JPH11270398A - センサの入力処理装置 - Google Patents

センサの入力処理装置

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JPH11270398A
JPH11270398A JP7473498A JP7473498A JPH11270398A JP H11270398 A JPH11270398 A JP H11270398A JP 7473498 A JP7473498 A JP 7473498A JP 7473498 A JP7473498 A JP 7473498A JP H11270398 A JPH11270398 A JP H11270398A
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JP
Japan
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throttle
sensor
detection signal
throttle opening
opening
Prior art date
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Application number
JP7473498A
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English (en)
Inventor
Toshio Niwa
寿夫 丹羽
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】センサの出力特性が非直線のものになっても、
これを確実に補正することが可能なセンサの入力処理装
置を提供する。 【解決手段】切り換え角度θ1の近傍における第2スロ
ットルセンサ2の検出信号V2を基準として、第1スロ
ットルセンサ1の検出信号V1がどれだけずれているか
を判定する。その誤差電圧ΔVがしきい値Hを越えれ
ば、正確な補正値DVTAを求めることはできない。こ
のため、CPU8は、誤差電圧ΔVがしきい値Hを越え
ると、切り換え角度θ1を予め定められた角度Δθ1だけ
ずらして、この切り換え角度θ1を更新する。こうして
更新された切り換え角度θ1は、誤差電圧ΔVがしきい
値Hを越えて変化するスロットル角度から外れる。この
結果、スロットル角度θが切り換え角度θ1の近傍にあ
るときに、補正値DVTAを更新しても、該誤差電圧Δ
Vの影響を受けずに済み、正確な補正値DVTAを求め
ることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば内燃機関の
吸気通路に設けられたスロットルバルブの開度を検出す
るためのセンサの入力処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の吸気通路に設けられたスロッ
トルバルブは、運転者により踏み込み操作されるアクセ
ルペダルとワイヤ等によって機械的に連結されており、
その開度はアクセルペダルの踏み込み量に応じて一義的
に決定される。これに対して、近年では、内燃機関の運
転状態に基づいてスロットルバルブをモータ等のアクチ
ュエータを用いて開閉制御するようにしたシステム、い
わゆる電子スロットル制御システムも採用されている。
【0003】この電子スロットル制御システムにあって
は、スロットルバルブの開度を検出するためのセンサが
設けられており、このセンサによって検出されるスロッ
トル開度と運転状態に基づいて算出された目標スロット
ル開度とが一致するようにアクチュエータのフィードバ
ック制御が行われる。
【0004】このセンサは、抵抗帯と該抵抗帯上を摺動
する摺動子を有しており、この摺動子がスロットルの開
閉動作に連動して該抵抗帯上を摺動する。抵抗帯の両端
に電圧を印加しておき、摺動子から該摺動子の位置に対
応する検出信号を出力する。この検出信号をアナログデ
ジタル変換し(以下A/D変換と称す)、そのデジタル
信号に基づいてスロットル開度を求める。
【0005】ここで、アイドル制御に際しては、スロッ
トル開度が小さく、かつスロットル開度の微妙な制御が
要求される。このため、スロットル開度の変化を細やか
に検出する必要がある。しかしながら、スロットル開度
を示す検出信号をデジタル信号に変換する場合、このデ
ジタル信号のビット数によって、スロットル開度の検出
分解能が決まり、ビット数が少ないと、スロットル開度
の変化を細やかに検出することができない。また、ビッ
ト数を単に多くしても、検出信号が微小なレベルである
ときには、この検出信号とノイズ成分を区別することが
できないので、スロットル開度の検出分解能を高めるこ
とにはならない。
【0006】このため、例えば特開平5−263703
号公報には、スロットル開度が小さいときにスロットル
開度の検出分解能を高くするための技術が開示されてい
る。ここでは、センサからの検出信号を第1A/D変換
器に直接入力するとともに、該検出信号を所定倍に増幅
してから第2A/D変換器に入力している。
【0007】図8のグラフに示す様に、第1A/D変換
器に入力される検出信号の特性がA(実線で示す)であ
るならば、第2A/D変換器に入力される所定倍に増幅
された検出信号の特性はB(一点鎖線で示す)となる。
所定倍に増幅された検出信号の特性Bは、その傾きが特
性Aと比較して急峻であり、スロットル開度の検出分解
能が高い。第2A/D変換器は、この所定倍に増幅され
たセンサからの検出信号をA/D変換するので、そのデ
ジタル信号によるスロットル開度の検出分解能も高い。
【0008】スロットル開度θが所定の開度θ1を越え
るときには、通常の検出分解能の特性Aを選択する。ま
た、スロットル開度θが所定の開度θ1以下のときに
は、高い検出分解能の特性Bを選択する。つまり、スロ
ットル開度θが低開度のときには、所定倍に増幅された
検出信号を選択し、スロットル開度の検出分解能が高い
第2A/D変換器のデジタル信号を用いている。
【0009】しかしながら、センサからの検出信号を所
定倍に増幅するには、アナログの増幅器を用いるので、
その増幅率が一定であるとは限らず、初期設定による誤
差や時間の経過に伴う誤差が生じる。この場合は、所定
倍に増幅された検出信号の特性Bが特性B’(図8に点
線で示す)に変化するので、特性B’から求められる開
度θ1’と特性Aから求められる開度θ1間に誤差を生
じ、このためにスロットルバルブの演算制御に用いられ
るスロットル開度が開度θ1の近傍で不連続なものとな
り、スロットルバルブの制御の精度が低下した。
【0010】そこで、特開平9−133039号公報に
は、所定の開度θ1における特性Aの値と特性B’の値
の比を求め、この比に基づいて特性B’もしくは特性A
を補正し、これによってスロットルバルブの演算制御に
用いられるスロットル開度を滑らかに連続的に変化する
ものに補正すると言う技術が提案されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記センサ
は、摺動子を抵抗帯上で摺動させる構造であるため、抵
抗帯上の一部分で、抵抗帯と摺動子間の接触抵抗が格別
に増大して、該センサの出力特性が非直線のものになる
ことがある。しかも、スロットル開度θが所定の開度θ
1のときに、該センサの検出信号が格別に増大すること
がある。例えば、図9に示す様にセンサの検出信号は、
スロットル開度θが所定の開度θ1のときに誤差電圧Δ
Vだけ格別に変化すると言う特性A’を描くことがあ
る。また、このときの所定倍に増幅された検出信号の特
性はB”となる。
【0012】一方、例えばセンサの検出信号をVとし、
増幅器の増幅率を例えば4とすると、この増幅器の出力
電圧は4Vとなる。この増幅器の増幅率の誤差をαと
し、この増幅器の入力電圧のオフセット誤差をβとする
と、この増幅器の出力電圧は(4+α)V+βとなる。
【0013】この様な増幅率誤差αやオフセット誤差β
は、初期設定や時間の経過に伴って発生し易くかつ発生
することが多い。その上で、図9に示す様に所定の開度
θ1のときに、センサの検出信号に格別な誤差電圧ΔV
が発生した場合は、上記特開平9−133039号公報
の様に、所定の開度θ1における特性A’の値と特性
B”の値の比に基づく補正を行っても(以下乗算補正と
称す)、増幅率誤差αやオフセット誤差βの少なくとも
一方を完全に補償し切れず、スロットルバルブの演算制
御に用いられるスロットル開度に誤差が発生した。
【0014】あるいは、所定の開度θ1における特性
A’の値と特性B”の値の差に基づく補正を行ったとし
ても(以下加算補正と称す)、やはり増幅率誤差αやオ
フセット誤差βの少なくとも一方を完全に補償すること
はできなかった。
【0015】例えば、加算補正においては、センサの検
出信号が直線的に変化する正常時には、次式(1)に示
す様に、所定の開度θ1における増幅器の出力電圧(4
+α)V+βと、センサの検出信号Vに増幅率4を乗算
した電圧4Vの差αV+βを求める。そして、この差を
増幅器の出力電圧から減算すれば、増幅器の出力電圧を
補正することができる。
【0016】 (4+α)V+β−4V=αV+β …(1) しかしながら、所定の開度θ1のときに、センサの検出
信号に格別な誤差電圧ΔVが発生した場合は、上記式
(1)が次式(2)となる。この式(2)から得られる
値(αV+β)+αΔVを増幅器の出力電圧から減算し
て、増幅器の出力電圧を補正しても、この補正された結
果に誤差電圧αΔVの成分が常に含まれることになり、
スロットルバルブの演算制御に用いられるスロットル開
度に誤差が発生する。 (4+α)(V+ΔV)+β−4(V+ΔV)=(αV+β)+αΔV …(2) この様な補正値に対する誤差電圧ΔVの影響は、加算補
正だけでなく、乗算補正においても言える。
【0017】そこで、本発明は、この様な従来の課題を
解決するものであって、センサの出力特性が非直線のも
のになっても、これを確実に補正することが可能なセン
サの入力処理装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、抵抗帯と該抵抗帯上を摺動する摺動子を
有し、この摺動子から該摺動子の位置に対応する検出信
号を出力する可変抵抗型検出部と、この可変抵抗型検出
部からの検出信号をデジタル信号に変換するとともに、
前記検出信号を所定倍に増幅してからデジタル信号に変
換する変換手段と、前記各デジタル信号を入力し、前記
摺動子が所定の切り換え位置に達したときに、該各デジ
タル信号を切り換えて選択する切り換え手段と、この切
り換え手段による前記各デジタル信号の切り換え時に、
該各デジタル信号の値に基づいて補正値を求め、この補
正値及び前記切り換え手段により選択された前記デジタ
ル信号の値に基づいて前記摺動子の位置を求めるセンサ
の入力処理装置において、前記摺動子が前記所定の切り
換え位置の近傍にあるときに、前記可変抵抗型検出部の
出力に特性ずれが生じているか否かを判定する判定手段
と、この判定手段によって特性ずれが生じていると判定
された場合は、前記切り換え位置を変更する位置変更手
段とを備えている。
【0019】この様な構成によれば、摺動子が所定の切
り換え位置の近傍にあるときに、可変抵抗型検出部の出
力に特性ずれが生じていると判定された場合は、該切り
換え位置を変更している。これによって、可変抵抗型検
出部の出力に特性ずれが生じることの無い該摺動子の位
置が新たな切り換え位置となる。この後、摺動子が該新
たな切り換え位置に達したときに、前記補正値を求めれ
ば、この補正値に可変抵抗型検出部の出力特性のずれを
原因とする誤差が含まれることはなく、この補正値を正
確に求めることができ、更には摺動子の位置を正確に求
めることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面を参照して説明する。図1は、本発明のセンサの入力
処理装置の一実施形態を示している。同図において、第
1及び第2スロットルセンサ1,2は、スロットルバル
ブ3のスロットル開度θを検出し、このスロットル開度
θに対応するそれぞれの検出信号V1,V2を出力してい
る。
【0021】第1スロットルセンサ1からの検出信号V
1は、増幅率1の第1増幅器4に入力され、この第1増
幅器4を介し、そのままA/D変換器5に加えられる。
また、この第1スロットルセンサ1からの検出信号V1
は、増幅率4の第2増幅器6に入力され、ここで4倍に
増幅され、この増幅された検出信号4V1がA/D変換
器5に加えられる。更に、第2スロットルセンサ2から
の検出信号V2は、増幅率1の増幅器7に入力され、こ
の増幅器7を介し、そのままアナログデジタル変換器
(以下A/D変換器と称す)5に加えられる。
【0022】A/D変換器5は、第1及び第2増幅器
4,6からの各検出信号V1,4V1及び増幅器7からの
検出信号V2をA/D変換して、それぞれのデジタル信
号をCPU8に出力する。
【0023】ここで、第1及び第2スロットルセンサ
1,2によって同一のスロットル開度θが検出されるの
で、CPU8は、3つの各増幅器4,6,7からA/D
変換器5を介して全く同一のスロットル開度θを通知さ
れる。ただし、第1増幅器4と増幅器7の増幅率が1で
あって、第2増幅器7の増幅率のみが4であるため、こ
の第2増幅器7からの検出信号4V1によるスロットル
開度θの分解能は、第1増幅器4と増幅器7からの各検
出信号V1,V2と比較して、略4倍の分解能を有する。
【0024】図2は、スロットル開度θに対する各検出
信号V1,4V1,V2の特性を示すグラフであり、実線
Aが検出信号V1の特性を示し、一点鎖線Bが検出信号
4V1の特性を示し、点線Cが検出信号V2の特性を示
している。
【0025】このグラフから明らかな様に、検出信号V
2の方が検出信号V1よりも大きいものの、各検出信号V
1,V2は略同じ角度で傾いている。このため、各検出信
号V1,V2によるスロットル開度θの分解能は略同じで
ある。これに対して、検出信号4V1は、検出信号V1に
対して4倍の傾きを有しているので、この検出信号4V
1によるスロットル開度θの分解能は4倍となる。
【0026】CPU8は、通常、第1スロットルセンサ
1からの各検出信号V1,4V1に対応する各デジタル信
号を用いており、スロットル開度θが切り換え角度θ1
以下のときには高分解能の検出信号4V1に対応するデ
ジタル信号を選択して、スロットル開度θを高分解能で
判定する。また、CPU8は、スロットル開度θが切り
換え角度θ1を越えるときには通常の分解能の検出信号
V1に対応するデジタル信号を選択して、スロットル開
度θを通常の分解能で判定する。
【0027】更に、CPU8は、第1及び第2スロット
ルセンサ1,2からの各検出信号V1,V2に対応する各
デジタル信号の値を比較することにより、後で詳述する
様に第1スロットルセンサ1の出力の特性ずれを判定す
る。
【0028】また、CPU8は、各デジタル信号の値の
比較に基づいて、第1スロットルセンサ1の故障を判定
する。この第1スロットルセンサ1の故障が判定された
ときには、CPU8は、第2スロットルセンサ2からの
検出信号V2に対応するデジタル信号を用いて、スロッ
トル開度θを判定する。
【0029】一方、アクセルセンサ11は、アクセルペ
ダルの踏み込み量を検出しており、この踏み込み量に対
応する検出信号V3をA/D変換器5に出力している。
A/D変換器5は、アクセルセンサ11からの検出信号
V3をA/D変換して、そのデジタル信号をCPU8に
出力する。
【0030】CPU8は、アクセルセンサ11からの検
出信号V3に対応するデジタル信号の値からスロットル
開度の目標値(=目標開度θm)を設定し、この目標開
度θmと第1スロットルセンサ1によって検出されたス
ロットル開度θの偏差を求め、この偏差に対応する駆動
出力をスロットルアクチュエータ12に加える。
【0031】スロットルアクチュエータ12は、図3に
示す様にスロットルバルブ3を開閉駆動するモータであ
り、CPU8からの駆動出力に応答して、スロットルバ
ルブ3の開度θを変更する。この結果、先の目標開度θ
mとスロットル開度θの偏差が“0”となる。
【0032】図4は、第1及び第2スロットルセンサ
1,2を概略的に示している。同図において、第1及び
第2スロットルセンサ1,2は、ハウジング21(図3
に示す)内に設けられ、回転軸22(図3に示す)と一
体に回転するロータ23と、同じくハウジング21内に
おいてロータ23と対向して設けられた基板24とを備
えている。
【0033】この基板24には、一対の抵抗パターン2
5,26と一つの導体パターン27,28が設られてい
る。各抵抗パターン25,26は、略円弧状をなしてお
り、基板24の表面上においてロータ23の回転中心C
の両側にそれぞれ配置されている。また、各導体パター
ン27,28も各抵抗パターン25,26と同様に略円
弧状をなしており、各抵抗パターン25,26の内周に
沿うようにして基板24表面上に配置されている。
【0034】基板24に対向するロータ23の面には、
前記回転中心Cに関して対称的な位置にそれぞれ金属線
の束によりなる各ブラシ31,32が設けられている。
これらのブラシ31,32は、各抵抗パターン25,2
6及び各導体パターン27,28に跨って、その双方に
接触している。各ブラシ31,32は、ロータ23が回
転することによって、各パターン25〜28に沿って同
各パターン25〜28上を摺動する。
【0035】また、各ブラシ31,32は、図4に二点
鎖線で示す位置(以下、「第1位置」と言う)と破線で
示す位置(以下、「第2位置」と言う)との間で各パタ
ーン25〜28上を摺動可能である。各ブラシ31,3
2が第1位置に達すると、スロットルバルブ3は全閉状
態となり、スロットル開度θは最小開度θminになる。
これに対して、各ブラシ31,32が第2位置に達する
と、スロットルバルブ3は最大開度θmaxとなる。
【0036】第1スロットルセンサ1は、前記回転中心
Cよりも右側に配置された各パターン25,27と、こ
れらのパターン25,27に接触するブラシ31からな
る。また、第2スロットルセンサ2は、前記回転中心C
よりも左側に配置された各パターン26,28と、これ
らのパターン26,28に接触するブラシ32からな
る。
【0037】第2スロットルセンサ2における抵抗パタ
ーン26には、その下端部がブラシ32の第1位置から
反時計回り方向に延長されることによって延長部33が
形成されている。更に、この抵抗パターン26において
上端側の一部分は導体により形成された導体部34とな
っている。
【0038】また、第2スロットルセンサ2における抵
抗パターン26の上端部、即ち、導体部34の端部は第
1スロットルセンサ1における抵抗パターン25の下端
部とともに、基板24上に設けられた電源端子35に電
気的に接続されている。この電源端子35の電位は一定
の電源電圧Ve(例えば「5V」)に保たれている。従
って、前記導体部34の電位はその位置によらず、常に
電源電圧Veと等しくなっている。
【0039】これに対して、第2スロットルセンサ2に
おける抵抗パターン26の下端部、即ち、延長部33の
端部は、第1スロットルセンサ1における抵抗パターン
25の上端部とともに基板24上に設けられた接地端子
36に接続されている。この接地端子36は接地される
ことによって、その電位が接地電圧VGND(「0V」)
に保たれている。
【0040】更に、基板24上には第1出力端子37及
び第2出力端子38が設けられており、第1スロットル
センサ1における導体パターン27は第1出力端子37
に、第2スロットルセンサ2における導体パターン28
は第2出力端子38にそれぞれ電気的に接続されてい
る。第1スロットルセンサ1の第1出力端子37をプル
ダウン抵抗(図示略)を介して図1に示す第1及び第2
増幅器4,6に接続し、ここからスロットル開度θに対
応する検出信号V1を第1及び第2増幅器4,6へと出
力する。また、第2スロットルセンサ2の第2出力端子
38をプルダウン抵抗(図示略)を介して増幅器7に接
続し、ここからスロットル開度θに対応する検出信号V
2を増幅器7へと出力する。
【0041】次に、第1及び第2スロットルセンサ1,
2の出力特性について、スロットル開度θを最小開度θ
minから最大開度θmaxにまで増加させた場合を例に図2
のグラフを参照して説明する。
【0042】まず、スロットル開度θが最小開度θmin
である場合、各ブラシ31,32は、前述した第1位置
に位置している。従って、第1出力端子37から出力さ
れる検出信号V1(第1スロットルセンサ1の出力電
圧)は同図に実線で示すように接地電圧VGND、即ち、
「0V」と等しく、第2出力端子38から出力される検
出信号V2(第2スロットルセンサ2の出力電圧)は破
線で示すように接地電圧VGNDよりも所定値だけ高い電
圧Voff(以下「オフセット電圧」という)と等しくな
っている。このオフセット電圧Voffは、前記延長部3
3における電圧降下分に相当するものであり、その大き
さは抵抗パターン26の全長に対する延長部33の長さ
L1の比が大きいほど大きくなる。
【0043】次に、スロットル開度θが最小開度θmin
から増大すると、各ブラシ31,32はロータ23の回
転に伴い前記第1位置から図4の時計回り方向に回転す
る。これらのブラシ31,32の回転に伴って第1及び
第2スロットルセンサ1,2から出力される各検出信号
V1,V2は、スロットル開度θに応じて線形的に増加す
る。
【0044】ここで、本実施形態にあっては、スロット
ル開度θの変化に対する第2スロットルセンサ2の検出
信号V2の変化率k2が第1スロットルセンサ1の同変化
率k1(k1=dV1/dθ,k2=dV2/dθ)と比較
して大きく設定されている。従って、第2スロットルセ
ンサ2の検出信号V2は第1スロットルセンサ2の検出
信号V1よりも常に高い値をとりながら増加する。
【0045】更に、スロットル開度θが増大して所定開
度θk以上にまで増大すると、第2スロットルセンサ2
のブラシ32は前記導体部34の表面上を摺動するよう
になる。この導体部34の電位は常に電源電位Veと等
しいことから、第2スロットルセンサ2の検出信号V2
の増加は停止し、第1スロットルセンサ1の検出信号V
1のみが増加するようになる。
【0046】そして、スロットル開度θが最大開度θma
xに達すると、各ブラシ31,32は前述した第2位置
(破線で示す)に位置するようになる。従って、第1及
び第2スロットルセンサ1,2の検出信号V1,V2はい
ずれも電源電圧Veと等しくなる。
【0047】以上のように、第1及び第2スロットルセ
ンサ1,2は、スロットル開度θの大きさに応じたそれ
ぞれの検出信号V1,V2を形成する。そして、第1スロ
ットルセンサ1の検出信号V1は、第1及び第2増幅器
4,6を介してA/D変換器5に加えられ、また第2ス
ロットルセンサ2の検出信号V2は、増幅器7を介して
A/D変換器5に加えられる。
【0048】さて、この様な構成の入力処理装置におい
て、先に述べた様に、CPU8は、通常、第1スロット
ルセンサ1からの各検出信号V1,4V1に対応する各デ
ジタル信号を用いており、スロットル開度θが切り換え
角度θ1以下のときには高分解能の検出信号4V1に対応
するデジタル信号を選択して、スロットル開度θを高分
解能で判定し、またスロットル開度θが切り換え角度θ
1を越えるときには通常の分解能の検出信号V1に対応す
るデジタル信号を選択して、スロットル開度θを通常の
分解能で判定する。
【0049】ところが、各検出信号V1,4V1を出力す
る第1及び第2増幅器4,6はアナログ増幅器であるた
め、それらの増幅率に誤差を伴うことが多く、これによ
って検出信号V1に対応するスロットル開度θと検出信
号4V1に対応するスロットル開度θ間に誤差が生じる
ことがある。この場合、CPU8によって判定されるス
ロットル開度θは、各検出信号V1,4V1を切り換える
切り換え角度θ1のときに不連続なものとなる。
【0050】このため、本実施形態の装置においては、
CPU8によって判定されるスロットル開度θが滑らか
に連続的に変化するように該スロットル開度θを補正し
つつ、このスロットル開度を求めている。このための処
理を図5のフローチャートに従って次に説明する。
【0051】まず、第1スロットルセンサ1によって検
出され、かつ第1及び第2増幅器4,6によって増幅さ
れた各検出信号V1,4V1は、A/D変換器5に入力さ
れ、ここで各デジタル信号に変換されて、CPU8に入
力される。CPU8は、各検出信号V1,4V1に対応す
るそれぞれのデジタル信号を入力すると、これらのデジ
タル信号によって示されるスロットル開度θ'a-1を判
定する(ステップ101)。このスロットル開度θ'a-1
は、未補正のものである。
【0052】次に、CPU8は、この未補正のスロット
ル開度θ'a-1が切り換え角度θ1(例えばθ1=13°)
以上であり、かつ前回の処理のときに求められた未補正
のスロットル開度θ'a-0が切り換え角度θ1未満である
か否かを、つまりスロットル開度θが切り換え角度θ1
の近傍で変化しているか否かを判定する(ステップ10
2)。このとき、否と判定されたならば(ステップ10
2,NO)、CPU8は、今回の未補正のスロットル開度
θ'a-1が切り換え角度θ1以下の低開度領域にあるか否
かを判定する(ステップ103)。例えば、今回の未補
正のスロットル開度θ'a-1が切り換え角度θ1以下であ
れば、今回の未補正のスロットル開度θ'a-1が低開度領
域にあると判定される(ステップ103,YES)。この
場合、CPU8は、第2増幅器6からの高分解能の検出
信号4V1に対応するデジタル信号を選択する。そし
て、CPU8は、今回の未補正のスロットル開度θ'a-1
を示す該選択されたデジタル信号の値4V1ADを次式
(3)に代入して、実際のスロットル開度θを示す値N
CNTSを求める(ステップ104)。
【0053】NCNTS=4V1AD …(3) また、今回の未補正のスロットル開度θ'a-1が切り換え
角度θ1を越えていれば、今回の未補正のスロットル開
度θ'a-1が高開度領域にあると判定される(ステップ1
03,NO)。この場合、CPU8は、第1増幅器4から
の通常分解能の検出信号V1に対応するデジタル信号を
選択し、今回の未補正のスロットル開度θ'a-1を示す該
選択されたデジタル信号の値V1ADと後に示す式
(5)から導かれる補正値DVTAを次式(4)に代入
して、スロットル開度θを示す値NCNTSを求める
(ステップ105)。 NCNTS=V1AD*4+DVTA …(4) ただし、補正値DVTAが求められていなければ、この
補正値DVTAを「0」に設定して、上式(4)の演算
を行う。また、未補正のスロットル開度θ'a-1を示すデ
ジタル信号の値V1ADを4倍にして、V1AD*4とす
るのは、同一のスロットル開度θにおいて、この値V1
AD*4と検出信号4V1に対応するデジタル信号の値
4V1ADを同一の増幅率で増幅して表すためである。
【0054】こうして上記各式(3),(4)のいずれ
かによって、スロットル開度θを示す値NCNTSが求
められたときには、CPU8は、アクセルセンサ11か
らの検出信号V3に対応するデジタル信号の値から求め
られるスロットル開度の目標値(=目標開度θm)と該
値NCNTS(=スロットル開度θ)の偏差に基づい
て、この偏差が「0」となるように、スロットルアクチ
ュエータ12を駆動制御する。
【0055】この後、ステップ101に戻って、第1及
び第2増幅器4,6からの各検出信号V1,4V1を入力
して、未補正のスロットル開度θ'a-2を判定し、ステッ
プ102において、スロットル開度θが切り換え角度θ
1の近傍で変化しているか否かを判定する。ここで、否
と判定されたならば(ステップ102,NO)、先に述べ
た様にステップ103と、各ステップ104,105の
いずれかが行われる。
【0056】また、スロットル開度θが切り換え角度θ
1の近傍で変化していると判定されると(ステップ10
2,YES)、CPU8は、上記式(4)における補正値
DVTAを次式(5)に基づいて求める(ステップ10
6)。
【0057】 DVTA=DVTA-0−{(V1AD*4+DVTA-0)−4V1AD} …(5) ただし、DVTAは今回の補正値、DVTA-0は前回の
補正値である。
【0058】ここで、前回の補正値DVTA-0に基づい
て完全な補正がなされる場合は、上記式(5)における
{(V1AD*4+DVTA-0)−4V1AD}が「0」
となるので、今回の補正値DVTAは前回の補正値DV
TA-0と等しくなる。また、前回の補正値DVTA-0に
基づいて完全な補正がなし得なかった場合は、上記式
(5)における{(V1AD*4+DVTA-0)−4V1
AD}が「0」とならず、この{(V1AD*4+DV
TA-0)−4V1AD}の値と前回の補正値DVTA-0
の差を今回の補正値DVTAとして求める。
【0059】この後、今回の未補正のスロットル開度
θ'a-2が切り換え角度θ1以下の低開度領域にあるか否
かを判定し(ステップ103)、低開度領域にあれば
(ステップ103,YES)、上記式(3)に基づいて、
スロットル開度θを示す値NCNTSを求め(ステップ
104)、また高開度領域にあれば(ステップ103,
NO)、上記式(4)に基づいて、スロットル開度θを示
す値NCNTSを求める(ステップ105)。
【0060】以降同様に、各ステップ101〜106を
繰り返すことによって、スロットル開度θが切り換え角
度θ1の近傍にあるときに補正値DVTAを更新しつ
つ、各検出信号V1,4V1のいずれかに基づいてスロッ
トル開度θを求め、目標開度θmとスロットル開度θの
偏差が「0」となるように、スロットルアクチュエータ
12を駆動制御する。
【0061】ところで、第1スロットルセンサ1の抵抗
パターン25の一部分でのみ、抵抗パターン25とブラ
シ31間の接触抵抗が格別に増大すると、各検出信号V
1,4V1は、例えば図6のグラフに示す様に変化し、切
り換え開度θ1の近傍で、各誤差電圧ΔV,4ΔVだけ
格別に変化する。この状態で、図5のフローチャートの
処理を行い、スロットル開度θが切り換え角度θ1の近
傍にあるときに、補正値DVTAを更新しても、正確な
補正値DVTAを求めることはできない。すなわち、先
に述べた様に、第1及び第2増幅器4,6の増幅率誤差
αやオフセット誤差βの少なくとも一方を完全に補償し
切れず、CPU8の演算制御に用いられるスロットル開
度に誤差が発生する。
【0062】このため、本実施形態においては、図7の
フローチャートに示す処理を行うことにより、正確な補
正値DVTAが常に求められる様にしている。なお、こ
の図7のフローチャートの処理は、図5のフローチャー
トの処理と並行して行われる。
【0063】まず、CPU8は、図5のステップ102
と同様の方法によって、スロットル開度θが切り換え角
度θ1の近傍で変化しているか否かを判定する(ステッ
プ201)。そして、スロットル開度θが切り換え角度
θ1の近傍で変化していなければ(ステップ201,N
O)、CPU8は待機状態となる。
【0064】また、スロットル開度θが切り換え角度θ
1の近傍で変化すると(ステップ201,YES)、CPU
8は、第1スロットルセンサ1によって検出され、かつ
第1増幅器4によって増幅された検出信号V1に対応す
るデジタル信号を入力すると共に、第2スロットルセン
サ2によって検出され、増幅器7によって増幅された検
出信号V2に対応するデジタル信号を入力する。そし
て、CPU8は、正常時における各デジタル信号の値V
1AD,V2ADの比α、つまり予め定められた比α(=
V1AD/V2AD=V1/V2)を今回入力したデジタル
信号の値V2AD(=V2)に乗算し(ステップ20
2)、この積αV2AD(=αV2)と今回入力したデジ
タル信号の値V1AD(=V1)の差(=ΔV)を求め、
この誤差電圧ΔVが予め定められたしきい値Hを越える
か否かを判定する(ステップ203)。
【0065】このステップ203は、切り換え角度θ1
の近傍におけるデジタル信号の値V2AD(第2スロッ
トルセンサ2の検出信号V2)を基準として、デジタル
信号の値V1AD(第1スロットルセンサ1の検出信号
V1)がどれだけずれているかを判定するものであっ
て、その誤差電圧ΔVがしきい値Hを越えなければ、ス
ロットル制御には実質的に支障のない程度に正確な補正
値DVTAを求めることができ、また、その誤差電圧Δ
Vがしきい値Hを越えれば、正確な補正値DVTAを求
めることはできない。
【0066】このため、CPU8は、誤差電圧ΔVがし
きい値Hを越えなければ(ステップ203,NO)、ステ
ップ201の処理に戻る。また、CPU8は、誤差電圧
ΔVがしきい値Hを越えると(ステップ203,YE
S)、切り換え角度θ1を予め定められた角度Δθ1だけ
ずらして、この切り換え角度θ1を更新する(ステップ
204)。
【0067】こうして切り換え角度θ1を角度Δθ1だけ
ずらして更新すると、この更新された切り換え角度θ1
は、誤差電圧ΔVがしきい値Hを越えて変化してしまう
スロットル角度から外れる。この結果、この更新された
切り換え角度θ1の近傍にスロットル角度θがあるとき
には、誤差電圧ΔVがしきい値H以下となり、補正値D
VTAを更新しても、該誤差電圧ΔVから大きな影響を
受けずに済み、正確な補正値DVTAを求めることが可
能となる。
【0068】なお、切り換え角度θ1の更新は、1°ず
つ行っても良いし、予め定められた複数の角度のいずれ
かに設定することにより行っても良い。また、切り換え
角度θ1が増加するように、あるいは減少するように、
該切り換え角度θ1を更新しても良い。更に、切り換え
角度θ1は、アイドル制御に支障のない範囲で、更新す
るのが好ましい。
【0069】また、本実施形態においてはスロットル開
度を検出するためのスロットルセンサを例示している
が、本発明は、これに限定されるものでなく、アクセル
センサ等のポジションセンサに適用することができる。
また、本発明は、回転移動する被検出体の位置を検出す
るセンサだけでなく、直線移動する被検出体の位置を検
出するセンサにも適用することができる。
【0070】また、センサの特性ずれを検出するため
に、他のセンサを必ずしも用いる必要はなく、センサの
特性と比較し得る基準信号を発生することができれば、
どの様なものでも構わない。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
摺動子が所定の切り換え位置の近傍にあるときに、可変
抵抗型検出部の出力に特性ずれが生じていると判定され
た場合は、該切り換え位置を変更している。これによっ
て、可変抵抗型検出部の出力に特性ずれが生じることの
無い該摺動子の位置が新たな切り換え位置となる。この
後、摺動子が該新たな切り換え位置に達したときに、前
記補正値を求めれば、この補正値に可変抵抗型検出部の
出力特性のずれを原因とする誤差が含まれることはな
く、この補正値を正確に求めることができ、更には摺動
子の位置を正確に求めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のセンサの入力処理装置の一実施形態を
示すブロック図である。
【図2】図1の装置におけるスロットル開度を示す各検
出信号V1,4V1,V2の特性を示すグラフである。
【図3】図1の装置におけるスロットルバルブの周辺の
概略構造を示す図である。
【図4】図1の装置における第1及び第2スロットルセ
ンサの構成を示す図である。
【図5】図1の装置におけるスロットル開度を求めるた
めの処理を示すフローチャートである。
【図6】図1の装置における異常が発生した各検出信号
V1,4V1及び正常な検出信号V2の特性を示すグラフ
である。
【図7】図1の装置における切り換え角度を更新するた
めの処理を示すフローチャートである。
【図8】従来装置におけるスロットル開度を示す各検出
信号の特性を示すグラフである。
【図9】従来装置における異常が発生した各検出信号の
特性を示すグラフである。
【符号の説明】
1 第1スロットルセンサ 2 第2スロットルセンサ 3 スロットルバルブ 4 第1増幅器 5 アナログデジタル変換器 6 第2増幅器 7 増幅器 8 CPU 11 アクセルセンサ 12 スロットルアクチュエータ 21 ハウジング 22 回転軸 23 ロータ 24 基板 25,26 抵抗パターン 27,28 導体パターン 31,32 ブラシ 33 延長部 34 導体部 35 電源端子 36 接地端子 37 第1出力端子 38 第2出力端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抵抗帯と該抵抗帯上を摺動する摺動子を
    有し、この摺動子から該摺動子の位置に対応する検出信
    号を出力する可変抵抗型検出部と、この可変抵抗型検出
    部からの検出信号をデジタル信号に変換するとともに、
    前記検出信号を所定倍に増幅してからデジタル信号に変
    換する変換手段と、前記各デジタル信号を入力し、前記
    摺動子が所定の切り換え位置に達したときに、該各デジ
    タル信号を切り換えて選択する切り換え手段と、この切
    り換え手段による前記各デジタル信号の切り換え時に、
    該各デジタル信号の値に基づいて補正値を求め、この補
    正値及び前記切り換え手段により選択された前記デジタ
    ル信号の値に基づいて前記摺動子の位置を求めるセンサ
    の入力処理装置において、 前記摺動子が前記所定の切り換え位置の近傍にあるとき
    に、前記可変抵抗型検出部の出力に特性ずれが生じてい
    るか否かを判定する判定手段と、 この判定手段によって特性ずれが生じていると判定され
    た場合は、前記切り換え位置を変更する位置変更手段と
    を備えるセンサの入力処理装置。
JP7473498A 1998-03-23 1998-03-23 センサの入力処理装置 Pending JPH11270398A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008046015A (ja) * 2006-08-17 2008-02-28 Fujitsu Ltd 角度応答検出信号合成方法および装置
JP2013019726A (ja) * 2011-07-08 2013-01-31 Okuma Corp 異常検出機能を備えた絶対位置検出装置

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