JPH11262733A - 選別装置及び方法 - Google Patents

選別装置及び方法

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JPH11262733A
JPH11262733A JP6548198A JP6548198A JPH11262733A JP H11262733 A JPH11262733 A JP H11262733A JP 6548198 A JP6548198 A JP 6548198A JP 6548198 A JP6548198 A JP 6548198A JP H11262733 A JPH11262733 A JP H11262733A
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Kazuyoshi Arikata
和義 有方
Takao Kurozumi
隆雄 黒住
Toshiyasu Harada
敏康 原田
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Harada Sangyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】選別原料、例えば、アルミニウム空缶を粗破砕
してなるアルミニウム選別原料から比重差を利用して被
選別物質、例えば、アルミニウムチップとその他の異物
を完全に分別除去することができ、それにより、選別原
料、例えば、アルミニウム空缶を繰り返しリサイクル可
能とした選別装置及び方法並びに該選別装置に用いられ
るパンチング振動板、さらには該選別装置を利用したア
ルミニウム缶再生装置及び再生方法を提供する。 【解決手段】基台上に設置された基枠に選別移動床を傾
斜して設け、該選別移動床の下方に設置された送風手段
によって送風された空気を該選別移動床面に吹き上げ、
該選別移動床面に選別原料を投入し、比重の大きい異物
を上端方向に、比重の小さい被選別物質を下端方向に分
離移動せしめることにより被選別物質と被選別物質以外
の異物とを選別する選別装置であり、該選別移動床に多
数の通気孔を穿設してなるパンチング振動板を用いるよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被選別物質と異物
を含んだ選別原料から効率よく被選別物質と異物とを選
別することができる選別装置及び方法に関し、詳細には
飲料水等の容器に使用されたアルミニウム空缶をアルミ
ニウム缶に再生したり、アルミニウム金属源や製鋼用脱
酸剤或いは添加剤等に再利用する再生工程において、原
料中に混入したアルミニウム缶以外の、ガラス、アルミ
鋳物、鉄板等の異物を選別する装置及び方法並びに該選
別装置に用いられるパンチング振動板、さらには該選別
装置を利用したアルミニウム缶再生装置及び再生方法に
関するものである。
【0002】
【関連技術】近年、ビールや炭酸飲料水等の容器として
アルミニウム缶の利用が広く普及し、その使用済のアル
ミニウム空缶のリサイクルへの要求が高くなっている。
一方、アルミニウム原鉱石の精錬には多大の電気エネル
ギーを必要とするばかりか、CO2 ガスの排出を伴うの
で、アルミニウムの空缶を再利用することが省エネルギ
ーと地下資源の保全に寄与するばかりか地球環境の保護
等の観点からも極めて重要な課題となっている。
【0003】主に一般家庭から廃棄されたアルミニウム
缶A1の空缶A2は生ゴミやスチール缶等と分別され
て、回収業者によって一定の大きさのプレスベール又は
プレスブロックBに成形され、これを原料としてアルミ
ニウム缶のリサイクルが始まる。
【0004】図17に示すごとく、従来のアルミニウム
缶の再生方法は主に2つの方法によって行われていた。
一つの方法は溶解法(図17には従来法1として示し
た)である。
【0005】この方法では、まずアルミニウム缶スクラ
ップのプレスベールBを、破砕装置12によって破砕
し、焙焼装置14によって焙焼するなどの前処理を行っ
た後、溶解炉16で溶解し、型Dに流し込んで再生地金
としていた。
【0006】しかし、この方法においては、溶解時にア
ルミニウムの酸化ロスが発生することと、アルミニウム
缶表面の塗料などの不純物成分の分離除却が不十分で再
生アルミニウムに混入するなどの問題があった。
【0007】溶解法の欠点を解消した方法として新方式
の再生方法(図17には従来法2として示した)が開発
提案されている。この方法では、まずアルミニウム缶ス
クラップのプレスベールBを破砕装置12によってチッ
プ状に破砕し、焙焼装置14によってアルミニウム缶チ
ップの表面の塗料を焙焼した後、特殊な研磨装置18で
表面を研磨し不純物を除却して精製チップとし、その後
その精製チップを溶解でなくプレス機20によって塊状
に成形し、再生地金塊とする。
【0008】上記した2つの方法によって得られた再生
地金は、図17に示すように、溶解炉22で溶解された
後、圧延装置24によって圧延されて最終的に新品のア
ルミニウム缶A3に成型される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
方法ではいずれの方法においても、プレスブロックはそ
の選別が不十分なためにガラスビン、自動車用アルミ鋳
物、アルミ以外の非鉄金属を含んでいる。アルミニウム
缶用素材はその加工において優れた深絞り性、加工性を
要求され、その要求を満足すべく厳格な成分管理を実施
し、製造されている。
【0010】前記アルミニウム缶以外のガラスビン、自
動車用アルミ鋳物、アルミニウム以外の非鉄金属はアル
ミニウム缶素材にとって、不純物を混入させる物質であ
り、繰り返しリサイクルを実施するにあたり取り除くこ
とが重要である。
【0011】従来の選別方法は特開昭54−71875
号公報に代表される様に回転磁界の誘導電磁力によりア
ルミニウム缶を前方へと飛ばし選別する方法があるが自
動車用アルミ鋳物、非鉄金属等もアルミ缶と同様に飛ば
すために完全な分離が出来なかった。また、アルミニウ
ム缶を前方へ飛ばす際、缶の上に乗ったガラス等の異物
も同時に飛ばす欠点があり、十分な選別精度が得られな
かった。
【0012】上記選別方法は特開平5−269453号
公報、及び特開平6−206603号公報にみられる様
にマグネット、風力選別機等と組合せて実施されること
が多い。これらにおいても前記と同一の理由により、ア
ルミニウム缶を異物と完全に分離することが出来なかっ
た。
【0013】更にアルミニウム缶再生事業の原料は都市
村町の資源化センターを中心に製造されたプレスベール
を原料とするため、一層異物の選別除去が困難であり、
プレスベールを粗破砕した後、人間が目視で異物を選別
する作業が一般的に行われるが、その選別が不十分であ
った。即ち、破砕が粗すぎた場合異物とアルミニウム缶
が絡まり選別が不可能となり、破砕が細かすぎた場合、
誘導電磁力による分別が困難となる。
【0014】本願出願人の一方は、新規なアルミニウム
缶リサイクル方法として図18に示される工程を提案し
ている(特願平8−342905号)。この工程は第1
〜第4の工程から構成されている。
【0015】第1の工程は、主に後工程の処理を効果的
に行うための処理工程である。第1工程は図18に示さ
れたような、3台の破砕機12a,12b,12cを用
いてアルミニウム空缶A2のプレスブロックBが解体さ
れ、最終的に例えば10×10mm以下のアルミニウム
チップ(細片)に裁断され混入した異物が除去される工
程である。第1工程において、13は鉄缶や鉄屑等を分
離するセパレータ、15はコンベアである。
【0016】第2の工程は第1の工程で処理されたアル
ミニウムチップを融点(約600℃)以下の加熱温度で
加熱して、付着水と可燃性異物および塗料等を燃焼する
工程である。
【0017】第1の工程の3台目の破砕機12cにより
10mm径以下の粒度に裁断されて所定の処理をされた
アルミニウムチップは、バケットエレベータ26によっ
て焙焼装置14に搬入され、融点以下の加熱温度で焙焼
されて、アルミニウムチップに付着している塗料や可燃
性異物が燃焼される。
【0018】第3の工程は塗料除去装置28を用い集合
体内のアルミニウムチップを高速回転させて摩擦を生じ
させ、発生した摩擦力により塗料及び顔料を剥離して除
去する工程である。
【0019】第4の工程は第3工程で処理されたアルミ
ニウムチップを、その後の使用が容易となるように成型
する工程である。
【0020】第3の工程で処理されたアルミニウムチッ
プは、コンベア30で圧縮成型機32のホッパー34に
投入されて、2ton/cm2 以上の圧縮力で50φ×30
(mm)の円柱形にプレス成型される。プレス成型され
たアルミニウム成型体36は排出口38から排出され、
コンベア40で擁壁42内に運搬されて山積みされる。
【0021】上記した提案方法においては、第1の工程
の例えばコンベア15上で人間が目視検査により異物を
取除く。しかし、この方法では完全に異物を取除くこと
が出来ず、製品中に混入し、前記した成分達成上の問題
を引起こす。また、取り切れずに混入した異物を破砕機
12b,12cで切断する際、破砕機の刃及び付属部品
を損傷する等の問題があった。
【0022】本発明は、上記した従来技術の問題点に鑑
みなされたもので、選別原料、例えばアルミニウム空缶
を粗破砕してなるアルミニウム選別原料から比重差を利
用して被選別物質、例えばアルミニウムチップとその他
の異物を完全に分別除去することができ、それにより、
選別原料、例えばアルミニウム空缶を繰り返しリサイク
ル可能とした選別装置及び方法並びに該選別装置に用い
られるパンチング振動板、さらには該選別装置を利用し
たアルミニウム缶再生装置及び再生方法を提供すること
を目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ため、本発明の選別装置は、基台上に設置された基枠に
選別移動床を傾斜して設け、該選別移動床の下方に設置
された送風手段によって送風された空気を該選別移動床
面に吹き上げ、該選別移動床面に選別原料を投入し、比
重の大きい異物を上端方向に、比重の小さい被選別物質
を下端方向に分離移動せしめることにより被選別物質と
被選別物質以外の異物とを選別する装置であり、該選別
移動床に多数の通気孔を穿設してなるパンチング振動板
を用いるものである。
【0024】上記パンチング振動板としては、側面鋸歯
状の形状を有するものが好適に用いられる。
【0025】上記側面鋸歯状のパンチング振動板の形状
としては、その鋸歯状部の高さをamm、ピッチをbm
m、選別すべき物質の最大長をcmmとした場合、 1/4 c < b < c 、 tan-1 a/b < 40 ° とするのが好ましい。
【0026】上記側面鋸歯状パンチング振動板として
は、その鋸歯状部の高傾斜部又は垂直部を選別移動床面
への送風の吹き出しがないか又は僅かな吹き出しを行う
ようにしたフラット部で構成し、該鋸歯状部の低傾斜部
を充分量の吹き出しを行う多数の通気孔を穿設した通気
孔部で構成するのがより好適である。
【0027】本発明の選別装置における選別原料として
は、アルミニウム空缶を粗破砕して得られたアルミニウ
ム選別原料が好適に用いられ、その場合被選別物質はア
ルミニウムチップとなる。
【0028】本発明のアルミニウム缶再生における異物
選別装置は、アルミニウム空缶を粗破砕してアルミニウ
ム選別原料とし、このアルミニウム選別原料から送風・
振動を利用してアルミニウムチップとアルミニウムチッ
プ以外の異物とを選別するようにしたものである。
【0029】本発明のアルミニウム缶再生装置は、アル
ミニウム空缶を粗破砕してアルミニウム選別原料とする
破砕手段と、該アルミニウム選別原料から送風・振動を
利用してアルミニウムチップとアルミニウムチップ以外
の異物とを選別する異物選別手段と、選別されたアルミ
ニウムチップを融点以下の加熱温度で加熱して可燃性物
質を燃焼する焙焼手段とを有するものである。この再生
装置における異物選別手段としては、上記した異物選別
装置が好適に用いられる。
【0030】本発明のアルミニウム缶再生における異物
選別方法は、アルミニウム空缶を粗破砕してアルミニウ
ム選別原料とし、このアルミニウム選別原料から送風・
振動を利用してアルミニウムチップとアルミニウムチッ
プ以外の異物とを選別するものである。
【0031】本発明のアルミニウム缶再生方法は、アル
ミニウム空缶を粗破砕してアルミニウム選別原料とする
破砕工程と、該アルミニウム選別原料から送風・振動を
利用してアルミニウムチップとアルミニウムチップ以外
の異物とを選別する異物選別工程と、選別されたアルミ
ニウムチップを融点以下の加熱温度で加熱して可燃性物
質を燃焼する焙焼工程とを有するものである。
【0032】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添
付図面中、図1〜図16にもとづいて説明する。
【0033】図1は本発明の選別装置を含めたアルミニ
ウム缶再生装置又は工程を示す側面概略説明図である。
図2は本発明の選別装置を示す側面概略説明図である。
図3はパンチング振動板の摘示上面図である。図4は図
3の側面図である。図5はパンチング振動板の部分斜視
図である。図6〜図16はパンチング振動板の種々の形
状例を示す説明図である。
【0034】図2において、50は本発明に係る選別装
置である。該選別装置50は、架台52上に取りつけら
れた架枠54に設けられている。56は該架枠54に設
置された送風手段、例えば、送風ファン装置で、該送風
ファン装置56の上方に設けられた選別移動床58の下
面に空気を送る作用を行う。55は該送風ファン装置5
6のための風胴である。該選別移動床58は、図示した
ごとく、適宜傾斜して設けられる。この傾斜角度は必要
に応じて適宜設定される。60は該送風ファン装置56
を駆動するためのモータである。
【0035】該選別移動床58の両側部及び上端部には
枠体62が設けられ、該選別移動床58と枠体62によ
って振動箱64が形成されている。前記架枠54の上面
の上端部及び下端部にはそれぞれ上端支持柱(図示せ
ず)及び下端支持柱(図示せず)が立設されている。該
枠体62の側面上端部は上部アーム(図示せず)によっ
て該上端支持柱に吊持されている。該枠体62の側面下
端部は下部アーム(図示せず)によって該下端支持柱に
吊持されている。
【0036】66は偏心クランクで、振動機68を介し
てモータ70によって駆動される。該偏心クランク66
の先端部は該振動箱64の上端下面部に連結されてい
る。したがって、該偏心クランク66の偏心運動によ
り、該振動箱64及び選別移動床58は、上端及び下端
方向に振動可能とされている。
【0037】72は該選別移動床の上面にアルミニウム
選別原料を投入するための原料投入口である。74は該
選別移動床58の上端部に形成された比重の大きい重量
物(本発明においてはアルミニウム選別原料中に含まれ
るガラス、アルミ鋳物、鉄板等の異物)の排出口であ
る。76は該選別移動床58の下端部に形成された比重
の小さい軽量物(本発明においてはアルミニウムチッ
プ)の排出口である。
【0038】図2において、78は該選別移動床58の
下端側に設けられた集塵配管で、その下部には集塵風量
を調節する集塵風量調節板80が設置されている。82
は原料投入口72の下部に連設された投入原料の飛散を
防止するフードである。84はファン装置56に連通す
る小クズ出口である。
【0039】前記した選別装置50に適用される選別原
理は、従来から、大豆等の穀類から石等の異物を除去す
るための比重選別装置として知られている。この穀類用
の比重選別装置においては、選別移動床として、図19
及び図20に示したように、振動板90の上面に切り起
こしによって突起92を形成するとともに該突起92の
側方からの送風が行えるように開口部94を形成した構
造のものが用いられている。
【0040】図19及び20に示した振動板90を用い
た異物選別装置によって大豆から石等の異物を除去する
場合には、振動板90の開口部94より送風された空気
により比重の軽い大豆が浮き上がり、重力により傾斜し
た振動板90面に沿って下方に移動していく。一方、石
は比重が大のため送風空気により浮遊せず、突起92及
び振動板90の振動の作用によって上方にキックされ比
重の違いにより分別、即ち異物の選別が行われる。
【0041】この種の振動板90を備えた異物選別機
(大豆・石選別機)をアルミニウム再生工程における異
物の分離に適用する試みはなされていなかった。
【0042】アルミニウム再生工程における分別は異物
とアルミニウムチップが完全に分離し、かつ破砕機に負
荷をかけない破砕形状での実施が望ましく、アルミニウ
ムチップが20〜50mmに破砕された段階で実施する
ことが望ましい。
【0043】例えば、前記大豆・石選別機をアルミニウ
ムチップと異物との選別に適用すると、送風が傾斜面
上方に噴射し、アルミニウムチップの移動を妨害する。
アルミチップ等が開口部94に入り込み、ささってし
まうためアルミニウムチップの流動性を阻害し、また異
物の上方移動も阻害するため異物の分離が出来なかっ
た。突起92を前記を考慮して小とした場合、突
起92及び振動板90の振動の作用による異物の上方へ
の移動が困難となる。従ってアルミニウムチップ中の異
物の除去に送風及び振動を利用した大豆・石選別機等の
選別装置を用いることが不可能であった。
【0044】本発明の最大の特徴は、図19及び図20
に示したような従来の大豆・石選別機に用いられている
公知の振動板90に代えて図3〜図16に示したような
パンチング振動板を選別移動床58として用いることに
ある。このパンチング振動板58に開穿される通気孔5
8aの径は、大略φ0.5mm〜φ3mm程度が使用可
能で、このようなパンチング振動板58を用いることに
よってアルミニウムチップが選別移動床(パンチング振
動板)58上を容易に移動して良好な選別が行われる。
【0045】パンチング振動板58の通気孔58aの適
正な孔径は処理されるアルミニウムチップの大きさによ
って異なるが、一般的な破砕工程においてはアルミニウ
ムチップの小片も発生するためφ1mm〜φ2mmの孔
径を有するパンチング振動板58が好適に使用される。
【0046】パンチング振動板58の開口率は、20〜
50%が好ましく、20%未満ではアルミニウムチップ
を浮遊させる力が不足し、異物との分別が困難となり、
50%を越えると前記送風ファン56及び送風ファン用
モータ60の能力が必要以上に大きくなる。
【0047】該パンチング振動板58の形状は種々の形
状、例えば、山型(図16)や鋸歯状(図6〜図9)に
加工したものが適用できる。
【0048】形状が角張った異物の場合には図16に示
した形状のパンチング振動板58が適し、球形、円筒形
あるいは角がとれた異物の場合には図6〜図9に示した
側面鋸歯状の形状のパンチング振動板58が適してい
る。側面鋸歯状のパンチング振動板を用いる場合には、
鋸歯状部58bの先端で異物を押し上げる際、その押し
上げ力が大きくなるので、大きな押し上げ力を必要とす
る異物形状に対しては、側面鋸歯状のパンチング振動板
の使用が効果的となる。
【0049】一方、異物のサイズが大きい場合には、側
面鋸歯状のパンチング振動板の鋸歯状部58bの山に異
物が重なってしまい、上方にキックされないため小さい
ピッチの鋸歯状部における選別性能の低下につながって
しまう。
【0050】パンチング振動板の形状としては、鋸歯状
部の高さをamm、ピッチをbmm、選別すべき物質の
最大長をcmmとした場合、 1/4 c < b < c 、 tan-1
a/b< 40 °とすることが望ましい。
【0051】さらに、アルミニウムチップの流動性を助
長するために、図6及び図8に示したように、側面鋸歯
状のパンチング振動板58の鋸歯状部58bの高傾斜部
又は垂直部を通常の鉄板、フラットバーあるいはパンチ
ング振動板の穴を塞いだ板によってフラット部58cと
し、鋸歯状部の低傾斜部を充分量の空気の吹き出しを行
う多数の通気孔58aを穿設した通気孔部58dとする
ことにより、更に効果的な分別が可能となる。なお、フ
ラット部58cを上記の構成とした場合には、空気の吹
き出しは皆無となるが、通気孔部58dに比較して少量
の吹き出しが行われる程度の通気孔を穿設しても選別作
用が行われることはいうまでもない。
【0052】側面鋸歯状のパンチング振動板58の形状
は、その他種々の形状を採用できるものであり、図8及
び図9に示したように、下面側に第2のパンチングボー
ド58Aを取りつけて該パンチングボード58Aを介在
させてパンチング振動板本体58Bの下面に送風するよ
うにすれば送風の調整が良好に行われる利点がある。さ
らに、図10〜図15に示したような鋸歯状の形状を変
形させた形状のパンチング振動板58を使用することも
可能である。図14及び図15において、58eは鋸歯
状部58bの間に介在せしめられた平坦部である。
【0053】上述した構成により、アルミニウム選別原
料(アルミニウムチップとガラス、アルミ鋳物、鉄板等
の異物)から回収すべきアルミニウムチップとその他の
異物とを分離する場合について説明する。
【0054】まず、アルミニウム選別原料を原料投入口
72から選別移動床又はパンチング振動板58上面に落
下させる。
【0055】一方、モータ60をオンとして、送風ファ
ン装置56を起動せしめると、該送風ファン装置56か
ら該パンチング振動板58に空気流が吹き込まれ、該空
気流はパンチング振動板58の通気孔58aを通り上方
に吹き上げられる。また、モータ70をオンとして偏心
クランク66を駆動せしめると該パンチング振動板58
は振動状態となる。
【0056】ここで、該パンチング振動板58面に落下
されたアルミニウム選別原料は、該パンチング振動板5
8の振動により振動力を受けるが、そのうち比重の大き
い異物(ガラス、アルミ鋳物、鉄板等)は該パンチング
振動板58の振動力がより大きく伝達されかつ鋸歯状部
58bの上端部分によるキック又は押し上げ力によって
上端方向に移動し、そして、上端部に達すると重量物出
口74から排出される。
【0057】そして、比重の小さい軽量物(アルミニウ
ムチップ)は該パンチング振動板58面に吹き上げられ
る空気流によって浮遊せしめられ、パンチング振動板5
8の振動の影響及び鋸歯状部58bの上端部分によるキ
ック又は押し上げ力の影響を受けず、そのままエアスラ
イド現象によりパンチング振動板58の下端方向に落下
移動し、下端部に達すると、軽量物出口76から排出さ
れる。
【0058】図1に上記した選別装置50をアルミニウ
ム再生工程に設置した場合のレイアウトを示す。図1に
おいて、12aは第1の破砕機であり、アルミニウム選
別原料のプレスベールを缶1ケ程度に破砕する。この破
砕機12aとしては、2軸の破砕機あるいはハンマーク
ラッシャー等が使用される
【0059】12bは第2の破砕機であり、第1の破砕
機12aで破砕されたアルミニウム選別原料をさらに2
0〜50mm程度に破砕する。この第2の破砕機12a
としては、1軸の破砕機等が適用され、高回転刃、固定
刃及び20〜50mmの篩を併設した破砕機が代表的な
ものである。
【0060】上記破砕されたアルミニウム選別原料は、
続いて、上記した異物選別装置50により異物が取除か
れた後、アルミニウム缶に塗布された有機化合物を焙焼
炉14を用いて燃焼除去する焙焼工程を経て、従来と同
様に、その後の溶解工程、鋳造工程(図1においては該
工程の図示は省略してある)へと進む。なお、最近は、
溶解工程を省いたアルミニウム缶リサイクル工程も出現
しており、このような未溶解工程を含むリサイクル工程
にも本発明が適用できることはいうまでもない。
【0061】上記した実施の形態では、本発明の選別装
置をアルミニウム空缶を粗破砕したアルミニウム選別原
料を選別対象とした例を示したが、本発明の選別装置が
アルミニウム選別原料以外にも適用可能なことは勿論で
ある。
【0062】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明によれば、選
別原料、例えばアルミニウム空缶を粗破砕してなるアル
ミニウム選別原料から比重差を利用して被選別物質、例
えばアルミニウムチップとその他の異物を完全に分離除
去することができ、それにより選別原料、例えばアルミ
ニウム空缶を繰り返しリサイクルすることができるとい
う大きな効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の異物選別装置を含めたアルミニウム缶
再生装置又は工程を示す側面概略説明図である。
【図2】本発明の異物選別装置を示す側面概略説明図で
ある。
【図3】パンチング振動板の1例を示す摘示上面図であ
る。
【図4】図3の縮小した摘示側面図である。
【図5】図3の部分斜視図である。
【図6】パンチング振動板の第1の形状例を示す説明図
である。
【図7】パンチング振動板の第2の形状例を示す説明図
である。
【図8】パンチング振動板の第3の形状例を示す説明図
である。
【図9】パンチング振動板の第4の形状例を示す説明図
である。
【図10】パンチング振動板の第5の形状例を示す説明
図である。
【図11】パンチング振動板の第6の形状例を示す説明
図である。
【図12】パンチング振動板の第7の形状例を示す説明
図である。
【図13】パンチング振動板の第8の形状例を示す説明
図である。
【図14】パンチング振動板の第9の形状例を示す説明
図である。
【図15】パンチング振動板の第10の形状例を示す説
明図である。
【図16】パンチング振動板の第11の形状例を示す説
明図である。
【図17】従来のアルミニウム空缶の再生工程の1例を
示す説明図である。
【図18】アルミニウム空缶の再生工程の他の例を示す
工程を示す側面概略説明図である。
【図19】従来の大豆・石選別機に用いられる振動板を
示す部分斜視図である。
【図20】図19の断面図である。
【符号の説明】
12:破砕装置、12a,12b,12c:破砕機、1
3:鉄缶、14:焙焼装置、15,30,40:コンベ
ア、16,22:溶解炉、18:研磨装置、20:プレ
ス機、24:圧延装置、26:バケットエレベータ、2
8:塗料除去装置、32:圧縮成型機、34:ホッパ
ー、36:アルミニウム成型体、38排出口、42:擁
壁、50:選別装置、52:架台、54:架枠、56:
送風手段、58:選別移動床,パンチング振動板、58
a:通気孔、58b:鋸歯状部、58c:フラット部、
58d:通気孔部、58e:平坦部、58A:パンチン
グボード、58B:パンチング振動板本体、60,7
0:モータ、62:枠体、64:振動箱、66:偏心ク
ランク、68:振動機、72:原料投入口、74:比重
の大きい重量物の排出口、76:比重の小さい重量物の
排出口、78:集塵配管、80:集塵風量調節板、8
2:フード、84:小クズ出口、90:振動板、92:
突起、94:開口部、A1,A3:アルミニウム缶、A
2:空缶、B:プレスベール、D:型。
フロントページの続き (72)発明者 原田 敏康 埼玉県上尾市藤波二丁目198番地 原田産 業株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基台上に設置された基枠に選別移動床を傾
    斜して設け、該選別移動床の下方に設置された送風手段
    によって送風された空気を該選別移動床面に吹き上げ、
    該選別移動床面に選別原料を投入し、比重の大きい異物
    を上端方向に、比重の小さい被選別物質を下端方向に分
    離移動せしめることにより被選別物質と被選別物質以外
    の異物とを選別する選別装置であり、該選別移動床に多
    数の通気孔を穿設してなるパンチング振動板を用いるこ
    とを特徴とする選別装置。
  2. 【請求項2】前記パンチング振動板が側面鋸歯状に形成
    されていることを特徴とする請求項1記載の選別装置。
  3. 【請求項3】前記側面鋸歯状のパンチング振動板の鋸歯
    状部の高さをamm、ピッチをbmm、選別すべき物質
    の最大長をcmmとした場合、 1/4 c < b < c 、 tan-1 a/b < 40 ° としたことを特徴とする請求項2記載の選別装置。
  4. 【請求項4】前記側面鋸歯状のパンチング振動板の鋸歯
    状部の高傾斜部又は垂直部を選別移動床面への送風の吹
    き出しがないか又は僅かな吹き出しを行うようにしたフ
    ラット部で構成し、該鋸歯状部の低傾斜部を充分量の吹
    き出しを行う多数の通気孔を穿設した通気孔部で構成し
    たことを特徴とする請求項2又は3記載の選別装置。
  5. 【請求項5】前記選別原料がアルミニウム空缶を粗破砕
    して得られたアルミニウム選別原料であり、前記被選別
    物質がアルミニウムチップであることを特徴とする請求
    項1〜4のいずれか1項記載の選別装置。
  6. 【請求項6】アルミニウム空缶を粗破砕してアルミニウ
    ム選別原料とし、このアルミニウム選別原料から送風・
    振動を利用してアルミニウムチップとアルミニウムチッ
    プ以外の異物とを選別することを特徴とするアルミニウ
    ム缶再生における選別装置。
  7. 【請求項7】請求項1記載の選別装置に用いられる側面
    鋸歯状のパンチング振動板であり、その鋸歯状部の高さ
    をamm、ピッチをbmm、選別すべき物質の最大長を
    cmmとした場合、 1/4 c < b < c 、 tan-1 a/b < 40 ° としたことを特徴とするパンチング振動板。
  8. 【請求項8】請求項1記載の選別装置に用いられる側面
    鋸歯状のパンチング振動板であり、前記側面鋸歯状のパ
    ンチング振動板の鋸歯状部の高傾斜部又は垂直部を選別
    移動床面への送風の吹き出しがないか又は僅かな吹き出
    しを行うようにしたフラット部で構成し、該鋸歯状部の
    低傾斜部を充分量の吹き出しを行う多数の通気孔を穿設
    した通気孔部で構成したことを特徴とするパンチング振
    動板。
  9. 【請求項9】アルミニウム空缶を粗破砕してアルミニウ
    ム選別原料とする破砕手段と、該アルミニウム選別原料
    から送風・振動を利用してアルミニウムチップとアルミ
    ニウムチップ以外の異物とを選別する異物選別手段と、
    選別されたアルミニウムチップを融点以下の加熱温度で
    加熱して可燃性物質を燃焼する焙焼手段とを有すること
    を特徴とするアルミニウム缶再生装置。
  10. 【請求項10】前記異物選別手段が請求項5又は6記載
    の選別装置であることを特徴とする請求項9記載のアル
    ミニウム缶再生装置。
  11. 【請求項11】アルミニウム空缶を粗破砕してアルミニ
    ウム選別原料とし、このアルミニウム選別原料から送風
    ・振動を利用してアルミニウムチップとアルミニウムチ
    ップ以外の異物とを選別することを特徴とするアルミニ
    ウム缶再生における異物選別方法。
  12. 【請求項12】アルミニウム空缶を粗破砕してアルミニ
    ウム選別原料とする破砕工程と、該アルミニウム選別原
    料から送風・振動を利用してアルミニウムチップとアル
    ミニウムチップ以外の異物とを選別する異物選別工程
    と、選別されたアルミニウムチップを融点以下の加熱温
    度で加熱して可燃性物質を燃焼する焙焼工程とを有する
    ことを特徴とするアルミニウム缶再生方法。
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