JPH11266958A - 電動シートリフト装置 - Google Patents
電動シートリフト装置Info
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- JPH11266958A JPH11266958A JP7072198A JP7072198A JPH11266958A JP H11266958 A JPH11266958 A JP H11266958A JP 7072198 A JP7072198 A JP 7072198A JP 7072198 A JP7072198 A JP 7072198A JP H11266958 A JPH11266958 A JP H11266958A
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Abstract
をリードスクリューに極めて容易に固定することができ
るとともに、全体の外形がコンパクトになり、耐久性の
向上が図れる電動シートリフト装置を提供する。 【解決手段】 リードスクリュー7の端部に配置され、
弾性のあるダンパ9b、ナット体8に衝突可能なプレー
ト9a、リードスクリュー7に位置決めされて加締固定
されるベース9cが一体的に形成されたストッパ部材9
を備えている電動シートリフト装置1。
Description
モータによって自動的に上下動させる電動シートリフト
装置に関する。
上下動させる電動シートリフト装置としては、車体に固
定されたメインフレームに取付けられたリフトモータに
より回転するリードスクリューに、シートが固定された
メインフレームに対して傾動するリフトフレームに結合
したナット体が螺挿されているものが知られている。
トの上下動のストロークを定めるために、リードスクリ
ューの両端にナット体が衝突するようにしてストッパ部
材が配置されていた。これらのストッパ部材は、金属ワ
ッシャ状の板部材の外側にゴム製で輪状にしたダンパ部
材が被され、リードスクリューのねじ部とは別にしてリ
ードスクリューの端部に形成されたねじに、板部材に当
接させたナットがねじ込まれることによってリードスク
リューに固定していたものがあった。また、上記とは異
なるストッパ部材は、ゴム製で輪状にしたダンパ部材の
両側に金属製で断面をコ字状にしてカップリングをそれ
ぞれ被せてから、一方のカップリング側に金属ワッシャ
状の板部材が配置され、リードスクリューのねじ部とは
別にしてリードスクリューの端部に形成されたねじに、
板部材に当接させたナットがねじ込まれることによって
リードスクリューに固定していたものがあった。
動シートリフト装置において、金属ワッシャ状の板部材
の外側にダンパ部材を被せたストッパ部材を用いたもの
では、ストッパ部材を固定するためにナットが用いられ
ていたから、そのナットを締め込むのが厄介であるとい
う問題点があるとともに、ナット体が衝突する際の衝突
エネルギーを受けるために、板部材がある程度の面積を
もつものとされなければならず、大きい面積をもつ板部
材の外側にダンパ部材が配置されることによって、スト
ッパ部材全体の外形が大きくなるから、シートの下部に
おいてのレイアウトの面で不利になる可能性があるとい
う問題点があった。一方、ダンパ部材の両側にカップリ
ングを被せたストッパ部材を用いたものでは、前記と同
様にして、ストッパ部材を固定するためにナットが用い
られていたから、そのナットを締め込むのが厄介である
という問題点があるとともに、カップリングはダンパ部
材の両側に単純に被せてあるだけだから、ナット体が衝
突する際にカップリングがダンパ部材からずれて外れ
て、異音の発生を招くおそれがあるという問題点があ
り、これらの問題点を解決することが課題になってい
た。
は、ナットのねじ込みを用いずに、ストッパ部材をリー
ドスクリューに極めて容易に固定することができるとと
もに、全体の外形がコンパクトになり、耐久性の向上が
図れる電動シートリフト装置を提供することを目的とし
ている。
わる電動シートリフト装置では、メインフレームと、シ
ートに固定され、メインフレーム上を上下動可能に配置
されたリフトフレームと、正方向の電流供給により正回
転するとともに、逆方向の電流供給により逆回転する出
力軸をもち、メインフレームに固定されたリフトモータ
と、ねじ部が形成されていて、リフトモータの出力軸に
結合されて正回転、逆回転するリードスクリューと、リ
ードスクリューのねじ部を螺挿可能にしてリフトフレー
ムに固定されたナット体と、弾性のあるダンパと、ダン
パのナット体側に配置されてナット体に衝突可能なプレ
ートと、ダンパのナット体とは反対側に配置されてリー
ドスクリューに位置決めされて加締固定されるベースと
が一体的に形成されたストッパ部材を備えている構成と
したことを特徴としている。
フト装置では、リードスクリューには、ねじ部の端部に
棒状部が形成されているとともに、この棒状部の一部に
溝部が形成されており、ストッパ部材のベースには、リ
ードスクリューの溝部に加締められる溝部圧入部が対向
して形成されている構成としたことを特徴としている。
フト装置では、ストッパ部材のプレートおよびダンパに
は、リードスクリューのねじ部が挿通可能なねじ部挿通
孔がそれぞれ形成され、ストッパ部材のベースには、リ
ードスクリューの棒状部が挿通可能な棒状部挿通孔が形
成されている構成としたことを特徴としている。
フト装置では、ストッパ部材のプレート、ダンパおよび
ベースには、リードスクリューのねじ部が挿通可能なね
じ部挿通孔がそれぞれ形成されている構成としたことを
特徴としている。
フト装置では、ストッパ部材のベースには、リードスク
リューのねじ部の進み角に対して交差する方向に長さが
あって、該ねじ部のねじ山に加締められるねじ山圧着部
が対向して形成されている構成としたことを特徴として
いる。
リフト装置において、プレート、ダンパ、ベースが一体
成形されたストッパ部材は、ベースがリードスクリュー
に位置決めされたうえで、リードスクリューに直接加締
固定されるから、ナットを用いる必要がなくなる。ま
た、ストッパ部材は、プレートの外側にダンパを被せる
必要がなくなるから、プレートよりもダンパの外径が大
きくならない。そして、ストッパ部材は、ダンパ、プレ
ート、ベースが一体成形されているから、プレートやベ
ースがダンパから容易に外れることがない。
フト装置において、ストッパ部材は、ベースに形成され
た溝部圧入部がリードスクリューの溝部に加締められる
ことによってリードスクリューに固定される。それ故、
請求項1の作用に加え、リードスクリューの溝部に加締
められる溝部圧入部によって位置決めが確実に行われ
る。
フト装置において、ストッパ部材は、プレートおよびダ
ンパにそれぞれ形成されたねじ部挿通孔がリードスクリ
ューのねじ部に挿通されるとともに、ベースに形成され
た棒状部挿通孔がリードスクリューの棒状部に挿通され
てから、ベースの溝部圧入部がリードスクリューの溝部
に加締められることによってリードスクリューに固定さ
れる。それ故、請求項2の作用に加え、ストッパ部材
は、リードスクリューのねじ部の端部にベースの棒状部
挿通孔が当接する位置で簡単に位置決めされる。
フト装置において、ストッパ部材は、プレート、ダン
パ、ベースに形成されたねじ部挿通孔がリードスクリュ
ーのねじ部に挿通され、ベースがリードスクリューに加
締められることによってリードスクリューに直接固定さ
れる。それ故、請求項1の作用に加え、ねじ部がリード
スクリューの長さのほぼ全体に形成されているリードス
クリューに対しても、ストッパ部材が極めて容易に固定
される。
フト装置において、ストッパ部材は、ねじ部の進み角に
対して交差する方向に長さがあるものとしてベースに形
成されたねじ山圧着部がリードスクリューのねじ部のね
じ山に加締められることによってリードスクリューに直
接加締固定される。それ故、請求項4の作用に加え、ス
トッパ部材は、ベースのねじ山圧着部がリードスクリュ
ーのねじ山に食い込むことによってリードスクリューに
確実に固定される。
シートリフト装置の第1実施例が示されている。
に示されるように、主として、右側のメインフレーム
2、左側のメインフレーム3、右側のリフトフレーム
4、左側のリフトフレーム5、第1のリフトモータ6、
第1のリードスクリュー7、第1のナット体8、右側の
第1のストッパ部材9、右側の第2のストッパ部材10
から構成されている。
5に示されるように、一対に構成されており、車体の長
さ方向に長寸状にしてほぼ水平にメインフレーム本体2
a、3aが配置されており、メインフレーム本体2a、
3aがシートスライド用の右側、左側のアッパレール1
1、12上に固定されている。右側、左側のアッパレー
ル11、12は、車体側に固定される右側、左側のロア
レール13、14上をスライドモータ15によってスラ
イド移動可能になっている。
レーム2上に配置され、左側のリフトフレーム5は左側
のメインフレーム3上に配置されている。右側のリフト
アーム4の一端部はリンク40を介して連結ロッド41
の一端に連結され、左側のリフトフレーム5の一端部は
連結ロッド41の他端に連結されている。
結ロッド41に対して第1のリフトモータ6より正方向
の回転力が与えられることによって前端部が下方に移動
し、これに反して、連結ロッド41に対して第1のリフ
トモータ6より逆方向の回転力が与えられることによっ
て前端部が上方に移動するようになっている。
タであって、第1のリフトモータ6には、ヨーク6a内
に図示しないアーマチュアが収容されており、このアー
マチュアに備えたアーマチュアシャフト6bの端部がね
じ16によってヨーク6aに結合されたギヤボックス1
7内に突出している。アーマチュアシャフト6bの端部
には、図2に示されるように、ウオーム6b1が形成さ
れている。
8が収容されており、このヘリカルギヤ18がアーマチ
ュアシャフト6bのウオーム6b1に噛み合っている。
ヘリカルギヤ18には第1のリードスクリュー7の一端
部が結合されている。
正方向に電流が供給されることによって、アーマチュア
シャフトが正回転すると、ヘリカルギヤ18が正回転
し、ヘリカルギヤ18の正回転によって第1のリードス
クリュー7を正回転させる。これに反して、第1のリフ
トモータ6は、アーマチュアに逆方向の電流が供給され
ることによって、アーマチュアシャフトが逆回転する
と、ヘリカルギヤ18が逆回転し、ヘリカルギヤ18の
逆回転によって第1のリードスクリュー7を逆回転させ
る。
7aの一端側に、図4に示されるように、雄ねじ部7a
の外径寸法D1よりも小さい外径寸法D2にした第1の
棒状部7bが形成されている。リードスクリュー本体7
aの他端部にも第1の棒状部7bと同一外径の第2の棒
状部7cが形成されている。
雄ねじ部7aの端部から長さ寸法L1離れた第1、第2
の棒状部7b、7c上に、図4に示されるように、第
1、第2の溝部7b1、7c1がそれぞれ形成されてい
る。第1、第2の溝部7b1、7c1は、雄ねじ部7a
の外径寸法D1よりも、第1、第2の棒状部7b、7c
よりも小さい外径寸法D3に形成されている。
パ部材9が固定され、第2の溝部7c1には右側の第2
のストッパ部材10が固定されている。
ト9a、ダンパ9b、ベース9cが一体成形されてい
る。右側の第2のストッパ部材10には、右側の第1の
ストッパ部材9と同様にして、プレート10a、ダンパ
10b、ベース10cが一体成形されている。右側の第
1、第2のストッパ部材9、10は、それぞれが同一形
状であるため、ここでは右側の第1のストッパ部材9に
ついてのみ説明する。
ており、このプレート9aは、図4に示されるように、
一端部が、後述する第1のナット体8に衝突するナット
体衝突面9a1になっているとともに、他端部が、ダン
パ9bに固着されたダンパ固着面9a2になっている。
プレート9aは、第1のナット体8が衝突する際のエネ
ルギーに耐え得るような面積をもつものとして選ばれた
外径寸法D4に形成されている。プレート9aには、第
1のリードスクリュー7の雄ねじ部7aが有する外径寸
法D1よりも大きい内径寸法のD5をもつ雄ねじ部挿通
孔9a3が形成されている。
て環状板形にされており、このダンパ9bは、図4に示
されるように、一端部が前述したプレート9aのダンパ
固着面9a2に固着されたプレート固着面9b1になっ
ているとともに、他端部がベース9cに固着されたベー
ス固着面9b2になっている。ダンパ9bは、第1のナ
ット体8が衝突する際のエネルギーに耐え得るような体
積をもつものとして前述したプレート9aと同一の外径
寸法D4に形成されている。ダンパ9bには、第1のリ
ードスクリュー7の雄ねじ部7aが有する外径寸法D1
よりも大きく、プレート9aのねじ部挿通孔9a3と同
一内径の雄ねじ部挿通孔9b3が形成されている。
筒状にされており、このベース9cは、図4に示される
ように、ダンパ9b側に配置されたベース本体9c1の
一端部がダンパ9bのベース固着面9b2に固着された
ダンパ固着面9c2になっている。ベース本体9c1の
他端部には円筒形状のリードスクリュー固定部9c3が
形成されている。
リュー7の雄ねじ部7aの外径寸法D1よりもわずかに
大きい内径寸法D6の本体側支持部9c4が形成されて
いる。
のリードスクリュー7の雄ねじ部7aの外径寸法D1よ
りも小さく、且つ、第1のリードスクリュー7の第1の
棒状部7bの外径寸法D2よりもわずかに大きい内径寸
法D7にされた棒状部側支持部9c5が形成されてい
る。
は、第1のリードスクリュー7の第1の溝部7b1上に
配置されたうえで、外側の対向する2方向から加締めら
れることによって、第1の溝部7b1内に圧入される溝
部圧入部9c6が形成される。
材9は、プレート9a、ダンパ9b、ベース9cがダン
パ9bを中央にしてサンドウィッチ状に一体成形されて
いるため、プレート9aやベース9cがダンパ9bから
容易に外れることがない。また、右側の第1のストッパ
部材9は、ダンパ9bの外径寸法D4がプレート9aと
同一になっているから、ダンパ9bがプレート9aの外
側に突出することがない。
9aのナット体衝突面9a1を先にして、第1のリード
スクリュー7の第1の棒状部7b側から雄ねじ部7aに
向けて挿通されていくと、プレート9aの雄ねじ部挿通
孔9a3、ダンパ9bの雄ねじ部挿通孔9b3の位置が
第1の棒状部7bを越えて雄ねじ部7aまでくると、ベ
ース本体9c1の本体側支持部9c4が雄ねじ部7aの
端部に配置されたところで、ベース本体9c1の棒状部
側支持部9c5が雄ねじ部7aに当接することにより、
右側の第1のストッパ部材9が第1のリードスクリュー
7上に位置決めされる。そして、リードスクリュー固定
部9c3が第1のリードスクリュー7の第1の溝部7b
1上に配置されるから、リードスクリュー固定部9c3
の溝部圧入部9c6が対向する2方向から加締められる
ことによって、溝部圧入部9c6が第1の溝部7b1内
に圧入され、右側の第1のストッパ部材9が第1のリー
ドスクリュー7に直接固定される。
cが第1のリードスクリュー7上に位置決めされたうえ
で、リードスクリュー固定部9c3の溝部圧入部9c6
が加締められるだけで、第1のリードスクリュー7に直
接固定されるから、ナット等の締結手段を用いることな
く固定が行われる。
部7aには、第1のナット体8が噛み合っている。第1
のナット体8の中央には、雌ねじが設けられたねじ孔8
aが形成されている。この第1のナット体8はリンク4
0を介して連結ロッド41に結合される。連結ロッド4
1は右側のリフトフレーム4に連結されている。第1の
ナット体8は、第1のリードスクリュー7が正回転する
ことによって前方に移動するため、右側のリフトフレー
ム4の前端側を下降させ、前端側下降のストローク端で
右側の第1のストッパ部材9に衝突して移動が終了す
る。これとは異なり、第1のナット体8は、第1のリー
ドスクリュー7が逆回転することによって後方に移動す
るため、右側のリフトフレーム4の前端側を上昇させ、
前端側上昇のストローク端で右側の第2のストッパ部材
10に衝突して移動が終了する。
図5に示されるように、前述したシートの前端を上下動
させる第1のリフトモータ6とは独立して、シートの後
端を上下動させるための第2のリフトモータ30、この
第2のリフトモータ30に連結した図示しない第2のリ
ードスクリュー、この第2のリードスクリューに噛合し
た図示しない第2のナット体、第2のリードスクリュー
の一端部に加締固定された図示しない左側の第1のスト
ッパ部材、第2のリードスクリューの他端部に加締固定
された図示しない左側の第1の左側の第2のストッパ部
材が備えられているが、シートの前端を上下動させるた
めの構造と同様になっているため説明は省略する。
動シートリフト装置の第2実施例が示されており、図に
は第1のリードスクリュー7、右側の第1のストッパ部
材9のみが示されている。
は、プレート9a、ダンパ9b、ベース9cが一体成形
されているが、ベース9cの構造が第1実施例と異な
り、他の部位は第1実施例と同様になっている。
筒状にされており、このベース9cは、ダンパ9b側に
配置されたベース本体9c1の一端部がダンパ9bのベ
ース固着面9b2に固着されたダンパ固着面9c2にな
っている。ベース本体9c1の他端部には円筒形状のリ
ードスクリュー固定部9c3が形成されている。
部9c3には、図7に示されるように、第1のリードス
クリュー7の雄ねじ部7aの外径寸法D1よりもわずか
に大きい内径寸法D8にした雄ねじ部挿通孔9c7が形
成されており、リードスクリュー固定部9c3に第1実
施例の棒状部側支持部9c5は形成されていない。
は、第1のリードスクリュー7の雄ねじ部7aが挿通さ
れたうえで、雄ねじ部7aのねじ山7a1の進み角に対
して交差する方向に長さをもっていて、リードスクリュ
ー固定部9c3の外側から第1のリードスクリュー7に
向け加締められることによって、雄ねじ部7aのねじ山
7a1に食い込むねじ山圧着部9c8が対向する4個所
に形成される。
9aのナット体衝突面9a1を先にして、第1のリード
スクリュー7の第1の棒状部7b側から雄ねじ部7aに
向けて挿通されていくと、プレート9aの雄ねじ部挿通
孔9a3、ダンパ9bの雄ねじ部挿通孔9b3、ベース
9cの雄ねじ部挿通孔9c7がそれぞれ第1のリードス
クリュー7の雄ねじ部7aよりも大きい外径をもってい
るから、第1のリードスクリュー7の雄ねじ部7aまで
挿通される。そして、右側の第1のストッパ部材9が第
1のリードスクリュー7上に位置決めされ、リードスク
リュー固定部9c3のねじ山圧着部9c8がリードスク
リュー固定部9c3の外側から第1のリードスクリュー
7に向けそれぞれ加締められる。すると、第1のリード
スクリュー7の雄ねじ部7aのねじ山7a1の進み角に
対して交差する方向にねじ山圧着部9c8がそれぞれ食
い込むから、右側の第1のストッパ部材9が第1のリー
ドスクリュー7の雄ねじ部7aに直接固定される。第2
実施例は、第1のリードスクリュー7の雄ねじ部7aが
第1のリードスクリュー7の全体の長さ寸法に対して大
きくなっていて、第1の棒状部7bのが長さ寸法が小さ
い場合に用いられる。
は、プレート9a、ダンパ9b、ベース9cがダンパ9
bを中央にしてサンドウィッチ状に一体成形されている
ため、プレート9aやベース9cがダンパ9bから容易
に外れることがない。また、右側の第1のストッパ部材
9は、ダンパ9bの外径寸法D4がプレート9aと同一
になっているから、ダンパ9bがプレート9aの外側に
突出することがない。また、右側の第1のストッパ部材
9は、ベース9cが第1のリードスクリュー7に位置決
めされたうえで、リードスクリュー固定部9c3のねじ
山圧着部9c8が加締められるだけで、第1のリードス
クリュー7に直接固定されるから、ナット等の締結手段
を用いることなく固定が行われる。
リフト装置によれば、プレート、ダンパ、ベースが一体
成形されたストッパ部材は、ベースがリードスクリュー
に位置決めされたうえで、リードスクリューに直接加締
固定されるから、ナットを用いる必要がなくなる。ま
た、ストッパ部材は、プレートの外側にダンパを被せる
必要がなくなるから、プレートよりもダンパの外径が大
きくならない。そして、ストッパ部材は、ダンパ、プレ
ート、ベースが一体成形されているから、プレートやベ
ースがダンパから容易に外れることがない。よって、ナ
ットのねじ込みを用いずに、ストッパ部材をリードスク
リューに極めて容易に固定することができるとともに、
全体の外形がコンパクトになり、耐久性の向上が図れる
という優れた効果を奏する。
フト装置によれば、ストッパ部材は、ベースに形成され
た溝部圧入部がリードスクリューの溝部に加締められる
ことによってリードスクリューに固定される。それ故、
請求項1の効果に加え、リードスクリューの溝部に加締
められる溝部圧入部によって位置決めが確実に行われる
という優れた効果を奏する。
フト装置によれば、ストッパ部材は、プレートおよびダ
ンパにそれぞれ形成されたねじ部挿通孔がリードスクリ
ューのねじ部に挿通されるとともに、ベースに形成され
た棒状部挿通孔がリードスクリューの棒状部に挿通され
てから、ベースの溝部圧入部がリードスクリューの溝部
に加締められることによってリードスクリューに固定さ
れる。それ故、請求項2の効果に加え、ストッパ部材
は、リードスクリューのねじ部の端部にベースの棒状部
挿通孔が当接する位置で簡単に位置決めされるという優
れた効果を奏する。
フト装置によれば、ストッパ部材は、プレート、ダン
パ、ベースに形成されたねじ部挿通孔がリードスクリュ
ーのねじ部に挿通され、ベースがリードスクリューに加
締められることによってリードスクリューに直接固定さ
れる。それ故、請求項1の効果に加え、ねじ部がリード
スクリューの長さのほぼ全体に形成されているリードス
クリューに対しても、ストッパ部材が極めて容易に固定
されるという優れた効果を奏する。
フト装置によれば、ストッパ部材は、ねじ部の進み角に
対して交差する方向に長さがあるものとしてベースに形
成されたねじ山圧着部がリードスクリューのねじ部のね
じ山に加締められることによってリードスクリューに直
接加締固定される。それ故、請求項4の効果に加え、ス
トッパ部材は、ベースのねじ山圧着部がリードスクリュ
ーのねじ山に食い込むことによってリードスクリューに
確実に固定されるという優れた効果を奏する。
実施例においてのリフトモータ、リードスクリューまわ
りの平面図である。
面図である。
ストッパ部材、リードスクリューの正面図である。
の縦断面図である。
図である。
実施例においてのストッパ部材、リードスクリューの正
面図である。
の縦断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 メインフレームと、 シートに固定され、上記メインフレーム上を上下動可能
に配置されたリフトフレームと、 正方向の電流供給により正回転するとともに、逆方向の
電流供給により逆回転する出力軸をもち、上記メインフ
レームに固定されたリフトモータと、 ねじ部が形成されていて、上記リフトモータの出力軸に
結合されて正回転、逆回転するリードスクリューと、 上記リードスクリューのねじ部を螺挿可能にして上記リ
フトフレームに固定されたナット体と、 弾性のあるダンパと、該ダンパの上記ナット体側に配置
されて該ナット体に衝突可能なプレートと、該ダンパの
ナット体とは反対側に配置されて上記リードスクリュー
に位置決めされて加締固定されるベースとが一体的に形
成されたストッパ部材を備えていることを特徴とする電
動シートリフト装置。 - 【請求項2】 リードスクリューには、ねじ部の端部に
棒状部が形成されているとともに、この棒状部の一部に
溝部が形成されており、 ストッパ部材のベースには、上記リードスクリューの溝
部に加締められる溝部圧入部が対向して形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の電動シートリフト装
置。 - 【請求項3】 ストッパ部材のプレートおよびダンパに
は、リードスクリューのねじ部が挿通可能なねじ部挿通
孔がそれぞれ形成され、ストッパ部材のベースには、リ
ードスクリューの棒状部が挿通可能な棒状部挿通孔が形
成されていることを特徴とする請求項2に記載の電動シ
ートリフト装置。 - 【請求項4】 ストッパ部材のプレート、ダンパおよび
ベースには、リードスクリューのねじ部が挿通可能なね
じ部挿通孔がそれぞれ形成されていることを特徴とする
請求項1に記載の電動シートリフト装置。 - 【請求項5】 ストッパ部材のベースには、リードスク
リューのねじ部の進み角に対して交差する方向に長さが
あって、該ねじ部のねじ山に加締められるねじ山圧着部
が対向して形成されていることを特徴とする請求項1ま
たは4に記載の電動シートリフト装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07072198A JP3776233B2 (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 電動シートリフト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07072198A JP3776233B2 (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 電動シートリフト装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11266958A true JPH11266958A (ja) | 1999-10-05 |
JP3776233B2 JP3776233B2 (ja) | 2006-05-17 |
Family
ID=13439715
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07072198A Expired - Fee Related JP3776233B2 (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 電動シートリフト装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3776233B2 (ja) |
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CN108105353A (zh) * | 2017-12-29 | 2018-06-01 | 京信通信系统(中国)有限公司 | 天线、移相器的传动结构及其止挡组件 |
CN108991727A (zh) * | 2018-08-28 | 2018-12-14 | 乐歌人体工学科技股份有限公司 | 升降桌的升降装置 |
-
1998
- 1998-03-19 JP JP07072198A patent/JP3776233B2/ja not_active Expired - Fee Related
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