JP3199099B2 - 光フレーム同期信号発生回路 - Google Patents

光フレーム同期信号発生回路

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JP3199099B2 JP15505894A JP15505894A JP3199099B2 JP 3199099 B2 JP3199099 B2 JP 3199099B2 JP 15505894 A JP15505894 A JP 15505894A JP 15505894 A JP15505894 A JP 15505894A JP 3199099 B2 JP3199099 B2 JP 3199099B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光短パルスを用いた超高
速光伝送装置において、多重化された光信号を多重分離
するために用いられるフレーム同期信号発生回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、光ファイバ伝送技術は、光ファイ
バアンプを用いた線形増幅中継技術や光変復調技術等の
進展により、その伝送速度および伝送距離が飛躍的に向
上している。特に利得スイッチング法やモードロック法
を用いてパルス幅がサブピコ秒の光短パルス列が比較的
容易に発生できるようになってきており、そのような光
短パルス光源を用いた100Gb/sの超高速光伝送の実
験も行われている。
【0003】例えば光短パルス光源からはパルス幅τ、
パルス間隔1/f秒の光短パルス列が発生するとする。
この光短パルス列を変調し、複数の光短パルス列を遅延
線などを用いて時間軸上で等間隔に並べることにより超
高速光信号を形成することが可能となる。このとき実現
可能な最大信号速度は光短パルスのパルス幅τの逆数程
度になる。光短パルス光源を用いた光伝送は通常次のよ
うに行われる。まず単一の光短パルス光源から出力され
た光短パルス列をnチャンネルに分岐し、各チャンネル
ごとに強度変調器により信号変調を施す。変調を受けた
各チャンネルの光短パルスは時間軸上で等間隔に並ぶよ
うに信号遅延が付加され、その後に合波されて多重化光
信号を形成する。この多重化光信号の信号速度はnf
(b/s)となる。受信側では多重化された光信号からま
ずクロック抽出回路によりfHzのクロックを抽出す
る。この抽出されたクロックは光信号を多重分離した
り、受信側で光信号に同期した信号処理を行う際のクロ
ックとして用いられる。通常は抽出されたクロックを用
いて受信光信号と同期した光短パルスを発生し、この光
短パルスと受信光信号との非線形相互作用(光カー効果
や4光波混合など)を用いて多重分離が行なわれる。
【0004】図13は、文献S.Kawanishi,T.Morioka,O.
Kamatani,H.Takara,and M.Saruwatari,"Time-division-
multiplexed 100Gbit/s,200km Optical Transmission E
xperiment using PLL Timing Extraction and All-opti
cal Demultiplexing based on Polarization Insensiti
ve Four-wave-mixing,"Proceedings of OFC'94,PD23,19
94に開示されているクロック抽出回路の構成を示してい
る。図13において、36は入力光信号、37は非線形
媒質、38は光フィルタ、39は受光素子、40は位相
比較器、41は電圧制御型発振器、42は発振器、43
は逓倍器、44は光短パルス光源、45は抽出クロック
出力をそれぞれ表わしている。
【0005】回路に入力された信号速度fOの光信号3
6は短パルス光源44から出力された周波数fO/n+
Δf(nは多重数、従って第一項はベースバンド周波数
f=fO /nである)の光短パルスからなるプローブ光
信号とともに非線形媒質37に入力される。非線形媒質
37中では2つの入力光である光信号36とプローブ光
信号との相互相関に比例した相互相関信号が出力され
る。本従来例では非線形媒質37として半導体光増幅器
を用い、半導体中の4波混合により2つの入力光の相互
相関に比例した信号を出力する構成を取っている。図1
3のように1/(nf)秒間隔に光短パルスが並べられた
入力光信号36と、1/(f+Δf)秒間隔に並べられ
た光短パルス列からなるプローブ光信号が非線形媒質3
7に入力されると、2つのパルスが重なった時に受光素
子39から出力される相関信号が最大となる。
【0006】入力光信号36のベースバンド周期1/f
秒を基準として考えると、プローブ光信号のパルス間隔
はベースバンド周期に対してわずかに(Δfの分だけ)
ずれているので、等価的に入力光信号36に対しプロー
ブ光信号中の光短パルスをわずかに時間をずらしながら
その時々の相関を出力していることになる。プローブ光
信号のパスル間隔と入力光信号36のベースバンド周期
とが一致するのは1/Δf秒ごとであり、その間にプロ
ーブ光信号の光短パルス列は入力光信号36の多重数n
だけの光パルスと相関をとることになるから、受光素子
39の出力相関信号はnΔf(Hz)の成分を持つこと
になる。すなわち相互相関信号はnΔfの調和周波数成
分を有することになる。
【0007】位相比較器40では回路内で発振器42と
逓倍器43を用いて発生させた周波数nΔfの信号と受
光素子39で電気信号に変換された相互相関信号の調和
周波数成分nΔfとの位相が比較される。電圧制御型発
振器41の発振周波数は位相比較器40の出力信号によ
り両者の位相が同位相となるように調整される。結局抽
出クロック出力45は入力光信号36のベースバンド周
波数fと位相同期した信号が出力されることになる。こ
のように図13の構成により光短パルス列からなる高速
入力光信号36と同期したベースバンドクロックfを抽
出することができる。
【0008】一般に光多重伝送においては、多重化され
た光信号は時間軸上で複数のタイムスロットからなるフ
レームを構成する。受信側ではこのフレームの先頭位置
を識別し、フレームの先頭位置を基点として各タイムス
ロットの分離を行う。通常の多重伝送ではフレームの先
頭位置を識別するために各フレームの先頭に1個または
複数のビット列からなる同期ビットが設けられる。受信
器ではこのフレーム同期ビットを識別することによりフ
レームの先頭位置を識別すると同時にフレーム同期がと
れているか否かを判断する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図13に示
す光短パルス列を用いた超高速光伝送におけるクロック
抽出回路ではフレームの間隔を識別することはできるが
(受信光信号nf(b/s)に対し抽出されるベースバン
ドクロックはfHzであり、これはある意味でフレーム
の周期を表わしている)、フレームの先頭位置に同期し
たフレーム同期信号を発生させることは困難であった。
また、クロック抽出回路は複雑な帰還回路を必要とする
という問題もある。更に4波混合による相互相関処理は
効率が非常に低く、それゆえ回路全体の消費電力も大き
いという問題があった。
【0010】本発明は、光短パルス列を用いた光伝送装
置において、多重化された光信号からフレーム同期信号
を簡便な方法で発生させることができる光フレーム同期
信号発生回路を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、光短パルス列によってフレームを構成し、前記フレ
ームは先頭部のフレーム同期パタンと後続するタイムス
ロットからなり、前記フレーム同期パタンの第1ビット
は空白であり、第2ビットはその位相がタイムスロット
の光パルスの位相からπずれている光パルスであり、第
2ビットに続くN−1ビット(Nは自然数)は空白であ
り、前記フレーム同期パタンの最後のビットはその位相
がタイムスロットの光パルスと同位相の光パルスで構成
される時分割多重光信号の光フレーム同期信号発生回路
において、前記時分割多重光信号を入力して、第1の出
力ポートと第2の出力ポートとに2分岐して光信号を出
力する第1の方向性結合器と、第1の入力ポートに入力
された光信号と、第2の入力ポートに入力された光信号
とを合波して光信号を出力する第2の方向性結合器と、
前記第1の出力ポートから出力された光信号を、前記
第1の入力ポートへ伝送する第1の伝送手段と、前記第
2の出力ポートから出力された光信号を、前記第1の伝
送手段による光信号の伝送に対してNビット分遅延させ
て前記第2の入力ポートへ伝送する第2の伝送手段と、
前記第2の方向性結合器から出力された光信号が所定の
強度を越える場合にフレーム同期信号を発生する信号発
生手段とを具備することを特徴とする光フレーム同期信
号発生回路である。
【0012】請求項2に記載の発明は、光短パルス列に
よってフレームを構成し、前記フレームは先頭部のフレ
ーム同期パタンと後続するタイムスロットからなり、前
記フレーム同期パタンの第1ビットは空白であり、第2
ビットはその位相がタイムスロットの光パルスの位相か
らπずれている光パルスであり、第2ビットに続くN−
1ビット(Nは自然数)は空白であり、前記フレーム同
期パタンの最後のビットはその位相がタイムスロットの
光パルスと同位相の光パルスで構成される時分割多重光
信号の光フレーム同期信号発生回路において、前記時分
割多重光信号を入力して、第1の出力ポートと第2の出
力ポートとに2分岐して光信号を出力する第1の方向性
結合器と、第1の入力ポートに入力された光信号と、第
2の入力ポートに入力された光信号とを合波して光信号
を出力する第2の方向性結合器と、前記第1の出力ポー
トから出力された光信号を、前記第1の入力ポートへ伝
送する第1の伝送手段と、前記第2の出力ポートから出
力された光信号を、前記第1の伝送手段による光信号の
伝送に対してNビット分遅延させて前記第2の入力ポー
トへ伝送する第2の伝送手段と、前記第2の方向性結合
器から出力された光信号を電気信号に変換する変換手段
と、前記変換手段の出力が所定のしきい値以上の場合に
フレーム同期信号を発生する信号発生手段とを具備する
ことを特徴とする光フレーム同期信号発生回路である。
【0013】請求項3に記載の発明は、光短パルス列に
よってフレームを構成し、前記フレームは先頭部のフレ
ーム同期パタンと後続するタイムスロットからなり、前
記フレーム同期パタンの第1ビットは空白であり、第2
ビットはその位相がタイムスロットの光パルスの位相か
らπずれている光パルスであり、第2ビットに続くN−
1ビット(Nは自然数)は空白であり、前記フレーム同
期パタンの最後のビットはその位相がタイムスロットの
光パルスと同位相の光パルスで構成される時分割多重光
信号の光フレーム同期信号発生回路において、前記時分
割多重光信号を入力して、第1の出力ポートと第2の出
力ポートとに2分岐して光信号を出力する第1の方向性
結合器と、第1の入力ポートに入力された光信号と、第
2の入力ポートに入力された光信号とを合波して第3の
出力ポートから光信号を出力する第2の方向性結合器
と、前記第1の出力ポートから出力された光信号を、前
記第1の入力ポートへ伝送する第1の伝送手段と、前記
第2の出力ポートから出力された光信号を、前記第1の
伝送手段による光信号の伝送に対してNビット分遅延さ
せて前記第2の入力ポートへ伝送する第2の伝送手段
と、前記第3の出力ポートから出力された光信号を電気
信号に変換する1つの受光素子と、前記受光素子の出力
が所定のしきい値以上の場合にフレーム同期信号を発生
する信号発生手段とを具備することを特徴とする光フレ
ーム同期信号発生回路である。
【0014】請求項4に記載の発明は、光短パルス列に
よってフレームを構成し、前記フレームは先頭部のフレ
ーム同期パタンと後続するタイムスロットからなり、前
記フレーム同期パタンの第1ビットは空白であり、第2
ビットはその位相がタイムスロットの光パルスの位相か
らπずれている光パルスであり、第2ビットに続くN−
1ビット(Nは自然数)は空白であり、前記フレーム同
期パタンの最後のビットはその位相がタイムスロットの
光パルスと同位相の光パルスで構成される時分割多重光
信号の光フレーム同期信号発生回路において、前記時分
割多重光信号を入力して、第1の出力ポートと第2の出
力ポートとに2分岐して光信号を出力する第1の方向性
結合器と、第1の入力ポートに入力された光信号と、第
2の入力ポートに入力された光信号とを合波して第3の
出力ポート及び第4の出力ポートに出力する第2の方向
性結合器と、前記第1の出力ポートから出力された光信
号を、前記第1の入力ポートへ伝送する第1の伝送手段
と、前記第2の出力ポートから出力された光信号を、前
記第1の伝送手段による光信号の伝送に対してNビット
分遅延させて前記第2の入力ポートへ伝送する第2の伝
送手段と、前記第3の出力ポート及び第4の出力ポート
から出力された光信号を受光するバランスト受光素子
と、前記バランスト受光素子から出力された電気信号か
ら所定値以上の信号を抜き出すしきい値回路とを有する
ことを特徴とする光フレーム同期信号発生回路である。
【0015】請求項5に記載の発明は、光短パルス列に
よってフレームを構成し、前記フレームは、フレームの
先頭に配置された1ビットの光パルスとフレームの最後
に配置された1ビットの光パルスからなるフレーム同期
パルスおよびタイムスロットから構成され、フレームの
最終ビットとその次のフレームの先頭ビットとの間にN
−1ビット(Nは自然数)の空白を入れ、ある1つのフ
レームを構成する光短パルスは全て同じ位相を有する
が、隣接する他のフレームを構成する他の光短パルスと
は位相がπ異なる時分割多重光信号の光フレーム同期信
号発生回路において、前記時分割多重光信号を入力し
て、第1の出力ポートと第2の出力ポートとに2分岐し
て光信号を出力する第1の方向性結合器と、第1の入力
ポートに入力された光信号と、第2の入力ポートに入力
された光信号とを合波して光信号を出力する第2の方向
性結合器と、前記第1の出力ポートから出力された光信
号を、前記第1の入力ポートへ伝送する第1の伝送手段
と、前記第2の出力ポートから出力された光信号を、前
記第1の伝送手段による光信号の伝送に対してNビット
分遅延させて前記第2の入力ポートへ伝送する第2の伝
送手段と、前記第2の方向性結合器から出力された光信
号が所定の強度を越える場合にフレーム同期信号を発生
する信号発生手段とを具備することを特徴とする光フレ
ーム同期信号発生回路である。 請求項6に記載の発明
は、光短パルス列によってフレームを構成し、前記フレ
ームは、フレームの先頭に配置された1ビットの光パル
スとフレームの最後に配置された1ビットの光パルスか
らなるフレーム同期パルスおよびタイムスロットから構
成され、フレームの最終ビットとその次のフレームの先
頭ビットとの間にN−1ビット(Nは自然数)の空白を
入れ、ある1つのフレームを構成する光短パルスは全て
同じ位相を有するが、隣接する他のフレームを構成する
他の光短パルスとは位相がπ異なる時分割多重光信号の
光フレーム同期信号発生回路において、前記時分割多重
光信号を入力して、第1の出力ポートと第2の出力ポー
トとに2分岐して光信号を出力する第1の方向性結合器
と、第1の入力ポートに入力された光信号と、第2の入
力ポートに入力された光信号とを合波して光信号を出力
する第2の方向性結合器と、前記第1の出力ポートから
出力された光信号を、 前記第1の入力ポートへ伝送する
第1の伝送手段と、前記第2の出力ポートから出力され
た光信号を、前記第1の伝送手段による光信号の伝送に
対してNビット分遅延させて前記第2の入力ポートへ伝
送する第2の伝送手段と、前記第2の方向性結合器から
出力された光信号を電気信号に変換する変換手段と、前
記変換手段の出力が所定のしきい値以上の場合にフレー
ム同期信号を発生する信号発生手段とを具備することを
特徴とする光フレーム同期信号発生回路である。 請求項
7に記載の発明は、光短パルス列によってフレームを構
成し、前記フレームは、フレームの先頭に配置された1
ビットの光パルスとフレームの最後に配置された1ビッ
トの光パルスからなるフレーム同期パルスおよびタイム
スロットから構成され、フレームの最終ビットとその次
のフレームの先頭ビットとの間にN−1ビット(Nは自
然数)の空白を入れ、ある1つのフレームを構成する光
短パルスは全て同じ位相を有するが、隣接する他のフレ
ームを構成する他の光短パルスとは位相がπ異なる時分
割多重光信号の光フレーム同期信号発生回路において、
前記時分割多重光信号を入力して、第1の出力ポートと
第2の出力ポートとに2分岐して光信号を出力する第1
の方向性結合器と、第1の入力ポートに入力された光信
号と、第2の入力ポートに入力された光信号とを合波し
て第3の出力ポートから光信号を出力する第2の方向性
結合器と、 前記第1の出力ポートから出力された光信
号を、前記第1の入力ポートへ伝送する第1の伝送手段
と、前記第2の出力ポートから出力された光信号を、前
記第1の伝送手段による光信号の伝送に対してNビット
分遅延させて前記第2の入力ポートへ伝送する第2の伝
送手段と、前記第3の出力ポートから出力された光信号
を電気信号に変換する1つの受光素子と、前記受光素子
の出力が所定のしきい値以上の場合にフレーム同期信号
を発生する信号発生手段とを具備することを特徴とする
光フレーム同期信号発生回路である。 請求項8に記載の
発明は、光短パルス列によってフレームを構成し、前記
フレームは、フレームの先頭に配置された1ビットの光
パルスとフレームの最後に配置された1ビットの光パル
スからなるフレーム同期パルスおよびタイムスロットか
ら構成され、フレームの最終ビットとその次のフレーム
の先頭ビットとの間にN−1ビット(Nは自然数)の空
白を入れ、ある1つのフレームを構成する光短 パルスは
全て同じ位相を有するが、隣接する他のフレームを構成
する他の光短パルスとは位相がπ異なる時分割多重光信
号の光フレーム同期信号発生回路において、前記時分割
多重光信号を入力して、第1の出力ポートと第2の出力
ポートとに2分岐して光信号を出力する第1の方向性結
合器と、第1の入力ポートに入力された光信号と、第2
の入力ポートに入力された光信号とを合波して第3の出
力ポート及び第4の出力ポートに出力する第2の方向性
結合器と、前記第1の出力ポートから出力された光信号
を、前記第1の入力ポートへ伝送する第1の伝送手段
と、前記第2の出力ポートから出力された光信号を、前
記第1の伝送手段による光信号の伝送に対してNビット
分遅延させて前記第2の入力ポートへ伝送する第2の伝
送手段と、前記第3の出力ポート及び第4の出力ポート
から出力された光信号を受光するバランスト受光素子
と、前記バランスト受光素子から出力された電気信号か
ら所定値以上の信号を抜き出すしきい値回路とを有する
ことを特徴とする光フレーム同期信号発生回路である。
請求項9に記載の発明は、光短パルス列によってフレー
ムを構成し、前記フレームはフレーム同期パルスおよび
タイムスロットからなり、前記フレームはフレームの先
頭に配置された1ビットの光パルスからなるフレーム同
期パルスおよびタイムスロットから構成され、全てのフ
レームのタイムスロットは同位相の光短パルスで構成さ
れ、隣接する2つのフレームに含まれる2つのフレーム
同期パルスは、片方はタイムスロットを構成する光短パ
ルスと同位相であり、他方は位相がπずれているように
構成される時分割多重光信号の光フレーム同期信号発生
回路において、前記時分割多重光信号を入力して、第1
の出力ポートと第2の出力ポートとに2分岐して光信号
を出力する第1の方向性結合器と、第1の入力ポートに
入力された光信号と、第2の入力ポートに入力された光
信号とを合波して光信号を出力する第2の方向性結合器
と、前記第1の出力ポートから出力された光信号を、前
記第1の入力ポートへ伝送する第1の伝送手段と、前記
第2の出力ポートから出力された光信号を、前記第1の
伝送手段による光信号の伝送に対して1フレーム分遅延
させて前記第2の入力ポートへ伝送する第2の伝送手段
と、前記第2の方向性結合器から出力された光信号が所
定の強度を越える場合にフレーム同期信号を発生する信
号発生手段とを具備することを特徴とする光フレーム同
期信号発生回路である。 請求項10に記載の発明は、光
短パルス列によってフレームを構成し、前記フレームは
フレーム同期パルスおよびタイムスロットからなり、前
記フレームはフレームの先頭に配置された1ビットの光
パルスからなるフレーム同期パルスおよびタイムスロッ
トから構成され、全てのフレームのタイムスロットは同
位相の光短パルスで構成され、隣接する2つのフレーム
に含まれる2つのフレーム同期パルスは、片方はタイム
スロットを構成する光短パルスと同位相であり、他方は
位相がπずれているように構成される時分割多重光信号
の光フレーム同期信号発生回路において、前記時分割多
重光信号を入力して、第1の出力ポートと第2の出力ポ
ートとに2分岐して光信号を出力する第1の方向性結合
器と、第1の入力ポートに入力された光信号と、第2の
入力ポートに入力された光信号とを合波して光信号を出
力する第2の方向性結合器と、前記第1の出力ポートか
ら出力された光信号を、前記第1の入力ポートへ伝送す
る第1の伝送手段と、前記第2の出力ポートから出力さ
れた光信号を、前記第1の伝送手段による光信号の伝送
に対して1フレーム分遅延させて前記第2の入力ポート
へ伝送する第2の伝送手段と、前記第2の方向性結合器
から出力された光信号を電気信号に変換する変換手段
と、 前記変換手段の出力が所定のしきい値以上の場合に
フレーム同期信号を発生する信号発生手段とを具備する
ことを特徴とする光フレーム同期信号発生回路である。
請求項11に記載の発明は、光短パルス列によってフレ
ームを構成し、前記フレームはフレーム同期パルスおよ
びタイムスロットからなり、前記フレームはフレームの
先頭に配置された1ビットの光パルスからなるフレーム
同期パルスおよびタイムスロットから構成され、全ての
フレームのタイムスロットは同位相の光短パルスで構成
され、隣接する2つのフレームに含まれる2つのフレー
ム同期パルスは、片方はタイムスロットを構成する光短
パルスと同位相であり、他方は位相がπずれているよう
に構成される時分割多重光信号の光フレーム同期信号発
生回路において、前記時分割多重光信号を入力して、第
1の出力ポートと第2の出力ポートとに2分岐して光信
号を出力する第1の方向性結合器と、第1の入力ポ ート
に入力された光信号と、第2の入力ポートに入力された
光信号とを合波して第3の出力ポートから光信号を出力
する第2の方向性結合器と、前記第1の出力ポートから
出力された光信号を、前記第1の入力ポートへ伝送する
第1の伝送手段と、前記第2の出力ポートから出力され
た光信号を、前記第1の伝送手段による光信号の伝送に
対して1フレーム分遅延させて前記第2の入力ポートへ
伝送する第2の伝送手段と、前記第3の出力ポートから
出力された光信号を電気信号に変換する1つの受光素子
と、前記受光素子の出力が所定のしきい値以上の場合に
フレーム同期信号を発生する信号発生手段とを具備する
ことを特徴とする光フレーム同期信号発生回路である。
請求項12に記載の発明は、光短パルス列によってフレ
ームを構成し、前記フレームはフレーム同期パルスおよ
びタイムスロットからなり、前記フレームはフレームの
先頭に配置された1ビットの光パルスからなるフレーム
同期パルスおよびタイムスロットから構成され、全ての
フレームのタイムスロットは同位相の光短パルスで構成
され、隣接する2つのフレームに含まれる2つのフレー
ム同期パルスは、片方はタイムスロットを構成する光短
パルスと同位相であり、他方は位相がπずれているよう
に構成される時分割多重光信号の光フレーム同期信号発
生回路において、前記時分割多重光信号を入力して、第
1の出力ポートと第2の出力ポートとに2分岐して光信
号を出力する第1の方向性結合器と、第1の入力ポート
に入力された光信号と、第2の入力ポートに入力された
光信号とを合波して第3の出力ポート及び第4の出力ポ
ートに出力する第2の方向性結合器と、前記第1の出力
ポートから出力された光信号を、前記第1の入力ポート
へ伝送する第1の伝送手段と、前記第2の出力ポートか
ら出力された光信号を、前記第1の伝送手段による光信
号の伝送に対して1フレーム分遅延させて前記第2の入
力ポートへ伝送する第2の伝送手段と、前記第3の出力
ポート及び第4の出力ポートから出力された光信号を受
光するバランスト受光素子と、前記バランスト受光素子
から出力された電気信号から所定値以上の信号を抜き出
すしきい値回路とを有することを特徴とする光フレーム
同期信号発生回路である。
【0016】
【作用】第1のおよび第2の方向性結合器において、2
つの入力ポートの一方の入力ポートに光信号が入力され
ると、出力される透過光と結合光とは均等なエネルギー
を持つ2つ光信号として2つの出力ポートからそれぞれ
分岐されて出力される。この場合、結合光の位相は、透
過光の位相からπ/2遅れる。また、2つの入力ポート
にそれぞれ光信号を入力した場合には、互いの透過光と
結合光とが干渉し合波した結果の光信号が各出力ポート
から出力される。したがって、第1の方向性結合器から
出力された結合光を、第2の方向性結合器に入力して得
られた結合光の位相は、第1の方向性結合器の透過光の
位相からπ/2の2倍すなわち、π遅れる。このため、
第1の方向性結合器から出力された透過光を、第2の伝
送手段によってNビットの遅延を施したのち、第2の方
向性結合器へ入力して出力された透過光は、Nビット後
の光信号の位相をπ遅らした光信号と合波して出力され
ることになる。そのため、時分割多重光信号をなす光短
パルス列にNビット(Nは自然数)の間隔で且つ位相差
πを有する光短パルスが混入されている場合には、これ
らの互いに位相がπずれた光信号のどちらかが入力され
た時、第2の方向性結合器において、今入力された光信
号のNビット前の位相がπずれた光信号と同位相の信号
として干渉合波される。一方、光短パルス列の他の光信
号は、Nビット離れた光信号と位相差がπにはなってい
ないので、第2の方向性結合器においては同位相の光信
号と合波されることはない。このため、上述した同位相
の光信号を合波した光信号とは光強度が異なった光信号
が出力される。したがって、信号発生手段によって、こ
の光信号の強度差を検出することによってフレーム同期
信号を発生することができる。上記構成によれば、従来
例に比較して簡単な構成で容易にフレーム同期信号を発
生することが可能になる。
【0017】
【実施例】
「実施例1」図1は本発明の第1の実施例であるフレー
ム同期信号発生回路100の構成を表す構成図である。こ
の図において、4−1は入力端1a、2aおよび出力端1b、
2bを有する3dB方向性結合回路(以下、3dBカプラ
と称する)であり、4−2は、入力端1c、2cおよび出力
端1c、2cを有する3dBカプラ4−1と同様な3dBカ
プラである。これら3dBカプラ4−1、4−2の動作
の詳細は後述する。5−1、5−2は光ファイバあるい
は光導波路等によって構成されている遅延線、6は、図
示されていない制御回路から信号入力端子に入力された
電圧信号に応じて導波路を伝搬する光信号に位相変調を
施す位相変調器、7はフォトダイオード等からなる受光
素子、8は受光素子7の出力電流を所定の電圧信号に変
換する増幅器である。また、9はしきい値処理回路であ
り、増幅器8の出力が所定のしきい値以上のとき所定の
フレーム同期信号を出力する。
【0018】図2は、図1に示したフレーム同期信号発
生回路100に入力される時分割多重光信号の光フレーム
の構成例を示す構成図であり、横軸が時間軸、縦軸が光
強度、横軸の矢印が光信号の進行方向を示している。図
2において、1はフレーム、2はフレーム同期パタン、
2−1〜2−3はフレーム同期パルス、3−1〜3−n
はタイムスロットである。この場合、フレーム同期パタ
ン2は3ビットの同期パルス2−1〜2−3から構成さ
れていて、第1ビット(フレーム同期パルス2−1)は
0、すなわち光パルスが無い状態、第2ビット(フレー
ム同期パルス2−2)はその位相がタイムスロット3−
1〜3−nの光パルスの位相からπ(±π)ずれている
光パルス、第3ビット(フレーム同期パルス2−3)
は、タイムスロット3−1〜3−nの光パルスと同位相
の光パルスによりそれぞれ構成される。また、タイムス
ロット3−1〜3−nは、それぞれが1ビットの強度変
調を受けた光信号パルスであり、各フレーム1毎および
各タイムスロット3−1〜3−n毎によって光パルスが
存在したりしなかったりすることにより情報を伝送す
る。また、この場合、フレーム同期パタン2とタイムス
ロット3−1〜3−nの各ビット間の時間間隔は一定で
ある。
【0019】次に、図2に示したフレーム構成を有する
光信号が図1に示すフレーム同期信号発生回路100へ入
力された場合の動作について、図1、図3を参照して説
明する。図3(a)〜(d)は、図1の(a)〜(d)
の各点における信号波形を示している。フレーム同期信
号発生回路100へ入力された光信号は入力端2aから3d
Bカプラー4−1へ入力される。そして、3dBカプラ
4−1により2分岐されて出力端1b、2bからそれぞれ遅
延線5−1、5−2へ入力される。この場合、3dBカ
プラ4−1には、一方の入力端2aにのみに光信号が入力
されているため、入力光のパワーは2つの出力端1b、2b
へ等分配されれ、また、出力端1bの出力光信号の位相
は、出力端2bの出力光信号の位相から90度遅れる(−
π/2)。すなわち、フレーム同期信号発生回路100へ
入力された光信号は3dBカプラ4−1で2分岐された
時に2つの出力光間において−π/2の位相差が生じ
る。次に、遅延線5−1から出力された光信号は3dB
カプラ4−2の入力端1cへ入力され、また、遅延線5−
2から出力された光信号は、位相変調器6を介して、3
dBカプラ4−2の入力端2cへ入力される。この場合、
2本の遅延線5−1、5−2の遅延時間(遅延線の長
さ)は、3dBカプラ4−2の入力端2cにおける光信号
が、入力端1cにおける光信号から1ビット分遅延した状
態になるように調整されている。また、位相変調器6の
信号入力端子には、3dBカプラ4−2の入力端2cにお
ける光信号の位相を微調整して、遅延線5−1、5−2
間で生じる入力端1cおよび2cにおける光信号の相対的な
位相のずれを補正するために必要な電圧(通常は直流電
圧)が加えらている。
【0020】したがって、図1の(a)、(b)の各点
における信号波形は、それぞれ図3(a)、(b)に示
すような波形になる。図3(a)において、1aは、図2
に示すフレーム1に対応するフレームを表し、2-1a、2-
2a、2-3aは、それぞれ図2に示すフレーム同期パルス2
−1〜2−3に対応する光パルス信号を表している。ま
た、フレーム1aに配置されている各光パルスは、図2に
示すフレーム1の対応する各光パルスに対して位相がπ
/2遅れた光信号となっている。図3(b)において、
1bは、図2に示すフレーム1に対応するフレームを表
し、2-1b、2-2b、2-3bは、それぞれ図2に示すフレーム
同期パルス2−1〜2−3に対応する光パルス信号を表
している。また、フレーム1bの各光パルス信号は、上述
したフレーム1aの各光パルス信号に対して、1ビット
分、すなわち、1タイムスロット分遅延した光信号とな
っている。なお、フレーム1bに配置されている各光パル
スは、フレーム1に対して同位相なので、フレーム1aに
配置された対応する各光パルスに対して位相がそれぞれ
π/2進んだ光信号となっている。
【0021】次に、図3(a)、(b)に示した1タイ
ムスロット分だけずれている各光信号は、上述したよう
に入力端1c、2cから3dBカプラ4−2へ入力されて、
3dBカプラ4−2内で干渉することになる。ここで、
干渉した結果、3dBカプラ4−2の2つの出力端1d、
2dから出力される光パワーを求めると以下のようにな
る。まず、3dBカプラ4−2の伝達マトリクスは次式
(1)で表わされる。
【0022】
【数1】
【0023】また、3dBカプラ4−2の光入出力関係
は(1)式を用いて次のように計算することができる。
【0024】
【数2】
【0025】ここでEi(1),Ei(2),Eo(1),Eo(2)は
それぞれ3dBカプラ4−2の入力端1c、2cの電界、出
力端1d、2dの電界を表わしている。今、Ei(1),Ei(2)
を次式のように仮定する。 Ei(1)=a1 exp{j(ωt+φ1)}…………………(3) Ei(2)=a2 exp{j(ωt+φ2)}…………………(4) ここでa1,a2は振幅(実数)を、φ1、φ2は位相をそ
れぞれ表わしている。またωは光の角周波数である。
(3)、(4)式を(2)式に代入し3dBカプラ4−
2の出力端1d、2dからの出力光パワーPo(1),Po(2)を
それぞれ求めると次式のようになる。 Po(1)=|Eo(1)|2={a1 2+a2 2−2a12 sin(Δφ)}/2 …(5) Po(2)=|Eo(2)|2={a1 2+a2 2−2a12 sin(Δφ)}/2 …(6) Δφ=φ1−φ2 …………………………………………………………(7)
【0026】(5)〜(7)式から、3dBカプラ4−
2へ入力された2つの光が同一振幅(a1=a2)で位相
差Δφがπ/2の時にはPo(1)=0,Po(2)=2a1 2
なり、位相差Δφが3π/2の時にはPo(1)=2a1 2
o(2)=0となることがわかる。また、3dBカプラ4
−2のどちらか一方の入力端にのみ光が入力された場合
には入力光パワーは2つの出力へ等分配されるが、2つ
の出力振幅の位相は90度(π/2)だけずれる。
【0027】つまり、3dBカプラ4−2に位相差Δφ
がπ/2±2πの関係を持つ2つの光パルスが同時に入
力されると、出力端1dのみから光パルスが出力される。
一方、3dBカプラ4−2に位相差Δφが−π/2±2
πの2つのパルスが同時に入力された場合には、出力端
2dのみから光パルスが出力される。さらに、3dBカプ
ラ4−2のいずれか一方の入力端にのみ光パルスが入力
された場合には、入力光パワーの半分のパワーを有する
光パルスが出力端1d、2dのそれぞれから出力されること
になる。
【0028】したがって、3dBカプラ4−2の出力端
2dの出力光信号は図3(c)に示す通り、フレーム同期
パルス2−2bおよび2−3aが重なった時、光出力パ
ワーが最大となり、それ以外の時間では光出力パワーは
0か、あるいは、入力光パワーの半分となる。
【0029】次に、3dBカプラ4−2の出力端2dから
出力された光信号は、受光素子7により電気信号に変換
され、増幅器8で所定の電圧信号に変換された後、しき
い値処理回路9へ入力される。このしきい値処理回路9
で光出力パワーが最大となる光パルス以外の光パルスを
除去することにより、図3(d)に示す通りフレーム位
置(フレーム同期パルス2−2b、あるいは、2−3
a)に同期した信号を取り出すことができる。
【0030】図3(d)に示すフレーム同期信号は図1
3におけるベースバンドクロックfにも相当しており、
フレーム同期信号発生回路100は、フレーム同期信号の
発生回路であるとともにベースバンドクロックの抽出回
路にもなっている。
【0031】図4は、図2に示したフレーム構成を有す
る超高速光信号の生成回路の例を示す構成図である。図
4において、10は図2に示すタイムスロットの単位時
間長の(n+3)倍の周期で光短パルスを発生する光短
パルス光源(このnは図2に示すタイムスロット3−n
のnと同じである)、11は光分波器、12は光合波
器、13−1、13−2はフレームパタン形成用遅延
線、14−1〜14−nはタイムスロット形成用遅延
線、15は位相変調器、16−1〜16−nは強度変調
器、17は光信号出力を表わしている。光短パルス光源
10としてはモードロックレーザや利得スイッチングレ
ーザを用いることができる。この光短パルス光源10の
出力は(n+2)分岐されそれぞれ遅延長の異なる遅延
線13−1、13−2、14−1〜14−nへ導かれ
る。遅延線13−1、13−2はフレームパタン形成用
の回路であり、位相変調器15により通過パルスに位相
変調をかける。ただしここでは通過するパルスのすべて
の位相をπだけずらせば良いので直流動作をさせること
になる。遅延線13−1および位相変調器15は図2に
おけるフレーム同期ビット2−2を、また遅延線13−
2はフレーム同期ビット2−3を形成する。遅延線14
−1〜14−nはn個のタイムスロットを形成する。各
遅延線14−1〜14−nに設けられた強度変調器16
−1〜16−nでは通過する光短パルス列に対し多重化
される複数の信号により変調がかけられる。最後にすべ
ての光信号が光合波器12により合波されてフレーム同
期パタンを有する多重化光信号17として出力される。
【0032】以上説明した通り、本実施例によれば、フ
レーム1の先頭に位相がπだけ異なる光パルスを含むフ
レーム同期パタン2−2および2−3を設けることによ
り、簡便な構成によりフレーム同期信号あるいはクロッ
ク信号を抽出することができる。本実施例はフレーム同
期信号抽出に光の干渉を利用しているので信号速度の制
約はなく、非常に高速な光信号からでも容易にフレーム
同期信号を取り出すことができる。また送信側での図4
に示すフレームパタン形成回路および受信側でのフレー
ム同期信号発生回路100は遅延線、3dBカプラ、位相
変調器(低速駆動)など主に受動部品で構成されてお
り、光導波路を用いた小型集積化が容易であるという利
点もある。
【0033】また、本実施例においては、遅延線5−2
と3dBカプラ4−2の入力端2cとの間に位相変調器6
を設けて、遅延線5−1と遅延線5−2との間の位相の
ずれを微調整できるようにしている。このため、遅延線
5−1と遅延線5−2の遅延長を、位相差を考慮して高
い精度で調整する必要がない。したがって、遅延線5−
1と遅延線5−2のみで位相差を調節する場合に比べ
て、簡易に遅延回路を製作することができるようにな
る。
【0034】なお、本実施例では遅延量(空白ビットの
長さ;この場合フレーム同期パルス2−1の長さ)を1
ビットとしたが、さらに、フレームの最初にN−1ビッ
トの空白を挿入すれば、遅延量をNビットとすることが
できる。また、上述したフレームの第2ビット(フレー
ム同期パルス2−2)と、第3ビット(フレーム同期パ
ルス2−3)の間に任意の(N−1)ビットの空白を挿
入することもできる(Nは自然数)。この場合、遅延線
5−1、5−2の遅延差をNビットとすることにより、
遅延量すなわち遅延差を任意に設定することができるの
で、遅延線5−1、5−2および、位相変調器6の設定
における自由度が大きくなるという効果がある。
【0035】また、本実施例においては、位相を微調整
するために位相変調器6を設けているが、遅延線5−
1、5−2を導波路等で構成し、精度良く位相を合わせ
た場合には、位相変調器6を省略することもできる。こ
の場合、回路構成を簡単にすることができるので、集積
化等に有利である。
【0036】「実施例2」次に、第2の実施例として、
図1に示すフレーム同期信号発生回路100に、図5に示
すフレーム構成による時分割光多重信号を入力した場合
の各部の動作の説明を行う。
【0037】図5において、18−1〜18−3はフレ
ームである。本実施例では、各フレームの先頭(18-1
s、18-2s、18-3s)および最後部(18-1e、18-2e、18-3
e)にフレーム同期パルスを配置して、それら以外は、
データを伝送するためのタイムスロットとなるように構
成されている。また時系列上に並んだフレームは一つお
きに位相がπずれた光短パルスを用いて構成する。すな
わち、図5においては、フレーム18−1および18−
3内の光短パルスが、フレーム18−2内の光短パルス
に比べ位相がπだけずれている。
【0038】図6は、図5のフレーム構成を有する光信
号が図1のフレーム同期信号発生回路100へ入力された
場合の光信号の様子を示している。図6において、波形
(a)、(b)、(c)はそれぞれ図1の位置(a),
(b),(c)での波形を表わしている。また、図6に
示す18-1a、18-1b、18-2a、18-2b、および、18-3a、18-
3bは、それぞれフレーム18−1、18−2、および1
8−3にそれぞれ対応するフレームであり、18-2sa、18
-3saは、それぞれ光短パルス18-2s、18-3sに対応するフ
レーム同期パルスである。また、18-1eb、18-2ebは、そ
れぞれ光短パルス18-1e、18-2eに対応するフレーム同期
パルスである。
【0039】図6に示す通り、図1の3dBカプラ4−
1で分岐された2つの光信号は、3dBカプラ4−2の
入力端において丁度1ビット分ずれた状態でカプラへ入
力される。各フレームの先頭と最後部には必ず光短パル
スが存在するから隣接するフレーム間の境界では位相が
互いにπずれた2つの光短パルス(18-1e、18-2s等)に
対応する各光短パルスが必ず重なることになる。したが
って、3dBカプラ4−2の一方の出力端2dには図6
(c)に示す通り隣接フレームの境界部(例えば、同期
フレームパルス18-2saと18-1ebとが重なる時間、あるい
は、同期フレームパルス18-3saと18-2ebとが重なる時
間)に同期して最大振幅を有する光パルスが出力され
る。
【0040】次に、図7を参照して、図5に示す本実施
例のフレーム構成を有する光信号を生成するための超高
速光信号生成回路の例を説明する。図7において、19
は光短パルス光源、20は光位相変調器、21は光分波
器、22は光合波器、23−1、23−2はフレーム同
期パルス生成用遅延線、24−1〜24−nはタイムス
ロット生成用遅延線、25−1〜25−2は光強度変調
器、26は光出力を表わしている。
【0041】光短パルス光源19からはパルス幅τ、パ
ルス間隔1/f秒の光短パルス列が発生するものとする
と、光位相変調器20は入力光短パルス列と同期した周
波数f/2(Hz)の電気信号で駆動され、通過する光
短パルス列中、一つおきの光短パルスに位相差πを付加
する。光分波器21と光合波器22で挟まれた回路は本
発明の第1の実施例で示した超高速光信号生成回路(図
4)とほぼ同じであるが、本実施例の場合フレーム同期
のための光短パルスがフレームの先頭と最後部に配置さ
れた同位相の光短パルスであるため、これら2つの光短
パルスが遅延線23−1および23−2によってのみ形
成されている点が異なる。
【0042】第1の実施例ではフレーム同期信号生成の
ために光短パルス光源10から出力された1個の光短パ
ルスを分岐し位相差をつけた後に重ね合せて干渉させて
いる。一方、本実施例では光短パルス光源19から出力
された光短パルス列の隣あう2つの光短パルスの干渉を
利用している。この場合、光短パルス光源19から出力
された光信号のコヒーレンス時間が問題となる。すなわ
ち、同一の光源から出力された隣接する光信号であって
も、コヒーレンス時間以上に離れた光成分間には相関が
なく干渉が生じなくなる。コヒーレンス時間は光のスペ
クトル幅fS(Hz)の逆数で表わされる。したがっ
て、例えば、スペクトル幅1GHzの光源を用いて本実
施例のフレーム同期信号発生回路を動作させるために
は、光短パルス光源19から出力される光短パルス列の
間隔が1(ns)以下となるようにする必要がある。
【0043】以上説明した通り、本実施例で示した光フ
レーム構成を用いてもフレーム同期信号発生回路100の
第1の実施例で説明した特長を損なうことがない。ま
た、本実施例でも、各フレームの最終ビットとその次の
フレームの先頭ビットとの間にN−1ビットの空白を入
れることにより、上述した遅延量を任意に設定すること
ができる。ただし、この場合、遅延線5−1、5−2の
遅延差はNビット分とする。
【0044】「実施例3」つぎに、本発明の第3の実施
例について、図1、図8、および図9を用いて説明す
る。まず、図8を用いて、本実施例で用いる光フレーム
の構成を説明する。図8において、27−1〜27−3
はフレーム、28−1〜28−3はフレーム同期用光短
パルスである。本実施例では各フレーム27−1〜27
−3は、その先頭にフレーム同期用光短パルス28−
1、28−2、28−3を配置し、それ以外はデータが
伝送されるタイムスロットとなるように構成されてい
る。また、時系列上に並んだフレーム27−1〜27−
3のフレーム同期用光短パルス28−1、28−2、2
8−3は、一つおきに位相がπずれているような構成を
とっている。図8においては、フレーム27−1および
27−3内のフレーム同期用光短パルス28−1、28
−3が、フレーム27−2内のフレーム同期用光短パル
ス28−2に比べ位相πだけずれている。
【0045】図8に示したフレーム構成を有する光信号
が、図1に示すフレーム同期信号発生回路100へ入力さ
れた場合を考える。ただしこの場合、図1のフレーム同
期信号発生回路100において、光遅延線5−1、5−2
の遅延差は光信号が丁度1フレーム分だけずれるように
調整がなされているものとする。つまり、例えば、フレ
ーム長すなわち隣接する2つのフレーム同期用光短パル
スの間隔が、Nビットである場合には、遅延差はNビッ
トに調整されているということである。このような構成
では、隣り合うフレームのフレーム同期用光短パルス
(例えば、同期用光短パルス28−1と28−2)が、
3dBカプラ4−2へ同時に入力されることになる。従
って、増幅器8の出力端では本発明の第2の実施例と同
様に各フレームの先頭位置のフレーム同期用光短パルス
(28−1、28−2、28−3)に同期して最大振幅
を有する信号が出力される。
【0046】図9は、本実施例のフレーム構成を有する
光信号を生成するための超高速光信号生成回路の例を示
している。図9において、29は光短パルス光源、30
は光位相変調器、31は光分岐器、32は光合波器、3
3−1〜33−nはタイムスロット生成用遅延線、34
−1〜34−nは光強度変調器、35は光出力である。
光短パルス光源29からはパルス幅τ、パルス間隔1/
f秒の光短パルス列が発生するものとする。光短パルス
光源29の出力は光分岐波器31によって分岐される。
光位相変調器30は入力光短パルス列と同期した周波数
f/2(Hz)の電気信号で駆動され、通過する光短パ
ルス列中、一つおきの光短パルス位相差πを付加する。
分岐器31によって分岐された他の光短パルスは遅延線
31−1〜31−n、強度変調器34−1−〜34−n
により信号変調および多重化がなされる。従って、光合
波器32の出力では図8に示したフレーム構造を有する
光信号が得られることになる。
【0047】以上に説明した通り本実施例で示した光フ
レーム構成を用いても第1の実施例で示した特長を損な
うことなくフレーム同期信号発生回路を形成することが
できる。更にフレーム同期のために信号中に挿入する同
期用光短パルス(28−1、28−2、28−3)が1
フレームあたり1個で良いので信号伝送効率(ここでは
1フレーム中の信号ビット数とフレーム同期信号のビッ
ト数との比を信号伝送効率と考えている)が高いという
利点もある。
【0048】なお、本実施例では各フレームが連続する
時分割多重光信号を用いて、フレーム同期信号発生回路
の構成、動作を説明したが、各フレーム間に例えばMビ
ットの空白がある場合にも、遅延差をN+Mビット(N
は上述したフレーム長)に調整した遅延線5−1、5−
2を用いることによって上述した場合と同様にしてフレ
ーム同期信号を発生させることができる。
【0049】「実施例4」つぎに、本発明の第4の実施
例について説明する。図10は、第4の実施例によるフ
レーム同期信号発生回路100aの構成を表す構成図であ
り、第1〜第3の実施例による図1に示すフレーム同期
信号発生回路100に対して、3dBカプラ4−2の出力
端以降の構成が異なっている。この図において、7a
は、2つの受光素子7a-1、7a-2を直列接続し、受光素子
7a-1、7a-2の中点から受光電流が出力されるように構成
されているバランスト受光素子であり、3dBカプラ4
−2の出力端2dから出力された光信号が受光素子7a-1へ
入力され、また、出力端1dから出力された光信号が受光
素子7a-2へ入力されるようになっている。これら受光素
子7a-1、7a-2の各入力光に対する光電流は流れる方向が
互いに逆方向になっているので、この場合、受光素子7a
-2に流れる光電流を負電圧に、また、受光素子7a-1に流
れる光電流を正電圧にというように互いにことなる極性
を持つ電圧信号に各光信号を電圧変換するよう増幅器8
が動作する。図10に示す符号9は、図1に示すものと
同様なしきい値処理回路である。これらの構成により、
3dBカプラ4−2の出力信号がバランスト受光素子7
aにより電気信号に変換され、増幅器8を通過した後、
しきい値処理回路9によりしきい値処理が施されてフレ
ーム同期信号として出力される。
【0050】次に、図10に示すフレーム同期信号発生
回路100aへ図2に示す光信号を入力した場合の各部の動
作を図10、図11を参照して説明する。図11(a)
〜(e)は、図10に示す(a)〜(e)の各点におけ
る信号波形をそれぞれ示している。図11(a)、
(b)の波形は、図3(a)、(b)の信号波形と同じ
ものである。また、3dBカプラ4−2の出力端1dおよ
び2dの出力光信号は、図11(c)、(d)にそれぞれ
示す通りとなる。すなわち、出力端2d(図11(c))
においては、図3(c)と同じように、フレーム同期パ
ルス2−2bおよび2−3aが重なった時、光出力パワ
ーが最大となり、それ以外の時間では光出力パワーは0
か、入力光パワーの半分となる。また、出力端1d(図1
1(d))においては、フレーム同期パルス2−2bお
よび2−3aが重なった時光出力パワーは0になり、そ
れ以外の時間では、光出力パワーは3dBカプラ4−2
に入力される2つのパルスの組み合わせで0か最大出力
パワーかその半分のパワーかのいずれかの出力値をと
る。
【0051】したがって、カプラ4−2の出力端1dの光
信号を受光素子7a-2へ、また、出力端2dの光信号を受光
素子7a-1へそれぞれ導いて光電流に変換し、さらに、増
幅器8で電圧信号に変換した電圧波形は例えば図11
(e)のようになる。つまり、増幅器8の出力端子(図
10(e))には、カプラ4−2の入力端2c、1cにおい
て、フレーム同期パルス2−2bおよび2−3aが重な
った時にのみ、正の電圧が現われ、それ以外の時間では
すべて負の電圧か、または、0の電圧が現れる。したが
って、しきい値処理回路9で、0以下の電圧をすべて除
去してやればフレーム位置に同期したフレーム同期信号
出力を取り出すことができる。このフレーム同期信号は
図13に示したベースバンドクロックfにも相当してお
り、クロック抽出回路にもなっている。
【0052】本実施例においては、受光素子としてバラ
ンスト受光素子7aを用いることによりフレーム同期信
号と他の不要な信号成分の出力電圧差が大きくなり、し
きい値処理が簡便にかつ確実に行えるという利点があ
る。
【0053】「実施例5」図12は、図5のフレーム構
成を有する光信号を図10に示すフレーム同期信号発生
回路100aへ入力した場合の各部の波形を示している。図
12(a)、(b)、(e)は、それぞれ図10の位置
(a)、(b)、(e)における波形を表わしている、
また、図12(a)、(b)は図6(a)、(b)に示
す波形と同じ波形を表している。図12に示す通り、図
10の3dBカプラ4−1で分岐された2つの光信号
は、3dBカプラ4−2の入力端において丁度1ビット
分ずれた状態で3dBカプラ4−2へ入力される。各フ
レームの先頭と最後部には必ず光短パルスが存在するか
ら隣接するフレーム間の境界では位相が互いにπずれた
2つの光短パルスに対応する各光短パルスが必ず重なる
ことになる。したがって、図10の増幅器8の出力端か
らは図12(e)に示す通り隣接フレームの境界部に同
期して最大振幅を有する信号が出力される。
【0054】以上に説明した通り、本実施例で示した光
フレーム構成を用いても第4の実施例で示した特長を損
なうことなく、フレーム同期信号発生回路を形成するこ
とができる。
【0055】「実施例6」次に、図8に示したフレーム
構成を有する光信号が、図10に示すフレーム同期信号
発生回路100aへ入力された場合を考える。ただしこの場
合、図10のフレーム同期信号発生回路100aにおいて光
遅延線5−1、5−2の遅延差は、上記実施例5、6の
場合と異なり、光信号が丁度1フレーム分だけずれるよ
うに調整がなされているものとする。このような構成で
は、上記実施例3と同様にして、隣り合うフレームのフ
レーム同期用光短パルスが3dBカプラ4−2へ同時に
入力されることになる。従って、増幅器8の出力端では
上記第5の実施例と同様にして、各フレームの先頭位置
のフレーム同期用光短パルスに同期して最大振幅を有す
る信号が出力される。
【0056】以上に説明した通り本実施例で示した光フ
レーム構成を用いても第4の実施例で示した特長を損な
うことなくフレーム同期信号発生回路100aを構成するこ
とができる。更にフレーム同期のために信号中に挿入す
るパルスが1フレームあたり1個で良いので信号伝送効
率(ここでは1フレーム中の信号ビット数とフレーム同
期信号のビット数との比を信号伝送効率と考えている)
が高いという利点もある。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、光短パルスを用いた超高速光伝送装置にお
いて、光短パルス列に一定間隔で位相差πを有する光短
パルスを混入してフレームを構成することにより、受信
部において、方向性結合器(3dBカプラ)と遅延線を
用いた光干渉回路およびしきい値処理回路からなる簡単
な構成で容易にフレーム同期信号を発生することが可能
であり、装置を小型集積化できるという効果がある。さ
らに本発明ではフレーム同期には隣接する光短パルス間
の干渉を用いており、一般に低効率な光信号速度程度の
応答速度を有する超高速光ゲートを用いることなく超高
速、低消費電力のフレーム同期信号発生回路を実現する
ことができるという効果も有している。
【0058】また、請求項2記載の発明によれば、変換
手段によって、光干渉回路から出力された光信号を一旦
電気信号に変換した後、しきい値処理を実施しているの
で信号発生回路を簡単な電気信号回路によって構成する
ことができるという効果がある。
【0059】また、請求項3記載の発明によれば、光信
号を1個の受光素子によって電気信号に変換しているの
で、第2の方向性結合器、受光素子、信号発生回路およ
びその間の伝送路等を最も簡単な構成にすることができ
るという効果がある。
【0060】
【0061】また、請求項4記載の発明によれば、光電
気変換部を干渉回路の2つの出力をバランスト受光素子
に入力する構成とすることにより、しきい値処理時のフ
レーム同期信号対不要信号成分の比を大きくとることが
でき、誤動作を少なくすることができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例によるフレーム同期信
号発生回路の構成を示す構成図
【図2】 本発明の第1の実施例で用いる光フレーム構
成を示す構成図
【図3】 図2のフレーム構成を有する光信号が図1の
フレーム同期信号発生回路へ入力された場合の各部
(a)〜(d)の信号波形を示す波形図
【図4】 図2に示したフレーム構成を有する超高速光
信号生成回路の構成を示す構成図
【図5】 本発明の第2の実施例で用いる光フレーム構
成を示す構成図
【図6】 図5のフレーム構成を有する光信号が図1の
フレーム同期信号発生回路へ入力された場合の各部
(a)、(b)、(c)の信号波形を示す波形図
【図7】 図5のフレーム構成を有する光信号を生成す
るための超高速光信号生成回路の構成を示す構成図
【図8】 本発明の第3の実施例で用いる光フレーム構
成を示す構成図
【図9】 図8のフレーム構成を有する光信号を生成す
るための超高速光信号生成回路の構成を示す構成図
【図10】 本発明の他の実施例によるフレーム同期信
号発生回路の構成を示す構成図
【図11】 図2のフレーム構成を有する光信号が図1
0のフレーム同期信号発生回路へ入力された場合の各部
(a)〜(e)の信号波形を示す波形図
【図12】 図5のフレーム構成を有する光信号が図1
0のフレーム同期信号発生回路へ入力された場合の各部
(a)、(b)、(e)の信号波形を示す波形図
【図13】 クロック抽出回路の従来例を示すブロック
【符号の説明】
1 フレーム 2 フレーム同期パタン 2−1〜2−3 フレーム同期パルス 3−1〜3−n タイムスロット 4−1、4−2 3dBカプラ 5−1、5−2 遅延線 6 位相変調器 7 受光素子 7a バランスト受光素子 8 増幅器 9 しきい値処理回路 18−1〜18−3 フレーム 18−1s〜18−3s、18−1e〜18−3e フ
レーム同期用光短パルス 27−1〜27−3 フレーム 28−1〜28−3 フレーム同期用光短パルス

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光短パルス列によってフレームを構成
    し、前記フレームは先頭部のフレーム同期パタンと後続
    するタイムスロットからなり、前記フレーム同期パタン
    の第1ビットは空白であり、第2ビットはその位相がタ
    イムスロットの光パルスの位相からπずれている光パル
    スであり、第2ビットに続くN−1ビット(Nは自然
    数)は空白であり、前記フレーム同期パタンの最後のビ
    ットはその位相がタイムスロットの光パルスと同位相の
    光パルスで構成される時分割多重光信号の光フレーム同
    期信号発生回路において、 前記時分割多重光信号を入力して、第1の出力ポートと
    第2の出力ポートとに2分岐して光信号を出力する第1
    の方向性結合器と、 第1の入力ポートに入力された光信号と、第2の入力ポ
    ートに入力された光信号とを合波して光信号を出力する
    第2の方向性結合器と、 前記第1の出力ポートから出力された光信号を、前記第
    1の入力ポートへ伝送する第1の伝送手段と、 前記第2の出力ポートから出力された光信号を、前記第
    1の伝送手段による光信号の伝送に対してNビット分遅
    延させて前記第2の入力ポートへ伝送する第2の伝送手
    段と、 前記第2の方向性結合器から出力された光信号が所定の
    強度を越える場合にフレーム同期信号を発生する信号発
    生手段と、 を具備することを特徴とする光フレーム同期信号発生回
    路。
  2. 【請求項2】 光短パルス列によってフレームを構成
    し、前記フレームは先頭部のフレーム同期パタンと後続
    するタイムスロットからなり、前記フレーム同期パタン
    の第1ビットは空白であり、第2ビットはその位相がタ
    イムスロットの光パルスの位相からπずれている光パル
    スであり、第2ビットに続くN−1ビット(Nは自然
    数)は空白であり、前記フレーム同期パタンの最後のビ
    ットはその位相がタイムスロットの光パルスと同位相の
    光パルスで構成される時分割多重光信号の光フレーム同
    期信号発生回路において、 前記時分割多重光信号を入力して、第1の出力ポートと
    第2の出力ポートとに2分岐して光信号を出力する第1
    の方向性結合器と、 第1の入力ポートに入力された光信号と、第2の入力ポ
    ートに入力された光信号とを合波して光信号を出力する
    第2の方向性結合器と、 前記第1の出力ポートから出力された光信号を、前記第
    1の入力ポートへ伝送する第1の伝送手段と、 前記第2の出力ポートから出力された光信号を、前記第
    1の伝送手段による光信号の伝送に対してNビット分遅
    延させて前記第2の入力ポートへ伝送する第2の伝送手
    段と、 前記第2の方向性結合器から出力された光信号を電気信
    号に変換する変換手段と、 前記変換手段の出力が所定のしきい値以上の場合にフレ
    ーム同期信号を発生する信号発生手段と、 を具備することを特徴とする光フレーム同期信号発生回
    路。
  3. 【請求項3】 光短パルス列によってフレームを構成
    し、前記フレームは先頭部のフレーム同期パタンと後続
    するタイムスロットからなり、前記フレーム同期パタン
    の第1ビットは空白であり、第2ビットはその位相がタ
    イムスロットの光パルスの位相からπずれている光パル
    スであり、第2ビットに続くN−1ビット(Nは自然
    数)は空白であり、前記フレーム同期パタンの最後のビ
    ットはその位相がタイムスロットの光パルスと同位相の
    光パルスで構成される時分割多重光信号の光フレーム同
    期信号発生回路において、 前記時分割多重光信号を入力して、第1の出力ポートと
    第2の出力ポートとに2分岐して光信号を出力する第1
    の方向性結合器と、 第1の入力ポートに入力された光信号と、第2の入力ポ
    ートに入力された光信号とを合波して第3の出力ポート
    から光信号を出力する第2の方向性結合器と、 前記第1の出力ポートから出力された光信号を、前記第
    1の入力ポートへ伝送する第1の伝送手段と、 前記第2の出力ポートから出力された光信号を、前記第
    1の伝送手段による光信号の伝送に対してNビット分遅
    延させて前記第2の入力ポートへ伝送する第2の伝送手
    段と、 前記第3の出力ポートから出力された光信号を電気信号
    に変換する1つの受光素子と、 前記受光素子の出力が所定のしきい値以上の場合にフレ
    ーム同期信号を発生する信号発生手段と、 を具備することを特徴とする光フレーム同期信号発生回
    路。
  4. 【請求項4】 光短パルス列によってフレームを構成
    し、前記フレームは先頭部のフレーム同期パタンと後続
    するタイムスロットからなり、前記フレーム同期パタン
    の第1ビットは空白であり、第2ビットはその位相がタ
    イムスロットの光パルスの位相からπずれている光パル
    スであり、第2ビットに続くN−1ビット(Nは自然
    数)は空白であり、前記フレーム同期パタンの最後のビ
    ットはその位相がタイムスロットの光パルスと同位相の
    光パルスで構成される時分割多重光信号の光フレーム同
    期信号発生回路において、 前記時分割多重光信号を入力して、第1の出力ポートと
    第2の出力ポートとに2分岐して光信号を出力する第1
    の方向性結合器と、 第1の入力ポートに入力された光信号と、第2の入力ポ
    ートに入力された光信号とを合波して第3の出力ポート
    及び第4の出力ポートに出力する第2の方向性結合器
    と、 前記第1の出力ポートから出力された光信号を、前記第
    1の入力ポートへ伝送する第1の伝送手段と、 前記第2の出力ポートから出力された光信号を、前記第
    1の伝送手段による光信号の伝送に対してNビット分遅
    延させて前記第2の入力ポートへ伝送する第2の伝送手
    段と、 前記第3の出力ポート及び第4の出力ポートから出力さ
    れた光信号を受光するバランスト受光素子と、 前記バランスト受光素子から出力された電気信号から所
    定値以上の信号を抜き出すしきい値回路と、 を有することを特徴とする光フレーム同期信号発生回
    路。
  5. 【請求項5】 光短パルス列によってフレームを構成
    し、前記フレームは、フレームの先頭に配置された1ビ
    ットの光パルスとフレームの最後に配置された1ビット
    の光パルスからなるフレーム同期パルスおよびタイムス
    ロットから構成 され、フレームの最終ビットとその次の
    フレームの先頭ビットとの間にN−1ビット(Nは自然
    数)の空白を入れ、ある1つのフレームを構成する光短
    パルスは全て同じ位相を有するが、隣接する他のフレー
    ムを構成する他の光短パルスとは位相がπ異なる時分割
    多重光信号の光フレーム同期信号発生回路において、 前記時分割多重光信号を入力して、第1の出力ポートと
    第2の出力ポートとに2分岐して光信号を出力する第1
    の方向性結合器と、 第1の入力ポートに入力された光信号と、第2の入力ポ
    ートに入力された光信号とを合波して光信号を出力する
    第2の方向性結合器と、 前記第1の出力ポートから出力された光信号を、前記第
    1の入力ポートへ伝送する第1の伝送手段と、 前記第2の出力ポートから出力された光信号を、前記第
    1の伝送手段による光信号の伝送に対してNビット分遅
    延させて前記第2の入力ポートへ伝送する第2の伝送手
    段と、 前記第2の方向性結合器から出力された光信号が所定の
    強度を越える場合にフレーム同期信号を発生する信号発
    生手段と、 を具備することを特徴とする光フレーム同期信号発生回
    路。
  6. 【請求項6】 光短パルス列によってフレームを構成
    し、前記フレームは、フレームの先頭に配置された1ビ
    ットの光パルスとフレームの最後に配置された1ビット
    の光パルスからなるフレーム同期パルスおよびタイムス
    ロットから構成され、フレームの最終ビットとその次の
    フレームの先頭ビットとの間にN−1ビット(Nは自然
    数)の空白を入れ、ある1つのフレームを構成する光短
    パルスは全て同じ位相を有するが、隣接する他のフレー
    ムを構成する他の光短パルスとは位相がπ異なる時分割
    多重光信号の光フレーム同期信号発生回路において、 前記時分割多重光信号を入力して、第1の出力ポートと
    第2の出力ポートとに2分岐して光信号を出力する第1
    の方向性結合器と、 第1の入力ポートに入力された光信号と、第2の入力ポ
    ートに入力された光信号とを合波して光信号を出力する
    第2の方向性結合器と、 前記第1の出力ポートから出力された光信号を、前記第
    1の入力ポートへ伝送する第1の伝送手段と、 前記第2の出力ポートから出力された光信号を、前記第
    1の伝送手段による光信号の伝送に対してNビット分遅
    延させて前記第2の入力ポートへ伝送する第2の伝送手
    段と、 前記第2の方向性結合器から出力された光信号を電気信
    号に変換する変換手段と、 前記変換手段の出力が所定のしきい値以上の場合にフレ
    ーム同期信号を発生する信号発生手段と、 を具備することを特徴とする光フレーム同期信号発生回
    路。
  7. 【請求項7】 光短パルス列によってフレームを構成
    し、前記フレームは、フレームの先頭に配置された1ビ
    ットの光パルスとフレームの最後に配置された1ビット
    の光パルスからなるフレーム同期パルスおよびタイムス
    ロットから構成され、フレームの最終ビットとその次の
    フレームの先頭ビットとの間にN−1ビット(Nは自然
    数)の空白を入れ、ある1つのフレームを構成する光短
    パルスは全て同じ位相を有するが、隣接する他のフレー
    ムを構成する他の光短パルスとは位相がπ異なる時分割
    多重光信号の光フレーム同期信号発生回路において、 前記時分割多重光信号を入力して、第1の出力ポートと
    第2の出力ポートとに2分岐して光信号を出力する第1
    の方向性結合器と、 第1の入力ポートに入力された光信号と、第2の入力ポ
    ートに入力された光信号とを合波して第3の出力ポート
    から光信号を出力する第2の方向性結合器と、 前記第1の出力ポートから出力された光信号を、前記第
    1の入力ポートへ伝送する第1の伝送手段と、 前記第2の出力ポートから出力された光信号を、前記第
    1の伝送手段による光信号の伝送に対してNビット分遅
    延させて前記第2の入力ポートへ伝送する第2の伝送手
    段と、 前記第3の出力ポートから出力された光信号を電気信号
    に変換する1つの受光素子と、 前記受光素子の出力が所定のしきい値以上の場合にフレ
    ーム同期信号を発生する信号発生手段と、 を具備することを特徴とする光フレーム同期信号発生回
    路。
  8. 【請求項8】 光短パルス列によってフレームを構成
    し、前記フレームは、フレームの先頭に配置された1ビ
    ットの光パルスとフレームの最後に配置された1ビット
    の光パルスからなるフレーム同期パルスおよびタイムス
    ロットから構成され、フレームの最終ビットとその次の
    フレームの先頭ビットとの間にN−1ビット(Nは自然
    数)の空白を入れ、ある1つのフレームを構成する光短
    パルスは全て同じ位相を有するが、隣接する他のフレー
    ムを構成する他の光短パルスとは位相がπ異なる時分割
    多重光信号の光フレーム同期信号発生回路において、 前記時分割多重光信号を入力して、第1の出力ポートと
    第2の出力ポートとに2分岐して光信号を出力する第1
    の方向性結合器と、 第1の入力ポートに入力された光信号と、第2の入力ポ
    ートに入力された光信号とを合波して第3の出力ポート
    及び第4の出力ポートに出力する第2の方向性結合器
    と、 前記第1の出力ポートから出力された光信号を、前記第
    1の入力ポートへ伝送する第1の伝送手段と、 前記第2の出力ポートから出力された光信号を、前記第
    1の伝送手段による光信号の伝送に対してNビット分遅
    延させて前記第2の入力ポートへ伝送する第2の伝送手
    段と、 前記第3の出力ポート及び第4の出力ポートから出力さ
    れた光信号を受光するバランスト受光素子と、 前記バランスト受光素子から出力された電気信号から所
    定値以上の信号を抜き出すしきい値回路と、 を有することを特徴とする光フレーム同期信号発生回
    路。
  9. 【請求項9】 光短パルス列によってフレームを構成
    し、前記フレームはフレーム同期パルスおよびタイムス
    ロットからなり、前記フレームはフレームの先頭に配置
    された1ビットの光パルスからなるフレーム同期パルス
    およびタイムスロットから構成され、全てのフレームの
    タイムスロットは同位相の光短パルスで構成され、隣接
    する2つのフレームに含まれる2つのフレーム同期パル
    スは、片方はタイムスロットを構成する光短パルスと同
    位相であり、他方は位相がπずれているように構成され
    る時分割多重光信号の光フレーム同期信号発生回路にお
    て、 前記時分割多重光信号を入力して、第1の出力ポートと
    第2の出力ポートとに2分岐して光信号を出力する第1
    の方向性結合器と、 第1の入力ポートに入力された光信号と、第2の入力ポ
    ートに入力された光信号とを合波して光信号を出力する
    第2の方向性結合器と、 前記第1の出力ポートから出力された光信号を、前記第
    1の入力ポートへ伝送する第1の伝送手段と、 前記第2の出力ポートから出力された光信号を、前記第
    1の伝送手段による光信号の伝送に対して1フレーム分
    遅延させて前記第2の入力ポートへ伝送する第2の伝送
    手段と、 前記第2の方向性結合器から出力された光信号が所定の
    強度を越える場合にフレーム同期信号を発生する信号発
    生手段と、 を具備することを特徴とする光フレーム同期信号発生回
    路。
  10. 【請求項10】 光短パルス列によってフレームを構成
    し、前記フレームはフレーム同期パルスおよびタイムス
    ロットからなり、前記フレームはフレームの先頭に配置
    された1ビットの光パルスからなるフレーム同期パルス
    およびタイムスロットから構成され、全てのフレームの
    タイムスロットは同位相の光短パルスで構成され、隣接
    する2つのフレームに含まれる2つのフレーム同期パル
    スは、片方はタイムスロットを構成する光短パルスと同
    位相であり、他方は位相がπずれているように構成され
    る時分割多重光信号の光フレーム同期信号発生回路にお
    いて、 前記時分割多重光信号を入力して、第1の出力ポートと
    第2の出力ポートとに2分岐して光信号を出力する第1
    の方向性結合器と、 第1の入力ポートに入力された光信号と、第2の入力ポ
    ートに入力された光信号とを合波して光信号を出力する
    第2の方向性結合器と、 前記第1の出力ポートから出力された光信号を、前記第
    1の入力ポートへ伝送する第1の伝送手段と、 前記第2の出力ポートから出力された光信号を、前記第
    1の伝送手段による光信号の伝送に対して1フレーム分
    遅延させて前記第2の入力ポートへ伝送する第 2の伝送
    手段と、 前記第2の方向性結合器から出力された光信号を電気信
    号に変換する変換手段と、 前記変換手段の出力が所定のしきい値以上の場合にフレ
    ーム同期信号を発生する信号発生手段と、 を具備することを特徴とする光フレーム同期信号発生回
    路。
  11. 【請求項11】 光短パルス列によってフレームを構成
    し、前記フレームはフレーム同期パルスおよびタイムス
    ロットからなり、前記フレームはフレームの先頭に配置
    された1ビットの光パルスからなるフレーム同期パルス
    およびタイムスロットから構成され、全てのフレームの
    タイムスロットは同位相の光短パルスで構成され、隣接
    する2つのフレームに含まれる2つのフレーム同期パル
    スは、片方はタイムスロットを構成する光短パルスと同
    位相であり、他方は位相がπずれているように構成され
    る時分割多重光信号の光フレーム同期信号発生回路にお
    いて、 前記時分割多重光信号を入力して、第1の出力ポートと
    第2の出力ポートとに2分岐して光信号を出力する第1
    の方向性結合器と、 第1の入力ポートに入力された光信号と、第2の入力ポ
    ートに入力された光信号とを合波して第3の出力ポート
    から光信号を出力する第2の方向性結合器と、 前記第1の出力ポートから出力された光信号を、前記第
    1の入力ポートへ伝送する第1の伝送手段と、 前記第2の出力ポートから出力された光信号を、前記第
    1の伝送手段による光信号の伝送に対して1フレーム分
    遅延させて前記第2の入力ポートへ伝送する第2の伝送
    手段と、 前記第3の出力ポートから出力された光信号を電気信号
    に変換する1つの受光素子と、 前記受光素子の出力が所定のしきい値以上の場合にフレ
    ーム同期信号を発生する信号発生手段と、 を具備することを特徴とする光フレーム同期信号発生回
    路。
  12. 【請求項12】 光短パルス列によってフレームを構成
    し、前記フレームは フレーム同期パルスおよびタイムス
    ロットからなり、前記フレームはフレームの先頭に配置
    された1ビットの光パルスからなるフレーム同期パルス
    およびタイムスロットから構成され、全てのフレームの
    タイムスロットは同位相の光短パルスで構成され、隣接
    する2つのフレームに含まれる2つのフレーム同期パル
    スは、片方はタイムスロットを構成する光短パルスと同
    位相であり、他方は位相がπずれているように構成され
    る時分割多重光信号の光フレーム同期信号発生回路にお
    いて、 前記時分割多重光信号を入力して、第1の出力ポートと
    第2の出力ポートとに2分岐して光信号を出力する第1
    の方向性結合器と、 第1の入力ポートに入力された光信号と、第2の入力ポ
    ートに入力された光信号とを合波して第3の出力ポート
    及び第4の出力ポートに出力する第2の方向性結合器
    と、 前記第1の出力ポートから出力された光信号を、前記第
    1の入力ポートへ伝送する第1の伝送手段と、 前記第2の出力ポートから出力された光信号を、前記第
    1の伝送手段による光信号の伝送に対して1フレーム分
    遅延させて前記第2の入力ポートへ伝送する第2の伝送
    手段と、 前記第3の出力ポート及び第4の出力ポートから出力さ
    れた光信号を受光するバランスト受光素子と、 前記バランスト受光素子から出力された電気信号から所
    定値以上の信号を抜き出すしきい値回路と、 を有することを特徴とする光フレーム同期信号発生回
    路。
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