JPH11266253A - 光セルフレーム位置検出装置 - Google Patents
光セルフレーム位置検出装置Info
- Publication number
- JPH11266253A JPH11266253A JP10065517A JP6551798A JPH11266253A JP H11266253 A JPH11266253 A JP H11266253A JP 10065517 A JP10065517 A JP 10065517A JP 6551798 A JP6551798 A JP 6551798A JP H11266253 A JPH11266253 A JP H11266253A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- optical
- cell frame
- light
- optical cell
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Optical Communication System (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 光ATMなどの光セルスイッチングシステム
において、光ゲート手段を光セルが到着するタイミング
で開閉する場合、信号源で発生したセル信号が通る信号
源から光ゲート手段までの経路と、信号源で発生したゲ
ート手段駆動信号が通る信号源から光ゲート手段までの
経路が異なるので、遅延時間をそれぞれ個別に一致させ
る必要があり、同軸線や光ファイバ長などの遅延時間調
整が非常に煩雑であった。 【解決手段】 セルフレームの先頭位置に同期した4bi
t以上連続するLoパターンとHi/Loの連続交番パ
タ−ンを連結したフォーマットの光セルフレーム信号を
用いて、送出する光セルフレームを発生し、この光セル
フレームとは異なる波長で光セル信号を生成し、光セル
フレーム信号と光セル信号を波長多重して同一経路を伝
送する。
において、光ゲート手段を光セルが到着するタイミング
で開閉する場合、信号源で発生したセル信号が通る信号
源から光ゲート手段までの経路と、信号源で発生したゲ
ート手段駆動信号が通る信号源から光ゲート手段までの
経路が異なるので、遅延時間をそれぞれ個別に一致させ
る必要があり、同軸線や光ファイバ長などの遅延時間調
整が非常に煩雑であった。 【解決手段】 セルフレームの先頭位置に同期した4bi
t以上連続するLoパターンとHi/Loの連続交番パ
タ−ンを連結したフォーマットの光セルフレーム信号を
用いて、送出する光セルフレームを発生し、この光セル
フレームとは異なる波長で光セル信号を生成し、光セル
フレーム信号と光セル信号を波長多重して同一経路を伝
送する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ATMスイッチ
システム内において、セル経路を切り替えるための光ゲ
ート素子などを駆動する際に、駆動信号タイミングと光
ゲート素子に入力される光セル信号のタイミングを同期
させるために使用する、光セルフレーム位置検出装置に
関するものである。
システム内において、セル経路を切り替えるための光ゲ
ート素子などを駆動する際に、駆動信号タイミングと光
ゲート素子に入力される光セル信号のタイミングを同期
させるために使用する、光セルフレーム位置検出装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】光セル信号に同期して光ゲートを駆動す
る光ATMスイッチの従来例として、1996年電子情
報通信学会通信ソサイエティ大会、B−555「40Gb
it/s周波数分配選択型4×4光ATMスイッチプロトタイ
プ」がある。図7は上記文献に示された光ATMスイッ
チシステムの構成図を書き直したものである。
る光ATMスイッチの従来例として、1996年電子情
報通信学会通信ソサイエティ大会、B−555「40Gb
it/s周波数分配選択型4×4光ATMスイッチプロトタイ
プ」がある。図7は上記文献に示された光ATMスイッ
チシステムの構成図を書き直したものである。
【0003】図7において、101〜104はそれぞれ
光セル信号を生成する光送信手段、105は信号源で、
光セルに変調する電気変調信号とセルの先頭位置を示す
電気セルフレーム信号を生成する。106は複数の波長
の光セル信号を波長多重する光合流手段、107は光信
号を増幅する光増幅手段、108は光信号を分岐する光
分岐手段、109〜111は光遅延手段で、光信号をそ
れぞれセル長の1倍/2倍/3倍の時間だけ遅延させ
る。112〜115は光ゲート手段で、光信号の透過・
不透過を外部からの駆動信号によって切り替えられる。
116は光信号を合流する光合流手段、117は同軸線
で、信号源105で発生した電気変調信号を光送信手段
へ接続する。118は同軸線で、信号源105で発生し
た電気セルフレーム信号を接続する。119はゲート信
号生成手段で、電気セルフレーム信号に同期して光ゲー
ト手段112〜115を開閉する駆動信号を生成する。
120は同軸線で、ゲート信号生成手段で発生した駆動
信号を光ゲート手段へ接続する。121は光合流手段1
16から出力された信号を一括増幅する光増幅手段、1
22は波長多重信号を波長毎に分離する分波手段、12
3〜126は光ゲート手段で、分波された各波長毎の信
号を外部からの駆動信号によって透過したり遮断する。
127は光ゲート手段123〜126を透過してきた信
号を合流して後段へ出力する合流手段である。
光セル信号を生成する光送信手段、105は信号源で、
光セルに変調する電気変調信号とセルの先頭位置を示す
電気セルフレーム信号を生成する。106は複数の波長
の光セル信号を波長多重する光合流手段、107は光信
号を増幅する光増幅手段、108は光信号を分岐する光
分岐手段、109〜111は光遅延手段で、光信号をそ
れぞれセル長の1倍/2倍/3倍の時間だけ遅延させ
る。112〜115は光ゲート手段で、光信号の透過・
不透過を外部からの駆動信号によって切り替えられる。
116は光信号を合流する光合流手段、117は同軸線
で、信号源105で発生した電気変調信号を光送信手段
へ接続する。118は同軸線で、信号源105で発生し
た電気セルフレーム信号を接続する。119はゲート信
号生成手段で、電気セルフレーム信号に同期して光ゲー
ト手段112〜115を開閉する駆動信号を生成する。
120は同軸線で、ゲート信号生成手段で発生した駆動
信号を光ゲート手段へ接続する。121は光合流手段1
16から出力された信号を一括増幅する光増幅手段、1
22は波長多重信号を波長毎に分離する分波手段、12
3〜126は光ゲート手段で、分波された各波長毎の信
号を外部からの駆動信号によって透過したり遮断する。
127は光ゲート手段123〜126を透過してきた信
号を合流して後段へ出力する合流手段である。
【0004】次に図7により、光ATMスイッチシステ
ムの動作を説明する。信号源105で発生した電気信号
は光送信手段101〜104において光信号に変換され
る。光送信手段101〜104の出力光波長はそれぞれ
異なる値に設定されている。光に変換された信号は光合
流分岐手段106で波長多重された後、各出力ポートへ
分岐される。波長多重された光セル信号は光増幅手段1
07で一括して増幅された後、光分岐手段108にて4
経路に分岐される。4分岐された波長多重信号はそれぞ
れ光遅延手段109〜111によって光セル長の整数倍
の遅延を与えられ、光ゲート手段112〜115に入射
する。光ゲート手段112〜115は各セルフレームタ
イミングで一つのゲートのみが開状態となり信号を透過
する。適切にセルタイミングに同期して光ゲート手段を
開閉すると、光遅延手段109〜111で適切な遅延を
受けた信号が選択的に合流手段116へ透過する。透過
した信号は波長多重されたまま一括して光増幅手段12
1で増幅した後、分波手段122で波長毎に分離し、光
ゲート手段123〜126に入射する、光ゲート手段1
23〜126では、光セルのタイミングに同期して透過
させる波長の光信号を選択し、合流手段127で合流し
た信号を後段へ出力する。本システムでは各セルフレー
ムタイミングで光ゲート手段の開閉を行い、光ゲート手
段112〜115ではセル信号の時間位置を入れ替える
操作を行い、ゲート手段123〜126では波長多重さ
れた光信号から必要な波長の光セルのみを選択し、出力
する機能を果たしている。
ムの動作を説明する。信号源105で発生した電気信号
は光送信手段101〜104において光信号に変換され
る。光送信手段101〜104の出力光波長はそれぞれ
異なる値に設定されている。光に変換された信号は光合
流分岐手段106で波長多重された後、各出力ポートへ
分岐される。波長多重された光セル信号は光増幅手段1
07で一括して増幅された後、光分岐手段108にて4
経路に分岐される。4分岐された波長多重信号はそれぞ
れ光遅延手段109〜111によって光セル長の整数倍
の遅延を与えられ、光ゲート手段112〜115に入射
する。光ゲート手段112〜115は各セルフレームタ
イミングで一つのゲートのみが開状態となり信号を透過
する。適切にセルタイミングに同期して光ゲート手段を
開閉すると、光遅延手段109〜111で適切な遅延を
受けた信号が選択的に合流手段116へ透過する。透過
した信号は波長多重されたまま一括して光増幅手段12
1で増幅した後、分波手段122で波長毎に分離し、光
ゲート手段123〜126に入射する、光ゲート手段1
23〜126では、光セルのタイミングに同期して透過
させる波長の光信号を選択し、合流手段127で合流し
た信号を後段へ出力する。本システムでは各セルフレー
ムタイミングで光ゲート手段の開閉を行い、光ゲート手
段112〜115ではセル信号の時間位置を入れ替える
操作を行い、ゲート手段123〜126では波長多重さ
れた光信号から必要な波長の光セルのみを選択し、出力
する機能を果たしている。
【0005】光セルに同期して、出力タイミング光ゲー
ト手段を駆動するための駆動信号は、ゲート信号生成手
段119で生成される。ゲート信号生成手段119は、
信号源105からセルフレーム周期に同期した電気セル
フレーム信号を直接受けて光セル信号に同期した駆動信
号を生成する。駆動信号を出力するタイミングは、光セ
ル信号が光ゲートに到達するまでの遅延時間と、電気セ
ルフレーム信号および駆動信号が同軸線118、120
を伝播する遅延時間をあらかじめ調整しておくことで決
められる。
ト手段を駆動するための駆動信号は、ゲート信号生成手
段119で生成される。ゲート信号生成手段119は、
信号源105からセルフレーム周期に同期した電気セル
フレーム信号を直接受けて光セル信号に同期した駆動信
号を生成する。駆動信号を出力するタイミングは、光セ
ル信号が光ゲートに到達するまでの遅延時間と、電気セ
ルフレーム信号および駆動信号が同軸線118、120
を伝播する遅延時間をあらかじめ調整しておくことで決
められる。
【0006】しかし、図7の構成では、光ゲート手段を
光セルが到着するタイミングで開閉する場合、信号源1
05で発生した変調信号が、同軸線117、光送信手段
101〜104、を経由して光ゲート手段に到達するま
での遅延時間と、信号源105で発生したセルフレーム
信号が同軸118、ゲート信号生成手段、同軸線120
を経由して光ゲートに到達するまでの遅延時間をそれぞ
れ個別に一致させる必要があり、同軸線や光ファイバ長
などの遅延時間調整が非常に煩雑であった。また、光増
幅手段107、121などに含まれている光ファイバが
環境温度変動によって伸縮し、タイミングのずれを生じ
るなどの問題点があった。
光セルが到着するタイミングで開閉する場合、信号源1
05で発生した変調信号が、同軸線117、光送信手段
101〜104、を経由して光ゲート手段に到達するま
での遅延時間と、信号源105で発生したセルフレーム
信号が同軸118、ゲート信号生成手段、同軸線120
を経由して光ゲートに到達するまでの遅延時間をそれぞ
れ個別に一致させる必要があり、同軸線や光ファイバ長
などの遅延時間調整が非常に煩雑であった。また、光増
幅手段107、121などに含まれている光ファイバが
環境温度変動によって伸縮し、タイミングのずれを生じ
るなどの問題点があった。
【0007】本発明は以上の問題点を解決する事を目的
に行ったものであり、特に光セルフレーム信号を光セル
信号と波長多重して同一経路を伝送して分配する方式の
実現方法に係わるものである。
に行ったものであり、特に光セルフレーム信号を光セル
信号と波長多重して同一経路を伝送して分配する方式の
実現方法に係わるものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係わる光セ
ルフレーム位置検出装置は、光セルフレーム発生手段は
セルフレーム位置を示すパターン信号として、セルフレ
ームの先頭位置に同期した4bit以上連続するLoパタ
ーンとHi/Loの連続交番パタ−ンを連結したフォー
マットの光セルフレーム信号を送出する光セルフレーム
発生手段と、この光セルフレームとは異なる波長で光セ
ル信号を生成する光送信手段と、前記光セルフレーム信
号と生成された前記光セル信号を波長多重する合流手段
と、前記波長多重信号を一部分岐して前記光セルフレー
ム信号波長のみを選択する分岐手段と、光セルフレーム
信号を電気信号に変換する受信手段と、セルフレームの
位置を示す所定のパターンを検出するパターン検出部
と、前記所定のパターンの検出タイミングに基づいて前
記光セル信号を開閉する光ゲ−ト手段を有するものであ
る。
ルフレーム位置検出装置は、光セルフレーム発生手段は
セルフレーム位置を示すパターン信号として、セルフレ
ームの先頭位置に同期した4bit以上連続するLoパタ
ーンとHi/Loの連続交番パタ−ンを連結したフォー
マットの光セルフレーム信号を送出する光セルフレーム
発生手段と、この光セルフレームとは異なる波長で光セ
ル信号を生成する光送信手段と、前記光セルフレーム信
号と生成された前記光セル信号を波長多重する合流手段
と、前記波長多重信号を一部分岐して前記光セルフレー
ム信号波長のみを選択する分岐手段と、光セルフレーム
信号を電気信号に変換する受信手段と、セルフレームの
位置を示す所定のパターンを検出するパターン検出部
と、前記所定のパターンの検出タイミングに基づいて前
記光セル信号を開閉する光ゲ−ト手段を有するものであ
る。
【0009】第2の発明に係わる光セルフレーム位置検
出装置のパターン検出部は、前記受信手段からの電気出
力を複数に分岐する分岐手段と、この分岐された各電気
信号を遅延させる遅延手段と、この遅延された電気信号
を入力信号として所定のパターン検出を行うゲート手段
とを有するものである。
出装置のパターン検出部は、前記受信手段からの電気出
力を複数に分岐する分岐手段と、この分岐された各電気
信号を遅延させる遅延手段と、この遅延された電気信号
を入力信号として所定のパターン検出を行うゲート手段
とを有するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、本実施の
形態による光セルフレーム位置検出装置の構成図であ
る。図1において、128は光セルフレーム発生手段
で、信号源105からの電気セルフレーム信号を光セル
フレーム信号に変換する。101〜104は光セル信号
を生成する光送信手段、106は光セルフレーム信号と
光セル信号を波長多重する合流手段、132は波長多重
光信号の一部を分岐して光セルフレーム信号の波長のみ
を取り出す分岐手段、129は光カプラ、130は光フ
ィルタ、131は光セルフレーム信号を電気信号に変換
する受信手段、133はセルフレームの位置を示す特定
パターンを検出するパターン検出部である。
形態による光セルフレーム位置検出装置の構成図であ
る。図1において、128は光セルフレーム発生手段
で、信号源105からの電気セルフレーム信号を光セル
フレーム信号に変換する。101〜104は光セル信号
を生成する光送信手段、106は光セルフレーム信号と
光セル信号を波長多重する合流手段、132は波長多重
光信号の一部を分岐して光セルフレーム信号の波長のみ
を取り出す分岐手段、129は光カプラ、130は光フ
ィルタ、131は光セルフレーム信号を電気信号に変換
する受信手段、133はセルフレームの位置を示す特定
パターンを検出するパターン検出部である。
【0011】図1の動作を説明する。光セルのフレーム
に同期した信号源105から出力される電気セルフレー
ム信号は光セルフレーム発生手段128で光セルフレー
ム信号に変換され、光送信手段101〜104で生成さ
れる光セル信号と合流手段106にて波長多重されて伝
送される。光セルフレーム信号は、波長多重光として光
セル信号と同じ経路を伝搬し、光増幅手段107で増幅
され、同じ遅延を持って分岐手段129に到達し、分岐
手段132内の光カプラ130で分岐された後、光フィ
ルタ130で光セルフレーム信号のみが分離される。分
岐手段132で抽出された光セルフレーム信号は、受信
手段131で電気信号に変換され、パターン検出部13
3でセルフレームの位置を示す特定パターンを検出し、
パターン検出部の出力信号はゲート信号生成手段119
でタイミング信号として使用される。
に同期した信号源105から出力される電気セルフレー
ム信号は光セルフレーム発生手段128で光セルフレー
ム信号に変換され、光送信手段101〜104で生成さ
れる光セル信号と合流手段106にて波長多重されて伝
送される。光セルフレーム信号は、波長多重光として光
セル信号と同じ経路を伝搬し、光増幅手段107で増幅
され、同じ遅延を持って分岐手段129に到達し、分岐
手段132内の光カプラ130で分岐された後、光フィ
ルタ130で光セルフレーム信号のみが分離される。分
岐手段132で抽出された光セルフレーム信号は、受信
手段131で電気信号に変換され、パターン検出部13
3でセルフレームの位置を示す特定パターンを検出し、
パターン検出部の出力信号はゲート信号生成手段119
でタイミング信号として使用される。
【0012】分岐手段129を透過した光セルフレーム
信号は後段の光ゲート手段123〜126を駆動するた
めに使用される。分岐手段108で4分岐され、波長多
重信号のまま合流手段116、光増幅手段121を光セ
ル信号と共に伝送された後、さらに光分岐手段129で
一部が分岐され、光フィルタ130を透過後、受信手段
131で電気セルフレーム信号に変換される。後段で再
生された電気セルフレーム信号は光ゲート手段123か
ら126を駆動するゲート信号を生成する為に使用され
る。
信号は後段の光ゲート手段123〜126を駆動するた
めに使用される。分岐手段108で4分岐され、波長多
重信号のまま合流手段116、光増幅手段121を光セ
ル信号と共に伝送された後、さらに光分岐手段129で
一部が分岐され、光フィルタ130を透過後、受信手段
131で電気セルフレーム信号に変換される。後段で再
生された電気セルフレーム信号は光ゲート手段123か
ら126を駆動するゲート信号を生成する為に使用され
る。
【0013】一方、光送信手段101〜104で生成さ
れた光セル信号は、光セルフレーム信号のタイミングに
基づいて、光ゲート手段112〜115および光ゲート
手段123〜126を開閉することによって、時間軸で
のセル位置入れ替えおよび波長フィルタリングの処理を
受け、システムから出力される。以上のように、光セル
フレーム信号を光セル信号と波長多重させ、同一の経路
を伝送するため、光セルフレーム信号と光セル信号の伝
播遅延時間が共通化され、従来技術のように細かな遅延
長の調整が不必要になる。
れた光セル信号は、光セルフレーム信号のタイミングに
基づいて、光ゲート手段112〜115および光ゲート
手段123〜126を開閉することによって、時間軸で
のセル位置入れ替えおよび波長フィルタリングの処理を
受け、システムから出力される。以上のように、光セル
フレーム信号を光セル信号と波長多重させ、同一の経路
を伝送するため、光セルフレーム信号と光セル信号の伝
播遅延時間が共通化され、従来技術のように細かな遅延
長の調整が不必要になる。
【0014】実施の形態2.本実施の形態は、実施の形
態1におけるパターン検出部の詳細例を示す。図2は、
パターン検出部の構成例を示す図である。図2において
132は波長多重光信号の一部を分岐して光セルフレー
ム信号の波長のみを取り出す分岐手段、129は光カプ
ラ、130は光フィルタ、131は光セルフレーム信号
を電気信号に変換する受信手段、133はセルフレーム
の一例を示す特定パターンを検出するパターン検出部、
8は光セルフレーム信号を電気波形信号に変換する受光
部、9は受光部で受信した信号を増幅するアンプ、10
は増幅された受信信号を識別再生する識別器、12は受
信手段からの信号を4分岐し反転および非反転信号を出
力する分岐手段、13〜16はそれぞれ光セルフレーム
信号の1ビット長の1〜4倍の遅延長を有する遅延手
段、17は5入力1出力のNORゲート(ゲート手
段)、18はTフリップフロップ、19は出力する電気
セルフレーム信号のパルス幅と同じ時間信号を遅延させ
る遅延手段、20はXORゲート、21はパターン検出
部の出力ポートである。
態1におけるパターン検出部の詳細例を示す。図2は、
パターン検出部の構成例を示す図である。図2において
132は波長多重光信号の一部を分岐して光セルフレー
ム信号の波長のみを取り出す分岐手段、129は光カプ
ラ、130は光フィルタ、131は光セルフレーム信号
を電気信号に変換する受信手段、133はセルフレーム
の一例を示す特定パターンを検出するパターン検出部、
8は光セルフレーム信号を電気波形信号に変換する受光
部、9は受光部で受信した信号を増幅するアンプ、10
は増幅された受信信号を識別再生する識別器、12は受
信手段からの信号を4分岐し反転および非反転信号を出
力する分岐手段、13〜16はそれぞれ光セルフレーム
信号の1ビット長の1〜4倍の遅延長を有する遅延手
段、17は5入力1出力のNORゲート(ゲート手
段)、18はTフリップフロップ、19は出力する電気
セルフレーム信号のパルス幅と同じ時間信号を遅延させ
る遅延手段、20はXORゲート、21はパターン検出
部の出力ポートである。
【0015】図2により、受信手段およびパターン検出
部の動作を説明する。本実施の形態では、セルフレーム
の位置を示す光セルフレーム信号波形として、1/0の
連続パターンとセルフレーム位置に同期して8bit連続
して0とする信号を用い、光セルフレーム検出装置では
10000というパターンを検出し、検出したタイミン
グに基づいて図3に示す電気セルフレーム信号を再生さ
せている。図3に、光セルフレーム信号と、電気セルフ
レーム信号のフォーマットを示す。
部の動作を説明する。本実施の形態では、セルフレーム
の位置を示す光セルフレーム信号波形として、1/0の
連続パターンとセルフレーム位置に同期して8bit連続
して0とする信号を用い、光セルフレーム検出装置では
10000というパターンを検出し、検出したタイミン
グに基づいて図3に示す電気セルフレーム信号を再生さ
せている。図3に、光セルフレーム信号と、電気セルフ
レーム信号のフォーマットを示す。
【0016】図2において、入力ポート1から入力され
た、光セル信号と光セルフレーム信号の波長多重信号
は、分岐手段129で一部が分岐された後出力ポート2
から出力される。分岐された波長多重信号は光フィルタ
130で光セルフレーム信号の波長だけが選択され、光
セル信号は遮断される。
た、光セル信号と光セルフレーム信号の波長多重信号
は、分岐手段129で一部が分岐された後出力ポート2
から出力される。分岐された波長多重信号は光フィルタ
130で光セルフレーム信号の波長だけが選択され、光
セル信号は遮断される。
【0017】選択された光セルフレーム信号は受信手段
131で電気信号に変換される。光セルフレーム信号
は、まず受信手段131内の受光部8で電気波形に変換
され、アンプ9で増幅された後、識別器10で識別再生
される。受信手段131から出力される電気信号は、セ
ルフレーム再生部133で電気セルフレーム信号に変換
される。入力信号は分岐手段12によって4つの非反転
および反転信号に分岐される。分岐手段12から出力さ
れた4つの非反転信号は遅延手段13〜15によってそ
れぞれ光セルフレーム信号の1ビット長の0〜3倍の遅
延時間を与えられ、NORゲート(ゲート手段)17に
入力される。また、分岐手段12から出力される1系統
の反転出力は遅延手段16によってセルフレーム長の4
倍の遅延時間を与えられ、NORゲート(ゲート手段)
17へ入力される。NORゲート(ゲート手段)17の
出力がHiになるのは、すべての入力端子がLoとなっ
た場合のみであり、それは分岐手段12へ10000の
特定パターンの入力信号があった時のみである。
131で電気信号に変換される。光セルフレーム信号
は、まず受信手段131内の受光部8で電気波形に変換
され、アンプ9で増幅された後、識別器10で識別再生
される。受信手段131から出力される電気信号は、セ
ルフレーム再生部133で電気セルフレーム信号に変換
される。入力信号は分岐手段12によって4つの非反転
および反転信号に分岐される。分岐手段12から出力さ
れた4つの非反転信号は遅延手段13〜15によってそ
れぞれ光セルフレーム信号の1ビット長の0〜3倍の遅
延時間を与えられ、NORゲート(ゲート手段)17に
入力される。また、分岐手段12から出力される1系統
の反転出力は遅延手段16によってセルフレーム長の4
倍の遅延時間を与えられ、NORゲート(ゲート手段)
17へ入力される。NORゲート(ゲート手段)17の
出力がHiになるのは、すべての入力端子がLoとなっ
た場合のみであり、それは分岐手段12へ10000の
特定パターンの入力信号があった時のみである。
【0018】NORゲート(ゲート手段)17から出力
されるパターン検出出力は1クロック幅のパルス信号と
なるので、必要に応じてパルス幅を変換する必要があ
る。また、NORゲートの出力信号は、ゲート演算結果
であり、波形にひげが生じる可能性があり、波形再生を
する必要がある。本実施の形態では、Tフリップフロッ
プ18、遅延手段19、XORゲート20を用いて、N
ORゲートからの出力パルス信号を、遅延手段19の遅
延幅と等しい電気セルフレーム信号に変換し出力する。
光セルフレーム位置検出装置11の出力ポート21は、
図1に示すとおりゲート信号生成手段119へ接続さ
れ、光ゲート手段の駆動タイミングを決めるために使用
される。
されるパターン検出出力は1クロック幅のパルス信号と
なるので、必要に応じてパルス幅を変換する必要があ
る。また、NORゲートの出力信号は、ゲート演算結果
であり、波形にひげが生じる可能性があり、波形再生を
する必要がある。本実施の形態では、Tフリップフロッ
プ18、遅延手段19、XORゲート20を用いて、N
ORゲートからの出力パルス信号を、遅延手段19の遅
延幅と等しい電気セルフレーム信号に変換し出力する。
光セルフレーム位置検出装置11の出力ポート21は、
図1に示すとおりゲート信号生成手段119へ接続さ
れ、光ゲート手段の駆動タイミングを決めるために使用
される。
【0019】実施の形態3.本実施の形態は実施の形態
2におけるパターン検出部133の他の構成例を示す。
図6に本実施の形態によるパターン検出部の構成例を示
す。図6において12は受信手段からの信号を4分岐し
反転および非反転信号を出力する分岐手段、13〜16
はそれぞれ光セルフレーム信号の1ビット長の1〜4倍
の遅延長を有する遅延手段、50は5入力1出力のAN
Dゲート(ゲート手段)、18はTフリップフロップ、
19は出力する電気セルフレーム信号のパルス幅と同じ
時間信号を遅延させる遅延手段、20はXORゲート、
21は出力ポートである。
2におけるパターン検出部133の他の構成例を示す。
図6に本実施の形態によるパターン検出部の構成例を示
す。図6において12は受信手段からの信号を4分岐し
反転および非反転信号を出力する分岐手段、13〜16
はそれぞれ光セルフレーム信号の1ビット長の1〜4倍
の遅延長を有する遅延手段、50は5入力1出力のAN
Dゲート(ゲート手段)、18はTフリップフロップ、
19は出力する電気セルフレーム信号のパルス幅と同じ
時間信号を遅延させる遅延手段、20はXORゲート、
21は出力ポートである。
【0020】次に動作を説明する。まず、入力信号は分
岐手段12によって4つの非反転および反転信号に分岐
される。分岐手段から出力された4つの反転信号は遅延
手段13〜15によってそれぞれ光セルフレーム信号の
ビット長の0〜3倍の遅延時間を与えられ、ANDゲー
トに入力される。また、分岐手段から出力される1系統
の非反転出力は、遅延手段16によって光セルフレーム
信号のビット長の4倍の遅延時間を与えられ、ANDゲ
ートへ入力される。ANDゲートの出力がHiになるの
は、すべての入力端子がHiとなった場合のみであり、
それは分岐手段へ10000のパターンの入力信号があ
った時のみである。
岐手段12によって4つの非反転および反転信号に分岐
される。分岐手段から出力された4つの反転信号は遅延
手段13〜15によってそれぞれ光セルフレーム信号の
ビット長の0〜3倍の遅延時間を与えられ、ANDゲー
トに入力される。また、分岐手段から出力される1系統
の非反転出力は、遅延手段16によって光セルフレーム
信号のビット長の4倍の遅延時間を与えられ、ANDゲ
ートへ入力される。ANDゲートの出力がHiになるの
は、すべての入力端子がHiとなった場合のみであり、
それは分岐手段へ10000のパターンの入力信号があ
った時のみである。
【0021】ANDゲートから出力されるパターン検出
出力は1クロック幅のパルス信号となるので、必要に応
じてパルス幅を変換する必要がある。本実施の形態で
は、Tフリップフロップ18、遅延手段19、XORゲ
ート20を用いて、NORゲートからの出力パルス信号
を、遅延手段19の遅延幅と等しい電気セルフレーム信
号に変換し出力する。このことから、実施の形態2の図
2で示したNOR回路を用いたパターン検出回路と比較
すると、入力信号の符号を反転してANDゲートを使用
する本実施の形態は全く同じ動作をすることが判る。
出力は1クロック幅のパルス信号となるので、必要に応
じてパルス幅を変換する必要がある。本実施の形態で
は、Tフリップフロップ18、遅延手段19、XORゲ
ート20を用いて、NORゲートからの出力パルス信号
を、遅延手段19の遅延幅と等しい電気セルフレーム信
号に変換し出力する。このことから、実施の形態2の図
2で示したNOR回路を用いたパターン検出回路と比較
すると、入力信号の符号を反転してANDゲートを使用
する本実施の形態は全く同じ動作をすることが判る。
【0022】
【発明の効果】第1の発明による第1の効果は、光セル
フレーム信号を光セル信号と波長多重させ、同一の経路
を伝送するため、光セルフレーム信号と光セル信号の伝
播遅延時間が共通化され、従来技術のように細かな遅延
長の調整が不必要になる。とくに、光増幅手段などに含
まれる光ファイバなどの遅延調整を個別に行うことは難
しく、本発明によって光増幅手段の遅延調整が不要とな
る効果は大きい。また、環境温度の変動に伴うファイバ
長変動によって生じる遅延時間の変動は、長いファイバ
を内部に持つ光増幅手段において大きな影響が生じる
が、本発明の適用によって回避することができる。
フレーム信号を光セル信号と波長多重させ、同一の経路
を伝送するため、光セルフレーム信号と光セル信号の伝
播遅延時間が共通化され、従来技術のように細かな遅延
長の調整が不必要になる。とくに、光増幅手段などに含
まれる光ファイバなどの遅延調整を個別に行うことは難
しく、本発明によって光増幅手段の遅延調整が不要とな
る効果は大きい。また、環境温度の変動に伴うファイバ
長変動によって生じる遅延時間の変動は、長いファイバ
を内部に持つ光増幅手段において大きな影響が生じる
が、本発明の適用によって回避することができる。
【0023】第1の発明の第2の効果は、光セルフレー
ム信号の信号フォーマットが、光ゲートの切替を行うガ
ードタイム時間を4bit以上連続のLoパターンとして
いるため、光ゲート切替による波形の変化が生じないメ
リットがある。以下、図3により説明する。たとえば図
1において、光ゲート手段112〜115で切り出さ
れ、セル時間の入れ替えを行われた光セルフレーム信号
が合流手段116で合流したことを考える。図3に示し
たとおり、ゲートの切替が4ビット以上あるLo連続パ
ターンのガードタイム期間内に終了すれば、合流手段1
16の出力点での光セルフレーム信号波形は、分岐手段
108の入力部での波形と同一となる。もし光ゲート手
段で切替が行われるガードタイム内がLo連続ではな
く、Hiとなるビットが存在すると、光ゲート手段がそ
のビットを切り落とすか否かによって合流手段116の
出力波形は変化してしまい、後段のパターン検出回路で
問題が生じる可能性がある。以上のように、光セルフレ
ーム信号の信号フォーマットは、光ゲート手段が切替を
行うガードタイム時間を4bit以上連続のLoパターン
としているため、光ゲート切替による波形の変化が生じ
ないメリットがある。
ム信号の信号フォーマットが、光ゲートの切替を行うガ
ードタイム時間を4bit以上連続のLoパターンとして
いるため、光ゲート切替による波形の変化が生じないメ
リットがある。以下、図3により説明する。たとえば図
1において、光ゲート手段112〜115で切り出さ
れ、セル時間の入れ替えを行われた光セルフレーム信号
が合流手段116で合流したことを考える。図3に示し
たとおり、ゲートの切替が4ビット以上あるLo連続パ
ターンのガードタイム期間内に終了すれば、合流手段1
16の出力点での光セルフレーム信号波形は、分岐手段
108の入力部での波形と同一となる。もし光ゲート手
段で切替が行われるガードタイム内がLo連続ではな
く、Hiとなるビットが存在すると、光ゲート手段がそ
のビットを切り落とすか否かによって合流手段116の
出力波形は変化してしまい、後段のパターン検出回路で
問題が生じる可能性がある。以上のように、光セルフレ
ーム信号の信号フォーマットは、光ゲート手段が切替を
行うガードタイム時間を4bit以上連続のLoパターン
としているため、光ゲート切替による波形の変化が生じ
ないメリットがある。
【0024】第1の発明の第3の効果は、光セルフレー
ム信号の信号フォーマットが、大半がHi/Loが交番
するパターンであり、連続Lo信号も長くないため、信
号の周波数成分が低周波領域には存在しない。このた
め、内部にAC結合を用いた通常の立ち上がりたち下が
りが急峻な光モジュールを使用することができ、セルフ
レーム位置の検出精度が向上できる。
ム信号の信号フォーマットが、大半がHi/Loが交番
するパターンであり、連続Lo信号も長くないため、信
号の周波数成分が低周波領域には存在しない。このた
め、内部にAC結合を用いた通常の立ち上がりたち下が
りが急峻な光モジュールを使用することができ、セルフ
レーム位置の検出精度が向上できる。
【0025】第1の発明の第4の効果は、光セルフレー
ム信号の信号フォーマットと、パターン検出部が、セル
フレーム毎の光強度変動に対して、耐力を増加できる。
図5に説明図を示す。受信手段7に入射する光セルフレ
ーム信号はセルフレームタイミング毎に異なるルートを
経由して入射することがあるため、ガードタイムを隔て
て光強度が大きく変動する可能性がある。受光部8で電
気信号に変換された信号は、アンプ9で増幅されるが、
この増幅帯域が制限されるため、セルレベル変動後に平
均値レベルが0Vに近づく。
ム信号の信号フォーマットと、パターン検出部が、セル
フレーム毎の光強度変動に対して、耐力を増加できる。
図5に説明図を示す。受信手段7に入射する光セルフレ
ーム信号はセルフレームタイミング毎に異なるルートを
経由して入射することがあるため、ガードタイムを隔て
て光強度が大きく変動する可能性がある。受光部8で電
気信号に変換された信号は、アンプ9で増幅されるが、
この増幅帯域が制限されるため、セルレベル変動後に平
均値レベルが0Vに近づく。
【0026】セルフレーム信号の光強度が大から小へ変
化したときには、Lo連続パターンであるガードタイム
内では正常にLoが検出されるが、ガードタイム後の光
強度が小さなセルの頭部分でHiの信号をLoと誤識別
してしまう可能性がある。しかし、徐々にHi/Lo交
番信号を正常に受信することができるようになる。ここ
で、誤識別はHiをLoとしてしまうため、10101
0というパターンの1ビット目を正常に1と識別し、3
および5ビット目の1を0と誤識別したときに、パター
ン検出部へ10000の信号が出力されるが、実際には
1ビット目より3、5ビット目の方が誤る確率が少ない
ことから、誤動作が生じにくい。
化したときには、Lo連続パターンであるガードタイム
内では正常にLoが検出されるが、ガードタイム後の光
強度が小さなセルの頭部分でHiの信号をLoと誤識別
してしまう可能性がある。しかし、徐々にHi/Lo交
番信号を正常に受信することができるようになる。ここ
で、誤識別はHiをLoとしてしまうため、10101
0というパターンの1ビット目を正常に1と識別し、3
および5ビット目の1を0と誤識別したときに、パター
ン検出部へ10000の信号が出力されるが、実際には
1ビット目より3、5ビット目の方が誤る確率が少ない
ことから、誤動作が生じにくい。
【0027】セルフレーム信号の光強度が小から大へ変
化したときには、Lo連続パターンであるガードタイム
内の前半では正常にLoが検出されるが、ガードタイム
後半および光強度が大きなセルの頭部分でLoの信号を
Hiと誤識別してしまう可能性がある。このとき、誤識
別された信号のパターンは、ガードタイム後半およびセ
ルの頭ではHiが連続して続き、徐々にLoレベルを正
常に識別できるようになっていく。この傾向からは連続
してHiの信号をLoと誤識別する確率は小さく、パタ
ーン検出回路は誤動作が生じにくい。以上のように、パ
ターン検出するパターンを10000とするセルフレー
ム信号のフォーマットと、パターン検出部の効果によっ
て、誤動作が少なく、セルフレーム毎の光強度変動に対
して耐力が高まる効果が得られる。
化したときには、Lo連続パターンであるガードタイム
内の前半では正常にLoが検出されるが、ガードタイム
後半および光強度が大きなセルの頭部分でLoの信号を
Hiと誤識別してしまう可能性がある。このとき、誤識
別された信号のパターンは、ガードタイム後半およびセ
ルの頭ではHiが連続して続き、徐々にLoレベルを正
常に識別できるようになっていく。この傾向からは連続
してHiの信号をLoと誤識別する確率は小さく、パタ
ーン検出回路は誤動作が生じにくい。以上のように、パ
ターン検出するパターンを10000とするセルフレー
ム信号のフォーマットと、パターン検出部の効果によっ
て、誤動作が少なく、セルフレーム毎の光強度変動に対
して耐力が高まる効果が得られる。
【0028】第1の発明の第5の効果は、光セルフレー
ム信号の信号フォーマットおよび、セルフレーム再生部
が、受信手段における誤りに対しても耐力を増加できる
メリットがある。光セルフレームフォーマットは010
101という交番パターンと0連続のパターンで構成さ
れている。本発明で利用した10000という検出パタ
ーンが受信手段の誤りによって誤検出されるためには、
Hiレベルのビットが2回以上連続してLoとして誤識
別されなければならず、1ビットの誤りでは検出パター
ンは生成されない。受信手段で2回以上連続して誤らな
ければパターン検出部は誤動作しないというメリット
は、パターン検出手段で検出するLo連続パターンが4
ビット以上連続する場合に得ることができる。以上のよ
うに、光セルフレーム信号の信号フォーマットおよび、
セルフレーム再生部によって、受信手段がある程度誤っ
てもセルフレーム再生部のパターン検出にて誤り訂正が
行われ、誤動作を防ぐことができる。
ム信号の信号フォーマットおよび、セルフレーム再生部
が、受信手段における誤りに対しても耐力を増加できる
メリットがある。光セルフレームフォーマットは010
101という交番パターンと0連続のパターンで構成さ
れている。本発明で利用した10000という検出パタ
ーンが受信手段の誤りによって誤検出されるためには、
Hiレベルのビットが2回以上連続してLoとして誤識
別されなければならず、1ビットの誤りでは検出パター
ンは生成されない。受信手段で2回以上連続して誤らな
ければパターン検出部は誤動作しないというメリット
は、パターン検出手段で検出するLo連続パターンが4
ビット以上連続する場合に得ることができる。以上のよ
うに、光セルフレーム信号の信号フォーマットおよび、
セルフレーム再生部によって、受信手段がある程度誤っ
てもセルフレーム再生部のパターン検出にて誤り訂正が
行われ、誤動作を防ぐことができる。
【0029】第2の発明に関わるパターン検出部は、実
施の形態2および3に示したように、分岐手段とゲート
手段と遅延素子で簡易に構成することができる。特に遅
延素子はストリップ線路もしくは同軸線で簡易に構成す
ることが可能であり、小型で簡易な構成によってパター
ンを検出できる。
施の形態2および3に示したように、分岐手段とゲート
手段と遅延素子で簡易に構成することができる。特に遅
延素子はストリップ線路もしくは同軸線で簡易に構成す
ることが可能であり、小型で簡易な構成によってパター
ンを検出できる。
【図1】 実施の形態1による光セルフレーム位置検出
装置の構成を示す図である。
装置の構成を示す図である。
【図2】 実施の形態2によるパターン検出部の構成例
を示す図である。
を示す図である。
【図3】 実施の形態2による電気セルフレーム信号と
光セルフレーム信号のフォーマットを示す図である。
光セルフレーム信号のフォーマットを示す図である。
【図4】 実施の形態1による光セルフレーム信号のゲ
ート切り出しによる波形変化に関する説明図である。
ート切り出しによる波形変化に関する説明図である。
【図5】 実施の形態1による光セルフレーム信号の光
強度変動による波形変化に関する説明図である
強度変動による波形変化に関する説明図である
【図6】 実施の形態3によるパターン検出部の一例を
示す構成図である。
示す構成図である。
【図7】従来技術における光ATMスイッチシステムの
構成例を示す図である。
構成例を示す図である。
1 入力ポート 3 分岐手段 2 出力ポート 4 光遅延手段 5 光フィルタ 6 光セルフレーム位置検出装置 7 受信手段 8 受光部 9 アンプ 10 識別器 11 セルフレーム再生部 12 分岐手段 13〜16 遅延手段 17 NORゲート(ゲート手段) 18 Tフリップフロップ 19 遅延手段 20 XORゲート 21 出力ポート 50 ANDゲート(ゲート手段) 101〜104 光送信手段 105 信号源 106 光合流手段 107 光増幅手段 108 光分岐手段 109〜111 光遅延手段 112〜115 光ゲート手段 116 光合流手段 117、118 同軸線 119 ゲート信号生成手段 120 同軸線 121 光増幅手段 122 分波手段 123〜126 光ゲート手段 127 合流手段 128 光送信手段 129 分岐手段 130 光フィルタ 131 受信手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石田 和行 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 安井 直彦 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 山田 義朗 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 セルフレーム位置を示すパターン信号と
して、セルフレームの先頭位置に同期した4bit以上連
続するLoパターンとHi/Loの連続交番パタ−ンを
連結したフォーマットの光セルフレーム信号を送出する
光セルフレーム発生手段と、この光セルフレームとは異
なる波長で光セル信号を生成する光送信手段と、前記光
セルフレーム信号と生成された前記光セル信号を波長多
重する合流手段と、前記波長多重信号を一部分岐して前
記光セルフレーム信号波長のみを選択する分岐手段と、
この選択した光セルフレーム信号を電気信号に変換する
受信手段と、セルフレームの位置を示す所定のパターン
を検出するパターン検出部と、前記所定のパターンの検
出タイミングに基づいて前記光セル信号を開閉する光ゲ
−ト手段を有することを特徴とする光セルフレーム位置
検出装置。 - 【請求項2】 前記パターン検出部は、前記受信手段か
らの電気出力を複数に分岐する分岐手段と、この分岐さ
れた各電気信号を遅延させる遅延手段と、この遅延され
た電気信号を入力信号として所定のパターン検出を行う
ゲート手段とを有することを特徴とする請求項1に記載
の光セルフレーム位置検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10065517A JPH11266253A (ja) | 1998-03-16 | 1998-03-16 | 光セルフレーム位置検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10065517A JPH11266253A (ja) | 1998-03-16 | 1998-03-16 | 光セルフレーム位置検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11266253A true JPH11266253A (ja) | 1999-09-28 |
Family
ID=13289313
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10065517A Pending JPH11266253A (ja) | 1998-03-16 | 1998-03-16 | 光セルフレーム位置検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11266253A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004295127A (ja) * | 2003-03-25 | 2004-10-21 | Lucent Technol Inc | 光フィルタリングの方法と装置 |
-
1998
- 1998-03-16 JP JP10065517A patent/JPH11266253A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004295127A (ja) * | 2003-03-25 | 2004-10-21 | Lucent Technol Inc | 光フィルタリングの方法と装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2000236302A (ja) | 光ディジタル再生装置 | |
JPH098778A (ja) | 異なる送信および受信データ符号長を用いる全二重データ通信システム | |
KR100459571B1 (ko) | 전광 신호 재생장치 및 방법 | |
US6396607B1 (en) | Multi-wavelength all-optical regenerators (MARS) | |
KR980701168A (ko) | 광 TDM 네트워크의 노드 및 그 노드의 운용 방법(Node in Optical TDM Network) | |
KR100516655B1 (ko) | 전광 오엑스씨에서 파장 경로 감시/수정 장치 및 방법 | |
JP2002135209A (ja) | 光信号プロセッサ | |
US6178022B1 (en) | Optical transmitter and optical receiver for optical time division multiplexing transmission | |
JPH11266253A (ja) | 光セルフレーム位置検出装置 | |
US20080181610A1 (en) | Optical signal multiplexing device and optical signal multiplexing method | |
JP3752540B2 (ja) | 光パルス分離方法及び光パルス分離装置 | |
US7519299B2 (en) | Optical signal regenerative repeater, optical gate control method, and optical signal regeneration method | |
JP2006270735A (ja) | 符号変換回路 | |
US20050018271A1 (en) | Apparatus for simultaneous OTDM demultiplexing, electrical clock recovery and optical clock generation, and optical clock recovery | |
JP3199099B2 (ja) | 光フレーム同期信号発生回路 | |
JPH09102776A (ja) | 光クロック信号抽出回路 | |
JP2002281000A (ja) | Wdmシステムにおいて時間遅延を調整するための方法およびチャネルを同期させるための装置 | |
JP2006352665A (ja) | 光信号受信装置及び光信号受信方法 | |
JP5398251B2 (ja) | 波長分散測定装置及び波長分散測定方法 | |
US7099593B1 (en) | Self-synchronization of an optical packet network using seed pulses extracted from within the packets | |
JP2004343360A (ja) | 光送信装置および光通信システム | |
JP4574187B2 (ja) | 光同期装置 | |
JP4169869B2 (ja) | Wdm光インターフェース装置 | |
JPH10209960A (ja) | 光ネットワークおよび光伝送方式 | |
EP1057298B1 (en) | Self-synchronization of an optical packet network using seed pulses extracted from within the packets |