JP3070308B2 - 熱感知器 - Google Patents

熱感知器

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JP3070308B2
JP3070308B2 JP4320177A JP32017792A JP3070308B2 JP 3070308 B2 JP3070308 B2 JP 3070308B2 JP 4320177 A JP4320177 A JP 4320177A JP 32017792 A JP32017792 A JP 32017792A JP 3070308 B2 JP3070308 B2 JP 3070308B2
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茂樹 下村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーミスタにより周囲
の温度を検知するようにした熱感知器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の熱感知器としては、図4に示すよ
うなものが一般に知られている。図4に示す熱感知器は
定温式熱感知器と呼ばれるもので、検知温度の度合いの
大小により火災判断を行うものである。該定温式熱感知
器は、サーミスタRthと抵抗R0の直列回路から成る
温度検知回路部と、抵抗Rfと可変抵抗Rvの直列回路
から成るしきい値発生回路部と、オペアンプ等から成る
比較回路部5と、5Vの定電圧源4とから成っている。
前記温度検知回路部と前記しきい値発生回路部の夫々の
両端には、前記定電圧源4が接続されている。前記温度
検知回路部は、抵抗Roの両端電圧V0を出力電圧とす
ると共に、前記サーミスタRthは検知した周囲の温度
Tに応じて自己の抵抗値を変化させるので、該サーミス
タRthの検知温度Tに対する温度検知回路部の出力電
圧V0特性(以下、「検知温度T−出力電圧V0特性」
という)は、図6に示すような略S字カーブ特性とな
る。又、前記しきい値発生回路部は、可変抵抗Rvの両
端電圧V1をしきい値電圧としており、可変抵抗Rvの
抵抗値を変化させることにより、前記しきい値電圧が0
〜4.5Vの範囲で任意に定めることが出来る。更に、
前記比較回路部5は、前記温度検知回路部の出力電圧V
0と前記しきい値電圧V1とを比較して、前記出力電圧
V0が前記しきい値電圧V1を上回った場合に火災信号
を出力するようになっている。
【0003】然しながら、前述の定温式熱感知器と同様
の構成で差動式熱感知器(温度上昇率の度合いを検知す
る感知器であり、火災判断を行う前記比較回路部を有し
ているものと有していないものとがある)を構成しよう
とすると問題が生じる。即ち、現状の差動式熱感知器の
技術基準においては、その検知温度範囲が−10℃〜+
50℃と定められており、従って非火災時における差動
式熱感知器の温度Tが、前記検知温度範囲(−10℃〜
+50℃)のいかなる値であっても、温度上昇率の検知
精度は或る許容値を越えてはならない。技術基準で定め
られた温度上昇試験を行うと、感知器の温度検知素子
(サーミスタ)は約30℃上昇するので、故に、差動式
熱感知器の温度検知回路部の構成としては、その検知温
度T−出力電圧V0特性が、−10℃〜+80℃におい
て直線性を有することが要求される。即ち、サーミスタ
を使用して差動式熱感知器を構成する場合、異なる時刻
t1,t2において温度T1,T2を検知し、異なる時
刻t1,t2間の温度差T2−T1を温度上昇率として
出力する方法が考えられるが、この構成を精度良く実現
するためには、前記サーミスタRthの検知温度Tの変
化に対して、前記温度検知回路部の出力電圧V0が、−
10℃〜+80℃の間において正比例変化することが要
求されるのである。ところが、従来の定温式熱感知器に
使用されていた前記温度検知回路部においては、前述し
たように、検知温度T−出力電圧V0特性が図6に示す
ような略S字カーブ特性となり、検知温度Tの変化に対
する温度検知回路部の出力電圧V0の変化率が、−10
℃〜+80℃の間において変化する(例えば、−10℃
付近においては0.02V/℃、+25℃付近において
は0.05V/℃、+80℃付近においては0.025
V/℃)ので、故に、従来の定温式熱感知器の構成を差
動式熱感知器に適用することは出来ない。
【0004】そこで、サーミスタを用いて構成した差動
式熱感知器として、図5に示すようなものが考えられ
る。即ち、該差動式熱感知器は、5Vの定電圧源4と、
前記温度検知回路部と、該温度検知回路部の出力電圧V
0(0〜5V)を0〜255のデジタル値D0にA/D
変換するA/Dコンバータ3と、前記デジタル値D0を
変換テーブル等の手法で数値補正してデジタル出力D0
sを得るマイコン2とを有して成っており、サーミスタ
Rthの検知温度Tに対するデジタル出力D0s特性
(以下、「検知温度T−デジタル出力D0s特性とい
う)を正比例特性とした構成である。前記変換テーブル
は、図7に示す通りであり、入力した前記デジタル値D
0を、図7の変換テーブルに沿ってデジタル出力D0s
に変換することにより、検知温度T−デジタル出力D0
s特性を略正比例特性に補正することが出来る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、前記構成
の差動式熱感知器においても、検知温度T−出力電圧V
0特性が前記図6に示す略S字カーブ特性となってお
り、例えば−10℃付近や+80℃付近等、サーミスタ
の検知温度Tの変化に対して前記抵抗R0の両端電圧V
0の変化が小さい温度域においては、サーミスタの検知
温度Tが変化しても出力電圧V0があまり変化しないの
で、温度検知の精度が他の温度域に比して悪いので、A
/D変換の際に温度検知の精度の低さが誤差となって現
れる。又、−10℃付近や+80℃付近で電気ノイズ等
により該両端電圧V0が変動した時にも大きな誤差が出
る。故に、前記差動式熱感知器のように異なる時刻t
1,t2間の温度差T2−T1を温度上昇率として出力
する構成のものにおいては、−10℃付近や+80℃付
近の温度差T2−T1を計算したときに大きな誤差が生
じ、正しい温度上昇率が得られないという問題があっ
た。
【0006】 即ち、図に示すような構成は、体温計
等の検知温度範囲が狭いものには適用出来るが、−10
℃〜+80℃というような広い検知温度範囲で使用され
る差動式熱感知器の構成としては上述のように問題があ
る。
【0007】本発明は上記問題点に鑑みて成されたもの
であり、その目的とするところは、サーミスタの検知温
度の変化に対する出力レベル特性が、広い検知温度範囲
において略正比例特性を有するようにした熱感知器の構
成を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に成された本発明は、サーミスタと、異なる複数の抵抗
値を発生する可変抵抗回路とを接続して成り且つ前記サ
ーミスタの検知する温度に応じた中間出力レベルを発生
するようにした温度検知部を有して成る熱感知器であっ
て、前記可変抵抗回路は、前記サーミスタの検知温度範
囲を分割して成る複数の異なる分割温度範囲夫々に対し
て異なる抵抗値を発生し、前記サーミスタが検知する温
度が属する分割温度範囲に対応する抵抗値を発生すると
共に、各分割温度範囲夫々において、前記サーミスタの
検知温度の変化に対して前記温度検知部の中間出力レベ
ルが略正比例変化すると共に、前記サーミスタの検知温
度の変化に対する最終出力レベルが、前記サーミスタの
検知温度範囲において連続的に略正比例変化するよう、
各分割温度範囲夫々において前記温度検知部からの中間
出力レベルを補正する手段を具備して成ることことを特
徴とするものである。
【0009】
【作用】本発明によれば、サーミスタの検知温度の変化
に対してその出力レベルが、広い検知温度範囲において
略正比例変化するような感知器を構成出来る。
【0010】
【実施例】以下に本発明を、その実施例を示す図面に基
づいて説明する。尚、従来例と同様の構成要件には、同
一符号を付している。
【0011】 図は、本発明実施例の熱感知器を示す
回路図である。本発明実施例の熱感知器は、図に示す
ように、周囲の温度Tを検知する前記サーミスタRth
と、異なる複数の抵抗値R1,R2,R3を発生する可
変抵抗回路1とを接続して成る温度検知回路部と、該温
度検知回路部の出力電圧Vを中間デジタル出力値DにA
/D変換するA/Dコンバータ3と、前記中間デジタル
出力値Dを所定の方式で補正処理して最終デジタル出力
値DXを得るマイコン2と、5Vの定電圧源4とを有し
て成っている。
【0012】前記可変抵抗回路1は、複数の抵抗R1
(抵抗値R1),R2(抵抗値R2),R3(抵抗値R
3)を並列接続し、各抵抗R1,R2,R3夫々に直列
に(常開の)スイッチSW1,SW2,SW3夫々を介
挿した構成と成っている。前記スイッチSW1,SW
2,SW3は、前記マイコン2からの制御によりその何
れか1つのみが閉成するようになっており、該可変抵抗
回路1は、前記マイコン2からの制御により、複数の異
なる抵抗値R1,R2,R3の何れかを発生するように
なっている。又、該可変抵抗回路1を有して成る前記温
度検知回路部の両端には、前記定電圧源4が接続されて
おり、該定電圧源4の電圧5Vは、前記サーミスタRt
hと前記可変抵抗回路1により分圧される。前記サーミ
スタRthは、前述の如く検知した周囲の温度Tに応じ
て自己の抵抗値を変化させる。前記温度検知回路部の出
力電圧Vとなる該可変抵抗回路1の両端電圧Vは、該可
変抵抗回路1の抵抗値及び前記サーミスタRthの抵抗
値により変化する。
【0013】ところで、前記抵抗値R1,R2,R3夫
々は、前記サーミスタRthの検知温度範囲〔−10℃
〜+80℃〕を3分割して成る3つの異なる分割温度範
囲、即ち第1分割温度範囲〔−10℃〜+20℃〕と第
2分割温度範囲〔+20℃〜+50℃〕と第3分割温度
範囲〔+50℃〜+80℃〕との夫々30℃の範囲をま
かなうようになっており、前記サーミスタRthの検知
温度Tが前記第1分割温度範囲〔−10℃〜+20℃〕
に属する場合には、前記スイッチSW1が閉成して前記
可変抵抗回路1には抵抗値R1が発生し、前記サーミス
タRthの検知温度Tが前記第2分割温度範囲〔+20
℃〜+50℃〕に属する場合には、前記スイッチSW2
が閉成して前記可変抵抗回路1には抵抗値R2が発生
し、前記サーミスタRthの検知温度Tが前記第3分割
温度範囲〔+50℃〜+80℃〕に属する場合には、前
記スイッチSW3が閉成して前記可変抵抗回路1には抵
抗値R3が発生するようになっている。
【0014】尚、前記検知温度範囲〔本実施例の場合、
−10℃〜+80℃〕の分割数は3分割に限らず、検知
温度Tの要求精度や検知温度範囲に応じて適切な複数の
分割にすればよい。
【0015】ところで、前記可変抵抗回路1の抵抗値が
R1,R2,R3のときに発生する前記温度検知回路部
の出力電圧(以下、「中間出力電圧」という)を夫々V
1,V2,V3とすると、前記サーミスタRthの検知
温度Tの変化に対する前記温度検知部の中間出力電圧V
の特性(以下、「検知温度T−出力電圧V特性」とい
う)は、図2に示すようになる。これは、前記可変抵抗
回路1の発生する抵抗値が異なると、温度T−出力電圧
V特性の特性曲線(破線)の態様が異なってくることを
意味する。各特性曲線V1,V2,V3において実線部
は、該特性曲線の略直線部分の一部を示し、前記サーミ
スタRthの検知温度Tの変化に対して前記温度検知回
路の中間出力電圧Vが略正比例変化している部分である
が、前記可変抵抗回路1の抵抗値が変化すると、特性曲
線の略直線部分が検知温度T(横軸)方向に移動するの
である。
【0016】本実施例においては、図2に示すように、
前記特性曲線V1の略直線部分(図中実線部)が、前記
第1分割温度範囲〔−10℃〜+20℃〕をまかなうよ
うに前記抵抗値R1を選択する。又、前記特性曲線V2
の略直線部分(図中実線部)が、前記第2分割温度範囲
〔+20℃〜+50℃〕をまかなうように前記抵抗値R
2を選択し、前記特性曲線V3の略直線部分(図中実線
部)が、前記第3分割温度範囲〔+50℃〜+80℃〕
をまかなうように前記抵抗値R3を選択する必要があ
る。尚,本実施例においては、前記各特性曲線の略直線
部分は、分割温度範囲30℃という狭い範囲ではほとん
ど直線と見なすことが出来、熱感知器に適用するものと
しては十分である。
【0017】前記温度検知回路部の中間出力電圧V(V
1,V2,V3)は、次段の前記A/Dコンバータ3に
よりA/D変換される。前記中間出力電圧V1,V2,
V3夫々がA/D変換されて出力される中間デジタル出
力値を夫々D1,D2,D3とすると、図2に示すよう
に、0〜5Vの中間出力電圧Vが、夫々の出力電圧に均
等に割り付けられた0〜255(8ビット)の中間デジ
タル出力値Dに変換される。
【0018】 又、前記マイコン2は、前記可変抵抗回
路1のスイッチSW1,SW2,SW3を順番に切り換
え制御していき、前記温度検知回路部から順次出力され
る中間出力電圧V1,V2,V3夫々の中間デジタル出
力値D1,D2,D3を取り込み、以下の〜の判断
処理を行う。 前記中間デジタル出力値D1が、図2
中特性曲線D1の略直線部分に相当する値、即ち、図2
におけるD1=65〜155(V1が約1.3〜3.1
V)程度であれば、 DX1=A1×D1+B1(A1とB1は定数) ・・・(1) の関係式により前記中間デジタル出力値D1を数値補正
して最終デジタル出力値DX1を算出する。 前記中
間デジタル出力値D2が、図2中特性曲線D2の略直線
部分に相当する値、即ち、図2におけるD2=70〜1
50(Vが約1.4〜3.0V)程度であれば、 DX2=A2×D2+B2(A2とB2は定数) ・・・(2) の関係式により前記中間デジタル出力値D2を数値補正
して最終デジタル出力値DX2を算出する。 前記中
間デジタル出力値D3が、図2中特性曲線D3の略直線
部分に相当する値、即ち、図2におけるD3=70〜1
40(Vが約1.4〜2.8V)程度であれば、 DX3=D3+B(B3は定数) ・・・(3) の関係式により前記中間デジタル出力値D3を数値補正
して最終デジタル出力値DX3を算出する。
【0019】但し、上記処理〜においては、図2に
おける特性曲線D1,D2夫々の傾きが、特性曲線D3
の傾きと同じとなるように、前記定数A1及びA2の値
を設定する必要がある。又、図2における特性曲線D
1,D2,D3夫々の略直線部分が連続的につながるよ
うに前記定数B1,B2,B3を設定する必要がある。
【0020】前述の各関係式(1)〜(3)により補正
算出された最終デジタル出力値DX1,DX2,DX3
の特性曲線(破線)を図3に示す。ところで、前記サー
ミスタRthの検知温度範囲〔−10℃〜+80℃〕全
域における最終デジタル出力値DXの値は、前記第1分
割温度範囲〔−10℃〜+20℃〕においてDX=DX
1となり、前記第2分割温度範囲〔+20℃〜+50
℃〕においてDX=DX2となり、前記第3分割温度範
囲〔+50℃〜+80℃〕においてDX=DX3となる
ので、前記サーミスタRthの検知温度範囲〔−10℃
〜+80℃〕全域における検知温度T−最終デジタル出
力値DX特性は、図3に示すごとく連続的な略直線性を
有し、故に、前記サーミスタRthの検知温度範囲〔−
10℃〜+80℃〕全域において、前記サーミスタRt
hの検知温度Tの変化に対して前記最終デジタル出力値
DXのレベルは連続的に略正比例変化する。
【0021】以上のように、本発明実施例の熱感知器
は、図3に示すように、サーミスタRthの検知温度の
変化に対してその最終デジタル出力値DXが、広い検知
温度範囲において略正比例変化するようになっている。
故に、本発明実施例によれば、前述したようなサーミス
タを利用した差動式熱感知器(異なる時刻t1,t2間
の温度差T2−T1を温度上昇率データとして出力す
る)を極めて実用的なものに構成出来る。即ち、該差動
式熱感知器においては、従来より広範囲の検知温度範囲
(−10℃〜+80℃)においてその温度上昇率データ
を精度良く検出することが出来る。又、温度データを受
信機に送信するようにしたアナログ型定温式熱感知器を
構成すれば、受信機側で温度データの補正をする必要が
無く、受信機側のデータ処理を敏速化出来る。更に、定
温式熱感知器の機能と差動式熱感知器の機能とを共有さ
せた補償式の熱感知器を構成することも可能である。
【0022】
【発明の効果】以上の如く構成した本発明によれば、サ
ーミスタの検知温度の変化に対してその最終出力レベル
が、従来より広範囲の検知温度範囲において略正比例変
化するような感知器を構成出来るので、サーミスタを使
用した差動式熱感知器を極めて実用的なものに構成する
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の熱感知器を示す回路図。
【図2】本発明実施例におけるサーミスタRthの検知
温度の変化に対する前記温度検知部の中間出力電圧V
(又は中間デジタル出力値D)の特性図。
【図3】本発明実施例におけるサーミスタRthの検知
温度の変化に対する最終デジタル出力値DXの特性図。
【図4】第1従来例の熱感知器を示す回路図。
【図5】第2従来例の熱感知器を示す回路図。
【図6】従来例におけるサーミスタRthの検知温度の
変化に対する前記温度検知部の出力電圧V0の特性図。
【図7】第2従来例に係る変換テーブルを示す図。
【符号の説明】
1 可変抵抗回路 2 マイコン 3 A/Dコンバータ D1〜D3 中間デジタル出力値 V1〜V3 中間出力電圧 DX 最終デジタル出力値 T 検知温度

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーミスタと、異なる複数の抵抗値を発
    生する可変抵抗回路とを接続して成り且つ前記サーミス
    タの検知する温度に応じた中間出力レベルを発生するよ
    うにした温度検知部を有して成る熱感知器であって、 前記可変抵抗回路は、前記サーミスタの検知温度範囲を
    分割して成る複数の異なる分割温度範囲夫々に対して異
    なる抵抗値を発生し、前記サーミスタが検知する温度が
    属する分割温度範囲に対応する抵抗値を発生すると共
    に、 各分割温度範囲夫々において、前記サーミスタの検知温
    度の変化に対して前記温度検知部の中間出力レベルが略
    正比例変化すると共に、 前記サーミスタの検知温度の変化に対して最終出力レベ
    ルが、前記サーミスタの検知温度範囲において連続的に
    略正比例変化するよう、各分割温度範囲夫々において前
    記温度検知部からの中間出力レベルを補正する手段を具
    備して成ることを特徴とする熱感知器。
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