JPH11264697A - 飛しょう体の発射装置 - Google Patents

飛しょう体の発射装置

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JPH11264697A
JPH11264697A JP6635998A JP6635998A JPH11264697A JP H11264697 A JPH11264697 A JP H11264697A JP 6635998 A JP6635998 A JP 6635998A JP 6635998 A JP6635998 A JP 6635998A JP H11264697 A JPH11264697 A JP H11264697A
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JP
Japan
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flying object
door
canister
cover
rocket motor
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Application number
JP6635998A
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English (en)
Inventor
Eiji Ogura
栄二 小倉
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F41WEAPONS
    • F41FAPPARATUS FOR LAUNCHING PROJECTILES OR MISSILES FROM BARRELS, e.g. CANNONS; LAUNCHERS FOR ROCKETS OR TORPEDOES; HARPOON GUNS
    • F41F3/00Rocket or torpedo launchers
    • F41F3/04Rocket or torpedo launchers for rockets
    • F41F3/077Doors or covers for launching tubes

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aiming, Guidance, Guns With A Light Source, Armor, Camouflage, And Targets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 飛しょう体を複数発射させる発射装置におい
て、隣接するキャニスタから発射する飛しょう体のロケ
ットモータ噴流の熱と圧力を遮断し、かつ、飛しょう体
発射時には飛しょう体と前方カバーとの衝突による衝撃
力を緩和させて飛しょう体ノーズ部の損傷を防ぐ。 【解決手段】 射出口を密閉し、飛しょう体ノーズ部の
衝突によって破膜するカバーと、このカバーの外側に設
けられ、外部から負荷される熱と圧力を遮断し、飛しょ
う体ノーズ部によって押し上げられ展開する扉と、この
扉を円滑に展開させるヒンジと、前記扉の内側への展開
を防止するストッパーとを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、飛しょう体を複
数個収容する発射装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】飛しょう体の発射装置に関する従来の技
術を図を用いて説明する。図4は従来の技術における発
射装置の構成を示す図である。図4(a)は飛しょう体
が発射する瞬間の状態を示す図であり、図4(b)は飛
しょう体が発射した直後の状態を示す図である。図にお
いて、1はキャニスタ、2はキャニスタ1の先端の射出
口、3は射出口2を塞ぐカバー、4はキャニスタ1に各
一機格納される飛しょう体、5は飛しょう体4のノーズ
部、6は飛しょう体4の推進力を発生するロケットモー
タ、7はロケットモータ6からの噴流である。飛しょう
体4が発射する際、図4(a)のように飛しょう体4は
ノーズ部5がカバー3に衝突しカバー3を破膜すること
によりキャニスタ1から射出される。このとき図4
(b)のように、隣接するキャニスタ1のカバー3に
は、キャニスタ1から飛び出した飛しょう体4からの高
温高圧気体であるロケットモータ噴流7に曝されること
により外圧が負荷される。飛しょう体ノーズ部5は、空
力抵抗低減のためその形状を非常に鋭利なものとしてい
る。加えてノーズ部5の素材は、高速飛行時の空力加熱
に対する耐熱性要求と、内部に標的補足用のレーダーを
取付ける場合の電波透過性向上の要求のための衝撃力に
対して脆弱なセラミックス素材を使用する例が多い。カ
バー3を破膜する際に飛しょう体ノーズ部5が受ける衝
撃力を緩和するためには、カバー3の強度は可能な限り
低いことが望ましい。反対に、隣接するキャニスタ1か
ら発射した飛しょう体4が噴出する高温高圧のロケット
モータ噴流7からキャニスタ1内部を保護するために
は、カバー3の強度は可能な限り高いことが望ましい。
以上のような相反する強度要求のためにカバー3の強度
の許容範囲は著しく狭くなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術における飛
しょう体の発射装置では、衝突によりカバー3を破膜す
る際に飛しょう体ノーズ部5が受ける衝撃力を緩和する
ために、カバー3は強度が低いことが要求されていた。
またそれとは逆に、外部から負荷される熱と圧力を遮断
するために、カバー3は強度が高いことが要求されてい
た。これらの相反する要求を同時に満たすようなカバー
3の強度の範囲は狭く、このため現実のカバー3の強度
がこの範囲を外れるという問題があった。カバー3の強
度が不足している場合には図4(b)のように、隣接し
たキャニスタ1から発射する飛しょう体のロケットモー
タ噴流7による外圧に耐えられずカバー3が破膜し、こ
のため高温高圧のロケットモータ噴流7がキャニスタ1
内部に侵入することにより、キャニスタ1に格納された
飛しょう体4が高温高圧のロケットモータ噴流7に直接
曝され故障または引火するという問題があった。一方カ
バー3の強度が過剰に高い場合には、図4(b)のよう
にカバー3を衝突破膜する際の衝撃力によって飛しょう
体ノーズ部5が損傷し、内部のレーダーの故障や空力特
性の変化により飛しょう体4が制御不能になるという問
題があった。そして、カバー3の強度が更に高い場合、
飛しょう体4の衝突でカバー3が破膜されず、このため
飛しょう体4がキャニスタ1内に拘束され、以後ロケッ
トモータ6の推進薬が消費されて燃焼が終了するまでの
長時間、高温高圧のロケットモータ噴流7を発射装置内
に噴出し続け、発射装置内全体が高温になることにより
他のキャニスタ1に格納された飛しょう体4に引火する
という問題があった。
【0004】この発明は以上の課題を解決するためにな
されたもので、飛しょう体の発射装置において、キャニ
スタ先端の射出口に従来設けられたカバーを、気密性が
あり強度は低いカバーと、外側から加わる力に対する強
度は高く、かつ内側から加わる力により展開する扉との
二重構造に置換することによって、隣接するキャニスタ
から発射された飛しょう体のロケットモータ噴流の熱と
圧力を遮断し、かつ飛しょう体がカバーを破膜し扉を展
開して射出する際に飛しょう体ノーズ部に加わる衝撃力
を緩和して、飛しょう体を安全に発射し、発射装置周辺
の安全を確保することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明による飛しょ
う体の発射装置は、飛しょう体を格納し、前記飛しょう
体を発射させる発射装置において、前記飛しょう体を発
射直前まで格納し、互いに隣接して複数個配設されるキ
ャニスタと、このキャニスタ先端の射出口に設けられ射
出口を塞ぐカバーと、このカバーの外側に設けられ、隣
接する前記キャニスタより発射された飛しょう体のロケ
ットモータ噴流の熱と圧力を遮断する扉と、この扉と前
記キャニスタ先端部の射出口との接合部分に設けられる
ヒンジと、このヒンジの内側に設けられ前記扉が内側へ
展開することを防止するストッパーとを備えたものであ
る。
【0006】また、第2の発明による飛しょう体の発射
装置は、飛しょう体を格納し、前記飛しょう体を発射さ
せる発射装置において、前記飛しょう体を発射直前まで
格納し、互いに隣接して複数個配設されるキャニスタ
と、このキャニスタ先端の射出口に設けられ射出口を塞
ぐカバーと、このカバーの外側に設けられ、隣接する前
記キャニスタより発射された飛しょう体のロケットモー
タ噴流の熱と圧力を遮断する扉と、この扉と前記キャニ
スタ先端部の射出口との接合部分に設けられるヒンジ
と、前記扉の先端に設けられ、相互に干渉することによ
り前記扉が内側へ展開することを防止するストッパーと
を備えたものである。
【0007】また、第3の発明による飛しょう体の発射
装置は、飛しょう体を格納し、前記飛しょう体を発射さ
せる発射装置において、前記飛しょう体を発射直前まで
格納し、互いに隣接して複数個配設されるキャニスタ
と、このキャニスタ先端の射出口に設けられ射出口を塞
ぐカバーと、このカバーの外側に設けられ、隣接する前
記キャニスタより発射された飛しょう体のロケットモー
タ噴流の熱と圧力を遮断する蓋と、この蓋を内側から支
持する前記射出口側壁内面に設けられた段差と、前記射
出口に設けられ、前記蓋を外側から固定し、かつ、この
蓋を前記飛しょう体が押し上げる際には破壊され前記蓋
を固定する機能を失うストッパーとを備えたものであ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1を示す部分構成図である。図において1は
キャニスタ、2はキャニスタ先端の射出口、3は射出口
2に設けられたカバー、5は飛しょう体のノーズ部、8
はカバー3の外側に設けられた扉、9は扉8をキャニス
タ1に接合するヒンジ、10は扉8の内側への展開を制
限するストッパーである。
【0009】図1(a)に飛しょう体が発射する前の飛
しょう体の発射装置の状態を示す。図において、キャニ
スタ1先端の射出口2は、隣接したキャニスタから発射
された飛しょう体のロケットモータから噴出される高温
高圧のロケットモータ噴流に曝される。射出口2には外
側からのロケットモータ噴流の圧力を遮断する機能を有
する扉8と射出口2を密閉する機能を有するカバー3と
が設けられている。扉8は複数枚の高強度材質(例えば
ステンレス鋼やCFRP)よりなる厚板で構成され、ヒ
ンジ9で射出口2に接合されている。また、カバー3
は、扉8と比較して低強度の材質(例えばGFRP)よ
りなる薄板にて形成されている。隣接したキャニスタか
ら飛しょう体が発射される際に扉8はロケットモータ噴
流により外側から内側へ向かって高い圧力を負荷される
が、ストッパー10に妨げられるためキャニスタ1の内
側に向かって展開することはない。扉8は相互に分離し
ているので気密性が低いが、扉8の内側に設けられたカ
バー3は一枚板で形成され射出口2の内壁に固定されて
いるため気密性が高い。隣接したキャニスタから飛しょ
う体が発射される際、ロケットモータ噴流は気密性の低
い扉8を通過して、ごく少量ずつ扉8とカバー3の間の
空間に侵入し、この空間の温度と圧力を徐々に上昇させ
る。しかし隣接したキャニスタから発射された飛しょう
体は急速に飛び去るので射出口2がロケットモータ噴流
に曝される時間は短く、このため、扉8とカバー3の間
の空間の温度と圧力はカバー3の焼損や破膜に至るほど
上昇せず、飛しょう体が飛び去った後は元の大気圧にま
で低下する。このように扉8とカバー3の二重構造によ
り、キャニスタ1内部を隣接したキャニスタから発射さ
れる飛しょう体からのロケットモータ噴流の熱と圧力か
ら保護する。
【0010】図1(b)に飛しょう体が発射する際の飛
しょう体の発射装置の状態を示す。図において、カバー
3は飛しょう体ノーズ部5と比較して機械的強度が低
く、飛しょう体ノーズ部5の衝突により破膜される。扉
8はヒンジ9で射出口2に接合されていて、扉8相互は
分離しており、ストッパー10は扉8の外向きの展開は
制限しない。このため扉8は飛しょう体ノーズ部5が内
側から押し開くことが可能である。結果としてカバー3
と扉8を飛しょう体が通過する際に飛しょう体ノーズ部
5が受ける衝撃力は小さく、ノーズ部5の損傷等の異常
事態を回避することができる。
【0011】実施の形態2.図2はこの発明の実施の形
態2を示す部分構成図であり、図において1はキャニス
タ、2はキャニスタ先端の射出口、3は射出口2に設け
られたカバー、5は飛しょう体のノーズ部、8はカバー
3の外側に設けられた扉、9は扉8をキャニスタ1に接
合するヒンジ、10は扉8の先端に設けられたストッパ
ーである。
【0012】図2(a)に飛しょう体が発射する前の飛
しょう体の発射装置の状態を示す。図において、キャニ
スタ1先端の射出口2は、隣接したキャニスタから発射
された飛しょう体のロケットモータから噴出される高温
高圧のロケットモータ噴流に曝される。射出口2には外
側からのロケットモータ噴流の圧力を遮断する機能を有
する扉8と射出口2を密閉する機能を有するカバー3と
が設けられている。扉8は複数枚の高強度材質(例えば
ステンレス鋼やCFRP)よりなる厚板で構成され、ヒ
ンジ9で射出口2に接合されている。また、カバー3
は、扉8と比較して低強度の材質(例えばGFRP)よ
りなる薄板にて形成されている。隣接したキャニスタか
ら飛しょう体が発射される際に扉8はロケットモータ噴
流により外側から内側へ向かって高い圧力を負荷される
が、ストッパー10に妨げられるためキャニスタ1の内
側に向かって展開することはない。扉8は相互に分離し
ているので気密性が低いが、扉8の内側に設けられたカ
バー3は一枚板で形成され射出口2の内壁に固定されて
いるため気密性が高い。隣接したキャニスタから飛しょ
う体が発射される際、ロケットモータ噴流は気密性の低
い扉8を通過して、ごく少量ずつ扉8とカバー3の間の
空間に侵入し、この空間の温度と圧力を徐々に上昇させ
る。しかし隣接したキャニスタから発射された飛しょう
体は急速に飛び去るので射出口2がロケットモータ噴流
に曝される時間は短く、このため、扉8とカバー3の間
の空間の温度と圧力はカバー3の焼損や破膜に至るほど
上昇せず、飛しょう体が飛び去った後は元の大気圧にま
で低下する。このように扉8とカバー3の二重構造によ
り、キャニスタ1内部を隣接したキャニスタから発射さ
れる飛しょう体からのロケットモータ噴流の熱と圧力か
ら保護する。
【0013】図2(b)に飛しょう体が発射する際の飛
しょう体の発射装置の状態を示す。図において、カバー
3は飛しょう体ノーズ部5と比較して機械的強度が低
く、飛しょう体ノーズ部5の衝突により破膜される。扉
8はヒンジ9で射出口2に接合されていて、扉8相互は
分離しており、ストッパー10は外向きの展開に関して
は相互に干渉しない。このため扉8は飛しょう体ノーズ
部5が内側から押し開くことが可能である。結果として
カバー3と扉8を飛しょう体が通過する際に飛しょう体
ノーズ部5が受ける衝撃力は小さく、ノーズ部5の損傷
等の異常事態を回避することができる。
【0014】実施の形態3.図3はこの発明の実施の形
態3を示す部分構成図であり、図において1はキャニス
タ、2はキャニスタ先端の射出口、3は射出口2に設け
られたカバー、5は飛しょう体のノーズ部、11はカバ
ー3の外側に設けられた一枚板からなる蓋、12は射出
口2の内壁に設けられ蓋11を内側から支持する段差、
13は蓋11を外側から保持するストッパーである。
【0015】図3(a)に飛しょう体が発射する前の飛
しょう体の発射装置の状態を示す。図において、キャニ
スタ1先端の射出口2は、隣接したキャニスタから発射
された飛しょう体のロケットモータ6から噴出される高
温高圧のロケットモータ噴流に曝される。射出口2には
外側からのロケットモータ噴流の圧力を遮断する機能を
有する蓋11と射出口2を密閉する機能を有するカバー
3とが設けられている。蓋11は一枚の高強度材質(例
えばステンレス鋼やCFRP)よりなる厚板で構成さ
れ、射出口2の内壁に設けられた段差12にストッパー
13のみで固定されている。また、カバー3は、扉8と
比較して低強度の材質(例えばGFRP)よりなる薄板
にて形成されている。隣接のキャニスタから飛しょう体
が発射される際に蓋11はロケットモータ噴流により外
側から内側へ向かって高い圧力を負荷されるが、蓋11
は段差12によって支持されているので外圧に対する耐
性がある。蓋11はストッパー13のみによって固定さ
れているので気密性が低いが、蓋11の内側に設けられ
たカバー3は一枚板で形成され射出口2の内壁に固定さ
れているため気密性が高い。隣接したキャニスタから飛
しょう体が発射される際、ロケットモータ噴流は気密性
の低い蓋11を通過して、ごく少量ずつ蓋11とカバー
3の間の空間に侵入し、この空間の温度と圧力を徐々に
上昇させる。しかし隣接したキャニスタから発射された
飛しょう体は急速に飛び去るので射出口2がロケットモ
ータ噴流に曝される時間は短く、このため蓋11とカバ
ー3の間の空間の温度と圧力はカバー3の焼損や破膜に
至るほど上昇せず、飛しょう体が飛び去った後は元の大
気圧にまで低下する。このように蓋11とカバー3の二
重構造により、キャニスタ1内部を他のキャニスタから
発射される飛しょう体からのロケットモータ噴流の熱と
圧力から保護する。
【0016】図3(b)に飛しょう体が発射する際の飛
しょう体の発射装置の状態を示す。図において、カバー
3は飛しょう体ノーズ部5と比較して機械的強度が低
く、飛しょう体ノーズ部5の衝突により破膜される。蓋
11はストッパー13のみによって固定されており、内
側から外向きに働く力に関しては段差12は関与しな
い。このため蓋11はストッパー13ごと飛しょう体ノ
ーズ部5が内側から押し開くことが可能である。結果と
してカバー3と蓋11を飛しょう体が通過する際に飛し
ょう体ノーズ部5が受ける衝撃力は小さく、ノーズ部5
の損傷等の異常事態を回避することができる。
【0017】
【発明の効果】この発明は上記のように構成され、次の
効果を有する。
【0018】第1の発明によれば、飛しょう体の発射装
置において、隣接するキャニスタから発射された飛しょ
う体のロケットモータ噴流による外側からの圧力と熱を
遮断し、かつ飛しょう体が発射する際に飛しょう体の発
射装置の射出口を密閉するカバーと扉を突破することに
より飛しょう体ノーズ部の受ける衝撃力を緩和し、飛し
ょう体のノーズ部の損傷などの事態を防ぐことができ
る。
【0019】また、第2の発明によれば、飛しょう体の
発射装置において、隣接するキャニスタから発射された
飛しょう体のロケットモータ噴流による外側からの圧力
と熱を遮断し、かつ飛しょう体が発射する際に飛しょう
体の発射装置の射出口を密閉するカバーと扉を突破する
ことにより飛しょう体ノーズ部の受ける衝撃力を緩和
し、飛しょう体のノーズ部の損傷などの事態を防ぐこと
ができる。
【0020】また、第3の発明によれば、飛しょう体の
発射装置において、隣接するキャニスタから発射された
飛しょう体のロケットモータ噴流による外側からの圧力
と熱を遮断し、かつ飛しょう体が発射する際に飛しょう
体の発射装置の射出口を密閉するカバーと扉を突破する
ことにより飛しょう体ノーズ部の受ける衝撃力を緩和
し、飛しょう体のノーズ部の損傷などの事態を防ぐこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す部分構成図で
ある。
【図2】 この発明の実施の形態2を示す部分構成図で
ある。
【図3】 この発明の実施の形態3を示す部分構成図で
ある。
【図4】 従来の飛しょう体の発射装置の構成を示す図
である。
【符号の説明】
1 キャニスタ、2 射出口、3 カバー、4 飛しょ
う体、5 飛しょう体のノーズ部、6 ロケットモー
タ、7 ロケットモータ噴流、8 扉、9 ヒンジ、1
0 ストッパー、11 蓋、12 段差、13 ストッ
パー。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飛しょう体を格納し、前記飛しょう体を
    発射させる発射装置において、前記飛しょう体を発射直
    前まで格納し、飛しょう体を互いに隣接して複数個収容
    するキャニスタと、このキャニスタの射出口に設けられ
    射出口を塞ぐカバーと、このカバーの外側に設けられ、
    隣接する前記キャニスタより発射された飛しょう体のロ
    ケットモータ噴流の熱と圧力を遮断する扉と、この扉と
    前記キャニスタ先端部の射出口との接合部分に設けられ
    るヒンジと、このヒンジの内側に設けられ前記扉が内側
    へ展開することを防止するストッパーとを備えたことを
    特徴とする飛しょう体の発射装置。
  2. 【請求項2】 飛しょう体を格納し、前記飛しょう体を
    発射させる発射装置において、前記飛しょう体を発射直
    前まで格納し、飛しょう体を互いに隣接して複数個収容
    するキャニスタと、このキャニスタの射出口に設けられ
    射出口を塞ぐカバーと、このカバーの外側に設けられ、
    隣接する前記キャニスタより発射された飛しょう体のロ
    ケットモータ噴流の熱と圧力を遮断する扉と、この扉と
    前記キャニスタ先端部の射出口との接合部分に設けられ
    るヒンジと、前記扉の先端に設けられ、相互に干渉する
    ことにより前記扉が内側へ展開することを防止するスト
    ッパーとを備えたことを特徴とする飛しょう体の発射装
    置。
  3. 【請求項3】 飛しょう体を格納し、前記飛しょう体を
    発射させる発射装置において、前記飛しょう体を発射直
    前まで格納し、飛しょう体を互いに隣接して複数個収容
    するキャニスタと、このキャニスタの射出口に設けられ
    射出口を塞ぐカバーと、このカバーの外側に設けられ、
    隣接する前記キャニスタより発射された飛しょう体のロ
    ケットモータ噴流の熱と圧力を遮断する蓋と、この蓋を
    内側から支持する前記射出口側壁内面に設けられた段差
    と、前記射出口に設けられ、前記蓋を外側から固定し、
    かつ、この蓋を前記飛しょう体が押し上げる際には破壊
    され前記蓋を固定する機能を失うストッパーとを備えた
    ことを特徴とする飛しょう体の発射装置。
JP6635998A 1998-03-17 1998-03-17 飛しょう体の発射装置 Pending JPH11264697A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014231978A (ja) * 2013-05-30 2014-12-11 株式会社Ihiエアロスペース 飛翔体発射装置
KR20160068460A (ko) * 2014-12-05 2016-06-15 엘아이지넥스원 주식회사 다연장 발사장치
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CN114110410A (zh) * 2021-11-24 2022-03-01 上海航天设备制造总厂有限公司 一种平板式高压差承压可定压力单向翻转机构

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