JPH112625A - 異品検出装置 - Google Patents

異品検出装置

Info

Publication number
JPH112625A
JPH112625A JP15374297A JP15374297A JPH112625A JP H112625 A JPH112625 A JP H112625A JP 15374297 A JP15374297 A JP 15374297A JP 15374297 A JP15374297 A JP 15374297A JP H112625 A JPH112625 A JP H112625A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
product
detection
integrated
core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15374297A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoyuki Maeda
直之 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ee One Kk
Original Assignee
Ee One Kk
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ee One Kk filed Critical Ee One Kk
Priority to JP15374297A priority Critical patent/JPH112625A/ja
Publication of JPH112625A publication Critical patent/JPH112625A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な作業で交番磁界の磁力を搬送経路でバ
ランスさせることができるようにする。 【解決手段】 異品検出コイルユニット15は、搬送ベ
ルト11上に載置された製品14が通過する移動方向と
の直交方向に交番磁界が作用するように、搬送ベルト1
1を挟んで励磁コイル19及び検出コイル20からなる
一体化コイル16、励磁コイル23及び検出コイル24
からなる一体化コイル17を配置して構成されている。
励磁コイル19,23に通電すると、交番磁界が検出コ
イル20,24に鎖交して誘導電流が発生する。ここ
で、一体化コイル16にはバランスコア21が固定さ
れ、一体化コイル17にはバランス調整コア25が移動
可能に設けられている。このバランス調整コア25の位
置を移動することにより、搬送ベルト11上での交番磁
界の磁力をバランスさせることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被測定物に発生さ
せた渦電流の状態を検出して被測定物を良品と異品とに
判別する異品検出装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来より、金属製品の
非損壊品検査においては、被測定物(以下製品という)
に渦電流を発生させ、その渦電流の発生状態から欠陥を
検出して、良品と異品(不良品)とを判別する装置が知
られている。例えば、図5に示すごとく、筒状のボビン
1の外周に励磁コイル2と検出コイル3とが一体に設け
られた異品検出コイルユニット4内に搬送ベルト5を挿
通させ、プーリ6で引張られた搬送ベルト5上に例えば
製品7を載置した状態で励磁コイル2から交番磁界を発
生させるもので、検出コイル3の検出渦電流値の差によ
り、良品と異品とを区別することができる。
【0003】ここで、励磁コイル2は、交流電流の通電
に応じて交番磁界を生じさせることにより、製品7に交
番磁界に伴う渦電流を発生させている。また、検出コイ
ル3は、その渦電流の発生状態を電気信号として検出し
ている。そして、製品7の通過時に、検出コイル3から
は製品7固有の出力が得られるが、異品が通過した場合
には、良品に比較してその出力ピーク値が変わるので、
良品の許容値から外れる出力値の製品を異品と判断で
き、従って、製品を破壊することなく良品と異品とを判
別することができるものである。
【0004】ところで、製品7は異品検出コイルユニッ
ト4内にて、磁力線方向により渦電流が全域に作用する
ことから、相互誘導により検出コイル3の出力信号は、
異品検出コイル4内にある製品7全体の出力ピーク値と
なり、部分的な出力値を検出することはできない。この
ため、従来はこのように、製品7が異品検出コイルユニ
ット4通過中に製品7の部分的渦電流値を検出して判別
を行うことができず、製品7の検出精度を高めることが
できないのが実情である。
【0005】そこで、本出願人は、特願平9−3590
6号のものを先に出願した。このものは、製品7の搬送
経路を挟んで対向するように一体化された状態の励磁コ
イル及び検出コイルを2組設け、それらの励磁コイルに
交流電流を通電することにより励磁コイル間に位置する
製品に部分的に磁力線を集中させ、以て製品に部分的に
渦電流を発生させることにより検出精度を高めようとす
るものである。
【0006】ところで、搬送経路を搬送される製品には
対向配置された両励磁コイルにより同一磁力で反対方向
の交番磁界が鎖交されるものの、励磁コイルから当該励
磁コイルを支持するためのフレーム及び排出ゲート等の
金属類に磁界が漏洩するような場合には、搬送経路にお
ける交番磁界の磁力のバランスが崩れてしまって、良品
と異品との判別精度が低下してしまう。
【0007】この場合、製品の搬送経路を挟んで対向配
置された各コイルのインダクタンス分割比を等しくする
ことにより搬送経路において反対方向の交番磁界の磁力
をバランスさせるのが望ましい。つまり、交番磁界がバ
ランスされた状態では、製品が搬送時に若干振動するに
しても対向配置された各コイル間での差動効果により渦
電流の検出誤差を小さくすることができる。
【0008】しかしながら、このように対向配置された
励磁コイル及び検出コイルの分割バランスを調整するに
は、各々のコイルを何度も巻回し直すことにより分割バ
ランスをとり直すという極めて面倒な作業を繰返さなけ
ればならず、その作業が極めて非効率であり、コスト高
の要因となるという欠点がある。
【0009】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、搬送経路を搬送される被測定物に対し
て交番磁界を与えることにより被測定物の部分的な渦電
流を検出する構成において、簡単な作業で交番磁界の磁
力を搬送経路でバランスさせることができる異品検出装
置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、搬送される金
属製の被測定物に対して交番磁界を鎖交させることによ
り被測定物の検査を行う異品検出装置であって、一体化
された励磁コイル及び検出コイルを被測定物の搬送経路
を挟んで対向配置してなる2組の一体化コイルを設け、
前記一体化コイルに磁性コアを設け、この磁性コアによ
る磁力線の集中度を調整するための調整手段を設け、前
記励磁コイルに通電することにより被測定物が搬送移動
する方向と直交方向に誘導磁界を発生させた状態で前記
検出コイルで発生する誘導電流に基づいて異品を検出す
る判定手段を設けたものである(請求項1)。
【0011】このような構成によれば、励磁コイルに交
流電流を通電すると、被測定物にはその搬送移動方向と
直交する方向に交番磁界が鎖交する。このとき、一体化
コイルには磁性コアが設けられているので、励磁コイル
からの交番磁界の磁力を高めることができる。これによ
り、被測定物には部分的な渦電流が集中するので、搬送
移動する被測定物の通過時に検出コイルから渦電流の分
布情報が検出でき、良品と異品との判別精度を高めるこ
とができる。
【0012】さて、励磁コイルからの交番磁界は励磁コ
イルの近傍周辺に配置されているフレーム及び排出ゲー
ト等の各種金属の存在により外部漏洩することがあり、
搬送経路において反対方向の交番磁界の漏洩が伴いバラ
ンスしなくなることがある。このような場合、被測定物
の判別精度が低下することから、調整手段により磁性コ
アによる磁力線の集中度を調整する。これにより、交番
磁界の磁力を搬送経路においてバランスさせて被測定物
の良否を適切に判定することができる。
【0013】上記構成において、前記調整手段は、前記
磁性コアを前記一体化コイルの対向方向に沿って移動可
能に設けることにより構成されていてもよい(請求項
2)。このような構成によれば、磁性コアを移動調整さ
せることにより交番磁界の磁力を搬送経路においてバラ
ンスさせることができるので、バランス調整作業を簡単
に行なうことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を搬送機用異品検出
装置に適用した一実施例を図1乃至図4を参照して説明
する。全体構成を示す図4において、搬送ベルト11は
駆動プーリ12と引張プーリ13との協調動作により製
品14(被測定物)を搬送するようになっており、その
搬送経路の途中に異品検出コイルユニット15が設けら
れている。
【0015】図1は異品検出コイルユニット15の詳細
を示している。この図1において、異品検出コイルユニ
ット15は、搬送ベルト11の上方に一体化コイル16
を配置すると共に、それらと搬送ベルト11を挟んで対
向するように一体化コイル17を配置して構成されてい
る。
【0016】ここで、一体化コイル16は中空ボビン1
8にコイル巻線を巻装することにより形成された励磁コ
イル19及び検出コイル20から構成されており、その
中空ボビン18の貫通孔において励磁コイル19と対応
する部位にフェライトからなるバランスコア21(磁性
コア)が固着されている。
【0017】また、一体化コイル17は中空ボビン22
にコイル巻線を巻装することにより形成された励磁コイ
ル23及び検出コイル24から構成されており、その中
空ボビン22の貫通孔において励磁コイル23と対応す
る部位にフェライトからなるバランス調整コア25(磁
性コア)が移動可能に一実施例の機構として装着されて
いる。
【0018】即ち、中空ボビン22には雌ネジ部26が
一体に設けられており、その雌ネジ部26にバランス調
整コア25に装着した雄ネジ部27が螺合されている。
このバランス調整を行う雄ネジ部27の頭部には溝部2
7aが形成されており、その溝部27aに対して例えば
工具或いは治具を用いて回転可能となっている。この場
合、上記雌ネジ部26及びバランス調整コア25に装着
された雄ネジ部27から調整手段が構成されている。
【0019】以上の励磁コイル19,23、検出コイル
20,24、バランスコア21、バランス調整コア25
から異品検出コイルユニット15が構成されており、こ
の異品検出コイルユニット15は図示しない搬送装置の
フレームに搬送ベルト11を挟むように固着されてい
る。
【0020】図2は励磁コイル19,23及び検出コイ
ル20,24の接続関係を示している。この図2におい
て、2つの励磁コイル19,23は同一の巻回方向とな
るように直列結線されていると共に、それらの端部は励
磁コイル端子19a,23aと夫々接続されている。同
様に、2つの検出コイル20,24は同一の巻回方向と
なるように直列結線されていると共に、それらの端部は
検出コイル端子20a,24aと夫々接続されている。
そして、それらの励磁コイル端子19a,23a及び検
出コイル端子20a,24aは後述する制御回路に接続
されている。
【0021】ここで、一体化コイル16に設けられたバ
ランスコア21及び一体化コイル17に設けられたバラ
ンス調整コア25は励磁コイル19,23からの交番磁
界を集中するために設けられていると共に、特にバラン
ス調整コア2にあっては、外部漏洩磁界による影響によ
り搬送ベルト11において対向する交番磁界の磁力がバ
ランスしない場合に後述するように移動調整されるよう
になっている。
【0022】図3は上記異品検出コイルユニット15の
各端子19a,23a及び20a,24aと接続される
電気回路系統を示している。この図3において、励磁コ
イル端子19a,23aは、後述するコイル零バランス
調整部28を介して励磁電源29と接続されている。こ
の励磁電源29は、励磁コイル19,23に所定の周波
数の交流電流を通電するためのもので、その通電状態で
は励磁コイル19,23間に交番磁界が発生する。
【0023】一方、検出コイル端子20aは検出回路3
0と接続されていると共に、検出コイル端子24aは接
地されており、交番磁界中に位置する検出コイル20,
24で相互誘導によって生じる誘導電流を検出回路30
に出力するようになっている。検出回路30には、検出
コイル20,24からの信号と、これに対応する励磁コ
イル19,23の電流を可変検出するコイル零バランス
調整部28からの信号とが入力され、異品検出コイルユ
ニット15に製品14が挿入しない状態のコイル零バラ
ンス調整を行っている。
【0024】そして、上記異品検出コイルユニット15
に製品14が挿入された状態では、検出回路30からの
出力信号は、製品14のサイズに対応した信号値に可変
調整するワーク零バランス調整部31を介して比較回路
32に出力される。また、製品の基準信号出力回路33
の基準出力も比較回路32に出力されており、比較回路
32において両方の信号レベルの差が検出されている。
【0025】判定回路34(判定手段)は、比較回路3
2の比較結果を良否基準信号出力回路35から与えられ
る許容範囲に対応する基準信号に照らして、許容範囲内
ならば判定回路34から信号の出力を行わず、許容範囲
外ならばその判定回路34からの出力により、後述する
排出ゲートを駆動して異品を排出する。
【0026】この様に構成された異品検出コイルユニッ
ト15は、図4に示すような搬送判別機に組み込まれて
いる。この場合、製品7が異品の場合は、途中の排出ゲ
ート36の駆動により、搬送ベルト11を排出ゲート3
6の方向に少し傾けて張ることにより図示しない異品用
シュータへ排出する。また、製品7が良品の場合は、最
後まで搬送ベルト11で送り、図示しない良品用シュー
タへ排出するようになっている。
【0027】次に上記構成の作用について説明する。励
磁電源29から異品検出コイルユニット15に交番電流
を与えると、異品検出コイルユニット15の励磁コイル
19,23間に交番磁界が搬送ベルト11の搬送方向に
対して直交方向に発生する。
【0028】このとき、バランス調整コア25を移動調
整することにより、対向する検出コイル20,24の両
インダクタンスを検出コイル20,24間に位置する製
品14に対して均等の磁界力となるように調整する。こ
れにより、検出回路30からの検出信号出力を安定させ
ることができる。
【0029】さて、搬送ベルト11を駆動することによ
り製品14を移動して異品検出コイルユニット15に位
置すると、図1に示すように製品14には交番磁界が部
分的に集中するので、その部分に渦電流が強く発生する
ようになる。これにより、製品14に部分的に発生する
渦電流、ひいては異品検出コイルユニット15のインピ
ーダンスが変化するので、検出回路30からは異品検出
コイルユニット15のインピーダンス変化を示す検出信
号が出力される。
【0030】従って、判定回路34において、比較回路
32から出力される信号と、良否基準信号出力回路35
からの基準信号とを比較し、比較回路32からの信号の
信号レベルが許容範囲であれば、製品14は良品である
と判断し、許容範囲から外れたときは異品であると判断
し、排出ゲート36を駆動して不良品を排除する。
【0031】上記構成のものによれば、異品検出コイル
ユニット15により搬送ベルト11により搬送される製
品14の搬送方向と直交方向に交番磁界を発生し、その
交番磁界によって生ずる渦電流情報の分布を製品14の
多点的に検知する構成おいて、バランス調整コア25の
移動により対向する交番磁界の磁力を搬送ベルト11に
おいてバランスするようにしたので、漏洩磁界の影響が
抑制され、良品と異品の判別分解能を高めながら適切に
判別することができる。
【0032】また、搬送ベルト11により搬送される製
品14が一体化コイル19,23間で対向方向に踊るこ
とにより異品検出コイルユニット15に対する検出距離
が変動するにしても、渦電流が差動的に作用して、検出
信号出力の変動を少なくさせる効果が期待できる。
【0033】本発明は、上記実施例にのみ限定されるも
のではなく、次のように変形または拡張できる。異品検
出コイルユニット15において対向する励磁コイル1
9,23の各インダクタンスのバランスを行うバランス
調整コア25として、対向コイルの一方側を固定に、他
方側を移動可変とするように構成したが、これに限ら
ず、両方のコアを移動可変にしてもよいし、コア可変に
ネジ機構を用いず、ボビンにコアを接着或いは挟み込で
もよいし、コイルケースの外部に装備してもよい。
【0034】また、一体化コイル16,17において励
磁コイルと検出コイルとの配置構成を、本実施例と逆に
してもよい。また、励磁コイルの外周に検出コイルを巻
装することにより一体化コイルを構成してもよいし、逆
に検出コイルの外周に励磁コイルを巻装することにより
一体化コイルを構成してもよい。
【0035】また、磁性コアを一体化コイル16,17
における検出コイルに配置するようにしてもよい。さら
に、バランス調整コア25に加え、対向する励磁コイル
19,23の側面、搬送通路を避けた外周に磁路コア
(ヨーク)を装備し、外部漏洩磁界をシール調整するこ
ともできる。この場合、磁性コアとしてポット形コアを
利用するようにしてもよい。
【0036】また、製品14の移動手段として搬送ベル
ト11を用いたが、これに限定せず、傾斜が付いたガイ
ドレールを滑り落としたり、または、ガイド筒の中を落
下させても容易に実施できる。また、製品14を異品検
出コイルユニット15内に停止させた状態で部分測定を
行うことも実施できる。製品14としてボルトを用いた
が、これに限らず、線材、または、ラックギヤー、ボー
ルスクリュー等の長物軸材においても、搬送移動しなが
ら、部分的な渦電流検出が容易に実施することができ
る。
【0037】異品検出コイルユニット15のボビンとし
て円筒状のものを使用したが、筒状であれば、長円、三
角、四角、五角、六角、またはそれ以上の多角筒状でも
よい。さらには、中央に製品が通過する開口部を設けて
一体化するようにしてもよい。これに順じ、バランスコ
ア21、バランス調整用コア25も同様、いかなる形状
をしたものでもよい。この場合、コア材にはフェライト
を使うのが望ましいが、損失を考慮にいれれば普通一般
の磁性材(鉄)を用いてもよい。逆にコイルのインダク
タンスを減らす微調整には非磁性材(アルミニウム)を
用いて行うことができる。また、各コイルの結線を図2
の実施例に限らず、他の方法とし並列結線で接続しても
容易に実施できる。
【0038】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の異品検出装置によれば、励磁コイル及び検出コイルか
らなる一体化コイルに磁性コアを設け、その磁性コアに
よる磁力線の集中度を調整した状態で被測定物の適否を
判断するようにしたので、簡単な作業で交番磁界の磁力
を搬送経路でバランスさせることができるという優れた
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における異品検出コイルユニ
ットの構成を示す断面図
【図2】異品検出コイルユニットの結線状態を示す模式
【図3】電気回路を示すブロック図
【図4】全体構成を示す概略図
【図5】従来例を示す図1相当図
【符号の説明】
11は搬送ベルト、14は製品(被測定物)、15は異
品検出コイルユニット、16,17は一体化コイル、1
9は励磁コイル、20は検出コイル、23は励磁コイ
ル、24は検出コイル、21はバランスコア(磁性コ
ア)、25はバランス調整コア(磁性コア)、26は雌
ネジ部(調整手段)、27は雄ネジ部(調整手段)、3
0は検出回路、32は比較回路、34は判定回路(判定
手段)である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送される金属製の被測定物に対して交
    番磁界を鎖交させることにより被測定物の検査を行う異
    品検出装置であって、 一体化された励磁コイル及び検出コイルを被測定物の搬
    送経路を挟んで対向配置してなる2組の一体化コイル
    と、 前記一体化コイルに設けられた磁性コアと、 前記磁性コアによる磁力線の集中度を調整するための調
    整手段と、 前記励磁コイルに通電することにより被測定物が搬送移
    動する方向と直交方向に誘導磁界を発生させた状態で前
    記検出コイルで発生する誘導電流に基づいて異品を検出
    する判定手段とを備えたことを特徴とする異品検出装
    置。
  2. 【請求項2】 前記調整手段は、前記磁性コアを前記一
    体化コイルの対向方向に沿って移動可能に設けることに
    より構成されていることを特徴とする請求項1記載の異
    品検出装置。
JP15374297A 1997-06-11 1997-06-11 異品検出装置 Pending JPH112625A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15374297A JPH112625A (ja) 1997-06-11 1997-06-11 異品検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15374297A JPH112625A (ja) 1997-06-11 1997-06-11 異品検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH112625A true JPH112625A (ja) 1999-01-06

Family

ID=15569125

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15374297A Pending JPH112625A (ja) 1997-06-11 1997-06-11 異品検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH112625A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007139498A (ja) * 2005-11-16 2007-06-07 General Environmental Technos Co Ltd 比抵抗測定装置
CN104807880A (zh) * 2015-04-13 2015-07-29 苏州大学 一种紧固件检测装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007139498A (ja) * 2005-11-16 2007-06-07 General Environmental Technos Co Ltd 比抵抗測定装置
CN104807880A (zh) * 2015-04-13 2015-07-29 苏州大学 一种紧固件检测装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4394193A (en) Method and device for the continuous, contactless monitoring of the structure state of cold strip
WO1991013347A1 (fr) Detecteur magnetique de defauts pour mince bande en acier
JPH112625A (ja) 異品検出装置
JPS5940287A (ja) 金属検出装置
JPS6352345B2 (ja)
JP4008234B2 (ja) 金属検出機
JPH10232222A (ja) 異品検出装置
JPH10111276A (ja) 探傷装置
JPH06123730A (ja) 連続消磁・磁気探傷方法及び装置
JPH04254753A (ja) ワイヤーロープの磁気探傷装置
JPS6078378A (ja) 金属検出装置
JP2768906B2 (ja) 搬送選別機の異品検出コイル装置の調整方法および搬送選別機
JP2007064907A (ja) 漏洩磁束探傷装置
US4835470A (en) Magnetizer having a main electromagnet and leakage flux reducing auxiliary electromagnets for magnetographic inspection
JPH06148139A (ja) 欠陥検出装置
JPH0411187Y2 (ja)
JP4774690B2 (ja) 磁気センサ
JPH08101279A (ja) 金属検出機
JPH11211698A (ja) 磁気探傷装置の感度校正方法および装置ならびに校正 ロール
JP2004037217A (ja) 漏洩磁束探傷装置
US6479993B1 (en) Method of detecting foreign matter and apparatus therefor
JP3608701B2 (ja) 金属検出装置
WO1992021964A1 (fr) Procede de detection d'un flux magnetique et dispositif conçu a cet effet
US6850056B2 (en) Flaw detection device for steel bar
KR100438211B1 (ko) 금속편 검출장치 및 그 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20040421

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050502

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050531

A02 Decision of refusal

Effective date: 20051025

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02