JPH1126705A - 強誘電体メモリ素子 - Google Patents

強誘電体メモリ素子

Info

Publication number
JPH1126705A
JPH1126705A JP9179851A JP17985197A JPH1126705A JP H1126705 A JPH1126705 A JP H1126705A JP 9179851 A JP9179851 A JP 9179851A JP 17985197 A JP17985197 A JP 17985197A JP H1126705 A JPH1126705 A JP H1126705A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ferroelectric
source
thin film
ferroelectric thin
semiconductor substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9179851A
Other languages
English (en)
Inventor
Hironori Matsunaga
宏典 松永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP9179851A priority Critical patent/JPH1126705A/ja
Publication of JPH1126705A publication Critical patent/JPH1126705A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Non-Volatile Memory (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 強誘電体メモリ素子において、良好な半導体
基板/強誘電体薄膜界面を実現すると共に低電圧動作を
可能とするメモリセル構造を提供する。 【解決手段】 半導体基板表面に形成された一対のソー
ス/ドレイン領域と、該ソース/ドレイン領域に接続さ
れた一対のソース/ドレイン電極と、前記一対のソース
/ドレイン領域間の半導体基板上に形成された強誘電体
薄膜と、該強誘電体薄膜上に形成されたゲート電極から
なり、該ゲート電極の一部が前記強誘電体薄膜を挟んで
一方のソース/ドレイン電極の一部を被覆することによ
りキャパシタを構成する強誘電体メモリ素子。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は強誘電体メモリ素子
に関し、より詳しくは電界効果を用いた強誘電体メモリ
素子の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】強誘電体の自発分極特性を利用すること
で、従来のEEPROMやフラッシュメモリ等の不揮発
性メモリに比べて動作速度とデータ書き換え回数が飛躍
的に改善可能な強誘電体不揮発性メモリが実現されてい
る。その基本となるメモリセル構造としては、次の2種
類の型が提案されている。
【0003】第1の型は、通常のMOS−FETのゲー
ト絶縁膜を強誘電体薄膜で置き換えた構造で、MFS−
FETと呼ばれている(例えば、特開昭50−1544
6号公報、IEEE, Trans. Electron Device, ED-21, p49
9(1974))。また、薄膜トランジスタでのMFS−FET
も提案されている(特開平8−306806号公報)。
【0004】この種のメモリセルは1つのトランジスタ
からなる。その動作の基本は、強誘電体ゲートの2つの
分極状態(分極の向きが基板に対して上向きか下向き)
に対応してソース/ドレイン間のチャネル部分を流れる
ソース/ドレイン電流の違いを調べることにより、強誘
電体ゲートが2つの分極状態のどちらにあるかを検知す
るものである。言い換えれば、データの書き換えは強誘
電体の分極方向を電界印加によって2つの分極状態のど
ちらかに設定し、読み出しはその分極状態に対応してチ
ャネル部分を流れるソース/ドレイン間電流の違いで検
知する。従って、データの読み出し時には強誘電体の分
極状態を破壊することはなく、非破壊読み出し動作が可
能となる。
【0005】また、上記第1の型の変形として、強誘電
体薄膜に接する半導体基板の電気抵抗が強誘電体薄膜の
分極状態に依存して変化する現象を利用したメモリセル
構造が提案されている(WO91/06121号公
報)。このメモリセルは上記MFS−FETと類似の構
造であるが、ソース/ドレイン部の導電型を基板のそれ
と逆にする必要はない。すなわち、半導体基板表面上に
ソース部及びドレイン部に対応する対向電極を形成し、
それら対向電極間の半導体基板表面(チャネル)上に強
誘電体薄膜を設けることにより、強誘電体薄膜の分極状
態に依存した対向電極間の電気抵抗を測定することでメ
モリセル情報(分極状態)を識別するものである。
【0006】第2の型は、通常のDRAM型メモリセル
のメモリキャパシタ材料を常誘電体薄膜から強誘電体薄
膜に置き換えた構造である(米国特許4,873,66
4号)。この種のメモリセルは1つの選択トランジスタ
と1つの強誘電体メモリキャパシタから構成される。こ
の場合、データの書き込みは、第1の型と同様に強誘電
体キャパシタに電界を印加することで2つの分極状態の
どちらかに設定することで行う。一方、データの読み出
しは強誘電体キャパシタに正か負の一方向の電圧パルス
を印加し、その時に強誘電体キャパシタを流れる電流を
測定することで行う。すなわち、もともとの強誘電体キ
ャパシタの分極状態の違いに対応して、電圧パルス印加
により分極方向が反転する場合としない場合とがあるた
め、この分極の反転と非反転の違いに対応した強誘電体
キャパシタを流れる電流量の違いから、もともとの分極
状態を検知するものである。従って、この場合にはデー
タの読み出し毎に元の分極状態を破壊する破壊読み出し
動作となるため、データの読み出し毎に元のデータを再
度書き込むことが必要となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、強誘電体
薄膜の自発分極特性を利用した不揮発性メモリには大き
く分けて2種類のものがあり、第1の型の方が構造が簡
単で大容量化に適しており、かつ非破壊読み出しにより
高速動作も期待できる。しかし、現在実用化されている
のは第2の型である。その原因として、第1の型のメモ
リセル構造では、強誘電体と半導体という異種材料の接
合技術が極めて困難なことがあげられる。すなわち、強
誘電体材料として通常用いられる酸化物強誘電体では、
その薄膜結晶の作製工程において酸素中での高温プロセ
スを必要とするため、シリコン等の半導体表面が酸化さ
れて低誘電率の絶縁層が形成され、さらには強誘電体と
半導体の界面での反応等により、正常なジャンクション
が形成できなくなるという問題がある。
【0008】一方、第2の型の場合には半導体トランジ
スタ部分と強誘電体キャパシタ部分とが別々のプロセス
で作製できるため、第1の型のような問題が比較的少な
い。そこで、第1の型において良好な強誘電体薄膜/半
導体基板界面を安定して作製する方法として、図5に示
したように、MFIS−FETの製造工程において半導
体基板21表面に予め絶縁層24を形成しておくこと
で、強誘電体薄膜27の成膜プロセス時の界面接合状態
の劣化を軽減する方法が提案されている(J. Appl. Phy
s. 46, p2877(1975))。
【0009】しかし、この絶縁層24の存在によって、
半導体基板21とゲート電極26との間に電圧を印加し
てデータを書き換えようとする場合、電圧の一部が絶縁
層24に分割されるため、強誘電体薄膜27に十分な電
界がかからず、動作電圧が大きくなってしまうという問
題がある。特に絶縁層材料の誘電率が低い場合には、こ
の問題はより顕著となる。そのため、絶縁層材料として
より誘電率の高い材料や、逆に誘電率の低い強誘電体材
料の適用方法等の検討が必要となるが、未だに十分な解
決はなされていない。
【0010】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、基本的に第1の型のメモリセル構造のような単純な
構造を有しながら、低電圧駆動が可能となる強誘電体メ
モリ素子、特に、強誘電体薄膜の成膜プロセスに対する
耐性が向上するとともに、強誘電体薄膜に十分な電界を
印加することができる低電圧駆動が可能な強誘電体メモ
リ素子を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、半導体
基板表面に形成された一対のソース/ドレイン領域と、
該ソース/ドレイン領域に接続された一対のソース/ド
レイン電極と、前記一対のソース/ドレイン領域間の半
導体基板上に形成された強誘電体薄膜と、該強誘電体薄
膜上に形成されたゲート電極からなり、該ゲート電極の
一部が前記強誘電体薄膜を挟んで一方のソース/ドレイ
ン電極の一部を被覆することによりキャパシタを構成す
る強誘電体メモリ素子が提供される。
【0012】また、本発明によれば、上記強誘電体メモ
リ素子のキャパシタを構成するゲート電極と一方のソー
ス/ドレイン電極との間に電界を加え、さらにその電界
の向きを変えることにより、強誘電体薄膜の分極状態を
第1状態から第2状態に変化させることによってメモリ
情報を書き換える強誘電体メモリ素子の駆動方法が提供
される。
【0013】さらに、本発明によれば、上記の方法にお
ける強誘電体薄膜の分極状態の違いを、各分極状態に対
応したソース/ドレイン電極間の抵抗値又は電流値の違
いを検出することによりメモリ情報として読み出す強誘
電体メモリ素子の駆動方法が提供される。
【0014】
【発明の実施の態様】本発明の強誘電体メモリ素子は、
主として半導体基板表面に形成された一対のソース/ド
レイン領域、これらソース/ドレイン領域に接続された
一対のソース/ドレイン電極、一対のソース/ドレイン
領域間の半導体基板上に形成された強誘電体薄膜及びこ
の強誘電体薄膜上に形成されたゲート電極から構成され
る。
【0015】本発明で使用される半導体基板としては、
通常基板として使用することができる材料、例えばシリ
コン、ゲルマニウム等の半導体又はGaAs、InGa
As等の化合物半導体等を使用することができるが、な
かでもシリコン基板が好ましい。なお、この半導体基板
は、通常P型又はN型の基板として用いられるが、半導
体基板表面に、P型又はN型の不純物領域(ウェル)等
が形成され、その領域に本発明の強誘電体メモリ素子が
形成されていてもよい。
【0016】本発明の強誘電体メモリ素子を構成する一
対のソース/ドレイン領域は、半導体基板表面に形成さ
れるが、このソース/ドレイン領域は、半導体基板と異
なる導電型であってもよく、同じ導電型であってもよ
い。ソース/ドレイン領域が、半導体基板と異なる導電
型の場合は、たとえば、基板がP型の場合はリンイオン
又は砒素イオン等を用い、基板がN型の場合はボロンイ
オン又はBF2 イオン等を用いてドープすることで形成
することができる。このソース/ドレイン領域は、ソー
ス/ドレイン領域として機能することができる限り、そ
のサイズ、不純物濃度等の諸条件は特に限定されるもの
ではないが、例えば、上述のイオンを20〜200ke
V程度の加速エネルギーで注入し、1019〜1021/c
3 程度の不純物濃度を有することが挙げられる。
【0017】また、半導体基板と同じ導電型で形成され
る場合は、素子形成領域(ウェル)の導電型を基板のそ
れと異なる状態にするために、上記と同様に、例えば、
基板がP型の場合はリンイオン又は砒素イオン等を用
い、基板がN型の場合にはボロンイオン又はBF2 イオ
ン等を用いてドープすることで形成することができる。
本発明の強誘電体メモリ素子を構成する一対のソース/
ドレイン電極は、上述の一対のソース/ドレイン領域上
に形成されるものであり、通常電極材料として用いるこ
とができる導電膜を使用することができる。具体的には
白金、アルミニウム、銅等の金属、Ta、Ti、W等の
高融点金属、又はこれらの合金、あるいはポリシリコ
ン、シリサイド、ポリサイド等が挙げられる。このソー
ス/ドレイン電極は、例えばスパッタリング法、真空蒸
着法、EB法等公知の方法で、例えば100〜300n
m程度の膜厚で形成することができる。また、ソース/
ドレイン電極を所望の形状にパターニングする方法とし
ては、公知の方法、フォトリソグラフィ及びエッチング
工程により行うことができる。
【0018】なお、ソース/ドレイン電極は、半導体基
板表面に形成されたソース/ドレイン領域上に直接形成
することでオーミックコンタクトをとることが可能であ
れば、そのような導電膜を用いてソース/ドレイン電極
を直接形成してもよいが、接着層を介してオーミック電
極上にソース/ドレイン電極を形成することが好まし
い。
【0019】オーミック電極としては、P型又はN型の
半導体基板とオーミック接合が可能な材料であれば特に
限定されるものではなく、例えばPドープポリシリコン
膜、Nドープポリシリコン膜、上述した高融点金属との
シリサイド膜、ポリサイド膜等を使用することができ
る。この際のP型又はN型の不純物のドーピング量は、
ソース/ドレイン領域の不純物濃度、得ようとする素子
の特性等により適宜調整することができ、例えば1020
〜1022/cm3 程度の濃度が挙げられる。このオーミ
ック電極としては、例えばポリシリコン膜で形成される
場合には、CVD法等の公知の方法で、膜厚50〜20
0nm程度で形成することができる。また、その他にも
スパッタ法等の公知の方法で形成することができる。
【0020】また、接着層は、下方の半導体基板又はオ
ーミック電極と、上方のソース/ドレイン電極との接着
性を向上させるために形成するものであり、オーミック
電極又はソース/ドレイン電極の材料により適宜調整す
ることができるが、例えばTiN、TaN、Ti、Ta
SiN等により形成することができる。これら接着層
は、スパッタ法等の公知の方法で、膜厚20〜100n
m程度で形成することができる。
【0021】本発明の強誘電体メモリ素子を構成する強
誘電体薄膜は、一対のソース/ドレイン領域間の半導体
基板上に形成され、さらに、一方のソース/ドレイン電
極の一部上にまで延設されている。なお、強誘電体薄膜
がソース/ドレイン電極の一方にのみ被覆するように形
成されているのは、強誘電体薄膜の分極状態を確実に制
御するためである。つまり、メモリ動作を行う場合、通
常ソースとドレインとは異なった電位に設定されるた
め、強誘電体薄膜がソース/ドレイン電極の両方にオー
バーラップしていると、ゲート電極に印加した電位に対
してソース−ゲート間の電位差が、ドレイン−ゲート間
の電位差と異なることとなって強誘電体薄膜内で異なっ
た分極状態が生じることとなり、チャネル部で一様な導
電性を示さなくなる。よって、本発明では、強誘電体薄
膜は、強誘電体薄膜の分極状態を一様にするためにソー
ス/ドレイン電極の一方のみを被覆するように形成され
ている。
【0022】強誘電体薄膜としては、例えば、酸化物系
(ペロブスカイト等)、有機物系(ロッシェル塩、TG
S等)、SbSI系、硫安系、シアノ化合物系等の種々
の強誘電体からなる膜が挙げられるが、なかでも、酸化
物強誘電体、特に多結晶の酸化物強誘電体が好ましい。
酸化物強誘電体としては、ペロブスカイト型、層状ペロ
ブスカイト型等の種々の結晶構造を有するものが挙げら
れるが、これらのうち、特にペロブスカイト型Pb系酸
化物強誘電体、層状ペロブスカイト型Bi系酸化物強誘
電体が好ましい。具体的には、ペロブスカイト型Pb系
酸化物強誘電体としてPb(Zr1-x Tix )O3 (P
ZT:但し、0≦x≦1)、(Pb1-xLax )(Zr
1-y Tiy )O3 (PLZT:但し、0≦x,y≦
1)、PbTiO3 等が挙げられ、層状ペロブスカイト
型Bi系酸化物強誘電体としてBi2m-1 m 3m+3
(AはNa1+、K1+、Pb2+、Ca2+、Sr2+、Ba2+
又はBi3+、BはFe3+、Ti4+、Nb5+、Ta5+、W
6+又はMo6+、mは1以上の自然数から選択される)が
挙げられる。さらにBi系酸化物強誘電体の具体例とし
ては、Bi4 Ti3 12、SrBi2 Ta2 9 、Sr
Bi2 Nb2 9 、BaBi2 Nb2 9 ,BaBi2
Ta2 9 、PbBi2 Nb2 9 、PbBi2Ta2
9 、SrBi4 Ti4 15、BaBi4 Ti4 15
PbBi4 Ti415、Sr2 Bi4 Ti5 18、Pb
2 Bi4 Ti5 18、Na0.5 Bi4.5 Ti4 15、K
0.5 Bi4.5 Ti4 15等が挙げられ、中でもBi4
3 12が好ましい。またこれらのうち、主としてc軸
優先配向成分を有するBi4 Ti312がより好まし
い。
【0023】これら強誘電体薄膜は、公知の方法、例え
ばMOCVD法、ゾルゲル法、反応性蒸着法、EB蒸着
法、スパッタ法、レーザーアブレーション法等の方法を
選択して成膜することができ、なかでも、MOCVD法
により成膜することが好ましい。MOCVD法により上
記強誘電体薄膜を成膜する方法としては、ビスマス等の
構成元素を含有する有機金属原料を気化した原料ガスと
酸素含有ガス、任意にキャリアガスを用いて成膜する方
法が挙げられる。この際の成膜圧力、総ガス供給量、キ
ャリアガス流量、酸素含有ガス流量等は一定又は適宜変
化させることができる。例えば、原料ガス、酸素含有ガ
スの流量は、成膜装置の大きさ、成膜しようとする膜の
膜厚等に適宜調節することができる。
【0024】Bi系の有機金属原料としては、例えば、
Bi(C6 5 3 、Bi(o−C 7 7 3 等が挙げ
られる。なかでもBi(o−C7 7 3 が好ましい。
鉛系の有機金属原料としては、例えば、Pb(C
2 5 4 、Pb(DPM) 2 、Pb(C2 5 3
CH2 (CH3 3 等が挙げられる。Sr系の有機金属
原料としては、例えば、Sr(DPM)2 、Sr((C
35 5 2 ・2C4 8 O等が挙げられる。
【0025】Ba系の有機金属原料としては、例えば、
Ba(DPM)2 、Ba((CH35 5 2 ・2C
4 8 等が挙げられる。Ti系の有機金属原料とし
ては、例えば、Ti(i−O−C3 7 4 、Ti(D
PM)2 Cl2 、Ti(DPM)2 (i−OC3 7
2 、Ti(DPM) 2 (OCH3 2 等が挙げられる。
【0026】Nb系の有機金属原料としては、例えば、
NbCl5 、Nb(OCH3 5 、Nb(OC2 5
5 等が挙げられる。Ta系の有機金属原料としては、例
えば、TaCl5 、Ta(OCH3 5 、Ta(OC2
5 5 等が挙げられる。中でもBi4Ti312を成膜
する場合には、Bi(o−C7 7 3 とTi(i−O
3 7 )との組み合わせが好ましい。なお、これらの
原料ガス、原料ガス及び酸素含有ガスは混合ガスとして
用いてもよいが、別々に含む単独ガスの状態で用いるこ
とが好ましい。
【0027】また、酸素含有ガスとしては、酸素を1〜
100体積%程度、好ましくは酸素を20〜100体積
%程度含有するガスが挙げられる。キャリアガスとして
は、アルゴン、窒素ガス等の不活性ガスが挙げられる。
キャリアガスを用いる場合には、原料ガス及び酸素含有
ガスとキャリアガスとの混合比は100:1〜1:10
0(体積比)の間で適宜調節することができる。さら
に、この際の成膜温度は600℃以下で行うことが好ま
しく、より好ましくは400〜500℃の温度範囲であ
る。
【0028】上述の強誘電体薄膜の膜厚は、得ようとす
る素子の特性等により適宜調整することができ、例えば
50〜200nm程度が挙げられる。また、本発明の強
誘電体メモリ素子においては、強誘電体薄膜の下の一部
に絶縁層が形成されていてもよい。つまり、強誘電体薄
膜と半導体基板との間、強誘電体薄膜とソース/ドレイ
ン電極(任意にオーミック電極、接着層等)の側面との
間に絶縁層が形成されていてもよい。この際の絶縁層
は、例えばSiO2 、SiN等を5〜30nm程度の膜
厚で形成してもよいし、また、従来の誘電率の大きい誘
電体材料又は強誘電体材料等を形成してもよい。
【0029】この絶縁層は、強誘電体薄膜を形成する前
に半導体基板上に予め形成されることにより、例えば、
酸素中での高温状態を必要とする強誘電体薄膜の成膜プ
ロセスによる強誘電体薄膜と半導体基板との反応、強誘
電体薄膜/半導体基板の界面状態の劣化を抑制できるこ
ととなり、良好な界面接合が実現でき、ひいては素子特
性の向上をも実現することができる。
【0030】本発明の強誘電体メモリ素子を構成するゲ
ート電極は、上述の強誘電体薄膜上に形成されており、
その一部が、強誘電体薄膜を挟んで一方のソース/ドレ
イン電極の一部を被覆することによりキャパシタを構成
している。この場合のゲート電極は、通常電極として用
いることができる導電材であれば特に限定されるもので
はなく、ソース/ドレイン電極と同様の材料を使用する
ことができる。また、ゲート電極の膜厚は特に限定され
るものではなく、例えば100〜200nm程度が挙げ
られる。なお、ゲート電極と一方のソース/ドレイン電
極とのオーバーラップ面積は、特に限定されるものでは
なく、例えば、ゲート電極、ソース/ドレイン電極に印
加する電圧、強誘電体の膜厚、得ようとする素子の特性
等により適宜調整することができる。
【0031】本発明の強誘電体メモリ素子は、ゲート電
極及び一方のソース/ドレイン電極に電圧を印加して電
界を加えることにより、キャパシタ構造を形成する強誘
電体薄膜の分極状態を第1の分極状態とする。また、メ
モリ情報を書き換える場合には、電界の向きを変えるこ
とにより、強誘電体薄膜の分極状態を第2の状態に変え
る。
【0032】具体的には、膜厚100nmのc軸配向の
Bi4 Ti3 12を用いた場合、抗電界は通常100k
v/cm程度であるから、第1の分極状態から第2の分
極状態に変えるためにゲート電極とソース/ドレイン電
極の間に印加する電圧は1V以下でも十分であると見積
ることができる。一方、従来構造では、半導体と強誘電
体の間に低誘電率層が存在した場合、Bi4 Ti3 12
の誘電率が200程度、低誘電率層の厚さが50nmで
誘電率が5と仮定すると、印加した電圧の約5%しか強
誘電体にはかからず、分極状態を変えるために大きな印
加電圧が必要となる。
【0033】このような強誘電体薄膜の第1及び第2の
分極状態への変化は、主としてキャパシタ構造部分にお
いて行われるため、ゲート電極及び一方のソース/ドレ
イン電極への電圧印加をより小さな電圧とした場合で
も、キャパシタ構造部分の強誘電体薄膜の分極状態を変
化させることができる。つまり、従来例における強誘電
体薄膜上のゲート電極と半導体基板との間の電圧印加に
よる強誘電体薄膜全体の分極反転と比較して、より小さ
な印加電圧とすることができる。
【0034】また、半導体基板と強誘電体薄膜との間に
絶縁層が存在していても、キャパシタ構造部分における
分極状態の変化には何ら影響を与えることはない。つま
り、従来例においては、半導体基板と強誘電体薄膜との
間に絶縁層が存在していた場合、印加電圧のほとんどが
この絶縁層にかかってしまい、肝心の強誘電体薄膜に十
分な電圧が印加されず、動作電圧が高くなるとともに、
絶縁破壊の原因になるという問題があった。しかし、本
発明においては、キャパシタ構造部分において分極状態
を直接変化させるために、絶縁層の有無に特に影響され
ることはない。なお、キャパシタ構造部分で分極状態が
変化した場合でも、半導体基板表面上に位置するゲート
部分の強誘電体薄膜中にも部分的に電界が存在すること
となるため、ゲート部分の強誘電体薄膜の一部も分極状
態を変化させることが可能である。特に、チャネル幅が
狭い場合には、ゲート部分の強誘電体薄膜の全てを分極
反転させることが可能となる。よって、メモリセルのサ
イズが小さい場合には、より本発明の効果を有効に利用
することができる。
【0035】さらに、上記第1及び第2の分極状態の違
いは、強誘電体薄膜が接する半導体基板表面のチャネル
領域の電気抵抗を変化させることとなる。よって、この
ようなチャネル領域の電気抵抗の変化に基づくソースー
ドレイン間の抵抗値又は電流値の違いを検出することに
より、強誘電体薄膜の分極方向、すなわちメモリ情報を
読み出すことができる。
【0036】ソース−ドレイン間の抵抗値の違いを検出
する方法としては、例えば、ソース−ドレイン間に直列
に基準抵抗を接続して、この抵抗を含めて電圧を印加し
た際の基準抵抗部分にかかる電圧を調べることで、ソー
ス−ドレイン間の抵抗変化を検知することが可能とな
る。一方、ソース−ドレイン間に流れる電流はセンスア
ンプにより検出する。
【0037】
【発明の実施の形態】以下に本発明の強誘電体メモリ素
子の実施例を、図面に基づいて説明する。実施例1 この実施例の強誘電体メモリ素子を図1(e)に示す。
この強誘電体メモリ素子は、N型の半導体基板1表面に
配置する一対のソース/ドレイン領域上に、それぞれ、
オーミック電極としてPドープのポリシリコン層2、接
着層としてTiN層3、ソース/ドレイン電極4として
Pt膜が順次形成されて構成されている。また、ソース
/ドレイン領域間には、半導体基板1表面に接して強誘
電体薄膜5及びゲート電極6が順次形成されており、こ
れら強誘電体薄膜5及びゲート電極の一部が一方のソー
ス/ドレイン電極4の上部にまで延設され、一方のソー
ス/ドレイン領域4、強誘電体薄膜5及びゲート電極6
とでキャパシタを構成している。
【0038】これらソース/ドレイン電極4、ゲート電
極6上は層間絶縁膜7により被覆されており、層間絶縁
膜7に形成されたコンタクトホールを介して配線層とし
てAl膜8がソース/ドレイン電極4に接続されてい
る。また、これら層間絶縁膜7及びAl膜8上にさらに
パッシベーション膜9が被覆されている。以下に、上記
強誘電体メモリ素子の製造方法を説明する。
【0039】図1(a)に示したように、まず半導体基
板1としてn型シリコンウエハを用い、この半導体基板
1上に、オーミック電極としてPドープのポリシリコン
層2、TiN層3を形成し、さらにPt膜によるソース
/ドレイン電極4をスパッタ法により形成した。次い
で、図1(b)に示したように、公知のレジスト工程、
フォトリソグラフィーによるパターニング及びエッチン
グ工程により、ソース/ドレイン領域となる領域上のポ
リシリコン層2、TiN層3及びソース/ドレイン電極
4のみを残すようにエッチング除去した。
【0040】続いて、図1(c)に示したように、MO
CVD法により強誘電体薄膜5としてBi4Ti312
成膜し、さらにこの強誘電体薄膜5の上にゲート電極6
としてPt膜をスパッタ法で形成した。ここで、強誘電
体薄膜の成膜法としてMOCVD法を用いたのはソース
/ドレイン電極4の段差部分の被覆性に優れ、Bi4
312の低温成膜が可能なためである。さらに、Bi4
Ti312はc軸配向膜を容易に形成でき、このc軸方
向の抗電界はバルク材料で4kV/cmと極めて小さ
く、低電圧動作に適するからである。
【0041】次いで、図1(d)に示したように、ソー
ス/ドレイン領域間の半導体基板1上に接触し、一方の
ソース/ドレイン電極4(ドレイン電極)の一部に重な
った領域を残して、その他の強誘電体薄膜5とゲート電
極6となるPt膜とをエッチング除去した。その後、図
1(e)に示したように、半導体基板1上全面に層間絶
縁膜7としてSOGを形成し、層間絶縁膜7であってソ
ース/ドレイン電極4上にコンタクトホールを形成し、
続いて、配線層としてAl膜8の埋め込み/配線を行
い、全体をパッシベーション膜9であるSOGで被覆し
た。
【0042】実施例2 この実施例の強誘電体メモリ素子は、ソース/ドレイン
領域の導電性を半導体基板のそれと異なる型にし、ソー
ス/ドレイン領域間にチャネル領域を形成する以外は、
実質的に実施例1と同様の構造を有している。
【0043】まず、n型シリコン基板1上にSiO2
又はSiNx層を形成し、ソース/ドレイン領域となる
領域上のSiO2層又はSiNx層のみをエッチング除去
して窓を空ける。次に、不純物としてボロンイオンを注
入して、P型ソース/ドレイン領域10を半導体基板1
表面に形成した。その後、SiO2またはSiNx層を除
去する。
【0044】この半導体基板1上に、図2(a)に示し
たように、実施例1と同様に、オーミック電極としてP
ドープのポリシリコン層2、TiN層3、ソース/ドレ
イン電極4としてPt膜を形成した。次いで、図2
(b)に示したように、実施例1と同様に、ソース/ド
レイン領域となる領域上のポリシリコン層2、TiN層
3及びソース/ドレイン電極4のみを残すようにエッチ
ング除去した。
【0045】続いて、図2(c)に示したように、実施
例1と同様に、強誘電体薄膜5を形成し、さらにこの強
誘電体薄膜5の上にゲート電極6を形成した。次いで、
図2(d)に示したように、ソース/ドレイン領域間の
半導体基板1上に接触し、一方のソース/ドレイン電極
4(ドレイン電極)の一部に重なった領域を残して、そ
の他の強誘電体薄膜5とゲート電極6となるPt膜とを
エッチング除去した。その後、図2(e)に示したよう
に、実施例1と同様に層間絶縁膜7、Al膜8及びパッ
シベーション膜9を形成した。
【0046】実施例3 この実施例の強誘電体メモリ素子は、ゲート部分におけ
る半導体基板表面と強誘電体薄膜の間に絶縁層を挿入
し、強誘電体薄膜の成膜プロセスに対する耐性を向上し
た以外は、実質的に実施例2と同様である。
【0047】まず、図3(a)に示したように、実施例
2と同様に、n型半導体基板1表面にP型ソース/ドレ
イン領域10、このソース/ドレイン領域10上にのみ
ポリシリコン層2、TiN層3及びソース/ドレイン電
極4を形成し、さらに、得られた基板1上に、絶縁層1
1としてSiO2 膜を形成した。次いで、図3(b)に
示したように、ドレイン電極4上のみ絶縁層11をエッ
チング除去した。
【0048】さらに、図3(c)に示したように、実施
例2と同様に、得られた基板1上全面に強誘電体薄膜
5、ゲート電極6となるPt膜を形成した。続いて、図
3(d)に示したように、ソース/ドレイン領域間の半
導体基板1上に接触し、一方のソース/ドレイン電極4
(ドレイン電極)の一部に重なった領域を残して、その
他の強誘電体薄膜5とゲート電極6となるPt膜とをエ
ッチング除去した。次に、図3(e)に示したように、
実施例2と同様に、基板1上全面に層間絶縁膜7、Al
膜8及びパッシベーション膜9を形成した。
【0049】試験例1 上記の実施例2、3で作製した2種類のメモリセル構造
のメモリ特性を以下の方法で比較した。ドレイン側の電
位をアース電位に、ソース側の電位を4Vに固定し、ゲ
ート電圧Vgを変えることでソース/ドレイン間に流れ
る電流IS-Dを測定した。その結果を図4に示す。図4
によれば、各実施例とも電流−電圧特性にヒステリシス
が観測され、強誘電体薄膜の分極反転に伴うメモリ効果
が確認できた。すなわち、いずれのメモリセル構造にお
いても、電流−電圧特性にヒステリシスが観察されたこ
とから、ゲート部分の強誘電体薄膜の分極反転が十分に
起こっていることがわかる。
【0050】特に、実施例3の場合、ゲート電圧ゼロで
の高電流状態と低電流状態との差が大きく、この電流値
はゲート電圧ゼロで1日以上放置しておいてもほとんど
変化せず、メモリ保持特性も良好であった。これは、半
導体表面と強誘電体薄膜との間に絶縁層を挿入すること
で、強誘電体薄膜の成膜工程での高温、酸化雰囲気にお
ける半導体表面への強誘電体構成元素の拡散が抑制さ
れ、良好な界面状態が実現されているためと考えられ
る。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、ゲート電極の一部が強
誘電体薄膜を挟んで一方のソース/ドレイン電極の一部
を被覆したキャパシタを構成しているので、これら電極
への電圧印加によりキャパシタ構造部分の強誘電体薄膜
の分極状態を変化させることができ、より小さな印加電
圧により、強誘電体薄膜の分極状態を制御することが可
能となる。
【0052】また、半導体基板と強誘電体薄膜との間に
絶縁層を形成した場合でも、ゲート電極及びソース/ド
レイン電極に電圧が印加される際に、印加電圧のすべて
が強誘電体薄膜にかかるのでキャパシタ構造部分におけ
る分極状態の変化には何ら影響を与えることはなく、よ
り低電圧動作が可能となる。また、この絶縁層が予め半
導体基板表面に形成されている場合には、強誘電体薄膜
の成膜プロセスでの高温酸化雰囲気の影響による半導体
基板表面/強誘電体薄膜の界面状態の劣化を防止して良
好な界面接合を実現することができ、素子特性の向上を
も実現することができる。
【0053】さらに、本発明のメモリ素子の駆動方法に
よれば、キャパシタ構造のゲート電極と一方のソース/
ドレイン電極との間に電界を加え、さらにその電界の向
きを変えることにより、強誘電体薄膜の分極状態を第1
の状態から第2の状態に変化させることによってメモリ
情報を書き換えることができるため、より低電圧駆動が
可能となる。
【0054】また、メモリ情報の読み出しは、各分極状
態に対応したソース/ドレイン電極間の抵抗値又は電流
値の違いを検出することにより、強誘電体薄膜の分極状
態を変化させることなく、非破壊で情報を読みだすこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の強誘電体メモリ素子の製造工程を説明
するための概略断面図工程図である。
【図2】本発明の強誘電体メモリ素子の別の製造工程を
説明するための概略断面図工程図である。
【図3】本発明の強誘電体メモリ素子のさらに別の製造
工程を説明するための概略断面図工程図である。
【図4】本発明の強誘電体メモリ素子のソース/ドレイ
ン電流とゲート電圧との関係を示すグラフである。
【図5】従来のMFIS−FETのメモリセルを示す要
部の概略断面図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 Pドープのポリシリコン層 3 TiN層 4 ソース/ドレイン電極 5 強誘電体薄膜 6 ゲート電極 7 層間絶縁膜 8 Al膜 9 パッシベーション膜 10 P型ソース/ドレイン領域 11 絶縁層

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板表面に形成された一対のソー
    ス/ドレイン領域と、該ソース/ドレイン領域に接続さ
    れた一対のソース/ドレイン電極と、前記一対のソース
    /ドレイン領域間の半導体基板上に形成された強誘電体
    薄膜と、該強誘電体薄膜上に形成されたゲート電極から
    なり、 該ゲート電極の一部が前記強誘電体薄膜を挟んで一方の
    ソース/ドレイン電極の一部を被覆することによりキャ
    パシタを構成することを特徴とする強誘電体メモリ素
    子。
  2. 【請求項2】 ソース/ドレイン領域と、強誘電体薄膜
    直下の半導体基板表面であって、かつソース/ドレイン
    領域間に形成されるチャネル領域とが、異なる導電型を
    有する請求項1記載の強誘電体メモリ素子。
  3. 【請求項3】 少なくとも強誘電体薄膜と半導体基板と
    の間に絶縁層が挿入されている請求項1又は2記載の強
    誘電体メモリ素子。
  4. 【請求項4】 絶縁層が、SiO2又はSiNxからなる
    請求項3記載の強誘電体メモリ素子。
  5. 【請求項5】 強誘電体薄膜が、多結晶の酸化物強誘電
    体からなる請求項1〜3のいずれかに記載の強誘電体メ
    モリ素子。
  6. 【請求項6】 酸化物強誘電体が、ペロブスカイト型結
    晶構造を有するPb系酸化物強誘電体又は層状ペロブス
    カイト型結晶構造を有するBi系酸化物強誘電体である
    請求項5記載の強誘電体メモリ素子。
  7. 【請求項7】 Bi系酸化物強誘電体が、主としてc軸
    優先配向成分を有するBi4Ti312である請求項6記
    載の強誘電体メモリ素子。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載の強誘電
    体メモリ素子のキャパシタを構成するゲート電極と一方
    のソース/ドレイン電極との間に電界を加え、さらにそ
    の電界の向きを変えることにより、強誘電体薄膜の分極
    状態を第1状態から第2状態に変化させることによって
    メモリ情報を書き換えることを特徴とする強誘電体メモ
    リ素子の駆動方法。
  9. 【請求項9】 強誘電体薄膜の分極状態の違いを、各分
    極状態に対応したソース/ドレイン電極間の抵抗値又は
    電流値の違いを検出することによりメモリ情報として読
    み出す請求項8記載の強誘電体メモリ素子の駆動方法。
JP9179851A 1997-07-04 1997-07-04 強誘電体メモリ素子 Pending JPH1126705A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9179851A JPH1126705A (ja) 1997-07-04 1997-07-04 強誘電体メモリ素子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9179851A JPH1126705A (ja) 1997-07-04 1997-07-04 強誘電体メモリ素子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1126705A true JPH1126705A (ja) 1999-01-29

Family

ID=16073030

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9179851A Pending JPH1126705A (ja) 1997-07-04 1997-07-04 強誘電体メモリ素子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1126705A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100412619C (zh) * 2004-04-30 2008-08-20 旭硝子株式会社 液晶透镜元件和激光头装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100412619C (zh) * 2004-04-30 2008-08-20 旭硝子株式会社 液晶透镜元件和激光头装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6140672A (en) Ferroelectric field effect transistor having a gate electrode being electrically connected to the bottom electrode of a ferroelectric capacitor
US6781176B2 (en) Conductively doped strontium titanate barrier intermediate a silicon underlayer and an epitaxial metal oxide film
US5838035A (en) Barrier layer for ferroelectric capacitor integrated on silicon
JP3319994B2 (ja) 半導体記憶素子
US20010011743A1 (en) Method for making ferroelectric field effect transistors for nonvolatile memory applications having functional gradient material
US5189594A (en) Capacitor in a semiconductor integrated circuit and non-volatile memory using same
KR19980063392A (ko) 반도체 메모리 및 그 제조방법
US5506748A (en) Capacitor for semiconductor integrated circuit
US6242771B1 (en) Chemical vapor deposition of PB5GE3O11 thin film for ferroelectric applications
JP2000040800A (ja) 強誘電体記憶素子及びその製造方法
KR100275853B1 (ko) 반도체장치 및 그 제조방법
US6538273B2 (en) Ferroelectric transistor and method for fabricating it
US6608339B2 (en) Ferroelectric memory element
US6740532B2 (en) Method of manufacturing a ferroelectric thin film
JPH1126705A (ja) 強誘電体メモリ素子
JP2003060170A (ja) 酸化物半導体を用いた強誘電体メモリ素子
JP4017209B2 (ja) 半導体記憶素子およびその形成方法
JP3169406B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JPH08330451A (ja) 半導体記憶装置
KR100279052B1 (ko) 강유전체게이트를가지는전계효과트랜지스터를이용한불휘발성기억소자및그제조방법
JPH0294559A (ja) 半導体記憶装置およびその製造方法
US20240032305A1 (en) Memory cell and methods for processing a memory capacitor
JP2008166486A (ja) 半導体記憶素子
JPH08306806A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JPH113976A (ja) 誘電体素子、強誘電体メモリおよびその動作方法