JPH11272359A - 電子機器用ドッキングステーション - Google Patents

電子機器用ドッキングステーション

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Publication number
JPH11272359A
JPH11272359A JP10077939A JP7793998A JPH11272359A JP H11272359 A JPH11272359 A JP H11272359A JP 10077939 A JP10077939 A JP 10077939A JP 7793998 A JP7793998 A JP 7793998A JP H11272359 A JPH11272359 A JP H11272359A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
electronic device
docking station
portable electronic
upper cabinet
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10077939A
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English (en)
Inventor
Masaru Matsuda
大 松田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R2205/00Details of stereophonic arrangements covered by H04R5/00 but not provided for in any of its subgroups
    • H04R2205/021Aspects relating to docking-station type assemblies to obtain an acoustical effect, e.g. the type of connection to external loudspeakers or housings, frequency improvement

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯型電子機器と他の電子機器との間のデー
タ通信に使用されるドッキングステーションにおいて、
携帯型電子機器との接続を行うコネクタを確実に保護す
る。その保護に伴う操作性の悪化を回避する。 【解決手段】 ドッキングステーションに、コネクタ4
0を保護するためのコネクタカバー33を設ける。コネ
クタカバー33は可動式で、携帯型電子機器10を装着
する操作に伴って閉位置から開位置へ移動する。この移
動により、コネクタ40は露出状態となり、装着された
携帯型電子機器10と結合される。装着された携帯型電
子機器10を取り外すと、コネクタカバー33は閉位置
へ自動復帰する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器間のデー
タ通信、具体的には、電子システム手帳、携帯電話等の
携帯型電子機器とコンピュータ等の他の電子機器との間
のデータ通信を行うために使用される電子機器用ドッキ
ングステーションに関する。
【0002】
【従来の技術】データ通信技術の発展に伴い電子機器の
ポータブル化、パーソナル化が進み、今日では電子シス
テム手帳、携帯電話等の携帯型電子機器の市場が大きく
拡大している。このような携帯型電子機器のなかには、
データ端末装置等の他の電子機器との間でデータ通信を
行うことができるものがあり、このデータ通信のために
携帯型電子機器を他の電子機器と電気的に接続するのが
ドッキングステーションである。
【0003】図5はドッキングステーションの外観及び
使用形態を模式的に示す斜視図、図6(a),(b)は
図5のA−A線断面図であり、図6(a)は携帯型電子
機器が装着されていない状態を、図6(b)は携帯型電
子機器が装着された状態をそれぞれ示す。
【0004】ドッキングステーション1は、箱形の下キ
ャビネット1aと、下キャビネット1a内に嵌合された
上キャビネット1bとを備えている。電子システム手帳
等の携帯型電子機器2は、下キャビネット1a内の上キ
ャビネット1b上に挿入されて固定される。
【0005】下キャビネット1aの底板上には、コネク
タ1dが設けられている。このコネクタ1dは、上キャ
ビネット1bを貫通して上キャビネット1b上に突出し
ている。ドッキングステーション1とデータ端末装置3
との間はケーブルにより通信可能に接続されている。
【0006】携帯型電子機器2とデータ端末装置3との
間でデータ通信を行うときは、携帯型電子機器2をドッ
キングステーション1の下キャビネット1a内に押し込
む。押し込まれた携帯型電子機器2は、コネクタ1dと
結合され、両側のロック部1e,1eにより固定され
る。これにより、携帯型電子機器2内のインターフェイ
スが、ドッキングステーション1内のレベル変換インタ
ーフェイスを介して、データ端末装置3内のインターフ
ェイスと接続される。
【0007】携帯型電子機器2を取り外すときは、ロッ
ク解除用のノブ1fを操作し、携帯型電子機器2をロッ
ク部1e,1eによる拘束から解放する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のドッ
キングステーション1には、そのコネクタ1dに関連し
て次のような問題がある。
【0009】携帯型電子機器2がドッキングステーショ
ン1に装着されていない状態では、ドッキングステーシ
ョン1のコネクタ1dは、その端子が剥き出し状態にな
る。このため、コネクタ1dの端子に塵埃が付着しやす
い。また、湿気による影響のため端子の劣化が生じやす
い。更には、外力が付加されることによる端子の変形
や、コネクタ内部に異物が進入する危険性もある。
【0010】これらのため、携帯型電子機器2とデータ
端末装置3の間の通信機能が阻害されやすいという問題
がある。
【0011】この問題を解決するために、図7に示すよ
うに、コネクタ1dにキャップ4を装着することが考え
られる。しかし、キャップ4によってコネクタ1dを保
護する場合には、以下のような問題が発生する。
【0012】携帯型電子機器2の装着・取り外しのたび
にキャップ4を着脱しなければならず、その操作が煩わ
しい。キャップ4を紛失するおそれがあり、キャップ4
を失った場合にはコネクタ1dを保護できなくなる。一
方、使用時にキャップ4を外し忘れる危険性もある。キ
ャップ4を外し忘れ、キャップ4が装着されたままで携
帯型電子機器2の装着操作を実行した場合は、キャップ
4によって携帯型電子機器2の側が損傷するおそれがあ
る。
【0013】本発明は上記従来の問題を解決するもので
あり、その目的は、携帯型電子機器との接続に使用され
るコネクタを簡単かつ確実に保護でき、合わせて携帯型
電子機器の側も確実に保護できる電子機器用ドッキング
ステーションを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の電子機器用ドッ
キングステーションは、携帯型電子機器と他の電子機器
の間でデータ通信を行うために、該携帯型電子機器がコ
ネクタを介して接続されるドッキングステーション本体
と、該ドッキングステーション本体に該コネクタを保護
するべく取り付けられ、且つ該コネクタを保護する閉位
置と該コネクタを露出させる開位置とに移動可能である
可動式のコネクタカバーと、該携帯型電子機器が該ドッ
キングステーション本体に装着されるときに、その動作
に連動して、該コネクタカバーを該閉止位置から該開放
位置に移動させるカバー駆動手段とを具備しており、そ
のことによって上記目的が達成される。
【0015】好ましくは、前記カバー駆動手段は、前記
ドッキングステーション本体から前記携帯型電子機器が
取り外されたときに、前記コネクタカバーを前記開位置
から前記閉位置へ自動復帰させる構成とする。
【0016】また、好ましくは、前記コネクタカバーを
前記閉位置に固定し、前記携帯型電子機器が前記ドッキ
ングステーション本体に装着されるときに、その動作に
連動して該固定状態が解除されるロック手段を設ける。
【0017】また、好ましくは、前記ロック手段は、前
記ドッキングステーション本体から前記携帯型電子機器
が取り外されたときに、前記固定状態に自動復帰する構
成とする。
【0018】以下、本発明の作用を、本発明の実施形態
を示す図1及び図2を参照して説明する。
【0019】図1及び図2において、ドッキングステー
ションの本体ケースが、箱型の下キャビネット20と、
下キャビネット20内に設けられた昇降式の上キャビネ
ット30とにより構成されている。下キャビネット20
の底板上にはコネクタ40が設けられている。上キャビ
ネット30はスプリング31,31・・により上方に付
勢されている。上キャビネット30には、コネクタ40
を上キャビネット30上に露出させるための開口部32
と、コネクタ40を保護するために開口部32を閉じる
スライド式のコネクタカバー33とが設けられている。
【0020】ここで、上キャビネット30は、上限では
コネクタ40より上方に位置し、下限ではコネクタ40
の上端より下方に位置して、コネクタ40の上端部を開
口部32から上キャビネット30の上方に突出させる。
また、コネクタカバー33は、レバー34によって下キ
ャビネット20の底板と連結され、上キャビネット30
が上限に位置する状態で開口部32を閉じ、上キャビネ
ット30が下限へ下降することにより開口部32を開
く。
【0021】携帯型電子機器としての電子システム手帳
10が装着されていないときは、上キャビネット30は
上限に位置する。従って、開口部32はコネクタカバー
33によって閉止され、コネクタ40はコネクタカバー
33によって保護される。
【0022】電子システム手帳10を装着するために、
これを下キャビネット20内に押し込むと、上キャビネ
ット30が下降し、この下降に伴ってコネクタカバー3
3が閉位置から開位置へ移動する。電子システム手帳1
0が装着位置に固定されるまで、これを下キャビネット
20内に押し込むと、開口部32は完全に開放し、コネ
クタ40はこの開口部32を通して上キャビネット30
上に突出することにより、電子システム手帳10と結合
される。
【0023】電子システム手帳10を下キャビネット2
0内から取り出すと、上キャビネット30が上限位置に
自動復帰し、開口部32が再度コネクタカバー33によ
って閉止される。
【0024】ここでは、携帯型電子機器の装着に伴って
コネクタカバー33を自動開放するカバー駆動手段は、
昇降式の上キャビネット30と、これを付勢するスプリ
ング31,31・・と、下キャビネット20の底板とコ
ネクタカバー33を連結するレバー34とにより構成さ
れており、且つ、携帯型電子機器の取り外しに伴ってコ
ネクタカバー33を閉位置に自動復帰させる構成になっ
ている。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0026】図1〜図4は本発明電子機器用ドッキング
ステーションの一実施形態を示す。本実施形態の電子機
器用ドッキングステーションは、図1及び図2に示すよ
うに、電子システム手帳10とデータ端末装置等の他の
電子機器との間でデータ通信を行うために使用される。
【0027】このドッキングステーションは、本体ケー
スとして、箱型の下キャビネット20と、下キャビネッ
ト20内に、その底板に沿って収容された上キャビネッ
ト30とを備えている。上キャビネット30は昇降可能
であって、複数のスプリング31,31・・により上方
に付勢されている。
【0028】電子システム手帳10は、上キャビネット
30上に載置され、スプリング31,31・・による付
勢力に抗して下方へ押圧されることにより、下キャビネ
ット20内に押し込まれ、最終的には両側のロック部3
5,35により装着位置に固定される。ロック部35,
35は、ロック解除用のノブ36を操作することにより
電子システム手帳10を解放し、この操作により、電子
システム手帳10は元の位置まで押し上げられる。
【0029】下キャビネット20の底板上には、電子シ
ステム手帳10との接続のために、コネクタ40が設け
られている。コネクタ40を上キャビネット30の上方
に突出させるために、上キャビネット30には四角形の
開口部32が設けられている。コネクタ40は、上キャ
ビネット30が上限に位置する状態では上キャビネット
30の下方に位置し、電子システム手帳10の装着に伴
って上キャビネット30が下限位置に下降した状態で
は、開口部32を通して一部が上キャビネット30上に
突出することにより、電子システム手帳10と結合され
る。
【0030】また、上キャビネット30には、コネクタ
40を保護するためにスライド式のコネクタカバー33
が取り付けられている。コネクタカバー33は、開口部
32を開閉するスライド式のカバーであり、その開閉の
ために、傾斜したレバー34によって下キャビネット2
0の底板に連結されている。コネクタカバー33には、
開位置でコネクタ40を上方に突出させるために開口部
39が設けられている。
【0031】このコネクタカバー33は、上キャビネッ
ト30が上限に位置する状態では開口部32を閉じて、
その下方のコネクタ40を保護する。電子システム手帳
10の装着に伴って上キャビネット30が下降すると、
レバー34が傾動してコネクタカバー33を開放する。
上キャビネット30が下限位置に下降した状態では、上
キャビネット30の開口部32にコネクタカバー33の
開口部39が合致する。これにより、上キャビネット3
0の開口部32が完全に開放し、開口部32,39を通
ってコネクタ40の一部が上キャビネット30上に突出
する。
【0032】このように、本実施形態の電子機器用ドッ
キングステーションでは、コネクタカバー33を駆動す
るカバー駆動手段は、昇降式の上キャビネット30と、
上キャビネット30を上方に付勢する複数のスプリング
31,31・・と、コネクタカバー33と下キャビネッ
ト20の底板を連結するレバー34とで構成されてい
る。
【0033】このドッキングステーションは更に、電子
システム手帳10が装着されていないときにコネクタカ
バー33を閉位置に固定するロック手段を備えている。
このロック手段は、図3及び図4に示すように、下キャ
ビネット20の壁部の内面に取り付けられた可動式のロ
ック部材50、50を備えている。ロック部材50、5
0は、上記壁部の4辺のうちの、例えば使用時に手前側
に位置する1辺に、所定の間隔を有して取り付けられて
いる(図1参照)。
【0034】各ロック部材50は、上記壁部に直角な方
向に移動可能に支持されており、且つスプリング52に
より上記壁部の内側に向かって付勢されている。各ロッ
ク部材50の下部には、上キャビネット30を係止する
ために、上記壁部の内側に向かって突出した爪状の係止
部51が設けられている。係止部51の下面は、上記壁
部の内側に向かって上方に傾斜したテーパ面になってい
る。一方、上キャビネット30の手前側の縁部上面は、
手前側に向かって下方に傾斜した傾斜面37になってい
る。上記壁部の内面には、ロック部材50の後退動作を
許容するために凹部21が設けられている。
【0035】電子システム手帳10が装着されていない
ときは、各ロック部材50は上記壁部より内側に突出
し、係止部51により上キャビネット30を上限位置に
固定する。これにより、上キャビネット30に取り付け
られたコネクタカバー33は閉位置に固定される。
【0036】電子システム手帳10を装着するときに上
キャビネット30の傾斜面37に沿って電子システム手
帳10を手前側に押すと、各ロック部材50は手前側に
移動し、上記壁部に設けられた凹部21に進入する。こ
れにより、上キャビネット30は固定状態から下降可能
な状態に切り替わる。
【0037】このように、本実施形態の電子機器用ドッ
キングステーションでは、コネクタカバー33を閉位置
に固定するロック手段は、昇降式の上キャビネット30
をロックする可動式のロック部材50,50と、各ロッ
ク部材50を付勢するスプリング52とで構成されてい
る。
【0038】次に、本実施形態の電子機器用ドッキング
ステーションの使用方法及び機能について説明する。
【0039】このドッキングステーションに電子システ
ム手帳10が装着されていない状態では、図2(a)に
示すように、上キャビネット30は上限に位置し、その
開口部32は下キャビネット20の底板上に設けられた
コネクタ40の上方に位置する。そして、この開口部3
2は、上キャビネット30に取り付けられたコネクタカ
バー33により閉止される。従って、コネクタ40は上
キャビネット30及びコネクタカバー33により保護さ
れる。
【0040】このとき、上キャビネット30は、図3に
示すように、ロック部材50,50により上限位置に固
定される。この状態では、上キャビネット30は上方か
ら外力を受けても下降しないので、コネクタカバー33
は閉位置に固定される。即ち、コネクタカバー33が不
用意に開放することがない。従って、電子システム手帳
10の非装着時にコネクタ40が確実に保護される。
【0041】電子システム手帳10を装着するときは、
図1及び図4(a)に示すように、上キャビネット30
の傾斜面37に沿って電子システム手帳10を手前側に
押す。そうすると、各ロック部材50は手前側に移動
し、下キャビネット20の壁部に設けられた凹部21に
進入する。これにより、上キャビネット30は固定状態
から下降可能な状態に切り替わる。
【0042】これに続いて、電子システム手帳10を上
キャビネット30の上に載せ下方に押圧する。そうする
と、図4(b)に示すように、上キャビネット30が下
降する。また、この下降により、コネクタカバー33が
開位置へ向けて移動し、開口部32が開く。
【0043】電子システム手帳10を更に押し続ける
と、図2(a)に示すように、開放された開口部32か
らコネクタ40が上キャビネット30の上方に突出し、
下降する電子システム手帳10と結合される。
【0044】電子システム手帳10を完全に押し込む
と、電子システム手帳10はロック部35,35によっ
て装着位置に固定される。この固定により、上キャビネ
ット30は下限位置に固定され、コネクタカバー33は
開位置に固定される。
【0045】このように、コネクタカバー33は、電子
システム手帳10を装着する操作に伴って閉位置から開
位置へ自動的に移動する。また、電子システム手帳10
を装着しない状態では、コネクタカバー33はロック部
材50,50によって閉位置に固定され、且つ、電子シ
ステム手帳10を装着する操作に伴ってその固定状態か
ら解放される。
【0046】装着された電子システム手帳10を取り外
すときは、ロック解除用のノブ36を操作する。これに
より、電子システム手帳10は、ロック部35,35に
よる拘束状態から解放される。その結果、上キャビネッ
ト30が電子システム手帳10と共に上昇し、電子シス
テム手帳10がコネクタ40から分離される。また、上
キャビネット30の上昇に伴ってコネクタカバー33が
閉位置へ向けて移動する。
【0047】上キャビネット30が上限位置に近づく
と、図4(c)に示すように、上キャビネット30の手
前側の縁部がロック部材50,50の各係止部51に下
方から当たることがある。しかし、各係止部51の下面
は、下キャビネット20の壁部内側に向かって上方に傾
斜したテーパ面になっており、上キャビネット30の手
前側の縁部上面は、手前側(壁部外側)に向かって下方
に傾斜した傾斜面37になっている。このため、図4
(d)に示すように、上キャビネット30の手前側の縁
部がロック部材50,50の各係止部51に下方から当
たっても、上キャビネット30の上昇力により各ロック
部材50が再度凹部21に押し込まれる。従って、上キ
ャビネット30は再度係止部51の上方に移動し、係止
部51により上限位置に固定される。
【0048】上キャビネット30が上限位置に固定され
ることにより、コネクタカバー33が閉位置に固定され
ることは、上述した通りである。
【0049】このように、コネクタカバー33は、電子
システム手帳10を取り外す操作に伴って閉位置に自動
復帰する。また、ロック部材50,50により閉止位置
に再度自動的に固定される。
【0050】なお、上記実施形態の電子機器用ドッキン
グステーションでは、携帯型電子機器として電子システ
ム手帳10が使用されているが、これ以外の携帯型電子
機器にも適用可能であり、ドッキングステーションの構
成自体も上記実施形態に限定されるものではない。
【0051】
【発明の効果】以上、本発明電子機器用ドッキングステ
ーションによる場合には、携帯型電子機器との接続を行
うコネクタがコネクタカバーにより保護されるので、コ
ネクタの端子に塵埃が付着しにくい。また、湿気の影響
による端子の劣化が抑制される。更には、外力が付加さ
れることによる端子の変形や、コネクタ内部に異物が進
入する危険性もない。
【0052】このような理由により、携帯型電子機器と
他の電子機器との間の通信機能が阻害されにくい。しか
も、コネクタカバーが携帯型電子機器を装着する操作に
伴って自動開放するので、キャップのような着脱形式の
保護部材を使用する場合と比べて、操作が簡単となり、
紛失や外し忘れの危険性も排除される。従って、コネク
タが簡単かつ確実に保護され、合わせて携帯型電子機器
の側の損傷も回避される。
【0053】特に、請求項2記載の本発明電子機器用ド
ッキングステーションによる場合には、携帯型電子機器
の取り外しに伴ってコネクタカバーが自動閉止されるの
で、操作が一層簡単になる。また、閉め忘れがなくなる
ことにより、コネクタも一層確実に保護される。
【0054】また、特に、請求項3記載の本発明電子機
器用ドッキングステーションによる場合には、携帯型電
子機器が装着されていないときに、コネクタカバーが閉
位置に固定され、不用意に開放しないので、コネクタが
より一層確実に保護される。しかも、携帯型電子機器を
装着する操作に伴ってコネクタカバーの固定状態が解除
されるので、コネクタカバーの開放動作が阻害されな
い。
【0055】また、特に、請求項4記載の本発明電子機
器用ドッキングステーションによる場合には、携帯型電
子機器の取り外しに伴ってコネクタカバーの固定状態が
回復するので、操作の複雑化が回避される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明電子機器用ドッキングステーションの一
実施形態を示す斜視図。
【図2】図1のB−B線断面図であり、(a)は携帯型
電子機器が装着されていない状態を示し、(b)は携帯
型電子機器が装着された状態を示す。
【図3】ロック手段の構造を示す断面図。
【図4】ロック手段の動作を示す断面図であり、
(a),(b)は携帯型電子機器が装着されるときの動
作を示し、(c),(d)は携帯型電子機器が取り外さ
れるときの動作を示す。
【図5】ドッキングステーションの外観及び使用形態を
模式的に示す斜視図。
【図6】図5のA−A線断面図であり、(a)は携帯型
電子機器が装着されていない状態を示し、(b)は携帯
型電子機器が装着された状態を示す。
【図7】コネクタをキャップで保護する場合の、A−A
線断面図に相当する断面図。
【符号の説明】
10 電子システム手帳(携帯型電子機器) 20 下キャビネット 30 上キャビネット 31 スプリング 32 上キャビネット30に設けられた開口部 33 コネクタカバー 34 レバー 39 コネクタカバー33に設けられた開口部 40 コネクタ 50 ロック部材 51 係止部 52 スプリング

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯型電子機器と他の電子機器の間でデ
    ータ通信を行うために、該携帯型電子機器がコネクタを
    介して接続されるドッキングステーション本体と、 該ドッキングステーション本体に該コネクタを保護する
    べく取り付けられ、且つ該コネクタを保護する閉位置と
    該コネクタを露出させる開位置とに移動可能である可動
    式のコネクタカバーと、 該携帯型電子機器が該ドッキングステーション本体に装
    着されるときに、その動作に連動して、該コネクタカバ
    ーを該閉止位置から該開放位置に移動させるカバー駆動
    手段とを具備する電子機器用ドッキングステーション。
  2. 【請求項2】 前記カバー駆動手段は、前記ドッキング
    ステーション本体から前記携帯型電子機器が取り外され
    たときに、前記コネクタカバーを前記開位置から前記閉
    位置へ自動復帰させる請求項1記載の電子機器用ドッキ
    ングステーション。
  3. 【請求項3】 前記コネクタカバーを前記閉位置に固定
    し、前記携帯型電子機器が前記ドッキングステーション
    本体に装着されるときに、その動作に連動して該固定状
    態が解除されるロック手段を具備する請求項1又は請求
    項2記載の電子機器用ドッキングステーション。
  4. 【請求項4】 前記ロック手段は、前記ドッキングステ
    ーション本体から前記携帯型電子機器が取り外されたと
    きに、前記固定状態に自動復帰する請求項3記載の電子
    機器用ドッキングステーション。
JP10077939A 1998-03-25 1998-03-25 電子機器用ドッキングステーション Withdrawn JPH11272359A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10077939A JPH11272359A (ja) 1998-03-25 1998-03-25 電子機器用ドッキングステーション

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10077939A JPH11272359A (ja) 1998-03-25 1998-03-25 電子機器用ドッキングステーション

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JPH11272359A true JPH11272359A (ja) 1999-10-08

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JP10077939A Withdrawn JPH11272359A (ja) 1998-03-25 1998-03-25 電子機器用ドッキングステーション

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1607829A2 (en) * 2004-06-18 2005-12-21 LG Electronics, Inc. Battery-charging assembly for image display device and cradle with the same
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