JPH11262599A - ガス衣類乾燥機 - Google Patents
ガス衣類乾燥機Info
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- JPH11262599A JPH11262599A JP10068075A JP6807598A JPH11262599A JP H11262599 A JPH11262599 A JP H11262599A JP 10068075 A JP10068075 A JP 10068075A JP 6807598 A JP6807598 A JP 6807598A JP H11262599 A JPH11262599 A JP H11262599A
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Abstract
を回転ドラム内に供給して衣類を乾燥するガス衣類乾燥
機において、ガス燃焼室が酸欠気味の状態になっても、
バーナー本体の炎が延びるのを抑えるようにする。 【解決手段】 衣類を回転撹拌させる回転ドラム内へフ
ァンによりガス燃焼室7を熱源とする熱風を導入し排出
させる。ガス燃焼室7は、バーナー本体16とそれを囲
う外側バーナーケース11と内側バーナーケース13と
の二重で構成したものである。
Description
焼室により加熱された熱風を回転ドラム内に供給して衣
類を乾燥するガス衣類乾燥機に関するものである。
に示すようなものが一般的であった。以下、その構成に
ついて説明する。
部に駆動源となるモータ26を設けてあり、このモータ
26と乾燥機本体25の背面側に設けたファン27およ
びこのファン27の前方に設けた回転ドラム28との間
に、それぞれベルト29、30を張設してモータ26の
駆動によりファン27および回転ドラム28を回転させ
るようにしている。
ガス燃焼室31を配設するとともに、乾燥機本体25の
背面に吸気口32を配設し、ファン27の回転により吸
気口32から、乾燥機本体25に矢印方向に取り込まれ
た空気は、熱源となるガス燃焼室31を通って加熱され
て熱風となり、熱風出口33を通して回転ドラム28内
に導入され、回転ドラム28内に収容された被乾燥物
(衣類)を加熱乾燥する。
た空気となり、排気口34より乾燥機本体25の外に排
出される。矢印Dは風の流れを示す。燃焼室31は、図
7に示すように、バーナー本体35とそれを囲うバーナ
ーケース36により構成されている。
来の構成では、吸気口32、排気口34等の空気の経路
にほこり等の抵抗がある場合、空気の流れが悪くなりガ
ス燃焼室31が酸欠気味の状態になり、図8に示すよう
に、バーナー本体35の炎の燃焼状態が悪くなり炎が延
びることがある。その結果、延びた炎がガス燃焼室31
を構成するバーナーケース36に達し、バーナーケース
35が過熱されるため、バーナーケース36の耐熱性を
高いものにしなければならず、また、耐久性の面からも
好ましくないという問題があった。
とにより、そこから熱が逃げ、熱的損失が大きくなり、
衣類を乾燥するための熱風を加熱する効率が悪くなると
いう問題があった。
あり、ガス燃焼室が酸欠気味の状態になっても、バーナ
ー本体の炎が延びるのを抑えるようにすることを目的と
している。
するために、衣類を回転撹拌させる回転ドラム内へ送風
手段によりガス燃焼室を熱源とする熱風を導入し排出さ
せ、ガス燃焼室は、バーナー本体とそれを囲う内外二重
のバーナーケースで構成したものである。
ような空気の流れを形成することができ、ガス燃焼室が
酸欠気味の状態になっても、バーナー本体の炎が延びる
のを抑えることができる。
は、衣類を回転撹拌させる回転ドラムと、前記回転ドラ
ム内へ熱風を導入し排出させる送風手段と、前記熱風の
熱源となるガス燃焼室とを備え、前記ガス燃焼室は、バ
ーナー本体とそれを囲う内外二重のバーナーケースで構
成したものであり、バーナー本体を囲う内外二重のバー
ナーケースにより、バーナーの炎の延びを抑えるような
空気の流れを形成することができ、この空気の流れによ
り、空気の経路にほこりなどの抵抗ができて空気の流れ
が悪くなりガス燃焼室が酸欠気味の状態になっても、バ
ーナー本体の炎が延びるのを抑えることができる。
記載の発明において、内外二重のバーナーケースを構成
する内側バーナーケースは、その上方部を開口し、この
開口部に空気が案内されるように外側バーナーケースを
配設したものであり、外側バーナーケースにより炎の上
方先端に空気を案内することができ、この空気によりバ
ーナー本体の炎が上方に延びるのを抑えることができ
る。
たは2に記載の発明において、バーナーケースに吸気口
を設け、前記吸気口をバーナー本体の炎口よりも下方に
配設したものであり、吸気口から吸気された空気がバー
ナー本体の側面を下から上へと案内され、この空気の流
れにより、バーナー本体の炎が横方向へ広がるのを抑え
ることができる。
3に記載の発明において、バーナーケースは、その上方
部に略水平方向に伸びた空気案内部を形成し、前記空気
案内部の一方端に空気取入部を形成するとともに、成す
るとともに、他方端に熱風出口を形成したものであり、
ガス燃焼室の上方に、一方端の吸気口から他方端の熱風
出口までの略水平方向の空気の流れを形成することがで
き、この空気の流れにより、空気の経路にほこりなどの
抵抗ができて空気の流れが悪くなりガス燃焼室が酸欠気
味の状態になっても、バーナー本体の炎が延びてガス燃
焼室の天面に炎が達するのを防ぐことができる。
記載の発明において、空気案内部は、バーナーケース上
方部を仕切り部材で仕切って形成したものであり、ガス
燃焼室の上方に、一方端の吸気口から他方端の熱風出口
までの略水平方向の空気の流れを形成することができ、
炎が延びガス燃焼室の天面に炎が達するのを防ぐことが
できる。
しながら説明する。
体1は、下部に駆動源となるモータ2を設けてあり、こ
のモータ2と乾燥機本体1の背面側に設けたファン(送
風手段)3およびこのファン3の前方に設けた回転ドラ
ム4との間に、それぞれベルト5、6を張設してモータ
2の駆動によりファン3および回転ドラム4を回転させ
るようにしている。
室7を配設するとともに、乾燥機本体1の背面に吸気口
8を配設し、ファン3の回転により吸気口8から乾燥機
本体1に取り込まれた空気は、熱源となるガス燃焼室7
を通って加熱されて熱風となり、熱風出口9を通して回
転ドラム4内に導入され、回転ドラム4内に収容された
被乾燥物(衣類)を加熱乾燥する。そして、被乾燥物と
熱交換した熱風は湿った空気となり、排気口10より乾
燥機本体1の外に排出される。矢印Aは風の流れを示し
ている。
うに、内外二重のバーナーケースで形成している。外側
バーナーケース11は吸気口12を有し、内側には、内
側バーナーケース13を約5mmの隙間を設けて配設し
ている。内側バーナーケース13は吸気口14と上方部
に開口部15を有する。これら外側バーナーケース11
と内側バーナーケース13の中にバーナー本体16を配
設している。
内側バーナーケース13の吸気口14をバーナー本体1
6の炎口17りも下方に配設している。
出口18にはファン3による吸引力が働く。外側バーナ
ーケース11の吸気口12から吸入された空気の一部
は、外側バーナーケース11と内側バーナーケース13
との間を通り、内側バーナーケース13の開口部15へ
と案内され、バーナー本体16の炎の先端に集中する空
気の流れが形成される。
りなどの抵抗ができて空気の流れが悪くなりガス燃焼室
7が酸欠気味の状態になっても、バーナー本体16の炎
が上方に延びるのを抑えることができ、外側バーナーケ
ース11の天面に達するのを防ぐことができる。また、
この空気はバーナー本体16の炎により加熱され、熱風
出口18を通して、回転ドラム4内に導入される。矢印
Bは空気の流れを示す。
2、内側バーナーケース13の吸気口14は、バーナー
本体16の炎口17よりも下方に配設することにより、
吸気口14から吸入された空気がバーナー本体16の側
面を下から上へと流れ、この空気の流れによりバーナー
本体16の炎が横方向に拡散することがなく、内側バー
ナーケース13の側面に達して内側バーナーケース13
が過熱されるのを防止することができる。
ナー本体16の炎の周りを空気の流れでつつむことによ
り、炎の延び、拡散を抑えることができるから、空気の
経路にほこりなどの抵抗ができて空気の流れが悪くなり
ガス燃焼室7が酸欠気味の状態になった場合でも、バー
ナー本体16の炎が延びることがなくなる。
内外二重のバーナーケース11、13に当たり、バーナ
ーケース11、13が過熱されるのを防ぐことができ、
バーナーケース11、13の耐熱性を従来よりも低いも
のにすることができ、また、耐久性を向上させることが
できる。また、炎がバーナーケース11、13に達する
ことにより、そこから熱が逃げることを防ぐことができ
るため、効率よく熱交換をすることができる。
に、バーナーケース19は、吸気口20と仕切り板21
を有し、燃焼室上方に空気案内部22を形成している。
この空気案内部22は、一方端に吸気口23を有し、他
方端に熱風出口24を設けている。
口23から吸入された空気は、燃焼室上方を略水平方向
に案内され、バーナーケース19の天面に沿って空気の
壁を形成し、この空気の流れにより、空気の経路にほこ
りなどの抵抗ができて空気の流れが悪くなりガス燃焼室
7が酸欠気味の状態になっても、バーナー本体16の炎
が上方に延びるのを抑えることができ、バーナーケース
19の天面に達するのを防ぐことができる。
気は、バーナー本体11の炎により加熱され、吸気口2
0から吸入されバーナー本体11の炎に加熱された空気
と共に熱風出口24を通して、回転ドラム内4内に導入
され、回転ドラム4内に収容された被乾燥物(衣類)を
加熱乾燥する。矢印Cは空気の流れを示す。
沿って空気の壁を形成することにより、炎の延びを抑え
ることができ、空気の経路にほこりなどの抵抗ができて
空気の流れが悪くなりガス燃焼室7が酸欠気味の状態に
なった場合でも、バーナー本体16の炎が延びることが
なくなる。
たり、バーナーケース19が過熱されるのを防ぐことが
でき、バーナーケース19の耐熱性を従来よりも低いも
のにすることができ、また、耐久性を向上させることが
できる。また、炎がバーナーケース19に達することに
より、そこから熱が逃げることを防ぐことができるた
め、効率よく熱交換をすることができる。
発明によれば、衣類を回転撹拌させる回転ドラムと、前
記回転ドラム内へ熱風を導入し排出させる送風手段と、
前記熱風の熱源となるガス燃焼室とを備え、前記ガス燃
焼室は、バーナー本体とそれを囲う内外二重のバーナー
ケースで構成したから、バーナー本体を囲う内外二重の
バーナーケースにより、バーナーの炎の延びを抑えるよ
うな空気の流れを形成することができ、この空気の流れ
により、空気の経路にほこりなどの抵抗ができて空気の
流れが悪くなりガス燃焼室が酸欠気味の状態になって
も、バーナー本体の炎が延びるのを抑えることができ
る。したがって、炎がガス燃焼室を構成するバーナーケ
ースに当たり、バーナーケースが過熱されるのを防ぐこ
とができ、バーナーケースの耐熱性を従来よりも低いも
のにすることができ、また、耐久性を向上させることが
できる。また、炎がバーナーケースに達することによ
り、そこから熱が逃げるのを防ぐことができるため、効
率よく熱交換をすることができる。
外二重のバーナーケースを構成する内側バーナーケース
は、その上方部を開口し、この開口部に空気が案内され
るように外側バーナーケースを配設したから、外側バー
ナーケースにより炎の上方先端に空気を案内することが
でき、この空気によりバーナー本体の炎が上方に延びる
のを抑えることができる。
ーナーケースに吸気口を設け、前記吸気口をバーナー本
体の炎口よりも下方に配設したから、吸気口から吸気さ
れた空気がバーナー本体の側面を下から上へと案内さ
れ、この空気の流れにより、バーナー本体の炎が横方向
へ広がるのを抑えることができる。
ーナーケースは、その上方部に略水平方向に伸びた空気
案内部を形成し、前記空気案内部の一方端に空気取入部
を形成するとともに、他方端に熱風出口を形成したか
ら、ガス燃焼室の上方に、一方端の吸気口から他方端の
熱風出口までの略水平方向の空気の流れを形成すること
ができ、この空気の流れにより、空気の経路にほこりな
どの抵抗ができて空気の流れが悪くなりガス燃焼室が酸
欠気味の状態になっても、バーナー本体の炎が延びてガ
ス燃焼室の天面に炎が達するのを防ぐことができる。
気案内部は、バーナーケース上方部を仕切り部材で仕切
って形成したから、ガス燃焼室の上方に、一方端の吸気
口から他方端の熱風出口までの略水平方向の空気の流れ
を形成することができ、炎が延びガス燃焼室の天面に炎
が達するのを防ぐことができる。
燃焼室の断面図
燃焼室の断面図
状態を示す断面図
Claims (5)
- 【請求項1】 衣類を回転撹拌させる回転ドラムと、前
記回転ドラム内へ熱風を導入し排出させる送風手段と、
前記熱風の熱源となるガス燃焼室とを備え、前記ガス燃
焼室は、バーナー本体とそれを囲う内外二重のバーナー
ケースで構成したガス衣類乾燥機。 - 【請求項2】 内外二重のバーナーケースを構成する内
側バーナーケースは、その上方部を開口し、この開口部
に空気が案内されるように外側バーナーケースを配設し
た請求項1記載のガス衣類乾燥機。 - 【請求項3】 バーナーケースに吸気口を設け、前記吸
気口をバーナー本体の炎口よりも下方に配設した請求項
1または2記載のガス衣類乾燥機。 - 【請求項4】 バーナーケースは、その上方部に略水平
方向に伸びた空気案内部を形成し、前記空気案内部の一
方端に空気取入部を形成するとともに、他方端に熱風出
口を形成した請求項1〜3のいずれか1項に記載のガス
衣類乾燥機。 - 【請求項5】 空気案内部は、バーナーケース上方部を
仕切り部材で仕切って形成した請求項4記載のガス衣類
乾燥機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06807598A JP3807085B2 (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | ガス衣類乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06807598A JP3807085B2 (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | ガス衣類乾燥機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11262599A true JPH11262599A (ja) | 1999-09-28 |
JP3807085B2 JP3807085B2 (ja) | 2006-08-09 |
Family
ID=13363301
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06807598A Expired - Fee Related JP3807085B2 (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | ガス衣類乾燥機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3807085B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100873121B1 (ko) * | 2002-07-18 | 2008-12-09 | 엘지전자 주식회사 | 건조기용 가스연소장치 |
US7913418B2 (en) * | 2005-06-23 | 2011-03-29 | Whirlpool Corporation | Automatic clothes dryer |
US20110099834A1 (en) * | 2007-08-23 | 2011-05-05 | Brown Michael E | Heat delivery system for a fabric care appliance |
US10400385B2 (en) | 2014-04-05 | 2019-09-03 | Michael E. Brown | Apparatus and method for drying articles of clothing |
-
1998
- 1998-03-18 JP JP06807598A patent/JP3807085B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100873121B1 (ko) * | 2002-07-18 | 2008-12-09 | 엘지전자 주식회사 | 건조기용 가스연소장치 |
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US8627581B2 (en) * | 2007-08-23 | 2014-01-14 | Michael E. Brown | Heat delivery system for a fabric care appliance |
US9175434B1 (en) | 2007-08-23 | 2015-11-03 | Mebip, Llc | Heat delivery system for a fabric care appliance |
US10266984B1 (en) | 2007-08-23 | 2019-04-23 | Michael E. Brown | Heat delivery system for a fabric care appliance |
US10844534B1 (en) | 2007-08-23 | 2020-11-24 | Michael E. Brown | Heat delivery system for a fabric care appliance |
US10400385B2 (en) | 2014-04-05 | 2019-09-03 | Michael E. Brown | Apparatus and method for drying articles of clothing |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3807085B2 (ja) | 2006-08-09 |
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