JPH11263002A - インクジェット記録装置および反応液タンク - Google Patents
インクジェット記録装置および反応液タンクInfo
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- JPH11263002A JPH11263002A JP871098A JP871098A JPH11263002A JP H11263002 A JPH11263002 A JP H11263002A JP 871098 A JP871098 A JP 871098A JP 871098 A JP871098 A JP 871098A JP H11263002 A JPH11263002 A JP H11263002A
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- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/0011—Pre-treatment or treatment during printing of the recording material, e.g. heating, irradiating
- B41M5/0017—Application of ink-fixing material, e.g. mordant, precipitating agent, on the substrate prior to printing, e.g. by ink-jet printing, coating or spraying
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- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
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- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/17—Ink jet characterised by ink handling
- B41J2/175—Ink supply systems ; Circuit parts therefor
- B41J2/17503—Ink cartridges
Abstract
(57)【要約】
【課題】 多価金属塩を含んでなる反応液とインク組成
物とを付着させて印刷を行う二液を用いたインクジェッ
ト記録装置に用いられる、目詰まりを生じさせない反応
液を収納したタンクの提供。 【解決手段】 多価金属塩を含んだ反応液を、減圧状態
で反応液タンクに封止する。これにより、反応液は析出
物を生じさせることなく、長期間の保存後であっても、
良好な印刷、とりわけ、目詰まりがない安定した印刷が
実現できる。
物とを付着させて印刷を行う二液を用いたインクジェッ
ト記録装置に用いられる、目詰まりを生じさせない反応
液を収納したタンクの提供。 【解決手段】 多価金属塩を含んだ反応液を、減圧状態
で反応液タンクに封止する。これにより、反応液は析出
物を生じさせることなく、長期間の保存後であっても、
良好な印刷、とりわけ、目詰まりがない安定した印刷が
実現できる。
Description
【０００１】
【発明の背景】発明の分野 本発明は、記録媒体に反応液とインク組成物とを付着さ
せて印刷を行うインクジェット記録装置およびそれに用
いられる反応液タンクに関する。
せて印刷を行うインクジェット記録装置およびそれに用
いられる反応液タンクに関する。
【０００２】背景技術 インクジェット記録方法は、インク組成物の小滴を飛翔
させ、紙等の記録媒体に付着させて印刷を行う印刷方法
である。この方法は、比較的安価な装置で高解像度、高
品位な画像を、高速で印刷可能であるという特徴を有す
る。通常インクジェット記録に使用させるインク組成物
は、水を主成分とし、これに着色成分および目詰まり防
止等の目的でグリセリン等の湿潤材を含有したものが一
般的である。
させ、紙等の記録媒体に付着させて印刷を行う印刷方法
である。この方法は、比較的安価な装置で高解像度、高
品位な画像を、高速で印刷可能であるという特徴を有す
る。通常インクジェット記録に使用させるインク組成物
は、水を主成分とし、これに着色成分および目詰まり防
止等の目的でグリセリン等の湿潤材を含有したものが一
般的である。
【０００３】一方、インクジェット記録方法として、最
近新たに、多価金属塩の溶液を記録媒体に適用した後、
少なくとも一つのカルボキシル基を有する染料を含むイ
ンク組成物を適用する方法が提案されている（例えば、
特開平５−２０２３２８号公報）。
近新たに、多価金属塩の溶液を記録媒体に適用した後、
少なくとも一つのカルボキシル基を有する染料を含むイ
ンク組成物を適用する方法が提案されている（例えば、
特開平５−２０２３２８号公報）。
【０００４】また、その他にも多価金属塩の溶液と、イ
ンク組成物との二液を印字するインクジェット記録方法
がいくつか提案されている（例えば、特開昭６４−６３
１８５号、特開平３−２４０５５７号公報、特開平３−
２４０５５８号公報、特開平８−５２８６８号、特開平
９−２０７４２４号）。
ンク組成物との二液を印字するインクジェット記録方法
がいくつか提案されている（例えば、特開昭６４−６３
１８５号、特開平３−２４０５５７号公報、特開平３−
２４０５５８号公報、特開平８−５２８６８号、特開平
９−２０７４２４号）。
【０００５】これら二液を用いたインクジェット記録用
においては、多価金属塩の溶液（以下、「反応液」と呼
ぶことがある）と、インク組成物とを記録媒体に印刷す
ることにより、多価金属塩と主に着色剤とから不溶性複
合体が形成され、この複合体の存在により、耐水性があ
り、かつカラーブリードのない高品位の画像を得ること
ができるとされている。
においては、多価金属塩の溶液（以下、「反応液」と呼
ぶことがある）と、インク組成物とを記録媒体に印刷す
ることにより、多価金属塩と主に着色剤とから不溶性複
合体が形成され、この複合体の存在により、耐水性があ
り、かつカラーブリードのない高品位の画像を得ること
ができるとされている。
【０００６】しかしながら、多価金属の塩は水に対する
溶解性が低い。よって、製造してから長期間経過した多
価金属塩溶液を用いると、印刷中に、析出物がフィルタ
ーを詰まらせて記録ヘッドへの反応液の供給を阻害した
り、あるいは析出物が記録ヘッドに流入して微細なノズ
ルを詰まらせてしまうことが観察された。
溶解性が低い。よって、製造してから長期間経過した多
価金属塩溶液を用いると、印刷中に、析出物がフィルタ
ーを詰まらせて記録ヘッドへの反応液の供給を阻害した
り、あるいは析出物が記録ヘッドに流入して微細なノズ
ルを詰まらせてしまうことが観察された。
【０００７】
【発明の概要】本発明者は、今般、このような二液を印
刷して画像を形成するインクジェット記録装置におい
て、多価金属塩を含んだ溶液を、減圧状態で反応液タン
クに封止することにより、長期間の保存後であっても、
良好な印刷、とりわけ、目詰まりがない安定した印刷が
実現できるとの知見を得た。本発明は、かかる知見に基
づくものである。従って、本発明は、良好な印刷が実現
できる二液を印刷するインクジェット記録装置およびそ
れに用いられる反応液タンクの提供をその目的としてい
る。そして、本発明によるインクジェット記録装置は、
記録媒体に、多価金属塩を含んでなる反応液と、インク
組成物とを付着させて印刷を行うインクジェット記録装
置であって、前記反応液を収納する反応液タンクと、前
記インク組成物を収納するインク組成物タンクとを備え
てなり、前記反応液が減圧下前記反応液タンクに封止さ
れてなるものである。また、本発明による反応液タンク
は、記録媒体に、多価金属塩を含んでなる反応液と、イ
ンク組成物とを付着させて印刷を行うインクジェット記
録装置に用いられる反応液を収納する反応液タンクであ
って、前記反応液が減圧下封止されてなるものである。
刷して画像を形成するインクジェット記録装置におい
て、多価金属塩を含んだ溶液を、減圧状態で反応液タン
クに封止することにより、長期間の保存後であっても、
良好な印刷、とりわけ、目詰まりがない安定した印刷が
実現できるとの知見を得た。本発明は、かかる知見に基
づくものである。従って、本発明は、良好な印刷が実現
できる二液を印刷するインクジェット記録装置およびそ
れに用いられる反応液タンクの提供をその目的としてい
る。そして、本発明によるインクジェット記録装置は、
記録媒体に、多価金属塩を含んでなる反応液と、インク
組成物とを付着させて印刷を行うインクジェット記録装
置であって、前記反応液を収納する反応液タンクと、前
記インク組成物を収納するインク組成物タンクとを備え
てなり、前記反応液が減圧下前記反応液タンクに封止さ
れてなるものである。また、本発明による反応液タンク
は、記録媒体に、多価金属塩を含んでなる反応液と、イ
ンク組成物とを付着させて印刷を行うインクジェット記
録装置に用いられる反応液を収納する反応液タンクであ
って、前記反応液が減圧下封止されてなるものである。
【０００８】
【発明の実施の形態】インクジェット記録装置および反
応液タンク 本発明によるインクジェット記録装置および反応液タン
クを以下図面を用いて説明する。
応液タンク 本発明によるインクジェット記録装置および反応液タン
クを以下図面を用いて説明する。
【０００９】図１は、本発明のインクジェット記録装置
の一実施例を示した図である。図中の装置は、記録紙を
搬送するために矢印Ａ方向に回転する記録紙搬送手段で
あるプラテン１に沿って、ガイド軸２ａ上を矢印Ｂ方向
に往復運動するキャリッジ２を有し、このキャリッジ２
には、プラテン１に近接して反応液を吐出する記録ヘッ
ド３ａ、およびインク組成物を吐出する記録ヘッド３ｂ
がそれぞれ搭載されてなる。記録ヘッド３ａの上方には
反応液用タンク７ａ、記録ヘッド３ｂの上方にはインク
組成物用タンク７ｂがそれぞれ設けられ、各タンクから
反応液またはインク組成物が記録ヘッド３ａまたは３ｂ
に供給される。
の一実施例を示した図である。図中の装置は、記録紙を
搬送するために矢印Ａ方向に回転する記録紙搬送手段で
あるプラテン１に沿って、ガイド軸２ａ上を矢印Ｂ方向
に往復運動するキャリッジ２を有し、このキャリッジ２
には、プラテン１に近接して反応液を吐出する記録ヘッ
ド３ａ、およびインク組成物を吐出する記録ヘッド３ｂ
がそれぞれ搭載されてなる。記録ヘッド３ａの上方には
反応液用タンク７ａ、記録ヘッド３ｂの上方にはインク
組成物用タンク７ｂがそれぞれ設けられ、各タンクから
反応液またはインク組成物が記録ヘッド３ａまたは３ｂ
に供給される。
【００１０】記録ヘッド３ａおよび３ｂには信号ケーブ
ル１８から信号が供給され、この信号に従い記録ヘッド
３ａおよび３ｂからは反応液またはインク組成物の液滴
が、図示されていないノズルから吐出される。吐出され
た反応液またはインク組成物の液滴は、プラテン１に巻
き付けられた記録媒体２０（例えば、紙）上に付着さ
れ、画像を形成することとなる。
ル１８から信号が供給され、この信号に従い記録ヘッド
３ａおよび３ｂからは反応液またはインク組成物の液滴
が、図示されていないノズルから吐出される。吐出され
た反応液またはインク組成物の液滴は、プラテン１に巻
き付けられた記録媒体２０（例えば、紙）上に付着さ
れ、画像を形成することとなる。
【００１１】また、記録ヘッドに目詰まりなどが生じた
場合、キャップ部材１３により記録ヘッドのノズル面を
封止し、キャップ部材１３と導管１４を介して接続され
たポンプ１５により、反応液またはインク組成物を吸引
する操作を行い、目詰まりを解消する。吸引された反応
液またはインク組成物は、廃液タンク１７に導管１６に
より導かれる。
場合、キャップ部材１３により記録ヘッドのノズル面を
封止し、キャップ部材１３と導管１４を介して接続され
たポンプ１５により、反応液またはインク組成物を吸引
する操作を行い、目詰まりを解消する。吸引された反応
液またはインク組成物は、廃液タンク１７に導管１６に
より導かれる。
【００１２】図中ではキャップ部材は１つ設けているだ
けであるが、記録ヘッド３ａおよび３ｂそれぞれに対応
するように複数設けても良い。
けであるが、記録ヘッド３ａおよび３ｂそれぞれに対応
するように複数設けても良い。
【００１３】次に本発明による反応液タンクを詳細に説
明する。図２は、図１のインクジェット記録装置の断面
を示す図であり、図３は反応液タンク７ａの分解斜視図
である。
明する。図２は、図１のインクジェット記録装置の断面
を示す図であり、図３は反応液タンク７ａの分解斜視図
である。
【００１４】記録ヘッド３ａの上方には、内部にポリウ
レタンフォーム等の多孔質部材よるなるフォーム６ａを
収納した反応液溜まり６を備えた反応液タンク７ａが設
けられてなる。反応液タンク７ａには、その蓋８に外部
と連通する連通孔９が設けられ、また、その底面にはフ
ォーム６ａとの密着された台状の突起１０が形成されて
いる。この突起１０の中心部から下方に向けて記録ヘッ
ド３ａに連通する連通部がある。連通部はフォーム６ａ
内の反応液を取り出し保持する反応液室１１と、反応液
室１１の端部にゴム等の弾性部材よりなる盲栓１２によ
り形成されてなる。
レタンフォーム等の多孔質部材よるなるフォーム６ａを
収納した反応液溜まり６を備えた反応液タンク７ａが設
けられてなる。反応液タンク７ａには、その蓋８に外部
と連通する連通孔９が設けられ、また、その底面にはフ
ォーム６ａとの密着された台状の突起１０が形成されて
いる。この突起１０の中心部から下方に向けて記録ヘッ
ド３ａに連通する連通部がある。連通部はフォーム６ａ
内の反応液を取り出し保持する反応液室１１と、反応液
室１１の端部にゴム等の弾性部材よりなる盲栓１２によ
り形成されてなる。
【００１５】キャリッジに設けられた記録ヘッド３ａと
フィルタ室４を介して連通する連通部材である中空針５
を盲栓１２に挿通することにより、反応液タンク７ａ内
に含浸した反応液が記録ヘッド３ａに供給される。
フィルタ室４を介して連通する連通部材である中空針５
を盲栓１２に挿通することにより、反応液タンク７ａ内
に含浸した反応液が記録ヘッド３ａに供給される。
【００１６】また、連通孔９の少なくとも一つは開封可
能な非通気性の封止部材２１で使用直前まで、減圧下封
止される。そして、使用直前に開封し、通気孔９ａを介
して反応液タンク７ａと外部とが連通する。封止部材２
１は、図３に示されるように十分長い部分を有し、その
端部をつまみ上げて容易に開封出来るよう構成されてな
るのが好ましい。また、印刷中、通気孔９ａは、反応液
が消費された分、反応液タンク７ａ内に空気を補充する
役目を果たす。
能な非通気性の封止部材２１で使用直前まで、減圧下封
止される。そして、使用直前に開封し、通気孔９ａを介
して反応液タンク７ａと外部とが連通する。封止部材２
１は、図３に示されるように十分長い部分を有し、その
端部をつまみ上げて容易に開封出来るよう構成されてな
るのが好ましい。また、印刷中、通気孔９ａは、反応液
が消費された分、反応液タンク７ａ内に空気を補充する
役目を果たす。
【００１７】本発明による反応液タンクにあっては、通
気孔９ａが封止された状態で、反応液が減圧下反応液タ
ンク内に置かれてなる。このような減圧下におかれた反
応液は、析出物を生じさせない。その結果、インクジェ
ット記録装置に装着されて用いられた際、析出物がフィ
ルターを詰まらせることもなく、また析出物が記録ヘッ
ドに流入して微細なノズルを詰まらせてしまうもない。
よって、本発明による反応液タンクに充填された反応液
を用いることで、印刷を安定に実施することが可能とな
る。
気孔９ａが封止された状態で、反応液が減圧下反応液タ
ンク内に置かれてなる。このような減圧下におかれた反
応液は、析出物を生じさせない。その結果、インクジェ
ット記録装置に装着されて用いられた際、析出物がフィ
ルターを詰まらせることもなく、また析出物が記録ヘッ
ドに流入して微細なノズルを詰まらせてしまうもない。
よって、本発明による反応液タンクに充填された反応液
を用いることで、印刷を安定に実施することが可能とな
る。
【００１８】本発明において反応液タンクの内部の圧力
は、大気圧未満であり、好ましくは０．０５ＭＰａ以下
の圧力であり、より好ましくは０．０２ＭＰａ以下であ
る。
は、大気圧未満であり、好ましくは０．０５ＭＰａ以下
の圧力であり、より好ましくは０．０２ＭＰａ以下であ
る。
【００１９】本発明による反応液タンクは次のような方
法で製造されるのが好ましい。まず、反応液タンク７を
封止部材２１および２２を残して組み立てる。組み立て
た反応液タンク７の反応液溜り６を、連通孔９を通して
減圧する。減圧度は、適宜決定されてよいが、充填反応
液量および充填時間を勘案すると０．０５ＭＰａ以下が
好ましく、より好ましくは０．０２ＭＰａ以下である。
続いて、連通孔９より反応液を充填する。この時反応液
は減圧され、脱気反応液となる。次に大気圧下で連通孔
９のうち、９ａ以外を封止部材２２で封をする。その
後、減圧密封工程で反応液タンク７を減圧し、通気孔９
ａを封止部材２１で封止する。この際、本発明の好まし
い態様によれば、反応液溜り６の内部の圧力を、０．０
５ＭＰａ以下、より好ましくは０．０２ＭＰａ以下とす
る。
法で製造されるのが好ましい。まず、反応液タンク７を
封止部材２１および２２を残して組み立てる。組み立て
た反応液タンク７の反応液溜り６を、連通孔９を通して
減圧する。減圧度は、適宜決定されてよいが、充填反応
液量および充填時間を勘案すると０．０５ＭＰａ以下が
好ましく、より好ましくは０．０２ＭＰａ以下である。
続いて、連通孔９より反応液を充填する。この時反応液
は減圧され、脱気反応液となる。次に大気圧下で連通孔
９のうち、９ａ以外を封止部材２２で封をする。その
後、減圧密封工程で反応液タンク７を減圧し、通気孔９
ａを封止部材２１で封止する。この際、本発明の好まし
い態様によれば、反応液溜り６の内部の圧力を、０．０
５ＭＰａ以下、より好ましくは０．０２ＭＰａ以下とす
る。
【００２０】反応液 本発明において反応液は、少なくとも多価金属塩を含ん
でなる。
でなる。
【００２１】反応液に用いることができる多価金属塩と
は、２価以上の多価金属イオンとこれら多価金属イオン
に結合する陰イオンとから構成され、水に可溶なもので
ある。多価金属イオンの具体例としては、Ｃａ2+、Ｃｕ
2+、Ｎｉ2+、Ｍｇ2+、Ｚｎ2+、Ｂａ2+などの二価金属イ
オン、Ａｌ3+、Ｆｅ3+、Ｃｒ3+などの三価金属イオンが
あげられる。陰イオンとしては、Ｃｌ-、ＮＯ3 -、Ｉ-、
Ｂｒ-、ＣｌＯ3 -およびＣＨ3ＣＯＯ-などがあげられ
る。
は、２価以上の多価金属イオンとこれら多価金属イオン
に結合する陰イオンとから構成され、水に可溶なもので
ある。多価金属イオンの具体例としては、Ｃａ2+、Ｃｕ
2+、Ｎｉ2+、Ｍｇ2+、Ｚｎ2+、Ｂａ2+などの二価金属イ
オン、Ａｌ3+、Ｆｅ3+、Ｃｒ3+などの三価金属イオンが
あげられる。陰イオンとしては、Ｃｌ-、ＮＯ3 -、Ｉ-、
Ｂｒ-、ＣｌＯ3 -およびＣＨ3ＣＯＯ-などがあげられ
る。
【００２２】とりわけ、Ｃａ2+またはＭｇ2+より構成さ
れる金属塩は、反応液のｐＨ、得られる印刷物の品質と
いう２つの観点から、好適な結果を与える。
れる金属塩は、反応液のｐＨ、得られる印刷物の品質と
いう２つの観点から、好適な結果を与える。
【００２３】これら多価金属塩の反応液中における濃度
は、印刷品質、目詰まり防止の効果が得られる範囲で適
宜決定されてよいが、好ましくは０．１〜４０重量％程
度であり、より好ましくは５〜２５重量％である。
は、印刷品質、目詰まり防止の効果が得られる範囲で適
宜決定されてよいが、好ましくは０．１〜４０重量％程
度であり、より好ましくは５〜２５重量％である。
【００２４】本発明の好ましい態様によれば、反応液は
高沸点有機溶剤からなる湿潤材を含んでなる。高沸点有
機溶剤は、反応液の乾燥を防ぐことによりヘッドの目詰
まりを防止する。高沸点有機溶剤の好ましい例として
は、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリ
エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピ
レングリコール、ポリプロピレングリコール、ブチレン
グリコール、ヘキシレングリコール、１，２，６−ヘキ
サントリオール、チオグリコール、グリセリン、トリメ
チロールエタン、トリメチロールプロパンなどの多価ア
ルコール類、エチレングリコールモノメチルエーテル、
エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリ
コールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノ
メチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエー
テル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、トリ
エチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレン
グリコールモノエチルエーテル、トリエチレングリコー
ルモノブチルエーテルなどの多価アルコールのアルキル
エーテル類、２−ピロリドン、Ｎ−メチル−２−ピロリ
ドン、１，３−ジメチル−２−イミダゾリジノン、トリ
エタノールアミンなどがあげられる。
高沸点有機溶剤からなる湿潤材を含んでなる。高沸点有
機溶剤は、反応液の乾燥を防ぐことによりヘッドの目詰
まりを防止する。高沸点有機溶剤の好ましい例として
は、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリ
エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピ
レングリコール、ポリプロピレングリコール、ブチレン
グリコール、ヘキシレングリコール、１，２，６−ヘキ
サントリオール、チオグリコール、グリセリン、トリメ
チロールエタン、トリメチロールプロパンなどの多価ア
ルコール類、エチレングリコールモノメチルエーテル、
エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリ
コールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノ
メチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエー
テル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、トリ
エチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレン
グリコールモノエチルエーテル、トリエチレングリコー
ルモノブチルエーテルなどの多価アルコールのアルキル
エーテル類、２−ピロリドン、Ｎ−メチル−２−ピロリ
ドン、１，３−ジメチル−２−イミダゾリジノン、トリ
エタノールアミンなどがあげられる。
【００２５】高沸点有機溶剤の添加量は特に限定されな
いが、好ましくは０．５〜４０重量％程度であり、より
好ましくは２〜２０重量％程度である。
いが、好ましくは０．５〜４０重量％程度であり、より
好ましくは２〜２０重量％程度である。
【００２６】本発明の好ましい態様によれば、反応液は
低沸点有機溶剤を含んでなる。低沸点有機溶剤の好まし
い例としては、メタノール、エタノール、ｎ−プロピル
アルコール、ｉｓｏ−プロピルアルコール、ｎ−ブタノ
ール、ｓｅｃ−ブタノール、ｔｅｒｔ−ブタノール、ｉ
ｓｏ−ブタノール、ｎ−ペンタノールなどがあげられ
る。特に一価アルコールが好ましい。低沸点有機溶剤
は、インクの乾燥時間を短くする効果がある。低沸点有
機溶剤の添加量は０．５〜１０重量％が好ましく、より
好ましくは１．５〜６重量％の範囲である。
低沸点有機溶剤を含んでなる。低沸点有機溶剤の好まし
い例としては、メタノール、エタノール、ｎ−プロピル
アルコール、ｉｓｏ−プロピルアルコール、ｎ−ブタノ
ール、ｓｅｃ−ブタノール、ｔｅｒｔ−ブタノール、ｉ
ｓｏ−ブタノール、ｎ−ペンタノールなどがあげられ
る。特に一価アルコールが好ましい。低沸点有機溶剤
は、インクの乾燥時間を短くする効果がある。低沸点有
機溶剤の添加量は０．５〜１０重量％が好ましく、より
好ましくは１．５〜６重量％の範囲である。
【００２７】本発明の好ましい態様によれば、反応液は
浸透材を含んでなる。浸透材としては、アニオン性界面
活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤等の各
種界面活性剤、メタノール、エタノール、ｉｓｏ−プロ
ピルアルコール等のアルコール類、エチレングリコール
モノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチル
エーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、
トリエチレングリコールモノブチルエーテル、プロピレ
ングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコ
ールモノブチルエーテル等の多価アルコールの低級アル
キルエーテルなどがあげられる。
浸透材を含んでなる。浸透材としては、アニオン性界面
活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤等の各
種界面活性剤、メタノール、エタノール、ｉｓｏ−プロ
ピルアルコール等のアルコール類、エチレングリコール
モノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチル
エーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、
トリエチレングリコールモノブチルエーテル、プロピレ
ングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコ
ールモノブチルエーテル等の多価アルコールの低級アル
キルエーテルなどがあげられる。
【００２８】インク組成物 本発明に使用するインク組成物は、着色剤と、有機溶剤
と、水と、好ましくは樹脂エマルジョンとを含んでな
る。
と、水と、好ましくは樹脂エマルジョンとを含んでな
る。
【００２９】着色剤は、染料、顔料のいずれであっても
よい。染料としては、直接染料、酸性染料、食用染料、
塩基性染料、反応性染料、分散染料、建染染料、など、
通常インクジェット記録に使用する各種染料を使用する
ことができる。顔料としては、特別な制限なしに無機顔
料、有機顔料を使用することができる。これらの顔料
は、通常、分散剤で水性媒体中に分散させて得られた顔
料分散液としてインクに添加する。染料、顔料の多く
は、反応液に含まれる多価金属イオンと反応して水に不
溶性または難溶性の金属複合体を形成するため、エッジ
がシャープで、かつカラーブリードのない印刷物を得る
ことができる。
よい。染料としては、直接染料、酸性染料、食用染料、
塩基性染料、反応性染料、分散染料、建染染料、など、
通常インクジェット記録に使用する各種染料を使用する
ことができる。顔料としては、特別な制限なしに無機顔
料、有機顔料を使用することができる。これらの顔料
は、通常、分散剤で水性媒体中に分散させて得られた顔
料分散液としてインクに添加する。染料、顔料の多く
は、反応液に含まれる多価金属イオンと反応して水に不
溶性または難溶性の金属複合体を形成するため、エッジ
がシャープで、かつカラーブリードのない印刷物を得る
ことができる。
【００３０】樹脂エマルジョンも、多価金属イオンと反
応して不溶性の複合体を形成する。従って、樹脂エマル
ジョンの添加は、印刷品質の向上に大きな効果を有す
る。
応して不溶性の複合体を形成する。従って、樹脂エマル
ジョンの添加は、印刷品質の向上に大きな効果を有す
る。
【００３１】その他、インク組成物は、有機溶剤を含ん
でなることが出来る。また、他の成分についても特に限
定されず、とりわけ多価金属イオンと反応して水に不溶
性または難溶性の複合体を形成する成分を含んでなるの
が好ましい。一般的なインク組成物の組成は、水を主成
分とし、これに着色成分および目詰まり防止等の目的で
グリセリン等の湿潤材を含有したものである。
でなることが出来る。また、他の成分についても特に限
定されず、とりわけ多価金属イオンと反応して水に不溶
性または難溶性の複合体を形成する成分を含んでなるの
が好ましい。一般的なインク組成物の組成は、水を主成
分とし、これに着色成分および目詰まり防止等の目的で
グリセリン等の湿潤材を含有したものである。
【００３２】
【実施例】以下、本発明を実施例によって詳細に説明す
るが、本発明はこれに限定されるものではない。
るが、本発明はこれに限定されるものではない。
【００３３】反応液１ 硝酸マグネシウム・六水和物 ２５重量％ トリエチレングリコール モノブチルエーテル １０重量％ グリセリン ２０重量％ トリエタノールアミン ０．９重量％ 純水 残量
【００３４】反応液２ 硝酸マグネシウム・六水和物 ５重量％ トリエチレングリコール モノブチルエーテル １０重量％ グリセリン ２０重量％ トリエタノールアミン ０．９重量％ 純水 残量
【００３５】反応液３ 硝酸カルシウム・四水和物 １０重量％ トリエチレングリコール モノブチルエーテル １０重量％ グリセリン ２０重量％ トリエタノールアミン ０．９重量％ 純水 残量
【００３６】反応液の反応液タンクへの充填 前記各反応液を次のようにして反応液タンクに充填し
た。図２に示される基本構造を有するタンクを組み立
て、組み立てた反応液タンク７の反応液溜り６を、連通
孔９を通して０．０５ＭＰａ以下に減圧した。続いて、
連通孔９より反応液を充填した。次に大気圧下で連通孔
９のうち、９ａ以外を封止部材２２で封をした。その
後、減圧密封工程で反応液タンク７を減圧し、通気孔９
ａを封止部材２１で封止した。この時の減圧度を下記の
第１表に示されるとおり、０．０５ＭＰａ、０．０２Ｍ
Ｐａ、そして減圧せずに大気圧に密封した３種のタンク
を反応液１〜３のぞれぞれについて用意した。得られた
反応液タンクを常温常湿下、１年間放置に相当する加速
試験に付した。
た。図２に示される基本構造を有するタンクを組み立
て、組み立てた反応液タンク７の反応液溜り６を、連通
孔９を通して０．０５ＭＰａ以下に減圧した。続いて、
連通孔９より反応液を充填した。次に大気圧下で連通孔
９のうち、９ａ以外を封止部材２２で封をした。その
後、減圧密封工程で反応液タンク７を減圧し、通気孔９
ａを封止部材２１で封止した。この時の減圧度を下記の
第１表に示されるとおり、０．０５ＭＰａ、０．０２Ｍ
Ｐａ、そして減圧せずに大気圧に密封した３種のタンク
を反応液１〜３のぞれぞれについて用意した。得られた
反応液タンクを常温常湿下、１年間放置に相当する加速
試験に付した。
【００３７】印刷試験 １年間放置に相当する加速試験実施後の上記反応液タン
クを、インクジェットプリンタＭＪ−５１０Ｃ（セイコ
ーエプソン株式会社製）に装着し、Ａ４サイズの紙に、
テキスト・グラフィックの混合パターンを連続して印刷
した。その印刷の際にノズルからの液滴の吐出を観察
し、次の基準で評価した。 評価Ａ：５００枚以上、抜けや曲がりがなく印刷可能で
あった。 評価Ｂ：３００枚以上５００枚未満、抜けや曲がりがな
く印刷可能であった。 評価Ｃ：１００枚以上３００枚未満、抜けや曲がりがな
く印刷可能であった。 評価ＮＧ：１００枚以内で、抜けまたは曲がりが発生し
た。 結果は、下記の表に記載の通りであった。
クを、インクジェットプリンタＭＪ−５１０Ｃ（セイコ
ーエプソン株式会社製）に装着し、Ａ４サイズの紙に、
テキスト・グラフィックの混合パターンを連続して印刷
した。その印刷の際にノズルからの液滴の吐出を観察
し、次の基準で評価した。 評価Ａ：５００枚以上、抜けや曲がりがなく印刷可能で
あった。 評価Ｂ：３００枚以上５００枚未満、抜けや曲がりがな
く印刷可能であった。 評価Ｃ：１００枚以上３００枚未満、抜けや曲がりがな
く印刷可能であった。 評価ＮＧ：１００枚以内で、抜けまたは曲がりが発生し
た。 結果は、下記の表に記載の通りであった。
【００３８】 第 １ 表 実施例１ 実施例２ 比較例 減圧度(Mpa) ０．０５ ０．０２ 大気圧 反応液１ Ｂ Ａ Ｃ 反応液２ Ａ Ａ Ｃ反応液３ Ａ Ａ ＮＧ
【図１】本発明のインクジェット記録装置の主要部の斜
視図。
視図。
【図２】本発明のインクジェット記録装置の一実施例を
説明するための主要断面図。
説明するための主要断面図。
【図３】本発明のインクジェット記録装置に用いる反応
液タンクの主要部の分解斜視図。
液タンクの主要部の分解斜視図。
【符号の説明】 ３ 記録ヘッド ６ 反応液溜り ６ａ フォーム ７ 反応液タンク ９ 連通孔 ９ａ 通気孔 ２０ 記録媒体 ２１ 封止部材
Claims (12)
- 【請求項１】記録媒体に、多価金属塩を含んでなる反応
液と、インク組成物とを付着させて印刷を行うインクジ
ェット記録装置であって、 前記反応液を収納してなる反応液タンクと、前記インク
組成物を収納してなるインク組成物タンクとを備えてな
り、 前記反応液が減圧下前記反応液タンクに封止されてな
る、インクジェット記録装置。 - 【請求項２】前記減圧が大気圧未満の圧力である、請求
項１に記載のイクジェット記録装置。 - 【請求項３】前記減圧が、０．０５ＭＰａ以下の圧力で
ある、請求項１に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項４】記録媒体に、多価金属塩を含んでなる反応
液と、インク組成物とを付着させて印刷を行うインクジ
ェット記録装置に用いられる反応液を収納してなる反応
液タンクであって、前記反応液が減圧下封止されてな
る、反応液タンク。 - 【請求項５】前記減圧が大気圧未満の圧力である、請求
項４に記載の反応液タンク。 - 【請求項６】前記減圧が、０．０５ＭＰａ以下の圧力で
ある、請求項３に記載の反応液タンク。 - 【請求項７】記録媒体に、多価金属塩を含んでなる反応
液と、インク組成物とを付着させて印刷を行うインクジ
ェット記録装置に用いられる反応液を収納してなる反応
液タンクであって、 前記反応タンクが、反応液溜りと、該反応液溜りと記録
ヘッドに連通する連通部と、外部と連通する１個ないし
複数個の連通孔と、該連通孔を気密性に封止する非通気
性の封止部材とからなり、 前記反応液が前記反応液溜り内に減圧下封止されてな
る、反応液タンク。 - 【請求項８】前記減圧が大気圧未満の圧力である、請求
項７に記載の反応液タンク。 - 【請求項９】前記減圧が、０．０５ＭＰａ以下の圧力で
ある、請求項５に記載の反応液タンク。 - 【請求項１０】記録媒体に、多価金属塩を含んでなる反
応液と、インク組成物とを付着させて印刷を行うインク
ジェット記録装置に用いられる、反応液溜りと、該反応
液溜りと前記記録ヘッドに連通する連通部と、外部と連
通する１個ないし複数個の連通孔と、該連通孔を気密性
に封止する非通気性の封止部材とからなる、反応液を収
納してなる反応液タンクの製造法であって、（ａ）前記
連通孔を通じて反応液溜りを減圧にする工程と、（ｂ）
反応液を前記連通孔から前記反応液タンクに供給し、充
填する工程と、（ｃ）前記反応液溜りを減圧し、前記非
通気性の封止部材により、前記反応液溜りを減圧された
まま密封する工程とを含んでなる、方法。 - 【請求項１１】前記工程（ｃ）において、前記反応液溜
りの減圧が大気圧未満の圧力である、請求項１０に記載
の方法。 - 【請求項１２】前記工程（ｃ）において、前記反応液溜
りの減圧が０．０５ＭＰａ以下の圧力である、請求項１
０に記載の方法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP871098A JPH11263002A (ja) | 1997-01-24 | 1998-01-20 | インクジェット記録装置および反応液タンク |
| US09/010,784 US6247804B1 (en) | 1997-01-24 | 1998-01-22 | Ink jet recording apparatus with tank for reaction solution and method for producing the tank |
| DE1998609306 DE69809306T2 (de) | 1997-01-24 | 1998-01-23 | Tintenstrahlaufzeichnungsgerät und Tank für Reaktionslösung |
| EP19980101195 EP0857571B1 (en) | 1997-01-24 | 1998-01-23 | Ink jet recording apparatus and tank for reaction solution |
| CA 2227800 CA2227800C (en) | 1997-01-24 | 1998-01-23 | Ink jet recording apparatus and tank for reaction solution |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1173597 | 1997-01-24 | ||
| JP9-11735 | 1998-01-16 | ||
| JP10-6449 | 1998-01-16 | ||
| JP644998 | 1998-01-16 | ||
| JP871098A JPH11263002A (ja) | 1997-01-24 | 1998-01-20 | インクジェット記録装置および反応液タンク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11263002A true JPH11263002A (ja) | 1999-09-28 |
Family
ID=27277173
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP871098A Pending JPH11263002A (ja) | 1997-01-24 | 1998-01-20 | インクジェット記録装置および反応液タンク |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6247804B1 (ja) |
| EP (1) | EP0857571B1 (ja) |
| JP (1) | JPH11263002A (ja) |
| CA (1) | CA2227800C (ja) |
| DE (1) | DE69809306T2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009227909A (ja) * | 2008-03-25 | 2009-10-08 | Fujifilm Corp | インクジェット用インクセット、画像記録方法、及び画像記録装置 |
Families Citing this family (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6494569B2 (en) * | 2000-06-21 | 2002-12-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink-jet printing method |
| US6833008B2 (en) | 2001-01-16 | 2004-12-21 | Aprion Digital Ltd. | Surface treatment for printing applications using water-based ink |
| US20050051051A1 (en) | 2001-01-16 | 2005-03-10 | Boaz Nitzan | Pretreatment liquid for water-based ink printing applications |
| US20020198789A1 (en) * | 2001-06-22 | 2002-12-26 | Sony Corp. And Sony Music Entertainment, Inc. | Apparatus and method for identifying and purchasing music |
| US6969163B2 (en) * | 2003-08-05 | 2005-11-29 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Ink-reservoir vents and venting methods |
| US7258434B2 (en) * | 2003-11-24 | 2007-08-21 | Lexmark International, Inc. | Inkjet printheads having multiple label placement positions for air diffusion vents |
| JP3958325B2 (ja) * | 2004-03-16 | 2007-08-15 | キヤノン株式会社 | プリント媒体用塗布液、インクジェット用インク、画像形成方法、プリント媒体用塗布液とインクジェット用インクとのセット、及びインクジェット記録装置 |
| JP2006110959A (ja) * | 2004-10-18 | 2006-04-27 | Canon Inc | インク容器 |
| US7445323B2 (en) * | 2005-12-21 | 2008-11-04 | Lexmark International, Inc. | Ink cartridge venting |
| US8697980B2 (en) * | 2007-06-19 | 2014-04-15 | Hanergy Holding Group Ltd. | Photovoltaic module utilizing an integrated flex circuit and incorporating a bypass diode |
| JP6459673B2 (ja) * | 2014-07-25 | 2019-01-30 | セイコーエプソン株式会社 | プリンター |
| CA3207617C (en) * | 2021-01-07 | 2024-02-06 | John DICKMAN | Ladder spreader |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5156471A (en) * | 1984-05-22 | 1992-10-20 | Seiko Epson Corporation | Ink-supplied wire dot matrix printer head |
| JPS60204366A (ja) * | 1984-03-30 | 1985-10-15 | Canon Inc | インクジエツト記録ヘツドおよびその保存方法 |
| JPH0716434Y2 (ja) | 1988-04-25 | 1995-04-19 | シャープ株式会社 | インクジェットプリンタのインクリザーバー |
| EP0534634A1 (en) * | 1991-09-23 | 1993-03-31 | Hewlett-Packard Company | Method and compositions for producing stable, water-fast printed images |
| US5790158A (en) * | 1992-01-28 | 1998-08-04 | Seiko Epson Corporation | Ink-jet recording apparatus and ink tank cartridge therefor |
| JP2962044B2 (ja) * | 1992-05-29 | 1999-10-12 | 富士ゼロックス株式会社 | インクタンク、インクジェットカートリッジ、及びインクジェット記録装置 |
| TW373595U (en) * | 1994-05-25 | 1999-11-01 | Canon Kk | An ink container and an ink jet recording apparatus using the same |
| JP3251845B2 (ja) | 1995-04-17 | 2002-01-28 | キヤノン株式会社 | 負圧を与える液体収納容器、該容器の製造方法、該容器とインクジェット記録ヘッドとを一体化したインクジェットカートリッジ及びインクジェット記録装置 |
-
1998
- 1998-01-20 JP JP871098A patent/JPH11263002A/ja active Pending
- 1998-01-22 US US09/010,784 patent/US6247804B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1998-01-23 CA CA 2227800 patent/CA2227800C/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-01-23 DE DE1998609306 patent/DE69809306T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1998-01-23 EP EP19980101195 patent/EP0857571B1/en not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009227909A (ja) * | 2008-03-25 | 2009-10-08 | Fujifilm Corp | インクジェット用インクセット、画像記録方法、及び画像記録装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CA2227800C (en) | 2004-03-09 |
| EP0857571A3 (en) | 1999-05-06 |
| EP0857571A2 (en) | 1998-08-12 |
| EP0857571B1 (en) | 2002-11-13 |
| US6247804B1 (en) | 2001-06-19 |
| DE69809306T2 (de) | 2003-03-20 |
| CA2227800A1 (en) | 1998-07-24 |
| DE69809306D1 (de) | 2002-12-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040205 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040213 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040518 |