JPH11267541A - 破砕装置 - Google Patents

破砕装置

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JPH11267541A
JPH11267541A JP9251298A JP9251298A JPH11267541A JP H11267541 A JPH11267541 A JP H11267541A JP 9251298 A JP9251298 A JP 9251298A JP 9251298 A JP9251298 A JP 9251298A JP H11267541 A JPH11267541 A JP H11267541A
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blade
shearing
blades
shear
grooves
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Ryozo Kushida
良三 櫛田
Hiroshi Arito
博 有藤
Naoya Yabuuchi
直也 籔内
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Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
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Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一軸剪断式破砕装置において、比較的幅の広
い回転刃における剪断刃の取付けは、例えば円周方向に
多数の溝を形成し、これに剪断刃を取付ける構造が採ら
れている。しかしこの構造は、剪断刃には強い衝撃を加
わるため、その取付けを強固とする必要があり、手数を
要する等の問題がある。本発明は剪断刃に加わる衝撃を
確実に受け止めると共に、剪断刃の着脱を容易に行うこ
とを目的とする。 【解決手段】 表面に多数の剪断刃15を取付けた回転
刃11と、該回転刃11に対向して機体側に取付けられ
る固定刃10とを備えた一軸剪断式破砕装置1におい
て、回転刃11は駆動軸に取付けられる回転ロータ13
に軸心方向に多数の剪断刃取付け溝14を形成し、該溝
14に剪断刃15と、該剪断刃15相互間を所定距離に
保持するスペーサ16とを配置し、かつ各溝14の剪断
刃15とスペーサ16を任意の箇所に取付け可能とした
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は破砕装置、特に一軸
剪断式破砕装置に係わり、詳しくは回転刃の回転ロータ
に対する剪断刃の取付けに関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記表面に多数の剪断刃を取付けた回転
刃のの比較的幅の広い形式においては、回転ロータに例
えば円周方向に多数の溝を形成し、これに剪断刃を取付
ける構造が採られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの方式では、
剪断刃には強い衝撃を加わるため、その取付けを強固と
する必要があり、従ってその着脱に手数を要する等の問
題がある。本発明はかゝる点に鑑み、剪断刃に加わる衝
撃を確実に受け止めると共に、剪断刃の着脱を容易に行
うことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の破砕装置の第1の発明は、表面に多数の剪断刃を取付
けた回転刃と、該回転刃に対向して機体側に取付けられ
る固定刃とを備えた一軸剪断式破砕装置において、回転
刃は駆動軸に取付けられる回転ロータに軸心方向に多数
の剪断刃取付け溝を形成し、該溝に剪断刃と、該剪断刃
相互間を所定距離に保持するスペーサとを配置し、かつ
各溝の剪断刃とスペーサを任意の箇所に取付け可能とし
たことを特徴とする。
【0005】上記の構成からなる本発明は、剪断刃は回
転ロータの軸心に沿って形成された取付け溝に取付けら
れる故、剪断刃に加わる衝撃は、該取付け溝により支持
される。従って該剪断刃の回転ロータへの取付けは通常
のビスによる取付けのみで充分な強度の保持が可能であ
る。
【0006】また第2の発明は、上記回転ロータに形成
する剪断刃取付け溝はT字型もしくはL字型の係合部を
備えた溝とし、剪断刃及びスペーサはこれに適合する係
止部を備え、各溝に剪断刃及びスペーサをそれぞれ挿入
することを特徴とする。
【0007】上記の構成からなる本発明は、各剪断刃は
剪断刃取付け溝を係合部を備えた溝としたことにより、
剪断時の衝撃は該係合部により支持され、かつ脱落する
恐れはない。従って各剪断刃及びスペーサそれぞれを回
転ロータに固着する必要はなく、取付けが容易になる。
【0008】また第3の発明は、固定刃は、単位部分を
着脱可能をしたことを特徴とする。
【0009】上記の構成からなる本発明は、固定刃を分
割して個別に固定刃取付部に取付けることにより、損傷
や摩耗した固定刃のみを交換することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明を図面に示す実施例に
基づいて説明する。破砕装置1は、図1に示す如く、機
体2上部に設けられた被破砕物を投入するためのホッパ
3と、該ホッパ3の下部一側に配置された剪断機構4と
を備える。ホッパ3の下部には被破砕物を押し出す押し
込み部材5を備え、該押し込み部材5は押圧シリンダ6
により剪断機構4側に台板7上を進退可能に設けられ
る。
【0011】上記押し込み部材5、押圧シリンダ6及び
台板7は、例えば5乃至10°の傾斜をつけて機体2に
設置する。
【0012】上記剪断機構4は、上記台板7の先端に取
付けられる固定刃10と、この固定刃10に対向して機
体2の側壁との間に取付けられる回転刃11とより構成
される。この回転刃11は、駆動軸12に取付けられる
回転ロータ13に軸心方向に多数の剪断刃取付け溝14
を形成し、該溝に剪断刃15と、該剪断刃相互間を所定
距離に保持するスペーサ16とを配置し、かつ各溝の単
位剪断刃15の位置を順次ずらして配置する。また被破
砕物の種類に応じて、剪断刃15のピッチPを任意に選
定することにより最適な破砕が可能となる。
【0013】上記剪断刃15は、図4に示す如く前面1
5a(剪断面となる)を三角形状とし、かつその前面を
取付け面に対して直角(回転ロータの略々半径方向)と
した三角錐状としたもので、固定刃10はこれに適合す
る三角状の切り込み10aを形成する。また固定刃10
は先端部のみが摩耗や損傷するので、図11に示すよう
に、部分固定刃30を固定刃取付部31にボルトで固定
し、部分固定刃30のみを交換可能な構造にするのが好
ましい。スペーサ16は図5に示す如く、取付け溝14
の深さと同一の高さを有する直方体とする。これら剪断
刃15、スペーサ16は、上記取付け溝14の長さを等
分(図例は5等分)する長さを有せしめる。但しこの長
さLは、各取付け溝14に挿入された剪断刃とスペーサ
との組合せにより所定のピッチ長とするもので、これに
より各取付け溝14への取付けに際しては、剪断刃15
とスペーサ16の個数とを選択することにより、各取付
け溝間の剪断刃15を所定ピッチPをずらした位置に取
付けることができる。17、18はそれぞれ剪断刃1
5、スペーサ16の取付けビスを示す。
【0014】なお、この剪断刃15に代えて図6に示す
前面を三角形状の楔型とした剪断刃19としてもよい。
この形状によるときは、前後の面19a、19bが剪断
面となり、一方の面が磨耗、破損したとき、反対面を剪
断面として利用することが出来る効果がある。
【0015】上記構成において、ホッパ3に供給される
被破砕物は、傾斜した押圧シリンダ6の作動による押し
込み部材5の移行により容易に剪断機構4側に移送さ
れ、該剪断機構4により剪断される。この際剪断刃15
は回転ロータ13の軸心方向に形成した剪断刃取付け溝
14に挿入して取付けられている故、剪断時に加わる破
砕抵抗は該溝14により支持されるため、該剪断刃は破
砕抵抗による位置のずれ等を生ずることはなく、摩耗及
び損傷した箇所のみの剪断刃15及びスペーサ16の交
換を容易せしめる。
【0016】次に図7乃至図10は第2実施例を示す。
本実施例は回転刃11の他の例を示すもので、この回転
刃20は回転ロータ21に形成する剪断刃取付け溝22
はT字型とした係合部22aを有する構造としたもの
で、剪断刃23及びスペーサ24はこれに適合する係止
部23a、24aを備えたものである。その他の構造は
前記実施例と同様である。
【0017】各剪断刃23及びスペーサ24の回転ロー
タ21への取付けに際しては、剪断刃取付け溝22に所
定順序で挿入し、各溝の両端に位置する剪断刃23もし
くはスペーサ24のみ回転ロータ21にビス25により
固着すればよい。
【0018】これは各単位剪断刃23、スペーサ24は
係止部23a、24aにより支持されており、抜け出す
恐れはないからで、前記実施例の如く、各剪断刃、スペ
ーサをそれぞれビスにより固着する手数を省略すること
ができ、剪断刃の交換を迅速に行うことができる。なお
回転ロータ21両端部を、該ロータ21と同径の円板部
材により封止せしめることにより両端に位置する剪断刃
24若しくはスペーサ24の固着は可能となる。
【0019】なお、上記実施例は、係合部としてT字型
とした例を示したが、これは例えばL字型としてもよ
い。但しこの場合には、該係合部は回転方向に向けて突
出形成することが好ましい。これにより剪断時の抵抗を
該係合部により支持せしめることができる。
【0020】
【発明の効果】以上の如く本発明によるときは、剪断刃
の回転ロータへの取付けに際しては、該回転ロータに軸
心方向に多数の剪断刃取付け溝を形成し、該溝に剪断刃
と、該剪断刃相互間を所定距離に保持するスペーサとを
配置するようにしたから、剪断時に加わる破砕力は剪断
刃取付け溝により支持される故、強固に支持され、剪断
刃は移行することはない。またこの剪断刃取付け溝をT
字型もしくはL字型の係合部を備えた溝とし、剪断刃及
びスペーサはこれに適合する係止部を備えるときは、剪
断時の破砕力に強固な抵抗を付与することが出来ると共
に、抜け出す恐れはなく、従って剪断刃及びスペーサの
取付けは、取付け溝の両端に位置する剪断刃又はスペー
サのみで可能である。従って剪断刃の交換を容易に行う
ことができる。また上記剪断刃とスペーサとは所定の同
一長さとする時は、剪断刃と所要個数のスペーサとを組
合せることにより各溝の剪断刃を一定ピッチずらして取
付けるに極めて便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の破砕装置の縦断説明図である。
【図2】剪断機構の図3におけるXーX線に沿う断面図
である。
【図3】図2における平面図である。
【図4】第1実施例の剪断刃に関するもので、同図aは
平面図、bは正面図、cは 左側 面図である。
【図5】第1実施例のスペーサに関するもので、同図a
は平面図、bは図aにおけるYーY線に沿う断面図であ
る。
【図6】剪断刃の他の実施例に関するもので、同図aは
平面図、bは正面図、cは左側面図である。
【図7】第2実施例の回転刃の縦断面図である。
【図8】図7における平面図である
【図9】第2実施例に使用する剪断刃に関するもので、
同図aは平面図、bは正面図、cは左側面図である。
【図10】第2実施例に使用するスペーサに関するもの
で、同図aは平面図、bは左側面図である。
【図11】固定刃に関するもので、同図aは平面図、b
は縦断面図である。
【符号の説明】
1 破砕装置 4 剪断機構 10 固定刃 11 回転刃 13 回転ロータ 14 剪断刃取付け溝 15 剪断刃 16 スペーサ 20 回転刃 21 回転ロータ 22 剪断刃取付け溝 23 剪断刃 24 スペーサ 30 固定刃

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に多数の剪断刃を取付けた回転刃
    と、該回転刃に対向して機体側に取付けられる固定刃と
    を備えた一軸剪断式破砕装置において、回転刃は駆動軸
    に取付けられる回転ロータに軸心方向に多数の剪断刃取
    付け溝を形成し、該溝に剪断刃と、該剪断刃相互間を所
    定距離に保持するスペーサとを配置し、かつ各溝の剪断
    刃とスペーサを任意の箇所に取付け可能としたことを特
    徴とする破砕装置。
  2. 【請求項2】 回転ロータに形成する剪断刃取付け溝は
    T字型もしくはL字型の係合部を備えた溝とし、剪断刃
    及びスペーサはこれに適合する係止部を備え、各溝に剪
    断刃及びスペーサをそれぞれ挿入することを特徴とする
    請求項1記載の破砕装置。
  3. 【請求項3】 固定刃は、単位部分を着脱可能をしたこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の破砕装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008029928A (ja) * 2006-07-27 2008-02-14 R-Inversatech Ltd シート細片化装置及びシート細片化方法
JP2011183306A (ja) * 2010-03-09 2011-09-22 Kinki:Kk 破砕機の回転刃取付構造及びそれを使用する破砕機
CN103190301A (zh) * 2013-04-12 2013-07-10 天佑电器(苏州)有限公司 园艺切割工具
CN104174472A (zh) * 2013-05-22 2014-12-03 天佑电器(苏州)有限公司 园林工具

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