JP2008119364A - ドラム式衣類乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】外槽の上部側に熱風吹出口と排気口とを設ける場合でも、ドラム内へ熱風を効率的送り込むことで乾燥効率を改善する。
【解決手段】熱風供給路22内で熱風吹出口21近傍に整流板29を設け、該整流板29に沿って熱風の向きを下方に揃える。これにより、ドラム4内に入った熱風がドラム4底部側まで行き渡り易く、洗濯物と効率良く熱交換を行うことができる。また、熱風吹出口21の周縁部や排気口31の周縁部に外槽2の内周面から内方に突出する突片部2bを設けることで、外槽2内周面とドラム4外周面との間の空隙を通って熱風吹出口21から排気口31に流れる熱風を減らすことができ、より多量の熱風をドラム4内に通過させることで乾燥効率を改善することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、回転するドラム内で洗濯済みの衣類を乾燥するドラム式の衣類乾燥機に関する。
乾燥対象の衣類を収容したドラムを比較的低速で回転させ、加熱した外気を該ドラム内に送給することで衣類を乾燥させ、衣類から出た水蒸気を含む湿った空気を機外へと排出するようなドラム式の衣類乾燥機が従来より知られている(例えば特許文献1など参照)。こうした従来のドラム式衣類乾燥機では、ドラムを内装する外槽内に熱風を供給する熱風吹出口は外槽上部側に設けられ、衣類から発生した蒸気を含む湿った空気を排出する排気口は外槽下部側に設けられている。この構成では、熱風吹出口から外槽内に送り込まれた熱風はドラム内に入って上から下に抜けるため、衣類との熱交換が比較的効率良く行え、乾燥むらも比較的少なくて済む。
一方、洗濯機能と乾燥機能とを併せた洗濯乾燥機では、一般に、外槽の底部に排水口が形成され、外槽の下方には排水バルブを含む排水経路が配設される。このため、外槽の下方に排気路などを配設しにくい場合がある。また、外槽の下部に排気路の入口を設けると、洗濯時に外槽内に水を溜めるときに排気路の一部にも水が入り込むためにその分だけ余計に水を供給しなければならず水の使用量が増えることになる。そこで、排気口も熱風吹出口と同様に外槽の上部側に設け、この排気口を入口とする排気風路を外槽の上方空間に配置する構成が考えられる。
ところが、こうした構成では、熱風吹出口と排気口とが共に外槽の上部側に形成されているため、熱風吹出口から外槽内に吐き出された熱風が外槽内の下方にまで行き渡らず、ドラム内で上部側に位置している衣類とのみ熱交換を行って排気されてしまう傾向にある。即ち、熱風が持つ熱量が十分に熱交換に利用されず、乾燥効率を高くするのが困難である。そのため、所定時間だけ乾燥運転を実行しても乾燥が不十分であったり、十分に乾燥させるために乾燥運転の時間を長くしなければならなかったりする、という問題がある。
また、熱風吹出口から外槽内に吐き出された熱風がドラム内に入れば、少なくとも若干は衣類との熱交換に寄与するものの、一部の熱風はドラム内に入らずに外槽内周面とドラム外周面との間の空隙を通過して排気口に至り、ドラム内での衣類との熱交換に全く寄与しない。そのため、一部の熱風が持つ熱量は全く無駄になってしまい、それにより乾燥効率を上げるのが難しいという問題もある。
また、熱風吹出口と排気口とはできるだけ離すことが望ましいが、熱風吹出口を外槽の前面に近い位置に設けた場合に、熱風が外槽前面やそこに設けたドアに直接当たり易く、外槽前面やドアが高温になり易い。そのため、乾燥運転終了後に使用者がドアを開けようとした際に支障をきたしたり、甚だしい場合には火傷等を引き起こすおそれがある。
特開2002−35491号公報
本発明は上記課題を解決するために成されたものであり、その第1の目的とするところは、ドラム内で特にその下方まで熱風が行き渡り易くすることにより、乾燥効率を高めるとともに乾燥むらを軽減することができるドラム式衣類乾燥機を提供することにある。
また本発明の第2の目的とするところは、ドラム内に効率良く熱風を送り込むことにより、乾燥効率を高めることができるドラム式衣類乾燥機を提供することにある。
さらにまた本発明の第3の目的とするところは、外槽の前面や外槽の前面に設けられたドアの温度上昇を軽減することができるドラム式衣類乾燥機を提供することにある。
上記第1の目的を達成するために成された第1発明は、外槽内に水平軸又は傾斜軸を中心に回転自在に配設されたドラムと、前記外槽の上部側に設けられた熱風吹出口に一端が接続された吸気風路と、前記外槽の上部側に設けられた排気口に一端が接続された排気風路と、前記吸気風路、前記外槽、及び前記排気風路を順に通過するように空気流を生成する送風手段と、前記熱風吹出口から前記外槽内に供給される空気を加熱するべく前記吸気風路内に配設された加熱手段と、を備えるドラム式衣類乾燥機において、
前記吸気風路にあって前記熱風吹出口の近傍に、該熱風吹出口から前記外槽内に吐き出される空気流の方向を下方に揃えるための整流板を設けたことを特徴としている。
上記第2の目的を達成するために成された第2発明は、外槽内に水平軸又は傾斜軸を中心に回転自在に配設されたドラムと、前記外槽の上部側に設けられた熱風吹出口に一端が接続された吸気風路と、前記外槽の上部側に設けられた排気口に一端が接続された排気風路と、前記吸気風路、前記外槽、及び前記排気風路を順に通過するように空気流を生成する送風手段と、前記熱風吹出口から前記外槽内に供給される空気を加熱するべく前記吸気風路内に配設された加熱手段と、を備えるドラム式衣類乾燥機において、
前記外槽の内周面で前記熱風吹出口の開口周縁にあって少なくとも前記排出口に向く側に、内方に突出して前記ドラムとの間隙を狭める突部を設けたことを特徴としている。
上記第2の目的を達成するために成された第3発明は、外槽内に水平軸又は傾斜軸を中心に回転自在に配設されたドラムと、前記外槽の上部側に設けられた熱風吹出口に一端が接続された吸気風路と、前記外槽の上部側に設けられた排気口に一端が接続された排気風路と、前記吸気風路、前記外槽、及び前記排気風路を順に通過するように空気流を生成する送風手段と、前記熱風吹出口から前記外槽内に供給される空気を加熱するべく前記吸気風路内に配設された加熱手段と、を備えるドラム式衣類乾燥機において、
前記外槽の内周面で前記排気口の開口周縁にあって少なくともその一部に、内方に突出して前記ドラムとの間隙を狭める突部を設けたことを特徴としている。
上記第3の目的を達成するために成された第4発明は、外槽内に水平軸又は傾斜軸を中心に回転自在に配設されたドラムと、前記外槽の上部側に設けられた熱風吹出口に一端が接続された吸気風路と、前記外槽の上部側に設けられた排気口に一端が接続された排気風路と、前記吸気風路、前記外槽、及び前記排気風路を順に通過するように空気流を生成する送風手段と、前記熱風吹出口から前記外槽内に供給される空気を加熱するべく前記吸気風路内に配設された加熱手段と、を備えるドラム式衣類乾燥機において、
前記熱風吹出口よりも前方の外槽上部側に、該外槽外の空気を外槽内に取り入れるための冷気供給口を有し、前記外槽の内周面で前記冷気供給口と前記熱風吹出口との間に、内方に突出して前記ドラムとの間隙と狭める突部を設けたことを特徴としている。
上記第3の目的を達成するために成された第5発明は、外槽内に水平軸又は傾斜軸を中心に回転自在に配設されたドラムと、前記外槽の上部側に設けられた熱風吹出口に一端が接続された吸気風路と、前記外槽の上部側に設けられた排気口に一端が接続された排気風路と、前記吸気風路、前記外槽、及び前記排気風路を順に通過するように空気流を生成する送風手段と、前記熱風吹出口から前記外槽内に供給される空気を加熱するべく前記吸気風路内に配設された加熱手段と、を備えるドラム式衣類乾燥機において、
前記熱風吹出口よりも前方の外槽上部側に設けられた冷気供給口を通して外槽外の空気を外槽内に取り入れるための冷風路を有し、該冷風路と前記吸気風路との間に断熱部を設けたことを特徴としている。
なお、上記第1乃至第5発明に係るドラム式衣類乾燥機が乾燥機能のほかに洗濯機能も併せ持つ場合、つまりドラム式洗濯乾燥機である場合には、外槽に設けられた熱風吹出口及び排気口は、洗濯時に外槽内に貯留される水の最高水位よりも高い位置であることが好ましく、特に洗濯時にドラムが回転駆動されるに伴って上部に持ち上げられる水が掛かりにくいような高さに設けることがより好ましい。これにより、洗濯時に吸気風路や排気風路に水が入り込まず、水の使用量が必要以上に多くなることを回避できる。
第1発明に係るドラム式衣類乾燥機によれば、吸気風路を通る際に加熱手段により加熱され、熱風吹出口から外槽内に送り出される高温の空気(熱風)の吹き出し方向が整流板の作用により下向きに揃う。そのため、この熱風の勢いが減じにくく、外槽内でドラム内に入った後にもその底部側にまで届き易い。それにより、ドラム内でドラムの底部側に位置している洗濯物にも熱風が当たり易く、効率良く熱交換が行われて洗濯物の乾燥が促進される。その結果、乾燥効率が改善され、乾燥むらも軽減される。
この第1発明に係るドラム式衣類乾燥機において典型的には外槽はドラムと同様に周面が略円筒形状であるが、熱風吹出口や排気口が外槽の周面のほか後端面、前端面のいずれにある場合でも、上記のように熱風吹出口の近傍に整流板を設けることにより、熱風をドラム内底部側まで行き届かせる効果を発揮することができる。
第2発明に係るドラム式衣類乾燥機によれば、熱風吹出口から外槽内に送り出される高温の空気(熱風)がドラム内に入らずに、ドラム外周面と外槽内周面との間の空隙を通って排気口の方向に進もうとしたときに、熱風吹出口と排気口との間で外槽内周面に設けられてる突部により阻止され或いは妨害を受ける。そのため、熱風はドラム内に入り易くなり、ドラム内の洗濯物との熱交換に利用される熱量が増加することにより、乾燥効率を改善することができる。
また第3発明に係るドラム式衣類乾燥機によれば、排気口の開口の周縁に形成されている突部により、ドラム外周面と外槽内周面との間の空隙を通って排気口に吸い込まれる流路の抵抗が大きくなっている。そのため、上記空隙を通過する熱風は少なくなり、逆にドラム内を通過する熱風の量が増加する。これにより、ドラム内の洗濯物との熱交換に利用される熱量が増加することになり、乾燥効率を改善することができる。
第2発明及び第3発明においても典型的には外槽はドラムと同様に周面が略円筒形状であるが、特に熱風吹出口及び排気口が共に外槽の周面に設けられていて、外槽内周面とドラム外周面との間の間隙が円筒形状であるような場合に効果が発揮され易い。
第4発明に係るドラム式衣類乾燥機によれば、送風手段及び加熱手段を作動させて熱風吹出口から外槽内に熱風を送り込む際に、冷気供給口から冷たい(上記熱風に比較すれば相対的に温度がかなり低い)空気が外槽内に取り込まれる。冷気供給口は熱風吹出口よりも前方に設けられており、さらに冷気供給口と熱風吹出口との間には外槽内周面に突部が設けられているため、冷気は熱風とはあまり混じり合うことなく外槽の前面側に沿って下方まで流れる。それにより、外槽の前面全体が冷却され、外槽の前面周縁部や外槽の前面に設けられるドアなどが熱風の影響により高温になることを防止することができる。
第5発明に係るドラム式衣類乾燥機によれば、冷気供給口を通して外槽内に冷たい空気を送りこむための冷風路と、内部に熱風が流れる吸気風路との間に断熱部が設けれているので、吸気風路からの熱放射により冷風路を通る空気が暖められることを抑制できる。これにより、冷気供給口から比較的低温の空気を外槽内に送り込むことができ、外槽の前面周縁部や外槽の前面に設けられるドアなどの冷却を効率良く行うことができる。
本発明に係るドラム式衣類乾燥機の一実施例であるドラム式洗濯乾燥機について図面を参照して説明する。
図1はこの実施例のドラム式洗濯乾燥機の一部の内部構造を示す概略斜視図、図2は図1中のA−A’線での概略正面縦断面図、図3は概略右側面縦断面図、図4は概略左側面縦断面図、である。
筐体1の内部には、ドア3により略密閉される周面略円筒形状の外槽2が配設されており、外槽2内には周面略円筒形状で多数の通気孔4aが穿設されたドラム4が略水平な主軸5を中心に回転自在に据えられている。ドラム4は前端面に衣類投入口4bが形成されており、ドア3を開放した状態で衣類投入口4bを通してドラム4内に衣類を出し入れできるようになっている。主軸5は外槽2の背面壁に固定された軸受6により支承されており、その後方に突出した主軸5の後端には大径の主プーリ7が取り付けられている。外槽2の後方にはドラムモータ8が設置され、このドラムモータ8の回転駆動力はモータプーリ9、タイミングベルト10を介して主プーリ7に伝達され、これによりドラム4は回転駆動される。
洗濯機能を達成するために、外槽2の背面壁上部には、途中に給水バルブ12が設けられた給水路11が接続されており、給水バルブ12が開放されると給水路11を通して水が外槽2に供給されるようになっている。一方、外槽2の底部に形成された排水口には途中に排水バルブ15が設けられた排水路14が接続され、さらに排水バルブ15よりも下流側の排水路14には外槽2の背面壁の上部に一端が接続された溢水路13の他端が接続されている。排水バルブ15が開放されると外槽2内に貯留された水は排水路14を通して機外に排出され、また給水時等に外槽2で溢水路13の接続口以上に水位が上昇した場合には溢水路13及び排水路14を通して水は機外に排出される。
ドラム4内に収容された洗濯物を洗濯する際には、まず排水バルブ15を閉鎖するとともに給水バルブ12を開放し、給水路11を通して外槽2内に外部から水を供給して溜める。外槽2内に所定水位の水が貯留された状態でドラムモータ8によりドラム4を所定回転速度で回転駆動することで、ドラム4内に収容されている洗濯物の叩き洗いやもみ洗いを実行する。すすぎの際の動作も同様である。洗いやすすぎの実行後に脱水を行う際には、排水バルブ15を開放して外槽2内に貯留されている水を機外に排出し、ドラム4を高速で回転させることで洗濯物に染みこんでいる水を遠心力によって洗濯物から吐き出させ、通気孔4aを通して外槽2側に飛散させる。通常の自動運転では、洗い→脱水→1回目すすぎ→脱水→2回目すすぎ→脱水、という順序で各行程を実行することで、洗濯を達成することができる。
また本実施例のドラム式洗濯乾燥機では乾燥機能を達成するために、外槽2の右側上部前方側には熱風吹出口21が形成され、外槽2の外周面に沿って熱風吹出口21からほぼ真っ直ぐ後方に向かって熱風供給路22が形成され、その後部上面とその上方に配置された略L字形状の吸気路23との間は蛇腹状の連結管24で接続されている。吸気路23の背面は筐体1の背面上部に形成された吸気用開口1aを通して空気を吸引する吸気口23aとなっている。即ち、この実施例の構成では、吸気路23、連結管24、及び熱風供給路22が本発明における吸気風路に相当する。また、吸気路23の内部には本発明における加熱手段として、ガス(都市ガス又はプロパンガス)燃焼式の加熱器25が配設されている。
他方、外槽2の左側上部後方側には排気口31が形成され、外槽2の外周面に沿って排気口31からほぼ真っ直ぐ前方に向かって排気取出路32が形成され、その前部上面とその上方に配置された略鈎字形状の排気路33との間は蛇腹状の連結管37で接続されている。排気路33の末端は筐体1の上面上部に突出して排気吐出口33aとなっている。即ち、この実施例の構成では、排気取出路32、連結管37、及び排気路33が本発明における排気風路に相当する。また、排気路33の内部には洗濯物から吐き出される糸屑などの浮遊物を捕集するためにリントフィルタ34が配設され、その下流側にはファンモータ35により回転駆動されるファン36が本発明における送風手段として配設されている。
乾燥運転の際には、ファンモータ35によりファン36が回転駆動される。このファン36の作動により、図1〜図4中に白抜き矢印で示すように、吸気口23aから外気が吸引されて吸気路23、連結管24、熱風供給路22を経て、熱風吹出口21から外槽2内に供給され、外槽2内を通った空気は排気口31から排気取出路32、連結管37、排気路33を経て排気吐出口33aから機外へと排出されるような空気流が形成される。このとき、加熱器25でガス燃焼による加熱が行われると、加熱器25で加熱された高温の空気が外槽2内に供給される。そして、外槽2内で高温の空気は通気孔4aからドラム4内に入り、ドラム4内を通過する際に収容されている湿った洗濯物と高温の空気との間で熱交換が行われ、洗濯物は乾燥される。洗濯物から出た水蒸気を含む湿った空気は通気孔4aを外槽2側に抜け、排気路33内でリントフィルタ34を通る際に糸屑等の異物が除去され、最終的に排気吐出口33aから機外へと排出される。
前述のような乾燥の際に乾燥効率を高めるには、熱風吹出口21から外槽2内に供給した熱風が無駄なくドラム4内を通過して洗濯物との熱交換を良好に行うことが必要である。そのために本実施例のドラム式洗濯乾燥機では、熱風吹出口21と排気口31とを外槽2の上部でも左右に離れた位置で且つ前後方向にも離れた位置に設けている。それに加え、このドラム式洗濯乾燥機では、次のような特徴的な構造により乾燥効率を高めるようにしている。
即ち、図3に示すように熱風供給路22を前方に向かって進行してきた熱風はその前端で下方に向きを変えて熱風吹出口21から外槽2内に吐き出される。このとき、熱風の流れが下向きに揃わないと、熱風吹出口21から外槽2内に吐き出される際の空気流の勢いが減じ、ドラム4内に入った熱風が下方まで十分に行き渡らないおそれがある。そこで、熱風供給路22内の熱風吹出口21近傍に外槽2内の下方に空気流の方向を揃える整流板29を設けている。この整流板29によって上述のように空気流の向きが下方向に揃うため、熱風吹出口21から外槽2内下方に勢いよく熱風を吹き出すことができる。これにより、通気孔4aを経てドラム4内に入った熱風は十分にその底部側まで行き届く。そのため、熱風と洗濯物との熱交換の機会が増加し、熱風が持つ熱量が有効に利用されて乾燥効率を改善することができる。
また、ドラム4の外周面と外槽2の内周面との間には空隙があるため、熱風吹出口21から外槽2内に供給された熱風の一部がドラム4内に入らずに、上記空隙を通って排気口31まで進んで排出される。この熱風は洗濯物との熱交換に寄与しないため、こうした無駄な熱風の流れをできるだけ減らすことが必要である。そこで、本実施例のドラム式洗濯乾燥機では、熱風吹出口21の近傍で前後方向に延在して、外槽2の内周面から内方に、つまりドラム4の外周面に近づく方向に突出する入口側突片部2bを設けている。一方、排気口31の近傍にはその周縁全周に外槽2の内周面から内方に、つまりドラム4の外周面に近づく方向に突出する出口側突片部2cを設けている。
熱風吹出口21から外槽2内に吐き出された熱風の一部はドラム4外周面に当たって向きを変え、排気口31の方向に進行しようとするが、入口側突片部2bによってその多くが阻止されるので、ドラム4内に入り易くなる。また、出口側突片部2cによって外槽2内周面とドラム4外周面との間の空隙から排気口31に入り込む空気流の流路抵抗は大きくなっているので、ドラム4を通過して排気口31に向かう空気流の量が増加する。このようにしてドラム4を通過する空気流が増加するので、洗濯物との熱交換に寄与しない熱風が減り、乾燥効率を改善することができる。
また、このドラム式洗濯乾燥機では、外槽2内に供給された熱風によって外槽2前面に装着されたドア3や外槽2前面周縁部が高温になると、乾燥運転終了後に使用者がドア3を開けようとして触れたときに火傷等のおそれがある。そこで、これを回避するために、熱風供給路22の前部に、筐体1内空間に開放した冷気取入口27aと外槽2内に連通する冷気吹出口27bとを有する冷気供給室27を備える。上述のようにファン36が作動するとき、熱風吹出口21から外槽2内に向けた空気流が生起されると並行して、冷気取入口27aから吸い込んだ空気を冷気供給室27を経て冷気吹出口27bから外槽2内に吐き出すような空気流も生起される。
冷気取入口27a及び冷気吹出口27bの開口面積は熱風吹出口21や吸気口23aの開口面積よりも格段に小さいため、冷気吹出口27bから吐き出される空気流は相対的にかなり少ないが、外槽2の前端に近い位置に冷気吹出口27bが設けられているため、冷気は外槽2の前面やドア3の近傍を流れ、これらが高温になることを防止することができる。
但し、冷気供給室27と熱風供給路22とが壁面を隔てて隣接していると、熱風供給路22内を通過する熱風からの熱伝導によって冷気供給室27内の空気が暖められてしまい、十分な冷却効果を得られないおそれがある。そこで、この実施例のドラム式洗濯乾燥機では、冷気供給室27と熱風供給路22との間に断熱部として断熱室28を介挿している。この断熱室28は空気を密閉した構造でも外部との間で空気が流通可能な構造であってもよいが、いずれにしても空気層を断熱に利用したものである。この断熱室28により、冷気吹出口27bから外槽2内に供給する空気の温度上昇を抑えることができる。
また、冷気吹出口27bから外槽2内に吐き出された冷気が下方に進む間に熱風と交ざってしまうと、外槽2前面やドア3の上部側は比較的良好に冷却されるものの、下部側では殆ど冷却効果を得られない。そこで、このドラム式洗濯乾燥機では、図3に示すように、冷気吹出口27bと熱風吹出口21との間を前後に隔てるように、外槽2の内周面から内方に、つまりドラム4の外周面に近づく方向に突出する仕切壁2aを形成してある。この仕切壁2aの部分では外槽2内周面とドラム4外周面との空隙が狭く流路抵抗が大きいため、冷気と熱風とは仕切壁2aにより分離され、冷気が外槽2前面の下部側まで行き渡り易い。これによって、外槽2前面全体やドア3全体を効果的に冷却し、その温度上昇を軽減することができる。なお、この仕切壁2aは外槽2の全周に亘って設けてもよいが、実質的には半周程度の長さでも十分な効果が得られる。
以上のようにこの実施例のドラム式洗濯乾燥機によれば、熱風の熱量を有効に利用して乾燥効率を改善させることができるとともに、乾燥時に外槽2の前面やドア3が高温になることを効果的に防止することができる。
なお、上記実施例は一例であって、本発明の趣旨の範囲で適宜変形や修正、或いは追加を行っても本願特許請求の範囲に包含されることは明らかである。例えば、断熱室28の代わりに適宜の断熱材を用いてもよい。
本発明の一実施例によるドラム式洗濯乾燥機の一部の内部構造を示す概略斜視図。 図1中のA−A’線での概略正面縦断面図。 本実施例によるドラム式洗濯乾燥機の概略右側面縦断面図。 本実施例によるドラム式洗濯乾燥機の概略左側面縦断面図。
符号の説明
1…筐体
1a…吸気用開口
2…外槽
2a…仕切壁
2b…入口側突片部
2c…出口側突片部
3…ドア
4…ドラム
4a…通気孔
4b…衣類投入口
5…主軸
6…軸受
7…主プーリ
8…ドラムモータ
9…モータプーリ
10…タイミングベルト
11…給水路
12…給水バルブ
13…溢水路
14…排水路
15…排水バルブ
21…熱風吹出口
22…熱風供給路
23…吸気路
23a…吸気口
24、37…連結管
25…加熱器
27…冷気供給室
27a…冷気取入口
27b…冷気吹出口
28…断熱室
29…整流板
31…排気口
32…排気取出路
33…排気路
33a…排気吐出口
34…リントフィルタ
35…ファンモータ
36…ファン

Claims (5)

  1. 外槽内に水平軸又は傾斜軸を中心に回転自在に配設されたドラムと、前記外槽の上部側に設けられた熱風吹出口に一端が接続された吸気風路と、前記外槽の上部側に設けられた排気口に一端が接続された排気風路と、前記吸気風路、前記外槽、及び前記排気風路を順に通過するように空気流を生成する送風手段と、前記熱風吹出口から前記外槽内に供給される空気を加熱するべく前記吸気風路内に配設された加熱手段と、を備えるドラム式衣類乾燥機において、
    前記吸気風路にあって前記熱風吹出口の近傍に、該熱風吹出口から前記外槽内に吐き出される空気流の方向を下方に揃えるための整流板を設けたことを特徴とするドラム式衣類乾燥機。
  2. 外槽内に水平軸又は傾斜軸を中心に回転自在に配設されたドラムと、前記外槽の上部側に設けられた熱風吹出口に一端が接続された吸気風路と、前記外槽の上部側に設けられた排気口に一端が接続された排気風路と、前記吸気風路、前記外槽、及び前記排気風路を順に通過するように空気流を生成する送風手段と、前記熱風吹出口から前記外槽内に供給される空気を加熱するべく前記吸気風路内に配設された加熱手段と、を備えるドラム式衣類乾燥機において、
    前記外槽の内周面で前記熱風吹出口の開口周縁にあって少なくとも前記排出口に向く側に、内方に突出して前記ドラムとの間隙を狭める突部を設けたことを特徴とするドラム式衣類乾燥機。
  3. 外槽内に水平軸又は傾斜軸を中心に回転自在に配設されたドラムと、前記外槽の上部側に設けられた熱風吹出口に一端が接続された吸気風路と、前記外槽の上部側に設けられた排気口に一端が接続された排気風路と、前記吸気風路、前記外槽、及び前記排気風路を順に通過するように空気流を生成する送風手段と、前記熱風吹出口から前記外槽内に供給される空気を加熱するべく前記吸気風路内に配設された加熱手段と、を備えるドラム式衣類乾燥機において、
    前記外槽の内周面で前記排気口の開口周縁にあって少なくともその一部に、内方に突出して前記ドラムとの間隙を狭める突部を設けたことを特徴とするドラム式衣類乾燥機。
  4. 外槽内に水平軸又は傾斜軸を中心に回転自在に配設されたドラムと、前記外槽の上部側に設けられた熱風吹出口に一端が接続された吸気風路と、前記外槽の上部側に設けられた排気口に一端が接続された排気風路と、前記吸気風路、前記外槽、及び前記排気風路を順に通過するように空気流を生成する送風手段と、前記熱風吹出口から前記外槽内に供給される空気を加熱するべく前記吸気風路内に配設された加熱手段と、を備えるドラム式衣類乾燥機において、
    前記熱風吹出口よりも前方の外槽上部側に、該外槽外の空気を外槽内に取り入れるための冷気供給口を有し、前記外槽の内周面で前記冷気供給口と前記熱風吹出口との間に、内方に突出して前記ドラムとの間隙と狭める突部を設けたことを特徴とするドラム式衣類乾燥機。
  5. 外槽内に水平軸又は傾斜軸を中心に回転自在に配設されたドラムと、前記外槽の上部側に設けられた熱風吹出口に一端が接続された吸気風路と、前記外槽の上部側に設けられた排気口に一端が接続された排気風路と、前記吸気風路、前記外槽、及び前記排気風路を順に通過するように空気流を生成する送風手段と、前記熱風吹出口から前記外槽内に供給される空気を加熱するべく前記吸気風路内に配設された加熱手段と、を備えるドラム式衣類乾燥機において、
    前記熱風吹出口よりも前方の外槽上部側に設けられた冷気供給口を通して外槽外の空気を外槽内に取り入れるための冷風路を有し、該冷風路と前記吸気風路との間に断熱部を設けたことを特徴とするドラム式衣類乾燥機。
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