JPH11264374A - 防振機構を有する冷凍装置 - Google Patents
防振機構を有する冷凍装置Info
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- JPH11264374A JPH11264374A JP10088267A JP8826798A JPH11264374A JP H11264374 A JPH11264374 A JP H11264374A JP 10088267 A JP10088267 A JP 10088267A JP 8826798 A JP8826798 A JP 8826798A JP H11264374 A JPH11264374 A JP H11264374A
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- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
- Y02B30/70—Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating
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- Compressor (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Abstract
機に関して、圧縮機から配する配管に簡単な機構で配管
の共振を抑える防振機構を有する冷凍装置を提供する。 【解決手段】 複数台の圧縮機を有するマルチ圧縮機の
冷凍機のうち、この圧縮機のひとつを回転制御する冷凍
装置であって、この回転制御を行う圧縮機とその隣の圧
縮機との間の均油管に設けられた均油管用止め弁と、こ
のふたつの各々の圧縮機の基台との間に振動吸収材、又
は固体物と振動吸収材の組み合わせを取り付けた。
Description
の回転数制御を行うことで、冷凍機の省エネルギー化を
実現する防振機構を有する冷凍装置に関する。
の駆動モーターの回転制御を行うことで省エネルギーを
実現する回転制御装置において、圧縮機及び圧縮機から
配する導管の振動が問題となることがある。既存の冷凍
機の圧縮機は商用三相交流電源で回転させているので、
その周波数(関東では50Hz,関西では60Hz)で
圧縮機の誘導モーターを回転させた時に、圧縮機及び圧
縮機から配する導管の振動が抑えられていればよい。し
かし、駆動モーターの回転制御を行う装置の場合は回転
周波数が広い範囲(例えば、駆動周波数が30Hz〜6
0Hz)で変化するため、何の対策も施さない場合、運
転時の駆動周波数によっては導管が共振を起こす等の重
大な障害を起こすおそれがある。その対策のために共振
等によって大きな振動が起こる駆動周波数を避けて運転
する方法(周波数スキップ方法)を採ることができる。
ら配する配管は多く、すべての配管の共振を避けるよう
にスキップを行う周波数を特定するには、振動測定のた
めの時間が多くかかるという問題があった。また、スキ
ップ周波数が特定できたとしても、多くの共振周波数が
あると、制御運転するためのモーター駆動周波数の範囲
が狭くなって、省エネルギーの効果が多く期待できなく
なるという問題点があった。
ため、圧縮機から配する配管に簡単な機構で配管の共振
を抑える防振機構を有する冷凍装置を提供することを目
的とする。
冷凍装置は、複数台の圧縮機を有するマルチ圧縮機の冷
凍機のうち、この圧縮機のひとつを回転制御する冷凍装
置であって、この回転制御を行う圧縮機とその隣の圧縮
機との間の均油管に設けられた均油管用止め弁と、この
ふたつの各々の圧縮機の基台との間に振動吸収材、又は
固体物と振動吸収材の組み合わせを取り付けたことを特
徴とする。
特徴とする。また、該振動吸収材の高さを調整するため
に固体物を挿入することもあり、その固体物が金属製で
あることを特徴とする。
ることから、均油管の振動が振動吸収材によって減少す
ることになる。また、均油管の一部分が固定されるため
共振周波数が高い方にシフトして運転周波数の範囲外に
押しやることにもなる。
いて図面を参照して説明する。図1は本発明防振機構を
有する冷凍装置の実施例における構成図である。図中符
号1はマルチ圧縮機の冷凍機であって、第1圧縮機2
と、第2圧縮機3と、凝縮器4と、膨張弁5と、蒸発器
6と、回転制御装置10とから構成されている。
2圧縮機3の吐出部からの導管は統合された後、凝縮器
4に接続しており、凝縮器4には冷却装置を設けてい
る。この凝縮機4の出口からの導管7は膨張弁5を経て
蒸発器6の入口に接続しており、蒸発器6は冷蔵又は冷
凍チャンバーの中に設置されている。蒸発器6の出口か
らの導管は圧縮機の直前で吸入管16と吸入管17に分
岐して、各々第1圧縮機2と第2圧縮機3に接続してい
る。
第2圧縮機3の駆動モータ14を直接駆動する一方、回
転制御装置10に導かれる。そして回転制御装置10の
出力は第1圧縮機2の駆動モータ13を駆動し、その回
転数を制御する。
管12が設けられており、ふたつの圧縮機の潤滑オイル
を均等にする役目をする。これは、第1圧縮機2と第2
圧縮機3の潤滑オイルが冷凍機全体を回るため、均油管
がないと、ふたつの圧縮機で同じ量が残っている保証が
なく、一方が不足する可能性があるからである。この均
油管12はU字に曲がっており、ここに防振機構11は
取り付けられている。
あり、図1のA−A断面をである。防振機構11は、均
油管12にある均油管用止め弁23と固定金具25をボ
ルト24で固定し、固定金具25と第1圧縮機の基台2
8との間に第1防振ゴム26を挿入し、固定金具25と
第2圧縮機の基台29との間に第2防振ゴム27を挿入
している。なお、固定金具25は主に高さ調節用なの
で、高さが足りれば防振ゴムだけで良い。また固定金具
は金属製に限らずプラスチックなどの固体物でも良い。
チ圧縮機冷凍機であったが、他に圧縮機が3台または4
台のマルチ圧縮機冷凍機であっても良く、防振機構は回
転制御を行う圧縮機とその隣の圧縮機との間の均油管に
設ければ良い。
冷凍機のうち、この圧縮機のひとつを回転制御する冷凍
装置であって、この回転制御を行う圧縮機とその隣の圧
縮機との間の均油管に設けられた均油管用止め弁と、こ
のふたつの各々の圧縮機の基台との間に振動吸収材、又
は固体物と振動吸収材の組み合わせを取り付けたことに
よって、広い回転周波数の範囲で均油管の振動を抑える
ことができる。図3は従来の均油管振動の周波数特性で
あり、図4は本発明防振機構を施した場合の均油管振動
の周波数特性である。いずれも縦軸は振動振幅、横軸は
圧縮機駆動モータに加える駆動周波数である。回転制御
の運転周波数内(30Hz〜60Hz)で、振動の大き
な共振周波数が無くなっていることが分かる。
る冷凍装置は、防振のために行う振動測定が、均油管以
外、主に吸入管と吐出管についてのみの測定でよくなる
ので、スキップ周波数特定のための測定時間が節約でき
る。またスキップすべき周波数が少なくなるので、広い
範囲の運転周波数が確保でき、省エネルギー効果を得や
すくなるという効果を有する。
ける構成図である。
波数特性である。
Claims (3)
- 【請求項1】 複数台の圧縮機を有するマルチ圧縮機の
冷凍機のうち、この圧縮機のひとつを回転制御する冷凍
装置であって、この回転制御を行う圧縮機とその隣の圧
縮機との間の均油管に設けられた均油管用止め弁と、こ
のふたつの各々の圧縮機の基台との間に振動吸収材、又
は固体物と振動吸収材の組み合わせを取り付けた防振機
構を有することを特徴とする冷凍装置。 - 【請求項2】 上記振動吸収材が防振ゴム材である請求
項1記載の防振機構を有することを特徴とする冷凍装
置。 - 【請求項3】 上記固体物が金属製である請求項1記載
の防振機構を有することを特徴とする冷凍装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08826798A JP4064520B2 (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | 防振機構を有する冷凍装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08826798A JP4064520B2 (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | 防振機構を有する冷凍装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11264374A true JPH11264374A (ja) | 1999-09-28 |
JP4064520B2 JP4064520B2 (ja) | 2008-03-19 |
Family
ID=13938128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08826798A Expired - Fee Related JP4064520B2 (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | 防振機構を有する冷凍装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4064520B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030056924A (ko) * | 2001-12-28 | 2003-07-04 | 주식회사 헬쯔테크 | 압축기의 균유관용 진동방진구 |
KR100452596B1 (ko) * | 2001-10-18 | 2004-10-12 | 엘지전자 주식회사 | 냉동사이클의 압축기 균유장치 |
CN101793450A (zh) * | 2009-01-30 | 2010-08-04 | 三星电子株式会社 | 均油装置固定部件及具有该固定部件的空调机的室外机 |
-
1998
- 1998-03-18 JP JP08826798A patent/JP4064520B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100452596B1 (ko) * | 2001-10-18 | 2004-10-12 | 엘지전자 주식회사 | 냉동사이클의 압축기 균유장치 |
KR20030056924A (ko) * | 2001-12-28 | 2003-07-04 | 주식회사 헬쯔테크 | 압축기의 균유관용 진동방진구 |
CN101793450A (zh) * | 2009-01-30 | 2010-08-04 | 三星电子株式会社 | 均油装置固定部件及具有该固定部件的空调机的室外机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4064520B2 (ja) | 2008-03-19 |
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