JPH11271378A - 配線異常監視方法、その装置及びその接続部 - Google Patents

配線異常監視方法、その装置及びその接続部

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JPH11271378A
JPH11271378A JP10078030A JP7803098A JPH11271378A JP H11271378 A JPH11271378 A JP H11271378A JP 10078030 A JP10078030 A JP 10078030A JP 7803098 A JP7803098 A JP 7803098A JP H11271378 A JPH11271378 A JP H11271378A
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wiring
abnormality
contact surface
conductive layer
conductive
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JP10078030A
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English (en)
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Yutaka Matsuda
裕 松田
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーブルの接続異常と損傷異常を同時に検出
する。 【解決手段】 電源ケーブル40を、コネクタ30,3
3を介してヒューズボックス10,50に接続させてな
る電気配線における配線異常を監視する配線異常監視に
おいて、電源ケーブル40の導電層42に制御部14を
コネクタを介して接続し、バイアス回路17,53によ
ってこの導電層に加えられた電位の変化を、比較回路1
8,19が2つの基準電位値に基づいて検出して、この
検出結果に応じて制御部がコネクタの不完全嵌合状態で
あるケーブルの接続異常と導電層が車体に接触して短絡
する状態であるケーブルの損傷異常を同時に判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両等の移動体に
配線された配線異常を監視する配線異常監視装置に関
し、特にコネクタの嵌合状態と配線ケーブルの損傷状態
を同時に監視する配線異常監視方法、その装置及びその
接続部に関する。
【0002】
【関連する背景技術】従来、この種の装置には、例えば
実公平7−47746号公報に示すように、警報器をワ
イヤーハーネスの外装部材内部の導電層とワイヤーハー
ネス内の電線に接続させて、導電層が車体と接触してア
ースされることによって上記警報器を作動させるものが
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記装置で
は、例えば自動車用コネクタによって電気的に接続され
るが、上記コネクタのロックが係合していない状態、い
わゆる半嵌合状態で車両に組付けられると、車両の組立
完了時の検査では電気的に接続されているので問題がな
くても、使用中の振動等により上記コネクタが脱落して
電気的接続状態が断たれるという問題点があった。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、接続部の不完全嵌合に伴うケーブル接続異常とケー
ブルの損傷異常を同時に検出できる配線異常監視方法及
びその装置を提供することを目的とする。本発明の他の
目的は、完全嵌合を容易に判断させうる接続部を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、被覆された絶縁部材内に導電層を有す
る配線ケーブルを、コネクタからなる接続部を介して、
ヒューズボックスやリレーボックス等からなる被接続対
象物に接続させてなる電気配線における配線異常を監視
する配線異常監視において、コネクタを介して配線ケー
ブルの導電層に所定電圧を加えるバイアス回路からなる
電位手段と、前記配線ケーブルの導電層と接続され、前
記加えられた電位の変化を検出する比較回路からなる検
出手段と、前記検出結果に応じて前記配線ケーブルの接
続異常及び損傷異常を判断する制御部からなる異常判断
手段を備えた配線異常監視装置が提供される。
【0006】すなわち、配線ケーブルの導電層に制御部
をコネクタを介して接続し、比較回路がこの導電層に加
えられた電位の変化を、例えば2つの基準電位値に基づ
いて検出して、この検出結果に応じて制御部が前記配線
ケーブルの接続異常状態及び損傷異常状態、つまりコネ
クタの不完全嵌合状態と導電層が車体に接触して短絡す
る状態を同時に判断する。
【0007】また、前記コネクタは、一方が前記配線ケ
ーブルに、他方が前記ボックスに取り付けられて、互い
が着脱自在に嵌合するとともに、嵌合時に互いに接触し
て前記配線ケーブルとボックスとを電気接続させる接触
面を有する一対の第1及び第2の嵌合部材と、前記第1
及び第2の嵌合部材にそれぞれ配線され、それぞれの一
端が前記導電層又は前記被接続対象物(前記バイアス回
路)のいずれかに接続されるとともに、それぞれの他端
が前記接触面に至る第1及び第2の導電部材とを備え、
完全嵌合時に前記第1及び第2の導電部材の他端が前記
接触面を介して接続されることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に係る配線異常監視方法を
用いた装置を図1乃至図4の図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る配線異常監視装置の一実施例の概
略構成を示す構成図である。図1は、配線異常監視装置
を車両において電源分配を行う第1及び第2のヒューズ
ボックス間に用いた構成を示している。第1及び第2の
ヒューズボックス10,50は、本発明の被接続対象物
を構成しており、第1のヒューズボックス10は、バッ
テリ1の近傍に配置され、複数のヒューズ11を介して
図示しないエンジンルーム内の負荷へバッテリ1からの
電源を分配する電源分配機能を有している。
【0009】また、第1のヒューズボックス10には、
第1の嵌合部材31が取り付けられており、第1の嵌合
部材31には、複数の芯線によって構成される電源バス
41と、電源バス41を外装する導電層42と、導電層
42を被覆する図示しない外部シースとを有する電源ケ
ーブル40の一端が接続された第2の嵌合部材32が嵌
合している。なお、この一対の第1及び第2の嵌合部材
31,32は、本発明に係る接続部であるコネクタ30
を構成しており、電源バス41は、コネクタ30及び第
1のヒューズボックス10内の電源バス遮断器12を介
してバッテリ1と接続されている。また、電源ケーブル
40は、本発明に係る配線ケーブルを構成している。
【0010】第1のヒューズボックス10は、定電圧回
路13を介してバッテリ1からの電源によって動作する
制御部14を有している。制御部14は、電源バス41
全体の電流監視機能を有しており、リレー駆動回路15
を駆動制御して電源バス遮断器12をオン又はオフ状態
に切り替えている。制御部14は、衝突等の災害発生時
の加速度信号を入力回路16を介して取り込んでおり、
この信号の入力に基づいて電源バス遮断器12をオフ状
態にさせて電源バス41への電源供給を遮断している。
【0011】導電層42には、コネクタ30を介して第
1のヒューズボックス10内の高電位側のバイアス回路
17から所定電位が印加されるとともに、導電層42の
電位を検出する本発明に係る検出手段を構成する比較回
路18,19が接続されている。比較回路18は、導電
層42の電位と基準電位Vref1とを比較し、また比
較回路19は、導電層42の電位と基準電位Vref2
とを比較して、これら比較結果を制御部14に出力して
いる。本発明に係る異常判断手段を構成する制御部14
は、これらの比較結果に基づいて、配線ケーブルに接続
異常又は損傷異常が発生していないか判断している。な
お、このような異常判断は、車両の組立完了時や使用中
等にも行われる。
【0012】また、制御部14は、上記異常が発生する
と、出力回路20を介して上記異常に対応した異常信号
を出力している。また、第1のヒューズボックス10に
は、外部から電源を供給して制御部を作動させ、上記異
常信号を出力回路20を介して外部に引き出すための車
両組立ラインチェック用の接点21が設けられており、
車両への組付け完了後に電源ケーブル40の噛み込み、
コネクタ30,33の嵌合不良のチェックを行うことを
可能としている。なお、接点21は、コネクタで構成し
ても良いし、プローブで接触するための導体で構成して
も良い。
【0013】第2のヒューズボックス50には、第1の
嵌合部材34が取り付けられており、第1の嵌合部材3
4には、電源ケーブル40の他端が接続された第2の嵌
合部材35が嵌合している。なお、この一対の第1及び
第2の嵌合部材34,35は、本発明に係る接続部であ
るコネクタ33を構成しており、電源バス41は、複数
のヒューズ51や電源バス遮断器52を介して図示しな
い負荷へバッテリ1からの電源を分配している。
【0014】導電層42には、コネクタ33を介して第
2のヒューズボックス50内の低電位側のバイアス回路
53が接続されている。なお、バイアス回路53は、第
1のヒューズボックス10のバイアス回路17とともに
本発明に係る電位手段を構成している。上記構成の配線
異常監視装置において、電源バス41を外装する導電層
42は、第1のヒューズボックス10内のバイアス回路
17で、例えば5Vの定電圧電位にバイアスされ、第2
のヒューズボックス50内のバイアス回路53でアース
電位にバイアスされる。これにより、例えば両ボックス
10,50間の配線が正常状態の場合には、導電層42
は、5Vの中間電位、すなわちほぼ2.5V付近に固定
される。
【0015】ここで、もし電源ケーブル40が車体と干
渉して、ケーブル被覆が損傷を受け、導電層42が露出
して車体(アース電位)と接触すると、導電層42の電
位はグラウンド(GND)レベル付近、すなわち0V付
近に固定されることになる。一方、両ボックス10,5
0と電源ケーブル40を接続させるコネクタ30,33
に不完全嵌合やコネクタはずれが生じた場合には、第2
のヒューズボックス50側のバイアス回路53が切断さ
れるため、導電層42の電位は、5V付近に固定される
ことになる。
【0016】従って、本実施例では、比較回路18の基
準電位Vref1を3.5Vに、また比較回路19の基
準電位Vref2を1.5Vに設定し、比較回路18,
19で導電層42の電位と基準電位Vref1,Vre
f2とを比較する。ここで、導電層42の正常状態での
とりうる電位は、2.5V付近で、異常状態でのとりう
る電位は、0V付近と5V付近であるから、アース電位
差、回路抵抗、抵抗の素子、温度等のばらつきを考慮し
ても、両比較回路において、導電層42の電位が3.5
Vより大きい比較結果の場合には、制御部14は、コネ
クタの嵌合不良と判断して、対応する異常信号を出力す
る。また、導電層42の電位が1.5Vより小さい比較
結果の場合には、制御部14は、ケーブルの損傷と判断
して、対応する異常信号を出力する。また、導電層42
の電位が1.5V〜3.5Vの間の比較結果の場合に
は、配線が正常と判断する。
【0017】これにより、本実施例では、電源バスを外
装する導電層を定電圧電位にバイアスしてその時の導電
層の電位を検出し、コネクタの不完全嵌合に伴う電源ケ
ーブルの接続異常及び導電層と車体の短絡に伴う電源ケ
ーブルの損傷異常を判断するので、1つの配線異常監視
装置で上記接続異常と損傷異常を同時に検出できる。と
ころで、上述した電源ケーブル40は、一般的に例えば
図2に示すように、複数の芯線によって構成される電源
バス41と、電源バス41と導電層42を絶縁する絶縁
層43と、ケーブル長手方向に設けられて導電層42と
接触するドレインワイヤ44と、絶縁層43及びドレイ
ンワイヤ44を外装する導電層42と、導電層42を被
覆する外部シース45とから構成されるものがある。こ
れに対応させてコネクタ30,33を図3、図4のよう
に構成させることができる。なお、図2〜図4の構成部
分において、図1の構成と同様な部分は、説明の都合
上、同一符号を付記する。また、両コネクタ30,33
は、同一構成なので、図3、図4では、コネクタ30の
場合を説明する。
【0018】図3及び図4は、コネクタの構成を示す断
面図であり、コネクタ30は、第1のヒューズボックス
10に取り付けられた凸形状の第1の嵌合部材31と、
電源ケーブル40の一端に取り付けられる凹形状の第2
の嵌合部材32とから構成されている。この一対の嵌合
部材31,32は、互いが着脱自在に嵌合可能であると
ともに、嵌合時に互いに接触して配線ケーブル40と被
接続対象物とを電気接続させる接触面31a,32aを
有している。
【0019】図3のコネクタの第1実施例においては、
第1の嵌合部材31には、一端が電源バス遮断器12を
介したバッテリ1と接続され、他端が接触面31aに至
るように配線された導電部材31bと、本発明に係る第
1の導電部材を構成して一端がバイアス回路17に接続
され、他端が接触面31aに至るように配線された導電
部材31cとが設けられている。
【0020】第2の嵌合部材32には、一端が電源ケー
ブル40の電源バス41と接続され、他端が接触面31
aに至るように配線された導電部材32bと、本発明に
係る第2の導電部材を構成して一端が電源ケーブル40
のドレインワイヤ44に接続され、他端が接触面32a
に至るように配線された導電部材32cとが設けられて
いる。
【0021】本実施例では、コネクタ30において第1
及び第2の嵌合部材31,32が完全に嵌合した時に
は、接触面31a,32aが互いに接触して、導電部材
31bと32b、及び導電部材31cと32cの他端同
士が接触面31a,32aを介して互いに接続され、ま
た上記嵌合が不完全な時には、接触面31a,32aが
非接触となって導電部材31cと32cが接続不良とな
る。また、コネクタ33の場合も、コネクタ30と同様
に、第1及び第2の嵌合部材が完全に嵌合した時には、
一端がバイアス回路53と接続された第1の導電部材及
び一端がドレインワイヤ44に接続された第2の導電部
材の他端同士が接続され、不完全嵌合の時には、上記第
1及び第2の導電部材間が隔たって接続不良となる。
【0022】このため、本実施例では、配線異常監視装
置が第1及び第2の導電部材に接続された電源ケーブル
のドレインワイヤの電位を検出することによって、コネ
クタの完全嵌合と不完全嵌合を、人手を介することなく
自動的に、かつ容易に判断できる。図4のコネクタの第
2実施例においては、第1実施例と同様に、第1の嵌合
部材31には、一端が電源バス遮断器12を介したバッ
テリ1と接続され、他端が接触面31aに至るように配
線された導電部材31bと、本発明に係る第1の導電部
材を構成して一端がバイアス回路17に接続され、他端
が接触面31aに至るように配線された導電部材31c
と、本発明に係る第3の導電部材を構成して両端が接触
面31aに至るように配線された導電部材31dとが設
けられている。
【0023】第2の嵌合部材32には、一端が電源ケー
ブル40の電源バス41と接続され、他端が接触面31
aに至るように配線された導電部材32bと、本発明に
係る第2の導電部材を構成して一端が電源ケーブル40
のドレインワイヤ44に接続され、他端が接触面32a
に至るように配線された導電部材32cと、本発明に係
る第4の導電部材を構成して両端が接触面32aに至る
ように配線された導電部材32dとが設けられている。
【0024】本実施例では、コネクタ30において第1
及び第2の嵌合部材31,32が完全に嵌合した時に
は、接触面31a,32aが互いに接触して、第1の導
電部材31cの他端が第4の導電部材32dの一端と、
また第2の導電部材31dの他端が第3の導電部材32
cの一端と接触面31a,32aを介して互いに接続さ
れるとともに、第3及び第4の導電部材31d,32d
のそれぞれの他端が接触面31a,32aを介して接続
される。また、上記嵌合が不完全な時には、接触面31
a,32aが非接触となって導電部材31cと32d,
導電部材31dと32c、導電部材31dと32dがそ
れぞれ接続不良となる。また、コネクタ33の場合も、
コネクタ30と同様に、第1及び第2の嵌合部材が完全
に嵌合した時には、第1及び第2の導電部材間が第3及
び第4の導電部材を介して接続され、不完全嵌合の時に
は、上記各導電部材間が隔たって接続不良となる。
【0025】このため、本実施例でも、コネクタの第1
実施例と同様に、コネクタの完全嵌合と不完全嵌合を、
人手を介することなく自動的に、かつ容易に判断でき
る。なお、本実施例では、配線ケーブルに電源ラインの
電源ケーブルを用いた場合を説明したが、本発明はこれ
に限らず、システム形態に応じて、例えば多重信号線や
アース線を用いた場合にも適用が可能である。
【0026】また、上述したコネクタが、本発明の係る
配線異常監視装置以外の用途にも用いることができるこ
とは言うに及ばない。また、本発明では、ケーブルの損
傷や嵌合不良の事象が検知された場合には、例えば電源
バス遮断器12をオフ状態に制御して電源バスへの電源
供給を遮断したり、出力回路20からの異常信号出力に
基づき、乗員に警報を発したり、または接点21を介し
て監視者に警報を発することも可能である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、接続
部を介して前記導電層に所定電位を加える電位手段と、
前記配線ケーブルの導電層と接続され、前記加えられた
電位の変化を検出する検出手段と、前記検出結果に応じ
て前記配線ケーブルの接続異常及び損傷異常を判断する
異常判断手段を備えたので、接続部の不完全嵌合に伴う
ケーブルの接続異常及びケーブルの損傷異常を同時に検
出できる。
【0028】接続部は、一方が前記配線ケーブルに、他
方が前記被接続対象物に取り付けられて、互いが着脱自
在に嵌合するとともに、嵌合時に互いに接触して前記配
線ケーブルと被接続対象物とを電気接続させる接触面を
有する一対の第1及び第2の嵌合部材と、前記第1及び
第2の嵌合部材にそれぞれ配線され、それぞれの一端が
前記導電層又は前記被接続対象物のいずれかに接続され
るとともに、それぞれの他端が前記接触面に至る第1及
び第2の導電部材とを備え、完全嵌合時に前記第1及び
第2の導電部材の他端が、前記接触面を介して接続され
るので、接続部の完全嵌合と不完全嵌合を容易に判断で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る配線異常監視方法を用いた装置の
一実施例の概略構成を示す構成図である。
【図2】図1に示した電源ケーブルの一例を示す斜視図
である。
【図3】本発明に係るコネクタの構成の第1実施例を示
す断面図である。
【図4】同じく本発明に係るコネクタの構成の第2実施
例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 バッテリ 10,50 ヒューズボックス 12,52 電源バス遮断器 14 制御部 17,53 バイアス回路 18,19 比較回路 21 接点 30,33 コネクタ 31,32,34,35 嵌合部材 31a,32a 接触面 31b,31c,32b,32c 導電部材 40 電源ケーブル 41 電源バス 42 導電層 44 ドレインワイヤ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被覆された絶縁部材内に導電層を有する
    配線ケーブルを、接続部を介して被接続対象物に接続さ
    せてなる電気配線における配線異常を監視する配線異常
    監視方法において、 前記配線ケーブルの導電層に異常判断手段を接続し、該
    導電層に加えられた電位の変化に応じて前記配線ケーブ
    ルの接続異常及び損傷異常を同時に判断することを特徴
    とする配線異常監視方法。
  2. 【請求項2】 被覆された絶縁部材内に導電層を有する
    配線ケーブルを、接続部を介して被接続対象物に接続さ
    せてなる電気配線における配線異常を監視する配線異常
    監視装置において、 前記接続部を介して前記導電層に所定電位を加える電位
    手段と、 前記配線ケーブルの導電層と接続され、前記加えられた
    電位の変化を検出する検出手段と、 前記検出結果に応じて前記配線ケーブルの接続異常及び
    損傷異常を判断する異常判断手段を備えたことを特徴と
    する配線異常監視装置。
  3. 【請求項3】 前記接続部は、一方が前記配線ケーブル
    に、他方が前記被接続対象物に取り付けられて、互いが
    着脱自在に嵌合するとともに、該嵌合時に互いに接触し
    て前記配線ケーブルと被接続対象物とを電気接続させる
    接触面を有する一対の第1及び第2の嵌合部材と、 前記第1及び第2の嵌合部材にそれぞれ配線され、それ
    ぞれの一端が前記導電層又は前記電位手段のいずれかに
    接続されるとともに、それぞれの他端が前記接触面に至
    る第1及び第2の導電部材とを備え、完全嵌合時に前記
    第1及び第2の導電部材の他端が前記接触面を介して接
    続されることを特徴とする請求項2に記載の配線異常監
    視装置。
  4. 【請求項4】前記接続部は、一方が前記配線ケーブル
    に、他方が前記被接続対象物に取り付けられて、互いが
    着脱自在に嵌合するとともに、該嵌合時に互いに接触し
    て前記配線ケーブルと被接続対象物とを電気接続させる
    接触面を有する一対の第1及び第2の嵌合部材と、 前記第1及び第2の嵌合部材にそれぞれ配線され、それ
    ぞれの一端が前記導電層又は前記電位手段のいずれかに
    接続されるとともに、それぞれの他端が前記接触面に至
    る第1及び第2の導電部材と、 前記第1及び第2の嵌合部材にそれぞれ配線され、両端
    が前記接触面に至る第3及び第4の導電部材とを備え、
    完全嵌合時に前記第1の導電部材の他端が前記第4の導
    電部材の一端と、また第2の導電部材の他端が前記第3
    の導電部材の一端と前記接触面を介してそれぞれ接続さ
    れるとともに、前記第3及び第4の導電部材のそれぞれ
    の他端が前記接触面を介して接続されることを特徴とす
    る請求項2に記載の配線異常監視装置。
  5. 【請求項5】 前記検出手段は、少なくとも2つの基準
    電位値に基づいて前記加えられた電位の変化を検出して
    おり、前記異常判断手段は、前記加えられた電位の変化
    が一方の基準電位値より大きい検出結果の時に前記配線
    ケーブルの接続異常と判断し、また前記加えられた電位
    の変化が他方の基準電位値より小さい検出結果の時に前
    記配線ケーブルの損傷異常と判断することを特徴とする
    請求項2に記載の配線異常監視装置。
  6. 【請求項6】 前記異常判断手段は、前記被接続対象物
    に設けられ、該被接続対象物には、前記異常判断手段か
    らの判断結果である情報を外部に引き出すための接点を
    設けたことを特徴とする請求項2に記載の配線異常監視
    装置。
  7. 【請求項7】 被覆された絶縁部材内に導電層を有する
    配線ケーブルと、配線がなされた被接続対象物とを電気
    接続させる接続部において、 一方が前記配線ケーブルに、他方が前記被接続対象物に
    取り付けられて、互いが着脱自在に嵌合するとともに、
    該嵌合時に互いに接触して前記配線ケーブルと被接続対
    象物とを電気接続させる接触面を有する一対の第1及び
    第2の嵌合部材と、 前記第1及び第2の嵌合部材にそれぞれ配線され、それ
    ぞれの一端が前記導電層又は前記被接続対象物のいずれ
    かに接続されるとともに、それぞれの他端が前記接触面
    に至る第1及び第2の導電部材とを備え、完全嵌合時に
    前記第1及び第2の導電部材の他端が前記接触面を介し
    て接続されることを特徴とする接続部。
  8. 【請求項8】 被覆された絶縁部材内に導電層を有する
    配線ケーブルと、配線がなされた被接続対象物とを電気
    接続させる接続部において、 一方が前記配線ケーブルに、他方が前記被接続対象物に
    取り付けられて、互いが着脱自在に嵌合するとともに、
    該嵌合時に互いに接触して前記配線ケーブルと被接続対
    象物とを電気接続させる接触面を有する一対の第1及び
    第2の嵌合部材と、 前記第1及び第2の嵌合部材にそれぞれ配線され、それ
    ぞれの一端が前記導電層又は前記被接続対象物のいずれ
    かに接続されるとともに、それぞれの他端が前記接触面
    に至る第1及び第2の導電部材と、 前記第1及び第2の嵌合部材にそれぞれ配線され、両端
    が前記接触面に至る第3及び第4の導電部材とを備え、
    完全嵌合時に前記第1の導電部材の他端が前記第4の導
    電部材の一端と、また第2の導電部材の他端が前記第3
    の導電部材の一端と前記接触面を介してそれぞれ接続さ
    れるとともに、前記第3及び第4の導電部材のそれぞれ
    の他端が前記接触面を介して接続されることを特徴とす
    る接続部。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017203727A (ja) * 2016-05-12 2017-11-16 富士通株式会社 ショート検出回路
CN113359258A (zh) * 2021-07-05 2021-09-07 富通集团(嘉善)通信技术有限公司 伴行光缆

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