JPH11265707A - 電池の電極及びこの電極の製造方法 - Google Patents
電池の電極及びこの電極の製造方法Info
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- JPH11265707A JPH11265707A JP10087920A JP8792098A JPH11265707A JP H11265707 A JPH11265707 A JP H11265707A JP 10087920 A JP10087920 A JP 10087920A JP 8792098 A JP8792098 A JP 8792098A JP H11265707 A JPH11265707 A JP H11265707A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電極材料2b,3bをプレスする際に、これ
らの電極材料2b,3bの塗布の終端部に形成される盛
り上がり部Aによって集電体2a,3aに過大に圧力が
加わるのを防止することができる電池の電極及びこの電
極の製造方法を提供する。 【解決手段】 正極電極2と負極電極3の集電体2a,
3aの表裏面に塗布される電極材料2b,3bの塗布位
置をずらす。
らの電極材料2b,3bの塗布の終端部に形成される盛
り上がり部Aによって集電体2a,3aに過大に圧力が
加わるのを防止することができる電池の電極及びこの電
極の製造方法を提供する。 【解決手段】 正極電極2と負極電極3の集電体2a,
3aの表裏面に塗布される電極材料2b,3bの塗布位
置をずらす。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集電体の両面に電
極材料を塗布した電池の電極及びこの電極の製造方法に
関する。
極材料を塗布した電池の電極及びこの電極の製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】電池の巻回型の発電要素1は、図3に示
すように、正極電極2と負極電極3をセパレータ4を介
して巻回することにより作成される。正極電極2は、図
4に示すように、帯状のアルミニウム箔からなる正極集
電体2aの両面に正極電極材料2bを塗布したものであ
り、巻き始めの部分には正極電極材料2bを両面ともに
塗布しない未塗工部を設けて、ここにタブリード5を接
続固定している。また、負極電極3は、帯状の銅箔から
なる負極集電体3aの両面に負極電極材料3bを塗布し
たものであり、巻き終わりの部分に負極電極材料3bを
両面ともに塗布しない未塗工部を設けて、ここにタブリ
ード6を接続固定している。タブリード5,6は、正極
集電体2aや負極集電体3aに重ね合わせてヘッドで両
側から押さえ込んで超音波溶接により接続固定するの
で、正極集電体2aや負極集電体3aの接続固定部には
両面とも正極電極材料2bや負極電極材料3bを塗布し
ない未塗工部を設ける必要がある。セパレータ4は、正
極電極2と負極電極3とを巻回する際に、これらの間を
絶縁するためのイオン透過性多孔質の合成樹脂フィルム
である。
すように、正極電極2と負極電極3をセパレータ4を介
して巻回することにより作成される。正極電極2は、図
4に示すように、帯状のアルミニウム箔からなる正極集
電体2aの両面に正極電極材料2bを塗布したものであ
り、巻き始めの部分には正極電極材料2bを両面ともに
塗布しない未塗工部を設けて、ここにタブリード5を接
続固定している。また、負極電極3は、帯状の銅箔から
なる負極集電体3aの両面に負極電極材料3bを塗布し
たものであり、巻き終わりの部分に負極電極材料3bを
両面ともに塗布しない未塗工部を設けて、ここにタブリ
ード6を接続固定している。タブリード5,6は、正極
集電体2aや負極集電体3aに重ね合わせてヘッドで両
側から押さえ込んで超音波溶接により接続固定するの
で、正極集電体2aや負極集電体3aの接続固定部には
両面とも正極電極材料2bや負極電極材料3bを塗布し
ない未塗工部を設ける必要がある。セパレータ4は、正
極電極2と負極電極3とを巻回する際に、これらの間を
絶縁するためのイオン透過性多孔質の合成樹脂フィルム
である。
【0003】上記正極電極2と負極電極3は、図5及び
図6に示す電極材料塗布装置を用いて正極集電体2aと
負極集電体3aに正極電極材料2bと負極電極材料3b
を塗布することにより製造される。即ち、集電体2a,
3aは、長尺な帯状の状態で下方から搬送ローラ11に
掛け渡されて順次上方の乾燥炉12に向けて搬送され
る。また、搬送ローラ11の向かい側には塗布ローラ1
3が配置され、ホッパ状の電極材料供給部14から所定
厚さで供給されるペースト状の電極材料2b,3bをロ
ール面に沿って送り出す。そして、まず図5に示すよう
に、搬送ローラ11を塗布ローラ13に接近させて、こ
の塗布ローラ13のロール面上の電極材料2b,3bを
搬送ローラ11に掛け渡された集電体2a,3aの表面
に塗布する。塗布された電極材料2b,3bは、正極集
電体2a,3aと共に乾燥炉12に送られて順次乾燥さ
れる。次に、この電極材料2b,3bが所定長さだけ塗
布されると、図6に示すように、搬送ローラ11を塗布
ローラ13から離して、この塗布ローラ13のロール面
上の電極材料2b,3bが集電体2a,3aの表面に塗
布されないようにする。従って、これらの動作を繰り返
すことにより、集電体2a,3aの表面には、電極材料
2b,3bが所定の長さずつ間歇的に塗布されて、タブ
リード5,6を接続固定するための未塗工部が形成され
る。なお、塗布ローラ13のロール面上で塗布されなか
った電極材料2b,3bは、下方のスクレーパ15によ
ってかき落とされて回収される。
図6に示す電極材料塗布装置を用いて正極集電体2aと
負極集電体3aに正極電極材料2bと負極電極材料3b
を塗布することにより製造される。即ち、集電体2a,
3aは、長尺な帯状の状態で下方から搬送ローラ11に
掛け渡されて順次上方の乾燥炉12に向けて搬送され
る。また、搬送ローラ11の向かい側には塗布ローラ1
3が配置され、ホッパ状の電極材料供給部14から所定
厚さで供給されるペースト状の電極材料2b,3bをロ
ール面に沿って送り出す。そして、まず図5に示すよう
に、搬送ローラ11を塗布ローラ13に接近させて、こ
の塗布ローラ13のロール面上の電極材料2b,3bを
搬送ローラ11に掛け渡された集電体2a,3aの表面
に塗布する。塗布された電極材料2b,3bは、正極集
電体2a,3aと共に乾燥炉12に送られて順次乾燥さ
れる。次に、この電極材料2b,3bが所定長さだけ塗
布されると、図6に示すように、搬送ローラ11を塗布
ローラ13から離して、この塗布ローラ13のロール面
上の電極材料2b,3bが集電体2a,3aの表面に塗
布されないようにする。従って、これらの動作を繰り返
すことにより、集電体2a,3aの表面には、電極材料
2b,3bが所定の長さずつ間歇的に塗布されて、タブ
リード5,6を接続固定するための未塗工部が形成され
る。なお、塗布ローラ13のロール面上で塗布されなか
った電極材料2b,3bは、下方のスクレーパ15によ
ってかき落とされて回収される。
【0004】上記動作によって長尺な集電体2a,3a
の表面に電極材料2b,3bが間歇的に塗布されると、
この集電体2a,3aを一旦図示しないリールに巻き取
る。そして、再び集電体2a,3aをこのリールから引
き出し、裏向きにして表面の場合とは反対側の端から搬
送ローラ11に掛け渡し、上記と同様の動作で裏面にも
電極材料2b,3bを間歇的に所定の長さずつ塗布す
る。この際、集電体2a,3aの表面に既に塗布された
電極材料2b,3bをセンサで検出して、この塗布位置
に合わせて搬送ローラ11を移動させることにより、表
裏面の同じ位置に電極材料2b,3bを塗布する。そし
て、このようにして表裏面に電極材料2b,3bを塗布
した長尺な正極電極2と負極電極3をロールでプレスし
て電極材料2b,3bを圧縮した後に、未塗工部にタブ
リード5,6を接続固定し切断すれば、図4に示した正
極電極2と負極電極3を得ることができる。なお、実際
には、長尺な正極電極2と負極電極3の未塗工部にタブ
リード5,6を接続固定しながら順次巻回し、この巻回
の完了後に切断して発電要素1を作成している。
の表面に電極材料2b,3bが間歇的に塗布されると、
この集電体2a,3aを一旦図示しないリールに巻き取
る。そして、再び集電体2a,3aをこのリールから引
き出し、裏向きにして表面の場合とは反対側の端から搬
送ローラ11に掛け渡し、上記と同様の動作で裏面にも
電極材料2b,3bを間歇的に所定の長さずつ塗布す
る。この際、集電体2a,3aの表面に既に塗布された
電極材料2b,3bをセンサで検出して、この塗布位置
に合わせて搬送ローラ11を移動させることにより、表
裏面の同じ位置に電極材料2b,3bを塗布する。そし
て、このようにして表裏面に電極材料2b,3bを塗布
した長尺な正極電極2と負極電極3をロールでプレスし
て電極材料2b,3bを圧縮した後に、未塗工部にタブ
リード5,6を接続固定し切断すれば、図4に示した正
極電極2と負極電極3を得ることができる。なお、実際
には、長尺な正極電極2と負極電極3の未塗工部にタブ
リード5,6を接続固定しながら順次巻回し、この巻回
の完了後に切断して発電要素1を作成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
にして集電体2a,3aの表裏面に電極材料2b,3b
を塗布すると、搬送ローラ11を塗布ローラ13から引
き離して塗布を中断させる際に、ペーストの表面張力に
よって塗布量が増大し、図7に示すように、電極材料2
b,3bの塗布の終端部に塗膜が厚い盛り上がり部A
が、高さ0.5mm程度、幅3〜4mm程度形成される
ようになる。そして、このような盛り上がり部Aが形成
されると、金属酸化物等からなる硬度の高い電極材料2
b,3bをプレスして圧縮した際に、比較的軟らかい金
属の薄い箔からなる集電体2a,3aに局部的に過大な
圧力が加わり伸びによるシワや歪みが生じる。このた
め、従来は、正極電極2や負極電極3の集電体2a,3
aにシワが寄るので、これらを巻回して発電要素1を作
成した場合に、巻き乱れが生じ易くなるという問題があ
った。また、巻回の際に正極電極2や負極電極3に加え
るテンションによって集電体2a,3aが歪み部分で破
断されるおそれがあるという問題も生じていた。
にして集電体2a,3aの表裏面に電極材料2b,3b
を塗布すると、搬送ローラ11を塗布ローラ13から引
き離して塗布を中断させる際に、ペーストの表面張力に
よって塗布量が増大し、図7に示すように、電極材料2
b,3bの塗布の終端部に塗膜が厚い盛り上がり部A
が、高さ0.5mm程度、幅3〜4mm程度形成される
ようになる。そして、このような盛り上がり部Aが形成
されると、金属酸化物等からなる硬度の高い電極材料2
b,3bをプレスして圧縮した際に、比較的軟らかい金
属の薄い箔からなる集電体2a,3aに局部的に過大な
圧力が加わり伸びによるシワや歪みが生じる。このた
め、従来は、正極電極2や負極電極3の集電体2a,3
aにシワが寄るので、これらを巻回して発電要素1を作
成した場合に、巻き乱れが生じ易くなるという問題があ
った。また、巻回の際に正極電極2や負極電極3に加え
るテンションによって集電体2a,3aが歪み部分で破
断されるおそれがあるという問題も生じていた。
【0006】なお、これらの問題は、巻回型の発電要素
1に限らず、積層型等の発電要素1で正極電極2と負極
電極3を重ね合わせる場合にも同様に生じる。
1に限らず、積層型等の発電要素1で正極電極2と負極
電極3を重ね合わせる場合にも同様に生じる。
【0007】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、集電体の表裏面に塗布される電極材料の塗布
位置をずらすことにより、この電極材料をプレスした際
に集電体に過大な圧力が加わらないようにすることがで
きる電池の電極及びこの電極の製造方法を提供すること
を目的としている。
のであり、集電体の表裏面に塗布される電極材料の塗布
位置をずらすことにより、この電極材料をプレスした際
に集電体に過大な圧力が加わらないようにすることがで
きる電池の電極及びこの電極の製造方法を提供すること
を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、帯状
の集電体の両面にそれぞれ所定の長さだけ電極材料を塗
布した電池の電極において、集電体の表面に塗布した電
極材料に対して、裏面に塗布した電極材料の塗布位置が
帯状の長手方向にずれていることを特徴とする。
の集電体の両面にそれぞれ所定の長さだけ電極材料を塗
布した電池の電極において、集電体の表面に塗布した電
極材料に対して、裏面に塗布した電極材料の塗布位置が
帯状の長手方向にずれていることを特徴とする。
【0009】請求項1によれば、集電体の表面と裏面に
電極材料が位置をずらして塗布されるので、これらの電
極材料の塗布の終端部に盛り上がり部が形成されても、
これらの盛り上がり部が表裏の同じ位置に形成されるよ
うなおそれが生じない。従って、この電極をプレスして
電極材料を圧縮しても、盛り上がり部で集電体に過大な
圧力が加わるのを抑制することができ、シワや歪みが生
じるのを防ぐことができる。しかも、電極材料を表裏で
互いに逆の方向から塗布すれば、表裏の盛り上がり部も
集電体の一方側と他方側に分かれて形成されることにな
り、この場合に表面の電極材料に対して、裏面の電極材
料の塗布開始位置を遅らせてずれを生じさせれば、表裏
の盛り上がり部の反対側の面はそれぞれ電極材料がまだ
塗布されていない未塗工部となる。従って、この場合に
は、電極をプレスしても、集電体に過大な圧力が加わる
ようなことが全くなくなる。
電極材料が位置をずらして塗布されるので、これらの電
極材料の塗布の終端部に盛り上がり部が形成されても、
これらの盛り上がり部が表裏の同じ位置に形成されるよ
うなおそれが生じない。従って、この電極をプレスして
電極材料を圧縮しても、盛り上がり部で集電体に過大な
圧力が加わるのを抑制することができ、シワや歪みが生
じるのを防ぐことができる。しかも、電極材料を表裏で
互いに逆の方向から塗布すれば、表裏の盛り上がり部も
集電体の一方側と他方側に分かれて形成されることにな
り、この場合に表面の電極材料に対して、裏面の電極材
料の塗布開始位置を遅らせてずれを生じさせれば、表裏
の盛り上がり部の反対側の面はそれぞれ電極材料がまだ
塗布されていない未塗工部となる。従って、この場合に
は、電極をプレスしても、集電体に過大な圧力が加わる
ようなことが全くなくなる。
【0010】請求項2の発明は、長尺な帯状の集電体の
表面に順次間歇的に所定長さずつ電極材料を塗布すると
共に、この集電体の裏面に逆方向から順次間歇的に所定
長さずつ電極材料を塗布し、この集電体の両面に塗布し
た電極材料をプレスして圧縮した後に、この集電体を所
定間隔で切断する電極の製造方法において、集電体の裏
面に電極材料を塗布する際に、表面に塗布した電極材料
に対し、この裏面への電極材料の塗布の開始を遅らせ
て、塗布位置を帯状の長手方向にずらすことを特徴とす
る。
表面に順次間歇的に所定長さずつ電極材料を塗布すると
共に、この集電体の裏面に逆方向から順次間歇的に所定
長さずつ電極材料を塗布し、この集電体の両面に塗布し
た電極材料をプレスして圧縮した後に、この集電体を所
定間隔で切断する電極の製造方法において、集電体の裏
面に電極材料を塗布する際に、表面に塗布した電極材料
に対し、この裏面への電極材料の塗布の開始を遅らせ
て、塗布位置を帯状の長手方向にずらすことを特徴とす
る。
【0011】請求項2によれば、集電体の表裏面にそれ
ぞれ所定の長さだけ電極材料が塗布され、これらの電極
材料の塗布の終端部に盛り上がり部が形成される。しか
し、これら表裏面の盛り上がり部は、塗布が逆方向から
行われるので、集電体の一方側と他方側に形成されるこ
とになる。しかも、集電体の表面の電極材料に対して、
裏面の電極材料の塗布の開始位置を遅らせてずれを生じ
させるので、表面の電極材料の終端部に形成される盛り
上がり部の裏側は、裏面の電極材料の塗布が開始される
直前の未塗工部となり、裏面の電極材料の終端部に形成
される盛り上がり部の表側も、表面の電極材料の塗布が
開始される直前の未塗工部となる。従って、表面と裏面
の電極材料に塗膜の厚い盛り上がり部が形成されても、
その反対側の面は未塗工部となるので、これをプレスし
ても集電体に過大な圧力が加わるようなことがなくな
り、電極にシワや歪みが生じるのを防ぐことができる。
ぞれ所定の長さだけ電極材料が塗布され、これらの電極
材料の塗布の終端部に盛り上がり部が形成される。しか
し、これら表裏面の盛り上がり部は、塗布が逆方向から
行われるので、集電体の一方側と他方側に形成されるこ
とになる。しかも、集電体の表面の電極材料に対して、
裏面の電極材料の塗布の開始位置を遅らせてずれを生じ
させるので、表面の電極材料の終端部に形成される盛り
上がり部の裏側は、裏面の電極材料の塗布が開始される
直前の未塗工部となり、裏面の電極材料の終端部に形成
される盛り上がり部の表側も、表面の電極材料の塗布が
開始される直前の未塗工部となる。従って、表面と裏面
の電極材料に塗膜の厚い盛り上がり部が形成されても、
その反対側の面は未塗工部となるので、これをプレスし
ても集電体に過大な圧力が加わるようなことがなくな
り、電極にシワや歪みが生じるのを防ぐことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
図面を参照して説明する。
【0013】図1〜図2は本発明の一実施形態を示すも
のであって、電極の製造過程を示す部分拡大縦断面図、
図2は巻回する正極電極と負極電極とセパレータの構成
を示す縦断面図である。なお、図3〜図7に示した従来
例と同様の機能を有する構成部材には同じ番号を付記す
る。
のであって、電極の製造過程を示す部分拡大縦断面図、
図2は巻回する正極電極と負極電極とセパレータの構成
を示す縦断面図である。なお、図3〜図7に示した従来
例と同様の機能を有する構成部材には同じ番号を付記す
る。
【0014】本実施形態では、リチウムイオン電池の電
極とこの電極の製造方法について説明する。リチウムイ
オン電池の発電要素1は、図3に示したように、正極電
極2と負極電極3をセパレータ4を介して巻回すること
により作成される。正極電極2は、図2に示すように、
帯状のアルミニウム箔からなる正極集電体2aの両面に
正極電極材料2bを塗布したものであり、この正極集電
体2aの巻き始めの部分には、正極電極材料2bを両面
ともに塗布しない未塗工部を設けて、この部分に短冊状
のアルミニウム薄板からなるタブリード5を接続固定し
ている。また、負極電極3は、帯状の銅箔からなる負極
集電体3aの両面に負極電極材料3bを塗布したもので
あり、この負極集電体3aの巻き終わりの部分には、負
極電極材料3bを両面ともに塗布しない未塗工部を設け
て、この部分に短冊状の銅薄板からなるタブリード6を
接続固定している。ただし、これらの正極電極2と負極
電極3は、図4に示した従来例と異なり、集電体2a,
3aの表面の電極材料2b,3bの塗布位置に対して、
裏面の電極材料2b,3bの塗布位置が巻き終わり側に
少し(3〜4mm程度)ずれて形成されている。
極とこの電極の製造方法について説明する。リチウムイ
オン電池の発電要素1は、図3に示したように、正極電
極2と負極電極3をセパレータ4を介して巻回すること
により作成される。正極電極2は、図2に示すように、
帯状のアルミニウム箔からなる正極集電体2aの両面に
正極電極材料2bを塗布したものであり、この正極集電
体2aの巻き始めの部分には、正極電極材料2bを両面
ともに塗布しない未塗工部を設けて、この部分に短冊状
のアルミニウム薄板からなるタブリード5を接続固定し
ている。また、負極電極3は、帯状の銅箔からなる負極
集電体3aの両面に負極電極材料3bを塗布したもので
あり、この負極集電体3aの巻き終わりの部分には、負
極電極材料3bを両面ともに塗布しない未塗工部を設け
て、この部分に短冊状の銅薄板からなるタブリード6を
接続固定している。ただし、これらの正極電極2と負極
電極3は、図4に示した従来例と異なり、集電体2a,
3aの表面の電極材料2b,3bの塗布位置に対して、
裏面の電極材料2b,3bの塗布位置が巻き終わり側に
少し(3〜4mm程度)ずれて形成されている。
【0015】本実施形態では、正極電極材料2bとし
て、コバルト酸リチウム、リチウム・ニッケル酸素又は
リチウム・マンガン系等の正極活物質にバインダ等を混
合したものを用いる。また、負極電極材料3bには、カ
ーボン系や黒鉛等の負極活物質にバインダ等を混合した
ものを用いる。さらに、セパレータ4としては、イオン
透過性多孔質のポリエチレン・フィルムや、ポリプロピ
レンの層の間にこのポリエチレンの層を介在させた3層
構造のイオン透過性多孔質のフィルムを用いる。ただ
し、本発明は、これらの材質を限定するものではない。
て、コバルト酸リチウム、リチウム・ニッケル酸素又は
リチウム・マンガン系等の正極活物質にバインダ等を混
合したものを用いる。また、負極電極材料3bには、カ
ーボン系や黒鉛等の負極活物質にバインダ等を混合した
ものを用いる。さらに、セパレータ4としては、イオン
透過性多孔質のポリエチレン・フィルムや、ポリプロピ
レンの層の間にこのポリエチレンの層を介在させた3層
構造のイオン透過性多孔質のフィルムを用いる。ただ
し、本発明は、これらの材質を限定するものではない。
【0016】上記構成の正極電極2と負極電極3は、図
5及び図6に示した従来と同様の構成の電極材料塗布装
置によって製造される。即ち、まず図5に示すように、
搬送ローラ11を塗布ローラ13に接近させたり離反さ
せることにより、この塗布ローラ13のロール面上の電
極材料2b,3bを搬送ローラ11に掛け渡された集電
体2a,3aの表面に間歇的に所定の長さずつ塗布す
る。そして、集電体2a,3aの表面側に電極材料2
b,3bの塗布が完了すると、この集電体2a,3aを
裏向きにして表面の場合とは反対側の端から搬送ローラ
11に掛け渡し、裏面にも電極材料2b,3bを間歇的
に所定の長さずつ塗布する。ただし、この場合には、集
電体2a,3aの表面に塗布された電極材料2b,3b
をセンサで検出し、この塗布位置よりも3〜4mm程度
分だけ遅らせて裏面の電極材料2b,3bの塗布を開始
するように搬送ローラ11の移動のタイミングを調整す
る。すなわち、塗膜が厚い盛り上がり部Aの領域分遅ら
せる。従って、これにより集電体2a,3aに塗布され
た電極材料2b,3bは、図1に示すように、表面側の
電極材料2b,3bの塗布位置に対して裏面側の電極材
料2b,3bの塗布位置が少し後方(図示右側)にずれ
る。また、従来と同様に、表面側の電極材料2b,3b
の塗布の終端部となる前方側(図示左側)に塗膜が厚い
盛り上がり部Aが形成されると共に、裏面側の電極材料
2b,3bの塗布の終端部となる後方側に塗膜が厚い盛
り上がり部Aが形成される。しかし、これら表裏面の電
極材料2b,3bの塗布位置にずれがあるため、表面の
盛り上がり部Aの裏面側は、まだ電極材料2b,3bの
塗布が開始されていない未塗工部となり、裏面の盛り上
がり部Aの表面側も、まだ電極材料2b,3bの塗布が
開始されていない未塗工部となる。
5及び図6に示した従来と同様の構成の電極材料塗布装
置によって製造される。即ち、まず図5に示すように、
搬送ローラ11を塗布ローラ13に接近させたり離反さ
せることにより、この塗布ローラ13のロール面上の電
極材料2b,3bを搬送ローラ11に掛け渡された集電
体2a,3aの表面に間歇的に所定の長さずつ塗布す
る。そして、集電体2a,3aの表面側に電極材料2
b,3bの塗布が完了すると、この集電体2a,3aを
裏向きにして表面の場合とは反対側の端から搬送ローラ
11に掛け渡し、裏面にも電極材料2b,3bを間歇的
に所定の長さずつ塗布する。ただし、この場合には、集
電体2a,3aの表面に塗布された電極材料2b,3b
をセンサで検出し、この塗布位置よりも3〜4mm程度
分だけ遅らせて裏面の電極材料2b,3bの塗布を開始
するように搬送ローラ11の移動のタイミングを調整す
る。すなわち、塗膜が厚い盛り上がり部Aの領域分遅ら
せる。従って、これにより集電体2a,3aに塗布され
た電極材料2b,3bは、図1に示すように、表面側の
電極材料2b,3bの塗布位置に対して裏面側の電極材
料2b,3bの塗布位置が少し後方(図示右側)にずれ
る。また、従来と同様に、表面側の電極材料2b,3b
の塗布の終端部となる前方側(図示左側)に塗膜が厚い
盛り上がり部Aが形成されると共に、裏面側の電極材料
2b,3bの塗布の終端部となる後方側に塗膜が厚い盛
り上がり部Aが形成される。しかし、これら表裏面の電
極材料2b,3bの塗布位置にずれがあるため、表面の
盛り上がり部Aの裏面側は、まだ電極材料2b,3bの
塗布が開始されていない未塗工部となり、裏面の盛り上
がり部Aの表面側も、まだ電極材料2b,3bの塗布が
開始されていない未塗工部となる。
【0017】上記電極材料塗布装置によって集電体2
a,3aの表裏面に電極材料2b,3bを塗布した正極
電極2と負極電極3は、表裏面をローラ等で挟み込んで
プレスすることにより電極材料2b,3bを圧縮する。
しかし、電極材料2b,3bの盛り上がり部Aをプレス
しても、圧力が反対側の電極材料2b,3bの未塗工部
に逃げるので、集電体2a,3aに過大な圧力が加わる
ようなことがなくなり、この集電体2a,3aにシワが
寄ったり歪みが生じるのを防止することができる。そし
て、この電極材料2b,3bの圧縮工程を終えた正極電
極2と負極電極3は、電極材料2b,3bが両面ともに
塗布されない未塗工部にそれぞれタブリード5,6を超
音波溶接により接続固定して順次この未塗工部の端から
巻回し、次の未塗工部で切断することにより発電要素1
を作成する。この際、正極電極2と負極電極3の集電体
2a,3aにはシワが寄らないので、巻回の巻き乱れが
生じるようなおそれがなくなる。また、巻回の際に正極
電極2と負極電極3にテンションを加えるが、これらの
集電体2a,3aに歪みが生じないので、このテンショ
ンによって集電体2a,3aが破断されるようなことも
なくなる。
a,3aの表裏面に電極材料2b,3bを塗布した正極
電極2と負極電極3は、表裏面をローラ等で挟み込んで
プレスすることにより電極材料2b,3bを圧縮する。
しかし、電極材料2b,3bの盛り上がり部Aをプレス
しても、圧力が反対側の電極材料2b,3bの未塗工部
に逃げるので、集電体2a,3aに過大な圧力が加わる
ようなことがなくなり、この集電体2a,3aにシワが
寄ったり歪みが生じるのを防止することができる。そし
て、この電極材料2b,3bの圧縮工程を終えた正極電
極2と負極電極3は、電極材料2b,3bが両面ともに
塗布されない未塗工部にそれぞれタブリード5,6を超
音波溶接により接続固定して順次この未塗工部の端から
巻回し、次の未塗工部で切断することにより発電要素1
を作成する。この際、正極電極2と負極電極3の集電体
2a,3aにはシワが寄らないので、巻回の巻き乱れが
生じるようなおそれがなくなる。また、巻回の際に正極
電極2と負極電極3にテンションを加えるが、これらの
集電体2a,3aに歪みが生じないので、このテンショ
ンによって集電体2a,3aが破断されるようなことも
なくなる。
【0018】上記構成によれば、集電体2a,3aの表
裏面に塗布された電極材料2b,3bの塗布の終端部に
盛り上がり部Aが形成された場合であっても、これらの
塗布位置がずれるので、電極材料2b,3bを圧縮する
ためにプレスを行ったときに集電体2a,3aに過大な
圧力が加わるようなことがなくなり、正極電極2や負極
電極3にシワや歪みが生じるのを防ぐことができる。
裏面に塗布された電極材料2b,3bの塗布の終端部に
盛り上がり部Aが形成された場合であっても、これらの
塗布位置がずれるので、電極材料2b,3bを圧縮する
ためにプレスを行ったときに集電体2a,3aに過大な
圧力が加わるようなことがなくなり、正極電極2や負極
電極3にシワや歪みが生じるのを防ぐことができる。
【0019】なお、上記実施形態では、巻回型の発電要
素1について説明したが、正極電極2や負極電極3にシ
ワが寄ると積層型の電池の場合にも発電要素1の積層に
ムラが生じるので、本発明を同様に実施することができ
る。また、上記実施形態では、リチウムイオン電池の電
極について説明したが、帯状の集電体の両面にそれぞれ
電極材料を塗布する通常の電池一般にも同様に実施可能
である。
素1について説明したが、正極電極2や負極電極3にシ
ワが寄ると積層型の電池の場合にも発電要素1の積層に
ムラが生じるので、本発明を同様に実施することができ
る。また、上記実施形態では、リチウムイオン電池の電
極について説明したが、帯状の集電体の両面にそれぞれ
電極材料を塗布する通常の電池一般にも同様に実施可能
である。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の電池の電極及びこの電極の製造方法によれば、集電体
の表裏面に電極材料を塗布した電極をプレスしても、盛
り上がり部で集電体に過大な圧力が加わるようなことが
なくなり、電極にシワが寄って巻き乱れや積層ムラ等が
生じたり、集電体の歪みによって搬送時等に電極が破断
するようなおそれがなくなる。
の電池の電極及びこの電極の製造方法によれば、集電体
の表裏面に電極材料を塗布した電極をプレスしても、盛
り上がり部で集電体に過大な圧力が加わるようなことが
なくなり、電極にシワが寄って巻き乱れや積層ムラ等が
生じたり、集電体の歪みによって搬送時等に電極が破断
するようなおそれがなくなる。
【図1】本発明の一実施形態を示すものであって、電極
の製造過程を示す部分拡大縦断面図である。
の製造過程を示す部分拡大縦断面図である。
【図2】本発明の一実施形態を示すものであって、巻回
する正極電極と負極電極とセパレータの構成を示す縦断
面図である。
する正極電極と負極電極とセパレータの構成を示す縦断
面図である。
【図3】従来例を示すものであって、巻回型の発電要素
の巻回工程を示す斜視図である。
の巻回工程を示す斜視図である。
【図4】従来例を示すものであって、巻回する正極電極
と負極電極とセパレータの構成を示す縦断面図である。
と負極電極とセパレータの構成を示す縦断面図である。
【図5】従来例を示すものであって、電極材料を塗布す
る電極材料塗布装置の構成を示す縦断面図である。
る電極材料塗布装置の構成を示す縦断面図である。
【図6】従来例を示すものであって、電極材料の塗布を
中断した電極材料塗布装置の構成を示す縦断面図であ
る。
中断した電極材料塗布装置の構成を示す縦断面図であ
る。
【図7】従来例を示すものであって、電極の製造過程を
示す部分拡大縦断面図である。
示す部分拡大縦断面図である。
2 正極電極 2a 正極集電体 2b 正極電極材料 3 負極電極 3a 負極集電体 3b 負極電極材料 11 搬送ローラ 13 塗布ローラ
Claims (2)
- 【請求項1】 帯状の集電体の両面にそれぞれ所定の長
さだけ電極材料を塗布した電池の電極において、 集電体の表面に塗布した電極材料に対して、裏面に塗布
した電極材料の塗布位置が帯状の長手方向にずれている
ことを特徴とする電池の電極。 - 【請求項2】 長尺な帯状の集電体の表面に順次間歇的
に所定長さずつ電極材料を塗布すると共に、この集電体
の裏面に逆方向から順次間歇的に所定長さずつ電極材料
を塗布し、この集電体の両面に塗布した電極材料をプレ
スして圧縮した後に、この集電体を所定間隔で切断する
電極の製造方法において、 集電体の裏面に電極材料を塗布する際に、表面に塗布し
た電極材料に対し、この裏面への電極材料の塗布の開始
を遅らせて、塗布位置を帯状の長手方向にずらすことを
特徴とする電極の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10087920A JPH11265707A (ja) | 1998-03-16 | 1998-03-16 | 電池の電極及びこの電極の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10087920A JPH11265707A (ja) | 1998-03-16 | 1998-03-16 | 電池の電極及びこの電極の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11265707A true JPH11265707A (ja) | 1999-09-28 |
Family
ID=13928368
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10087920A Pending JPH11265707A (ja) | 1998-03-16 | 1998-03-16 | 電池の電極及びこの電極の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11265707A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001015103A (ja) * | 1999-06-29 | 2001-01-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 負極用電極板およびその負極用電極板を用いた非水電解液二次電池 |
JP2001351610A (ja) * | 2000-06-07 | 2001-12-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電池用電極板および電池 |
JP2002134102A (ja) * | 2000-10-27 | 2002-05-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電池用電極板とその製造方法及び電池 |
WO2008023347A2 (en) * | 2006-08-23 | 2008-02-28 | The Gillette Company | Battery electrodes |
US8460824B2 (en) | 2007-10-19 | 2013-06-11 | Eveready Battery Company, Inc. | Lithium-iron disulfide cell design |
US8785044B2 (en) | 2008-10-17 | 2014-07-22 | Eveready Battery Company, Inc. | Lithium-iron disulfide cathode formulation having pyrite content and low conductive additives |
US11539044B2 (en) | 2017-08-21 | 2022-12-27 | Lg Energy Solution, Ltd. | Secondary battery electrode, manufacturing method for the same, and electrode assembly |
-
1998
- 1998-03-16 JP JP10087920A patent/JPH11265707A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001015103A (ja) * | 1999-06-29 | 2001-01-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 負極用電極板およびその負極用電極板を用いた非水電解液二次電池 |
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WO2008023347A2 (en) * | 2006-08-23 | 2008-02-28 | The Gillette Company | Battery electrodes |
WO2008023347A3 (en) * | 2006-08-23 | 2008-04-24 | Gillette Co | Battery electrodes |
US7867553B2 (en) | 2006-08-23 | 2011-01-11 | The Gillette Company | Method of making cathode including iron disulfide |
US8298695B2 (en) | 2006-08-23 | 2012-10-30 | The Gillette Company | Battery electrodes |
US8591604B2 (en) | 2006-08-23 | 2013-11-26 | The Gillette Company | Battery electrodes |
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A977 | Report on retrieval |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040622 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040803 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040831 |