JPH11272392A - 情報端末装置、及びインターネット端末装置 - Google Patents

情報端末装置、及びインターネット端末装置

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JPH11272392A
JPH11272392A JP7063898A JP7063898A JPH11272392A JP H11272392 A JPH11272392 A JP H11272392A JP 7063898 A JP7063898 A JP 7063898A JP 7063898 A JP7063898 A JP 7063898A JP H11272392 A JPH11272392 A JP H11272392A
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display
virtual keyboard
application programs
terminal device
display position
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JP7063898A
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English (en)
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Takumi Suzuki
卓巳 鈴木
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作者と表示画面間の位置関係が様々に変動
した場合であっても、操作者にとっての仮想キーボード
の視認性を良好に維持することができる情報端末装置、
及びインターネット端末装置を提供することを課題とす
る。 【解決手段】 表示制御部7は、仮想キーボード13
を、表示位置記憶部5に記憶されている表示画面上の表
示位置に位置付けて表示させる一方、1又は2以上のア
プリケーションプログラムが起動されたとき、仮想キー
ボード13の表示に用いられる仮想キーボード表示領域
11を除くその他の表示領域に、1又は2以上のアプリ
ケーションプログラムの表示内容を展開して表示させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のキーを配列
して構成される仮想キーボードを、表示装置の表示画面
上に表示する如く構成された情報端末装置に係り、特
に、操作者と表示画面間の位置関係が様々に変動した場
合であっても、操作者にとっての仮想キーボードの視認
性を良好に維持することができる情報端末装置、及びイ
ンターネット端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開平8−30548
3号公報に開示されているように、ソフトウェアキーボ
ードを、できるだけ汎用アプリケーションプログラム実
行の妨げにならないように表示画面上に表示することを
企図した技術が知られている。
【0003】特開平8−305483号公報に記載のソ
フトウェアキーボード表示方式は、ソフトウェアキーボ
ードを、情報処理装置のシステムにより用意されている
システムライン表示領域に表示する如く構成されてい
る。
【0004】このソフトウェアキーボード表示方式によ
れば、ソフトウェアキーボードが、情報処理装置のシス
テムにより用意されているシステムライン表示領域に表
示されるので、汎用のアプリケーションに対する表示を
できるだけ妨げずに、ソフトウェアキーボードを表示画
面上に表示することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のソフトウェアキーボード表示方式にあっては、
表示画面上におけるソフトウェアキーボードの表示位置
があらかじめ一意に決められていたために、操作者と表
示画面間の位置関係、つまり操作者と表示画面間の距
離、又は表示画面に対する操作者の視線入力角度等が様
々に変動した場合には、この位置関係の変動に伴って、
操作者にとってのソフトウェアキーボードの視認性が悪
化するおそれがあるという解決すべき課題があった。
【0006】そこで、操作者と表示画面間の位置関係が
様々に変動した場合であっても、操作者にとってのソフ
トウェアキーボードの視認性を良好に維持することがで
きる新規な技術の開発が関係者の間で待望されていた。
【0007】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、表示画面上における仮想キーボードの
表示位置を、操作者の嗜好に適合させて操作移動可能に
構成することにより、操作者と表示画面間の位置関係が
様々に変動した場合であっても、操作者にとっての仮想
キーボードの視認性を良好に維持することができる情報
端末装置を提供することを課題とする。
【0008】そして、本発明は、操作者と表示画面間の
位置関係が様々に変動した場合であっても、操作者にと
っての仮想キーボードの視認性を良好に維持することが
できるインターネット端末装置を提供することを課題と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、複数のキーを配列して構成され
る仮想キーボードを、表示手段の表示画面上に表示する
如く構成された情報端末装置であって、当該仮想キーボ
ードの表示画面上における表示位置を操作移動する際に
用いられる操作移動入力手段と、当該操作移動入力手段
を用いて操作移動された表示画面上における仮想キーボ
ードの表示位置を記憶する表示位置記憶手段と、前記仮
想キーボードを、前記表示位置記憶手段に記憶されてい
る表示画面上の表示位置に位置付けて表示させる一方、
1又は2以上のアプリケーションプログラムが起動され
たとき、当該仮想キーボードの表示に用いられる仮想キ
ーボード表示領域を除くその他の表示領域に、当該1又
は2以上のアプリケーションプログラムの表示内容を展
開して表示させる表示制御手段と、を備えて構成される
ことを要旨とする。
【0010】請求項1の発明によれば、まず、操作移動
入力手段を用いて、仮想キーボードの表示画面上におけ
る表示位置が操作移動されると、このときの表示位置が
表示位置記憶手段に記憶される。そして、表示制御手段
は、仮想キーボードを、表示位置記憶手段に記憶されて
いる表示画面上の表示位置に位置付けて表示させる一
方、1又は2以上のアプリケーションプログラムが起動
されたとき、仮想キーボードの表示に用いられる仮想キ
ーボード表示領域を除くその他の表示領域に、1又は2
以上のアプリケーションプログラムの表示内容を展開し
て表示させる。
【0011】このように、請求項1の発明によれば、表
示画面上における仮想キーボードの表示位置を、操作者
の嗜好に適合させて操作移動可能に構成したので、した
がって、操作者と表示画面間の位置関係が様々に変動し
た場合であっても、操作者にとっての仮想キーボードの
視認性を良好に維持することができる。
【0012】しかも、請求項1の発明によれば、1又は
2以上のアプリケーションプログラムが起動されたと
き、仮想キーボードの表示に用いられる仮想キーボード
表示領域を除くその他の表示領域に、1又は2以上のア
プリケーションプログラムの表示内容を展開して表示さ
せる構成を採用したので、したがって、1又は2以上の
アプリケーションプログラムが起動された場合であって
も、アプリケーションプログラムの表示内容が仮想キー
ボードを覆うことは未然に防止され、この結果、操作者
にとっての仮想キーボードの視認性を良好に維持するこ
とができる。
【0013】また、請求項2の発明は、前記表示位置記
憶手段に記憶される仮想キーボードの表示位置は、複数
種類となることを妨げないことを要旨とする。
【0014】さらに、請求項3の発明は、前記表示位置
記憶手段に記憶される仮想キーボードの表示位置は、複
数の操作者毎に複数種類用意されることを要旨とする。
【0015】請求項3の発明によれば、表示画面上にお
ける仮想キーボードの表示位置は、複数の操作者毎に複
数種類用意されるので、したがって、複数の操作者の各
々は、複数の操作者毎にカスタマイズされた仮想キーボ
ードの表示位置のうち、自身の嗜好に適合した仮想キー
ボードの表示位置を選択すれば、各自の嗜好に適合した
表示環境にカスタマイズされた仮想キーボードを用いて
データ入力操作を行うことができ、この結果、操作者に
とっての仮想キーボードの視認性を良好に維持すること
ができるとともに、データ入力時における操作性を飛躍
的に向上することができる。
【0016】しかも、請求項4の発明は、前記表示制御
手段は、前記仮想キーボードを、前記表示位置記憶手段
に記憶されている表示画面上の表示位置に位置付けて表
示させる一方、複数のアプリケーションプログラムが起
動されたとき、当該仮想キーボードの表示に用いられる
仮想キーボード表示領域を除くその他の表示領域に、当
該複数のアプリケーションプログラムの表示内容を、相
互に重ならないように展開して表示させることを要旨と
する。
【0017】請求項4の発明によれば、表示制御手段
は、仮想キーボードを、表示位置記憶手段に記憶されて
いる表示画面上の表示位置に位置付けて表示させる一
方、複数のアプリケーションプログラムが起動されたと
き、仮想キーボードの表示に用いられる仮想キーボード
表示領域を除くその他の表示領域に、複数のアプリケー
ションプログラムの表示内容を、相互に重ならないよう
に展開して表示させるので、したがって、複数のアプリ
ケーションプログラムを同時並列的に使用したいという
操作者の要求が生じた場合であっても、この要求を満足
した表示環境を構築することができる。
【0018】また、請求項5の発明は、複数のキーを配
列して構成される仮想キーボードを、表示手段の表示画
面上に表示する如く構成されたインターネット端末装置
であって、当該仮想キーボードの表示画面上における表
示位置を操作移動する際に用いられる操作移動入力手段
と、当該操作移動入力手段を用いて操作移動された表示
画面上における仮想キーボードの表示位置を記憶する表
示位置記憶手段と、前記仮想キーボードを、前記表示位
置記憶手段に記憶されている表示画面上の表示位置に位
置付けて表示させる一方、1又は2以上のアプリケーシ
ョンプログラムが起動されたとき、当該仮想キーボード
の表示に用いられる仮想キーボード表示領域を除くその
他の表示領域に、当該1又は2以上のアプリケーション
プログラムの表示内容を展開して表示させる表示制御手
段と、を備えて構成されることを要旨とする。
【0019】請求項5の発明によれば、まず、操作移動
入力手段を用いて、仮想キーボードの表示画面上におけ
る表示位置が操作移動されると、このときの表示位置が
表示位置記憶手段に記憶される。そして、表示制御手段
は、仮想キーボードを、表示位置記憶手段に記憶されて
いる表示画面上の表示位置に位置付けて表示させる一
方、1又は2以上のアプリケーションプログラムが起動
されたとき、仮想キーボードの表示に用いられる仮想キ
ーボード表示領域を除くその他の表示領域に、1又は2
以上のアプリケーションプログラムの表示内容を展開し
て表示させる。
【0020】このように、請求項5の発明によれば、表
示画面上における仮想キーボードの表示位置を、操作者
の嗜好に適合させて操作移動可能に構成したので、した
がって、操作者と表示画面間の位置関係が様々に変動し
た場合であっても、操作者にとっての仮想キーボードの
視認性を良好に維持することが可能なインターネット端
末装置を得ることができる。
【0021】しかも、請求項5の発明によれば、1又は
2以上のアプリケーションプログラムが起動されたと
き、仮想キーボードの表示に用いられる仮想キーボード
表示領域を除くその他の表示領域に、1又は2以上のア
プリケーションプログラムの表示内容を展開して表示さ
せる構成を採用したので、したがって、1又は2以上の
アプリケーションプログラムが起動された場合であって
も、アプリケーションプログラムの表示内容が仮想キー
ボードを覆うことは未然に防止され、この結果、操作者
にとっての仮想キーボードの視認性を良好に維持するこ
とが可能なインターネット端末装置を得ることができ
る。
【0022】そして、請求項6の発明は、前記1又は2
以上のアプリケーションプログラムは、インターネット
を介してホームページを閲覧する際に用いられるブラウ
ザを含むことを要旨とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る情報端末装
置、及びインターネット端末装置の一実施形態につい
て、図に基づいて詳細に説明する。
【0024】図1は、本発明に係る情報端末装置、及び
インターネット端末装置に共通する概略ブロック構成
図、図2は、本発明に係る情報端末装置、及びインター
ネット端末装置に共通する動作フローチャート図であ
る。なお、本実施形態中、情報端末装置としてインター
ネット端末装置を採用した形態を例示して説明するが、
本発明に係る情報端末装置とインターネット端末装置と
はその主要部の構成が共通であるため、インターネット
端末装置を説明することで情報端末装置の説明に代える
こととする。
【0025】本発明に係るインターネット端末装置1
は、図1に示すように、操作移動入力手段として機能す
る操作移動入力部3と、表示位置記憶手段として機能す
る表示位置記憶部5と、文字、数字、記号、又は各種機
能を含むデータを入力する際に用いられる複数のキー1
5を配列して構成される仮想キーボード13等を、表示
手段である表示装置9の表示画面上に表示する表示制御
手段として機能する表示制御部7と、を備えて構成され
ている。
【0026】なお、仮想キーボード13上に配列される
複数のキー15は、後述するように、複数の操作者毎に
あらかじめ記憶された表示画面上における仮想キーボー
ド13の表示位置を選択する際に用いられる操作者選択
キー19と、かな漢字変換、次入力候補の選択、入力文
字の確定又は削除等を行う際に用いられる各種機能キー
21とを含んで構成されている。また、仮想キーボード
13は、複数のキー15に加えて、複数のキー15を用
いて選択的に入力されたデータを表示する入力データ表
示部17をさらに含んで構成されている。しかも、仮想
キーボード13は、操作者にとっての複数のキー15の
視認性を向上するために、表示画面上に立体的に表示す
る如く構成することができる。
【0027】操作移動入力部3は、表示画面上における
仮想キーボード13の表示位置を操作移動するか、又は
仮想キーボード13における複数のキー15のうち、い
ずれかのキーを選択的に入力する際に用いられるもので
あり、例えば、マウス、赤外線感知方式のスライドパッ
ド、ジョイスティック、タッチパネル等を適宜採用する
ことができる。
【0028】具体的には、操作移動入力部3として、例
えばマウスを使用した場合には、仮想キーボード13上
における複数のキー15の表示占有領域を除く適宜の領
域へカーソル23を位置付けておき、マウスの左ボタン
の押下状態を維持して操作者の嗜好に適合する表示画面
上の位置へ仮想キーボード13の意匠をドラッグし、仮
想キーボード13が操作者の嗜好に適合した表示位置に
到達したとき、マウスの左ボタンを押下状態から解放す
れば、仮想キーボード13の表示位置を、所望の位置に
移動し得る如く構成することができる。
【0029】表示位置記憶部5は、操作移動入力部3を
用いて操作移動された表示画面上における仮想キーボー
ド13の表示位置を記憶する機能を備えている。なお、
表示位置記憶部5に記憶される仮想キーボード13の表
示位置は、複数種類となることを妨げないものであり、
さらに言えば、後で詳述するように、複数の操作者毎に
複数種類用意される構成を採用することができる。
【0030】表示制御部7は、仮想キーボード13を、
表示位置記憶部5に記憶されている表示画面上の表示位
置に位置付けて表示させる仮想キーボード位置付け表示
機能と、1又は2以上のアプリケーションプログラムが
起動されたとき、仮想キーボード13の表示に用いられ
る仮想キーボード表示領域11を除くその他の表示領域
に、1又は2以上のアプリケーションプログラムの表示
内容を展開して表示させるアプリケーションプログラム
展開表示機能とを有している。
【0031】なお、1又は2以上のアプリケーションプ
ログラムとしては、例えばインターネットを介してホー
ムページを閲覧する際に用いられるWWWブラウザを採
用することができる。図1には、表示装置9の表示画面
上における仮想キーボード表示領域11を除くその他の
表示領域に、WWWブラウザを起動させてブラウザ画面
25を展開表示し、さらに、ブラウザ画面25における
情報表示領域29に、インターネットを介して取得した
矢崎総業株式会社のホームページを表示させたときの一
例が示されている。ここで、符号27の部材は、ホーム
ページの閲覧等に係る各種機能が割り付けられた機能ア
イコン群である。
【0032】次に、上述の如く構成されたインターネッ
ト端末装置1の基本動作について、図2に示す動作フロ
ーチャート図を参照して説明する。
【0033】まず、ステップS1において、仮想キーボ
ード13の操作入力モードが通常モードにあるとき、あ
る操作者が、操作移動入力部3として例えばマウスを用
いて、仮想キーボード13上における複数のキー15の
表示占有領域を除く適宜の領域へカーソル23を位置付
けておき、マウスの左ボタンの押下状態を維持して自身
の嗜好に適合する表示画面上の位置へ仮想キーボード1
3をドラッグし、仮想キーボード13が自身の嗜好に適
合した表示位置に到達したとき、マウスの左ボタンを押
下状態から解放することにより、仮想キーボード13の
表示位置が、自身の嗜好に適合した位置に移動される。
【0034】次に、ステップS2において、ステップS
1で操作移動された仮想キーボード13の表示位置が、
カスタマイズ情報として表示位置記憶部5における所定
のアドレスに記憶登録される。
【0035】そして、ステップS3において、表示制御
部7は、仮想キーボード13を、表示位置記憶部5に記
憶されている表示画面上の表示位置に位置付けて表示さ
せるとともに、1又は2以上のアプリケーションプログ
ラムが起動されたとき、仮想キーボード13の表示に用
いられる仮想キーボード表示領域11を除くその他の表
示領域に、1又は2以上のアプリケーションプログラム
の表示内容を展開して表示させる。
【0036】このように、本発明に係る情報端末装置に
よれば、表示画面上における仮想キーボードの表示位置
を、操作者の嗜好に適合させて操作移動可能に構成した
ので、したがって、操作者と表示画面間の位置関係が様
々に変動した場合であっても、操作者にとっての仮想キ
ーボードの視認性を良好に維持することができる。
【0037】しかも、本発明に係る情報端末装置によれ
ば、1又は2以上のアプリケーションプログラムが起動
されたとき、仮想キーボードの表示に用いられる仮想キ
ーボード表示領域を除くその他の表示領域に、1又は2
以上のアプリケーションプログラムの表示内容を展開し
て表示させる構成を採用したので、したがって、1又は
2以上のアプリケーションプログラムが起動された場合
であっても、アプリケーションプログラムの表示内容が
仮想キーボードを覆うことは未然に防止され、この結
果、操作者にとっての仮想キーボードの視認性を良好に
維持することができる。
【0038】特に、本発明をインターネット端末装置1
に適用した場合には、操作者と表示画面間の位置関係が
様々に変動した場合や、1又は2以上のアプリケーショ
ンプログラムが起動された場合であっても、操作者にと
っての仮想キーボードの視認性を良好に維持することが
でき、データ入力時における操作性が飛躍的に改善され
たインターネット端末装置1を得ることができる。
【0039】次に、本インターネット端末装置1の他の
実施形態として、複数の操作者の各々に対応付けて、複
数の操作者選択キー19の各々に割り付けられるカスタ
マイズ情報をそれぞれ設定する際の操作手順について、
ある操作者、例えば「Aさん」が、仮想キーボード13
の表示位置を、自身の嗜好に適合したものにカスタマイ
ズする場合を例示して説明する。
【0040】まず、仮想キーボード13の操作入力モー
ドを、通常モードからカスタマイズモードへ移行させた
後に、操作移動入力部3として例えばマウスを用いて、
仮想キーボード13上における複数のキー15の表示占
有領域を除く適宜の領域へカーソル23を位置付けてお
き、マウスの左ボタンの押下状態を維持して操作者「A
さん」自身の嗜好に適合する表示画面上の位置へ仮想キ
ーボード13をドラッグし、仮想キーボード13が自身
の嗜好に適合した表示位置に到達したとき、マウスの左
ボタンを押下状態から解放する。これにより、仮想キー
ボード13の表示位置が、操作者「Aさん」の嗜好に適
合した位置に移動される。このとき、操作者「Aさん」
が「Aさん」キーを入力操作すれば、上述の手順で移動
後の仮想キーボード13の表示位置が、操作者「Aさ
ん」のカスタマイズ情報として記憶登録される。
【0041】同様にして、「Bさん」、又は「Cさん」
等の複数の操作者毎の嗜好に適合する仮想キーボード1
3の表示位置カスタマイズが順次実行される。
【0042】このように、表示画面上における仮想キー
ボード13の表示位置は、複数の操作者毎に複数種類用
意されるので、したがって、複数の操作者の各々は、複
数の操作者選択キー19のうち、自身の嗜好に適合した
仮想キーボード13の表示位置を内容とするカスタマイ
ズ情報が割り付けられた特定のキーの入力操作を行え
ば、各自の嗜好に適合した表示環境にカスタマイズされ
た仮想キーボードを用いてデータ入力操作を行うことが
でき、この結果、操作者にとっての仮想キーボードの視
認性を良好に維持することができるとともに、データ入
力時における操作性を飛躍的に向上することができる。
【0043】なお、本発明は、上述した実施形態の例に
限定されることなく、適宜の変更を加えることにより、
その他の態様で実施することができる。
【0044】すなわち、例えば、本発明の実施形態にお
いて、表示制御部7が果たす機能として、仮想キーボー
ド13を、表示位置記憶部5に記憶されている表示画面
上の表示位置に位置付けて表示させる一方、1又は2以
上のアプリケーションプログラムが起動されたとき、仮
想キーボード13の表示に用いられる仮想キーボード表
示領域11を除くその他の表示領域に、1又は2以上の
アプリケーションプログラムの表示内容を展開して表示
させる形態を例示して説明したが、本発明はこの形態の
みに限定されることなく、表示制御部7が果たす機能と
して、仮想キーボード13を、表示位置記憶部5に記憶
されている表示画面上の表示位置に位置付けて表示させ
る一方、複数のアプリケーションプログラムが起動され
たとき、仮想キーボード13の表示に用いられる仮想キ
ーボード表示領域11を除くその他の表示領域に、複数
のアプリケーションプログラムの表示内容を、相互に重
ならないように展開して表示させる形態を採用すること
もできる。
【0045】このようにすれば、複数のアプリケーショ
ンプログラムが起動されたとき、仮想キーボード13の
表示に用いられる仮想キーボード表示領域11を除くそ
の他の表示領域に、複数のアプリケーションプログラム
の表示内容が、相互に重ならないように展開して表示さ
れるので、したがって、複数のアプリケーションプログ
ラムを同時並列的に使用したいという操作者の要求が生
じた場合であっても、この要求を満足した表示環境を構
築することができる。
【0046】最後に、本発明の実施形態において、情報
端末装置としてインターネット端末装置を採用した形態
を例示して説明したが、本発明はこれのみに限定される
ものではなく、携帯可能に構成されたパーソナルコンピ
ュータであるいわゆるモバイルコンピュータ、携帯電
話、PHSなどの、あらゆる形態の情報端末装置に適用
することができることは言うまでもない。
【0047】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1の
発明によれば、表示画面上における仮想キーボードの表
示位置を、操作者の嗜好に適合させて操作移動可能に構
成したので、したがって、操作者と表示画面間の位置関
係が様々に変動した場合であっても、操作者にとっての
仮想キーボードの視認性を良好に維持することができ
る。
【0048】しかも、請求項1の発明によれば、1又は
2以上のアプリケーションプログラムが起動されたと
き、仮想キーボードの表示に用いられる仮想キーボード
表示領域を除くその他の表示領域に、1又は2以上のア
プリケーションプログラムの表示内容を展開して表示さ
せる構成を採用したので、したがって、1又は2以上の
アプリケーションプログラムが起動された場合であって
も、アプリケーションプログラムの表示内容が仮想キー
ボードを覆うことは未然に防止され、この結果、操作者
にとっての仮想キーボードの視認性を良好に維持するこ
とができる。
【0049】また、請求項3の発明によれば、表示画面
上における仮想キーボードの表示位置は、複数の操作者
毎に複数種類用意されるので、したがって、複数の操作
者の各々は、複数の操作者毎にカスタマイズされた仮想
キーボードの表示位置のうち、自身の嗜好に適合した仮
想キーボードの表示位置を選択すれば、各自の嗜好に適
合した表示環境にカスタマイズされた仮想キーボードを
用いてデータ入力操作を行うことができ、この結果、操
作者にとっての仮想キーボードの視認性を良好に維持す
ることができるとともに、データ入力時における操作性
を飛躍的に向上することができる。
【0050】さらに、請求項4の発明によれば、表示制
御手段は、仮想キーボードを、表示位置記憶手段に記憶
されている表示画面上の表示位置に位置付けて表示させ
る一方、複数のアプリケーションプログラムが起動され
たとき、仮想キーボードの表示に用いられる仮想キーボ
ード表示領域を除くその他の表示領域に、複数のアプリ
ケーションプログラムの表示内容を、相互に重ならない
ように展開して表示させるので、したがって、複数のア
プリケーションプログラムを同時並列的に使用したいと
いう操作者の要求が生じた場合であっても、この要求を
満足した表示環境を構築することができる。
【0051】そして、請求項5の発明によれば、表示画
面上における仮想キーボードの表示位置を、操作者の嗜
好に適合させて操作移動可能に構成したので、したがっ
て、操作者と表示画面間の位置関係が様々に変動した場
合であっても、操作者にとっての仮想キーボードの視認
性を良好に維持することが可能なインターネット端末装
置を得ることができる。
【0052】しかも、請求項5の発明によれば、1又は
2以上のアプリケーションプログラムが起動されたと
き、仮想キーボードの表示に用いられる仮想キーボード
表示領域を除くその他の表示領域に、1又は2以上のア
プリケーションプログラムの表示内容を展開して表示さ
せる構成を採用したので、したがって、1又は2以上の
アプリケーションプログラムが起動された場合であって
も、アプリケーションプログラムの表示内容が仮想キー
ボードを覆うことは未然に防止され、この結果、操作者
にとっての仮想キーボードの視認性を良好に維持するこ
とが可能なインターネット端末装置を得ることができる
というきわめて優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る情報端末装置、及びイン
ターネット端末装置に共通する概略ブロック構成図であ
る。
【図2】図2は、本発明に係る情報端末装置、及びイン
ターネット端末装置に共通する動作フローチャート図で
ある。
【符号の説明】
1 インターネット端末装置(情報端末装置) 3 操作移動入力部(操作移動入力手段) 5 表示位置記憶部(表示位置記憶手段) 7 表示制御部(表示制御手段) 9 表示装置(表示手段) 11 仮想キーボード表示領域 13 仮想キーボード 15 複数のキー 17 入力データ表示部 19 操作者選択キー 21 各種機能キー 23 カーソル 25 ブラウザ画面 27 機能アイコン群 29 情報表示領域

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のキーを配列して構成される仮想キ
    ーボードを、表示手段の表示画面上に表示する如く構成
    された情報端末装置であって、 当該仮想キーボードの表示画面上における表示位置を操
    作移動する際に用いられる操作移動入力手段と、 当該操作移動入力手段を用いて操作移動された表示画面
    上における仮想キーボードの表示位置を記憶する表示位
    置記憶手段と、 前記仮想キーボードを、前記表示位置記憶手段に記憶さ
    れている表示画面上の表示位置に位置付けて表示させる
    一方、 1又は2以上のアプリケーションプログラムが起動され
    たとき、当該仮想キーボードの表示に用いられる仮想キ
    ーボード表示領域を除くその他の表示領域に、当該1又
    は2以上のアプリケーションプログラムの表示内容を展
    開して表示させる表示制御手段と、 を備えて構成されることを特徴とする情報端末装置。
  2. 【請求項2】 前記表示位置記憶手段に記憶される仮想
    キーボードの表示位置は、複数種類となることを妨げな
    いことを特徴とする請求項1に記載の情報端末装置。
  3. 【請求項3】 前記表示位置記憶手段に記憶される仮想
    キーボードの表示位置は、複数の操作者毎に複数種類用
    意されることを特徴とする請求項1乃至2に記載の情報
    端末装置。
  4. 【請求項4】 前記表示制御手段は、 前記仮想キーボードを、前記表示位置記憶手段に記憶さ
    れている表示画面上の表示位置に位置付けて表示させる
    一方、 複数のアプリケーションプログラムが起動されたとき、
    当該仮想キーボードの表示に用いられる仮想キーボード
    表示領域を除くその他の表示領域に、当該複数のアプリ
    ケーションプログラムの表示内容を、相互に重ならない
    ように展開して表示させることを特徴とする請求項1乃
    至3に記載の情報端末装置。
  5. 【請求項5】 複数のキーを配列して構成される仮想キ
    ーボードを、表示手段の表示画面上に表示する如く構成
    されたインターネット端末装置であって、 当該仮想キーボードの表示画面上における表示位置を操
    作移動する際に用いられる操作移動入力手段と、 当該操作移動入力手段を用いて操作移動された表示画面
    上における仮想キーボードの表示位置を記憶する表示位
    置記憶手段と、 前記仮想キーボードを、前記表示位置記憶手段に記憶さ
    れている表示画面上の表示位置に位置付けて表示させる
    一方、 1又は2以上のアプリケーションプログラムが起動され
    たとき、当該仮想キーボードの表示に用いられる仮想キ
    ーボード表示領域を除くその他の表示領域に、当該1又
    は2以上のアプリケーションプログラムの表示内容を展
    開して表示させる表示制御手段と、 を備えて構成されることを特徴とするインターネット端
    末装置。
  6. 【請求項6】 前記1又は2以上のアプリケーションプ
    ログラムは、インターネットを介してホームページを閲
    覧する際に用いられるブラウザを含むことを特徴とする
    請求項5に記載のインターネット端末装置。
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