
るセンタ装置30の各処理について説明する。
【0090】(1)パスワード検査 センタ装置30のパスワード検査処理について図22を
用いて説明する。
【0091】パスワード検査処理3100は、ユーザ端
末20または販売端末40からパスワード検査のための
ユーザIDとパスワードを受信すると(3101)、ユ
ーザ管理ファイル700に格納されているユーザID7
11とパスワード712の対応関係の一致を検査し(3
102)、一致または不一致の結果を示すメッセージを
ユーザ端末20または販売端末40へ返信する(310
3)。
【0092】(2)販売処理 センタ装置30の販売処理について図23を用いて説明
する。
【0093】販売処理3200は、販売端末ID、購入
者が販売端末で入力したユーザID、販売端末40のD
VDドライブ407にセットされているDVD10のデ
ィスクシリアル番号または該DVD10に格納されてい
るデータのデータ番号を販売端末40から受信すると
(3201)、まずユーザ管理ファイル700を読み出
し、受信したユーザIDを持つユーザのユーザクラス
(A、B、C、D)714を取得する(3202)。次
に、データ販売テーブル750を検査し、受信したDV
D10のディスクシリアル番号または各データデータ番
号に対応する販売価格を取得する(3203)。販売価
格は、ユーザクラスに該当する購入形態別に取得し、販
売端末40に送信する(3204)。そして、販売端末
40から、購入されたデータ番号とその購入形態を受信
したならば(3205)、販売した各データの購入形態
に従って課金制御データ500を生成し(3206)、
暗号化して(3207)、販売端末40へ返信する(3
208)。また、該生成した課金制御データをユーザ管
理ファイル700の課金制御データ740として登録す
る(3209) (3)契約変更処理 センタ装置30の契約変更処理について図24を用いて
説明する。
【0094】販売処理3300は、ユーザ端末ID、ユ
ーザがユーザ端末40で入力したユーザID、ユーザ端
末40のDVDドライブ407にセットされているDV
D10のディスクシリアル番号または該DVD10に格
納されているデータのデータ番号、変更前の各データの
購入形態、課金制御データ500に記憶されている購入
者のユーザID520、販売端末ID530をユーザ端
末40から受信すると(3301)、まずユーザ管理フ
ァイル700を読み出し、受信したユーザIDを持つユ
ーザのユーザクラス(A、B、C、D)714を取得す
る(3302)。次に、データ販売テーブル750を検
査し、受信したDVD10のディスクシリアル番号のD
VDに含まれるデータの一つ以上のデータ番号、また
は、受信したデータ番号の各データの販売価格を取得す
る(3303)。販売価格は、ユーザクラスに該当する
購入形態別に取得し、変更前の購入形態との販売価格の
差額を計算して(3304)、ユーザ端末へ送信する
(3305)。
【0095】(4)販売価格変更処理 センタ装置30の販売価格変更処理について図25を用
いて説明する。
【0096】販売価格変更処理3400は、販売端末4
0から、販売端末ID、ユーザID、パスワード、及び
DVD10のディスクシリアル番号を受信すると(34
01)、DB311に格納されているユーザ管理ファイ
ル700を用いて販売員のユーザID711とパスワー
ド712の対応関係の一致を検査し(3402)、その
結果を販売端末20へ送信する(3403)。パスワー
ドが一致したならば、データ販売ファイル750を読み
出し、販売端末40へ変更前における各データの購入形
態別の販売金額を送信する(3404)。次に、販売端
末40から変更後における各データの購入形態別の販売
金額を受信する(3405)。そして、受信した各デー
タの購入形態別の販売金額へデータ販売ファイル750
を更新する(3406)。
【0097】(5)ユーザクラス変更処理 センタ装置30のユーザクラス変更処理について図26
を用いて説明する。
【0098】ユーザクラス変更処理3500は、販売端
末40から、販売端末ID、ユーザID、パスワード、
及び変更するユーザのユーザクラスを受信すると(35
01)、DB311に格納されているユーザ管理ファイ
ル700を用いて販売員のユーザIDとパスワードの対
応関係の一致を検査し(3502)、その結果を販売端
末40へ送信する(3503)。パスワードが一致した
ならば、販売端末40へ変更前におけるユーザのユーザ
クラス714を送信する(3504)。次に、販売端末
40から変更後における各ユーザのユーザIDとユーザ
クラスを受信し(3505)、ユーザ管理ファイル70
0のユーザクラス714を更新する(3406)。
【0099】(6)課金制御データ変更 センタ装置30の課金制御データ変更処理について図2
7を用いて説明する。
【0100】課金制御データ500において、センタ制
御748が指定されている場合は、ユーザ端末20にお
けるデータの再生に際して、センタ装置30への接続が
必須となる。販売者、データの提供者が、そのデータの
再生に必要な条件、つまり課金制御データを必要に応じ
て変更したい場合に指定される。
【0101】課金制御データ変更処理3600は、販売
端末40から課金制御データ500の更新要求として、
ユーザID、ディスクシリアル番号、新たな再生制限方
法(累積再生回数 累積再生時間、再生可能時間、再生
可能期間)を受信すると(3601)、DB311に格
納されているユーザ管理ファイル700を用いて販売員
のユーザIDとパスワードの対応関係の一致を検査し
(3602)、その結果を販売端末40へ送信する(3
603)。パスワードが一致したならば、当該再生制限
方法に基づいて新たな課金制御データ500を生々し、
DB311に登録されているユーザ管理ファイル700
を読み出し、受信したユーザID711とディスクシリ
アル720番号に対応する課金制御データ740を書き
換える。
【0102】(ユーザクラスにより再生制限方法を変更
する実施例)上述の実施例では、ユーザクラスによりユ
ーザに対するデータの販売価格を変更したが、ユーザク
ラスにより、販売単価に対する再生制限方法の単位(再
生回数、再生時間、再生可能期間)を変える実施例も考
えられる。この場合、ユーザクラスの変更を行うと、購
入した再生制限方法の単位を後で変更することができ
る。
【0103】(データ放送での実施例)上述の実施例で
は物理的な記憶メディアであるDVDを購入者が運び、
自分のユーザ端末にセットして再生するオフラインデー
タ配信の一形態について示した。しかし、データ放送、
衛星を用いた映像データのホテル映像サーバへ配信等、
オンラインでセンタ装置からユーザ端末にデータを配信
してユーザ端末内に一端蓄積し、後で再生、利用するシ
ステムについても同等に適用できる。
【0104】
【発明の効果】本発明では、データの取得時間とデータ
の利用時間が異なるオフラインデータ利用システムにお
いて、データに対する課金の基準として、様々な再生制
限方法(再生可能回数、再生可能時間、再生可能期間、
無制限等)を設定することが可能である。また、データ
の販売後に、データの追加購入や再生制限方法の変更を
ユーザまたは販売者が行うことができる。このように、
本発明ではデータの種別や顧客の種別を考慮したきめこ
まかなデータの購入形態を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】システム構成
【図2】販売端末の概要
【図3】ユーザ端末の概要
【図4】センタ装置の概要
【図5】課金情報データの構造
【図6】ユーザカードのデータ構造
【図7】ユーザ管理ファイルの構造
【図8】データ販売ファイルの構造
【図9】購入データ選択画面の一例
【図10】契約変更画面の一例
【図11】販売価格変更画面1の一例
【図12】販売価格変更画面2の一例
【図13】ユーザクラス変更画面1の一例
【図14】ユーザクラス変更画面2の一例
【図15】再生データ選択画面の一例
【図16】販売端末における販売処理の説明
【図17】販売端末における販売価格変更処理の説明
【図18】販売端末におけるユーザクラス変更処理の説
【図19】販売端末における課金情報データ変更処理の
説明
【図20】ユーザ端末における再生処理の説明
【図21】ユーザ端末における契約変更処理の説明
【図22】センタ装置におけるパスワード検査処理の説
【図23】センタ装置における販売処理の説明
【図24】センタ装置における契約変更処理の説明
【図25】センタ装置における販売価格変更処理の説明
【図26】センタ装置におけるユーザクラス変更処理の
説明
【図27】センタ装置における課金情報データ変更処理
の説明
【符号の説明】
10……DVD、 20……販売端末、 30……センタ装置、 40……ユーザ端末、 50……通信回線、 60……ユーザカード、 500……課金制御データ、 700……ユーザ管理ファイル、 800……購入データ選択画面、 900……契約変更画面、 4001……販売価格変更画面1、 4002……販売価格変更画面2、 4101……ユーザクラス変更画面1、 4102……ユーザクラス変更画面2、 5000……再生データ選択画面、 1000……販売端末における販売処理、 1100……販売端末における販売価格変更処理、 1200……販売端末におけるユーザクラス変更処理、 1300……販売端末における課金情報データ変更処
理、 1500……ユーザ端末における再生処理、 1600……ユーザ端末における契約変更処理、 3100……センタ装置におけるパスワード検査処理、 3200……センタ装置における販売処理、 3300……センタ装置における契約変更処理、 3400……センタ装置における販売価格変更処理、 3500……センタ装置におけるユーザクラス変更処
理、 3600……センタ装置における課金情報データ変更処

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ユーザ端末においてユーザ端末の外部から
    データを取得して利用するデータのオフライン配信シス
    テムにおいて、 該ユーザ端末が該データを取得する以前に該データに対
    して設定された該データの利用を制限する方法(累積再
    生回数、累積再生時間、再生期間、または再生可能部分
    を規定する)を、該ユーザ端末が該データを取得した後
    で変更可能とする利用制限方法変更手段と、 ユーザ端末において該データを利用する際に、該データ
    に対して設定された利用を制限する方法を基に該データ
    の利用が許される否かを判断する再生判断手段とからな
    ることを特徴とするオフラインデータの課金制御方法。
  2. 【請求項2】通信回線によって互いに接続可能なセンタ
    装置とユーザ端末からなるデータのオフライン配信シス
    テムにおいて、 前記データと該データの利用を制限する方法(累積再生
    回数、累積再生時間、再生期間、または再生可能部分を
    規定する)を記述した課金制御データをセンタ装置から
    ユーザ端末に配信する手段と、 ユーザ端末がセンタ装置から該データに関する再生を制
    限する方法に関する情報を取得し、再生判断手段で用い
    る新たな課金制御データとする課金制御データ更新手段
    と、 ユーザ端末において該データを利用する際に、該課金制
    御データを用いて該データの利用が許される否かを判断
    する再生判断手段とからなることを特徴とするオフライ
    ンデータの課金制御方法。
  3. 【請求項3】通信回線によって互いに接続可能なユーザ
    端末と販売端末からなるデータのオフライン配信システ
    ムにおいて、 前記販売端末において、前記データに該データの利用を
    制限する方法(累積再生回数、累積再生時間、再生期
    間、または再生可能部分を規定する)を記述した課金制
    御データを付加するデータ販売手段と、 ユーザ端末がセンタ装置から該データに関する再生を制
    限する方法に関する情報を取得し、再生判断手段で用い
    る新たな課金制御データとする課金制御データ更新手段
    と、 ユーザ端末において該データを利用する際に、該課金制
    御データを用いて該データの利用が許される否かを判断
    する再生判断手段とからなることを特徴とするオフライ
    ンデータの課金制御方法。
  4. 【請求項4】通信回線によって互いに接続可能なユーザ
    端末、センタ装置、および販売端末からなるデータのオ
    フライン配信システムにおいて、 販売端末において、前記データに該データの利用を制限
    する方法(累積再生回数、累積再生時間、再生期間、ま
    たは再生可能部分を規定する)を記述した課金制御デー
    タを付加するデータ販売手段と、 ユーザ端末において、センタ装置に記録されている該デ
    ータの利用を制限する方法(累積再生回数、累積再生時
    間、再生期間、または再生可能部分を規定する)を変更
    する再生制限方法変更手段と、 ユーザ端末がセンタ装置から該データに関する再生を制
    限する方法に関する情報を取得し、再生判断手段で用い
    る新たな課金制御データとする課金制御データ更新手段
    と、 ユーザ端末において該データを利用する際に、該課金制
    御データを用いて該データの利用が許される否かを判断
    する再生判断手段とからなることを特徴とするオフライ
    ンデータの課金制御方法。
  5. 【請求項5】通信回線によって互いに接続可能なユーザ
    端末、センタ装置、および販売端末からなるデータのオ
    フライン配信システムにおいて、 販売端末において、前記データに該データの利用を制限
    する方法(累積再生回数、累積再生時間、再生期間、ま
    たは再生可能部分を規定する)を記述した課金制御デー
    タを付加するデータ販売手段と、 センタ装置または販売端末において、センタ装置に記録
    されている該データの利用を制限する方法(累積再生回
    数、累積再生時間、再生期間、または再生可能部分を規
    定する)を変更する再生制限方法変更手段と、 ユーザ端末がセンタ装置から該データに関する再生を制
    限する方法に関する情報を取得し、再生判断手段で用い
    る新たな課金制御データとする課金制御データ更新手段
    と、 ユーザ端末において該データを利用する際に、該課金制
    御データを用いて該データの利用が許される否かを判断
    する再生判断手段とからなることを特徴とするオフライ
    ンデータの課金制御方法。
  6. 【請求項6】請求項1、2、3、4、5において、 該利用を制限する方法(累積再生回数、累積再生時間、
    再生期間、または再生可能部分)をユーザ毎に変更する
    手段を設けたことを特徴とするオフラインデータの課金
    制御方法。
  7. 【請求項7】請求項1、2、3、4、5において、 該利用を制限する方法(累積再生回数、累積再生時間、
    再生期間、または再生可能部分)の販売価格あたりの単
    位をユーザ毎に変更する手段を設けたことを特徴とする
    オフラインデータの課金制御方法。
  8. 【請求項8】請求項1、2、3、4、5において、 該利用を制限する方法(累積再生回数、累積再生時間、
    再生期間、または再生可能部分)の回数または時間あた
    りの販売価格をユーザ毎に変更する手段を設けたことを
    特徴とするオフラインデータの課金制御方法。
  9. 【請求項9】請求項1、2、3、4、5において、 同一の記憶媒体に複数のデータを格納し、該データの利
    用を制限する方法(累積再生回数、累積再生時間、再生
    期間、または再生可能部分)をデータ毎に違うものとす
    ることが可能な手段を設けたことを特徴とするオフライ
    ンデータの課金制御方法。
  10. 【請求項10】請求項1、2、3、4、5において、 同一の記憶媒体に複数のデータを格納し、該各データに
    ついて、該データ利用を制限する方法(累積再生回数、
    累積再生時間、再生期間、または再生可能部分)を記述
    したことを特徴とするオフラインデータの課金制御方
    法。
  11. 【請求項11】請求項1、2、3、4、5において、 該データの利用を制限する複数の方法の中から一つを選
    択可能としたオフラインデータの課金制御方法。
  12. 【請求項12】ユーザ端末においてユーザ端末の外部か
    らデータを取得して利用するデータのオフライン配信シ
    ステムにおいて、 該ユーザ端末が該データを取得する以前に該データに対
    して設定された該データの利用を制限する方法(累積再
    生回数、累積再生時間、再生期間、または再生可能部分
    を規定する)を、該ユーザ端末が該データを取得した後
    で変更可能とする利用制限方法変更手段と、 ユーザ端末において該データを利用する際に、該データ
    に対して設定された利用を制限する方法を基に該データ
    の利用が許される否かを判断する再生判断手段とからな
    ることを特徴とするオフラインデータの課金制御装置。
  13. 【請求項13】通信回線によって互いに接続可能なセン
    タ装置とユーザ端末からなるデータのオフライン配信シ
    ステムにおいて、 前記データと該データの利用を制限する方法(累積再生
    回数、累積再生時間、再生期間、または再生可能部分を
    規定する)を記述した課金制御データをセンタ装置から
    ユーザ端末に配信する手段と、 ユーザ端末がセンタ装置から該データに関する再生を制
    限する方法に関する情報を取得し、再生判断手段で用い
    る新たな課金制御データとする課金制御データ更新手段
    と、 ユーザ端末において該データを利用する際に、該課金制
    御データを用いて該データの利用が許される否かを判断
    する再生判断手段とからなることを特徴とするオフライ
    ンデータの課金制御装置。
  14. 【請求項14】通信回線によって互いに接続可能なユー
    ザ端末と販売端末からなるデータのオフライン配信シス
    テムにおいて、 前記販売端末において、前記データに該データの利用を
    制限する方法(累積再生回数、累積再生時間、再生期
    間、または再生可能部分を規定する)を記述した課金制
    御データを付加するデータ販売手段と、 ユーザ端末がセンタ装置から該データに関する再生を制
    限する方法に関する情報を取得し、再生判断手段で用い
    る新たな課金制御データとする課金制御データ更新手段
    と、 ユーザ端末において該データを利用する際に、該課金制
    御データを用いて該データの利用が許される否かを判断
    する再生判断手段とからなることを特徴とするオフライ
    ンデータの課金制御装置。
  15. 【請求項15】通信回線によって互いに接続可能なユー
    ザ端末、センタ装置、および販売端末からなるデータの
    オフライン配信システムにおいて、 販売端末において、前記データに該データの利用を制限
    する方法(累積再生回数、累積再生時間、再生期間、ま
    たは再生可能部分を規定する)を記述した課金制御デー
    タを付加するデータ販売手段と、 ユーザ端末において、センタ装置に記録されている該デ
    ータの利用を制限する方法(累積再生回数、累積再生時
    間、再生期間、または再生可能部分を規定する)を変更
    する再生制限方法変更手段と、 ユーザ端末がセンタ装置から該データに関する再生を制
    限する方法に関する情報を取得し、再生判断手段で用い
    る新たな課金制御データとする課金制御データ更新手段
    と、 ユーザ端末において該データを利用する際に、該課金制
    御データを用いて該データの利用が許される否かを判断
    する再生判断手段とからなることを特徴とするオフライ
    ンデータの課金制御装置。
  16. 【請求項16】通信回線によって互いに接続可能なユー
    ザ端末、センタ装置、および販売端末からなるデータの
    オフライン配信システムにおいて、 販売端末において、前記データに該データの利用を制限
    する方法(累積再生回数、累積再生時間、再生期間、ま
    たは再生可能部分を規定する)を記述した課金制御デー
    タを付加するデータ販売手段と、 センタ装置または販売端末において、センタ装置に記録
    されている該データの利用を制限する方法(累積再生回
    数、累積再生時間、再生期間、または再生可能部分を規
    定する)を変更する再生制限方法変更手段と、 ユーザ端末がセンタ装置から該データに関する再生を制
    限する方法に関する情報を取得し、再生判断手段で用い
    る新たな課金制御データとする課金制御データ更新手段
    と、 ユーザ端末において該データを利用する際に、該課金制
    御データを用いて該データの利用が許される否かを判断
    する再生判断手段とからなることを特徴とするオフライ
    ンデータの課金制御装置。
  17. 【請求項17】請求項12、13、14、15におい
    て、 該利用を制限する方法(累積再生回数、累積再生時間、
    再生期間、または再生可能部分)をユーザ毎に変更する
    手段を設けたことを特徴とするオフラインデータの課金
    制御装置。
  18. 【請求項18】請求項12、13、14、15におい
    て、 該利用を制限する方法(累積再生回数、累積再生時間、
    再生期間、または再生可能部分)の販売価格あたりの単
    位をユーザ毎に変更する手段を設けたことを特徴とする
    オフラインデータの課金制御装置。
  19. 【請求項19】請求項12、13、14、15におい
    て、 該利用を制限する方法(累積再生回数、累積再生時間、
    再生期間、または再生可能部分)の回数または時間あた
    りの販売価格をユーザ毎に変更する手段を設けたことを
    特徴とするオフラインデータの課金制御装置。
  20. 【請求項20】請求項12、13、14、15におい
    て、 同一の記憶媒体に複数のデータを格納し、該データの利
    用を制限する方法(累積再生回数、累積再生時間、再生
    期間、または再生可能部分)をデータ毎に違うものとす
    ることが可能な手段を設けたことを特徴とするオフライ
    ンデータの課金制御装置。
  21. 【請求項21】請求項12、13、14、15におい
    て、 同一の記憶媒体に複数のデータを格納し、該各データに
    ついて、該データ利用を制限する方法(累積再生回数、
    累積再生時間、再生期間、または再生可能部分)を記述
    したことを特徴とするオフラインデータの課金制御装
    置。
  22. 【請求項22】請求項12、13、14、15におい
    て、 該データの利用を制限する複数の方法の中から一つを選
    択可能としたオフラインデータの課金制御装置。
  23. 【請求項23】通信回線によって互いに接続可能なユー
    ザ端末と販売端末からなるデータのオフライン配信シス
    テムにおいて、 前記販売端末において、前記データの利用を制限する方
    法(累積再生回数、累積再生時間、再生期間、または再
    生可能部分を規定する)を記述した課金制御データを記
    憶メディアに記憶するデータ販売手段と、 ユーザ端末において該データを利用する際に、記憶メデ
    ィア内の該課金制御データを用いて該データの利用が許
    される否かを判断する再生判断手段とからなることを特
    徴とするオフラインデータの課金制御方法。
  24. 【請求項24】通信回線によって互いに接続可能なユー
    ザ端末と販売端末からなるデータのオフライン配信シス
    テムにおいて、 前記販売端末において、前記データに該データの利用を
    制限する方法(累積再生回数、累積再生時間、再生期
    間、または再生可能部分を規定する)を付加するデータ
    販売手段と、 ユーザ端末が該データに付加されている課金制御データ
    の指示によって、センタ装置から該データに関する再生
    を制限する方法に関する情報を取得し、再生判断手段で
    用いる新たな課金制御データとする課金制御データ更新
    手段と、 ユーザ端末において該データを利用する際に、該課金制
    御データを用いて該データの利用が許される否かを判断
    する再生判断手段とからなることを特徴とするオフライ
    ンデータの課金制御方法。
  25. 【請求項25】通信回線によって互いに接続可能なユー
    ザ端末と販売端末からなるデータのオフライン配信シス
    テムにおいて、 前記販売端末において、前記データの利用を制限する方
    法(累積再生回数、累積再生時間、再生期間、または再
    生可能部分を規定する)を記述した課金制御データを記
    憶メディアに記憶するデータ販売手段と、 ユーザ端末が該記憶メディア内の課金制御データの指示
    によって、センタ装置から該データに関する再生を制限
    する方法に関する情報を取得し、再生判断手段で用いる
    新たな課金制御データとする課金制御データ更新手段
    と、 ユーザ端末において該データを利用する際に、該課金制
    御データを用いて該データの利用が許される否かを判断
    する再生判断手段とからなることを特徴とするオフライ
    ンデータの課金制御方法。
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