JPH11271199A - 全自動材料試験装置 - Google Patents

全自動材料試験装置

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JPH11271199A
JPH11271199A JP7745198A JP7745198A JPH11271199A JP H11271199 A JPH11271199 A JP H11271199A JP 7745198 A JP7745198 A JP 7745198A JP 7745198 A JP7745198 A JP 7745198A JP H11271199 A JPH11271199 A JP H11271199A
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JP
Japan
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test piece
test
pallet
storage pallet
push
Prior art date
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Pending
Application number
JP7745198A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Shimizu
高行 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP7745198A priority Critical patent/JPH11271199A/ja
Publication of JPH11271199A publication Critical patent/JPH11271199A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】収納パレットに入った試験片を確実に試験機本
体に移載できるようにする。 【解決手段】ゴムなどの材料からなる試験片4はパレッ
ト1に収納されて試験機本体の近くまで搬送され、移載
機によって試験機本体のチャックに移載され、引張試験
などが行われる。パレット1には位置決めのためのガイ
ド2が配設されているとともに、底面には開口部3が設
けられ、その上に試験片4が並べられている。押し上げ
機11の真上にパレット1が運ばれてくると、シリンダ
6によって押し上げ台5が下から試験片4を押し上げ、
パレット1の底面に密着している試験片4を底面から引
き剥がし、移載機が試験片4を試験機本体へ移載する際
に試験片4を取りこぼさないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、収納パレットに収
納された試験片を自動的に材料試験する自動材料試験装
置に関し、特にゴムなどの材料を連続して次々に引張試
験する全自動試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ゴムなどの材料を次々と連続して試験す
る全自動試験装置では、従来からいくつかの試験片を収
納パレットに並べて搬送し、試験片を試験機本体に取り
付けるときにチャックや吸着装置を用いてひとつづつ収
納パレットから取り出してそれを試験機本体に供給し試
験を行うようにしている。収納パレットは例えば長方形
の薄い皿型をしており、試験片を載置する面はフラット
な面であり、アレイ形に打ち抜かれた板状の試験片が例
えば4つ並ぶようにそれぞれの試験片の位置を固定する
位置決めピンが収納パレットの底面に配設されている。
そして、収納パレット上の試験片を試験機本体のつかみ
具まで移送するために、真空吸着方式を用いた試験片の
移載装置により試験片を保持して収納パレットから試験
片を取り上げ、試験機本体のつかみ具に移載するように
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】板がアレイ形に打ち抜
かれた形の試験片、とくに、ゴムなどの粘着性の強い試
験片を全自動試験装置で試験する場合に、試験片が収納
パレットの載置面に密着してしまい、真空吸引方式を用
いた試験片の移載装置では試験片を収納パレットから取
り出す際に試料を取りこぼすことがあった。全自動試験
装置においては、試験片をハンドリングする際の確実性
は装置やシステム全体の稼働率や信頼性を高める重要な
ポイントであり、ハンドリング時の失敗を可能な限り少
なくすることが望まれる。
【0004】従来、試験片が収納パレットに粘着するこ
とを防ぐために、試験片を収納パレットに並べる前にパ
ウダーを試験片に対してふりかけることも行われている
が、その作業は大変手間のかかる作業であり、また粘着
を防止する確実性にかけていた。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、収納パレットから試験片を確実に取り出
し試験機本体に移載することのできる全自動試験装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、収納パレットに収納された試験片を試験
機本体に供給し引き続いてその試験片の材料試験を行う
全自動材料試験装置において、底部に開口部を有する収
納パレットと、この収納パレットの底面に載置された試
験片を下方から押し上げる押し上げ手段を備え、前記収
納パレットの底面に密着した試験片を前記押し上げ手段
によって前記底面から引き離すことを特徴とする。
【0007】本発明の全自動材料試験装置では、押し上
げ手段から伸びてくる押し上げ台が、収納パレットの底
部に形成されている開口部を通じて収納パレットに載置
された試験片を上方に押し上げる。こうすることによっ
てゴムのような密着性の強い材料の試験片が収納パレッ
トの底面に密着していても、押し上げ手段の力で引き剥
がされ、その状態で移載機によって収納パレットから試
験機本体のチャックに移載されるので、移載機が試験片
を取りこぼすことがない。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を、図面を
参照しながら説明する。図1は本発明の全自動材料試験
装置を示す図である。試験片は収納パレット1に入れら
れ搬送機10によって試験機本体13の近くまで運ばれ
てくる。パレット1が所定位置にセットされると、詳し
くは後述するように、押し上げ機11がパレット1に載
置されている試験片をわずかに押し上げ、移載機12が
その試験片を取り出し、試験機本体13のチャック14
まで運んで試験片4を取り付ける。その後試験機本体1
3は、よく知られた方法により、例えば材料を引き伸ば
しながら試験片4にかかる荷重と試験片4の伸び量を計
測し引張試験などを行う。
【0009】図1では全自動材料試験装置の主要構成の
みを示しているが、この他にも一枚の板からアレイ形の
試験片を打ち抜いて作成する試験片作成装置や、板状試
験片の厚みを測定する厚み測定装置などが付属する場合
もある。また、押し上げ機11は他と独立した装置とし
て描いてあるが、押し上げ機11は搬送機10の一部ま
たはその他の装置の一部として構成してもよい。
【0010】図2に本発明の主要部である押し上げ機1
1と試験片収納パレット1に載置された試験片4の様子
を示す。図2(a)は収納パレット1の上に試験片4を
並べて載置した様子を上から見た図である。およそ長方
形の皿状をした収納パレット1の底面には試験片4を位
置決めするガイド2が所定の個数だけ配設され、さらに
開口部3が設けられている。その開口部3をまたぐよう
にして、試験片の載置面である収納パレット1の底面に
複数の試験片4が載置される。試験片4はゴム板を打ち
抜き機などによってアレイ形に打ち抜き加工されたもの
である。なお、図2に示されたような、ひとつの収納パ
レットに収納される試験片の形状や数、位置決めガイド
の形状などは一例であって、本発明がこれに限定される
ものではない。
【0011】試験片4の収納されているパレット1が搬
送機10によって押し上げ機11の上に搬送されてきた
状態を、図2(a)のA−A断面として図2(b)に示
す。このとき収納パレット1の下方には押し上げ機11
が位置している。押し上げ機11はたとえばエアシリン
ダからなる押し上げシリンダ6と試験片4をわずかに押
し上げる押し上げ台5で構成される。
【0012】押し上げ台5は収納パレット1の底部にあ
けられた開口部3を通じて試験片4を収納パレットの底
面から上方に押し上げる動作を行う。図2(c)に押し
上げ台5が試験片4を押し上げた様子を示すように、シ
リンダ6のピストンを伸長させると、その先に取り付け
られた押し上げ台が試験片4を下からその中央部を持ち
上げ、収納パレット1の底面に密着した試験片4を底面
から引き剥がす作用をする。
【0013】収納パレット1の底面から引き剥がされた
試験片4は、その後移載機12の吸着器などを備えた移
載ハンドによって試験機本体13のチャック14に移載
され、試験機本体13によって引張り試験などが行われ
る。
【0014】
【発明の効果】本発明の全自動試験装置では試験される
べき試験片を収納するパレット底部に開口部を設け、そ
の開口部から押し上げ台によって試験片を押し上げ、パ
レットから試験片を引き剥がすようにしているので、ゴ
ム板のような密着しやすい材料であっても試験片をパレ
ットから容易に取り上げることができる。したがって、
移載機などによって試験片をパレットから試験機本体の
チャックに移載するときに試験片を取りこぼすことがな
く確実な移載が可能であり、全自動試験装置の確実性や
信頼性を向上することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全自動試験装置の主要構成を示す図で
ある。
【図2】本発明の主要部である収納パレットと押し上げ
機を示す図である。
【符号の説明】
1…収納パレット 2…ガイド 3…開口部 4…試験片 5…押し上げ台 6…シリンダ 10…搬送機 11…押し上げ機 12…移載機 13…試験機本体 14…チャック

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納パレットに収納された試験片を試験
    機本体に供給し引き続いてその試験片の材料試験を行う
    全自動材料試験装置において、底部に開口部を有する収
    納パレットと、この収納パレットの底面に載置された試
    験片を下方から押し上げる押し上げ手段を備え、前記収
    納パレットの底面に密着した試験片を前記押し上げ手段
    によって前記底面から引き離すことを特徴とする全自動
    材料試験装置。
JP7745198A 1998-03-25 1998-03-25 全自動材料試験装置 Pending JPH11271199A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7745198A JPH11271199A (ja) 1998-03-25 1998-03-25 全自動材料試験装置

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JP7745198A JPH11271199A (ja) 1998-03-25 1998-03-25 全自動材料試験装置

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JPH11271199A true JPH11271199A (ja) 1999-10-05

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ID=13634392

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JP7745198A Pending JPH11271199A (ja) 1998-03-25 1998-03-25 全自動材料試験装置

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JP (1) JPH11271199A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2784476A1 (de) * 2013-03-27 2014-10-01 UL International TTC GmbH Vorrichtung und Verfahren zur Lagerung von Probenkörpern
JP2022043625A (ja) * 2020-09-04 2022-03-16 株式会社島津製作所 測厚装置

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