JPH112696A - 廃棄物処理装置 - Google Patents

廃棄物処理装置

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JPH112696A
JPH112696A JP15499797A JP15499797A JPH112696A JP H112696 A JPH112696 A JP H112696A JP 15499797 A JP15499797 A JP 15499797A JP 15499797 A JP15499797 A JP 15499797A JP H112696 A JPH112696 A JP H112696A
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waste
melting furnace
gas
plasma torch
induction
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23GCREMATION FURNACES; CONSUMING WASTE PRODUCTS BY COMBUSTION
    • F23G2204/00Supplementary heating arrangements
    • F23G2204/20Supplementary heating arrangements using electric energy
    • F23G2204/204Induction

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  • Gasification And Melting Of Waste (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】廃棄物中における金属の占める割合の多少に拘
わらずに、短時間で効率良く廃棄物を溶融でき、またプ
ラズマトーチの駆動機構及び制御手段を必要とせず構造
が比較的簡単であり、プラズマトーチの電極の交換を不
要にできる。 【解決手段】耐熱性を有する溶融炉14に可燃物、難燃
物及び不燃物のうち1種又は2種以上が混在した廃棄物
15が収容可能に構成され、この廃棄物が廃棄物供給手
段16により上記溶融炉に供給される。溶融炉の周囲の
誘導加熱コイル12が溶融炉内の廃棄物のうち導電性を
有するものを電磁誘導により加熱して溶融し、溶融炉内
の廃棄物に対向する誘導熱プラズマトーチ11が所定の
ガスを電離して加熱しかつ溶融炉内の廃棄物に向って放
出することにより溶融炉内の廃棄物を焼却・溶融する。
また溶融炉の底部に形成された排出口14aから溶融炉
内の溶融した廃棄物が排出され、この排出口はバルブ1
7により開閉される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃棄物、特に原子
力関連施設の運転及び解体に伴って発生する固体状の廃
棄物の処理装置に関する。更に詳しくは可燃性、難燃性
及び不燃性の廃棄物が雑多に混在したものを一括して溶
融することにより、処分に有利な溶融固化体とするため
の、若しくは上記廃棄物のうちの金属を再利用するため
の、又は容積を減じる即ち減容化して廃棄物の貯蔵余裕
を増すための処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の廃棄物処理装置として、
放射性廃棄物の焼却固化装置(特開平60−18680
0)や、放射性廃棄物の溶融炉(特開平187698)
や、有害廃棄物の減容処理装置(特開平7−12849
8)等が開示されている。上記放射性廃棄物の焼却固化
装置では、密封容器状の炉本体の底部が昇降可能な底蓋
によって開放可能に閉止され、炉本体の側壁の外周部に
誘導加熱コイルが設けられ、更に炉本体内部に誘導加熱
コイルに対向して金属製の筒状加熱体が設置される。底
蓋上面に固着された支台上には底蓋による炉本体底部の
閉止時に筒状加熱体の下端部をほぼ閉止する底板が取付
けられ、底板上には筒状加熱体内に下方から挿入可能な
容器が載置される。また炉本体の上部には、排ガス口
と、容器内に放射性廃棄物及び共融物形成用の融剤を供
給するための供給口と、燃焼用の酸素含有ガスを供給す
るための酸素供給管とがそれぞれ設けられる。このよう
に構成された放射性廃棄物の焼却固化装置では、容器を
炉本体内に設置し、誘導コイルに通電すると、筒状加熱
体が誘導加熱により加熱される。この状態で放射性廃棄
物の焼却灰と融剤を供給口から供給すると、筒状加熱体
の熱輻射、熱伝達による加熱作用にて融解する。供給口
から可燃性廃棄物を供給し、酸素供給管から燃焼用空気
を供給すると、可燃性廃棄物は燃焼して焼却灰となり、
融剤と共融して溶解する。容器内が共融物で満たされる
と、共融物を冷却・固化し底蓋を降下して容器ごと取出
す。このように同一装置内で放射性廃棄物の焼却と溶融
固化処理を行えるので、飛散し易い粉粒状の焼却灰の取
扱作業が不要となり、能率的に放射性廃棄物を処理でき
るようになっている。
【0003】また、放射性廃棄物の溶融炉では、凹状の
湯溜を有する炉体の上部に中空筒状の案内筒が挿着さ
れ、この案内筒は放射性廃棄物が詰められたドラム缶を
挿通可能な内径を有する。案内筒の軸心は湯溜内に向
き、案内筒の長さはドラム缶を複数個縦列状に挿入可能
な長さを有する。案内筒の軸心の傾度は、案内筒内の最
下端のドラム缶が上方のドラム缶によって下方に押し進
められる程度に構成される。また炉体の上部にはプラズ
マトーチが湯溜内に向って挿入される。このプラズマト
ーチは導電性材料により形成された耐火材及び下部炉殻
を対向電極とし、湯溜内のドラム缶に向ってプラズマア
ークを照射する移行型DCプラズマトーチである。耐火
材内の底部にはぐり石程度の大きさの鉄材等がダミー材
として敷き詰められ、下部炉殻の下部外周面には湯溜内
の溶融物の攪拌及びプラズマトーチによるプラズマアー
クの方向制御のための電磁コイルが設けられる。このよ
うに構成された放射性廃棄物の溶融炉では、プラズマト
ーチから放出されるプラズマアークによりダミー材が溶
融され、この状態で放射性廃棄物が詰められたドラム缶
を案内筒に縦列状に挿入すると、案内筒内の最下端のド
ラム缶がダミー材の溶融物に漬かる。この溶融物に漬か
ったドラム缶はその内容物である放射性廃棄物とともに
上記溶融物からの加熱及びプラズマアークによる加熱に
より溶融される。この結果、案内筒内のドラム缶は放射
性廃棄物とともに連続的に溶融されて減容化されるの
で、溶融能率を向上できるようになっている。
【0004】更に、有害廃棄物の減容処理装置では、容
器が複数個のドラム缶を積み立てた状態で内蔵する空間
を有し、この容器の外周部に誘導コイルが配設される。
ドラム缶には有害廃棄物又は有害廃棄物の焼却灰が充填
される。また容器の上部にはプラズマトーチ、蓋及び排
ガス口が配設され、容器の下部には誘導コイルと、プラ
ズマトーチにより溶融した溶融物を排出する排出口が配
設される。上記プラズマトーチとしては、プラズマトー
チ内に陰極及び陽極を有する非移行型DCプラズマトー
チ、容器内に対向電極を有し加熱対象物に電流を流す移
行型DCプラズマトーチ、又は交流によりプラズマアー
クを発生させるACプラズマトーチが用いられる。この
ように構成された有害廃棄物の減容処理装置では、容器
に複数のドラム缶を挿入した状態で、誘導コイルに通電
すると、ドラム缶が加熱し発熱体として作用し、ドラム
缶内の充填物が溶融し、プラズマトーチにより溶融温度
の高い非金属の溶融が支援される。この結果、短時間で
容易に有害廃棄物及びその焼却灰を溶融・固化処理で
き、減容化を図ることができるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の放
射性廃棄物の焼却固化装置では、誘導加熱コイルで筒状
加熱体及び容器を誘導加熱し、これらの熱により放射性
廃棄物を溶融する間接加熱であるため、熱効率が低い問
題点があった。特に放射性廃棄物に金属の占める割合が
多い場合には、誘導加熱コイルと容器内の廃棄物との間
に筒状加熱体があるため廃棄物中の金属が直接誘導加熱
される割合が少なくなり、熱効率の低下を招き、多くの
処理時間を要する問題点があった。また上記従来の放射
性廃棄物の焼却固化装置では、酸素供給管から冷たい酸
素含有ガスを供給するため、更に熱的に不利であった。
また、上記従来の放射性廃棄物の溶融炉では、放射性廃
棄物に金属の占める割合が多い場合に、移行型DCプラ
ズマトーチから放出されるプラズマアークの上記金属へ
の照射が部分的となり、プラズマトーチによる上記金属
の加熱が間接的なものとなる。また、溶融炉側面の電磁
コイルは溶融金属の撹拌とプラズマアークの方向制御の
ためのものであり、金属を誘導加熱により溶融するもの
ではない。これらの理由から従来の放射性廃棄物の溶融
炉では熱効率が低い問題点があった。
【0006】また、上記従来の有害廃棄物の減容処理装
置では、放射性廃棄物に金属の占める割合が少ない場合
に、上記廃棄物への誘導コイルによる誘導加熱が作用し
難く、やはり熱効率が低い問題点があった。また、移行
型DCプラズマトーチを用いた装置では、湯溜や容器内
の廃棄物とプラズマトーチとの距離を制御するため、プ
ラズマトーチ駆動機構とその制御手段とを必要とし、装
置が複雑になる問題点があり、またプラズマガスとして
不活性ガスを用いるため、可燃性廃棄物や難燃性廃棄物
の燃焼に対して不利になる問題点があった。更に、移行
型DC、非移行型DC及びACプラズマトーチを用いた
装置では、電極の消耗が激しいため、電極を頻繁に交換
しなければならない問題点があった。
【0007】本発明の目的は、廃棄物中における金属の
占める割合の多少に拘わらずに、短時間で効率良く廃棄
物を燃焼・溶融できる廃棄物処理装置を提供することに
ある。本発明の別の目的は、プラズマトーチの駆動機構
及び制御手段を必要とせず構造が比較的簡単であり、ま
たプラズマトーチの電極の交換を不要にできる廃棄物処
理装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
図1に示すように、可燃物、難燃物及び不燃物のうちの
1種又は2種以上が混在した廃棄物15を焼却・溶融し
固化する廃棄物処理装置10の改良である。その特徴あ
る構成は、上記廃棄物15を焼却・溶融するための加熱
源として誘導熱プラズマトーチ11及び誘導加熱コイル
12が併用されたところにある。この請求項1に係る廃
棄物処理装置では、誘導加熱コイル12に通電すると、
廃棄物15のうちの金属に電磁誘導により誘導電流が流
れ、このとき発生するジュール熱により上記金属が加熱
され溶融される。一方、誘導熱プラズマトーチ11にて
発生した高温のプラズマガス11aにより廃棄物15の
うちの可燃物、難燃物及び金属以外の不燃物が焼却・溶
融される。
【0009】請求項2に係る発明は、図1に示すよう
に、可燃物、難燃物及び不燃物のうちの1種又は2種以
上が混在した廃棄物15を収容可能な耐熱性を有する溶
融炉14と、溶融炉14に廃棄物15を供給する廃棄物
供給手段16と、溶融炉14の周囲に設けられ溶融炉1
4内の廃棄物15のうち導電性を有するものを電磁誘導
により加熱して溶融する誘導加熱コイル12と、溶融炉
14内の廃棄物15に対向して設けられ所定のガスを電
離して加熱しかつ溶融炉14内の廃棄物15に向って放
出することにより溶融炉14内の廃棄物15を焼却・溶
融する誘導熱プラズマトーチ11と、溶融炉14の底部
に形成され溶融炉14内の溶融した廃棄物15を排出可
能な排出口14aと、排出口14aを開閉するバルブ1
7とを備えた廃棄物処理装置である。この請求項2に係
る廃棄物処理装置では、バルブ17を閉止した状態で廃
棄物供給手段16により溶融炉14内に廃棄物15を供
給する。この状態で誘導加熱コイルに通電すると、上述
したように溶融炉14内の廃棄物15のうちの金属が誘
導加熱により溶融され、誘導熱プラズマトーチ11にて
発生したプラズマガス11aにより廃棄物15のうちの
可燃物、難燃物及び金属以外の不燃物が焼却・溶融し、
溶融炉14には溶融した廃棄物15が貯留される。この
廃棄物15が所定量になると、バルブ17を開閉するこ
とにより上記溶融した廃棄物15を金属溶融物とスラグ
溶融物とに分けて排出口14aから排出される。
【0010】請求項3に係る発明は、請求項1又は2に
係る発明であって、更に図1に示すように、誘導熱プラ
ズマトーチ11に供給されるガスが不活性ガスに酸素を
混合したガス又は空気であることを特徴とする。この請
求項3に係る廃棄物処理装置では、溶融炉14にプラズ
マガス11aとともに酸素が供給されるので、廃棄物1
5のうち可燃物及び難燃物の燃焼を促進できる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
基づいて詳しく説明する。図1〜図6に示すように、本
発明の廃棄物15を溶融するための廃棄物処理装置10
では加熱源として誘導熱プラズマトーチ11及び誘導加
熱コイル12が併用される。廃棄物15は可燃物、難燃
物及び不燃物のうちの1種又は2種以上が混在した廃棄
物である。また上記廃棄物15はこの実施の形態では原
子力関連施設の運転及び解体に伴って発生した固体状の
廃棄物であり、ドラム缶13に詰められる。廃棄物処理
装置10は上記廃棄物15を収容可能な溶融炉14と、
溶融炉14に廃棄物15を供給する廃棄物供給手段16
と、溶融炉14の周囲に設けられた上記誘導加熱コイル
12と、溶融炉14内の廃棄物15に対向して設けられ
た上記誘導熱プラズマトーチ11と、溶融炉14の底部
に形成された排出口14aと、排出口14aを開閉する
バルブ17とを備える(図1〜図3)。
【0012】溶融炉14は上記廃棄物15を詰めたドラ
ム缶13を収容可能に形成され上面にロア開口部18a
が形成された炉本体18と、下面に上記ロア開口部18
aと同一形状のアッパ開口部19aが形成され上方に向
かうに従って次第に径が細くなる円錐台状に形成されか
つ下端が上記炉本体18の上端に接続された蓋体19と
を有する(図1〜図3)。炉本体18の上面外周縁には
ロアフランジ18bが設けられ、蓋体19の下面外周縁
にはアッパフランジ19bが設けられ、これらのフラン
ジ18b,19bを図示しないボルトなどにより締付け
ることにより炉本体18の上面に蓋体19が固定され
る。炉本体18及び蓋体19は耐熱性を有するマグネシ
ア系若しくはアルミナ系の耐火物等により形成され、炉
本体18及び蓋体19の外面はロア断熱壁21及びアッ
パ断熱壁22によりそれぞれ被覆される。蓋体19の外
周面にはガス排出管23の一端が接続され、ガス排出管
23の他端には排ガス浄化装置(図示せず)を介してブ
ロワ(図示せず)に接続される。排ガス処理装置は図示
しないが未燃焼のカーボンや一酸化炭素、水素等を燃焼
させる二次燃焼器と、二次燃焼器から出る排ガスを水ス
プレーにより冷却する冷却塔と、粉塵及びダスト状のダ
イオキシンを除去するセラミックフィルタ又はバグフィ
ルタと、放射性物質を殆ど取除くHEPAフィルタと、
塩化ビニールやゴムの燃焼による塩化水素や硫黄酸化物
を中和するアルカリスクラバと、溶融炉14内でのプラ
ズマ燃焼による窒素酸化物を取除く脱硝塔とを有する。
また蓋体19の上面にはドラム缶13を遊挿可能な挿入
孔19cが形成される。
【0013】廃棄物供給手段16は下端が蓋体19の上
端に接続され内部にドラム缶13が通過可能な通過孔2
4aが形成されかつ鉛直方向に延びる筒状部24と、筒
状部24に上下方向に所定の間隔をあけて設けられ通過
孔24aを開放可能に閉止する第1及び第2シャッタ3
1,32と、筒状部24のうち第1及び第2シャッタ3
1,32間に位置する筒状部24外面に設けられた一対
の吊下ろし装置26とを備える(図1〜図3)。筒状部
24の上端にはドラム缶13を筒状部24内に挿入し易
くするために漏斗状の廃棄物供給口24bが形成され
る。第1シャッタ31は筒状部24の上部を横断するよ
うに水平方向に延びて設けられた第1レール部41に摺
動可能に挿入され、図示しない駆動手段により駆動され
て通過孔24aを開放可能に閉止する。第2シャッタ3
2は筒状部24の下部を横断するように水平方向に延び
て設けられた第2レール部42に摺動可能に挿入され、
図示しない駆動手段により駆動されて通過孔24aを開
放可能に閉止する。
【0014】第1シャッタ31と第2シャッタ32との
間隔はドラム缶13の高さより僅かに大きく形成され
る、即ち閉止した第2シャッタ32上に1個のドラム缶
13を置いた状態で第1シャッタ31を閉止可能な間隔
に形成される。また第1及び第2シャッタ31,32は
これらのいずれかのシャッタ31,32を閉止した状態
ではシャッタ31,32から溶融炉14内のガスが漏れ
ないように気密が保たれた構造になっている。また吊下
ろし装置26は筒状部24外面に取付けられたケース2
6aと、ケース26aに収容された電動ウインチ26b
と、このウインチ26bに繰出し可能に巻取られたワイ
ヤ26cと、ワイヤ26cの先端に取付けられた電磁石
ブロック26dとを有する。ワイヤ26cは筒状部24
に形成された通孔24cを通って筒状部24内に挿通さ
れる。電磁石ブロック24dはブロック24d内の図示
しないコイルに通電すると磁力が発生して第2シャッタ
32上のドラム缶13の外周面に吸着し、非通電時に消
磁してドラム缶13から離れるように構成される。
【0015】誘導加熱コイル12は炉本体18の外周壁
を被覆するロア断熱壁21内に炉本体18の外周面を囲
むように埋設され(図1〜図3)、図示しないが高周波
電源に電気的に接続される。また誘導熱プラズマトーチ
11は蓋体19の外周面に炉本体18内に向って取付け
られ、蓋体19の軸心に対して等間隔に複数個取付けら
れることが好ましい。プラズマトーチ11は図4に詳し
く示すように、蓋体19の外周面に取付けられたベース
板27と、このベース板27上に立設された小径セラミ
ック管28と、この小径セラミック管28に遊嵌され小
径セラミック管28より大径の大径セラミック管29
と、大径セラミック管29に嵌入して下端をベース板2
7に取付けることにより大径セラミック管29の中央部
を保持する中央保持具33と、大径セラミック管29の
上部に嵌入され下端が中央保持具33の上面に取付けら
れた上部保持具34と、下端が小径セラミック管28の
上端に臨むように上部保持具34に挿通されアルゴンガ
ス、ヘリウムガス、窒素ガス等の不活性ガスに酸素を混
合したガスを小径セラミック管28内に導入するガス導
入管36a,36bとを有する。蓋体19及びベース板
27には同一孔心を有するテーパ状の放出孔19d及び
連通孔27aがそれぞれ形成される。
【0016】大径セラミック管29の下部にはトーチ用
誘導コイル37が巻回され、このコイル37は高周波電
源38に電気的に接続される。またベース板27には小
径セラミック管28と大径セラミック管29との間に形
成された冷却水通路39の下端に連通する供給通路27
bが形成され、上部保持具34には冷却水通路39の上
端に連通する排出通路34aが形成される。供給通路2
7bにはポンプ(図示せず)により冷却水タンク(図示
せず)の冷却水が供給され、冷却水通路39及び排出通
路34aを通った冷却水は冷却器(図示せず)を介して
冷却水タンクに戻るように構成される。この冷却水は小
径セラミック管28又は大径セラミック管29が割れた
場合の水漏を防ぐために、大気圧よりも低い圧力で循環
する。ガス導入管36a,36bの基端は上記不活性ガ
スに酸素を混合したガスを貯留するタンク(図示せず)
に接続される。図4の符号35はプラズマトーチ11を
覆う電磁シールド部材である。
【0017】排出口14aは溶融炉14内の溶融した廃
棄物15を排出するために設けられ、バルブ17は溶融
炉14の下面に取付けられる。バルブ17はスライドバ
ルブである。バルブ17は図5及び図6に詳しく示すよ
うに、溶融炉14の下面に取付けられ排出口14aに連
通するベース孔43aを有するたベース板43と、排出
口14a及びベース孔43aに挿入されノズル孔44a
を有するインサートノズル44と、ベース板43の下面
に取付られたボトムプレート46及びシールプレート4
7と、ボトムプレート46及びシールプレート47間に
摺動可能に挿入されたスライドプレート48と、ベース
板43に取付けられスライドプレート48を駆動する油
圧シリンダ49とを有する。ボトムプレート46及びシ
ールプレート47にはノズル孔44aに連通する孔46
a,47aがそれぞれ形成される。スライドプレート4
8には上記孔46a,47aに連通可能な連通孔48a
と、連通孔48a近傍にノズル孔44aに向って空気又
はアルゴンガスを吹込み可能な多数の小孔(図示せず)
とが形成される。これらの小孔はスライドプレート48
内に形成された吹込み通路48bを介して図示しない空
気タンク又はアルゴンガスタンクに接続される。またス
ライドプレート48は連結具50を介して油圧シリンダ
49のピストン49aに接続される。油圧シリンダ49
のピストン49aを突出させると排出口14aがスライ
ドプレート48により閉止されかつ上記小孔が排出口1
4aに臨み、ピストン49aを引込むと排出口14aが
スライドプレート48の連通孔48aに連通して開放さ
れるように構成される。図5及び図6の符号51はシュ
ート孔51aを有するシュートノズルである。
【0018】なお、この実施の形態では廃棄物として原
子力関連施設の運転及び解体に伴って発生した固体状の
廃棄物を挙げたが、これに限定されるものではない。ま
た、この実施の形態では廃棄物をドラム缶に詰めた状態
で溶融炉に収容したが、廃棄物がばらの状態でも或いは
圧縮された状態のままでもよい。廃棄物がばらの状態で
はバケット等に装填して溶融炉内に装荷し、廃棄物が圧
縮された状態では把持して溶融炉内に装荷する。また、
この実施の形態では誘導熱プラズマトーチに供給される
ガスとして不活性ガスに酸素を混合したガスを挙げた
が、これは一例であって空気でもよい。また、この実施
の形態では連通孔をボトムプレート、スライドプレート
及びシールプレートの3枚で閉止するバルブを挙げた
が、ボトムプレート及びシールプレートの2枚で閉止す
るバルブでもよい。更に、この実施の形態ではバルブを
油圧シリンダにより駆動したが、エアシリンダ又はその
他のアクチュエータにより駆動してもよい。
【0019】このように構成された廃棄物処理装置の動
作を説明する。先ずバルブ17を閉止した状態で(図
5)排出口14に砂52を充填し、スライドプレート4
8の吹込み通路48bを介して小孔(図示せず)から空
気又はアルゴンガスを溶融炉14内に連続的に吹込む。
次いで第2シャッタ32を閉止した状態で第1シャッタ
31を開放して廃棄物15が詰められたドラム缶13を
第2シャッタ32上に置き、第1シャッタ31を閉止す
る。この状態で吊下ろし装置26の電磁石ブロック26
dのコイル(図示せず)に通電して電動ウインチ26b
によりワイヤ26cを僅かに繰出すと、電磁石ブロック
26dがドラム缶13の外周面に吸着する。次に第2シ
ャッタ32を開放し、電動ウインチ26bによりワイヤ
26cを徐々に繰出してドラム缶13を溶融炉14の底
部上面に下ろす(図2)。この後に電磁石ブロック26
dのコイルへの通電を停止すると電磁石ブロック26d
がドラム缶13から離れるので、ワイヤ26cを電動ウ
インチ26bにより巻取って、第2シャッタ32を閉止
する。
【0020】この状態で誘導加熱コイル12に高周波電
圧を印加すると、溶融炉14内のドラム缶13及び廃棄
物15のうちの金属に電磁誘導により誘導電流が流れ、
このとき発生するジュール熱によりドラム缶13及び廃
棄物15中の金属が加熱され溶融される。一方、誘導熱
プラズマトーチ12の供給通路27b、冷却水通路39
及び排出通路34aに冷却水を流し、ガス導入管36
a,36bから小径セラミック管28内にアルゴンガス
等の電離し易いガスに酸素を混合したガスを流した後、
誘導プラズマトーチ11に高周波電圧を印加する装置
(図示せず)で上記電離し易いガスを電離させてトーチ
用誘導コイル37で誘導加熱すると、約10000℃の
高温のプラズマガス11aが発生し、連通孔27aを介
して放出孔19dから溶融炉14内に放出される。この
プラズマガス11aは溶融炉14に放出されると約30
00℃になるが、この高温のプラズマガス11aの熱に
より上記廃棄物15のうちの可燃物及び難燃物が燃焼・
溶融する。これらの燃焼時に発生するガスはガス排出管
23を通って排ガス処理装置(図示せず)に導かれて浄
化された後、ブロワ(図示せず)により排気される。し
かし、上記プラズマガス11aとともに溶融炉14内に
酸素が放出されるので、上記可燃物及び難燃物の燃焼は
促進される。この結果、排ガス処理装置の二次燃焼器
(図示せず)を小型化できるので、排ガス処理装置の製
造コストを低減できる。
【0021】溶融炉14内で廃棄物15を溶融している
間に、第1シャッタ31を開放して第2シャッタ32上
に別のドラム缶13を置き、第1シャッタ31を閉じた
後(図3)、上記と同様に吊下ろし装置26によりドラ
ム缶13を溶融炉14内に下ろす。また図3では溶融炉
14内の廃棄物15は3層になっているが、これは溶融
処理中の廃棄物15の中間状態を示す。最上層15aは
溶融炉14に追加投入された金属、可燃物、難燃物及び
不燃物等の混合した廃棄物であり、中間層15bは溶融
したコンクリートや断熱材等の酸化物が溶融した溶融ガ
ラス状の物質であり、最下層15cは溶融した金属であ
る。また溶融炉14の排出口14aには砂52が詰めら
れ、かつバルブ17のスライドプレート48の小孔から
空気又はアルゴンガスが砂52の間を通って溶融炉14
内に吹込まれているので、排出口14aが閉塞されたり
或いはバルブ17が動作不能になることはない。また小
孔から空気を吹込めば、溶融炉14内の廃棄物15中の
可燃物等の燃焼が促進される。更に溶融炉14内の溶融
した廃棄物15が所定量に達すると、バルブ17を油圧
シリンダ49により摺動し、スライドプレート48の連
通孔48aが排出口14aに連通する(図6)。このと
き先ず砂52がシュートノズル51のシュート孔51a
から排出され、続いて溶融した廃棄物15が排出され、
バルブ17の開閉により中間層15bと最下層15cと
に分け、図示しない容器に収容されて減容固化する。
【0022】なお、廃棄物中に金属が多い場合には、金
属に対する加熱効率が高い誘導加熱コイルによる誘導加
熱にて廃棄物を溶融し、プラズマトーチにてこれを支援
し、逆に廃棄物中に金属が少ない場合には、プラズマト
ーチで発生したプラズマガスにて廃棄物を燃焼・溶融
し、誘導加熱コイルにてこれを支援するように誘導加熱
コイル及びプラズマトーチを運転する。また廃棄物中の
金属と非金属との割合が略同量である場合には、誘導加
熱コイル及びプラズマトーチを同時運転して廃棄物を溶
融する。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、可
燃物、難燃物及び不燃物のうちの1種又は2種以上が混
在した廃棄物を焼却・溶融するための加熱源として、誘
導熱プラズマトーチ及び誘導加熱コイルを併用したの
で、誘導加熱コイルに通電すると、廃棄物のうちの金属
が加熱されて溶融され、誘導熱プラズマトーチにて発生
した高温のプラズマガスにより廃棄物のうちの可燃物及
び難燃物が焼却され、不燃物のうち金属以外が溶融され
る。この結果、廃棄物中における金属の占める割合の多
少に拘わらずに、短時間で効率良く廃棄物を燃焼・溶融
できる。またプラズマトーチの駆動機構及び制御手段を
必要とする従来の放射性廃棄物の溶融炉や有害廃棄物の
減容処理装置と比較して、本発明では上記プラズマトー
チの駆動機構及び制御手段を必要としないため、構造が
簡単であり、装置の運転操作や設備保守の簡便化を図る
ことができる。また電極の交換を頻繁に行わなければな
らない従来の放射性廃棄物の溶融炉や有害廃棄物の減容
処理装置と比較して、本発明では電極を有しないため、
煩わしい電極の交換作業を不要にできる。
【0024】また廃棄物供給手段が溶融炉に廃棄物を供
給し、溶融炉周囲の誘導加熱コイルが溶融炉内の廃棄物
のうち導電性を有するものを電磁誘導により加熱して溶
融し、溶融炉内の廃棄物に対向する誘導熱プラズマトー
チが所定のガスを電離して加熱しかつ溶融炉内の廃棄物
に向って放出することにより溶融炉内の廃棄物を焼却・
溶融し、更に溶融炉の底部に形成された排出口をバルブ
が開閉するように構成すれば、バルブを閉止した状態で
廃棄物供給手段により溶融炉内に廃棄物を供給し、誘導
加熱コイルにより廃棄物のうちの金属を溶融し、誘導熱
プラズマトーチにより廃棄物のうちの可燃物、難燃物及
び金属以外の不燃物を焼却・溶融し、更に溶融した廃棄
物が所定量になったときにバルブを開いて上記溶融した
廃棄物を排出口から排出する。この結果、廃棄物の処理
能力が向上することを除いて、上記と同様の効果が得ら
れる。更に誘導熱プラズマトーチに供給されるガスとし
て、不活性ガスに酸素を混合したガス又は空気を用いれ
ば、溶融炉にプラズマガスとともに酸素が供給されるの
で、廃棄物のうち可燃物及び難燃物の燃焼を促進でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施形態の廃棄物処理装置の縦断面
図。
【図2】廃棄物供給手段の第1シャッタを閉じかつ第2
シャッタを開いて、廃棄物を収容したドラム缶を溶融炉
内に下ろした状態を示す図1に対応する断面図。
【図3】第2シャッタを閉じかつ第1シャッタを開い
て、ドラム缶を第2シャッタ上に下ろした状態を示す図
1に対応する断面図。
【図4】図1のA部拡大断面図。
【図5】図1のB部拡大断面図。
【図6】バルブのスライドプレートをスライドして溶融
炉の排出口が開放された状態を示す図5に対応する断面
図。
【符号の説明】 10 廃棄物処理装置 11 誘導熱プラズマトーチ 11a プラズマガス 12 誘導加熱コイル 14 溶融炉 14a 排出口 15 廃棄物 16 廃棄物供給手段 17 バルブ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年12月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】従来、この種の廃棄物処理装置として、
放射性廃棄物の焼却固化装置(特開60−18680
0)や、放射性廃棄物の溶融炉(特開昭57−1876
98)や、有害廃棄物の減容処理装置(特開平7−12
8498)等が開示されている。上記放射性廃棄物の焼
却固化装置では、密封容器状の炉本体の底部が昇降可能
な底蓋によって開放可能に閉止され、炉本体の側壁の外
周部に誘導加熱コイルが設けられ、更に炉本体内部に誘
導加熱コイルに対向して金属製の筒状加熱体が設置され
る。底蓋上面に固着された支台上には底蓋による炉本体
底部の閉止時に筒状加熱体の下端部をほぼ閉止する底板
が取付けられ、底板上には筒状加熱体内に下方から挿入
可能な容器が載置される。また炉本体の上部には、排ガ
ス口と、容器内に放射性廃棄物及び共融物形成用の融剤
を供給するための供給口と、燃焼用の酸素含有ガスを供
給するための酸素供給管とがそれぞれ設けられる。この
ように構成された放射性廃棄物の焼却固化装置では、容
器を炉本体内に設置し、誘導コイルに通電すると、筒状
加熱体が誘導加熱により加熱される。この状態で放射性
廃棄物の焼却灰と融剤を供給口から供給すると、筒状加
熱体の熱輻射、熱伝達による加熱作用にて融解する。供
給口から可燃性廃棄物を供給し、酸素供給管から燃焼用
空気を供給すると、可燃性廃棄物は燃焼して焼却灰とな
り、融剤と共融して溶解する。容器内が共融物で満たさ
れると、共融物を冷却・固化し底蓋を降下して容器ごと
取出す。このように同一装置内で放射性廃棄物の焼却と
溶融固化処理を行えるので、飛散し易い粉粒状の焼却灰
の取扱作業が不要となり、能率的に放射性廃棄物を処理
できるようになっている。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可燃物、難燃物及び不燃物のうちの1種
    又は2種以上が混在した廃棄物(15)を焼却・溶融し固化
    する廃棄物処理装置(10)において、 前記廃棄物(15)を焼却・溶融するための加熱源として誘
    導熱プラズマトーチ(11)及び誘導加熱コイル(12)が併用
    されたことを特徴とする廃棄物処理装置。
  2. 【請求項2】 可燃物、難燃物及び不燃物のうちの1種
    又は2種以上が混在した廃棄物(15)を収容可能な耐熱性
    を有する溶融炉(14)と、 前記溶融炉(14)に前記廃棄物(15)を供給する廃棄物供給
    手段(16)と、 前記溶融炉(14)の周囲に設けられ前記溶融炉(14)内の廃
    棄物(15)のうち導電性を有するものを電磁誘導により加
    熱して溶融する誘導加熱コイル(12)と、 前記溶融炉(14)内の廃棄物(15)に対向して設けられ所定
    のガスを電離して加熱しかつ前記溶融炉(14)内の廃棄物
    (15)に向って放出することにより前記溶融炉(14)内の廃
    棄物(15)を焼却・溶融する誘導熱プラズマトーチ(11)
    と、 前記溶融炉(14)の底部に形成され前記溶融炉(14)内の溶
    融した廃棄物(15)を排出可能な排出口(14a)と、 前記排出口(14a)を開閉するバルブ(17)とを備えた廃棄
    物処理装置。
  3. 【請求項3】 誘導熱プラズマトーチ(11)に供給される
    ガスが不活性ガスに酸素を混合したガス又は空気である
    請求項2記載の廃棄物処理装置。
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