JPH112635A - 短冊片の搬送装置、およびこれを備えた分析装置 - Google Patents

短冊片の搬送装置、およびこれを備えた分析装置

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JPH112635A
JPH112635A JP15495497A JP15495497A JPH112635A JP H112635 A JPH112635 A JP H112635A JP 15495497 A JP15495497 A JP 15495497A JP 15495497 A JP15495497 A JP 15495497A JP H112635 A JPH112635 A JP H112635A
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JP
Japan
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rotating body
rotating
strip
outer peripheral
peripheral portion
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Application number
JP15495497A
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English (en)
Inventor
Yasuto Murata
康人 村田
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Arkray Inc
Original Assignee
KDK Corp
Kyoto Daiichi Kagaku KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構成によって精度良く対象物を位置決
めして搬送できる搬送装置を提供するとともに、良好に
分析を行うことができる分析装置を提供する。 【解決手段】 水平の軸21周りに回転するとともに全
体として円筒状の外周部20を有する第1回転体2と、
この第1回転体2の回転軸心21と平行な軸心31周り
に上記第1回転体2と同方向に回転するとともに全体と
して円筒状の外周部30を有する第2回転体3と、を備
え、上記第1回転体2と第2回転体3とは、軸心21,
31方向視において両回転体2,3の外周部20,30
が重なり合うようにして軸心21,31間距離が設定さ
れており、上記第1回転体2の外周部20に載置されて
この第1回転体2の回転にともなって移送される短冊片
4が、その一端縁が上記第2回転体3の外周部30に当
接することによって両回転体2,3の軸心21,31と
平行となるように位置決めされた後、上記第2回転体3
の外周部30に移載され、この第2回転体3の回転にと
もなって移送されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、短冊片を所定の
搬送経路にそって搬送するための搬送装置、およびこれ
を備えるとともに短冊片状とされた試料を分析する分析
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、たとえば尿や血液中などの所
定の成分の濃度を分析するための分析装置に採用されて
いる搬送装置としては、ターンテーブルを利用したも
の、ドラムを利用したもの、あるいはベルトコンベア式
のものなどがある。
【0003】ターンテーブルを利用した搬送装置として
は、ターンテーブルの半径方向に長手状に延びるととも
に、周方向に一定間隔毎に形成された複数個の載置溝に
尿や血液などをしみ込ませた短冊状の試験片を載置し、
このターンテーブルを回転させることにより所定の分析
部位まで上記試験片を搬送するように構成されたものが
ある。
【0004】ドラムを利用した搬送装置としては、特公
昭57−57663号公報に開示された発明がある。す
なわち、この搬送装置は、ドラムとして周壁の回転軸と
平行方向に長手状に延びるとともに周方向の一定間隔毎
に載置溝が形成されたものを用い、この溝に上記試験片
を載置し、ドラムの回転により所定の分析部位まで上記
試験片を搬送するように構成されたものである。
【0005】ベルトコンベア式の搬送装置としては、特
公平6−1277号公報に開示された発明がある。すな
わち、この搬送装置は、固定部材と可動部材からなる位
置決め装置によってベルトの幅方向に試験片を位置決め
載置するとともに、この状態において上記試験片をベル
ト上に熱圧着し、ベルトの移動によって所定の分析部位
まで上記試験片を搬送するように構成されたものであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ターン
テーブルを利用した搬送装置およびドラムを利用した搬
送装置は、試験片の位置決め精度を高めるためには上記
載置溝を試験片と略同じ大きさに形成しなければならな
いが、この場合には載置溝に試験片を載置する作業が頻
雑となる。すなわち、たとえば上記搬送装置を備えた分
析装置を用いて尿中の所定成分の濃度分析を行う場合に
は、上記載置作業は試験片を尿中に浸した直後に行わな
ければならず、極めて短時間の間に試験片と略同じ大き
さに形成された載置溝に試験片を載置しなければならな
い。一方、載置作業の頻雑さを回避するために上記載置
溝を試験片の大きさに対して余裕をもった大きさに形成
した場合には、上記試験片の位置決め精度が低下してし
まい、このような搬送装置を備えた分析装置では良好な
分析結果を得られないといった不具合が生じる得る。
【0007】さらに、上記搬送装置を備えた分析装置を
用いて尿中の所定成分の濃度分析を行う場合には、上記
試験片が尿中に浸された後に即座に上記搬送装置の載置
溝に載置されるために、余分な尿が上記試験片に付着し
ており、この余剰尿が上記載置溝に溜まってしまい次に
分析を行う試験片の結果に影響を与えてしまい、良好な
分析結果が得られない場合がある。このため、このよう
な不具合を解消するために上記載置溝に貫通孔を形成し
たり、吸引力によって余剰尿を吸引除去する方法も考え
られるが、これらの方法によっては余剰尿を十分に除去
することが困難であり、吸引力による場合には、新たな
装置が必要になるばかりか吸引した余剰尿が乾燥して吸
引管の内部にこびりついてしまったりしてしまう。
【0008】また、ベルトコンベア式の搬送装置は、試
験片が位置決め装置によって位置決めされるとともに、
この状態において熱圧着される構成であるために試験片
の位置決め精度に優れているものの、上記位置決め装置
および熱圧着するための装置などの複雑な装置、機構が
必要となり、コストアップを招来する。さらに、上記分
析装置を用いて尿中の所定成分の濃度分析を行う場合に
おいては、試験片がベルトに熱圧着されるために上記ベ
ルトを使い捨てしなければならず、1つの試験片を分析
するためのコストが高くなってしまう。
【0009】本願発明は、上記した事情のもとで考え出
されたものであって、簡易な構成によって精度良く短冊
片を位置決めして搬送できる短冊片の搬送装置を提供す
るとともに、良好に分析を行うことができる分析装置を
提供することをその課題とする。
【0010】
【発明の開示】上記の課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。
【0011】すなわち、本願発明の第1の側面によれ
ば、水平の軸周りに回転するとともに全体として円筒状
の外周部を有する第1回転体と、この第1回転体の回転
軸心と平行な軸心周りに上記第1回転体と同方向に回転
するとともに全体として円筒状の外周部を有する第2回
転体と、を備え、上記第1回転体と第2回転体とは、軸
心方向視において両回転体の外周部が重なり合うように
して軸心間距離が設定されており、上記第1回転体の外
周部に載置されてこの第1回転体の回転にともなって移
送される短冊片が、その一端縁が上記第2回転体の外周
部に当接することによって両回転体の軸心と平行となる
ように位置決めされた後、上記第2回転体の外周部に移
載され、この第2回転体の回転にともなって移送される
ようにしたことを特徴とする、短冊片の搬送装置が提供
される。
【0012】好ましくは、上記第2回転体によって移送
される短冊片が移載されてこの短冊片をさらに所定位置
まで移送する移送装置をさらに備えている。
【0013】好ましくはさらに、上記第1回転体および
第2回転体は、それぞれ軸心方向に所定間隔で並設され
た複数枚の円形フランジ片を備えており、一方の回転体
のフランジ片間すきまに他方の回転体のフランジ片が入
り込まされることにより、軸心方向視において両回転体
の外周部が重なり合わされており、また、上記移送装置
は、上記両回転体と同方向に回転する少なくとも2個の
ローラ間にベルトが架設されたベルト駆動機構が上記両
回転体の軸心方向に所定間隔を隔てて平行に一対配置さ
れて構成されており、上記短冊片が上記各ベルト間を掛
け渡すようにして載置された状態で移送される。
【0014】好ましくはさらに、上記各ベルト駆動機構
の搬送方向の上流側に位置するローラの周縁部は、上記
第2回転体の軸心を挟む上記第1回転体との略対向位置
において、軸心方向視において第2回転体の周縁部と重
なり合うようにして配置されている。
【0015】また、上記第1回転体の周速度は、上記第
2回転体の周速度よりも大きく、上記ベルト駆動機構の
各ローラの周速度を上記第2回転体の周速度と略同じに
設定するのが好ましい。
【0016】上述の通り、上記構成の搬送装置において
は、上記第1回転体の外周部に載置された短冊片は、第
1回転体の回転によって上記第1回転体の外周部と第2
回転体の外周部との交差位置まで移送される。このと
き、上記短冊片の一側縁が交差位置の近傍における上記
第2回転体の外周部に当接され、その下面が交差位置の
近傍における上記第1回転体の外周部と当接された状態
となる。すなわち、上記搬送装置においては、この状態
とされることにより上記短冊片が上記両回転体の軸心と
平行とされるように構成されている。したがって、本側
面に係る搬送装置おいて搬送される短冊片は、たとえ上
記第1回転体の外周部に軸心に対して平行に載置されな
かった場合であっても、第2回転体および移送装置によ
って移送される段階においては両回転体の軸心と略平行
とされた状態で搬送されるように構成されている。この
ような作用は、上記第1回転体の周速度を第2回転体の
周速度よりも大きく設定することにより顕著に現れる。
すなわち、第1回転体の周速度のほうが大きい場合に
は、第1回転体の周速度が大きいために短冊片の一側縁
が上記第2回転体の外周部に押し付けられるようにして
当接されて確実に両回転体の軸心と平行とされ、第2回
転体の周速度が小さいために短冊片の平行状態に影響を
与えることなく、良好な平行状態を維持してスムースに
短冊片を第2回転体に移載することができる。
【0017】また、上記した構成の移送装置をさらに備
えた場合には、上記第2回転体によって移送される短冊
片は、第2回転体の外周部と上記移送装置の上流側に位
置するローラの周縁部との交差位置まで移送され、短冊
片が上記移送装置の各ベルトを橋渡すようにして、かつ
上記軸心との平行状態を維持したまま移載され、この状
態において所定位置までさらに移送される。上記第2回
転体によって移送される段階から上記移送装置によって
移送される段階へと変化する場合には、すでに短冊片が
両回転体の軸心と平行とされているので、上記第2回転
体の周速度と上記移送装置の各ローラの周速度とを略同
じにしてスムースに上述した変化を行えるようにするこ
とが好ましい。上述したことから明らかなように、本側
面に係る搬送装置は、簡易な構成によって所望の状態を
良好に維持して短冊片を搬送することができる。
【0018】本願発明の第2の側面によれば、水平の軸
周りに回転するとともに全体として円筒状の外周部を有
する回転体と、この回転体によって移送される短冊片が
移載されてこの短冊片をさらに所定位置まで移送する移
送装置と、を備え、上記回転体は、軸心方向に所定間隔
で並設された複数枚のフランジ片を備えて構成されてお
り、上記移送装置は、上記回転体と同方向に回転する少
なくとも2個のローラ間にベルトが架設されたベルト駆
動機構が上記回転体の回転軸心方向に所定間隔を隔てて
平行に一対配置されて構成されているとともに、上記各
ベルト駆動機構の搬送方向の上流側に位置する各ローラ
の周縁部が上記回転体のフランジ片の周縁部と軸方向視
において重なり合うようにして配置されており、上記回
転体の外周部に載置されてこの回転体の回転にともなっ
て移送される短冊片が、その一端縁が上流側のローラの
周縁部に当接することによって回転体および上流側のロ
ーラのそれぞれの軸心と平行となるように位置決めされ
た後、上記短冊片が上記各ベルト間を掛け渡すようにし
て載置された状態で平行移送されることを特徴とする、
短冊片の搬送装置が提供される。
【0019】上記構成の搬送装置は、上記回転体の外周
部と上記移送装置の上流側のローラの周縁部との交差位
置において、上記回転体上に載置された短冊片が上記回
転体の軸心と平行となるように構成されているので、上
述した第1の側面に係る搬送装置と同様に、短冊片は上
記移送装置によって移送される段階においては上記回転
体の軸心と略平行とされた状態で移送される。
【0020】本願発明の第3の側面によれば、上述した
何れかの側面に記載された短冊片の搬送装置と、上記移
送装置の所定位置の上方に設置されるとともに、上記移
送装置の所定位置まで搬送された短冊状とされた試料を
光を利用して分析する光学的分析装置と、を備えたこと
を特徴とする、分析装置が提供される。
【0021】好ましくは、上記第1回転体および第2回
転体、または上記回転体のフランジ片の周縁部は、軸心
の下方位置において洗浄液に浸されており、また、上記
試料は、尿または血液をしみ込ませた試験片である。
【0022】本側面に係る分析装置は、上述したいずれ
かの側面に係る搬送装置を備えた分析装置であり、好ま
しくは、尿または血液中の所定の成分濃度などを上記移
送装置の所定位置において光学的手法を用いて定量する
装置である。すなわち、上述したように、各側面に係る
搬送装置においては、短冊片、言い換えれば試験片が移
送装置によって搬送されている段階においては、各回転
体の軸心と略平行とされた状態で移送されるので、上記
光学的分析装置によって分析すべき位置に試験片が達し
たときには、上記試験片は所望の状態に位置決めされて
いる。このため、たとえ初期の段階において試験片を精
度良く載置しなかった場合であっても、上記光学的分析
装置に対応する位置に達したときには試験片は良好な状
態に位置決めされており、試験片の位置ずれに起因して
良好な分析が得られないといった不具合が生じることは
ない。
【0023】また、上記分析装置は、回転体の軸心方向
の所定間隔毎に複数のフランジ片が並設された構成の回
転体を有する搬送装置を備えており、上記回転体がフラ
ンジ片を有することによって回転体の表面積が大とされ
ているとともに、上記各回転体の外周部に試験片が載置
された状態においては、従来のようなターンテーブルや
ドラムなどに形成された載置溝に試験片を載置して試験
片を搬送する搬送装置に比べて各回転体と試験片との接
触面積が格段に小さくなっている。このため、回転体と
試験片との接触面積を小さくすることによって、試験片
に付着した余剰尿などが上記各フランジ片の周縁近傍に
溜まったり、余剰尿などに起因した汚れが堆積してしま
うことが極力回避されているとともに、表面積が大とさ
れているので、試験片から排除された余剰尿などが上記
各フランジ片の表面に分散するとによっても上記各フラ
ンジ片の周縁近傍における余剰尿などの影響が排除され
ている。このため、すでに分析の終了した試験片の余剰
尿などが上記各フランジ片の周縁近傍に付着して他の試
験片の分析結果に影響を与えることが極力回避されてい
る。
【0024】一方、試験片に付着した余剰尿などは、上
記回転体の各フランジ片の隙間による毛細管現象によっ
てフランジ片をつたって回転体の軸心側に有効に排除さ
れるのであるが、この余剰尿などは、各回転体が回転し
ている状態において余剰尿などが自重によってある程度
回転体から排除される。また、上記各回転体のフランジ
片の周縁部を上記各回転体の軸心の下方位置において洗
浄液に浸されるように構成することにより、上記各回転
体が洗浄液に浸された状態において、この洗浄液中に各
フランジ片に付着した余剰尿などが分散されて排除され
る。
【0025】本願発明のその他の特徴および利点は、添
付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より
明らかとなろう。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施の
形態を、図面を参照して具体的に説明する。
【0027】図1は、本願発明に係る搬送装置の一例の
要部を表す斜視図、図2は、上記搬送装置1の要部を表
す平面図、図3は、上記搬送装置1を備えた分析装置6
の要部を表す透視側面図である。
【0028】図1、図2および図3に示すように、上記
搬送装置1は、水平の回転軸21の周りに回転するとと
もに全体として円筒状の外周部20を有する第1回転体
2と、この第1回転体2の回転軸21と平行な回転軸3
1の周りに上記第1回転体2と同方向に回転するととも
に全体として円筒状の外周部30を有する第2回転体3
と、上記第2回転体3によって移送される短冊片4が移
載されてこの短冊片4をさらに所定位置まで移送する移
送装置5と、を備えて構成されている。
【0029】図1および図2に示すように、上記第1回
転体2および第2回転体3は、それぞれの回転軸21,
31の軸心方向に所定間隔毎に並設された複数枚の円形
フランジ片22,32を備えており、第2回転体3のフ
ランジ片32,32間のすきまに第1回転体2のフラン
ジ片22が入り込まされることにより、軸心方向視にお
いて両回転体2,3の外周部が重なり合わされている。
なお、各回転体2,3の回転軸21,31は、図示しな
い筐体の側壁あるいはブラケットなどに回転可能に支持
されており、適宜の手段によって図中の矢印の方向にそ
れぞれ回転駆動される。
【0030】図1、図2および図3に示すように、上記
移送装置5は、上記各回転体2,3と同方向、すなわち
図中の矢印の方向に適宜の手段によって回転駆動される
2個のローラ51,51a間にベルト52が架設された
2つのベルト駆動機構50,50aを備えている。上記
各ローラ51,51aは、それぞれブラケット53,5
3によって回転可能にピン55,55を介して支持され
ており、各ベルト駆動機構50,50は、上記各回転体
2,3の回転軸21,31方向に所定間隔を隔ててそれ
ぞれ平行に配置されて構成されている。図2に良く表れ
ているように、上記各ベルト駆動機構50,50の上流
側に位置する各ローラ51,51の周縁部は、上記第2
回転体3の隣合う所定のフランジ片32,32に間に入
り込むようにして配置されている。
【0031】上記構成の搬送装置1においては、上記第
1回転体2の外周部20、すなわちフランジ片22の周
縁端に載置された短冊片4は、第1回転体2の回転によ
って上記各回転体2,3のそれぞれの外周部20,30
の交差上部位置Aまで移送され、次いで第2回転体3の
回転によって第2回転体3の外周部30と上記移送装置
5を構成する上流側の各ローラと51,51の周縁部と
の交差上部位置Bに移送され、最後に移送装置5によっ
て移送される。たとえば、図1に描かれているような所
定の厚みを有するとともに平面視矩形状の短冊片4を移
送する場合には、図3に良く表れているように、上記各
回転体2,3が互いの周縁部20,30が軸方向視にお
いて重なるり合うようにして、かつ各回転体2,3の回
転軸21,31が平行になるように配置されているの
で、上記各回転体2,3の交差位置Aに達した短冊片4
は、その底面が上記第1回転体2の各フランジ片22の
周縁端上に当接しており、その一側面が上記第2回転体
3の各フランジ片32の周縁端と当接している。
【0032】すなわち、上記短冊片4が第2回転体3に
よって移送される状態に変化する段階において、上記短
冊片4が各回転体2,3の回転軸21,31と平行とさ
れるように構成されている。このようにして各回転体
2,3の回転軸21,31と平行とされて上記移送装置
5まで移送された短冊片4は、移送装置5の各ベルト5
2,52間を掛け渡すようにして載置されて移送され
る。このとき、上記短冊片4は、上記第2回転体3によ
って移送される状態においては、各回転体2,3の回転
軸21,31と平行とされているので、上記各ベルト5
2,52間を掛け渡すようにして載置された状態におい
ても、上記短冊片4は回転軸21、31と略平行となる
ようになされている。したがって、上記搬送装置1おい
て搬送される短冊片4は、たとえ上記第1回転体2のフ
ランジ片22の周縁端上に回転軸21と平行に載置され
なかった場合であっても、第2回転体3および移送装置
5によって移送される段階においては回転軸31と平行
とされた状態で搬送されるように構成されている。
【0033】また、上記第1回転体2の周速度を第2回
転体3の周速度よりも大きく設定すれば、第1回転体2
の周速度が大きいために短冊片4の一側面が上記第2回
転体3の外周部30に押し付けられるようにして当接さ
れて確実に両回転体2,3の回転軸21,31と平行と
され、第2回転体3の周速度が小さいために短冊片4の
平行状態に影響を与えることなくスムースに第2回転体
3に移載することができる。一方、上記第2回転体3と
上記移送装置5の上流側の各ローラ51,51との周速
度を略同じに設定すれば、上記第2回転体3から移送装
置5によって移送される段階へと変化する状態を上記回
転軸31との平行状態を維持したままスムースに行うこ
とできる。したがって、上記構成の搬送装置1は、簡易
な構成によって所望の状態を良好に維持して短冊片4を
搬送することができる。
【0034】なお、上記搬送装置1としては、図4に示
した構成のものも考えられる。すなわち、この搬送装置
1aは、上述した第1回転体2の同じ構成の回転体2a
と、上述したベルト駆動機構50と類似の構成のベルト
駆動機構50aからなる移送装置5aと、を備えて構成
されている。上記ベルト駆動機構50aは、3個のロー
ラ51,51a,51bを備え、2個のローラ51,5
1a間にベルト52が架設された恰好とされており、こ
れらのローラ51,51aのうち上流側に位置するロー
ラ51の近傍において移送経路変更ローラ51bが配置
されている。この移送経路変更ローラ51bは、このロ
ーラ51bの配置位置よりも下流においては地面に対し
て平行となるように移送経路を規定し、上流においては
地面に対して所定の角度を有するように移送経路を規定
する。上記搬送装置1aにおいては、上記回転体2aの
外周部と上流側に位置するローラ51の周縁部との交差
位置Cにおいて対象物4が回転軸21aと平行になさ
れ、平行とされた状態で移送装置5aによって移送され
るように構成されている。
【0035】また、本実施形態においては、上記各回転
体2,3は、回転軸21,31を有し、これらの回転軸
21,31とともに回転するように構成されていたが、
上記各回転体2,3の構成などはこのような構成には限
定されない。
【0036】その他、上記第1回転体2の外周部20と
第2回転体3の外周部30との交差位置Aにおける交差
角度、および上記第2回転体3の外周部30と移送装置
5の上流側に位置する各ローラ51,51の周縁部との
交差位置Bにおける交差角度は、上記各回転体2,3お
よび各ローラ51,51の周速度、径、あるいは軸心位
置によって設定される事項であり、様々に設計変更可能
である。
【0037】次に、上記構成の搬送装置1を備えた分析
装置6について図3を参照しつつ簡単に説明する。な
お、本実施形態においては、短冊片4として尿をしみ込
ませた試験片4を用い、この試験片4を用いて尿中の所
定の成分の濃度を分析するための分析装置6について説
明する。
【0038】上記分析装置6は、図示しない筐体内に上
記搬送装置1が組み込まれた構成とされており、移送装
置5による移送経路の上方に設置されるとともに移送経
路と交差する方向に走査し得る光学的分析装置7によっ
て上記試験片4にしみ込ませた尿中の所定成分の濃度が
定量されるように構成されている。
【0039】上記光学的分析装置7による分析には、い
わゆる積分球式法などが採用される。この積分球式法
は、酸化マグネシウムなどの粉末によって内表面が覆わ
れた積分球内に試料を載置して光を照射し、上記積分球
内を反射する試料の反射光から得られた反射率によって
成分濃度を定量する方法である。
【0040】上記試験片4としては、複数の成分の濃度
が分析できるようになされたものなどが採用される。す
なわち、たとえば樹脂などによって形成されたベースフ
ィルム上に、各成分の濃度を分析できる複数の試験紙が
長手方向にそれぞれ貼着されたものが採用される。
【0041】図3に示すように、上記分析装置6におい
ては、試験片4は、第1回転体2の上方位置に試験片4
よりも大きく形成された開口8から第1回転体2のフラ
ンジ片22の周縁端に載置される。このようにして載置
された試験片4は、上記分析装置6が備える搬送装置1
によって移送装置5にまで搬送される。上述の通り、上
記搬送装置1によって搬送された試験片4は、所定の状
態、本実施形態においては、移送装置5のベルト52,
52と略垂直に交差するようにして移送される。このよ
うな状態で移送装置5によって移送される試験片4は、
所定の位置、すなわち光学的分析装置7の鉛直下方に位
置した場合に分析される。
【0042】また、本実施形態においては、複数成分の
濃度分析を行うために試験紙が長手方向に複数貼着され
た試験片4が採用されており、上記光学的分析装置7が
試験片4の長手方向に走査してそれぞれの試験紙につい
て反射率を測定して各成分の濃度が定量される。
【0043】本実施形態における分析装置6では、上記
光学的分析装置7によって分析すべき位置に試験片4が
達したときには、上記試験片4は所望の状態、言い換え
れば、上記光学的分析装置7の走査方向に対応した位置
に良好に位置決めされている。すなわち、たとえ初期の
段階において試験片4を精度良く載置しなかった場合で
あっても、上記光学的分析装置7に対応する位置に達し
たときには試験片4は良好な状態に位置決めされてお
り、試験片4の位置ずれに起因して良好な分析が得られ
ないといった不具合が生じることはない。なお、試験片
4が分析部位に達した場合には、上記試験片4の分析が
終了するまで試験片4の移送を中断するように構成して
もよい。
【0044】上記光学的分析装置7によって分析された
試験片4は、上記移送装置5の下流端までさらに移送さ
れ、自重により落下し適宜設置される廃棄ボックス9内
に収納される。
【0045】また、上記分析装置6は、第1および第2
回転体2,3の軸心方向の所定間隔毎に複数のフランジ
片22,32が並設された構成の第1および第2回転体
2,3を有する搬送装置1を備えており、上記各回転体
2,3がフランジ片22,32を有することによって上
記各回転体2,3の表面積が大とされているとともに、
上記各回転体2,3の外周部に試験片4が載置された状
態においては、従来のようなターンテーブルやドラムな
どに形成された載置溝に試験片を載置して試験片を搬送
する搬送装置に比べて各回転体2,3と試験片4との接
触面積が格段に小さくなっている。このため、各回転体
2,3と試験片4との接触面積を小さくすることによっ
て、試験片4に付着した余剰尿が上記各フランジ片2
2,32の周縁近傍に溜まったり、余剰尿に起因した汚
れが堆積してしまうことが極力回避されているととも
に、表面積が大とされているので、試験片4から排除さ
れた余剰尿が上記各フランジ片22,32の表面に分散
するとによっても上記各フランジ片22,32の周縁近
傍における余剰尿の影響が排除されている。このため、
すでに分析の終了した試験片4の余剰尿が上記各フラン
ジ片22,32の周縁近傍に付着して他の試験片4の分
析結果に影響を与えることが極力回避されている。
【0046】一方、試験片4に付着した余剰尿は、上記
各回転体2,3のフランジ片22,32の隙間による毛
細管現象によってフランジ片22,32をつたって各回
転体2,3の回転軸21,31側に有効に排除されるの
であるが、この余剰尿は、各回転体2,3が回転してい
る状態において余剰尿が自重によって回転体2,3から
ある程度排除される。特に、上記第1回転体2と第2回
転体3とが交差位置Aに試験片4が達した状態では、試
験片4の裏面が第1回転体2のフランジ片22の外周部
と、試験片4の一側面が第2回転体3のフランジ片32
の外周部とそれぞれ接触しているため、上述した効果、
すなわち毛細管現象によって余剰尿を排除する効果が顕
著に表れる。
【0047】また、図3に示すように、上記各回転体
2,3のフランジ片22,32の周縁部を上記各回転体
2,3の回転軸21,31の下方位置において所定の容
器に収容された洗浄液95に浸されるように構成するこ
ともできる。このように構成すれば、上記各回転体2,
3が洗浄液95に浸された状態において、この洗浄液9
5中に余剰尿などが分散されて排除される。
【0048】なお、本実施形態においては、尿中の所定
の成分濃度を分析する装置6について説明したが、本願
発明はこれらに限らず、血液中などの所定の成分濃度を
定量する装置についても適用できるのはいうまでもな
い。
【0049】また、上記分析装置6において採用されて
いた光学的分析装置7は、積分球式法によるものには限
定されず、その他の方法によるものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る搬送装置の一例の要部を表す斜
視図である。
【図2】上記搬送装置の要部を表す平面図である。
【図3】上記搬送装置を備えた分析装置の透視側面図で
ある。
【図4】上記搬送装置の変形例の要部を表す側面図であ
る。
【符号の説明】
1 搬送装置 2 第1回転体 2a 回転体(変形例の) 3 第2回転体 4 対象物(試験片) 5 移送装置 6 分析装置 7 光学的分析装置 21 回転軸(第1回転体の) 22 フランジ片(第1回転体の) 31 回転軸(第2回転体の) 32 フランジ片(第2回転体の) 50 ベルト駆動機構 51 ローラ(上流側の) 51a ローラ(下流側の) 52 ベルト 95 洗浄液

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平の軸周りに回転するとともに全体と
    して円筒状の外周部を有する第1回転体と、この第1回
    転体の回転軸心と平行な軸心周りに上記第1回転体と同
    方向に回転するとともに全体として円筒状の外周部を有
    する第2回転体と、を備え、 上記第1回転体と第2回転体とは、軸心方向視において
    両回転体の外周部が重なり合うようにして軸心間距離が
    設定されており、 上記第1回転体の外周部に載置されてこの第1回転体の
    回転にともなって移送される短冊片が、その一端縁が上
    記第2回転体の外周部に当接することによって両回転体
    の軸心と平行となるように位置決めされた後、上記第2
    回転体の外周部に移載され、この第2回転体の回転にと
    もなって移送されるようにしたことを特徴とする、短冊
    片の搬送装置。
  2. 【請求項2】 上記第2回転体によって移送される短冊
    片が移載されてこの短冊片をさらに所定位置まで移送す
    る移送装置をさらに備えている、請求項1に記載の短冊
    片の搬送装置。
  3. 【請求項3】 上記第1回転体および第2回転体は、そ
    れぞれ軸心方向に所定間隔で並設された複数枚の円形フ
    ランジ片を備えており、一方の回転体のフランジ片間す
    きまに他方の回転体のフランジ片が入り込まされること
    により、軸心方向視において両回転体の外周部が重なり
    合わされている、請求項1または2に記載の短冊片の搬
    送装置。
  4. 【請求項4】 上記移送装置は、上記両回転体と同方向
    に回転する少なくとも2個のローラ間にベルトが架設さ
    れたベルト駆動機構が上記両回転体の軸心方向に所定間
    隔を隔てて平行に一対配置されて構成されており、上記
    短冊片が上記各ベルト間を掛け渡すようにして載置され
    た状態で移送される、請求項1ないし3のいずれかに記
    載の短冊片の搬送装置。
  5. 【請求項5】 上記各ベルト駆動機構の搬送方向の上流
    側に位置するローラの周縁部は、上記第2回転体の軸心
    を挟む上記第1回転体との略対向位置において、軸心方
    向視において第2回転体の周縁部と重なり合うようにし
    て配置されている、請求項1ないし4のいずれかに記載
    の搬送装置。
  6. 【請求項6】 上記第1回転体の周速度は、上記第2回
    転体の周速度よりも大きい、請求項1ないし5のいずれ
    かに記載の搬送装置。
  7. 【請求項7】 上記ベルト駆動機構の各ローラの周速度
    は、上記第2回転体の周速度と略同じである、請求項1
    ないし6のいずれかに記載の搬送装置。
  8. 【請求項8】 水平の軸周りに回転するとともに全体と
    して円筒状の外周部を有する回転体と、この回転体によ
    って移送される短冊片が移載されてこの短冊片をさらに
    所定位置まで移送する移送装置と、を備え、 上記回転体は、軸心方向に所定間隔で並設された複数枚
    のフランジ片を備えて構成されており、 上記移送装置は、上記回転体と同方向に回転する少なく
    とも2個のローラ間にベルトが架設されたベルト駆動機
    構が上記回転体の回転軸心方向に所定間隔を隔てて平行
    に一対配置されて構成されているとともに、上記各ベル
    ト駆動機構の搬送方向の上流側に位置する各ローラの周
    縁部が上記回転体のフランジ片の周縁部と軸方向視にお
    いて重なり合うようにして配置されており、 上記回転体の外周部に載置されてこの回転体の回転にと
    もなって移送される短冊片が、その一端縁が上流側のロ
    ーラの周縁部に当接することによって回転体および上流
    側のローラのそれぞれの軸心と平行となるように位置決
    めされた後、上記短冊片が上記各ベルト間を掛け渡すよ
    うにして載置された状態で平行移送されることを特徴と
    する、短冊片の搬送装置。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれかに記載の短
    冊片の搬送装置と、上記移送装置の所定位置の上方に設
    置されるとともに、上記移送装置の所定位置まで搬送さ
    れる短冊片状とされた試料を光を利用して分析する光学
    的分析装置と、を備えたことを特徴とする、分析装置。
  10. 【請求項10】 上記第1回転体および第2回転体、ま
    たは上記回転体のフランジ片の周縁部は、軸心の下方位
    置において洗浄液に浸されている、請求項9に記載の分
    析装置。
  11. 【請求項11】 上記試料は、尿または血液をしみ込ま
    せた試験片である、請求項9または10に記載の分析装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2003044500A1 (en) 2001-11-20 2003-05-30 Quidel Corporation Test strip analysis apparatus
JP2009236901A (ja) * 2001-11-20 2009-10-15 Quidel Corp テストストリップの光学測定デバイス

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