JP4340088B2 - 携帯端末 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は携帯端末に関し、特に第1筐体と、該第1筐体に対して移動可能に設けられた第2筐体と、を備えた携帯端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
ヨーロッパなどでは、一般にSIM(Subscriber Identity Module)カードと呼ばれるICカードが携帯電話機に装着されるようになっており、携帯電話機側には、このカードを接続する電気接点が設けられている。この電気接点は防塵されることが好ましく、このため従来の携帯電話機の中には、裏面等に着脱可能に設けられた電池の下にカードを配置する凹部が形成されたものがある。
【0003】
また、モバイル機器に於いても、各種メモリカードを着脱可能とした製品が増えているが、携帯電話機の場合と同様、モバイル機器側に設けられた電気接点は防塵されることが好ましい。このため、従来のモバイル機器の中には、メモリカード挿入口に別体の蓋が設けられたものがある。
【0004】
【特許文献1】
特開平4−155485号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、カードを着脱するために電池を取り外さなければならないのは煩雑であり、また、メモリカード挿入口の蓋は一般的に小さく、それ故に強度を十分に確保することが困難であって、蓋の開閉をユーザが直接触れて行う構成とすると破損確率が高まる。
【0006】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、各種カード等の外部装置を接続するための開口部について、その簡便な使用及び破損防止を図りつつ、ゴミや埃の進入を防止することができる携帯端末を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明に係る携帯端末は、所定面を有する第1筐体と、前記第1筐体の前記所定面を覆う位置と、前記第1筐体の前記所定面を露出させる位置と、をスライド移動可能に設けられる第2筐体と、を備える携帯端末において、前記第1又は第2筐体のうち少なくとも一方は開口部を備え、前記開口部は、外部装置を挿入するためのものであるとともに、前記第2筐体が前記覆う位置にある場合に、前記第1又は第2筐体のうち他方により塞がれるよう設けられ、前記第2筐体は、前記第1又は第2筐体のうち前記他方は、前記第2筐体の前記覆う位置への移動によって前記開口部にその一部が挿入された外部装置に当接し、該外部装置を前記開口部の奥部に押し入れるよう形成されることを特徴とする。
【0008】
本発明では、第2筐体を移動させて収納位置とすることにより、第1又は第2筐体に設けられた開口部を塞ぐことができる。こうして、開口部にゴミや埃が進入することを防止することができる。また、筐体(第2筐体)を移動させるだけで開口部を塞いだり露出させたりできるので、簡単に開口部を利用することができ、また、小さな蓋にユーザが直接触れる必要も無くなるので、破損を防止することができる。なお、第2筐体の移動態様は、スライド移動であってもよいし、回転移動等、他の態様であってもよい。また、第2筐体を移動させることにより、外部装置を開口部の奥部に押し入れることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面に基づき詳細に説明する。
【0013】
実施形態1.
図1は、本発明の実施形態1に係る直線スライド式携帯端末の収納状態を示す正面斜視図であり、図2は、その伸長状態を示す正面斜視図であり、図3は、その伸長状態を示す背面斜視図である。また、図4は、同直線スライド式携帯端末にICカードを装着する部分を示す側面図である。
【0014】
これらの図に示す直線スライド式携帯端末10は、移動電話機能を備えるとともに、各種データ処理機能を有するものであり、第1筐体14及び第2筐体12を備え、第2筐体12は第1筐体14に対して直線的にスライド移動可能となっている。
【0015】
すなわち、第2筐体12の裏面には、図3に示されるように、互いに平行する一対のガイド溝30が形成されており、一方、第1筐体14には、操作面16側に、これらガイド溝30に係合する一対の鉤状突起部(図示せず)が形成されている。さらに、第2筐体12の裏面及び第1筐体の表面、すなわち操作面16は、いずれも平面とされており、また、ガイド溝30は直線状に形成されている。このため、第2筐体12は、両ガイド溝30が各鉤状突起部に係合した状態を維持しつつ、第1筐体14に対して直線的にスライド移動するようになっている。こうして、第2筐体12は、第1筐体14の操作面16をその裏面で覆う収納位置と、第1筐体14の操作面16を露出させる伸長位置と、をスライド移動するようになっている。以下では、第2筐体12が収納位置にある状態を収納状態、伸長状態にある状態を伸長状態と呼ぶ。
【0016】
各ガイド溝30の底部には図示しない線状の電極が設けられており、一方、第1筐体14に設けられた鉤状突起部の頂部にも図示しない電極が設けられている。直線スライド式携帯端末10では、これらの電極の接触が維持されることにより、スライド位置に依らず、第1筐体14と第2筐体12との間で電力及びデータの授受が確実に行われるようになっている。
【0017】
また、図1に示されるように、第2筐体12には、その表面に受話スピーカ20、表示部22、副操作部24が設けられ、表面縁部に着信用LED18が設けられている。また、図2に示されるように、第1筐体14には、操作面16に主操作部28が設けられ、側面にマイク部26が設けられている。
【0018】
主操作部28は、電話番号その他の各種データをユーザが入力したり、各種操作指示を行ったりするため、複数の操作部材を含んでいる。すなわち、この主操作部28には、少なくとも電話番号や文章入力に必要な10キー、着信ボタン、機能選択キー(ファンクションキー)などの各種ボタン及び操作キーを含んでいる。
【0019】
副操作部24は、主に収納状態で必要とされる各種操作部材を含んでいる。例えば、収納状態でも電話の着信を受けたい場合は、着信ボタンを副操作部24に含まれる操作部材に割り付ければよい。この割り付けは固定的なものであってもよいし、ユーザが任意に割り付けることができるようにしてもよい。
【0020】
表示部22は、LCD(Liquid Crystal Display)からなり、電話番号の表示やメニュー画面などの表示を行う。着信用LED18は、着信があった時に点灯/点滅することでユーザに着信を報知するものである。この着信用LED18は、着信時にユーザが確実に気付くよう表面縁部に設けられている。また、マイク部26は、通話時にユーザの発声を拾うものであり、受話スピーカ20は、通話時に通話相手の発声を出力するものである。受話スピーカ20は、アラームの出力など、他の音声の出力に用いられてもよい。
【0021】
なお、以上説明した要素は、第1筐体14又は第2筐体12に内蔵されるCPUにより制御される。
【0022】
なお、直線スライド式携帯端末10は、収納状態ではPDA(Personal Digital Assistants)として使用され、伸長状態では携帯電話として使用されてもよい。この場合、PDAとしての使い勝手を向上させるため、表示部22にタッチパネルを備え、タッチ入力や手書き文字入力等を可能とすることが望ましい。
【0023】
さらに、直線スライド式携帯端末10で、図3に示されるように、第1筐体14にICカード34を挿入するための開口部36が形成されている。すなわち、第1筐体14は薄型の箱状に形成されており、第2筐体12の伸長方向にある側面に開口部36が形成されている。そして、伸長状態においては、開口部36が露出され、そこにICカード34を挿入することができるようになっている。
【0024】
第2筐体12もまた、第1筐体14と略同一大の薄型箱状に形成されており、その伸長方向の縁部に蓋部37が形成されている。この蓋部37は、第2筐体12の縁部から第1筐体14の側に立ち上がり形成されてなり、収納位置において、第1筐体14における開口部36が形成された側面を覆うようになっている。こうして、収納状態において、開口部36が蓋部37により塞がれ、該開口部36に塵や埃が進入することを防止できるようになっている。
【0025】
なお、開口部36の縁部に開口を覆う小型の可動蓋を取り付け、該可動蓋を、開口を覆う方向にバネ等により付勢するとともに、ICカード34が挿入される場合に、該可動蓋が開口部36の内部に入り込むようにしてもよい。こうすれば、防塵性をさらに高めることができる。
【0026】
また、蓋部37には、その内側、すなわち収納位置において開口部36に対向する面にフラット部32が形成されている。このフラット部32は、開口部36の開口方向に対して垂直に形成されており、十分な強度をもって第2筐体12に設けられている。そして、開口部36に対してICカード34が十分に差し込まれていない状態で、第2筐体12を収納位置に向けてスライド移動させると、フラット部32がICカード34の端面に当接し、そのままICカード34を開口部36の奥部に押し入れることができるようになっている。こうして、開口部36の奥部に設けられた電気接点(コネクタ)とICカード34との電気的接続を確実に行うことができるようになっている。
【0027】
以上説明した直線スライド式携帯端末10によれば、第1筐体14を片手で支えて、第2筐体12をスライド移動させることにより、収納状態において開口部36を第2筐体12に形成された蓋部37により塞ぐことができる。このため、従来技術のように電池を取り外すといった煩雑な作業を要することなく、ICカード34を容易に着脱することができる。また、ユーザが頻繁に直接触れる小型の蓋を開口部36に設けずに済み、破損防止を図ることができる。さらに、蓋部37にフラット部32を設けるようにしたので、第2筐体12のスライド移動によりICカード34を確実に開口部36の奥部に押し入れることができる。
【0028】
実施形態2.
図5は、本発明の実施形態2に係る直線スライド式携帯端末の伸長状態を示す背面斜視図であり、図6は、同直線スライド式携帯端末にICカードを装着し、第2筐体を収納位置とした状態を、内部機構を省略して示す一部断面図である。また、図7は、同直線スライド式携帯端末に異形状ICカードを装着し、第2筐体を収納位置とした状態を、内部機構を省略して示す一部断面図である。
【0029】
これらの図に示されるように、この直線スライド式携帯端末11は、実施形態1に係る直線スライド式携帯端末10に比し、特に、蓋部37の一部に開口15が形成され、該開口15から可動蓋38が露出するようにされた点が異なる。他の構成については、直線スライド式携帯端末10と同様であり、ここでは図中に同一符号を付し、その説明を省略する。
【0030】
可動蓋38は、樹脂や金属板等の弾性を有する材料によって、蓋部37とは別体に形成されており、第2筐体12の内部に配置されている。可動蓋38の一端は、リベット42により第2筐体の内面に固定されており、他端にはストッパ部17が形成されている。そして、自らの弾性力により、可動蓋38の一部に形成された凸部を開口15から露出させるよう付勢し、その際、ストッパ部17が第2筐体12の内面に当接して、それ以上の露出を規制するようになっている。また、第2筐体12の内部には退避空間13が形成されており、開口15から露出した可動蓋38の凸部を該開口15の奥方向に押し込むと、該凸部が退避空間13に移動するようになっている。
【0031】
この直線スライド式携帯端末11では、開口部36に外部装置が挿入されていない場合、或いは開口部36に十分に収まる大きさのICカード34が挿入されている場合、第2筐体12を収納位置とすることで、図6に示されるように、可動蓋38、特にその凸部が開口部36を塞ぐようになっている。また、開口部36に十分に収まらない大きさの異形状ICカード40が挿入されている場合、第2筐体12を収納位置とすることで、図7に示されるように、可動蓋38、特にその凸部が異形状ICカード40に当接し、第2筐体12の内部に形成された退避空間13に移動するようになっている。この結果、異形状ICカード40を開口部36に挿入した場合であっても、第2筐体12を収納位置に移動させることができる。
【0032】
なお、異形状ICカード40とは、カメラユニットやGPS(Global Positioning System)ユニット等であり、このようなカードは、開口部36に入る部分はICカード34と同じ形状を持ちながら、開口部36に収まらず、第1筐体14から突出する部分に、レンズやGPSアンテナが取り付けられている。したがって、これらのカードを直線スライド式携帯端末に装着する場合には、図5乃至図7に示す構造により、異形状ICカード40の突起部分(特殊機能部分)を第2筐体12が待避する構造が必要になる。
【0033】
本実施形態2に係る直線スライド式形態端末11によれば、こうした異形状ICカード40カードを開口部36に装着した場合であっても、その突起部分を回避するよう可動蓋38が移動し、第2筐体12を確実に収納位置とすることができる。また、異形状ICカード40が装着されていない場合には、収納状態において、露出方向に付勢された可動蓋38が開口部36を塞ぎ、塵や埃の進入を防止することができる。
【0034】
なお、可動壁38は以上の形態に限らず他の形態であってもよい。例えば、樹脂等により、蓋部37の他の部分と略同形状に形成された蓋部材の一部を第2筐体12に回動自在に取り付け、該蓋部材が開口部36を覆う方向にスプリングバネ等により付勢してもよい。
【0035】
実施形態3.
以上の説明では、本発明を、第1筐体14に対して第2筐体12が直線的に、すなわち直線軌道によりスライド移動する、直線スライド式携帯端末に適用する例を取り上げたが、第1筐体14に対して第2筐体12が円弧軌道によりスライド移動する、円弧スライド式携帯端末にも本発明は適用可能である。
【0036】
図8は、本発明の実施形態3に係る円弧スライド式携帯端末の収納状態を示す正面斜視図である。また、図9は、同円弧スライド式携帯端末の伸長状態を示す正面斜視図であり、図10は、同円弧スライド式携帯端末の伸長状態を示す背面斜視図である。また、図11は、同円弧スライド式携帯端末のICカード装着部分を示す一部断面図である。
【0037】
これらの図に示す円弧スライド式携帯端末21は、実施形態1に係る直線スライド式携帯端末10に比し、特に第1筐体54の操作面50が一定曲率の曲面に形成され、第2筐体52の裏面60も、操作面50と同じ一定曲率の曲面に形成されている点、及び第2筐体52の裏面60にICカード34を挿入するための開口部56が設けられている点が異なる。他の構成については、直線スライド式携帯端末10と同様であり、ここでは図中に同一符号を付し、その説明を省略する。
【0038】
本実施形態3に係る円弧スライド式携帯端末21では、第2筐体52が第1筐体54に対して円弧軌道を描いてスライド移動する。また、第2筐体52の裏面60に開口部56が設けられ、この開口部56にICカード34が挿入される。そして、第2筐体52を収納位置に移動させると、第1筐体54により開口部56が塞がれる。すなわち、第1筐体54の操作面50が開口部56の蓋部として機能するようになっている。こうしても、開口部56に塵や埃が進入することを好適に防止することができる。
【0039】
また、円弧スライド式携帯端末21では、第1筐体54の操作面50におけるスライド方向の縁部に、図11に示すように収納状態において第2筐体52の裏面60から後退したテーパ部58が形成されている。このテーパ部58は、第1筐体54の縁に近づくにつれて後退量が大きくなるよう形成されている。このテーパ部58によれば、ICカード34が不完全に開口部56に挿入され、それ故に一部が開口部56から若干はみ出している場合に、その部分にテーパ部58が当接し、ICカード34を開口部56の奥部に押し込むことができる。また、はみ出し量が大きい場合には、ICカード34のはみ出し部分により第2筐体52を収納位置とすることができず、それによりユーザにICカード34の装着が不完全であることを知らせることができる。
【0040】
なお、上記のように、スライド移動可能な第1及び第2筐体を備える携帯端末において、第1筐体の所定面により第2筐体の裏面に設けられた開口を塞ぐ構成は、両筐体が直線状にスライド移動するものにも同様に適用可能である。
【0041】
実施形態4.
実施形態3に係る円弧スライド式携帯端末21についても、実施形態2の場合と同様、異形状ICカード40を開口部56に挿入した状態で、第2筐体52を収納位置に移動できるようにすることが好ましい。このため、図12に示す円弧スライド式携帯端末23のように、実施形態2の場合と同様、蓋部として機能する第1筐体54における、スライド方向の縁部に、第1筐体54の内部に形成された退避空間に退避する可動蓋62を設けてもよい。こうすれば、実施形態3のように円弧スライド式を採用した場合であっても、カメラユニットやGPSカードのような異形状ICカード40を装着した状態で、収納状態とすることができるようになる。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、第1又は第2筐体のうち少なくとも一方は開口部を備え、開口部は、第2筐体が第1筐体の所定面を覆う収納位置にある場合に、第1又は第2筐体のうち他方により塞がれるよう設けられるので、開口部の簡便な使用及び破損防止を図りつつ、ゴミや埃の進入を防止することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1に係る直線スライド式携帯端末の収納状態を示す正面斜視図である。
【図2】 本発明の実施形態1に係る直線スライド式携帯端末の伸長状態を示す正面斜視図である。
【図3】 本発明の実施形態1に係る直線スライド式携帯端末の伸長状態を示す背面斜視図である。
【図4】 本発明の実施形態1に係る直線スライド式携帯端末のICカード装着部分を示す一部側面図である。
【図5】 本発明の実施形態2に係る直線スライド式携帯端末の伸長状態を示す背面斜視図である。
【図6】 本発明の実施形態2に係る直線スライド式携帯端末にICカードを装着し、第2筐体を収納位置とした状態を、内部機構を省略して示す一部断面図である。
【図7】 本発明の実施形態2に係る直線スライド式携帯端末に異形状ICカードを装着し、第2筐体を収納位置とした状態を、内部機構を省略して示す一部断面図である。
【図8】 本発明の実施形態3に係る円弧スライド式携帯端末の収納状態を示す正面斜視図である。
【図9】 本発明の実施形態3に係る円弧スライド式携帯端末の伸長状態を示す正面斜視図である。
【図10】 本発明の実施形態3に係る円弧スライド式携帯端末の伸長状態を示す背面斜視図である。
【図11】 本発明の実施形態3に係る円弧スライド式携帯端末のICカード装着部分を示す一部断面図である。
【図12】 本発明の実施形態4に係る円弧スライド式携帯端末の伸長状態を示す背面斜視図である。
【符号の説明】
10,11 直線スライド式携帯端末、12,52 第2筐体、13 退避空間、14,54 第1筐体、15 開口、16,50 操作面、17 ストッパ部、18 着信用LED、20 受話スピーカ、21,23 円弧スライド式携帯端末、22 表示部、24 副操作部、26 マイク部、28 主操作部、30 ガイド溝、32 フラット部、34 ICカード、36,56 開口部(カード挿入部)、37 蓋部、38,62 可動蓋、40 異形状ICカード、42 リベット,58 テーパ部、60 裏面。
Claims (1)
- 所定面を有する第1筐体と、
前記第1筐体の前記所定面を覆う位置と、前記第1筐体の前記所定面を露出させる位置と、をスライド移動可能に設けられる第2筐体と、
を備える携帯端末において、
前記第1又は第2筐体のうち少なくとも一方は開口部を備え、
前記開口部は、外部装置を挿入するためのものであるとともに、前記第2筐体が前記覆う位置にある場合に、前記第1又は第2筐体のうち他方により塞がれるよう設けられ、
前記第1又は第2筐体のうち前記他方は、前記第2筐体の前記覆う位置への移動によって前記開口部にその一部が挿入された外部装置に当接し、該外部装置を前記開口部の奥部に押し入れるよう形成される
ことを特徴とする携帯端末。
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