JPH11262807A - チャック装置及びこれを用いた動力工具 - Google Patents

チャック装置及びこれを用いた動力工具

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JPH11262807A
JPH11262807A JP11020320A JP2032099A JPH11262807A JP H11262807 A JPH11262807 A JP H11262807A JP 11020320 A JP11020320 A JP 11020320A JP 2032099 A JP2032099 A JP 2032099A JP H11262807 A JPH11262807 A JP H11262807A
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chuck device
jaws
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jaw
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JP11020320A
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Kevin C Miles
シー. マイルズ ケビン
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Power Tool Holders Inc
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Publication date
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    • B23B31/00Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
    • B23B31/02Chucks
    • B23B31/10Chucks characterised by the retaining or gripping devices or their immediate operating means
    • B23B31/12Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable
    • B23B31/1207Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable moving obliquely to the axis of the chuck in a plane containing this axis
    • B23B31/1238Jaws movement actuated by a nut with conical screw-thread
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B2231/00Details of chucks, toolholder shanks or tool shanks
    • B23B2231/34Jaws
    • B23B2231/345Different jaws
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B23B2231/00Details of chucks, toolholder shanks or tool shanks
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立て及び製造が容易で安価に構成すること
ができると共に信頼性に優れたチャック装置および工具
を提供する。 【解決手段】 本体部材12の前方ノーズ部分には軸方
向孔24と、軸方向孔24に対して傾斜する複数の通路
18とを形成し、この各通路1には、複数のジョー14
をそれぞれ滑動可能に配置する。各ジョー14の工具保
持面32と対向する外面には噛合溝34を形成し、本体
部材12に回動可能に設けられると共にジョー14の噛
合溝34に噛合するナット16を設ける。スリーブ部材
20が本体部材12に対して回転させられるときナット
16を回動させるよう係合するスリーブ部材20を設け
る。そして各ジョー14と各々の通路18は異なる通路
に対して交換不能とするため、他のジョー14及び各々
の通路18とは相違する特有の輪郭を有するよう形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動または空気圧
駆動のドライバやドリルに使用されるチャック装置及び
これに用いる動力工具に関する。
【0002】
【従来の技術】手動、電動、または空気圧駆動のドライ
バは、一般に良く知られており、従来の多くの工具は、
そうしたドライバや、ドリルビット、ナットドライバ、
切削工具、グラインダの研磨石、及びその他の切断、切
削工具等に使用されている。
【0003】その動力ドライバには、通常、チャック装
置が設けられており、そのチャック装置は、その工具を
保持するために必要な範囲より大きな範囲にまで調整可
能に構成されている。そのチャック装置は、通常のね
じ、もしくはテーパ形状をなす穴、またはその他の周知
の機構によってドライバに装着することができるように
なっている。
【0004】現在、様々なチャック装置がこの種の技術
において開発されている。このチャックの一つの形態と
しては、次のようなものがある。すなわち、円周上に略
120度の間隔を介して互いに離間した状態で配置され
た三個のジョーが、駆動スピンドルに装着される本体部
材内に角度付けて形成された通路によって案内されてお
り、そして、ジョーに係合している駆動ナットに対する
本体部材の一方向の回転が、工具ビットの柄に対し、そ
れを保持する関係となるようジョーを押し出すようにな
っており、一方、その保持関係は、反対側への回転によ
って解除されるようになっている。
【0005】こうしたチャック装置は、もしそれが手動
操作によって回転させられるものであるとすれば、キー
を必要としないものとすることができる。こうしたチャ
ック装置は、当業者には良く知られている。前記ジョー
は、それら全てのジョーにおいて同一のピッチを有する
噛合溝によって前記駆動ナットに係合している。この方
法によって、各ジョーはナットの回転によって同一量移
動する。しかしながら、最大に延出された位置におい
て、各ジョーが長手方向において同一の長さを有し、し
かも本体部材に形成された工具挿通孔の中心軸線にて合
致するように、各ジョーが長手方向へと移動するという
ことは、重要な点である。
【0006】この理由により、従来の多条の噛合溝が形
成されたジョーにおいて、ジョーの周方向の離間量を考
慮し、かつ最も前方へと延出した位置においてチャック
装置の軸線で各ジョーの当接が確実に行なわれるよう
に、噛合溝はジョーのブレードの後端部から連続的、か
つ調節可能にオフセットされている。従って、従来のチ
ャック装置にあっては、ジョーは交換不能となってお
り、製造及び組立工程においてそのチャック装置内でジ
ョーを正しい順序で配置することが極めて重要である。
しかし、これは、面倒でありかつ時間の浪費を余儀なく
されることとなっている。
【0007】仮に、そのジョーが正確な順序に配置され
なかったとすると、そのジョーは正しく機能せず、分解
され正しい順序に再組立されねばならない。
【0008】従来のチャック装置によれば、本体部材
は、一般に棒状金属材によって形成されており、そして
前記ジョーの通路は、一般に前記棒状金属材に機械加工
によって形成されるようになっている。その機械加工工
程は、通路が基本的には円形であり、かつ横断面が均一
であることを要求する。また、ジョーのブレード部は、
類似的に形成された輪郭を有し、かつ一般には、ジョー
の噛合溝におけるオフセット以外からは互いに識別でき
ない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の主た
る目的は、ジョーのブレード部が、個々のそれぞれの通
路に唯一的に合致されこれにより組立て及び製造工程を
単純化するチャック装置を提供することである。
【0010】また、本発明の他の目的は、コスト的に効
率的な方式によって組立て、製造が行なわれるチャック
装置を提供することである。
【0011】本発明のさらに他の目的は、各々のジョー
に対し、識別できかつ異なる通路を備える成形された本
体部材を有する改良されたチャック装置を提供すること
である。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の目的及び特徴に
基づき、チャック装置は、回転可能な駆動シャフトを有
する手動または動力駆動のドライバに使用される。その
チャック装置は、通常は駆動シャフトに設けられ、工具
を動力ドライバに取付ける機構を提供する。チャック装
置は、ノーズ部分及びテール部分を有する本体部材を備
えている。そのノーズ部分は軸方向孔を有しており、ノ
ーズ部分を通過し、かつ軸方向孔に交差するよう形成さ
れた複数の角度付けて配置された通路を有している。複
数のジョーが角度付けられた通路に滑動可能に位置して
いる。各々のジョーは、一側面に形成された工具係合面
を有すると共に、その係合面と反対側の外面に形成され
た噛合溝を有するものとなっている。
【0013】ナットが、本体部材に回動可能に設けら
れ、ジョーの噛合溝に噛合している。そして、スリーブ
部材は前記ナットと共に回転駆動するよう係合してお
り、そのスリーブ部材が本体部材に対して回転された
時、ジョーが各通路内で移動するようになっている。
【0014】本発明の主たる目的に従って、各ジョーと
その各通路は、そのジョーが異なる通路と交換し得ない
ように、他のジョー及び通路とは異なる特有の適合外形
を有している。
【0015】かくて、チャック装置の組立て時において
ジョーを混同ないしは交換することは、実際上不可能な
ことである。
【0016】本発明の好ましい実施形態において、各通
路は、多側面化された横断面の輪郭、例えば、一般的な
矩形形状の輪郭を有している。多側面における少なくと
も一つの特徴、例えば一側面やコーナ部などは、各通路
と異なるものとなっている。各通路に対応して形成され
たジョーは、各々に類似的に合致する輪郭を有してい
る。そして、噛合溝を形成するときには、前記ジョーが
一側面においてほぼ同一の輪郭を有することが好まし
い。換言すれば、ジョーは、横断面視においてそれぞれ
ほぼ同一の噛合溝の長さを有することが好ましい。
【0017】また、好ましくは、ジョーの本体部材は、
成形可能な素材や、プラスチック材及びガラス材を含ん
だナイロン材によって成形されている。他の一体成形可
能な素材は、当業者によって知られており、発明の思想
及び範囲内に含まれるものである。
【0018】また、本発明では、本体部材が成形される
ので、その通路の輪郭を直接的に成形することができ、
その後に通路を機械加工することは不用となる。従っ
て、付加的な製造及び組立てのための時間及び工程は削
除される。しかしながら、本発明は、成形された本体部
材及び成形された通路に限定されるものではない。この
場合の加工は、かなり複雑な機械加工を伴うものとなる
が、その実行は可能であり、金属製の棒状をなす本体部
材に、ジョーの通路の輪郭を異なるように機械加工する
ことは、発明の思想および範囲内に含まれる。また、ジ
ョー及び通路に関する輪郭の変更、係合面の形成などを
行なう多くの方式は、ただ一つのジョーのみが各通路に
合致するようにジョーや通路を設計することを可能とす
る。
【0019】通路及びジョーの形状寸法は、この考えに
基づき多数の変更が可能である。このような変形及び変
更は、本発明の思想及び範囲内に含まれるものである。
【0020】以上の点に鑑み、本発明は次のような構成
要件を備えるものとなっている。
【0021】すなわち、請求項1記載の発明は、回動可
能なドライブシャフトを有し手動または動力にて駆動さ
れるドライバに対して具備されるチャック装置であっ
て、前方ノーズ部分とテール部分とを有し、前記前方ノ
ーズ部分が、軸方向孔と、ノーズ部分を通り、かつ前記
軸方向孔に交差するよう傾斜して形成された複数の通路
とを有する本体部材と、前記傾斜して配置された複数の
通路にそれぞれ滑動可能に配置され、一側面には工具を
把持する係合面が形成されると共に、その係合面の反対
側の外面には噛合溝が形成された複数のジョーと、前記
本体部材に回動可能に設けられると共に、前記ジョーに
噛合溝にて噛合するナットと、前記本体部材に対して回
転するとき、前記ナットにこれと共に回動するよう係合
し、前記ジョーを移動させるスリーブ部材とを備え、各
前記ジョーとその各々の前記通路は、前記異なる通路に
対して交換不能とするため、前記他のジョー及び各々の
通路とは相違する特有の輪郭を有するものである。
【0022】請求項2記載の発明は、前記請求項1記載
のチャック装置において、前記各通路が、異なる多側面
化された横断面の輪郭を有することを特徴とするもので
ある。
【0023】請求項3記載の発明は、前記請求項2記載
のチャック装置において、前記各通路の同一位置に配置
された側面の中の少なくとも一つが、異なる長さを有し
ていることを特徴とするものである。
【0024】請求項4記載の発明は、前記請求項2記載
のチャック装置において、前記通路が、少なくとも一つ
の異なる形状のコーナ部を有することを特徴とするもの
である。
【0025】請求項5記載の発明は、前記請求項1記載
のチャック装置において、前記通路の各々が、異なる横
断面の輪郭を有し、かつ前記各々のジョーは、前記通路
の各横断面の輪郭に合致する輪郭を有することを特徴と
するものである。
【0026】請求項6記載の発明は、前記請求項1記載
のチャック装置において、噛合溝を有する前記ジョーの
表面が、各ジョーに対し同一の長さの横断面を有し、か
つ前記個々のそれぞの通路の合致する側面が同一の横断
面の長さを有することを特徴とするものである。
【0027】請求項7記載の発明は、前記請求項1記載
のチャック装置において、前記本体部材が、そこに直接
的に成形される異なる外形を有する通路と共に、完全に
一体成形されるものであること特徴とするものである。
【0028】請求項8記載の発明は、前記請求項7に記
載のチャック装置において、前記本体部材が、プラスチ
ック素材、あるいはガラス材を含んだナイロン材からな
ることを特徴とするものである。
【0029】請求項9記載の発明は、前記請求項7に記
載のチャック装置において、前記本体部材が、プラスチ
ック素材、あるいはガラス材を含んだナイロン材からな
り、前記ジョーが、金属を機械加工によって形成してな
るものであることを特徴とするものである。
【0030】請求項10記載の発明は、前記請求項7に
記載のチャック装置において、前記ジョーが、一体成形
以外の加工によって多側面の輪郭を有することを特徴と
するものである。
【0031】請求項11記載の発明は、前記請求項1記
載のチャック装置において、前記スリーブ部材が、プレ
ス嵌めによって前記ナットと共に回動可能に係合されて
いることを特徴とするものである。
【0032】請求項12記載の発明は、前記請求項11
記載のチャック装置において、前記前側ノーズ部分の先
端部が、前記本体部材の前方ノーズ部分を超えた位置で
合致するよう構成され、前記前方ノーズ部分の先端部が
前記ナットとの噛合によって前記スリーブ部材を保持し
ていることを特徴とするものである。
【0033】請求項13記載の発明は、回動可能な駆動
シャフトを有し、手動または動力にて駆動されるドライ
バに使用されるチャック装置であって、ノーズ部分とテ
ール部分とを有し、前記のノーズ部分が軸方向孔と、ノ
ーズ部分を通りかつ前記軸方向孔に交差するよう傾斜し
て形成された複数の通路とを有すると共に、前記各通路
が少なくとも一つの特徴的部分において他の通路とは異
なる輪郭を有するよう一体成形された本体部材と、前記
傾斜して配置された複数の通路内にそれぞれ滑動可能に
配置された複数のジョーであって、前記ジョーの各々
は、その一側面に形成された工具係合面と、その係合面
の反対側の外面に形成された噛合溝とを有し、前記ジョ
ーの各々はさらに、前記ジョーの各々上で異なるキー付
面であって、このキー付き面は前記ジョーが前記それぞ
れの通路の一つのみ内を滑動することを許容するキー付
面を備えている複数のジョーと、前記本体部材に回動可
能に設けられると共に、前記ジョーの噛合溝に噛合する
ナットと、前記ナットに回転駆動するよう係合するスリ
ーブ部材であって、このスリーブ部材が前記本体部材に
対して回転されるとき、前記ジョーが移動されるスリー
ブ部材と、を備えたことを特徴とするものである。
【0034】請求項14記載の発明は、前記請求項13
記載のチャック装置において、前記本体部材が、プラス
チック材によって成形されることを特徴とするものであ
る。
【0035】請求項15記載の発明は、前記請求項13
記載のチャック装置において、前記本体部材はガラス材
を含んだナイロン材によって成形されることを特徴とす
るものである。
【0036】請求項16記載の発明は、前記請求項13
記載のチャック装置において、前記通路が前記本体部材
に直接的に一体成形されることを特徴とするものであ
る。
【0037】請求項17記載の発明は、前記請求項13
記載のチャック装置において、前記各通路が、ほぼ矩形
の横断面の輪郭を有すると共に、前記各通路の少なくと
も一側面が互いに異なる外形を有することを特徴とする
ものである。
【0038】請求項18記載の発明は、前記請求項13
記載のチャック装置において、前記ジョーが、異なる形
状の側面を形成する前記特徴的表面と共にほぼ矩形の横
断面の輪郭をなすことを特徴とするものである。
【0039】請求項19記載の発明は、前記請求項13
記載のチャック装置において、各通路が、異なる多側面
によって形成された横断面の輪郭を有することを特徴と
するものである。
【0040】請求項20記載の発明は、前記請求項19
記載のチャック装置において、前記各通路の類似形状を
なす側面の中の少なくとも一つの側面が、異なる長さを
有するものである。
【0041】請求項21記載の発明は、前記請求項19
記載のチャック装置において、前記通路は異なる形状に
形成された少なくとも一つのコーナ部を有するものであ
る。
【0042】請求項22記載の発明は、前記請求項13
記載のチャック装置において、前記通路は、それぞれ異
なる横断面の輪郭を有すると共に、前記各々のジョー
は、前記通路の横断面の輪郭と合致する横断面の輪郭を
有することを特徴とするものである。
【0043】請求項23記載の発明は、前記請求項13
記載のチャック装置において、噛合溝を有する前記ジョ
ーの表面は、各ジョーに対して同一の長さの横断面を有
すると共に、同一の長さの横断面を有する前記個々のそ
れぞれの通路の側面に合致する同一の長さの側面を有す
ることを特徴とするものである。
【0044】請求項24記載の発明は、前記請求項13
記載のチャック装置において、前記ジョーに形成された
噛合溝は、同一のピッチを有すると共に、前記ジョーの
終端から異なる距離だけオフセットされていることを特
徴とするものである。
【0045】請求項25記載の発明は、回動可能な駆動
スピンドルを有すると共に、前記駆動スピンドルに工具
ビットを保持させるために構成されたチャック装置を有
する動力工具であって、前記チャック装置は、回動可能
な駆動シャフトを有し、手動または動力にて駆動される
ドライバに使用されるチャック装置であって、ノーズ部
分とテール部分とを有し、前記のノーズ部分が軸方向孔
と、ノーズ部分を通りかつ前記軸方向孔に交差するよう
傾斜して形成された複数の通路とを有すると共に、前記
各通路が少なくとも一つの特徴的部分において他の通路
とは異なる輪郭を有するよう一体成形された本体部材
と、前記傾斜して配置された複数の通路内にそれぞれ滑
動可能に配置された複数のジョーであって、前記ジョー
の各々は、その一側面に形成された工具係合面と、その
係合面の反対側の外面に形成された噛合溝とを有し、前
記ジョーの各々はさらに、前記ジョーの各々上で異なる
キー付面であって、このキー付き面は前記ジョーが前記
それぞれの通路の一つのみ内を滑動することを許容する
キー付面を備えている複数のジョーと、前記本体部材に
回動可能に設けられると共に、前記ジョーの噛合溝に噛
合するナットと、前記ナットに回転駆動するよう係合す
るスリーブ部材であって、このスリーブ部材が前記本体
部材に対して回転されるとき、前記ジョーが移動される
スリーブ部材と、を備えたことを特徴とするものであ
る。
【0046】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を説明す
る。
【0047】以下の説明は、ここに明らかに記載された
一つまたはそれ以上の具体例からなる本発明の実施形態
を詳細に説明するものである。但し、各具体例は、発明
を明らかにするためのものであって、発明を限定するも
のではない。例えば、実施形態の一部として開示あるい
は説明された要部は更なる具体例を創作するために、他
の具体例にも適用可能である。本明細書はそうした変更
や変形を含んだものとなっている。
【0048】図1を参照するに、本発明の一実施形態に
おけるチャック装置が示されている。
【0049】この実施形態におけるチャック装置10
は、前側スリーブ部材20、本体部材12、及びジョー
14とを含んでいる。本体部材12は、通常、円筒状の
ノーズすなわち前方部分22と、円筒状のリアすなわち
テール部分24とを有している。軸方向孔26が、本体
部材12のノーズ部分22に形成されている。そして、
軸方向孔26は、チャック装置10が収容すべく設計さ
れている最大寸法の工具の軸部と少なくとも同一の寸法
形状をなすよう形成されている。また、中央孔28が本
体部材12のテール部分24に形成されており、この中
央孔28には雌ねじ40を形成しても良いし、雌ねじの
形成された挿入部材(図示せず)を固着しても良い。そ
して、いずれの場合も、動力ドライバー(図示せず)の
駆動スピンドルあるいはシャフトに係合し得るように適
合されている。また、周知のまたは従来の取付機構ある
いは装置のいかなる方法も、駆動スピンドルへとチャッ
ク装置10を取り付けるために、本発明に用いられ得る
ことが理解されるべきである。
【0050】通路18(図2に示す18a,18b,1
8c)が各ジョー14を収容すべく本体部材12に形成
されている。各通路18a,18b,18cは、外周壁
19を含むものとなっている。好ましい実施形態におい
ては、3本のジョー14が用いられており、各ジョー1
4は、約120度の円弧でもって隣接するジョー14か
ら離間されている。
【0051】各通路18と各ジョー14の軸線30は、
前記チャック本体12の軸線31に対して傾斜している
が、本体部材12のノーズ部分22を越えた共通の点で
前記軸線31と交差している。例えば、図1に示すよう
に、それら軸線30,31を最大に延長した位置におい
て、ジョー14は、ノーズ部分22の前方の一点にて前
記軸方向孔26の軸線31で合致する。図1に示すよう
に、3本のジョー14は、最も前方へと進出した位置に
おいて、ほぼ正確な位置で合致することが重要である。
【0052】各ジョー14は、本体部材12の軸線30
に対して概ね平行している工具の係合面32と、背部ま
たは背面35を有している。そして、各ジョー14はま
た対向する外面に形成された噛合溝34を有する。この
噛合溝34は所定のピッチを有することができ、全ての
噛合溝34は、同一のピッチを有するものとなってい
る。
【0053】ナット16は、一体のものが好ましく、そ
のナット16はジョー14の噛合溝34に噛合するねじ
溝17を有している。この方式において、ナット16を
本体部材12に対して回転させると、ジョー14は通路
18内を前進または後退する。ナット16は、スリーブ
部材20と共に回動し得るよう嵌合しているため、前側
スリーブ部材20の回動に伴って、ナット16もまたジ
ョー14を後退または前進すべく回転する。
【0054】本発明では、前記ナット16とスリーブ部
材20を本体部材12に対して保持するために、多数の
変形及び形態を用いることができる。また、ナット16
をスリーブ部材20と共に回動し得るよう係合させるこ
とについても多数の変形及び形態を用いることができ
る。例えば、図1に示された実施形態において、スリー
ブ部材20は、プレス嵌め部38を介してナット16と
共に回動し得るよう係合されている。突条あるいは駆動
ドッグのいずれかのような相互係合部材が用いられ得
る。この代わりに、ナット16とスリーブ部材20が一
体成形されても良い。このようなスリーブ部材やナット
のかかる変更や形態の全ては、この発明の思想及び範囲
内にあり、それらは本発明において特に重要なことでは
ない。
【0055】また、図1には本体部材12のノーズ部分
22の外面を覆って嵌合されたノーズピース36を示し
ている。この一つの実施形態において、ノーズピース3
6は、スリーブ部材20を本体部材12及びナット16
に対して保持するために利用されている。また、代替の
実施形態では、特に、スリーブ部材20とナット16と
が共にプレス嵌めされている場合には、ノーズピース3
6は補強及び保護部材として設けられることができる。
但し、外側ノーズ部分材36は、本発明においては不可
欠なものではなく、チャック装置10の全ての形態にお
いて必ずしも必要なものではない。
【0056】図3ないし図5を参照するに、図1及び図
2に示されたチャック装置10の個々のジョー14が示
されている。各ジョー14は噛合溝34を有すると共
に、それと反対側に形成された工具の係合面32を有す
ることが理解されよう。この工具を把持する係合面32
は、各ジョー14において均一化されると共に、ジョー
14が角度付けられた通路18内に配置されたとき、前
記軸線31とほぼ平行するように、傾斜すなわち角度付
けられている。
【0057】噛合溝34は、各ジョー14において同一
ピッチにて形成されている。しかしながら、各ジョー1
4において噛合溝34が形成され始める位置から後端部
までの距離56は、各ジョー14によって異なるものと
なっている。このように、オフセット距離が必要とされ
るのは、駆動ナット16の周囲の円周上に位置させるた
めであるが、図1に示すように、前記ジョーを最も前方
へと進出させた位置で、各ジョー14が本体部材12の
長手方向の軸線31において正確に合致するように、各
ジョー14を等しく前進、後退させなければならない。
【0058】従って、発明の最も重要な特徴からすれ
ば、各通路18とそれに対応するジョー14は、個々の
ジョー14が個々の通路18内で滑動のみを可能とする
特有の形状及び特徴を有している。例えば、図2ないし
図5において、各通路18の側面37は、各ジョー14
の側面54に対応している。
【0059】しかしながら、図面から明らかなように、
図3に記載されたジョー14の外形は、図2に示す外形
18aにのみ合致するものとなっている。また、図4に
示されるジョー14の外形46は、通路18bにのみ合
致するものとなっている。さらに、図5に示すジョー1
4の外形は、図2に示す通路18cの外形にのみ合致す
るものとなっている。
【0060】図1ないし図5に示す本実施形態には、ジ
ョーと個々の通路が通常の矩形形状をなすよう形成され
ている。しかしながら、各輪郭部の特徴的部分、または
キー付形状の中の少なくとも一つが、3個のジョー18
a,18b,18cと各通路との間で異なっている限
り、横断面形状はいかなる形状寸法にも形成することが
でき、これによって、各ジョー14と各通路18a,1
8b,18cとの間で交換し得ないようになっている。
そして、各ジョー14は、ナット16と同程度の噛合状
態を得ることができるよう、各ジョー14の噛合溝34
は、同一の横断面における長さ57を有するようにする
ことが好ましい。
【0061】このように、ジョー14のキー付面または
他の特徴的部分によれば、他の残りの側面あるいは表面
の何処であっても画成することができる。例えば、図3
に示されているように、側面54は2つの角付けまたは
面取りされたコーナ部が形成されている。図4及び図5
に示すように,側面54は反対側に角付けまたは面取り
されたコーナ部を有している。その図2に記載された1
8aから18cの各通路の側面は、同様に形成されてい
る。前記ジョー14及び通路18の外形は、異なる長さ
を有するよう考慮して形成されている。
【0062】ここに記載され開示された相違するよう形
成された外形は、独自の特徴的な各々のジョー及び通路
とするための多数の方法の中の単なる一例に過ぎないと
いうことは、理解されるべきことである。例えば、各々
のジョー14と通路18は、円形、長方形、及び正方形
のような完全に異なる形状寸法を有している。ジョー1
4と通路18との交換を確実に行ない得ないようにする
ために、識別されるべき特徴またはキー付き形状を想起
することに習熟した者の技術水準においては周知のこと
である。
【0063】本体部材12は、好ましくは、プラスチッ
ク素材、及びグラスナイロン素材、等のような一体成形
可能な素材材によって形成される。また、その他の成形
可能な素材についても、本発明の範囲内に含まれる。
【0064】本体部材12を成形されるので、その特徴
的な形態を有する通路18を直接的に本体部材12の内
に一体成形することができる。
【0065】この方法において、通路は機械加工を必要
とせず、しかも一般的な円形の形態を有することを要求
されない。しかしながら、発明の思想と範囲内におい
て、本体部材12は金属構成部材によって構成されると
共に、通路は、機械加工によって特徴的部分が構成され
る。
【0066】その上、ジョー14は、高硬度の金属が好
ましく、それらの均一化されていない外形は、機械加工
された表面によって形成される。しかしながら、本発明
は、機械加工された表面を有する金属製のジョーに限定
されるものではない。また、金属及びジョーを形成する
通常の手段は、本発明の要旨及び範囲内に含まれるもの
である。
【0067】また、本発明に係る特有の形状を有するジ
ョーと通路は、従来のチャック装置におけるいずれの方
法でも形成可能であり、このことは理解されるべきこと
である。例えば、本発明は、キーを用いたチャック装置
としても、キーを用いないチャック装置としても良く、
さらに、通路の中で個々のジョーが動かされるような他
のチャック装置としても良い。
【0068】以上のように、上述のような種々の変形、
変更は、本発明の範囲及び要旨から逸脱することなし
に、本発明の範囲内中で構成することができることは明
らかである。そして、本明細書は、前記変形、変更を含
んでおり、それらは請求項及びそれに相当するものの範
囲内で行なうことができる。
【0069】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明は、上記のよ
うに構成されているため、ジョーの噛合溝を、個々の通
路に適切かつ容易に合致させることができると共に、ジ
ョーの組立てを容易に行なうことができる。このため、
従来に比し、組立て、製造に要するコストを大幅に削減
することができ、さらには、ジョーに対応する通路を容
易に確認することができ、組立作業などにおいて、本体
部材に対し常に適正なジョーを組み付けることができ、
信頼性の高い装置を提供することができる。
【0070】また、前記通路は一体成形により成形する
ことで容易かつ安価に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のチャック装置の一部断面図である。
【図2】図1に記載のチャック装置の2−2線に沿う端
面図である。
【図3】本発明における一つのジョーのブレード部を示
す図であり、(a)は側面図、(b)は端面図である。
【図4】異なるジョーのブレード部を示す図であり、
(a)は側面図、(b)は端面図である。
【図5】図1に示すチャック装置のさらに他の異なるジ
ョーのブレイド部を示す図であり、(a)は側面図、
(b)は端面図である。
【符号の説明】
10 チャック装置 12 本体部材 14 ジョー 16 ナット 17 ねじ溝 18 通路 20 前側スリーブ部材 22 ノーズ部分 26 軸方向孔 28 中央孔 30 軸線 32 係合面 34 噛合溝 56 距離間隔

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動可能なドライブシャフトを有し手動
    または動力にて駆動されるドライバに対して具備される
    チャック装置であって、 前方ノーズ部分とテール部分とを有し、前記前方ノーズ
    部分が、軸方向孔と、ノーズ部分を通り、かつ前記軸方
    向孔に交差するよう傾斜して形成された複数の通路とを
    有する本体部材と、 前記傾斜して配置された複数の通路にそれぞれ滑動可能
    に配置され、一側面には工具を把持する係合面が形成さ
    れると共に、その係合面の反対側の外面には噛合溝が形
    成された複数のジョーと、 前記本体部材に回動可能に設けられると共に、前記ジョ
    ーに噛合溝にて噛合するナットと、 前記本体部材に対して回転するとき、前記ナットにこれ
    と共に回動するよう係合し、前記ジョーを移動させるス
    リーブ部材とを備え、 各前記ジョーとその各々の前記通路は、前記異なる通路
    に対して交換不能とするため、前記他のジョー及び各々
    の通路とは相違する特有の輪郭を有することを特徴とす
    るチャック装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のチャック装置において、
    前記各通路は、異なる多側面化された横断面の輪郭を有
    することを特徴とするチャック装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のチャック装置において、
    前記各通路の同一位置に配置された側面の中の少なくと
    も一つは、異なる長さを有していることを特徴とするチ
    ャック装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のチャック装置において、
    前記通路は、少なくとも一つの異なる形状のコーナ部を
    有することを特徴とするチャック装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のチャック装置において、
    前記通路の各々は、異なる横断面の輪郭を有し、かつ前
    記各々のジョーは、前記通路の各横断面の輪郭に合致す
    る輪郭を有することを特徴とするチャック装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のチャック装置において、
    噛合溝を有する前記ジョーの表面が、各ジョーに対し同
    一の長さの横断面を有し、かつ前記個々のそれぞの通路
    の合致する側面が同一の横断面の長さを有することを特
    徴とするチャック装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のチャック装置において、
    前記本体部材は、そこに直接的に成形される異なる外形
    を有する通路と共に、完全に一体成形されるものである
    こと特徴とするチャック装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のチャック装置において、
    前記本体部材は、プラスチック素材、あるいはガラス材
    を含んだナイロン材からなることを特徴とするチャック
    装置。
  9. 【請求項9】 請求項7記載のチャック装置において、
    前記本体部材は、プラスチック素材、あるいはガラス材
    を含んだナイロン材からなり、前記ジョーは、金属を機
    械加工によって形成してなるものであることを特徴とす
    るチャック装置。
  10. 【請求項10】 請求項7記載のチャック装置におい
    て、前記ジョーは、一体成形以外の加工によって多側面
    の輪郭を有することを特徴とするチャック装置。
  11. 【請求項11】 請求項1記載のチャック装置におい
    て、前記スリーブ部材は、プレス嵌めによって前記ナッ
    トと共に回動可能に係合されていることを特徴とするチ
    ャック装置。
  12. 【請求項12】 請求項11記載のチャック装置におい
    て、前記前側ノーズ部分の先端部は、前記本体部材の前
    方ノーズ部分を超えた位置で合致するよう構成され、前
    記前方ノーズ部分の先端部は前記ナットとの噛合によっ
    て前記スリーブ部材を保持していることを特徴とするチ
    ャック装置。
  13. 【請求項13】 回動可能な駆動シャフトを有し、手動
    または動力にて駆動されるドライバに使用されるチャッ
    ク装置であって、 ノーズ部分とテール部分とを有し、前記のノーズ部分が
    軸方向孔と、ノーズ部分を通りかつ前記軸方向孔に交差
    するよう傾斜して形成された複数の通路とを有すると共
    に、前記各通路が少なくとも一つの特徴的部分において
    他の通路とは異なる輪郭を有するよう一体成形された本
    体部材と、 前記傾斜して配置された複数の通路内にそれぞれ滑動可
    能に配置された複数のジョーであって、前記ジョーの各
    々は、その一側面に形成された工具係合面と、その係合
    面の反対側の外面に形成された噛合溝とを有し、前記ジ
    ョーの各々はさらに、前記ジョーの各々上で異なるキー
    付面であって、このキー付き面は前記ジョーが前記それ
    ぞれの通路の一つのみ内を滑動することを許容するキー
    付面を備えている複数のジョーと、 前記本体部材に回動可能に設けられると共に、前記ジョ
    ーの噛合溝に噛合するナットと、 前記ナットに回転駆動するよう係合するスリーブ部材で
    あって、このスリーブ部材が前記本体部材に対して回転
    されるとき、前記ジョーが移動されるスリーブ部材と、
    を備えたことを特徴とするチャック装置。
  14. 【請求項14】 請求項13記載のチャック装置におい
    て、前記本体部材は、プラスチック材によって成形され
    ることを特徴とするチャック装置。
  15. 【請求項15】 請求項13記載のチャック装置におい
    て、前記本体部材はガラス材を含んだナイロン材によっ
    て成形されることを特徴とするチャック装置。
  16. 【請求項16】 請求項13記載のチャック装置におい
    て、前記通路は前記本体部材に直接的に一体成形される
    ことを特徴とするチャック装置。
  17. 【請求項17】 請求項13記載のチャック装置におい
    て、前記各通路は、ほぼ矩形の横断面の輪郭を有すると
    共に、前記各通路の少なくとも一側面は互いに異なる外
    形を有することを特徴とするチャック装置。
  18. 【請求項18】 請求項13記載のチャック装置におい
    て、前記ジョーは、異なる形状の側面を形成する前記特
    徴的表面と共にほぼ矩形の横断面の輪郭をなすことを特
    徴とするチャック装置。
  19. 【請求項19】 請求項13記載のチャック装置におい
    て、各通路は、異なる多側面によって形成された横断面
    の輪郭を有することを特徴とするチャック装置。
  20. 【請求項20】 請求項19記載のチャック装置におい
    て、前記各通路の類似形状をなす側面の中の少なくとも
    一つの側面は、異なる長さを有することを特徴とするチ
    ャック装置。
  21. 【請求項21】 請求項19記載のチャック装置におい
    て、前記通路は異なる形状に形成された少なくとも一つ
    のコーナ部を有することを特徴とするチャック装置。
  22. 【請求項22】 請求項13記載のチャック装置におい
    て、前記通路は、それぞれ異なる横断面の輪郭を有する
    と共に、前記各々のジョーは、前記通路の横断面の輪郭
    と合致する横断面の輪郭を有することを特徴とするチャ
    ック装置。
  23. 【請求項23】 請求項13記載のチャック装置におい
    て、噛合溝を有する前記ジョーの表面は、各ジョーに対
    して同一の長さの横断面を有すると共に、同一の長さの
    横断面を有する前記個々のそれぞれの通路の側面に合致
    する同一の長さの側面を有することを特徴とするチャッ
    ク装置。
  24. 【請求項24】 請求項13記載のチャック装置におい
    て、前記ジョーに形成された噛合溝は、同一のピッチを
    有すると共に、前記ジョーの終端から異なる距離だけオ
    フセットされていることを特徴とするチャック装置。
  25. 【請求項25】 回動可能な駆動スピンドルを有すると
    共に、前記駆動スピンドルに工具ビットを保持させるた
    めに構成されたチャック装置を有する動力工具であっ
    て、 前記チャック装置は、 ノーズ部分とテール部分とを有し、前記のノーズ部分が
    軸方向孔と、ノーズ部分を通りかつ前記軸方向孔に交差
    するよう傾斜して形成された複数の通路とを有すると共
    に、前記各通路が少なくとも一つの特徴的部分において
    他の通路とは異なる輪郭を有するよう一体成形された本
    体部材と、 前記傾斜して配置された複数の通路内にそれぞれ滑動可
    能に配置された複数のジョーであって、前記ジョーの各
    々は、その一側面に形成された工具係合面と、その係合
    面の反対側の外面に形成された噛合溝とを有し、前記ジ
    ョーの各々はさらに、前記ジョーの各々上で異なるキー
    付面であって、このキー付き面は前記ジョーが前記それ
    ぞれの通路の一つのみ内を滑動することを許容するキー
    付面を備えている複数のジョーと、 前記本体部材に回動可能に設けられると共に、前記ジョ
    ーの噛合溝に噛合するナットと、 前記ナットに回転駆動するよう係合するスリーブ部材で
    あって、このスリーブ部材が前記本体部材に対して回転
    されるとき、前記ジョーが移動されるスリーブ部材と、
    を備えたことを特徴とする動力工具。
JP11020320A 1998-01-30 1999-01-28 チャック装置及びこれを用いた動力工具 Pending JPH11262807A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/016,103 1998-01-30
US09/016,103 US5918887A (en) 1998-01-30 1998-01-30 Drill chuck with matching jaw and jaw passageways

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JPH11262807A true JPH11262807A (ja) 1999-09-28

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ID=21775404

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JP11020320A Pending JPH11262807A (ja) 1998-01-30 1999-01-28 チャック装置及びこれを用いた動力工具

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US (1) US5918887A (ja)
EP (1) EP0933155A2 (ja)
JP (1) JPH11262807A (ja)
BR (1) BR9900271A (ja)
TW (1) TW397732B (ja)

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