JPH11261950A - 映像情報処理システム、映像情報処理方法 - Google Patents

映像情報処理システム、映像情報処理方法

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JPH11261950A
JPH11261950A JP10059858A JP5985898A JPH11261950A JP H11261950 A JPH11261950 A JP H11261950A JP 10059858 A JP10059858 A JP 10059858A JP 5985898 A JP5985898 A JP 5985898A JP H11261950 A JPH11261950 A JP H11261950A
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JP
Japan
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processing
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video
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Application number
JP10059858A
Other languages
English (en)
Inventor
Terunori Moritsuka
輝紀 森塚
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH11261950A publication Critical patent/JPH11261950A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】映像信号の伝送方式及び機器の種類に関係なく
安定した確実なコピーガードを可能にする。 【解決手段】DVDプレーヤ10は、DVD14に記録
されている映像情報を読み込む入力部18と、入力部1
8に読み込まれた映像情報に対して、正常な画像処理を
妨害するコピーガード処理を施すと共に、コピーガード
処理に関するコピーガード情報を送信するCPU部16
を有する。表示モニタ12は、DVDプレーヤ10のC
PU部16によって送信される映像情報及びコピーガー
ド情報を受信し、受信された映像情報に対して、コピー
ガード情報に基づいて、コピーガード処理を解除するコ
ピーガード解除処理を施した上で画像処理を行なうCP
U部26とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像信号を機器間
で送受信する映像情報処理システム、映像情報処理方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、DVD、LD(レーザディス
ク)、ビデオテープなどのメディアに記録された映像に
ついて、コピーを認められていない場合には、違法コピ
ーを防止するためのコピーガードが施されている。従来
のコピーガードは、VTRなどを用いて違法コピーを行
おうとした場合、コピーされた映像が正常に出力されな
いようにする技術である。
【0003】例えば、映像信号(NTSC信号)に対す
るコピーガードは、映像信号のブランキング期間に本来
不要なコピーガード信号を付加することで行われてい
る。モニタなどの表示装置では、コピーガード信号が付
加された映像信号をもとに映像の表示を行なう場合、ブ
ランキング期間にコピーガード信号が付加されているこ
とから、本来の映像に影響しないため正常に表示が行な
われる。
【0004】一方、VTRなどによって映像信号をコピ
ーしようとした場合では、テープに映像信号を記録する
際の信号処理の段階で、映像信号に付加されたコピーガ
ード信号が影響するために、オリジナルの映像信号と同
じようには記録されない。従って、テープに記録(コピ
ー)した映像信号を再生すると、画質が著しく劣化した
映像が表示されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の映像
情報処理装置では、例えば映像信号(NTSC信号)に
対して、映像信号のブランキング期間に本来不要なコピ
ーガード信号を付加することでコピーガードが行われて
いる。
【0006】しかしながら、通常の状態での記録操作で
あれば、コピーガード信号が有効に機能して、オリジナ
ルと同じ状態で記録されることを防止することができる
が、例えばVTRの機器内部において、NTSC信号が
デコードされRGB信号に分離された状態となると、コ
ピーガード信号が無効化された状態となっているため、
このRGB信号を記録することで、オリジナルと同じ映
像を記録することが可能となる。つまり、従来のコピー
ガードの技術では、特定の種類の信号(NTSC信号)
についてのみ有効であって、RGB信号などのアナログ
信号や、YUV等のディジタル信号に対してはコピーガ
ードを施すことができなかった。
【0007】また、従来のコピーガードは、コピーされ
た映像が正常に出力されないようにする技術であって、
映像の品質が劣化されているものの、映像のコピーが行
われていることには変わりがない。すなわち、劣化した
映像でも許容されるのであれば、現在のコピーガード
は、十分に機能していないことになる。
【0008】さらに、ブランキング期間にコピーガード
信号を付加する方法では、対応可能な機器(表示装置な
ど)であれば、コピーガード信号が本来の映像の表示に
影響しないが、対応していない場合には、同期の乱れな
どによって表示映像が乱れてしまうことがあった。
【0009】本発明は前記のような事情を考慮してなさ
れたもので、映像信号の伝送方式及び機器の種類に関係
なく安定した確実なコピーガードが可能な映像情報処理
システム、及び映像情報処理方法を提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、媒体に記録さ
れている映像情報を読み込む読み込み手段と、前記読み
込み手段に読み込まれた前記映像情報に対して、正常な
画像処理を妨害するコピーガード処理を施すと共に、前
記コピーガード処理に関するコピーガード情報を送信す
る送信手段と、前記前記送信手段によって送信される前
記映像情報及び前記コピーガード情報を受信する受信手
段と、前記受信手段によって受信された前記映像情報に
対して、前記コピーガード情報に基づいて、コピーガー
ド処理を解除するコピーガード解除処理を施した上で画
像処理を行なう画像処理手段とを具備したことを特徴と
する映像情報処理システムである。
【0011】このような構成により、映像情報に対して
単にコピーガード用の情報を付加するのではなく、映像
情報そのものを、そのままでは正常な画像処理を実行す
ることができないようにコピーガード処理が施され、映
像情報とは別に送信されるコピーガード情報をもとにし
たコピーガード解除処理によってコピーガードが解除さ
れる。従って、送信手段から送信される映像情報に対し
て、直接、画像処理(表示装置における表示、映像情報
の記録(コピー)、外衣部出力など)を行っても正常な
処理となり得ず、これら画像処理を認めていない媒体に
記録された映像情報を保護することができる。
【0012】(第1実施形態)また本発明は、媒体に記
録されている映像情報を読み込む読み込み手段と、前記
読み込み手段に読み込まれた前記映像情報に対して、正
常な画像処理を妨害するコピーガード処理を施すと共
に、前記コピーガード処理の解除に関するコピーガード
情報を送信する送信手段と具備したことを特徴とする映
像情報再生装置である。
【0013】これにより、映像情報そのものを、そのま
までは正常な画像処理を実行することができないように
コピーガード処理が施されるので、送信される映像情報
が不正なコピー等に供されることがない。
【0014】また本発明は、映像情報と、同映像情報に
対して施された正常な画像処理を妨害するコピーガード
処理の解除に関するコピーガード情報を受信する受信手
段と、前記受信手段によって受信された前記映像情報に
対して、前記コピーガード情報に基づいて、コピーガー
ド処理を解除するコピーガード解除処理を施した上で、
前記映像情報に応じた表示を行なう表示手段とを具備し
たことを特徴とする表示装置である。
【0015】これにより、受信された画像情報に対し
て、コピーガード情報に基づくコピーガード解除処理を
施した上で表示が行われるので、機器の違いによってコ
ピーガード処理の影響による表示の乱れが発生すること
がない。
【0016】また、前記表示手段は、前記受信手段によ
ってコピーガード情報が受信されなかった場合に、前記
映像情報に応じた表示を行わないことを特徴とする表示
装置である。
【0017】これにより、コピーガード情報が受信され
ず、コピーガード解除処理が施すことができない場合に
は、映像情報が受信され、正常でないにしても映像情報
による表示が可能であるとしても、強制的に表示を行わ
せないようにして、映像情報の不正な使用が完全に防止
される。
【0018】(第2実施形態)また本発明は、映像情報
と、同映像情報に対して施された正常な画像処理を妨害
するコピーガード処理の解除に関するコピーガード情報
を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信され
た前記映像情報に対して、前記コピーガード情報に基づ
いて、コピーガード処理を解除するコピーガード解除処
理を施す再生手段と、前記再生手段によってコピーガー
ド解除処理が施された映像情報に対してコピーガード処
理を施して送信する送信手段と、前記受信手段によって
受信された映像情報の媒体への記録が指示された際に、
前記送信手段によって送信される映像情報を媒体に対し
て記録する記録手段とを具備したことを特徴とする映像
記録装置である。
【0019】これにより、コピーガード情報と共に受信
された映像情報については、他の記憶媒体への記録(コ
ピー)が指示された場合には、内部での画像処理のため
に再生手段によって映像情報に対してコピーガード解除
処理が施されていても、コピーガード処理を施した上で
媒体への記録が行われる。コピーガード処理が施された
映像情報は、コピーガード情報に基づくコピーガード解
除処理を施さない限り正常な画像処理が行えないため、
映像情報のみが媒体に記録されても、映像情報そのもの
を利用することはできず、またコピーガード情報による
コピーガード解除処理ができないため無意味なものとな
る。
【0020】(第3実施形態)また本発明は、媒体に記
録されている映像情報を読み込む読み込み手段と、前記
読み込み手段によって読み込まれた映像情報に対するコ
ピーガード処理の実行の有無を切り換える切換手段と、
前記読み込み手段に読み込まれた前記映像情報に対し
て、前記切換手段による切り換えに応じて、正常な画像
処理を妨害するコピーガード処理を選択的に施すと共
に、前記コピーガード処理の有無及び解除に関する情報
を含むコピーガード情報を送信する送信手段とを具備し
たことを特徴とする映像情報再生装置である。
【0021】これにより、媒体(VTRテープ等)に記
録された映像情報が、他の装置での画像処理(他の媒体
への記録など)が認められている場合と、認められてい
ない場合がある時に、媒体から読み出された映像情報に
応じたコピーガード処理の有無を示す情報が、コピーガ
ード解除するための情報と共に送信される。従って、送
信される映像情報が本来、他の媒体への記録を認めてい
なければ不正なコピー等に供されることがない。
【0022】また本発明は、映像装置と、同映像情報に
対して施された正常な画像処理を妨害するコピーガード
処理の有無及び解除に関する情報を含むコピーガード情
報を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信さ
れた前記映像情報に対して、前記コピーガード情報にコ
ピーガード処理有りを示す情報が含まれる場合に、前記
コピーガード処理の解除に関する情報に基づいて、コピ
ーガード処理を解除するコピーガード解除処理を施す再
生手段と、前記コピーガード情報にコピーガード処理有
りを示す情報が含まれる場合に、前記再生手段によって
コピーガード解除処理が施された映像情報に対して、コ
ピーガード処理を施して送信する送信手段と、前記受信
手段によって受信された映像情報の媒体への記録が指示
された際に、前記コピーガード情報にコピーガード処理
有りを示す情報が含まれる場合に、前記送信手段によっ
て送信される映像情報を媒体に対して記録する記録手段
とを具備したことを特徴とする映像記録装置である。
【0023】これにより、コピーガード処理が施された
映像情報を受信した際に、コピーガード処理の有無に応
じた画像処理が、コピーガード解除処理が施された映像
情報に対して行なわれる。すなわち、コピーガード処理
無しを示せば、他の装置での他の媒体への記録が認めら
れているものとして処理され、コピーガード処理有りを
示せば、コピーガード処理が施された映像情報が媒体に
記録され、記録された情報が無意味となるように処理さ
れる。
【0024】また、前記送信手段は、コピーガード処理
を施した映像情報と、同映像情報に施したコピーガード
処理に関するコピーガード情報を送信することを特徴と
する映像記録装置である。
【0025】これにより、他の装置から受信された映像
情報を外部に出力する際に、受信時と同様にしてコピー
ガード処理が施された映像情報とコピーガード情報とを
送出することで、他の装置においても不正な処理が行わ
れないようにできる。
【0026】また、前記記録手段は、前記受信手段によ
ってコピーガード情報が受信されなかった場合に、前記
映像情報の媒体に対する記録を行わないことを特徴とす
る映像記録装置である。
【0027】これにより、コピーガード情報が受信され
ず、コピーガード解除処理が施すことができない場合に
は、映像情報が受信され、正常でないにしても映像情報
による記録が可能であるとしても、強制的に記録を行わ
せないようにして、映像情報の不正な使用が完全に防止
される。
【0028】また、前記送信手段は、前記受信手段によ
ってコピーガード情報が受信されなかった場合に、外部
に映像情報を出力しないことを特徴とする映像記録装置
である。
【0029】これにより、コピーガード情報が受信され
ず、コピーガード解除処理が施すことができない場合に
は、強制的に外部に出力させないことで映像情報の不正
な使用が完全に防止される。
【0030】(第4実施形態)また本発明は、情報処理
装置本体と、同情報処理装置本体と接続された表示装置
とから構成される情報処理装置において、前記情報処理
装置本体は、媒体に記録されている映像情報を読み込む
読み込み手段と、前記読み込み手段に読み込まれた前記
映像情報に対して、正常な画像処理を妨害するコピーガ
ード処理を施すと共に、前記コピーガード処理に関する
コピーガード情報を送信する送信手段とを有し、前記表
示手段は、前記送信手段によって送信される前記映像情
報及び前記コピーガード情報を受信する受信手段と、前
記受信手段によって受信された前記映像情報に対して、
前記コピーガード情報に基づいて、コピーガード処理を
解除するコピーガード解除処理を施した上で、前記映像
情報に応じた表示を行なう表示手段とを有したことを特
徴とする情報処理装置である。
【0031】これにより、情報処理装置内で表示に供さ
れる映像情報(例えばRGB信号)に対してもコピーガ
ード処理を施すことで、情報処理装置内の表示装置への
信号送信経路がショートカットされたとしても、コピー
ガード処理が施された映像情報は、コピーガード情報に
基づくコピーガード解除処理を施さない限り正常な画像
処理が行えないため、映像情報そのものを利用すること
はできず、またコピーガード情報によるコピーガード解
除処理ができないため無意味なものとなる。
【0032】(第5実施形態)また本発明は、映像情報
と、同映像情報に対して施された正常な画像処理を妨害
するコピーガード処理の解除に関するコピーガード情報
を受信するための受信手段と、前記受信手段によって前
記コピーガード情報が受信された場合に、前記受信手段
によって受信された前記映像情報に対して、前記コピー
ガード情報に基づいて、コピーガード処理を解除するコ
ピーガード解除処理を施す解除手段と、前記受信手段に
よって前記コピーガード情報が受信されなかった場合
に、前記受信手段によって受信された映像情報について
画像処理を実行し、前記受信手段によって前記コピーガ
ード情報が受信された場合に、前記解除手段によってコ
ピーガード解除処理が施された映像情報について画像処
理を実行する画像処理手段とを具備したことを特徴とす
る画像処理装置である。
【0033】これにより、コピーガード処理に対応して
いない装置(従来の既存の装置)から送信された映像情
報については、コピーガード処理に関するコピーガード
情報が取得されないが、コピーガードが取得できない場
合には受信した映像情報をそのまま使用して画像処理を
施すことで、既存の装置も利用することができる。
【0034】また本発明は、映像情報と、同映像情報に
対して施された正常な画像処理を妨害するコピーガード
処理の解除に関するコピーガード情報を受信するための
受信手段と、前記受信手段によって前記コピーガード情
報が受信された場合に、前記受信手段によって受信され
た前記映像情報に対して、前記コピーガード情報に基づ
いて、コピーガード処理を解除するコピーガード解除処
理を施す解除手段と、前記受信手段によって前記コピー
ガード情報が受信された場合に、前記解除手段によって
コピーガード解除処理が施された映像情報について画像
処理を実行し、前記受信手段によって前記コピーガード
情報が受信されなかった場合に、画像処理を実行しない
画像処理手段とを具備したことを特徴とする画像処理装
置である。
【0035】これにより、コピーガード処理に対応して
いない装置(従来の既存の装置)から送信された映像情
報については、コピーガード処理に関するコピーガード
情報が取得されないが、コピーガード情報が取得できな
い場合には、強制的に画像処理を実行しないことで、映
像情報に対する不正な画像処理が確実に防止される。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。まず、第1実施形態につい
て説明する。図1は、本発明の第1実施形態における映
像情報処理システムの構成を示すブロック図であり、映
像情報再生装置としてDVDプレーヤ10を用い、表示
装置として表示モニタ12を用いた構成を示している。
本システムは、DVD14に記録されている映像情報を
もとにした映像を、表示モニタ12において見るための
システムである。
【0037】図1に示すように、第1実施形態における
DVDプレーヤ10は、CPU部16、及び入力部18
の機能が設けられている。CPU部16は、DVDプレ
ーヤ10の制御を司り、DVD14から読み込まれた映
像情報に対して、正常な画像処理を妨害するコピーガー
ド処理を施すと共に、コピーガード処理に関するコピー
ガード情報を送信するもので、制御部20、通信部22
が設けられている。
【0038】制御部20は、DVD14から読み込まれ
た映像情報をデコードする他、通信部22を制御する機
能を有する。通信部22は、制御部20によってデコー
ドされた映像情報を外部に送信するもので、映像信号送
信部22a、制御信号送信部22bが設けられている。
【0039】映像信号送信部22aは、映像情報に対し
て正常な画像処理を妨害するコピーガード処理を施した
上で映像信号Aとして外部に送出する。制御信号送信部
22bは、映像信号送信部22aにおけるコピーガード
処理に関するコピーガード情報を制御信号Aとして送出
する。
【0040】入力部18は、映像(音声を含む)が記録
されたメディア、例えばDVD14から映像情報を読み
込みCPU部16に出力する。一方、表示モニタ12
は、CPU部26、及び表示部28の機能が設けられて
いる。
【0041】CPU部26は、表示モニタ12の制御を
司り、DVDプレーヤ10などの外部の映像情報再生装
置からの映像情報に対して、コピーガード情報に基づい
て、コピーガード処理を解除するコピーガード解除処理
を施した上で画像処理(画像表示)を行なうもので、制
御部30、通信部32、再生部34の機能が設けられて
いる。
【0042】制御部30は、通信部32によって受信さ
れた映像情報の再生表示を制御する。通信部32は、D
VDプレーヤ10などの外部の映像情報再生装置からの
映像情報及びコピーガード情報を受信するもので、映像
信号受信部32a、制御信号受信部32bが設けられて
いる。
【0043】映像信号受信部32aは、コピーガード処
理が施された映像情報を映像信号Aとして受信し、再生
部34に出力する。制御信号受信部32bは、映像信号
受信部32aによって受信される映像情報に施されたコ
ピーガード処理に関するコピーガード情報を制御信号A
として受信し、コピーガード情報の内容を再生部34に
通知する。
【0044】再生部34は、映像信号受信部32aによ
って受信されたコピーガード処理が施された映像情報に
ついて、制御信号受信部32bによって受信されたコピ
ーガード情報に基づいて、コピーガード解除処理を施
す。
【0045】表示部28は、CPU部26の再生部34
によってコピーガード解除処理が施された映像情に応じ
た表示を行なう。次に、第1実施形態における動作につ
いて、図2及び図3に示すフローチャートを参照しなが
ら説明する。図2は、DVDプレーヤ10の機能を示す
フローチャートであり、図3は、表示モニタ12の機能
を示すフローチャートである。
【0046】まず、DVDプレーヤ10は入力部18に
よって、DVD14に記録された映像情報を読み込む
(ステップA1)。入力部18は、DVD14から読み
込んだ映像情報をCPU部16へ転送する。
【0047】DVDの規格では、メディアに記録された
映像情報自体にはコピーガードが施されていないが、D
VDプレーヤ10の出力に対してはコピーガードを施す
ことになっている。
【0048】CPU部16は、入力部18によって読み
込まれた映像情報をデコードし、通信部22に転送す
る。通信部22の映像信号送信部22aは、映像情報に
応じた映像信号(NTSC信号)に対して所定のスクラ
ンブル(コピーガード処理)を施し、映像信号Aとして
外部へ出力する(ステップA2)。
【0049】また、制御信号送信部22bは、映像信号
送信部22aによってNTSC信号に対して施されたコ
ピーガード処理に関するコピーガード情報として、スク
ランブル有りを示す情報、スクランブルの種類(スクラ
ンブル解除の鍵)を示す情報に応じた制御信号Aを外部
へ出力する(ステップA2)。
【0050】例えば、映像信号送信部22aが映像情報
に応じた映像信号を反転させるスクランブルを行なうと
すると、制御信号送信部22bは、制御信号Aによっ
て、映像信号Aが本来の映像信号が反転されていること
を通知する。
【0051】なお、DVDプレーヤ10から外部に出力
される映像信号Aとしては、コンポジット信号(NTS
C、PAL、SECAM)、コンポーネント信号(S信
号)、RGB信号などのアナログ信号に対してスクラン
ブルが施された信号、あるいはYUV等のディジタル信
号に対してスクランブルが施された信号とすることがで
きる。
【0052】また、映像信号送信部22aにおけるスク
ランブル(コピーガード処理)は、受信側の機器におい
てコピーガード解除処理の実行が可能な方法であれば、
どのような方法を用いても良い。
【0053】一方、表示モニタ12は、DVDプレーヤ
10からの映像信号Aと制御信号Aを受信すると、制御
信号受信部32bによって制御信号Aがスクランブル有
りを示すか判別する(ステップB1)。DVDプレーヤ
10から出力される映像信号Aにはスクランブルが施さ
れる規格となっているので、制御信号受信部32bで
は、スクランブル有りを示す信号を受信することにな
る。
【0054】また、制御信号受信部32bは、制御信号
Aに含まれるスクランブルの種類(スクランブル解除の
鍵)の情報を再生部34に通知する。また、映像信号受
信部32aは、受信した映像信号Aを再生部34に転送
する。
【0055】再生部34は、映像信号受信部32aの映
像信号に対して、制御信号受信部32bに通知されたス
クランブルの種類(スクランブル解除の鍵)に応じてデ
ィスクランブル(コピーガード解除処理)を実行し、表
示部28に供給する(ステップB2)。
【0056】表示部28は、再生部34によってディス
クランブルされた映像信号をもとにして画像の表示を行
なう(ステップB3)。なお、映像信号受信部32aに
よって映像信号が受信されているにも関わらず、制御信
号受信部32bの制御信号Aによってコピーガード情報
が取得されなかった場合には(ステップB1)、制御部
30は、映像信号受信部32aによって受信された映像
信号をもとにした画像表示が行われないようにする。
【0057】このようにして、DVDプレーヤ10から
出力される映像信号A(映像情報)そのものを、そのま
までは正常な画像処理を実行することができないように
スクランブル(コピーガード処理)が施されているの
で、送信される映像情報が不正なコピー等に供されるこ
とがない。また、表示モニタ12において、スクランブ
ルされた映像信号Aに対応するコピーガード情報が取得
され、このコピーガード情報に基づく正常なコピーガー
ド解除処理が実行されない限り、映像情報に基づく表示
が行われないようにできる。すなわち、DVD14に記
録されている映像情報の不正使用等を完全に防止するこ
とができる。
【0058】次に、第2実施形態について説明する。図
4は、本発明の第2実施形態における映像情報処理シス
テムの構成を示すブロック図であり、映像情報再生装置
としてDVDプレーヤ10を用い、映像記録装置として
VTR(ビデオテープレコーダ)36を用いた構成を示
している。第2実施形態では、映像情報を他のメディア
に対して記録可能な装置(VTR36)における、映像
情報の記録を認めていない装置(DVDプレーヤ10)
から出力される映像信号に対する処理を説明するもので
ある。
【0059】図4に示すように、第2実施形態における
DVDプレーヤ10は、CPU部16、及び入力部18
の機能が設けられている。なお、DVDプレーヤ10
は、前述した第1実施形態と同様の構成を持つものと
し、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0060】VTR36は、CPU部40、及び記録再
生部42の機能が設けられている。CPU部40は、V
TR36の制御を司り、DVDプレーヤ10などの外部
の映像情報再生装置からの映像情報に対して、コピーガ
ード情報に基づいて、コピーガード処理を解除するコピ
ーガード解除処理を施した上で画像処理(画像記録、外
部出力など)を行なうもので、制御部44、通信部4
6、通信部48、再生部50の機能が設けられている。
【0061】制御部44は、通信部46によって受信さ
れた映像情報のVTRテープ38への記録、またはVT
Rテープ38に記録された映像情報の読出し(再生)を
制御する。
【0062】通信部46は、DVDプレーヤ10などの
外部の映像情報再生装置からの映像情報、及びコピーガ
ード処理が施された映像情報を受信する際にコピーガー
ド情報を受信するもので、映像信号受信部46a、制御
信号受信部46bが設けられている。
【0063】映像信号受信部46aは、コピーガード処
理が施された映像情報を映像信号Aとして受信し、再生
部50に出力する。制御信号受信部46bは、映像信号
受信部46aによって受信される映像情報に施されたコ
ピーガード処理に関するコピーガード情報を制御信号A
として受信し、コピーガード情報の内容を再生部50に
通知する。
【0064】再生部50は、映像信号受信部46aによ
って受信されたコピーガード処理が施された映像情報に
ついては、制御信号受信部46bによって受信されたコ
ピーガード情報に基づいたコピーガード解除処理を施
し、またコピーガード処理が施されていない映像情報に
ついてそのままとする。
【0065】通信部48は、再生部50によってコピー
ガード解除処理が施された映像情報、または記録再生部
42によってVTRテープ38から読み出された映像情
報を外部に送信するもので、映像信号送信部48a、制
御信号送信部48bが設けられている。
【0066】映像信号送信部48aは、再生部50によ
って再生された映像情報、または記録再生部42によっ
てVTRテープ38から読み出された画像情報に対して
正常な画像処理を妨害するコピーガード処理を施した上
で映像信号Bとして外部に送出する。
【0067】制御信号送信部48bは、映像信号送信部
48aにおけるコピーガード処理に関するコピーガード
情報を制御信号Bとして送出する。記録再生部42は、
再生部50によって再生された映像情報(コピーガード
処理無し)、あるいは映像信号送信部48aによってコ
ピーガード処理が施された映像情報のVTRテープ38
に対する記録、またはVTRテープ38に記録された映
像情報(音声情報を含む)の読み出しを行なう。
【0068】次に、第2実施形態における動作につい
て、図5に示すフローチャートを参照しながら説明す
る。図5は、VTR36の機能を示すフローチャートで
ある。なお、DVDプレーヤ10は、第1実施形態の正
で用いた図2に示すフローチャートに従って動作する。
【0069】まず、DVDプレーヤ10は入力部18に
よって、DVD14に記録された映像情報を読み込む。
入力部18は、DVD14から読み込んだ映像情報をC
PU部16へ転送する。
【0070】DVDの規格では、メディアに記録された
映像情報自体にはコピーガードが施されていないが、D
VDプレーヤ10の出力に対してはコピーガードを施す
ことになっている。
【0071】CPU部16は、入力部18によって読み
込まれた映像情報をデコードし、通信部22に転送す
る。通信部22の映像信号送信部22aは、映像情報に
応じた映像信号(例えばS信号とする)に対して所定の
スクランブル(コピーガード処理)を施し、映像信号A
として外部へ出力する。
【0072】また、制御信号送信部22bは、映像信号
送信部22aによってS信号に対して施されたコピーガ
ード処理に関するコピーガード情報として、スクランブ
ル有りを示す情報、スクランブルの種類(スクランブル
解除の鍵)を示す情報に応じた制御信号Aを外部へ出力
する。
【0073】例えば、映像信号送信部22aが映像情報
に応じた映像信号を反転させるスクランブルを行なうと
すると、制御信号送信部22bは、制御信号Aによっ
て、映像信号Aが本来の映像信号が反転されていること
を通知する。
【0074】なお、映像信号が、S信号におけるY(輝
度)信号、C(色差)信号、RGB信号のR,G,Bの
各信号のように、複数の意味の異なる信号によって構成
される場合には、各信号毎に異なるコピーガード処理を
施すこともできる。
【0075】VTR36は、DVDプレーヤ10からの
映像信号Aと制御信号Aを受信すると、制御信号受信部
46bによって制御信号Aがスクランブル有りを示すか
判別する(ステップB1)。DVDプレーヤ10から出
力される映像信号Aにはスクランブルが施される規格と
なっているので、制御信号受信部46bでは、スクラン
ブル有りを示す信号を受信することになる。
【0076】また、制御信号受信部46bは、制御信号
Aに含まれるスクランブルの種類(スクランブル解除の
鍵)の情報を再生部34に通知する。また、映像信号受
信部46aは、受信した映像信号Aを再生部50に転送
する。
【0077】再生部50は、映像信号受信部46aの映
像信号に対して、制御信号受信部46bに通知されたス
クランブルの種類(スクランブル解除の鍵)に応じてデ
ィスクランブル(コピーガード解除処理)を実行して映
像信号を元の状態に再生する(ステップC2)。
【0078】ここで、VTR36から外部出力するよう
になっている場合(ステップC3)、制御部44は、通
信部48を通じて、スクランブルが施された映像信号が
出力されるように制御する。
【0079】すなわち、通信部48の映像信号送信部4
8aは、再生部50によりディスクランブルされた映像
信号に対して、所定のスクランブル(コピーガード処
理)を施し、映像信号Bとして外部へ出力し、また、制
御信号送信部48bは、映像信号送信部48aによって
映像信号に対して施されたコピーガード処理に関するコ
ピーガード情報として、スクランブル有りを示す情報、
スクランブルの種類(スクランブル解除の鍵)を示す情
報に応じた制御信号Bを外部へ出力する(ステップC
4)。
【0080】一方、VTR36は、通信部46により入
力されている映像信号について、VTRテープ38への
記録(コピー)が要求された場合(ステップC5)、制
御信号受信部46bによってコピーガード有りを示す情
報が入力されている場合にはコピー要求を拒否して、V
TRテープ38への映像情報の記録を行わない(ステッ
プC6)。
【0081】なお、コピー要求があった場合にコピー拒
否をするのではなく、映像信号送信部48aによってス
クランブル(コピーガード処理)が施された映像信号
を、記録再生部42によってVTRテープ38に記録さ
せるようにしても良い。コピーガード処理が施された映
像信号は、コピーガード情報に基づいて所定のコピーガ
ード解除処理を施さなければ意味をなさない状態にある
ので、VTRテープ38への記録が無意味ものとなる。
【0082】なお、VTR36は、DVDプレーヤ10
からの映像信号Aを受信する場合には、必ずスクランブ
ルが施されているので、制御信号受信部46bにはスク
ランブル有りを示す制御信号Bが受信されるが、他の機
器よりスクランブルが施されていない映像信号の受信を
行なうこともできる。この場合、制御信号受信部46b
には、制御信号Aによりスクランブル無しが通知され
る。
【0083】この場合、再生部50は、映像信号受信部
46aにより通知される映像信号がコピーガード処理が
施されていないものとし、コピーガード解除処理を実行
しない。
【0084】ここで、VTR36から外部出力するよう
になっている場合(ステップC7)、制御部44は、通
信部48を通じて、スクランブルが施されていない映像
信号が出力されるように制御する。
【0085】すなわち、通信部48の映像信号送信部4
8aは、再生部50からのコピーガード処理が施されて
いない映像信号をそのまま映像信号Bとして外部へ出力
し、また、制御信号送信部48bは、映像信号送信部4
8aによって、スクランブル無しを示す情報を含むコピ
ーガード情報を制御信号Bとして外部へ出力する(ステ
ップC8)。
【0086】一方、VTR36は、通信部46により入
力されている映像信号について、VTRテープ38への
記録(コピー)が要求された場合(ステップC9)、制
御信号受信部46bによってコピーガード無しを示す情
報が入力されている場合には、再生部50からの映像情
報を、記録再生部42によってそのままVTRテープ3
8へ記録させる(ステップC10)。
【0087】このようにして、制御信号受信部46bに
より受信されたコピーガード情報と共に、映像信号受信
部46aにより受信された映像情報については、他の記
憶媒体(VTRテープ38)への記録(コピー)が指示
された場合には、コピーを拒否して記録動作自体を行わ
ない、あるいは内部での画像処理のために再生部50に
よって映像情報に対してコピーガード解除処理が施され
ていても、映像信号送信部48aによりコピーガード処
理を施した上で記録再生部42により記録を行なう。コ
ピーガード処理が施された映像情報は、コピーガード情
報に基づくコピーガード解除処理を施さない限り正常な
画像処理が行えないため、映像情報のみがVTRテープ
38に記録されても、映像情報そのものを利用すること
はできず、またコピーガード情報によるコピーガード解
除処理ができないため無意味なものとなる。これによ
り、DVD14に記録された映像情報についての不正な
コピーを防ぐことができる。
【0088】次に、第3実施形態について説明する。図
6は、本発明の第3実施形態における映像情報処理シス
テムの構成を示すブロック図であり、映像情報再生装置
として再生用VTR52を用い、映像記録装置として録
画用VTR(ビデオテープレコーダ)54を用いた構成
を示している。第3実施形態では、他のメディアへの記
録を認めていない映像情報と認めている映像情報の両方
を扱う装置(再生用VTR52)から出力される映像信
号に対する処理を説明するものである。
【0089】図6に示すように、第3実施形態における
再生用VTR52は、CPU部60、及び再生部62の
機能が設けられている。CPU部16は、再生用VTR
52の制御を司り、VTRテープ56から読み込まれた
映像情報に対して、正常な画像処理を妨害するコピーガ
ード処理を選択的に施すと共に、コピーガード処理の有
無及び解除に関するコピーガード情報を送信するもの
で、制御部64、通信部66、及びコピーガード切換え
部68が設けられている。
【0090】制御部64は、通信部66を制御する機能
を有する。また、制御部64は、コピーガード切換え部
68からの指示に応じて、通信部66におけるコピーガ
ード処理を制御する。
【0091】通信部66は、再生部62によってVTR
テープ56から読み出された映像情報を外部に送信する
もので、映像信号送信部66a、制御信号送信部66b
が設けられている。
【0092】映像信号送信部66aは、制御部64によ
る制御に応じて、映像情報に対して正常な画像処理を妨
害するコピーガード処理を施して、あるいは映像情報に
対して何も行わないで、映像信号Cとして外部に送出す
る。
【0093】制御信号送信部66bは、映像信号送信部
22aにおけるコピーガード処理の有無及び解除に関す
るコピーガード情報を制御信号Cとして送出する。コピ
ーガード切換え部68は、VTRテープ56から読み込
まれた映像情報のコピーガードの有無を判別し、再生部
62によって読み込まれた映像情報に対するコピーガー
ド処理の実行の有無を切り換える。
【0094】再生部62は、映像(音声を含む)が記録
されたメディア、例えばVTRテープ56から映像情報
を読み込みCPU部60に出力する。再生部62によっ
て読み込まれるVTRテープ56に記録された映像情報
には、予めコピーガード処理が施されているものと(例
えば市販されている映画等の映像情報)、コピーガード
処理が施されていないもの(例えば家庭において録画し
たテレビ放送等の映像情報)がある。
【0095】一方、録画用VTR54は、CPU部7
0、及び記録再生部72の機能が設けられている。CP
U部70は、録画用VTR54の制御を司り、再生用V
TR52などの外部の映像情報再生装置からの映像情報
に対して、コピーガード情報に基づいて、コピーガード
処理を解除するコピーガード解除処理を施した上で画像
処理(画像記録、外部出力など)を行なうもので、制御
部74、通信部76、通信部78、再生部80の機能が
設けられている。
【0096】制御部74は、通信部76によって受信さ
れた映像情報のVTRテープ58への記録、またはVT
Rテープ58に記録された映像情報の読出し(再生)を
制御する。
【0097】通信部76は、再生用VTR52やDVD
プレーヤ10などの外部の映像情報再生装置からの映像
情報、及びコピーガード処理が施された映像情報を受信
する際にコピーガード情報を受信するもので、映像信号
受信部76a、制御信号受信部76bが設けられてい
る。
【0098】映像信号受信部76aは、コピーガード処
理が施された映像情報を映像信号Aとして受信し、再生
部50に出力する。制御信号受信部76bは、映像信号
受信部76aによって受信される映像情報に施されたコ
ピーガード処理に関するコピーガード情報を制御信号C
として受信し、コピーガード情報の内容を再生部80に
通知する。
【0099】再生部80は、映像信号受信部76aによ
って受信されたコピーガード処理が施された映像情報に
ついては、制御信号受信部76bによって受信されたコ
ピーガード情報に基づいてコピーガード解除処理を施
し、まてコピーガード処理が施されていない映像情報に
ついてそのままとする。
【0100】通信部78は、再生部80によってコピー
ガード解除処理が施された映像情報、または記録再生部
72によってVTRテープ58から読み出された映像情
報を外部に送信するもので、映像信号送信部78a、制
御信号送信部78bが設けられている。
【0101】映像信号送信部78aは、再生部80によ
って再生された映像情報、または記録再生部72によっ
てVTRテープ58から読み出された画像情報に対して
正常な画像処理を妨害するコピーガード処理を施した上
で映像信号Dとして外部に送出する。
【0102】制御信号送信部78bは、映像信号送信部
78aにおけるコピーガード処理に関するコピーガード
情報を制御信号Dとして送出する。記録再生部72は、
再生部80によって再生された映像情報(コピーガード
処理無し)、あるいは映像信号送信部78aによってコ
ピーガード処理が施された映像情報のVTRテープ38
に対する記録、またはVTRテープ58に記録された映
像情報(音声情報を含む)の読み出しを行なう。
【0103】次に、第3実施形態における動作につい
て、図7及び図8に示すフローチャートを参照しながら
説明する。図7は、再生用VTR52の機能を示すフロ
ーチャート、図8は録画用VTR54の機能を示すフロ
ーチャートである。
【0104】まず、再生用VTR52は再生部62によ
って、VTRテープ56に記録された映像情報を読み込
む(ステップD1)。再生部62は、VTRテープ56
から読み込んだ映像情報をCPU部60へ転送する。V
TRテープ56に記録された映像情報には、コピーガー
ド処理が施されたものと(他のメディアへの記録を認め
ていない)、コピーガード処理が施されていないもの
(他のメディアへの記録が認められている)がある。
【0105】CPU部60のコピーガード切換え部68
は、読み込まれた映像情報にコピーガード処理が施され
ているかを判別し(ステップD2)、この判別結果を制
御部64に通知する。
【0106】制御部64は、コピーガード切換え部68
からコピーガード有りが通知された場合には、再生部6
2から読み込まれた映像情報に対してコピーガード処理
を施して送信するように映像信号送信部66aに通知
し、コピーガード無しが通知された場合には、そのまま
の映像情報の送信を映像信号送信部66aに通知する。
【0107】通信部66の映像信号送信部66aは、制
御部64から映像情報にコピーガード処理が施されてい
たことが通知されると、映像情報に応じた映像信号(例
えばRGB信号とする)に対して所定のスクランブル
(コピーガード処理)を施し、映像信号Cとして外部へ
出力する。
【0108】また、制御信号送信部66bは、映像信号
送信部66aによってS信号に対して施されたコピーガ
ード処理に関するコピーガード情報として、スクランブ
ル有りを示す情報、スクランブルの種類(スクランブル
解除の鍵)を示す情報に応じた制御信号Cを外部へ出力
する(ステップD3)。
【0109】なお、映像信号送信部66aにおける映像
情報に応じた映像信号に対するスクランブル(コピーガ
ード処理)は、前述した第1実施形態、第2実施形態と
同様にして行われるものとする。
【0110】一方、映像信号送信部66aは、制御部6
4から映像情報にコピーガード処理が施されていないこ
とが通知されると、映像信号に対して何も行わないで映
像信号Cとして出力する。制御信号送信部66bは、ス
クランブル無しを示す情報を含むコピーガード情報を制
御信号Cとして出力する(ステップD4)。
【0111】なお、コピーガード切換え部68は、再生
部62によって読み込まれた映像情報のコピーガード処
理の有無を判別して制御部64に通知しているが、例え
ば外部からの指示に応じて、コピーガード処理が施され
ていない映像情報に対して、コピーガード処理を施した
上で外部へ送信するように指示することもできる。
【0112】一方、録画用VTR54は、再生用VTR
52からの映像信号Cと制御信号Cを受信すると、制御
信号受信部76bによって制御信号Cがスクランブル有
りを示すか判別する(ステップE1)。スクランブル有
りを示す場合、制御信号受信部76bは、制御信号Cに
含まれるスクランブルの種類(スクランブル解除の鍵)
の情報を再生部37に通知する。また、映像信号受信部
76aは、受信した映像信号Cを再生部80に転送す
る。
【0113】再生部80は、映像信号受信部76aの映
像信号に対して、制御信号受信部76bに通知されたス
クランブルの種類(スクランブル解除の鍵)に応じてデ
ィスクランブル(コピーガード解除処理)を実行して映
像信号を元の状態に再生する(ステップE2)。
【0114】ここで、録画用VTR54から外部出力す
るようになっている場合(ステップE3)、制御部74
は、通信部78を通じて、スクランブルが施された映像
信号が出力されるように制御する。
【0115】すなわち、通信部78の映像信号送信部7
8aは、再生部80によりディスクランブルされた映像
信号に対して、所定のスクランブル(コピーガード処
理)を施し、映像信号Dとして外部へ出力し、また、制
御信号送信部78bは、映像信号送信部78aによって
映像信号に対して施されたコピーガード処理に関するコ
ピーガード情報として、スクランブル有りを示す情報、
スクランブルの種類(スクランブル解除の鍵)を示す情
報に応じた制御信号Dを外部へ出力する(ステップE
4)。
【0116】一方、録画用VTR54は、通信部76に
より入力されている映像信号について、VTRテープ5
8への記録(コピー)が要求された場合(ステップE
5)、制御信号受信部76bによってコピーガード有り
を示す情報が入力されている場合には、映像信号送信部
78aによってスクランブル(コピーガード処理)が施
された映像信号を、記録再生部72によってVTRテー
プ58に記録させる。コピーガード処理が施された映像
信号は、コピーガード情報に基づいて所定のコピーガー
ド解除処理を施さなければ意味をなさない状態にあるの
で、VTRテープ58への記録が無意味ものとなる。
【0117】なお、スクランブル(コピーガード処理)
が施された映像信号をVTRテープ58に記録させるの
ではなく、コピー要求を拒否して、VTRテープ58へ
の映像情報の記録を行わないようにしてもよい。
【0118】一方、制御信号受信部74bに対して、制
御信号Cによりスクランブル無しが通知された場合、再
生部80は、映像信号受信部76aにより通知される映
像信号がコピーガード処理が施されていないものとし、
コピーガード解除処理を実行しない。
【0119】ここで、VTR36から外部出力するよう
になっている場合(ステップE7)、制御部74は、通
信部78を通じて、スクランブルが施されていない映像
信号が出力されるように制御する。
【0120】すなわち、通信部78の映像信号送信部7
8aは、再生部80からのコピーガード処理が施されて
いない映像信号をそのまま映像信号Dとして外部へ出力
し、また、制御信号送信部78bは、スクランブル無し
を示す情報を含むコピーガード情報を制御信号Dとして
外部へ出力する(ステップE8)。
【0121】また、録画用VTR54は、通信部76に
より入力されている映像信号について、VTRテープ5
8への記録(コピー)が要求された場合(ステップE
9)、制御信号受信部76bによってコピーガード無し
を示す情報が入力されている場合には、再生部80から
の映像情報を、記録再生部72によってそのままVTR
テープ58へ記録させる(ステップE10)。
【0122】このようにして、VTRテープ56などの
媒体に記録された映像情報が、他の装置での画像処理
(VTRテープ58などの他の媒体への記録など)が認
められている場合と、認められていない場合がある時
に、VTRテープ56でのコピーガードの有無に応じ
て、VTRテープ56から読み出された映像情報に対し
てコピーガード処理が施される。再生用VTR52から
は、映像信号Cと共に、制御信号Cによってコピーガー
ド処理の有無を示す情報が、コピーガード処理が施され
ている場合に、コピーガード解除するための情報と共に
送信される。従って、送信される映像情報が本来、他の
媒体への記録を認めていなければ不正なコピー等に供さ
れることがない。
【0123】次に、第4実施形態について説明する。図
9は、本実施形態における第4実施形態における情報処
理装置の構成を示すブロック図である。図9に示す情報
処理装置は、例えばパーソナルコンピュータであり、パ
ーソナルコンピュータ(本体)82とディスプレイ84
により構成されている。パーソナルコンピュータ(本
体)82には、DVDプレーヤが搭載され、DVD86
に記録された映像情報に対する処理(ディスプレイ84
における表示等)を行なうことができる。
【0124】図9に示すように、第4実施形態における
情報処理装置のパーソナルコンピュータ(本体)82に
は、CPU部88、及びDVDデコード部90の機能が
設けられている。
【0125】CPU部88は、パーソナルコンピュータ
(本体)82の制御を司り、DVD86から読み込まれ
た映像情報に対する処理を行なうもので、処理内容を表
す表示情報(映像情報を含む)に対して正常な画像処理
を妨害するコピーガード処理を施すと共に、コピーガー
ド処理に関するコピーガード情報を送信するもので、制
御部92、通信部94が設けられている。
【0126】制御部92は、DVD86から読み込まれ
た映像情報に対する各種の処理を実行する他、通信部9
4を制御する機能を有する。通信部94は、制御部92
によって処理された映像情報を含む表示情報を外部に送
信するもので、映像信号送信部94a、制御信号送信部
94bが設けられている。
【0127】映像信号送信部94aは、映像情報に対し
て正常な画像処理を妨害するコピーガード処理を施した
上で、ディスプレイ84において表示を行なうためのR
GBHV信号Eとしてディスプレイ84に送出する。
【0128】制御信号送信部94bは、映像信号送信部
94aにおけるコピーガード処理に関するコピーガード
情報をI2 Cバスの制御信号Eとして送出する。DVD
デコード部90は、映像(音声を含む)が記録されたメ
ディア、例えばDVD84から映像情報を読み込みCP
U部86に出力する。
【0129】一方、ディスプレイ84は、例えばRGB
信号を入力して表示を行なうCRTにより構成され、ま
たI2 Cバスをサポートするもので、CPU部96、及
び表示部98の機能が設けられている。
【0130】CPU部96は、ディスプレイ84の制御
を司り、パーソナルコンピュータ(本体)82からのR
GBHV信号Eに対して、コピーガード情報に基づい
て、コピーガード処理を解除するコピーガード解除処理
を施した上で画像処理(画像表示)を行なうもので、制
御部100、通信部102、再生部104の機能が設け
られている。
【0131】制御部100は、通信部102によって受
信されたRGBHV信号Eの表示を制御する。通信部1
02は、パーソナルコンピュータ(本体)82からの映
像情報(RGBHV信号E)及びコピーガード情報を受
信するもので、映像信号受信部102a、制御信号受信
部102bが設けられている。
【0132】映像信号受信部102aは、コピーガード
処理が施された映像情報をRGBHV信号Eとして受信
し、再生部104に出力する。制御信号受信部102b
は、映像信号受信部102aによって受信される映像情
報に施されたコピーガード処理に関するコピーガード情
報を、I2 Cバスを介して制御信号Eとして受信し、コ
ピーガード情報の内容を再生部104に通知する。ま
た、制御信号受信部102bは、コピーガード情報の状
態を保持し、I2Cバスを介して参照される。
【0133】再生部104は、映像信号受信部32aに
よって受信されたコピーガード処理が施された映像情報
について、制御信号受信部102bによって受信された
コピーガード情報に基づいて、コピーガード解除処理を
施す。
【0134】表示部98は、CPU部96の再生部10
4によってコピーガード解除処理が施されたRGBHV
信号に応じた表示を行なう。次に、第4実施形態におけ
る動作について、図10、図11、及び図12に示すフ
ローチャートを参照しながら説明する。図10は、パー
ソナルコンピュータ(本体)82の機能を示すフローチ
ャートであり、図11は、ディスプレイ84の機能を示
すフローチャート、図12は、映像情報をファイルとし
て保存する場合の処理を説明するためのフローチャート
である。
【0135】まず、パーソナルコンピュータ(本体)8
2はDVDプレーヤによってDVD86に記録された映
像情報を読み込む(ステップF1)。DVDデコード部
90は、読み込まれた映像情報をデコードしCPU部8
6へ転送する。
【0136】CPU部88は、DVDデコード部90に
よってデコードされた映像情報に対して各種処理を実行
し、処理内容を表す表示情報(映像情報)を通信部94
に転送する。
【0137】通信部94の映像信号送信部94aは、映
像情報に応じた映像信号(RGBHV信号E)に対して
所定のスクランブル(コピーガード処理)を施してディ
スプレイ84出力する(ステップF2)。
【0138】また、制御信号送信部94bは、映像信号
送信部94aによってRGBHV信号Eに対して施され
たコピーガード処理に関するコピーガード情報として、
スクランブル有りを示す情報、スクランブルの種類(ス
クランブル解除の鍵)を示す情報に応じた制御信号Eを
2 Cバスを介してディスプレイ84に通知する(ステ
ップF2)。
【0139】一般には、DVD86から読み出された映
像情報を外部の機器に出力する際には、コピーガード処
理を施すようになっているが、表示装置において映像の
表示を行なうために出力されるRGB信号では、コピー
ガード処理が解除された状態になってしまうが、第4実
施形態における通信部94ではディスプレイ84へのR
GBHV信号Eに対してもコピーガード処理を施し、こ
のコピーガード処理に関するコピーガード情報を、一般
の制御バスとして用いられているI2 Cバスを利用して
ディスプレイ84に通知する。
【0140】一方、ディスプレイ84は、パーソナルコ
ンピュータ(本体)82からのGBHV信号Eと制御信
号Eを受信すると、制御信号受信部102bによって制
御信号Eがスクランブル有りを示すか判別する(ステッ
プG1)。
【0141】また、制御信号受信部102bは、制御信
号Eに含まれるスクランブルの種類(スクランブル解除
の鍵)の情報を再生部104に通知する。また、映像信
号受信部102aは、受信したRGBHV信号Eを再生
部104に転送する。
【0142】再生部104は、映像信号受信部104a
のRGBHV信号Eに対して、制御信号受信部102b
に通知されたスクランブルの種類(スクランブル解除の
鍵)に応じてディスクランブル(コピーガード解除処
理)を実行し、表示部98に供給する(ステップG
2)。
【0143】表示部98は、再生部104によってディ
スクランブルされたRGBHV信号をもとにして画像の
表示を行なう。ここで、パーソナルコンピュータ(本
体)82に、ディスプレイ84に表示されている画像を
記憶させるためのキャプチャカード等が実装されており
(図示せず)、表示されている画像をデータファイル
(ビットマップやMPEG2ファイル)として保存しよ
うとする操作が行われた場合(ステップH1)、制御部
92は、ディスプレイ84の制御信号受信部102bに
保持されたコピーガード情報の状態がI2 Cバスを介し
て参照する(ステップH2)。
【0144】ここで、ディスプレイ84において表示さ
れている映像がスクランブル有りを示す場合、制御部9
2は、ファイル保存を拒否する(ステップH3)。一
方、スクランブル無しを示す場合には、対象とする映像
情報についてファイル保存を行なう(ステップH4)。
【0145】なお、ディスプレイ84において、映像信
号受信部102aによって映像信号が受信されているに
も関わらず、制御信号受信部102bの制御信号Eによ
ってコピーガード情報が取得されなかった場合には、制
御部100は、映像信号受信部102aによって受信さ
れたRGBHV信号Eをもとにした画像表示が行われな
いようにする。
【0146】このようにして、情報処理装置(パーソナ
ルコンピュータ)内で表示に供される映像情報(RGB
HV信号)に対してもコピーガード処理を施すことで、
情報処理装置内のディスプレイ84への信号送信経路が
ショートカットされたとしても、コピーガード処理が施
されたRGBHV信号は、コピーガード情報に基づくコ
ピーガード解除処理を施さない限り正常な画像処理が行
えないため、映像情報そのものを利用することはでき
ず、またコピーガード情報によるコピーガード解除処理
ができないため無意味なものとなる。
【0147】次に、第5実施形態について説明する。図
13は、本発明の第5実施形態における映像情報処理シ
ステムの構成を示すブロック図であり、映像情報再生装
置として再生用VTR106を用い、映像記録装置とし
て録画用VTR(ビデオテープレコーダ)108を用い
た構成を示している。第5実施形態では、外部へ出力す
る映像情報に対してコピーガード処理を施し、コピーガ
ード処理に関係するコピーガード情報を出力する機能を
有していない機器(再生用VTR106)から出力され
る映像信号を扱う装置(録画用VTR108)を説明す
るものである。
【0148】図13に示すように、第5実施形態におけ
る再生用VTR106は、CPU部114、及び再生部
116の機能が設けられている。CPU部114は、再
生用VTR106の制御を司り、VTRテープ110か
ら読み込まれた映像情報を外部に送信するもので、制御
部118、通信部120が設けられている。
【0149】制御部118は、再生部116によって読
み込まれた映像情報を外部に出力するための通信部12
0を制御する機能を有する。通信部120は、再生部1
16によってVTRテープ110から読み出された映像
情報を外部に送信するもので、映像信号送信部120a
が設けられている。映像信号送信部120aは、制御部
118による制御に応じて、VTRテープ110から読
み込まれた映像情報を映像信号Fとして外部に送出す
る。
【0150】再生部116は、映像(音声を含む)が記
録されたメディア、例えばVTRテープ116から映像
情報を読み込みCPU部114に出力する。再生部11
6によって読み込まれるVTRテープ110に記録され
た映像情報には、予めコピーガード処理が施されている
ものと(例えば市販されている映画等の映像情報)、コ
ピーガード処理が施されていないもの(例えば家庭にお
いて録画したテレビ放送等の映像情報)がある。
【0151】一方、録画用VTR108は、CPU部1
22、及び記録再生部124の機能が設けられている。
CPU部122は、録画用VTR108の制御を司り、
再生用VTR106などの外部の映像情報再生装置から
の映像情報に対して、コピーガード情報の受信の有無に
応じて、コピーガード情報に基づきコピーガード処理を
解除するコピーガード解除処理を施した上で画像処理
(画像記録、外部出力など)を行なうもので、制御部1
26、通信部128、通信部130、再生部132の機
能が設けられている。
【0152】制御部126は、通信部128によって受
信された映像情報のVTRテープ112への記録、また
はVTRテープ112に記録された映像情報の読出し
(再生)を制御する。また、制御部126は、通信部1
28において、映像信号受信部128aへの映像信号の
受信に応じた、制御信号受信部128bにおける制御信
号の受信の有無に応じた処理を制御する。
【0153】通信部128は、再生用VTR106など
の外部の映像情報再生装置からの映像情報、及びコピー
ガード処理が施された映像情報を受信する際にコピーガ
ード情報を受信するもので、映像信号受信部128a、
制御信号受信部128bが設けられている。
【0154】映像信号受信部128aは、コピーガード
処理が施された映像情報を映像信号Kとして受信し、再
生部132に出力する。制御信号受信部128bは、映
像信号受信部128aによって受信される映像情報に施
されたコピーガード処理に関するコピーガード情報を制
御信号として受信し、コピーガード情報の内容を再生部
132に通知する。
【0155】再生部132は、映像信号受信部128a
によって受信されたコピーガード処理が施された映像情
報については、制御信号受信部128bによって受信さ
れたコピーガード情報に基づいてコピーガード解除処理
を施し、またコピーガード処理が施されていない映像情
報についてそのままとする。
【0156】通信部130は、再生部132によってコ
ピーガード解除処理が施された映像情報、または記録再
生部124によってVTRテープ112から読み出され
た映像情報を外部に送信するもので、映像信号送信部1
30a、制御信号送信部130bが設けられている。
【0157】映像信号送信部130aは、再生部132
によって再生された映像情報、または記録再生部124
によってVTRテープ112から読み出された画像情報
に対して正常な画像処理を妨害するコピーガード処理を
施した上で映像信号Gとして外部に送出する。
【0158】制御信号送信部130bは、映像信号送信
部130aにおけるコピーガード処理に関するコピーガ
ード情報を制御信号Gとして送出する。記録再生部12
4は、再生部132によって再生された映像情報(コピ
ーガード処理無し)、あるいは映像信号送信部130a
によってコピーガード処理が施された映像情報のVTR
テープ112に対する記録、またはVTRテープ112
に記録された映像情報(音声情報を含む)の読み出しを
行なう。
【0159】次に、第5実施形態における動作につい
て、図14及び図15に示すフローチャートを参照しな
がら説明する。図14のフローチャートに示す処理は、
コピーガード情報を出力する機能を有していない機器
(再生用VTR106)からの映像信号Kをそのまま利
用して画像処理を行なう第1の動作を示し、図15のフ
ローチャートに示す処理は、コピーガード情報を出力す
る機能を有していない機器(再生用VTR106)から
の映像信号Kに対して、画像処理を行わない第2の動作
を示している。
【0160】はじめに、第1の動作について、図14の
フローチャートを参照しながら説明する。まず、再生用
VTR106は、再生部116によって、VTRテープ
110に記録された映像情報を読み込み、そのままCP
U部114の通信部120(映像信号送信部120a)
から映像信号Kとして外部に送出される。映像信号Kに
は、本発明によるコピーガード処理か施されておらず、
コピーガード情報が出力されない。
【0161】一方、録画用VTR108は、再生用VT
R106からの映像信号Kを映像信号受信部128aに
よって受信した場合、制御信号受信部128bによって
制御信号が受信されているか否かを判別する(ステップ
J1)。ここで、制御信号が受信され、コピーガード情
報が通知された場合には、図14に示すステップJ2〜
J7の各ステップの処理を実行する。なお、ステップJ
2〜J7の各処理は、第2実施形態における図5のフロ
ーチャートに示すステップC1〜C6の各処理と同様に
して実行されるものとして説明を省略する。
【0162】これに対して、録画用VTR108は、映
像信号Kが紫綬心されているにも関わらず、制御信号受
信部128bによって制御信号が受信されない場合に
は、受信した映像信号Kをそのまま使用して画像処理を
実行する。
【0163】すなわち、録画用VTR108から外部出
力するようになっている場合(ステップJ8)、制御部
126は、通信部130を通じて、受信した映像信号を
そのまま映像信号Gとして外部へ出力し、また、制御信
号送信部130bは、スクランブル無しを示す情報を含
むコピーガード情報を制御信号Gとして外部へ出力する
(ステップJ9)。
【0164】また、録画用VTR108は、通信部12
8により入力されている映像信号Kについて、VTRテ
ープ112への記録(コピー)が要求された場合(ステ
ップJ10)、再生部132からの映像情報を、記録再
生部124によってそのままVTRテープ112へ記録
させる(ステップJ11)。
【0165】このようにして、コピーガード処理に対応
していない再生用VTR106(従来の既存の装置)か
ら送信された映像情報Kについては、コピーガード処理
に関するコピーガード情報が取得されないが、コピーガ
ードが取得できない場合には受信した映像情報をそのま
ま使用して画像処理を施すことで、既存の装置も利用す
ることができる。
【0166】なお、図13に示すシステム構成では、録
画用VTR108を例にして説明しているが、他の機器
であっても受信した映像信号Kをそのまま使用して動作
すればよい。つまり、表示装置であれば、映像信号Kに
より表示を行なう。録画系の装置であれば、DVDから
読み出された映像情報であればスクランブルが施されて
いるのでコピーすることができない。再生系の装置であ
れば、読み取り装置(DVDプレーヤ、VTR等)より
得られる映像信号をそのまま外部に対して出力する。こ
の場合も読み取り装置側でスクランブルの処理が正常に
行われているので不正コピーを行なうことができない。
【0167】次に、第2の動作について、図15に示す
フローチャートを参照しながら説明する。まず、再生用
VTR106は、再生部116によって、VTRテープ
110に記録された映像情報を読み込み、そのままCP
U部114の通信部120(映像信号送信部120a)
から映像信号Kとして外部に送出される。映像信号Kに
は、本発明によるコピーガード処理か施されておらず、
コピーガード情報が出力されない。
【0168】一方、録画用VTR108は、再生用VT
R106からの映像信号Kを映像信号受信部128aに
よって受信した場合、制御信号受信部128bによって
制御信号が受信されているか否かを判別する(ステップ
J1)。ここで、制御信号が受信され、コピーガード情
報が通知された場合には、図14に示すステップJ2〜
J7の各ステップの処理を実行する。なお、ステップJ
2〜J7の各処理は、第2実施形態における図5のフロ
ーチャートに示すステップC1〜C6の各処理と同様に
して実行されるものとして説明を省略する。また、制御
信号が受信されコピーガード情報によってスクランブル
無しが通知された場合には、ステップK8〜K11の処
理が実行される。なお、ステップK8〜K11の処理
は、図14に示すステップJ8〜J11の処理と同様に
して行われるものとして説明を省略する。
【0169】これに対して、録画用VTR108は、映
像信号Kが受信されているにも関わらず、制御信号受信
部128bによって制御信号が受信されない場合には、
受信した映像信号Kに対する画像処理を実行しない。
【0170】すなわち、制御部126は、通信部128
によって受信された映像信号Kについての外部出力を行
わず(ステップK12)、またVTRテープ112等の
他のメディアへの記録(コピー)の要求があった場合も
コピー動作を拒否する。
【0171】このようにして、コピーガード処理に対応
していない装置(従来の既存の装置)から送信された映
像信号Kについては、コピーガード処理に関するコピー
ガード情報が取得されないが、コピーガード情報が取得
できない場合には、強制的に画像処理を実行しないこと
で、受信した映像信号に対する不正な画像処理が確実に
防止される。
【0172】なお、上述した実施形態において記載した
手法は、コンピュータに実行させることのできるプログ
ラムとして、例えば磁気ディスク(フロッピーディス
ク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、
DVD等)、半導体メモリなどの記録媒体に書き込んで
各種装置に提供することができる。また、通信媒体によ
り伝送して各種装置に提供することも可能である。本装
置を実現するコンピュータは、記録媒体に記録されたプ
ログラムを読み込み、または通信媒体を介してプログラ
ムを受信し、このプログラムによって動作が制御される
ことにより、上述した処理を実行する。
【0173】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、映
像信号の伝送方式及び機器の種類に関係なく安定した確
実なコピーガードが可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における映像情報処理シ
ステムの構成を示すブロック図。
【図2】第1実施形態におけるDVDプレーヤ10の機
能を示すフローチャート。
【図3】第1実施形態における表示モニタ12の機能を
示すフローチャート。
【図4】本発明の第2実施形態における映像情報処理シ
ステムの構成を示すブロック図。
【図5】第2実施形態におけるVTR36の機能を示す
フローチャート。
【図6】本発明の第3実施形態における映像情報処理シ
ステムの構成を示すブロック図。
【図7】第3実施形態における再生用VTR52の機能
を示すフローチャート。
【図8】第3実施形態における録画用VTR54の機能
を示すフローチャート。
【図9】本実施形態における第4実施形態における情報
処理装置の構成を示すブロック図。
【図10】第4実施形態におけるパーソナルコンピュー
タ(本体)82の機能を示すフローチャート。
【図11】第4実施形態におけるディスプレイ84の機
能を示すフローチャート。
【図12】第4実施形態における映像情報をファイルと
して保存する場合の処理を説明するためのフローチャー
ト。
【図13】第5実施形態における映像情報処理システム
の構成を示すブロック図。
【図14】第5実施形態におけるコピーガード情報を出
力する機能を有していない機器(再生用VTR106)
からの映像信号Kをそのまま利用して画像処理を行なう
第1の動作を示すフローチャート。
【図15】第5実施形態におけるコピーガード情報を出
力する機能を有していない機器(再生用VTR106)
からの映像信号Kに対して、画像処理を行わない第2の
動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
10…DVDプレーヤ 12…表示モニタ 14,86…DVD 16,60,88…CPU部 18…入力部 20,64,92…制御部 22,66,94…通信部 22a,48a,66a,78a,94a…映像信号送
信部 22b,48b,66b,78b,94b…制御信号送
信部 26,40,70,96…CPU部 28,98…表示部 30,44,74…制御部 32,46…通信部 32a,46a,76a,102a…映像信号受信部 32b,46b,76b,102b…制御信号受信部 34,50,62,80,104…再生部 36…VTR 42,72…記録再生部 68…コピーガード切換え部 82…パーソナルコンピュータ 84…ディスプレイ 90…DVDデコード部 106…再生用VTR 108…録画用VTR

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒体に記録されている映像情報を読み込
    む読み込み手段と、 前記読み込み手段に読み込まれた前記映像情報に対し
    て、正常な画像処理を妨害するコピーガード処理を施す
    と共に、前記コピーガード処理に関するコピーガード情
    報を送信する送信手段と、 前記前記送信手段によって送信される前記映像情報及び
    前記コピーガード情報を受信する受信手段と、 前記受信手段によって受信された前記映像情報に対し
    て、前記コピーガード情報に基づいて、コピーガード処
    理を解除するコピーガード解除処理を施した上で画像処
    理を行なう画像処理手段とを具備したことを特徴とする
    映像情報処理システム。
  2. 【請求項2】 媒体に記録されている映像情報を読み込
    む読み込み、 この読み込まれた前記映像情報に対して、正常な画像処
    理を妨害するコピーガード処理を施すと共に、前記コピ
    ーガード処理に関するコピーガード情報を送信し、 この送信された前記映像情報及び前記コピーガード情報
    を受信し、 この受信された前記映像情報に対して、前記コピーガー
    ド情報に基づいて、コピーガード処理を解除するコピー
    ガード解除処理を施した上で画像処理を行なうことを特
    徴とする映像情報処理方法。
  3. 【請求項3】 媒体に記録されている映像情報を読み込
    む読み込み手段と、 前記読み込み手段に読み込まれた前記映像情報に対し
    て、正常な画像処理を妨害するコピーガード処理を施す
    と共に、前記コピーガード処理の解除に関するコピーガ
    ード情報を送信する送信手段とを具備したことを特徴と
    する映像情報再生装置。
  4. 【請求項4】 映像情報と、同映像情報に対して施され
    た正常な画像処理を妨害するコピーガード処理の解除に
    関するコピーガード情報を受信する受信手段と、 前記受信手段によって受信された前記映像情報に対し
    て、前記コピーガード情報に基づいて、コピーガード処
    理を解除するコピーガード解除処理を施した上で、前記
    映像情報に応じた表示を行なう表示手段とを具備したこ
    とを特徴とする表示装置。
  5. 【請求項5】 前記表示手段は、前記受信手段によって
    コピーガード情報が受信されなかった場合に、前記映像
    情報に応じた表示を行わないことを特徴とする請求項4
    記載の表示装置。
  6. 【請求項6】 映像情報と、同映像情報に対して施され
    た正常な画像処理を妨害するコピーガード処理の解除に
    関するコピーガード情報を受信する受信手段と、 前記受信手段によって受信された前記映像情報に対し
    て、前記コピーガード情報に基づいて、コピーガード処
    理を解除するコピーガード解除処理を施す再生手段と、 前記再生手段によってコピーガード解除処理が施された
    映像情報に対してコピーガード処理を施して送信する送
    信手段と、 前記受信手段によって受信された映像情報の媒体への記
    録が指示された際に、前記送信手段によって送信される
    映像情報を媒体に対して記録する記録手段とを具備した
    ことを特徴とする映像記録装置。
  7. 【請求項7】 媒体に記録されている映像情報を読み込
    む読み込み手段と、 前記読み込み手段によって読み込まれた映像情報に対す
    るコピーガード処理の実行の有無を切り換える切換手段
    と、 前記読み込み手段に読み込まれた前記映像情報に対し
    て、前記切換手段による切り換えに応じて、正常な画像
    処理を妨害するコピーガード処理を選択的に施すと共
    に、前記コピーガード処理の有無及び解除に関する情報
    を含むコピーガード情報を送信する送信手段とを具備し
    たことを特徴とする映像情報再生装置。
  8. 【請求項8】 映像装置と、同映像情報に対して施され
    た正常な画像処理を妨害するコピーガード処理の有無及
    び解除に関する情報を含むコピーガード情報を受信する
    受信手段と、 前記受信手段によって受信された前記映像情報に対し
    て、前記コピーガード情報にコピーガード処理有りを示
    す情報が含まれる場合に、前記コピーガード処理の解除
    に関する情報に基づいて、コピーガード処理を解除する
    コピーガード解除処理を施す再生手段と、 前記コピーガード情報にコピーガード処理有りを示す情
    報が含まれる場合に、前記再生手段によってコピーガー
    ド解除処理が施された映像情報に対して、コピーガード
    処理を施して送信する送信手段と、 前記受信手段によって受信された映像情報の媒体への記
    録が指示された際に、前記コピーガード情報にコピーガ
    ード処理有りを示す情報が含まれる場合に、前記送信手
    段によって送信される映像情報を媒体に対して記録する
    記録手段とを具備したことを特徴とする映像記録装置。
  9. 【請求項9】 前記送信手段は、コピーガード処理を施
    した映像情報と、同映像情報に施したコピーガード処理
    に関するコピーガード情報を送信することを特徴とする
    請求項6記載または請求項8記載の映像記録装置。
  10. 【請求項10】 前記記録手段は、前記受信手段によっ
    てコピーガード情報が受信されなかった場合に、前記映
    像情報の媒体に対する記録を行わないことを特徴とする
    請求項6記載または請求項8記載の映像記録装置。
  11. 【請求項11】 前記送信手段は、前記受信手段によっ
    てコピーガード情報が受信されなかった場合に、外部に
    映像情報を出力しないことを特徴とする請求項6記載ま
    たは請求項8記載の映像記録装置。
  12. 【請求項12】 情報処理装置本体と、同情報処理装置
    本体と接続された表示装置とから構成される情報処理装
    置において、 前記情報処理装置本体は、 媒体に記録されている映像情報を読み込む読み込み手段
    と、 前記読み込み手段に読み込まれた前記映像情報に対し
    て、正常な画像処理を妨害するコピーガード処理を施す
    と共に、前記コピーガード処理に関するコピーガード情
    報を送信する送信手段とを具備し、 前記表示手段は、 前記送信手段によって送信される前記映像情報及び前記
    コピーガード情報を受信する受信手段と、 前記受信手段によって受信された前記映像情報に対し
    て、前記コピーガード情報に基づいて、コピーガード処
    理を解除するコピーガード解除処理を施した上で、前記
    映像情報に応じた表示を行なう表示手段とを具備したこ
    とを特徴とする情報処理装置。
  13. 【請求項13】 映像情報と、同映像情報に対して施さ
    れた正常な画像処理を妨害するコピーガード処理の解除
    に関するコピーガード情報を受信するための受信手段
    と、 前記受信手段によって前記コピーガード情報が受信され
    た場合に、前記受信手段によって受信された前記映像情
    報に対して、前記コピーガード情報に基づいて、コピー
    ガード処理を解除するコピーガード解除処理を施す解除
    手段と、 前記受信手段によって前記コピーガード情報が受信され
    なかった場合に、前記受信手段によって受信された映像
    情報について画像処理を実行し、前記受信手段によって
    前記コピーガード情報が受信された場合に、前記解除手
    段によってコピーガード解除処理が施された映像情報に
    ついて画像処理を実行する画像処理手段とを具備したこ
    とを特徴とする画像処理装置。
  14. 【請求項14】 映像情報と、同映像情報に対して施さ
    れた正常な画像処理を妨害するコピーガード処理の解除
    に関するコピーガード情報を受信するための受信手段
    と、 前記受信手段によって前記コピーガード情報が受信され
    た場合に、前記受信手段によって受信された前記映像情
    報に対して、前記コピーガード情報に基づいて、コピー
    ガード処理を解除するコピーガード解除処理を施す解除
    手段と、 前記受信手段によって前記コピーガード情報が受信され
    た場合に、前記解除手段によってコピーガード解除処理
    が施された映像情報について画像処理を実行し、前記受
    信手段によって前記コピーガード情報が受信されなかっ
    た場合に、画像処理を実行しない画像処理手段とを具備
    したことを特徴とする画像処理装置。
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