JP2001037071A - 車両の給電回路における断線検知方法及び装置並びに過熱防止方法及び装置 - Google Patents

車両の給電回路における断線検知方法及び装置並びに過熱防止方法及び装置

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Noboru Chin
登 陳
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の給電回路において、導体の一部断線を
的確に検知し、これに起因する過熱状態の発生を有効に
防止する。 【解決手段】 車載電源10から負荷12への給電回路
において、その接続を行うケーブル14の複数本の導体
を第1群G1と第2群G2とに分ける。各群に流れる電
流同士の相対的関係を電流センサ21,22や比較器2
4等により検出し、その相対的関係が予め設定した許容
範囲を逸脱する場合に増幅器28から断線検知信号を出
力する。さらには、その断線検知信号によって遮断器1
8を作動させ、車載電源10から負荷12への給電を強
制遮断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載される
給電回路において、その回路を構成する複数本の導体の
うちのいずれかが断線しているか否かを的確に検知する
ための方法及び装置、並びに、その一部断線に起因する
他の導体の過熱を防止するための方法及び装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両の給電回路は、車載電源
(バッテリー)と、各種車載電装品などの負荷とが電気
的に接続され、その接続媒体には、複数本の導体(例え
ば電線)を束ねたり、撚り合わせたりしたものが用いら
れている。さらに、回路の途中にはヒューズ等が設けら
れ、回路の短絡などに起因して過電流が発生するのを阻
止する工夫が施されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のように複数本の
導体によって電源と負荷とが接続された構造において、
その複数本の導体のうちの一部のみが断線した場合、断
線していない残りの導体に全電流が集中して流れること
になる。従って、その不断線導体についてみると、その
1本あたりに流れる電流が既定値よりも大きい状態(過
電流状態)にあり、その結果、この不断線導体が過熱状
態となるおそれがある。しかも、一部の導体に断線が生
じても、回路全体に流れる電流の値はほとんど変化せ
ず、正常な範囲から逸脱しないため、前記ヒューズが設
置されていても当該ヒューズは溶断しない。すなわち、
当該ヒューズは導体1本1本についての過電流を防止す
る機能は有しない。
【0004】なお、前記不都合を解消する手段として、
1本1本の導体に流れる電流をそれぞれ監視する電流セ
ンサを設けることが考えられるが、この方法では、特に
導体の本数が多い場合にコストが著しく増大することに
なり、実用性に乏しい。
【0005】また、前記断線検知に関し、特開平7−1
41921号公報には、特に保護を必要とする重要回路
用電線の当該保護区間において、その重要回路用電線の
周囲に一般回路用電線を巻付けることにより、内側の重
要回路用電線を保護するとともに、外側の一般回路用電
線が損傷を受けて断線が生じた場合には、これを電気信
号の変化として検出できるようにしたものが開示されて
いるが、この構造では、回路を構成する複数本の電線
を、重要回路用電線と、そうでない一般回路用電線とに
篩い分けなければならず、その分類は必ずしも容易でな
い。しかも、重要回路用電線の周囲に一般回路用電線を
巻付ける作業が面倒であるとともに、出来上がったワイ
ヤハーネスの構造が複雑でかつ硬くなるため、その配索
が難しくなるという不都合も生じる。
【0006】本発明は、このような事情に鑑み、簡単且
つ低コストの構成で、車両の給電回路を構成する導体の
一部断線を的確に検知することができる方法及び装置、
さらに好ましくは、その検知結果を利用して前記一部断
線に起因する過熱状態の発生を防止することができる方
法及び装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本発明は、車載電源と負荷とが複数本の
導体によって電気的に接続された車両の給電回路におい
て、前記複数本の導体を第1群と第2群とに分け、各群
に流れる電流同士の相対的な関係を検出し、その相対的
関係が予め定めた許容範囲を逸脱する場合にいずれかの
導体が断線していると判定する断線検知方法である。
【0008】この方法において、両群に含まれる導体の
うちのいずれかが断線した場合には、その断線が生じた
導体を含む群に流れる電流と、もう一方の群に流れる電
流との相対的な関係(例えば電流比率や電流差)が断線
前と変化することになる。従って、その相対的関係が予
め定めた許容範囲を超える場合に一部断線が生じている
と判定することができるのである。
【0009】例えば、両群における電気抵抗を相等しく
すれば、両群に流れる電流の差が一定以上の場合に一部
断線が生じていると判定することができ、断線の判定が
非常に容易となる。
【0010】ここで、前記各導体としては、個別に絶縁
被覆されたものを用いるのが好ましい。導体同士が直接
接触していると、各導体を流れる電流の独立性が下がる
ため、一部の導体に断線が生じても電流比率に変化が生
じにくいからである。換言すれば、個別に絶縁被覆され
た導体を用いることにより、一部断線をより高い感度で
検知することが可能になる。
【0011】そして、上記のように断線発生と判定した
場合に給電を強制遮断することによって、前記一部断線
に起因する過熱状態の発生を防ぐことができる。また、
前記断線検知信号を利用して車室内などに警告動作を行
うようにするのも有効である。
【0012】また本発明は、前記断線検知方法を実現す
る装置として、車載電源と負荷とが複数本の導体によっ
て電気的に接続された車両の給電回路において、前記複
数本の導体を第1群と第2群とに分けるとともに、各群
に流れる電流同士の相対的な関係を検出する電流検出手
段と、その相対的関係が予め定めた許容範囲を逸脱する
場合に断線検知信号を出力する判定手段とを備えたもの
である。
【0013】さらに、この装置に加え、前記給電回路中
に設けられ、前記断線検知信号を受けて前記給電回路を
強制遮断する遮断器を具備することにより、前記一部断
線に起因する過熱状態の発生を事前に防止することが可
能になる。前記遮断器は、指令信号の入力によって遮断
動作をするものであれば広く適用が可能であり、リレー
その他のスイッチや、火薬の爆発力を利用して導体を強
制破断するものなどが適用できる。
【0014】この装置でも、前記各導体には、個別に絶
縁被覆されたものを用いるのが好ましい。
【0015】また、前記第1群の電気抵抗と前記第2群
の電気抵抗とを等しくすることにより、前記判定手段に
は、両群を流れる電流の差が一定以上の場合に断線検知
信号を出力するといった簡単な構成のもので足るように
なり、構成が簡素化される。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0017】図1に示す給電回路は、車載電源(バッテ
リー)10を備え、その負端子がアースに接続される一
方、正端子が図略の電気接続箱やケーブル14等を介し
て負荷(車載電装品等)12の一方の端子に接続され、
負荷12の他方の端子がアースに接続されている。そし
て、この給電回路に本発明にかかる断線検知装置及び過
熱防止装置が設けられている。
【0018】その特徴は次のとおりである。
【0019】1)前記ケーブル14を構成する複数本の
電線が第1群G1と第2群G2とに分けられている。
【0020】この群の具体的な分け方は、ケーブル14
の構造に応じて自由に設定が可能である。例えば、図2
(a)に示すように、導体15の周囲に絶縁被覆16が
施された4本の被覆電線がシース20内に収められたケ
ーブル14では、そのうちの2本の被覆電線を第1群G
1、残り2本の被覆電線を第2群G2とすればよい。ま
た、同図(b)に示すように、各群G1,G2をそれぞ
れ構成する導体15を絶縁体17で被覆して各群G1,
G2を相互独立したケーブルとして構成するようにして
もよい。
【0021】後者の場合も、各導体15はなるべく個別
に絶縁被覆しておいて各導体15に流れる電流の独立性
を確保しておくことが好ましい。また、各群G1,G2
をケーブル化する場合も、これらを図2(b)に示すよ
うにシース20で覆うことにより、断線のおそれが少な
くなり、かつ、配索の取扱いも容易になる。
【0022】なお、この実施の形態に関しては、各群G
1,G2の電気抵抗が相互等しくなるように各群の導体
総断面積や線長が設定されていることを前提としてい
る。
【0023】2)各群G1,G2には、それぞれの群G
1,G2を流れる電流I1,I2のレベルを検出する電
流センサ21,22が設けられている。各電流センサ2
1,22は、その配設箇所を流れる電流のレベルに相当
する検出信号を出力するものであり、例えば一定抵抗に
よる電圧降下を測定するものなどが適用可能である。
【0024】3)比較器24、フィルタ26、及び増幅
器28からなる制御回路が具備されている。
【0025】比較器24は、両電流センサ21,22に
より検出される電流レベル同士の差ΔIに相当する信号
を作成するものであり、これら電流センサ21,22と
ともに本発明装置にかかる電流検出手段を構成してい
る。
【0026】フィルタ26は、比較器24の出力信号の
うちの高周波成分を除去し、一定周波数以下の成分のみ
を通過させるものである。このフィルタ26は本発明に
おいて必ずしも要しない。
【0027】増幅器28は、フィルタ26の出力信号を
増幅し、その増幅後の信号レベルが一定以上の場合に断
線検知信号を出力するものである。
【0028】なお、このような電気回路を用いる代わり
に、同様の機能を持つプログラムを組み込んだマイクロ
コンピュータを利用するようにしてもよい。
【0029】4)前記ケーブル14と電源10の正端子
との間に、遮断器18が設けられている。
【0030】この遮断器18は、前記増幅器28と電気
的に接続されており、通常状態では電源10から負荷1
2への給電回路を接続状態に維持するのに対し、前記増
幅器28から前記断線検知信号が入力された場合には、
これに対応して回路を遮断する動作を行うものである。
【0031】この遮断器18としては、リレーをはじめ
とする遠隔操作スイッチ(外部信号を受けて設定の開閉
をするスイッチ)の他、例えば特開平10−55742
号公報に示されるように火薬の爆発力を利用して回路構
成用導体を強制破断させるものなどが適用可能である。
いずれの場合も、特定の断線検知信号が入力された時点
で遮断動作(リレー接点を開く動作や火薬を引火させる
動作)を行うように構成すればよい。
【0032】次に、この回路の作用を説明する。
【0033】まず、いずれの導体にも断線が生じていな
い正常状態では、両群G1,G2の電気抵抗が互いに等
しいため、これらの群G1,G2には相互等しい電流が
流れる。すなわち、両電流センサ21,22が検出する
電流レベルI1,I2は相等しく、これらの差ΔIは0
である。従って、比較器24、フィルタ26、増幅器2
8よりなる制御回路から遮断器18へ断線検知信号は出
力されず、給電状態が維持される。
【0034】これに対し、例えば第1群G1を構成する
導体の一部が断線すると、その分だけ第1群G1全体の
電気抵抗が第2群G2全体の電気抵抗よりも増え、第1
群G1を流れる電流が第2群G2を流れる電流よりも少
なくなる。すなわち、両群G1,G2の電流バランスが
崩れ、第1電流センサ21の検出電流値I1と第2電流
センサの検出電流値I2との間に差ΔIが生じ、この差
ΔIに相当するレベルの信号が比較器24から出力され
る。この信号はフィルタ26を通過して増幅器28で増
幅され、そのレベルが予め設定されたしきい値以上の場
合、当該増幅器28から遮断器18に断線検知信号が入
力される。これを受けた遮断器18は、遮断動作(リレ
ー接点を開く動作や火薬を引火して導体を爆破する動作
など)を行い、電源10から負荷12への給電を強制遮
断する。
【0035】従って、前記のしきい値を、例えば1本の
導体が断線することによって生じ得る電流差ΔIの最低
値に対応する値として設定しておくことにより、当該導
体断線時に給電を自動遮断することができ、このような
導体の一部断線に起因して残りの導体が過熱状態となる
のを事前に防止することが可能となる。
【0036】すなわち、本発明にかかる方法及び装置で
は、回路全体を流れる電流の絶対値ではなく、第1群に
流れる電流と第2群に流れる電流との相対的な関係を監
視することにより、適正な断線検知及び過熱防止を実現
しているのである。
【0037】なお、本発明は前記実施形態に限られず、
例えば次のような実施の形態をとることも可能である。
【0038】(1)前記図1及び図2に示す装置におい
て、増幅回路28で増幅した信号をそのまま遮断器18
に出力するようにしてもよい。この場合には、その入力
信号が一定以上のレベルである場合にのみ遮断器18が
作動するようにすればよい。すなわち、この場合には、
遮断器18に入力される信号のうち、一定以上のレベル
を持つ信号のみが断線検知信号となる。
【0039】(2)電流センサ21,22などの電流検
知手段の配設部位は、適宜設定が可能である。また、両
電流センサ21,22及び前記比較器24に代え、電流
差を検出する手段を電磁誘導を利用した装置によって構
成することも可能である。その一例を図3及び図4に示
す。図示の電流差検出装置30は、図3に示すケース3
2内に図4に示すループ状の磁性体34を具備し、この
磁性体34に第1群G1及び第2群G2がそれぞれ逆巻
きで同じ回数だけ巻き付けられるとともに、他の部位に
電流差検出用の導線36が巻き付けられている。
【0040】この構成において、両群G1,G2を流れ
る電流I1,I2が相互等しい状態、すなわち断線が生
じていない状態では、その電流I1,I2により生ずる
磁界が相互完全に打ち消し合うために導線36に電流は
流れない。これに対し、いずれかの導体が断線して両群
G1,G2を流れる電流I1,I2のバランスが崩れる
と、その分だけ磁界が発生し、この磁界によって導線3
6に電流が流れる。すなわち、導線36の両端に電位差
Vが発生するので、この電位差Vを監視することによ
り、電流I1,I2の相対的関係を把握することができ
る。
【0041】(3)前記実施形態では、両群G1,G2
の電気抵抗を相互等しくしているが、これらの電気抵抗
が相異なっていても、断線が生じない限り各群G1,G
2を流れる電流同士の比率は一定であり、また、回路全
体を流れる電流が一定であれば電流差も一定であるた
め、これら電流比率や電流差が予め定めた許容範囲内に
あるか否かを監視することによって、回路の一部断線を
的確に検知することが可能である。
【0042】(4)前記実施形態では、断線検知信号を
利用して遮断器18を作動させることにより、給電遮断
をするようにしたものを示したが、前記断線検知信号に
基づいて車室内等へ警告動作を行うようにしても、一部
断線状態が放置されることにより回路が過熱状態となる
のを有効に防ぐことが可能である。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明は、車載電源と負荷
とを接続する複数本の導体を第1群と第2群とに分け、
各群に流れる電流の相対的な関係が予め定めた許容範囲
を逸脱する場合にいずれかの導体が断線していると判定
するものであるので、簡単且つ低コストの構成で回路の
一部断線を的確に検知することができ、さらには、その
検知結果を利用して、前記一部断線に起因する過熱状態
の発生を有効に防止することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる車両の給電回路及
びその断線検知装置を示す回路図である。
【図2】(a)(b)は図1の回路におけるケーブルの
構造例を示す断面図である。
【図3】本発明に適用可能な電流差検出装置の一例を示
す斜視図である。
【図4】前記電流差検出装置の要部を示す図である。
【符号の説明】
10 車載電源 12 負荷 14 ケーブル 15 導体 16 絶縁被覆 18 遮断器 21 第1電流センサ(電流検出手段を構成) 22 第2電流センサ(電流検出手段を構成) 24 比較器(電流検出手段を構成) 28 増幅器(判定手段) 30 電流差検出装置 G1 第1群 G2 第2群 ΔI 電流差
フロントページの続き (72)発明者 陳 登 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 Fターム(参考) 2G014 AA02 AA03 AA27 AB23 AB24 AB61 AC07 5G004 AA04 AB02 BA05 CA02 DA01 DA02 DC04 EA04 FA01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車載電源と負荷とが複数本の導体によっ
    て電気的に接続された車両の給電回路において、前記複
    数本の導体を第1群と第2群とに分け、各群に流れる電
    流同士の相対的な関係を検出し、その相対的関係が予め
    定めた許容範囲を逸脱する場合にいずれかの導体が断線
    していると判定することを特徴とする車両の給電回路に
    おける断線検知方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両の給電回路における
    断線検知方法において、前記第1群の電気抵抗と前記第
    2群の電気抵抗とを等しくし、両群に流れる電流の差が
    一定以上の場合にいずれかの導体が断線していると判定
    することを特徴とする車両の給電回路における断線検知
    方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の車両の給電回路
    における断線検知方法において、各導体として個別に絶
    縁被覆されているものを用いることを特徴とする車両の
    給電回路における断線検知方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の車両の
    給電回路における断線検知方法により断線発生と判定し
    た場合に前記車載電源から負荷への給電を強制遮断する
    ことを特徴とする車両の給電回路における過熱防止方
    法。
  5. 【請求項5】 車載電源と負荷とが複数本の導体によっ
    て電気的に接続された車両の給電回路において、前記複
    数本の導体を第1群と第2群とに分けるとともに、各群
    に流れる電流同士の相対的な関係を検出する電流検出手
    段と、その相対的関係が予め定めた許容範囲を逸脱する
    場合に断線検知信号を出力する判定手段とを備えたこと
    を特徴とする車両の給電回路における断線検知装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の車両の給電回路における
    断線検知装置において、前記第1群の電気抵抗と前記第
    2群の電気抵抗とを等しくするとともに、両群を流れる
    電流の差が一定以上の場合に断線検知信号を出力するよ
    うに前記判定手段を構成したことを特徴とする車両の給
    電回路における断線検知装置。
  7. 【請求項7】 請求項5または6記載の車両の給電回路
    における断線検知装置において、各導体が個別に絶縁被
    覆されていることを特徴とする車両の給電回路における
    断線検知装置。
  8. 【請求項8】 請求項4〜7のいずれかに記載の車両の
    給電回路における断線検知装置と、当該給電回路中に設
    けられ、前記断線検知装置の出力する断線検知信号を受
    けて前記給電回路を強制遮断する遮断器とを備えたこと
    を特徴とする車両の給電回路における過熱防止装置。
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