JPH11272585A - 電子メール装置 - Google Patents
電子メール装置Info
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- JPH11272585A JPH11272585A JP9408398A JP9408398A JPH11272585A JP H11272585 A JPH11272585 A JP H11272585A JP 9408398 A JP9408398 A JP 9408398A JP 9408398 A JP9408398 A JP 9408398A JP H11272585 A JPH11272585 A JP H11272585A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- icon
- priority
- received
- reception
- Prior art date
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- Pending
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- Computer And Data Communications (AREA)
- User Interface Of Digital Computer (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 受信メールを開封する際の優先順位を付加で
き、効率的な未読処理を実現することができる電子メー
ル装置を実現する。 【解決手段】 未読メールを開封する際の優先順位を付
与する諸条件として、「受信日時」、「差出人」、「タ
イトル(件名)」、「キーワード」および「受信回数」
を予め設定しておき、この内から所望の条件を選択し、
選択した条件に基づいて受信簿エリアRMに格納される
未読メールについて優先順位を付与して並び替え、これ
により優先順位に従った序列で未読メールを一覧表示す
る為、従来のように、受信したメールを個々に開封して
内容判断する必要がなくなり、極めて効率的かつ操作性
良く未読処理を行うことが可能になる。
き、効率的な未読処理を実現することができる電子メー
ル装置を実現する。 【解決手段】 未読メールを開封する際の優先順位を付
与する諸条件として、「受信日時」、「差出人」、「タ
イトル(件名)」、「キーワード」および「受信回数」
を予め設定しておき、この内から所望の条件を選択し、
選択した条件に基づいて受信簿エリアRMに格納される
未読メールについて優先順位を付与して並び替え、これ
により優先順位に従った序列で未読メールを一覧表示す
る為、従来のように、受信したメールを個々に開封して
内容判断する必要がなくなり、極めて効率的かつ操作性
良く未読処理を行うことが可能になる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信あるいは
有線通信によりネットワークに接続されるPDA(携帯
情報端末機器)等に用いて好適な電子メール装置に関す
る。
有線通信によりネットワークに接続されるPDA(携帯
情報端末機器)等に用いて好適な電子メール装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、インターネットあるいはイン
トラネットを介して電子メールを送受信する電子メール
装置が知られており、特に近年では電子手帳などの所
謂、携帯情報端末(PDA)の一機能として取込まれて
いるものも実用化されている。さて、このような電子メ
ール装置は、メールサーバーコンピュータ(以下、サー
バーと略称する)にダイアルアップ接続してメールを送
受信する場合、まずサーバーにログオン後に自己アドレ
ス宛のメール(以下、これを受信メールと称す)の有無
をチェックし、受信メールがある時にはサーバー側から
それを配信してもらい自己の受信簿に格納する。この
後、自己の送信簿に送信すべきメールが格納されている
時にはそれをサーバー側へ送信し、送信完了と共にサー
バーからログオフするようになっている。
トラネットを介して電子メールを送受信する電子メール
装置が知られており、特に近年では電子手帳などの所
謂、携帯情報端末(PDA)の一機能として取込まれて
いるものも実用化されている。さて、このような電子メ
ール装置は、メールサーバーコンピュータ(以下、サー
バーと略称する)にダイアルアップ接続してメールを送
受信する場合、まずサーバーにログオン後に自己アドレ
ス宛のメール(以下、これを受信メールと称す)の有無
をチェックし、受信メールがある時にはサーバー側から
それを配信してもらい自己の受信簿に格納する。この
後、自己の送信簿に送信すべきメールが格納されている
時にはそれをサーバー側へ送信し、送信完了と共にサー
バーからログオフするようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】さて、従来の電子メー
ル装置では、受信簿に格納される各受信メールの差出人
および件名を一覧表示し、その内から開封すべきメール
を指定する形態としたものが多い。このような形態であ
ると、メールの差出人や件名を見れば、開封せずともそ
のメール内容をある程度推察し得るものの、そのメール
が開封を急ぐものであるか否かや、重要な要件であるか
どうか等の、開封する際の優先順位については判断でき
ず、したがって、現状ではメールを受信する毎にいちい
ち開封してその内容を判断するようにしている。
ル装置では、受信簿に格納される各受信メールの差出人
および件名を一覧表示し、その内から開封すべきメール
を指定する形態としたものが多い。このような形態であ
ると、メールの差出人や件名を見れば、開封せずともそ
のメール内容をある程度推察し得るものの、そのメール
が開封を急ぐものであるか否かや、重要な要件であるか
どうか等の、開封する際の優先順位については判断でき
ず、したがって、現状ではメールを受信する毎にいちい
ち開封してその内容を判断するようにしている。
【0004】この為、受信メールの数がそう多くない時
には優先順位など考慮せずにその都度開封すれば良い
が、例えば大量のメールをやりとりするユーザーである
と、受信メールを個々に開封してその都度、緊急性のも
のであるか否かや重要な要件であるかどうか等を判断せ
ねばならず、極めて煩わしいうえ多大な労力を未読処理
に費やしてしまうことになる。しかも、昨今ではインタ
ーネットの普及に連れてダイレクトメール等の開封不要
なジャンクメールが多数横行している背景もあり、その
深刻さは増す一方である。
には優先順位など考慮せずにその都度開封すれば良い
が、例えば大量のメールをやりとりするユーザーである
と、受信メールを個々に開封してその都度、緊急性のも
のであるか否かや重要な要件であるかどうか等を判断せ
ねばならず、極めて煩わしいうえ多大な労力を未読処理
に費やしてしまうことになる。しかも、昨今ではインタ
ーネットの普及に連れてダイレクトメール等の開封不要
なジャンクメールが多数横行している背景もあり、その
深刻さは増す一方である。
【0005】このように、従来の電子メール装置では、
受信メールを開封する際の優先順位を付加できない為、
受信メールを個々に開封して内容判断するという非効率
的な未読処理を行わざるを得ない、という問題がある。
そこで本発明は、このような事情に鑑みてなされたもの
で、受信メールを開封する際の優先順位を付加でき、効
率的な未読処理を実現することができる電子メール装置
を提供することを目的としている。
受信メールを開封する際の優先順位を付加できない為、
受信メールを個々に開封して内容判断するという非効率
的な未読処理を行わざるを得ない、という問題がある。
そこで本発明は、このような事情に鑑みてなされたもの
で、受信メールを開封する際の優先順位を付加でき、効
率的な未読処理を実現することができる電子メール装置
を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、メールを受信して受信
簿に保持するメール受信手段と、優先順位を付与する条
件を設定する条件設定手段と、この条件設定手段が設定
した条件に従って前記受信簿に保持される受信メールに
優先順位を付与する順位付与手段と、前記受信簿に保持
される受信メールの序列を、前記順位付与手段により付
与された優先順位に従って並び替えて一覧表示する並び
替え手段とを具備することを特徴とする。
め、請求項1に記載の発明では、メールを受信して受信
簿に保持するメール受信手段と、優先順位を付与する条
件を設定する条件設定手段と、この条件設定手段が設定
した条件に従って前記受信簿に保持される受信メールに
優先順位を付与する順位付与手段と、前記受信簿に保持
される受信メールの序列を、前記順位付与手段により付
与された優先順位に従って並び替えて一覧表示する並び
替え手段とを具備することを特徴とする。
【0007】上記請求項1に従属する請求項2に記載の
発明では、前記条件設定手段が優先順位を付与する条件
として複数の差出人アドレスを順位設定した場合、前記
並べ替え手段は、受信簿に保持される受信メールの内か
ら該当する差出人アドレスのものを抽出し、それを設定
された差出人アドレスの順位順に並び替えることを特徴
としている。
発明では、前記条件設定手段が優先順位を付与する条件
として複数の差出人アドレスを順位設定した場合、前記
並べ替え手段は、受信簿に保持される受信メールの内か
ら該当する差出人アドレスのものを抽出し、それを設定
された差出人アドレスの順位順に並び替えることを特徴
としている。
【0008】上記請求項1に従属する請求項3に記載の
発明では、前記条件設定手段が優先順位を付与する条件
として複数の件名を順位設定した場合、前記並べ替え手
段は、受信簿に保持される受信メールの内から該当する
件名を持つものを抽出し、それを設定された件名の順位
順に並び替えることを特徴とする。
発明では、前記条件設定手段が優先順位を付与する条件
として複数の件名を順位設定した場合、前記並べ替え手
段は、受信簿に保持される受信メールの内から該当する
件名を持つものを抽出し、それを設定された件名の順位
順に並び替えることを特徴とする。
【0009】上記請求項1に従属する請求項4に記載の
発明では、前記条件設定手段が優先順位を付与する条件
として複数のキーワードを順位設定した場合、前記並べ
替え手段は、受信簿に保持される受信メールの内から該
当するキーワードを含むものを抽出し、それを設定され
たキーワードの順位順に並び替えることを特徴としてい
る。
発明では、前記条件設定手段が優先順位を付与する条件
として複数のキーワードを順位設定した場合、前記並べ
替え手段は、受信簿に保持される受信メールの内から該
当するキーワードを含むものを抽出し、それを設定され
たキーワードの順位順に並び替えることを特徴としてい
る。
【0010】上記請求項1に従属する請求項5に記載の
発明では、前記条件設定手段は、前記メール受信手段に
より受信されたメールの差出人アドレス毎に受信回数を
記憶する受信回数記憶手段を備え、優先順位を付与する
条件として受信回数が設定された場合には、前記並べ替
え手段は、この受信回数記憶手段を参照して受信簿に保
持される受信メールについて受信回数順に並び替えるこ
とを特徴とする。
発明では、前記条件設定手段は、前記メール受信手段に
より受信されたメールの差出人アドレス毎に受信回数を
記憶する受信回数記憶手段を備え、優先順位を付与する
条件として受信回数が設定された場合には、前記並べ替
え手段は、この受信回数記憶手段を参照して受信簿に保
持される受信メールについて受信回数順に並び替えるこ
とを特徴とする。
【0011】また、請求項6に記載の発明では、メール
を受信して受信簿に保持するメール受信手段と、複数の
条件を論理演算により組合せて所望の優先順位を付与す
るための条件式を形成する条件式形成手段と、この条件
式形成手段により形成された条件式に基づき、前記受信
簿に保持される受信メールに優先順位を付与する順位付
与手段と、前記受信簿に保持される受信メールの序列
を、前記順位付与手段により付与された優先順位に従っ
て並び替えて一覧表示する並び替え手段とを具備するこ
とを特徴とする。
を受信して受信簿に保持するメール受信手段と、複数の
条件を論理演算により組合せて所望の優先順位を付与す
るための条件式を形成する条件式形成手段と、この条件
式形成手段により形成された条件式に基づき、前記受信
簿に保持される受信メールに優先順位を付与する順位付
与手段と、前記受信簿に保持される受信メールの序列
を、前記順位付与手段により付与された優先順位に従っ
て並び替えて一覧表示する並び替え手段とを具備するこ
とを特徴とする。
【0012】本発明では、受信簿に保持される受信メー
ルに対して、与えられた条件に基づいて優先順位を付与
し、付与した優先順位に従って受信簿に保持される受信
メールの序列を並び替えて一覧表示するので、受信メー
ルを開封する際の優先順位を付加でき、効率的な未読処
理が実現する。
ルに対して、与えられた条件に基づいて優先順位を付与
し、付与した優先順位に従って受信簿に保持される受信
メールの序列を並び替えて一覧表示するので、受信メー
ルを開封する際の優先順位を付加でき、効率的な未読処
理が実現する。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明による電子メール装置は、
有線通信によりネットワークと接続するPDA(携帯情
報端末機器)の他、無線通信によりネットワークとアク
セス可能な移動体通信端末機器(PHSや携帯電話)に
も適用され得る。以下では、本発明の実施の形態である
電子メール装置を実施例として図面を参照して説明す
る。
有線通信によりネットワークと接続するPDA(携帯情
報端末機器)の他、無線通信によりネットワークとアク
セス可能な移動体通信端末機器(PHSや携帯電話)に
も適用され得る。以下では、本発明の実施の形態である
電子メール装置を実施例として図面を参照して説明す
る。
【0014】A.実施例の構成 (1)全体構成 図1は、本発明の一実施例による電子メール装置が適用
されるメールシステムの構成を示すブロック図である。
この図において、1はネットワークNTに接続されるサ
ーバーコンピュータ(以下、サーバーと略称する)であ
り、自己ドメイン配下にあるメールアドレス毎のメール
授受を管理する。本実施例の場合、このサーバー1で
は、受信したメールを宛先アドレスに対応したフォルダ
に一旦格納しておき、その宛先アドレスに相当する端末
2側がアクセスしてきたら、フォルダに格納しておいた
受信メールを配信するように構成されている。
されるメールシステムの構成を示すブロック図である。
この図において、1はネットワークNTに接続されるサ
ーバーコンピュータ(以下、サーバーと略称する)であ
り、自己ドメイン配下にあるメールアドレス毎のメール
授受を管理する。本実施例の場合、このサーバー1で
は、受信したメールを宛先アドレスに対応したフォルダ
に一旦格納しておき、その宛先アドレスに相当する端末
2側がアクセスしてきたら、フォルダに格納しておいた
受信メールを配信するように構成されている。
【0015】2−1〜2−Nは、本発明による電子メー
ル装置が適用される携帯情報端末(以下、PDAと略称
する)であり、公衆回線LCを介してネットワーク上の
サーバー1にダイヤルアップ接続する。このPDA2−
1〜2−Nは、周知の電子手帳のように、スケジューラ
機能や計時(カレンダ)機能等、複数の独立した処理機
能を具備しており、その内の電子メール機能を選択実行
した場合に、サーバー1側にログオンして受信メールの
配信を受けたり、あるいは作成した送信メールをサーバ
ー1側へ送出するようになっている。
ル装置が適用される携帯情報端末(以下、PDAと略称
する)であり、公衆回線LCを介してネットワーク上の
サーバー1にダイヤルアップ接続する。このPDA2−
1〜2−Nは、周知の電子手帳のように、スケジューラ
機能や計時(カレンダ)機能等、複数の独立した処理機
能を具備しており、その内の電子メール機能を選択実行
した場合に、サーバー1側にログオンして受信メールの
配信を受けたり、あるいは作成した送信メールをサーバ
ー1側へ送出するようになっている。
【0016】PDA2−1〜2−Nは要素2a〜2gか
ら構成される。2aは装置各部を制御するCPUであ
り、その特徴的な動作については後述する。2bはCP
U2aにロードされる各種制御プログラムや、メール送
受信およびメール作成に関わる各種表示画面(後述す
る)を形成する画面データを記憶するROMである。な
お、ROM2bに記憶される各種画面データの幾つかは
後述するRAM2cに転送されるようになっている。R
AM2cはCPU2aのワークエリアとして使用される
ものであって、メール作成時やメール送受信の際に用い
られる各種記憶エリアを有しており、その主要なメモリ
構成については追って述べる。
ら構成される。2aは装置各部を制御するCPUであ
り、その特徴的な動作については後述する。2bはCP
U2aにロードされる各種制御プログラムや、メール送
受信およびメール作成に関わる各種表示画面(後述す
る)を形成する画面データを記憶するROMである。な
お、ROM2bに記憶される各種画面データの幾つかは
後述するRAM2cに転送されるようになっている。R
AM2cはCPU2aのワークエリアとして使用される
ものであって、メール作成時やメール送受信の際に用い
られる各種記憶エリアを有しており、その主要なメモリ
構成については追って述べる。
【0017】2dはLCDパネル等から構成される表示
部であり、CPU2aから供給される表示制御信号に基
づき、メール送受信に係わる各種画面(後述する)を表
示する。2eは電源スイッチやテンキー、あるいは文字
入力用のキーボード等から形成されるキースイッチであ
り、操作されるキースイッチに応じたスイッチ信号を生
成する。2fは、上記LCDパネル上に敷設される透明
タッチパネル等から構成され、タッチ操作(あるいはペ
ンタッチ操作)に応じた入力データを発生する入力装置
である。2gはモデムやI/Oコントローラ等から構成
される通信制御部であり、CPU2aの指示の下に、所
定のプロトコルに従ってサーバー1側とのメール送受信
を制御する。
部であり、CPU2aから供給される表示制御信号に基
づき、メール送受信に係わる各種画面(後述する)を表
示する。2eは電源スイッチやテンキー、あるいは文字
入力用のキーボード等から形成されるキースイッチであ
り、操作されるキースイッチに応じたスイッチ信号を生
成する。2fは、上記LCDパネル上に敷設される透明
タッチパネル等から構成され、タッチ操作(あるいはペ
ンタッチ操作)に応じた入力データを発生する入力装置
である。2gはモデムやI/Oコントローラ等から構成
される通信制御部であり、CPU2aの指示の下に、所
定のプロトコルに従ってサーバー1側とのメール送受信
を制御する。
【0018】(2)RAM2aのメモリ構成 次に、図2を参照してRAM2aの主要なメモリ構成に
ついて説明する。図2において、RMはサーバー1より
受領した受信メールRML(1)〜(N)を格納する受
信簿エリアである。受信簿エリアRMに格納される各受
信メールRML(1)〜(N)は、それぞれ差出人アド
レスSAD(個人名あるいはハンドル名含む)、件名K
M、本文HB、受信日時RTおよび開封・未開封を識別
する開封フラグKFからなる。開封フラグKFは、開封
されると「1」、未開封状態では「0」にセットされる
フラグである。SMは送信メールSML(1)〜(N)
を格納する送信簿エリアである。このエリアSMに格納
される送信メールSML(1)〜(N)は、それぞれ宛
先アドレスAAD、件名KM、本文HB、送信済みフラ
グTFおよび送信時刻TTから構成される。送信済みフ
ラグTFは、未送信状態では「0」、送信されると
「1」となるフラグである。また、送信時刻TTはメー
ル送信完了時点でその日時(年月日含む)がセットされ
る。
ついて説明する。図2において、RMはサーバー1より
受領した受信メールRML(1)〜(N)を格納する受
信簿エリアである。受信簿エリアRMに格納される各受
信メールRML(1)〜(N)は、それぞれ差出人アド
レスSAD(個人名あるいはハンドル名含む)、件名K
M、本文HB、受信日時RTおよび開封・未開封を識別
する開封フラグKFからなる。開封フラグKFは、開封
されると「1」、未開封状態では「0」にセットされる
フラグである。SMは送信メールSML(1)〜(N)
を格納する送信簿エリアである。このエリアSMに格納
される送信メールSML(1)〜(N)は、それぞれ宛
先アドレスAAD、件名KM、本文HB、送信済みフラ
グTFおよび送信時刻TTから構成される。送信済みフ
ラグTFは、未送信状態では「0」、送信されると
「1」となるフラグである。また、送信時刻TTはメー
ル送信完了時点でその日時(年月日含む)がセットされ
る。
【0019】ADはアドレス帳エリアであり、各個人毎
のメールアドレスMAD(1)〜(N)が記憶される。
各メールアドレスMAD(1)〜(N)は、個人名(あ
るいはハンドル名)とその電子メールアドレスから形成
されるアドレス情報ADRと、その電子メールアドレス
からのメールを受信した回数を表わす受信回数RKと、
開封する際の優先順位を表わす優先順位PRIとからな
る。SDは設定差出人エリアであり、ユーザー設定され
る差出人アドレスSAD(1)〜(5)が登録される。
これら差出人アドレスSADは受信メールを開封する際
の優先順位を決定する時に参照されるデータである。例
えば、受信簿エリアRMに格納される未開封の受信メー
ルRMLの内で、差出人アドレスSAD(1)と同一の
差出人アドレスSADを持つ受信メールRMLがあれ
ば、それを開封優先度1位に設定するものである。な
お、こうした処理については追って詳述する。
のメールアドレスMAD(1)〜(N)が記憶される。
各メールアドレスMAD(1)〜(N)は、個人名(あ
るいはハンドル名)とその電子メールアドレスから形成
されるアドレス情報ADRと、その電子メールアドレス
からのメールを受信した回数を表わす受信回数RKと、
開封する際の優先順位を表わす優先順位PRIとからな
る。SDは設定差出人エリアであり、ユーザー設定され
る差出人アドレスSAD(1)〜(5)が登録される。
これら差出人アドレスSADは受信メールを開封する際
の優先順位を決定する時に参照されるデータである。例
えば、受信簿エリアRMに格納される未開封の受信メー
ルRMLの内で、差出人アドレスSAD(1)と同一の
差出人アドレスSADを持つ受信メールRMLがあれ
ば、それを開封優先度1位に設定するものである。な
お、こうした処理については追って詳述する。
【0020】ST,SKはそれぞれ設定タイトルエリ
ア、設定キーワードエリアであり、ユーザー設定される
複数のタイトルTLEおよびキーワードKWDが登録さ
れ、上述した設定差出人エリアSDと同様、受信メール
を開封する際の優先順位を決定する時に参照されるデー
タとなる。つまり、受信メールのタイトル(件名KM)
に基づいて開封時の優先順位を決める場合には、設定タ
イトルエリアSTに登録されるタイトルTLEを参照し
て未開封の受信メールRMLの内からそのタイトルTL
Eと一部一致したり完全一致する件名KMを持つ受信メ
ールRMLを検索し、見つかればそのタイトルTLEに
対応した優先度を設定する。また、受信メールに含まれ
るキーワードKWDに基づいて開封時の優先順位を決め
る場合には、設定キーワードエリアSKに登録されるキ
ーワードKWDを参照して未開封の受信メールRMLの
内からそのキーワードKWDを含む受信メールRMLを
検索し、見つかればそのキーワードKWDに対応した優
先度を設定する。
ア、設定キーワードエリアであり、ユーザー設定される
複数のタイトルTLEおよびキーワードKWDが登録さ
れ、上述した設定差出人エリアSDと同様、受信メール
を開封する際の優先順位を決定する時に参照されるデー
タとなる。つまり、受信メールのタイトル(件名KM)
に基づいて開封時の優先順位を決める場合には、設定タ
イトルエリアSTに登録されるタイトルTLEを参照し
て未開封の受信メールRMLの内からそのタイトルTL
Eと一部一致したり完全一致する件名KMを持つ受信メ
ールRMLを検索し、見つかればそのタイトルTLEに
対応した優先度を設定する。また、受信メールに含まれ
るキーワードKWDに基づいて開封時の優先順位を決め
る場合には、設定キーワードエリアSKに登録されるキ
ーワードKWDを参照して未開封の受信メールRMLの
内からそのキーワードKWDを含む受信メールRMLを
検索し、見つかればそのキーワードKWDに対応した優
先度を設定する。
【0021】SFは設定フラグSFがストアされるレジ
スタである。設定フラグSFは、差出人アドレスSA
D、タイトルTLE、キーワードKWDあるいは上述し
た受信日時RT、受信回数RKのいずれの条件に基づい
て優先順位を決めるのかを指定する値である。追って詳
述するが、本実施例では、設定フラグSFが「0」の時
には受信日時RT、「1」の時には差出人アドレスSA
D、「2」の時にはタイトルTLE、「3」の時にはキ
ーワードKWD、「4」の時には受信回数RKに基づい
てそれぞれ優先順位PRIを決めるようになっている。
スタである。設定フラグSFは、差出人アドレスSA
D、タイトルTLE、キーワードKWDあるいは上述し
た受信日時RT、受信回数RKのいずれの条件に基づい
て優先順位を決めるのかを指定する値である。追って詳
述するが、本実施例では、設定フラグSFが「0」の時
には受信日時RT、「1」の時には差出人アドレスSA
D、「2」の時にはタイトルTLE、「3」の時にはキ
ーワードKWD、「4」の時には受信回数RKに基づい
てそれぞれ優先順位PRIを決めるようになっている。
【0022】B.実施例の動作 次に、上記構成による実施例の動作について述べる。な
お、以下では、サーバー1はログオンしたPDA2側に
受信メールを配信したり、PDA2側からの送信メール
を受領して宛先アドレスへ送出する機能を有するものと
している。したがって、ここではサーバー1の処理動作
の詳細については言及せず、PDA2の特徴的な動作に
ついてのみ説明して行く。
お、以下では、サーバー1はログオンしたPDA2側に
受信メールを配信したり、PDA2側からの送信メール
を受領して宛先アドレスへ送出する機能を有するものと
している。したがって、ここではサーバー1の処理動作
の詳細については言及せず、PDA2の特徴的な動作に
ついてのみ説明して行く。
【0023】(1)メインルーチンの動作(動作概要) 前述した通り、PDA2は電子メール機能の他、スケジ
ューラ機能や計時(カレンダ)機能等、複数の独立した
各種の処理機能を具備しており、この内から電子メール
機能を実行させるに、図示されていないメインメニュー
画面にて該当箇所をタッチ操作(あるいはペンタッチ操
作)する。そうすると、電子メール機能を構成する要素
の内、図3に図示するメインルーチンが実行され、CP
U2aはステップSA1に処理を進める。先ずステップ
SA1では、各種レジスタ・フラグ類をリセットした
り、初期値をセットする等のイニシャライズを行い、続
くステップSA2では表示部2dにメニュー画面SMG
を画面表示する。
ューラ機能や計時(カレンダ)機能等、複数の独立した
各種の処理機能を具備しており、この内から電子メール
機能を実行させるに、図示されていないメインメニュー
画面にて該当箇所をタッチ操作(あるいはペンタッチ操
作)する。そうすると、電子メール機能を構成する要素
の内、図3に図示するメインルーチンが実行され、CP
U2aはステップSA1に処理を進める。先ずステップ
SA1では、各種レジスタ・フラグ類をリセットした
り、初期値をセットする等のイニシャライズを行い、続
くステップSA2では表示部2dにメニュー画面SMG
を画面表示する。
【0024】ここで、図4を参照してメニュー画面SM
Gを形成する5つの処理選択アイコンについて説明す
る。この図において、RLは受信簿エリアRMに格納さ
れる受信メールRML(1)〜(N)をリスト表示させ
る等の受信簿処理ルーチンを起動する受信簿アイコンで
ある。TLは送信簿エリアSMに格納される送信メール
SML(1)〜(N)をリスト表示させたり、送信メー
ルを作成する等の送信簿処理ルーチンを起動する送信簿
アイコンである。ALはアドレス帳エリアADに格納さ
れるメールアドレスMAD(1)〜(N)をリスト表示
あるいは個々のメールアドレスMADの内容を表示した
り、新たなメールアドレスMADを登録する等のアドレ
ス帳処理ルーチンを起動するアドレス帳アイコンであ
る。STは優先順位を決める際に参照される差出人アド
レスSAD、タイトルTLE、キーワードKWDを設定
する設定処理ルーチンを起動する設定アイコンである。
TRはサーバー1側にログオンして受信メールRMLの
配信を受けたり、送信簿エリアSMに格納される未送信
状態の送信メールSMLをサーバー1側へ送信させる送
受信処理ルーチンを起動する送受信アイコンである。
Gを形成する5つの処理選択アイコンについて説明す
る。この図において、RLは受信簿エリアRMに格納さ
れる受信メールRML(1)〜(N)をリスト表示させ
る等の受信簿処理ルーチンを起動する受信簿アイコンで
ある。TLは送信簿エリアSMに格納される送信メール
SML(1)〜(N)をリスト表示させたり、送信メー
ルを作成する等の送信簿処理ルーチンを起動する送信簿
アイコンである。ALはアドレス帳エリアADに格納さ
れるメールアドレスMAD(1)〜(N)をリスト表示
あるいは個々のメールアドレスMADの内容を表示した
り、新たなメールアドレスMADを登録する等のアドレ
ス帳処理ルーチンを起動するアドレス帳アイコンであ
る。STは優先順位を決める際に参照される差出人アド
レスSAD、タイトルTLE、キーワードKWDを設定
する設定処理ルーチンを起動する設定アイコンである。
TRはサーバー1側にログオンして受信メールRMLの
配信を受けたり、送信簿エリアSMに格納される未送信
状態の送信メールSMLをサーバー1側へ送信させる送
受信処理ルーチンを起動する送受信アイコンである。
【0025】次に、こうしたメニュー画面SMGが表示
されると、CPU2aではステップSA3以降に処理を
進め、タッチ操作されるアイコン種類に応じた処理を実
行する。以下、タッチ操作されるアイコン毎の動作につ
いて述べる。 受信簿アイコンRLがタッチ操作された場合 受信簿アイコンRLがタッチ操作され、当該アイコンR
Lをオン状態に設定すると、ステップSA3の判断結果
が「YES」となり、ステップSA4に処理を進め、受
信簿エリアRMに格納される受信メールRML(1)〜
(N)をリスト表示させたりする受信簿処理ルーチン
(後述する)を実行する。
されると、CPU2aではステップSA3以降に処理を
進め、タッチ操作されるアイコン種類に応じた処理を実
行する。以下、タッチ操作されるアイコン毎の動作につ
いて述べる。 受信簿アイコンRLがタッチ操作された場合 受信簿アイコンRLがタッチ操作され、当該アイコンR
Lをオン状態に設定すると、ステップSA3の判断結果
が「YES」となり、ステップSA4に処理を進め、受
信簿エリアRMに格納される受信メールRML(1)〜
(N)をリスト表示させたりする受信簿処理ルーチン
(後述する)を実行する。
【0026】送信簿アイコンTLがタッチ操作された
場合 送信簿アイコンTLがタッチ操作され、当該アイコンT
Lをオン状態に設定すると、ステップSA5の判断結果
が「YES」となり、ステップSA6に処理を進め、送
信簿エリアSMに格納される送信メールSML(1)〜
(N)をリスト表示させたり、送信メールを新規作成す
る等を行う送信簿処理ルーチン(後述する)を実行す
る。
場合 送信簿アイコンTLがタッチ操作され、当該アイコンT
Lをオン状態に設定すると、ステップSA5の判断結果
が「YES」となり、ステップSA6に処理を進め、送
信簿エリアSMに格納される送信メールSML(1)〜
(N)をリスト表示させたり、送信メールを新規作成す
る等を行う送信簿処理ルーチン(後述する)を実行す
る。
【0027】アドレス帳アイコンALがタッチ操作さ
れた場合 アドレス帳アイコンALがタッチ操作され、当該アイコ
ンALをオン状態に設定すると、ステップSA7の判断
結果が「YES」となり、ステップSA8に処理を進
め、アドレス帳エリアADに格納されるメールアドレス
MAD(1)〜(N)をリスト表示あるいは個々のメー
ルアドレスMADの内容を表示したり、新たなメールア
ドレスMADを登録する等を行うアドレス帳処理ルーチ
ンを実行する。
れた場合 アドレス帳アイコンALがタッチ操作され、当該アイコ
ンALをオン状態に設定すると、ステップSA7の判断
結果が「YES」となり、ステップSA8に処理を進
め、アドレス帳エリアADに格納されるメールアドレス
MAD(1)〜(N)をリスト表示あるいは個々のメー
ルアドレスMADの内容を表示したり、新たなメールア
ドレスMADを登録する等を行うアドレス帳処理ルーチ
ンを実行する。
【0028】設定アイコンSTがタッチ操作された場
合 設定アイコンSTがタッチ操作され、当該アイコンST
をオン状態に設定すると、ステップSA9の判断結果が
「YES」となり、ステップSA10に処理を進め、優
先順位を決める際に参照される差出人アドレスSAD、
タイトルTLE、キーワードKWDを設定する設定処理
ルーチン(後述する)を実行する。
合 設定アイコンSTがタッチ操作され、当該アイコンST
をオン状態に設定すると、ステップSA9の判断結果が
「YES」となり、ステップSA10に処理を進め、優
先順位を決める際に参照される差出人アドレスSAD、
タイトルTLE、キーワードKWDを設定する設定処理
ルーチン(後述する)を実行する。
【0029】送受信アイコンTRがタッチ操作された
場合 送受信アイコンTRがタッチ操作され、当該アイコンT
Rをオン状態に設定すると、ステップSA11の判断結
果が「YES」となり、ステップSA12に処理を進
め、サーバー1側にログオンして受信メールRMLの配
信を受けたり、送信簿エリアSMにおいて送信指定した
送信メールSMLをサーバー1側へ送信させる送受信処
理ルーチン(後述する)を実行する。
場合 送受信アイコンTRがタッチ操作され、当該アイコンT
Rをオン状態に設定すると、ステップSA11の判断結
果が「YES」となり、ステップSA12に処理を進
め、サーバー1側にログオンして受信メールRMLの配
信を受けたり、送信簿エリアSMにおいて送信指定した
送信メールSMLをサーバー1側へ送信させる送受信処
理ルーチン(後述する)を実行する。
【0030】(2)設定処理ルーチンの動作 次に、図5〜図6を参照して設定処理ルーチンの動作に
ついて説明する。いま例えば、メニュー画面SMG上に
表示された5つの処理選択アイコンの内から、優先順位
を付与する際の条件を設定する為、設定アイコンSTを
タッチ操作したとする。そうすると、CPU2aはステ
ップSA10を介して図5に示す設定処理ルーチンを実
行してステップSB1に処理を進める。ステップSB1
では、まず、これまで表示されていたメニュー画面SM
Gの表示をクリアし、続くステップSB2では設定アイ
コン画面SIGを画面表示する。設定アイコン画面SI
Gは、図6に図示するように、優先順位を付与する際の
条件を指定する3つのアイコン(差出人アイコンSI、
タイトルアイコンTIおよびキーワードアイコンKI)
と、設定処理ルーチンからメインルーチンへ処理を戻す
ための戻りアイコンMIとから形成される。
ついて説明する。いま例えば、メニュー画面SMG上に
表示された5つの処理選択アイコンの内から、優先順位
を付与する際の条件を設定する為、設定アイコンSTを
タッチ操作したとする。そうすると、CPU2aはステ
ップSA10を介して図5に示す設定処理ルーチンを実
行してステップSB1に処理を進める。ステップSB1
では、まず、これまで表示されていたメニュー画面SM
Gの表示をクリアし、続くステップSB2では設定アイ
コン画面SIGを画面表示する。設定アイコン画面SI
Gは、図6に図示するように、優先順位を付与する際の
条件を指定する3つのアイコン(差出人アイコンSI、
タイトルアイコンTIおよびキーワードアイコンKI)
と、設定処理ルーチンからメインルーチンへ処理を戻す
ための戻りアイコンMIとから形成される。
【0031】この設定アイコン画面SIGが画面表示さ
れた後、CPU2aはステップSB3以降に進み、当該
画面SIG上の差出人アイコンSI、タイトルアイコン
TI、キーワードアイコンKIおよび戻りアイコンMI
のいずれかのタッチ操作に応じた処理を実行する。すな
わち、
れた後、CPU2aはステップSB3以降に進み、当該
画面SIG上の差出人アイコンSI、タイトルアイコン
TI、キーワードアイコンKIおよび戻りアイコンMI
のいずれかのタッチ操作に応じた処理を実行する。すな
わち、
【0032】a.戻りアイコンMIがタッチ操作された
場合 この場合には、ステップSB3の判断結果が「YES」
となり、次のステップSB4に処理を進め、設定アイコ
ン画面SIGの表示をクリアして前述のメインルーチン
に処理を復帰させて前述したメニュー画面SMGに戻
る。
場合 この場合には、ステップSB3の判断結果が「YES」
となり、次のステップSB4に処理を進め、設定アイコ
ン画面SIGの表示をクリアして前述のメインルーチン
に処理を復帰させて前述したメニュー画面SMGに戻
る。
【0033】b.差出人アイコンSIがタッチ操作され
た場合 この場合には、ステップSB5の判断結果が「YES」
となり、次のステップSB6を介して差出人設定処理ル
ーチン(後述する)を実行する。
た場合 この場合には、ステップSB5の判断結果が「YES」
となり、次のステップSB6を介して差出人設定処理ル
ーチン(後述する)を実行する。
【0034】c.タイトルアイコンTIがタッチ操作さ
れた場合 この場合には、ステップSB7の判断結果が「YES」
となり、次のステップSB8を介してタイトル設定処理
ルーチン(後述する)を実行する。
れた場合 この場合には、ステップSB7の判断結果が「YES」
となり、次のステップSB8を介してタイトル設定処理
ルーチン(後述する)を実行する。
【0035】d.キーワードアイコンKIがタッチ操作
された場合 この場合には、ステップSB9の判断結果が「YES」
となり、次のステップSB10を介してキーワード設定
処理ルーチン(後述する)を実行する。
された場合 この場合には、ステップSB9の判断結果が「YES」
となり、次のステップSB10を介してキーワード設定
処理ルーチン(後述する)を実行する。
【0036】差出人設定処理ルーチンの動作 次に、図7〜図8を参照して差出人設定処理ルーチンの
動作について説明する。上述したように、設定アイコン
画面SIGにおいて差出人アイコンSIがタッチ操作さ
れると、ステップSB6を介して図7に示す差出人設定
処理ルーチンが実行され、ステップSC1に処理を進め
る。ステップSC1では、これまで表示されていた設定
アイコン画面SIGの表示をクリアし、続くステップS
C2では差出人設定画面SSGを新たに画面表示すると
共に、この画面SSG上の初期設定位置に文字カーソル
CURをブリンク表示する。なお、この初期設定位置と
は、例えば、後述する入力エリアIS1の行頭位置を指
す。
動作について説明する。上述したように、設定アイコン
画面SIGにおいて差出人アイコンSIがタッチ操作さ
れると、ステップSB6を介して図7に示す差出人設定
処理ルーチンが実行され、ステップSC1に処理を進め
る。ステップSC1では、これまで表示されていた設定
アイコン画面SIGの表示をクリアし、続くステップS
C2では差出人設定画面SSGを新たに画面表示すると
共に、この画面SSG上の初期設定位置に文字カーソル
CURをブリンク表示する。なお、この初期設定位置と
は、例えば、後述する入力エリアIS1の行頭位置を指
す。
【0037】ここで、図8を参照して差出人設定画面S
SGの一例について説明する。この図において、IS1
〜IS5は差出人アドレスSADが入力される入力エリ
アである。入力エリアIS1には最も高い優先順位を付
与したい差出人アドレスSADが入力され、以降、入力
エリアIS2〜IS5には降順の優先順位に対応する。
これら入力エリアIS1〜IS5にキー入力される差出
人アドレスSADは、RAM2cの設定差出人エリアS
D(図2参照)に登録されるようになっている。また、
入力エリアIS1〜IS5はアイコンとしても機能する
ものであり、タッチ操作に応じて指定されることによ
り、そのエリアがデータ入力待ちに設定される。
SGの一例について説明する。この図において、IS1
〜IS5は差出人アドレスSADが入力される入力エリ
アである。入力エリアIS1には最も高い優先順位を付
与したい差出人アドレスSADが入力され、以降、入力
エリアIS2〜IS5には降順の優先順位に対応する。
これら入力エリアIS1〜IS5にキー入力される差出
人アドレスSADは、RAM2cの設定差出人エリアS
D(図2参照)に登録されるようになっている。また、
入力エリアIS1〜IS5はアイコンとしても機能する
ものであり、タッチ操作に応じて指定されることによ
り、そのエリアがデータ入力待ちに設定される。
【0038】CANは、上記入力エリアIS1〜IS5
に設定された各差出人アドレスSADをクリアする際に
操作される取消アイコンである。この取消アイコンCA
Nがタッチ操作されると、入力エリアIS1〜IS5に
表示中の各差出人アドレスSADが表示クリアされると
共に、設定差出人エリアSDに登録される各差出人アド
レスSADも消去される。終了アイコンENDは差出人
設定画面SSGの表示をクリアして本ルーチンを終了さ
せる際にタッチ操作されるアイコンである。
に設定された各差出人アドレスSADをクリアする際に
操作される取消アイコンである。この取消アイコンCA
Nがタッチ操作されると、入力エリアIS1〜IS5に
表示中の各差出人アドレスSADが表示クリアされると
共に、設定差出人エリアSDに登録される各差出人アド
レスSADも消去される。終了アイコンENDは差出人
設定画面SSGの表示をクリアして本ルーチンを終了さ
せる際にタッチ操作されるアイコンである。
【0039】こうした差出人設定画面SSGが画面表示
されると、CPU2aはステップSC3以降に処理を進
め、タッチ操作されるアイコン種類に応じた処理を実行
する。以下、アイコン毎に実行される処理について述べ
る。
されると、CPU2aはステップSC3以降に処理を進
め、タッチ操作されるアイコン種類に応じた処理を実行
する。以下、アイコン毎に実行される処理について述べ
る。
【0040】a.終了アイコンENDがタッチ操作され
た場合この場合、ステップSC3の判断結果が「YE
S」となり、次のステップSC4に処理を進め、差出人
設定画面SSGの表示をクリアした後、本ルーチンを完
了して前述した設定処理ルーチン(図5参照)に処理を
復帰させ、設定アイコン画面SIGに戻る。
た場合この場合、ステップSC3の判断結果が「YE
S」となり、次のステップSC4に処理を進め、差出人
設定画面SSGの表示をクリアした後、本ルーチンを完
了して前述した設定処理ルーチン(図5参照)に処理を
復帰させ、設定アイコン画面SIGに戻る。
【0041】b.取消アイコンCANがタッチ操作され
た場合 この場合、ステップSC5の判断結果が「YES」とな
り、ステップSC6に処理を進める。ステップSC6で
は、RAM2cの設定差出人エリアSD(図2参照)に
登録される各差出人アドレスSAD(1)〜(5)を消
去し、続くステップSC7では、差出人設定画面SSG
上の入力エリアIS1〜IS5に表示されている各差出
人アドレスSADの表示をクリアした後、上記ステップ
SC3に処理を戻す。
た場合 この場合、ステップSC5の判断結果が「YES」とな
り、ステップSC6に処理を進める。ステップSC6で
は、RAM2cの設定差出人エリアSD(図2参照)に
登録される各差出人アドレスSAD(1)〜(5)を消
去し、続くステップSC7では、差出人設定画面SSG
上の入力エリアIS1〜IS5に表示されている各差出
人アドレスSADの表示をクリアした後、上記ステップ
SC3に処理を戻す。
【0042】c.入力エリアIS1〜IS5のいずれか
がタッチ操作された場合 この場合、ステップSC8の判断結果が「YES」とな
り、次のステップSC9に処理を進める。ステップSC
9では、タッチ操作により指定された入力エリアISに
文字カーソルCURを移動させた後、上記ステップSC
3に処理を戻す。
がタッチ操作された場合 この場合、ステップSC8の判断結果が「YES」とな
り、次のステップSC9に処理を進める。ステップSC
9では、タッチ操作により指定された入力エリアISに
文字カーソルCURを移動させた後、上記ステップSC
3に処理を戻す。
【0043】d.データ入力された場合 そして、指定された入力エリアISに文字カーソルCU
Rを移動させ、データ入力待ちの状態において、キー操
作に応じたデータ入力(文字入力)が行われると、ステ
ップSC10の判断結果が「YES」となり、ステップ
SC11に処理を進める。ステップSC11では、キー
入力される差出人アドレスSADを表示する。そして、
次のステップSC12に進み、この入力された差出人ア
ドレスSADを、設定差出人エリアSD(図2参照)の
対応する登録エリアにストアした後、上記ステップSC
3に処理を戻す。
Rを移動させ、データ入力待ちの状態において、キー操
作に応じたデータ入力(文字入力)が行われると、ステ
ップSC10の判断結果が「YES」となり、ステップ
SC11に処理を進める。ステップSC11では、キー
入力される差出人アドレスSADを表示する。そして、
次のステップSC12に進み、この入力された差出人ア
ドレスSADを、設定差出人エリアSD(図2参照)の
対応する登録エリアにストアした後、上記ステップSC
3に処理を戻す。
【0044】タイトル設定処理ルーチンの動作 次に、図9〜図10を参照してタイトル設定処理ルーチ
ンの動作について説明する。上述したように、設定アイ
コン画面SIGにおいてタイトルアイコンTIがタッチ
操作されると、ステップSB8(図5参照)を介して図
9に示すタイトル設定処理ルーチンが実行され、ステッ
プSD1に処理を進める。ステップSD1では、これま
で表示されていた設定アイコン画面SIGの表示をクリ
アし、続くステップSD2では、タイトル設定画面TS
Gを新たに画面表示すると共に、この画面TSG上の初
期設定位置に文字カーソルCURをブリンク表示する。
なお、この初期設定位置とは、例えば、後述する入力エ
リアIT1の行頭位置を指す。
ンの動作について説明する。上述したように、設定アイ
コン画面SIGにおいてタイトルアイコンTIがタッチ
操作されると、ステップSB8(図5参照)を介して図
9に示すタイトル設定処理ルーチンが実行され、ステッ
プSD1に処理を進める。ステップSD1では、これま
で表示されていた設定アイコン画面SIGの表示をクリ
アし、続くステップSD2では、タイトル設定画面TS
Gを新たに画面表示すると共に、この画面TSG上の初
期設定位置に文字カーソルCURをブリンク表示する。
なお、この初期設定位置とは、例えば、後述する入力エ
リアIT1の行頭位置を指す。
【0045】ここで、図10を参照してタイトル設定画
面TSGの一例について説明する。この図において、I
T1〜IT5はそれぞれタイトルTLE(件名KMに対
応)が入力される入力エリアである。入力エリアIT1
には最も高い優先順位を付与したいタイトルTLEが入
力され、以降、入力エリアIT2〜IT5には降順の優
先順位に対応する。これら入力エリアIT1〜IT5に
キー入力されるタイトルTLEは、RAM2cの設定タ
イトルエリアST(図2参照)に登録される。また、入
力エリアIT1〜IT5はアイコンとしても機能し、タ
ッチ操作に応じて指定されることにより、そのエリアが
データ入力待ちとなる。
面TSGの一例について説明する。この図において、I
T1〜IT5はそれぞれタイトルTLE(件名KMに対
応)が入力される入力エリアである。入力エリアIT1
には最も高い優先順位を付与したいタイトルTLEが入
力され、以降、入力エリアIT2〜IT5には降順の優
先順位に対応する。これら入力エリアIT1〜IT5に
キー入力されるタイトルTLEは、RAM2cの設定タ
イトルエリアST(図2参照)に登録される。また、入
力エリアIT1〜IT5はアイコンとしても機能し、タ
ッチ操作に応じて指定されることにより、そのエリアが
データ入力待ちとなる。
【0046】CANは、上記入力エリアIT1〜IT5
に設定されたタイトルTLEをクリアする際に操作され
る取消アイコンである。この取消アイコンCANがタッ
チ操作されると、入力エリアIT1〜IT5にそれぞれ
表示中の各タイトルTLEの表示がクリアされる一方、
設定タイトルエリアSTに登録される各タイトルTLE
も消去される。終了アイコンENDはタイトル設定画面
TSGの表示をクリアして本ルーチンを終了させる際に
タッチ操作されるアイコンである。このようなタイトル
設定画面TSGが画面表示されると、CPU2aはステ
ップSD3以降に処理を進め、タッチ操作されるアイコ
ン種類に応じた処理を実行する。以下、アイコン毎に実
行される処理について述べる。
に設定されたタイトルTLEをクリアする際に操作され
る取消アイコンである。この取消アイコンCANがタッ
チ操作されると、入力エリアIT1〜IT5にそれぞれ
表示中の各タイトルTLEの表示がクリアされる一方、
設定タイトルエリアSTに登録される各タイトルTLE
も消去される。終了アイコンENDはタイトル設定画面
TSGの表示をクリアして本ルーチンを終了させる際に
タッチ操作されるアイコンである。このようなタイトル
設定画面TSGが画面表示されると、CPU2aはステ
ップSD3以降に処理を進め、タッチ操作されるアイコ
ン種類に応じた処理を実行する。以下、アイコン毎に実
行される処理について述べる。
【0047】a.終了アイコンENDがタッチ操作され
た場合 この場合、ステップSD3の判断結果が「YES」とな
り、次のステップSD4に処理を進め、タイトル設定画
面TSGの表示をクリアした後、本ルーチンを完了して
前述した設定処理ルーチン(図5参照)に処理を復帰さ
せ、設定アイコン画面SIGに戻る。
た場合 この場合、ステップSD3の判断結果が「YES」とな
り、次のステップSD4に処理を進め、タイトル設定画
面TSGの表示をクリアした後、本ルーチンを完了して
前述した設定処理ルーチン(図5参照)に処理を復帰さ
せ、設定アイコン画面SIGに戻る。
【0048】b.取消アイコンCANがタッチ操作され
た場合 この場合、ステップSD5の判断結果が「YES」とな
り、ステップSD6に処理を進める。ステップSD6で
は、RAM2cの設定タイトルエリアST(図2参照)
に登録される全タイトルTLEを消去し、続くステップ
SD7では、入力エリアIT1〜IT5に表示中の各タ
イトルTLEをクリアした後、上記ステップSD3に処
理を戻す。
た場合 この場合、ステップSD5の判断結果が「YES」とな
り、ステップSD6に処理を進める。ステップSD6で
は、RAM2cの設定タイトルエリアST(図2参照)
に登録される全タイトルTLEを消去し、続くステップ
SD7では、入力エリアIT1〜IT5に表示中の各タ
イトルTLEをクリアした後、上記ステップSD3に処
理を戻す。
【0049】c.入力エリアIT1〜IT5のいずれか
がタッチ操作された場合 この場合、ステップSD8の判断結果が「YES」とな
り、次のステップSD9に処理を進める。ステップSD
9では、タッチ操作により指定された入力エリアITへ
文字カーソルCURを移動させた後、上記ステップSD
3に処理を戻す。
がタッチ操作された場合 この場合、ステップSD8の判断結果が「YES」とな
り、次のステップSD9に処理を進める。ステップSD
9では、タッチ操作により指定された入力エリアITへ
文字カーソルCURを移動させた後、上記ステップSD
3に処理を戻す。
【0050】d.データ入力された場合 そして、タッチ操作により指定された入力エリアITに
文字カーソルを移動させた状態で、キー操作に応じたデ
ータ入力(文字入力)が行われると、ステップSD10
の判断結果が「YES」となり、ステップSD11に処
理を進める。ステップSD11では、文字カーソルCU
Rが位置する入力エリアITに、キー操作により入力さ
れるタイトルTLEを表示する。そして、次のステップ
SD12に進み、この入力されたタイトルTLEを、設
定タイトルエリアST(図2参照)の対応する登録エリ
アにストアしてから上記ステップSD3に処理を戻す。
文字カーソルを移動させた状態で、キー操作に応じたデ
ータ入力(文字入力)が行われると、ステップSD10
の判断結果が「YES」となり、ステップSD11に処
理を進める。ステップSD11では、文字カーソルCU
Rが位置する入力エリアITに、キー操作により入力さ
れるタイトルTLEを表示する。そして、次のステップ
SD12に進み、この入力されたタイトルTLEを、設
定タイトルエリアST(図2参照)の対応する登録エリ
アにストアしてから上記ステップSD3に処理を戻す。
【0051】キーワード設定処理ルーチンの動作 次に、図11〜図12を参照してキーワード設定処理ル
ーチンの動作について説明する。上述したように、設定
アイコン画面SIGにおいてキーワードアイコンKIが
タッチ操作されると、前述したステップSB10(図5
参照)を介して図11に示すキーワード設定処理ルーチ
ンが実行され、ステップSE1に処理を進める。ステッ
プSE1では、これまで表示されていた設定アイコン画
面SIGの表示をクリアし、続くステップSE2では、
キーワード設定画面KSGを新たに画面表示すると共
に、この画面KSG上の初期設定位置に文字カーソルC
URをブリンク表示する。なお、この初期設定位置と
は、例えば、後述する入力エリアIK1の行頭位置を指
す。
ーチンの動作について説明する。上述したように、設定
アイコン画面SIGにおいてキーワードアイコンKIが
タッチ操作されると、前述したステップSB10(図5
参照)を介して図11に示すキーワード設定処理ルーチ
ンが実行され、ステップSE1に処理を進める。ステッ
プSE1では、これまで表示されていた設定アイコン画
面SIGの表示をクリアし、続くステップSE2では、
キーワード設定画面KSGを新たに画面表示すると共
に、この画面KSG上の初期設定位置に文字カーソルC
URをブリンク表示する。なお、この初期設定位置と
は、例えば、後述する入力エリアIK1の行頭位置を指
す。
【0052】ここで、図11を参照してキーワード設定
画面KSGの一例について説明する。この図において、
IK1〜IK5はそれぞれキーワードKWDが入力され
る入力エリアである。入力エリアIK1は最も高い優先
順位を付与したいキーワードKWDが入力されるエリア
であり、以後順次、順位が下がるキーワードKWDがそ
れぞれ入力エリアIK2〜IK5に入力される。これら
入力エリアIK1〜IK5にキー入力されるキーワード
KWDは、RAM2cの設定キーワードエリアSK(図
2参照)に登録される。また、入力エリアIK1〜IK
5はアイコンとしても機能するものであり、タッチ操作
に応じて指定されることにより、そのエリアがデータ入
力待ちとなる。
画面KSGの一例について説明する。この図において、
IK1〜IK5はそれぞれキーワードKWDが入力され
る入力エリアである。入力エリアIK1は最も高い優先
順位を付与したいキーワードKWDが入力されるエリア
であり、以後順次、順位が下がるキーワードKWDがそ
れぞれ入力エリアIK2〜IK5に入力される。これら
入力エリアIK1〜IK5にキー入力されるキーワード
KWDは、RAM2cの設定キーワードエリアSK(図
2参照)に登録される。また、入力エリアIK1〜IK
5はアイコンとしても機能するものであり、タッチ操作
に応じて指定されることにより、そのエリアがデータ入
力待ちとなる。
【0053】CANは、上記入力エリアIK1〜IK5
に設定されたキーワードKWDをクリアする際に操作さ
れる取消アイコンである。この取消アイコンCANがタ
ッチ操作されると、入力エリアIK1〜IK5にそれぞ
れ表示中の各キーワードKWDがクリアされる一方、設
定キーワードエリアSKに登録される各キーワードも消
去される。終了アイコンENDは、キーワード設定画面
KSGの表示をクリアして本ルーチンを終了させる際に
タッチ操作されるアイコンである。さて、こうしたキー
ワード設定画面KSGが画面表示されると、CPU2a
はステップSE3以降に処理を進め、タッチ操作される
アイコン種類に応じた処理を実行する。以下、アイコン
毎に実行される処理について述べる。
に設定されたキーワードKWDをクリアする際に操作さ
れる取消アイコンである。この取消アイコンCANがタ
ッチ操作されると、入力エリアIK1〜IK5にそれぞ
れ表示中の各キーワードKWDがクリアされる一方、設
定キーワードエリアSKに登録される各キーワードも消
去される。終了アイコンENDは、キーワード設定画面
KSGの表示をクリアして本ルーチンを終了させる際に
タッチ操作されるアイコンである。さて、こうしたキー
ワード設定画面KSGが画面表示されると、CPU2a
はステップSE3以降に処理を進め、タッチ操作される
アイコン種類に応じた処理を実行する。以下、アイコン
毎に実行される処理について述べる。
【0054】a.終了アイコンENDがタッチ操作され
た場合 この場合、ステップSE3の判断結果が「YES」とな
り、次のステップSE4に処理を進め、キーワード設定
画面KSGの表示をクリアした後、本ルーチンを完了し
て前述した設定処理ルーチン(図5参照)に処理を復帰
させ、設定アイコン画面SIGに戻る。
た場合 この場合、ステップSE3の判断結果が「YES」とな
り、次のステップSE4に処理を進め、キーワード設定
画面KSGの表示をクリアした後、本ルーチンを完了し
て前述した設定処理ルーチン(図5参照)に処理を復帰
させ、設定アイコン画面SIGに戻る。
【0055】b.取消アイコンCANがタッチ操作され
た場合 この場合、ステップSE5の判断結果が「YES」とな
り、ステップSE6に処理を進める。ステップSE6で
は、RAM2cの設定キーワードエリアSK(図2参
照)に登録される全てのキーワードKWDを消去し、続
くステップSE7では、入力エリアIK1〜IK5に表
示中の各キーワードKWDをクリアした後、上記ステッ
プSE3に処理を戻す。
た場合 この場合、ステップSE5の判断結果が「YES」とな
り、ステップSE6に処理を進める。ステップSE6で
は、RAM2cの設定キーワードエリアSK(図2参
照)に登録される全てのキーワードKWDを消去し、続
くステップSE7では、入力エリアIK1〜IK5に表
示中の各キーワードKWDをクリアした後、上記ステッ
プSE3に処理を戻す。
【0056】c.入力エリアIK1〜IK5のいずれか
がタッチ操作された場合 この場合、ステップSE8の判断結果が「YES」とな
り、次のステップSE9に処理を進める。ステップSE
9では、タッチ操作により指定された入力エリアIKへ
文字カーソルCURを移動させた後、上記ステップSE
3に処理を戻す。
がタッチ操作された場合 この場合、ステップSE8の判断結果が「YES」とな
り、次のステップSE9に処理を進める。ステップSE
9では、タッチ操作により指定された入力エリアIKへ
文字カーソルCURを移動させた後、上記ステップSE
3に処理を戻す。
【0057】d.データ入力された場合 そして、タッチ操作により指定された入力エリアIKに
文字カーソルを移動させた状態で、キー操作に応じたデ
ータ入力(文字入力)が行われると、ステップSE10
の判断結果が「YES」となり、ステップSE11に処
理を進める。ステップSE11では、文字カーソルCU
Rが位置する入力エリアIKに、入力されるキーワード
KWDを表示する。そして、次のステップSE12に進
み、この入力されたキーワードKWDを、設定キーワー
ドエリアSK(図2参照)の対応する登録エリアにスト
アしてから上記ステップSE3に処理を戻す。
文字カーソルを移動させた状態で、キー操作に応じたデ
ータ入力(文字入力)が行われると、ステップSE10
の判断結果が「YES」となり、ステップSE11に処
理を進める。ステップSE11では、文字カーソルCU
Rが位置する入力エリアIKに、入力されるキーワード
KWDを表示する。そして、次のステップSE12に進
み、この入力されたキーワードKWDを、設定キーワー
ドエリアSK(図2参照)の対応する登録エリアにスト
アしてから上記ステップSE3に処理を戻す。
【0058】(3)送受信処理ルーチンの動作 次に、図13を参照して送受信処理ルーチンの動作につ
いて説明する。以上のようにして、優先順位を決める諸
条件を設定した後にメニュー画面SMGに戻り、送受信
アイコンTRをタッチ操作したとする。そうすると、C
PU2aはステップSA12(図3参照)を介して図1
3に示す送受信処理ルーチンを実行してステップSF1
に処理を進める。ステップSF1では、ユーザーIDや
暗証番号を入力してサーバー1側にダイヤルアップ接続
し、続くステップSF2ではサーバー1側の認証が完了
してログオン状態になるまで待機する。そして、サーバ
ー1側にログオンすると、ここでの判断結果が「YE
S」となり、次のステップSF3以降に処理を進め、サ
ーバー1側とメールを送受信する処理を実行する。以
下、送信処理と受信処理とに場合分けして説明を進め
る。
いて説明する。以上のようにして、優先順位を決める諸
条件を設定した後にメニュー画面SMGに戻り、送受信
アイコンTRをタッチ操作したとする。そうすると、C
PU2aはステップSA12(図3参照)を介して図1
3に示す送受信処理ルーチンを実行してステップSF1
に処理を進める。ステップSF1では、ユーザーIDや
暗証番号を入力してサーバー1側にダイヤルアップ接続
し、続くステップSF2ではサーバー1側の認証が完了
してログオン状態になるまで待機する。そして、サーバ
ー1側にログオンすると、ここでの判断結果が「YE
S」となり、次のステップSF3以降に処理を進め、サ
ーバー1側とメールを送受信する処理を実行する。以
下、送信処理と受信処理とに場合分けして説明を進め
る。
【0059】送信処理 ステップSF3に進むと、CPU2aは送信簿エリアS
Mに格納される送信メールSML(1)〜(N)の内
で、送信済みフラグTF(図2参照)が「0」となる未
送信メールが存在するか否かを判断する。ここで、未送
信メールがあれば、判断結果が「YES」となり、次の
ステップSF4に処理を進め、その未送信メールをサー
バー1側へ送信するが、未送信メールがなければ、後述
するステップSF7に進み、受信処理に移行する。そし
て、未送信メールの送信が完了すると、ステップSF5
に進み、その送信されたメールについて送信済みフラグ
TFを「1」にセットし、続くステップSF6では当該
メールに送信時刻TTをセットする。この後、上記ステ
ップSF3に処理を戻し、送信簿エリアSM中の未送信
メールを全て送信し終えるまでステップSF3〜SF6
を繰り返す。
Mに格納される送信メールSML(1)〜(N)の内
で、送信済みフラグTF(図2参照)が「0」となる未
送信メールが存在するか否かを判断する。ここで、未送
信メールがあれば、判断結果が「YES」となり、次の
ステップSF4に処理を進め、その未送信メールをサー
バー1側へ送信するが、未送信メールがなければ、後述
するステップSF7に進み、受信処理に移行する。そし
て、未送信メールの送信が完了すると、ステップSF5
に進み、その送信されたメールについて送信済みフラグ
TFを「1」にセットし、続くステップSF6では当該
メールに送信時刻TTをセットする。この後、上記ステ
ップSF3に処理を戻し、送信簿エリアSM中の未送信
メールを全て送信し終えるまでステップSF3〜SF6
を繰り返す。
【0060】受信処理 そして、送信簿エリアSMの未送信メールが全て送信し
終えると、上記ステップSF3の判断結果が「NO」と
なり、ステップSF7に処理を進め、サーバー1側から
新たな受信メールの配信があるか否かを判断する。ここ
で、受信メールがなければ、判断結果が「NO」とな
り、次のステップSF8に進み、サーバー1からログオ
フし、続くステップSF9では公衆回線LCとの接続を
断つべくオンフックして本ルーチンを完了させる。
終えると、上記ステップSF3の判断結果が「NO」と
なり、ステップSF7に処理を進め、サーバー1側から
新たな受信メールの配信があるか否かを判断する。ここ
で、受信メールがなければ、判断結果が「NO」とな
り、次のステップSF8に進み、サーバー1からログオ
フし、続くステップSF9では公衆回線LCとの接続を
断つべくオンフックして本ルーチンを完了させる。
【0061】一方、受信メールが存在する場合には、上
記ステップSF7の判断結果が「YES」となり、ステ
ップSF10に処理を進め、サーバー1側から配信され
る受信メールを受信簿エリアRMにストアする。次い
で、ステップSF11では、受信簿エリアRMにストア
した受信メールRMLの開封フラグKFを「0」にセッ
トして未開封状態に設定する。次いで、ステップSF1
2に進むと、この受信メールRMLの差出人アドレスS
ADが、アドレス帳エリアADに登録されるメールアド
レスMAD(1)〜(N)の内に存在するか否かを判断
する。ここで、今回受信した受信メールRMLの差出人
アドレスSADが、アドレス帳エリアADに登録される
メールアドレスMAD(1)〜(N)の内に存在する場
合には、判断結果が「YES」となり、次のステップS
F13に処理を進め、差出人アドレスSADと一致した
メールアドレスMADに含まれる受信回数RK(図2参
照)をインクリメントしてステップSF15に処理を進
める。
記ステップSF7の判断結果が「YES」となり、ステ
ップSF10に処理を進め、サーバー1側から配信され
る受信メールを受信簿エリアRMにストアする。次い
で、ステップSF11では、受信簿エリアRMにストア
した受信メールRMLの開封フラグKFを「0」にセッ
トして未開封状態に設定する。次いで、ステップSF1
2に進むと、この受信メールRMLの差出人アドレスS
ADが、アドレス帳エリアADに登録されるメールアド
レスMAD(1)〜(N)の内に存在するか否かを判断
する。ここで、今回受信した受信メールRMLの差出人
アドレスSADが、アドレス帳エリアADに登録される
メールアドレスMAD(1)〜(N)の内に存在する場
合には、判断結果が「YES」となり、次のステップS
F13に処理を進め、差出人アドレスSADと一致した
メールアドレスMADに含まれる受信回数RK(図2参
照)をインクリメントしてステップSF15に処理を進
める。
【0062】これに対し、今回受信した受信メールRM
Lの差出人アドレスSADが、アドレス帳エリアADに
登録されるメールアドレスMAD(1)〜(N)の内に
存在しない場合には、上記ステップSF12の判断結果
が「NO」となり、ステップSF14に処理を進め、今
回受信した受信メールRMLの差出人アドレスSADを
新たなメールアドレスMADとして、アドレス帳エリア
ADに追加登録する。次いで、ステップSF15に進む
と、CPU2aはアドレス帳エリアADに登録される各
メールアドレスMAD(1)〜(N)について、受信回
数RKを参照してその優先順位PRIをそれぞれセット
する。つまり、受信回数RKが最も多いメールアドレス
MADの優先順位を1位にし、以後、受信回数RKに応
じて優先順位を付与する。そして、この後、ステップS
F7に処理を戻し、新たな受信メールが無くなるまでス
テップSF10〜SF15を繰り返し、受信メールが無
くなったら、ステップSF8,SF9を経て本ルーチン
を完了させる。
Lの差出人アドレスSADが、アドレス帳エリアADに
登録されるメールアドレスMAD(1)〜(N)の内に
存在しない場合には、上記ステップSF12の判断結果
が「NO」となり、ステップSF14に処理を進め、今
回受信した受信メールRMLの差出人アドレスSADを
新たなメールアドレスMADとして、アドレス帳エリア
ADに追加登録する。次いで、ステップSF15に進む
と、CPU2aはアドレス帳エリアADに登録される各
メールアドレスMAD(1)〜(N)について、受信回
数RKを参照してその優先順位PRIをそれぞれセット
する。つまり、受信回数RKが最も多いメールアドレス
MADの優先順位を1位にし、以後、受信回数RKに応
じて優先順位を付与する。そして、この後、ステップS
F7に処理を戻し、新たな受信メールが無くなるまでス
テップSF10〜SF15を繰り返し、受信メールが無
くなったら、ステップSF8,SF9を経て本ルーチン
を完了させる。
【0063】(4)受信簿表示処理ルーチンの動作 次に、図14〜図18を参照して受信簿表示処理ルーチ
ンの動作について説明する。上述した送受信処理ルーチ
ンによって受信簿エリアRMに未読メール(開封フラグ
が「0」となる未開封状態の受信メール)が格納された
場合、ユーザーはこの未読メールを開封すべく、前述し
たメニュー画面SMG(図4参照)において受信簿アイ
コンRLをタッチ操作する。すると、CPU2aはメイ
ンルーチンのステップSA4(図3参照)を介して図1
4に示す受信簿表示処理ルーチンを実行してステップS
G1に処理を進める。
ンの動作について説明する。上述した送受信処理ルーチ
ンによって受信簿エリアRMに未読メール(開封フラグ
が「0」となる未開封状態の受信メール)が格納された
場合、ユーザーはこの未読メールを開封すべく、前述し
たメニュー画面SMG(図4参照)において受信簿アイ
コンRLをタッチ操作する。すると、CPU2aはメイ
ンルーチンのステップSA4(図3参照)を介して図1
4に示す受信簿表示処理ルーチンを実行してステップS
G1に処理を進める。
【0064】ステップSG1では、表示されていたメニ
ュー画面SMGの表示をクリアし、続くステップSG2
では、受信簿画面RMGを画面表示する。ここで、図6
に図示する一例を参照して受信簿画面RMGについて説
明しておく。受信簿画面RMGは、画面上部に描画され
る機能選択用のアイコン群と、受信簿エリアRMに格納
される受信メールRML(1)〜(N)を一覧表示する
表示欄LISTとからなる。機能選択用のアイコン群
は、所望の受信メールを開封指定する際にタッチ操作さ
れる開封アイコンKFI、新規メールを作成する際にタ
ッチ操作されるメール作成アイコンMEI、表示欄LI
STに一覧表示される受信メールRMLの並べ替えを行
う際にタッチ操作される並べ替えアイコンNBIおよび
本ルーチンの動作を完了する際にタッチ操作される終了
アイコンENDとからなる。
ュー画面SMGの表示をクリアし、続くステップSG2
では、受信簿画面RMGを画面表示する。ここで、図6
に図示する一例を参照して受信簿画面RMGについて説
明しておく。受信簿画面RMGは、画面上部に描画され
る機能選択用のアイコン群と、受信簿エリアRMに格納
される受信メールRML(1)〜(N)を一覧表示する
表示欄LISTとからなる。機能選択用のアイコン群
は、所望の受信メールを開封指定する際にタッチ操作さ
れる開封アイコンKFI、新規メールを作成する際にタ
ッチ操作されるメール作成アイコンMEI、表示欄LI
STに一覧表示される受信メールRMLの並べ替えを行
う際にタッチ操作される並べ替えアイコンNBIおよび
本ルーチンの動作を完了する際にタッチ操作される終了
アイコンENDとからなる。
【0065】表示欄LISTでは、欄中の各行がメール
リストアイコンMLとして機能する一方、各行には表示
エリアKFM,ADRS,SUBおよびRTが設けらて
いる。メールリストアイコンMLは、対応する行の受信
メールを指定する際に使用されるものであり、タッチ操
作に応じてその行の表示態様が変化(例えば、表示ドッ
トを反転させる反転表示など)して指定状態を示すよう
になっている。表示エリアKFMには、受信メールに含
まれる開封フラグKFが「0」の場合に未開封状態を示
すマーク(例えば、黒三角)が表示される。表示エリア
ADRSには、受信メールの差出人アドレスSADが表
示される。表示エリアSUBでは、受信メールの件名K
Mがタイトルとして表示される。表示エリアRTでは、
受信メールに含まれる受信日時RTが表示される。
リストアイコンMLとして機能する一方、各行には表示
エリアKFM,ADRS,SUBおよびRTが設けらて
いる。メールリストアイコンMLは、対応する行の受信
メールを指定する際に使用されるものであり、タッチ操
作に応じてその行の表示態様が変化(例えば、表示ドッ
トを反転させる反転表示など)して指定状態を示すよう
になっている。表示エリアKFMには、受信メールに含
まれる開封フラグKFが「0」の場合に未開封状態を示
すマーク(例えば、黒三角)が表示される。表示エリア
ADRSには、受信メールの差出人アドレスSADが表
示される。表示エリアSUBでは、受信メールの件名K
Mがタイトルとして表示される。表示エリアRTでは、
受信メールに含まれる受信日時RTが表示される。
【0066】受信簿画面RMGが表示されると、CPU
2aはステップSG3に処理を進め、開封フラグKFが
「0」となっている未読メールが受信簿エリアRMに格
納されているか否かを判断する。ここで、未読メールが
無い場合には判断結果が「NO」となり、ステップSG
21以降の既読メール並び替え処理を行い、一方、未読
メールが有る場合には判断結果が「YES」となり、ス
テップSG4以降の未読メール並び替え処理を行う。以
下、未読メール並び替え処理および既読メール並び替え
処理について説明する。
2aはステップSG3に処理を進め、開封フラグKFが
「0」となっている未読メールが受信簿エリアRMに格
納されているか否かを判断する。ここで、未読メールが
無い場合には判断結果が「NO」となり、ステップSG
21以降の既読メール並び替え処理を行い、一方、未読
メールが有る場合には判断結果が「YES」となり、ス
テップSG4以降の未読メール並び替え処理を行う。以
下、未読メール並び替え処理および既読メール並び替え
処理について説明する。
【0067】未読メール並び替え処理 上述したように、受信簿エリアRMに未読メールが格納
されていると、CPU2aはステップSG4に処理を進
め、この未読メールのアドレス位置を受信簿エリアRM
内の先頭側にアドレッシングするようデータソートす
る。そして、この後、前述した設定フラグSFの値に対
応した条件に従って付与される優先順位に基づき未読メ
ールの序列を並べ替える未読メール処理を行う。なお、
設定フラグSFの値は、後述する並べ替え処理ルーチン
によって指定されるようになっている。また、並べ替え
処理ルーチンによって設定フラグSFの値が指定される
以前では、イニシャライズ(ステップSA1:図3参
照)時に当該フラグSFが「0」にデフォルト設定され
る。
されていると、CPU2aはステップSG4に処理を進
め、この未読メールのアドレス位置を受信簿エリアRM
内の先頭側にアドレッシングするようデータソートす
る。そして、この後、前述した設定フラグSFの値に対
応した条件に従って付与される優先順位に基づき未読メ
ールの序列を並べ替える未読メール処理を行う。なお、
設定フラグSFの値は、後述する並べ替え処理ルーチン
によって指定されるようになっている。また、並べ替え
処理ルーチンによって設定フラグSFの値が指定される
以前では、イニシャライズ(ステップSA1:図3参
照)時に当該フラグSFが「0」にデフォルト設定され
る。
【0068】a.設定フラグSFが「0」の場合 この場合、ステップSG5の判断結果が「YES」とな
り、次のステップSG6に処理を進め、受信簿エリアR
M内で未読メールを受信日時RT順(昇順あるいは降
順)に並べ替える。
り、次のステップSG6に処理を進め、受信簿エリアR
M内で未読メールを受信日時RT順(昇順あるいは降
順)に並べ替える。
【0069】b.設定フラグSFが「1」の場合 この場合、ステップSG7の判断結果が「YES」とな
り、ステップSG8に処理を進める。ステップSG8で
は、設定差出人エリアSD(図2参照)に登録されるメ
ールアドレスMAD(1)〜(N)を参照し、同一の差
出人アドレスSADの未読メールを抽出する。次いで、
ステップSG9では、抽出された未読メールを、設定さ
れた差出人アドレスSADの順位に応じて、受信簿エリ
アRM内で並べ替える。続いて、ステップSG10で
は、差出人アドレスSADが合致しない残りの未読メー
ルについて、受信日時RT順(昇順あるいは降順)に並
べ替える。
り、ステップSG8に処理を進める。ステップSG8で
は、設定差出人エリアSD(図2参照)に登録されるメ
ールアドレスMAD(1)〜(N)を参照し、同一の差
出人アドレスSADの未読メールを抽出する。次いで、
ステップSG9では、抽出された未読メールを、設定さ
れた差出人アドレスSADの順位に応じて、受信簿エリ
アRM内で並べ替える。続いて、ステップSG10で
は、差出人アドレスSADが合致しない残りの未読メー
ルについて、受信日時RT順(昇順あるいは降順)に並
べ替える。
【0070】c.設定フラグSFが「2」の場合 この場合、図15に示すステップSG11の判断結果が
「YES」となり、ステップSG12に処理を進め、設
定タイトルエリアST(図2参照)に登録されるタイト
ルTLEを参照し、これらと一部一致もしくは完全一致
する件名KMの未読メールを抽出する。そして、次のス
テップSG13では、抽出された未読メールを、設定さ
れたタイトルTLEの順位に応じて、受信簿エリアRM
内で並べ替え、続くステップSG14では、抽出条件に
合致しない残りの未読メールについて、受信日時RT順
(昇順あるいは降順)に並べ替える。
「YES」となり、ステップSG12に処理を進め、設
定タイトルエリアST(図2参照)に登録されるタイト
ルTLEを参照し、これらと一部一致もしくは完全一致
する件名KMの未読メールを抽出する。そして、次のス
テップSG13では、抽出された未読メールを、設定さ
れたタイトルTLEの順位に応じて、受信簿エリアRM
内で並べ替え、続くステップSG14では、抽出条件に
合致しない残りの未読メールについて、受信日時RT順
(昇順あるいは降順)に並べ替える。
【0071】d.設定フラグSFが「3」の場合 この場合、ステップSG15の判断結果が「YES」と
なり、ステップSG16に処理を進める。ステップSG
16では、設定キーワードエリアSK(図2参照)に登
録されるキーワードKWDを参照し、本文HB中にこれ
らキーワードKWDのいずれかを含む未読メールを抽出
する。そして、次のステップSG17では、抽出された
未読メールを、設定されたキーワードKWDの順位に応
じて、受信簿エリアRM内で並べ替え、続くステップS
G18では、抽出条件に合致しない残りの未読メールに
ついて、受信日時RT順(昇順あるいは降順)に並べ替
える。
なり、ステップSG16に処理を進める。ステップSG
16では、設定キーワードエリアSK(図2参照)に登
録されるキーワードKWDを参照し、本文HB中にこれ
らキーワードKWDのいずれかを含む未読メールを抽出
する。そして、次のステップSG17では、抽出された
未読メールを、設定されたキーワードKWDの順位に応
じて、受信簿エリアRM内で並べ替え、続くステップS
G18では、抽出条件に合致しない残りの未読メールに
ついて、受信日時RT順(昇順あるいは降順)に並べ替
える。
【0072】e.設定フラグSFが「4」の場合 この場合、図16に示すステップSG19の判断結果が
「YES」となり、次のステップSG20に処理を進め
る。ステップSG20では、未読メールの差出人アドレ
スSADに対応するメールアドレスMADをアドレス帳
エリアAD(図2参照)から検索し、そのメールアドレ
スMADに含まれる受信回数RKの多い順に未読メール
を並べ替える。
「YES」となり、次のステップSG20に処理を進め
る。ステップSG20では、未読メールの差出人アドレ
スSADに対応するメールアドレスMADをアドレス帳
エリアAD(図2参照)から検索し、そのメールアドレ
スMADに含まれる受信回数RKの多い順に未読メール
を並べ替える。
【0073】既読メール並べ替え処理 一方、受信簿エリアRMに未読メールが格納されていな
い場合には、前述したステップSG3(図14参照)を
介して図16に示すステップSG21に処理を進める。
ステップSG21では、受信簿エリアRMに格納される
既読メール、すなわち、開封フラグKFが「1」にセッ
トされた開封済みの受信メールMAILを、当該エリア
RM内において受信日時RT順(昇順あるいは降順)に
並べ替える。
い場合には、前述したステップSG3(図14参照)を
介して図16に示すステップSG21に処理を進める。
ステップSG21では、受信簿エリアRMに格納される
既読メール、すなわち、開封フラグKFが「1」にセッ
トされた開封済みの受信メールMAILを、当該エリア
RM内において受信日時RT順(昇順あるいは降順)に
並べ替える。
【0074】以上のようにして、未読メール並べ替え処
理および既読メール並べ替え処理が完了すると、CPU
2aはステップSG22に処理を進め、受信簿エリアR
M内で並び替えられた未読メールおよび既読メールを、
受信簿画面RMG(図18参照)の表示欄LISTに表
示形態を異ならせてリスト表示する。未読メールと既読
メールとを表示形態を異ならせてリスト表示する一例と
しては、例えば、表示欄LISTの表示エリアADR
S,SUBおよびRTにそれぞれ表示される文字フォン
トを異ならせたり、フォント色を変化させる等の手法が
挙げられる。次いで、ステップSG23では、表示欄L
ISTの先頭行に位置するメールリストアイコンML
を、例えば、表示ドットを反転させたり、輝度を変化さ
せる等の表示変更を施す。これにより、優先順位1位の
メールが自動的に選択された状態に設定される。
理および既読メール並べ替え処理が完了すると、CPU
2aはステップSG22に処理を進め、受信簿エリアR
M内で並び替えられた未読メールおよび既読メールを、
受信簿画面RMG(図18参照)の表示欄LISTに表
示形態を異ならせてリスト表示する。未読メールと既読
メールとを表示形態を異ならせてリスト表示する一例と
しては、例えば、表示欄LISTの表示エリアADR
S,SUBおよびRTにそれぞれ表示される文字フォン
トを異ならせたり、フォント色を変化させる等の手法が
挙げられる。次いで、ステップSG23では、表示欄L
ISTの先頭行に位置するメールリストアイコンML
を、例えば、表示ドットを反転させたり、輝度を変化さ
せる等の表示変更を施す。これにより、優先順位1位の
メールが自動的に選択された状態に設定される。
【0075】こうして、受信簿画面RMGにおいて、優
先順位1位のメールが選択された状態になると、CPU
2aは当該受信簿画面RMG上に配置される機能選択用
のアイコン群のタッチ操作に応じた処理を実行する。以
下、各アイコン別の処理について述べる。
先順位1位のメールが選択された状態になると、CPU
2aは当該受信簿画面RMG上に配置される機能選択用
のアイコン群のタッチ操作に応じた処理を実行する。以
下、各アイコン別の処理について述べる。
【0076】a.メールリストアイコンMLをタッチ操
作した場合 表示欄LISTの各行に対応したメールリストアイコン
MLのいずれかがタッチ操作されると、ステップSG2
4の判断結果が「YES」となり、ステップSG25に
処理を進め、そのタッチ操作されたメールリストアイコ
ンMLについて表示変更を施す一方、このメールリスト
アイコンMLに対応した受信メールを指定状態に設定す
る。
作した場合 表示欄LISTの各行に対応したメールリストアイコン
MLのいずれかがタッチ操作されると、ステップSG2
4の判断結果が「YES」となり、ステップSG25に
処理を進め、そのタッチ操作されたメールリストアイコ
ンMLについて表示変更を施す一方、このメールリスト
アイコンMLに対応した受信メールを指定状態に設定す
る。
【0077】b.開封アイコンKFIがタッチ操作され
た場合 開封アイコンKFIがタッチ操作されると、ステップS
G26の判断結果が「YES」となり、ステップSG2
7を介して開封処理ルーチン(後述する)を実行し、メ
ールリストアイコンMLのタッチ操作により指定状態に
ある受信メールを開封する。そして、開封処理ルーチン
が完了した後には受信簿画面RMGの表示状態に戻る。
た場合 開封アイコンKFIがタッチ操作されると、ステップS
G26の判断結果が「YES」となり、ステップSG2
7を介して開封処理ルーチン(後述する)を実行し、メ
ールリストアイコンMLのタッチ操作により指定状態に
ある受信メールを開封する。そして、開封処理ルーチン
が完了した後には受信簿画面RMGの表示状態に戻る。
【0078】c.メール作成アイコンMEIがタッチ操
作された場合 メール作成アイコンMEIがタッチ操作されると、ステ
ップSG28の判断結果が「YES」となり、ステップ
SG29を介してメール作成処理ルーチン(後述する)
を実行して送信するメールを作成する。そして、メール
作成処理ルーチンが完了した後には受信簿画面RMGの
表示状態に戻る。
作された場合 メール作成アイコンMEIがタッチ操作されると、ステ
ップSG28の判断結果が「YES」となり、ステップ
SG29を介してメール作成処理ルーチン(後述する)
を実行して送信するメールを作成する。そして、メール
作成処理ルーチンが完了した後には受信簿画面RMGの
表示状態に戻る。
【0079】d.並べ替えアイコンNBIがタッチ操作
された場合 並べ替えアイコンNBIがタッチ操作されると、ステッ
プSG30の判断結果が「YES」となり、ステップS
G31を介して並べ替え処理ルーチン(後述する)を実
行して前述した設定フラグSFの値を更新する。そし
て、この並べ替え処理ルーチンが完了した後には、更新
された設定フラグSFの値に対応した条件に基づき、上
述した未読メール並び替え処理が再度実行される。
された場合 並べ替えアイコンNBIがタッチ操作されると、ステッ
プSG30の判断結果が「YES」となり、ステップS
G31を介して並べ替え処理ルーチン(後述する)を実
行して前述した設定フラグSFの値を更新する。そし
て、この並べ替え処理ルーチンが完了した後には、更新
された設定フラグSFの値に対応した条件に基づき、上
述した未読メール並び替え処理が再度実行される。
【0080】e.終了アイコンENDがタッチ操作され
た場合 終了アイコンENDがタッチ操作されると、ステップS
G32の判断結果が「YES」となり、ステップSG3
3に処理を進め、受信簿画面RMGの表示をクリアして
本ルーチンを完了させた後、前述したメニュー画面SM
G(図4参照)に戻る。
た場合 終了アイコンENDがタッチ操作されると、ステップS
G32の判断結果が「YES」となり、ステップSG3
3に処理を進め、受信簿画面RMGの表示をクリアして
本ルーチンを完了させた後、前述したメニュー画面SM
G(図4参照)に戻る。
【0081】(5)並べ替え処理ルーチンの動作 次に、図19〜図20を参照して並べ替え処理ルーチン
の動作について説明する。上述した受信簿画面RMGに
おいて、並べ替えアイコンNBIがタッチ操作される
と、ステップSG31を介して本ルーチンが実行され、
ステップSH1に処理を進める。ステップSH1では、
これまで表示されていた受信簿画面RMGを表示クリア
し、続くステップSH2では並べ替え設定画面NSGを
画面表示する。並べ替え設定画面NSGは、図20に図
示するように、優先順位を付与する際の条件を指定する
条件指定アイコンS0〜S4および終了アイコンEND
から形成されている。条件指定アイコンS0〜S4は、
「受信日時」、「差出人」、「タイトル」、「キーワー
ド」および「受信回数」のそれぞれに従って未読メール
を開封する際の優先順位を付与してメールリストの並び
替えを指示するものである。
の動作について説明する。上述した受信簿画面RMGに
おいて、並べ替えアイコンNBIがタッチ操作される
と、ステップSG31を介して本ルーチンが実行され、
ステップSH1に処理を進める。ステップSH1では、
これまで表示されていた受信簿画面RMGを表示クリア
し、続くステップSH2では並べ替え設定画面NSGを
画面表示する。並べ替え設定画面NSGは、図20に図
示するように、優先順位を付与する際の条件を指定する
条件指定アイコンS0〜S4および終了アイコンEND
から形成されている。条件指定アイコンS0〜S4は、
「受信日時」、「差出人」、「タイトル」、「キーワー
ド」および「受信回数」のそれぞれに従って未読メール
を開封する際の優先順位を付与してメールリストの並び
替えを指示するものである。
【0082】並べ替え設定画面NSGが画面表示される
と、CPU2aはステップSH3に処理を進め、現在設
定されている設定フラグSFの値に対応する条件指定ア
イコンS0〜S4のいずれかを表示変更する。例えば、
現在、設定フラグSFがデフォルト値である「0」に設
定されている時には、条件指定アイコンS0を表示反転
させ、他のアイコンS1〜S4と表示態様が異なるよう
に表示変更する。そして、この後、ステップSH4以降
では、条件指定アイコンS0〜S4あるいは終了アイコ
ンENDをタッチ操作に応じた処理が実行される。以
下、各アイコンのタッチ操作に応じて実行される動作に
ついて述べる。
と、CPU2aはステップSH3に処理を進め、現在設
定されている設定フラグSFの値に対応する条件指定ア
イコンS0〜S4のいずれかを表示変更する。例えば、
現在、設定フラグSFがデフォルト値である「0」に設
定されている時には、条件指定アイコンS0を表示反転
させ、他のアイコンS1〜S4と表示態様が異なるよう
に表示変更する。そして、この後、ステップSH4以降
では、条件指定アイコンS0〜S4あるいは終了アイコ
ンENDをタッチ操作に応じた処理が実行される。以
下、各アイコンのタッチ操作に応じて実行される動作に
ついて述べる。
【0083】a.条件指定アイコンS0をタッチ操作し
た場合 「受信日時」を新たな条件として指定すべく条件指定ア
イコンS0をタッチ操作すると、ステップSH4の判断
結果が「YES」となり、ステップSH5に処理を進
め、設定フラグSFに「0」をセットした後、上記ステ
ップSH3に処理を戻し、タッチ操作した条件指定アイ
コンS0を表示変更する。
た場合 「受信日時」を新たな条件として指定すべく条件指定ア
イコンS0をタッチ操作すると、ステップSH4の判断
結果が「YES」となり、ステップSH5に処理を進
め、設定フラグSFに「0」をセットした後、上記ステ
ップSH3に処理を戻し、タッチ操作した条件指定アイ
コンS0を表示変更する。
【0084】b.条件指定アイコンS1をタッチ操作し
た場合 「差出人」を新たな条件として指定すべく条件指定アイ
コンS1をタッチ操作すると、ステップSH6の判断結
果が「YES」となり、ステップSH7に処理を進め、
設定フラグSFに「1」をセットした後、上記ステップ
SH3に処理を戻し、タッチ操作した条件指定アイコン
S1を表示変更する。
た場合 「差出人」を新たな条件として指定すべく条件指定アイ
コンS1をタッチ操作すると、ステップSH6の判断結
果が「YES」となり、ステップSH7に処理を進め、
設定フラグSFに「1」をセットした後、上記ステップ
SH3に処理を戻し、タッチ操作した条件指定アイコン
S1を表示変更する。
【0085】c.条件指定アイコンS2をタッチ操作し
た場合 「タイトル」を新たな条件として指定すべく条件指定ア
イコンS2をタッチ操作すると、ステップSH8の判断
結果が「YES」となり、ステップSH9に処理を進
め、設定フラグSFに「2」をセットした後、上記ステ
ップSH3に処理を戻し、タッチ操作した条件指定アイ
コンS2を表示変更する。
た場合 「タイトル」を新たな条件として指定すべく条件指定ア
イコンS2をタッチ操作すると、ステップSH8の判断
結果が「YES」となり、ステップSH9に処理を進
め、設定フラグSFに「2」をセットした後、上記ステ
ップSH3に処理を戻し、タッチ操作した条件指定アイ
コンS2を表示変更する。
【0086】d.条件指定アイコンS3をタッチ操作し
た場合 「キーワード」を新たな条件として指定すべく条件指定
アイコンS3をタッチ操作すると、ステップSH10の
判断結果が「YES」となり、ステップSH11に処理
を進め、設定フラグSFに「3」をセットした後、上記
ステップSH3に処理を戻し、タッチ操作した条件指定
アイコンS3を表示変更する。
た場合 「キーワード」を新たな条件として指定すべく条件指定
アイコンS3をタッチ操作すると、ステップSH10の
判断結果が「YES」となり、ステップSH11に処理
を進め、設定フラグSFに「3」をセットした後、上記
ステップSH3に処理を戻し、タッチ操作した条件指定
アイコンS3を表示変更する。
【0087】e.条件指定アイコンS4をタッチ操作し
た場合 「受信回数」を新たな条件として指定すべく条件指定ア
イコンS1をタッチ操作すると、ステップSH12の判
断結果が「YES」となり、ステップSH13に処理を
進め、設定フラグSFに「4」をセットした後、上記ス
テップSH3に処理を戻し、タッチ操作した条件指定ア
イコンS4を表示変更する。
た場合 「受信回数」を新たな条件として指定すべく条件指定ア
イコンS1をタッチ操作すると、ステップSH12の判
断結果が「YES」となり、ステップSH13に処理を
進め、設定フラグSFに「4」をセットした後、上記ス
テップSH3に処理を戻し、タッチ操作した条件指定ア
イコンS4を表示変更する。
【0088】f.終了アイコンENDをタッチ操作した
場合 この場合、ステップSH14の判断結果が「YES」と
なり、ステップSH15に処理を進め、並べ替え設定画
面NSGの表示をクリアして本ルーチンを完了させた
後、前述した受信簿表示処理ルーチンに処理を復帰さ
せ、受信簿画面RMG(図18参照)に戻る。
場合 この場合、ステップSH14の判断結果が「YES」と
なり、ステップSH15に処理を進め、並べ替え設定画
面NSGの表示をクリアして本ルーチンを完了させた
後、前述した受信簿表示処理ルーチンに処理を復帰さ
せ、受信簿画面RMG(図18参照)に戻る。
【0089】(6)開封処理ルーチンの動作 次に、図21〜図22を参照して開封処理ルーチンの動
作について説明する。前述した受信簿画面RMG(図1
8参照)において、開封アイコンKFIがタッチ操作さ
れると、ステップSG27を介して本ルーチンが実行さ
れ、ステップSJ1に処理を進める。ステップSJ1で
は、これまで表示されていた受信簿画面RMGを表示ク
リアし、続くステップSJ2では、表示エリアADE,
KDE,HBE、削除アイコンDELおよび終了アイコ
ンENDから形成される開封画面KFG(図22参照)
を画面表示する。
作について説明する。前述した受信簿画面RMG(図1
8参照)において、開封アイコンKFIがタッチ操作さ
れると、ステップSG27を介して本ルーチンが実行さ
れ、ステップSJ1に処理を進める。ステップSJ1で
は、これまで表示されていた受信簿画面RMGを表示ク
リアし、続くステップSJ2では、表示エリアADE,
KDE,HBE、削除アイコンDELおよび終了アイコ
ンENDから形成される開封画面KFG(図22参照)
を画面表示する。
【0090】そして、開封画面KFGが表示されると、
CPU2aはステップSJH3に処理を進め、受信簿画
面RMGの表示欄LIST中で指定された受信メールR
MLの差出人アドレスSAD、件名KMおよび本文HB
を、受信簿エリアRM(図2参照)から読み出して各表
示エリアADE,KDE,HBEにそれぞれ表示する。
これにより、開封画面KFGには、図22に図示する一
例のように、指定された受信メールが開封され、差出
人、件名および本文が表示される。
CPU2aはステップSJH3に処理を進め、受信簿画
面RMGの表示欄LIST中で指定された受信メールR
MLの差出人アドレスSAD、件名KMおよび本文HB
を、受信簿エリアRM(図2参照)から読み出して各表
示エリアADE,KDE,HBEにそれぞれ表示する。
これにより、開封画面KFGには、図22に図示する一
例のように、指定された受信メールが開封され、差出
人、件名および本文が表示される。
【0091】次いで、ステップSJ4では、指定された
受信メールRMLの開封フラグKFを「1」にセットし
て開封済みに設定した後、ステップSJ5,SJ6を経
て削除アイコンDELおよび終了アイコンENDに対す
るタッチ操作の有無を判断する。ここで、削除アイコン
DELがタッチ操作された場合には、ステップSJ5の
判断結果が「YES」となり、ステップSJ7に処理を
進め、現在、開封されている受信メール、つまり、開封
画面KFGにて表示中の受信メールを受信簿エリアRM
から削除してステップSJ8に進む。一方、終了アイコ
ンENDがタッチ操作された場合には、ステップSJ6
の判断結果が「YES」となり、ステップSJ8に処理
を進め、開封画面KFGの表示をクリアして本ルーチン
を完了させた後、受信簿画面RMG(図18参照)に戻
る。
受信メールRMLの開封フラグKFを「1」にセットし
て開封済みに設定した後、ステップSJ5,SJ6を経
て削除アイコンDELおよび終了アイコンENDに対す
るタッチ操作の有無を判断する。ここで、削除アイコン
DELがタッチ操作された場合には、ステップSJ5の
判断結果が「YES」となり、ステップSJ7に処理を
進め、現在、開封されている受信メール、つまり、開封
画面KFGにて表示中の受信メールを受信簿エリアRM
から削除してステップSJ8に進む。一方、終了アイコ
ンENDがタッチ操作された場合には、ステップSJ6
の判断結果が「YES」となり、ステップSJ8に処理
を進め、開封画面KFGの表示をクリアして本ルーチン
を完了させた後、受信簿画面RMG(図18参照)に戻
る。
【0092】(7)メール作成処理ルーチンの動作 次に、図23〜図24を参照してメール作成処理ルーチ
ンの動作について説明する。前述した受信簿画面RMG
(図18参照)において、メール作成アイコンMEIが
タッチ操作されると、ステップSG29を介して本ルー
チンが実行され、ステップSK1に処理を進める。ステ
ップSK1では、これまで表示されていた受信簿画面R
MGを表示クリアし、続くステップSK2では、メール
作成画面MSGを画面表示する。
ンの動作について説明する。前述した受信簿画面RMG
(図18参照)において、メール作成アイコンMEIが
タッチ操作されると、ステップSG29を介して本ルー
チンが実行され、ステップSK1に処理を進める。ステ
ップSK1では、これまで表示されていた受信簿画面R
MGを表示クリアし、続くステップSK2では、メール
作成画面MSGを画面表示する。
【0093】ここで、図24を参照してメール作成画面
MSGについて説明しておく。この図において、AIE
は宛先入力エリアであり、メール送信先となる宛先アド
レスAADが入力される。KIEは件名入力エリアであ
り、メールタイトルとなる件名KMが入力される。HI
Eはメールの本文HBが入力されるエリアである。ま
た、これら入力エリアAIE,KIEおよびHIEはそ
れぞれアイコンとしても機能するものであり、タッチ操
作に応じてそのエリアが入力対象に設定される。CAN
は入力エリアAIE,KIE,HIEにキー入力された
データを取り消す際にタッチ操作される取消アイコン、
ENDは入力エリアAIE,KIE,HIEにキー入力
されたデータを送信簿エリアSMに登録して本ルーチン
を完了させる際にタッチ操作される終了アイコンであ
る。
MSGについて説明しておく。この図において、AIE
は宛先入力エリアであり、メール送信先となる宛先アド
レスAADが入力される。KIEは件名入力エリアであ
り、メールタイトルとなる件名KMが入力される。HI
Eはメールの本文HBが入力されるエリアである。ま
た、これら入力エリアAIE,KIEおよびHIEはそ
れぞれアイコンとしても機能するものであり、タッチ操
作に応じてそのエリアが入力対象に設定される。CAN
は入力エリアAIE,KIE,HIEにキー入力された
データを取り消す際にタッチ操作される取消アイコン、
ENDは入力エリアAIE,KIE,HIEにキー入力
されたデータを送信簿エリアSMに登録して本ルーチン
を完了させる際にタッチ操作される終了アイコンであ
る。
【0094】さて、こうしたメール作成画面MSGが画
面表示されると、CPU2aはステップSK3に処理を
進め、宛先入力エリアAIEに文字カーソルを表示さ
せ、続くステップSK4では上記入力エリアAIE,K
IE,HIEのいずれかがタッチ操作されたか否かを判
断する。ここで、タッチ操作された入力エリアがあれ
ば、判断結果が「YES」となり、次のステップSK5
に処理を進め、タッチ操作された入力エリアに文字カー
ソルを移動させた後、上記ステップSK4に処理を戻
す。一方、タッチ操作されない場合には、上記ステップ
SK4の判断結果が「NO」となり、ステップSK6に
処理を進める。ステップSK6では、文字カーソルが表
示されて入力対象となっている入力エリアについてデー
タ入力(文字入力)の有無を判断する。そして、データ
入力されると、ここでの判断結果が「YES」となり、
ステップSK7に処理を進め、文字カーソルが位置する
入力エリアに対して入力されるデータを表示した後、ス
テップSK4に処理を戻す。
面表示されると、CPU2aはステップSK3に処理を
進め、宛先入力エリアAIEに文字カーソルを表示さ
せ、続くステップSK4では上記入力エリアAIE,K
IE,HIEのいずれかがタッチ操作されたか否かを判
断する。ここで、タッチ操作された入力エリアがあれ
ば、判断結果が「YES」となり、次のステップSK5
に処理を進め、タッチ操作された入力エリアに文字カー
ソルを移動させた後、上記ステップSK4に処理を戻
す。一方、タッチ操作されない場合には、上記ステップ
SK4の判断結果が「NO」となり、ステップSK6に
処理を進める。ステップSK6では、文字カーソルが表
示されて入力対象となっている入力エリアについてデー
タ入力(文字入力)の有無を判断する。そして、データ
入力されると、ここでの判断結果が「YES」となり、
ステップSK7に処理を進め、文字カーソルが位置する
入力エリアに対して入力されるデータを表示した後、ス
テップSK4に処理を戻す。
【0095】こうして、ステップSK4〜SK7を繰り
返して各入力エリアAIE,KIE,HIEにそれぞれ
文字入力し終えると、ステップSK6の判断結果が「N
O」となり、CPU2aはステップSK8以降に処理を
進め、取消アイコンCANおよび終了アイコンENDの
タッチ操作に応じた処理を実行する。すなわち、終了ア
イコンENDがタッチ操作された場合には、ステップS
K8の判断結果が「YES」となり、ステップSK9に
処理を進め、各入力エリアAIE,KIE,HIEにそ
れぞれ入力されたデータを、送信メールSMLとして送
信簿エリアSM(図2参照)にストアする。そして、ス
テップSK10では、送信簿エリアSMにストアした送
信メールSMLの送信済みフラグTFを未送信状態を表
わすべく「0」をセットする。この後、ステップSK1
1に処理を進め、メール作成画面MSGの表示をクリア
してから本ルーチンを完了させる。
返して各入力エリアAIE,KIE,HIEにそれぞれ
文字入力し終えると、ステップSK6の判断結果が「N
O」となり、CPU2aはステップSK8以降に処理を
進め、取消アイコンCANおよび終了アイコンENDの
タッチ操作に応じた処理を実行する。すなわち、終了ア
イコンENDがタッチ操作された場合には、ステップS
K8の判断結果が「YES」となり、ステップSK9に
処理を進め、各入力エリアAIE,KIE,HIEにそ
れぞれ入力されたデータを、送信メールSMLとして送
信簿エリアSM(図2参照)にストアする。そして、ス
テップSK10では、送信簿エリアSMにストアした送
信メールSMLの送信済みフラグTFを未送信状態を表
わすべく「0」をセットする。この後、ステップSK1
1に処理を進め、メール作成画面MSGの表示をクリア
してから本ルーチンを完了させる。
【0096】一方、取消アイコンCANがタッチ操作さ
れた場合には、上記ステップSK8を経てステップSK
12に進み、ここでの判断結果が「YES」となり、ス
テップSK13においてメール作成画面MSGの表示を
クリアしてから本ルーチンを完了させる。つまり、取消
アイコンCANがタッチ操作された時には、各入力エリ
アAIE,KIE,HIEにそれぞれ入力されたデータ
が保存されず、一意的に破棄されて本ルーチンが完了す
るようになっている。
れた場合には、上記ステップSK8を経てステップSK
12に進み、ここでの判断結果が「YES」となり、ス
テップSK13においてメール作成画面MSGの表示を
クリアしてから本ルーチンを完了させる。つまり、取消
アイコンCANがタッチ操作された時には、各入力エリ
アAIE,KIE,HIEにそれぞれ入力されたデータ
が保存されず、一意的に破棄されて本ルーチンが完了す
るようになっている。
【0097】以上説明したように、本実施例によれば、
未読メールを開封する際の優先順位を付与する諸条件と
して、「受信日時」、「差出人」、「タイトル(件
名)」、「キーワード」および「受信回数」を予め設定
しておき、この内から所望の条件を選択し、選択した条
件に基づいて受信簿エリアRMに格納される未読メール
について優先順位を付与して並び替え、これにより優先
順位に従った序列で未読メールを一覧表示する為、従来
のように、受信したメールを個々に開封して内容判断す
る必要がなくなり、この結果、極めて効率的かつ操作性
良く未読処理を行うことが可能になる訳である。
未読メールを開封する際の優先順位を付与する諸条件と
して、「受信日時」、「差出人」、「タイトル(件
名)」、「キーワード」および「受信回数」を予め設定
しておき、この内から所望の条件を選択し、選択した条
件に基づいて受信簿エリアRMに格納される未読メール
について優先順位を付与して並び替え、これにより優先
順位に従った序列で未読メールを一覧表示する為、従来
のように、受信したメールを個々に開封して内容判断す
る必要がなくなり、この結果、極めて効率的かつ操作性
良く未読処理を行うことが可能になる訳である。
【0098】なお、上述した実施例では、「受信日
時」、「差出人」、「タイトル(件名)」、「キーワー
ド」および「受信回数」のいずれか一条件を選択して優
先順位を付与する態様としたが、これに限らず、例え
ば、複数の条件を論理積や論理和を用いて組合せた条件
式をユーザー設定可能とし、ユーザー設定された条件式
に従って優先順位を付与する態様としても良い。このよ
うにすれば、より一層、必要な未読メールだけに絞り込
むことが出来、開封不要なジャンクメール等に煩わされ
ずに未読処理することが可能になる。
時」、「差出人」、「タイトル(件名)」、「キーワー
ド」および「受信回数」のいずれか一条件を選択して優
先順位を付与する態様としたが、これに限らず、例え
ば、複数の条件を論理積や論理和を用いて組合せた条件
式をユーザー設定可能とし、ユーザー設定された条件式
に従って優先順位を付与する態様としても良い。このよ
うにすれば、より一層、必要な未読メールだけに絞り込
むことが出来、開封不要なジャンクメール等に煩わされ
ずに未読処理することが可能になる。
【0099】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、設定さ
れた条件に従って受信簿に保持される受信メールに優先
順位を付与し、付与された優先順位に従って受信簿に保
持される受信メールの序列を並び替えて一覧表示するの
で、従来のように、受信メールを個々に開封して内容判
断する必要がなくなり、この結果、極めて効率的かつ操
作性良く未読処理を行うことができる。請求項2に記載
の発明によれば、優先順位を付与する条件として複数の
差出人アドレスを順位設定すると、受信簿に保持される
受信メールの内から該当する差出人アドレスのものを抽
出し、それを設定された差出人アドレスの順位順に並び
替えるので、特定の差出人からのメールを検索すること
なく即座に開封することができる。請求項3に記載の発
明によれば、優先順位を付与する条件として複数の件名
を順位設定すると、受信簿に保持される受信メールの内
から該当する件名を持つものを抽出し、それを設定され
た件名の順位順に並び替えるので、例えば、緊急を要す
るメールや重要案件のメールを検索することなく即座に
開封することができる。請求項4に記載の発明によれ
ば、優先順位を付与する条件として複数のキーワードを
順位設定すると、受信簿に保持される受信メールの内か
ら該当するキーワードを含むものを抽出し、それを設定
されたキーワードの順位順に並び替えるので、特定の内
容を持つメールを検索することなく即座に開封すること
ができる。請求項5に記載の発明によれば、優先順位を
付与する条件として受信回数が設定されると、受信回数
記憶手段を参照して受信簿に保持される受信メールにつ
いて受信回数順に並び替える為、例えば、頻繁にメール
交換する差出人からのメールを探すことなく直ちに開封
することができる。請求項6に記載の発明では、複数の
条件を論理演算により組合せて所望の優先順位を付与す
るための条件式を形成し、この条件式に基づき受信簿に
保持される受信メールに優先順位を付与し、付与された
優先順位に従って受信簿に保持される受信メールの序列
を並び替えて一覧表示するので、開封不要なジャンクメ
ール等に煩わされずに、所望のメールを即座に開封する
ことができ、極めて効率的な未読処理が実現する。
れた条件に従って受信簿に保持される受信メールに優先
順位を付与し、付与された優先順位に従って受信簿に保
持される受信メールの序列を並び替えて一覧表示するの
で、従来のように、受信メールを個々に開封して内容判
断する必要がなくなり、この結果、極めて効率的かつ操
作性良く未読処理を行うことができる。請求項2に記載
の発明によれば、優先順位を付与する条件として複数の
差出人アドレスを順位設定すると、受信簿に保持される
受信メールの内から該当する差出人アドレスのものを抽
出し、それを設定された差出人アドレスの順位順に並び
替えるので、特定の差出人からのメールを検索すること
なく即座に開封することができる。請求項3に記載の発
明によれば、優先順位を付与する条件として複数の件名
を順位設定すると、受信簿に保持される受信メールの内
から該当する件名を持つものを抽出し、それを設定され
た件名の順位順に並び替えるので、例えば、緊急を要す
るメールや重要案件のメールを検索することなく即座に
開封することができる。請求項4に記載の発明によれ
ば、優先順位を付与する条件として複数のキーワードを
順位設定すると、受信簿に保持される受信メールの内か
ら該当するキーワードを含むものを抽出し、それを設定
されたキーワードの順位順に並び替えるので、特定の内
容を持つメールを検索することなく即座に開封すること
ができる。請求項5に記載の発明によれば、優先順位を
付与する条件として受信回数が設定されると、受信回数
記憶手段を参照して受信簿に保持される受信メールにつ
いて受信回数順に並び替える為、例えば、頻繁にメール
交換する差出人からのメールを探すことなく直ちに開封
することができる。請求項6に記載の発明では、複数の
条件を論理演算により組合せて所望の優先順位を付与す
るための条件式を形成し、この条件式に基づき受信簿に
保持される受信メールに優先順位を付与し、付与された
優先順位に従って受信簿に保持される受信メールの序列
を並び替えて一覧表示するので、開封不要なジャンクメ
ール等に煩わされずに、所望のメールを即座に開封する
ことができ、極めて効率的な未読処理が実現する。
【図1】本発明の第1実施例による電子メール装置が適
用されるメールシステムの構成を示すブロック図であ
る。
用されるメールシステムの構成を示すブロック図であ
る。
【図2】PDA2を構成するRAM2cの主要メモリ構
成を説明するためのメモリマップである。
成を説明するためのメモリマップである。
【図3】メインルーチンの動作を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図4】メニュー画面SMGの一例を示す図である。
【図5】設定処理ルーチンの動作を示すフローチャート
である。
である。
【図6】設定アイコン画面SIGの一例を示す図であ
る。
る。
【図7】差出人設定処理ルーチンの動作を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図8】差出人設定画面SSGの一例を示す図である。
【図9】タイトル設定処理ルーチンの動作を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図10】タイトル設定画面TSGの一例を示す図であ
る。
る。
【図11】キーワード設定処理ルーチンの動作を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図12】キーワード設定画面KSGの一例を示す図で
ある。
ある。
【図13】送受信処理ルーチンの動作を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図14】受信簿表示処理ルーチンの動作を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図15】受信簿表示処理ルーチンの動作を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図16】受信簿表示処理ルーチンの動作を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図17】受信簿表示処理ルーチンの動作を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図18】受信簿画面RMGの一例を示す図である。
【図19】並べ替え処理ルーチンの動作を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図20】並べ替え設定画面NSGの一例を示す図であ
る。
る。
【図21】開封処理ルーチンの動作を示すフローチャー
トである。
トである。
【図22】開封画面KFGの一例を示す図である。
【図23】メール作成処理ルーチンの動作を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図24】メール作成画面MSGの一例を示す図であ
る。
る。
1 サーバーコンピュータ 2 携帯情報端末(PDA) 2a CPU 2b ROM 2c RAM 2d 表示部 2e キースイッチ 2f 入力装置 2g 通信制御部
Claims (6)
- 【請求項1】 メールを受信して受信簿に保持するメー
ル受信手段と、 優先順位を付与する条件を設定する条件設定手段と、 この条件設定手段が設定した条件に従って前記受信簿に
保持される受信メールに優先順位を付与する順位付与手
段と、 前記受信簿に保持される受信メールの序列を、前記順位
付与手段により付与された優先順位に従って並び替えて
一覧表示する並び替え手段とを具備することを特徴とす
る電子メール装置。 - 【請求項2】 前記条件設定手段が優先順位を付与する
条件として複数の差出人アドレスを順位設定した場合、
前記並べ替え手段は、受信簿に保持される受信メールの
内から該当する差出人アドレスのものを抽出し、それを
設定された差出人アドレスの順位順に並び替えることを
特徴とする請求項1記載の電子メール装置。 - 【請求項3】 前記条件設定手段が優先順位を付与する
条件として複数の件名を順位設定した場合、前記並べ替
え手段は、受信簿に保持される受信メールの内から該当
する件名を持つものを抽出し、それを設定された件名の
順位順に並び替えることを特徴とする請求項1記載の電
子メール装置。 - 【請求項4】 前記条件設定手段が優先順位を付与する
条件として複数のキーワードを順位設定した場合、前記
並べ替え手段は、受信簿に保持される受信メールの内か
ら該当するキーワードを含むものを抽出し、それを設定
されたキーワードの順位順に並び替えることを特徴とす
る請求項1記載の電子メール装置。 - 【請求項5】 前記条件設定手段は、前記メール受信手
段により受信されたメールの差出人アドレス毎に受信回
数を記憶する受信回数記憶手段を備え、優先順位を付与
する条件として受信回数が設定された場合には、前記並
べ替え手段は、この受信回数記憶手段を参照して受信簿
に保持される受信メールについて受信回数順に並び替え
ることを特徴とする請求項1記載の電子メール装置。 - 【請求項6】 メールを受信して受信簿に保持するメー
ル受信手段と、 複数の条件を論理演算により組合せて所望の優先順位を
付与するための条件式を形成する条件式形成手段と、 この条件式形成手段により形成された条件式に基づき、
前記受信簿に保持される受信メールに優先順位を付与す
る順位付与手段と、 前記受信簿に保持される受信メールの序列を、前記順位
付与手段により付与された優先順位に従って並び替えて
一覧表示する並び替え手段とを具備することを特徴とす
る電子メール装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9408398A JPH11272585A (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | 電子メール装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9408398A JPH11272585A (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | 電子メール装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1998
- 1998-03-23 JP JP9408398A patent/JPH11272585A/ja active Pending
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