JPH11269915A - 旋回作業機 - Google Patents

旋回作業機

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Publication number
JPH11269915A
JPH11269915A JP7626298A JP7626298A JPH11269915A JP H11269915 A JPH11269915 A JP H11269915A JP 7626298 A JP7626298 A JP 7626298A JP 7626298 A JP7626298 A JP 7626298A JP H11269915 A JPH11269915 A JP H11269915A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
seat
driver
control
work machine
Prior art date
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Pending
Application number
JP7626298A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoo Nasu
仁雄 那須
Noritoshi Sato
文紀 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP7626298A priority Critical patent/JPH11269915A/ja
Publication of JPH11269915A publication Critical patent/JPH11269915A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 マルチ仕様と標準仕様との組替えを迅速にす
る。 【解決手段】 走行装置上に縦方向の軸心回りに回動自
在として旋回台4が設けられ、該旋回台4の上面を操縦
フロア21としているとともに運転席22を備えている
旋回作業機において、運転席22の一側方でかつ乗降口
21Aとは反対側の操縦フロア21又は仕切り側面上
に、マルチバルブ36を装着している。また、運転席2
2の左右両側にパイロット弁を有する操縦台23が配置
されており、パイロットホース23Aを雄・雌接手23
Bを介してマルチバルブ36に接続している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、土木・建設用のバ
ックホウ等の旋回作業機に係り、より具体的には、マル
チ仕様と標準仕様とに組替え可能としたものに関する。
【0002】
【従来の技術】土木・建設用として掘削作業等を行う旋
回作業機においては、作業具(バケット等)および旋回
台等を油圧によって駆動制御するようにしている。その
油圧制御において、マルチバルブを利用したマルチ仕様
と標準仕様とに切替え得るようにしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のマルチバルブは
旋回台内に配置されていてカバー等で覆われていた。こ
のため、マルチバルブのメンテナンスが困難であるだけ
でなく、マルチ仕様と標準仕様とに組替える作業が面倒
であった。また、パイロットホースの経路も長くなり、
ホースの通しが面倒であった。
【0004】そこで本発明は、マルチバルブを操縦フロ
ア上でかつ乗降の支障とならない位置に備えることで、
当該バルブのメンテナンスが容易でかつマルチ仕様と標
準仕様との組替えを簡単迅速にできるようにしたことを
目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、走行装置2上
に縦方向の軸心回りに回動自在として旋回台4が設けら
れ、該旋回台4の上面を操縦フロア21としているとと
もに運転席22を備えている旋回作業機において、前述
の目的を達成するために、次の技術的手段を講じてい
る。
【0006】すなわち、本発明は、前記運転席22の一
側方でかつ乗降口21Aとは反対側の操縦フロア21又
は仕切り側面21B上に、マルチバルブ36を装着して
いることを特徴とするものである。このような構成を採
用したことにより、マルチバルブ36は所謂露出形とし
て装着されることとなってそのメンテナンスが容易であ
るとともに、運転者の足元は広くなって乗降障害(運転
障害)とならないのである。
【0007】また、本発明では、前記運転席22の左右
両側にパイロット弁を有する操縦台23が配置されてお
り、パイロットホース23Aを雄・雌接手23Bを介し
てマルチバルブ36に接続していることによって、マル
チ仕様と標準仕様との組替えが容易であるとともに、パ
イロットホース23Aの長さも短くなってホースの通し
も容易となったのである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態について説明する。全体構成を示している図5に
おいて、バックホウで例示する旋回作業機1は、左右一
対のクローラ装置で示している走行装置2上に、旋回軸
受3を介して旋回台4が縦方向の軸心O回りに360°
(全旋回)で回動自在に支持されている。
【0009】旋回台4上には、エンジン5およびタンク
6が搭載されているとともに、エンジン5を跨いで支持
フレーム7が立設されており、エンジン5はボンネット
8で覆われていて、走行機体9を構成している。旋回台
4の前部には作業具10が起伏自在でかつ左右方向にス
イング自在として備えられており、具体的には、旋回台
4の基板11にブラケット12を突出して該ブラケット
12にスイング軸心P廻りに回動するスイングブラケッ
ト13を装着し、該ブラケット13にブーム14,バケ
ット15を有するアーム16を装着し、ブームシリンダ
17、アームシリンダ18、バケットシリンダ19を備
えて構成されている。
【0010】走行機体9には、操縦運転装置20が備え
られており、該装置20は、操縦フロア21上に備えて
いる走行レバー20Aと該レバー20Aの後上方に備え
ている運転席22と、運転席22の左右両側に備えてい
る操縦台23等で構成されており、運転席22の上方に
はキャノピ24を有し、該キャノピ24は支持フレーム
7等によって支持されている。
【0011】支持フレーム7は、図2および図5で示し
ているように旋回台4の底部でエンジン5の前側左右と
後側左の3ヶ所にそれぞれ支持台25を固着し、この支
持台25のそれぞれに縦柱26を立設するとともに、左
側前後の縦柱26の上部を前後方向の梁27で連結し、
この梁27と前右側の縦柱26とを左右方向の梁28で
連結することで正背面視で門形に構成されていて、エン
ジン5を跨いでいるとともに、左側においてはラジエー
タ29の囲りを跨いでいる。
【0012】図2で示しているように、基板11には左
右に側板30が前後方向に延伸されていて該側板30の
後端に左右方向に延伸した区画板RAが立設されてい
て、該区画板RAの後方はボンネット8等で構成したエ
ンジンルームRとされていて該ルームRにエンジン5が
収容されている。左右側板30上に図1で示すように操
縦フロア21が水平面上にて貼着されており、該フロア
21の左側(図1では右側)が乗降口21Aとされてい
る。
【0013】旋回台4は左右側壁4Aおよび前側壁4B
等によって腕形状とされていて、区画板RAの左右前側
で側板30の各外方側にタンク6が配置されている。タ
ンク6は、右側が作動油タンク31で、左側が燃料タン
ク32であり、作動油タンク31は図1で示すように支
持台33を介して装着されており、操縦フロア21より
も上方に突出されていて、カバー体34にて覆われてい
て、一方、燃料タンク32は碗形状とされた旋回台4に
内装されていてその給油口32Aを含んで上部が操縦フ
ロア21より上方に突出されていて容量が増大されてい
る。
【0014】図1および図2で示すように、作動油タン
ク31の前側にはコントロールバルブ35が縦向きに積
み重ねられて装着されており、操縦フロア21上で作動
油タンク31近傍にはマルチバルブ36が装着されてお
り、燃料タンク32の前方にはバッテリ37が配置され
て左右の重量バランスを確保しており、旋回軸受3は旋
回モータ38で駆動されるリングギヤ3Aを有してい
る。
【0015】図1〜図3を参照すると、マルチバルブ3
6は乗降口21Aと反対側(遠い側)で操縦フロア21
上に装着されており、運転席22の一側方に位置してい
ることから足元空間は充分に確保されているのである。
マルチバルブ36は図1で示すように雄・雌接手36A
を有し、操縦台23内に備えているパイロット弁に連通
したパイロットホース23Aの雄・雌接手23Bとマル
チバルブ36を経由するマルチ仕様(図1(2)の左
側)とマルチバルブ36を経由しない標準仕様(図1
(2)の右側)とに組替え自在とされているとともに、
パイロットホース23Aのホース長が短くなってその通
しが容易となっている。
【0016】なお、操縦台23には操作レバー23Bを
有しており、一方の操縦台23は作業具10の制御(操
作)駆動用であり、他方の操縦台23が旋回モータ38
等の制御駆動用である。図3および図4で示すように、
制御弁(コントロールバルブ)35は、スプール形弁体
35Aを長方形バルブボディ35Bに挿通してなり、こ
のボディ35Bの複数個が弁体35Aを水平面上として
縦置に配置されてブラケット39に装着されており、こ
のブラケット39をタンク31の前面にスキマ40を有
して取付けている。
【0017】ブラケット39はその一端がタンク31の
上面にボルト41で止着され、他端(下端)が旋回台4
にボルト42で止着され、制御弁35の重量をタンク3
1と旋回台4とに分担させているとともに、スキマ40
を有することからタンク31及び制御弁35の放熱面積
は確保されているのである。タンク31の内側立面は外
方拡り状の傾斜面31Aとされており、この傾斜面31
Aに取付台43が溶接又はボルト止めされている。
【0018】取付台43は縦向きの支軸44を介して操
作リンク45を串刺し状に支持しているとともに、係合
溝46を介して操作ケーブル47を装着しており、リン
ク45の一方のピン45Aは弁体35Aに枢着され、他
方のピン45Bはケーブル47に枢着され、リンク45
間にはカラー48が介在されて隣り合うリンク45相互
がせり合うのが防止されている。
【0019】このように、ブラケット39に制御弁35
を組付け、取付台43にリンク45、ケーブル47を組
付けておくことによってこれらを一挙にタンク31に装
着可能としているのである。なお、マルチバルブ36は
フロア21上に装着しても良いが、図3で示すように仕
切り側面21Bに装着しても良く、いずれにしても、弾
性マット等を介在させて振動軽減して装着することが望
ましい。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、マルチ仕様と標準仕様
への切替(組替)が容易でかつ乗降障害となることもな
くメンテナンスが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示し、(1)は正面図、
(2)は組替説明図である。
【図2】図1(1)の平面図である。
【図3】要部の平面図である。
【図4】(1)は図3の立断面図、(2)は斜視図であ
る。
【図5】旋回作業機の側面図である。
【符号の説明】
1 旋回作業機 2 走行装置 4 旋回台 21 操縦フロア 22 運転席 23 操縦台 36 マルチバルブ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行装置(2)上に縦方向の軸心回りに
    回動自在として旋回台(4)が設けられ、該旋回台
    (4)の上面を操縦フロア(21)としているとともに
    運転席(22)を備えている旋回作業機において、 運転席(22)の一側方でかつ乗降口(21A)とは反
    対側の操縦フロア(21)又は仕切り側面(21B)上
    に、マルチバルブ(36)を装着していることを特徴と
    する旋回作業機。
  2. 【請求項2】 運転席(22)の左右両側にパイロット
    弁を有する操縦台(23)が配置されており、パイロッ
    トホース(23A)を雄・雌接手(23B)を介してマ
    ルチバルブ(36)に接続していることを特徴とする請
    求項1記載の旋回作業機。
JP7626298A 1998-03-24 1998-03-24 旋回作業機 Pending JPH11269915A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7626298A JPH11269915A (ja) 1998-03-24 1998-03-24 旋回作業機

Applications Claiming Priority (1)

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JP7626298A JPH11269915A (ja) 1998-03-24 1998-03-24 旋回作業機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11269915A true JPH11269915A (ja) 1999-10-05

Family

ID=13600315

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7626298A Pending JPH11269915A (ja) 1998-03-24 1998-03-24 旋回作業機

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JP (1) JPH11269915A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010185218A (ja) * 2009-02-12 2010-08-26 Kobelco Contstruction Machinery Ltd 作業機械における操作パターン切換弁の取付構造
EP3679282B1 (de) 2017-09-07 2022-01-26 Neoperl GmbH Ventilanordnung

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