JPH11268722A - カートリッジ収納トレー - Google Patents

カートリッジ収納トレー

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Publication number
JPH11268722A
JPH11268722A JP10092232A JP9223298A JPH11268722A JP H11268722 A JPH11268722 A JP H11268722A JP 10092232 A JP10092232 A JP 10092232A JP 9223298 A JP9223298 A JP 9223298A JP H11268722 A JPH11268722 A JP H11268722A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage tray
cartridge
tray
cartridges
housing tray
Prior art date
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Pending
Application number
JP10092232A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Tanitsu
秀幸 谷津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP10092232A priority Critical patent/JPH11268722A/ja
Publication of JPH11268722A publication Critical patent/JPH11268722A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 収納するカートリッジに対して一定の寸法余
裕を持って形成された収納トレーの、シュリンク包装後
の側面の膨らみを防止する。 【解決手段】 紙材又はプラスチックシートを用いて、
上面を開口面とするように製箱し、情報記録媒体を内蔵
したカートリッジを複数収納可能としたカートリッジ収
納トレー30において、上記カートリッジ収納トレー3
0の開口面側であって背面左右両側の稜角部A2に、切
欠部31を設けた。これにより、シュリンク包装した際
の収縮力が分散し、トレー側面の外方への膨らみが抑制
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙材又はプラスチ
ックシートを製箱し、カートリッジを複数収納可能とし
たカートリッジ収納トレーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のカートリッジ収納トレー
の一例を示す斜視図である。この収納トレー10は、天
面側が開口された略箱形に形成されている。そして、図
6のように情報記録媒体を内蔵したカートリッジ20を
複数収納した後、全体をスリーブフィルムで覆ってシュ
リンクすることにより、包装体(製品)とする。ここ
で、収納するカートリッジ20の個々の寸法のばらつき
を考慮し、収納トレー10の内寸は、カートリッジ20
の外寸より大きく形成する。特に、収納するカートリッ
ジ20の数が多い場合には、寸法のばらつき範囲が広く
なるので、より大きめに収納トレー10を形成する必要
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来の
収納トレー10において、スリーブフィルムは伸縮性が
大きいので、包装後にスリーブフィルムが収縮すると、
収納トレー10の各稜角部Aに圧縮力が集中する。この
圧縮力により、左右側面部Cは、外側が凸となる方向に
たわみ、図6のように中央部が外側に膨らんでしまうと
いう問題があった。これにより、包装体の見栄えが悪
く、商品価値が低下するとともに、陳列時に複数の収納
トレー10を整列させることができなくなるという問題
があった。
【0004】ここで、カートリッジ20の外寸と略同一
に収納トレー10の内寸を形成して、収納トレー10内
にカートリッジ20を略隙間なく収納すれば、収納トレ
ー10の左右側面部Cの膨らみを防止することができ
る。しかし、このようにすると、収納トレー10にカー
トリッジ20を入れにくくなるとともに、個々のカート
リッジ20の寸法のばらつきにより、カートリッジ20
が収納トレー10内に入らないものが出てくる可能性が
あるという問題がある。
【0005】したがって、本発明が解決しようとする課
題は、カートリッジに対して一定の寸法余裕を持った収
納トレーのシュリンク後の側面の膨らみを防止すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、請求項1の発明は、紙材又はプラスチックシート
を用いて開口面を有するように製箱し、情報記録媒体を
内蔵したカートリッジを複数収納可能としたカートリッ
ジ収納トレーにおいて、前記カートリッジ収納トレーの
開口面側の少なくとも1つの稜角部に、切欠部を設けた
ことを特徴とする。請求項2の発明は、請求項1に記載
のカートリッジ収納トレーにおいて、前記切欠部を、前
記カートリッジ収納トレーの背面側の左右両側の稜角部
に設けたことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明においては、収納トレーに複数のカート
リッジを収納し、熱収縮性スリーブフィルムで覆った
後、スリーブフィルムが収縮すると、収納トレーの各稜
角部には圧縮力が働く。ここで、稜角部の切欠部は、発
生する圧縮力の逃げ部となり、稜角部の圧縮力の集中が
少なくなる。したがって、側面の外方向への膨らみが抑
制され、外観を良好なものとすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照して、本発明
の一実施形態について説明する。図1は、本発明による
カートリッジ収納トレーの第1実施形態を示す斜視図で
ある。また、図2は、図1の収納トレー30の展開図で
ある。収納トレー30は、坪量が310g/m2 程度の
コートボール紙から形成されている。図2の展開図にお
いて、コートボール紙は、4側面部である右側面部C
2、前面部B1、左側面部C1、背面部B2を連接し、
さらに背面部B2に糊代部32を連接したものである。
また、各側面部には収納トレー30の底部を構成するフ
ラップ部33(33a〜33d)が連接されている。そ
して、コートボール紙を抜き及び筋押し加工し、糊代部
32を接着するともにフラップ部33の重なり合う部分
を接着すれば、図1の状態になる。
【0009】また、図1及び図2において、開口面側の
背面左右両側の稜角部A2には、略V字状に切り欠いた
切欠部31が形成されている。切欠部31を左右両側の
稜角部A2にのみ設け、前面側の稜角部A1に設けてい
ないのは、背面側ではデザイン上の制約が少ないためで
ある。切欠部31の深さL1は、深いほど後述する膨ら
みを抑制する効果があるが、収納トレー30の側面の高
さL3の10〜50%程度である。また、切欠部31の
幅L2は、カートリッジ20とスリーブフィルムとの寸
法関係により決定されるが、概して2〜10mm程度が
好ましい。本実施形態では、収納トレー30の高さL3
を約50mmとした。このときの切欠部31の大きさと
しては、L1が約8mm、L2が約3mm程度が好まし
い。
【0010】この収納トレー30にカートリッジ20を
複数収納し、(熱収縮性)スリーブフィルムで覆い、シ
ュリンクする。スリーブフィルムとしては、厚みが30
μm程度のPETフィルムを使用する。このスリーブフ
ィルムの収縮率は、幅方向が0〜10%、筒方向が50
〜60%程度である。また、収縮代としては、幅方向で
約40mm、筒方向で約20mmである。
【0011】図3は、収納トレー30にカートリッジ2
0を複数収納し、スリーブフィルムで覆った状態を示す
斜視図である。なお、本実施形態では、カートリッジ2
0として、光ディスクカートリッジ(CD−R)を例に
挙げているが、いずれの磁気若しくは光記録再生方式の
ディスク状媒体やテープ状媒体を内蔵したカートリッジ
であっても良い。
【0012】スリーブフィルムで覆った後に、スリーブ
フィルムが収縮すると、この収縮により収納トレー30
の各稜角部A1、A2には圧縮力が加わる。ここで、切
欠部31が稜角部A2に発生する圧縮力の逃げ部となる
ので、稜角部A2の圧縮力の集中が少なくなり、左右側
面部C1、C2の外方向への膨らみが抑制される。よっ
て、収納トレー30の外観を良好に保つことができる。
【0013】さらに、スリーブフィルムの収縮による収
納トレー30の左右側面部C1、C2の外方向への膨ら
みを抑制できれば、カートリッジ20の寸法に対する収
納トレー30の寸法マージンを十分に設けることがで
き、カートリッジ20の収納トレー30への収納しやす
さも向上する。
【0014】図4は、本発明の収納トレーの第2実施形
態を示す斜視図である。この収納トレー30Aは、開口
面側の4つの稜角部A1、A2の全てに切欠部31を設
けたものであり、その他は第1実施形態と同様である。
このように切欠部31を設ければ、第1実施形態の収納
トレー30以上に、左右側面C1、C2の膨らみを抑制
することができる。
【0015】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明は、上述した実施形態に限定されることな
く、種々の変形が可能である。例えば、本実施形態では
収納トレー30を形成する材料としてコートボール紙を
例に挙げたが、その他の紙材又はプラスチックシートを
用いても良い。また、切欠部31は、第1実施形態や第
2実施形態の位置に限定されるものではなく、収納トレ
ー30の稜角部の少なくとも1か所に設ければ、本発明
の効果を奏することができる。収納トレー30にいくつ
切欠部31を設けるかは、その収納トレー30に要求さ
れるデザイン上の制約等により決定すれば良い。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、熱収縮性スリーブフィ
ルムで覆った後にスリーブフィルムが収縮しても、側面
の外方向への膨らみを抑制することができ、外観を良好
なものとすることができる。また、カートリッジの寸法
に対する収納トレーのマージンを十分に設けることがで
き、カートリッジの収納トレーへの収納しやすさを高め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるカートリッジ収納トレーの第1実
施形態を示す斜視図である。
【図2】図1の収納トレーの展開図である。
【図3】図1の収納トレーにカートリッジを複数収納
し、スリーブフィルムで覆った状態を示す斜視図であ
る。
【図4】本発明の収納トレーの第2実施形態を示す斜視
図である。
【図5】従来のカートリッジ収納トレーの一例を示す斜
視図である。
【図6】図5の収納トレーにカートリッジを複数収納
し、スリーブフィルムで覆った状態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
20 カートリッジ 30、30A 収納トレー 31 切欠部 32 糊代部 33(33a〜33d) フラップ部 A1、A2 稜角部 B1 前面部 B2 背面部 C1 左側面部 C2 右側面部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // B65D 85/57 B65D 5/42 Z

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙材又はプラスチックシートを用いて開
    口面を有するように製箱し、情報記録媒体を内蔵したカ
    ートリッジを複数収納可能としたカートリッジ収納トレ
    ーにおいて、 前記カートリッジ収納トレーの開口面側の少なくとも1
    つの稜角部に、切欠部を設けたことを特徴とするカート
    リッジ収納トレー。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のカートリッジ収納トレ
    ーにおいて、 前記切欠部を、前記カートリッジ収納トレーの背面側の
    左右両側の稜角部に設けたことを特徴とするカートリッ
    ジ収納トレー。
JP10092232A 1998-03-23 1998-03-23 カートリッジ収納トレー Pending JPH11268722A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10092232A JPH11268722A (ja) 1998-03-23 1998-03-23 カートリッジ収納トレー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10092232A JPH11268722A (ja) 1998-03-23 1998-03-23 カートリッジ収納トレー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11268722A true JPH11268722A (ja) 1999-10-05

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ID=14048701

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10092232A Pending JPH11268722A (ja) 1998-03-23 1998-03-23 カートリッジ収納トレー

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JP (1) JPH11268722A (ja)

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