JPH11268974A - 皮膜形成成分としてのコポリマーpから成る水性配合物の造形鉱物製品に塗布するための使用、該配合物の塗布された造形鉱物製品の製造方法及び該配合物の塗布された造形鉱物製品 - Google Patents
皮膜形成成分としてのコポリマーpから成る水性配合物の造形鉱物製品に塗布するための使用、該配合物の塗布された造形鉱物製品の製造方法及び該配合物の塗布された造形鉱物製品Info
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Abstract
の暴露の場合にもその強さ及び視覚的外観に不利な変化
を受けない造形鉱物製品を製造するための水性配合物の
使用 【解決手段】 皮膜形成成分としてエチレン系不飽和モ
ノマーMから合成された少なくとも1種のコポリマーP
を包含していて、コポリマーPが−25〜+80℃の範
囲のガラス転移温度Tgを有しかつモノマーMがモノマ
ー全重量に対して0.2重量%〜5重量%のモノマーM
1としてのイタコン酸から成る水性配合物の、造形鉱物
製品に塗布するための使用。
Description
ての、エチレン系不飽和モノマーMから合成された少な
くとも1種のコポリマーPから成る水性配合物の、造形
鉱物製品を塗布するための使用に関する。
結合剤を包含する造形製品を意味する。特に造形製品
は、本明細書では、鉱物結合剤、水、骨材及び必要なら
ば助剤を包含する混合物(モルタル)から造形後に、鉱
物性結合剤/水混合物が高められた温度の作用による又
はよらない時間の関数として硬化するという事実によっ
て製造された物品であると理解する。鉱物結合剤は周知
の事実である。同結合剤は微細な無機物質、例えば石
灰、石膏、クレー及び/又はセメントからなり、これら
を水と一緒に撹拌して、放置すると高められた温度の作
用により又はよらずに空気中及び水中で時間を経て硬化
して石様材料を生じる即用形に変える。
又は合成石(砂利、砂、鉱物繊維)から成り、特別な場
合には金属のみならず、常法で意図された特別な使用に
適合されている粒度又は繊維長を有する有機骨材又は同
骨材の混合物を包含する。多くの場合、また有色顔料も
着色目的のために骨材として使用される。
は遅延させる物質又は凝固した造形鉱物製品の弾性又は
多孔性に影響を与える物質である。特に助剤はポリマー
から成り、このようなポリマーは例えば米国特許第43
40510号、同第3196122号、同第30437
90号及び同第3239479号明細書、英国特許第1
505558号明細書、ドイツ国特許出願公開第431
7035号及び同第4317036号明細書、特開平3
−131533号公報(JP−A91/131533)
ならびに他の刊行物から公知である。
は、排水を輸送するために使用されるようなコンクリー
トパイプ(例えばJP−A55/44273参照)、コ
ンクリートかわら(例えばドイツ国特許出願公開第21
64256号又は同第3901073号明細書参照)又
は縁石、階段、ベーススラブ(base slab)、
及び鉱物結合剤を基材とする台座タイル、また繊維強化
コンクリートパネル、すなわち無機又は有機繊維、例え
ばポリエステル繊維又はナイロン繊維で充填された平形
造形鉱物製品である。
する暴露)の影響で陽イオン成分、例えばCa2+が浸
出されて、該製品の強さが減少することである。造形鉱
物製品の他の不利な特性は、風解現象の発生である。こ
れらの欠点は、鉱物結合剤がアルカリ性環境では2以上
の原子価を有する陽イオン、例えばCa2+を含有する
という事実に起因しうるであろう。空気からの二酸化炭
素との反応は従って、造形鉱物製品の表面上に見苦しく
かつ水中で比較的不溶の石灰の白色斑点を形成する原因
となる。風解の現象は、新しく製造された造形鉱物製品
の硬化の間又はすでに硬化している造形鉱物製品の屋外
暴露の際に現れることもある。
しば造形鉱物製品に塗膜を設ける。この目的のために、
一般には水性ポリマー分散液からなる皮膜形成成分を含
む水性塗布系を使用する。慣用結合剤はスチレン−アク
リレートコポリマー、酢酸ビニルホモポリマー及びコポ
リマー、純アクリレート等(例えばDE2164256
参照)を包含する。しかし、これらの結合剤を用いて得
られる塗膜は陽イオン成分の出現(風解)を十分に防止
することはできない。さらにこのような塗膜は汚れやす
い。
及び同4003909号明細書は、光増感剤としての少
なくとも1種の芳香族ケトンを含む水性ポリマー分散液
を基剤とするコンクリートスラブのための塗膜を開示し
ている。光増感剤は塗膜の表面架橋をひきおこす。これ
は望ましくない風解を十分に防止するが、塗膜は長期間
の屋外暴露下では安定でない。
及びドイツ国特許出願公開第19514266号明細書
のスチレン/アクリレート分散液又は純アクリレート分
散液を基剤とする塗布組成物を用いて、前記の風解から
の造形鉱物製品の保護を改良することができることが判
明した。ヨーロッパ特許出願公開第469295号明細
書はこの目的のために特別な陰イオン乳化剤の使用を推
奨し、ドイツ国特許出願公開第19514266号明細
書は特別なスルホネート官能性モノマーを包含するモノ
マーの混入されたポリマーの使用を推奨している。
いという欠点を有する。この吸水量はそれに伴って、塗
膜中の低分子成分、例えば水性配合物を製造するために
しばしば使用される界面活性剤が屋外暴露が延長される
と浸出されるという危険をもたらす。このような浸出は
例えば塗膜の白化の強化又は脆化で明示される。さらに
水の吸収は、それに付随するポリマーの膨潤のために塗
膜の機械的安定性の低下及び安定性の理由から同様に不
所望の表面のスリップ性の増大をひきおこす。また着色
された塗膜の場合には、塗膜が水を吸収すると、知覚さ
れる色が不利に変化されるという危険が存在する。
水量を特徴としかつ同時に水分に対する暴露が延長され
る場合にもその強さ及び視覚的外観に不利な変化を受け
ない造形鉱物製品用塗膜を提供する事である。
エチレン系不飽和モノマーのコポリマーを基剤とする塗
膜の吸水量は、共重合されたモノマーが重合すべきモノ
マーの全量に対して0.2〜5重量%のイタコン酸を包
含する場合には減少されうることが判明した。
としてヨーロッパ特許出願公開第264903号明細書
から公知であり、この場合にはイタコン酸はアルキルア
クリレートを基剤とするエラストマーの機械的強さを強
化するために使用される。しかし同明細書は、このよう
なポリマーの屋外暴露の際の耐候安定度及び吸水量に関
しては何も記載してない。
レン系不飽和モノマーMから合成された少なくとも1種
のコポリマーPを包含していて、コポリマーPが−25
〜+80℃の範囲のガラス転移温度Tgを有しかつモノ
マーMがモノマー全重量に対して0.2重量%〜5重量
%のモノマーM1としてのイタコン酸から成る水性配合
物の、造形鉱物製品に塗布するための使用を提供する。
ーMは、好ましくはイタコン酸0.3〜4重量%、特に
0.5〜3重量%から成る。製造のためには酸の代わり
に無水イタコン酸を使用してもよいが、M1としてはイ
タコン酸自体を使用するのが好ましい。
は、イタコン酸+少なくとも1種の他のコモノマーから
成るエチレン系不飽和モノマーのラジカル重合によって
製造する。適当なコモノマーは一般には次ぎのものから
選択される:ビニル芳香族モノマー、例えばスチレン、
α−メチルスチレン、o−クロロスチレン又はビニルト
ルエン;脂肪族C1〜C18−モノカルボン酸のビニル
エステル、例えば酢酸ビニル、プロピオネート、ブチレ
ート、バレエート、ヘキサノエート、2−エチルヘキサ
ノエート、デカノエート、ピバレート、ラウレート及び
ステアレート、ならびに商用モノマーVEOVA(登録
商標)5−11(VEOVA XはShellの商品名
であり、Versatic(登録商標)X酸−X炭素の
α−枝分かれ脂肪族カルボン酸−のビニルエステルを表
す)及びエチレン系不飽和C3〜C 8モノ−又はジカル
ボン酸と、C1〜C18−、好ましくはC1〜C
12−、特にC1〜C8−アルカノール又はC5〜C8
−シクロアルカノールとのエステル。適当なC1〜C
18−アルカノールの例はメタノール、エタノール、n
−プロパノール、i−プロパノール、1−ブタノール、
2−ブタノール、イソブタノール、t−ブタノール、n
−ヘキサノール、2−エチルヘキサノール、ラウリルア
ルコール及びステアリルアルコールである。適当なシク
ロアルカノールの例は、シクロペンタノール及びシクロ
ヘキサノールである。特に適当なのは、アクリル酸、メ
タクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、イタコン酸、シ
トラコン酸又はフマル酸のエステルである。特にこれら
はアクリル酸及び/又はメタクリル酸のエステル、例え
ばメチル、エチル、イソプロピル、n−ブチル、イソブ
チル、1−ヘキシル、t−ブチル及び2−エチルヘキシ
ルアクリレート(メタクリレート)であり、またフマル
酸及びマレイン酸のエステル、例えばジメチルフマレー
ト、ジメチルマレエ−ト及びジ−n−ブチルマレエート
である。α,β−モノエチレン系不飽和C3〜C8カル
ボン酸のニトリル、例えばアクリロニトリル又はメタク
リロニトリルも他の適当なコモノマーである。さらにコ
モノマーとしては、C 4〜C8共役ジエン、例えば1,
3−ブタジエン、イソプレン又はクロロプレン、α−オ
レフィン、例えばエチレン、プロペン及びイソブテン、
ならびに塩化ビニル又は塩化ビニリデンも使用すること
ができる。
ーとして、好ましくは相互に異なる少なくとも2種の他
のモノマーM2及びM3を包含する。これらは好ましく
は前記のビニル芳香族モノマー、エチレン系不飽和C3
〜C8モノカルボン酸とC1〜C12−アルカノールと
の前記エステル、及び脂肪族C1〜C12モノカルボン
酸のビニルエステルから選択される。M2及びM3は、
一般に全モノマー量の少なくとも65重量%、好ましく
は80重量%、特に少なくとも90重量%の量である。
前記コモノマーの他のもの(以下にはコモノマーM′と
呼ぶ)は、一般にモノマーMの全量に対して30重量%
未満、好ましくは20重量%未満、特に10重量%未満
の量で使用する。本発明の好ましい実施態様は前記のコ
モノマーM´を含有しないコポリマーPに関する。
1、M2、M3及びM′使用する場合)ならびにイタコ
ン酸の他に、他の親水性モノマーM4(そのホモポリマ
ーは水中での増大された溶解性又は膨潤性を有する)も
包含する。これらは、モノエチレン系不飽和C3〜C8
モノカルボン酸、例えばアクリル酸、メタクリル酸、ク
ロトン酸、ビニル酢酸、アクリルアミドグリコール酸及
びメタクリルアミドグリコール酸、それらのアミド、例
えばアクリルアミド及びメタクリルアミド、モノエチレ
ン系不飽和C4〜C8ジカルボン酸、例えばマレイン
酸、フマル酸及びシトラコン、これらの酸とC1〜C
12−アルカノールとのモノエステル、例えばモノメチ
ルマレエート及びモノ−n−ブチルマレエ−ト、エチレ
ン系不飽和スルホン酸、例えばビニル−、2−アクリル
アミド−2−メチルプロパン−、2−アクリルオキシエ
タン−及び2−メタクリルオキシエタン−スルホン酸、
3−アクリルオキシ−及び3−メタクリルオキシプロパ
ンスルホン酸、ビニルベンゼンスルホン酸及びそれらの
塩、好ましくはそれらのアルカリ金属塩又はアンモニウ
ム塩、特にナトリウム塩である。モノマーM3はさら
に、前記のエチレン系不飽和モノ−及びジカルボン酸の
ヒドロキシアルキルエステル、例えばヒドロキシエチル
−、ヒドロキシプロピル−及び4−ヒドロキシブチルア
クリレート、相応のメタクリレート、及び水溶性N−ビ
ニルラクタム、例えばN−ビニルピロリドンを包含す
る。有利なモノマーM4はアクリル酸、メタクリル酸、
マレイン酸、フマル酸及びシトラコン酸、特にアクリル
アミド及びメタクリルアミドである。所望の場合には、
モノマーM4は、全モノマー量に対して0.1〜4.8
重量%の量で使用することができる。一般にはモノマー
M4+M1の全量は、全モノマー量に対して5重量%、
好ましくは4重量%、特に3重量%を超えない。本発明
の好ましい実施態様は、イタコン酸のみならずモノエチ
レン系不飽和カルボン酸の前記アミドの1種を共重合さ
れた形で包含するコポリマーPに関する。他の好ましい
実施態様は、イタコン酸以外は共重合された他の親水性
モノマーM4を包含しないコポリマーPに関する。
るM5を包含してもよい。これらのモノマーは、重合す
べきモノマーMの全重量に対して一般に10重量%、好
ましくは5重量%、特に1重量%までの少量で共重合さ
れる。これらは少なくとも1個のエポキシ、N−アルキ
ロール又はカルボニル基を有するモノマーである。この
ようなモノマーの例は、炭素原子3〜10個のα,β−
モノエチレン系不飽和カルボン酸のN−ヒドロキシアル
キル−及びN−アルキロールアミド、例えば2−ヒドロ
キシエチルアクリルアミド(メタクリルアミド)及びN
−メチロールアクリルアミド(メタクリルアミド)、エ
チレン系不飽和グリシジルエーテル及びグリシジルエス
テル、例えばビニル−、アリル−及びメタリルグリシジ
ルエーテル、グリシジルアクリレート及びグリシジルメ
タクリレート、前記のエチレン系不飽和カルボン酸のジ
アセトニルアミド、ジアセトンアクリルアミド(メタク
リルアミド)、及びアセチル酢酸とエチレン系不飽和カ
ルボン酸の前記ヒドロキシアルキルエステルとのエステ
ル、例えばアセチルアセトキシエチルアクリレート(メ
タクリレート)である。モノマーM5はまた、2個の非
共役エチレン系不飽和結合を有する化合物も包含し、そ
の例は二価アルコールとα,β−モノエチレン系不飽和
C3〜C10モノカルボン酸とのジエステルである。こ
のような化合物の例は、アルキレングリコールジアクリ
レート及びジメタクリレート、例えばエチレングリコー
ルジアクリレート、1,3−ブチレングリコールジアク
リレート、1,4−ブチレングリコールジアクリレー
ト、プロピレングリコールジアクリレート、ジビニルベ
ンゼン、ビニルメタクリレート、ビニルアクリレート、
アリルメタクリレート、アリルアクリレート、ジアリル
マレエート、ジアリルフマレート、メチレンビスアクリ
ルアミド、シクロペンタジエニルアクリレート、トリシ
クロデセニルアクリレート(メタクリレート)、N,
N′−ジビニルイミダゾリン−2−オン又はトリアリル
シアヌレートである。本発明の有利な実施態様はモノマ
ーM5を含有しないコポリマーPに関する。
の顔料結合力を改善するために公知の化合物も包含して
よい。これらの例はシロキサン−官能性モノマー、例え
ばビニルトリアルコキシシラン、例はビニルトリメトキ
シシラン、アルキルビニルジアルコキシシラン又はアク
リル(メタクリル)オキシアルキルトリアルコキシシラ
ン、例えばアクリル(メタクリル)オキシエチルトリメ
トキシシラン、アクリル(メタクリル)オキシプロピル
トリメトキシシランである。これらのモノマーは、所望
の場合には、全モノマー量に対して1重量%、好ましく
は0.05〜0.5重量%までの量で使用することがで
きる。
25〜+80℃のガラス転移温度を有することが重要で
ある。ここで、高品質の塗膜は、皮膜形成コポリマーP
の水性配合物が適用温度未満である最低皮膜形成温度を
有する場合のみ得られることを銘記しなければならな
い。さてこの最低皮膜形成温度はコポリマーPのガラス
転移温度Tgに依存する(Ullmann’s Enc
yclopedia of Industrial C
hemistry,5th ed,Vol.A21,1
992,p.169参照)。したがってコポリマーPの
低いガラス転移温度は原則として改善された皮膜形成を
もたらす。他方、低いガラス転移温度は塗膜の粘着性の
増大を伴い、したがって塗膜が汚れる見込みを減少させ
る。さらに低いガラス転移温度は一般に不粘着性の劣化
の原因である。原則として最低皮膜形成温度は、低揮発
性の外部可塑剤として公知のもの、例えばフタル酸のエ
ステル、及び/又は高揮発性で、低沸点の有機溶剤を、
皮膜形成助剤として該水性配合物に加えることによって
影響されうる。
マーPの適当なガラス転移温度を選択することによって
特殊の目的の使用に調整するのが有利であると判明し
た。例えば−10℃を超える、特に+10℃を超えるコ
ポリマーPのガラス転移温度はコンクリートスラブの塗
布にとって有利であった。本発明のこの実施態様におい
ては+50℃のTgを超えないのが有利である。他方、
高められた温度で塗布することができかつ高い不粘着性
を有することを意図している繊維強化コンクリートスラ
ブの場合には、+20℃、特に40℃を超えるガラス転
移温度が有利であると判明した。ここでいうガラス転移
温度Tgは、ASTM D3418−82により示差熱
分析法(DSC)によって測定した中点温度(midp
ointtemperature)である(Ullma
nn’s Encyclopedia of Indu
strial Chemistry,Vol.A21
VCH Weinheim 1992,pp.169及
びZosel,Farbeund Lack 82(1
976),pp.125〜134参照、またDIN 5
3765も参照)。またガラス転移温度は温度の関数と
してクリープ試験で弾性率の測定から決定してもよい。
温度Tgを評価することが有用である。Fox(T.
G.Fox,Bull.Am.Phys.Soc.(S
er.II)1,123[1956]及びUllman
ns Enzyklopaedie der tech
nischen Chmie,Weinheim(19
80),pp.17,18)によれば、高分子量で低程
度の架橋を有するコポリマーのガラス転移温度は、次
式:
X1、X2..,Xnは質量部分1、2、...、nで
あり、Tg 1、Tg 2、...、Tg nはモノマー1、
2、...、nのホモポリマーのガラス転移温度(°
K)である。後者のガラス転移温度は、例えばUllm
ann’s Encyclopedia of Ind
ustrial Chemistry,5th Edi
tion,Volume A21 VCH Weinh
eim 1992,p.169又はJ.Brandru
p,E.H.Immergut,Polymer Ha
ndbook 3rded.,J.Wiley,New
York 1989に記載されている。
移温度Tgは、所望の範囲内のガラス転移温度を有する
適当な主要モノマーMによるか又は高いガラス転移温度
の少なくとも1種のモノマーM2と低いガラス転移温度
の少なくとも1種のモノマーM3とを組合わせることに
よって調節できることが明らかである。
分Aのポリマーの成分モノマーMは、そのホモポリマー
が、極めて高い分子量の限定的な場合には、ガラス転移
温度Tg>30℃を有するような少なくとも1種のモノ
マーM2及びそのホモポリマーがガラス転移温度Tg<
20℃を有するような少なくとも1種のモノマーM3か
ら成る。適当なモノマーM2の例は、スチレン、α−メ
チルスチレン、メチルメタクリレート、エチルメタクリ
レート、n−及びイソプロピルメタクリレート、n−、
イソ−及びt−ブチルメタクリレート、及びt−ブチル
アクリレートである。適当なモノマーM3の例は、C1
〜C10−アルキルアクリレート、ブタジエン、ビニル
ベルサテート(vinyl Versatates)、
特にエチルアクリレート、n−ブチルアクリレート及び
2−エチルヘキシルアクリレートである。特に、スチレ
ン及び/又はメチルメタクリレートを単独に又はモノマ
ーM2としてのt−ブチルアクリレート、n−ブチルメ
タクリレート及び/又はt−ブチルメタクリレート及び
モノマーM3としてのn−ブチルアクリレート及び/又
は2−エチルヘキシルアクリレートと一緒に包含するモ
ノマー組合わせ物M2/M3が有利である。モノマーM
2:M3の重量比は通常は30:70〜70:30の範
囲内にあり、特に35:65〜65:35の範囲にあ
る。代表的なモノマー組合わせ物M2/M3は次ぎの通
りである: −スチレン:n−ブチルアクリレート、重量比35:6
5〜80:20、 −スチレン:2−エチルヘキシルアクリレート、重量比
35:65〜80:20, −メチルメタクリレート:n−ブチルアクリレート、重
量比40:60〜80:20, −メチルメタクリレート:2−エチルヘキシルアクリレ
ート、重量比35:65〜80:20、 −また、該混合物の中で若干のスチレンがメチルメタク
リレート及び/又はn−ブチルメタクリレートによって
交換されているか又は若干のn−ブチルアクリレートが
2−エチルヘキシルアクリレートによって交換されてい
る、第三及び第四モノマー混合物M2/M3、例は次の
通り: −メチルメタクリレート:スチレン:2−エチルヘキシ
ルアクリレート、重量比20:20:60、 −n−ブチルメタクリレート:スチレン:2−エチルヘ
キシルアクリレート、重量比35:10:55、 −メチルメタクリレート:n−ブチルメタクリレート:
n−ブチルアクリレート、重量比30:35:35、 スチレン:n−ブチルアクリレート:2−エチルヘキシ
ルアクリレート、重量比50:25:25及び −スチレン:メチルアクリレート:n−ブチルアクリレ
ート:2−エチルヘキシルアクリレート、重量比20:
20:30:30。
在するコポリマーPは、原則としてエチレン系不飽和モ
ノマーのラジカル共重合のための任意の考えられる方
法、例えば溶液、沈殿、塊状、乳化又は懸濁重合によっ
て製造されうる。前記のモノマーのラジカル水性乳化重
合は少なくとも1種のラジカル重合開始剤及び所望の場
合には、1種以上の界面活性剤の存在で有利である、そ
れというのもこの場合にはコポリマーPが実際には水性
懸濁液の形で得られるからである。しかしまた、他の重
合法によって操作することも可能である。この場合に
は、適当ならばコポリマーPを次ぎに水性分散液(第二
分散液)に転化することが必要であるかもしれない。ま
たコポリマーPは水/溶剤混合物中の溶液の形で使用し
てもよい。
Pを水性分散液の形で含有する。この分散液中のコポリ
マーの粒子は50〜1000nmの範囲の平均粒度を有
することができる。ポリマーの粒度を調節する方法は、
例えばヨーロッパ特許出願公開第126699号、同第
567881号及び同第567819号明細書、ドイツ
国特許出願公開第3147008号及び同第42139
67号明細書から公知である。
性乳化重合をひきおこすことができるすべてのものであ
る;それらは水酸化物、例えばアルカリ金属ペルオキソ
ジスルフェート又はアゾ化合物であってもよい。少なく
とも1種の有機還元剤及び少なくとも1種の過酸化物及
び/又はヒドロペルオキシド、例えばt−ブチルヒドロ
ペルオキシド、ならびに硫黄化合物、例えばヒドロメタ
ンスルフィン酸のナトリウム塩、亜硫酸ナトリウム、二
亜硫酸ナトリウム又はアセトン重亜硫酸塩、又は過酸化
水素ならびにアスコルビン酸から構成されている、レド
ックス開始剤系を使用するのが有利である。またこの目
的のためには、重合媒体中で可溶である少量の金属化合
物を含有しかつその金属成分が2以上の原子価状態で存
在していてもよい、レドックス開始剤系を使用すること
もできる。その例はアスコルビン酸/硫酸鉄(II)/
過酸化水素であり、この場合アスコルビン酸はしばしば
ヒドロキシメタンスフィン酸のナトリウム塩、アセトン
重亜硫酸塩、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム
又は重亜硫酸ナトリウムによって交換されており、過酸
化水素は有機過酸化物、例えばt−ブチルヒドロペルオ
キシドによって、又はアルカリ金属ペルオキソ二硫酸塩
及び/又はアンモニウムペルオキソ二硫酸塩によって交
換されている。同様に有利な開始剤はペルオキソ二硫酸
塩、例えばナトリウムペルオキソ二硫酸塩又はアンモニ
ウムペルオキソ二硫酸塩である。重合すべきモノマー全
量に対する、使用されるラジカル開始剤系の量は、好ま
しくは0.05〜2重量%、さらに好ましくは0.1〜
1重量%である。
このような目的のために通常使用される乳化剤及び保護
コロイドである。界面活性剤は通常、重合すべきモノマ
ーに対して10重量%までの量で、好ましくは0.5〜
5重量%、特に1〜4重量%の量で使用する。
ルコール、澱粉誘導体及びセルロース誘導体、又はビニ
ルピロリドンコポリマーである。他の適当な保護コロイ
ドの詳細な記載は、Houben−Weyl,Meth
oden der organischen Chmi
e,Volume XIV/1,Makromolek
ulare Stoffe,Georg−Thieme
−Verlag,Stuttgart 1961,p
p.411〜420に存在する。乳化剤及び/又は保護
コロイドの混合物もまた使用することができる。界面活
性剤としては、その相対的分子量が、保護コロイドと対
比して通常2000未満である乳化剤のみを使用するの
が有利である。それらは陰イオン性、陽イオン性又は非
イオン性であってよい。陰イオン性乳化剤は、アルキル
硫酸塩(アルキル:C8〜C12)の、エトキシル化ア
ルカノール(EO単位:2〜50、アルキル:C12〜
C1 8)及びエトキシル化アルキルフェノール(EO単
位:3〜50、アルキル:C 4〜C9)の、アルキルス
ルホン酸(アルキル:C12〜C18)の及びアルキル
アリールスルホン酸(アルキル:C9〜C18)のアル
カリ金属及びアンモニウム塩を包含する。他の適当な乳
化剤はHouben−Weyl,op.cit.,p
p.192〜208に記載されている。
24−アルキルであるが、両方水素ではなく、X及びY
はアルカリ金属及び/又はアンモニウムイオンであって
よい〕で示される化合物も包含する。R1及びR2は好
ましくは6〜18個の炭素原子の線状又は枝分かれアル
キル又は水素であり、特に6、12又は16個の炭素を
有しており、かつ両方とも同時に水素ではない。X及び
Yは好ましくはナトリウム、カリウム又はアンモニウム
であり、特にナトリウムが有利である。特に有利な化合
物Iは、X及びYはナトリウムであり、R1は炭素12
個の枝別れアルキルでありかつR2は水素であるか又は
R1と同じものである。しばしばモノアルキル化生成
物、例えばDowfax(登録商標)2A1(Dow
Chemical社の商品名)の50〜90重量%を含
有する工業的混合物を使用する。化合物Iは周知の事実
であり、例えば米国特許第4,269,749号明細書
から知られ、かつ市販されている。
オン性乳化剤を使用することもできる。適当な非イオン
乳化剤は芳香脂肪族又は脂肪族非イオン乳化剤であり、
例えばエトキシル化モノ−、ジ−及びトリアルキルフェ
ノール(EO単位:3〜50、アルキル:C4〜
C9)、長鎖アルコールのエトキシレート(EO単位:
3〜50、アルキル:C8〜C36)、及びポリエチレ
ンオキシド/ポリプロピレンオキシドブロックコポリマ
ーである。長鎖アルコールのエトキシレート(アルキ
ル:C10〜C22、平均エトキシル化度:3〜50)
が有利であり、それらの中で、オキソアルコール及び線
状又は枝分かれC12〜C18−アルキル基及び8〜5
0のエトキシル化度を有する天然アルコールを基剤とす
るものが特に有利である。陰イオン性乳化剤、特に式I
の乳化剤、又は少なくとも1種の陰イオン性乳化剤と少
なくとも1種の非イオン乳化剤との組合わせ物を使用す
るのが有利である。
モノマーに対して2重量%までの少量の1種以上の分子
量調節剤、例えば有機チオ化合物、シラン、アリルアル
コール及びアルデヒドを加えることによって調節するこ
とができる。
好ましくは半連続的に行うことができる。この場合には
重合すべきモノマーを、段階又は勾配法によって連続的
に重合バッチに供給することができる。
性モノマーエマルションとして重合に供給することがで
きる。好ましくは、イタコン酸の全部又は若干量が加え
るべきモノマーエマルション中に存在している。初期装
入量は好ましくはモノマーを含有しないか、又は唯一の
モノマーとしてイタコン酸を含有する。
d)を含まない製造方法とは別にまた乳化重合を種ラテ
ックス法により又は現場で製造された種ラテックスの存
在で行うことによって確定してもよい。この種の方法は
公知であり、先行技術において見いだすことができる
(ヨーロッパ特許第40419号明細書及び“Ency
clopedia of Polymer Scien
ce and Technology”,Vol.5,
John Wiley&Sons inc.,New
York 1966,p.847参照)。
種ラテックスの0.01〜3重量%、特に0.05〜
1.5重量%(全モノマー量を基準とする種ラテックス
の固形分)の存在で、好ましくは初めに導入された種ラ
テックス(初期装入種子)と共に行う。ラテックスは一
般には10〜400nm、好ましくは20〜120n
m、特に20〜50nmの重量平均粒度を有する。その
成分モノマーの例はスチレン、メチルタクリレート、n
−ブチルアクリレート及びそれらの混合物であり、種ラ
テックスはまた、共重合されたモノマーM4、例えばア
クリル酸及び/又はメタクリル酸及び/又はそれらのア
ミドを、少量、好ましくは種ラテックス中のポリマー粒
子の全重量の10%未満の量で包含してもよい。
い。重合は一般に室温〜120℃、好ましくは40〜1
10℃、特に好ましくは50〜100℃で行なう。
の水性ポリマー分散液から臭気物質、例えば残留モノマ
ー及び他の揮発性有機成分を大体において除去する必要
がある。これは通常、蒸留的除去による物理的手段(特
に水蒸気蒸留)によるか又は不活性ガスを用いるストリ
ッピングによって行なうことができる。また残留モノマ
ー量の低減は、例えばドイツ国特許出願公開第4435
423号、同第4419518号及び同第443542
2号明細書に記載されているように、化学的に、特にレ
ドックス開始剤系の作用下におけるラジカル後重合によ
って行なうことができる。後重合は好ましくは、少なく
とも1種の有機過酸化物及び有機亜硫酸塩から成るレド
ックス開始剤系によって行なう。
80重量%までのポリマー分を有するポリマー分散液を
得ることができる。本発明により使用される配合物を製
造するためには、実用上の理由から30〜70重量%、
特に40〜65重量%の範囲のポリマー分を有する分散
液を使用するのが有利である。
マーのPの所望の形を取ることができ、換言すれば溶液
又は分散液であってよい。使用される溶液又は分散液媒
体は好ましくは水性溶剤から成る;これは、水又は水と
水混和性溶剤、例えばC1〜C4−アルカノール、例え
ばメタノール、エタノール、n−又はイソ−プロパノー
ル、n−、イソ−、2−又はt−ブタノール、グリコー
ル、プロピレングリコール、ブチレングリコール、グリ
セロール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコ
ール、テトラヒドロフラン等との混合物である。
物の全重量に対して50重量%以下、特に20重量%以
下、とりわけ10重量%以下の水混和性溶剤を含有する
水性配合物の形で使用する。極めて特に好ましくは、本
発明の配合物は水の他に、慣用の凍結防止剤及び皮膜形
成助剤の他には有機溶剤を含有しない。コポリマーPは
一般にはこれらの配合物の範囲で水性分散液の形で存在
している。
で本発明により使用することができる。しかし配合物は
一般には0.1〜30重量%の慣用助剤を包含する。さ
らに水性配合物は、コポリマーPがラジカル水性乳化重
合によって製造されている限り、この目的のために使用
される界面活性剤、すなわち乳化剤及び/又は保護コロ
イドも包含する。
剤、増粘剤、凍結防止剤、均展助剤、可塑剤及び皮膜形
成助剤である。適当な皮膜形成助剤の例は、エチレン、
プロピレン、ブチレン、ヘキシレン、ジエチレン、ジプ
ロピレン及びジブチレングリコール、これらとC1〜C
4−アルカノールとのモノエーテル、例えばジエチレン
グリコールモノエチル又はモノブチルエーテル、プロピ
レングリコールモノフェニル、モノプロピル又はモノブ
チルエーテル、ジプロピレングリコールモノプロピル又
はモノブチルエーテル、それらのエーテルアセテート、
例えばジエチレングリコールモノエチル及びモノブチル
エーテルアセテート、プロピレングリコールモノプロピ
ル及びモノブチルエーテルアセテート、ジプロピレング
リコールn−ブチルエーテルアセテート、及び脂肪族モ
ノ−及びジカルボン酸のアルキルエステル、例えばTe
xanol(登録商標;Eastman Kodak
社)、又はそれらの工業銘柄混合物、例えばBASF
AG社製のLusolvanFBH(琥珀酸、グルタル
酸及びアジピン酸のジ−n−ブチルエステル混合物であ
る。適当な可塑剤は水性分散液にとって慣用のすべての
物であり、その例は、例えばBASF AG社製のPl
astitit(登録商標)3060として入手できる
ような(オリゴ)プロピレングリコ−ルアルキルフェニ
ルエーテルである。
配合物は無機充填剤及び又は顔料を包含してもよい。代
表的顔料の例は、好ましくはルチル形の二酸化チタン、
硫酸バリウム、酸化亜鉛又はリトポン(硫化亜鉛+硫酸
バリウム)である。配合物はまた、装飾目的のためには
着色顔料、例えば酸化鉄、カーボンブラック、グラファ
イト、亜鉛黄、亜鉛緑、群青、マンガンブラック、アン
チモンブラック、マンガンバイオレット、パリスブルー
又はシュヴァインフルトグリーン(Schweinfu
rt green)を包含してもよい。適当な充填剤
は、アルミノケイ酸塩、例えば長石、ケイ酸塩、例えば
カオリン、タルク、雲母、マグネサイト、アルカリ土類
金属炭酸塩、例えば方解石又は白亜の形の炭酸カルシウ
ム、炭酸マグネシウム、例えばドロマイト、アルカリ土
類金属硫酸塩、例えば硫酸カルシウム、及びシリカ等を
包含する。
は、架橋性添加剤を包含してもよい。このような添加剤
は、芳香族ケトン、例えばフェニル環上に1個以上の置
換基を有するか又は有しないアルキルフェニルケトン、
又は光重合開始剤としてのベンゾフェノン及び置換ベン
ゾフェノンであってよい。この目的のために適当な光重
合開始剤は、例えばドイツ国特許出願公開第38279
75号及びヨーロッパ特許出願公開第417568号明
細書から公知である。また適当な架橋化合物は少なくと
も2個のアミノ基を有する水溶性化合物であり、例え
ば、コポリマーPがカルボニル−含有モノマーを共重合
された形で包含する場合には、ドイツ国特許出願公開第
3901073号明細書による脂肪族ジカルボン酸のジ
ヒドラジドである。
物は透明塗料(clearcoat)の形で使用する。
この場合には同配合物は一般には、その全重量に対して
10〜60重量%、好ましくは40〜55重量%の少な
くとも1種のコポリマーP及び0.1〜30重量%、好
ましくは0.5〜10重量%の慣用助剤、特に脱泡剤及
び/又は皮膜形成助剤を包含する。
合物は着色された及び/又は充填された配合物の形で使
用する。この場合には水性配合物中のコポリマーPの全
含量は、10〜60重量%、好ましくは20〜40重量
%の範囲にあり、助剤の含量は0.1〜30重量%、好
ましくは0.5〜10重量%の範囲にあり、充填剤及び
/又は顔料の含量は10〜60重量%、特に15〜40
重量%の範囲にある。含量及び/又は充填剤の量は、一
般に水性配合物中のコポリマーPの100重量部当たり
50〜450重量部である。また顔料を含有する配合物
は、好ましくは皮膜形成助剤及び脱泡剤の他に分散剤及
び/又は湿潤剤も包含する。
の1種を造形鉱物製品に塗布することから成る、造形鉱
物製品を塗布する方法にも関する。塗布すべき水性配合
剤の量(その湿潤形で計算)は一般に100〜400g
/m2であり、これは50〜400g/m2の乾燥付加
量(add−on)、特に100〜250g/m2の乾
燥付加量に相当する。塗布は、自体公知のようにして吹
付け、こて塗、ナイフ塗布、ロール塗又は流し込みによ
って行なうことができる。一般に次ぎに続く乾燥は室温
で又は例えば40〜100℃の範囲の高められた温度で
行なうことができる。
ての造形製品に適用することができる。該方法は、結合
剤としてセメントから成る造形鉱物製品(プレキャスト
コンクリート製品及び繊維強化セメントスラブ)に適用
する場合にはその有利な効果を発揮する。プレキャスト
コンクリート製品とはコンクリート及び/又はガスコン
クリート(gas concrete)から製造された
造形構造物、例えばスラブ、パイプ及び/又はかわらを
意味する。プレキャストコンクリート製品は、通常は既
混合のコンクリートから押出し法によって製造する。本
発明の水性配合物は、この場合、すでに固化したプレキ
ャストコンクリート製品のみならず、製造されたばかり
の製品及びまだ固化してない“生の”製品にも塗布でき
るという利点を有する。本発明により塗布した生のプレ
キャストコンクリート製品の乾燥は、通常室温で又は高
められた温度で行なうことができる。塗布した生のプレ
キャストコンクリート製品は好ましくは、チャンバー
(chamber)として知られるところに導入され、
ここで同製品は40〜70℃で6〜24時間続く工程で
固化されかつこの工程の間に塗布組成物のコポリマーが
皮膜を形成する。この工程に続いて同製品に本発明の水
性配合物を好ましくは1秒間(a second ti
me)吹付ける。第二の乾燥工程はトンネル炉で約10
0℃の循環空気の温度で行われる。
常の環境温度、例えば室温で本発明の配合物を塗布する
ことができる。
セメントスラリーで塗布されている造形鉱物製品の場合
にも適用される。このようなスラリーは一般に慣用の顔
料、鉱物結合剤としてのセメント、慣用助剤及び水を適
当な量で包含しており、造形鉱物製品、好ましくはまだ
最終的には固化してないプレキャストコンクリートに塗
布する。セメントスラリー塗膜は固化後には200〜2
000μmの範囲の厚さを有する。本発明の水性配合物
は上記と同様にして塗布することができる。
ートスラブ、つまり結合剤としてのセメント及び骨材と
しての鉱物又は有機繊維、例えばポリエステル及び/又
はポリアミド繊維を包含する平形造形鉱物製品に塗布す
る場合にも同様に有利であることが分かる。本発明の水
性配合物の塗布は、一般には生のプレキャストコンクリ
ート製品に関して記載したように行う。
ず第一にそれらの塗膜が湿潤−天候条件への暴露の際慣
用塗膜よりもいちじるしく少ない水を吸収するという事
実に関して顕著である。これは例えば塗膜の滑り止め特
性を増大させる。さらに、着色した配合物は湿潤−天候
条件への暴露の際の色変化が極めて少ない特徴も有す
る。塗膜の他の特徴は湿潤気候条件下でも強さが増大さ
れることである。さらになお、造形塗布製品は風解に対
しても有効に保護されている。この特性は、改良された
滑り止め特性と同様にコンクリートかわらに関して特に
顕著であり、これは従って本発明の好ましい実施態様を
なす。この他に該塗膜は不粘着性も有する。
鉱物製品の表面の保護を増大する。このように塗布され
た造形鉱物製品は新規であり、同様に本発明によって提
供される。
法は、本発明の水性配合物による初期塗膜に他の放射線
硬化性配合物を塗布し、次ぎに高エネルギー放射線、例
えば200〜400nmの範囲の波長を有する紫外線に
よって又は高エネルギー電子(電子ビーム;100〜3
50keV)で照射することによって十分な硬化を行う
ことによって拡大することができる。
包括的な記載は、例えばP.K.T. Oldring
(ed.)、Chemistry and Techn
ology of UV−and EB−formul
ations for Coating and Pa
ints、VolumeII、SITA Techno
logy、London、1991に存在している。一
般に放射線硬化性配合物は、少なくとも2個のアクリレ
ート及び/又はメタクリレート基をその分子中に有す
る、少なくとも1種の有機オリゴマー又はポリマーを包
含している。オリゴマー又はポリマーなる用語は、以下
には付加ポリマー、縮合ポリマー及び重付加生成物、化
学的に変性されたポリマー、及び少なくとも2個の反応
性基を有する多官能価化合物を、同多官能価化合物と反
応できかつこのようにして結合を形成する一官能価又は
多官能価化合物と反応させることによって得られるポリ
マーを包含する。
量Mn>500g/モルを有する。このようなポリマー
又はオリゴマーは一般にポリマー/オリゴマー100g
当たり0.1〜1.0モルのアクリレート又はメタクリ
レート基を有する。
物は、オリゴマー/ポリマーの他にまた、反応性希釈剤
として知られるものも包含する。この用語は分子当たり
一般に1〜4個のエチレン系不飽和二重結合(好ましく
はアクリレート又はメタクリレート基の形をとる)を有
する低分子量の化合物を記載するのに用い、これらの化
合物は硬化の際にはポリマー/オリゴマーのアクリレー
ト及び/又はメタクリレート基と反応して高分子量網状
構造を形成する。しかしまた、本発明により専らアクリ
レート−及び/又はメタクリレート−官能性ポリマー/
オリゴマーから成り、不活性溶剤/希釈剤を含むか又は
含まない放射線硬化性配合物も使用することができる。
は反応性希釈剤が芳香族構造単位、換言すればフェニル
又はナフチル基を含まない放射線硬化性配合物が有利で
ある。
物は一般にこの目的にとって代表的なオリゴマー又はポ
リマーを包含し、それらの例はシリコーンアクリレー
ト、ウレタンアクリレート、アクリレート−変性ポリエ
ステル又はポリエステルアクリレート、エポキシアクリ
レート、ポリエーテルアクリレート、メラミンアクリレ
ート及びエチレン系不飽和モノマーのヒドロキシル含有
モノマーを基剤とするアクリレート−変性コポリマーで
ある。例えばヨーロッパ特許出願公開第704469号
及び同第480251号明細書の放射線硬化性の水性ポ
リウレタン分散液、ヨーロッパ特許出願公開第4644
66号明細書のアクリレート−変性メラミン樹脂、ヨー
ロッパ特許出願公開第447845号明細書のウレタン
アクリレート、米国特許第5,057,587号明細書
のアクリレート−変性エポキシ樹脂、及びヨーロッパ特
許出願公開第12339号及び同第279303号明細
書に記載されている放射線硬化性ポリマー及びプレポリ
マーを挙げることができる。参照すべき文書は本明細書
で十分に参照されている。
ルボン酸と一官能価又は多官能価アルコールとのエステ
ルであり、その例はジエチレン、トリエチレン又はジプ
ロピレングリコール;ブタンジオール、ペンタンジオー
ル、ヘキサンジオール又はネオペンチルグリコール;ア
ルコキシル化フェノール化合物、例えばエトキシル化及
びプロポキシル化ビスフェノール;;シクロヘキサンジ
メタノール、グリセロール、トリメチロールプロパン、
ブタントリオール、トリメチロールエタン、ペンタエリ
トリトール、ジトリメチロールプロパン、ジペンタエリ
トリトール、ソルビトール又はマニトール等と、特にア
クリル及び/又はメタクリル酸とのエステルである。適
当なポリマー/オリゴマー及び反応性希釈剤の包括的な
記述は、P.K.T.Oldring(前記参照)及び
P 19732621.8に存在し、これにはさらに詳
細に言及すべきである。
用助剤、例えば増粘剤、均展助剤、脱泡剤、紫外線安定
剤、乳化剤及び/又は保護コロイド及び充填剤を包含す
る。適当な助剤は塗料技術の当業者に周知である。適当
な充填剤、特に放射線硬化性ポリマーの水性懸濁液のた
めの充填剤は、なかんずく、四塩化ケイ素(silic
one tetrachloride)の加水分解によ
って得られケイ酸塩(Degussa社製Aerosi
l(登録商標))、シリカ、タルク、ケイ酸アルミニウ
ム、ケイ酸マグネシウム、炭酸カルシウム等を包含す
る。適当な安定剤は代表的な紫外線吸収剤、例えばオキ
サニリド、トリアジン、ベンゾトリアゾール(Ciba
Geigy社製のTinuvin(登録商標)銘柄と
して得られる)及びベンゾフェノンを包含する。これら
は、慣用のラジカルスキャベンジャー、例えば立体障害
アミン、すなわち2,2,6,6−テトラメチルピペリ
ジン及び2,6−ジ−t−ブチルピペリジン及びそれら
の誘導体−例えばヨーロッパ特許出願公開第13443
号明細書中のもの(HALS化合物)−と組合わせて使
用することができる。安定剤は通常、配合物中に存在す
る重合性成分に対して0.1〜5.0重量%、好ましく
は0.5〜2.5重量%の量で使用する。
本発明により使用される配合物は少なくとも1種の光重
合開始剤を包含する。硬化が高エネルギー電子の放射
(電子ビーム硬化)によって行われる場合には、光重合
開始剤の使用はなしで済ませることができる。適当な光
重合開始剤の例はベンゾフェノン及びその誘導体であ
り、例えば4−フェニルベンゾフェノン及び4−クロロ
ベンゾフェノン、ミヒラーケトン、アントロン、アセト
フェノン誘導体、例えば1−ベンゾイルシクロヘキサン
−1−オール、2−ヒドロキシ−2,2−ジメチルアセ
トフェノン及び2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセ
トフェノン、ベンゾイン及びベンゾインエーテル、例え
ばメチル、エチル及びブチルベンゾインエ−テル、ベン
ジルケタール、例えばベンジルジメチルケタール、2−
メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モ
ルホリノプロパン−1−オン、アントラキノン及びその
誘導体、例えばβ−メチルアントラキノン及びt−ブチ
ルアントラキノン、アシルホスフィン酸化物、例えば
2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィ
ン酸化物、エチル−2,4,6−トリメチルベンゾイル
フェニルホスフィネート及びビスアクリルホスフィン酸
化物である。
物の重合性成分の全重量に対して0.05〜20重量
%、好ましくは0.1〜10重量%、特に0.1〜5重
量%の量で使用する。
ーPの上記配合物に関して記載したように塗布する。つ
まり例えば吹付け、こて塗、ナイフ塗布、はけ塗、ロー
ル塗、又は流し込みによって、本発明の配合物の初期塗
膜を施してある造形鉱物製品に塗布する。また放射線硬
化性配合物を、初めに塗布した造形鉱物製品にホットメ
ルト又は粉末被覆法によって塗布することも考えられ
る。塗布重量は一般に配合物中に存在する重合性成分に
対して3〜200g/m2、好ましくは10〜100g
/m2の範囲にある。塗布は室温又は高められた温度で
行うことができるが、しかし好ましくは100℃以下で
行う。次ぎに塗膜は、高エネルギー放射線、好ましくは
250〜400nmの波長を有する紫外線に暴露する
か、又は高エネルギー電子(電子ビーム;150〜30
0keV)の照射によって硬化する。使用される紫外線
源の例は高圧水銀灯、例えばIST社製のCK又はCK
1である。架橋にとって通常十分な放射線量は80〜3
000mJ/cm2の範囲内にある。存在する溶剤、特
に水は、硬化前に硬化に先立つ別の乾燥段階で、例えば
40〜80℃で加熱するか又は赤外線を作用させること
によって除去する。
配合物の2つ以上の塗層を初期塗膜に適用することもで
きる。
に初期塗膜による水の吸収を低減する。さらにまた塗膜
の粘着及び引掻き抵抗も増大する。この相違は湿り条件
下で特に顕著になる。
散液D1〜D3、比較分散液CD1〜CD8)の形で製
造する。
1) 重合容器に脱イオン化水400g、イタコン酸1.4g
及び乳化剤溶液1 6.22gを装入し、この装入物を
85℃に加熱した。
ンを製造した: 脱イオン化水 200.0g 乳化剤溶液1 9.3g 乳化剤溶液2 37.3g メチルメタクリレート 413.0g n−ブチルアクリレート 287.0g 共重合性酸S又はそのナトリウム塩の50%濃度の水溶
液 28.0g アクリルアミドの50%濃度水溶液 7.0g。
オキソ二硫酸ナトリウムの1.4gから溶液を製造し
た。
び供給流2 7.6gを連続的に少しづづ(in on
e portion)初期装入物に加え、反応を30分
間行わせた。
て加える)及び供給流2(3.5時間にわたって加え
る)の残留量を、重合容器に同時に開始しながらかつ空
間的に別の供給口によって加え、この間85℃のままで
あった。供給流2の終了に続いて、後重合を1時間行わ
せ、次ぎにこのバッチを25℃に冷却し、水酸化ナトリ
ウム水溶液(pH約8)で中和した。
った。それぞれの場合に使用した酸及び生じるコポリマ
ーのガラス転移温度Tgは第1表に示してある。
によって測定) 3)2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン
酸のナトリウム塩 乳化剤溶液1:Dowfax(登録商標)2A1(Do
w Chemical)(ナトリウム塩としての式Iの
モノ−及びジ−C1〜C12 −アルキル化合物の混合
物)として商業的に常用の活性物質の45重量%水溶
液。
ナトリウム塩の15重量%溶液 製造方法b)(分散液CD4〜CD8、D2、D3) 重合容器に、脱イオン化水517g、乳化剤溶液1
1.6g及び種分散液17.5gを装入し、この初期装
入物を85℃に加熱した。
ションを製造した: 脱イオン化水 567.0g 乳化剤溶液1 45.1g 乳化剤溶液3 35.0g メチルメタクリレート 728.0g n−ブチルアクリレート 672.0g 酸S x(g)(第2表) アクリルアミドの50%水溶液 y(g)(第2表) 第二供給容器で、水200g中のナトリウムペルオキソ
二硫酸塩4.2gの溶液を製造した。
2gを少しづづ重合容器に加えた。次ぎに同時に開始し
ながらかつ空間的に異なる供給口によって、供給流1の
残部を3時間に亘って加えかつ供給流2の残部を3.5
時間に亘って加えた。供給流2が終わった後、後重合を
1時間行わせ、次ぎに同バッチを25℃に冷却し、アン
モニア(pH約8)で中和した。分散液は約51.5重
量%の固形分を有していた。
するポリスチレンであった(平均粒度29nm;乳化剤
としてのドデシルベンゼンスルホネート)。
様。
ートの20重量%水溶液(C16〜C18−アルキル;
平均エトキシル化度18) 各場合に使用される酸及びアクリルアミドの量は第2表
に示してある。
びD1の各100gを、脱泡剤(Th.Goldsch
midt AG社製のTego Foamex(登録商
標)825)0.5g及び琥珀酸、グルタル酸及びアジ
ピン酸のジ−n−ブチルエステルの工業銘柄混合物5g
と混合した。生じる分散液を使用して皮膜をキャスト
し、同皮膜を室温で3日間、60℃で24時間乾燥し
た。皮膜の乾燥厚さは500±50μmであった。生じ
る皮膜を秤量し、水中で24時間貯蔵し、付着する水の
痕跡を除去し、再び秤量した。第3表は、乾燥及び湿潤
皮膜の重量差を乾燥皮膜の重量に対する重量%で示す。
から形成された塗膜の吸水量を次ぎのように測定した:
各分散液100gをブチルジグリコール1.0g、BA
SFAG社製のPlastilit(登録商標)306
0 2.0g及び脱泡剤(Tego Foamex
(登録商標)825)0.5gと混合した。生じる分散
液を使用して、1)で記載したようにして皮膜をキャス
トした。同皮膜は500±50μmの乾燥厚さを有して
いた。生じる皮膜を水中に72時間貯蔵し、付着する水
を除去し、次ぎに60℃で48時間乾燥して一定重量に
した。次ぎに同皮膜を秤量し、再び水中で48時間貯蔵
し、付着する水の痕跡を除去した後、再び秤量した。第
4表は生じる重量増を乾燥皮膜の重量に対する重量%で
示してある。
定するために、II 2)の配合物分散液を今度はエマ
ルションペイントを配合するために使用した。この目的
のために慣用商用充填剤(炭酸カルシウム/ケイ酸カル
シウム)235.3g及びBAYER AG社製の赤色
酸化鉄顔料58.8gを水117.6g中で懸濁した。
この懸濁液にII 2)からの配合分散液588.3g
を撹拌しながら加えた。これらの性能試験前に、生じる
ペイントを室温で48時間熟成させた。次ぎにこのペイ
ントを生のプレキャストコンクリート製品*)にスプレ
ーガンによって塗布した(付加量約20g/スラブ、約
320g/m2の湿潤塗布重量に相当する)。次ぎにス
ラブを、40℃及び75%相対大気湿度で2時間乾燥
し、次いで40℃及び95%相対大気湿度で乾燥した。
次ぎにスラブを同様にして、40℃及び50%相対大気
湿度で8時間乾燥した第二の塗料(10g/スラブ)で
塗布した(乾式塗布と称する)。
0×20×1.8cmの寸法を有する平形スラブであ
り、砂(0.3mmまでの粒度)とセメントのモルタル
(砂:セメントの重量比4:1)を水(水:セメントの
重量比1:2.5)と一緒に押出すことによって製造し
た。
水浴上に向けて7日(7d)間置いた。風解の度合いを
次ぎの評価の尺度に基づいて視覚的に評価した。結果は
第4表にまとめてある。
変色を測定するために、生のプレキャストコンクリート
製品をII 2)で記載したペイントでII3)に関し
て記載したようにして塗布した。次ぎにスラブを60℃
の水浴に7日間暴露した。乾燥後に、暴露部分と未暴露
部分との間の明度の差を0〜2の尺度を用いて視覚的に
評価した。結果は第4表にまとめてある。
Claims (10)
- 【請求項1】 皮膜形成成分としてエチレン系不飽和モ
ノマーMから合成された少なくとも1種のコポリマーP
を包含していて、コポリマーPが−25〜+80℃の範
囲のガラス転移温度Tgを有しかつモノマーMがモノマ
ー全重量に対して0.2重量%〜5重量%のモノマーM
1としてのイタコン酸から成る水性配合物の、造形鉱物
製品に塗布するための使用。 - 【請求項2】 モノマーMが、イタコン酸の他に、ビニ
ル芳香族モノマー、エチレン系不飽和C3〜C8モノカ
ルボン酸とC1〜C12−アルカノールとのエステル及
び脂肪族C1〜C12モノカルボン酸のビニルエステル
から選択される少なくとも2種のモノマーM2及びM3
から成る、請求項1記載の使用。 - 【請求項3】 モノマーが、モノマーM2、M3及びイ
タコン酸の他に、モノエチレン系不飽和C3〜C8モノ
カルボン酸、それらのアミド、モノエチレン系不飽和C
4〜C8ジカルボン酸、それらとC1〜C12−アルカ
ノールとのモノエステル、エチレン系不飽和スルホン酸
及びその塩から選択される少なくとも1種の他の親水性
モノマーM4から成り、この際モノマーM3及びイタコ
ン酸の全量が全モノマー量に対して5重量%未満であ
る、請求項2記載の使用。 - 【請求項4】 水性配合物が、その全重量に対して10
〜60重量%の少なくとも1種のコポリマーP及び0.
1〜30重量%の慣用助剤から成る、請求項2又は3記
載の使用。 - 【請求項5】 水性配合物がさらに、その全重量に対し
て10〜60重量%の顔料及び/又は充填剤から成る、
請求項4記載の使用。 - 【請求項6】 造形鉱物製品の表面を保護するための、
請求項1から請求項5までのいずれか1項記載の使用。 - 【請求項7】 請求項1から請求項5までのいずれか1
項に定義された配合物を造形製品の少なくとも1つの表
面に塗布し、次いでそれを乾燥することを特徴とする、
塗布された造形鉱物製品の製造方法。 - 【請求項8】 1分子当たり少なくとも2個のアクリレ
ート及び/又はメタクリレート基を有する少なくとも1
種の有機オリゴマー又はポリマーから成る放射線硬化性
配合物を、請求項1から請求項5までのいずれか1項記
載の配合物の乾燥又は未乾燥塗膜に適用し、次ぎに紫外
線又は電子ビームで放射することによって硬化する、請
求項7記載の方法。 - 【請求項9】 塗布すべき造形鉱物製品を、プレキャス
トコンクリート製品、特にコンクリートかわら及び繊維
強化セメントスラブから選択する、請求項7又は8記載
の方法。 - 【請求項10】 請求項7から請求項9までのいずれか
1項記載の方法によって得られた塗布された造形鉱物製
品。
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