JP2008079232A - 時分割多重送信装置、時分割多重受信装置及び時分割多重伝送システム - Google Patents
時分割多重送信装置、時分割多重受信装置及び時分割多重伝送システム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 時分割多重伝送システムにおける通信の秘匿性を高める。
【解決手段】 時分割多重送信装置は、多重信号における1又は複数チャネルの搬送波の位相を、多重信号の位相基準を与える搬送波の位相に変化させて送信する。このように変化させる1又は複数チャネルを、時分割多重送信装置は、適宜切り替える。
時分割多重受信装置は、多重信号の位相基準を与える搬送波位相が変化されても、その変化に対応して多重信号を多重分離する。
【選択図】 図1
【解決手段】 時分割多重送信装置は、多重信号における1又は複数チャネルの搬送波の位相を、多重信号の位相基準を与える搬送波の位相に変化させて送信する。このように変化させる1又は複数チャネルを、時分割多重送信装置は、適宜切り替える。
時分割多重受信装置は、多重信号の位相基準を与える搬送波位相が変化されても、その変化に対応して多重信号を多重分離する。
【選択図】 図1
Description
本発明は時分割多重送信装置、時分割多重受信装置及び時分割多重伝送システムに関し、例えば、光時分割多重(Optical Time Division Multiplexing:OTDM)方式の送信装置、受信装置及び伝送システムに適用し得るものである。
特許文献1に記載された光伝送システムは、搬送波の位相を用いて、時分割多重光信号(送信光信号)の4チャネル毎に(0−0−0−π)等の識別子を付与し、受信側で、1タイムスロット(多重光信号の単位期間)だけ遅延させた信号と干渉させることで、識別子に同期したクロック信号を再生することを可能としており、また、多重光信号における各チャネルの位置を認識することを可能としている。
特開2005−006147
特許文献1に記載された光伝送システムは、搬送波の位相によりインデックスをつけることにより受信側でチャネルの検出が容易であり、一度検出されれば、各チャネルについて安定してデータを取得することができる。
このことは、不正行為者から見れば、各チャネルの位置を一度検出してしまえば、それ以降、継続して盗聴できることを意味している。
そのため、通信の秘匿性を高めた時分割多重送信装置、時分割多重受信装置及び時分割多重伝送システムが望まれている。
第1の本発明は、データ値に応じて強度変調された各チャネルの変調信号を多重した多重信号を送信する時分割多重送信装置において、入力された位相コントロール信号に基づき、その位相コントロール信号が規定している1又は複数チャネルの信号部分の搬送波位相を、多重信号における位相基準を与える位相に変化させる搬送波移相手段と、上記搬送波移相手段に対し、複数の位相コントロール信号の中から1つを、切替えながら与える位相制御手段とを有することを特徴とする。
第2の本発明は、第1の本発明の時分割多重送信装置が送信した多重信号を多重分離する時分割多重受信装置において、ゲート制御信号に基づき、入力された多重信号から1チャネル分の多重分離信号を取り出す多重数分のゲート手段と、入力された多重信号における位相基準を与える位相に基づき、上記多重数分のゲート手段に与えるゲート制御信号を形成するゲート制御信号形成手段とを有することを特徴とする。
第3の本発明の時分割多重伝送システムは、第1の本発明の時分割多重送信装置と第2の本発明の時分割多重受信装置とを有することを特徴とする。
本発明によれば、時分割多重送信装置から時分割多重受信装置へ与える多重信号における、位相基準を与える位相の位置を、あるチャネルの位置に固定させずに変化させるようにしたので、通信の秘匿性を高めることができる。
(A)第1の実施形態
以下、本発明による時分割多重送信装置、時分割多重受信装置及び時分割多重伝送システムを、OTDM方式の送信装置、受信装置及び伝送システムに適用した第1の実施形態を、図面を参照しながら詳述する。なお、第1の実施形態は、多重数が8の場合である。
以下、本発明による時分割多重送信装置、時分割多重受信装置及び時分割多重伝送システムを、OTDM方式の送信装置、受信装置及び伝送システムに適用した第1の実施形態を、図面を参照しながら詳述する。なお、第1の実施形態は、多重数が8の場合である。
(A−1)第1の実施形態の構成
第1の実施形態のOTDM伝送システムは、図1に詳細構成を示すOTDM送信装置と、図2に詳細構成を示すOTDM受信装置とを有する。
第1の実施形態のOTDM伝送システムは、図1に詳細構成を示すOTDM送信装置と、図2に詳細構成を示すOTDM受信装置とを有する。
図1において、第1の実施形態のOTDM送信装置10は、多重器100、インタフェース(IF)110−1〜110−8、光短パルス列発生器120、位相制御器130及びデコーダ140を有する。
多重器100は、分岐用光カプラツリー101、EA変調器102−1〜102−8、遅延器103−1〜103−8、搬送波移相器104−1〜104−8及び多重用光カプラツリー105を有する。
なお、EA変調器102−1〜102−8及び遅延器103−1〜103−8の位置関係は逆であっても構わない。また、遅延器103−1〜103−8及び搬送波移相器104−1〜104−8の位置関係も逆であっても構わない。
インタフェース(IF)110−1〜110−8は、各チャネルの電気的な入力データを取り込むものであり、取り込んだ入力データを、光短パルス列発生器120を介して分配されたクロックに同期して、対応するEA変調器102−1〜102−8の制御端子に与えるものである。この第1の実施形態のOTDM送信装置10は、8チャネルの電気的な入力データから、多重光信号を形成するものである。
なお、入力データは、当初から8チャネルのものであっても良く、1チャネルのデータをシリアル/パラレル変換して8チャネルに変換したものであっても良い。
光短パルス列発生器120は、外部から与えられたクロックに同期して光短パルス列を発生するものである。光短パルス列は、入力データの1ビット期間を8等分した最初の期間に光短パルスを含み、残りの7つの期間に光短パルスを含まない系列である。なお、入力データの1ビット期間を8等分した期間を、以下では、タイムスロットと呼ぶ。
分岐用光カプラツリー101は、光短パルス列発生器120が発生した光短パルス列を8分岐してEA変調器102−1〜102−8に入力させるものである。分岐用光カプラツリー101は、例えば、各EA変調器102−1〜102−8に到達した光短パルス列の分岐に供した回数が同じで分岐用光路長も同じになるように構成されている。
各EA変調器102−1〜102−8は、制御端子に入力されているデータが「1」であれば光短パルス列をそのまま通過させ、制御端子に入力されているデータが「0」であれば光短パルス列の通過を阻止する(大半を減衰させる)ものである。すなわち、EA変調器102−1〜102−8は、強度変調器として設けられている。
各遅延器103−1〜103−8は、対応するEA変調器102−1〜102−8から出力された強度変調後の光短パルス列に対し、自己に割り当てられている遅延時間を付与するものである。各遅延器103−1〜103−8に割り当てられている遅延時間は、上述したタイムスロット期間をdとすると、d/8、3d/8、5d/8、7d/8、2d/8、4d/8、6d/8、8d/8のようにタイムスロット期間ずつ異なるようになされている。
各搬送波移相器104−1〜104−8は、位相制御器130からの位相コントロール信号に応じ、対応する遅延器103−1〜103−8から出力された光短パルス列の搬送波位相を移相させるものである。各搬送波移相器104−1〜104−8は、基本的には、搬送波位相を0とπとの間で移相させるものである。なお、各チャネル間の位相ずれなどの補償機能をも、各搬送波移相器104−1〜104−8が担うようにしても良い。
この第1の実施形態は、各搬送波移相器104−1〜104−8の移相量が固定ではなく、位相制御器130からの位相コントロール信号に応じて変化する点に特徴を有しているものである。
多重用光カプラツリー105は、各搬送波移相器104−1〜104−8から出力された各チャネルの光信号を多重するものであり、多重光信号は光ファイバ150に送出される。多重用光カプラツリー105は、例えば、各搬送波移相器104−1〜104−8から出力された各チャネルの光信号が光ファイバ150に入力されるまでの多重処理の回数が同じで多重用光路長も同じになるように構成されている。
なお、多重用光カプラツリー105における複数の所定位置から、各チャネルのタイミングや搬送波位相を確認するためにモニタさせる光信号が取り出され、デコーダ140に与えられるようになされている。
デコーダ140は、多重用光カプラツリー105における複数の所定位置から取り出された光信号をデコードしてそのデコード結果を位相制御器130に与えるものである。
位相制御器130は、基本的には、搬送波移相器104−1〜104−8に、位相コントロール信号を与えるものである。この第1の実施形態の場合、位相制御器130は、複数(図1は4つの場合を示している)の位相コントロール信号CNT11〜CNT14を記憶しており、位相コントロール信号CNT11〜CNT14を所定ルール下で切り替えて出力する。
例えば、第1の位相コントロール信号CNT11が「π−0−0−0−0−0−0−0」(以下、ハイフンを省略する)であり、第2の位相コントロール信号CNT12が「0π000000」であり、第3の位相コントロール信号CNT13が「00π00000」であり、第4の位相コントロール信号CNT14が「000π0000」である。
第1の位相コントロール信号CNT11が選択されている場合であれば、多重位置が1番目の第1チャネルの光信号の搬送波位相だけが、搬送波移相器104−1によってπだけ移相されることになる。第2の位相コントロール信号CNT12が選択されている場合であれば、多重位置が3番目の第2チャネルの光信号の搬送波位相だけが、搬送波移相器104−2によってπだけ移相されることになる。第3の位相コントロール信号CNT13が選択されている場合であれば、多重位置が5番目の第3チャネルの光信号の搬送波位相だけが、搬送波移相器104−3によってπだけ移相されることになる。第4の位相コントロール信号CNT14が選択されている場合であれば、多重位置が7番目の第4チャネルの光信号の搬送波位相だけが、搬送波移相器104−4によってπだけ移相されることになる。
ここで、位相コントロール信号CNT11〜CNT14間を切り替える所定ルールは、任意であって良い。
例えば、所定時間毎や所定ビット数毎に切り替えても良い。また例えば、送信単位としてパケットやフレームという概念がある場合であれば、所定数のパケット毎やフレーム毎に切り替えても良い。さらに例えば、乱数発生器を内蔵し、次の切り替えるまでの時間等を可変設定するようにしても良い。
また、位相コントロール信号CNT11〜CNT14の切替え順序も巡回的なものであっても良く、乱数を適用してランダムな切替え順序にしても良い。
位相制御器130は、デコーダ140からのデコード出力に基づいて、各チャネルの移相などの確認を行う。位相制御器130は、必要ならば、搬送波移相器104−1〜104−8に対して制御信号を送出する。
なお、位相コントロール信号CNT1〜CNT4間の切替えに先立ち、インタフェース110−1〜110−8に切替通知を与え、切替えに伴う不安定な多重周期(後述するゲート制御信号発生器202の動作が不安定な多重周期)では、インタフェース110−1〜110−8からダミーデータを出力させるようにしても良い。インタフェース110−1〜110−8に代え、インタフェース110−1〜110−8より上流側の装置に対し、切替通知を与えるようにしても良い。
図2において、第1の実施形態のOTDM受信装置20は、分岐用光カプラツリー200、タイムスロット間位相差検出器201、ゲート制御信号発生器202、光ゲート203−1〜203−8、スイッチ204及びスイッチコントローラ205を有する。
分岐用光カプラツリー200は、光ファイバ150から到来した多重光信号を2分岐し、分岐した一方をタイムスロット間位相差検出器201に与えると共に、他方をさらに8分岐し、各光ゲート203−1〜203−8に与えるものである。
タイムスロット間位相差検出器201は、多重光信号における相前後する2つのタイムスロットの搬送波位相の位相差がπか0かを検出するものであり、位相差がπのときに「1」をとる検出信号をゲート制御信号発生器202に出力するものである。タイムスロット間位相差検出器201として、特許文献1の図3に示すサーキュレータ2002及び位相検知部2003の構成を適用できる。
ゲート制御信号発生器202は、タイムスロット間位相差検出器201からの検出信号に同期した8つのゲート制御信号(電気信号)を形成して、光ゲート203−1〜203−8に与えるものである。ゲート制御信号発生器202としては、多重数は異なるが、特許文献1の図3に示すPLL回路(2004:但し初段に光電変換構成を含む)〜移相器(2008〜2011)の構成を適用できる。なお、ゲート制御信号発生器202は、PLL回路を利用しているため、位相コントロール信号CNT11〜CNT14が切替った直後においてはゲート制御信号は安定しないものとなっている。
光ゲート203−1〜203−8は、ゲート制御信号発生器202からの自己に対するゲート制御信号が指示しているタイムスロット期間だけ多重光信号を通過させるものである。すなわち、光ゲート203−1〜203−8は、多重分離を行うものである。
なお、上述したOTDM送信装置10において、選択されている位相コントロール信号に応じて、搬送波位相がπのチャネルが変化するため、タイムスロット間位相差検出器201からの検出信号における「1」の位置も選択されている位相コントロール信号に応じて変化する。一方、ゲート制御信号は、検出信号における「1」の位置に応じて形成される。そのため、光ゲート203−1〜203−8は、チャネルに対して、1対1に対応しているものとはならない。
例えば、光ゲート203−1は、第1の位相コントロール信号CNT11が選択されているときには第1チャネルの光信号を多重分離し、第2の位相コントロール信号CNT12が選択されているときには第2チャネルの光信号を多重分離し、第3の位相コントロール信号CNT13が選択されているときには第3チャネルの光信号を多重分離し、第4の位相コントロール信号CNT14が選択されているときには第4チャネルの光信号を多重分離する。
スイッチ204は、スイッチコントローラ205からのスイッチコントロール信号(CNT21〜CNT24)に応じて、入力ポート及び出力ポート間の接続を切り替えるものである。スイッチ204は、8つの入力ポートへの入力が第1チャネル〜第8チャネルの順になっていなくても、8つの出力ポートへの出力は第1チャネル〜第8チャネルの順になっているように切り替えるものである。
スイッチコントローラ205は、上述したOTDM送信装置10における第1〜第4の位相コントロール信号CNT11〜CNT14に対応したスイッチコントロール信号CNT21〜CNT24を保持している。スイッチコントローラ205は、OTDM送信装置10において選択されている位相コントロール信号CNT1x(xは1〜4)に応じたスイッチコントロール信号CNT2xをスイッチ204に与え、スイッチ204からは第1チャネル〜第8チャネルの光信号が整列されて出力されるようにするものである。
OTDM送信装置10の位相制御器130からからスイッチコントローラ205に切替信号をその都度与えて、位相コントロール信号CNT1xとスイッチコントロール信号CNT2xとを対応させるようにしても良いが、スイッチコントローラ205が自律的にスイッチコントロール信号CNT2xを変化させることが秘匿性の面からは好ましい。例えば、通信前の送信装置及び受信装置間のネゴシエーションで切替えに係る初期情報を与え、通信時には、スイッチコントローラ205が自律的にスイッチコントロール信号CNT2xを変化させるようにすれば良い。なお、乱数を利用する場合であっても、乱数器によっては、送信装置及び受信装置で同じ乱数器を適用し、乱数発生のための初期値を同じにした場合には、乱数系列が双方で同じにすることができる。
(A−2)第1の実施形態の動作
次に、第1の実施形態のOTDM伝送システムの動作を、OTDM送信装置10の動作、OTDM受信装置20の動作の順に説明する。
次に、第1の実施形態のOTDM伝送システムの動作を、OTDM送信装置10の動作、OTDM受信装置20の動作の順に説明する。
光短パルス列発生器120から出力された光短パルス列(例えば、10GHzの光短パルス列)は、多重器100に入力され、分岐用光カプラツリー101によって8分岐される。
8分岐された光短パルス列はそれぞれ、対応するEA変調器102−1〜102−8に入力され、対応するインタフェース110−1〜110−8から入力される電気信号でなるデータ(例えば、10Gbit/s)で強度変調を受ける。
強度変調を受けた各光短パルス列は、対応する遅延器103−1〜103−8で、時間d/8(例えば12.5ps)、3d/8、5d/8、7d/8、2d/8、4d/8、6d/8、8d/8だけ遅延された後、対応する搬送波移相器104−1〜104−8に入力され、位相制御器105からの位相コントロール信号に応じて、搬送波の位相が移相され、その後、多重用光カプラツリー105によって多重され、多重光信号(例えば、80Gbit/s)が光ファイバ150に送出される。
多重用光カプラツリー105においては、例えば、2多重ずつ3段で多重されるが、2多重毎に多重信号は一部分岐され、デコーダ140に入力され、デコーダ140によって各チャネルの位相関係が検出され、電気信号でなる検出信号が位相制御器105に入力され、位相制御器105によって位相関係が所望のものであることが確認される。
ここで、位相制御器105から、搬送波移相器104−1〜104−8に与えられる位相コントロール信号によって、多重光信号の各チャネルの搬送波位相が異なる。
第1の位相コントロール信号CNT11が搬送波移相器104−1〜104−8に与えられている場合には、当該OTDM送信装置10から出力される多重光信号は、図3(A1)に示すように、多重周期の先頭タイムスロットに挿入される第1チャネル(CH1)の搬送波の位相だけがπをとり、他のチャネル(CH2〜CH8)の搬送波位相は0である。
なお、図3において、「CH1」〜「CH8」と記述している部分には、そのチャネルの強度変調された光短パルスが位置している。データが「1」であれば、有効な光短パルスが位置し、データが「0」であれば、減衰されて存在しない程度の光短パルスが位置している。
第2の位相コントロール信号CNT12が搬送波移相器104−1〜104−8に与えられている場合には、当該OTDM送信装置10から出力される多重光信号は、図3(B1)に示すように、多重周期の3番目のタイムスロットに挿入される第2チャネル(CH2)の搬送波の位相だけがπをとり、他のチャネル(CH1、CH3〜CH8)の搬送波位相は0である。
第3の位相コントロール信号CNT13が搬送波移相器104−1〜104−8に与えられている場合には、当該OTDM送信装置10から出力される多重光信号は、図3(C1)に示すように、多重周期の5番目のタイムスロットに挿入される第3チャネル(CH3)の搬送波の位相だけがπをとり、他のチャネル(CH1、CH2、CH4〜CH8)の搬送波位相は0である。
第4の位相コントロール信号CNT14が搬送波移相器104−1〜104−8に与えられている場合には、当該OTDM送信装置10から出力される多重光信号は、図3(D1)に示すように、多重周期の7番目のタイムスロットに挿入される第4チャネル(CH4)の搬送波の位相だけがπをとり、他のチャネル(CH1〜CH3、CH5〜CH8)の搬送波位相は0である。
位相制御器105は、所定の切替ルールに従い、搬送波移相器104−1〜104−8に与える位相コントロール信号を切り替える。この切替により、多重周期内で、搬送波位相がπの位置が変化する。
一方、OTDM受信装置20において、光ファイバ150から到来した多重光信号は、分岐用光カプラツリー200によって2分岐され、分岐された一方はタイムスロット間位相差検出器201に与えられ、他方はさらに8分岐され、各光ゲート203−1〜203−8に与えられる。
分岐された多重光信号は、タイムスロット間位相差検出器201によって、隣接するタイムスロット間の位相差が検出され、位相差がπのときに有意な検出信号が出力される。
対向するOTDM送信装置10の位相制御器130が第1の位相コントロール信号CNT11を出力しているときには(1番目のタイムスロットの搬送波位相がπのときには)、タイムスロット間位相差検出器201からは、図3(A2)に示すように、多重周期の1番目及び2番目のタイムスロットで有意な検出信号が出力される。
対向するOTDM送信装置10の位相制御器130が第2の位相コントロール信号CNT12を出力しているときには(3番目のタイムスロットの搬送波位相がπのときには)、タイムスロット間位相差検出器201からは、図3(B2)に示すように、多重周期の3番目及び4番目のタイムスロットで有意な検出信号が出力される。
対向するOTDM送信装置10の位相制御器130が第3の位相コントロール信号CNT13を出力しているときには(5番目のタイムスロットの搬送波位相がπのときには)、タイムスロット間位相差検出器201からは、図3(C2)に示すように、多重周期の5番目及び6番目のタイムスロットで有意な検出信号が出力される。
対向するOTDM送信装置10の位相制御器130が第4の位相コントロール信号CNT14を出力しているときには(7番目のタイムスロットの搬送波位相がπのときには)、タイムスロット間位相差検出器201からは、図3(D2)に示すように、多重周期の7番目及び8番目のタイムスロットで有意な検出信号が出力される。
タイムスロット間位相差検出器201から出力された検出信号は、ゲート制御信号発生器202に与えられ、各光ゲート203−1〜203−8に与えるゲート制御信号が発生される。ゲート制御信号発生器202はPLL回路を内蔵し、タイムスロット間位相差検出器201からの検出信号に位相同期させるので、対向するOTDM送信装置10がどの位相コントロール信号CNT11〜CNT14を利用しているかを問わず、光ゲート203−1〜203−8に対するゲート制御信号の位相は、タイムスロット間位相差検出器201から有意な検出信号が出力されたタイミングから固定の位相差を有している。
そのため、光ゲート203−1〜203−8によって多重分離された後の光信号におけるチャネルは、光ゲート203−1〜203−8に対して固定なものとはならない。例えば、第1チャネルの多重分離信号は、第1の位相コントロール信号CNT11のときに光ゲート203−1から出力され、第2の位相コントロール信号CNT12のときに光ゲート203−3から出力され、第3の位相コントロール信号CNT13のときに光ゲート203−5から出力され、第4の位相コントロール信号CNT14のときに光ゲート203−7から出力される。
光ゲート203−1〜203−8によって多重分離された後の光信号はスイッチ204に与えられ、このスイッチ204によって、スイッチコントローラ205からのスイッチコントロール信号に応じてスイッチングされ、スイッチ204の第1〜第8の出力ポートからは多重分離された第1〜第8チャネルの光信号が出力される。
ここで、スイッチコントローラ205は、対向するOTDM送信装置10において選択されている位相コントロール信号CNT1xに対応したスイッチコントロール信号CNT2xをスイッチ204に対して出力する。
(A−3)第1の実施形態の効果
第1の実施形態によれば、送信側において、多重光信号の位相基準を与える搬送波位相の位置を適宜切り替えるにしたので、光伝送路上では、位相基準を与える位置と各チャネルの光信号(光短パルス)の位置との関係が固定ではなくなり、通信の秘匿性を高めることができる。
第1の実施形態によれば、送信側において、多重光信号の位相基準を与える搬送波位相の位置を適宜切り替えるにしたので、光伝送路上では、位相基準を与える位置と各チャネルの光信号(光短パルス)の位置との関係が固定ではなくなり、通信の秘匿性を高めることができる。
多重光信号の位相基準を与える搬送波位相の位置を切り替えても、受信側が、多重分離信号を各チャネル用の出力ポートに導くスイッチを備え、上記搬送波位相の位置切替に応じて、スイッチングの内容を切り替えるようにしたので、多重分離信号を各チャネル用の出力ポートに導くことができる。
(B)第2の実施形態
次に、本発明による時分割多重送信装置、時分割多重受信装置及び時分割多重伝送システムを、OTDM方式の送信装置、受信装置及び伝送システムに適用した第2の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
次に、本発明による時分割多重送信装置、時分割多重受信装置及び時分割多重伝送システムを、OTDM方式の送信装置、受信装置及び伝送システムに適用した第2の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
この第2の実施形態は、OTDM送信装置の構成が第1の実施形態のものと異なっており、以下では、OTDM受信装置は第1の実施形態のものと同様である。なお、第2の実施形態も、多重数は8である。
図4は、第2の実施形態に係るOTDM送信装置10Aの構成を示すブロック図であり、第1の実施形態に係る図1との同一、対応部分には同一符号を付して示している。
上述した第1の実施形態は、各チャネルの入力データが電気信号であったが、この第2の実施形態は、各チャネルの入力データが光信号である。
そのため、入力データを取り込む構成要素として光インタフェース(光IF)160−1〜160−8が設けられており、これら光インタフェース160−1〜160−8から光信号でなる入力データが多重器100Aに入力される。
多重器100A内においては、アイソレータ106−1〜106−8及び光路切り分け用カプラ107−1〜107−8が設けられている。
アイソレータ106−1〜106−8は、対応する光インタフェース160−1〜160−8からの光入力データを、対応する光路切り分け用カプラ107−1〜107−8を介して対応するEA変調器102−1〜102−8に与えると共に、対応する光路切り分け用カプラ107−1〜107−8を介して到来したEA変調器102−1〜102−8から出力された強度変調光が光インタフェース160−1〜160−8側に向かうことを阻止するものである。
光路切り分け用カプラ107−1〜107−8は、対応する光インタフェース160−1〜160−8からの光入力データを対応するEA変調器102−1〜102−8に与えると共に、対応するEA変調器102−1〜102−8からの強度変調光を、対応する遅延器103−1〜103−8に与えるものである。
第2の実施形態の場合、光短パルス列発生器120からの光短パルス列は、サーキュレータ170を介して、分岐用光カプラツリー101に与えられる。サーキュレータ170は、EA変調器102−1〜102−8側からの光信号が分岐用光カプラツリー101を通ってきた場合に破棄するものである。
この第2の実施形態のEA変調器102−1〜102−8は、対応する光インタフェース160−1〜160−8からの光入力データが「1」のとき(パワーが十分に大きいとき)、分岐用光カプラツリー101から与えられる光短パルス列を複製送信し(光短パルス列を通過させたのと同様)、光入力データが「0」のとき分岐用光カプラツリー101から与えられる光短パルス列を複製送信しない(光短パルス列を破棄したのと同様)。
このようにしてEA変調器102−1〜102−8によって強度変調された光短パルス列が、対応する光路切り分け用カプラ107−1〜107−8を介して、対応する遅延器103−1〜103−8に与えられる。
位相制御器130及びデコーダ140、多重器100Aにおける遅延器103−1〜103−8、搬送波移相器104−1〜104−8及び多重用光カプラツリー105は、第1の実施形態のものと同様である。
以上のように、第2の実施形態のOTDM送信装置10Aは、光入力データに応じて強度変調された光短パルス列を得るまでの構成及び処理が、第1の実施形態とは異なっているが、それ以降の強度変調された光短パルス列から多重光信号を形成する構成及び処理は、第1の実施形態と同様である。
第2の実施形態によれば、光信号入力の送信装置が構成要素となった場合にも、送信装置及び受信装置の位相情報(位相コントロール信号及びスイッチコントロール信号)の共有によって、通信の秘匿性を向上させることができる。
(C)第3の実施形態
次に、本発明による時分割多重送信装置、時分割多重受信装置及び時分割多重伝送システムを、OTDM方式の送信装置、受信装置及び伝送システムに適用した第3の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
次に、本発明による時分割多重送信装置、時分割多重受信装置及び時分割多重伝送システムを、OTDM方式の送信装置、受信装置及び伝送システムに適用した第3の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
第3の実施形態のOTDM方式送信装置の構成も、第1の実施形態に係る図1で表すことができる。但し、位相制御器130が保持する位相コントロール信号として、1多重周期内における位相πをとる回数が異なるものが用意されており、位相制御器130は、これら位相πの回数が異なる位相コントロール信号を所定ルール下で切り替えて出力する。
例えば、第1の位相コントロール信号CNT31として(π0000000)を適用し、第2の位相コントロール信号CNT32として(π000π000)を適用する。第1の位相コントロール信号CNT31を選択している場合には、多重光信号は図5(A1)に示すようになり、第2の位相コントロール信号CNT32を選択している場合には、多重光信号は図5(A2)に示すようになる。
図6は、第3の実施形態に係るOTDM方式受信装置の構成を示すブロック図であり、第1の実施形態に係る図2との同一、対応部分には、同一、対応符号を付して示している。
第3の実施形態のOTDM受信装置20Bは、分岐用光カプラツリー200、タイムスロット間位相差検出器201、ゲート制御信号発生器202−1及び202−2、光ゲート203−1〜203−8、発生器選択器206及び選択器コントローラ207を有する。ここで、分岐用光カプラツリー200、タイムスロット間位相差検出器201及び光ゲート203−1〜203−8は、第1の実施形態のものと同様である。
但し、タイムスロット間位相差検出器201の出力は第1の実施形態のものとは異なる様子を呈する。すなわち、OTDM方式送信装置において、(π0000000)である第1の位相コントロール信号CNT31が選択されているときには、図5(B1)に示すように、タイムスロット間位相差検出器201は、1多重周期の1番目及び2番目のタイムスロットで有意な検出信号を出力し、(π000π000)である第2の位相コントロール信号CNT32が選択されているときには、図5(B2)に示すように、タイムスロット間位相差検出器201は、1多重周期の1番目、2番目、5番目及び6番目のタイムスロットで有意な検出信号を出力する。
一方のゲート制御信号発生器202−1は、タイムスロット間位相差検出器201からの図5(B1)に示すような検出信号のときに適切に動作して、光ゲート203−1〜203−8に対するゲート制御信号を形成するものであるが、図5(B2)に示すような検出信号が入力されたときにはその出力を保証し得ないものである。
他方のゲート制御信号発生器202−2は、タイムスロット間位相差検出器201からの図5(B2)に示すような検出信号のときに適切に動作して、光ゲート203−1〜203−8に対するゲート制御信号を形成するものであるが、図5(B1)に示すような検出信号が入力されたときにはその出力を保証し得ないものである。
なお、各ゲート制御信号発生器202−1、202−2は、初段にPLL回路を備えてクロックを再生した後、ゲート制御信号の形成に以降するものであるが、タイムスロット間位相差検出器201からの検出信号における有意なタイムスロットの周期が1:2の関係にあるので、PLL回路の内部構成(位相比較器など)が異なって、ゲート制御信号発生器202−1及び202−2は択一的に有効な動作を行う。
発生器選択器206は、選択器コントローラ207からの制御下で、ゲート制御信号発生器202−1又は202−1からのゲート制御信号を選択して光ゲート203−1〜203−8に与えるものである。
選択器コントローラ207は、OTDM方式送信装置側で(π0000000)である第1の位相コントロール信号CNT31を選択しているときに、発生器選択器206に対して、ゲート制御信号発生器202−1の出力の選択を指示し、TDM方式送信装置側で(π000π000)である第2の位相コントロール信号CNT32を選択しているときに、発生器選択器206に対して、ゲート制御信号発生器202−2の出力の選択を指示するものである。
以上のように、OTDM方式送信装置側で選択している位相コントロール信号によって、タイムスロット間位相差検出器201からの検出信号における有意なタイムスロット位置の周期が異なり、ゲート制御信号発生器202−1又は202−2の一方だけが適切なゲート制御信号を形成でき、そのような適切なゲート制御信号を発生器選択器206が通過させ、これにより、光ゲート203−1〜203−8によって各チャネルの光信号が適切に多重分離される。
なお、上述した第1及び第2の位相コントロール信号CNT31及びCNT32の場合には、いずれが選択された場合にも、光ゲート203−1〜203−8から出力された多重分離信号は、第1チャネル〜第8チャネルの順になっているので、第1の実施形態のようなスイッチ204及びスイッチコントローラ205は不要である。
第3の実施形態によれば、送信側において、多重光信号の位相基準を与える搬送波位相の個数を適宜切り替えるにしたので、光伝送路上では、位相基準を与える位置及び個数と各チャネルの光信号(光短パルス)の位置との関係が固定ではなくなり、通信の秘匿性を高めることができる。
(D)他の実施形態
上記実施形態は多重数が8である場合を示したが、多重数が8に限定されないことは勿論である。また、実施形態の動作説明では、1チャネル当たりのデータ速度が10Gbit/sの場合を示したが、データ速度も当然にこの速度に限定されない。
上記実施形態は多重数が8である場合を示したが、多重数が8に限定されないことは勿論である。また、実施形態の動作説明では、1チャネル当たりのデータ速度が10Gbit/sの場合を示したが、データ速度も当然にこの速度に限定されない。
また、上記第1及び第2の実施形態では、多重光信号の位相基準を与える搬送波位相の位置を変えるものを示し、上記第3の実施形態では、多重光信号の位相基準を与える搬送波位相の個数を変えるものを示したが、これらを組み合わせても良い。すなわち、多重光信号の位相基準を与える搬送波位相の位置や個数(個数は位置同士の間隔を規定している)については、秘匿性とパケットロスの関係から適宜選定すれば良い。
さらに、上記第1の実施形態では、受信装置から第1チャネル及び第8チャネルの多重分離信号が整列して出力するようにスイッチ204を光ゲート203−1〜203−8の後段に設けたものを示したが、スイッチ(204)を、光ゲート203−1〜203−8へのゲート制御信号への経路に設け、ゲート制御信号をスイッチングすることにより、第1チャネル及び第8チャネルの多重分離信号が受信装置から整列して出力するようにしても良い。
さらにまた、上記実施形態においては、多重前の各チャネルの信号が分離されている段階で、搬送波位相を移相させるものを示したが、多重された後で、該当するチャネルの搬送波位相を移相させるようにしても良い。
上記各実施形態においては、本発明による時分割多重送信装置、時分割多重受信装置及び時分割多重伝送システムを、OTDM方式の送信装置、受信装置及び伝送システムに適用した場合を示したが、電気的な時分割多重信号の送信装置、受信装置及び伝送システムに本発明を適用することができる。例えば、各チャネルのデータをASK変調した後、時分割多重すると共に、搬送波位相によって多重信号の位相基準を与える伝送システムであれば本発明を適用することができる。なお、特許請求の範囲では、ASK変調などの振幅がデータ値によって変更する変調も、強度変調と呼んでいる。
10、10A…OTDM送信装置、100、100A…多重器、101…分岐用光カプラツリー、102−1〜102−8…EA変調器、103−1〜103−8…遅延器、104−1〜104−8…搬送波移相器、105…多重用光カプラツリー、106−1〜106−8…アイソレータ、107−1〜107−8…光路切り分け用カプラ、110−1〜110−8…インタフェース、120…光短パルス列発生器、130…位相制御器、140…デコーダ、160−1〜160−8…光インタフェース、170…サーキュレータ、
20、20B…OTDM受信装置、200…分岐用光カプラツリー、201…タイムスロット間位相差検出器、202、202−1、202−2…ゲート制御信号発生器、203−1〜203−8…光ゲート、204…スイッチ、205…スイッチコントローラ、206…発生器選択器、207…選択器コントローラ。
20、20B…OTDM受信装置、200…分岐用光カプラツリー、201…タイムスロット間位相差検出器、202、202−1、202−2…ゲート制御信号発生器、203−1〜203−8…光ゲート、204…スイッチ、205…スイッチコントローラ、206…発生器選択器、207…選択器コントローラ。
Claims (5)
- データ値に応じて強度変調された各チャネルの変調信号を多重した多重信号を送信する時分割多重送信装置において、
入力された位相コントロール信号に基づき、その位相コントロール信号が規定している1又は複数チャネルの信号部分の搬送波位相を、多重信号における位相基準を与える位相に変化させる搬送波移相手段と、
上記搬送波移相手段に対し、複数の位相コントロール信号の中から1つを、切替えながら与える位相制御手段と
を有することを特徴とする時分割多重送信装置。 - 請求項1に記載の時分割多重送信装置が送信した多重信号を多重分離する時分割多重受信装置において、
ゲート制御信号に基づき、入力された多重信号から1チャネル分の多重分離信号を取り出す多重数分のゲート手段と、
入力された多重信号における位相基準を与える位相に基づき、上記多重数分のゲート手段に与えるゲート制御信号を形成するゲート制御信号形成手段と
を有することを特徴とする時分割多重受信装置。 - 上記ゲート制御信号形成手段は、
対向する時分割多重送信装置の位相制御手段が、1チャネルの信号部分の搬送波位相を位相基準を与える位相に変化させる位相コントロール信号を出力させている場合用の第1のゲート制御信号形成部と、
対向する時分割多重送信装置の位相制御手段が、複数チャネルの信号部分の搬送波位相を位相基準を与える位相に変化させる位相コントロール信号を出力させている場合用の第2のゲート制御信号形成部と、
対向する時分割多重送信装置における位相コントロール信号に応じ、第1又は第2のゲート制御信号形成部が形成したゲート制御信号を選択して上記多重数分のゲート手段に与える選択手段とを有する
ことを特徴とする請求項2に記載の時分割多重受信装置。 - 上記多重数分のゲート手段から出力された多重分離信号を並び替えるスイッチ手段と、
対向する時分割多重送信装置における位相コントロール信号に応じ、上記スイッチ手段に与えるスイッチコントロール信号を切替え、上記スイッチ手段から出力された上記多重数分の多重分離信号のチャネルの並びが、上記位相コントロール信号の種類によらずに固定にさせるスイッチコントロール手段と
を有することを特徴とする請求項2又は3に記載の時分割多重受信装置。 - 請求項1に記載の時分割多重送信装置と請求項2に記載の時分割多重受信装置とを有することを特徴とする時分割多重伝送システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006259004A JP2008079232A (ja) | 2006-09-25 | 2006-09-25 | 時分割多重送信装置、時分割多重受信装置及び時分割多重伝送システム |
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Family
ID=39350770
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JP2006259004A Pending JP2008079232A (ja) | 2006-09-25 | 2006-09-25 | 時分割多重送信装置、時分割多重受信装置及び時分割多重伝送システム |
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JP (1) | JP2008079232A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0823303A (ja) * | 1994-07-06 | 1996-01-23 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光フレーム同期信号発生回路 |
JPH1127228A (ja) * | 1997-06-30 | 1999-01-29 | Nec Corp | 光時分割多重通信方法及び装置 |
JP2005006174A (ja) * | 2003-06-13 | 2005-01-06 | Oki Electric Ind Co Ltd | 光時分割多重送信装置及び受信装置 |
-
2006
- 2006-09-25 JP JP2006259004A patent/JP2008079232A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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