JPH11262006A - 映像信号伝送装置 - Google Patents

映像信号伝送装置

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JPH11262006A
JPH11262006A JP6004998A JP6004998A JPH11262006A JP H11262006 A JPH11262006 A JP H11262006A JP 6004998 A JP6004998 A JP 6004998A JP 6004998 A JP6004998 A JP 6004998A JP H11262006 A JPH11262006 A JP H11262006A
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JP
Japan
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video signal
level
resolution
signal
video
Prior art date
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Pending
Application number
JP6004998A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshimitsu Tanaka
義光 田中
Eizou Okamoto
鋭造 岡本
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Details Of Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像信号レベルの低い領域においても大型映
像機器に良好な映像が表示される映像信号伝送装置を提
供する。 【解決手段】 映像信号をデジタル符号化して伝送する
映像信号伝送装置において、映像信号の零レベルから最
高レベルの範囲を第1の分解能で分解すると共に、さら
に、前記第1の分解能で分解された零レベルから所定の
レベルの範囲については第2の分解能で分解する手段を
具備した映像信号伝送装置を構成する。前記第1の分解
能は8ビットであり、前記第2の分解能は10ビットと
し、前記第1の分解能、および、前記第2の分解能で分
解された各信号は、エラー訂正機能を有する10ビット
のデジタル符号に変換されて伝送される映像信号伝送装
置とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は大型映像機器等の映
像表示を高品位で行なう映像信号伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より図3に示すように、縦および横
が数m、またはそれ以上にもおよぶ大きな映像表示部2
4を有する大型映像機器1が利用されてきた。特に近
年、テーマパーク、各種イベントが盛んになり、それら
の会場で多くの人々が同時に見られるため、その利用は
ますます盛んになってきている。
【0003】この大型映像機器1には信号処理部21、
配線23を介して、例えばVTR24等から映像源であ
るビデオ信号が供給され、映像表示部24に表示され
る。映像表示部24は多数の表示素子で構成されてい
る。この表示素子は例えば蛍光管であって、図4に示す
ように赤(R)、緑(G)、青(B)のRGBトリオ2
5からなる画素が縦2ドット、横4ドットでセル26を
構成し、このセル26を縦3個、横4個でユニット27
を構成し、さらにこのユニット27が縦、横に所定の個
数が集合されて映像表示部24を構成している。
【0004】このような大型映像機器1において、画像
がムラなく表示されるように各ユニットが調整される必
要がある。従来、その調整方法の1例として図5に示す
ものがあり、これが用いられてきた。即ち、作業者31
は大型映像機器1の前方の所定の位置から表示される映
像を観察する。ユニット27を順次、その輝度、色相等
を観察し、目的とする明るさ、色相となるように調整信
号発信装置32に調整データを入力して、大型映像機器
1側にある調整信号受信装置33に無線で伝送する。調
整信号受信装置33で受信された信号は制御装置34で
調整データに変換され、このデータにより目的とするユ
ニット27の輝度、色相等が調整されることになる。
【0005】しかしながら、図3に示すように大型映像
機器1と信号処理部21はそれぞれ接地されているの
で、それらの機器間にグランドループが形成され、大型
映像機器1と信号処理部21との電位が異なると配線2
3にループ電流が流れるようになる。これが配線23で
伝送される画像信号や映像信号に重畳されて、大型映像
機器1の映像表示部24に映し出される映像を乱した
り、各部を誤動作させるという問題があった。特に映像
信号に直流成分が含まれている場合において問題が多い
ものであった。
【0006】また、大型映像機器1の各画素は直列に接
続されているため、いずれかの画素で放電等が起こる等
の問題があり、これはグランドループを形成するシステ
ムでは共通の課題である。
【0007】この課題の対策のために、従来より映像信
号をエラー訂正機能を有する信号に変調する変調手段
や、映像信号を所定単位で反転する反転手段等が提案さ
れているところである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】さて、上述した対策が
なされた大型映像機器においても、その影響が未だ残る
ところであり、特に映像信号レベルの低い領域ではノイ
ズ等による影響が目立つという問題があった。従って本
発明の課題は、特に映像信号レベルの低い領域において
も大型映像機器に良好な映像が表示される映像信号伝送
装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
なされたものであって、映像信号をデジタル符号化して
伝送する映像信号伝送装置において、映像信号の零レベ
ルから最高レベルの範囲を第1の分解能で分解すると共
に、さらに、前記第1の分解能で分解された零レベルか
ら所定のレベルの範囲については第2の分解能で分解す
る手段を具備した映像信号伝送装置を構成する。
【0010】また、前記第1の分解能は8ビットであ
り、前記第2の分解能は10ビットで構成する。
【0011】さらに、前記第1の分解能、および、前記
第2の分解能で分解された各信号は、エラー訂正機能を
有する10ビットのデジタル符号に変換されて伝送され
る映像信号伝送装置を構成して、上記課題を解決する。
【0012】本発明の構成によると、特に映像信号レベ
ルの低い領域において、その信号をより高い分解能で分
解し、エラー訂正機能を有するデジタル符号化をするこ
とで、ノイズ等による影響を低減し、良好な映像信号が
伝送される。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図1
および図2を参照して説明する。尚、図1は本発明の信
号伝送装置を適用した大型映像機器の制御システムを示
す図である。また、図2は本発明の符号変換について説
明するための図である。
【0014】本発明は、特に映像信号レベルの低い領域
において、そのデジタル信号の分解をより高い分解能で
分解することにより、ノイズに対しても影響を受けるこ
とが少なく映像信号が伝送できることを特徴としてい
る。
【0015】本発明に関する映像信号伝送を適用した大
型映像機器のシステムについて説明する。図1に示すよ
うに、VTR22等から出力されたビデオ信号は信号処
理部21のA/Dコンバータ41で10ビットにデジタ
ルデータ化され、そのデジタルデータはデジタル信号符
号化回路42で符号化、信号反転等の加工がされた後、
パラレル/シリアル変換回路43でパラレルデータがシ
リアルデータに変換されて、ラインドライバ44から配
線23を介して大型映像機器1に伝送される。
【0016】大型映像機器1に伝送されてきたデジタル
データはラインレシーバ51で受け、ドライバ52を介
してパルストランス53に入力される。そのパルストラ
ンス53の出力をアンプ54で受けて、デジタル信号復
号化回路55で映像用の信号に変換され、ドライバ56
を介して発光素子57を点灯する。個々の発光素子57
は同様にして点灯制御され大画面の映像が形成されるこ
とになる。尚、パルストランス53は信号処理部21と
発光素子57とを電気的に分離して、図4に示すループ
電流が生じないようにしている。
【0017】つぎに、本発明の特徴を成すデジタル信号
符号化回路42の動作について詳述する。図2はこのデ
ジタル信号符号化回路42において形成される、映像信
号のデジタル符号を示している。
【0018】前述したように映像信号は零レベルから最
大レベルまでを10ビットで分解している。図2におい
ては16進法で「000」から「3FF」までの102
4通りで表されている。ここで映像レベルの低い「00
0」から「013」までの20通りはそのままの分解能
で変換し、「014」から「3FF」の範囲は連続する
4つのレベルを1つにしてデジタル符号を付与してい
る。例えば「014」から「017」の4つのレベルに
「3E0」という符号を付与している。即ち、この「0
14」から「3FF」の範囲は実質的に8ビットの分解
能で分解されていることになるが、2ビットの余裕を後
述するようにエラー訂正機能に用いている。
【0019】つぎにデジタル符号化とエラー訂正機能に
ついて説明する。エラー訂正機能とは伝送されてくる信
号にエラーが発生したか否かを判定して、エラーがあっ
た場合はそれを訂正、または補正するものである。例え
ばエラーが発生したデータを捨て、他のデータをこれに
換えて訂正する等の方法がある。
【0020】上述したようにデジタル符号化されたデー
タは「0」と「1」とが組み合わされた信号として伝送
されるが、その時の「0」と「1」との個数をチェック
することでエラーを検出している。また、従来の技術で
説明したように、信号に直流分が含まれると伝送時にエ
ラーが発生しやすくなるものであり、従って、「0」と
「1」とがそれぞれ5個づつとなる組み合わせの符号を
デジタル符号として用いることが好ましいものであり、
本発明においてもこれを適用している。
【0021】しかしながら、10ビットで「0」の個数
と「1」の個数が共に5個である組み合わせは252通
りであり、図2で示す本発明のデータ数271個には及
ばない。従って実際には、発生頻度の少ない低レベルや
高レベルの映像信号に対して「0」の個数と「1」の個
数が異なるコードを付与している。例えば、零レベルの
「000」では「0CF」が当てられていて、2進法で
「0011001111」(「0」の4個と「1」の6
個の組み合わせ)が適用されている。また、最大レベル
「3FC」〜「3FF」を「3C0」、即ち2進法では
「1111000000」(「0」の6個と「1」の4
個の組み合わせ)が適用されている。一方、中間的レベ
ルの、例えば「01C」〜「01F」を「3C8」、即
ち2進法では「1111001000」(「0」の5個
と「1」の5個の組み合わせ)が適用されている。
【0022】上述したように、映像信号がデジタル符号
化され、大型映像機器1に伝送されて表示される。即
ち、映像信号レベルの低い領域では細かくレベルを分割
し、さらに伝送中にエラーが生じにくい直流成分の極め
て少ない符号を付与し、また、エラーが生じた場合にお
いてもこれを検出して効果的に訂正することができるの
で、品質の高い映像を表示することが可能となるもので
ある。
【0023】尚、本発明は表示素子として蛍光管を例に
して説明したが、他の表示素子、例えば発光ダイオード
をもちいた機器に適用してもよい。また、上述した実施
の形態例に限ることなく、本発明の技術的思想を具現化
するいかなる構成を採ってもよいことは当然である。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
映像信号伝送装置によれば、特に映像信号レベルの低い
領域でのノイズ等による映像品質の低下を防止し、大型
映像機器に良好な映像を表示することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の信号伝送装置を適用した大型映像機
器の制御システムを示す図である。
【図2】 本発明の符号変換について説明するための図
である。
【図3】 大型映像機器を示す図である。
【図4】 大型映像機器の表示素子の構成を示す図であ
る。
【図5】 大型映像機器の表示素子の調整方法を示す図
である。
【符号の説明】
1…大型映像機器、21…信号処理部、22…VTR、
23…配線、24…映像表示部、25…RGBトリオ、
26…セル、27…ユニット、31…作業者、32…調
整信号発信装置、33…調整信号受信装置、34…制御
装置、41…A/Dコンバータ、42…デジタル信号符
号化回路、43…パラレル/シリアル変換回路、44…
ラインドライバ、51…ラインレシーバ、52…ドライ
バ、53…パルストランス、54…アンプ、55…デジ
タル信号復号化回路、56…ドライバ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号をデジタル符号化して伝送する
    映像信号伝送装置において、 映像信号の零レベルから最高レベルの範囲を第1の分解
    能で分解すると共に、さらに、前記第1の分解能で分解
    された零レベルから所定のレベルの範囲については第2
    の分解能で分解する手段を具備したことを特徴とする映
    像信号伝送装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の分解能は8ビットであり、前
    記第2の分解能は10ビットであることを特徴とする請
    求項1に記載の映像信号伝送装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の分解能、および、前記第2の
    分解能で分解された各信号は、エラー訂正機能を有する
    10ビットのデジタル符号に変換されて伝送されること
    を特徴とする請求項2に記載の映像信号伝送装置。
JP6004998A 1998-03-11 1998-03-11 映像信号伝送装置 Pending JPH11262006A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108521871A (zh) * 2017-08-31 2018-09-11 深圳市大疆创新科技有限公司 编码方法、解码方法以及编码装置和解码装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108521871A (zh) * 2017-08-31 2018-09-11 深圳市大疆创新科技有限公司 编码方法、解码方法以及编码装置和解码装置
CN108521871B (zh) * 2017-08-31 2020-12-18 深圳市大疆创新科技有限公司 编码方法、解码方法以及编码装置和解码装置

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