JPH11270957A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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Publication number
JPH11270957A
JPH11270957A JP7525998A JP7525998A JPH11270957A JP H11270957 A JPH11270957 A JP H11270957A JP 7525998 A JP7525998 A JP 7525998A JP 7525998 A JP7525998 A JP 7525998A JP H11270957 A JPH11270957 A JP H11270957A
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JP
Japan
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compartment
ice
refrigerator
room
storage
Prior art date
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Pending
Application number
JP7525998A
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English (en)
Inventor
Yohei Nomoto
洋平 野本
Mitsuhiko Nakamura
光彦 中村
Hidetomo Takanishi
英知 高西
Takashi Aoki
孝 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co filed Critical Matsushita Refrigeration Co
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Publication of JPH11270957A publication Critical patent/JPH11270957A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷蔵室のみならず野菜室、貯氷室、貯蔵室の
使い勝手を高めた冷蔵庫を提供する。 【解決手段】 冷蔵庫本体21の上部に冷蔵室24、こ
の下部に氷を貯える貯氷室30、前記貯氷室30の側部
に貯蔵室31、冷蔵庫本体21の下部に冷凍室26、そ
の上部に野菜等比較的高温が適する食品を保存する野菜
室28をそれぞれ独立して設け、前記冷蔵室24は横開
きの扉25、貯氷室30,貯蔵室31,野菜室28,冷
凍室26は引出しの扉25,27,29,32,33を
有し、前記貯氷室30と貯蔵室31と野菜室28の後方
に冷却器34をそれぞれ設け、貯氷室30,貯蔵室3
1,野菜室28に氷,生鮮食品など比較的使用頻度の高
いものを独立して収納でき、引出しの扉25,27,2
9,32,31にとって使い勝手のよい中央部で集約し
て保存管理できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は保存する食品に応じ
て使い分ける、温度設定の異なる収納室を複数備えた冷
蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に冷蔵庫は、従来よりある冷凍室及
び冷蔵室に加えて魚,肉類や野菜,果物類などの生鮮食
品を新鮮に保存することを目的とした貯蔵室や野菜室を
備えた冷蔵庫が普及している。また一方で従来の冷凍室
が冷蔵庫本体の上部にあるものに代わって、使用頻度の
高い冷蔵室を上部の目の高さに配置して使い勝手や収納
性を高めた冷蔵庫が主流となっている。これらの代表例
は例えば特開平6−273031号公報にその一例が示
されており、以下図13を参照しながら説明を行なう。
【0003】図13において1は、冷蔵庫本体である。
2,3は庫内を上下に区画する区画部材である。4は、
前記区画部材2の上方で本冷蔵庫本体1の上部に区画さ
れた冷蔵室であり、回転式の扉5を備えている。6は、
前記区画部材3の下方で冷蔵庫本体1の下部に区画され
た野菜,果物類を保存する野菜室であり、引き出し式の
扉7を備えている。野菜室には収納ケース8があり、室
内を高湿に維持するための調湿手段9を備えている。1
0は、前記区画壁2,3の間で冷蔵庫本体1の中央部に
区画された冷凍室であり引き出し式の扉11,12を備
えている。13は冷却器であり冷蔵庫の冷凍サイクルの
一部を構成している。14は前記冷却器13と前記冷凍
室10の室内を仕切っている仕切部材である。
【0004】以下のように構成された冷蔵庫についてそ
の動作を説明する。冷却器13で冷却された冷気は、温
度管理の違う冷蔵室4、野菜室6、冷凍室10に送られ
野菜,果物類や生鮮食品の温度管理が行き届き鮮度が維
持できる。また、使用頻度の最も高い冷蔵室4が冷蔵庫
本体1の上部の目の高さにあるため扉の開閉や食品の見
渡し易さ、出し入れのし易さなど使い勝手や収納性は従
来の冷凍室が上部にある冷蔵庫に比べてよくなる。そし
て、野菜室6のように、湿度管理も必要とする室内に対
して、調湿手段9を備えた収納ケース8に野菜,果物類
を入れることにより、鮮度が維持できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の構
成では、野菜室は独立した引き出し式の扉を備えている
ため使い勝手がよく収納量も大きいが、冷蔵庫本体の下
部にあるので重量のある野菜の出し入れには腰を屈めな
ければならない使い勝手の悪いものであった。また、
魚,肉類など生鮮食品の温度管理を別に行なった独立し
た扉を持たず使い勝手が悪いものであった。そして、氷
類に関しても氷の出し入れだけの貯氷室と独立した扉を
持たず使い勝手が悪いものであった。
【0006】また野菜室のように湿度管理等必要な室内
に関して、特別に調湿手段を必要とし、複雑な構成で収
納ケースの大きさも制限されて小さくなってしまうとい
う問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の冷蔵庫は、冷蔵庫本体上部に冷蔵室、冷蔵庫
本体下部に冷凍室を配置し、冷蔵室の下部に氷等を保存
する貯氷室と、魚,肉類等を保存する貯蔵室をそれぞれ
独立した引出しの扉を備えて配置し、冷凍室上部に野菜
室を配置したものである。
【0008】これにより、貯氷室,貯蔵室,野菜室に氷
類,生鮮食品など比較的使用頻度の高いものを独立して
収納でき、引出しの扉にとって使い勝手のよい中央部で
集約して保存管理できる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載した発明
は、冷蔵庫本体の上部に冷蔵室、この下部に氷を貯える
貯氷室、前記貯氷室の側部に貯蔵室、冷蔵庫本体の下部
に冷凍室、その上部に野菜等比較的高温が適する食品を
保存する野菜室をそれぞれ独立して設け、前記冷蔵室は
横開きの扉、貯氷室,貯蔵室,野菜室,冷凍室は引出し
の扉を有し、前記貯氷室と貯蔵室と野菜室の後方に冷却
器を設けたものである。
【0010】これにより、使用頻度の高い冷蔵室を冷蔵
庫本体上部に、比較的使用頻度の高い貯氷室,貯蔵室,
野菜室を冷蔵庫本体真ん中に配置し、引出しの扉にして
いるので立った姿勢で食品の出し入れが容易にできると
同時に中央部集約して保存管理できる。
【0011】また請求項2に記載した発明は、請求項1
に記載したものに加え、貯氷室と貯蔵室と野菜室は、仕
切部材で冷却器と仕切られたものである。
【0012】これにより、一つの仕切部材でもって貯氷
室,貯蔵室,野菜室が、野菜室後方の冷却器と仕切れる
ので個々に仕切る場合よりも部品点数が少なくなり、シ
ールと組立を容易にすることができる。
【0013】また請求項3に記載した発明は、請求項2
に記載したものに加え、貯氷室は、区画壁により貯蔵室
と仕切られたものである。
【0014】これにより、区画壁を設置する際は後方の
冷却器を仕切った一つの仕切部材で貯氷室,貯蔵室,野
菜室とが、一体になって大きな部屋になり、広くなった
開口より区画壁を仕切部材に向かって押し込んで当てれ
ば良いのでシールと組立ての作業性がよくなる。
【0015】また請求項4に記載した発明は、請求項3
に記載したものに加え区画壁は、断熱効果のある部材で
構成されたものである。
【0016】これにより、区画壁は、断熱材により強度
が上がり、貯氷室,貯蔵室の上下の区画部材を固定する
ことにより、強固なものとなる。また、貯氷室と貯蔵室
の温度差を吸収し、各部屋の温度影響、温度ムラをおさ
えることができる。
【0017】また請求項5に記載した発明は、請求項3
に記載したものに加え、貯氷室は、区画壁より貯氷室へ
冷気を導く冷気通路溝を有したものである。
【0018】これにより、貯氷室の冷気風路を特別に形
成する必要がなく、部品点数を少なくすると同時に庫内
の組み立てを簡単化することができる。また、製氷皿へ
の冷気も均一に設けることができるため、冷却効率を上
げ製氷時間も短縮できる。
【0019】また請求項6に記載した発明は、請求項1
に記載したものに加え、冷蔵室には、製氷用の水を入れ
るタンクを有した給水器を設け、貯氷室には、氷を形成
する製氷皿を有した製氷器を設け、前記給水器から製氷
器に水を給水する給水パイプを有したものである。
【0020】これにより、給水パイプの経路は最短のも
のとなり、構成を簡素化することにより組立てが容易と
なり、給水する効率もよいものとなる。
【0021】また請求項7に記載した発明は、冷蔵庫本
体に第1の区画室、この下部に第2の区画室をそれぞれ
独立して設け、第1の区画室と第2の区画室は区画部材
により仕切られ、第2の区画室には収納ケースを設け、
区画部材に調湿手段を設けたものである。
【0022】これにより、調湿手段を特別に形成する必
要がなく、部品点数を減らすことができ、構成を簡素化
することにより組立ても容易となり、野菜室の庫内を広
く使用することができる。
【0023】また請求項8に記載した発明は、請求項7
に記載したものに加え、区画部材の下部に、収納ケース
に略当接する当接部を設けたものである。
【0024】これにより、収納ケースを気密に防ぐこと
ができ、収納ケース内の湿度等を調整しやすくできる。
【0025】また請求項9に記載した発明は、請求項7
に記載したものに加え、区画部材の下部に、収納ケース
の前部壁もしくは後部壁の少なくとも一方を略当接する
当接部材を設けたものである。
【0026】これにより、収納ケースを気密に防ぐこと
ができ、収納ケース内の湿度を調整しやすくできる。
【0027】
【実施例】以下本発明による冷蔵庫の実施例について図
1〜図12に従い説明をする。なお、従来と同一構成に
ついては、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0028】(実施例1)図1は本発明実施例1による
各室の正面図、図2は、縦断面図、図3は、図1,図2
に沿って概略を示した分解斜視図、図4は、区画壁の分
解斜視図、図5は、給水器と製氷器の正面図、図6は、
給水器と製氷器の縦断面図、図7は、本発明実施例2に
よる正面図、図8は、縦断面図、図9は、区画部材の分
解斜視図、図10は、本発明実施例3の収納ケース前壁
と当接部材の詳細縦断面図、図11は本発明実施例4の
収納ケース後壁と当接部材の詳細縦断面図、図12は、
本発明実施例5収納ケース後壁と当接部材の詳細縦断面
図である。
【0029】21は冷蔵庫本体である。22,23は庫
内を上下に区画する区画部材である。24は前記区画部
材22の上方で本冷蔵庫本体21の上部に区画された冷
蔵室であり、回転式の扉25を備えている。26は、前
記区画部材23の下方で冷蔵庫本体21の下部に区画さ
れた、冷凍室であり、引出しの扉27を備えている。2
8は、冷凍室26の上部にある野菜等比較的高温が適す
る食品を保存する野菜室であり、引出しの扉29を備え
ている。30は、冷蔵室24の下部にある氷を貯える貯
氷室であり、31は、貯氷室の側部にある魚・肉類等を
貯蔵する貯蔵室であり、引出しの扉32,33を備えて
いる。34は、冷蔵庫を冷却するための冷却器であり、
圧縮機,凝縮器等と冷媒管(図示せず)で接続して周知
の冷凍回路を構成している。35は冷却器34と、貯氷
室30、貯蔵室31野菜室28を仕切る仕切部材であ
る。36は、貯氷室30貯蔵室31を区画する区画壁で
あり、貯氷室側の区画板37と貯蔵室側の区画板38に
はさまれた断熱部材39と前側にある化粧部材40とで
構成されている。41は断熱部材39に形成した冷気通
路溝であり、42は冷気通路溝41の相対する貯氷室側
の区画板39に形成された冷気吹出穴である。
【0030】43は、自動で氷を作るために構成される
冷蔵室側にある給水器である。44は、同じく貯氷室側
にある製氷器である。給水器43は、氷を作るための水
を保管するタンク45を給水モータ部46から構成され
ている。また製氷器44の内部には氷を形成する製氷皿
47があり、タンク45から給水モータ部46を通り、
製氷皿47まで給水パイプ48により水を通す構成にな
っている。
【0031】以上のように構成された冷蔵庫について以
下にその動作を説明する。冷蔵庫本体21の上部に冷蔵
室24、その下部に貯氷室30と貯蔵室31、また冷蔵
庫本体21の下部に冷凍室26その上部に野菜室28を
配置し、冷蔵室24は回転式25、貯氷室30,貯蔵室
31,野菜室28は引出しの扉32,33,29を備え
ている。そのため、使用頻度の高い冷蔵室24を冷蔵庫
本体21上部に貯氷室30,貯蔵室31,野菜室28を
冷蔵庫本体21の真ん中に配置し、立った姿勢で食品の
出し入れが容易にできると同時に中央部で集約して保存
管理できる。
【0032】また仕切部材35により冷却器34と貯氷
室30貯蔵室31、野菜室28が仕切れるのでシール組
立を容易にすることができる。
【0033】また、区画壁36を貯氷室30貯蔵室31
野菜室28が一体となった広い室内から取り付ければよ
いのでシールと組立てを容易にすることができる。
【0034】また、区画壁36は、断熱材39により構
成されており、上下の区画部材22,50を固定し強固
なものとすると同時に貯氷室30と貯蔵室31の温度差
を吸収し、各部屋の温度影響と温度ムラを抑えることが
できる。
【0035】また、区画壁36内部に、冷気通路溝41
と冷気吐出穴42を構成することで製氷皿47への冷気
を均一に設け冷却効率を上げると共に部品点数を少なく
し、かつ組立てを簡素化できる。
【0036】また、給水器43と製氷器44は、区画部
材22を挟んで冷蔵室24側と貯氷室30側にあるた
め、給水パイプ48を最短にすることができ給水モータ
部46を効率よく使用することができる。
【0037】(実施例2)70は、第1の区画室であ
り、71は第2の区画室である。第1の区画室70と第
2の区画室71は区画部材72により仕切られており、
第1の区画室側の区画板73と第2の区画室側の区画板
74にはさまれた断熱材75と前側にある化粧部材76
とで構成されている。第2の区画室71には収納ケース
77があり、第2の区画室側の区画板74には、湿度等
を調整する調湿手段78と収納ケース77に略当接する
よう設けられた当接部79により構成されている。
【0038】以上のように構成された冷蔵庫について、
以下その動作を説明する。第2の区画室側と区画板74
に調湿手段78を一体にすることにより、特別な調湿用
部材を必要としないため部品点数を減らすことができ、
組立ても容易にすることができる。また、収納ケース7
7の上側のスペースも拡大することができ食品等多く収
納できる。
【0039】また、第2の区画室側の区画板74に当接
部79を一体にすることにより、収納ケース77を気密
に防ぐことができ、収納ケース77内の湿度を調整しや
すくできる。
【0040】(実施例3)80は、第2の区画室71の
収納ケース77の前部壁81に略当接した第2の区画室
側の区画板74に取付けられた当接部材である。
【0041】以上のように構成された冷蔵庫について、
以下その動作を説明する。当接部材80により収納ケー
ス77を気密に防ぐことができ、収納ケース77内の湿
度を調整しやすくできる。
【0042】(実施例4)82は、第2の区画室71の
収納ケース77の後部壁83に略当接した第2の区画室
側の区画板74に取付けられた当接部材である。
【0043】以上のように構成された冷蔵庫について、
以下その動作を説明する。当接部材82により収納ケー
ス77を気密に防ぐことができ、収納ケース77内の湿
度を調整しやすくできる。
【0044】(実施例5)84は、第2の区画室71の
収納ケース77の後部壁83に略当接した第2の区画室
71の背面にある仕切部材85に取付けられた当接部材
である。
【0045】以上のように構成された冷蔵庫について、
以下その動作を説明する。当接部材84により収納ケー
ス77を気密に防ぐことができ、収納ケース77内の湿
度を調整しやすくできる。
【0046】
【発明の効果】このように請求項1に記載した本発明
は、冷蔵庫本体の上部に冷蔵室、この下部に氷を貯える
貯氷室、前記貯氷室の側部に貯蔵室、冷蔵庫本体の下部
に冷凍室、その上部に野菜等比較的高温が適する食品を
保存する野菜室をそれぞれ独立して設け、前記冷蔵室は
横開きの扉、貯氷室,貯蔵室,野菜室,冷凍室は引出し
の扉を有し、前記貯氷室と貯蔵室と野菜室の後方に冷却
器を設けたもので、これにより、使用頻度の高い冷蔵室
を冷蔵庫本体上部に、比較的使用頻度の高い貯氷室,貯
蔵室,野菜室を冷蔵庫本体真ん中に配置し、引出しの扉
にしているので立った姿勢で食品の出し入れが容易にで
きると同時に中央部集約して保存管理できる。
【0047】また請求項2に記載した発明は、請求項1
に記載したものに加え、貯氷室と貯蔵室と野菜室は仕切
部材で冷却器と仕切られたもので、これにより、一つの
仕切部材でもって貯氷室,貯蔵室,野菜室が、野菜室後
方の冷却器と仕切られるので個々に仕切る場合よりも部
品点数が少なくなり、シールと組立を容易にすることが
できる。
【0048】また請求項3に記載した発明は、請求項2
に記載したものに加え、貯氷室は区画壁により貯蔵室と
仕切られたもので、これにより、区画壁を設置する際は
後方の冷却器を仕切った一つの仕切部材で貯氷室,貯蔵
室,野菜室とが、一体になって大きな部屋になり、広く
なった開口より区画壁を仕切部材に向かって押し込んで
当てれば良いのでシールと組立ての作業性がよくなる。
【0049】また請求項4に記載した発明は、請求項3
に記載したものに加え区画壁は、断熱効果のある部材で
構成されたものである。
【0050】これにより、区画壁は、断熱材により強度
が上がり、貯氷室,貯蔵室の上下の区画部材を固定する
ことにより、強固なものとなる。また、貯氷室と貯蔵室
の温度差を吸収し、各部屋の温度影響、温度ノラをおさ
えることができる。
【0051】また請求項5に記載した発明は、請求項3
に記載したものに加え、貯氷室は、区画壁より貯氷室へ
冷気を導く冷気通路溝を有したものである。
【0052】これにより、貯氷室の冷気風路を特別に形
成する必要がなく、部品点数を少なくすると同時に庫内
の組み立てを簡素化することができる。また、製氷皿へ
の冷気も均一に設けることができるため、冷却効率を上
げ製氷時間も短縮できる。
【0053】また、請求項6に記載した発明は、請求項
1に記載したものに加え、冷蔵室には、製氷用の水を入
れるタンクを有し、貯氷室には、氷を形成する製氷皿を
設け、前記タンクから製氷皿に氷を作るための水を給水
する給水パイプを有したものである。これにより、給水
経路は最短のものとなり、構成を簡素化することにより
組立てが容易となり、給水する効率もよいものとなる。
【0054】また請求項7に記載した発明は、冷蔵庫本
体に第1の区画室、この下部に第2の区画室をそれぞれ
独立して設け、第1の区画室と第2の区画室は区画部材
により仕切られ、第2の区画室には収納ケースを設け、
区画部材に調湿手段を設けたものである。
【0055】これにより、調湿手段を特別に形成する必
要がなり、部品点数を減らすことができ、構成を簡素化
することにより組立ても容易となり、野菜室の庫内を広
く使用することができる。
【0056】また請求項8に記載した発明は、請求項7
に記載したものに加え、区画部材の下部に、収納ケース
に略当接する当接部を設けたものである。
【0057】これにより、収納ケースを気密に防ぐこと
ができ、収納ケース内の湿度等を調整しやすくできる。
【0058】また請求項9に記載した発明は、請求項7
に記載したものに加え、区画部材の下部に、収納ケース
の前部壁もしくは後部壁の少なくとも一方を略当接する
当接部材を設けたものである。
【0059】これにより、収納ケースを気密に防ぐこと
ができ、収納ケース内の湿度を調整しやすくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による冷蔵庫の実施例1の各室の正面図
【図2】本発明による冷蔵庫の実施例1の縦断面図
【図3】本発明による冷蔵庫の実施例1の分解斜視図
【図4】本発明による冷蔵庫の実施例1の区画壁の分解
斜視図
【図5】本発明による冷蔵庫の実施例1の給水器と製氷
器の正面図
【図6】本発明による冷蔵庫の実施例1の給水器と製氷
器の縦断面図
【図7】本発明による冷蔵庫の実施例2の正面図
【図8】本発明による冷蔵庫の実施例2縦断面図
【図9】本発明による冷蔵庫の実施例2区画部材の分解
斜視図
【図10】本発明による冷蔵庫の実施例3詳細縦断面図
【図11】本発明による冷蔵庫の実施例4詳細縦断面図
【図12】本発明による冷蔵庫の実施例5詳細縦断面図
【図13】従来の冷蔵庫の縦断面図
【符号の説明】
21 冷蔵庫本体 22,23,72 区画部材 24 冷蔵室 25 横開きの扉 26 冷凍室 28 野菜室 30 貯氷室 31 貯蔵室 25,27,29,32,33 引出しの扉 34 冷却器 35 仕切部材 36 区画壁 39 断熱材 41 冷気通路溝 43 給水器 44 製氷器 45 タンク 47 製氷皿 48 給水パイプ 70 第1の区画室 71 第2の区画室 77 収納ケース 78 調湿手段 79 当接部 80,82,84 当接部材 81 前部壁 83 後部壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青木 孝 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷蔵庫本体の上部に冷蔵室、この下部に
    氷を貯える貯氷室、前記貯氷室の側部に貯蔵室、冷蔵庫
    本体の下部に冷凍室、その上部に野菜等比較的高温が適
    する食品を保存する野菜室をそれぞれ独立して設け、前
    記冷蔵室は横開きの扉,貯氷室,貯蔵室,野菜室,冷凍
    室は引出しの扉を有し、前記貯氷室と貯蔵室と野菜室の
    後方に冷却器を設けた冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 貯氷室と貯蔵室と野菜室は、仕切部材で
    冷却器と仕切られた請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 貯氷室は区画壁により貯蔵室と仕切られ
    た請求項2記載した冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 区画壁は、断熱効果のある部材で構成さ
    れた請求項3記載の冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 貯氷室は、区画壁より貯氷室へ冷気を導
    く冷気通路溝を有した請求項3記載の冷蔵庫。
  6. 【請求項6】 冷蔵室には、製氷用の水を入れるタンク
    を有した給水器を設け、貯氷室には、氷を形成する製氷
    皿を有した製氷器を設け、前記給水器から製氷器に水を
    給水する給水パイプを有した請求項1記載の冷蔵庫。
  7. 【請求項7】 冷蔵庫本体に第1の区画室、この下部に
    第2の区画室をそれぞれ独立して設け、第1の区画室と
    第2の区画室は区画部材により仕切られ、第2の区画室
    には収納ケースを設け、区画部材に調湿手段を設けた冷
    蔵庫。
  8. 【請求項8】 区画部材の下部に、収納ケースに略当接
    する当接部を設けた請求項7記載の冷蔵庫。
  9. 【請求項9】 区画部材の下部に、収納ケースの前部壁
    もしくは後部壁の少なくとも一方に略当接する当接部材
    を設けた請求項7記載の冷蔵庫。
JP7525998A 1998-03-24 1998-03-24 冷蔵庫 Pending JPH11270957A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7525998A JPH11270957A (ja) 1998-03-24 1998-03-24 冷蔵庫

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JP7525998A JPH11270957A (ja) 1998-03-24 1998-03-24 冷蔵庫

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012140827A1 (ja) * 2011-04-13 2012-10-18 パナソニック株式会社 冷蔵庫
EP2813789A3 (en) * 2013-06-12 2015-04-29 Indesit Company Beyaz Esya San.Ve Tic A.S. A crisper box embodiment for a fridge

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